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    8766 東京海上ホールディングス株式会社 有価証券報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2026年6月26日
    【事業年度】 第24期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    【会社名】 東京海上ホールディングス株式会社
    【英訳名】 Tokio Marine Holdings, Inc.
    【代表者の役職氏名】 取締役社長 小池 昌洋
    【本店の所在の場所】 東京都千代田区大手町二丁目6番4号
    【電話番号】 03-6704-7700
    【事務連絡者氏名】 法務コンプライアンス部文書グループ セクションチーフ 中田 進
    【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区大手町二丁目6番4号
    【電話番号】 03-6704-7700
    【事務連絡者氏名】 法務コンプライアンス部文書グループ セクションチーフ 中田 進
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 国際財務報告基準
    移行日 第23期 第24期
    決算年月 2024年 4月1日 2025年3月 2026年3月
    保険収益 (百万円) - 7,396,221 7,693,560
    税引前利益 (百万円) - 596,330 750,700
    親会社の所有者に帰属する 当期利益 (百万円) - 450,423 531,255
    親会社の所有者に帰属する 当期包括利益 (百万円) - 126,980 1,492,628
    親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 7,511,886 7,085,055 7,955,554
    総資産額 (百万円) 31,141,365 30,497,359 33,002,651
    1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 3,807.66 3,684.66 4,235.02
    基本的1株当たり当期利益 (円) - 231.41 279.35
    希薄化後1株当たり当期利益 (円) - 231.23 279.15
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 24.12 23.23 24.11
    親会社所有者帰属持分 当期利益率 (%) - 6.17 7.06
    株価収益率 (倍) - 24.79 26.16
    営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) - 2,013,920 1,390,562
    投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) - △180,681 △402,738
    財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) - △1,223,919 △642,094
    現金及び現金同等物の 期末残高 (百万円) 1,327,730 1,939,807 2,332,406
    従業員数 (人) 43,870 51,436 67,526

    (注) 1.第24期より国際財務報告基準(以下、IFRS)に基づいて連結財務諸表を作成しています。

    2.従業員数は、就業人員数です。

    3.移行日および第23期の従業員数は、日本基準による連結範囲に基づくものです。

    回次 日本基準
    第20期 第21期 第22期 第23期 第24期
    決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
    経常収益 (百万円) 5,863,770 6,610,046 7,424,667 8,440,114 8,872,277
    正味収入保険料 (百万円) 3,887,821 4,469,989 4,824,986 5,305,182 5,566,337
    経常利益 (百万円) 567,413 494,165 842,576 1,460,007 1,348,630
    親会社株主に帰属する 当期純利益 (百万円) 420,484 374,605 695,808 1,055,276 980,428
    包括利益 (百万円) 590,780 △124,438 1,874,295 449,490 962,135
    純資産額 (百万円) 4,072,625 3,600,919 5,183,341 5,103,545 5,457,571
    総資産額 (百万円) 27,245,852 27,397,818 30,594,869 31,237,340 31,961,940
    1株当たり純資産額 (円) 1,977.35 1,800.13 2,623.94 2,640.27 2,885.44
    1株当たり当期純利益 (円) 204.48 186.42 351.59 542.16 515.55
    潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 (円) 204.42 186.41 351.59 - -
    自己資本比率 (%) 14.76 13.08 16.92 16.25 16.96
    自己資本利益率 (%) 10.94 9.85 15.88 20.58 18.68
    株価収益率 (倍) 11.62 13.66 13.38 10.58 14.18
    営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) 1,102,240 1,007,710 1,072,124 1,345,080 584,259
    投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) △665,444 18,065 △627,647 164,619 639,725
    財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) △504,629 △1,009,226 △406,204 △1,188,437 △624,251
    現金及び現金同等物の 期末残高 (百万円) 912,216 985,382 1,086,981 1,469,794 2,085,069
    従業員数 (人) 43,048 43,217 43,870 51,436 51,717

    (注) 1.IFRSを適用している海外連結子会社において、IFRS第17号「保険契約」を第22期の期首から適用しています。当該会計基準は遡及適用され、第21期については遡及適用後の数値となっています。

    2.当社は、2022年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。第20期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しています。

    3.第23期および第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    4.従業員数は、就業人員数です。

    5.第24期の日本基準による諸数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第20期 第21期 第22期 第23期 第24期
    決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
    営業収益 (百万円) 307,028 291,561 229,655 755,128 661,990
    経常利益 (百万円) 282,956 263,335 196,347 715,917 616,247
    当期純利益 (百万円) 282,568 262,695 196,586 698,090 616,081
    資本金 (百万円) 150,000 150,000 150,000 150,000 150,000
    発行済株式総数 (千株) 680,000 2,002,500 1,978,000 1,934,000 1,934,000
    純資産額 (百万円) 2,403,346 2,362,886 2,278,084 2,426,344 2,415,768
    総資産額 (百万円) 2,412,950 2,374,365 2,376,823 2,440,631 2,551,233
    1株当たり純資産額 (円) 1,181.94 1,186.70 1,154.71 1,261.84 1,286.00
    1株当たり配当額 (円) 255.00 ※ 200.00 123.00 172.00 218.00
    (うち1株当たり中間配当額) (120.00) (150.00) (60.50) (81.00) (105.50)
    1株当たり当期純利益 (円) 137.41 130.72 99.33 358.65 323.96
    潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 (円) 137.37 130.72 99.33 - -
    自己資本比率 (%) 99.60 99.52 95.84 99.41 94.69
    自己資本利益率 (%) 11.85 11.02 8.47 29.68 25.45
    株価収益率 (倍) 17.29 19.48 47.35 15.99 22.56
    配当性向 (%) 61.86 76.50 123.83 47.96 67.29
    従業員数 (人) 877 971 1,117 1,232 1,339
    株主総利回り (%) (%) 141 157 298 375 493
    (比較指標:TOPIX(配当込)) (102) (108) (153) (150) (202)
    最高株価 (円) 7,565.00 3,000.00 (8,362.00) 4,829.00 6,679.00 7,870.00
    最低株価 (円) 4,907.00 2,503.00 (6,500.00) 2,513.00 4,046.00 4,355.00

    (注) 1.当社は、2022年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。第20期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しています。

    ※ 第21期の1株当たり配当額200.00円は、当該株式分割前の1株当たり中間配当額150.00円と、当該株式分割後の1株当たり期末配当額50.00円を単純合算した金額としています。なお、当該株式分割が行われていないと仮定した場合の1株当たり配当額(うち1株当たり中間配当額)は下記のとおりです。

    回次 第20期 第21期 第22期 第23期 第24期
    決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
    1株当たり配当額 (円) 255.00 300.00 369.00 516.00 654.00
    (うち1株当たり 中間配当額) (120.00) (150.00) (181.50) (243.00) (316.50)

    2.第24期の1株当たり配当額218.00円のうち、期末配当額112.50円については、2026年6月29日開催予定の定時株主総会の決議事項になっています。

    3. 第23期および第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    4.従業員数は、就業人員数です。

    5.株主総利回りは、配当を当社株式に再投資して得られる損益を含めて算定しています。

    6.最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部、同年4月4日以降は同取引所プライム市場においてのものです。第21期については株式分割後の株価を記載しており、括弧内の記載は株式分割前の株価です。

    2【沿革】

    2001年9月 東京海上火災保険株式会社および日動火災海上保険株式会社が、株式移転により完全親会社を設立することに関し、共同株式移転契約を締結した。
    2001年12月 東京海上火災保険株式会社および日動火災海上保険株式会社の臨時株主総会において当社設立が承認された。
    2002年4月 当社を設立した。 東京証券取引所および大阪証券取引所各市場第一部に上場した(2013年7月に大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部に統合)。米国ナスダックにADRを上場した。
    2003年10月 当社の子会社である東京海上あんしん生命保険株式会社(存続会社)および日動生命保険株式会社が合併し、東京海上日動あんしん生命保険株式会社に商号変更した。
    2004年2月 当社の子会社である東京海上火災保険株式会社を通じてスカンディア生命保険株式会社の発行済全株式を取得した。同年4月に東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社に商号変更した。
    2004年10月 当社の子会社である東京海上火災保険株式会社(存続会社)および日動火災海上保険株式会社が合併し、東京海上日動火災保険株式会社に商号変更した。
    2006年4月 当社の子会社である東京海上日動火災保険株式会社から、会社分割により同社の日新火災海上保険株式会社管理営業を承継した。同年9月に、株式交換により日新火災海上保険株式会社を当社の完全子会社とした。
    2007年7月 2008年7月 2014年10月 2022年4月 米国ナスダックにおけるADRの上場を自主的に廃止し、同国店頭市場に移行させた。 株式会社ミレアホールディングスから東京海上ホールディングス株式会社に商号変更した。 当社の子会社である東京海上日動あんしん生命保険株式会社(存続会社)および東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社が合併した。 東京証券取引所の市場区分の見直しを受け、同取引所の市場第一部からプライム市場に移行した。

    3【事業の内容】

     当社グループは、当社、子会社436社および関連会社25社により構成されており、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業およびソリューション・その他事業を営んでいます。

     また、当社は特定上場会社等です。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

     2026年3月31日現在の事業の系統図は以下のとおりです。

    (注)1. 東京海上ダイレクト損害保険株式会社は、2025年10月1日付でイーデザイン損害保険株式会社から名称変更しました。

    2. Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd.は、2025年10月18日付でTokio Marine Life Insurance Singapore Ltd.から名称変更しました。

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    (連結子会社)
    東京海上日動火災保険株式会社 東京都千代田区 101,994 国内損害保険事業 100.0 経営管理契約 役員の兼任等
    日新火災海上保険株式会社 東京都千代田区 10,194 国内損害保険事業 100.0 経営管理契約 役員の兼任等
    東京海上ダイレクト損害保険株式会社 東京都新宿区 42,303 国内損害保険事業 100.0 経営管理契約 役員の兼任等
    東京海上日動あんしん生命 保険株式会社 東京都千代田区 55,000 国内生命保険事業 100.0 経営管理契約 役員の兼任等
    ID&Eホールディングス株式会社 東京都千代田区 7,553 ソリューション・その他事業 100.0 経営管理契約 役員の兼任等
    Tokio Marine North America, Inc. 米国・デラウェア州・ウィルミントン 0 千米ドル 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Philadelphia Consolidated Holding Corp. 米国・ペンシルバニア州・バラキンウィッド 1 千米ドル 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Delphi Financial Group, Inc. 米国・デラウェア州・ウィルミントン 1 千米ドル 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    HCC Insurance Holdings, Inc. 米国・デラウェア州・ウィルミントン 1 千米ドル 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Privilege Underwriters, Inc. 米国・デラウェア州・ウィルミントン 0 千米ドル 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Tokio Marine Kiln Group Limited 英国・ロンドン 1,010 千英ポンド 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Tokio Marine Asia Pte. Ltd. シンガポール・シンガポール 1,250,971 千シンガポールドル 542,000 千タイバーツ 3,550,000 千南アフリカランド 海外保険事業 100.0 (100.0) 役員の兼任等
    Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd. シンガポール・シンガポール 1,800,451 千シンガポールドル 海外保険事業 99.7 (99.7) 役員の兼任等
    Tokio Marine Seguradora S.A. ブラジル・サンパウロ 3,205,213 千ブラジルレアル 海外保険事業 98.6 (98.6) 役員の兼任等
    その他422社
    (持分法適用関連会社等)
    IFFCO-TOKIO General Insurance Company Limited インド・ニューデリー 2,878,185 千インドルピー 海外保険事業 49.0 (49.0) 役員の兼任等
    その他24社

    (注)1. 主要な事業の内容には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。

    2. 上記関係会社のうち、東京海上日動火災保険株式会社、東京海上ダイレクト損害保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、Tokio Marine Asia Pte. Ltd.、Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd.およびTokio Marine Seguradora S.A.は、特定子会社に該当します。また、連結子会社のその他422社に含まれる会社のうち、特定子会社に該当する会社は、Tokio Marine HCC Insurance Holdings (International) Limited、HCC International Insurance Company PLC、Asia General Holdings Pte. Ltd.、Tokio Marine Insurans (Malaysia) Berhad、Tokio Marine Life Insurance Malaysia Bhd.、Tokio Marine Safety Insurance (Thailand) Public Company Limited、Tokio Marine Life Insurance (Thailand) Public Company Limited、PT Tokio Marine Life Insurance Indonesiaおよび新安東京海上産物保険股份有限公司です。

    3. 上記関係会社のうち、有価証券報告書を提出している会社は、東京海上日動火災保険株式会社です。

    4. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

    5. 東京海上日動火災保険株式会社の保険収益とその他の収益の合計(連結会社相互間の内部収益を除く)の連結保険収益と連結その他の収益の合計に占める割合が10%を超えていますが、当該連結子会社は有価証券報告書を提出しているため、主要な損益情報等の記載を省略しています。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    (1)経営方針

    ①経営理念

     当社は、東京海上グループの全役職員が共有する経営理念を策定しており、その内容は次のとおりです。

    <東京海上グループ経営理念>

     東京海上グループは、お客様の信頼をあらゆる活動の原点におき、企業価値を永続的に高めていきます。

     ○お客様に最高品質の商品・サービスを提供し、安心と安全をひろげます。

     ○株主の負託に応え、収益性・成長性・健全性を備えた事業をグローバルに展開します。

     ○社員一人ひとりが創造性を発揮できる自由闊達な企業風土を築きます。

     ○良き企業市民として公正な経営を貫き、広く社会の発展に貢献します。

    ②東京海上グループ中期経営計画2026 ~次の一歩の力になる。~

     東京海上グループは、事業環境が加速度的に変化するなかでも、お客様や社会の“いざ”をお守りするというパーパスを果たし続けるために、中期経営計画(2024年度~2026年度)においては、グローバルなリスク分散およびグループ一体経営をグループの基本戦略とし、成長の3本柱(①価値提供領域の飛躍的な拡大、②ディストリビューションの多様化・複線化および③生産性の徹底的な向上)ならびに規律の2本柱(①内部統制およびガバナンスの強化および向上ならびに②事業ポートフォリオおよび資本管理の高度化)をグループの重点戦略として取り組んでいます。

    ③目標とする経営指標等

     東京海上グループは、企業価値を的確に把握しその拡大に努める観点から、グループ全体の業績を示す経営指標として修正純利益および修正ROE(いずれも国際財務報告基準(IFRS))を掲げています。

     2026年度の修正純利益および修正ROEは、前年の自然災害が少なかったことの反動の一方で、国内保険事業における自動車保険の収支改善、前年に実施したボルトオン買収の利益貢献および国内外の為替の影響により、本有価証券報告書提出日現在において、それぞれ9,500億円、13.0%を見込んでいます。

    なお、当事業年度までの経営指標としては修正純利益および修正ROE(いずれも日本基準)を掲げており、当事業年度の半期報告書提出日時点においては、それぞれ11,100億円、20.5%を見込んでいましたが、政策株式売却益の増加等により、実績はそれぞれ12,048億円、22.0%となりました。

     修正純利益および修正ROE(いずれも国際財務報告基準(IFRS))は、それぞれ次の方法で算出します。

    ・修正純利益*1

     修正純利益=連結当期利益*2-キャピタル損益*3-ALM*4・ヘッジ関連損益-事業投資関連損益*5

    ・修正純資産*1,6

     修正純資産=連結純資産*7-含み損益

    ・修正ROE

     修正ROE=修正純利益÷修正純資産

    *1 調整額は税引後です。

    *2 連結財務諸表上の「親会社の所有者に帰属する当期利益」です。

    *3 ALM*4・ヘッジ関連損益以外のキャピタル損益をいいます。

    *4 ALMとは、資産・負債の総合管理をいいます。

    *5 その他無形資産償却額等を含みます。

    *6 平均残高ベースで算出しています。

    *7 連結財務諸表上の「親会社の所有者に帰属する持分合計」です。

    (2)経営環境及び対処すべき課題

     2026年度も、気候変動による災害の激甚化、AIの急速な進歩、変化の激しい各国の政治・社会情勢や地政学リスク等、国内外の先行きに対する不透明感が強い状況は続く見込みです。

     こうした状況のなか、東京海上グループは、パーパスに基づく2035年にありたい姿(「Aspiration」)として、「日本発のグローバルカンパニーとして、安心・安全の提供を通じ、お客様や社会の“いざ”と“いつも”をお守りし、幸せにあふれる社会と未来の創造に挑戦し続ける」という姿を掲げています。2026年度は、「東京海上グループ中期経営計画2026~次の一歩の力になる。~」の最終年度となります。計画の達成に向けて、各事業がオーナーシップを発揮しながら、ソリューション事業を中心とした価値提供領域の飛躍的な拡大、ダイレクトチャネルの拡充等の販売チャネルの多様化・複線化、AI・データ等を活用したアンダーライティング(保険引受)の高度化・自動化や生産性の徹底的な向上、そして内部統制・ガバナンスの強化と資本管理の高度化に取り組んでまいります。

     各事業における今後の取組みは、次のとおりです。

    <国内損害保険事業>

     東京海上日動火災保険株式会社は、中期経営計画のキーコンセプトである「Re-New」のもと、「本当に信頼されるお客様起点の会社」となることをめざし、引き続き組織風土の変革を進めてまいります。また、「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」として、保険金支払いに留まらない事前(リスクや損害の発生の抑制)・事後(早期復旧や再発防止)の領域における商品・サービスの提供にも取り組んでまいります。東京海上ダイレクト損害保険株式会社は、AI・データ等を活用したアプリケーションの機能拡充等、ダイレクトの強みを活かしながらお客様起点で品質を高めることで事業基盤の強化を図ってまいります。

    <国内生命保険事業>

     東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、創業以来の理念に立ち返り、引き続き「お客様本位の生命保険事業」の運営に向けた取組みとガバナンスの強化に取り組んでまいります。また、お客様本位の取組みのさらなる強化と今後予想される環境変化に対応するための成長戦略である「あんしんReboot(再起動)」のもと、未病・早期発見・重症化予防等の領域における新たな保障・サービスの開発や、保障と一体型のヘルスケアサービスの提供等にも取り組みながら、持続的な成長の実現をめざします。

    <海外保険事業>

     引き続き、高度な保険引受能力や専門性を活かした保険料収入の拡大、保険料率の見直し等を通じて、保険引受利益を持続的かつ安定的に拡大してまいります。加えて、競争力ある商品のグローバル展開や資産運用の高度化等、海外保険事業全体におけるシナジーの拡大とともに、収益性の向上に取り組んでまいります。また、さらなる質の高いポートフォリオの構築に向け、グローバルなリスク分散や戦略的なM&Aの実行に取り組んでまいります。

    <ソリューション・その他事業>

     多様なリスクや損害そのものを減らすソリューションを保険と一体的に提供していくことで、社会全体のレジリエンス向上を実現するとともに、ソリューション事業を国内保険事業と海外保険事業に次ぐ東京海上グループの収益の柱とすることをめざします。お客様や社会の課題は多様化・複雑化していますが、当社はこの環境をお客様や社会のお役に立てる重要な成長機会として捉えています。ID&Eホールディングス株式会社および東京海上日動火災保険株式会社等が共創して取り組んでいる防災・減災領域をはじめ、モビリティ、ヘルスケア(予防・未病)や脱炭素社会への移行等の複数の領域においてソリューションを提供し、事業規模の拡大を図ってまいります。

     これらの各事業を支え、「People's Business(人とその信頼からなる事業)」である保険事業を営む東京海上グループの競争力の源泉となるのは、昔も今もこれからも「人」です。すべてのステークホルダーの「幸せ(Happiness)」に貢献できる企業として、社員一人ひとりが適材適所でやりがいと誇りをもって活躍できるよう支援し、多様な人材が持てる力を遺憾なく発揮できる公正な環境を整えます。将来に向けた人材投資も行い、100年後もお客様や社会の“いざ”と“いつも”をお守りする存在であり続けるための人的資本および人材基盤の強化にグループを挙げて取り組んでまいります。

     東京海上グループは、急速に進歩するAIをビジネスモデル変革の鍵と位置付けています。AIを徹底的に活用し、アンダーライティング(保険引受)や照会応答の高度化等を通じてお客様の安心や利便性を飛躍的に高めることに加え、生産性の向上にも取り組んでまいります。

     2026年3月には、世界で最も成功した投資会社の一つであり、保険事業を中核に卓越した投資実績を有するBerkshire Hathawayグループとの戦略的提携に合意しました。同グループの強固な財務基盤および保険・再保険分野における豊富な引受経験と、当社のグローバルに展開する保険プラットフォーム、業界をリードする保険引受力等の双方の強みを結集するとともに、共同投資によるM&Aの実行等を通じて、当社の持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。

     株主還元については、配当を基本とする方針としています。事業を通じた利益成長と配当の拡大は整合的であるべきとの考えに基づき、力強い利益成長を通じ、継続的な増配を実現できるよう努めてまいります。

     当社は、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の承認が得られることを条件に、同日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行します。これにより、「お客様の信頼をあらゆる活動の原点におく」という経営理念のもと、「成長戦略とガバナンスの高位均衡」の実現を、さらに進化、充実させながら、グループを挙げて業務に邁進してまいります。

    2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    (1)サステナビリティ共通

     東京海上グループは、「お客様や社会のいざをお守りする」というパーパスを起点に、時代ごとの社会課題を自ら探し出し、保険本業を通じてその課題解決に貢献することで成長してきました。東京海上グループの事業活動は社会課題解決そのものであるため、使命感を持って事業活動に取り組むことで、安心・安全に生活し、かつ果敢に挑戦できるサステナブルな社会の実現に貢献できると考えています。

    ①ガバナンス

     グループ全体でサステナビリティ戦略を推進するため、グループCEO、グループサステナビリティ総括(以下「CSUO」といいます)、グループ資本政策総括(以下「CFO」といいます)、グループリスク管理総括(以下「CRO」といいます)を含むチーフオフィサー、海外の経営陣等で構成されるサステナビリティ委員会を設置し、取組内容や方針等をグローバルベースで審議しています。サステナビリティ委員会は原則として年4回開催し、サステナビリティ課題への対応方針等に関する審議および各施策の進捗状況のモニタリングを行っています。取締役会は、サステナビリティ関連のリスクおよび機会に関する戦略を含む、東京海上グループの戦略、事業計画、リスク管理プロセスを監督する最終的な責任を負います。CSUOは、サステナビリティ関連の目標設定を含む、サステナビリティ戦略の推進および浸透を総括し、取締役会に方針を諮るとともにサステナビリティ委員会の審議内容や目標達成に向けた進捗状況等を取締役会に報告する役割を担っています。取締役会は年1回以上報告を受け、サステナビリティのリスクおよび機会に関するトレードオフを考慮しながらサステナビリティに関する取組みについて審議し、執行を適切に監督しています。
     2025年度は、以下のとおり取締役会において審議しました。

    実施月 審議事項
    2025年5月 グループサステナビリティ 2024年度取組みの振返りおよび2025年度年次計画
    2025年10月 グループサステナビリティ 2025年度年次計画の進捗報告
    2026年3月 グループサステナビリティ 2025年度年次計画の進捗報告

    また、リスクベース経営(ERM)に基づき、ERM戦略を議論する場として、当社はERM委員会を設置し、ERM委員会での論議等を通じて、気候変動および自然関連リスクを含むグループ全体のリスク管理を行っています。ERM委員会での議論を踏まえ、取締役会は、重要なリスクテイク方針(リスクアペタイト)を決定し、ERM戦略に関する最終的な責任を負います。リスクベース経営(ERM)については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。

    ■スキルおよびコンピテンシー

    サステナビリティ関連のリスクおよび機会に対応するために定めた戦略を取締役会が適切に監督するために、取締役の選任にあたっては、サステナビリティに関するスキルおよびコンピテンシーも考慮し、取締役会全体としてサステナビリティに関する取組みを適切に審議し、執行を適切に監督できる体制を有することとしています。当社は、「環境」というスキル項目を設定し、気候変動対策等のサステナビリティ関連業務に関するスキルの有無を、サステナビリティ関連業務への従事経験等にて判断しています。本有価証券報告書提出日現在、「環境」のスキルを有する取締役および監査役は7名(うち6名は社外役員)です。役員の選任要件、役員のスキルに関する考え方の全体像およびスキルマトリクスについては「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2)役員の状況 ②役員の選任要件、役員のスキルについての考え方および定時株主総会後の役員のスキル」に記載のとおりです。

    ■業績連動報酬における指標

    取締役の業績連動報酬は「個人目標」および「会社目標」の前年度実績の評価について、報酬委員会の答申を踏まえ、取締役会で決定しています。「会社目標」の業績評価指標には、サステナビリティ戦略に係る非財務指標を10%取り入れています。なお、業績連動報酬のうち、サステナビリティに係る指標に連動する報酬は、気候変動対応等主要課題として掲げる分野における取組みの進捗状況を指標とし、サステナビリティ委員会にて1次評価を行った後に、報酬委員会にて審議を行い、取締役会で最終決定します。

    ■サステナビリティ推進体制図

    (注)グループダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン総括

    ②戦略

     東京海上グループは、「次の世代に明るい未来を引き継ぐことは私たちの責務である」との強い想いから、「お客様」、「社会」、「社員」および「株主・投資家」に加え、「未来世代」をステークホルダーに位置付けています。

     東京海上グループは、パーパスを起点に取り組むべき8つの重点領域を設定しています。事業活動により社会課題を解決しながらサステナブルな社会づくりに貢献し、その結果として社会的価値と経済的価値を同時に高めていきます。

    東京海上グループの8つの重点領域

    重点領域 取組み
    a.気候変動対策の推進 ・2050年ネットゼロの実現(含む保険引受・投融資先) ・保険引受・投融資先企業とのエンゲージメントやグリーントランスフォーメーション(以下「GX」といいます)関連の保険・ソリューションの提供を通じたトランジションへの貢献
    b.災害レジリエンスの向上 ・自然災害対応の高度化(大規模災害時に速やかに保険金をお支払いする「商品・サービスの開発と提供」、「業務プロセスの効率化」) ・事前・事後領域(現状把握、対策実行、避難・退避、復旧・再建)における災害リスクマネジメントサービスの提供
    c.健やかで心豊かな生活の支援 ・新たなヘルスケア商品・サービス(予防・未病)の開発・提供、寿命の延長により増加する資産形成・貯蓄ニーズへの対応 ・中小企業支援を通じた社会・地域課題解決
    d.人と多様性の尊重 ・人的資本のさらなる強化・経営戦略の実現に資する人事戦略の実行 ・多様性の確保と多様性が活きるカルチャーの醸成・浸透 ・保険引受・投融資先、バリューチェーン、自社オペレーションにおける人権デューデリジェンスの推進
    e.イノベーティブなソリューションの提供 ・デジタル、データを活用した、GX、災害レジリエンス、ウェルビーイング等の社会課題を解決するソリューションの提供
    f.自然の豊かさを守る ・2030年ネイチャーポジティブ(自然資本や生物多様性の損失を止め、回復させること)への貢献 ・マングローブ植林やアマモ場の保全・再生活動、海を守る活動等による地球温暖化防止および生物多様性・湿地の保全
    g.未来世代の育成支援 ・各種教育プログラム等の提供を通じた未来を担う人材の育成支援 ・未来世代の意見を活かした経営の高度化
    h.誠実かつ透明性の高いガバナンス ・全てのバリューチェーンにおける業務品質の向上、内部統制の強化 ・海外を含む全てのグループ会社におけるリスクベース経営(ERM)の強化 ・適時適切かつ透明性の高い情報開示

     「a.気候変動対策の推進」、「f.自然の豊かさを守る」に関する具体的な取組みは「(2)気候変動対策と自然資本・生物多様性の保全」に記載のとおりです。

    ③リスク管理

     東京海上グループを取り巻くリスクは、グローバルな事業展開や経営環境の変化等を受けて一層多様化・複雑化してきています。また、不透明感が強く、変化の激しい昨今の政治・経済・社会情勢においては、新たなリスクの発現を常に注視し適切に対応していかなければなりません。そのため、東京海上グループは、リスクの軽減、回避等を目的とした従来型のリスク管理に留まらず、リスクベース経営(ERM)に基づいて定性・定量の両面での網羅的なリスク把握を行うとともに、リスク管理の高度化に取り組んでいます。環境・社会に関しては、環境基本方針、人権基本方針に基づいて、当該リスクが発生する可能性の高いセクターを特定し、負の影響を与えるリスクを適切に把握、管理できるよう努めています。リスクベース経営(ERM)の詳細については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。

    当社では東京海上グループ全体を対象とし、リスクベース経営(ERM)に基づいたグループ全体のリスク管理プロセスの一環として、「重要なリスク」および「エマージングリスク」の特定を行っています。サステナビリティ関連のリスクについても、「重要なリスク」および「エマージングリスク」のひとつと位置付け、本枠組みの中でリスクを識別、評価、優先順位付け、モニタリングするためのプロセス(以下「管理プロセス」といいます)を整備しています。サステナビリティ関連のリスクの管理プロセスの詳細は以下のとおりです。

    a)識別

    東京海上グループは各ビジネスモデルにおけるバリューチェーンの範囲を考慮し、サステナビリティ関連のリスクを識別しています。また、リスクの識別にあたっては、各グループ会社における特定・評価結果、マネジメントの見解、外部機関が定めるトップリスク等を情報源としています。

    b)評価

    リスクを識別し、潜在的影響を特定・評価するプロセスは、一定のシナリオを設定して実施しています。気候関連のリスクに関するシナリオ分析の概要およびその結果については、「(2)気候変動対策と自然資本・生物多様性の保全 ②戦略」に記載のとおりです。なお、気候関連以外のサステナビリティ関連についても、主要グループ会社における特定・評価結果、外部機関の定めるトップリスク等を参考として、新たに現れてくるリスクやリスクの程度が著しく高まったリスクを洗い出し、シナリオ発現時の当社事業への影響度や切迫度を評価しています。

    c)優先順位付け

    優先順位付けについては、顕在化している、または潜在的な財務的影響度等および将来の発生可能性の観点からリスクを評価した上で、その評価結果を踏まえて判断しています。具体的には、当社の自然資本や社会関係資本等の資源への依存や影響、リスクが関連するバリューチェーンの範囲、当該リスクが当社の財務諸表へ波及する経路および全社的なリスク管理プロセスにおける金額的目線を踏まえた財務諸表への影響規模等を総合的に勘案し、評価を実施しています。

    d)管理プロセス

    実施したリスクの評価および優先順位付けについては、当社のERM委員会で議論した上で経営会議に付議・報告し、取締役会にも報告しています。また、特定した重要なリスクやグループベースで取組みを推進するエマージングリスクへの対応状況についても、ERM委員会で議論した上で経営会議に付議・報告し、取締役会にも報告しています。

    また、東京海上グループは、サステナビリティ関連のリスクに加え、事業に影響を与えるサステナビリティ関連の機会についても把握・評価をしています。サステナビリティ関連の機会については、市場動向や、再生可能エネルギー事業者をはじめとするお客様との対話等を通じて洗い出し、関連部門との協議を経てサステナビリティ委員会で報告したうえで特定しています。なお、気候関連の機会に関する定量的なシナリオ分析については現状実施していませんが、今後その実施要否の検討を続けてまいります。

    サステナビリティ関連のリスクおよび機会について、少なくとも年に1回、重大な事象の発生の有無および状況の重大な変化の有無という観点も含め、見直しを実施しています。

    なお、上記のサステナビリティ関連のリスクおよび機会の管理プロセスの結果、当社の見通しに影響を与えると合理的に見込み得るサステナビリティ関連のリスクおよび機会については、「(2)気候変動対策と自然資本・生物多様性の保全 ②戦略」に記載のとおりです。

    ④指標と目標

     東京海上グループは、サステナビリティに関する中長期目標(非財務指標)を課題ごとに掲げ、実効性のあるPDCAサイクルを回し続けることで各種取組みを着実に進めています。

    (2)気候変動対策と自然資本・生物多様性の保全

    ①ガバナンス

     「(1)サステナビリティ共通 ①ガバナンス」に記載のとおりです。

    ②戦略

     気候変動は、グローバルな課題であるとともに、自然災害の激甚化をもたらす可能性があるものであり、保険引受や資産運用に大きな影響を及ぼします。東京海上グループは、気候変動対策を、本業である保険事業はもとより、機関投資家、そしてグローバルカンパニーとして真正面から取り組むべき最重要課題と位置付けています。

     また、地球の環境を守るためには、気候変動対策だけでなく、自然資本や生物多様性の損失を止め、回復させるネイチャーポジティブの取組みが不可欠です。気候変動によって、植物の生育ができない環境となり、自然が失われるという影響が出ています。自然が失われることによって、吸収・固定される温室効果ガスが減少し、地球の温暖化が進行するという影響も出ています。このように気候変動と自然資本・生物多様性は相互に影響を与えるものであり、同時に取り組むべき課題と認識しています。以上を踏まえ、東京海上グループの気候変動および自然資本・生物多様性に関連するリスクならびに機会に関する情報を本有価証券報告書に記載しています。気候関連情報開示および自然関連情報開示の詳細については、東京海上グループのClimate & Natureレポートに記載しています。

    戦略にはその前提となるリスク認識が重要です。東京海上グループは、気候変動リスクおよび自然関連リスクが高まることを想定し、事業への影響を特定・評価しています。気候変動リスクおよび自然関連リスクには気候変動および自然の損失に伴う自然災害の激甚化等によって生じる物理的リスクに加え、脱炭素社会や自然共生社会への移行が投融資先の企業価値や東京海上グループの保有資産価値に影響を及ぼすこと等によって生じる移行リスクがあります。

     また、気候変動の緩和および気候変動への適応ならびに自然との共生に向けた対応から生まれるビジネス機会を認識し、保険商品・サービスの開発・提供を通じて、脱炭素社会および自然共生社会への移行に取り組んでいきます。

     物理的リスク、移行リスクおよび機会について、事象例および東京海上グループの事業活動における具体例は以下のとおりです。

    事象例 東京海上グループの事業活動における リスク・機会の例 時間軸(注)
    物理的リスク 急性 ・自然災害の激甚化の可能性 ・土壌の保水力低下や沿岸浸食による損害の発生・拡大 ・保険収益の減少(保険金支払への影響等) ・拠点ビル等が被災することによる事業継続への影響 短期~
    慢性 ・気温の上昇 ・干ばつや熱波等、その他気象の変化 ・海面の上昇 ・節足動物媒介感染症への影響 中期・長期
    移行リスク 政策および法規制 ・炭素価格の上昇 ・環境関連の規制・基準の強化 ・気候関連の訴訟の増加 ・炭素価格上昇による投融資先企業の企業価値や東京海上グループの保有資産価値の下落 ・賠償責任保険に係る支払保険金の増加 中期・長期
    技術 ・脱炭素社会・自然共生社会への移行に向けた技術革新 ・脱炭素社会・自然共生社会への移行が十分ではない投融資先企業の企業価値や東京海上グループの保有資産価値の下落 ・技術革新やお客様ニーズの変化を捕捉できないことによる収益の低下 中期・長期
    市場 ・商品・サービスの需要と供給の変化 短期~
    評判 ・脱炭素社会・自然共生社会への移行の取組みに対するお客様や社会の認識の変化 ・東京海上グループの取組みが不適切とみなされることに伴うレピュテーションの毀損 短期~
    機会 資源の効率性、エ ネルギー源、製品・サービス、市場、レジリエンス ・エネルギー源の変化やレジリエンス向上に向けた製品・サービス需要や社会の認識の変化 ・再生可能エネルギーや自然関連事業に関する保険ニーズの飛躍的増大 ・脱炭素社会・自然共生社会への移行に伴う企業の資金需要の増加による投融資機会の増大 ・災害レジリエンス向上に向けた防災・減災ニーズの増加 短期~

    (注)中期経営計画の策定期間を考慮し、「短期」については3年未満と定義しています。また、現中期経営計画において2035年に「当社グループのありたい姿」を設定していることから、「中期」については10年未満とし、10年以上については「長期」と定義しています。

    東京海上グループでは、特に以下を気候変動・自然関連の重要なリスク・機会と捉えています。リスクに関しては、リスクベース経営(ERM)に基づく定性リスク管理の中でグループとしての重要なリスクおよびエマージングリスクを特定しており、特定されたリスクのうち、気候・自然関連に関するものを抽出しています。機会に関しては、エネルギー源の変化やレジリエンス向上に向けた需要等を踏まえて重要と考えられる機会を特定しています。

    カテゴリー 東京海上グループにおける重要なリスク・機会(注) 時間軸
    物理的リスク a)巨大風水災・セカンダリーペリル b)地球温暖化、自然資本・生物多様性の喪失 短期~ 中期・長期
    移行リスク c)脱炭素・自然共生社会への不適切な対応 中期・長期
    機会 d)再生可能エネルギーや自然関連事業に関する保険ニーズの飛躍的増大 中期・長期

    (注)リスク・機会の詳細は次項を参照ください。

    ■ビジネスモデルおよびバリューチェーンに与える影響

     気候変動・自然関連のリスクおよび機会は、東京海上グループのビジネスモデルおよびバリューチェーンにさまざまな影響を与えており、将来にその影響がさらに拡大する可能性があります。現在および将来における影響ならびに東京海上グループのビジネスモデルおよびバリューチェーンにおいて、気候変動・自然関連のリスクおよび機会が集中している部分は、以下のとおりです。

    東京海上グループにおける重要なリスク・機会 現在のビジネスモデルおよびバリューチェーンへの影響 将来のビジネスモデルおよびバリューチェーンへの影響 リスクまたは機会集中している部分
    a)巨大風水災・セカンダリーペリル ・巨大台風や集中豪雨の発生、雹災・森林火災・洪水等のセカンダリーペリルの発生に伴い、保険金支払が多額となることによる保険引受損益の悪化。 ・上記事象により、バリューチェーンを含む東京海上グループの物的損害が甚大となり、オペレーションの一部遅延・停止が発生。 ・気候変動により左記事象が深刻化し、さらなる保険引受収益の悪化や、オペレーションへの影響(追加対応によるコスト増を含む)が拡大した場合、バリューチェーンを含めた東京海上グループのビジネスモデルに大きな影響を及ぼす可能性がある。 ・日本、北米 ・火災保険等のプロパティ(財産)種目
    b)地球温暖化、自然資本・生物多様性の喪失 ・現在においてリスクが発現、または、蓋然性が高まっているリスクではあるが、定性リスク管理上はエマージングリスクとして認識している。 ・環境劣化に起因する自然災害の増加により、保険収益が悪化する可能性がある ・より深刻で頻繁な災害が発生して社会経済に甚大な被害をもたらした場合、サプライチェーンを含めた東京海上グループのビジネスモデルに悪影響をもたらす可能性がある ・日本 ・火災保険等のプロパティ(財産)種目
    東京海上グループにおける重要なリスク・機会 現在のビジネスモデルおよびバリューチェーンへの影響 将来のビジネスモデルおよびバリューチェーンへの影響 リスクまたは機会が集中している部分
    c)脱炭素・自然共生社会への不適切な対応 ・同上 ・不適切な資産運用、保険引受、その他当社行為が持続可能な社会への移行に悪影響を及ぼすとみなされ、東京海上グループのレピュテーションが毀損する可能性がある。 ・持続可能な社会に向けて適切な行動または移行しなかった産業・企業の価値が減損するに伴い、当社資産価値も低下する可能性がある。 ・温室効果ガス高排出セクターの保険引受または当該セクターへの投融資
    d)再生可能エネルギーや自然関連事業に関する保険ニーズの飛躍的増大 ・再生可能エネルギー需要が拡大する中、発電設備の建設におけるプロジェクトファイナンスにおいて保険手配が不可欠であること等を背景に、保険ニーズが高まっている。東京海上グループでは、洋上風力や太陽光発電等の再生可能エネルギー事業者向けの保険や電気自動車・蓄電池の保険等、脱炭素社会の実現に直接的に貢献する脱炭素関連保険の提供を進めている。 ・世界中でネットゼロの実現および脱炭素社会への移行に向けて多くの設備投資が見込まれ、それらへの保険ニーズが高まっている。既存保険商品の拡大や新たな保険商品の開発により東京海上グループのビジネスに好影響をもたらす可能性がある。 ・再生可能エネルギー事業者への保険引受

    ■財務的影響

    気候変動・自然関連のリスクおよび機会が当年度および将来において東京海上グループの財政状態、財務業績およびキャッシュ・フローに与える影響は以下のとおりです。なお、将来における定量的な影響については見積もるにあたり測定の不確実性の程度が非常に高いことから、定量的情報は開示していません。

    [物理的リスク]a)巨大風水災・セカンダリーペリル、b)地球温暖化、自然資本・生物多様性の喪失

    気候変動に起因する自然災害の増加に伴って、拠点ビル等が被災する可能性があります。被災した場合には、その復旧費用や営業停止期間の収益機会の喪失等が発生し、東京海上グループの連結財務諸表に影響が生じる場合があります。当事業年度において、自然災害に伴う拠点ビル等の被災は発生しておらず、東京海上グループの連結財務諸表に重要な影響を与えていません。また、自然災害の頻度の高まりや規模の拡大により、保険金の支払いが増加し、事業の継続に影響を及ぼす可能性があります。当事業年度においては、日本国内では2025年8月の九州大雨をはじめとする自然災害に対して574億円、海外ではロサンゼルスの山火事や北米暴風雨等により396億円の保険金支払が発生しており、合計970億円(注)の正味発生保険金が発生しています。

     将来的な気候変動に伴い、さらなる保険引受損益の悪化や、追加対応によるコスト増を含むオペレーションへの影響が拡大した場合、バリューチェーンを含めた東京海上グループのビジネスモデルに大きな影響を及ぼす可能性があると考えています。

    (注)税引前・国際財務報告基準(IFRS)ベース

    [移行リスク]c) 脱炭素・自然共生社会への不適切な対応

    当該リスクに関する財務的影響については、当事業年度において、東京海上グループの不適切な対応に伴うレピュテーション低下や、産業・企業における不適切な対応に伴う当社資産価値の低下等は発生しておらず、東京海上グループの連結財務諸表に重要な影響を与えていません。

    将来的には、上記リスクの発現に伴い、資産価値の低下等、財務諸表に影響を与える可能性があります。

    [機会]d) 再生可能エネルギーや自然関連事業に関する保険ニーズの飛躍的増大

     東京海上グループでは気候変動および自然関連の機会を捉えるべく、保険商品・ソリューションの開発・提供に力を入れています。気候変動においては、洋上風力や太陽光をはじめとする再生可能エネルギー事業者向けの保険等、脱炭素社会実現に直接的に貢献する保険を提供しています。さらなる価値提供拡大に向けて、2025年5月より新プロジェクト「Tokio Marine GX」(注)を始動しました。グループ一体となり保険商品・サービスラインナップの拡充、GX領域における新たなリスクへの対応、グループの強固な財務基盤を活用した保険引受キャパシティの提供等を通じて、より幅広いお客様のGX支援の取組みを推進することで、2026年度末時点における脱炭素関連保険料450億円の達成をめざすとともに、将来にわたる持続的な成長を実現してまいります。自然関連についても、2025年2月に東京海上グループに加わったID&Eグループが有する自然関連リスクの可視化・評価技術や自然共生型インフラの設計等の専門性を活かし、お客様の自然関連リスクへの対応やネイチャーポジティブ実現に向けた取組みを推進していきます。

    これらの取組みは、将来の保険引受収益の増加をはじめとする財務業績およびキャッシュ・フローに好影響をもたらす可能性があります。

    (注)再生可能エネルギー事業者向け保険の引受およびリスクマネジメントの専門性を有するTokio Marine GX社(旧GCube社)をGX支援の牽引役として、グループ一体でGX分野の保険商品・サービスのラインナップの拡充、GX領域における新たなリスクへの対応および当社グループの強固な財務基盤を活用した保険引受キャパシティの提供等を通じて、お客様のGX推進を支援するとともに、GX関連保険分野における最先端・リーディング保険グループとしてのブランド確立を目指すプロジェクト

    ■リスクおよび機会に対する戦略

    東京海上グループは気候変動・自然関連のリスクおよび機会に対応するために様々な取組みを実施しています。リスクの観点では、保険引受や投融資における損失の増加、資産価値の変動等を通じて、将来的に財務状況や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、これらの変化は、顧客の脱炭素化やレジリエンス向上を支援する保険・ソリューションへの需要拡大といった新たな事業機会をもたらす可能性もあります。こうしたリスクと機会の両面を踏まえ、以下のような戦略を策定しています。

    物理的リスクa)、b)への対応では、被害の未然防止や事故発生時の被害軽減、早期復旧のためのソリューションの提供に注力しています。具体的には、自然災害時の迅速な対応態勢の構築や、デジタル・AI等の技術を活用した保険金支払の高度化に取り組んでいます。また、防災コンソーシアムにおけるソリューション共創や、ID&Eグループや東京海上レジリエンス株式会社によるソリューション提供等を進めています。社会の災害レジリエンス向上に不可欠な火災保険制度を持続的に運営するとともに、防災・減災につながる保険商品開発、提供するソリューションの拡充、BCP(事業継続計画)策定支援の高度化等を通じて、支援提供先の拡大に取り組んでまいります。

    移行リスクc) に対しては、気候変動に伴う温室効果ガス排出の管理・削減等に係るコストの増加が、投融資先の企業価値や東京海上グループの保有資産価値に影響を及ぼす可能性があります。東京海上グループでは、政策投資として保有している株式の保有ゼロに向けた取組み(非上場株式および資本業務提携による出資等は除く)や脱炭素化を目的とした取引先とのエンゲージメントに努めており、これらの取組みが上記の影響を軽減することにつながっています。具体的には、東京海上日動火災保険株式会社において、保険引受に伴う温室効果ガス排出量の約9割を占める大口顧客200社のうち160社について深度ある提案・対話を行うことを2030年目標として掲げ、取組みを進めています。

    また、機会 d) については上述のとおり、洋上風力や太陽光をはじめとする再生可能エネルギー事業者等に対する保険商品・ソリューションの開発・提供等に力を入れています。

     上述のとおり、東京海上グループは、保険商品・サービスによる再生可能エネルギーの普及支援、脱炭素化を目的とした取引先とのエンゲージメント、保険引受・投融資方針の厳格化等を通じて、2050年ネットゼロの実現に取り組んでいます。また、自然共生社会の実現に向けて、自然共生サイトの認定に向けた取組みや、取引先企業との対話を通じた支援を実行しています。東京海上グループの移行に向けた計画は次のとおりです。

     上記移行計画には不確実性が伴いますが、確実な実行・推進のために東京海上グループは様々な取組みを実施していきます。

    例えば、脱炭素社会および自然共生社会の実現に向けては、保険引受先・投融資先との建設的なエンゲージメントを通じて、脱炭素計画のみならず、自然資本への依存・影響への対応状況をモニタリングするとともに、脱炭素関連保険や自然関連事業を支えるソリューションの提供を進めています。また、サステナビリティ・テーマ型投融資による資金提供も実行しています。2050年のネットゼロ達成および自然共生社会の実現は、再生可能エネルギーの普及や技術的発展、カーボン・クレジット市場の健全な発展に加え、ネイチャーポジティブに資する技術およびビジネスモデルの進展を前提としています。東京海上グループは再生可能エネルギー発電事業や関連設備に関する保険商品やカーボン・クレジット関連保険、自然関連リスクやネイチャーポジティブに資する商品・ソリューションの開発・提供等を進めてまいります。気候関連の中間目標の詳細は、「④指標と目標 ■気候関連の目標に関する開示」に記載のとおりです。

    ■気候レジリエンス

    東京海上グループは、物理的リスクおよび移行リスクに関するシナリオ分析を行い、気候変動が保険金支払、投融資先の企業価値および東京海上グループの保有資産価値に及ぼす影響を評価しています。

    リスクの観点では、シナリオ分析の結果、いずれのシナリオにおいても一定の影響が生じ得ると識別しています。一方で、損害保険事業は比較的短期の保険契約が多いことや、東京海上グループの運用資産は流動性の高い金融資産が中心であること、また、政策投資として保有している株式の保有ゼロに向けた取組みを進めていることから、これらの影響に柔軟に対応することが可能であると考えています。

    また、気候関連の機会の観点からも、選択したシナリオに基づき将来的なビジネス機会を検討しています。脱炭素社会への移行が進行するシナリオにおいては、「■リスクおよび機会に対する戦略」に記載しているサステナビリティ戦略を着実に実行していくことで気候関連の機会を享受することが可能であると考えています。また、脱炭素社会への移行が進まない場合においても、自然災害の頻発化・激甚化に対する社会全体のレジリエンス向上に資するような商品やソリューションの開発等の取組みをより一層推進することで、保険金支払の増加による影響を相殺・軽減することが可能であると考えています。

    今後も、上記の評価結果も踏まえ、「■リスクおよび機会に対する戦略」に記載しているサステナビリティ戦略を、気候関連のリスクに対応するとともに、気候関連の機会の獲得につながるよう充実させながら実践していきます。なお、気候関連のレジリエンス評価については、最新の研究結果をもとにシナリオ分析に用いるシナリオや定量化モデルの改修が図られる可能性があるなど、一定の不確実性があると考えています。

    シナリオ分析の概要は、下表のとおりです。保険引受の物理的リスクのシナリオ分析に用いたシナリオは、IPCCのRCP8.5シナリオであり、強度の強いものであることから、東京海上グループの保険引受に係る自然災害の激甚化等に対するレジリエンス評価に関連するものであると考えています。また、運用資産のシナリオ分析では、移行リスクのシナリオとして、NGFSの2つのシナリオ(Orderly-Net Zero 2050、Disorderly-Delayed Transition)を使用しています。物理的リスクおよび移行リスクへの影響の大きさがシナリオによって異なる中、東京海上グループでは複数シナリオを以て多角的に分析していることから、運用資産に係る物理的リスクや移行リスクに対するレジリエンス評価に関連するものと考えています。なお、当該シナリオ分析は、気候レジリエンス評価の一環として実施しているものの、その定量的な結果については上記の不確実性を踏まえ、未だ高度化が必要な状況と認識しています。今後も、より適切な定量化モデルの活用に向けて研究・調査を進めていきます。

    物理的リスク(支払保険金への影響) 移行リスク(資産運用への影響)
    分析に用いたシナリオおよびその情報源 IPCCのRCP8.5シナリオ NGFSの以下のシナリオ ・Orderly-Net Zero 2050 ・Disorderly-Delayed Transition
    分析に用いた時間軸 2050年まで 2050年まで
    分析に用いた事業の範囲 日本および北米の損害保険 日本および北米等の主要拠点が保有する運用資産(株式、社債、CMBS、国債)
    分析の前提とした主要な仮定 気候変動による支払保険金への影響が、国連環境計画金融イニシアティブの気候変動影響評価プロジェクトによる分析評価ツールで導出される経済損失への影響と同程度と仮定している。 NGFSが提供するシナリオに準拠して、シナリオ変数(炭素価格、エネルギー需要、燃料価格、排出量、気温等)が変動することによって企業価値に与える影響を定量化している。また、低炭素社会への移行に伴い、気候変動の緩和や適応を技術的に実践することで得られる優位性(いわゆる「機会」)によるポジティブな効果を含めて算出している。
    シナリオ分析を実施した報告期間 2025年3月期 2025年3月期

    ③リスク管理

     東京海上グループは、リスクベース経営(ERM)に基づいてグループ全体のリスク管理を行うとともに、その高度化に取り組んでいます。気候変動リスク・自然関連リスクについてもERMの枠組みのなかで適切に管理しています(「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです)。

    ④指標と目標

    ■気候関連の目標に関する開示

    東京海上グループは、移行支援や2050年ネットゼロへの貢献を通じた脱炭素社会の実現のために、2050年までに東京海上グループ(保険引受・投融資先を含む)の温室効果ガス(CO₂)を実質ゼロとする長期目標を設定しています。

    東京海上グループの温室効果ガス排出目標は、東京海上グループ全体を対象とした純量(ネット)ベースの絶対量目標であり、パリ協定を踏まえた我が国の気候変動への取組みに沿って設定しています。

     温室効果ガス排出目標の対象はCO₂とし、スコープ1温室効果ガス排出、スコープ2温室効果ガス排出(マーケット基準)およびスコープ3温室効果ガス排出の合計値に対して設定しています。セクター別脱炭素アプローチは用いていません。

    長期目標達成のための中間目標として、東京海上グループは、①自社の事業活動に伴う温室効果ガス削減目標、②使用する電力に対する再生可能エネルギー導入目標、③社有車の電動車化目標、④保険引受における大口顧客に対するエンゲージメント目標、⑤脱炭素関連保険料目標を設定しています。

     各中間目標の詳細は以下のとおりとなります。

    時期 各目標の対象会社 中間目標 目標のタイプ
    2030年度 東京海上グループ ①温室効果ガス(CO₂)排出量(注)1 を2015年度対比60%削減する。 比率目標
    東京海上グループの主要拠点(注)2 ②使用する電力を100%再生可能エネルギーとする。 比率目標
    東京海上日動火災保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、日新火災海上保険株式会社 ③保有する社有車(注)3を全て電動車(EV・PHV・HV等)にする。 比率目標
    東京海上日動火災保険株式会社 ④保険引受に伴う温室効果ガス排出量の約90%を占める大口顧客200社と対話を行い、160社以上について深度ある提案・対話を行う。また、当該大口顧客200社に対しては、対話の中で脱炭素計画の策定を求め、2030年までに脱炭素計画を有していない企業とは取引を行わない。 絶対値目標
    2026年度 東京海上グループ ⑤2026年度末時点における脱炭素関連保険料(注)4 450億円 絶対値目標

    (注)1.スコープ1温室効果ガス排出、スコープ2温室効果ガス排出、スコープ3温室効果ガス排出のうちカテゴリー1,3,5,6が対象です。

    2.東京海上日動火災保険株式会社、Philadelphia Consolidated Holding Corp、Tokio Marine Kiln Group Limited等の国内外の主要拠点を対象としています。

    3.自社名義で保有する車およびリース車を対象としています。

    4.洋上風力や太陽光発電等の再生可能エネルギー事業者向けの保険や電気自動車・蓄電池の保証保険等、脱炭素社会の実現に直接的に貢献する保険。例えば、再生可能エネルギー事業者向け保険(建設・組立、財産、賠償責任、利益、船舶、貨物保険等)、電気自動車・蓄電池に関する保険、再生可能エネルギー事業の買収・譲渡を対象とする表明保証保険を指します。

    目標の設定にあたっては、CSUO管轄のもと、サステナビリティ委員会事務局にて検討を行い、サステナビリティ委員会の審議を経て、取締役会等にて決定しています。なお、目標や目標設定の方法論について第三者による認証は取得していません。

    東京海上グループは、2050年東京海上グループ(保険引受・投融資先を含む)の温室効果ガス(CO2)を実質ゼロとする目標の達成に向け、前述の中間目標に関する進捗をサステナビリティ委員会にて報告することでモニタリングしています。東京海上グループの事業活動に伴う温室効果ガス排出目標に関しては、2015年度対比での累計削減率、エンゲージメント目標に関しては、エンゲージメントのレベル別にエンゲージメントを行った企業数を確認することで、目標の変更要否を含めて検討しています。なお、再エネ導入率、および自動車のEV化率に関しては、サステナビリティ委員会事務局にて、トレンドや推移を確認しており、重要な変化点があった際には、サステナビリティ委員会に報告することとしています。

    東京海上グループでは、気候変動対応に関する各中間目標について、削減施策の実行、再生可能エネルギーの導入、事業活動および顧客との対話を通じた取組みなどを継続的に推進しており、いずれの中間目標についても目標の達成に向けて概ね計画どおり進捗しています。

    温室効果ガスの削減については、中長期目標を設定し、その達成に向けて各種施策を計画どおり進めています。具体的には、省エネルギーの推進や非化石エネルギーへの転換、ビジネストラベルや紙・廃棄物の削減・抑制等の削減策を実施しています。また、再生可能エネルギー使用率の向上に向けて、2021年度以降、拠点ごとの状況を踏まえながら計画的に導入を進めており、使用電力に占める再生可能エネルギーの割合は増加しています。そして社有車の電動車への切替についても着実に進めており、目標達成に向けて順調に進捗しています。引き続きこれらの取組みを継続することで、温室効果ガス排出量の削減に努めてまいります。

    なお、いずれの指標に関しても、目標達成に向けた進捗をモニタリングするために東京海上グループ独自に設定した指標であり、実績数値に対して第三者による認証は取得しておりません。

    ■内部炭素価格に関する開示

    東京海上グループは、意思決定に内部炭素価格を用いていません。

    ■報酬に関する開示

    東京海上グループのサステナビリティ関連の評価項目を役員報酬に組み込む方法および当事業年度の役員報酬のうち、サステナビリティ関連の評価項目と結び付いている部分の割合については、本項「(1)サステナビリティ共通 ①ガバナンス ■業績連動報酬における指標」に記載のとおりです。

    (3)人的資本

    ①ガバナンス

     グループ全体へのガバナンスとして、内部統制基本方針に基づき人事に関する基本方針を定め、人事に関する基本的な考え方、統括部署の設置、各種基準の策定等の態勢整備等を示すとともに、グループ会社における重要な人事制度改定等における承認および報告の基準を定め、人事に関するガバナンス体制を構築しています。また、取締役会は関連議案の報告を受けて人的資本に関する取組みについて審議し、執行を適切に監督しています。

     グループの人事を統括するチーフオフィサーは、東京海上グループの人的資本経営に関する事項および施策を取締役会に報告することで人事戦略と経営戦略の連動性を高め、人事戦略に基づく施策の実行によって人的資本を強化し、経営戦略がめざす姿の実現を図ります。

    ②戦略

     「5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。

    ③リスク管理

     形のない保険や関連するサービスを中核事業とする東京海上グループにおいては、「人」が創り上げる信頼が全ての源泉であり、「人」の力の最大化がパーパスの実現を通じた成長の原動力です。人材の流動性が高まるなか、人材マーケットにおける競争力低下は、人材採用の計画未達および社員の離職に繋がり、当社の経営戦略の遂行を困難にさせる大きなリスクです。人事戦略の実践を通じて、社員一人ひとりへ成長機会を提供し、活躍できる環境を整えることで、このようなリスクの低減に努めています。

    ④指標と目標
    a)経営戦略と連動した指標

    経営戦略における重点施策ごとに人事面から対応すべき課題を特定し、人事施策を立案・実行しています。また、その進捗状況をモニタリングするための指標を設定し、各施策がめざす姿と現状とのギャップを明確にしながらPDCAを実施しています。

    (注)1.2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の承認が得られることを条件に、同日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行します。移行後は、女性取締役比率を指標とします。

    2.各年度末時点におけるCxO、Deputy CxOに占める外国人の比率。

    3.2025年度より対象範囲を見直したことに伴い、過年度の数値を同一の基準で再集計しています。

    4.東京海上日動火災保険株式会社で採用し、当社に出向中の社員を含みます。

    5.エンゲージメントの状況やパーパスの浸透度等を測る「カルチャー&バリューサーベイ」(CVS)の関連項目にかかる肯定回答(5点満点中4または5)の割合。2025年度よりサーベイの変更に伴い、従前のスコア平均(5点満点)から評価方法を変更しています。

    6.各年度初日時点、管理職以上(役員含む)に女性が占める割合。2024年度以降については、2024年4月の人事制度改定により新設した役職であるユニットリーダーを含みます。

    7.心身の健康状態を踏まえた出勤時の生産性指標。数値が高いほどパフォーマンスが高い(最大100)。

    b)人的資本経営の成果を測る指標

     人事戦略が有効に機能し、人的資本への投資が企業価値の持続的な向上に繋がっていることを測る観点から「一人あたり創出価値(注)1」および「人的資本ROI(注)2」を指標として設定しています。

    <一人あたり創出価値>

    <人的資本ROI>

    2024年度 2025年度
    1.63倍 1.64倍

    (注)1.一人あたり創出価値=修正純利益*1÷連結従業員数

    2.人的資本ROI=(対象5社の事業別利益*1+対象5社の人件費*2)÷対象5社の人件費*2-1
    対象は、東京海上日動火災保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、Philadelphia Insurance Companies、Delphi Financial GroupおよびTokio Marine HCC。

    3.国内2社(東京海上日動火災保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社)の事業別利益*1および従業員数をもとに算出(東京海上日動火災保険株式会社のみ為替の影響を控除)。

    4.北米3社(Philadelphia Insurance Companies、Delphi Financial GroupおよびTokio Marine HCC)の一人あたり創出価値は、各社の事業別利益*1および従業員数をもとに算出。

    5.過去推移を適切に表す観点から、本項における修正純利益*1、事業別利益*1および従業員数は、日本基準の数値を使用。

    *1 利益はいずれもNormalizedベース(各年度の利益実績から自然災害関連保険金、コロナ関連の保険金等の一過性要素を補正した利益水準)を使用。

    *2 人件費は、給与、賞与、厚生費の合計に法定税率を適用し、税後ベースに換算して算出。

     なお、本項の記載には将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は本有価証券報告書提出日現在において判断したものです。

    3【事業等のリスク】

     東京海上グループは、「リスク」、「資本」および「リターン」の関係を常に意識し、リスク対比での健全性と収益性を両立しながら高いROEをめざす「リスクベース経営(ERM:Enterprise Risk Management)」を行っています。

    ○リスクベース経営(ERM)のイメージ図

     具体的には、リスクアペタイト・フレームワークを起点に、事業計画の策定および検証ならびに事業計画に基づいた資本配分計画を決定するERMサイクルにより「リスク」、「資本」および「リターン」を適切にコントロールし、企業価値の持続的な拡大をめざしています。

    ○ERMサイクルのイメージ図

    (注)1.環境変化等により新たに現れるリスクであり、従来リスクとして認識されていないものおよびリスクの程度が著しく高まったものをいいます。

    2.財務の健全性、業務継続性等に極めて大きな影響を及ぼすリスクをいいます。具体的には、エマージングリスクおよび前事業年度のグループの重要なリスクにつき、影響度(経済的影響、業務継続への影響およびレピュテーションへの影響で評価し、最も大きいものを採用)ならびに頻度・蓋然性を評価し、以下の5×5のマトリクスを用いて特定しています。

    (1)定性的リスク管理

     事業運営を行うなかで直面する様々なリスクを網羅的に把握して対応するため、エマージングリスクの洗出しならびに重要なリスクの特定、評価および対応策のPDCAを実施し、毎年取締役会に報告しています。

    ○重要なリスクの一覧

    重要なリスク/シナリオ 対応例
    ①経済・金融危機 〇リーマンショック級の世界金融危機、地政学リスクや大規模災害等に起因する金融・資本市場の混乱等により、東京海上グループの保有資産の価値が下落する。 〇政府への信認毀損による日本国債暴落、ハイパーインフレーション等により、東京海上グループの保有資産の価値が下落する。 <経済的影響への対応> ・地政学リスク等の市場への影響を調査する。 ・信用リスク集積管理等により、エクスポージャーをコントロールする。 ・ストレステストを行い、資本十分性や資金流動性を確認する。 ・金融危機のアクションプランを整備する。
    ②巨大地震 〇首都直下地震、南海トラフ巨大地震、米国における大規模地震が発生し、人的・物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。 <経済的影響への対応> ・リスクの集積を含めて適切にリスクを評価し、お客様のニーズに沿った商品の開発を行いつつ、リスクに見合った引受け、リスク分散および再保険手配を行うことで利益の安定化を図る。 ・②、③および⑤はストレステストを行い、②および⑤については資本十分性や資金流動性を、③については資金流動性を確認する。   <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・危機管理態勢(後記(3)参照)や事業継続計画等を整備し、有事訓練により実効性を確認する。
    ③巨大風水災・セカンダリーぺリル (含む気候関連物理的リスク) 〇巨大台風や集中豪雨の発生や、雹災、森林火災、洪水等のセカンダリーペリルの多発により、物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。
    ④火山噴火 〇富士山噴火等が発生し、降灰等により物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞するとともに保険金支払が多額になる。
    ⑤新ウイルスのまん延 〇致死率の高い感染症がまん延し、保険金支払が多額になる。
    ⑥インフレーション 〇原材料費の高騰や世界的な物価の急激な上昇等により、保険金支払単価が上昇し、リスクに見合った商品改定や再保険調達ができず保険引受利益が減少する。 <経済的影響への対応> ・インフレーションの保険商品への影響を分析し、リスクに見合った商品改定や引受けを行うとともに、合理的な条件で再保険を調達する。
    ⑦サイバーリスク 〇多くの東京海上グループの顧客やそのサプライチェーンがサイバー攻撃を受け、保険金支払が多額になる。 〇東京海上グループや外部委託先のシステムがサイバー攻撃を受け、事業活動の停止による利益の減少や情報漏えいによるレピュテーションの毀損が発生する。 <経済的影響への対応> ・リスクの集積を含めて適切にリスクを評価し、お客様のニーズに沿った商品の開発を行いつつ、リスクに見合った引受け、リスク分散および再保険手配を行うことで利益の安定化を図る。   <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・危機管理態勢(後記(3)参照)や事業継続計画等を整備し、有事訓練により実効性を確認する。 ・外部委託管理に関する施策の展開やサイバーセキュリティ態勢の整備を行う。
    ⑧法令・規制への抵触/コンダクトリスク 〇保険業法、競争法(独占禁止法、不正競争防止法等)、個人情報保護、マネー・ローンダリング防止、米中対立やウクライナ戦争に関連した経済制裁強化等に関する規制等に抵触し、行政処分、罰金等を科されるとともに、レピュテーションを毀損する。 〇業界・企業慣行と世間の常識の乖離や重要法令への意識・知識不足、健全な企業文化の醸成・浸透の不十分さ等により、顧客に不利益が発生すること、東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされることにより、レピュテーションを毀損する。 <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・グループ会社の法令遵守状況をモニタリングし、態勢整備に向けた支援を行う。 ・国内外の社会環境、行政機関の動向、法令規制改正等を把握し、必要な対策を講じる。 ・従業員の意識や行動に関する調査について、設問を見直すとともに、好取組事例の収集や展開を行い、東京海上グループの取組みを改善する。
    ⑨重要情報の漏えい・不正取得 〇従業員による他社の重要情報の不正取得や東京海上グループの保有する個人情報等の重要情報の不正持出し等により重大な情報漏えいが発生し、お客様からの信頼を失い、レピュテーションを毀損する。 ○東京海上グループや外部委託先の従業員によるAIの不適切利用により重大な情報漏えいが発生し、お客様からの信頼を失い、レピュテーションを毀損する。 <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・情報セキュリティや情報保護について、各社の運用状況をモニタリングし、グループとして必要な支援を行う。 ・情報セキュリティ研修等の従業員のセキュリティ意識・知識向上に向けた対策を行う。 ・AIやデータの利活用に関するグループ共通のルール、AIガバナンス基盤の整備等を通じて、当社やグループ会社の態勢整備を行う。
    ⑩AI/データガバナンスの不足 〇AIやデータの利活用を進めるなかで、脆弱性・誤情報の出力や倫理上の課題等を適切に管理できないことにより、訴訟やレピュテーションの毀損が発生する。または、生産的な事業活動が阻害される。 <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・AIやデータの利活用に関するグループ共通のルール、AIガバナンス基盤の整備等を通じて、当社やグループ会社の態勢整備を行う。
    ⑪地政学リスク ○国家間の対立が軍事衝突に発展し、人的・物的被害が甚大となり、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞する。 〇国際秩序の乱れにより事業環境が悪化し、東京海上グループの事業を含む社会や経済活動が停滞する。 <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・危機管理態勢(後記(3)参照)や事業継続計画等を整備し、有事訓練により実効性を確認する。(経済的影響への対応は上記①に記載) ・情報収集や外部専門家の知見も活用し、適切な状況把握や将来予測を行う。
    ⑫ビジネスモデル変革に伴うリスク 〇デジタルトランスフォーメーションやAIの進化等に対しビジネスモデルの変革が遅れることにより、東京海上グループの競争優位性が失われ、収入保険料や利益が大きく減少する。 〇保険業界の構造変化に対応するために進めるビジネスモデル変革において、対応の不備により顧客や代理店から理解・支持を十分に得られず、レピュテーショナルリスクが顕在化し、企業価値を毀損する。 <経済的影響への対応> ・デジタル・AIの活用に関する重点領域を選定し、集中的に投資することで、競争優位性を確保する。   <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・新たなビジネスモデルについて丁寧に説明を行い、理解を高める。
    ⑬当社事業におけるディスラプション 〇革新的な新規参入者、モビリティ産業の構造転換等により、当社事業領域でのディスラプションが発生し、東京海上グループのビジネスモデルの競争優位性が失われ、収入保険料や利益が大きく減少する。 <経済的影響への対応> ・モビリティ産業の構造転換を見据えた中長期的な事業戦略を構築する。 ・デジタル保険販売を進めてノウハウを蓄積し、販売モデルを構築する。 ・保険に留まらないソリューション事業の確実な成長に向けた取組みを展開する。
    ⑭システム障害 〇当社グループ会社や外部委託先等のシステムに障害等が発生して長期間停止することにより、事業継続に重大な影響が生じるとともに、レピュテーショナルリスクが顕在化し、企業価値を毀損する。 <事業継続への影響やレピュテーションへの対応> ・ITガバナンスを確保するための具体的な運営指針を定めた基準に基づき、グループ会社の管理態勢整備を支援するとともに、リスクの高い開発プロジェクトを特定し、リスクの程度に応じた支援を実施する。

    ○エマージングリスクの例

    エマージングリスク/シナリオ 対応例
    ①脱炭素・自然共生社会への不適切な対応(気候・自然関連移行リスク) 〇脱炭素・自然共生社会への移行に乗り遅れた投資先企業の企業価値が下落し、東京海上グループの保有資産の価値も下落する。 〇脱炭素・自然共生社会への東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされ、レピュテーションを毀損する。 ・電力・エネルギーセクターとの取引に専門性を有する一部のグループ会社において、石炭を主業とする企業への保険引受・ファイナンス提供を厳格化している。 ・東京海上スマートGXやTokio Marine GX等、新たな脱炭素技術に関連する保険商品・リスクコンサルティングサービスを提供する新会社を設立するとともに、ID&Eによる自然関連リスクのコンサルティング等、自然資本関連ソリューションを提供している。
    ②地球温暖化、自然資本・生物多様性の喪失(気候・自然関連物理的リスク) 〇地球温暖化や自然資本・生物多様性の喪失の進行により自然災害の激甚化等が進み、短期的にも長期的にも保険金支払が増大する。 ・当社ポートフォリオにおける自然資本・生物多様性の観点で、重要セクターのひとつである自動車セクターのバリューチェーン分析を実施している。 ・分析を通じて、当社の自然資本・生物多様性のリスク・機会を特定し、Climate & Nature Reportへ開示している。
    ③ビジネスパートナーリスク 〇企業活動に対するバリューチェーン全体を見渡した責任・期待が高まっているなか、業務提携・委託・協業先において、不祥事や事故が発生し、当社の事業継続やレピュテーションに重大な影響が生じる。 ・「責任ある調達のためのガイドライン」を定め、基本的な考え方をグループ内へ周知したうえで、ビジネスパートナーにも取組みへの協力を促している。 ・外部委託先やビジネスパートナー選定における経済安全保障に関する観点を整理のうえ、各社での取組みを推進している。
    ④事業ポートフォリオの拡大・変遷に伴う経営管理リスク 〇グループ会社に対して、業態・規模・地域性等に即した最適な経営管理を行えず、当該グループ会社で大規模な不適正事案が発生し、業績が悪化するとともに、当社が経営責任を問われる。 ・ソリューション事業の新たな取組みについては、経営支援チームを組成して内部統制の態勢整備を行うとともに、PoC(実証実験)を通じてリスクの抑制を図っている。 ・ソリューション事業の買収案件に関しては、PMI(Post Merger Integration)チームを編成して買収先の実態を把握したうえで、内部統制の整備や当社における経営管理態勢の構築を行っている。
    ⑤グローバルな人権尊重対応の遅れ 〇人権尊重に関する東京海上グループの取組みが社会から不適切とみなされ、レピュテーションを毀損する。 ・当社事業に関係する主要なステークホルダーの人権課題に対するリスクを特定した「人権リスクマップ」を作成し、第三者の視点に基づく分析等も踏まえて更新している。 ・「ビジネスと人権に関する有識者ダイアログ」を開催し、外部有識者から実務面の課題について助言を得ている。

    (2)定量的リスク管理

     格付けの維持および倒産の防止を目的として、保有しているリスク対比で実質純資産が十分な水準にあることを多角的に検証し、財務の健全性が確保されていることを、取締役会において確認しています。

     具体的には、99.5%バリューアットリスク(VaR)(注)1で定量評価し、実質純資産(注)2をリスク量で除したエコノミック・ソルベンシー・レシオ(以下「ESR」といいます)の水準により、資本の十分性を確認しています。なお、2025年9月末までは99.95%VaRによるESRを用いて資本の十分性を確認していましたが、2026年3月末から日本国内において新資本規制(経済価値ベースのソルベンシー規制)が導入されたことに伴い、グローバルピアとの比較可能性や新資本規制との整合性等を重視し、2026年3月末より99.5%VaRによるESRへ定義を変更しました。

     東京海上グループのESRのターゲットは、AA格相当の資本水準を維持することを目的として、190%以上と設定しています。2026年3月末時点におけるESRは268%となり、資本が十分な水準にあることを確認しています。なお、2026年度は、自己株式取得について年間を通じて4,000億円(注)3を、期中の市場環境や株価の状況等を総合的に勘案して機動的に実施する方針を2026年5月20日付で公表しており、これを考慮した場合のESRは255%となります。

    また、重要なリスクのうち、経済・金融危機、巨大地震および新ウイルスのまん延については、経済的損失が極めて大きいと想定されるシナリオならびに複数の重要なリスクが同時期に発現するシナリオに基づき、資本十分性および資金流動性に関するストレステストを実施しています。また、巨大風水災についても資金流動性に関するストレステストを実施しています。その結果、いずれも問題がないことを確認しています。

    (注)1.将来の一定期間のうちに、一定の確率の範囲内で被る可能性のある最大損失額のことをいいます。99.5%VaRとは、今後1年間の損失が99.5%の確率でその額以内に収まる金額水準です。

    2.財務会計上の連結純資産に、生保保有契約価値の加算やのれんの控除等の調整を加えて算出します。

    3. 2026年3月23日付で公表した、Berkshire Hathawayグループとの戦略的提携に伴う2,874億円の自己株式取得を除いた額です。なお、当該自己株式取得は、同グループに対する自己株式の第三者割当に伴う株式数の増加による1株当たり価値の希薄化を抑えるために実施するものであり、同額の自己株式の処分をあわせて行うことから、資本水準への影響は限定的で、ESRへの影響はありません。

    ○ESRの状況

    (3)危機管理

     定性的リスク管理および定量的リスク管理を行っていても、全てのリスクを完全にコントロールすることは困難であり、また、自然災害のように発生を抑えることが不可能なリスクも存在します。

     そのため、有事に際して被る経済的損失等を極小化し、迅速に通常業務へ復旧するため、危機管理態勢や緊急事態時アクション等を整備しています。

     また、当社はグループ会社に対し支援・指示・指導を行い、グループ会社は当社に対し報告・連絡・相談を行うことで、グループ会社においても平時から危機管理態勢や緊急事態時アクション等の整備を行うとともに、緊急事態時においては復旧や事業継続を迅速・的確に対応できるよう努めています。

     さらに、自然災害やサイバー攻撃等、緊急事態(注)となり得る事象を想定した模擬訓練を実施し、緊急事態時の実践力・応用力も高めています。

    (注)東京海上グループの各社と顧客・代理店等の利害関係者との関係に重大な影響が生じる事態または東京海上グループの各社の業務に著しい支障が生じると判断される事態です。具体的には、自然災害、パンデミック、システム障害、サイバー攻撃、重要情報の漏えい、重大な法令違反および業務停止命令等、重要なリスクの発現やそれに準じた事態の発生を想定しています。

    ○東京海上グループの危機管理態勢

     なお、本項の記載には将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は本有価証券報告書提出日現在において判断したものです。

    4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

     当社グループは、当連結会計年度より従来の日本基準に替えてIFRSを適用しており、前連結会計年度の数値もIFRSに組み替えて比較分析を行っています。当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等)の状況の概要は、次のとおりです。

    ① 財政状態及び経営成績の状況

     当連結会計年度の世界経済は、米国の通商政策による悪影響が限定的に留まり、全体として緩やかに持ち直しました。米国はAI関連の設備投資や個人消費を中心に底堅さを維持した一方で、わが国経済は、物価上昇等を背景とした内需の弱さがみられ回復のペースは緩やかなものに留まりました。東京海上グループを取り巻く環境は、先行きの不透明感が増す昨今の地政学リスク、気候変動による災害の激甚化、サイバーリスクの増大等もあり、一層複雑化しています。

     このような情勢のもと当社グループの当連結会計年度の財政状態および経営成績は、以下のとおりとなりました。

     資産合計は、前連結会計年度末に比べて2兆5,052億円増加し、33兆26億円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べて1兆5,655億円増加し、24兆9,502億円となりました。資本合計は、前連結会計年度末に比べて9,397億円増加し、8兆523億円となりました。

     保険サービス損益は、保険収益が7兆6,935億円、保険サービス費用が6兆1,143億円、再保険損益が△4,295億円となった結果、前連結会計年度に比べて1,869億円増加し、1兆1,496億円となりました。また金融損益は投資損益が6,665億円、保険金融損益が△6,413億円となった結果、前連結会計年度に比べて55億円減少し、252億円となりました。

     これらの結果、保険サービス損益、金融損益にその他の損益を加減した当連結会計年度の税引前利益は、前連結会計年度に比べて1,543億円増加し、7,507億円となりました。税引前利益に法人所得税費用などを加減した親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて808億円増加し、5,312億円となりました。

     報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。

     国内損害保険事業においては、保険収益は、前連結会計年度に比べて1,055億円増加し、3兆406億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて1,039億円増加し、2,375億円となりました。

     国内生命保険事業においては、契約上のサービス・マージン(以下、CSM)残高は、前連結会計年度に比べて318億円増加し、1兆1,497億円となりました。保険収益は、前連結会計年度に比べて14億円減少し、2,654億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて1,238億円減少し、2,048億円の損失となりました。

     海外保険事業においては、保険収益は、前連結会計年度に比べて1,992億円増加し、4兆4,483億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて1,121億円増加し、5,027億円となりました。

     ソリューション・その他事業においては、その他の収益は、前連結会計年度に比べて1,494億円増加し、3,276億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて26億円増加し、145億円となりました。

    ② キャッシュ・フローの状況

     当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。

     営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税の支払額の増加等により、前連結会計年度に比べて6,233億円収入が減少し、1兆3,905億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、子会社の取得による支出の増加などにより、前連結会計年度に比べて2,220億円支出が増加し、4,027億円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、資金調達目的の債券貸借取引受入担保金の純増減額の増加などにより、前連結会計年度に比べて5,818億円支出が減少し、6,420億円の支出となりました。

     これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より3,925億円増加し、2兆3,324億円となりました。

    ③ 生産、受注及び販売の実績

     当社グループの主たる事業である保険業としての特性から、該当する情報がないので記載していません。

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

     経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。

     なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

     当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下、連結財務諸表規則)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しています。その作成には、経営者による会計方針の選択適用、合理的な見積りを必要としますが、実際には見積りと異なる結果となることもあります。

     当社の連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針ならびに重要な会計上の見積りおよび判断は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3. 重要性がある会計方針 および 4. 重要な会計上の見積りおよび判断」をご参照ください。

    ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

     当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、以下のとおりです。なお、当社グループの課題認識および経営成績に重要な影響を与えるリスクについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境及び対処すべき課題」および「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。

    a)経営成績の分析

     当連結会計年度の状況については、以下のとおりです。

    連結主要指標

    (単位:百万円)
    前連結会計年度  (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度  (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 増減 増減率
    保険収益 7,396,221 7,693,560 297,338 4.0%
    保険サービス費用 6,066,020 6,114,387 48,366 0.8%
    再保険損益 △367,482 △429,502 △62,020 -
    保険サービス損益 962,718 1,149,670 186,951 19.4%
    金融損益 30,794 25,240 △5,553 △18.0%
    その他の収益 210,637 379,540 168,903 80.2%
    親会社の所有者に帰属する当期利益 450,423 531,255 80,831 17.9%

     当連結会計年度の経営成績は、海外保険事業および国内損害保険事業における増収に加え、国内自然災害に係る発生保険金の減少や北米子会社を中心とする良好な保険引受成績などにより、保険サービス損益が改善しました。一方、国内生命保険事業における資産・負債管理の一環として実施した債券売却に伴う損失が増加したことなどにより、金融損益は減少しました。

     主要指標の増減については以下のとおりです。

     保険収益は、海外保険事業および国内損害保険事業における増収などにより、前連結会計年度に比べて2,973億円増加し、7兆6,935億円となりました。保険サービス費用は前連結会計年度に比べて483億円増加した一方で、再保険損益は再保険金回収の減少などにより、前連結会計年度に比べて620億円減少しました。

     この結果、保険サービス損益は1,869億円増加し、1兆1,496億円となりました。

     金融損益は、海外保険事業において投資損益が改善した一方で、国内生保事業において債券売却損を計上した影響などにより、前連結会計年度に比べて55億円減少し、252億円となりました。

     保険サービス損益、金融損益にその他の損益を加減した当連結会計年度の税引前利益は、前連結会計年度に比べて1,543億円増加し、7,507億円となりました。税引前利益に法人所得税費用などを加減した親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べて808億円増加し、5,312億円となりました。

     報告セグメント別の状況は、以下のとおりです。

    [国内損害保険事業]

     国内損害保険事業において、東京海上日動は、「本当に信頼されるお客様起点の会社」になるため、引き続き「Re-New(新しい会社につくりかえる)」の取組みを推進しました。これまで以上にお客様の声を保険契約プロセスの改善や事故に遭われたお客様への対応に活用することで、お客様からの評価は着実に向上しています。また、「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」として、保険金支払いに留まらない事前(リスクや損害の発生の抑制)・事後(早期復旧や再発防止)の領域における商品・サービスの提供も進めています。

     多様化・複雑化する社会課題に対し、グリーントランスフォーメーション(化石燃料をクリーンエネルギーに転換して活用していくための変革)、ヘルスケア、中小企業、サイバーリスクおよびレジリエンス(自然災害等の被害の極小化および早期復旧)を重点分野として定め、社会課題解決に貢献することを通じた新たなマーケット創造をめざし取組みを推進しました。

     サイバーリスク分野では、中小企業専門のセキュリティ支援会社との協業によるセキュリティ診断やネットワークの遠隔監視等のサービスを提供しており、ご好評をいただいています。サイバー攻撃等に起因する第三者への損害賠償金や、原因調査・システム復旧等にかかる費用を幅広く補償するサイバーリスク保険と合わせて、近年急増しているサイバー攻撃への事前の備えとして、企業のセキュリティ対策を支援していきます。

     東京海上グループのダイレクト損害保険事業でのさらなる成長を実現するため、2025年10月、イーデザイン損保を東京海上ダイレクトへ商号変更しました。これを契機に、手軽さや先進性を魅力としたダイレクトビジネスモデルの強化にも取り組んでいます。保険代理店およびダイレクトの双方でお客様から選ばれる保険グループとなることをめざします。

     上記のとおり事業に取り組んだ結果、保険収益は、前連結会計年度に比べて1,055億円増加し、3兆406億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、当年度の自然災害が減少したことを主因として、前連結会計年度に比べて1,039億円増加し、2,375億円となりました。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度  (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度  (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 増減 増減率
    保険収益 2,935,093 3,040,655 105,562 3.6%
    親会社の所有者に帰属する当期利益 133,580 237,541 103,960 77.8%

    (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額です。

    [国内生命保険事業]

     国内生命保険事業において、東京海上日動あんしん生命は、金融庁から、乗合代理店との適切な関係性の構築に向けた取組みにかかる報告徴求命令を2025年8月に受領し、同年9月に同命令に基づく報告を行いました。乗合代理店に対する指導・教育・管理の強化を徹底すると同時に、創業以来の理念に立ち返り、「お客様本位」を基軸とした健全な業務運営の定着に向けて、不断の改善に取り組んでいます。

     あんしん生命は、保障・健康増進・資産形成を重点領域と定め、中堅・中小企業、シニア層および就労世代それぞれのニーズに対応した商品・サービスを開発し、強みである生損一体のビジネスモデルを活かしつつ、お客様をお守りする領域の拡大に取り組んでいます。

     2025年9月には、一時払終身保険「あんしん夢終身」を発売しました。健康状態にかかわらず一生涯の死亡保障を確保でき、終活・相続のお悩みを相談できるサービスも利用いただける、お客様の資産形成・相続対策のニーズにお応えする商品です。また、がんの最新治療等に関する費用に対し最大1億円の保障を付帯できる「あんしんがん治療保険」が引き続きご好評をいただくなど、同社は2026年「オリコン顧客満足度調査」の「がん保険ランキング」において、3年連続で総合1位を獲得しました。

     各国における金融政策転換等によって、市場・経済環境の不確実性が増しているなか、資産と負債の総合管理(ALM)を基本とした資産運用に継続的に取り組み、既に引き受けている生命保険契約の長期負債の一部を2025年度も再保険会社に出再するなど、金利リスクコントロールの多様化および高度化に努めました。

     上記のとおり事業に取り組んだ結果、CSM残高は、前連結会計年度に比べて318億円増加し、1兆1,497億円となりました。保険収益は、前連結会計年度に比べて14億円減少し、2,654億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、債券売却損を主因として、前連結会計年度に比べて1,238億円減少し、2,048億円の損失となりました。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度  (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度  (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 増減 増減率
    CSM残高 1,117,952 1,149,767 31,814 2.9%
    保険収益 266,877 265,448 △1,428 △0.5%
    親会社の所有者に帰属する当期利益(△は損失) △80,979 △204,860 △123,880 -

    (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額です。

    [海外保険事業]

     海外保険事業においては、グループ全体のグローバルな成長と分散の効いたポートフォリオの構築を実現すべく、持続的な内部成長と戦略的なM&Aを取組みの両輪としています。また、グループ各社の優れたノウハウを相互に活用し、保険料収入の拡大、資産運用の高度化、業務効率の向上等のシナジー実現にも幅広く取り組みました。

     成長戦略の一環として、グループ会社各社が既存事業を強化する「ボルトオンM&A」を積極的に実行しています。2025年度は、米国において、今後の市場拡大が見込めるクラシックカー向けの保険代理店事業や、農畜産物の価格変動リスクに対し保険とソリューションをワンストップで提供する会社を買収しました。

     世界中の各拠点が事業の成長実現をめざし、新たな保険商品の開発、高度な保険引受能力や専門性の活用、市場環境を踏まえた保険料率の見直しおよび販売チャネルの拡充による保険引受利益の拡大にも引き続き取り組んでいます。

     2025年度は、北米のフィラデルフィア社、デルファイ社およびピュア社が過去最高益を達成しました。

     上記のとおり事業に取り組んだ結果、保険収益は、北米およびブラジルの子会社における引受拡大等に伴う増収を主因に、前連結会計年度に比べて1,992億円増加し、4兆4,483億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、北米の子会社における好調な保険引受ならびに前年度のキャピタルロス増加の反動を主因として、前連結会計年度に比べて1,121億円増加し、5,027億円となりました。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度  (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度  (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 増減 増減率
    保険収益 4,249,062 4,448,332 199,270 4.7%
    親会社の所有者に帰属する当期利益 390,583 502,750 112,167 28.7%

    (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額です。

    [ソリューション・その他事業]

     東京海上グループは、多様化・複雑化するお客様や社会の課題やリスクに対して最適な保険商品を提供し、「お客様や社会の“いざ” をお守りする」ことに加え、多様なリスクや損害そのものを減らすソリューションを提供しお客様や社会の“いつも” を支えている姿をめざしています。

     ID&Eグループは、「世界をすみよくする」というミッションを果たすため、コンサルティング事業、都市空間事業およびエネルギー事業を主力事業として、世界各地で国づくり・まちづくりに貢献しています。長年、国内外の公共事業で培った高い技術力をもとに、社会の強靭化に直結するソリューションを保有しており、特に、コンサルティング事業については、東京海上グループが有する強固な顧客基盤を活用しながら、急拡大する民間防災市場に本格参入しました。建設コンサルティング業界国内最大手である同社の高度な技術と、東京海上日動が持つ膨大なリスク情報と保険金支払データを掛け合わせることで、災害レジリエンスにおける現状把握、対策実行、経済的補償(保険)および復旧・維持管理を一気通貫で支援し、現状復旧に留まらない「Build Back Better(被災前よりも強靭な状態への再建)」を実現していきます。

     東京海上グループが中心となって物流会社8社と立ち上げた物流コンソーシアム「baton」において、2026年2月には国内初となる複数の物流事業者による中継輸送(ドライバー交替方式)の実証運行を開始しました。実証運行の検証を経て、対象路線の拡大や事業者向けアプリケーションの開発を進め、トラックのドライバー不足への対応、稼働率・積載率の向上等を図り、日本の物流産業のさらなる発展に貢献していきます。

     東京海上アセットマネジメントは、年金の運用受託や投資信託の運用等、安定的な収益基盤であるアセットマネジメント事業に取り組んでいます。特に、年金基金等のお客様から運用商品やお客様本位の取組みを総合的にご評価いただいており、格付投資情報センター(R&I)が選定する「R&I顧客満足大賞2026」の年金部門において、「優秀賞」を受賞しました。

     上記のとおり事業に取り組んだ結果、その他の収益は、前年度期中に買収したID&Eグループの損益を当年度からは通期で取り込んだことを主因に、前連結会計年度に比べて1,494億円増加し、3,276億円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、上記その他収益の増加等を主因として、前連結会計年度に比べて26億円増加し、145億円となりました。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度  (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度  (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 増減 増減率
    その他の収益 178,191 327,646 149,455 83.9%
    親会社の所有者に帰属する当期利益 11,844 14,515 2,671 22.6%

    (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額です。

    b)財政状態の分析

     当連結会計年度の状況については、以下のとおりです。

    [資産]

     当連結会計年度末の資産合計は、再保険契約資産の増加などにより、前連結会計年度に比べて2兆5,052億円増加し、33兆26億円となりました。

    [負債]

     当連結会計年度末の負債合計は、保険契約負債の増加などにより、前連結会計年度に比べて1兆5,655億円増加し、24兆9,502億円となりました。

    [資本]

     当連結会計年度末の資本合計は、利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度に比べて9,397億円増加し、8兆523億円となりました。

    c)資金の流動性に係る情報

     当社グループの短期的な資金需要として、主に日々の保険金の支払等がありますが、強固なリスク管理態勢の下で保険事業を運営し、安定的にプラスの営業キャッシュ・フローを確保することにより、十分な流動性を保持しています。また、大規模自然災害による大口の支払や市場の混乱等により資金繰りが悪化する局面に備え、流動性の高い債券を保有すること等により、適切な流動性管理を行っています。

     事業投資等の中長期的な資金需要に対しては、グループ内の自己資金を活用するほか、外部からの資金調達を行う等、資金需要の性質に応じて適切な資金源を確保しています。

    d)目標とする経営指標の分析

     「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針 ③目標とする経営指標等」に記載のとおりです。

    (3)並行開示情報

     連結財務諸表規則(第3編から第6編までを除く。以下、日本基準)により作成した要約連結財務諸表、要約連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更は、次のとおりです。

     なお、日本基準により作成した要約連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。また、百万円未満を切り捨てて記載しています。

    要約連結貸借対照表(日本基準)

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    資産の部
    現金及び現金同等物 1,071,138 1,033,052
    買現先勘定 299,812 -
    買入金銭債権 3,051,927 3,962,550
    金銭の信託 7 314
    有価証券 19,262,988 18,615,916
    貸付金 3,140,328 3,052,348
    有形固定資産 562,056 683,416
    無形固定資産 1,158,132 1,327,070
    その他資産 2,578,281 3,065,601
    退職給付に係る資産 16,967 20,849
    繰延税金資産 112,395 217,913
    支払承諾見返 1,528 1,410
    貸倒引当金 △18,225 △18,505
    資産の部合計 31,237,340 31,961,940
    負債の部
    保険契約準備金 23,178,787 23,263,893
    社債 227,246 226,995
    その他負債 2,101,900 2,346,342
    退職給付に係る負債 223,866 213,295
    賞与引当金 140,268 154,190
    株式給付引当金 3,622 3,925
    特別法上の準備金 150,455 159,381
    繰延税金負債 103,089 133,643
    負ののれん 3,030 1,289
    支払承諾 1,528 1,410
    負債の部合計 26,133,794 26,504,368
    純資産の部
    株主資本 3,021,956 3,394,747
    その他の包括利益累計額 2,054,886 2,025,600
    非支配株主持分 26,702 37,223
    純資産の部合計 5,103,545 5,457,571
    負債及び純資産の部合計 31,237,340 31,961,940

    要約連結損益計算書及び要約連結包括利益計算書(日本基準)

    要約連結損益計算書

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    経常収益 8,440,114 8,872,277
    保険引受収益 6,275,529 6,527,988
    資産運用収益 1,988,646 1,984,577
    その他経常収益 175,938 359,711
    経常費用 6,980,107 7,523,647
    保険引受費用 4,993,332 5,278,975
    資産運用費用 544,633 554,145
    営業費及び一般管理費 1,401,394 1,650,600
    その他経常費用 40,747 39,924
    経常利益 1,460,007 1,348,630
    特別利益 10,354 7,965
    特別損失 20,089 21,628
    税金等調整前当期純利益 1,450,272 1,334,967
    法人税等合計 396,529 347,470
    当期純利益 1,053,742 987,496
    非支配株主に帰属する当期純利益 △1,533 7,068
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,055,276 980,428

    要約連結包括利益計算書

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    当期純利益 1,053,742 987,496
    その他の包括利益 △604,252 △25,360
    包括利益 449,490 962,135
    (内訳)
    親会社株主に帰属する包括利益 448,182 951,124
    非支配株主に帰属する包括利益 1,307 11,010

    要約連結株主資本等変動計算書(日本基準)

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本 その他の包括 利益累計額 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
    当期首残高 2,514,622 2,661,980 33 6,704 5,183,341
    当期変動額 507,334 △607,093 △33 19,997 △79,795
    当期末残高 3,021,956 2,054,886 - 26,702 5,103,545

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本 その他の包括 利益累計額 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
    当期首残高 3,021,956 2,054,886 - 26,702 5,103,545
    当期変動額 372,791 △29,286 - 10,521 354,025
    当期末残高 3,394,747 2,025,600 - 37,223 5,457,571

    要約連結キャッシュ・フロー計算書(日本基準)

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー 1,345,080 584,259
    投資活動によるキャッシュ・フロー 164,619 639,725
    財務活動によるキャッシュ・フロー △1,188,437 △624,251
    現金及び現金同等物に係る換算差額 61,550 15,541
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 382,813 615,275
    現金及び現金同等物の期首残高 1,086,981 1,469,794
    現金及び現金同等物の期末残高 1,469,794 2,085,069

    要約連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (連結範囲の変更)

     当連結会計年度より、ID&Eホールディングス株式会社他95社は、株式の取得等により子会社となったため連結の範囲に含めています。

     当連結会計年度より、Tysons Corner Owner, LLCは、重要性が低下したため連結の範囲から除いています。

    (持分法適用の範囲の変更)

     当連結会計年度より、ID&Eホールディングス株式会社の株式を取得したことに伴い、同社の関連会社10社を持分法適用の範囲に含めています。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (連結範囲の変更)

     当連結会計年度より、Agrihedge, Inc. 他21社は、株式の取得等により子会社となったため連結の範囲に含めています。

     当連結会計年度より、Qdos Holdings Limited 他2社は、清算結了等により連結の範囲から除いています。

    (持分法適用の範囲の変更)

     当連結会計年度より、Newa Insurance (Cambodia) Plc.他1社は、影響力が低下したこと等により持分法適用の範囲から除いています。

    経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

     「第5.経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 37.IFRSの初度適用」に記載のとおりです。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (投資有価証券(資本性))

     日本基準においてその他有価証券に分類した株式は、売却損益および減損損失を純損益として認識しておりましたが、IFRSでは一部を除きFVOCIに指定し、公正価値の変動額をその他の包括利益として認識し、当該金融資産の認識を中止した場合には、その他の包括利益累計額を利益剰余金に振替えています。また、日本基準においては、非上場株式は原則として取得原価で測定していましたが、IFRSでは公正価値で測定しています。

     この結果、IFRSの投資損益は、日本基準のこれに相当する項目に比べて、763,874百万円減少しています。また、IFRSでは日本基準に比べて、その他の包括利益(税効果調整後)が441,377百万円増加しています。

    (保険契約および再保険契約)

     日本基準およびIFRSにおける測定方法および表示方法には、次のとおり大きく異なる部分があることから、「認識および測定の差異」として日本基準における計上額の全額を取り消し、IFRSにおける計上額の全額を改めて計上しています。

    ・分類および測定

     日本基準においては、国内会社は保険業法および保険業法施行規則に基づき、在外子会社は実務対応報告第18号「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」に基づきIFRSまたは米国会計基準に準拠して保険契約準備金を積み立てています。一方、IFRSでは「第5 経理の状況 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」に基づいて測定された保険契約を資産または負債として計上しています。日本基準およびIFRSにおける測定方法は、保険料配分アプローチ(以下、PAA)を適用して測定する契約に係る残存カバーに係る資産および負債については概ね類似していますが、同契約に係る発生保険金に係る資産および負債ならびにPAAを適用せずに測定する契約に係る資産および負債については、主に次の差異があります。

    ・日本基準においては、生命保険の大宗および損害保険の一部に係る資産および負債を除き割引計算を行っていませんでしたが、IFRSでは原則として見積将来キャッシュ・フローに貨幣の時間価値を反映させて測定しています。

    ・日本基準においては、明示的にはリスク調整を考慮していませんでしたが、IFRSでは非金融リスクに係るリスク調整を反映させて測定しています。

    ・日本基準においては、明示的に未稼得利益を認識していませんでしたが、IFRSでは未稼得利益をCSMとして認識しています。

    ・日本基準においては、原則として契約締結時点における見積りの前提に基づいていましたが、IFRSでは期末日現在における見積りに基づいて測定しています。

    ・日本基準においては、主に国内保険会社において、新契約費は保険負債から控除せず、また発生時に費用として認識していましたが、IFRSでは保険獲得キャッシュ・フロー(新契約費)は保険負債から控除され、また規則的な方法で各期間に配分して保険収益および保険サービス費用を認識しています。

    ・日本基準において「貸付金」に含めていた保険約款貸付金を、IFRSでは「保険契約資産」、「保険契約負債」に含めています。

    ・日本基準において「その他資産」または「その他の負債」に含めていた発行した保険契約および保有する再保険契約に係る債権債務等を、IFRSでは「保険契約資産」、「保険契約負債」、「再保険契約資産」、「再保険契約負債」に含めています。

    ・日本基準において保有する再保険契約に係る資産を「支払備金」または「責任準備金等」から控除していましたが、IFRSでは保有する再保険契約に係る資産および負債を「再保険契約資産」および「再保険契約負債」として区分掲記しています。

     この結果、IFRSの保険契約資産、保険契約負債、再保険契約資産および再保険契約負債の純額(負債)は、日本基準のこれらに相当する項目の純額(負債)に比べて、5,512,957百万円減少しています。

    ・保険収益の表示

     日本基準においては、「保険引受収益」に保険契約者から収受した時点で認識する収入保険料に加えて、保険契約準備金の一部である責任準備金および支払備金の各々について、減少した場合にその減少分を「責任準備金等戻入額」、「支払備金戻入額」として含めていましたが、IFRSにおける「保険収益」にはサービスの提供に応じた収益を含めています。また、この「保険収益」からは投資要素を除外しています。

    ・保険サービス費用の表示

     日本基準においては、「保険引受費用」に保険契約者に支払った時点で認識する支払保険金に加えて、保険契約準備金の一部である責任準備金および支払備金の各々について、増加した場合にその増加分を「責任準備金等繰入額」、「支払備金繰入額」として含めていましたが、IFRSにおける「保険サービス費用」には、発生保険金に係る負債の増減を含めています。

     日本基準における「保険引受費用」には新契約費および維持費の双方を発生時に認識していますが、IFRSにおける「保険サービス費用」では、保険獲得キャッシュ・フローについては保険期間に配分して費用認識しています。また、この「保険サービス費用」からは投資要素を除外しています。

    (のれん)

     日本基準においてはのれんについて一定期間で均等償却していましたが、IFRSでは移行日以降の償却を停止し、減損テストを実施しています。この結果、IFRSの一般管理費は、日本基準のこれに相当する項目に比べて、88,861百万円減少しています。

    5【重要な契約等】

    (1)Ignyte Insuranceの保険代理店事業の譲受け

    当社の連結子会社であるPhiladelphia Consolidated Holding Corp.は、子会社を通じ、米国においてクラシックカー向けの保険代理店事業を展開するIgnyte Insuranceの同事業を、2025年10月31日付で譲り受けました。事業の取得価額は667百万米ドルです。対象事業の概要および事業の譲受けの目的は、以下のとおりです。

    ①対象事業の概要

    クラシックカー向け自動車保険を主に取り扱う保険代理店事業

    ②事業の譲受けの目的

    海外保険事業の収益の源泉の多様化ならびに米国におけるクラシックカー向け自動車保険の引受能力の向上および競争優位性のさらなる強化

    (2)Agrihedge, Inc.の株式取得

     当社は、米国において農畜産物の価格変動リスクに対し保険およびソリューションをワンストップで提供するAgrihedge, Inc.の全株式を、2026年1月30日付で同社の既存株主から取得しました。取得価額は976百万米ドルです。対象会社の概要および株式取得の目的は、以下のとおりです。

    ①対象会社の概要

    社名  :Agrihedge, Inc.

    所在地 :Chicago, Illinois, United States

    事業内容:農畜産物の価格変動リスクに対し保険およびソリューションをワンストップで提供

    ②株式取得の目的

    海外保険事業の収益の源泉の多様化ならびに農業保険分野のサービス力の向上および競争優位性のさらなる強化

    (3)National Indemnity Companyとの議決権行使契約の締結

     当社は、Berkshire Hathaway Inc.の完全子会社であるNational Indemnity Companyとの間で、National Indemnity Companyの当社普通株式の保有方針に関する議決権行使契約を、2026年3月23日付で締結しました。本議決権行使契約に関する概要等は以下のとおりです。

    ①契約の概要

    契約締結日 相手先の名称 相手先の住所 合意の内容
    2026年3月23日 National Indemnity Company 1314 Douglas Street, Suite 1400, Omaha, Nebraska, United States National Indemnity Companyは、本契約の有効期間中、その保有する当社の株式について、当社の取締役会の推奨に従って議決権を行使し、または当社の求めに応じて委任状を交付する。

    ②合意の目的

     当該合意は、当社の企業価値の向上および株主価値の増大を図るため、当社ならびにBerkshire Hathaway Inc.およびNational Indemnity Companyの関係を強固なものとすることを目的としたものです。

    ③取締役会における検討状況その他の当社における合意に係る意思決定に至る過程

     2026年3月23日開催の取締役会において、当該合意を含む本契約について検討を行い、取締役全員で合議のうえ、決定しています。

    ④合意が当社の企業統治に及ぼす影響

     本有価証券報告書提出日現在、当社の取締役会は過半数が独立社外取締役で構成されているなど、当社においては健全で透明性の高いガバナンス体制が整備されているほか、当社からの第三者割当によりNational Indemnity Companyが取得した当社普通株式48,207,200株は、当社発行済株式総数に対する割合が2.49%であること等も踏まえると、ガバナンスへの影響は軽微であると考えています。

    6【研究開発活動】

     当連結会計年度における研究開発費の総額は1,628百万円であり、これは主にソリューション・その他事業に含まれる、ID&Eホールディングス株式会社傘下の日本工営株式会社によるものです。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

     当社グループは、顧客サービスの充実、業務の効率化等を目的として設備投資を行っており、その主な内容はソフトウエアに関するものです。当連結会計年度の設備投資の内訳は、以下のとおりです。

    事業セグメント 金額 (百万円)
    国内損害保険事業 109,892
    国内生命保険事業 17,919
    海外保険事業 49,090
    ソリューション・その他事業 7,569
    合計 184,472

    2【主要な設備の状況】

     当社および連結子会社における主要な設備は、以下のとおりです。

    (1)提出会社

                                                            2026年3月31日現在

    会社名 店名 (所在地) セグメントの 名称 帳簿価額 (百万円) 従業員数 (人)
    土地 (面積㎡) 建物 使用権資産 (土地面積㎡) 動産 ソフトウ エア
    東京海上ホールディングス株式会社 本社 (東京都千代田区) 持株会社 - (-) - - (-) 92 3,960 1,339

    (2)国内子会社

                                                            2026年3月31日現在

    会社名 店名 (所在地) セグメントの 名称 帳簿価額 (百万円) 従業員数 (人)
    土地 (面積㎡) 建物 使用権資産 (土地面積㎡) 動産 ソフトウ エア
    東京海上日動火災保険株式会社 本社 (東京都千代田区) 国内損害保険事業 62,040 (111,178) 50,643 39,536 (1,398) 19,858 195,356 16,064
    日新火災海上保険株式会社 本社 (東京都千代田区) 国内損害保険事業 18,388 (13,268) 7,547 4,623 (-) 1,909 7,635 2,031
    東京海上ダイレクト損害保険株式会社 本社 (東京都新宿区) 国内損害保険事業 - (-) 82 - (-) 75 4,374 384
    東京海上日動あんしん生命保険株式会社 本社 (東京都千代田区) 国内生命保険事業 - (-) 724 4,826 (-) 581 34,314 2,208
    ID&Eホールディングス株式会社 本社 (東京都千代田区) ソリューション・その他事業 29,783 (296,956) 22,406 9,981 (23,500) 3,316 720 6,842

    (3)在外子会社

                                                            2026年3月31日現在

    会社名 店名 (所在地) セグメントの 名称 帳簿価額 (百万円) 従業員数 (人)
    土地 (面積㎡) 建物 使用権資産 (土地面積㎡) 動産 ソフトウ エア
    Tokio Marine North America, Inc. 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) 海外保険事業 - (-) 3,248 17,068 (-) 258 33,276 2,933
    Delphi Financial Group, Inc. 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) 海外保険事業 1,198 (86,539) 7,485 12,594 (-) 5,566 44,291 3,654
    HCC Insurance Holdings, Inc. 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) 海外保険事業 441 (45,075) 4,512 13,817 (-) 6,473 21,349 4,420
    Privilege Underwriters, Inc. 本社 (米国・デラウェア州・ウィルミントン) 海外保険事業 - (-) 1,083 4,819 (-) 262 6,732 1,198
    Tokio Marine Kiln Group Limited 本社 (英国・ロンドン) 海外保険事業 - (-) - 4,984 (-) 1,803 4,487 763
    Tokio Marine Asia Pte. Ltd. 本社 (シンガポール・シンガポール) 海外保険事業 - (-) - 1 (-) 33 3 86
    Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd. 本社 (シンガポール・シンガポール) 海外保険事業 - (-) - 62 (-) 105 497 259
    Tokio Marine Seguradora S.A. 本社 (ブラジル・サンパウロ) 海外保険事業 288 (4,660) 176 685 (-) 1,313 601 2,492

    (注)ID&Eホールディングス株式会社、Tokio Marine North America, Inc.、Delphi Financial Group, Inc.、

       HCC Insurance Holdings, Inc.、Privilege Underwriters, Inc.およびTokio Marine Kiln Group Limitedについては、各社の子会社の数値を含めて記載しています。

    3【設備の新設、除却等の計画】

     2026年3月31日現在の重要な設備の新設、除却等の計画は、以下のとおりです。

    (1)新設

    会社名 設備名 所在地 セグメントの名称 内容 投資予定金額 資金調達方法 着手および完了予定年月
    総額 (百万円) 既支払額 (百万円) 着手 完了
    東京海上日動火災保険株式会社(仮称)東京海上ビルディング 東京都千代田区 国内損害保険事業 建替 190,961 26,306 自己資金 2025年3月 2028年度

    (2)改修

     該当事項はありません。

    (3)売却

     該当事項はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数 (株)
    普通株式 8,000,000,000
    計 8,000,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末(2026年3月31日)現在発行数 (株) 提出日(2026年6月26日)現在発行数 (株) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 1,934,000,000 1,934,000,000 東京証券取引所 プライム市場 単元株式数 100株
    計 1,934,000,000 1,934,000,000 - -

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

     該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

     該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

     該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

     該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数 (株) 発行済株式総数残高 (株) 資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金増減額 (百万円) 資本準備金残高 (百万円)
    2022年3月31日 (注1) △17,500,000 680,000,000 - 150,000 - 1,511,485
    2022年10月1日 (注2) 1,360,000,000 2,040,000,000 - 150,000 - 1,511,485
    2023年3月31日 (注1) △37,500,000 2,002,500,000 - 150,000 - 1,511,485
    2024年3月29日 (注1) △24,500,000 1,978,000,000 - 150,000 - 1,511,485
    2025年3月31日 (注1) △44,000,000 1,934,000,000 - 150,000 - 1,511,485

    (注)1.減少の理由は、自己株式の消却です。

    2.増加の理由は、株式分割(1株につき3株の割合)です。

    (5)【所有者別状況】

    2026年3月31日現在
    区分 株式の状況 (1単元の株式数100株) 単元未満株式 の状況 (株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人その他 計
    個人以外 個人
    株主数 (人) 1 217 64 2,512 1,173 909 312,690 317,566 -
    所有株式数 (単元) 15 6,370,426 850,443 754,032 7,972,858 2,625 3,360,437 19,310,836 2,916,400
    所有株式数の割合 (%) 0.00 32.99 4.40 3.90 41.29 0.01 17.40 100.00 -

    (注)1.「その他の法人」および「単元未満株式の状況」には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ78単元および18株含まれています。

    2.「個人その他」および「単元未満株式の状況」には、自己株式が、それぞれ539,181単元および92株含まれています。

    (6)【大株主の状況】

    2026年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己 株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合 (%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口 東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 321,356 17.09
    株式会社日本カストディ銀行信託口 東京都中央区晴海一丁目8番12号 142,631 7.59
    STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 66,592 3.54
    MOXLEY AND CO LLC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 383 MADISON AVENUE, FLOOR 11 NEW YORK, NEW YORK 10179 U.S.A. (東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 決済事業部) 34,270 1.82
    THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) WOOLGATE HOUSE,COLEMAN STREET LONDON EC2P 2HD, ENGLAND (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 28,856 1.53
    東海日動従業員持株会 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 常盤橋タワー 東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部(TCS給与厚生グループ) 27,790 1.48
    明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) 26,973 1.43
    JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 26,773 1.42
    ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズステーションタワー (東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 決済事業部) 22,249 1.18
    JP MORGAN CHASE BANK 385642 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 21,538 1.15
    計 ― 719,035 38.24

    (注)1.MOXLEY AND CO LLCは、ADR発行のため預託された株式の名義人です。

    2.当社は、自己株式53,918千株を所有していますが、本表には記載していません。

    3.2021年7月26日付でみずほ証券株式会社から提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2021年7月15日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。

    氏名又は名称 住所 保有株式数 (株) 発行済株式総数に対する保有株式数の割合 (%)
    アセットマネジメントOne株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 27,699,900 3.97
    計 ― 27,699,900 3.97

    (注)発行済株式総数は、697,500,000株(2021年7月15日現在)が使用されています。

    4.2024年6月6日付でブラックロック・ジャパン株式会社から提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2024年5月31日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。

    氏名又は名称 住所 保有株式数 (株) 発行済株式総数に対する保有株式数 の割合 (%)
    ブラックロック・ジャパン株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 42,056,700 2.13
    ブラックロック(ネザーランド)BV オランダ王国 アムステルダム HA1096 アムステルプレイン 1 5,365,867 0.27
    ブラックロック・ファンドマネジャーズ・リミテッド 英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12 6,189,079 0.31
    ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド カナダ国 オンタリオ州 トロント市 べイ・ストリート 161、2500号 2,374,100 0.12
    ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド アイルランド共和国 ダブリン ボールスブリッジ ボールスブリッジパーク2 1階 16,689,212 0.84
    ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400 38,777,300 1.96
    ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ.エイ. 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400 27,071,723 1.37
    ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッド 英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12 2,124,672 0.11
    計 ― 140,648,653 7.11

    (注)発行済株式総数は、1,978,000,000株(2024年5月31日現在)が使用されています。

    5.2025年9月19日付で三井住友信託銀行株式会社から提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2025年9月15日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。

    氏名又は名称 住所 保有株式数 (株) 発行済株式総数に対する保有株式数の割合 (%)
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 東京都港区芝公園一丁目1番1号 59,617,164 3.08
    アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社 東京都港区赤坂九丁目7番1号 38,892,300 2.01
    計 ― 98,509,464 5.09

    (注)発行済株式総数は、1,934,000,000株(2025年9月15日現在)が使用されています。

    6.2026年1月5日付で株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから提出された株券等の大量保有者による大量保有報告書の変更報告書において、2025年12月22日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、[大株主の状況]表には含めていません。

    氏名又は名称 住所 保有株式数 (株) 発行済株式総数に対する保有株式数 の割合 (%)
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 23,546,700 1.22
    三菱UFJ信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 45,503,800 2.35
    三菱UFJアセットマネジメント株式会社 東京都港区東新橋一丁目9番1号 22,101,300 1.14
    三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 2,437,450 0.13
    計 ― 93,589,250 4.84

    (注)発行済株式総数は、1,934,000,000株(2025年12月22日現在)が使用されています。

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2026年3月31日現在
    区分 株式数 (株) 議決権の数 (個) 内容
    無議決権株式 - - -
    議決権制限株式(自己株式等) - - -
    議決権制限株式(その他) - - -
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 53,937,600 - -
    完全議決権株式(その他) 普通株式 1,877,146,000 18,771,460 -
    単元未満株式 普通株式 2,916,400 - -
    発行済株式総数 1,934,000,000 - -
    総株主の議決権 - 18,771,460 -

    (注)「完全議決権株式(その他)」の「株式数」には証券保管振替機構名義の株式7,800株が、「議決権の数」には同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数78個が含まれています。

    ②【自己株式等】
    2026年3月31日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数 (株) 他人名義所有株式数 (株) 所有株式数の合計 (株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合 (%)
    東京海上ホールディングス株式会社 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 53,918,100 - 53,918,100 2.79
    海上商事株式会社 東京都渋谷区代々木二丁目11番15号 19,500 - 19,500 0.00
    計 - 53,937,600 - 53,937,600 2.79

    (8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

     株価の変動によるリターンを株主の皆様と共有し、アカウンタビリティを果たすことを目的として株式交付信託(以下「本制度」といいます)を導入しています。

    ①本制度の概要

     本制度は、当社および主な事業子会社(東京海上日動火災保険株式会社、日新火災海上保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社)が拠出する金員を原資として当社株式が信託を通じて取得され、当社および主な事業子会社の取締役および執行役員(以下「対象取締役等」といいます)に当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭(以下「当社株式等」といいます)の交付および給付(以下「交付等」といいます)が行われる株式報酬制度です。2021年7月からの3年間および当該期間の経過後に開始する3年ごとの期間を「対象期間」とし、対象期間ごとに、一定の要件を満たした対象取締役等を受益者とする信託期間3年の信託(以下「本信託」といいます)を設定、または、本信託を継続するために信託契約の変更および追加信託を行います。

    項目 内容
    対象期間ごとに拠出する金員の上限 対象取締役等合計:5,000百万円 (うち当社の取締役および執行役員分:1,700百万円)
    1事業年度当たりの当社株式等の数の上限 対象取締役等合計:285,000ポイント (うち当社の取締役および執行役員分:110,000ポイント)
    当社株式の取得方法 株式市場から取得、または当社から取得(自己株式処分)する。
    当社株式等の数の算定方法 役位等に応じてあらかじめ定める(付与するポイントは、業績等によって変動しない)。
    当社株式等の交付等の時期 退任後
    支給制限・返還請求 受益権確定日よりも前に当社の定める非違行為等(職務上または社内規程の重大な違反等)が認められた場合、当社株式の交付およびその売却代金の給付は行わない(マルス条項)。また、受益権確定日以降、非違行為等が認められた場合、交付相当額につき返還を請求することができる(クローバック条項)。

    (注)1ポイント当たりの当社株式数は3株です。

     なお、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の議案(決議事項)として、「定款一部変更の件」および「取締役(監査等委員である取締役を除く。)の株式報酬制度の決定の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、当社は、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行するとともに、本制度の対象者を取締役(監査等委員である取締役を除く。)に限定します。

    ②対象者に取得させる予定の株式総数(本信託が保有する株式数)

    当事業年度の末日(2026年3月31日)現在 対象取締役等合計:1,568,976株 (うち当社の取締役および執行役員分:649,454株)
    本有価証券報告書提出日の前月末(2026年5月31日)現在 対象取締役等合計:1,370,476株 (うち当社の取締役および執行役員分:605,454株)

    ③本制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲

     対象取締役等を退任した者のうち受益者要件を満たす者

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得および会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

     該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

    会社法第155条第3号による取得

    区分 株式数 (株) 価額の総額 (円)
    取締役会(2025年5月20日)での決議状況 (取得期間 2025年5月21日~2025年10月31日) 70,000,000 110,000,000,000
    当事業年度前における取得自己株式 - -
    当事業年度における取得自己株式 17,703,600 109,999,676,500
    残存決議株式の総数及び価額の総額 52,296,400 323,500
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 74.71 0.00
    当期間における取得自己株式 - -
    提出日現在の未行使割合(%) 74.71 0.00
    区分 株式数 (株) 価額の総額 (円)
    取締役会(2025年11月19日)での決議状況 (取得期間 2025年11月20日~2026年4月30日) 80,000,000 130,000,000,000
    当事業年度前における取得自己株式 - -
    当事業年度における取得自己株式 24,904,156 129,999,694,320
    残存決議株式の総数及び価額の総額 55,095,844 305,680
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 68.87 0.00
    当期間における取得自己株式 - -
    提出日現在の未行使割合(%) 68.87 0.00
    区分 株式数 (株) 価額の総額 (円)
    取締役会(2026年3月23日)での決議状況 (取得期間 2026年4月1日~2026年9月18日) 48,207,200 287,400,000,000
    当事業年度前における取得自己株式 - -
    当事業年度における取得自己株式 - -
    残存決議株式の総数及び価額の総額 - -
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) - -
    当期間における取得自己株式 15,026,500 110,394,293,700
    提出日現在の未行使割合(%) 68.83 61.59

    (注)当期間における取得自己株式には、2026年6月1日から本有価証券報告書提出日までの取得自己株式は含まれていません。

    区分 株式数 (株) 価額の総額 (円)
    取締役会(2026年5月20日)での決議状況 (取得期間 2026年5月21日~2026年12月23日) 130,000,000 200,000,000,000
    当事業年度前における取得自己株式 - -
    当事業年度における取得自己株式 - -
    残存決議株式の総数及び価額の総額 - -
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) - -
    当期間における取得自己株式 - -
    提出日現在の未行使割合(%) - -

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    会社法第155条第7号による取得

    区分 株式数 (株) 価額の総額 (円)
    当事業年度における取得自己株式 4,819 29,026,558
    当期間における取得自己株式 688 4,963,345

    (注)当期間における取得自己株式には、2026年6月1日から本有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取請求による株式等は含まれていません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数 (株) 処分価額の総額 (円) 株式数 (株) 処分価額の総額 (円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式 - - 48,207,200 287,411,326,400
    消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係 る移転を行った取得自己株式 - - - -
    その他(新株予約権の権利行使) - - - -
    その他(単元未満株式の買増請求) 100 569,120 - -
    その他(譲渡制限付株式報酬として処分した取得自己株式) 251 1,468,350 - -
    保有自己株式数 53,918,192 - 20,738,180 -

    (注)1.当期間における処理自己株式には、2026年6月1日から本有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買増請求による株式等の変動分は含まれていません。

    2.当期間における保有自己株式数には、2026年6月1日から本有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取請求および買増請求による株式等の変動分は含まれていません。

    3【配当政策】

     当社は、業績および今後の経営環境等を勘案し、グループの事業展開のための基盤強化を図りつつ、配当を基本として株主還元の充実に努める方針としています。また、当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行う方針としており、中間配当については取締役会、期末配当については株主総会がそれぞれ決議しています。

     2025年度の期末配当については、諸般の事情を総合的に勘案し、1株につき112.5円とすることを2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会で決議する予定です。また、中間配当として1株につき105.5円お支払いしています。

     内部留保資金については、事業投資等に活用してまいります。

     2025年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。

    決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円)
    2025年11月19日 取締役会決議 200,976 105.50
    2026年6月29日 定時株主総会決議(予定) 211,509 112.50

     当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録質権者に対し、会社法第454条第5項の剰余金の配当を行うことができる旨定款に定めています。

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

     当社は、「東京海上グループ経営理念」を定め、株主、お客様、社会、社員等のステークホルダーに対する責任を果たしていくことで、グループの企業価値を永続的に高めてまいります。そのために、健全で透明性の高いコーポレートガバナンスを構築し、「東京海上ホールディングス 内部統制基本方針」に基づき、持株会社としてグループ各社を適切に統治することが重要であると認識しています。

     当社は、「東京海上ホールディングス コーポレートガバナンス基本方針」において、コーポレートガバナンス体制の枠組みを定め、監査役会設置会社をベースに任意の指名委員会・報酬委員会を設置するハイブリッド型の機関設計としてきました。今般、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の議案(決議事項)として、「定款一部変更の件」を提案しており、当該議案が承認可決された場合、当社は、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行します(以下「監査等委員会設置会社への移行」といいます)。これは、「成長戦略とガバナンスの高位均衡」の実現を、さらに進化、充実させることを目的とするものです。

     移行後は、取締役会において社外取締役の多様性および知見を活かしつつ、グループCEOを中心とした執行の中長期的な価値創造戦略の磨き上げを促すとともに、取締役会から執行に大幅な権限委譲を行い、描かれた中長期戦略に基づく迅速な事業運営を加速するなど、成長戦略のさらなる推進に取り組んでまいります。

     また、監査等委員が取締役会のメンバーとなることで取締役会が一体的にガバナンス機能を果たすとともに、監査等委員会が内部監査部門を活用した組織的監査を行います。加えて、監査等委員会に、執行から独立した社外視点を活用してきたグループ監査委員会の主な機能を集約することで、内部統制およびガバナンス機能のさらなる強化を図ります。

     取締役候補者の選任や取締役(監査等委員である取締役を除く。)報酬の決定等については、引き続き任意の指名委員会および報酬委員会の答申を受けたうえで、最終的には社外取締役が過半を占める取締役会で決定することにより透明性を確保してまいります。

    ②当社の統治機構等に関する事項

    a)取締役・取締役会

     取締役会は、重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督する責務、適切な内部統制システムを構築する責務等を負います。加えて、持株会社である当社の取締役会は、グループの中長期戦略および「東京海上グループ 内部統制基本方針」をはじめとしたグループの各種基本方針を決定するなどの機能を有します。各取締役は、取締役会がこれらの責務・機能を十分に全うできるよう努めます。

     取締役の員数は定款上15名以内とし、このうち、原則として3分の1以上を社外取締役とします。取締役会は、その実効性を確保するために、多様性と適正規模を両立した構成とします。本有価証券報告書提出日現在、取締役会は7名の社外取締役を含む13名の取締役で構成されています。

     取締役会の構成員は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の取締役です。議長は取締役会長が務めています。

     取締役会は、法令、定款および取締役会規則に基づき、株式または株主等に関する重要事項、取締役および取締役会ならびに執行役員に関する重要事項、職制、機構等に関する重要事項、人事に関する重要事項、資産等に関する重要事項、資金および決算に関する重要事項、グループ経営に関する重要事項ならびに子会社の経営管理に関する重要事項等の重要な業務執行の決定を行うとともに、取締役の職務の執行を監督します。

     加えて、当社は、会社の持続的な成長や中長期的な企業価値の向上に向けた経営戦略を検討・策定するに際し、社外取締役や社外監査役の見識を十分に活かしていきたいと考えています。そのために、取締役会において、経営課題や経営環境をテーマにした論議を「戦略論議」と称し、実施します。テーマは、取締役および監査役からのアンケートの回答や「独立役員会議」等の議論を基に選定します。

     2025年度は、上記に従い、法令、定款および取締役会規則に基づき重要な業務執行の決定および取締役の職務の執行の監督を行うとともに、「戦略論議」については以下のテーマで実施しました。

    ・東京海上グループのカルチャー

    ・東京海上グループの2035年にありたい姿および次期中期経営計画

    ・東京海上グループのAI・データ戦略

     当社は、取締役会規則において、取締役会はすべての取締役で組織する旨および監査役は取締役会に出席し必要があると認めるときは意見を述べなければならない旨を定めており、取締役および監査役は原則として取締役会に毎回出席します。2025年度は、取締役会を12回開催しました。各取締役および各監査役の出席状況は以下のとおりです。

    氏名 (役職名) 取締役会への出席状況
    小宮 暁 (取締役会長) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    小池 昌洋 (取締役社長) 同氏の取締役就任後、2025年度に開催した10回の取締役会の全てに出席しました。
    岡田 健司 (取締役副社長) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    山本 吉一郎 (取締役副社長) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    藤田 桂子 (常務取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    城田 宏明 (取締役執行役員) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    御立 尚資 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    遠藤 信博 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    片野坂 真哉 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    大薗 恵美 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    進藤 孝生 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    ロバート・フェルドマン (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    松山 遙 (社外取締役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    湯浅 隆行 (常勤監査役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    原島 朗 (常勤監査役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    和仁 亮裕 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    大槻 奈那 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    清水 順子 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の取締役会の全てに出席しました。
    永野 毅 (取締役会長) 同氏の取締役退任前、2025年度に開催した2回の取締役会の全てに出席しました。
    森脇 陽一 (専務取締役) 同氏の取締役退任前、2025年度に開催した2回の取締役会の全てに出席しました。
    和田 清 (専務取締役) 同氏の取締役退任前、2025年度に開催した2回の取締役会の全てに出席しました。

    (注)役職名は、2026年3月31日現在のものです。期中に退任した者については退任時においてのものです。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、取締役の員数は定款上17名(うち、監査等委員である取締役は5名)以内となります。取締役会は9名の社外取締役を含む17名の取締役で構成され、このうち監査等委員である取締役は、3名の社外取締役を含む5名となります。

    b)監査役・監査役会

     監査役は、株主の負託を受けた独立の機関として、企業の健全で公正な経営に寄与し、社会的信頼に応えることを目的に、取締役の職務執行を監査します。監査の実施にあたっては、監査役会で定めた監査役会規則、監査役監査基準、監査方針および監査計画等に従い、質の高い監査を実施するよう努めます。

     監査役の員数は、定款上6名以内とし、このうち、原則として過半数を社外監査役とします。監査役の任期は4年とし、再任を妨げないものとします。本有価証券報告書提出日現在、監査役会は社外監査役3名を含む5名の監査役で構成されています。このうち湯浅隆行、和仁亮裕、大槻奈那および清水順子の各氏は、財務・会計に関する相当程度の知見を有しています。

     監査役会の構成員は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載の監査役です。議長は湯浅隆行氏が務めています。2025年度の監査役会の活動状況については、「(3)監査の状況 ①監査役監査の状況」に記載のとおりです。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、3名の社外取締役を含む5名で構成され、松山遙氏が委員長を務めます。このうち岡田健司、松山遙および大槻奈那の各氏は、財務・会計に関する相当程度の知見を有しています。

    c)指名委員会・報酬委員会

     当社は、取締役会の諮問機関として、指名委員会および報酬委員会を設置します。

     指名委員会は、次の事項等を審議し、取締役会に対して答申します。

    イ)社長・取締役・監査役・執行役員の選任・解任

    ロ)社長・取締役・監査役・執行役員の選任要件・解任方針

     指名委員会は、社長の後継者計画について審議するとともに、後継者候補の育成が計画的に行われるよう、その運用について適切に監督します。また、取締役・監査役に求められるスキル等の特定を行い、社長・取締役・監査役・執行役員の選任・解任の審議の参考とします。

     報酬委員会は、次の事項等を審議し、取締役会に対して答申します。

    イ)社長・取締役・執行役員の業績評価

    ロ)社長・取締役・執行役員の報酬体系および報酬水準

    ハ)役員報酬の決定に関する方針

     指名委員会および報酬委員会は、原則として、委員の過半数を社外委員とし、委員長は社外委員から選出します。

     構成員の状況は以下のとおりです。

    指名委員会 報酬委員会
    委員長:片野坂 真哉(社外取締役) 委員 :大薗 恵美(社外取締役) 進藤 孝生(社外取締役) 小宮 暁(取締役会長) 小池 昌洋(取締役社長) 委員長:遠藤 信博(社外取締役) 委員 :御立 尚資(社外取締役) ロバート・フェルドマン(社外取締役) 松山 遙(社外取締役) 小池 昌洋(取締役社長)

     2025年度は、指名委員会において、社長、取締役および執行役員の選任等について審議し、取締役会に対して答申を行いました。2025年度は、指名委員会を4回開催しました。各委員の出席状況は以下のとおりです。

    氏名 (役職名) 指名委員会への出席状況
    片野坂 真哉 (社外取締役) 2025年度に開催した4回の指名委員会の全てに出席しました。
    大薗 恵美 (社外取締役) 2025年度に開催した4回の指名委員会の全てに出席しました。
    進藤 孝生 (社外取締役) 2025年度に開催した4回の指名委員会の全てに出席しました。
    小宮 暁 (取締役会長) 2025年度に開催した4回の指名委員会のうち3回に出席しました。
    小池 昌洋 (取締役社長) 同氏の委員就任後、2025年度に開催した3回の指名委員会の全てに出席しました。
    永野 毅 (取締役会長) 同氏の委員退任前、2025年度に開催した1回の指名委員会に欠席しました。

    (注)役職名は、2026年3月31日現在のものです。期中に退任した者については退任時においてのものです。

     2025年度は、報酬委員会において、社長、取締役および執行役員の業績評価、報酬体系および報酬水準等について審議を行いました。2025年度は、報酬委員会を5回開催しました。各委員の出席状況は以下のとおりです。

    氏名 (役職名) 報酬委員会への出席状況
    遠藤 信博 (社外取締役) 2025年度に開催した5回の報酬委員会の全てに出席しました。
    御立 尚資 (社外取締役) 2025年度に開催した5回の報酬委員会の全てに出席しました。
    ロバート・フェルドマン (社外取締役) 2025年度に開催した5回の報酬委員会の全てに出席しました。
    松山 遙 (社外取締役) 2025年度に開催した5回の報酬委員会の全てに出席しました。
    小池 昌洋 (取締役社長) 同氏の委員就任後、2025年度に開催した3回の報酬委員会の全てに出席しました。
    小宮 暁 (取締役会長) 同氏の委員退任前、2025年度に開催した1回の報酬委員会に出席しました。

    (注)役職名は、2026年3月31日現在のものです。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後の構成員は以下のとおりです。

    指名委員会 報酬委員会
    委員長:片野坂 真哉(社外取締役) 委員 :大薗 恵美(社外取締役) 進藤 孝生(社外取締役) 小宮 暁(取締役会長) 小池 昌洋(取締役社長) 委員長:遠藤 信博(社外取締役) 委員 :ロバート・フェルドマン(社外取締役) 清水 順子(社外取締役) 松山 遙(社外取締役) 小池 昌洋(取締役社長)

    d)責任限定契約

     当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、社外取締役および社外監査役と会社法第423条第1項の責任を限定する契約を締結しています。当該契約に基づく責任限度額は、金1,000万円または会社法第425条第1項に規定する最低責任限度額のいずれか高い額となります。なお、当該責任限定が認められるのは、責任の原因となった職務の遂行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。

    e)役員等賠償責任保険契約

     当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社と締結しています。当該契約は、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害賠償金および争訟費用等をてん補するものです。当該契約には免責金額を設定しており、被保険者に一定の自己負担を求める内容となっています。

    ③株主総会決議に関する事項

    a)取締役選任の決議要件

     取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数で行う旨定款に定めています。

    b)監査役選任の決議要件

     監査役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数で行う旨定款に定めています。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、監査等委員である取締役の選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めます。

    c)株主総会の特別決議要件

     会社法第309条第2項に規定する株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上で行う旨定款に定めています。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。

    d)株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項

     会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって自己株式を取得することができる旨定款に定めています。これは、経営環境等を勘案して機動的な資本政策を行うことを目的とするものです。

     また、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議により、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、剰余金の配当を行うことができる旨定款に定めています。これは、株主への利益分配の機会を充実させることを目的とするものです。

    ④業務の適正を確保するための体制

    a)業務の適正を確保するための体制の整備についての決議の内容の概要

     当社は、業務の適正を確保するための体制(以下「内部統制システム」といいます)の整備について、取締役会決議により、「内部統制基本方針」を定めています。

    内部統制基本方針 当社は、会社法および会社法施行規則に基づき、以下のとおり、内部統制基本方針を定める。 1.東京海上グループにおける業務の適正を確保するための体制 (1)当社は、東京海上グループ経営理念に基づき、グループの事業を統轄する持株会社として、グループ会社の経営管理に関する基本方針を定めるとともに、取締役会への報告体制を確立することにより、グループ会社に対する当社の経営管理体制を整備する。 a.当社は、当社が直接的に経営管理するグループ会社(以下「子会社等」という。)と経営管理契約を締結することなどにより、子会社等の経営管理を行う。 ①グループの経営戦略やグループ経営の根幹となる各種グループ基本方針等を子会社等に示す。 ②子会社等による事業戦略、事業計画等の重要事項の策定を当社の事前承認事項とする。 ③子会社等による各種グループ基本方針等に基づく取り組み、事業計画の実施状況、各社の事業運営に重大な影響(「影響」とは、財務的な影響に限らず、レピュテーションの観点での影響を含む)を与える可能性がある事案等を当社への報告事項とする。 b.子会社等以外のグループ会社の経営管理は、原則として、子会社等を通じて行う。 (2)当社は、グループの資本配分制度に関する基本方針を定め、資本配分制度の運営体制を整備する。 (3)当社は、グループの経理に関する基本方針を定め、当社の連結財務状態およびグループ会社の財務状態等を把握し、株主・監督官庁に対する承認・報告手続および税務申告等を適正に実施するための体制を整備する。 (4)当社は、グループの財務報告に係る内部統制に関する基本方針を定め、財務報告の適正性と信頼性を確保するために必要な体制を整備する。 (5)当社は、グループの情報開示に関する基本方針を定め、企業活動に関する情報を適時・適切に開示するための体制を整備する。 (6)当社は、グループのITガバナンスに関する基本方針を定め、ITガバナンスを実現するために必要な体制を整備する。 (7)当社は、グループのAIガバナンスに関する基本方針を定め、AIガバナンスを実現するために必要な体制を整備する。 (8)当社は、グループのデータマネジメントに関する基本方針を定め、データマネジメントを実現するために必要な体制を整備する。 (9)当社は、グループのサイバーセキュリティ管理に関する基本方針を定め、サイバーセキュリティ管理を実現するために必要な体制を整備する。 (10)当社は、グループの人事に関する基本方針を定め、社員の働きがい、やりがいの向上、透明公正な人事および成果実力主義の徹底により、生産性および企業価値の向上の実現を図る。 (11)当社は、グループ監査委員会を設置し、主に以下の事項を行うとともに、その内容を取締役会に報告する。 ①グループの内部統制システムの整備について、各種方針・施策等の策定、実施状況の評価および改善に係る審議ならびに総合的調整および推進 ②国内外の各グループ会社で発生した不祥事案や重大事案の再発防止策の策定・実施を当該グループ会社が適切に行っていることの確認 ③同業他社や他業界で発生した事象の東京海上グループでの潜在・発生可能性やシナリオ、現時点での対応策の有効性等の確認と、それを踏まえた各グループ会社へのテーマ監査等の実施の指示および監査結果の確認 2.職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 (1)当社は、グループのコンプライアンスに関する基本方針を定め、コンプライアンス体制を整備する。 a.当社は、コンプライアンスを統轄する部署を設置する。 b.当社は、グループのコンプライアンス行動規範を定め、グループの役職員がこの行動規範に則り事業活動のあらゆる局面においてコンプライアンスを最優先するよう周知徹底を図る。 c.当社は、子会社等にコンプライアンス・マニュアルを策定させるとともに、役職員が遵守すべき法令、社内ルール等に関する研修を実施させ、コンプライアンスの周知徹底を図る。 d.当社は、子会社等に法令または社内ルールの違反が生じた場合の報告ルールを定めるとともに、通常の報告ルートのほかに、社内外にホットライン(内部通報制度)を設け、その利用につきグループの役職員に周知する。 (2)当社は、被監査部門から独立した内部監査担当部署を設置するとともに、グループの内部監査に関する基本方針を定め、当社およびグループ会社において、効率的かつ実効性のある内部監査体制を整備する。
    3.リスク管理に関する体制 (1)当社は、グループのリスク管理に関する基本方針を定め、リスク管理体制を整備する。 a.当社は、リスク管理を統轄する部署を設置する。 b.当社は、リスク管理にあたって、リスクの特定・評価・制御、コンティンジェンシー・プランの策定およびモニタリング・報告のプロセスを基本とする。 c.当社は、子会社等の業態やリスクの特性等に応じた適切なリスク管理を会社毎に実施させる。 (2)当社は、グループの統合リスク管理に関する基本方針を定め、格付けの維持および倒産の防止を目的としたグループ全体の定量的リスク管理を実施する。 (3)当社は、グループの危機管理に関する基本方針を定め、危機管理体制を整備する。 4.職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1)当社は、グループの中期経営計画および年度計画(数値目標等を含む。)を策定する。 (2)当社は、業務分担および指揮命令系統を通じて効率的な業務執行を実現するため、職務権限に関する規程を定めるとともに、事業目的を達成するために適切な組織機構を構築する。 (3)当社は、経営会議規則を定め、取締役、執行役員等で構成する経営会議を設置し、経営上の重要事項について協議・報告を行う。 (4)当社は、(1)~(3)のほか、当社およびグループ会社において、職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制を整備する。 5.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制 当社は、文書等の保存に関する規程を定め、重要な会議の議事録等、取締役および執行役員の職務の執行に係る情報を含む重要な文書等は、同規程の定めるところに従い、適切に保存および管理を行う。 6.監査役の職務を補助すべき職員に関する事項 (1)当社は、監査役の監査業務を補助するため、監査役直轄の監査役室を設置する。監査役室には、監査役の求めに応じて、監査業務を補助するために必要な知識・能力を具備した専属の職員を配置する。 (2)監査役室に配置された職員は、監査役の命を受けた業務および監査を行う上で必要な補助業務に従事し、必要な情報の収集権限を有する。 (3)当該職員の人事考課、人事異動および懲戒処分は、常勤監査役の同意を得た上で行う。 7.監査役への報告に関する体制 (1)役職員は、経営、財務、コンプライアンス、リスク管理、内部監査の状況等について、定期的に監査役に報告を行うとともに、当社またはグループ会社の業務執行に関し重大な法令もしくは社内ルールの違反または会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実があることを発見したときは、直ちに監査役に報告を行う。 (2)当社は、グループ会社の役職員が、当社またはグループ会社の業務執行に関し重大な法令もしくは社内ルールの違反または会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときに、これらの者またはこれらの者から報告を受けた者が、当社の監査役に報告を行う体制を整備する。 (3)当社は、当社およびグループ会社において、監査役に(1)または(2)の報告を行った者が、当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いを受けることがないよう、必要な体制を整備する。 (4)役職員は、ホットライン(内部通報制度)の運用状況および報告・相談事項について定期的に監査役に報告を行う。 8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1)監査役は、取締役会に出席するほか、経営会議その他の重要な会議または委員会に出席し、意見を述べることができるものとする。 (2)監査役は、重要な会議の議事録、取締役および執行役員が決裁を行った重要な稟議書類等について、いつでも閲覧することができるものとする。 (3)役職員は、いつでも監査役の求めに応じて、業務執行に関する事項の説明を行う。 (4)内部監査担当部署は、監査に協力することなどにより、監査役との連携を強化する。 (5)当社は、監査役の職務の執行に係る費用等について、当社が監査役の職務の執行に必要でないことを証明したときを除き、これを支払うものとする。 9.改廃 本方針の改定および廃止は、取締役会において決定する。ただし、軽微な修正は経営企画部 ディパートメントヘッドが行うことができる。 2026年4月1日改定

    b)内部統制システムの運用状況の概要

    イ)内部統制システム全般

     当社は、「内部統制基本方針」を定め、これに沿ってグループ会社の経営管理、コンプライアンス、リスク管理、内部監査、監査役監査の実効性確保等を含む東京海上グループ全体の内部統制システムを整備することにより、業務の適正を確保するとともに企業価値の向上に努めています。また、内部統制システムの整備および運用状況のモニタリングを実施し、取締役会委員会であるグループ監査委員会での審議結果に基づき、取締役会がその内容を確認し、監督しています。

    ロ)グループ会社の経営管理に関する取組み

     当社は、グループ会社における業務の適正を確保し、職務の執行が法令および定款に適合することを確保すること等を目的として、グループ会社が遵守すべき各種基本方針等を定めています。また、毎年、新設や改定の要否を検討することとしており、2025年度は「東京海上グループ AIガバナンスに関する基本方針」および「東京海上グループ データマネジメントに関する基本方針」を新たに制定するとともに、一部の基本方針等について見直しを行いました。
     当社は、「東京海上グループ グループ会社の経営管理に関する基本方針」において、主なグループ会社の業務に係る重要事項のうち当社が事前に承認するものおよび当社への報告を求めるものを明確化しており、同方針に基づき、主なグループ会社の事業計画等について事前に承認を行っています。

    ハ)コンプライアンスに関する取組み

     当社グループは、役職員が遵守すべき法令、社内ルール等の周知徹底を図るために、毎年、役職員を対象とする研修を行っています。
     当社グループは、役職員がコンプライアンス上の問題についての内部通報を行うために社内外のホットラインを設け、通報案件に対応しています。当社のホットラインは、国内外のグループ会社からの内部通報に多言語で対応を行えるようになっています。また、実効性向上のため、研修等を通じてその利用や公益通報者保護等につき周知を図っています。
     当社は、グループ全体で継続的にコンプライアンス態勢の高度化を図るため、グループ全体の法務およびコンプライアンスを総括するチーフオフィサーのもと、サイバーセキュリティ、個人情報保護、競争法、経済制裁、贈収賄等の重要領域において、主要子会社が整備すべき統制水準を定め、その導入および実施状況を確認するとともに、先進事例のグループ内への展開等を行っています。また、主要子会社が策定するコンプライアンス年度計画を事前承認し、その進捗状況をモニタリングしています。

    ニ)リスク管理に関する取組み

     当社は、グループの財務の健全性や業務継続性に極めて大きな影響を及ぼす重要なリスクを特定し、当該リスクへの対応策の振返りと次年度計画の策定を行い、取締役会において確認し、監督しています。
     国際情勢の緊張、多発・激甚化する自然災害、高度化するサイバー攻撃等、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化しています。2025年度は、首都直下地震や広域巨大災害を想定した訓練に加え、重要な外部委託先がサイバー攻撃を受けた場合を想定した訓練を実施するなど、有事の対応態勢の強化に取り組みました。
     当社は、格付けの維持および倒産の防止を目的として、保有しているリスク対比で実質純資産が十分な水準にあることを多角的に検証し、財務の健全性が確保されていることを、取締役会において確認し、監督しています。

    ホ)内部監査に関する取組み

     当社は、経営目標の効果的な達成を図るために、各部門の業務に対する内部監査を行い、問題点の改善方法の提言等を行っています。また、グループ会社に対してリスクの種類や程度に応じた効率的かつ実効性のある内部監査の実施を求めるとともに、内部監査結果等の報告を受けるなど、グループ会社の内部監査の実施状況や内部管理態勢の状況等をモニタリングしています。2025年度は、当社によるグループ会社に対する直接の監査に加え、当社内部監査部とグループ会社の内部監査部門による合同監査の実施やグループ会社が実施する内部監査への当社からの専門人材の派遣等を拡充し、主要グループ会社の内部監査機能の強化および内部監査品質の向上にも引き続き取り組んでいます。

    ヘ)監査役監査の実効性確保に関する取組み

     当社は、監査役の業務を補助する専属の職員を配置するとともに、監査役への報告に関する態勢および監査役の監査が実効的に行われることを確保するための態勢を整備しています。
     監査役は、そうした態勢のもと、取締役会その他の重要な会議への出席や重要な決裁書類の閲覧、執行部門の役職員へのヒアリング、拠点へのインタビューを通じ、取締役の職務の執行状況を監査しています。
     内部監査部門は、監査役に対し、内部監査計画や内部監査結果についての情報提供を行うなど、監査役との連携を図っています。

    <コーポレートガバナンス体制図>

     監査等委員会設置会社への移行前および移行後のコーポレートガバナンス体制図は以下のとおりです。

    (2)【役員の状況】

    ①役員一覧

     2026年6月26日(本有価証券報告書提出日)現在の役員の状況は、以下のとおりです。

    男性13名 女性5名 (役員のうち女性の比率27.8%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株)
    取締役会長 小宮 暁 1960年8月15日 1983年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2012年6月 日新火災海上保険株式会社取締役常務執行役員 2015年3月 同社取締役常務執行役員退任 2015年4月 当社執行役員経営企画部長 2016年4月 当社常務執行役員 2018年4月 当社専務執行役員 2018年4月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2018年6月 当社専務取締役 2019年6月 東京海上日動火災保険株式会社取締役会長 2019年6月 当社取締役社長 2024年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役 2025年6月 同社取締役退任 2025年6月 当社取締役会長(現職) (注)3 参照 70,200
    取締役社長(代表取締役) グループCEO、グループカルチャー総括 小池 昌洋 1971年12月3日 1994年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2022年4月 当社執行役員経営企画部長 2023年4月 当社常務執行役員 2025年6月 東京海上日動火災保険株式会社取締役(現職) 2025年6月 当社取締役社長(現職) (注)3 参照 5,800
    取締役副社長(代表取締役) 岡田 健司 1963年9月19日 1986年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2018年4月 当社執行役員監査部長 2019年4月 当社常務執行役員 2019年4月 東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員 2019年6月 同社常務取締役 2019年6月 当社常務取締役 2022年4月 当社専務取締役 2022年4月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2025年4月 当社取締役副社長(現職) 2025年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長 2026年3月 同社取締役副社長退任 (注)3 参照 50,800
    取締役副社長(代表取締役) 海外事業総括、Co-Head of International Business 山本 吉一郎 1961年4月8日 1985年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2015年4月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員シンガポール首席駐在員 2017年3月 同社執行役員シンガポール首席駐在員退任 2017年4月 当社執行役員経営企画部長 2018年4月 当社執行役員 2020年4月 当社常務執行役員 2023年4月 当社専務執行役員 2023年4月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2023年6月 当社専務取締役 2025年4月 当社取締役副社長(現職) 2025年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長(現職) (注)3 参照 28,000
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株)
    常務取締役 藤田 桂子 1968年2月16日 1990年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2021年4月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員上海部長 2023年4月 当社常務執行役員 2023年4月 東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員 2024年4月 同社常務取締役 2024年6月 当社常務取締役(現職) 2026年3月 東京海上日動火災保険株式会社常務取締役退任 (注)3 参照 31,700
    取締役執行役員 国内事業総括 城田 宏明 1969年12月12日 1992年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2022年4月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員営業企画部長 2024年4月 同社取締役社長(現職) 2024年6月 当社取締役 2025年4月 当社取締役執行役員(現職) <主要な兼職> ・東京海上日動火災保険株式会社取締役社長 (注)3 参照 10,900
    取締役 御立 尚資 1957年1月21日 1979年4月 日本航空株式会社入社 1993年10月 ボストンコンサルティンググループ入社 1999年1月 同社ヴァイスプレジデント・アンド・パートナー 2005年1月 同社日本代表、ヴァイスプレジデント・アンド・パートナー 2005年5月 同社日本代表、マネージング・ディレクター・アンド・シニア・パートナー 2013年4月 京都大学経営管理大学院客員教授 2016年1月 ボストンコンサルティンググループマネージング・ディレクター・アンド・シニア・パートナー 2017年6月 当社取締役(現職) 2017年10月 ボストンコンサルティンググループシニア・アドバイザー 2020年4月 京都大学経営管理大学院特別教授 2021年12月 ボストンコンサルティンググループシニア・アドバイザー退任 2025年4月 京都大学経営管理大学院客員教授(現職) (注)3 参照 7,000
    取締役 遠藤 信博 1953年11月8日 1981年4月 日本電気株式会社入社 2006年4月 同社執行役員モバイルネットワーク事業本部長 2009年4月 同社執行役員常務 2009年6月 同社取締役執行役員常務 2010年4月 同社代表取締役執行役員社長 2016年4月 同社代表取締役会長 2019年6月 同社取締役会長 2019年6月 当社取締役(現職) 2022年6月 日本電気株式会社特別顧問(現職) (注)3 参照 11,700
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株)
    取締役 片野坂 真哉 1955年7月4日 1979年4月 全日本空輸株式会社入社 2007年4月 同社執行役員 2009年4月 同社上席執行役員 2009年6月 同社取締役執行役員 2011年6月 同社常務取締役執行役員 2012年4月 同社専務取締役執行役員 2013年4月 ANAホールディングス株式会社代表取締役副社長執行役員 2015年4月 同社代表取締役社長 2015年4月 全日本空輸株式会社取締役 2017年4月 同社取締役会長 2020年6月 当社取締役(現職) 2022年3月 全日本空輸株式会社取締役会長退任 2022年4月 ANAホールディングス株式会社代表取締役会長 2024年4月 同社取締役会長(現職) (注)3 参照 4,500
    取締役 大薗 恵美 1965年8月8日 1988年4月 株式会社住友銀行入行 1998年4月 早稲田大学アジア太平洋研究センター客員講師(専任扱い) 2000年4月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師 2002年10月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授 2010年4月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授 2018年4月 一橋大学大学院経営管理研究科教授(現職) 2021年6月 当社取締役(現職) (注)3 参照 6,300
    取締役 進藤 孝生 1949年9月14日 1973年4月 新日本製鐵株式会社入社 2005年6月 同社取締役経営企画部長 2006年6月 同社執行役員経営企画部長 2007年4月 同社執行役員総務部長 2009年4月 同社副社長執行役員 2009年6月 同社代表取締役副社長 2012年10月 新日鐵住金株式会社代表取締役副社長 2014年4月 同社代表取締役社長 2019年4月 日本製鉄株式会社代表取締役会長 2023年6月 当社取締役(現職) 2024年4月 日本製鉄株式会社取締役相談役 2024年6月 同社相談役(現職) (注)3 参照 10,000
    取締役 ロバート・フェルドマン 1953年6月12日 1983年10月 国際通貨基金エコノミスト 1989年5月 ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社主席エコノミスト 1998年2月 モルガン・スタンレー証券会社マネージング・ディレクターチーフエコノミスト 2003年4月 同社マネージング・ディレクター株式調査部長チーフエコノミスト 2007年12月 同社マネージング・ディレクター経済調査部長 2012年7月 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社マネージング・ディレクターチーフエコノミスト兼債券調査本部長 2014年3月 同社マネージング・ディレクターチーフエコノミスト 2017年1月 同社シニアアドバイザー(現職) 2023年6月 当社取締役(現職) (注)3 参照 0
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株)
    取締役 松山 遙 1967年8月22日 1995年4月 東京地方裁判所判事補 2000年7月 弁護士(現職) 2000年7月 日比谷パーク法律事務所 2023年6月 当社取締役(現職) (注)3 参照 0
    常勤監査役 湯浅 隆行 1958年5月5日 1981年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2012年6月 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社取締役社長 2014年9月 同社取締役社長退任 2014年10月 当社常務執行役員 2015年6月 東京海上日動火災保険株式会社常務取締役 2015年6月 当社常務取締役 2018年4月 当社専務取締役 2018年4月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2019年4月 当社取締役副社長 2019年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長 2022年3月 同社取締役副社長退任 2022年6月 当社取締役副社長退任 2022年6月 当社常勤監査役(現職) (注)3 参照 61,100
    常勤監査役 原島 朗 1960年11月19日 1984年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2014年4月 当社執行役員経営企画部長 2015年4月 当社執行役員(米州総括) 2016年4月 当社常務執行役員 2019年4月 当社専務執行役員 2019年6月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2019年6月 当社専務取締役 2022年4月 当社取締役副社長 2022年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長 2023年3月 同社取締役副社長退任 2023年6月 当社取締役副社長退任 2024年6月 当社常勤監査役(現職) (注)4 参照 57,600
    監査役 和仁 亮裕 1951年9月1日 1979年4月 弁護士(現職) 1987年5月 三井安田法律事務所 2004年12月 外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ 2014年5月 伊藤見富法律事務所(外国法共同事業モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所) 2014年6月 当社監査役(現職) 2020年4月 モリソン・フォースター法律事務所(外国法共同事業モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所) 2023年10月 GT東京法律事務所(外国法共同事業グリーンバーグ・トラウリグ外国法事務弁護士事務所) (注)3 参照 0
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株)
    監査役 大槻 奈那 1964年9月17日 1988年4月  三井信託銀行株式会社入行 1994年6月  パリ国立銀行入行 1998年3月  HSBC証券会社入社 2000年1月  スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社日韓金融機関格付チームヘッド 2005年12月 UBS証券株式会社調査部マネジング・ディレクター 2011年6月  メリルリンチ日本証券株式会社マネジング・ディレクター 2015年9月  名古屋商科大学大学院マネジメント研究科教授(現職) 2016年1月  マネックス証券株式会社執行役員チーフ・アナリスト 2018年6月  当社監査役(現職) 2021年4月  マネックス証券株式会社専門役員チーフ・アナリスト 2022年8月  同社専門役員チーフ・アナリスト退任 2022年9月  ピクテ・ジャパン株式会社シニア・フェロー(現職) (注)3 参照 0
    監査役 清水 順子 1959年1月13日 1982年4月  チェース・マンハッタン銀行入行 1984年10月 株式会社日本興業銀行入行 1987年9月  セキュリティ・パシフィック・ナショナル・バンク入行 1991年3月  バンク・オブ・アメリカ 1994年10月 モルガン・スタンレー銀行入行 1995年6月  東京大学先端科学技術研究センター協力研究員 2004年4月  一橋大学大学院商学研究科助手 2005年4月  一橋大学経済研究所COE研究員 2006年4月  明海大学経済学部准教授 2008年4月  専修大学商学部准教授 2012年4月  学習院大学経済学部教授(現職) 2023年6月  当社監査役(現職) (注)5 参照 2,500
    計 358,100

    (注)1.御立尚資、遠藤信博、片野坂真哉、大薗恵美、進藤孝生、ロバート・フェルドマンおよび松山遙の各氏は、社外取締役です。

    2.和仁亮裕、大槻奈那および清水順子の各氏は、社外監査役です。

    3.2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の終結の時まで。

    4.2027年度に関する定時株主総会の終結の時まで。

    5.2026年度に関する定時株主総会の終結の時まで。

    6.当社では、意思決定の迅速化および責任体制の明確化を図るため、執行役員制度を導入しています。なお、執行役員の総数は取締役との兼任者を含め42名です。

     なお、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の議案(決議事項)として、「定款一部変更の件」、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)12名選任の件」および「監査等委員である取締役5名選任の件」を提案しています。当該議案が承認可決された場合、当社の役員の状況は、以下のとおりとなります。役職名および略歴については、第24回定時株主総会の直後に開催予定の取締役会の決議事項の内容を含めて記載しています。

    男性11名 女性6名 (役員のうち女性の比率35.3%)

    役職名 氏名 任期
    取締役会長 小宮 暁 (注)2参照
    取締役社長(代表取締役) グループCEO、グループカルチャー総括 小池 昌洋 (注)2参照
    取締役副社長(代表取締役) 海外事業総括、Co-Head of International Business 山本 吉一郎 (注)2参照
    役職名 氏名 任期
    専務取締役(代表取締役) グループ事業戦略総括 森脇 陽一 (注)2参照
    常務取締役 グループサステナビリティ総括 鍋嶋 美佳 (注)2参照
    取締役執行役員 国内事業総括 城田 宏明 (注)2参照
    取締役 遠藤 信博 (注)2参照
    取締役 片野坂 真哉 (注)2参照
    取締役 大薗 恵美 (注)2参照
    取締役 ロバート・フェルドマン (注)2参照
    取締役 清水 順子 (注)2参照
    取締役 サイマ・ハサン (注)2参照
    取締役(常勤監査等委員) 原島 朗 (注)3参照
    取締役(常勤監査等委員) 岡田 健司 (注)3参照
    取締役(監査等委員) 進藤 孝生 (注)3参照
    取締役(監査等委員) 松山 遙 (注)3参照
    取締役(監査等委員) 大槻 奈那 (注)3参照

    (注)1.遠藤信博、片野坂真哉、大薗恵美、ロバート・フェルドマン、清水順子、サイマ・ハサン、進藤孝生、松山遙および大槻奈那の各氏は、社外取締役です。

    2.2026年度に関する定時株主総会の終結の時まで。

    3.2027年度に関する定時株主総会の終結の時まで。

    4.新任である森脇陽一、鍋嶋美佳、清水順子、サイマ・ハサン、原島朗、岡田健司、進藤孝生、松山遙および大槻奈那の各氏の略歴等は以下のとおりです。

    役職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (株)
    専務取締役(代表取締役) グループ事業戦略総括 森脇 陽一 1965年9月11日 1988年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2018年4月 当社執行役員経理部長 2018年4月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員経理部長 2020年3月 同社執行役員経理部長退任 2020年4月 当社常務執行役員 2021年6月 当社常務取締役 2022年4月 当社専務取締役 2025年6月 当社専務取締役退任 2025年6月 当社専務執行役員 2026年6月 当社専務取締役(現職) 25,800
    常務取締役 グループサステナビリティ総括 鍋嶋 美佳 1968年9月12日 1991年6月 東京海上火災保険株式会社入社 2021年4月 当社執行役員人事部長 2024年4月 当社執行役員 2025年4月 当社常務執行役員 2026年6月 当社常務取締役(現職) 10,800
    取締役 清水 順子 1959年1月13日 1982年4月 チェース・マンハッタン銀行入行 1984年10月 株式会社日本興業銀行入行 1987年9月 セキュリティ・パシフィック・ナショナル・バンク入行 1991年3月 バンク・オブ・アメリカ 1994年10月 モルガン・スタンレー銀行入行 1995年6月 東京大学先端科学技術研究センター協力研究員 2004年4月 一橋大学大学院商学研究科助手 2005年4月 一橋大学経済研究所COE研究員 2006年4月 明海大学経済学部准教授 2008年4月 専修大学商学部准教授 2012年4月 学習院大学経済学部教授(現職) 2023年6月 当社監査役 2026年6月 当社監査役退任 2026年6月 当社取締役(現職) 2,500
    役職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (株)
    取締役 サイマ・ハサン 1986年1月28日 2008年6月 非営利団体ロシュニ設立 同団体ファウンダー(現職) 2017年8月 エボリューション・ベンチャーズ共同設立 同社ファウンディング・ジェネラル・パートナー(現職) 2018年11月 エボリューション・ベンチャーズ・マネジメントディレクター 2025年1月 同社ディレクター退任 2026年6月 当社取締役(現職) 0
    取締役(常勤監査等委員) 原島 朗 1960年11月19日 1984年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2014年4月 当社執行役員経営企画部長 2015年4月 当社執行役員(米州総括) 2016年4月 当社常務執行役員 2019年4月 当社専務執行役員 2019年6月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2019年6月 当社専務取締役 2022年4月 当社取締役副社長 2022年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長 2023年3月 同社取締役副社長退任 2023年6月 当社取締役副社長退任 2024年6月 当社常勤監査役 2026年6月 当社常勤監査役退任 2026年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現職) 57,600
    取締役(常勤監査等委員) 岡田 健司 1963年9月19日 1986年4月 東京海上火災保険株式会社入社 2018年4月 当社執行役員監査部長 2019年4月 当社常務執行役員 2019年4月 東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員 2019年6月 同社常務取締役 2019年6月 当社常務取締役 2022年4月 当社専務取締役 2022年4月 東京海上日動火災保険株式会社専務取締役 2025年4月 当社取締役副社長 2025年4月 東京海上日動火災保険株式会社取締役副社長 2026年3月 同社取締役副社長退任 2026年6月 当社取締役副社長退任 2026年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現職) 50,800
    取締役(監査等委員) 進藤 孝生 1949年9月14日 1973年4月 新日本製鐵株式会社入社 2005年6月 同社取締役経営企画部長 2006年6月 同社執行役員経営企画部長 2007年4月 同社執行役員総務部長 2009年4月 同社副社長執行役員 2009年6月 同社代表取締役副社長 2012年10月 新日鐵住金株式会社代表取締役副社長 2014年4月 同社代表取締役社長 2019年4月 日本製鉄株式会社代表取締役会長 2023年6月 当社取締役 2024年4月 日本製鉄株式会社取締役相談役 2024年6月 同社相談役(現職) 2026年6月 当社取締役(監査等委員)(現職) 10,000
    取締役(監査等委員) 松山 遙 1967年8月22日 1995年4月 東京地方裁判所判事補 2000年7月 弁護士(現職) 2000年7月 日比谷パーク法律事務所 2023年6月 当社取締役 2026年6月 当社取締役(監査等委員)(現職) 0
    役職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数 (株)
    取締役(監査等委員) 大槻 奈那 1964年9月17日 1988年4月 三井信託銀行株式会社入行 1994年6月 パリ国立銀行入行 1998年3月 HSBC証券会社入社 2000年1月 スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社日韓金融機関格付チームヘッド 2005年12月 UBS証券株式会社調査部マネジング・ディレクター 2011年6月 メリルリンチ日本証券株式会社マネジング・ディレクター 2015年9月 名古屋商科大学大学院マネジメント研究科教授(現職) 2016年1月 マネックス証券株式会社執行役員チーフ・アナリスト 2018年6月 当社監査役 2021年4月 マネックス証券株式会社専門役員チーフ・アナリスト 2022年8月 同社専門役員チーフ・アナリスト退任 2022年9月 ピクテ・ジャパン株式会社シニア・フェロー(現職) 2026年6月 当社監査役退任 2026年6月 当社取締役(監査等委員)(現職) 0

    5.当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠の監査等委員である取締役として清水順子氏を選任しています。

    6.執行役員の総数は取締役との兼任者を含め40名となる予定です。

    ②役員の選任要件、役員のスキルについての考え方および役員のスキル

     取締役の選任にあたっては、会社の業態をよく理解し、会社経営に必要な広範な知識を有し、取締役会の構成員として会社の重要な業務執行を決定するに十分な判断力を有している者を選任することとしています。また、監査役の選任にあたっては、監査役としての職務能力、過去の実績・経験等を勘案し、質の高い監査を実施することによって、会社の健全で持続的な成長を確保し、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に寄与することができる者を選任することとしています。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、監査等委員である取締役の選任にあたっては、取締役の選任要件を満たし、かつ、監査等委員としての職務能力、過去の実績・経験等を勘案し、質の高い監査等を実施することによって、会社の健全で持続的な成長を確保し、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に寄与することができる者を選任することとします。

    定時株主総会後の役員のスキルについての考え方

    1.東京海上グループは、保険グループとしてグローバルに事業を展開しています。そのなかで、当社はグループを統括する保険持株会社として、健全で透明性の高いコーポレートガバナンス・内部統制を構築し、グループ会社を適切に統治します。 2.監査等委員会設置会社である当社の取締役会は、重要な業務執行の決定を行うとともに、取締役の職務の執行を監督します。取締役会がその役割を適切に果たすためには、東京海上グループの事業内容、事業展開、統治構造等を踏まえ、取締役会全体として必要なスキルが備わっていることが必要です。また、必要とされるスキルは、事業環境の変化に伴い変化します。 3.当社において重要な業務執行の決定や監督を適切に行うためには、まずは、ビジネスを深く理解していること、すなわち、「保険事業」に精通していることが求められます。 また、「金融経済」、「財務会計・ファイナンス」、「法務・コンプライアンス」、「人材戦略」、「ガバナンス・リスクマネジメント」のスキルはあらゆる判断のベースとなります。 さらに、地球環境や技術革新への対応が社会全体の課題となっている今、「環境」および「テクノロジー」のスキルの重要性はますます高まっています。 加えて、特に社外取締役には、「国際性」、「企業経営」のスキルを期待しています。これは、グローバルに事業展開する東京海上グループにとって、グローバルな環境認識や企業経営の知見が大変有益であるためです。 4.監査等委員である取締役に関しても、取締役の職務の執行を適切に監査するためには、上記の取締役会同様のスキルを備える形で監査等委員会が構成されることが望ましいと考えています。そのなかでも、「財務会計・ファイナンス」のスキルの重要性は特に高く位置付けられます。 5.下記の表は、役員の有するスキルを一覧にしたものですが、全体として必要なスキルが備わっているものと考えています。

    定時株主総会後の役員のスキル

    氏名 スキル
    企業経営 金融経済 財務会計 ・ファイナンス 法務・コンプライアンス 環境 人材戦略 ガバナンス・リスクマネジメント テクノロ ジー 国際性 保険事業
    小宮 暁 ○ ○ ○ ○ ○
    小池 昌洋 ○ ○ ○ ○
    山本 吉一郎 ○ ○ ○ ○ ○
    森脇 陽一 ○ ○ ○ ○ ○ ○
    鍋嶋 美佳 ○ ○ ○ ○
    城田 宏明 ○ ○ ○
    遠藤 信博 ○ ○ ○ ○ ○
    片野坂 真哉 ○ ○ ○ ○ ○
    大薗 恵美 ○ ○ ○ ○
    ロバート・フェルドマン ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
    清水 順子 ○ ○ ○ ○ ○
    サイマ・ハサン ○ ○ ○ ○ ○
    原島 朗 ○ ○ ○ ○ ○
    岡田 健司 ○ ○ ○ ○ ○ ○
    進藤 孝生 ○ ○ ○ ○ ○ ○
    松山 遙 ○ ○ ○ ○
    大槻 奈那 ○ ○ ○ ○ ○

    ③社外役員の状況

     本有価証券報告書提出日現在、当社の社外取締役は7名、社外監査役は3名です。

     社外取締役が存在することにより、取締役の職務執行に対する取締役会による監督の実効性を確保しています。また、社外取締役からの様々な見識に基づくアドバイスを受けることにより、重要な業務執行の決定を適切に行うことが可能な体制を確保しています。

     社外監査役が存在することにより、中立かつ客観的な立場からの監査体制を確保しています。また、監査役会による監査の実効性を高め、当社の経営の透明性・健全性を維持することが可能な体制を確保しています。

     社外役員は全員、株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしており、独立役員として届出を行っています。また、下記のとおり当社は独自に独立性判断基準を定めており、原則としてこの基準を満たしている者を社外役員に選任することとしていますが、社外役員は全員この基準も満たしています。

     また、社外役員およびそれぞれの出身企業・兼職先企業等(過去において社外役員が関係を有していた企業を含みます。)と当社または当社子会社との間における人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係につき、社外役員と当社の一般株主との間で利益相反が生じるおそれのあるものはありません。

     こうしたことから、当社が期待する機能および役割が十分に果たされ得る社外役員の選任状況にあると判断しています。

    社外役員の独立性判断基準

    社外取締役および社外監査役については、以下のいずれにも該当しない場合に、当社からの独立性があると判断する。
    ①当社またはその子会社の業務執行者である者 ②過去10年間において当社またはその子会社の業務執行者であった者 ③当社もしくは主な事業子会社を主要な取引先とする者(直近事業年度における当社または主な事業子会社との取引額が、その連結売上高の2%以上の者をいう。)またはその業務執行者である者 ④当社もしくは主な事業子会社の主要な取引先である者(直近事業年度における当社または主な事業子会社との取引額が、当社の連結経常収益の2%以上の者をいう。)またはその業務執行者である者 ⑤当社もしくは主な事業子会社が、その資金調達において必要不可欠とし、代替性がない程度に依存している金融機関その他の大口債権者または業務執行者である者 ⑥当社または主な事業子会社から寄付を受けている法人、組合その他の団体であって、直近事業年度における当該寄付の額が一定額(1,000万円または当該団体の直近事業年度における総収入額の2%のいずれか高い額をいう。)を超えるものの業務執行者である者 ⑦当社またはその子会社の取締役、監査役または執行役員の配偶者または三親等以内の親族である者 ⑧当社または主な事業子会社から役員報酬以外に報酬を受けているコンサルタント、会計士、弁護士その他の専門家であって、直近事業年度における当該報酬の額が一定額(1,000万円または当該専門家が所属する法人、組合その他の団体の直近事業年度における総収入額の2%のいずれか高い額をいう。)を超えるもの ⑨直近事業年度末において、当社の総株主の議決権の10%以上の議決権を保有する者またはその業務執行者である者

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、当社の社外取締役は9名となり、このうち3名が監査等委員である社外取締役となります。

    ④社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

     社外取締役は取締役会に、社外監査役は取締役会および監査役会に出席し、内部統制部門によるグループの内部統制システムの整備・運用状況に関する報告、内部監査に関する基本方針に基づく内部監査計画およびその実施状況に関する報告ならびに財務諸表監査および財務報告に係る内部統制監査の結果に関する報告等を受けています。社外取締役および社外監査役は、これらの審議を通じてそれぞれの知見に基づいた指摘等を行うことにより、適切に監督・監査機能を発揮しています。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、監査等委員会は内部監査部門との連携を一層強化し、組織監査を実践してまいります。

    (3)【監査の状況】

    ①監査役監査の状況

     各監査役は、監査役会において決定した監査役会規則、監査役監査基準、監査方針、監査計画、重点監査項目(内部統制システムの構築・運用の強化に向けたグループとしての取組状況、海外保険事業における経営管理業務の遂行状況等)等に基づき、取締役会に出席するほか、定期的に代表取締役や内部監査部門との意見交換を行うこと等により、取締役の職務の執行を適切に監査しています。

     常勤監査役2名は、取締役会のほか、経営会議、グループ監査委員会、サステナビリティ委員会等の重要な会議への出席、重要な決裁書類の閲覧、執行部門の役職員へのヒアリング、海外拠点の役職員へのインタビュー、グループ会社の常勤監査役等からの聴取等により、意思決定の過程や内部統制の遂行状況を把握し、監査役会に報告しています。

     なお、監査役の活動を補助するため、監査役直轄の監査役室を設置し、2025年度末時点で専任スタッフ5名、兼任スタッフ2名を配置しています。

     2025年度は、監査役会を12回開催しました。各監査役の出席状況は以下のとおりです。監査役会では、会計監査の相当性の判断、監査役会監査報告書の作成、会計監査人の評価および選解任議案の検討等を行ったほか、必要に応じて社内関係者あるいは会計監査人に監査役会への出席を求め、監査に関連する事項について説明を受けました。

    氏名 (役職名) 監査役会への出席状況
    湯浅 隆行 (常勤監査役) 2025年度に開催した12回の監査役会の全てに出席しました。
    原島 朗 (常勤監査役) 2025年度に開催した12回の監査役会の全てに出席しました。
    和仁 亮裕 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の監査役会の全てに出席しました。
    大槻 奈那 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の監査役会の全てに出席しました。
    清水 順子 (社外監査役) 2025年度に開催した12回の監査役会の全てに出席しました。

    (注)役職名は、2026年3月31日現在のものです。

     監査役監査の組織、人員および手続きについては、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②当社の統治機構等に関する事項 b)監査役・監査役会」に記載のとおりです。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、監査等委員会は監査等委員である取締役5名で構成され、このうち3名が社外取締役となります。

    ②内部監査の状況等

     当社においては、他部門から独立した内部監査部門が、東京海上グループ全体の適切な経営管理体制の構築に向け、内部統制部門を含む各部門の業務執行の状況を監査しています。また、グループの内部監査に関する基本方針を策定し、グループ会社の規模等に応じて、内部監査の方法(実施主体について、自社の内部監査部門と親会社の内部監査部門を使い分けるなど)や実施頻度を変えるなど、効率的かつ実効性のある形でグループ会社の内部監査を実施しています。

     自ら内部監査機能を持つグループ各社の内部監査計画については当社が事前承認を行うこととしており、また各社の内部監査の結果および改善措置・改善計画等の遂行状況の報告を当社が受け、内部監査の実施状況や内部管理態勢の状況等をモニタリングしています。

     内部監査の実効性を確保するために、取締役会規則等に基づき、年次の内部監査計画を取締役会で決議するとともに、内部監査部門は、内部監査計画の実施状況ならびに当社およびグループ各社の内部監査結果のうち重要な事項について取締役会に直接報告しています。加えて、年次の内部監査計画および内部監査計画の実施状況は監査役会にも直接報告しています。また、グループ各社の内部統制の状況について、リスク管理部門およびコンプライアンス部門と協同して、取締役会に対しては原則半期ごとに、監査役会に対しては原則四半期ごとに直接報告しています。さらに、内部監査部門は、「グループ監査委員会」との連携を図るとともに、新たに外部から採用した内部監査専門人材をグループ会社の内部監査に参加させる等により、内部監査に社外視点を取り入れています。

     なお、2025年度末における内部監査業務従事者は66名です。

     内部監査部門および会計監査人は、監査役に対してそれぞれの監査計画や監査結果について情報提供するなど、監査役と連携しています。また、内部監査部門、会計監査人および監査役が意見交換することにより、相互に連携し、それぞれの監査の実効性を高めています。

     監査役は、取締役会および監査役会に出席し、内部統制部門によるグループの内部統制システムの整備・運用状況に関する報告、内部監査に関する基本方針に基づく内部監査計画およびその実施状況に関する報告ならびに財務諸表監査および財務報告に係る内部統制監査の結果に関する報告等を受けています。

     当社は、会計監査人と監査契約を締結し、財務諸表監査および財務報告に係る内部統制監査を受けており、その過程で内部統制部門は会計監査人に対して必要な情報を提供しています。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、内部監査部門は監査等委員会と連携を図ってまいります。内部監査年度計画については、監査等委員会の承認を得たうえで取締役会に諮ることとします。また、内部監査部門は、内部監査年度計画の実施状況ならびに当社およびグループ各社の内部監査結果のうち重要な事項について、監査等委員会および取締役会に報告します。

    ③会計監査の状況

    a)監査法人の名称

     PwC Japan有限責任監査法人

    b)継続監査期間

     2002年度以降

    c)業務を執行した公認会計士

     井野 貴章

     鈴木 隆樹

     山本 啓正

    d)監査業務に係る補助者の構成

     当連結会計年度の監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士37名、その他63名です。

    e)監査公認会計士等を選定した理由および監査公認会計士等の評価

     監査役会は、会計監査人の専門的知見、監査能力、監査品質、当社からの独立性その他の適格性を監査役会の定める評価基準に従い総合的に評価し、会計監査人の適格性に問題があると認める場合等には、会計監査人の解任または不再任を内容とする議案を株主総会に提出します。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項に規定する事由に該当すると認める場合には、全監査役の同意に基づき、会計監査人を解任します。

     2026年3月期の会計監査人について、上記の評価基準に従って評価を行った結果、適格性および監査実績に特段の問題がないことが確認できたこと、また、同期の会計監査人の監査方法および結果が相当であると認められたことから、監査役会は会計監査人を再任することが適当であると判断しました。

    ④監査報酬の内容等

    a)監査公認会計士等に対する報酬の内容

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円) 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円)
    提出会社 256 54 924 49
    連結子会社 1,222 2 1,629 55
    計 1,478 57 2,554 105

    当社および連結子会社における当連結会計年度の監査証明業務に基づく報酬には、国際財務報告基準(IFRS)適用に向けた任意監査契約に係る報酬を含んでいます。

    当社および連結子会社が監査公認会計士等に対して報酬を支払った非監査業務の内容は、前連結会計年度および当連結会計年度において経済価値ベースのソルベンシー規制への対応に関連したアドバイザリー・サービス等です。

    b)監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に属する組織に対する報酬(上記a)を除く)

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円) 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円)
    提出会社 - - 834 -
    連結子会社 5,447 536 5,014 811
    計 5,447 536 5,849 811

    連結子会社における当連結会計年度の監査証明業務に基づく報酬には、国際財務報告基準(IFRS)適用に向けた任意監査契約に係る報酬を含んでいます。

    連結子会社がプライスウォーターハウスクーパースに属する組織(監査公認会計士等を除く)に対して報酬を支払った非監査業務の内容は、前連結会計年度および当連結会計年度において税務に関連した会計アドバイザリー・サービス等です。

    c)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

     該当事項はありません。

    d)監査報酬の決定方針

     当社は、事業の規模・特性、監査時間等を勘案し、監査役会の同意を得たうえで監査報酬を決定しています。

    e)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

     監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の遂行状況および報酬見積りの算出根拠等について必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額が適切であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っています。

    (4)【役員の報酬等】

    ①当事業年度における役員報酬の総額

    役員区分 報酬等の総額 (百万円) 報酬等の種類別の総額 (百万円) 対象となる役員の員数 (人)
    定額報酬 業績連動報酬 株式報酬
    取締役 982 442 263 276 16
    取締役(社外取締役を除く) 834 328 263 242 9
    社外取締役 148 114 - 33 7
    監査役 138 138 - - 5
    監査役(社外監査役を除く) 78 78 - - 2
    社外監査役 60 60 - - 3
    計 1,120 581 263 276 21

    (注)1.対象となる役員の員数には、2025年6月23日開催の第23回定時株主総会終結の時をもって退任した、社外取締役ではない取締役3名が含まれています。

    2.報酬等の総額および報酬等の種類別の総額には、上記1.の取締役3名に対する報酬等が含まれています。

    3.株式報酬には、報酬等として付与した株式交付信託のポイントに係る費用計上額を記載しています。

    ②当事業年度における連結報酬等の総額が1億円以上である役員に対する連結報酬等の総額等

    氏名 役員区分 会社区分 報酬等の種類別の総額 (百万円) 連結報酬等の総額 (百万円)
    定額報酬 業績連動報酬 株式報酬
    小宮 暁 取締役 当社 81 77 83 246
    取締役 東京海上日動火災保険株式会社 3 0 0
    小池 昌洋 取締役 当社 65 102 89 272
    取締役 東京海上日動火災保険株式会社 11 - 3
    岡田 健司 取締役 当社 59 23 17 117
    取締役 東京海上日動火災保険株式会社 7 5 3
    山本 吉一郎 取締役 当社 59 21 17 114
    取締役 東京海上日動火災保険株式会社 7 4 3
    城田 宏明 取締役 当社 2 1 1 181
    取締役 東京海上日動火災保険株式会社 64 59 53

    ③役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    a)報酬等の基準額の構成

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、報酬等の基準額の構成は以下のとおりとなります。

    b)業績連動報酬

     企業価値向上に対するインセンティブ強化を目的として導入しています。「個人目標」および「会社目標」の前年度実績の評価について、報酬委員会の答申を踏まえ、取締役会で決定し、それに基づき金銭で支給します(評価に応じて0~200%の範囲で変動します)。

    ●個人目標:各取締役の担当を踏まえ期初に設定します(中長期戦略目標等を含む)。

    ●会社目標:原則として、以下の業績評価指標を用いて設定します。当該指標は、当社が経営指標として重視しているものです。

    評価期間 項目 構成割合 目標 実績 左記に基づく業績連動報酬の支給期間
    2023年4月~ 2024年3月 修正純利益 50% 6,700億円 7,116億円 2024年7月~ 2025年6月
    修正ROE 30% 17.1% 15.5%
    社員エンゲージメント指標 10% - 100%
    サステナビリティ戦略に係る指標 10% - 100%
    2024年4月~ 2025年3月 修正純利益 50% 6,100億円 6,089億円 2025年7月~ 2026年6月
    修正ROE 30% 11.0% 11.4%
    社員エンゲージメント指標 10% - 100%
    サステナビリティ戦略に係る指標 10% - 100%
    2025年4月~ 2026年3月 修正純利益 50% 7,000億円 7,116億円 2026年7月~ 2027年6月
    修正ROE 30% 13.2% 13.0%
    社員エンゲージメント指標 10% - 200%
    サステナビリティ戦略に係る指標 10% - 100%

    (注)1.海外事業を担当する取締役については、海外事業の実績を反映すべく業績評価指標の一部を変更しています。

    2.修正純利益および修正ROEとは、市場から見た透明性の向上等を目的として、財務会計上の指標に一定の修正を加えて算出するグループ全体の業績に係る経営指標です。なお、評価期間が2024年4月以降の修正純利益および修正ROEについては、政策株式に係る売却損益を除いた数値を使用しています。

    3.社員エンゲージメント指標とは、海外を含むグループベースで実施するカルチャー&バリューサーベイのスコア変動を指標化したものです。

    4.サステナビリティ戦略に係る指標とは、同戦略の主要課題として掲げる分野における取組みの総合評価を指標化したものです。

    c)株式報酬

     株価の変動によるリターンを株主の皆様と共有し、アカウンタビリティを果たすことを目的として株式交付信託を導入しています。主な内容は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載のとおりです。

    d)報酬等に関する株主総会の決議年月日および当該決議の内容ならびに員数

    区分 報酬等の内容 決議した株主総会日 員数 (人)
    取締役 月額総額 75百万円以内 (10百万円以内) 2021年6月28日 14 (6)
    株式交付信託 信託に拠出する金員の上限 1,000百万円/3年 (150百万円/3年) 2024年6月24日 15 (7)
    総数の上限 50,000ポイント/1年 (6,500ポイント/1年) 2021年6月28日 14 (6)
    監査役 月額総額 12百万円以内 2011年6月27日 5

    (注)1.員数は、報酬等の内容について決議した当該株主総会終結時点のものです。

    2.( )内には、社外取締役に関する報酬等の内容および員数を記載しています。

    3.株式交付信託において、1ポイント当たりの当社株式数は3株です。信託に拠出する金員の上限は、対象期間ごとに適用されます。総数の上限は、1事業年度ごとに適用されます。

     なお、当社は、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の議案(決議事項)として、「定款一部変更の件」、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の額の決定の件」、「監査等委員である取締役の報酬等の額の決定の件」および「取締役(監査等委員である取締役を除く。)の株式報酬制度の決定の件」を提案しています。これらの議案が承認可決された場合、報酬等に関する株主総会の決議年月日および当該決議の内容ならびに員数は以下のとおりとなります。

    区分 報酬等の内容 決議した株主総会日 員数 (人)
    取締役 (監査等委員である取締役を除く。) 月額総額 75百万円以内 (15百万円以内) 2026年6月29日 12 (6)
    株式交付信託 信託に拠出する金員の上限 1,000百万円/3年 (150百万円/3年) 2026年6月29日 12 (6)
    総数の上限 50,000ポイント/1年 (6,500ポイント/1年) 2026年6月29日 12 (6)
    監査等委員である取締役 月額総額 20百万円以内 2026年6月29日 5 (3)

    (注)1.員数は、報酬等の内容について決議した当該株主総会終結時点のものです。

    2.( )内には、社外取締役に関する報酬等の内容および員数を記載しています。

    3.株式交付信託において、1ポイント当たりの当社株式数は3株です。信託に拠出する金員の上限は、対象期間ごとに適用されます。総数の上限は、1事業年度ごとに適用されます。

    e)取締役会および報酬委員会による手続きの概要等ならびに役員の報酬等の額の決定過程における取締役会および報酬委員会の活動内容

     取締役会および報酬委員会による手続きの概要等は、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②当社の統治機構等に関する事項 a)取締役・取締役会」および「c)指名委員会・報酬委員会」に記載のとおりです。

     2025年度の報酬等の額の決定に係る報酬委員会および取締役会の開催回数は、以下のとおりです。

    報酬委員会 取締役会
    2025年4月~2025年6月支給分 5回 4回
    2025年7月~2026年3月支給分 5回 4回

    f)役員報酬の決定に関する方針

     取締役および監査役の個人別の報酬等の内容の決定に関する方針は、取締役会が、報酬委員会の答申を踏まえ、以下に記載のとおり決定しています。

    役員報酬の決定に関する方針 1 役員報酬の決定にあたっては、「透明性」、「公正性」、「客観性」を確保します。 2 役員報酬体系は、以下の構成とします。 対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬 常勤取締役 ○ ○ ○ 社外取締役 非常勤取締役 ○ - ○ 監査役 ○ - -  ※取締役の報酬の基準額における各報酬の構成については、原則として役位の高さに応じて業績連動報酬および株式報酬の割合を高めます。 3 各報酬導入の目的は以下のとおりとします。 報酬の種類 目的 業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。 株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。 4 取締役の報酬の水準は、当社業績や他社水準等を勘案し、役位別に基準額を設定のうえ、職責の重さを加味し、取締役会が決定します。 5 取締役の報酬等のうち、定額報酬および業績連動報酬については月例で支給します。株式報酬については退任時に交付します。 6 取締役の個人別の報酬等の内容およびその他役員報酬に関する重要な事項は、取締役会が決定します。なお、報酬委員会諮問事項については、同委員会の答申を踏まえ、決定します。 対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬 常勤取締役 ○ ○ ○ 社外取締役 非常勤取締役 ○ - ○ 監査役 ○ - - 報酬の種類 目的 業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。 株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。
    対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬
    常勤取締役 ○ ○ ○
    社外取締役 非常勤取締役 ○ - ○
    監査役 ○ - -
    報酬の種類 目的
    業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。
    株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、役員報酬の決定に関する方針は以下のとおりとなる予定です。

    役員報酬の決定に関する方針 1 役員報酬の決定にあたっては、「透明性」、「公正性」、「客観性」を確保します。 2 役員報酬体系は、以下の構成とします。 対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬 常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ ○ ○ 社外取締役(監査等委員である者を除く。) 非常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ - ○ 監査等委員である取締役 ○ - -  ※常勤取締役(監査等委員である者を除く。)の報酬の基準額における各報酬の構成については、原則として役位の高さに応じて業績連動報酬および株式報酬の割合を高めます。  ※※「常勤取締役(監査等委員である者を除く。)」は、取締役会長および業務執行取締役を指します。 3 各報酬導入の目的は以下のとおりとします。 報酬の種類 目的 業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。 株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。 4 取締役(監査等委員である者を除く。)の報酬の水準は、当社業績や他社水準等を勘案し、役位別に基準額を設定のうえ、職責の重さを加味し、取締役会が決定します。 5 定額報酬および業績連動報酬については月例で支給します。株式報酬については退任時に交付します。 6 取締役(監査等委員である者を除く。)の個人別の報酬等の内容およびその他役員報酬に関する重要な事項は、取締役会が決定します。なお、報酬委員会諮問事項については、同委員会の答申を踏まえ、決定します。 7 監査等委員である取締役の個人別の報酬等は、監査等委員である取締役の協議によって決定します。 対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬 常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ ○ ○ 社外取締役(監査等委員である者を除く。) 非常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ - ○ 監査等委員である取締役 ○ - - 報酬の種類 目的 業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。 株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。
    対象者 定額報酬 業績連動報酬 株式報酬
    常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ ○ ○
    社外取締役(監査等委員である者を除く。) 非常勤取締役(監査等委員である者を除く。) ○ - ○
    監査等委員である取締役 ○ - -
    報酬の種類 目的
    業績連動報酬 企業価値向上に対するインセンティブを強化するため、会社目標および個人目標を設定し、その達成度に対する評価に連動した業績連動報酬を導入します。
    株式報酬 株主とリターンを共有することでアカウンタビリティを果たすため、当社株価に連動する株式報酬を導入します。

    g)取締役の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定権限

     取締役会は、報酬委員会の答申を踏まえ、報酬体系、報酬水準、個人業績評価(分布)および会社業績評価を決議しています。

     取締役の個人別の報酬等の内容については、上記を踏まえ、取締役会決議により決定しています。

    h)監査役の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定権限

     監査役の個人別の報酬等については、会社法第387条第2項の監査役の協議により決定しています。

     なお、監査等委員会設置会社への移行後、監査等委員である取締役の個人別の報酬等については、会社法第361条第3項の監査等委員である取締役の協議により決定します。

    i)取締役の個人別の報酬等の内容が役員報酬の決定に関する方針に沿うものであると取締役会が判断した理由

     取締役の個人別の報酬等の内容については、委員長および委員の過半数を社外取締役が務める報酬委員会の答申を踏まえ、取締役会が決定しているなどの理由から、「透明性」、「公正性」および「客観性」の確保等を掲げる本方針に沿うものであると判断しています。

    (5)【株式の保有状況】

    ①投資株式の区分の基準および考え方

    保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分の基準および考え方は、以下のとおりです。

    a)保有目的が純投資目的である投資株式

     専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式

    b)保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

     保有目的に応じて以下のように分類して管理しています。

    主な投資の名称 保有目的
    政策投資 主として保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的とする投資
    戦略的投資 投資先の技術、知見またはビジネスモデル等の獲得に向けた連携関係の強化を目的とする投資
    海外パートナーシップ投資 海外保険事業における投資先とのパートナーシップ構築・強化を目的とする投資

    ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a)保有方針

    イ)当社

     政策投資として保有している株式(非上場株式および資本業務提携による出資等は除く)は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるために2029年度末までにゼロにします。そのなかで、2026年度末の保有時価は、国際財務報告基準(IFRS)で当社の連結純資産対比20%程度となる見込みとしていたところ、2025年度は政策投資として保有している株式を年間で7,456億円と計画を上回る水準で削減を行い、2025年度末の保有時価は、国際財務報告基準(IFRS)で当社の連結純資産対比24.5%となりました。

     なお、当社は、政策投資として保有している株式の保有目的を純投資目的に変更することは行いません(例えば、発行者から売却に関して応諾を得ている銘柄で、個別銘柄ごとの市場における流動性や発行体との合意内容に配慮し、売却まで一時的に保有を行う場合においても、その過程で純投資目的への変更は行いません)。

    ●政策投資として保有している株式の削減計画および実績

    ●政策投資として保有している株式の保有残高の推移

    ロ)当社の最大保有会社(注)

     当社と同様です。

    (注)当社および連結子会社のなかで、最近事業年度末における投資株式の貸借対照表計上額が最も大きい会社をいい、東京海上日動火災保険株式会社が該当します。

    b)保有の合理性を検証する方法および個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    イ)当社

    政策投資として保有している株式について、当社は、2024年5月に開催した取締役会において、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるために、2029年度末までにゼロにすることを決定しました。なお、本決定の前まで、当社は取締役会において、中長期的な取引関係の強化等の保有目的の適切性および保有の経済合理性を検証していました。

    戦略的投資として保有している株式については、取締役会において、出資時に想定した、新たな保険商品やソリューション事業の開発等に関する協業の進捗状況および具体的な協業成果等を確認するとともに、投資倍率等の財務的な評価を加味して、総合的に保有効果を検証しています。

    海外パートナーシップ投資として保有している株式については、取締役会において、デジタル、モビリティ、ヘルスケア等の分野における情報、知見等の獲得状況を確認するとともに、含み損益や一定期間のトータルリターン等の財務的な評価を加味して、総合的に保有効果を検証しています。

    ロ)当社の最大保有会社

     当社と同様です。

    c)銘柄数および貸借対照表計上額

    イ)当社

     保有していません。

    ロ)当社の最大保有会社

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の合計額 (百万円)
    非上場株式 681 42,571
    非上場株式以外の株式 563 1,921,772

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得価額の合計額 (百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 7 886 主に、新興企業と新規ビジネスの事業化に向けた業務提携を行ったことによるものです。
    非上場株式以外の株式 2 186 主に、保有先が子会社をスピンオフしたことに伴い、新規上場株式の割り当てがあったものです。

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額 (百万円)
    非上場株式 70 6,310
    非上場株式以外の株式 463 742,244

    d)特定投資株式およびみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    イ)当社

    ●特定投資株式

     保有していません。

    ●みなし保有株式

     保有していません。

    ロ)当社の最大保有会社

    ●特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    トヨタ自動車株式会社 127,661,870 170,215,770 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    403,666 445,284
    伊藤忠商事株式会社 59,494,920 11,898,984 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    117,472 82,114
    丸紅株式会社 12,465,110 12,465,110 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    70,028 29,660
    Samsung Fire & Marine Insurance Co., Ltd. 1,488,150 1,488,150 海外保険事業における投資先とのパートナーシップ構築・強化を目的として、保有しているものです。 同社、The People's Insurance Company (Group) of China Limitedおよび当社の3社提携に基づき、デジタル、モビリティ、ヘルスケア、海外ビジネス等の分野における相互ベンチマークを通じて、東アジア保険市場の健全な発展のために継続交流を行っています。 無
    68,699 54,105
    イオン株式会社 30,185,076 10,061,692 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    56,883 37,731
    三菱地所株式会社 12,180,000 12,180,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    52,629 29,621
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    信越化学工業株式会社 7,893,020 10,928,120 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    49,402 46,291
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 14,555,718 14,555,718 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    37,844 29,271
    三菱電機株式会社 6,869,145 8,982,745 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    34,263 24,433
    富士フイルムホールディングス株式会社 10,715,037 10,715,037 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    31,786 30,478
    豊田通商株式会社 4,862,022 6,077,322 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    28,929 15,150
    川崎汽船株式會社 9,403,353 10,664,253 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    24,815 21,579
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    旭化成株式会社 16,425,163 16,425,163 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    24,785 17,197
    川崎重工業株式会社 8,351,790 1,670,358 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    24,195 14,912
    東海旅客鉄道株式会社 5,250,000 5,250,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    21,441 14,983
    三菱重工業株式会社 5,021,900 11,340,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    21,207 28,644
    日本郵船株式会社 3,647,234 4,168,234 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    21,037 20,511
    東京応化工業株式会社 2,572,014 2,572,014 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    18,960 7,965
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社しずおかフィナンシャルグループ 6,965,400 6,965,400 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    17,848 11,304
    三菱HCキャピタル株式会社 11,419,725 11,419,725 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    15,999 11,505
    日本製鉄株式会社 25,171,730 5,034,346 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    14,496 16,084
    CITIC Limited 57,863,000 57,863,000 海外保険事業における投資先とのパートナーシップ構築・強化を目的として、保有しているものです。 中国最大のコングロマリットであるCITICグループ企業との協業や、同社が持つ多様なビジネスモデルのベンチマーク等を通じ、当社のビジネス機会の創出を探求しています。 無
    13,952 10,676
    花王株式会社 2,111,074 2,111,074 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    13,042 13,664
    株式会社ダイフク 2,400,805 3,001,005 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    13,017 10,929
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ミネベアミツミ株式会社 4,842,390 4,842,390 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    12,275 10,524
    The People's Insurance Company (Group) of China Limited 111,340,000 111,340,000 海外保険事業における投資先とのパートナーシップ構築・強化を目的として、保有しているものです。 同社、Samsung Fire & Marine Insurance Co., Ltd.および当社の3社提携に基づき、モビリティ、ヘルスケア、防災・減災等の分野における相互ベンチマークを通じて、東アジア保険市場の健全な発展のために継続交流を行っています。 無
    12,265 8,602
    中外製薬株式会社 1,420,287 2,840,487 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    12,230 19,312
    三井物産株式会社 2,017,834 2,017,834 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    12,024 5,648
    第一三共株式会社 3,918,300 5,877,400 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    10,838 20,635
    ALSOK株式会社 8,551,565 8,551,565 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    10,689 9,594
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ホーチキ株式会社 5,186,118 1,978,706 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    10,673 4,978
    横浜ゴム株式会社 1,809,832 1,809,832 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    10,535 6,229
    大阪瓦斯株式会社 1,650,933 1,650,933 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    10,534 5,585
    JFEホールディングス株式会社 5,320,187 6,650,187 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    9,658 12,166
    積水化学工業株式会社 3,548,032 5,160,932 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    9,247 13,131
    栗田工業株式会社 1,205,826 1,205,826 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    8,836 5,534
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社小松製作所 1,427,800 2,141,700 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    8,585 9,222
    セコム株式会社 1,419,584 1,419,584 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    8,568 7,221
    エーザイ株式会社 1,728,796 1,728,796 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    8,420 7,165
    東急株式会社 4,388,338 4,388,338 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    8,168 7,394
    横河電機株式会社 1,690,236 1,690,236 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    8,018 4,889
    関西電力株式会社 2,950,090 2,950,090 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    7,624 5,229
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社八十二長野銀行 3,868,174 4,833,174 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    7,453 5,103
    飯野海運株式会社 4,211,275 4,211,275 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    7,373 4,198
    日本碍子株式会社 1,844,889 1,844,889 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    7,337 3,386
    コスモエネルギーホールディングス株式会社 1,625,200 812,600 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    7,202 5,204
    株式会社島津製作所 1,947,100 2,665,300 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    7,182 9,941
    株式会社サンリオ 7,274,700 1,745,940 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    7,123 11,994
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ANAホールディングス株式会社 2,423,915 3,231,815 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    6,796 8,918
    三菱倉庫株式会社 5,102,835 10,205,335 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    6,740 9,868
    株式会社クレハ 1,650,060 1,650,060 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    6,509 4,550
    山九株式会社 735,254 735,254 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    6,413 4,508
    日本空港ビルデング株式会社 1,242,800 1,242,800 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    6,409 5,110
    TDK株式会社 3,134,675 6,268,675 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    6,162 9,691
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社商船三井 932,780 1,165,980 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    6,059 6,049
    アマノ株式会社 1,585,518 2,248,818 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    5,990 8,954
    株式会社名村造船所 1,429,372 1,529,372 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,967 3,494
    大和ハウス工業株式会社 1,195,263 1,195,263 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,878 5,902
    三菱瓦斯化学株式会社 1,622,029 1,622,029 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    5,831 3,772
    東宝株式会社 3,477,050 869,310 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    5,796 6,434
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    積水ハウス株式会社 1,600,000 2,000,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,632 6,680
    株式会社INPEX 1,200,000 1,200,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,613 2,469
    株式会社日清製粉グループ本社 2,666,653 2,666,653 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    5,587 4,614
    住友商事株式会社 935,240 1,175,240 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,405 3,962
    西日本旅客鉄道株式会社 1,722,000 1,722,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,386 5,022
    株式会社アイシン 2,468,687 2,510,487 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,352 4,074
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    塩野義製薬株式会社 1,486,290 1,486,290 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,155 3,338
    大同特殊鋼株式会社 2,816,730 2,816,730 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    5,105 3,351
    明治ホールディングス株式会社 1,293,416 1,989,816 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,991 6,466
    株式会社西日本フィナンシャルホールディングス 1,297,370 1,297,370 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,808 2,711
    宝ホールディングス株式会社 3,102,400 3,490,200 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    4,793 3,998
    出光興産株式会社 3,108,515 3,552,515 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,791 3,740
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社七十七銀行 1,520,727 596,309 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    4,647 2,834
    株式会社TOKAIホールディングス 3,986,887 3,986,887 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,640 3,919
    日本特殊陶業株式会社 616,677 770,877 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,456 3,485
    株式会社群馬銀行 2,113,253 2,113,253 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    4,358 2,602
    株式会社内田洋行 2,180,925 436,185 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    4,302 3,349
    株式会社IHI 1,356,600 290,700 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    4,257 3,000
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ENEOSホールディングス株式会社 2,986,956 4,480,256 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,213 3,504
    マツダ株式会社 4,041,300 4,041,300 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,198 3,807
    株式会社ニコン 2,185,244 2,905,244 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    4,125 4,305
    双日株式会社 654,542 786,542 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    4,009 2,581
    日本新薬株式会社 783,500 881,500 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    4,006 3,351
    日本発條株式会社 1,635,137 1,635,137 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    3,963 2,626
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    センコーグループホールディングス株式会社 2,201,770 2,752,170 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,953 4,150
    パナソニック ホールディングス株式会社 1,500,042 1,875,042 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,878 3,321
    五洋建設株式会社 2,381,652 4,763,352 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,874 3,387
    株式会社りそなホールディングス 2,226,200 2,782,800 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,834 3,581
    阪急阪神ホールディングス株式会社 800,501 1,000,601 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,643 4,027
    セイコーグループ株式会社 641,000 320,500 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    3,506 1,325
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    セーレン株式会社 1,130,766 1,130,766 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,488 2,770
    名古屋鉄道株式会社 2,012,840 2,012,840 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,474 3,508
    京成電鉄株式会社 2,948,319 3,439,419 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,464 4,634
    株式会社テクノ菱和 580,459 725,559 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,360 1,903
    株式会社神戸製鋼所 1,747,209 2,320,549 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,302 4,014
    株式会社三越伊勢丹ホールディングス 1,138,532 1,138,532 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,248 2,435
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社千葉銀行 1,619,453 1,913,853 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    3,232 2,677
    ソニーグループ株式会社 980,225 1,470,225 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,145 5,535
    株式会社横浜フィナンシャルグループ 2,267,018 2,651,518 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,114 2,601
    日本ゼオン株式会社 1,756,276 1,756,276 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    3,087 2,625
    ホシデン株式会社 1,200,690 1,500,690 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    3,055 2,981
    株式会社TBSホールディングス 546,292 546,292 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,054 2,329
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    日本曹達株式会社 873,550 873,550 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    3,053 2,535
    文化シヤッター株式会社 1,560,901 1,560,901 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,965 2,931
    株式会社TKC 799,622 1,066,222 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,958 4,104
    日本航空株式会社 1,153,700 1,538,200 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,952 3,932
    王子ホールディングス株式会社 3,481,017 3,481,017 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,949 2,183
    長瀬産業株式会社 2,395,244 598,811 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    2,766 1,588
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社九州フィナンシャルグループ 2,347,653 2,347,653 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,645 1,727
    森永乳業株式会社 548,464 685,464 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,612 2,135
    戸田建設株式会社 1,779,475 1,779,475 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,576 1,569
    三谷商事株式会社 1,083,696 1,083,696 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,493 2,139
    ニチコン株式会社 1,419,750 1,419,750 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,434 1,737
    NTT株式会社 15,436,200 19,295,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,426 2,791
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社マキタ 477,550 596,850 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,424 2,939
    東京建物株式会社 659,843 754,043 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,366 1,905
    日本電子株式会社 410,000 410,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,344 1,877
    東海カーボン株式会社 2,426,936 2,426,936 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,334 2,308
    株式会社カナモト 534,986 668,786 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,324 2,166
    株式会社日本取引所グループ 1,284,600 2,019,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,320 3,084
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    東洋製罐グループホールディングス株式会社 653,602 653,602 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,311 1,598
    中央自動車工業株式会社 1,203,483 1,434,483 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,270 2,422
    株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 375,793 375,793 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,214 1,477
    株式会社富山第一銀行 921,087 1,041,087 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,151 1,194
    参天製薬株式会社 1,163,200 1,453,900 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,076 2,061
    近鉄グループホールディングス株式会社 637,670 637,670 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,053 2,034
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    北越コーポレーション株式会社 2,234,032 2,234,032 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,041 2,729
    株式会社安川電機 504,152 504,152 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,026 1,880
    京セラ株式会社 852,088 942,488 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    2,026 1,579
    株式会社岡三証券グループ 2,460,731 2,460,731 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    2,020 1,631
    オリックス株式会社 430,800 492,300 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,984 1,518
    株式会社ミライト・ワン 543,400 603,400 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,939 1,314
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    中部電力株式会社 742,523 892,523 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,917 1,448
    東北電力株式会社 1,634,117 1,634,117 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,911 1,686
    株式会社三菱総合研究所 399,000 399,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,861 1,873
    大成建設株式会社 113,474 141,774 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,821 936
    ノリタケ株式会社 583,736 364,768 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 有
    1,818 1,276
    キッコーマン株式会社 1,259,215 1,259,215 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,806 1,814
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    イビデン株式会社 243,604 152,202 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    1,795 607
    日本甜菜製糖株式会社 428,141 428,141 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,755 977
    リンナイ株式会社 476,363 635,163 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,743 2,195
    株式会社バンダイナムコホールディングス 450,000 450,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,740 2,251
    株式会社ADEKA 481,000 961,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,736 2,584
    株式会社カネカ 358,766 448,366 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,720 1,707
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    株式会社ワコール ホールディングス 433,730 542,130 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,716 2,761
    エア・ウォーター株式会社 778,195 889,195 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,653 1,678
    中央発條株式会社 454,100 454,100 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,652 762
    株式会社トクヤマ 441,649 552,049 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,650 1,539
    東亞合成株式会社 954,236 954,236 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,629 1,346
    安田倉庫株式会社 670,800 1,122,800 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,603 1,887
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ニデック株式会社 800,256 800,256 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,573 1,994
    九州旅客鉄道株式会社 416,400 520,500 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,566 1,899
    株式会社やまびこ 440,208 493,208 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,536 1,173
    株式会社第四北越フィナンシャルグループ 809,844 337,948 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。(注)3 無
    1,513 1,066
    日産自動車株式会社 4,379,551 4,379,551 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,458 1,658
    株式会社松屋 787,900 1,789,900 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,425 1,904
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    三和ホールディングス株式会社 401,630 401,630 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,420 1,915
    株式会社クボタ 574,902 1,149,902 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,412 2,105
    株式会社ヤクルト本社 523,680 583,680 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,392 1,665
    三菱鉛筆株式会社 600,000 600,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,385 1,521
    VTホールディングス株式会社 2,776,500 3,702,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,352 1,847
    ニシオホールディングス株式会社 293,632 366,832 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,267 1,533
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    日本トランスシティ株式会社 1,015,221 1,752,121 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    1,249 1,555
    江崎グリコ株式会社 205,300 410,700 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,207 1,899
    NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 300,000 600,000 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,063 1,632
    株式会社シマノ 63,909 128,909 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    1,050 2,705
    株式会社ツムラ 235,000 352,500 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    880 1,521
    芙蓉総合リース株式会社 20 600,120 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    0 2,315
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    三菱商事株式会社 - 85,851,615 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    - 225,489
    スズキ株式会社 - 64,663,064 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 117,040
    株式会社豊田自動織機 - 2,075,550 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 26,369
    株式会社SUBARU - 5,490,981 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 14,523
    東日本旅客鉄道株式会社 - 4,485,446 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 13,241
    いすゞ自動車株式会社 - 6,114,500 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 12,329
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    キヤノン株式会社 - 1,516,854 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    - 7,045
    トナミホールディングス株式会社 - 322,897 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 有
    - 3,296
    株式会社ネクステージ - 2,132,700 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 3,226
    株式会社ニチレイ - 1,644,350 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 2,922
    株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション - 1,082,600 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 2,579
    福山通運株式会社 - 565,387 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 2,043
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数 (株) 株式数 (株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    フクダ電子株式会社 - 274,880 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 1,756
    J.フロント リテイリング株式会社 - 930,266 保険事業における顧客企業との長期的かつ安定的な保険取引関係の維持および強化を図り、当社グループの企業価値を高めることを目的として、保有してきたものです。 現在は、当社グループのリスクポートフォリオを見直し、社会課題解決や成長分野等に対して資本を振り向けるため、売却方針に則り保有をゼロにすることをめざしています。 無
    - 1,712
    株式会社ケアネット - 2,266,288 投資先の技術、知見またはビジネスモデル等の獲得に向けた取引関係の強化を目的として、保有しているものです。 保険の事前・事後領域におけるソリューションの提供に向けて、投資先が有する産業保健領域のデータに基づく疾病予測の知見と、当社グループが有するリスクデータやリスク予防のノウハウを活用し、ヘルスケア分野における新しい商品やサービスの開発を目的として、資本業務提携を行っています。 無
    - 1,568

    (注)1.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。

    2.定量的な保有効果については、保険損益や収入保険料、秘密保持契約に基づいた協業状況等を踏まえて確認していますが、守秘義務の観点から記載していません。

    3.株式数が増加しているのは、株式分割が実施されたためです。

    ●みなし保有株式

     保有していません。

    ③保有目的が純投資目的である投資株式

    a)当社

     保有していません。

    b)当社の最大保有会社

    区分 当事業年度 前事業年度
    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の合計額 (百万円) 銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の合計額 (百万円)
    非上場株式 8 3,806 8 2,016
    非上場株式以外の株式 - - 1 30
    区分 当事業年度
    受取配当金の合計額 (百万円) 売却損益の合計額 (百万円) 評価損益の合計額 (百万円)
    非上場株式 100 - 441
    非上場株式以外の株式 - △3 -

    (注) 非上場株式については、市場価格がないことから、評価損益の合計額には為替変動による増減を記載しています。

    5【従業員の状況等】

    (1)【人材戦略に関する基本方針等】

    ①人事戦略の全体像

     “People’s Business”と呼ばれる保険事業を祖業とする東京海上グループは、創業以来、一貫して「人」を最も重要な資産と位置付けています。パーパスの実現に向けて挑戦を重ねる「人」の力を高めていくことが、企業としての成長の原動力、競争優位の源泉に繋がるとの考えのもと、社員一人ひとりを尊重し、そのポテンシャルを最大限に発揮できる環境を整えることをめざしています。

     東京海上グループは、2035年にありたい姿として「日本発のグローバルカンパニーとして、安心・安全の提供を通じ、お客様や社会の“いざ”と“いつも”をお守りし、幸せにあふれる社会と未来の創造に挑戦し続ける」という姿を掲げ、その実現に向けて、下図の中期経営計画を掲げています。人事戦略は、当社の強みである「グループ基本戦略」を支え、中期経営計画の達成確度を高めるための基盤として、「グループ一体経営を支える“人材”の安定的・継続的な輩出」および「グループ一体経営を支える“企業文化”のさらなる浸透」を両軸として取組みを進めています。

     経営戦略における重点施策ごとに人事面から対応すべき課題を特定し、人事施策を立案・実行しています。また、その進捗状況をモニタリングするための指標を設定し、各施策がめざす姿と現状とのギャップを明確にしながらPDCAを実施しています。

    (注)1.DE&I:ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

    2.CVS:Culture & Values Survey

    3.女性取締役・監査役比率:2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会の承認が得られることを条件に、同日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行します。移行後は、女性取締役比率を指標とします。

    4.TLI:Tokio Marine Group Leadership Institute

    5.MAP:Management Associate Program

    6.プレゼンティーズム:心身の健康状態を踏まえた、出勤時の生産性を測る指標。数値が高いほどパフォーマンスが高くなります(最大100)。

    a)人材育成方針:グループ一体経営を支える“人材”

     グループ一体経営を担う人材の安定的・継続的な輩出に向けて、グループ経営体制の強化と戦略整合的な人材ポートフォリオの構築に取り組み、経営戦略のめざす姿の実現に必要なケイパビリティを強化しています。

    イ)グループ経営体制の強化

    ●多様な人材で構成された経営体制構築

     海外子会社人材のグループ経営への積極登用等を通じたグループ横断での知見活用や、取締役会における女性比率の向上等を通じて、執行・監督の両面から経営判断の質を高めることをめざした体制構築に取り組んでいます。

    ●グループ経営人材の安定的・継続的な輩出

     グループCEOを含む経営陣が参加するタレントマネジメント会議では、グループ横断のタレントプールに約300名の候補者を選定し、ストレッチアサインメントやグローバル研修等、タレントごとのキャリアディベロップメント・プランを議論します。また、グループ経営人材候補の特定、能力開発、登用、配置を一体的に組み合わせた次世代人材育成プログラム「Tokio Marine Group Leadership Institute」では、多様なバックグラウンドを有する参加者が、自社や自国市場の枠を超えてパーパスのもとに団結し、経営課題に対する高い視座や解決アプローチを身につけるための独自のプログラムを実施しています。

    ロ)戦略整合的な人材ポートフォリオの構築

    ●成長領域への人材の配置

     事業環境の変化を成長機会として捉えるために、ソリューション事業等の成長領域に積極的に人材を配置しています。また、各領域における専門性を有する人材を積極的にキャリア採用し、事業に必要なケイパビリティを確保しています。

    ●イノベーションを生む環境創出

     グループの成長に資するビジネスモデルの創造・新規事業創出を目的とした社内公募制プログラム「Tokio Marine Innovation Program」を開催しています。優秀案に選定された応募者は、新規事業を担う部門への異動等を通じて、事業化をめざすことができます。本制度を通じて会社全体のイノベーションマインドを高め、一人ひとりの発意にあふれた挑戦を後押ししています。

    ●デジタル・ケイパビリティの向上

     環境変化に対応していくために、全ての社員がDX推進の担い手として学び、成長していく必要があるという考えに基づき、Tokio Marine DX Academyを運営しています。担当業務や役割に応じて対象層ごとに研修や育成プログラムを提供することで、全社のDX人材育成を推進しています。

    ●ガバナンス強化に向けた専門人材の拡充

     グローバルな事業の拡大・多様化が進むなかで、成長とガバナンスの高位均衡を実現するために、リスク管理、法務・コンプライアンス、内部監査等の領域における専門人材の採用・育成を継続し、グループ会社横断での活用を推進しています。また、東京海上日動火災保険株式会社では、「本当に信頼されるお客様起点の会社」を実現するため、人材育成の目的である「個人と組織の成長」に不可欠なものとして「規律」を重視し、インテグリティや高い規範意識を持った人材の育成に取り組んでいます。

    b)環境整備方針:グループ一体経営を支える“企業文化”

     国内外で5万人を超えるグループ社員が持つ力を最大限発揮していくために、多様な人材が一体となり、社員一人ひとりがいきいきと働ける風土づくりを推進していきます。

    イ)グループ一体感の醸成

    ●パーパスの浸透

     グループ社員が熱意と一体感を持って社会課題の解決に取り組むためには、グループ共通の羅針盤・拠り所となるパーパスが不可欠です。また、健全なガバナンスの観点からも、良いカルチャーをグループ全体に浸透させることは極めて重要であると考えています。グループCEO自らがグループカルチャー総括(CCO)として先頭に立って継続的なメッセージを発信するとともに、CCOオフィス(部門横断のバーチャル組織)が研修プログラムやグループ表彰等の施策を通じて、パーパスの浸透を図っています。

    ●DE&Iの推進

     東京海上グループでは、DE&Iを成長戦略の重要な課題のひとつと位置付け、グループCEO直轄のDE&I推進に関する諮問機関として、ダイバーシティカウンシルを年2回開催しています。全ての人が持てる力を最大限発揮できる人事制度、人事施策および職場環境の整備に向けて様々な取組みを推進することで、グループベースのシナジー・イノベーション創出、意思決定層の多様化やエンゲージメント向上に繋げることをめざしています。

    ロ)エンゲージメントの向上

    ●働きがいの向上

     社員一人ひとりの働きがいを高め、持っている力を最大限発揮するためには、エンゲージメントの状況および課題を的確かつ網羅的に把握し、改善に繋げていくPDCAサイクルが重要です。東京海上日動火災保険株式会社では、2020年度より「エンゲージメントサーベイ」を導入し、各組織において定性的かつ定量的な分析結果をもとに課題を特定し、対策の実行および効果測定を行っています。

    ●働きやすさの向上

     「お客様に“あんしん”をお届けし、選ばれ、成長し続ける会社」であるために、その原動力となる社員の心身の健康は重要なテーマです。そのために、当社は「東京海上グループ健康憲章」を定め、グループを挙げて健康経営を推進しています。2024年度より毎年6月を「Tokio Marine Wellness Month」とし、グループ社員全体で取り組む体操や、睡眠・メンタルヘルスのセルフケアに関するセミナー等、グループが一体となって社員の心身の健康の保持・増進を図る取組みを実施しています。

     東京海上グループの人的資本経営、人事戦略の詳細およびグループにおける取組みの具体例については、人的資本レポート「Human Capital Report」(2026年版は同年8月末発行予定)に記載しています。

    ②給与等の額及び内容の決定に関する方針

    <当社>

     当社は、グローバルなグループ一体経営を推進する持株会社として、環境変化が加速する事業環境に柔軟に対応しつつ、グループの持続的な成長と企業価値向上を牽引する人材基盤の強化を報酬制度の中核的な目的としています。具体的には、高度な専門性やグローバルな経営視点を有する多様な人材を惹き付け、役割と成果を処遇に適切に反映し、実力主義を徹底することにより、組織全体のケイパビリティ向上を実現します。

    従業員に対しては、基本給・賞与・長期インセンティブから構成される報酬体系を設けています。

    基本給は、担う役割の大きさ・専門性および成果に応じて決定します。賞与は、会社業績指標および個人業績の結果に連動して変動することで、グループ全体の業績向上への貢献意識を高めるとともに、個人の成果を適切に報酬に反映し、実力主義の徹底を図ります。グループ経営を担う中核人材を対象に、中長期的なキャリア形成とロイヤリティ・コミットメントの向上を目的として長期インセンティブを付与します。長期インセンティブは、短期的な業績評価とは切り離して人材の定着と組織への貢献意欲を高め、グループ一体経営を支える人材基盤の強化に資するものと位置付けています。

    また、報酬水準は、市場報酬水準を参考とし、競争力のある水準を維持します。

    当社は、以上の方針に基づき、報酬の額および内容を決定しています。これらの報酬制度を通じて、多様な人材がパーパスの実現に向けて意欲を持って挑戦できる環境の整備をめざします。また、事業環境や人材市場の変化を踏まえ、中長期的な企業価値向上の観点から継続的に見直しを行います。

    <東京海上日動火災保険株式会社>

    東京海上日動火災保険株式会社は、「人」が創り上げる「信頼」がすべての源泉という保険事業の原点とお客様起点を大切に、社員一人ひとりと同社が持続的に成長していくことが大切であると考えています。この考えのもと、役割に応じて発揮された成果のみならず、目標に対し、どのようなアクションを選択し、どのような質で実行してきたかというプロセスを重視し、社員一人ひとりが創出する価値を正当に評価します。その結果を処遇に適切に反映することで、人材の成長、事業の持続的な発展および企業価値向上の実現をめざします。

    従業員の給与は、基本給および賞与から構成されており、役割および職責、会社業績、個人業績ならびに各個人のコンピテンシーの発揮状況等を総合的に勘案して決定しています。

    基本給は、日常業務を通じて発揮された専門性や、職務遂行を通じて創出されたお客様および社会への価値を安定的かつ継続的に処遇へ反映する仕組みとしています。賞与は、個人の成果に加え業績連動型の考え方を採用し、お客様および社会への価値提供の結果として生み出された利益を社員間で分配する役割を担っています。

    また、報酬水準は、会社業績、事業環境および市場報酬水準等を総合的に勘案し、競争力のある水準を維持します。

     東京海上日動火災保険株式会社は、以上の方針に基づき、報酬の額および内容を決定しています。これらの報酬制度を通じて、社員一人ひとりの主体的な挑戦と成長を促すとともに、多様な人材がそれぞれの立場で力を発揮し、事業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に貢献できる環境の整備をめざします。また、事業環境や人材を取り巻く状況の変化を踏まえ、報酬制度については中長期的な視点から継続的に見直しを行います。

    <東京海上日動あんしん生命保険株式会社>

     東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、不確実性が高い事業環境においても競争力を持続的に高め、お客様の最善の利益を追求した業務運営を実現するため、環境変化を機会と捉えて変革を実現する人材の育成と、誰もが挑戦し続ける企業文化の醸成を重要な経営課題として位置付けています。この考えのもと、役割に応じて発揮された成果のみならず、目標に対し、どのようなアクションを選択し、どのような質で実行してきたかというプロセスを重視し、社員一人ひとりが創出する価値を正当に評価します。その結果を処遇に適切に反映することで、人材の成長、事業の持続的な発展および企業価値向上の実現をめざします。

    従業員の給与は、基本給および賞与から構成されており、役割および職責、会社業績、個人業績ならびに各個人のコンピテンシーの発揮状況等を総合的に勘案して決定しています。

    基本給は、日常業務を通じて発揮された専門性や、職務遂行を通じて創出されたお客様および社会への価値を安定的かつ継続的に処遇へ反映する仕組みとしています。賞与は、個人の成果に加え業績連動型の考え方を採用し、お客様および社会への価値提供の結果として生み出された利益を社員間で分配する役割を担っています。なお、営業職員の報酬体系は、契約ごとの手数料の他、業績や業務品質評価に応じた賞与が支給される仕組みとしています。

    また、報酬水準は、会社業績、事業環境および市場報酬水準等を総合的に勘案し、競争力のある水準を維持します。

    東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、以上の方針に基づき、報酬の額および内容を決定しています。これらの報酬制度を通じて、社員一人ひとりの主体的な挑戦と成長を促すとともに、多様な人材がそれぞれの立場で力を発揮し、事業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に貢献できる環境の整備をめざします。また、事業環境や人材を取り巻く状況の変化を踏まえ、報酬制度については中長期的な視点から継続的に見直しを行います。

    (2)【従業員の状況】

    ①連結会社の状況

    2026年3月31日現在
    セグメントの名称 従業員数 (人)
    国内損害保険事業 29,200
    国内生命保険事業 2,728
    海外保険事業 24,213
    ソリューション・その他事業 11,385
    合計 67,526

    (注) 1.従業員数は、就業人員数です。

    2.国際財務報告基準(IFRS)への移行に伴う連結範囲の見直しにより、新たに連結対象となった会社の従業員数を含めたこと等により、従業員数は前連結会計年度末と比べ増加しています。

    ②提出会社の状況

    2026年3月31日現在
    従業員数 (人) 平均年齢 (歳) 平均勤続年数 (年) 平均年間給与 (円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%)
    1,339 42.4 14.8 14,871,103 △3.2

    (注) 1.従業員数は、就業人員数です。

    2.当社従業員はその大部分が子会社からの出向者であり、平均勤続年数は、出向者の各子会社における勤続年数を通算しています。

    3.平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。

    2026年3月31日現在
    セグメントの名称 従業員数 (人)
    国内損害保険事業 1,223
    海外保険事業 108
    ソリューション・その他事業 8
    合計 1,339

    (注) 従業員数は、就業人員数です。

    ③最大人員会社の状況

    a)当事業年度における従業員数が最も多い会社

    東京海上日動火災保険株式会社

    2026年3月31日現在
    従業員数 (人) 平均年齢 (歳) 平均勤続年数 (年) 平均年間給与 (円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%)
    16,064 42.6 13.1 9,059,913 0.2

    (注) 1.従業員数は、就業人員数です。

    2.平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。

    b)上記a)の次に従業員数が多い会社

    東京海上日動あんしん生命保険株式会社

    2026年3月31日現在
    従業員数 (人) 平均年齢 (歳) 平均勤続年数 (年) 平均年間給与 (円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%)
    2,208 44.4 10.8 10,303,564 6.9

    (注) 1.従業員数は、就業人員数です。

    2.平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。

    ④労働組合の状況

     東京海上ホールディングス労働組合    310名

    ⑤管理職に占める女性の割合、男性の育児休業取得率および男女の賃金の差異

    会社名 管理職に占める女性の割合 (%) 男性の育児休業取得率 (%) 男性の賃金に対する女性の賃金の割合(%)
    全労働者 正規雇用労働者 非正規雇用労働者
    東京海上ホールディングス株式会社 7.0 0.0 75.9 89.0 32.3
    東京海上日動火災保険株式会社 30.5 101.5 57.2 54.4 67.9
    日新火災海上保険株式会社 19.6 103.6 65.9 66.9 61.9
    東京海上ダイレクト損害保険株式会社 25.8 100.0 75.6 75.5 62.7
    東京海上ミレア少額短期保険株式会社 42.1 100.0 73.3 70.5 46.6
    東京海上日動あんしん生命保険株式会社 25.1 80.4 52.8 51.6 50.9
    東京海上アセットマネジメント株式会社 12.3 71.4 59.4 59.3 51.9
    株式会社東京海上日動キャリアサービス 62.7 50.0 93.6 60.9 95.5
    東京海上日動ファシリティーズ株式会社 4.7 100.0 67.9 66.2 89.0
    東京海上日動メディカルサービス株式会社 66.7 100.0 65.2 63.4 59.8
    東京海上ディーアール株式会社 14.6 100.0 71.3 70.8 67.7
    東京海上アシスタンス株式会社 29.5 83.3 74.6 80.7 53.0
    東京海上ビジネスサポート株式会社 46.2 100.0 106.6 107.2 103.4
    ID&Eホールディングス株式会社 11.1 - 49.3 67.2 33.3
    日本工営株式会社 6.4 85.5 75.6 78.0 63.1
    日本シビックコンサルタント株式会社 4.3 - - - -
    株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング 54.2 100.0 - - -
    日本工営都市空間株式会社 3.1 84.6 62.5 72.0 55.7
    日本工営エナジーソリューションズ株式会社 2.6 62.5 64.5 73.3 52.4
    日本工営ビジネスパートナーズ株式会社 15.4 40.0 79.2 77.8 75.4
    株式会社エル・コーエイ 50.0 - 87.9 72.9 90.4
    会社名 管理職に占める女性の割合 (%) 男性の育児休業取得率 (%) 男性の賃金に対する女性の賃金の割合(%)
    全労働者 正規雇用労働者 非正規雇用労働者
    東京海上日動ベターライフサービス株式会社 45.2 75.0 63.7 90.1 101.3
    東京海上日動システムズ株式会社 12.4 52.3 82.0 82.4 94.1
    東京海上日動あんしんコンサルティング株式会社 25.6 - 77.2 75.0 83.8
    東京海上日動事務アウトソーシング株式会社 100.0 - 188.9 - 123.5
    東京海上日動安心110番株式会社 43.9 100.0 87.5 88.6 77.9
    東京海上日動調査サービス株式会社 0.4 60.7 62.8 61.9 47.6
    株式会社東京海上日動コミュニケーションズ 36.1 75.0 75.1 77.4 106.9
    株式会社東京海上日動パートナーズTOKIO 13.0 100.0 55.6 55.3 42.3
    株式会社東京海上日動パートナーズ東海北陸 18.2 33.3 54.0 50.8 54.6
    株式会社東京海上あんしんエージェンシー 7.0 75.0 71.4 73.1 70.0
    東京海上日動ファシリティーサービス株式会社 4.5 100.0 47.6 78.3 68.4

    (注)1.管理職に占める女性の割合は、女性活躍推進法に基づき、当事業年度初日の「女性の管理職数÷管理職数」により算出しています(管理職に役員は含みません)。なお、出向者は出向元の従業員として集計し、東京海上日動火災保険株式会社および東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、ユニットリーダーを含めた比率としています。

    2.男性の育児休業取得率は、育児・介護休業法に基づき、「当事業年度に男性労働者のうち育児休業等をした数(育児を目的とした休暇がある場合はその数値を含む)÷当事業年度に男性労働者のうち配偶者が出産した数」により算出しています。

    3.男性の育児休業取得率および男性の賃金に対する女性の賃金の割合における「-」は、対象となる従業員がいないこと、または、育児・介護休業法に基づく開示をしていないことを示しています。

    4.男性と女性の間で賃金格差が生じている要因は会社により異なりますが、主として勤務地区分(転勤の有無)、勤続年数、職種等の男女構成比の違いに起因するものであり、性別によって賃金に差異は設けていません。なお、東京海上日動火災保険株式会社において、男性と女性の間で賃金格差が生じている要因の分析を行った結果、勤務地区分および勤続年数の差異による影響が大きいことを確認しています。

    勤務地区分 転居を伴う転勤(以下「転居転勤」といいます)の有無で賃金差を設けており、転居転勤がある「総合職」に男性が多く、転居転勤が原則無い「総合職(エリア限定)」に女性が多いことから、男性の賃金水準が高い傾向がある。
    勤続年数 男性と女性を比較すると、男性の平均勤続年数が長く、これに伴い男性の賃金水準が高い傾向がある。

            <勤務地区分>                      <勤続年数>

    [男女間賃金格差解消に向けた主な取組み]

     人事制度の改定

    ・My Aspiration(社員一人ひとりの想い)を起点とした転居転勤政策への転換

    「総合職」、「総合職(エリア限定)」の勤務地区分を廃止し、「総合職」に統一するとともに、全ての総合職が「本拠地」を定め、毎年、転居転勤への同意有無を申告する制度を導入

    ・成果・実力・職責に応じた評価・処遇

    「4つのフリー(注)」の考え方を軸に、属性によらず、成果・実力・職責に応じて適正に評価・処遇する制度・運用に改定

     仕事とライフ(育児・介護)の両立支援策のさらなる拡充

    ・スーパーマイセレクト制度(5時から22時の間で、始業および終業時刻の変更を可能とする制度)やリモートワーク等により、時間・場所を問わず柔軟な働き方を実現

    ・パートナー参加型の仕事・育児の両立支援セミナー「すくすくペンギン会」や上司が育児疑似体験を行う「もしもチャレンジ」等の施策を通じた、「仕事とライフの両立」をしやすい職場風土の醸成

    (注)東京海上日動火災保険株式会社がDE&I推進のために掲げる4つの方針:ジェンダーフリー(LGBTQへの取組みや性別の壁の打破)、エイジフリー(入社年次や社員間の年齢の壁の打破)、ボーダーフリー(コース区分・国籍・障がい・キャリア採用等の壁の打破)、ワークスタイルフリー(個々人のライフスタイルに合わせた働き方の壁の打破)

    第5【経理の状況】

    1. 連結財務諸表および財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、連結財務諸表規則)第312条の規定に基づき、国際財務報告基準(以下、IFRS)に準拠して作成しています。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しています。

    2. 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の連結財務諸表および事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の財務諸表について、PwC Japan有限責任監査法人による監査を受けています。

    3. 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組およびIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

    当社は、以下のとおり、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組およびIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っています。

    (1) 会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、監査法人等が主催する研修会への参加および会計専門書の定期購読を行っています。

    (2) 国際会計基準審議会(IASB)が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準を把握するとともに、IFRSに基づく適正な連結財務諸表等を作成するため、IFRSに準拠したグループ会計方針等を作成し、それらに基づいて会計処理を行っています。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結財政状態計算書】
    (単位:百万円)
    注記 番号 移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    資産
    現金及び現金同等物 11 1,327,730 1,939,807 2,332,406
    デリバティブ資産 8 122,274 162,253 328,026
    投資有価証券 8,33 22,819,753 20,769,221 21,062,726
    貸付金 8 2,803,743 2,772,889 2,852,633
    その他の金融資産 8,22 880,547 944,981 1,104,332
    再保険契約資産 7,22 1,126,536 1,682,607 2,443,534
    保険契約資産 7,22 17,780 14,776 39,956
    持分法で会計処理されている投資 12 130,853 132,714 145,693
    投資不動産 13 53,500 70,209 68,979
    有形固定資産 14 242,864 300,379 318,913
    使用権資産 16 125,986 125,652 119,898
    無形資産 15 1,194,800 1,202,218 1,579,868
    退職給付に係る資産 20 2,072 3,672 30
    未収法人所得税等 38,599 16,534 17,269
    繰延税金資産 18 44,171 39,254 43,464
    その他の資産 22 157,384 193,305 234,477
    売却目的保有資産 17 52,764 126,878 310,437
    資産合計 31,141,365 30,497,359 33,002,651
    負債
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 8 711,974 63,514 61,648
    デリバティブ負債 8 171,589 140,309 270,398
    投資契約負債 8,19 744,168 869,021 1,178,840
    社債及び借入金 8,19 474,272 549,444 598,007
    リース負債 8 131,641 133,016 128,939
    その他の金融負債 8,22 573,452 704,653 945,701
    保険契約負債 7,22 19,073,503 19,357,397 20,219,118
    再保険契約負債 7,22 21,525 14,019 15,308
    退職給付に係る負債 20 238,858 225,172 217,135
    未払法人所得税等 44,185 211,088 113,570
    引当金 21 34,091 33,614 44,079
    繰延税金負債 18 1,125,644 760,971 800,523
    その他の負債 22 266,441 322,465 357,007
    負債合計 23,611,348 23,384,690 24,950,280
    資本
    資本金 23 150,000 150,000 150,000
    利益剰余金 23 5,834,442 6,370,865 7,013,113
    自己株式 23 △14,167 △53,643 △304,160
    その他の資本の構成要素 1,541,611 617,833 1,096,601
    親会社の所有者に帰属する持分合計 7,511,886 7,085,055 7,955,554
    非支配持分 18,131 27,613 96,816
    資本合計 7,530,017 7,112,669 8,052,371
    負債及び資本合計 31,141,365 30,497,359 33,002,651
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:百万円)
    注記 番号 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    保険収益 7 7,396,221 7,693,560
    保険サービス費用 7,25 △6,066,020 △6,114,387
    再保険損益 7 △367,482 △429,502
    保険サービス損益 962,718 1,149,670
    金利収益 9 806,051 785,404
    その他の投資損益 9 △186,163 △59,848
    投資経費 9,25 △56,733 △58,998
    投資損益 563,154 666,557
    保険金融費用(純額) 9 △598,713 △681,184
    再保険金融収益(純額) 9 66,352 39,867
    保険金融損益 △532,360 △641,316
    金融損益 30,794 25,240
    一般管理費 25 △546,651 △723,908
    その他の金融費用 △31,284 △28,593
    その他の収益 210,637 379,540
    その他の費用 25 △37,422 △59,559
    持分法による投資損益 12 7,538 8,310
    税引前利益 596,330 750,700
    法人所得税費用 18 △164,834 △178,506
    当期利益 431,495 572,193
    当期利益の帰属
    親会社の所有者 450,423 531,255
    非支配持分 △18,927 40,937
    1株当たり当期利益
    基本的1株当たり当期利益(円) 27 231.41 279.35
    希薄化後1株当たり当期利益(円) 27 231.23 279.15
    【連結包括利益計算書】
    (単位:百万円)
    注記 番号 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    当期利益 431,495 572,193
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    資本性金融商品に対する投資 △325,441 446,071
    確定給付制度の再測定 7,464 △4,692
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 △93 88
    純損益に振り替えられることのない項目合計 △318,070 441,467
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    負債性金融商品に対する投資 △320,281 △119,507
    キャッシュ・フロー・ヘッジ 5,877 5,448
    在外営業活動体の換算差額 △32,107 346,799
    保険契約に係る割引率変動差額 352,300 333,126
    再保険契約に係る割引率変動差額 △6,483 △44,520
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 790 845
    純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 95 522,192
    その他の包括利益 26 △317,974 963,660
    当期包括利益 113,521 1,535,853
    当期包括利益の帰属
    親会社の所有者 126,980 1,492,628
    非支配持分 △13,459 43,224
    ③【連結持分変動計算書】

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 利益剰余金 自己株式 その他の資本の構成要素
    資本性 金融商品に 対する投資 確定 給付制度の 再測定 負債性 金融商品に 対する投資 キャッシュ・ フロー・ ヘッジ
    期首残高 150,000 5,834,442 △14,167 2,302,862 - △987,782 -
    当期包括利益
    当期利益 450,423
    その他の包括利益 △326,036 7,450 △323,287 5,877
    当期包括利益合計 - 450,423 - △326,036 7,450 △323,287 5,877
    所有者との取引額等
    剰余金の配当 24 △281,204
    自己株式の取得 23 △269,038
    自己株式の処分 23 28 810
    自己株式の消却 23 △228,752 228,752
    株式報酬取引 28 347
    支配継続子会社に対する 持分変動 △4,296
    企業結合による変動 6
    利益剰余金への振替 600,335 △592,885 △7,450
    その他 △458
    所有者との取引額等合計 - 85,999 △39,475 △592,885 △7,450 - -
    期末残高 150,000 6,370,865 △53,643 1,383,941 - △1,311,070 5,877
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 資本合計
    その他の資本の構成要素 合計
    在外営業 活動体の 換算差額 保険契約/ 再保険契約 に係る割引率 変動差額 合計
    期首残高 - 226,531 1,541,611 7,511,886 18,131 7,530,017
    当期包括利益
    当期利益 - 450,423 △18,927 431,495
    その他の包括利益 △33,959 346,512 △323,442 △323,442 5,468 △317,974
    当期包括利益合計 △33,959 346,512 △323,442 126,980 △13,459 113,521
    所有者との取引額等
    剰余金の配当 24 - △281,204 △1,324 △282,529
    自己株式の取得 23 - △269,038 △269,038
    自己株式の処分 23 - 839 839
    自己株式の消却 23 - - -
    株式報酬取引 28 - 347 347
    支配継続子会社に対する 持分変動 - △4,296 △5,792 △10,089
    企業結合による変動 6 - - 15,846 15,846
    利益剰余金への振替 △600,335 - -
    その他 - △458 14,213 13,755
    所有者との取引額等合計 - - △600,335 △553,811 22,942 △530,869
    期末残高 △33,959 573,044 617,833 7,085,055 27,613 7,112,669

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 利益剰余金 自己株式 その他の資本の構成要素
    資本性 金融商品に 対する投資 確定 給付制度の 再測定 負債性 金融商品に 対する投資 キャッシュ・ フロー・ ヘッジ
    期首残高 150,000 6,370,865 △53,643 1,383,941 - △1,311,070 5,877
    当期包括利益
    当期利益 531,255
    その他の包括利益 445,710 △4,582 △120,694 5,448
    当期包括利益合計 - 531,255 - 445,710 △4,582 △120,694 5,448
    所有者との取引額等
    剰余金の配当 24 △375,778
    自己株式の取得 23 △251,599
    自己株式の処分 23 176 1,082
    株式報酬取引 28 438
    支配継続子会社に対する 持分変動 △1,044
    企業結合による変動 6
    利益剰余金への振替 482,604 △487,187 4,582
    その他 4,596
    所有者との取引額等合計 - 110,993 △250,517 △487,187 4,582 - -
    期末残高 150,000 7,013,113 △304,160 1,342,464 - △1,431,764 11,326
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 資本合計
    その他の資本の構成要素 合計
    在外営業 活動体の 換算差額 保険契約/ 再保険契約 に係る割引率 変動差額 合計
    期首残高 △33,959 573,044 617,833 7,085,055 27,613 7,112,669
    当期包括利益
    当期利益 - 531,255 40,937 572,193
    その他の包括利益 346,930 288,561 961,373 961,373 2,287 963,660
    当期包括利益合計 346,930 288,561 961,373 1,492,628 43,224 1,535,853
    所有者との取引額等
    剰余金の配当 24 - △375,778 △1,301 △377,080
    自己株式の取得 23 - △251,599 △251,599
    自己株式の処分 23 - 1,258 1,258
    株式報酬取引 28 - 438 438
    支配継続子会社に対する 持分変動 - △1,044 △14,304 △15,349
    企業結合による変動 6 - - 20,548 20,548
    利益剰余金への振替 △482,604 - -
    その他 - 4,596 21,035 25,631
    所有者との取引額等合計 - - △482,604 △622,129 25,977 △596,151
    期末残高 312,970 861,605 1,096,601 7,955,554 96,816 8,052,371
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:百万円)
    注記 番号 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税引前利益 596,330 750,700
    減価償却費及び償却費 157,511 176,186
    減損損失 825 266
    金利収益 △806,051 △785,404
    配当収益 △86,107 △68,158
    金利費用 31,284 28,670
    固定資産関係損益 △229 1,248
    持分法による投資損益 △7,538 △8,310
    投資有価証券の増減 1,089,185 1,037,496
    貸付金の増減 23,635 81,342
    デリバティブ資産及び負債の増減 △47,133 △140,542
    保険契約負債及び資産の増減 815,245 565,002
    再保険契約資産及び負債の増減 △580,169 △747,094
    投資契約負債の増減 136,925 235,226
    退職給付に係る負債及び資産の増減 △8,721 △15,938
    引当金の増減 1,420 5,327
    その他 44,157 △35,061
    小計 1,360,569 1,080,955
    利息の受取額 771,441 738,078
    配当金の受取額 94,601 66,483
    利息の支払額 △28,204 △25,186
    法人所得税等の支払額 △184,486 △469,766
    営業活動によるキャッシュ・フロー 2,013,920 1,390,562
    (単位:百万円)
    注記 番号 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △27,293 △42,577
    有形固定資産の売却による収入 14,627 13,774
    無形資産の取得による支出 △106,133 △116,155
    子会社の取得による支出 29 △62,671 △257,794
    その他 788 13
    投資活動によるキャッシュ・フロー △180,681 △402,738
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    レポ取引及びその他の類似の担保付借入の純増減額 29 △650,252 △8,359
    借入による収入 29 81,042 1,875,330
    借入金の返済による支出 29 △72,951 △1,847,864
    社債の発行による収入 29 2,999 999
    社債の償還による支出 29 △3,000 △1,000
    リース負債の返済による支出 29 △32,236 △34,575
    自己株式の取得による支出 △269,038 △251,599
    配当金の支払額 △280,967 △375,420
    非支配持分への配当金の支払額 △1,324 △1,305
    非支配持分からの払込みによる収入 13,555 15,541
    非支配持分への払戻による支出 △804 △642
    非支配持分からの子会社持分取得による支出 △10,956 △14,458
    その他 14 1,260
    財務活動によるキャッシュ・フロー △1,223,919 △642,094
    現金及び現金同等物に係る換算差額 2,757 46,869
    現金及び現金同等物の増減額 612,076 392,598
    現金及び現金同等物の期首残高 1,327,730 1,939,807
    現金及び現金同等物の期末残高 11 1,939,807 2,332,406
    【連結財務諸表注記】
    1. 報告企業

    東京海上ホールディングス株式会社(以下、当社)は、日本に所在する株式会社です。当社の登記されている本社の住所は、ホームページ(https://www.tokiomarinehd.com/)で開示しています。本連結財務諸表は当社および子会社ならびに関連会社、共同支配企業に対する持分から構成されています。当社グループは、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業およびソリューション・その他事業を営んでいます。詳細は、「5. セグメント情報」をご参照ください。

    2. 連結財務諸表作成の基礎

    (1) 連結財務諸表がIFRSに準拠している旨および初度適用に関する事項

    当社の連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同規則第312条の規定により、IFRSに準拠して作成しています。

    当社は、2026年3月31日に終了する連結会計年度からIFRSを適用しており、IFRSへの移行日は2024年4月1日です。当社は、IFRSへの移行にあたり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、IFRS第1号)を適用しています。IFRSへの移行が、財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に与える影響は、「37. IFRSの初度適用」をご参照ください。

    当社の会計方針は、早期適用していないIFRSの規定およびIFRS第1号の規定により認められた免除規定を除き、2026年3月31日時点において有効なIFRSに準拠しています。

    本連結財務諸表は、2026年6月26日にグループCEO 代表取締役社長 小池 昌洋およびグループCFO 常務執行役員 遠藤 良成によって承認されています。

    (2) 表示通貨および単位

    本連結財務諸表の表示通貨は、当社の機能通貨である日本円であり、百万円未満の端数を切捨てています。

    (3) 新たに適用を開始した基準書および解釈指針

    当社が当連結会計年度より新たに適用を開始した重要な基準書および解釈指針はありません。

    (4) 未適用の新たな基準書および解釈指針

    連結財務諸表の承認日までに公表されている主な基準書および解釈指針の新設または改訂は以下のとおりであり、2026年3月31日現在において当社はこれらを適用していません。IFRS第9号・第7号の適用により当社連結財務諸表に与える重要な影響はありません。IFRS第18号の適用により当社連結財務諸表に与える影響は検討中です。

    基準書 基準名 強制適用時期 当社適用年度 新設または改訂の概要
    IFRS第9号 IFRS第7号 金融商品の分類および測定に関する修正 2026年1月1日 2027年3月期 ・金融資産の分類に関する明確化と関連する開示要求の追加 ・資本性金融商品に係る開示規定の改訂
    IFRS第18号 財務諸表における表示および開示 2027年1月1日 2028年3月期 ・連結損益計算書の表示および経営者が定義した業績指標に関する開示等の改訂
    3. 重要性がある会計方針

    (1) 連結の基礎

    a. 子会社

    子会社とは当社グループが支配する企業です。当社グループが、投資先に対するパワーを有し、投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有しており、かつ、投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、その企業を支配していると判断しています。

    なお、子会社には、当社および連結子会社が支配するストラクチャード・エンティティも含まれています。ストラクチャード・エンティティとは、議決権または類似の権利が支配の有無の判定において決定的な要因とならないように設計された事業体です。当社グループは、ストラクチャード・エンティティへの関与から生じる変動リターンに対するリスクまたは権利を有している場合で、当該投資先に対するパワーを通じてこれらの変動リターンに影響を与えることができる場合、支配を有していると判断し連結しています。なお、一部のストラクチャード・エンティティにおいて、金融商品を他者に移転する義務を含んでいる非支配持分がある場合には、当該非支配持分を償却原価で測定する金融負債に分類し、その他の金融負債に含めて表示しています。

    b. 関連会社および共同支配企業

    関連会社とは、当社グループが投資先の財務および経営の方針決定等に対し、重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配を有していない企業です。原則として、当社グループが投資先の議決権の20%以上50%以下を保有する場合には、当該企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。議決権割合の他にも、財務および経営の方針決定等に重要な影響力を及ぼし得る事実等も総合的に勘案し関連会社としています。

    共同支配企業とは、契約上の取決めにより当社グループを含む複数の当事者が共同して支配をしており、その活動に関連する財務および経営の方針決定等に際して、支配を共有する当事者の一致した合意を必要としており、かつ、当社グループが当該取決めの純資産に対する権利を有している企業です。

    関連会社および共同支配企業への投資については、持分法を用いて評価しています。

    (2) 企業結合およびのれん

    企業結合は取得法を用いて会計処理し、取得関連費用は発生時に費用として処理しています。

    被取得企業における識別可能資産および負債は、限定的な例外を除き、取得日の公正価値で測定しています。

    企業結合で移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額および当社グループが従来保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計が、取得日における識別可能資産および負債の正味価額を上回る場合には、その超過額をのれんとして認識し、下回る場合には純利益として認識します。移転された対価は、移転した資産、引受けた負債および発行した資本持分の公正価値の合計で算定されています。非支配持分は、個々の企業結合取引ごとに、公正価値または被取得企業の識別可能な純資産に対する非支配持分の比例的持分として測定しています。

    また、全ての結合企業または結合事業が企業結合の前後で同じ当事者によって最終的に支配され、その支配が一時的なものではない企業結合取引(共通支配下における企業結合取引)については、帳簿価額に基づき会計処理しています。

    企業結合が生じた連結会計年度末までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合、当該完了していない項目については最善の見積りに基づく暫定的な金額で測定しています。取得日から1年以内の測定期間において、測定期間中に入手した新たな情報が、取得日時点で認識された金額の測定に影響を及ぼすものである場合には、取得日時点で認識した暫定的な金額を遡及的に修正しています。

    のれんは、取得日以降に、企業結合のシナジーから便益を得ることが期待される資金生成単位に配分し、当該資金生成単位グループについては、毎年一定の時期および減損の兆候がある場合にはその時点で、減損テストを実施しています。当初認識後、企業結合で取得したのれんは償却せず、取得原価から減損損失累計額を控除した金額で測定しています。

    (3) 外貨換算

    a. 外貨建取引

    外貨建取引は、取引日の直物為替レートまたはそれに近似するレートを用いて、機能通貨に換算しています。期末日における外貨建の貨幣性資産および負債は、期末日の為替レートで再換算しています。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産および負債は、当該公正価値の算定日の為替レートで、機能通貨に再換算しています。

    外貨建貨幣性資産および負債の換算および決済により生じる為替差額は純損益として認識しています。ただし、非貨幣性項目に係る利益または損失がその他の包括利益に認識される場合は、その他の包括利益として認識しています。

    b. 在外営業活動体

    当社グループの在外営業活動体の資産および負債は、その在外営業活動体の取得により発生したのれん、識別した資産および負債ならびにその公正価値の調整を含め、期末日の為替レートで表示通貨に換算しています。在外営業活動体の収益および費用は、その期間中の為替レートが著しく変動していない限り、期中平均為替レートで表示通貨である円貨に換算しています。

    在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益として認識しています。在外営業活動体について、支配の喪失または重要な影響力の喪失をした場合には、当該在外営業活動体に関連する累積為替換算差額は、処分時に純損益に振替えています。

    (4) 現金及び現金同等物

    現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資です。

    (5) 金融商品

    a. 非デリバティブ金融資産

    当社グループは、当該金融商品の契約当事者となった取引日に当初認識しています。

    (a) 分類と測定

    金融資産の分類および測定モデルの概要は、以下のとおりです。

    ⅰ. 償却原価で測定する金融資産

    当社グループは、以下の両方の要件を満たす場合に償却原価で事後測定しています。

    ・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルの中で保有している場合

    ・契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる場合

    償却原価で測定する金融資産は、公正価値に、取得に直接起因する取引コストを加算した金額で当初認識しています。当初認識後、償却原価で測定する金融資産の帳簿価額については実効金利法を用いて算定し、必要な場合には損失評価引当金を控除しています。

    ⅱ. その他の包括利益を通じて公正価値で測定する(FVOCI)資本性金融商品

    当社グループは、取引関係の強化による企業価値向上等を目的とした資本性金融商品について、当初認識時に公正価値の変動をその他の包括利益で認識するという選択(取消不能)を行う場合があります。当該選択は、売買目的以外で保有する資本性金融商品に対する投資に対してのみ認められています。

    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する(以下、FVOCI)資本性金融商品は、公正価値に、取得に直接起因する取引コストを加算した金額で当初認識しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動はその他の包括利益として認識し、その他の資本の構成要素に含めています。また、当該金融資産の認識を中止した場合は、その他の包括利益を通じて認識された利得または損失の累計額をその他の資本の構成要素から利益剰余金に振替えています。

    なお、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品からの配当金については、純損益として認識しています。

    ⅲ. その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品

    当社グループは、以下の両方の要件を満たす場合にその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品として事後測定しています。

    ・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有している場合

    ・契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる場合

    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品は、公正価値に、取得に直接起因する取引コストを加算した金額で当初認識しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動額から為替差損益と減損損失(および戻入)を除いたものを、その他の包括利益として認識しています。また、当該金融資産から生じる実効金利法による金利収益は純損益に認識しています。当該金融資産の認識の中止が行われる場合、過去に認識したその他の包括利益累計額は純損益に振替えています。

    ⅳ. 純損益を通じて公正価値で測定する指定を行った(FVPL指定)負債性金融商品

    当社グループは、次の要件に該当する場合には、純損益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品として指定しています。

    ・当該指定により資産または負債の測定またはそれらに係る利得および損失の認識を異なる基礎で行うことから生じるであろう測定または認識の不整合(会計上のミスマッチ)が除去または大幅に低減される場合

    当社グループでは、直接連動有配当保険契約に係る保険金融収益または費用を主に当期の純損益として認識しており、会計上のミスマッチを除去、または大幅に軽減するために、これら保険契約の基礎となる項目に属する負債性金融商品をFVPL指定しています。

    純損益を通じて公正価値で測定する指定を行った(以下、FVPL指定)負債性金融商品は、当初認識時に公正価値で測定し、取引コストは発生時に純損益で認識しています。当初認識後は、公正価値で測定し、その変動を純損益で認識しています。

    ⅴ. 純損益を通じて公正価値で測定する(FVPL)金融資産

    当社グループは、上記以外の金融資産について、純損益を通じて公正価値で測定する(以下、FVPL)金融資産に分類しています。当初認識時に公正価値で測定し、取引コストは発生時に純損益で認識しています。当初認識後は、公正価値で測定し、その変動を純損益で認識しています。

    (b) 金融資産の認識の中止

    当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、または、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受取る契約上の権利を移転し、当該金融資産の所有にかかるリスクおよび経済価値のほとんど全てを移転する場合に、当該金融資産の認識を中止しています。

    b. 非デリバティブ金融負債

    (a) 当初認識および測定

    当社グループは、当社グループが発行した負債証券を、その発行日に当初認識しています。それ以外の金融負債は全て、当社グループが当該金融商品の契約の当事者になる取引日に当初認識しています。全ての金融負債は、公正価値から取引コストを控除した金額で当初測定しています。

    また当初認識時において、償却原価で測定する金融負債に分類しています。

    (b) 事後測定

    当初認識後については、実効金利法による償却原価で測定しています。実効金利法による償却については、純損益に認識しています。

    (c) 金融負債の認識の中止

    当社グループは、金融負債が消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消、または失効となった時に、金融負債の認識を中止しています。

    c. デリバティブおよびヘッジ会計

    当社グループは、為替リスクや金利リスクをヘッジするために、それぞれ為替予約、金利スワップ契約等のデリバティブを利用しています。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測定し、その後も公正価値で再測定しています。

    デリバティブの公正価値変動額は、ヘッジ会計を適用する場合を除き、純損益として認識しています。

    当社グループは、ヘッジ関係がヘッジ会計の適格要件を満たすかどうかを評価するために、取引開始時に、ヘッジ手段とヘッジ対象との関係、ならびに種々のヘッジ取引の実施についてのリスク管理目的および戦略について文書化しています。また、ヘッジ関係がヘッジ有効性の要求を全て満たしているかについても、ヘッジ開始時および継続的に評価し文書化しています。なお、ヘッジ有効性の継続的な評価は、各期末日またはヘッジ有効性の要求に影響を与える状況の重大な変化があった時のいずれか早い方において行っています。

    ヘッジ会計の適格要件を満たすヘッジ関係については以下のように会計処理しています。

    (a) キャッシュ・フロー・ヘッジ

    ヘッジ手段に係る利得および損失のうちヘッジが有効である部分については、公正価値の変動額をその他の包括利益に認識し、ヘッジ対象のキャッシュ・フローが純損益に影響を与えた時点でヘッジ対象とともに純損益に認識しています。

    ヘッジが有効でない部分については、公正価値の変動額を純損益に認識しています。

    (b) 在外営業活動体に対する純投資ヘッジ

    当社グループは、在外営業活動体に対する純投資の為替変動リスクを回避するために、為替予約等を利用しています。在外営業活動体に対する純投資については、ヘッジ手段に係る利得または損失のうち、有効な部分はその他の包括利益として認識し、非有効部分は純損益として認識しています。在外営業活動体の処分時には、ヘッジ有効部分として認識していたその他の包括利益の金額を純損益に振替えています。

    d. 金融資産および金融負債の表示

    金融資産および金融負債は、当社グループがそれらの残高を相殺する法的権利を有し、純額で決済するか、または資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しています。

    e. 金融商品の減損

    当社グループは償却原価で測定される金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融商品およびローン・コミットメントに係る予想信用損失に対する損失評価引当金を認識しています。償却原価で測定される金融資産に係る損失評価引当金は帳簿価額から減額しています。一方、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融商品に係る損失評価引当金はその他の包括利益に認識しています。また、ローン・コミットメントに係る損失評価引当金は負債に認識しています。

    当社グループは、期末日ごとに、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているかどうかを評価しています。当該評価を行う際には、金融商品の債務不履行発生のリスクを期末日現在と当初認識日現在で比較し、当初認識以降の信用リスクの著しい増大を示す、過大なコストや労力を掛けずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報を考慮しています。

    金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融商品に係る損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定し、著しく増大していない場合には、12か月の予想信用損失に等しい金額で測定しています。

    当社グループは、金融商品の予想信用損失を、以下のものを反映する方法で見積っています。

    ・一定範囲の生じ得る結果を評価することにより算定される、偏りのない確率加重金額

    ・貨幣の時間価値

    ・過去の事象、現在の状況および将来の経済状況の予測についての、期末日において過大なコストや労力を掛けずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報

    予想信用損失は、金融商品の予想存続期間にわたる信用損失を確率加重した見積りです。信用損失は、契約に基づいて当社グループが受取るべき契約上のキャッシュ・フローと、当社グループが受取ると見込んでいるキャッシュ・フローとの差額の現在価値です。

    金融商品の予想信用損失は、減損損失として、純損益に認識しています。減損損失認識後に減損損失を減額する事象が発生した場合は、減損損失の減少額を純損益として戻入れしています。

    (6) 有形固定資産(使用権資産を除く)

    a. 認識および測定

    有形固定資産は、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した額で測定しています。また、処分時における有形固定資産の認識の中止から生じる利得または損失は、当該資産の認識の中止時に純損益に含めています。

    b. 取得後の支出

    取得後の支出は、その支出に関連する将来の経済的便益が当社グループにもたらされることが予想される場合にのみ資産計上しており、修繕または維持費は、発生時に純損益で認識しています。

    c. 減価償却

    有形固定資産項目は、償却可能額(取得原価から残存価額を控除した金額)を規則的にその耐用年数にわたって減価償却しています。当社グループは、資産から得ることができる将来の経済的便益の消費パターンを反映した方法として主として定額法を適用しています。

    有形固定資産項目の減価償却は、資産の稼働が可能になった時より開始し、資産が消滅(滅却もしくは売却)または売却目的で保有する資産に分類された日のいずれか早い日に終了します。

    重要な有形固定資産項目の見積耐用年数は、以下のとおりです。なお、減価償却方法、耐用年数および残存価額は、必要に応じて見直しています。

    ・建物 2年~60年

    ・その他 2年~50年

    (7) 投資不動産

    当社グループは、取得に直接関連するコストおよび資産計上すべき借入コスト等を含めた取得原価で当初認識しています。当初認識後の測定については原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した額で表示しています。投資不動産は、見積耐用年数にわたって定額法で減価償却を行っており、主な投資不動産の見積耐用年数は、2年~51年です。なお、減価償却方法、耐用年数および残存価額は、必要に応じて見直しています。

    (8) 無形資産

    当社グループは、無形資産の測定においては原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額および減損損失累計額を控除した額で表示しています。個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しています。企業結合で取得した無形資産は、取得時点の公正価値で測定しています。無形資産のうち、耐用年数が確定できるものについては、見積耐用年数にわたって主として定額法で償却を行っており、主な見積耐用年数は以下のとおりです。なお、見積耐用年数、残存価額および償却方法は、必要に応じて見直しています。

    ・ソフトウェア 2年~16年

    ・販売網価値・契約更改権価値 5年~25年

    ・その他の無形資産 3年~42年

    (9) リース

    当社グループがリース資産の借手である場合、リースの開始日に、使用権資産およびリース負債を認識しています。

    使用権資産は、以下で構成される取得原価で測定しています。

    ・リース負債の当初測定の金額

    ・開始日以前に支払ったリース料

    ・当初直接コスト

    ・原状回復費用

    リース負債は、リースの開始日時点における未払リース料を、リースの計算利子率(当該利子率が容易に算定できる場合)または当社グループの追加借入利子率を用いて割引いた現在価値で当初測定しています。

    リース負債は、以下のリース料の正味現在価値を含みます。

    ・固定リース料(実質上の固定リース料を含む)から、受領したリース・インセンティブを控除した金額

    ・変動リース料のうち、指数またはレートに応じて決まる金額・残価保証に基づいて借手が支払うと見込まれる金額

    ・購入オプションを借手が行使することが合理的に確実である場合の、当該オプションの行使価格

    ・リースの解約に対するペナルティの支払額(リース期間が借手によるリース解約オプションの行使を反映している場合)

    開始日後において、使用権資産は、開始日から使用権資産の耐用年数の終了時またはリース期間の終了時のいずれか早い時点まで、定額法を用いて減価償却しています。使用権資産の見積耐用年数は、有形固定資産の耐用年数と同じ基準で決定しています。

    また、リース負債は、リース負債に係る金利、支払われたリース料および該当する場合には、リースの条件変更または見直しを反映するように再測定しています。

    なお、当社グループは、リース期間が12か月以内の短期リースおよび少額資産のリースに係る使用権資産およびリース負債を認識しないことを選択しています。当社グループは、このようなリースに関連したリース料を、リース期間にわたり定額法により費用として認識しています。

    各リース料の支払は、負債の返済分と金利費用に配分しています。金利費用は、各期間において負債残高に対して一定の期間利子率となるように、リース期間にわたり純損益において費用処理しています。

    当社グループがリースの貸手である場合、リース契約時にそれぞれのリースをファイナンス・リースまたはオペレーティング・リースに分類します。それぞれのリースを分類するにあたり、当社グループは、原資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的に全て移転するか否かを総合的に評価しています。移転する場合はファイナンス・リースに、そうでない場合はオペレーティング・リースに分類しています。当社グループが中間の貸手である場合、ヘッドリースとサブリースを別個に会計処理します。サブリースの分類は、原資産ではなくヘッドリースから生じる使用権資産を参照して判定します。オペレーティング・リース取引によるリース料については、リース期間にわたって定額法により収益として認識しています。

    (10) 非金融資産の減損

    当社グループの非金融資産について、期末日ごとに減損の兆候の有無を判断しています。

    減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積ります。のれんおよび耐用年数を確定できない、また、未だ使用可能ではない無形資産については、回収可能価額を毎年同時期に見積っています。

    資産または資金生成単位の回収可能価額は、売却コスト控除後の公正価値と使用価値のうち、いずれか高い金額としています。使用価値の算定において、将来キャッシュ・フローの見積りは、貨幣の時間価値および当該資産固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて割引いています。

    資金生成単位については、継続的に使用することにより他の資産または資産グループのキャッシュ・インフローから、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資産グループとしています。

    全社資産は、独立したキャッシュ・インフローを発生させないため、全社資産が減損している可能性を示す兆候がある場合は、全社資産が属する資金生成単位について回収可能価額を算定しています。

    減損損失は、資産または資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回っている場合に、純損益として認識しています。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額し、次に、当該資金生成単位内の各資産の帳簿価額に基づいた比例按分によって当該資産の帳簿価額を減額するように配分しています。

    過去に認識した減損は、減損の戻入の兆候があり、回収可能価額の決定に使用した見積りが変化した場合に回収可能価額まで戻入れ、減損損失の戻入額を純損益として認識しています。なお、減損損失の戻入額は、過去の期間において減損損失を認識しなかった場合の減損損失戻入時点における帳簿価額を上限としています。ただし、のれんに関連する減損は戻入れていません。

    (11) 売却目的で保有する非流動資産

    非流動資産(または処分グループ)については、売却の可能性が非常に高いと見込まれ、かつ、その帳簿価額を継続的な使用によるよりも主として売却取引によって回収する場合に売却目的保有に分類しています。当該非流動資産(または処分グループ)は、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い価額で測定され、売却目的保有へ分類した後は減価償却または償却を行っていません。

    また、当初またはその後に行う売却コスト控除後の公正価値までの評価減については、減損損失を純損益で認識しており、その後、当該非流動資産(または処分グループ)の売却コスト控除後の公正価値が増加した場合には、過去に認識した減損損失累計額を超過しない範囲で利得を認識しています。

    (12) 保険契約

    a. 分類

    当社グループは、個々の保険契約につき、重大な保険リスクを引受けている契約(受再契約を含む)を発行した保険契約として、発行した保険契約に係る重大な保険リスクを移転している契約を保有する再保険契約として、分類しています。

    重大な保険リスクの有無は、商業実態のあるシナリオにおける重大な追加支払いの有無や現在価値ベースでの損失の可能性により判定しています。

    また、当社グループは、保険契約により金融リスクにも晒されています。

    当社グループでは、当初認識時に以下の要件を満たす契約を、直接連動有配当保険契約(変動手数料アプローチ:VFA)として分類しています。

    ・契約条件で、基礎となる項目の明確に識別されたプールに対する持分に保険契約者が参加する旨を定めている。

    ・当社グループが、保険契約者に基礎となる項目に対する公正価値リターンの相当な持分に等しい金額を支払うと見込んでいる。

    ・保険契約者に支払う金額の変動の相当な部分が、基礎となる項目の公正価値の変動に応じて変動すると当社グループが見込んでいる。

    その他の全ての発行した保険契約および全ての保有する再保険契約は、直接連動有配当保険契約以外の契約に分類しており、これらの契約の一部には、保険料配分アプローチ(以下、PAA)を適用して測定しています。

    b. 集約のレベル

    保険契約は保険契約グループごとに集約して測定しており、保険契約グループは類似したリスクに晒されていて一括して管理されている複数の契約で構成される保険契約ポートフォリオに基づいて決定しています。

    保険契約ポートフォリオは、契約の発行時点およびその収益性に基づき、少なくとも以下の保険契約グループに分割しています。

    発行した保険契約に係る保険契約ポートフォリオ

    ・当初認識時に不利である契約のグループ

    ・当初認識時において、その後に不利となる可能性が大きくない契約のグループ

    ・ポートフォリオの中の残りの契約のグループ

    保有する再保険契約に係る保険契約ポートフォリオ

    ・当初認識時に正味の利得が存在する契約のグループ

    ・当初認識時において、その後に正味の利得が発生する可能性が大きくない契約のグループ

    ・ポートフォリオの中の残りの契約のグループ

    c. 当初認識

    当社グループは、発行した保険契約グループを以下のうちの最も早い日から認識しています。

    ・保険契約グループのカバー期間の開始時

    ・保険契約グループ内の保険契約者からの最初の支払の期限が到来した日

    ・不利な契約グループについては、当該グループが不利となった日

    ただし、契約上の支払期日がない場合には、保険契約者から最初の支払いを受けた日をその支払期日とみなしています。

    当社グループは、比例的なカバーを提供する保有する再保険契約グループについては、その保有する再保険契約グループのカバー期間の開始時と基礎となる保険契約の当初認識時のいずれか遅い時点で認識しています。その他の全ての保有する再保険契約グループについては、その保有する再保険契約グループのカバー期間の開始時に認識しています。ただし、カバー期間の開始前から基礎となる不利な契約グループを認識し、関連する再保険契約がそれ以前に締結されていた場合、再保険契約グループは、その保険契約グループの当初認識日に認識しています。

    d. 保険契約の境界線

    測定においては、保険契約の境界線内の将来キャッシュ・フローの全てを含めています。

    キャッシュ・フローが、保険契約者に保険料の支払を強制できる報告期間中または保険契約者に保険契約サービスを提供する実質的な義務を有している報告期間中に存在する実質的な権利および義務から生じる場合には、当該キャッシュ・フローは保険契約の境界線内にあります。

    保険契約サービスを提供する実質的な義務は、次のいずれかの時点で終了します。

    ・特定の保険契約者のリスクを再評価する実質上の能力を有していて、その結果、当該リスクを完全に反映する価格または給付水準を設定できる。

    ・次の要件の両方が満たされている。

    ・当該契約を含んだ保険契約ポートフォリオのリスクを再評価する実質上の能力を有していて、その結果、当該ポートフォリオのリスクを完全に反映する価格または給付水準を設定できる。

    ・リスクの再評価が行われる日までの保険料のプライシングが、再評価日後の期間に係るリスクを考慮に入れていない。

    e. 測定-PAAを適用せずに測定している保険契約

    (a) 当初測定(発行した保険契約)

    当初認識時に、当社グループは保険契約グループを、(a) 履行キャッシュ・フロー(見積将来キャッシュ・フロー(貨幣の時間価値および関連する金融リスクを反映するように調整)および非金融リスクに係るリスク調整で構成される)および(b) 契約上のサービス・マージン(以下、CSM)の合計額で測定しています。

    保険契約グループのCSMは、当社グループがその契約に基づきサービスを提供するにつれて認識することとなる未稼得利益を表しています。

    (b) 事後測定(発行した保険契約)

    期末日現在における保険契約グループの帳簿価額は、残存カバーに係る負債と発生保険金に係る負債の合計です。残存カバーに係る負債は、(a) 将来の期間において契約に基づき提供されることとなるサービスに係る履行キャッシュ・フローおよび(b) 期末日の残存CSMで構成されています。発生保険金に係る負債は、まだ支払われていない発生保険金等(発生しているがまだ報告されていない保険金を含む)および費用に係る履行キャッシュ・フローで構成されています。

    保険契約グループの履行キャッシュ・フローは、期末日時点で、将来キャッシュ・フローに関する現在の見積り、現在の割引率および非金融リスクに係るリスク調整に関する現在の見積りを用いて測定しています。

    直接連動有配当保険契約以外の保険契約

    期末日におけるCSMの帳簿価額は、期首における帳簿価額に、以下の項目を調整した金額です。

    ・当連結会計年度にグループに加えられた新契約のCSM

    ・当連結会計年度にCSMの帳簿価額に対して発生し、計上した利息(当初認識時に決定した割引率で測定)

    ・将来のサービスに係る履行キャッシュ・フローの変動(ただし、以下の場合を除く)

    ・履行キャッシュ・フローの増加がCSMの帳簿価額を上回り、損失要素が発生した場合(超過額は損失として純損益で認識)

    ・履行キャッシュ・フローの減少が損失要素に配分される場合(過去に純損益で認識した損失の戻入が発生)

    ・CSMに係る為替換算差額の影響

    ・当連結会計年度にサービスを提供したことにより、保険収益として認識した金額

    直接連動有配当保険契約

    直接連動有配当保険契約は、当社グループの保険契約者に対する義務が以下の差額となる契約です。

    ・基礎となる項目の公正価値と同額を保険契約者に支払う義務

    ・保険契約で提供される将来のサービスと交換に企業が上記の支払いから差し引く変動手数料

    直接連動有配当保険契約のCSMは変動手数料に該当し、下記で構成されます。

    ・基礎となる項目の公正価値に対する企業の持分の金額

    ・減算:基礎となる項目に対するリターンに基づいて変動しない履行キャッシュ・フロー

    直接連動有配当保険契約グループを測定する際に、当社グループは基礎となる項目の公正価値と同額を保険契約者に支払うという義務の変動全体を、履行キャッシュ・フローで調整していますが、このような変動は、将来のサービスに関連しないため、保険金融収益または費用で認識しています。一方、基礎となる項目の公正価値に対する当社グループの持分の変動および基礎となる項目に対するリターンに基づいて変動しない履行キャッシュ・フローの変動については、将来のサービスに関連するため、CSMを調整しています。

    (c) 保有する再保険契約

    当社グループは、原則として発行した保険契約と同一の会計方針を適用して保有する再保険契約グループを測定していますが、一部の測定方法については発行した保険契約と異なっています。

    将来キャッシュ・フローの見積りにおいては基礎となる保険契約の見積りに用いた仮定と整合的な仮定を利用していますが、発行した保険契約とは異なり、再保険者の不履行リスクに関する調整を考慮しています。再保険者の不履行リスクの影響は期末日ごとに評価し、その不履行リスクの変動の影響は純損益で認識しています。また、保有する再保険契約は、不利になることはありません。

    再保険契約が、基礎となる不利な契約グループの認識以前またはそれと同時に締結されている場合には、その基礎となる保険契約グループの損失要素に対して出再割合に応じた損失回収要素を算定し、保有する再保険契約グループのCSMを調整しています。また損失回収要素を認識した後は、基礎となる不利な契約グループの損失要素のうち保有している再保険契約グループから回収すると企業が見込んでいる部分を超えない範囲で、基礎となる不利な契約グループについての損失要素の変動を反映するように、損失回収要素を修正しています。

    なお、当社グループでは、過去の期中連結財務諸表において行った会計上の見積りについては、その後の期中および年次の連結財務諸表において更新する洗替方式を選択しています。

    f. 測定-PAAを適用して測定する契約

    当社グループでは、以下の保険契約グループには原則としてPAAを適用しています。

    ・保険契約グループ内の各契約のカバー期間が1年以内である保険契約グループ

    ・PAAを適用した残存カバーに係る負債の測定結果が、上記eの会計方針を適用した結果と重要な相違がないと合理的に予想される保険契約グループ

    発行した保険契約

    各保険契約グループの当初認識時の残存カバーに係る負債の帳簿価額は、当初認識時に受取った保険料により測定しており、保険獲得キャッシュ・フロー(新契約費)は残存カバーに係る負債から控除しています。

    残存カバーに係る負債の帳簿価額は、事後測定において受取った保険料だけ増加し、提供したカバーについて保険収益として認識した金額(保険獲得キャッシュ・フローの償却により認識した保険収益を除く)、投資要素および当初認識後に配分された追加的な保険獲得キャッシュ・フローにより減少しています。また、重大な金融要素がある場合には、残存カバーに係る負債について貨幣の時間価値および金融リスクの影響を反映するような調整を行っています。

    カバー期間中のいずれかの時点で、保険契約グループが不利であることを事実および状況が示している場合には、当社グループは、残存カバーに係る履行キャッシュ・フローの現在の見積り(非金融リスクに係るリスク調整を含む)が残存カバーに係る負債の帳簿価額を上回る範囲で、損失を純損益で認識し、残存カバーに係る負債を増額しています。

    当社グループは、保険契約グループの発生保険金に係る負債について、発生保険金に関連する履行キャッシュ・フローの金額で認識しています。その履行キャッシュ・フローは、保険金請求の発生日から1年以内に支払われる見込みがない場合には、現在の割引率で割引計算をしています。

    保有する再保険契約

    当社グループは、原則として発行した保険契約と同一の会計方針を適用して保有する再保険契約グループを測定していますが、PAAを適用せずに測定している再保険契約同様、不利にならない、基礎となる保険契約グループが不利な場合に損失回収要素が発生することがある、等必要に応じて発行した保険契約と異なる特徴を反映するように調整を行っています。

    なお、損失回収要素が、PAAを適用して測定した保有する再保険契約グループで発生する場合には、CSMを調整する代わりに、残存カバーに係る資産の帳簿価額を調整しています。

    g. 保険契約の認識の中止

    当社グループは、保険契約が消滅する場合、すなわち、保険契約で定められた義務が消滅するか、免除されるかまたは取消される場合のほか、会計処理を著しく変化させるような契約の条件変更があった場合に、契約の認識の中止を行っています。

    h. 表示

    連結財政状態計算書において、発行した保険契約ポートフォリオ、保有する再保険契約ポートフォリオの各々につき、純額で資産となるものと純額で負債となるものを区分して表示しています。

    また、連結損益計算書において認識した金額を、(a) 保険サービス損益(保険収益と保険サービス費用で構成)および(b) 保険金融収益または費用に区分して表示しています。

    保有する再保険契約からの収益および費用は、発行した保険契約からの収益および費用と区分して表示しており、保険金融収益または費用を除いて、「再保険損益」として純額で保険サービス損益に表示しています。

    (a) 保険収益

    保険収益は、投資要素を除外し、以下のように測定しています。

    PAAを適用せずに測定している発行した保険契約

    当社グループは、保険契約グループに基づくカバーおよびその他のサービスの提供に応じて、保険収益を以下のとおり認識しています。

    ・当期に提供したサービスの量を表すカバー単位をもとに測定したCSMの解放

    ・現在のサービスに関連する、非金融リスクに係るリスク調整の変動

    ・当期に生じた保険金請求及びその他の保険サービス費用(当期首に見込んでいた金額で測定)

    ・保険獲得キャッシュ・フロー(新契約費)の配分

    保険収益は、当社グループが対価を受取ることを見込むサービスに関連する残存カバーに係る負債の変動の合計を表しています。当社グループは、保険料のうちの保険獲得キャッシュ・フローの回収に関連する部分を、時の経過に基づいて規則的な方法で各期間に配分しており、配分した金額は保険収益として認識し、同額を保険サービス費用として認識しています。保険収益として認識するCSMの金額は、保険契約グループのカバー単位に基づいており、期末日に残存するCSM(配分前)を当期に提供した各カバー単位と将来の期間に提供することが見込まれる各カバー単位に均等に配分することによって決定しています。カバー単位の数は、グループ内の契約によって提供されたサービスの量であり、提供される給付の量およびカバーの予想存続期間を考慮して決定しています。

    PAAを適用して測定する発行した保険契約

    各期間の保険収益は、当期間のカバーの提供に対して予想される保険料の受取額を、原則として時の経過を基礎として各期間に配分しています。この配分においては、必要に応じて貨幣の時間価値および金融リスクの影響を反映するための調整を行っています。

    損失要素

    当社グループは、不利な発行した保険契約グループの残存カバーに係る負債の損失要素を設定しています。損失要素は、保険サービスの提供に関連する残存カバーに係る負債の変動のうち、保険収益から除外される金額を決定するものです。当該除外される金額は、損失要素と損失要素以外の残存カバーに係る負債とに規則的な方法で配分し決定しています。

    将来のサービスに係るキャッシュ・フローの見積りの変動および基礎となる項目の公正価値に対する当社グループの持分の変動は、損失要素のみに配分しています。

    PAAを適用せずに測定している保険契約の場合、損失要素をゼロまで減額している場合には、損失要素に配分した金額を超過する額によって、保険契約グループの新たなCSMが生じます。

    (b) 保険サービス費用

    保険サービス費用は、以下により構成されています(投資要素を除く)。

    ・発生保険金およびその他費用

    ・保険獲得キャッシュ・フローの償却

    ・損失要素に係る損益

    ・発生保険金に係る負債の変動

    (c) 再保険損益

    保有する再保険契約に係る再保険損益は、再保険者から回収した金額から支払再保険料の配分額を差し引いて、単一の金額として表示しています。

    当社グループは、保有する再保険契約グループに基づくカバーまたはその他のサービスを受取る際に、支払再保険料の配分を認識しています。PAAを適用せずに測定している保有する再保険契約の場合、各報告期間に受取ったサービスに関連する保有する再保険契約から生じる費用は、当社グループが対価を支払うことを見込んでいるサービスに関連する残存カバーに係る資産の変動の合計(投資要素を除く)を表しています。

    PAAを適用して測定する保有する再保険契約の場合、各期間の保有する再保険契約から生じる費用は、当期間のカバーの受取りに対して予想される保険料の支払額(投資要素を除く)です。

    また、基礎となる不利な契約グループをカバーする保有する再保険契約グループについては、損失回収要素の設定および変動も加味されています。

    (d) 保険金融収益または費用(再保険金融収益または費用を含む)

    保険金融収益または費用は、貨幣の時間価値および金融リスクならびにこれらの変動の影響から生じた、保険契約グループの帳簿価額の変動で構成されています。

    当社グループでは、運用資産から生じる純損益とのミスマッチを低減するために、原則として保険金融収益または費用を純損益およびその他の包括利益に分解しており、純損益に認識する金額は、保険金融収益または費用の予想合計額を保険契約グループの存続期間にわたり規則的に配分することにより算定しています。対象となる保険契約グループの一部を除き、金融リスクに関連する仮定の変更が保険契約者に支払われる金額に相当な影響を与えないことから、この規則的な配分額の算定には、原則として当該保険契約グループの当初認識日(PAA適用契約の発生保険金に係る負債については事故発生日)現在で決定した割引率を使用しています。

    また、一部の年金商品については、契約者に対し当期に付与される金額および将来の期間に付与されると見込まれる金額に基づく配分を使用しています。

    また、直接連動有配当保険契約については、基礎となる項目から生じる損益額に相当する金額を当期の純損益として認識しています。

    (13) 従業員給付

    a. 確定給付制度

    確定給付制度債務の現在価値および関連する当期勤務費用および過去勤務費用は予測単位積増方式に基づき、制度ごとに算定しています。割引率は、制度ごとの将来の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、当該割引期間に対応した決算期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき設定しています。退職給付に係る負債(資産)の純額は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値(必要な場合には、資産上限額の影響を考慮する)を控除して算定しています。

    退職給付に係る負債(資産)の純額の再測定はその他の包括利益で認識し、発生した期において直ちに利益剰余金に振替えています。再測定は、数理計算上の差異、ならびに純利息費用に含まれる部分を除く、制度資産に係る収益および資産上限額の影響の変動で構成されます。また、勤務費用および純利息費用は発生した期に純損益として認識しています。

    b. 確定拠出制度

    一部の連結子会社は、確定拠出年金制度を設けています。確定拠出年金は、雇用主が一定額の掛金を定期的に従業員の個人口座に拠出し、その拠出額以上の支払については法的または推定的債務を負わない退職後給付制度となっています。このため、従業員が勤務を提供した期間に応じて、確定拠出年金への拠出額を費用として処理しています。

    c. 短期従業員給付

    短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で費用として処理しています。賞与および有給休暇費用については、従業員から過年度および当年度に提供されたサービスの対価として支払うべき現在の法的または推定的債務を負っており、かつその金額を信頼性をもって見積ることができる場合に、それらの制度に基づいて支払われる将来給付額を負債として処理しています。

    (14) 株式報酬

    a. 役員報酬BIP信託

    当社グループは、取締役および執行役員に対するインセンティブ制度として、持分決済型の役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託を導入しており、同信託が有する当社株式は自己株式として認識しています。当社株式の付与日における公正価値は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しています。また、当社株式の付与日における公正価値は、付与日の当社株式の株価に近似していると判断されたことから、付与日の株価を使用して算定しています。

    b. 譲渡制限付株式ユニット(RSU)

    当社は当社グループの国内外の子会社の役員(当社取締役および監査役は含まない)に対して、譲渡制限付株式ユニット(RSU)による株式報酬制度を導入しています。本制度は、持分決済型の株式に基づく報酬取引として会計処理し、譲渡制限付株式ユニットを付与日における公正価値で見積り、付与日から権利が確定するまでの期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しています。

    (15) 引当金

    引当金は、過去の事象の結果として現在の法的債務または推定的債務を有し、その債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出の可能性が高く、その資源の流出の金額について信頼できる見積りができる場合に認識しています。

    貨幣の時間的価値の影響が重要な場合には、当該引当金は負債の決済に必要と予想される支出額の現在価値で測定しています。

    現在価値は、貨幣の時間的価値とその負債に特有なリスクを反映した税引前割引率を用いて計算しています。

    貨幣の時間的価値の影響を反映した引当金の増加額は、その他の金融費用として認識しています。

    (16) 資本

    a. 普通株式

    普通株式は資本に分類しています。当社が発行した普通株式は、発行価額を資本の増加として認識し、直接発行費用は資本から控除しています。

    b. 自己株式

    自己株式を取得した場合は、直接取引コストを含む税効果考慮後の支払対価を、資本の控除項目として認識しています。自己株式を売却した場合は、帳簿価額と売却時の対価の差額を資本剰余金として認識しています。なお、資本剰余金が負の残高となる場合には、資本剰余金をゼロとし、当該負の値を利益剰余金から減額しています。

    (17) 収益の認識

    当社グループでは、IFRS第9号「金融商品」(以下、IFRS第9号)に基づく利息および配当収益等やIFRS第17号「保険契約」(以下、IFRS第17号)に基づく保険収益を除き、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」における以下の5ステップアプローチに則り、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額を算定し、主としてサービスの提供期間にわたり進捗度に応じて収益を認識しています。当該収益は、主に「ソリューション・その他事業」から生じ、「その他の収益」に表示しています。

    ステップ1:顧客との契約を識別する。

    ステップ2:契約における履行義務を識別する。

    ステップ3:取引価格を算定する。

    ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。

    ステップ5:履行義務を充足した時点で(または充足するに応じて)収益を認識する。

    また、顧客との契約獲得のための増分コストおよび契約に直接関連する履行コストのうち、回収可能であると見込まれる部分について資産として認識しています。契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。契約コストから認識した資産については、顧客の見積契約期間に応じて均等償却を行っています。

    (18) 法人所得税

    法人所得税費用は、当期税金と繰延税金から構成されています。これらは、その他の包括利益または資本に直接認識される項目から生じる場合、および企業結合から生じる場合を除き、純損益として認識しています。

    当期税金は、税務当局に対する納付または税務当局からの還付が予想される金額で測定しています。税額の算定に使用する税率および税法は、期末日までに制定または実質的に制定されているものです。

    繰延税金資産および負債は、資産と負債の帳簿価額と税務基準額との間の一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除に対して認識しています。繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の税務上の繰越欠損金および繰越税額控除について、将来それらを利用できる課税所得が稼得される可能性が高い範囲でのみ認識し、繰延税金負債は、原則として将来加算一時差異について認識しています。繰延税金資産および負債は、期末日において制定、または実質的に制定されている税法に基づいて、繰延税金資産が回収される期または繰延税金負債が決済される期に適用されると見込まれる税率に基づいて算定しています。

    子会社、関連会社に対する投資および共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異について、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ、予測可能な期間内での一時差異の解消が期待できない可能性が高い場合には繰延税金負債を認識していません。また、将来減算一時差異について、一時差異が予測し得る期間内に解消し、将来それらを利用できる課税所得が稼得される可能性が高い範囲でのみ繰延税金資産を認識しています。

    繰延税金資産および負債は、当社グループが当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有し、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、またはこれら税金資産および税金負債が同時に実現することを意図している場合には、連結財政状態計算書において相殺して表示しています。

    (19) 1株当たり利益

    基本的1株当たり当期利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有する全ての潜在株式の影響を調整して算定しています。

    (20) セグメント情報

    事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位です。

    セグメント情報は、事業セグメントの資源配分および業績評価について責任を負う最高経営意思決定機関に提出される内部報告と整合した方法で報告されています。当社グループでは、戦略的意思決定を行う当社の取締役会が最高経営意思決定機関と位置付けられています。

    4. 重要な会計上の見積りおよび判断

    当社グループは、連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定の設定を行う必要があります。実際の業績は、これらの会計上の見積りおよびその基礎となる仮定とは異なる場合があります。

    見積りおよびその基礎となる仮定は、継続して見直され、会計上の見積りの見直しによる影響は、当該見直しを行った会計期間および将来の会計期間において認識されます。

    連結財務諸表に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行った判断に関する情報は以下のとおりです。

    ・金融商品の分類(3. 重要性がある会計方針 (5) 金融商品 a. 非デリバティブ金融資産)

    ・保険契約負債の測定(3. 重要性がある会計方針 (12) 保険契約、7. 保険契約)

    連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の見積りおよび仮定に関する情報は、以下のとおりです。

    ・のれんの減損(3. 重要性がある会計方針 (2) 企業結合およびのれん、15. 無形資産)

    ・保険契約負債の測定(3. 重要性がある会計方針 (12) 保険契約、7. 保険契約)

    ・償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損

    (3. 重要性がある会計方針 (5) 金融商品 e. 金融商品の減損、8. 金融商品 (4) 予想信用損失)

    ・金融商品の公正価値の測定

    (3. 重要性がある会計方針 (5) 金融商品、8. 金融商品 (3) 公正価値測定)

    5. セグメント情報

    (1) 報告セグメントに関する情報

    a. 報告セグメントの概要

    報告セグメントは、独立した財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために経営成績を定期的に検討している構成単位です。

    当社は、グループの事業を統轄する持株会社として、グループ会社の経営管理に関する基本方針を定めるとともに、当社グループを取り巻く事業環境を踏まえた経営計画を策定し、事業活動を展開しています。当社は、経営計画を基礎として、「国内損害保険事業」、「国内生命保険事業」、「海外保険事業」および「ソリューション・その他事業」の4つを報告セグメントとしています。

    「国内損害保険事業」は、自動車保険、火災保険、新種保険等の日本国内の損害保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「国内生命保険事業」は、終身保険、定期保険、医療保険等の日本国内の生命保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「海外保険事業」は、超過額労働者災害補償保険やメディカルストップロス保険等のスペシャルティ分野をはじめとする海外の損害保険・生命保険引受業務および資産運用業務等を行っています。「ソリューション・その他事業」は、コンサルティング業、投資顧問業、投資信託委託業、人材派遣業、不動産管理業、介護事業を中心に事業を行っています。

    b. 報告セグメントごとの収益費用(純額)、利益その他の項目の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3. 重要性がある会計方針」における記載と同一です。当社グループでは、親会社の所有者に帰属する当期利益を基礎として経営資源の配分の決定および業績評価を行っています。セグメント間の内部取引金額は、市場実勢価格に基づいています。

    c. 報告セグメントごとの損益等に関する情報

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1 連結合計
    国内損害 保険事業 国内生命 保険事業 海外 保険事業 ソリュー ション・ その他事業 計
    保険収益 2,935,093 266,877 4,249,062 - 7,451,032 △54,810 7,396,221
    保険サービス費用 △2,568,092 △161,406 △3,415,676 - △6,145,175 79,154 △6,066,020
    再保険損益 △208,229 △2,294 △132,614 - △343,138 △24,343 △367,482
    保険サービス損益 158,771 103,175 700,771 - 962,718 - 962,718
    金利収益 77,182 116,131 612,662 120 806,096 △44 806,051
    その他の投資損益 △24,104 △230,233 72,771 1,212 △180,354 △5,809 △186,163
    投資経費 △16,337 △3,917 △42,123 - △62,378 5,644 △56,733
    投資損益 36,740 △118,019 643,310 1,332 563,363 △209 563,154
    保険金融費用(純額) △24,312 △95,037 △481,147 - △600,498 1,785 △598,713
    再保険金融収益(純額) 36 3,892 64,209 - 68,137 △1,785 66,352
    保険金融損益 △24,276 △91,145 △416,937 - △532,360 - △532,360
    金融損益 12,463 △209,165 226,372 1,332 31,003 △209 30,794
    一般管理費 △13,318 △1,159 △449,516 △161,314 △625,309 78,658 △546,651
    その他の金融費用(注)2 △4,034 △378 △36,866 △218 △41,498 10,214 △31,284
    その他の収益 21,781 890 91,843 178,191 292,706 △82,069 210,637
    その他の費用 △5,945 △525 △30,778 △173 △37,422 - △37,422
    持分法による投資損益 424 - 7,114 - 7,538 - 7,538
    税引前利益 (△は損失) 170,143 △107,163 508,940 17,816 589,736 6,593 596,330
    法人所得税費用 △36,648 26,184 △137,882 △5,289 △153,636 △11,198 △164,834
    当期利益 (△は損失) 133,495 △80,979 371,058 12,527 436,100 △4,605 431,495
    非支配持分に帰属する当期利益 (△は損失) △85 - △19,524 682 △18,927 - △18,927
    セグメント利益 (△は損失)(注)3 133,580 △80,979 390,583 11,844 455,028 △4,605 450,423
    その他の項目
    減価償却費及び償却費 66,696 9,090 80,728 1,585 158,101 △589 157,511

    (注) 1. 調整額は、セグメント間取引の消去額および各報告セグメントに帰属しない損益が含まれています。

    2. その他の金融費用には金利費用が含まれています。

    3. セグメント利益は、連結損益計算書の親会社の所有者に帰属する当期利益です。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1 連結合計
    国内損害 保険事業 国内生命 保険事業 海外 保険事業 ソリュー ション・ その他事業 計
    保険収益 3,040,655 265,448 4,448,332 - 7,754,436 △60,875 7,693,560
    保険サービス費用 △2,597,492 △171,067 △3,401,688 - △6,170,248 55,861 △6,114,387
    再保険損益 △185,701 14,179 △262,994 - △434,517 5,014 △429,502
    保険サービス損益 257,461 108,559 783,649 - 1,149,670 - 1,149,670
    金利収益 76,351 87,415 621,728 408 785,903 △498 785,404
    その他の投資損益 64,670 △321,227 203,425 2,047 △51,083 △8,765 △59,848
    投資経費 △16,422 △3,827 △45,955 - △66,205 7,206 △58,998
    投資損益 124,599 △237,638 779,198 2,455 668,614 △2,056 666,557
    保険金融費用(純額) △47,406 △167,640 △483,714 - △698,762 17,578 △681,184
    再保険金融収益(純額) 1,256 15,628 40,560 - 57,445 △17,578 39,867
    保険金融損益 △46,150 △152,012 △443,154 - △641,316 - △641,316
    金融損益 78,449 △389,651 336,044 2,455 27,297 △2,056 25,240
    一般管理費 △18,167 △504 △479,780 △306,571 △805,023 81,115 △723,908
    その他の金融費用(注)2 △5,006 △327 △31,049 △1,433 △37,816 9,222 △28,593
    その他の収益 19,401 1,229 117,599 327,646 465,876 △86,336 379,540
    その他の費用 △7,500 △1,443 △49,220 △338 △58,503 △1,056 △59,559
    持分法による投資損益 535 - 9,066 △1,291 8,310 - 8,310
    税引前利益 (△は損失) 325,173 △282,137 686,309 20,466 749,812 887 750,700
    法人所得税費用 △87,577 77,277 △141,905 △6,302 △158,507 △19,999 △178,506
    当期利益 (△は損失) 237,596 △204,860 544,403 14,164 591,304 △19,111 572,193
    非支配持分に帰属する当期利益 (△は損失) 54 - 41,652 △350 41,356 △419 40,937
    セグメント利益 (△は損失)(注)3 237,541 △204,860 502,750 14,515 549,947 △18,692 531,255
    その他の項目
    減価償却費及び償却費 76,947 10,222 82,121 7,368 176,660 △473 176,186

    (注) 1. 調整額は、セグメント間取引の消去額および各報告セグメントに帰属しない損益が含まれています。

    2. その他の金融費用には金利費用が含まれています。

    3. セグメント利益は、連結損益計算書の親会社の所有者に帰属する当期利益です。

    (2) 外部顧客からの収益(純額)の製品およびサービス別の内訳

    保険収益

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    損害保険 6,288,622 6,526,427
    生命保険 1,107,599 1,167,132
    合計 7,396,221 7,693,560

    (3) 外部顧客からの収益(純額)の地域別の内訳

    保険収益

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    日本 3,120,272 3,215,868
    米国 2,721,809 2,876,105
    その他 1,554,140 1,601,586
    合計 7,396,221 7,693,560

    (注) 保険を引受けた事業所の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。

    (4) 非流動資産の保有地域別の内訳

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    日本 478,912 570,362 598,491
    米国 1,023,827 974,752 1,322,593
    その他 114,412 153,343 166,575
    合計 1,617,152 1,698,459 2,087,660

    (5) 主要な顧客に関する情報

    該当事項はありません。

    6. 企業結合

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    当社は、国内外において建設コンサルティング事業等を展開するID&Eホールディングス株式会社(以下、ID&E社)の発行済株式を取得し、同社は当社の連結子会社となりました。

    (1) 企業結合の概要

    a. 被取得企業の名称

    ID&Eホールディングス株式会社

    b. 事業の内容

    傘下のグループ会社の経営管理およびそれに付帯または関連する業務

    c. 企業結合を行った主な理由

    ID&E社が有する工学技術に基づく様々な経営資源と保険を組み合わせ、社会の強靭化に向けた一気通貫のソリューションを国内外のお客様へ幅広く提供することや、当社グループの顧客基盤・チャネルネットワーク、資本政策や財務基盤、人財等を活用してシナジーを創出することにより、「災害レジリエンスの向上」や「気候変動対策の推進」といった社会課題の解決を目的とするものです。

    d. 取得日

    2025年2月13日

    e. 企業結合の法的形式

    現金を対価とする株式取得

    f. 取得した議決権付資本持分の割合

    取得日直前に連結子会社を通じて所有していた議決権比率 0.30%
    取得日に追加取得した議決権比率 85.46%
    取得後の議決権比率 85.76%

    (2) 連結損益計算書に含まれる取得日以降の被取得企業の収益および純損益

    取得日以降における被取得企業の収益および純損益は影響が軽微であるため、記載を省略しています。

    (3) 取得対価の公正価値

    取得日直前に連結子会社を通じて保有していた資本持分の公正価値 294百万円
    追加取得に伴い支出した現金 83,822百万円
    取得対価 84,116百万円

    (4) 段階取得による差益

    取得日直前に保有していた被取得企業の支配持分を取得日における公正価値で再測定した結果、段階取得による差益252百万円を、連結包括利益計算書の「資本性金融商品に対する投資」に計上しています。

    (5) 主要な取得関連費用

    アドバイザリー費用等741百万円を連結損益計算書の「一般管理費」に計上しています。

    (6) 取得日時点における資産・負債の公正価値およびのれん

    (単位:百万円)
    資産合計 233,019
    うちその他の金融資産 97,640
    うち有形固定資産 59,772
    負債合計 140,585
    うち社債及び借入金 68,710
    純資産 92,433
    非支配持分 15,846
    取得対価の公正価値 84,116
    のれん 7,528

    (注) 非支配持分は、取得日における識別可能な被取得企業の純資産に、企業結合後の非支配持分比率を乗じて測定しています。

    また、認識したのれんは、当社グループとのシナジーを含む今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。認識されたのれんのうち、税務上損金算入可能と見込まれるものはありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (1) Riser Topco Ⅲ, LLC他3社の持分の取得

    当社は、当社の子会社であるPhiladelphia Insuranceグループ(以下、PHLY社)傘下の保険会社であるPhiladelphia Indemnity Insurance Companyを通じて、カーライルグループのRiser Topco Ⅲ, LLC他3社の全ての持分を取得することによって、Ignyte Insuranceの米国におけるコレクターカー向けの保険代理店事業を取得しました。

    a. 企業結合の概要

    (a) 被取得企業の名称

    Riser Topco Ⅲ, LLC他3社

    (b) 事業の内容

    コレクターカーの愛好者を主に顧客とした個人向け自動車保険を取り扱う代理店事業

    (c) 企業結合を行った主な理由

    今後も継続して高い成長性が見込まれている米国コレクターカー向けの保険市場において優れたマーケティング手法および収益性の高い優良な顧客基盤を有しているIgnyte Insuranceと、既にコレクターカー向けの自動車保険の引受を行っているPHLY社とのシナジーを発揮することにより、同保険市場の成長を取り込むことを目的とするものです。

    (d) 取得日

    2025年10月31日

    (e) 企業結合の法的形式

    現金を対価とする持分の取得

    (f) 取得した議決権付資本持分の割合

    100%

    b. 連結損益計算書に含まれる取得日以降の被取得企業の収益および純損益

    取得日以降における被取得企業の収益および純損益は影響が軽微であるため、記載を省略しています。

    c. 取得対価の公正価値

    現金(未払金を含む) 102,829百万円
    取得対価 102,829百万円

    d. 主要な取得関連費用

    アドバイザリー費用等563百万円を連結損益計算書の「一般管理費」に計上しています。

    e. 取得日時点における資産・負債の公正価値およびのれん

    (単位:百万円)
    資産合計 52,611
    うち無形資産 43,929
    うちその他の金融資産 3,622
    負債合計 4,240
    うちその他の金融負債 3,552
    純資産 48,371
    取得対価の公正価値 102,829
    のれん 54,458

    (注) 認識したのれんは、当社グループとのシナジーを含む今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。認識されたのれんのうち、税務上損金算入可能と見込まれるものはありません。

    (2) Agrihedge, Inc.の株式の取得

    当社は、米国農畜産物の価格変動リスクソリューション提供会社Agrihedge, Inc.(以下、CIH社)の発行済株式の全てを取得しました。

    a. 企業結合の概要

    (a) 被取得企業の名称

    Agrihedge, Inc.

    (b) 事業の内容

    保険代理店業およびデリバティブブローカー業、コンサルティング業を通じた米国農畜産物の価格変動リスクに対するソリューションの提供

    (c) 企業結合を行った主な理由

    CIH社の買収により、フィービジネスのソリューション事業を取り込み収益の源泉の多様化を図ることで、ソリューション事業の推進やボラティリティを抑えながら成長の実現を図るとともに、米国の農業分野において保険以外のリスクソリューション提供機能を獲得することにより、HCC Insurance Holdings, Inc.の農業保険部門のサービス力向上および競争優位性の更なる強化を目的とするものです。

    (d) 取得日

    2026年1月30日

    (e) 企業結合の法的形式

    現金を対価とする株式取得

    (f) 取得した議決権付資本持分の割合

    100%

    b. 連結損益計算書に含まれる取得日以降の被取得企業の収益および純損益

    取得日以降における被取得企業の収益および純損益は影響が軽微であるため、記載を省略しています。

    c. 取得対価の公正価値

    現金(未払金を含む) 150,004百万円
    取得対価 150,004百万円

    d. 主要な取得関連費用

    アドバイザリー費用等2,060百万円を連結損益計算書の「一般管理費」に計上しています。

    e. 取得日時点における資産・負債の公正価値およびのれん

    (単位:百万円)
    資産合計 109,725
    うち無形資産 98,342
    うちその他の金融資産 5,574
    負債合計 31,552
    うちその他の負債 3,370
    うち繰延税金負債 26,046
    純資産 78,172
    取得対価の公正価値 150,004
    のれん 71,832

    (注) 認識したのれんは、当社グループとのシナジーを含む今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。認識されたのれんのうち、税務上損金算入可能と見込まれるものはありません。

    また、上記の資産・負債の公正価値およびのれんは、当連結会計年度末において取得対価の配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っています。

    7. 保険契約

    (1) 保険契約に関する重要な判断

    当社グループが、IFRS第17号を適用する際に行った重要な判断は以下のとおりです。

    a. 将来キャッシュ・フローの見積り

    保険契約の境界線内にある将来キャッシュ・フローの金額、時期および不確実性に関しては、過大なコストや労力を掛けずに利用可能な、全ての合理的で裏付け可能な情報を、偏りのない方法で織り込み、また一部の契約については、確率加重平均、即ち期待値とすることで保証とオプションのコストも反映し、見積りを行っています。

    残存カバーに係る負債の将来キャッシュ・フローは、保険種目別・経過年度別に損害率・死亡率・罹患率・解約率・維持費率等に一定の前提を置いて見積りを行っています。

    これらの前提は、過去データを基に、必要に応じて過去データの異常値の除去、商品改定等による影響および予想される将来トレンドやインフレーションの反映、といった調整を行い、算定しています。

    また巨大自然災害等、過去のデータを使用するのが適切でない前提については、自然災害モデルや大口損害モデルといったモデルを活用した見積りも行っています。

    発生保険金に係る負債の将来キャッシュ・フローは、既報告の個々の保険金請求の調査に加え、チェーンラダー法やボーンフュッター・ファーガソン法といった統計的手法を活用し、保険種目別に既発生既報告(OS)、既発生未報告(IBNR)、最終損害額等の見積りを行っています。

    併せて、大口損害や巨大自然災害に係るIBNRについては、個別の見積りも行っています。

    また、未払損害調査費用は、過去の実績等により見積っています。

    b. 非金融リスクに係るリスク調整

    非金融リスクに係るリスク調整は、保険契約を履行するにつれて非金融リスクから生じるキャッシュ・フローの金額および時期に関する不確実性の負担に対して当社グループが要求する対価です。

    IFRS第17号は非金融リスクに係るリスク調整の算出手法を特定しておらず、当社グループでは原則として資本コスト法を用いています。具体的にはグループ全体の分散効果を反映した99.5%信頼水準のリスク量に相当する必要資本に、6%の資本コスト率を乗じることにより算出しています。

    また、非金融リスクに係るリスク調整の変動は、保険サービス損益と保険金融損益に分解しており、IFRS第17号第81項にある、非金融リスクに係るリスク調整の変動全体を保険サービス損益とする処理は行っていません。

    なお、移行日、前連結会計年度および当連結会計年度において、資本コスト法により計算されたリスク調整額は、それぞれ82.5~87.5%、80~85%および77.5~82.5%の信頼水準に対応します。

    c. 割引率

    IFRS第17号では、見積られた将来キャッシュ・フローを、報告日時点の割引率(イールド・カーブ)により割引いて保険負債を算出します。

    割引率は、国債金利に基づく無リスク金利(イールド・カーブ)に、保険負債の流動性を反映した非流動性プレミアムを加えて作成しています。

    非流動性プレミアムは、原則としてボトムアップアプローチで測定しており、一部の商品(年金商品等)については、保有資産を参照ポートフォリオとするトップダウンアプローチも使用しています。

    また、市場で観察できない超長期の割引率に関しては、主に市場で観察されるイールド・カーブに基づき生成しています。

    主要通貨の将来のキャッシュ・フローを割引くために使用されたイールド・カーブは以下のとおりです。

    移行日(2024年4月1日)

    1年 5年 10年 20年 30年
    JPY 0.05% 0.36% 0.76% 1.54% 1.85%
    USD(年金) 6.46% 5.60% 5.60% 5.95% 5.73%
    USD(年金以外) 5.50% ~ 5.59% 4.68% ~ 4.77% 4.67% ~ 4.76% 5.05% ~ 5.14% 4.79% ~ 4.88%
    GBP 5.19% 4.36% 4.53% 5.11% 5.13%

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    1年 5年 10年 20年 30年
    JPY 0.65% 1.11% 1.52% 2.27% 2.59%
    USD(年金) 5.22% 5.15% 5.46% 5.99% 5.88%
    USD(年金以外) 4.38% ~ 4.68% 4.31% ~ 4.61% 4.60% ~ 4.90% 5.12% ~ 5.42% 4.95% ~ 5.25%
    GBP 4.56% 4.76% 5.22% 5.91% 5.98%

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    1年 5年 10年 20年 30年
    JPY 1.17% 1.84% 2.43% 3.41% 3.88%
    USD(年金) 4.95% 5.21% 5.64% 6.45% 6.36%
    USD(年金以外) 3.90% ~ 4.17% 4.19% ~ 4.46% 4.62% ~ 4.89% 5.40% ~ 5.67% 5.24% ~ 5.51%
    GBP 4.86% 4.93% 5.56% 6.18% 6.25%

    d. 投資要素

    投資要素とは、保険契約が、保険事故が発生するかどうかに関わらず、全ての状況において保険契約者に返済することを企業に要求している金額のことであり、保険要素との相互関連性等により、保険負債から分離されIFRS第9号等が適用される投資要素と、保険負債から分離されずIFRS第17号が適用される投資要素の2種類に分類されます。

    当社グループでは全ての投資要素は分離されない投資要素となっており、主として以下のものがあります。

    ・養老保険、変額商品、終身保険、積立型損保商品といった貯蓄要素を持つ商品における貯蓄部分(満期返戻金や解約返戻金等)

    ・当該契約の支払損害額により定まる優良戻しや無事故戻し

    投資要素は、保険収益および保険サービス費用から除外しています。

    e. 保険カバーと投資リターン・サービスまたは投資関連サービスとの配分

    保険カバーと投資リターン・サービスまたは投資関連サービスを提供する契約が提供するサービスの量については、保険カバーおよび投資リターン・サービスまたは投資関連サービス各々のサービスの量を評価し、両者を合算して決定しています。

    このうち保険カバーについては、損害保険契約では保険金額や既経過保険料等、生命保険契約では危険保険金額(保険金額から契約者の持分である貯蓄部分を除いたもの:実質的なカバー額)や年換算保険料等により評価しています。

    また、投資リターン・サービスまたは投資関連サービスについては貯蓄部分の金額により評価しています。

    (2) 保険収益、保険サービス費用および再保険損益

    以下は、保険収益、保険サービス費用および再保険損益の内訳です。連結調整には、国内損害保険事業から海外保険事業への再保険と海外保険事業から国内損害保険事業への再保険が含まれています。

    a. 保険収益

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    PAAを適用せずに測定している保険契約に係る収益 729,092 261,023 167,300 - 1,157,416
    残存カバーに係る負債の変動額 620,190 216,002 146,675 - 982,867
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM 85,641 86,749 34,237 - 206,628
    非金融リスクに係るリスク調整の解放 10,022 12,543 7,590 - 30,156
    予想発生保険金及び維持費 506,326 116,065 104,615 - 727,006
    その他 18,199 643 232 - 19,075
    保険獲得キャッシュ・フローの回収 108,901 45,021 20,625 - 174,548
    PAAを適用して測定している保険契約に係る収益 2,206,001 5,853 4,081,761 △54,810 6,238,805
    保険収益合計 2,935,093 266,877 4,249,062 △54,810 7,396,221

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    PAAを適用せずに測定している保険契約に係る収益 772,162 259,786 172,222 - 1,204,171
    残存カバーに係る負債の変動額 633,961 207,239 146,639 - 987,841
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM 82,413 80,871 31,552 - 194,838
    非金融リスクに係るリスク調整の解放 11,328 12,015 4,637 - 27,981
    予想発生保険金及び維持費 520,393 115,839 109,643 - 745,876
    その他 19,827 △1,488 805 - 19,144
    保険獲得キャッシュ・フローの回収 138,200 52,547 25,583 - 216,330
    PAAを適用して測定している保険契約に係る収益 2,268,493 5,661 4,276,110 △60,875 6,489,388
    保険収益合計 3,040,655 265,448 4,448,332 △60,875 7,693,560

    b. 保険サービス費用

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    発生保険金及び維持費 △1,908,501 △114,461 △2,633,340 43,250 △4,613,053
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 △615,599 △45,021 △738,745 - △1,399,366
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 △41,746 △1,000 △17,769 35,832 △24,683
    不利な契約グループに係る損失及び損失の戻入 △2,244 △922 △25,568 71 △28,664
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - △252 - △252
    保険サービス費用合計 △2,568,092 △161,406 △3,415,676 79,154 △6,066,020

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    発生保険金及び維持費 △1,922,003 △112,288 △2,587,995 51,988 △4,570,298
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 △646,136 △52,547 △783,057 - △1,481,741
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 △29,861 2,684 △23,398 3,960 △46,614
    不利な契約グループに係る損失及び損失の戻入 509 △8,915 △6,902 △87 △15,396
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - △335 - △335
    保険サービス費用合計 △2,597,492 △171,067 △3,401,688 55,861 △6,114,387

    c. 再保険損益

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 △299,524 △10,730 △668,930 54,810 △924,375
    再保険者からの回収額 91,295 8,436 536,316 △79,154 556,892
    再保険損益合計 △208,229 △2,294 △132,614 △24,343 △367,482

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 △275,822 △3,626 △693,834 60,875 △912,407
    再保険者からの回収額 90,121 17,805 430,840 △55,861 482,904
    再保険損益合計 △185,701 14,179 △262,994 5,014 △429,502

    (3) 保険契約の調整表

    以下は、発行した保険契約および保有する再保険契約の帳簿価額の変動と、キャッシュ・フローや収益および費用との関連を示す調整表です。

    a. 残存カバーに係る負債および発生保険金に係る負債の変動

    以下は、発行した保険契約および保有する再保険契約の帳簿価額の変動を、残存カバーに係る負債(損失要素を除く)、損失要素および発生保険金に係る負債の変動ごとに示しています。なお、(a) 連結合計の残存カバーに係る負債および発生保険金に係る負債の変動は、(b) 国内損保事業、(c) 国内生保事業および(d) 海外保険事業の保険契約の調整表の数値(各セグメントの数値)の合計から、セグメント間の内部取引を控除した数値となっています。セグメント間の内部取引には国内損害保険事業から海外保険事業への再保険と海外保険事業から国内損害保険事業への再保険が含まれています。

    (a) 連結合計

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △18,348 786 △1,461 1,215 28 △17,780
    保険契約負債 13,119,044 44,638 541,345 5,255,734 112,738 19,073,503
    期首残高純額(△は資産) 13,100,695 45,425 539,883 5,256,950 112,766 19,055,722
    保険収益 △7,396,221 - - - - △7,396,221
    保険サービス費用 1,399,619 25,884 657,426 3,977,174 5,915 6,066,020
    発生保険金及び維持費 - △2,779 657,930 3,933,482 24,419 4,613,053
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 1,399,366 - - - - 1,399,366
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △503 43,691 △18,504 24,683
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 28,664 - - - 28,664
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 252 - - - - 252
    保険サービス損益 △5,996,602 25,884 657,426 3,977,174 5,915 △1,330,200
    保険金融収益または費用 △115,406 1,891 △4,547 202,967 5,719 90,625
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △6,112,008 27,776 652,879 4,180,142 11,634 △1,239,575
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △1,025,943 - 997,105 28,837 - -
    キャッシュ・フロー 7,125,022 - △1,655,863 △3,946,646 - 1,522,512
    保険料の受取額 8,668,009 - - - - 8,668,009
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △1,542,986 - - - - △1,542,986
    保険金および維持費の支払 - - △1,655,863 △3,946,646 - △5,602,510
    その他 31,058 △3,304 △3,641 △46 △0 24,064
    為替換算差額 7,882 △95 4,968 △36,455 3,597 △20,102
    期末残高純額(△は資産) 13,126,706 69,801 535,331 5,482,781 127,999 19,342,621
    保険契約資産 △99,006 621 296 83,255 55 △14,776
    保険契約負債 13,225,712 69,179 535,035 5,399,525 127,943 19,357,397

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △99,006 621 296 83,255 55 △14,776
    保険契約負債 13,225,712 69,179 535,035 5,399,525 127,943 19,357,397
    期首残高純額(△は資産) 13,126,706 69,801 535,331 5,482,781 127,999 19,342,621
    保険収益 △7,693,560 - - - - △7,693,560
    保険サービス費用 1,482,077 7,081 636,889 3,986,098 2,241 6,114,387
    発生保険金及び維持費 - △8,315 642,665 3,910,459 25,488 4,570,298
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 1,481,741 - - - - 1,481,741
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △5,775 75,638 △23,247 46,614
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 15,396 - - - 15,396
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 335 - - - - 335
    保険サービス損益 △6,211,483 7,081 636,889 3,986,098 2,241 △1,579,173
    保険金融収益または費用 4,321 2,660 △2,571 196,578 6,099 207,088
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △6,207,161 9,742 634,318 4,182,676 8,340 △1,372,084
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △1,112,497 - 1,084,923 27,573 - -
    キャッシュ・フロー 7,172,653 - △1,739,172 △3,974,557 - 1,458,923
    保険料の受取額 8,723,161 - - - - 8,723,161
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △1,550,507 - - - - △1,550,507
    保険金および維持費の支払 - - △1,739,172 △3,974,557 - △5,713,729
    その他 26,135 △829 △18,632 858 △1,420 6,110
    為替換算差額 411,084 4,324 7,925 309,375 10,879 743,590
    期末残高純額(△は資産) 13,416,921 83,038 504,694 6,028,708 145,798 20,179,161
    保険契約資産 △109,358 1,498 86 67,730 85 △39,956
    保険契約負債 13,526,279 81,539 504,607 5,960,977 145,713 20,219,118

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △15,361 △1,242 △12,097 △1,067,441 △30,394 △1,126,536
    再保険契約負債 44,123 - △55 △21,981 △560 21,525
    期首残高純額(△は資産) 28,762 △1,242 △12,153 △1,089,423 △30,955 △1,105,011
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 924,375 - - - - 924,375
    再保険者からの回収額 △0 △5,964 △26,531 △516,871 △7,523 △556,892
    発生保険金及び維持費の回収 - - △26,605 △516,553 △10,619 △553,778
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - 73 △482 3,095 2,685
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - △1,617 - - - △1,617
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - △1,499 - - - △1,499
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - 11 - - - 11
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - △2,859 - - - △2,859
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △0 - 1 164 - 164
    再保険損益 924,374 △5,964 △26,531 △516,871 △7,523 367,482
    再保険金融収益または費用 6,015 △130 △92 △60,399 △1,870 △56,477
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 930,389 △6,094 △26,623 △577,271 △9,394 311,004
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 16,998 - △11,184 △5,813 - -
    キャッシュ・フロー △1,522,020 - 37,496 605,809 - △878,713
    再保険料の支払額 △1,522,020 - - - - △1,522,020
    再保険回収額 - - 37,496 605,809 - 643,306
    その他 △962 21 - △2,244 0 △3,185
    為替換算差額 2,303 60 △356 7,806 △2,496 7,317
    期末残高純額(△は資産) △544,528 △7,255 △12,821 △1,061,136 △42,845 △1,668,587
    再保険契約資産 △575,344 △7,253 △12,790 △1,044,467 △42,751 △1,682,607
    再保険契約負債 30,816 △1 △31 △16,669 △94 14,019

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △575,344 △7,253 △12,790 △1,044,467 △42,751 △1,682,607
    再保険契約負債 30,816 △1 △31 △16,669 △94 14,019
    期首残高純額(△は資産) △544,528 △7,255 △12,821 △1,061,136 △42,845 △1,668,587
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 912,407 - - - - 912,407
    再保険者からの回収額 △2,241 △2,751 △23,922 △459,631 5,642 △482,904
    発生保険金及び維持費の回収 - - △23,990 △447,852 △9,956 △481,799
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - 68 △11,891 15,599 3,777
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - 1,250 - - - 1,250
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - △6,313 - - - △6,313
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - 2,332 - - - 2,332
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - △21 - - - △21
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △2,241 - △0 111 - △2,130
    再保険損益 910,165 △2,751 △23,922 △459,631 5,642 429,502
    再保険金融収益または費用 40,928 △179 140 △15,686 △2,303 22,900
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 951,094 △2,930 △23,781 △475,318 3,339 452,403
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 53,185 - △50,244 △2,940 - -
    キャッシュ・フロー △1,757,635 - 74,450 560,174 - △1,123,010
    再保険料の支払額 △1,757,635 - - - - △1,757,635
    再保険回収額 - - 74,450 560,174 - 634,624
    その他 5,485 △13 0 △10,430 1,420 △3,538
    為替換算差額 △4,367 △640 △1,199 △74,947 △4,338 △85,492
    期末残高純額(△は資産) △1,296,766 △10,839 △13,596 △1,064,599 △42,424 △2,428,226
    再保険契約資産 △1,328,623 △10,804 △13,385 △1,048,561 △42,159 △2,443,534
    再保険契約負債 31,857 △35 △210 △16,037 △264 15,308

    (b) 国内損保事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 691 - △1,632 - - △941
    保険契約負債 2,795,093 1,308 197,243 1,098,379 3,030 4,095,055
    期首残高純額(△は資産) 2,795,784 1,308 195,611 1,098,379 3,030 4,094,113
    保険収益 △2,935,093 - - - - △2,935,093
    保険サービス費用 615,599 1,968 439,658 1,510,964 △98 2,568,092
    発生保険金及び維持費 - △276 440,389 1,468,461 △74 1,908,501
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 615,599 - - - - 615,599
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △731 42,502 △23 41,746
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 2,244 - - - 2,244
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - - - - -
    保険サービス損益 △2,319,493 1,968 439,658 1,510,964 △98 △367,000
    保険金融収益または費用 △35,528 △10 △1,131 △2,134 30 △38,774
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △2,355,022 1,958 438,526 1,508,829 △67 △405,774
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △216,132 - 187,389 28,743 - -
    キャッシュ・フロー 2,352,373 - △628,123 △1,509,312 - 214,937
    保険料の受取額 3,047,627 - - - - 3,047,627
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △695,253 - - - - △695,253
    保険金および維持費の支払 - - △628,123 △1,509,312 - △2,137,436
    その他 828 - - - - 828
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 2,577,831 3,266 193,403 1,126,640 2,962 3,904,104
    保険契約資産 - - - - - -
    保険契約負債 2,577,831 3,266 193,403 1,126,640 2,962 3,904,104

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 - - - - - -
    保険契約負債 2,577,831 3,266 193,403 1,126,640 2,962 3,904,104
    期首残高純額(△は資産) 2,577,831 3,266 193,403 1,126,640 2,962 3,904,104
    保険収益 △3,040,655 - - - - △3,040,655
    保険サービス費用 646,136 △944 417,437 1,535,275 △411 2,597,492
    発生保険金及び維持費 - △435 420,050 1,502,777 △389 1,922,003
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 646,136 - - - - 646,136
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △2,613 32,497 △22 29,861
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - △509 - - - △509
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - - - - -
    保険サービス損益 △2,394,518 △944 417,437 1,535,275 △411 △443,162
    保険金融収益または費用 △31,007 1 △626 13,444 215 △17,973
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △2,425,525 △943 416,810 1,548,719 △196 △461,135
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △208,848 - 181,286 27,561 - -
    キャッシュ・フロー 2,405,745 - △607,483 △1,513,855 - 284,406
    保険料の受取額 3,105,745 - - - - 3,105,745
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △699,999 - - - - △699,999
    保険金および維持費の支払 - - △607,483 △1,513,855 - △2,121,339
    その他 972 104 - - - 1,076
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 2,350,175 2,427 184,017 1,189,065 2,766 3,728,452
    保険契約資産 - - - - - -
    保険契約負債 2,350,175 2,427 184,017 1,189,065 2,766 3,728,452

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 43,698 - - △168,883 △326 △125,511
    再保険契約負債 - - - - - -
    期首残高純額(△は資産) 43,698 - - △168,883 △326 △125,511
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 299,524 - - - - 299,524
    再保険者からの回収額 - - - △91,307 12 △91,295
    発生保険金及び維持費の回収 - - - △87,601 12 △87,589
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - - △3,705 0 △3,705
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - - - - - -
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 - - - - - -
    再保険損益 299,524 - - △91,307 12 208,229
    再保険金融収益または費用 153 - - 73 0 227
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 299,678 - - △91,234 13 208,457
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 769 - - △769 - -
    キャッシュ・フロー △299,888 - - 134,036 - △165,851
    再保険料の支払額 △299,888 - - - - △299,888
    再保険回収額 - - - 134,036 - 134,036
    その他 - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 44,258 - - △126,851 △313 △82,905
    再保険契約資産 44,258 - - △126,851 △313 △82,905
    再保険契約負債 - - - - - -

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 44,258 - - △126,851 △313 △82,905
    再保険契約負債 - - - - - -
    期首残高純額(△は資産) 44,258 - - △126,851 △313 △82,905
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 275,822 - - - - 275,822
    再保険者からの回収額 - - - △90,170 49 △90,121
    発生保険金及び維持費の回収 - - - △86,014 49 △85,965
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - - △4,155 0 △4,155
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - - - - - -
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 - - - - - -
    再保険損益 275,822 - - △90,170 49 185,701
    再保険金融収益または費用 △274 - - △648 △0 △923
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 275,548 - - △90,819 48 184,778
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 833 - - △833 - -
    キャッシュ・フロー △291,565 - - 99,426 - △192,139
    再保険料の支払額 △291,565 - - - - △291,565
    再保険回収額 - - - 99,426 - 99,426
    その他 - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 29,074 - - △119,077 △264 △90,267
    再保険契約資産 29,074 - - △119,077 △264 △90,267
    再保険契約負債 - - - - - -

    (c) 国内生保事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △10,799 - 82 - - △10,717
    保険契約負債 6,248,960 9,373 271,288 2,816 - 6,532,439
    期首残高純額(△は資産) 6,238,161 9,373 271,370 2,816 - 6,521,721
    保険収益 △266,877 - - - - △266,877
    保険サービス費用 45,021 575 109,358 6,451 - 161,406
    発生保険金及び維持費 - △347 108,354 6,454 - 114,461
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 45,021 - - - - 45,021
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - 1,003 △2 - 1,000
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 922 - - - 922
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - - - - -
    保険サービス損益 △221,855 575 109,358 6,451 - △105,470
    保険金融収益または費用 △432,057 73 △3,376 0 - △435,361
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △653,913 648 105,981 6,451 - △540,831
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △450,583 - 450,583 - - -
    キャッシュ・フロー 644,164 - △570,355 △6,511 - 67,296
    保険料の受取額 740,342 - - - - 740,342
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △96,178 - - - - △96,178
    保険金および維持費の支払 - - △570,355 △6,511 - △576,867
    その他 252 - - - - 252
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 5,778,081 10,021 257,579 2,756 - 6,048,439
    保険契約資産 △9,480 - 207 - - △9,272
    保険契約負債 5,787,562 10,021 257,371 2,756 - 6,057,712

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △9,480 - 207 - - △9,272
    保険契約負債 5,787,562 10,021 257,371 2,756 - 6,057,712
    期首残高純額(△は資産) 5,778,081 10,021 257,579 2,756 - 6,048,439
    保険収益 △265,448 - - - - △265,448
    保険サービス費用 52,547 7,000 105,956 5,562 - 171,067
    発生保険金及び維持費 - △1,915 108,638 5,564 - 112,288
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 52,547 - - - - 52,547
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △2,682 △2 - △2,684
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 8,915 - - - 8,915
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 - - - - - -
    保険サービス損益 △212,900 7,000 105,956 5,562 - △94,380
    保険金融収益または費用 △266,822 131 △1,919 0 - △268,610
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △479,723 7,132 104,036 5,562 - △362,990
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △530,126 - 530,126 - - -
    キャッシュ・フロー 718,353 - △657,154 △5,629 - 55,569
    保険料の受取額 809,387 - - - - 809,387
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △91,033 - - - - △91,033
    保険金および維持費の支払 - - △657,154 △5,629 - △662,783
    その他 937 - - - - 937
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 5,487,523 17,154 234,588 2,689 - 5,741,955
    保険契約資産 △21,957 844 - - - △21,113
    保険契約負債 5,509,480 16,310 234,588 2,689 - 5,763,069

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △36 - △0 - - △36
    再保険契約負債 7,975 - △0 - - 7,975
    期首残高純額(△は資産) 7,939 - △0 - - 7,939
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 10,730 - - - - 10,730
    再保険者からの回収額 - - △8,436 - - △8,436
    発生保険金及び維持費の回収 - - △8,438 - - △8,438
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - 2 - - 2
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - - - - - -
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 - - - - - -
    再保険損益 10,730 - △8,436 - - 2,294
    再保険金融収益または費用 7,395 - - - - 7,395
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 18,125 - △8,436 - - 9,689
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 10,804 - △10,804 - - -
    キャッシュ・フロー △593,447 - 19,243 - - △574,204
    再保険料の支払額 △593,447 - - - - △593,447
    再保険回収額 - - 19,243 - - 19,243
    その他 - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) △556,577 - 2 - - △556,574
    再保険契約資産 △557,880 - 0 - - △557,880
    再保険契約負債 1,302 - 2 - - 1,305

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △557,880 - 0 - - △557,880
    再保険契約負債 1,302 - 2 - - 1,305
    期首残高純額(△は資産) △556,577 - 2 - - △556,574
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 3,626 - - - - 3,626
    再保険者からの回収額 △2,242 △4,105 △11,457 - - △17,805
    発生保険金及び維持費の回収 - - △11,455 - - △11,455
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - △1 - - △1
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - - - - - -
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - △4,346 - - - △4,346
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - 111 - - - 111
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - 129 - - - 129
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △2,242 - - - - △2,242
    再保険損益 1,384 △4,105 △11,457 - - △14,179
    再保険金融収益または費用 43,789 56 △0 - - 43,845
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 45,173 △4,048 △11,457 - - 29,666
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 49,932 - △49,932 - - -
    キャッシュ・フロー △822,012 - 61,388 - - △760,623
    再保険料の支払額 △822,012 - - - - △822,012
    再保険回収額 - - 61,388 - - 61,388
    その他 - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) △1,283,484 △4,048 0 - - △1,287,532
    再保険契約資産 △1,287,744 △4,048 0 - - △1,291,792
    再保険契約負債 4,259 - 0 - - 4,259

    (d) 海外保険事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △8,240 786 88 1,215 28 △6,121
    保険契約負債 4,098,803 34,044 72,813 4,311,586 110,910 8,628,158
    期首残高純額(△は資産) 4,090,563 34,831 72,901 4,312,802 110,938 8,622,037
    保険収益 △4,249,062 - - - - △4,249,062
    保険サービス費用 738,998 23,412 108,410 2,538,984 5,870 3,415,676
    発生保険金及び維持費 - △2,155 109,185 2,501,831 24,479 2,633,340
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 738,745 - - - - 738,745
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △775 37,152 △18,608 17,769
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 25,568 - - - 25,568
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 252 - - - - 252
    保険サービス損益 △3,510,064 23,412 108,410 2,538,984 5,870 △833,385
    保険金融収益または費用 352,180 1,828 △38 205,085 5,702 564,757
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △3,157,883 25,241 108,371 2,744,069 11,573 △268,628
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △359,227 - 359,133 94 - -
    キャッシュ・フロー 4,173,889 - △457,384 △2,492,326 - 1,224,179
    保険料の受取額 4,925,444 - - - - 4,925,444
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △751,554 - - - - △751,554
    保険金および維持費の支払 - - △457,384 △2,492,326 - △2,949,710
    その他 29,977 △3,304 △3,641 △46 △0 22,983
    為替換算差額 7,900 △95 4,968 △37,490 3,599 △21,117
    期末残高純額(△は資産) 4,785,219 56,672 84,349 4,527,102 126,111 9,579,455
    保険契約資産 △89,525 621 89 83,255 55 △5,503
    保険契約負債 4,874,745 56,050 84,260 4,443,846 126,055 9,584,958

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失要素以外 損失要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    保険契約資産 △89,525 621 89 83,255 55 △5,503
    保険契約負債 4,874,745 56,050 84,260 4,443,846 126,055 9,584,958
    期首残高純額(△は資産) 4,785,219 56,672 84,349 4,527,102 126,111 9,579,455
    保険収益 △4,448,332 - - - - △4,448,332
    保険サービス費用 783,392 937 113,495 2,501,400 2,461 3,401,688
    発生保険金及び維持費 - △5,964 113,976 2,454,301 25,682 2,587,995
    保険獲得キャッシュ・フローの償却 783,057 - - - - 783,057
    過年度の発生保険金に係る負債の変動 - - △480 47,099 △23,220 23,398
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入 - 6,902 - - - 6,902
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 335 - - - - 335
    保険サービス損益 △3,664,939 937 113,495 2,501,400 2,461 △1,046,643
    保険金融収益または費用 302,151 2,527 △25 194,080 6,007 504,741
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 △3,362,788 3,465 113,470 2,695,481 8,469 △541,901
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 △373,522 - 373,510 12 - -
    キャッシュ・フロー 4,102,261 - △474,534 △2,501,215 - 1,126,512
    保険料の受取額 4,861,735 - - - - 4,861,735
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △759,473 - - - - △759,473
    保険金および維持費の支払 - - △474,534 △2,501,215 - △2,975,749
    その他 24,225 △934 △18,632 858 △1,420 4,096
    為替換算差額 411,206 4,324 7,925 309,430 10,894 743,781
    期末残高純額(△は資産) 5,586,602 63,528 86,088 5,031,669 144,054 10,911,942
    保険契約資産 △87,400 654 86 67,730 85 △18,842
    保険契約負債 5,674,002 62,873 86,001 4,963,938 143,968 10,930,785

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △82,836 △1,329 △12,097 △1,055,605 △31,270 △1,183,139
    再保険契約負債 36,147 - △55 △21,981 △560 13,549
    期首残高純額(△は資産) △46,688 △1,329 △12,152 △1,077,587 △31,830 △1,169,589
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 668,930 - - - - 668,930
    再保険者からの回収額 △0 △6,036 △18,095 △504,790 △7,393 △536,316
    発生保険金及び維持費の回収 - - △18,166 △472,217 △10,616 △501,000
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - 70 △32,737 3,222 △29,444
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - △1,688 - - - △1,688
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - △1,499 - - - △1,499
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - 11 - - - 11
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - △2,859 - - - △2,859
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △0 - 1 164 - 164
    再保険損益 668,929 △6,036 △18,095 △504,790 △7,393 132,614
    再保険金融収益または費用 △1,533 △130 △92 △62,414 △1,884 △66,056
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 667,396 △6,166 △18,187 △567,205 △9,278 66,558
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 5,424 - △380 △5,043 - -
    キャッシュ・フロー △674,090 - 18,253 535,235 - △120,600
    再保険料の支払額 △674,090 - - - - △674,090
    再保険回収額 - - 18,253 535,235 - 553,489
    その他 △962 21 - △2,244 0 △3,185
    為替換算差額 2,284 60 △356 8,841 △2,498 8,332
    期末残高純額(△は資産) △46,635 △7,414 △12,824 △1,108,003 △43,607 △1,218,485
    再保険契約資産 △76,149 △7,412 △12,790 △1,091,334 △43,513 △1,231,200
    再保険契約負債 29,513 △1 △33 △16,669 △94 12,714

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    残存カバーに係る負債 発生保険金に係る負債 合計
    損失回収要素 以外 損失回収要素 PAA適用契約 以外 PAA適用契約
    将来キャッシ ュ・フローの 期待現在価値 非金融リスク に係る リスク調整
    再保険契約資産 △76,149 △7,412 △12,790 △1,091,334 △43,513 △1,231,200
    再保険契約負債 29,513 △1 △33 △16,669 △94 12,714
    期首残高純額(△は資産) △46,635 △7,414 △12,824 △1,108,003 △43,607 △1,218,485
    支払った再保険料のうち損益認識した金額 693,834 - - - - 693,834
    再保険者からの回収額 0 1,441 △12,464 △425,601 5,784 △430,840
    発生保険金及び維持費の回収 - - △12,534 △414,020 △9,810 △436,366
    過年度の発生保険金に係る期待回収額の変動 - - 70 △11,692 15,595 3,973
    PAA適用契約に係る損失回収要素の 変動 - 1,338 - - - 1,338
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に起因する損失回収要素の認識 - △1,967 - - - △1,967
    PAA適用契約以外に係る損失回収要素の戻入 - 2,221 - - - 2,221
    PAA適用契約以外に係る不利な契約に 起因する履行キャッシュ・フローの 変動 - △151 - - - △151
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 0 - △0 111 - 111
    再保険損益 693,834 1,441 △12,464 △425,601 5,784 262,994
    再保険金融収益または費用 △2,585 △235 141 △33,283 △2,426 △38,390
    純損益及びその他の包括利益で認識される変動合計 691,248 1,206 △12,323 △458,885 3,358 224,603
    保険サービス損益から控除された投資要素および保険料の払戻 2,419 - △312 △2,107 - -
    キャッシュ・フロー △697,764 - 13,061 514,190 - △170,511
    再保険料の支払額 △697,764 - - - - △697,764
    再保険回収額 - - 13,061 514,190 - 527,252
    その他 5,485 △13 0 △10,430 1,420 △3,538
    為替換算差額 △4,488 △640 △1,199 △75,002 △4,353 △85,683
    期末残高純額(△は資産) △49,735 △6,862 △13,597 △1,140,238 △43,181 △1,253,615
    再保険契約資産 △77,332 △6,827 △13,386 △1,124,201 △42,916 △1,264,664
    再保険契約負債 27,597 △35 △211 △16,037 △264 11,048

    b. PAAを適用せずに測定している保険契約の測定要素別の変動

    以下は、PAAを適用せずに測定している発行した保険契約および保有している再保険契約の変動について、測定要素(将来キャッシュ・フローの期待現在価値、非金融リスクに係るリスク調整、CSM)別に示しています。

    (a) 連結合計

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △29,014 1,612 15,396 15,293 4 98 △12,005
    保険契約負債 10,898,438 301,285 1,575,476 627,858 891,070 56,547 12,775,199
    期首残高純額(△は資産) 10,869,423 302,897 1,590,872 643,151 891,075 56,645 12,763,194
    将来のサービスに関する変動額 △140,084 15,854 147,196 △25,462 △3,362 176,021 22,966
    CSMを調整する見積りの変更 32,010 △9,362 △22,648 △25,462 △3,362 6,176 △0
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 2,921 △628 - - - - 2,292
    当期に当初認識した契約の影響 △175,016 25,845 169,845 - - 169,845 20,673
    現在のサービスに関する変動額 △92,793 △29,916 △206,628 △52,340 △119,819 △34,469 △329,339
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △206,628 △52,340 △119,819 △34,469 △206,628
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △29,916 - - - - △29,916
    実績調整 △92,793 - - - - - △92,793
    過去のサービスに関する変動額 △418 △84 - - - - △503
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △418 △84 - - - - △503
    保険金融費用(収益) △98,363 △37,678 21,754 8,114 10,563 3,075 △114,288
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 △736 - - - - - △736
    キャッシュ・フロー 345,979 - - - - - 345,979
    保険料の受取額 2,309,808 - - - - - 2,309,808
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △307,965 - - - - - △307,965
    保険金および維持費の支払 △1,655,863 - - - - - △1,655,863
    その他 △12,996 0 0 - 0 - △12,995
    為替換算差額 7,832 2,830 6,627 2,352 2,902 1,372 17,290
    期末残高純額(△は資産) 10,877,842 253,902 1,559,823 575,816 781,360 202,646 12,691,568
    保険契約資産 △28,130 1,585 16,926 14,215 3 2,706 △9,617
    保険契約負債 10,905,972 252,316 1,542,896 561,600 781,356 199,939 12,701,185

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △28,130 1,585 16,926 14,215 3 2,706 △9,617
    保険契約負債 10,905,972 252,316 1,542,896 561,600 781,356 199,939 12,701,185
    期首残高純額(△は資産) 10,877,842 253,902 1,559,823 575,816 781,360 202,646 12,691,568
    将来のサービスに関する変動額 △20,469 33,092 7,825 △60,094 △80,938 148,857 20,447
    CSMを調整する見積りの変更 136,336 7,876 △144,213 △60,094 △80,938 △3,181 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 9,973 567 - - - - 10,541
    当期に当初認識した契約の影響 △166,779 24,647 152,038 - - 152,038 9,906
    現在のサービスに関する変動額 △127,642 △31,009 △194,838 △45,642 △76,690 △72,505 △353,490
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △194,838 △45,642 △76,690 △72,505 △194,838
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △31,009 - - - - △31,009
    実績調整 △127,642 - - - - - △127,642
    過去のサービスに関する変動額 △5,491 △284 - - - - △5,775
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △5,491 △284 - - - - △5,775
    保険金融費用(収益) 13,088 △40,805 24,607 8,159 10,880 5,567 △3,109
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 △491 - - - - - △491
    キャッシュ・フロー 154,552 - - - - - 154,552
    保険料の受取額 2,194,366 - - - - - 2,194,366
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △300,642 - - - - - △300,642
    保険金および維持費の支払 △1,739,172 - - - - - △1,739,172
    その他 △21,965 2 △1,016 △102 △869 △44 △22,979
    為替換算差額 341,502 5,700 23,466 2,532 13,515 7,418 370,668
    期末残高純額(△は資産) 11,210,924 220,598 1,419,867 480,667 647,258 291,941 12,851,390
    保険契約資産 △375,056 42,181 311,246 203,851 72,153 35,241 △21,627
    保険契約負債 11,585,980 178,416 1,108,620 276,816 575,105 256,699 12,873,018

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 △31,633 △4,601 △11,566 21 △4,400 △7,188 △47,802
    再保険契約負債 57,626 △13,252 △36,305 △18,304 △18,000 - 8,067
    期首残高純額(△は資産) 25,992 △17,854 △47,872 △18,283 △22,400 △7,188 △39,734
    将来のサービスに関する変動額 △104,863 1,735 98,245 65 △2,448 100,628 △4,882
    CSMを調整する見積りの変更 △9,319 4,477 4,842 65 △144 4,921 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 △595 - △2,787 - △2,304 △482 △3,382
    当期に当初認識した契約の影響 △94,947 △2,741 96,189 - - 96,189 △1,499
    現在のサービスに関する変動額 △4,232 2,635 7,632 954 2,254 4,423 6,034
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - 7,745 954 2,279 4,512 7,745
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 2,635 - - - - 2,635
    実績調整 △4,232 - △113 - △24 △88 △4,346
    過去のサービスに関する変動額 73 - - - - - 73
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 73 - - - - - 73
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 0 - - - - - 0
    再保険金融費用(収益) 5,487 735 △1,249 △218 △642 △388 4,973
    キャッシュ・フロー △570,945 - - - - - △570,945
    再保険料の支払額 △608,442 - - - - - △608,442
    再保険回収額 37,496 - - - - - 37,496
    その他 - - - - 6 △6 -
    為替換算差額 326 △332 △9 0 △158 149 △14
    期末残高純額(△は資産) △648,161 △13,080 56,746 △17,482 △23,389 97,618 △604,495
    再保険契約資産 △691,917 △8,648 94,559 28 △3,552 98,084 △606,005
    再保険契約負債 43,755 △4,432 △37,813 △17,510 △19,836 △465 1,510

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 △691,917 △8,648 94,559 28 △3,552 98,084 △606,005
    再保険契約負債 43,755 △4,432 △37,813 △17,510 △19,836 △465 1,510
    期首残高純額(△は資産) △648,161 △13,080 56,746 △17,482 △23,389 97,618 △604,495
    将来のサービスに関する変動額 △143,219 △13,705 150,589 3,293 5,846 141,450 △6,335
    CSMを調整する見積りの変更 △9,068 △10,414 19,482 3,275 5,901 10,305 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 - - △21 17 △55 16 △21
    当期に当初認識した契約の影響 △134,151 △3,290 131,128 - - 131,128 △6,313
    現在のサービスに関する変動額 6,522 2,540 △9,632 706 1,465 △11,805 △569
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △9,395 706 1,597 △11,699 △9,395
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 2,540 - - - - 2,540
    実績調整 6,522 - △237 - △131 △105 6,285
    過去のサービスに関する変動額 39 29 - - - - 68
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 39 29 - - - - 68
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △2,242 - - - - - △2,242
    再保険金融費用(収益) 37,895 3,047 1,754 △208 △677 2,640 42,697
    キャッシュ・フロー △763,527 - - - - - △763,527
    再保険料の支払額 △837,977 - - - - - △837,977
    再保険回収額 74,450 - - - - - 74,450
    その他 228 △5 △182 △36 △127 △18 41
    為替換算差額 △2,348 △594 △653 △0 △431 △220 △3,596
    期末残高純額(△は資産) △1,514,812 △21,767 198,621 △13,728 △17,314 229,665 △1,337,958
    再保険契約資産 △1,516,365 △22,017 195,802 △13,721 △20,160 229,684 △1,342,580
    再保険契約負債 1,552 249 2,819 △6 2,845 △19 4,621

    (b) 国内損保事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △941 - - - - - △941
    保険契約負債 2,314,318 23,874 270,387 - 270,387 - 2,608,580
    期首残高純額(△は資産) 2,313,377 23,874 270,387 - 270,387 - 2,607,639
    将来のサービスに関する変動額 △56,436 13,995 43,889 - △15,959 59,849 1,448
    CSMを調整する見積りの変更 8,228 3,860 △12,088 - △15,959 3,871 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 52 △5 - - - - 46
    当期に当初認識した契約の影響 △64,716 10,140 55,978 - - 55,978 1,402
    現在のサービスに関する変動額 △84,612 △9,823 △85,641 - △68,329 △17,311 △180,076
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △85,641 - △68,329 △17,311 △85,641
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △9,823 - - - - △9,823
    実績調整 △84,612 - - - - - △84,612
    過去のサービスに関する変動額 △659 △72 - - - - △731
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △659 △72 - - - - △731
    保険金融費用(収益) △37,335 △465 201 - 144 57 △37,599
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 - - - - - - -
    キャッシュ・フロー △27,528 - - - - - △27,528
    保険料の受取額 765,108 - - - - - 765,108
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △164,513 - - - - - △164,513
    保険金および維持費の支払 △628,123 - - - - - △628,123
    その他 828 - - - - - 828
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 2,107,633 27,509 228,837 - 186,242 42,594 2,363,979
    保険契約資産 - - - - - - -
    保険契約負債 2,107,633 27,509 228,837 - 186,242 42,594 2,363,979

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 - - - - - - -
    保険契約負債 2,107,633 27,509 228,837 - 186,242 42,594 2,363,979
    期首残高純額(△は資産) 2,107,633 27,509 228,837 - 186,242 42,594 2,363,979
    将来のサービスに関する変動額 △57,496 8,324 49,425 - △25,023 74,448 253
    CSMを調整する見積りの変更 21,725 △2,948 △18,777 - △25,023 6,246 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 △302 △33 - - - - △335
    当期に当初認識した契約の影響 △78,920 11,306 68,202 - - 68,202 589
    現在のサービスに関する変動額 △120,751 △11,182 △82,413 - △33,311 △49,101 △214,346
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △82,413 - △33,311 △49,101 △82,413
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △11,182 - - - - △11,182
    実績調整 △120,751 - - - - - △120,751
    過去のサービスに関する変動額 △2,400 △212 - - - - △2,613
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △2,400 △212 - - - - △2,613
    保険金融費用(収益) △37,815 △140 1,091 - 631 459 △36,864
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 - - - - - - -
    キャッシュ・フロー 45,672 - - - - - 45,672
    保険料の受取額 823,104 - - - - - 823,104
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △169,948 - - - - - △169,948
    保険金および維持費の支払 △607,483 - - - - - △607,483
    その他 2,188 △0 △1,111 - △926 △185 1,076
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 1,937,030 24,298 195,828 - 127,611 68,216 2,157,158
    保険契約資産 - - - - - - -
    保険契約負債 1,937,030 24,298 195,828 - 127,611 68,216 2,157,158

    (c) 国内生保事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △27,579 1,576 15,285 15,285 - - △10,717
    保険契約負債 5,239,005 219,001 1,071,490 588,274 483,216 - 6,529,498
    期首残高純額(△は資産) 5,211,426 220,578 1,086,775 603,559 483,216 - 6,518,780
    将来のサービスに関する変動額 △37,810 2,319 37,812 △26,308 △14,430 78,551 2,320
    CSMを調整する見積りの変更 56,326 △6,128 △50,197 △26,308 △14,430 △9,459 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 2,488 △167 - - - - 2,320
    当期に当初認識した契約の影響 △96,625 8,615 88,010 - - 88,010 -
    現在のサービスに関する変動額 △10,099 △12,543 △86,749 △46,775 △36,720 △3,253 △109,393
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △86,749 △46,775 △36,720 △3,253 △86,749
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △12,543 - - - - △12,543
    実績調整 △10,099 - - - - - △10,099
    過去のサービスに関する変動額 937 66 - - - - 1,003
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 937 66 - - - - 1,003
    保険金融費用(収益) △411,196 △40,458 16,293 6,663 8,987 642 △435,361
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 - - - - - - -
    キャッシュ・フロー 67,989 - - - - - 67,989
    保険料の受取額 734,523 - - - - - 734,523
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △96,178 - - - - - △96,178
    保険金および維持費の支払 △570,355 - - - - - △570,355
    その他 252 - - - - - 252
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 4,821,498 169,962 1,054,131 537,139 441,052 75,939 6,045,592
    保険契約資産 △27,718 1,557 16,888 14,211 - 2,676 △9,272
    保険契約負債 4,849,217 168,405 1,037,243 522,927 441,052 73,263 6,054,865

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △27,718 1,557 16,888 14,211 - 2,676 △9,272
    保険契約負債 4,849,217 168,405 1,037,243 522,927 441,052 73,263 6,054,865
    期首残高純額(△は資産) 4,821,498 169,962 1,054,131 537,139 441,052 75,939 6,045,592
    将来のサービスに関する変動額 47,778 10,037 △48,900 △57,842 △39,064 48,006 8,915
    CSMを調整する見積りの変更 106,813 4,099 △110,912 △57,842 △39,064 △14,005 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 4,323 △201 - - - - 4,122
    当期に当初認識した契約の影響 △63,358 6,139 62,012 - - 62,012 4,793
    現在のサービスに関する変動額 △7,628 △12,015 △80,871 △40,203 △31,822 △8,845 △100,515
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △80,871 △40,203 △31,822 △8,845 △80,871
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △12,015 - - - - △12,015
    実績調整 △7,628 - - - - - △7,628
    過去のサービスに関する変動額 △2,672 △9 - - - - △2,682
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △2,672 △9 - - - - △2,682
    保険金融費用(収益) △240,761 △44,997 17,149 6,843 8,342 1,963 △268,610
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 - - - - - - -
    キャッシュ・フロー 55,495 - - - - - 55,495
    保険料の受取額 803,683 - - - - - 803,683
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △91,033 - - - - - △91,033
    保険金および維持費の支払 △657,154 - - - - - △657,154
    その他 937 - - - - - 937
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) 4,674,647 122,976 941,508 445,936 378,507 117,064 5,739,133
    保険契約資産 △374,509 42,153 311,243 203,851 72,149 35,241 △21,113
    保険契約負債 5,049,157 80,823 630,265 242,084 306,358 81,822 5,760,246

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 - △30 △6 18 △25 - △36
    再保険契約負債 57,509 △13,241 △36,292 △18,304 △17,987 - 7,975
    期首残高純額(△は資産) 57,509 △13,271 △36,298 △18,286 △18,012 - 7,939
    将来のサービスに関する変動額 △103,028 4,367 98,138 19 △3,177 101,297 △523
    CSMを調整する見積りの変更 △5,950 5,418 532 19 △3,177 3,690 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 △523 - - - - - △523
    当期に当初認識した契約の影響 △96,555 △1,051 97,606 - - 97,606 -
    現在のサービスに関する変動額 △391 626 2,579 961 1,518 98 2,815
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - 2,579 961 1,518 98 2,579
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 626 - - - - 626
    実績調整 △391 - - - - - △391
    過去のサービスに関する変動額 2 - - - - - 2
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 2 - - - - - 2
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 - - - - - - -
    再保険金融費用(収益) 6,905 1,088 △599 △219 △373 △5 7,395
    キャッシュ・フロー △574,204 - - - - - △574,204
    再保険料の支払額 △593,447 - - - - - △593,447
    再保険回収額 19,243 - - - - - 19,243
    その他 - - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) △613,206 △7,189 63,820 △17,524 △20,045 101,390 △556,574
    再保険契約資産 △656,853 △2,768 101,741 △13 △85 101,840 △557,880
    再保険契約負債 43,647 △4,421 △37,920 △17,510 △19,959 △449 1,305

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 △656,853 △2,768 101,741 △13 △85 101,840 △557,880
    再保険契約負債 43,647 △4,421 △37,920 △17,510 △19,959 △449 1,305
    期首残高純額(△は資産) △613,206 △7,189 63,820 △17,524 △20,045 101,390 △556,574
    将来のサービスに関する変動額 △147,009 △11,076 153,869 3,228 8,041 142,599 △4,216
    CSMを調整する見積りの変更 △11,985 △9,892 21,878 3,228 8,041 10,608 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 - - 129 - - 129 129
    当期に当初認識した契約の影響 △135,023 △1,183 131,861 - - 131,861 △4,346
    現在のサービスに関する変動額 3,564 306 △11,590 714 865 △13,170 △7,718
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △11,590 714 865 △13,170 △11,590
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 306 - - - - 306
    実績調整 3,564 - - - - - 3,564
    過去のサービスに関する変動額 △31 29 - - - - △1
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 △31 29 - - - - △1
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △2,242 - - - - - △2,242
    再保険金融費用(収益) 37,902 3,784 2,158 △209 △434 2,802 43,845
    キャッシュ・フロー △760,623 - - - - - △760,623
    再保険料の支払額 △822,012 - - - - - △822,012
    再保険回収額 61,388 - - - - - 61,388
    その他 - - - - - - -
    為替換算差額 - - - - - - -
    期末残高純額(△は資産) △1,481,645 △14,145 208,258 △13,791 △11,572 233,622 △1,287,532
    再保険契約資産 △1,482,995 △14,444 205,647 △13,716 △14,297 233,661 △1,291,792
    再保険契約負債 1,350 298 2,611 △75 2,725 △38 4,259

    (d) 海外保険事業

    ⅰ. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △493 35 111 8 4 98 △346
    保険契約負債 3,345,113 58,408 233,598 39,584 137,467 56,547 3,637,121
    期首残高純額(△は資産) 3,344,620 58,444 233,709 39,592 137,471 56,645 3,636,774
    将来のサービスに関する変動額 △45,838 △459 65,495 845 27,028 37,621 19,197
    CSMを調整する見積りの変更 △32,544 △7,094 39,638 845 27,028 11,764 △0
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 380 △455 - - - - △74
    当期に当初認識した契約の影響 △13,674 7,089 25,856 - - 25,856 19,271
    現在のサービスに関する変動額 1,918 △7,550 △34,237 △5,565 △14,768 △13,903 △39,869
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △34,237 △5,565 △14,768 △13,903 △34,237
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △7,550 - - - - △7,550
    実績調整 1,918 - - - - - 1,918
    過去のサービスに関する変動額 △696 △78 - - - - △775
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △696 △78 - - - - △775
    保険金融費用(収益) 350,168 3,244 5,259 1,451 1,432 2,375 358,672
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 △736 - - - - - △736
    キャッシュ・フロー 305,519 - - - - - 305,519
    保険料の受取額 810,177 - - - - - 810,177
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △47,273 - - - - - △47,273
    保険金および維持費の支払 △457,384 - - - - - △457,384
    その他 △14,077 0 0 - 0 - △14,077
    為替換算差額 7,832 2,830 6,627 2,352 2,902 1,372 17,290
    期末残高純額(△は資産) 3,948,710 56,430 276,854 38,676 154,066 84,111 4,281,995
    保険契約資産 △411 28 38 4 3 30 △345
    保険契約負債 3,949,122 56,402 276,816 38,672 154,062 84,080 4,282,340

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    保険契約資産 △411 28 38 4 3 30 △345
    保険契約負債 3,949,122 56,402 276,816 38,672 154,062 84,080 4,282,340
    期首残高純額(△は資産) 3,948,710 56,430 276,854 38,676 154,066 84,111 4,281,995
    将来のサービスに関する変動額 △10,751 14,730 7,299 △2,251 △16,850 26,402 11,278
    CSMを調整する見積りの変更 7,797 6,726 △14,523 △2,251 △16,850 4,578 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入を伴う見積りの変更 5,951 803 - - - - 6,754
    当期に当初認識した契約の影響 △24,500 7,201 21,823 - - 21,823 4,523
    現在のサービスに関する変動額 736 △7,812 △31,552 △5,439 △11,555 △14,558 △38,628
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - △31,552 △5,439 △11,555 △14,558 △31,552
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - △7,812 - - - - △7,812
    実績調整 736 - - - - - 736
    過去のサービスに関する変動額 △418 △62 - - - - △480
    発生保険金に係る負債の履行キャッシュ・フローの変動 △418 △62 - - - - △480
    保険金融費用(収益) 291,665 4,332 6,367 1,315 1,906 3,144 302,365
    認識が中止された保険契約認識前に生じ たキャッシュ・フローまたはその他の 変動 △491 - - - - - △491
    キャッシュ・フロー 53,384 - - - - - 53,384
    保険料の受取額 567,579 - - - - - 567,579
    保険獲得キャッシュ・フローの支払 △39,659 - - - - - △39,659
    保険金および維持費の支払 △474,534 - - - - - △474,534
    その他 △25,091 2 95 △102 57 140 △24,993
    為替換算差額 341,502 5,700 23,466 2,532 13,515 7,418 370,668
    期末残高純額(△は資産) 4,599,246 73,322 282,530 34,731 141,139 106,659 4,955,099
    保険契約資産 △546 28 3 - 3 △0 △514
    保険契約負債 4,599,792 73,293 282,526 34,731 141,135 106,659 4,955,613

    ⅱ. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 △31,633 △4,571 △11,560 2 △4,375 △7,188 △47,765
    再保険契約負債 116 △10 △13 - △13 - 92
    期首残高純額(△は資産) △31,517 △4,582 △11,573 2 △4,388 △7,188 △47,673
    将来のサービスに関する変動額 △1,834 △2,631 106 46 729 △668 △4,358
    CSMを調整する見積りの変更 △3,369 △941 4,310 46 3,033 1,230 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 △72 - △2,787 - △2,304 △482 △2,859
    当期に当初認識した契約の影響 1,607 △1,690 △1,416 - - △1,416 △1,499
    現在のサービスに関する変動額 △3,841 2,008 5,052 △7 736 4,324 3,219
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - 5,166 △7 760 4,413 5,166
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 2,008 - - - - 2,008
    実績調整 △3,841 - △113 - △24 △88 △3,955
    過去のサービスに関する変動額 70 - - - - - 70
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 70 - - - - - 70
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 0 - - - - - 0
    再保険金融費用(収益) △1,418 △353 △650 0 △268 △382 △2,421
    キャッシュ・フロー 3,258 - - - - - 3,258
    再保険料の支払額 △14,994 - - - - - △14,994
    再保険回収額 18,253 - - - - - 18,253
    その他 - - - - 6 △6 -
    為替換算差額 326 △332 △9 0 △158 149 △14
    期末残高純額(△は資産) △34,955 △5,890 △7,074 42 △3,344 △3,772 △47,920
    再保険契約資産 △35,063 △5,879 △7,181 42 △3,467 △3,756 △48,125
    再保険契約負債 108 △10 107 0 122 △15 204

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    将来キャッ シュ・フロ ーの期待 現在価値 非金融リス クに係る リスク調整 CSM 合計
    小計 修正遡及 アプローチ 適用契約 公正価値 アプローチ 適用契約 その他の 契約
    再保険契約資産 △35,063 △5,879 △7,181 42 △3,467 △3,756 △48,125
    再保険契約負債 108 △10 107 0 122 △15 204
    期首残高純額(△は資産) △34,955 △5,890 △7,074 42 △3,344 △3,772 △47,920
    将来のサービスに関する変動額 3,789 △2,628 △3,279 64 △2,195 △1,149 △2,118
    CSMを調整する見積りの変更 2,917 △521 △2,396 47 △2,139 △303 -
    不利な契約に係る損失及び損失の戻入に関する見積りの変更 - - △151 17 △55 △113 △151
    当期に当初認識した契約の影響 872 △2,107 △732 - - △732 △1,967
    現在のサービスに関する変動額 2,958 2,233 1,957 △7 599 1,365 7,149
    提供したサービスについて純損益に認識したCSM - - 2,194 △7 731 1,471 2,194
    非金融リスクに係るリスク調整の変動 - 2,233 - - - - 2,233
    実績調整 2,958 - △237 - △131 △105 2,720
    過去のサービスに関する変動額 70 - - - - - 70
    発生保険金に係る資産の履行キャッシュ・フローの変動 70 - - - - - 70
    再保険者の不履行リスクの変動の影響 △0 - - - - - △0
    再保険金融費用(収益) △6 △736 △404 1 △243 △162 △1,148
    キャッシュ・フロー △2,903 - - - - - △2,903
    再保険料の支払額 △15,965 - - - - - △15,965
    再保険回収額 13,061 - - - - - 13,061
    その他 228 △5 △182 △36 △127 △18 41
    為替換算差額 △2,348 △594 △653 △0 △431 △220 △3,596
    期末残高純額(△は資産) △33,167 △7,622 △9,637 63 △5,742 △3,957 △50,426
    再保険契約資産 △33,370 △7,573 △9,845 △5 △5,862 △3,977 △50,788
    再保険契約負債 202 △48 207 68 119 19 361

    (4) 当期に当初認識した契約の影響

    以下は、当期に当初認識したPAAを適用せずに測定している発行した保険契約および保有する再保険契約の当初認識から生じる測定要素に対する影響を要約したものです。

    a. 発行した保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結合計
    不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約
    予想発生保険金及び維持費 386,438 16,658 380,878 - 103,913 563,236 871,230 579,894
    保険獲得キャッシュ・フロー 120,451 4,573 88,193 - 19,311 25,385 227,956 29,958
    予想受取保険料 △572,810 △20,027 △565,698 - △152,596 △572,925 △1,291,104 △592,953
    非金融リスクに係るリスク調整 9,941 198 8,615 - 3,515 3,574 22,072 3,773
    CSM 55,978 - 88,010 - 25,856 - 169,845 -
    当初認識時における損失 - 1,402 - - - 19,271 - 20,673

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結合計
    不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約 不利な契約 以外 不利な契約
    予想発生保険金及び維持費 406,837 11,118 283,982 96,319 389,123 41,832 1,079,944 149,270
    保険獲得キャッシュ・フロー 128,262 808 75,393 4,013 31,140 9,251 234,795 14,073
    予想受取保険料 △614,578 △11,369 △427,330 △95,737 △445,456 △50,392 △1,487,364 △157,499
    非金融リスクに係るリスク調整 11,274 31 5,941 198 3,369 3,832 20,585 4,061
    CSM 68,202 - 62,012 - 21,823 - 152,038 -
    当初認識時における損失 - 589 - 4,793 - 4,523 - 9,906

    b. 保有する再保険契約

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結合計
    予想発生保険金及び維持費の回収 - △684,115 △11,363 △695,478
    予想支払再保険料 - 587,560 12,970 600,530
    非金融リスクに係るリスク調整 - △1,051 △1,690 △2,741
    CSM - 97,606 △1,416 96,189
    当初認識時における損失(△は利益) - - △1,499 △1,499

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結合計
    予想発生保険金及び維持費の回収 - △1,094,670 △12,796 △1,107,467
    予想支払再保険料 - 959,647 13,668 973,315
    非金融リスクに係るリスク調整 - △1,183 △2,107 △3,290
    CSM - 131,861 △732 131,128
    当初認識時における損失(△は利益) - △4,346 △1,967 △6,313

    (5) 契約上のサービス・マージンの純損益への認識時期

    PAAを適用せずに測定している発行した保険契約および保有する再保険契約について、当社グループがCSMを純損益として認識すると予想している時期は以下のとおりです。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    1年以内 1-2年 2-3年 3-4年 4-5年 5-10年 10-20年 20年超 合計
    保険契約 171,317 132,420 116,736 102,927 89,432 334,471 376,983 266,583 1,590,872
    国内損害保険事業 70,177 38,923 30,339 23,446 16,472 44,329 35,332 11,364 270,387
    国内生命保険事業 78,721 73,084 67,735 62,847 58,163 236,012 286,171 224,039 1,086,775
    海外保険事業 22,418 20,412 18,661 16,633 14,795 54,129 55,479 31,179 233,709
    再保険契約 △3,090 △2,708 △2,611 △2,482 △2,352 △10,014 △12,764 △11,846 △47,872

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    1年以内 1-2年 2-3年 3-4年 4-5年 5-10年 10-20年 20年超 合計
    保険契約 172,124 133,940 117,673 102,063 89,022 334,529 368,278 242,190 1,559,823
    国内損害保険事業 63,032 34,296 26,626 19,016 13,171 34,569 28,830 9,294 228,837
    国内生命保険事業 81,267 75,076 69,272 63,797 58,807 236,059 273,715 196,135 1,054,131
    海外保険事業 27,824 24,566 21,775 19,249 17,043 63,900 65,732 36,761 276,854
    再保険契約 3,807 3,845 3,621 3,438 3,254 13,681 16,449 8,646 56,746

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    1年以内 1-2年 2-3年 3-4年 4-5年 5-10年 10-20年 20年超 合計
    保険契約 165,838 125,615 108,584 94,465 82,071 305,548 331,105 206,638 1,419,867
    国内損害保険事業 61,617 31,134 22,860 16,530 10,733 24,882 21,337 6,732 195,828
    国内生命保険事業 75,698 69,720 63,961 58,747 54,192 215,273 241,746 162,168 941,508
    海外保険事業 28,523 24,760 21,762 19,187 17,144 65,392 68,020 37,738 282,530
    再保険契約 19,976 18,810 17,278 15,894 14,559 54,623 46,024 11,454 198,621

    (6) 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産

    a. 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の調整表

    当社グループが認識している保険獲得キャッシュ・フローに係る資産について、その帳簿価額と連結会計年度中の変動は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)
    期首残高 1,141 1,548
    当期中に資産として認識した保険獲得キャッシュ・フロー 2,149 25,497
    保険契約グループの当初認識に伴い認識を中止した金額 △1,448 △1,335
    当期に認識した減損損失 △252 △335
    為替換算差額 △40 2,540
    期末残高 1,548 27,915

    b. 保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の予想認識中止時期

    当社グループは、保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の認識を中止し保険契約負債の測定に含める時期を以下のように見込んでいます。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    1年以内 813 823 1,583
    1-2年 114 388 1,147
    2-3年 111 260 976
    3年超 102 76 24,208
    合計 1,141 1,548 27,915

    (7) 直接連動有配当保険契約の基礎となる項目

    直接連動有配当保険契約の基礎となる項目の構成と公正価値の内訳は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    現金及び現金同等物 35,128 50,303 41,715
    デリバティブ資産および負債 △5,204 △5,540 4,208
    負債性金融商品 896,708 908,514 977,711
    資本性金融商品 600,332 712,785 916,619
    その他 (注) △128,450 △59,060 21,430
    合計 1,398,514 1,607,003 1,961,684

    (注) 移行日および前連結会計年度の「その他」には、レポ取引がそれぞれ、△146,700百万円、△63,157百万円含まれています。

    (8) 発生保険金に係る負債のクレーム・ディベロップメントに関する情報

    以下は、保険金の実際支払額とその従前の見積額(割引前)を比較したものであり、開示金額は保有する再保険契約グループの影響を考慮した後の純額となっています。なお、移行措置の適用により、事故発生年度が2020年度以前となるものについてはクレーム・ディベロップメントに関する開示を行っていません。

    (単位:百万円)
    事故年度
    2021 2022 2023 2024 2025 合計
    最終損害額見積り
    事故発生年度末残高 2,822,307 3,430,529 3,344,230 3,593,171 3,571,800 -
    1年後 2,823,042 3,449,624 3,329,606 3,561,962 - -
    2年後 2,822,273 3,421,620 3,326,053 - - -
    3年後 2,809,418 3,416,463 - - - -
    4年後 2,804,284 - - - - -
    最終損害額見積り 2,804,284 3,416,463 3,326,053 3,561,962 3,571,800 16,680,562
    保険金支払額
    事故発生年度 1,209,203 1,640,768 1,490,395 1,596,107 1,576,018 -
    1年後 1,872,198 2,462,772 2,291,684 2,471,410 - -
    2年後 2,099,626 2,728,364 2,562,440 - - -
    3年後 2,285,939 2,892,366 - - - -
    4年後 2,398,700 - - - - -
    保険金支払累計額 2,398,700 2,892,366 2,562,440 2,471,410 1,576,018 11,900,935
    期待キャッシュ・フロー(割引前) 405,584 524,097 763,613 1,090,552 1,995,781 4,779,627
    2020年度以前の影響額(割引前) 1,436,351
    割引の影響 △998,740
    その他 (注) 341,343
    発生保険金に係る負債残高 5,558,581

    (注) 保険金支払の金額および時期に関する不確実性が通常は1年以内に解消するためトライアングルに含めていない金額やリスク調整の金額等が含まれています。

    (9) 移行に関する開示

    当社グループは、IFRS第17号への移行において、実務上可能な限り完全遡及アプローチを適用しています。

    ただし、一部の契約については、IFRS第17号を遡及適用するための合理的かつ裏付けのある情報を有していないこと等から、以下のとおり、修正遡及アプローチまたは公正価値アプローチを適用しています。

    国内損害保険事業

    完全遡及アプローチが適用できない場合は、公正価値アプローチを適用しています。

    国内生命保険事業

    完全遡及アプローチが適用できない場合は、原則として修正遡及アプローチを適用していますが、2015年度以前に発行された契約については公正価値アプローチを適用しています。

    海外保険事業

    完全遡及アプローチが適用できない場合は、データの利用可能性等を踏まえ、修正遡及アプローチと公正価値アプローチを選択しています。

    修正遡及アプローチを適用している保険契約グループについては、移行日現在の残存カバーに係る負債のCSMまたは損失要素について、合理的で裏付け可能な情報を有している範囲で遡及的に測定するとともに、遡及的な測定を行えない要素については、移行日現在で利用可能な合理的で裏付け可能なキャッシュ・フローの仮定および見積りに基づいて測定しています。

    公正価値アプローチを適用している保険契約グループについては、移行日現在の残存カバーに係る負債のCSMまたは損失要素について、移行日現在で利用可能な合理的で裏付け可能な情報に基づいて、保険契約グループの公正価値と履行キャッシュ・フローの差額として測定しています。また、公正価値アプローチを適用して測定する全ての保険契約グループにおいて、移行日におけるその他の包括利益に累積する保険金融損益または費用の金額は、ゼロとしています。

    a. 移行アプローチごとの保険収益の金額

    当社グループは移行日において修正遡及アプローチおよび公正価値アプローチを適用しています。移行日においてそれらのアプローチを適用した保険契約およびその他の全ての保険契約(すなわち、移行日においてIFRS第17号を遡及適用した保険契約および移行日以降に認識した保険契約)に係る保険収益は以下のとおりです。連結調整には、国内損害保険事業から海外保険事業への再保険と海外保険事業から国内損害保険事業への再保険が含まれています。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    保険収益 2,935,093 266,877 4,249,062 △54,810 7,396,221
    移行日において修正遡及アプローチを適用した保険契約 - 140,590 36,938 - 177,528
    移行日において公正価値アプローチを適用した保険契約 92,241 113,227 46,931 - 252,400
    その他の全ての保険契約 2,842,851 13,059 4,165,192 △54,810 6,966,292

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    国内損保事業 国内生保事業 海外保険事業 連結調整 合計
    保険収益 3,040,655 265,448 4,448,332 △60,875 7,693,560
    移行日において修正遡及アプローチを適用した保険契約 - 130,436 35,081 - 165,518
    移行日において公正価値アプローチを適用した保険契約 46,954 105,052 40,509 - 192,516
    その他の全ての保険契約 2,993,700 29,958 4,372,742 △60,875 7,335,525

    b. FVOCI金融資産に関するその他の包括利益累計額の変動

    当社グループは、原則として、保険金融収益または費用を純損益とその他の包括利益に分解する会計方針を採用していますが、当該会計方針を採用している保険契約グループのうち、修正遡及アプローチまたは公正価値アプローチを適用し、その他の包括利益累計額を移行日時点においてゼロにした場合等の保険契約グループに関連するFVOCI金融資産について、その他の包括利益累計額の期首から期末までの調整表は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)
    期首残高 △138,774 △393,313
    当期発生額 △309,875 △195,242
    組替調整額(税効果調整後) 55,336 △22,896
    期末残高 △393,313 △611,452

    (10) 保険契約から生じるリスク

    a. リスクの性質に関する基礎的な情報

    保険契約から生じるリスクとして、以下のとおり発生要因を認識しています。

    損害保険リスク

    保険会社は、巨大なリスクや長期のリスク等様々なリスクを引受けています。当社グループは、適正な補償内容および保険料水準を設定し、さらに再保険によりリスクの一部を他の保険会社に移転していますが、経済情勢や保険事故の発生率等が保険料設定時の予測に反して変動した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

    また、わが国は、地震、台風、洪水といった自然災害の影響を受けやすい環境にあり、近年、世界各国でもこれらの災害が頻発しています。特に、日本国内または海外で大規模な自然災害が発生した場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

    生命保険リスク

    生命保険において、保険期間が長期にわたることによる保険事故発生率・解約の動向、金利や株価水準等の前提条件の不確実性により、事前の想定と大きく異なる保険金や事業費が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

    再保険リスク

    保険会社は、保険金支払負担の一部を国内外の保険会社に移転する再保険によって危険の分散を図っていますが、当社グループも他の損害保険会社・生命保険会社と同様に、引受キャパシティーを確保するため、また巨大事故や大規模な自然災害に備えるために再保険を利用しています。再保険は、再保険市場環境の変化により再保険料水準が大きく変動することから再保険料が高騰する可能性があります。また、十分な再保険手当てができないことにより危険の分散を十分に図ることができない可能性があります。再保険を引受けた保険会社からの再保険金回収には信用リスクが伴います。

    以上のようなリスクに対し、当社グループでは以下のとおり管理を行っています。

    損害保険リスク

    商品の開発・改定や個別契約の引受条件設定にあたり、統計等の情報および合理的な手法等に基づいて適正な保険約款、保険料率、リスク評価基準等を設定しています。そして商品の開発・改定後の販売環境や収支の状況等を踏まえ、必要に応じて商品・保険料率および引受方針等を見直す等、適切な対策を実施しています。またこれらの活動については、定期的に確認・検証しています。

    生命保険リスク

    商品の開発または商品の改定を行うに際して、適切な保険料率・保険負債算出方法および保有方針を設定し、保険契約の引受を行うにあたり、適切な引受方針の設定・引受方針に則った引受および適切な診査もしくはアンダーライティングの実施により保険引受リスクを管理しています。また、経済情勢または支払事由の発生率等が商品開発等を行う時点において評価したものとの相違、または評価したものからの変動を踏まえ、商品・保険料率および引受方針等を適切に見直す等、適切な対策を実施しています。

    再保険リスク

    地震や台風といった巨大損害に対しては、先端的な分析技術を駆使したリスクの定量評価に基づきスキームを決定し、安定的・継続的に再保険を手配しています。加えて、保有するリスクの状況を勘案して保有方針を定め、出再を行っており、再保険の手配にあたっては、主要格付会社による格付をベースに信用度の高い出再先を選定して行っています。また、出再先への集中管理の基準を定め、特定の出再先に再保険が集中しないよう管理しています。

    当社グループは、「リスク」、「資本」および「リターン」の関係を常に意識し、リスク対比での健全性と収益性を両立しながら高いROEをめざす「リスクベース経営(Enterprise Risk Management。以下、ERM)」を行っています。

    具体的には、リスクアペタイト・フレームワークを起点に、事業計画の策定および検証ならびに事業計画に基づいた資本配分計画を決定するERMサイクルにより「リスク」、「資本」および「リターン」を適切にコントロールし、企業価値の持続的な拡大をめざしています。

    定性的リスク管理

    事業運営を行う中で直面する様々なリスクを網羅的に把握して対応するため、エマージングリスクの洗出しならびに重要なリスクの特定、評価および対応策のPDCAを実施し、毎年取締役会に報告しています。

    定量的リスク管理

    格付けの維持および倒産の防止を目的として、保有しているリスク対比で実質純資産が十分な水準にあることを多角的に検証し、財務の健全性が確保されていることを、取締役会において確認しています。

    具体的には、99.5%バリュー・アット・リスク(以下、VaR)で定量評価し、実質純資産をリスク量で除したエコノミック・ソルベンシー・レシオ(以下、ESR)の水準により、資本の十分性を確認しています。

    また、重要なリスクのうち、経済・金融危機、巨大地震および新ウイルスのまん延については、経済的損失が極めて大きいと想定されるシナリオならびに複数の重要なリスクが同時期に発現するシナリオに基づき、資本十分性および資金流動性に関するストレステストを実施しています。また、巨大風水災についても資金流動性に関するストレステストを実施しています。その結果、いずれも問題がないことを確認しています。

    危機管理

    定性的リスク管理および定量的リスク管理を行っていても、全てのリスクを完全にコントロールすることは困難であり、また、自然災害のように発生を抑えることが不可能なリスクも存在します。

    そのため、有事に際して被る経済的損失等を極小化し、迅速に通常業務へ復旧するため、危機管理態勢や緊急事態時アクション等を整備しています。

    また、当社はグループ会社に対し支援・指示・指導を行い、グループ会社は当社に対し報告・連絡・相談を行うことで、グループ会社においても平時から危機管理態勢や緊急事態時アクション等の整備を行うとともに、緊急事態時においては復旧や事業継続を迅速・的確に対応できるよう努めています。

    さらに、自然災害やサイバー攻撃等、緊急事態となり得る事象を想定した模擬訓練を実施し、緊急事態時の実践力・応用力も高めています。

    b. リスクの集中

    保険契約から生じるリスクの集中は、主として自然災害リスク、生命保険リスク、自然災害以外の損害保険の集積リスクにおいて生じていますが、リスク分散によるリスク軽減効果が得られるリスクポートフォリオとなっています。

    なお、セグメントごとの各エクスポージャーについては、「5. セグメント情報 (1) 報告セグメントに関する情報」および「7. 保険契約 (3) 保険契約の調整表」をご参照ください。

    c. 保険リスクおよび市場リスクの感応度分析

    以下の表は、単一のリスク変数が合理的に想定し得る範囲で変化したと仮定した場合の税引前利益、その他の包括利益(税引前)および資本に与える影響額です。それ以外のリスク変数は変化しないと仮定していますが、実際には、リスク変数と他のリスク変数には相関関係があります。また、リスク変数が変化した場合の影響額は直線的ではなく内挿または外挿した結果よりも大きくまたは小さくなります。

    移行日(2024年4月1日)

    ・保険リスク

    (単位:百万円)
    発生保険金に係る負債 損害率 死亡率 罹患率 解約失効率 経費率
    死亡リスク 長寿リスク
    ×105% +5% ×105% ×95% ×105% ×105% ×95% ×110%
    資本 再保険考慮前 △201,362 △22,594 △4,202 1,347 1,415 △14,258 15,136 △5,677
    再保険考慮後 △160,868 △21,445 △3,177 1,580 1,259 △14,397 15,354 △4,682

    ・金利リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +0.5% △0.5% +0.5% △0.5% +0.5% △0.5%
    資本 △158,194 116,700 528,605 △631,904 △686,799 748,604

    ・株価リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +10% △10% +10% △10% +10% △10%
    資本 262,207 △267,277 △47,791 48,155 309,999 △315,432

    (注) 参照する株価指数や保有上場株式等の公正価値に係る感応度を示しています。

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    ・保険リスク

    (単位:百万円)
    発生保険金に係る負債 損害率 死亡率 罹患率 解約失効率 経費率
    死亡リスク 長寿リスク
    ×105% +5% ×105% ×95% ×105% ×105% ×95% ×110%
    税引前利益 再保険考慮前 △277,419 △37,297 △6,399 △1,971 △6,388 △695 331 △11,671
    再保険考慮後 △225,772 △36,222 △5,363 △2,119 △5,906 △718 138 △10,951
    その他の包括 利益(税引前) 再保険考慮前 4,084 1,235 △8,997 2,221 9,601 △22,893 24,732 3,353
    再保険考慮後 3,817 1,233 △7,430 3,350 8,040 △21,645 23,181 3,405
    資本 再保険考慮前 △210,011 △27,402 △11,313 160 2,241 △17,082 18,146 △6,499
    再保険考慮後 △170,127 △26,569 △9,348 866 1,475 △16,215 16,909 △5,884

    ・金利リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +0.5% △0.5% +0.5% △0.5% +0.5% △0.5%
    税引前利益 17,841 △20,953 45,391 △54,533 △27,550 33,580
    その他の包括利益 (税引前) △226,083 196,497 473,112 △553,619 △699,195 750,116
    資本 △166,743 143,859 385,084 △450,660 △551,827 594,519

    ・株価リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +10% △10% +10% △10% +10% △10%
    税引前利益 △2,248 △4,858 △77,995 77,681 75,747 △82,539
    その他の包括利益 (税引前) 218,294 △218,282 △3 15 218,297 △218,297
    資本 154,653 △160,255 △61,773 61,537 216,427 △221,792

    (注) 参照する株価指数や保有上場株式等の公正価値に係る感応度を示しています。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    ・保険リスク

    (単位:百万円)
    発生保険金に係る負債 損害率 死亡率 罹患率 解約失効率 経費率
    死亡リスク 長寿リスク
    ×105% +5% ×105% ×95% ×105% ×105% ×95% ×110%
    税引前利益 再保険考慮前 △319,150 △40,730 △6,204 △2,970 △8,812 △714 498 △13,355
    再保険考慮後 △263,194 △39,757 △4,991 △3,029 △8,246 △1,402 1,255 △12,063
    その他の包括 利益(税引前) 再保険考慮前 1,160 1,967 3,876 13,784 29,743 △33,909 34,935 9,639
    再保険考慮後 509 1,971 5,460 14,461 27,438 △26,291 26,658 9,646
    資本 再保険考慮前 △242,376 △29,510 △1,948 7,767 14,946 △25,051 25,644 △3,315
    再保険考慮後 △200,222 △28,754 214 8,212 13,705 △20,072 20,245 △2,264

    ・金利リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +0.5% △0.5% +0.5% △0.5% +0.5% △0.5%
    税引前利益 38,828 △46,042 49,003 △59,127 △10,175 13,085
    その他の包括利益 (税引前) △290,336 271,302 312,644 △369,455 △602,980 640,757
    資本 △199,989 181,536 274,542 △324,402 △474,531 505,938

    ・株価リスク

    (単位:百万円)
    保険契約および金融商品のネットの感応度
    内訳:保険契約の感応度 内訳:金融商品の感応度
    +10% △10% +10% △10% +10% △10%
    税引前利益 24,526 △39,138 △86,820 79,470 111,346 △118,608
    その他の包括利益 (税引前) 194,013 △194,015 47 △49 193,966 △193,966
    資本 159,430 △170,978 △66,950 61,139 226,380 △232,117

    (注) 参照する株価指数や保有上場株式等の公正価値に係る感応度を示しています。

    d. 信用リスク格付けごとの信用リスク・エクスポージャー(保険契約)

    (a) 報告期間の末日現在の信用リスクへの最大エクスポージャー

    IFRS第17号の範囲に含まれる契約から生じる、報告期間の末日現在の信用リスクへの最大エクスポージャー(発行した保険契約に係る金額、再保険考慮前)は以下のとおりです。保険契約者や代理店等から未回収の保険料が含まれます。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    750,653 751,035 761,055

    (b) 資産である保有する再保険契約の信用度に関する情報

    期末日時点において保有する再保険契約資産の信用リスクに対する最大エクスポージャー(帳簿価額)は以下のとおりであり、当社グループの信用リスク格付に基づき分類しています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    AAA 66,480 87,202 96,115
    AA 556,669 1,092,117 1,884,645
    A 395,820 400,983 349,593
    BBB 7,188 1,732 1,006
    BBB未満 2,920 7,255 3,590
    格付なし 97,457 93,316 108,582
    帳簿価額計 1,126,536 1,682,607 2,443,534

    e. 流動性リスク(保険契約の満期分析と要求払である金額)

    (a) 流動性の管理方針

    財務内容の悪化等による新契約の減少に伴う保険料収入の減少、大量または大口解約に伴う解約返戻金支出の増加、巨大災害での資金流出等により資金繰りが悪化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での資産売却を余儀なくされるリスク(流動性リスク)に対して、資金繰りの安定性および業務の適切性を確保するために、十分な規模のキャッシュ・国債・流動性が高い債券等を保有する方針としています。また、資金ストレステストや資金繰りの状況をモニタリングすること等によりグループ全体の資金流動性を検証・確認することとしています。

    (b) 保険契約の満期分析

    以下は、発行した保険契約および保有する再保険契約に関する満期分析であり、契約上の割引前正味キャッシュ・フローを、その発生が予想される時期に配分しています。

    なお、本満期分析には、PAAを適用している発行した保険契約および保有する再保険契約の残存カバーに係る資産・負債は含まれていません。また、連結調整には、国内損害保険事業・海外保険事業間の再保険取引が含まれています。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    割引前 キャッシュ・フロー合計 1年 以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    保険契約負債 23,217,528 2,672,987 1,596,073 1,211,109 1,042,695 956,878 15,737,783
    うち国内損保 3,753,644 1,023,680 622,066 436,174 307,106 235,289 1,129,327
    うち国内生保 8,221,713 △110,472 △76,287 △45,457 △20,542 5,190 8,469,283
    うち海外保険 11,426,578 1,804,903 1,079,871 841,815 772,556 729,260 6,198,170
    連結調整 △184,407 △45,124 △29,577 △21,423 △16,425 △12,861 △58,997
    再保険契約負債 79,687 △6,207 △3,183 △1,828 △872 △397 92,177
    合計 23,297,215 2,666,780 1,592,890 1,209,281 1,041,823 956,481 15,829,960

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    割引前 キャッシュ・フロー合計 1年 以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    保険契約負債 24,093,522 2,714,781 1,664,481 1,318,168 1,166,870 1,057,406 16,171,814
    うち国内損保 3,671,287 1,020,207 604,999 417,620 290,391 227,633 1,110,434
    うち国内生保 8,199,758 △25,281 △31,849 △6,296 12,099 22,565 8,228,521
    うち海外保険 12,435,292 1,769,250 1,124,793 931,650 883,441 821,855 6,904,300
    連結調整 △212,815 △49,395 △33,462 △24,806 △19,061 △14,647 △71,441
    再保険契約負債 81,441 △875 △2,173 △1,140 △641 △348 86,620
    合計 24,174,963 2,713,906 1,662,308 1,317,028 1,166,229 1,057,058 16,258,434

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    割引前 キャッシュ・フロー合計 1年 以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    保険契約負債 25,726,676 3,205,460 2,022,181 1,707,434 1,495,501 1,241,810 16,054,286
    うち国内損保 3,710,388 1,095,459 601,697 403,544 290,227 223,695 1,095,763
    うち国内生保 8,418,277 137,269 135,937 159,431 177,131 210,928 7,597,580
    うち海外保険 13,832,664 2,027,271 1,321,097 1,172,156 1,049,232 822,683 7,440,222
    連結調整 △234,653 △54,539 △36,550 △27,697 △21,089 △15,496 △79,279
    再保険契約負債 △15,295 △2,388 △11,072 △1,876 △956 △247 1,244
    合計 25,711,381 3,203,072 2,011,109 1,705,558 1,494,545 1,241,563 16,055,530

    (c) 要求払である金額

    発行した保険契約に係る要求払である金額と、それに関連する帳簿金額は以下のとおりです。要求払である金額は、期末時点で保有している契約が全て解約された場合に必要な解約返戻金相当額を示しています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    要求払である金額 帳簿価額 要求払である金額 帳簿価額 要求払である金額 帳簿価額
    13,037,353 19,055,722 13,668,107 19,342,621 14,454,031 20,179,161

    f. 報告期間の末日現在の企業のリスクに対するエクスポージャーに関して開示される情報で、当連結会計年度のリスクに対するエクスポージャーを表していないものはありません。

    8. 金融商品

    (1) 金融商品の内訳

    a. 種類別内訳

    金融商品(現金及び現金同等物を除く)に含まれる投資の種類別内訳は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    投資有価証券
    負債性
    国債・政府保証債・地方債 11,390,355 9,813,201 8,589,329
    日本 7,765,245 5,975,752 4,200,328
    米国 2,516,289 2,596,521 2,850,265
    その他 1,108,820 1,240,927 1,538,736
    社債 3,026,649 3,286,254 3,646,316
    証券化商品 3,102,203 3,544,185 4,392,409
    その他 692,473 759,439 925,937
    投資有価証券(負債性)合計 18,211,682 17,403,081 17,553,993
    資本性
    株式 4,560,841 3,311,004 3,422,175
    その他 47,229 55,135 86,557
    投資有価証券(資本性)合計 4,608,070 3,366,140 3,508,733
    投資有価証券合計 22,819,753 20,769,221 21,062,726
    貸付金
    不動産担保付貸付金 2,033,983 1,992,317 2,065,113
    その他 769,759 780,572 787,520
    貸付金合計 2,803,743 2,772,889 2,852,633
    デリバティブ
    デリバティブ資産
    通貨 10,848 30,454 25,951
    金利 66,881 95,048 255,211
    株式 29,145 13,723 18,440
    その他 15,399 23,027 28,423
    デリバティブ資産合計 122,274 162,253 328,026
    デリバティブ負債
    通貨 66,638 28,497 81,871
    金利 82,892 91,076 169,193
    株式 44 3 -
    その他 22,013 20,732 19,333
    デリバティブ負債合計 171,589 140,309 270,398
    デリバティブ(純額) △49,314 21,944 57,627

    b. 分類別内訳

    金融商品(現金及び現金同等物を除く)の分類別内訳は、以下のとおりです。

    金融資産

    (単位:百万円)
    移行日(2024年4月1日) 前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    FVPL
    デリバティブ資産 122,274 162,253 328,026
    投資有価証券(負債性) 1,637,084 1,866,056 2,436,928
    投資有価証券(資本性) 796,995 935,483 1,242,939
    FVPL指定
    投資有価証券(負債性)(注) 674,178 681,216 723,606
    貸付金 8,255 4,937 3,424
    FVOCI
    投資有価証券(負債性) 15,840,383 14,790,198 14,315,796
    投資有価証券(資本性) 3,811,075 2,430,656 2,265,794
    償却原価で測定
    投資有価証券(負債性) 60,036 65,610 77,662
    貸付金 2,795,487 2,767,952 2,849,209
    その他の金融資産 880,547 944,981 1,104,332
    金融資産合計 26,626,319 24,649,347 25,347,719

    (注) 当社グループでは、直接連動有配当保険契約に係る保険金融収益または費用を主に当期の純損益として認識しており、会計上のミスマッチを除去、または大幅に軽減するために、これら保険契約の基礎となる項目に属する負債性金融商品をFVPL指定しています。

    金融負債

    (単位:百万円)
    移行日(2024年4月1日) 前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    FVPL
    デリバティブ負債 171,589 140,309 270,398
    償却原価で測定
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 711,974 63,514 61,648
    投資契約負債 (注) 744,168 869,021 1,178,840
    社債及び借入金 474,272 549,444 598,007
    その他の金融負債 573,452 704,653 945,701
    金融負債合計 2,675,457 2,326,943 3,054,597

    (注) 投資契約負債は、保険契約の法的形態を有しているが、重大な保険リスクを発行者に移転しない投資契約に係る金融負債です。主に機関投資家および米国連邦住宅貸付銀行に対して発行したFunding Agreementに係るものです。

    c. FVOCI指定した資本性金融商品

    当社グループは、取引関係の強化による企業価値向上等を目的として保有することが想定される資本性金融商品について、当初認識時にFVOCI指定しています。

    移行日、前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるFVOCI指定した資本性金融商品のうち、主な銘柄の公正価値は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    銘柄名 移行日 (2024年4月1日)
    トヨタ自動車株式会社 968,186
    三菱商事株式会社 375,947
    本田技研工業株式会社 160,939
    スズキ株式会社 112,518
    信越化学工業株式会社 90,252
    伊藤忠商事株式会社 76,938
    SAMSUNG FIRE & MARINE Insurance Co Ltd 51,229
    第一三共株式会社 37,503
    イオン株式会社 36,171
    富士フイルムホールディングス株式会社 36,109
    (単位:百万円)
    銘柄名 前連結会計年度 (2025年3月31日)
    トヨタ自動車株式会社 445,284
    三菱商事株式会社 225,489
    スズキ株式会社 117,040
    伊藤忠商事株式会社 82,114
    SAMSUNG FIRE & MARINE Insurance Co Ltd 54,105
    信越化学工業株式会社 46,291
    イオン株式会社 37,731
    富士フイルムホールディングス株式会社 30,478
    丸紅株式会社 29,660
    三菱地所株式会社 29,621
    (単位:百万円)
    銘柄名 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    トヨタ自動車株式会社 403,666
    伊藤忠商事株式会社 117,472
    トーア再保険株式会社 84,960
    丸紅株式会社 70,028
    SAMSUNG FIRE & MARINE Insurance Co Ltd 68,699
    イオン株式会社 56,883
    三菱地所株式会社 52,629
    信越化学工業株式会社 49,402
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 37,844
    三菱電機株式会社 34,263

    FVOCI指定した資本性金融商品について、適正な競争を阻害する要因となりうる政策株式の削減や財務健全性の維持・向上および資本効率の向上等を目的として一部を期中に処分しています。認識中止時の公正価値、処分に係る利得または損失の累計額および配当収益は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)
    認識中止時の公正価値 942,342 776,974
    処分に係る利得または損失の累計額(損失は△) 807,117 664,048
    期末日現在で保有する資本性金融商品からの配当収益 77,063 59,572
    期中に認識を中止した資本性金融商品からの配当収益 9,043 8,586

    FVOCI指定した資本性金融商品については、売却等により認識の中止を行った場合に、その他の資本の構成要素に認識されていた利得または損失の累計額(税効果考慮後)を利益剰余金に振替えています。前連結会計年度および当連結会計年度において、その他の資本の構成要素から利益剰余金へと振替えた金額は、それぞれ592,885百万円(利得)および487,187百万円(利得)です。

    d. 認識の中止の要件を満たさない金融資産の譲渡

    当社グループは、保有している債券の一部について債券貸借取引や買戻条件付債券売却取引を行っています。債券貸借取引では、債券を貸し出す一方で、担保として現金を受け入れていますが、債券から生じる利息を受取る権利は当社グループにあり、債券の価格変動リスクは当社グループが負っています。買戻条件付債券売却取引では、債券を売却する一方で、将来一定の価格で買い戻すことにしていることから、債券の価格変動リスクは当社グループが負っています。これらのような債券について、金融資産の認識の中止の要件を満たさないことから、当該資産の認識の中止を行っていません。また、一部は債券貸借取引および買戻条件付債券売却取引の期間中、これらの債券を売却または担保に供することを制限されています。

    当該譲渡金融資産および関連負債の帳簿価額は以下のとおりであり、それぞれ連結財政状態計算書の「投資有価証券」および「レポ取引及び他の類似の担保付借入」に含まれています。なお、当該債券は公正価値で測定されています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    譲渡金融資産 の帳簿価額 関連負債の 帳簿価額 譲渡金融資産 の帳簿価額 関連負債の 帳簿価額 譲渡金融資産 の帳簿価額 関連負債の 帳簿価額
    債券貸借取引および買戻条件付債券売却取引 707,084 711,974 65,084 63,514 57,515 61,648
    合計 707,084 711,974 65,084 63,514 57,515 61,648

    e. 金融資産と金融負債の相殺

    移行日、前連結会計年度末および当連結会計年度末における、連結財政状態計算書上での表示額、マスター・ネッティング契約および類似の契約における連結財政状態計算書上相殺されない金額、および純額は、以下のとおりです。マスター・ネッティング契約および類似の契約における相殺権の発動条件は、通常の事業活動の過程では発生が予想されない債務不履行およびその他の所定状況の発生であり、「金融商品」および「受取/差入財務担保」は、当該状況が発生した場合にのみ相殺の強制力が発生します。

    なお、連結財政状態計算書において、金融資産と金融負債の相殺の要件に従って、既に相殺している金額に重要性はありません。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    連結財政状態計算書科目名 連結財政状態計算書に表示した金融資産 および金融負債の純額 連結財政状態計算書で相殺表示の 要件を満たさない相殺権の額 純額
    金融商品 受取/差入財務 担保(現金担保を含む)
    金融資産
    デリバティブ資産 122,274 12,889 38,313 71,071
    金融負債
    デリバティブ負債 171,589 12,889 93,134 65,565
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 711,974 - 707,084 4,889

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    連結財政状態計算書科目名 連結財政状態計算書に表示した金融資産 および金融負債の純額 連結財政状態計算書で相殺表示の 要件を満たさない相殺権の額 純額
    金融商品 受取/差入財務 担保(現金担保を含む)
    金融資産
    デリバティブ資産 162,253 25,073 31,687 105,493
    金融負債
    デリバティブ負債 140,309 25,073 15,514 99,721
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 63,514 - 63,514 -

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    連結財政状態計算書科目名 連結財政状態計算書に表示した金融資産 および金融負債の純額 連結財政状態計算書で相殺表示の 要件を満たさない相殺権の額 純額
    金融商品 受取/差入財務 担保(現金担保を含む)
    金融資産
    デリバティブ資産 328,026 75,811 100,218 151,996
    金融負債
    デリバティブ負債 270,398 75,811 67,318 127,268
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 61,648 - 57,515 4,133

    (2) ヘッジ会計

    a. キャッシュ・フロー・ヘッジ

    (a) リスク管理戦略

    当社グループでは「(5)リスク管理」の方針に基づき活動を行う中で、金利変動のリスクについて一部グループ会社において以下のとおりヘッジ会計を適用しています。

    変動金利の金融資産から生じる受取利息の変動に伴う純損益の変動を抑制することを目的として、金利スワップを用いたヘッジを行っています。これにより、変動金利資産から生じる受取利息の将来キャッシュ・フローの一部を固定化し、金利変動による純損益の変動を低減しています。

    また、将来予定している債券購入取引について、購入時点における債券価格の変動リスク、主として市場金利変動に起因する価格変動リスクを抑制することを目的として、債券先物を利用したヘッジを行っています。これにより、高い発生可能性を有する将来の債券購入価格を固定化し、将来キャッシュ・フローの変動を低減しています。

    (b) ヘッジ有効性の評価方針

    ヘッジ関係の開始時および継続期間中にわたって、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているかまたは密接に合致しているかどうかの定性的な評価、およびヘッジ対象とヘッジ手段の価値変動が同一のリスクにより相殺し合う関係にあることの定量的評価を通じて、ヘッジ対象とヘッジ手段の間の経済的関係の存在を確認しています。

    非有効部分は、実際のヘッジ手段の公正価値変動額と、ヘッジ対象から生じる将来キャッシュ・フローの変動額のうちヘッジ対象リスクに対応する部分との差額として測定し、純損益に認識します。

    (c) ヘッジ非有効部分の発生原因

    ヘッジ非有効部分は、主として、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に、重要な条件の不一致がある場合に発生が見込まれます。

    なお、当社グループでは、有効性の高いヘッジを行っているため、ヘッジの非有効部分に金額的重要性はありません。

    (d) ヘッジ手段の満期別内訳

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    1年以内 1年超 1年以内 1年超 1年以内 1年超
    金利リスク - 名目金額
    金利スワップ - - - - - 159,880
    債券先物 11,770 36,525 14,309 40,224 14,258 28,826

    (e) ヘッジ手段の帳簿価額等

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる 連結財政状態計算書の表示科目
    資産 負債
    金利リスク
    債券先物 48,296 875 4,834 デリバティブ資産および負債

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる連結財政状態計算書の表示科目 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ手段の公正価値の変動
    資産 負債
    金利リスク
    債券先物 54,534 5,329 840 デリバティブ資産 および負債 7,347

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる連結財政状態計算書の表示科目 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ手段の公正価値の変動
    資産 負債
    金利リスク
    金利スワップ 159,880 489 - デリバティブ資産 353
    債券先物 43,085 11,052 - デリバティブ資産 6,233

    (f) ヘッジ対象

    将来予定している債券購入取引について、移行日において該当事項はありません。また、前連結会計年度および当連結会計年度において純損益に認識したヘッジ非有効部分はないため、ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ対象の公正価値の変動等の記載は省略しております。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    ヘッジ非有効部分の 計算に使用したヘッジ 対象の価値の変動 継続しているヘッジ に係るキャッシュ・ フロー・ヘッジの残高 ヘッジ会計を適用しなくなったヘッジ関係から生じたキャッシュ・フロー・ヘッジの残高
    金利リスク
    負債性金融商品 △370 461 -

    (g) ヘッジ関係の有効性等に関する情報

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    その他の包括利益に認識したヘッジ手段の価値の変動 純損益に認識した非有効部分 認識したヘッジ非有効部分を含んでいる連結損益計算書上の表示科目 キャッシュ・ フロー・ヘッジ からの組替調整額 組替調整額を 含んでいる 連結損益計算書上の 表示科目
    金利リスク
    債券先物 7,347 - - - -

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    その他の包括利益に認識したヘッジ手段の価値の変動 純損益に認識した非有効部分 認識したヘッジ非有効部分を含んでいる連結損益計算書上の表示科目 キャッシュ・ フロー・ヘッジ からの組替調整額 組替調整額を 含んでいる 連結損益計算書上の 表示科目
    金利リスク
    金利スワップ 461 - - - -
    債券先物 6,233 - - - -

    b. 純投資ヘッジ

    (a) リスク管理戦略

    当社グループでは「(5)リスク管理」の方針に基づき活動を行う中で、為替変動のリスクについて一部グループ会社において以下のとおりヘッジ会計を適用しています。

    在外営業活動体に対する純投資から生じる為替変動に伴うその他の包括利益および純損益の変動を抑制することを目的として、為替予約を用いたヘッジを行っています。これにより、当該純投資に係る為替変動リスクの一部を相殺し、為替相場の変動による資本および純損益への影響を低減しています。

    (b) ヘッジ有効性の評価方針

    ヘッジ関係の開始時および継続期間中にわたって、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているかまたは密接に合致しているかどうかの定性的な評価、およびヘッジ対象とヘッジ手段の価値変動が同一のリスクにより相殺し合う関係にあることの定量的評価を通じて、ヘッジ対象とヘッジ手段の間の経済的関係の存在を確認しています。

    非有効部分は、実際のヘッジ手段の公正価値変動額と、ヘッジ対象である在外営業活動体に対する純投資から生じる為替換算差額の変動額のうち、ヘッジ対象リスクに対応する部分との差額として測定し、純損益に認識します。

    (c) ヘッジ非有効部分の発生原因

    為替予約の直物要素部分のみをヘッジ指定しヘッジ手段とヘッジ対象の金額が一致しているため、重要な非有効部分は生じない見込みです。

    (d) ヘッジ手段の満期別内訳

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    満期 満期 満期
    1年以内 1年超 1年以内 1年超 1年以内 1年超
    為替リスク
    為替予約
    名目金額(JPY/USD) 1,285,280 - 1,261,265 - 1,277,449 -
    平均為替レート(JPY/USD) 146.68円 150.44円 153.67円
    名目金額(JPY/EUR) 195,307 - 212,765 - 254,193 -
    平均為替レート(JPY/EUR) 159.71円 159.59円 183.35円

    (e) ヘッジ手段の帳簿価額等

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる 連結財政状態計算書の表示科目
    資産 負債
    為替リスク
    為替予約 1,480,588 455 36,176 デリバティブ資産および負債

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる連結財政状態計算書の表示科目 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ手段の為替差額の変動
    資産 負債
    為替リスク
    為替予約 1,474,030 17,930 6,836 デリバティブ資産および負債 17,130

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    名目金額 帳簿価額 ヘッジ手段を含んでいる連結財政状態計算書の表示科目 ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ手段の為替差額の変動
    資産 負債
    為替リスク
    為替予約 1,531,642 833 47,141 デリバティブ資産および負債 △113,164

    (f) ヘッジ対象

    移行日(2024年4月1日)

    初度適用企業は、移行日現在の在外営業活動体の為替換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められています。当社グループは、在外営業活動体の為替換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しています。従って、移行日における「継続しているヘッジに係る在外営業活動体の換算差額の残高」はありません。

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    ヘッジ非有効部分の 計算に使用した ヘッジ対象の価値の変動 継続しているヘッジに係る在外営業活動体の 換算差額の残高 ヘッジ会計を適用しなくなったヘッジ関係から生じた在外営業活動体の 換算差額の残高
    為替リスク
    在外営業活動体に対する 純投資 △17,130 14,712 -

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    ヘッジ非有効部分の計算に使用したヘッジ対象の価値の変動 継続しているヘッジに係る在外営業活動体の 換算差額の残高 ヘッジ会計を適用しなくなったヘッジ関係から生じた在外営業活動体の 換算差額の残高
    為替リスク
    在外営業活動体に対する 純投資 113,164 △92,596 -

    (g) ヘッジ関係の有効性等に関する情報

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    その他の包括利益に認識したヘッジ手段の価値の変動 純損益に認識した非有効部分 認識したヘッジ非有効部分を含んでいる連結損益計算書上の表示科目 在外営業活動体に対する純投資ヘッジからの組替調整額 組替調整額を含んでいる連結損益計算書上の表示科目
    為替リスク
    在外営業活動体に対する 純投資 17,130 - - △1,211 その他の投資損益

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    その他の包括利益に認識したヘッジ手段の価値の変動 純損益に認識した非有効部分 認識したヘッジ非有効部分を含んでいる連結損益計算書上の表示科目 在外営業活動体に対する純投資ヘッジからの組替調整額 組替調整額を含んでいる連結損益計算書上の表示科目
    為替リスク
    在外営業活動体に対する 純投資 △113,164 - - △853 その他の投資損益

    c. その他の資本の構成要素の調整表

    前連結会計年度および当連結会計年度における、キャッシュ・フロー・ヘッジおよび在外営業活動体に対する純投資ヘッジについて、連結財政状態計算書上、その他の資本の構成要素に認識された金額の増減の内訳は以下のとおりです。

    キャッシュ・フロー・ヘッジ

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    期首残高 - 5,877
    当期発生額 7,347 6,694
    税効果 △1,469 △1,246
    期末残高 5,877 11,326

    在外営業活動体に対する純投資ヘッジ

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    期首残高 - 14,712
    当期発生額 17,130 △113,164
    組替調整額 △1,211 △853
    税効果 △1,207 6,708
    期末残高 14,712 △92,596

    (注) 組替調整額の主な内容は、ヘッジ対象が当期純損益に影響を与えたことによる組替調整です。

    (3) 公正価値測定

    a. 公正価値ヒエラルキー

    当社グループでは、金融商品の公正価値をその算定に係るインプットの観察可能性および重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。また、レベル間の振替は期首時点で認識することとしています。

    レベル1:観察可能なインプットのうち、活発な市場において形成される当該公正価値の算定の対象となる資産または負債に関する無調整の相場価格により算定した公正価値

    レベル2:観察可能なインプットのうち、レベル1のインプット以外の公正価値の算定に係るインプットを用いて算定した公正価値

    レベル3:観察できないインプットを使用して算定した公正価値

    b. 経常的に公正価値測定する金融商品

    (a) 公正価値ヒエラルキーのレベル別内訳

    経常的に公正価値測定する金融商品の種類ごとの公正価値ヒエラルキーのレベル別内訳は以下のとおりです。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    デリバティブ資産 13,212 79,402 29,659 122,274
    投資有価証券(負債性) 6,515,418 10,767,928 868,298 18,151,645
    投資有価証券(資本性) 4,221,347 132,960 253,762 4,608,070
    貸付金 - - 8,255 8,255
    金融資産合計 10,749,978 10,980,291 1,159,977 22,890,247
    金融負債
    デリバティブ負債 66 170,749 773 171,589
    金融負債合計 66 170,749 773 171,589

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    デリバティブ資産 15,756 132,152 14,344 162,253
    投資有価証券(負債性) 5,531,605 10,871,870 933,994 17,337,470
    投資有価証券(資本性) 2,937,000 161,565 267,574 3,366,140
    貸付金 - - 4,937 4,937
    金融資産合計 8,484,362 11,165,588 1,220,850 20,870,801
    金融負債
    デリバティブ負債 35 139,554 718 140,309
    金融負債合計 35 139,554 718 140,309

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    デリバティブ資産 11,575 296,965 19,485 328,026
    投資有価証券(負債性) 4,560,240 11,708,951 1,207,138 17,476,330
    投資有価証券(資本性) 2,896,188 238,898 373,647 3,508,733
    貸付金 - - 3,424 3,424
    金融資産合計 7,468,004 12,244,815 1,603,694 21,316,514
    金融負債
    デリバティブ負債 826 268,690 881 270,398
    金融負債合計 826 268,690 881 270,398

    (b) レベル間の振替

    前連結会計年度および当連結会計年度において、重要なレベル間の変動はありません。

    (c) 評価技法およびインプット

    レベル2またはレベル3の主な商品に係る評価技法およびインプットの説明

    投資有価証券

    活発な市場における無調整の相場価格を使用できるものはレベル1の公正価値に分類しています。主に上場株式および一部の債券がこれに含まれます。公表された相場価格を使用していたとしても市場が活発でない場合にはレベル2の公正価値に分類しています。

    上記以外の債券および証券化商品等、公表された相場価格が入手できない場合には、主に外部の情報ベンダー等の第三者から入手した価格を公正価値として使用しており、当該公正価値は割引現在価値法、マトリックス・プライシング等のモデルで算定されています。これらの評価技法には、イールド・カーブ、クレジットスプレッド、期限前償還率、類似銘柄の取引実勢値等のインプットを使用しています。また、これらの公正価値の算定にあたり観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の公正価値に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の公正価値に分類しています。

    投資信託については、委託会社から提示された基準価額によっており、主にレベル2に分類しています。

    リミテッド・パートナーシップへの出資金については、出資先の財産の公正価値に対する持分相当額で測定しており、主にレベル3の公正価値に分類しています。

    非上場株式については、比較会社評価倍率技法等の適切な評価技法により測定しており、類似会社における株価純資産倍率等の重要な観察できないインプットを使用していることから、レベル3の公正価値に分類しています。

    貸付金

    割引現在価値法等のモデルで算定された価格を公正価値としています。これらの評価技法には、イールド・カーブ、クレジットスプレッド等のインプットを使用しており、レベル3の公正価値に分類しています。

    デリバティブ取引

    取引所取引については、取引所等における最終の価格をもって公正価値としています。店頭取引については、ブラック・ショールズ・モデル、割引現在価値法等のモデルで算定されており、これには外部の情報ベンダー等の第三者から入手した価格が含まれます。これらの評価技法には、スワップ・レート、フォワードレート、ボラティリティ、ベーシス・スワップ・スプレッド等のインプットを使用しています。

    また、これらの公正価値の算定にあたり取引所等における最終の価格を使用している場合はレベル1の公正価値に、観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の公正価値に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の公正価値に分類しています。

    (d) 評価技法の変更

    前連結会計年度および当連結会計年度にレベル2またはレベル3に分類した金融商品に関して、重要な評価技法の変更はありません。

    c. レベル3の金融商品

    (a) 評価技法およびインプット

    重要な観察できないインプットに関する情報は、以下のとおりです。

    移行日(2024年4月1日)

    区分 評価技法 重要な観察できないインプット インプットの範囲
    非上場株式 比較会社評価倍率技法 株価純資産倍率 0.41 - 5.43

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 評価技法 重要な観察できないインプット インプットの範囲
    非上場株式 比較会社評価倍率技法 株価純資産倍率 0.37 - 4.35

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    区分 評価技法 重要な観察できないインプット インプットの範囲
    非上場株式 比較会社評価倍率技法 株価純資産倍率 0.46 - 4.21

    (b) 感応度分析

    レベル3に区分された金融資産を測定するための重要な観察不能なインプットの影響は、次のとおりです。

    非上場株式

    比較会社評価倍率技法で評価される非上場株式の公正価値は、株価純資産倍率の上昇(下落)により増加(減少)します。

    (c) レベル3に分類した金融商品の調整表

    以下の表は、レベル3の金融商品の残高の変動を要約したものです。この表は利得および損失を示しており、レベル3へ、またレベル3から振替えられた全ての資産および負債の金額を含んでいます。

    振替は、振替の原因となった事象または状況変化が発生した日の該当年度期首に実施したものとして反映しています。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    投資有価証券 貸付金 デリバティブ 資産負債 (注) 3
    負債性 資本性
    期首残高 868,298 253,762 8,255 28,886
    レベル3への振替 1,321 - - -
    レベル3からの振替 △2,475 △842 - △94
    利得または損失
    純損益 (注) 1 △9,411 △649 40 2,640
    その他の包括利益 (注) 2 △7,386 12,377 △36 △58
    購入 214,688 13,127 54 18,816
    発行 - - - -
    売却 △115,190 △10,201 △771 -
    決済 △15,850 - △2,606 △36,564
    期末残高 933,994 267,574 4,937 13,626
    報告期間末に保有する資産負債について 純損益に認識した未実現損益の変動 3,115 △1,257 83 △3,307

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    投資有価証券 貸付金 デリバティブ 資産負債 (注) 3
    負債性 資本性
    期首残高 933,994 267,574 4,937 13,626
    レベル3への振替 2,755 35 - -
    レベル3からの振替 △11,321 △100 - -
    利得または損失
    純損益 (注) 1 19,179 △2,725 32 14,780
    その他の包括利益 (注) 2 51,048 91,234 235 1,660
    購入 323,367 28,569 52 18,815
    発行 - - - △1,024
    売却 △91,635 △10,797 △300 -
    決済 △20,249 △143 △1,532 △29,254
    期末残高 1,207,138 373,647 3,424 18,604
    報告期間末に保有する資産負債について 純損益に認識した未実現損益の変動 34,700 △2,287 △82 151

    (注) 1. 純損益の中の主な表示科目は、「その他の投資損益」です。

    2. その他の包括利益の中の主な表示科目は、「資本性金融商品に対する投資」です。

    3. 資産および負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しています。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務および利得・損失は純額で表示しており、合計で正味の債務または損失となる項目については、△で表示しています。

    (d) 評価プロセス

    当社グループは、取引部門から独立した部門において公正価値の算定に関する方針および手続を定めています。算定された公正価値およびレベルの分類については、公正価値の算定に用いられた評価技法およびインプットの妥当性を検証しています。

    公正価値の算定にあたっては、個々の資産の性質、特性およびリスクを最も適切に反映できる評価モデルを用いています。また、第三者から入手した相場価格を利用する場合においても、利用されている評価技法およびインプットの確認や類似の金融商品の公正価値との比較等の適切な方法により価格の妥当性を検証しています。

    d. 償却原価で測定する金融商品

    (a) 公正価値ヒエラルキーのレベル別分析

    償却原価で測定する金融商品の帳簿価額および公正価値ヒエラルキーのレベル別分析は、以下のとおりです。

    なお、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は、下表には含めていません。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額と 公正価値の差額
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    投資有価証券(負債性) 60,036 - 45,701 13,830 59,531 △505
    貸付金 2,795,487 - - 2,785,097 2,785,097 △10,389
    金融資産合計 2,855,524 - 45,701 2,798,927 2,844,629 △10,895
    金融負債
    社債及び借入金 474,272 - 335,882 127,895 463,778 △10,494
    投資契約負債 744,168 - - 724,077 724,077 △20,091
    金融負債合計 1,218,441 - 335,882 851,972 1,187,855 △30,586

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額と 公正価値の差額
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    投資有価証券(負債性) 65,610 - 52,399 13,093 65,493 △117
    貸付金 2,767,952 - - 2,766,690 2,766,690 △1,262
    金融資産合計 2,833,563 - 52,399 2,779,784 2,832,183 △1,379
    金融負債
    社債及び借入金 549,444 - 333,813 204,145 537,958 △11,485
    投資契約負債 869,021 - - 858,631 858,631 △10,390
    金融負債合計 1,418,466 - 333,813 1,062,777 1,396,590 △21,875

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額と 公正価値の差額
    レベル1 レベル2 レベル3 計
    金融資産
    投資有価証券(負債性) 77,662 - 57,459 20,722 78,181 518
    貸付金 2,849,209 - - 2,854,052 2,854,052 4,843
    金融資産合計 2,926,871 - 57,459 2,874,774 2,932,234 5,362
    金融負債
    社債及び借入金 598,007 - 392,821 192,212 585,034 △12,973
    投資契約負債 1,178,840 - - 1,139,579 1,139,579 △39,260
    金融負債合計 1,776,848 - 392,821 1,331,792 1,724,613 △52,234

    (b) 評価技法およびインプット

    投資有価証券

    公表された相場価格を使用していたとしても市場が活発でない場合にはレベル2の公正価値に分類しています。

    上記以外の債券等、公表された相場価格が入手できない場合には割引現在価値法等のモデルで算定されており、これには外部の情報ベンダー等の第三者から入手した価格が含まれます。これらの評価技法には、イールド・カーブ、クレジットスプレッド等のインプットを使用しています。また、これらの公正価値の算定にあたり観察できないインプットを使用していないまたはその影響が重要でない場合はレベル2の公正価値に、観察できないインプットによる影響が重要な場合はレベル3の公正価値に分類しています。

    貸付金

    割引現在価値法等のモデルで算定された価格を公正価値としています。これらの評価技法には、イールド・カーブ、クレジットスプレッド等のインプットを使用しており、レベル3の公正価値に分類しています。

    社債及び借入金

    社債については、公表された相場価格等を公正価値とし、主にレベル2の公正価値に分類しています。

    借入金については、割引現在価値法等のモデルで算定された価格を公正価値としています。これらの評価技法には、イールド・カーブ、クレジットスプレッド等のインプットを使用しており、主にレベル3の公正価値に分類しています。

    投資契約負債

    割引現在価値法等のモデルで算定された価格を公正価値としています。これらの評価技法には、フォワードレート等のインプットを使用しており、レベル3の公正価値に分類しています。

    (c) 評価技法の変更

    前連結会計年度および当連結会計年度にレベル2またはレベル3に分類した金融商品に関して、重要な評価技法の変更はありません。

    (4) 予想信用損失

    a. 予想信用損失の認識および測定

    当社グループでは、信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合、12か月の予想信用損失に等しい金額で損失評価引当金を測定し、信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合、全期間の予想信用損失に等しい金額で損失評価引当金を測定しています。なお、一部の子会社では、金融商品の形態、信用格付等に基づき、類似したエクスポージャーごとにグループ化して信用リスクを管理しており、当該グループに基づいて予想信用損失の測定を集合的に行っています。

    信用リスクの著しい増大の判定および12か月以内または全期間の予想信用損失の測定にあたっては、合理的で裏付け可能な定量的情報および定性的情報の両方を考慮しています。予想信用損失の測定にあたっては、倒産確率、倒産時損失率および倒産時のエクスポージャーを用いています。当該要素は、過去の信用損失の実績および外部格付と一定の整合性を維持した内部格付等の内部情報や、過去のGDP成長率等の公表データから合理的に算出した将来予測的マクロ経済情報をもとに算定しています。原則として、当初認識時より倒産確率が概ね2倍以上になった場合には、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していると判断しています。なお、金融商品が報告日現在で投資適格である銘柄については信用リスクが低いと判断し、当該金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していないと推定しています。

    発行者または債務者の重大な財務的困難や期日経過を含む契約違反等の事象を用いて債務不履行を判断しています。報告日時点で、債務者が法的整理下にあり経営破綻の状態に陥っている場合や、経営破綻には至っていないが財務状況の悪化等により債務の弁済に重大な問題が生じている場合、利息または元本の支払いについて原則として3か月以上の延滞が生じている場合等は債務不履行に該当し、信用減損の客観的な証拠が存在すると判断しています。信用減損金融資産については、信用減損金融資産以外の金融資産に係る損失評価引当金と同様の方法で測定する以外に、最新の情報、事象に基づき、予想される将来のキャッシュ・フローを当初の実効金利で割引いた現在価値もしくは担保や他の信用補完に依存しているものはそれらの公正価値に基づき個別に予想信用損失を見積り、損失評価引当金を算定しています。

    法的整理等による切捨てがあった場合、債務者の資産状況、支払能力等から全額が回収できないことが明らかになった場合、一定期間取引停止後弁済がない場合等、金融資産の全部または一部を回収できないと合理的に判断される場合は、当該金融資産の帳簿価額を直接償却しています。

    損失評価引当金の繰入額および戻入額は純損益に認識しています。

    b. 予想信用損失から生じた金額に関する定量的情報および定性的情報

    (a) 金融商品の帳簿価額(総額)および損失評価引当金の変動

    貸付金

    (単位:百万円)
    金融商品の帳簿価額(総額)の変動 損失評価引当金の変動
    ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産 ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産
    12か月の 予想信用 損失 全期間の予想信用損失 12か月の 予想信用 損失 全期間の予想信用損失
    信用減損 していない金融資産 信用減損 金融資産 信用減損 していない金融資産 信用減損 金融資産
    移行日 (2024年4月1日) 1,661,766 904,634 304,965 - △9,509 △22,960 △43,409 -
    移行
    ステージ1への移行 134,468 △128,919 △5,548 - △1,602 1,549 53 -
    ステージ2への移行 △346,678 385,297 △38,618 - 4,865 △11,537 6,671 -
    ステージ3への移行 △139,262 △240,852 380,114 - 2,021 12,797 △14,819 -
    期中に認識を中止 した金融商品 △540,093 △130,816 △100,433 - 2,657 2,040 13,380 -
    新規に組成または 購入した金融商品 849,012 - - - △8,439 - - -
    キャッシュ・フローの条件変更のうち 金融資産の認識の 中止を生じないもの 560 - - - - - - -
    モデル及びリスク 変数の変化 (注) - - - - △644 △19,950 △64,052 -
    為替換算差額 △17,200 △8,892 △8,431 - 140 593 1,735 -
    その他の増減 △1,437 2,100 640 - △2 - - -
    前連結会計年度 (2025年3月31日) 1,601,135 782,551 532,687 - △10,512 △37,468 △100,440 -
    移行
    ステージ1への移行 172,622 △146,471 △26,151 - △2,059 1,665 394 -
    ステージ2への移行 △182,369 217,762 △35,393 - 2,497 △6,862 4,364 -
    ステージ3への移行 △48,392 △45,106 93,499 - 1,855 2,996 △4,852 -
    期中に認識を中止 した金融商品 △464,114 △206,336 △213,809 - 2,490 5,647 31,800 -
    新規に組成または 購入した金融商品 770,651 - - - △5,990 - - -
    キャッシュ・フローの条件変更のうち 金融資産の認識の 中止を生じないもの - - 231 - - - - -
    モデル及びリスク 変数の変化 - - - - △2,069 △5,612 △3,467 -
    為替換算差額 119,335 43,182 25,257 - △978 △2,696 △5,200 -
    その他の増減 1,264 2,137 △10,454 - △924 501 412 -
    当連結会計年度 (2026年3月31日) 1,970,133 647,719 365,865 - △15,690 △41,829 △76,989 -

    (注) 前連結会計年度におけるモデル及びリスク変数の変化の要因は、主に米国における商業用不動産担保付貸付金について、担保不動産価値の下落や、金利・インフレの高止まり等の経済環境の変化を反映したことによるものです。

    投資有価証券(負債性)

    (単位:百万円)
    金融商品の帳簿価額(総額)の変動 損失評価引当金の変動
    ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産 ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産
    12か月の 予想信用 損失 全期間の予想信用損失 12か月の 予想信用 損失 全期間の予想信用損失
    信用減損 していない金融資産 信用減損 金融資産 信用減損 していない金融資産 信用減損 金融資産
    移行日 (2024年4月1日) 16,974,901 62,833 4,879 110,368 △3,293 △2,420 △157 △1,877
    移行
    ステージ1への移行 5,170 △4,988 △181 - △251 251 - -
    ステージ2への移行 △26,017 26,017 - - 395 △395 - -
    ステージ3への移行 △949 △11 961 - 0 2 △2 -
    期中に認識を中止 した金融商品 △3,849,713 △18,109 △815 △7,203 854 597 12 74
    新規に組成または 購入した金融商品 3,509,438 - - 3,009 △1,394 - - △1
    キャッシュ・フローの条件変更のうち 金融資産の認識の 中止を生じないもの - - - - - - - -
    モデル及びリスク 変数の変化 - - - - △182 △376 △18 203
    為替換算差額 △44,068 △852 △65 △4,517 29 29 2 17
    その他の増減 △138,803 3,779 239 △32,082 2 △18 - -
    前連結会計年度 (2025年3月31日) 16,429,958 68,668 5,018 69,575 △3,838 △2,330 △163 △1,584
    移行
    ステージ1への移行 11,672 △10,941 △730 - △145 145 - -
    ステージ2への移行 △37,430 37,463 △33 - 1,685 △1,692 6 -
    ステージ3への移行 △1,232 △1,008 2,241 - 63 1 △65 -
    期中に認識を中止 した金融商品 △5,414,281 △20,963 △806 △8,651 567 382 18 114
    新規に組成または 購入した金融商品 4,431,139 580 - 1,547 △1,266 △40 - △4
    キャッシュ・フローの条件変更のうち 金融資産の認識の 中止を生じないもの - - - - - - - -
    モデル及びリスク 変数の変化 - - - - 1,478 △4,214 △152 △243
    為替換算差額 683,282 4,962 408 4,381 △237 △356 △23 △117
    その他の増減 64,328 △2,589 316 △83 △2,224 2,236 - -
    当連結会計年度 (2026年3月31日) 16,167,437 76,171 6,413 66,768 △3,916 △5,867 △378 △1,834

    (b) 条件変更を行った金融資産

     全期間の予想信用損失に等しい金額で測定していた間に契約上のキャッシュ・フローの条件変更が行われた金融商品について、条件変更前の償却原価及び認識した条件変更による利得又は損失は次のとおりです。なお、前連結会計年度において、全期間の予想信用損失に等しい金額で測定していた間に契約上のキャッシュ・フローの条件変更が行われた金融商品のうち、重要なものはありません。また、当初認識以降に全期間の予想信用損失で測定されていた時に条件変更され、前連結会計年度および当連結会計年度において、12か月の予想信用損失に等しい金額に変更した金融商品はありません。

    (単位:百万円)
    当連結会計年度 (2026年3月31日)
    条件変更前の償却原価 23,582
    条件変更による利得または損失 231

    (c) 信用リスク・エクスポージャー

    ⅰ. 信用リスクに対する最大エクスポージャー

    当社グループの信用リスクに対する最大エクスポージャーは、以下のとおりです。

    最大信用リスク・エクスポージャーは、保有する担保およびその他信用補完を考慮に入れない信用リスクに対する最大エクスポージャーを表しています。

    なお、当社グループにおける信用リスクに対する最大エクスポージャーの定義は、次のとおりです。

    種類 説明 信用リスクに対する 最大エクスポージャーの定義
    金融資産 (デリバティブ資産を含む) 金融資産の内訳については、 「(1) 金融商品の内訳」に記載しています。 当該金融資産の帳簿価額 (当該金融資産がデリバティブ資産である場合も、当該デリバティブ資産の帳簿価額)
    ローン・コミットメント 契約期間にわたり取消不能、または不利と なる重要性がある状況が生じた場合のみに 取消可能なローン・コミットメント コミットメント全額

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産 合計
    12か月の 予想信用損失 信用リスクが著しく増大
    信用減損 していない 金融資産 信用減損 金融資産 (注)
    貸付金
    AAA - - - - -
    AA 2,000 - - - 2,000
    A 401,268 33,349 - - 434,617
    BBB 596,891 582,509 - - 1,179,400
    BBB未満又は格付なし 661,606 288,776 304,965 - 1,255,348
    帳簿価額(総額)計 1,661,766 904,634 304,965 - 2,871,366
    損失評価引当金 △9,509 △22,960 △43,409 - △75,879
    帳簿価額 1,652,256 881,674 261,556 - 2,795,487
    投資有価証券(負債性)
    AAA 1,290,883 334 - - 1,291,218
    AA 9,867,085 279 - 0 9,867,365
    A 3,307,451 429 - - 3,307,880
    BBB 1,948,227 1,670 - 12 1,949,910
    BBB未満又は格付なし 561,252 60,120 4,879 110,356 736,609
    帳簿価額(総額)計 16,974,901 62,833 4,879 110,368 17,152,984
    損失評価引当金 △3,293 △2,420 △157 △1,877 △7,748
    その他の包括利益を通じて認識した公正価値変動額 △1,241,948 △5,226 303 2,056 △1,244,815
    帳簿価額 15,729,660 55,186 5,025 110,547 15,900,420
    ローン・コミットメント - FVPL指定以外
    AAA - - - - -
    AA - - - - -
    A 4,765 14,411 - - 19,176
    BBB 51,865 107,709 - - 159,575
    BBB未満又は格付なし 33,539 45,083 14,143 - 92,766
    信用リスクに対する最大エクスポージャー計 90,169 167,204 14,143 - 271,517
    損失評価引当金 △280 △3,690 △29 - △4,000
    帳簿価額 - 引当金 △280 △3,690 △29 - △4,000

    (注) なお、信用減損金融資産となる貸付金については主として当該担保または他の信用補完からの回収を見込んでいます。

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産 合計
    12か月の 予想信用損失 信用リスクが著しく増大
    信用減損 していない 金融資産 信用減損 金融資産 (注)
    貸付金
    AAA - - - - -
    AA 2,000 - - - 2,000
    A 651,161 86,862 - - 738,024
    BBB 367,176 547,221 - - 914,397
    BBB未満又は格付なし 580,797 148,467 532,687 - 1,261,952
    帳簿価額(総額)計 1,601,135 782,551 532,687 - 2,916,373
    損失評価引当金 △10,512 △37,468 △100,440 - △148,421
    帳簿価額 1,590,623 745,083 432,246 - 2,767,952
    投資有価証券(負債性)
    AAA 1,566,971 - - - 1,566,971
    AA 2,591,477 583 - 0 2,592,061
    A 9,733,099 4,217 - 2 9,737,319
    BBB 2,060,580 2,971 - 12 2,063,564
    BBB未満又は格付なし 477,829 60,895 5,018 69,559 613,302
    帳簿価額(総額)計 16,429,958 68,668 5,018 69,575 16,573,219
    損失評価引当金 △3,838 △2,330 △163 △1,584 △7,916
    その他の包括利益を通じて認識した公正価値変動額 △1,707,351 △4,185 307 1,734 △1,709,494
    帳簿価額 14,718,768 62,152 5,162 69,725 14,855,808
    ローン・コミットメント - FVPL指定以外
    AAA - - - - -
    AA - - - - -
    A 50,925 3,172 2 - 54,101
    BBB 56,412 70,134 2,735 - 129,282
    BBB未満又は格付なし 32,257 37,766 28,169 - 98,193
    信用リスクに対する最大エクスポージャー計 139,596 111,073 30,906 - 281,576
    損失評価引当金 △51 △473 △9 - △534
    帳簿価額 - 引当金 △51 △473 △9 - △534

    (注) なお、信用減損金融資産となる貸付金については主として当該担保または他の信用補完からの回収を見込んでいます。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    ステージ1 ステージ2 ステージ3 購入または 組成した 信用減損 金融資産 合計
    12か月の 予想信用損失 信用リスクが著しく増大
    信用減損 していない 金融資産 信用減損 金融資産 (注)
    貸付金
    AAA - - - - -
    AA - - - - -
    A 976,368 104,453 - - 1,080,821
    BBB 395,347 355,696 - - 751,043
    BBB未満又は格付なし 598,417 187,570 365,865 - 1,151,853
    帳簿価額(総額)計 1,970,133 647,719 365,865 - 2,983,719
    損失評価引当金 △15,690 △41,829 △76,989 - △134,509
    帳簿価額 1,954,442 605,890 288,876 - 2,849,209
    投資有価証券(負債性)
    AAA 1,897,937 - - 8 1,897,946
    AA 2,929,103 - - 4 2,929,108
    A 8,339,069 4,715 - 4 8,343,789
    BBB 2,423,935 2,545 - 11 2,426,492
    BBB未満又は格付なし 577,392 68,909 6,413 66,739 719,454
    帳簿価額(総額)計 16,167,437 76,171 6,413 66,768 16,316,791
    損失評価引当金 △3,916 △5,867 △378 △1,834 △11,998
    その他の包括利益を通じて認識した公正価値変動額 △1,909,453 △5,259 △172 3,550 △1,911,334
    帳簿価額 14,254,067 65,044 5,862 68,484 14,393,458
    ローン・コミットメント - FVPL指定以外
    AAA - - - - -
    AA - - - - -
    A 67,534 1,375 - - 68,909
    BBB 84,691 30,457 - - 115,149
    BBB未満又は格付なし 35,213 31,508 14,238 - 80,959
    信用リスクに対する最大エクスポージャー計 187,439 63,340 14,238 - 265,018
    損失評価引当金 △760 △3,596 △122 - △4,478
    帳簿価額 - 引当金 △760 △3,596 △122 - △4,478

    (注) なお、信用減損金融資産となる貸付金については主として当該担保または他の信用補完からの回収を見込んでいます。

    ⅱ. 保証として保有している担保および他の信用補完の説明的な記述

    当社は、信用エクスポージャーの一部に対して担保およびその他の信用補完を有しています。貸付金は、主に海外連結子会社において組成された米国の商業用不動産担保付貸付金であり、原則として裏付け不動産に対する第一抵当権によって担保されています。担保の引受プロセスは厳格であり、エクスポージャーは個別のポートフォリオに集中しないように管理されています。裏付け担保の重要性を考慮し、当該担保について独立した外部評価が委託されています。海外連結子会社は、報告された不動産価値を定期的にレビューしています。投資有価証券(負債性)では金融保証保険を主な担保または他の信用補完として受け入れています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    帳簿価額 (総額) 帳簿価額 (総額) 帳簿価額 (総額)
    うち、保有担保または他の信用補完の対象金融資産の 帳簿価額 (総額) うち、保有担保または他の信用補完の対象金融資産の 帳簿価額 (総額) うち、保有担保または他の信用補完の対象金融資産の 帳簿価額 (総額)
    貸付金 2,871,366 2,659,904 2,916,373 2,629,530 2,983,719 2,717,039
    投資有価証券(負債性) 17,152,984 68,422 16,573,219 73,016 16,316,791 81,314

    ⅲ. 入手した担保およびその他の信用補完

    前連結会計年度および当連結会計年度において、当社グループが、担保として保有する物件を所有するかまたはその他の信用補完を要求することにより獲得した資産は不動産であり、帳簿価額はそれぞれ74,776百万円および189,344百万円です。

    (5) リスク管理

    当社グループにおける金融商品に関するリスクについて、財務諸表の利用者の判断に重要な影響を与える可能性があると考えられる主な事項および当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項を以下に記載しています。なお、保険契約に関するリスクについては、「7. 保険契約」に記載しています。

    a. 金融商品に係るリスク管理の概要

    当社グループは、「リスク」、「資本」および「リターン」の関係を常に意識し、リスク対比での健全性と収益性を両立しながら高いROEをめざすERMを行っています。

    具体的には、リスクアペタイト・フレームワークを起点に、事業計画の策定および検証ならびに事業計画に基づいた資本配分計画を決定するERMサイクルにより「リスク」、「資本」および「リターン」を適切にコントロールし、企業価値の持続的な拡大をめざしています。

    こうした中、当社グループは財務の健全性を確保するために、定量・定性の両面から金融商品に係る市場リスク、信用リスク、流動性リスク等について、各社の業態・規模・所在地・リスクの特性および状況等に応じた適切な方法でリスク管理を実施し、当社グループ全体のリスク量を適切にコントロールしています。

    b. 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、保険事業を中核としており、保険料として収受した資金等の運用を行っています。そのため、ALMを軸として、保険商品の特性を踏まえた適切なリスクコントロールのもとで、長期・安定的な収益確保および効率的な流動性管理をめざした取組を行っています。

    具体的には、超長期債券や金利スワップ取引等も活用して保険負債が抱える金利リスクを適切にコントロールしつつ、高格付債券を中心とした一定の信用リスクをとる運用を行っています。また、外国証券やオルタナティブ投資等幅広い商品も活用し、国内外でのリスク分散と運用手法の多様化を図ることで、中長期的な収益確保をめざしています。保有する資産については、リスクの軽減等を目的として、為替予約取引等のデリバティブ取引も活用しています。

    こうした取組によって、投資損益を安定的に拡大させ、中長期的な純資産価値の拡大および財務基盤の健全性の維持につなげることをめざしています。

    資金調達については、主として事業投資資金の確保を目的として、社債の発行や借入れ等を行っています。資金調達が必要な場合には、グループ全体の資金収支を勘案し、調達額や調達手段等を決定しています。

    c. 金融商品に係るリスクの概要

    当社グループが保有する金融商品は、金利・為替・株価等の変動により価値や収益が減少して損失を被る市場リスク、信用供与先の財務状況の悪化または信用力の変化等により価値が減少ないし消失して損失を被る信用リスクを内包しています。また、これらは市場の混乱等により取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることで損失を被る市場流動性リスク等も内包しています。

    (a) 市場リスク

    ⅰ. 金利変動のリスク

    当社グループは、債券をはじめ貸付金、金利スワップ等による運用を行っていますが、金利が上昇した場合、投資した債券等の金融商品の公正価値が下落または将来キャッシュ・フローが減少すること等により、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。なお、金利の上昇により債券等の公正価値が下落しても、積立保険や長期の生損保契約等の有利子負債の公正価値もまた下落するため、金利上昇による影響の評価に際しては、資産・負債両方の公正価値の変動を考慮する必要があります。

    ⅱ. 為替変動のリスク

    当社グループは、米ドル、ユーロ、英ポンド等の外貨建資産・負債を保有していますが、これらが為替変動の影響を受け、資産価値が下落、または負債価値が増加した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。有価証券投資に係る為替変動リスクの一部は、為替予約取引や通貨スワップ取引等を利用してヘッジしています。

    ⅲ. 株価変動のリスク

    当社グループは、市場性のある株式を保有していますが、株価が下落した場合には、金融商品の公正価値が下落または将来キャッシュ・フローが減少すること等により、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

    (b) 信用リスク

    当社グループは、資産運用の一環として社債や貸付金等による運用を行っていますが、社債発行者や貸付先等が債務を履行できなくなり、社債や貸付金等に関わる元本およびその利息等の支払が滞った場合には、金融商品の価値が下落すること等により当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

    (c) 流動性リスク

    ⅰ. 資金繰りリスク

    当社グループは、財務内容の悪化等による新契約の減少に伴う保険料収入の減少、大量または大口解約に伴う解約返戻金支出の増加、巨大災害での資金流出等により資金繰りが悪化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での資産売却を余儀なくされること等により損失を被る可能性があります。

    ⅱ. 市場流動性リスク

    当社グループは、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすること等により損失を被る可能性があります。

    d. 金融商品に係るリスクの管理体制

    当社は、リスク管理部・各主管部を通じ、国内外のグループ会社に対して、リスク管理に関わる基本方針の提示や指示・指導・モニタリング等を実施しています。グループ会社においては、グループ全体の方針に沿ってリスク管理方針を制定するとともに、投資可能商品、上限リスク量等の各種リミット、リミット超過時対応等を明文化した運用ガイドラインを制定しています。また、取引部門から独立した管理部門等が、取引部門が策定する資産運用計画の検証や運用ガイドラインの遵守状況のモニタリング等を通じて、リスク管理を主体的に行っています。

    こうした一連の取組により、グループ全体として定量・定性の両面から金融商品に係る市場リスク、信用リスク、流動性リスク等を適切に管理し、財務の健全性の確保を図っています。

    市場リスク、信用リスク等の資産運用リスク量はVaRの考え方を用いて計測しており、リスク・リターンの状況を管理しています。信用リスクについては、上記に加えて大口与信状況やカントリーリスク先への与信額の定期的なモニタリング等を通じて、適切な管理を実施しています。資金繰りリスクについては、巨額の保険金支払や金融市場の大幅な変動等が流動性に与える影響を踏まえた資金管理を行うとともに、資金の支払期日を管理し、併せて多様な資金調達手段を確保することで、資金調達に係る流動性リスクの管理を行っています。

    これらのリスク管理の状況については、当社およびグループ各社において定期的に担当役員へ報告するとともに、重要度に応じて取締役会に報告しています。

    e. 市場リスクに対するリスク・エクスポージャー

    市場リスクに関する感応度分析

    以下の表は、単一のリスク変数が合理的に想定し得る範囲で変化したと仮定した場合の税引前利益、その他の包括利益(税引前)および資本に与える影響額です。それ以外のリスク変数は変化しないと仮定していますが、実際には、リスク変数と他のリスク変数には相関関係があります。また、リスク変数が変化した場合の影響額は直線的ではなく内挿または外挿した結果よりも大きくまたは小さくなります。影響額は、次の仮定に基づき算出しています。

    金利

    ・金利が0.5%上昇した場合の影響額

    ・金利が0.5%下落した場合の影響額

    為替

    ・外国通貨に対して、機能通貨が5%高くなった場合の影響額

    なお、主要な連結子会社においては、為替変動のリスク・エクスポージャーについてALMによりコントロールしており、他の連結子会社においてもこれと同様の管理を実施しています。このため、為替レートの感応度分析は、保険契約に係る感応度と金融商品に係る感応度の合算で記載しています。

    株式

    ・参照する株価指数や保有上場株式等の公正価値が10%下落した場合の影響額

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    税引前利益 その他の包括利益(税引前) 資本
    金利
    +0.5% △46,687 △869,363 △686,799
    △0.5% 56,189 943,537 748,604
    為替
    米ドル
    +5% 9,070 61,134 50,325
    英ポンド
    +5% △4,765 5,165 284
    ユーロ
    +5% △3,283 14,744 8,256
    株式
    △10% △74,058 △357,653 △315,432

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    税引前利益 その他の包括利益(税引前) 資本
    金利
    +0.5% △27,550 △699,195 △551,827
    △0.5% 33,580 750,116 594,519
    為替
    米ドル
    +5% 10,386 59,222 49,858
    英ポンド
    +5% △4,265 5,602 1,073
    ユーロ
    +5% △5,104 13,895 5,897
    株式
    △10% △82,539 △218,297 △221,792

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    税引前利益 その他の包括利益(税引前) 資本
    金利
    +0.5% △10,175 △602,980 △474,531
    △0.5% 13,085 640,757 505,938
    為替
    米ドル
    +5% 8,851 63,423 51,785
    英ポンド
    +5% △4,650 6,429 1,406
    ユーロ
    +5% △4,548 17,370 9,179
    株式
    △10% △118,608 △193,966 △232,117

    f. 流動性リスク

    金融商品の満期分析

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 割引前 キャッシュ・フロー合計 1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    デリバティブ △49,314
    純額で決済する デリバティブ契約 14,243 27,743 △640 794 △700 △4,902 △8,049
    総額で決済する デリバティブ契約(支出) 2,251,235 2,214,734 2,570 937 931 5,385 26,677
    総額で決済する デリバティブ契約(収入) 2,162,403 2,137,998 1,696 426 422 3,739 18,119
    連結財政状態計算書上に 表示されている負債
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 711,974 711,974 711,974 - - - - -
    社債及び借入金 474,272 687,521 69,713 3,710 159,672 1,920 4,236 448,268
    投資契約負債 744,168 806,695 257,902 233,704 119,346 92,207 95,496 8,037
    リース負債 131,641 145,913 31,194 27,871 22,363 19,030 16,143 29,310
    連結財政状態計算書上に 表示されている資産
    貸付金 2,803,743 3,073,988 1,170,540 554,559 283,049 190,297 165,475 710,065
    投資有価証券(負債性) 18,211,683 19,746,429 726,498 692,169 648,013 775,192 1,086,792 15,817,762

    (注) 1. デリバティブの帳簿価額は、デリバティブ資産・負債の純額で表示しています。

    2. 純額で決済するデリバティブ契約は、収入を正の値、支出を負の値で表示しています。

    3. 上記の他、連結財政状態計算書に表示されていない主な項目としてローン・コミットメントがあり、支払を要求される可能性のある最も早い期間は1年以内です。なお、ローン・コミットメントに係る信用リスクに対する最大エクスポージャーについては、「(4) 予想信用損失」に記載しています。

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 割引前 キャッシュ・フロー合計 1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    デリバティブ 21,944
    純額で決済する デリバティブ契約 26,753 3,482 1,368 924 △2,292 169 23,101
    総額で決済する デリバティブ契約(支出) 2,182,782 2,149,124 929 923 5,321 747 25,736
    総額で決済する デリバティブ契約(収入) 2,165,099 2,142,391 426 422 3,739 401 17,717
    連結財政状態計算書上に 表示されている負債
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 63,514 63,514 63,514 - - - - -
    社債及び借入金 549,444 853,365 69,267 172,714 75,941 7,940 6,293 521,208
    投資契約負債 869,021 944,536 383,577 208,698 98,045 101,280 143,252 9,681
    リース負債 133,016 148,054 34,933 29,960 24,226 19,032 10,758 29,143
    連結財政状態計算書上に 表示されている資産
    貸付金 2,772,889 3,008,806 1,111,208 443,470 457,231 275,796 322,864 398,234
    投資有価証券(負債性) 17,403,081 19,621,651 1,112,575 624,803 705,471 890,449 781,851 15,506,500

    (注) 1. デリバティブの帳簿価額は、デリバティブ資産・負債の純額で表示しています。

    2. 純額で決済するデリバティブ契約は、収入を正の値、支出を負の値で表示しています。

    3. 上記の他、連結財政状態計算書に表示されていない主な項目としてローン・コミットメントがあり、支払を要求される可能性のある最も早い期間は1年以内です。なお、ローン・コミットメントに係る信用リスクに対する最大エクスポージャーについては、「(4) 予想信用損失」に記載しています。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    帳簿価額 割引前 キャッシュ・フロー合計 1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超
    デリバティブ 57,627
    純額で決済する デリバティブ契約 208,308 14,513 △1,032 △2,376 968 △51 196,287
    総額で決済する デリバティブ契約(支出) 2,477,249 2,388,592 2,513 7,168 2,299 48,446 28,229
    総額で決済する デリバティブ契約(収入) 2,388,121 2,319,702 864 4,359 1,095 44,784 17,315
    連結財政状態計算書上に 表示されている負債
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 61,648 61,648 61,648 - - - - -
    社債及び借入金 598,007 919,645 239,108 75,075 7,596 4,067 18,628 575,170
    投資契約負債 1,178,840 1,256,213 596,321 116,114 198,906 160,112 88,851 95,906
    リース負債 128,939 143,306 36,507 31,335 24,394 14,165 10,880 26,022
    連結財政状態計算書上に 表示されている資産
    貸付金 2,852,633 2,993,821 904,172 507,429 441,190 451,003 244,140 445,885
    投資有価証券(負債性) 17,553,993 20,234,820 1,110,720 708,138 856,170 855,837 831,239 15,872,713

    (注) 1. デリバティブの帳簿価額は、デリバティブ資産・負債の純額で表示しています。

    2. 純額で決済するデリバティブ契約は、収入を正の値、支出を負の値で表示しています。

    3. 上記の他、連結財政状態計算書に表示されていない主な項目としてローン・コミットメントがあり、支払を要求される可能性のある最も早い期間は1年以内です。なお、ローン・コミットメントに係る信用リスクに対する最大エクスポージャーについては、「(4) 予想信用損失」に記載しています。

    g. 信用リスクに対するエクスポージャー

    IFRS第9号の減損の要求事項が適用されない金融商品(FVPL及びFVPL指定)に係る信用リスクに対する最大エクスポージャー

    移行日(2024年4月1日)、前連結会計年度(2025年3月31日)および当連結会計年度(2026年3月31日)における、IFRS第9号の減損の要求事項が適用されない金融商品(FVPL及びFVPL指定)に係る信用リスクに対する最大エクスポージャーは、以下のとおりです。IFRS第9号の減損の要求事項が適用される金融商品に係る信用リスクに対する最大エクスポージャーについては、「(4) 予想信用損失」に記載しています。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    信用リスクに対する 最大エクスポージャー 担保として保有する 物件およびその他の 信用補完の財務的影響 信用リスクに対する エクスポージャー (正味)
    金融資産
    デリバティブ資産 122,274 38,313 83,961
    投資有価証券(負債性) 2,311,262 - 2,311,262
    貸付金 8,255 - 8,255
    計 2,441,793 38,313 2,403,479

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    信用リスクに対する 最大エクスポージャー 担保として保有する 物件およびその他の 信用補完の財務的影響 信用リスクに対する エクスポージャー (正味)
    金融資産
    デリバティブ資産 162,253 43,392 118,861
    投資有価証券(負債性) 2,547,272 - 2,547,272
    貸付金 4,937 - 4,937
    計 2,714,463 43,392 2,671,070

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    信用リスクに対する 最大エクスポージャー 担保として保有する 物件およびその他の 信用補完の財務的影響 信用リスクに対する エクスポージャー (正味)
    金融資産
    デリバティブ資産 328,026 109,628 218,397
    投資有価証券(負債性) 3,160,534 1,017 3,159,517
    貸付金 3,424 - 3,424
    計 3,491,984 110,645 3,381,338
    9. 金融損益

    (1) 投資損益の内訳

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    金利収益
    金利収益(償却原価で測定する金融資産) 297,795 271,290
    金利収益(FVOCI金融資産) 508,256 514,113
    金利収益合計 806,051 785,404
    その他の投資損益
    配当収益 86,107 68,158
    投資有価証券損益(FVPL金融資産) 232,290 333,522
    投資有価証券損益(FVPL指定金融資産) 48,400 47,907
    投資有価証券損益(償却原価で測定する金融資産およびFVOCI金融資産) △285,593 △461,497
    償却原価で測定する金融資産の認識の中止から生じた利得又は損失 △7,477 △5,895
    FVOCI金融資産の認識の中止から生じた利得又は損失 △278,116 △455,602
    信用減損損失 △135,949 △27,252
    デリバティブ損益 △85,766 △38,143
    その他 △45,652 17,455
    その他の投資損益合計 △186,163 △59,848
    投資経費 △56,733 △58,998
    投資損益合計 563,154 666,557

    (注) FVPLおよびFVPL指定の投資有価証券損益は、金利収益および配当収益を含んでいます。

    (2) 保険金融損益の内訳

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日   至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日)
    発行した 保険契約 保有する 再保険契約 発行した 保険契約 保有する 再保険契約
    保険金融費用(純額)および再保険金融収益(純額)のうち純損益に認識する金額 △598,713 66,352 △681,184 39,867
    発生計上した利息 △443,302 59,450 △462,989 56,085
    基礎となる項目の変動ならびに金利およびその他金融リスクに関する仮定の変動による影響 △160,727 △1,097 △197,812 335
    為替換算差額 5,316 7,999 △20,382 △16,553
    保険金融費用(純額)および再保険金融収益(純額)のうちその他の包括利益に認識する金額 508,087 △9,875 474,095 △62,767

    (3) 投資損益および保険金融損益

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    純損益に認識する金額
    投資損益 563,154 666,557
    保険金融費用(純額) △598,713 △681,184
    再保険金融収益(純額) 66,352 39,867
    その他の包括利益に認識する金額
    投資損益 △935,378 417,959
    保険金融費用(純額) 508,087 474,095
    再保険金融収益(純額) △9,875 △62,767
    10. 自己資本の管理

    (1) 自己資本

    当社グループは、経営戦略を推進していくための経営基盤として「リスクベース経営(ERM)」に取り組んでいます。ERMの仕組みに基づき、リスク対比での資本の十分性や高い収益性を確保することで、資本効率の向上と財務の健全性の維持を実現し、企業価値の持続的な拡大を図っています。資本の十分性については、統合リスク管理や、資本の十分性検証を補完することを目的としたストレステストにより、財務の健全性を確保するとともに資本規制を遵守しています。

    当社グループは、企業価値の持続的拡大を図るにあたり、当社グループの業績を示す経営指標として修正ROE(=修正純利益÷修正純資産)を用いており、規律ある資本政策を通じて、「ROEをグローバルピア水準まで引き上げる」という明確なアスピレーションを掲げています。当社グループは修正ROEへの影響を考慮した上で事業投資や株主還元といった資本政策を決定しており、修正純資産はその一環で管理されています。

    修正純資産は、当社グループの会計上の純資産から金融資産や保険負債に係る含み損益を除いて算出しています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    修正純資産 5,970,275 6,439,140 7,183,250

    (2) 規制資本

    当社グループは、保険業法で定められている資本規制の適用を受け、規制当局である金融庁によりモニタリングを受けています。

    当社グループの子会社では、国内外で損害保険事業および生命保険事業を営んでいます。保険会社グループは、巨大災害の発生や資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。

    連結ソルベンシー・マージン比率および単体ソルベンシー・マージン比率は、行政監督上の健全性を示す指標の一つで、こうした「通常の予測を超える危険」を示すリスクの合計額に対する「保有している資本金や利益剰余金等」の支払い余力の合計を除して求められ、同比率が100%以上であれば健全性についての一つの基準を満たしているとされています。

    当社および当社グループの国内保険子会社は、連結ソルベンシー・マージン比率および単体ソルベンシー・マージン比率について定期的にモニタリングし、適切なリスク管理を通じて財務の健全性を確保しています。

    海外保険子会社は、現地の規制当局の監督のもと、所在国における資本規制の適用を受けており、当社はその遵守状況をモニタリングすることを通じて財務の健全性を確保しています。

    11. 現金及び現金同等物

    現金及び現金同等物の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    現金及び預貯金 936,804 1,064,876 1,151,516
    マネー・マーケット・ファンド 380,747 451,310 563,806
    その他短期投資 10,178 423,620 617,084
    合計 1,327,730 1,939,807 2,332,406

    その他短期投資は、リバースレポ取引及び他の類似の担保付貸付と負債性金融商品で、いずれも現金同等物の定義を満たしています。

    12. 持分法で会計処理されている投資

    (1) 個々に重要性のある関連会社および共同支配企業

    該当事項はありません。

    (2) 個々に重要性がない関連会社および共同支配企業

    持分法を用いて会計処理している個々に重要でない関連会社および共同支配企業の帳簿価額および当社グループの持分合計額は、以下のとおりです。

    帳簿価額

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    関連会社 82,707 92,548 98,137
    共同支配企業 48,146 40,165 47,556
    合計 130,853 132,714 145,693

    当社グループの持分合計額

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    関連会社
    当期利益 3,791 2,776
    その他の包括利益 696 934
    包括利益合計 4,487 3,711
    共同支配企業
    当期利益 3,747 5,534
    その他の包括利益 - -
    包括利益合計 3,747 5,534

    (3) 資金移動に関する重大な制限等

    関連会社のうち、保険会社は所在国における法令や規制の対象となっており、当該国における規制当局の監督を受けていることが通常であることから、配当規制等の適用により資金移動が制限される場合があります。

    13. 投資不動産

    (1) 投資不動産の増減

    投資不動産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額、ならびに帳簿価額は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    取得原価 55,281 73,169 73,537
    減価償却累計額および減損損失累計額 △1,781 △2,960 △4,557
    帳簿価額 53,500 70,209 68,979

    前連結会計年度における投資不動産の帳簿価額の期中増減の主なものは企業結合による取得(14,144百万円)です。当連結会計年度における投資不動産の帳簿価額の期中増減に重要性があるものはありません。

    (2) 投資不動産の公正価値

    投資不動産の公正価値は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    公正価値 120,022 142,639 137,641

    投資不動産の公正価値は主に社外の不動産鑑定士による鑑定評価額を用いており、公正価値のヒエラルキーはレベル3に分類しています。その評価は、各物件の予想賃料、割引率等の重大な観察可能でないインプットを基に主にインカム・アプローチにより算定されており、当該不動産の所在する国の評価基準に基づいています。

    14. 有形固定資産

    有形固定資産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額、ならびに帳簿価額の増減は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    土地 建物 建設仮勘定 その他 合計
    移行日(2024年4月1日)
    取得原価 107,137 125,093 6,998 132,037 371,267
    減価償却累計額および減損損失累計額 △3,187 △42,320 - △82,894 △128,402
    帳簿価額 103,950 82,773 6,998 49,142 242,864
    帳簿価額の増減
    取得 18 8,103 3,359 13,952 25,433
    企業結合による取得 29,747 22,547 4,314 3,163 59,772
    売却または処分 △1,566 △1,300 - △8,275 △11,142
    科目振替 - 1,913 △1,975 53 △7
    減価償却費 (注) 1 - △6,816 - △11,262 △18,078
    減損損失 (注) 2 △1 △2 - △10 △13
    為替換算差額 994 424 △0 28 1,447
    その他 117 19 - △33 102
    増減額合計 29,309 24,890 5,697 △2,383 57,514
    前連結会計年度(2025年3月31日)
    取得原価 136,448 151,963 12,696 131,149 432,258
    減価償却累計額および減損損失累計額 △3,188 △44,300 - △84,389 △131,878
    帳簿価額 133,260 107,663 12,696 46,759 300,379
    帳簿価額の増減
    取得 208 7,655 25,186 9,900 42,950
    企業結合による取得 - 74 - 160 235
    売却または処分 △324 △1,166 △80 △2,684 △4,256
    科目振替 3,748 1,626 △3,215 1,351 3,510
    減価償却費 (注) 1 - △7,902 - △10,732 △18,634
    減損損失 (注) 2 △45 △200 - - △245
    為替換算差額 1,175 2,596 457 1,385 5,614
    その他 △4,842 △4,318 △1 △1,476 △10,638
    増減額合計 △81 △1,634 22,346 △2,095 18,534
    当連結会計年度(2026年3月31日)
    取得原価 133,224 146,884 35,042 135,699 450,851
    減価償却累計額および減損損失累計額 △45 △40,856 - △91,035 △131,937
    帳簿価額 133,178 106,028 35,042 44,664 318,913

    (注) 1. 減価償却費は、連結損益計算書上、保険サービス費用、投資経費、一般管理費として表示しています。

    2. 減損損失は、連結損益計算書上、その他の費用として表示しています。

    15. 無形資産

    (1) 無形資産

    無形資産の取得原価、償却累計額および減損損失累計額、ならびに帳簿価額の増減は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    のれん ソフトウェア 販売網価値 ・契約更改権 価値 その他 合計
    移行日(2024年4月1日)
    取得原価 395,395 485,219 802,421 122,520 1,805,557
    償却累計額および減損損失累計額 - △194,597 △375,937 △40,221 △610,756
    帳簿価額 395,395 290,621 426,484 82,299 1,194,800
    帳簿価額の増減
    取得 - 26,613 - 3,052 29,665
    内部開発による増加 - 72,780 - - 72,780
    企業結合による取得 7,528 632 424 6,160 14,745
    売却または処分 - △1,309 - △80 △1,389
    償却費 (注) 2 - △59,958 △41,891 △3,598 △105,447
    減損損失 (注) 3 - △796 - △1 △798
    為替換算差額 △3,105 △83 △4,471 △160 △7,820
    その他 - △820 - 6,502 5,682
    増減額合計 4,423 37,057 △45,938 11,874 7,417
    前連結会計年度(2025年3月31日)
    取得原価 399,819 586,079 794,599 140,006 1,920,505
    償却累計額および減損損失累計額 - △258,401 △414,054 △45,832 △718,287
    帳簿価額 399,819 327,678 380,545 94,174 1,202,218
    帳簿価額の増減
    取得 - 26,120 - 4,793 30,914
    内部開発による増加 - 82,048 - - 82,048
    企業結合による取得 156,019 3,214 126,915 13,002 310,465
    売却または処分 - △1,660 - △10 △1,671
    償却費 (注) 2 - △73,509 △43,175 △3,411 △120,096
    減損損失 (注) 3 - - - △3 △3
    為替換算差額 35,702 7,698 30,333 6,072 68,493
    その他 - △2,679 3,268 6,910 7,500
    増減額合計 191,722 41,232 117,341 27,353 377,650
    当連結会計年度(2026年3月31日)
    取得原価 591,541 701,105 993,542 172,337 2,458,527
    償却累計額および減損損失累計額 - △332,194 △495,654 △50,808 △878,658
    帳簿価額 591,541 368,911 497,887 121,528 1,579,868

    (注) 1. 無形資産のうち耐用年数を確定できない資産の帳簿価額は、移行日、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ42,977百万円、50,777百万円および60,153百万円です。主なものは保険営業免許および英国ロイズ保険市場におけるシンジケート・キャパシティであり、事業が継続する限り存続するため、耐用年数を確定できないと判断しています。

    2. 償却費は、連結損益計算書上、保険サービス費用、投資経費、一般管理費、その他の費用として表示しています。

    3. 減損損失は、連結損益計算書上、その他の費用として表示しています。

    (2) のれん

    当社グループの連結財政状態計算書に認識されている主要なのれんの帳簿価額は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    Privilege Underwriters, Inc. 161,013 159,003 170,020
    Philadelphia Consolidated Holding Corp. 84,175 83,124 88,884
    HCC Insurance Holdings, Inc. 74,493 73,563 78,660
    Agrihedge, Inc. - - 73,187

    のれんは資金生成単位ごとに帳簿価額と回収可能価額を比較して減損テストを行っており、回収可能価額として使用価値を用いています。使用価値は、マネジメントが承認した事業計画に基づくキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割引くことにより算定しています。割引率(税引前)は、資金生成単位の株主資本コストを基礎に算定しています。なお、いずれの資金生成単位においても回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っていることから、回収可能価額の算定に用いた主要な仮定について合理的な範囲での変動があっても、重要な減損損失が発生する可能性は低いと判断しています。

    Privilege Underwriters, Inc.(以下、Pure社)の企業結合に係るのれんの減損テストにおいては、使用価値の算定に用いる事業計画は業界の将来の趨勢に関するマネジメントの評価や過去の実績および企業内外からの情報に基づき作成しています。事業計画における主要な仮定には、保険契約者同士の互助関係を基礎とした組織であるレシプロカルの業務運営対価として受領するフィー収入が含まれています。Pure社が属する保険市場の高い成長率と事業環境を踏まえて策定された買収時の事業計画に鑑み、事業計画の対象期間は7年(前連結会計年度8年、移行日9年)とし、対象期間を超えて発生すると見込まれるキャッシュ・フローは、米国のインフレ率2.2%(前連結会計年度2.2%、移行日2.1%)を基礎とした永久成長率を用いてターミナル・バリューを算出しています。これらキャッシュ・フローの見積額を割引率(税引前)11.2%(前連結会計年度12.0%、移行日12.4%)により現在価値に割引いています。

    Philadelphia Consolidated Holding Corp.の企業結合に係るのれんの減損テストにおいては、使用価値の算定に用いる事業計画は業界の将来の趨勢に関するマネジメントの評価や過去の実績および企業内外からの情報に基づき作成しています。事業計画における主要な仮定には、保険料増収率、損害率、経費率、資産運用損益が含まれています。事業計画の対象期間は原則3年とし、対象期間を超えて発生すると見込まれるキャッシュ・フローは、米国のインフレ率を基礎とした永久成長率を用いてターミナル・バリューを算出しています。これらキャッシュ・フローの見積額を割引率(税引前)14.8%(前連結会計年度15.6%、移行日15.9%)により現在価値に割引いています。

    HCC Insurance Holdings, Inc.の企業結合に係るのれんの減損テストにおいては、使用価値の算定に用いる事業計画は業界の将来の趨勢に関するマネジメントの評価や過去の実績および企業内外からの情報に基づき作成しています。事業計画における主要な仮定には、保険料増収率、損害率、経費率、資産運用損益が含まれています。事業計画の対象期間は原則3年とし、対象期間を超えて発生すると見込まれるキャッシュ・フローは、米国のインフレ率を基礎とした永久成長率を用いてターミナル・バリューを算出しています。これらキャッシュ・フローの見積額を割引率(税引前)14.7%(前連結会計年度15.6%、移行日16.0%)により現在価値に割引いています。

    Agrihedge, Inc.については、2026年1月30日付で株式を取得し子会社となったことにより、当連結会計年度において新たにのれんを認識しています。なお、当該のれんは「6. 企業結合」に記載のとおり、当連結会計年度末において暫定的な金額であるため、資金生成単位への配分は完了していません。

    16. リース

    (1) 借手側

    当社グループはオフィスビルや従業員の住居施設等を賃借しています。延長オプションまたは解約オプションは、主に不動産のリースに含まれ、それらの不動産を事業に活用する上で、必要に応じて行使しています。

    a. 使用権資産

    使用権資産の帳簿価額の増減は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    不動産 動産 合計
    移行日(2024年4月1日) 122,395 3,591 125,986
    取得 29,524 2,225 31,750
    企業結合による取得 8,822 1,638 10,460
    減価償却費 △31,298 △1,690 △32,988
    為替換算差額 103 △1 101
    その他 (注) △9,408 △249 △9,657
    前連結会計年度(2025年3月31日) 120,139 5,513 125,652
    取得 30,602 1,854 32,456
    企業結合による取得 428 - 428
    減価償却費 △34,317 △2,068 △36,385
    為替換算差額 4,267 221 4,488
    その他 (注) △5,709 △1,032 △6,742
    当連結会計年度(2026年3月31日) 115,410 4,487 119,898

    (注) その他は、リース契約の期間短縮や解約等に伴う減少等です。

    b. リース取引に係る損益の内訳

    リース取引に係る損益の内訳は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    リースに係る費用
    リース負債に係る支払利息 3,026 3,308
    短期リース料 157 312
    少額リース料 8,053 7,990
    リースに係る収益
    使用権資産のサブリースによる収益 709 758

    c. リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ45,485百万円および48,933百万円です。

    d. リース負債の満期分析は「8. 金融商品 (5) リスク管理」に記載しています。

    (2) 貸手側

    当社グループはオペレーティング・リースとして不動産等(有形固定資産および投資不動産)を賃貸しています。

    オペレーティング・リースに係る収益は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ7,979百万円および8,676百万円です。なお、指数またはレートに基づかない変動リース料に係る収益はありません。

    将来の受取リース料の満期分析は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    1年以内 7,783 8,070 8,840
    1年超2年以内 6,942 7,493 8,315
    2年超3年以内 6,561 7,131 7,471
    3年超4年以内 6,248 6,686 6,711
    4年超5年以内 1,056 1,379 1,348
    5年超 7,339 8,706 8,160
    合計 35,931 39,467 40,847

    オペレーティング・リースの対象となっている有形固定資産は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    土地 11,607 11,478 11,231
    建物 7,140 7,524 7,944
    その他 6,292 - -
    合計 25,041 19,003 19,176
    17. 売却目的保有に分類した資産および処分グループ

    売却目的で保有する資産の内訳は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    売却目的で保有する資産
    有形固定資産 52,764 126,878 310,437
    合計 52,764 126,878 310,437

    移行日、前連結会計年度および当連結会計年度において売却目的で保有する資産のうち、主なものは以下のとおりです。

    ・海外保険事業の子会社であるDelphi Financial Group, Inc.における、商業用不動産担保付貸付金の担保取得

    貸付金の担保として商業用不動産を取得したものであり、当連結会計年度末において1年以内の売却が見込まれることから、当該資産を売却目的保有に分類しています。当該資産は公正価値から売却コストを控除した額により測定しておりレベル3に分類しています。公正価値は社外機関による鑑定評価額を用いており、その評価は同一地域の類似不動産の取引事例や物件の収益性の観点等を踏まえて算定されています。当該公正価値の測定に使用される重大な観察可能でないインプットは、予想賃料および費用のスケジュール、購入意向表明書における提示金額等です。なお、鑑定評価額は、その妥当性を社内で分析しています。

    なお、売却目的で保有する資産における減損損失は連結損益計算書上、その他の費用として表示しており、前連結会計年度において2,696百万円、当連結会計年度において3,956百万円を認識しています。

    18. 法人所得税

    (1) 法人所得税費用の内訳

    連結損益計算書上の法人所得税費用の内訳は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    当期税金費用 397,846 383,382
    繰延税金費用
    一時差異の発生および解消 △228,419 △208,544
    税率変更による影響 △5,214 856
    繰越欠損金の増減 △3,149 5,111
    未認識の繰延税金資産の増減 3,622 △2,328
    その他 149 29
    繰延税金費用 小計 △233,011 △204,875
    法人所得税費用 164,834 178,506

    (2) 法人所得税費用と会計上の利益との関係

    わが国の法定実効税率と連結損益計算書上の法人所得税費用の平均実際負担税率との関係は、以下のとおりです。

    (単位:%)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    国内の法定実効税率 30.6 30.6
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △3.3 △2.4
    交際費等永久に損金に算入されない項目 1.7 1.1
    連結子会社に適用される税率の影響 △6.4 △7.5
    未認識の繰延税金資産の増減 4.9 △1.0
    海外関係会社の未分配利益 1.4 3.3
    その他 △1.3 △0.3
    平均実際負担税率 27.6 23.8

    当社および国内子会社は、主に法人税、住民税および事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ30.6%です。ただし、海外子会社については、その所在地における法人税等が課されています。

    (3) 繰延税金資産および繰延税金負債の変動

    繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳および増減は、以下のとおりです。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    期首残高 純損益認識額 その他の包括 利益認識額 企業結合に よる取得 その他 (注) 期末残高
    繰延税金資産(総額)
    退職給付に係る負債 81,454 600 △2,946 2,343 △1,207 80,244
    保険契約または再保険契約 19,634 1,423 1,411 - 728 23,198
    未払賞与 14,456 2,339 - 1,244 △49 17,990
    貸付金 4,478 230 - - △49 4,659
    投資有価証券 14,282 △1,540 727 - △214 13,254
    デリバティブ 56,310 △9,318 △349 - △35 46,607
    有形固定資産 16,551 △3,046 - - 43 13,548
    無形資産 11,142 1,860 - - △0 13,002
    リース負債 29,854 △1,706 - 2,865 △128 30,885
    繰越欠損金 21,396 3,149 78 400 △416 24,607
    繰越税額控除 1,640 △578 1,594 - △39 2,616
    その他 40,730 1,050 818 3,516 △435 45,679
    繰延税金資産合計 311,932 △5,535 1,334 10,370 △1,805 316,296
    繰延税金負債(総額)
    保険契約または再保険契約 △440,881 23,202 △153,061 - 141 △570,598
    投資有価証券 △741,679 213,548 289,328 △610 △545 △239,957
    デリバティブ △3,421 3,444 △747 - △86 △811
    有形固定資産 △1,447 2,575 - △8,858 △240 △7,970
    無形資産 △114,504 9,267 - - 981 △104,255
    使用権資産 △28,657 1,819 - △2,770 114 △29,494
    子会社等に対する投資 △29,377 △3,395 - △1,631 - △34,405
    その他 △33,436 △11,914 △978 △2,412 △1,780 △50,521
    繰延税金負債合計 △1,393,405 238,547 134,541 △16,282 △1,415 △1,038,014
    繰延税金資産の純額(△は負債) △1,081,472 233,011 135,875 △5,912 △3,220 △721,717

    (注) その他の主な内容は、海外子会社等の換算差額です。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    期首残高 純損益認識額 その他の包括 利益認識額 企業結合に よる取得 その他 (注) 期末残高
    繰延税金資産(総額)
    退職給付に係る負債 80,244 △2,923 1,968 - 709 79,997
    保険契約または再保険契約 23,198 △841 3,678 - 2,016 28,052
    未払賞与 17,990 2,389 - 848 359 21,587
    貸付金 4,659 1,403 - - 321 6,385
    投資有価証券 13,254 △1,835 △3,266 - 796 8,949
    デリバティブ 46,607 △1,279 8,161 12 187 53,690
    有形固定資産 13,548 10,491 - - △560 23,479
    無形資産 13,002 △2,951 - - △159 9,890
    リース負債 30,885 △970 - 53 4,149 34,117
    繰越欠損金 24,607 △5,111 301 204 1,596 21,598
    繰越税額控除 2,616 1,076 △427 - 220 3,486
    その他 45,679 △8,618 △841 2,469 37 38,727
    繰延税金資産合計 316,296 △9,171 9,574 3,588 9,674 329,962
    繰延税金負債(総額)
    保険契約または再保険契約 △570,598 63,095 △127,432 - △5,134 △640,070
    投資有価証券 △239,957 159,363 △85,973 - △840 △167,408
    デリバティブ △811 △514 △1,228 - △201 △2,755
    有形固定資産 △7,970 △2,553 - △5 △1,182 △11,711
    無形資産 △104,255 5,260 - △26,198 △8,225 △133,419
    使用権資産 △29,494 942 - △52 △3,595 △32,199
    子会社等に対する投資 △34,405 △19,175 17 - - △53,562
    その他 △50,521 7,628 △69 △31 △2,898 △45,892
    繰延税金負債合計 △1,038,014 214,047 △214,687 △26,287 △22,079 △1,087,021
    繰延税金資産の純額(△は負債) △721,717 204,875 △205,112 △22,698 △12,405 △757,059

    (注) その他の主な内容は、海外子会社等の換算差額です。

    (4) 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異等

    繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金、繰越税額控除の額は以下のとおりです。なお、金額は課税所得により記載しています。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    将来減算一時差異 1,202,046 1,293,910 1,171,310
    繰越欠損金 299,197 333,138 348,325
    繰越税額控除 50 50 -
    合計 1,501,294 1,627,099 1,519,636

    また、繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効期限は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    1年以内 8,008 7,615 6,462
    1年超5年以内 36,113 52,749 113,537
    5年超 199,690 217,732 209,431
    失効期限なし 55,384 55,040 18,894
    合計 299,197 333,138 348,325

    (5) 繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異

    繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、移行日、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ3,937,027百万円、3,254,850百万円および3,591,379百万円です。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ、予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識していません。

    19. 社債及び借入金ならびに投資契約負債
    (単位:百万円)
    区分 移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日) 平均利率 (%) (注) 1 返済期限 (注) 2
    社債 (注) 3 226,059 225,761 227,575 - -
    短期借入金 771 52,045 67,404 2.2 -
    1年以内に返済予定の長期借入金 62,078 8,507 165,016 3.8 -
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 185,363 263,130 138,012 3.6 2027年8月~ 2053年5月
    1年以内に返済予定の投資契約負債 232,125 353,394 561,366 3.5 -
    投資契約負債(1年以内に返済予定のものを除く。) 512,043 515,627 617,474 4.8 2027年5月~ 2032年12月
    合計 1,218,441 1,418,466 1,776,849 - -

    (注) 1. 平均利率は、当連結会計年度の残高に対する加重平均利率です。

    2. 返済期限は、当連結会計年度の残高に対する返済期限です。

    3. 社債の発行条件の要約は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    会社名 銘柄 発行 年月日 移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日) 利率 (%) 担保 償還 期限
    東京海上日動火災保険株式会社 第1回利払繰延 条項・期限前償還条項付無担保社債 (劣後特約付) 2019年 12月24日 200,000 200,000 200,000 0.96 (注) 1 なし 2079年 12月24日
    Delphi Financial Group, Inc. 米ドル建劣後社債 (注) 2 2007年 5月23日 26,059 (172,115 千米ドル) 25,761 (172,291 千米ドル) 27,575 (172,474 千米ドル) 7.10~ 7.78 なし 2067年 5月1日
    合計 - 226,059 225,761 227,575 - - -

    (注) 1. 2029年12月24日の翌日以降は、基準金利に1.80%を加算した利率です。

    2. 移行日、前連結会計年度および当連結会計年度の欄の( )内は、外貨建による金額です。

    20. 従業員給付

    (1) 採用している退職給付制度の概要

    当社および一部の連結子会社は、確定給付型および確定拠出型の退職給付制度を有しています。

    確定給付制度のうち主なものは、東京海上日動火災保険株式会社の確定給付制度であり、全体の確定給付制度債務の約9割を占めています。東京海上日動火災保険株式会社は、退職給付制度として、ほぼ全従業員を対象とした非拠出型の給付建退職一時金制度を有しています。企業年金については、確定給付型の制度として企業年金基金制度を有しており、また確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を有しています。退職一時金制度における支払額および企業年金基金制度の年金給付額は、主にポイント制に基づいて決定しています。

    東京海上日動火災保険株式会社の企業年金基金制度については、確定給付企業年金法等において、年金給付を行う東京海上日動企業年金基金への拠出等の義務が課されています。企業年金基金(以下、基金)は同社より法的に独立して運営されており、同社から選定された選定代議員と、加入者において互選する互選代議員が同一人数にて代議員会を構成しています。代議員会の議長である理事長は選定代議員より選出されています。代議員会の議事は、出席した代議員の過半数で決し、可否同数の時は、議長が決する権限を有しています。ただし、特に重要な事項に関する議事については、上記を超える多数で決することと規定しています。基金の理事には法令、法令に基づいてする厚生労働大臣または地方厚生局長の処分、規約および代議員会の議決を遵守し、基金のために忠実にその職務を遂行する義務が課されています。また理事は、自己またはこの基金以外の第三者の利益を図る目的をもって、積立金の管理および運用の適正を害する行為をしてはならないと規定されています。

    一部の国内連結子会社は、複数事業主制度の企業年金制度に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に算定することができないことから、確定拠出制度と同様に会計処理しています。また、一部の国内連結子会社は退職給付信託を設定しています。

    前連結会計年度および当連結会計年度に、一部の海外連結子会社の退職給付制度において、確定給付制度債務および制度資産を清算しました。

    (2) 確定給付制度

    a. 確定給付負債(資産)の純額

    (a) 確定給付制度債務の現在価値の増減

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    期首残高 466,381 433,862
    当期勤務費用 14,379 13,410
    利息費用 8,240 10,268
    確定給付制度の再測定
    人口統計上の仮定の変更により生じた数理計算上の差異 △4,813 5,579
    財務上の仮定の変更により生じた数理計算上の差異 △38,423 △42,212
    実績修正による利得又は損失 2,406 △182
    過去勤務費用 3 586
    為替換算差額 126 1,149
    制度からの給付 △25,048 △27,694
    清算 △5,986 △692
    企業結合による変動 17,865 -
    その他 △1,266 △4,088
    期末残高 433,862 389,987

    (注) 当期勤務費用、利息費用および過去勤務費用は、連結損益計算書上、保険サービス費用、投資経費、一般管理費またはその他の金融費用として表示しています。

    (b) 制度資産の公正価値の増減

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    期首残高 232,894 226,064
    利息収益 4,235 5,525
    確定給付制度の再測定 △29,710 △33,797
    為替換算差額 48 218
    事業主による制度への拠出 9,227 12,012
    制度からの給付 △9,780 △11,188
    清算 △5,986 △2,363
    企業結合による変動 26,016 -
    その他 △880 56
    期末残高 226,064 196,528

    (c) 連結財政状態計算書において認識している資産および負債

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    積立型の確定給付制度
    確定給付制度債務の現在価値 264,360 241,432 211,630
    制度資産の公正価値 △232,894 △226,064 △196,528
    積立を有する制度の確定給付負債(資産)の純額 31,465 15,368 15,101
    非積立型の確定給付制度
    確定給付制度債務の現在価値 202,021 192,429 178,356
    確定給付負債(資産)の純額の合計額(資産上限額考慮前) 233,486 207,797 193,458
    資産上限額の影響 3,299 13,702 23,646
    確定給付負債(資産)の純額の合計額(資産上限額考慮後) 236,786 221,500 217,104

    (d) 資産上限額の影響の増減

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    期首残高 3,299 13,702
    利息費用 13 233
    確定給付制度の再測定 716 9,678
    為替換算差額 △22 32
    企業結合による変動 9,695 -
    期末残高 13,702 23,646

    b. 重要な数理計算上の仮定

    主要な国内連結子会社における重要な数理計算上の仮定は、以下のとおりです。将来の死亡率の仮定は、各地域の公表統計数値および実績値に従った数理計算情報を基に設定しています。

    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    割引率(%) 1.3~1.9 1.9~2.6 2.7~3.6
    現在65歳の受給者の平均余命(年)
    男性 20.3~23.7 20.3~23.7 20.6~24.9
    女性 25.1~28.7 25.1~28.8 25.5~30.0
    現在45歳の従業員の給付開始年齢時の平均余命(年)
    男性 20.3~24.9 20.3~25.0 20.6~26.1
    女性 25.1~30.0 25.1~30.1 25.5~31.1

    c. 重要な数理計算上の仮定に関する感応度分析

    前述の数理計算上の仮定のうち、確定給付制度に係る計算は割引率の仮定の影響を受けやすくなっています。主要な国内連結子会社における割引率の変動に対する確定給付制度債務の感応度分析は、以下のとおりです。感応度分析は、他の全ての仮定は不変として1つの仮定を変動させたものです。実際の計算ではそれ以外の変数の変動により影響を受ける場合があります。

    (単位:百万円)
    仮定の変動 移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    割引率 0.5%の上昇 △29,218 △23,377 △18,956
    0.5%の低下 32,703 26,457 20,920

    d. 制度資産の公正価値の内訳

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    活発な市場における 公表市場価格のある資産 活発な市場における 公表市場価格のない資産 合計
    債券 47,013 146,561 193,574
    株式 1,613 38 1,651
    現金及び現金同等物 7,341 65 7,407
    生保一般勘定 - 13,821 13,821
    その他 - 16,440 16,440
    合計 55,968 176,926 232,894

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    活発な市場における 公表市場価格のある資産 活発な市場における 公表市場価格のない資産 合計
    債券 41,949 133,429 175,378
    株式 1,394 11,259 12,654
    現金及び現金同等物 6,346 150 6,497
    生保一般勘定 - 18,785 18,785
    その他 - 12,748 12,748
    合計 49,691 176,373 226,064

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    活発な市場における 公表市場価格のある資産 活発な市場における 公表市場価格のない資産 合計
    債券 42,806 104,504 147,310
    株式 1,239 11,600 12,839
    現金及び現金同等物 2,054 4,478 6,533
    生保一般勘定 - 21,066 21,066
    その他 - 8,779 8,779
    合計 46,099 150,428 196,528

    e. リスク管理戦略

    東京海上日動火災保険株式会社の積立を有する制度における年金資産の運用にあたっては、基金の規約に規定した年金給付金、死亡一時金その他の一時金たる給付金の支払いを将来にわたり確実に行うため、制度の成熟度や母体企業の状況に留意しながら、必要とされる総合収益を確保することを目的としています。そのために、長期にわたる年金負債の特性を踏まえ、ALM剰余分析により負債が抱える金利リスクを適切にコントロールすることを基本とし、原則として金利リスクをフルヘッジすることとしています。また、信用リスクを始めとする追加的なリスクテイクは原則として行わない方針としています。

    なお、投資方針については、確定給付型年金制度の財政状況や運用環境を勘案しながら、必要に応じて見直しを行うこととしています。

    f. 事業主拠出および確定給付制度債務の満期分析

    企業年金基金制度については、確定給付企業年金法の規定に従い、将来にわたって財政の均衡を保つことができるように、少なくとも5年ごとに事業年度末日を基準日として掛金の額の再計算を行うこととしています。また、毎事業年度末日において積立金の額が法律に基づく最低積立基準額を下回る場合には、必要な額を掛金として拠出する必要があります。

    主要な国内連結子会社の翌連結会計年度における制度資産への予想拠出額は、10,375百万円です。

    確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、移行日においては主に8.9~14.8年、前連結会計年度においては主に8.3~13.3年、当連結会計年度においては主に7.2~11.9年です。

    (3) 確定拠出制度

    前連結会計年度、当連結会計年度の確定拠出制度への拠出額(公的制度への拠出額を含む)は29,972百万円、35,651百万円です。

    21. 引当金

    当連結会計年度における引当金の内訳および増減は、次のとおりです。

    (単位:百万円)
    資産除去債務 訴訟請求 (保険関連以外) その他 合計
    期首残高(2025年4月1日) 4,680 25,937 2,996 33,614
    期中増加額 112 1,766 2,674 4,553
    期中減少額(目的使用) △56 - △659 △715
    期中減少額(戻入) △3 - △2,410 △2,414
    その他 (注) △126 4,795 4,373 9,041
    期末残高(2026年3月31日) 4,606 32,499 6,974 44,079

    (注) その他は、為替換算差額等です。

    資産除去債務

    当社グループは、有形固定資産の撤去または解体に必要な見積支出の現在価値について引当金を認識しています。これらの有形固定資産の撤去または解体にかかる費用の金額や支払時期は現在の見積りによるものであり、変更になることがあります。

    訴訟請求(保険関連以外)

    当社グループは、訴訟中または訴訟のおそれがある案件等の支出に備え、損害賠償金・訴訟費用等について、各連結会計年度末において必要と認めた合理的な見積額を引当金として認識しています。経済的便益の流出時期やその金額については、今後の訴訟の動向等に左右されます。

    22. 流動・非流動の区分

    資産および負債の回収または決済が見込まれる時期ごとの内訳は、以下のとおりです。なお、引当金については基本的に12か月超に区分しています。

    移行日(2024年4月1日)

    (単位:百万円)
    回収または決済までの期間 合計
    12か月以内 12か月超
    資産
    その他の金融資産 672,516 208,030 880,547
    再保険契約資産 591,062 535,473 1,126,536
    保険契約資産 12,875 4,904 17,780
    その他の資産 113,324 44,059 157,384
    負債
    その他の金融負債 542,038 31,413 573,452
    保険契約負債 3,600,522 15,472,981 19,073,503
    再保険契約負債 28,143 △6,617 21,525
    その他の負債 130,669 135,771 266,441

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    回収または決済までの期間 合計
    12か月以内 12か月超
    資産
    その他の金融資産 774,931 170,050 944,981
    再保険契約資産 534,397 1,148,209 1,682,607
    保険契約資産 10,437 4,339 14,776
    その他の資産 146,319 46,986 193,305
    負債
    その他の金融負債 626,025 78,628 704,653
    保険契約負債 3,830,555 15,526,841 19,357,397
    再保険契約負債 29,630 △15,611 14,019
    その他の負債 199,614 122,850 322,465

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    回収または決済までの期間 合計
    12か月以内 12か月超
    資産
    その他の金融資産 855,437 248,895 1,104,332
    再保険契約資産 560,963 1,882,570 2,443,534
    保険契約資産 69,683 △29,726 39,956
    その他の資産 130,651 103,825 234,477
    負債
    その他の金融負債 864,545 81,155 945,701
    保険契約負債 4,434,833 15,784,284 20,219,118
    再保険契約負債 24,982 △9,673 15,308
    その他の負債 228,268 128,739 357,007
    23. 資本およびその他の資本項目

    (1) 資本金および自己株式

    移行日、前連結会計年度末および当連結会計年度末における発行可能株式総数は8,000,000千株です。当社の発行する株式は、全て権利内容に何ら制限のない無額面の普通株式であり、発行済株式は全額払込済みです。

    発行済株式数および自己株式数は、以下のとおりです。

    (単位:千株)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    発行済株式数
    期首 1,978,000 1,934,000
    増加 - -
    減少 44,000 -
    期末 1,934,000 1,934,000
    自己株式数
    期首 5,166 11,150
    増加 50,342 44,799
    減少 44,359 462
    期末 11,150 55,487

    (注) 1. 前連結会計年度末および当連結会計年度末の自己株式数には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式がそれぞれ、2,030千株、1,568千株含まれています。

    2. 前連結会計年度における発行済株式数の減少44,000千株は、すべて自己株式の消却によるものです。

    3. 前連結会計年度における自己株式数の増加50,342千株の主な内訳は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加49,686千株および役員報酬BIP信託の取得による増加649千株です。
    自己株式数の減少44,359千株の主な内訳は、自己株式の消却による減少44,000千株および役員報酬BIP信託の交付等による減少331千株です。
    当連結会計年度における自己株式数の増加44,799千株の主な内訳は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加44,794千株です。
    自己株式数の減少462千株の主な内訳は、役員報酬BIP信託の交付等による減少461千株です。

    4. 前連結会計年度末および当連結会計年度末における関連会社が保有する当社株式数は19千株です。

    (2) 利益剰余金

    日本における会社法では、剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金および利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金または利益準備金として積立てることが規定されています。積立てられた利益準備金は、欠損填補に充当できます。また、株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができます。

    24. 配当

    (1) 配当金支払額

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    決議 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2024年6月24日 定時株主総会 普通株式 123,409 62.50 2024年3月31日 2024年6月25日
    2024年11月19日 取締役会 普通株式 158,072 81.00 2024年9月30日 2024年12月10日

    (注) 1. 2024年6月24日開催の定時株主総会で決議した配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金107百万円が含まれています。

    2. 2024年11月19日開催の取締役会で決議した配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金169百万円が含まれています。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    決議 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2025年6月23日 定時株主総会 普通株式 175,164 91.00 2025年3月31日 2025年6月24日
    2025年11月19日 取締役会 普通株式 200,976 105.50 2025年9月30日 2025年12月12日

    (注) 1. 2025年6月23日開催の定時株主総会で決議した配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金184百万円が含まれています。

    2. 2025年11月19日開催の取締役会で決議した配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金177百万円が含まれています。

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    2026年6月29日開催の第24回定時株主総会において、次のとおり決議を予定しています。

    決議 株式の種類 配当金の 総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2026年6月29日 定時株主総会 普通株式 211,509 利益剰余金 112.50 2026年3月31日 2026年6月30日

    (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金176百万円が含まれています。

    25. 費用の性質別内訳
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    発生保険金等 (注) 4,137,805 4,186,185
    諸手数料及び集金費 1,110,249 1,230,246
    従業員給付費用 722,247 865,117
    減価償却費及び償却費 157,511 176,186
    その他 638,990 757,552
    性質別費用合計 6,766,805 7,215,288
    保険獲得キャッシュ・フローとして保険契約負債の測定に含めた金額 △1,459,596 △1,740,511
    保険獲得キャッシュ・フローの償却額 1,399,366 1,481,741
    保険契約グループ認識前の保険獲得キャッシュ・フローに係る資産の減損損失とその戻入 252 335
    合計 6,706,827 6,956,854
    内訳:
    保険サービス費用 6,066,020 6,114,387
    投資経費 56,733 58,998
    一般管理費 546,651 723,908
    その他の費用 37,422 59,559

    (注) 発生保険金等には、過年度の発生保険金に係る負債の変動や不利な契約に係る損失・損失の戻入も含まれています。

    26. その他の包括利益

    その他の包括利益の各項目別の当期発生額および純損益への組替調整額、ならびに税効果の影響は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    純損益に振り替えられることのない項目
    資本性金融商品に対する投資
    当期発生額 △463,223 592,367
    税効果考慮前 △463,223 592,367
    税効果 137,781 △146,295
    税効果考慮後 △325,441 446,071
    確定給付制度の再測定
    当期発生額 10,403 △6,661
    税効果考慮前 10,403 △6,661
    税効果 △2,939 1,968
    税効果考慮後 7,464 △4,692
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    当期発生額 △93 88
    税効果考慮前 △93 88
    税効果 - -
    税効果考慮後 △93 88
    合計 △318,070 441,467
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    負債性金融商品に対する投資
    当期発生額 △747,080 △636,013
    組替調整額 274,925 461,606
    税効果考慮前 △472,154 △174,407
    税効果 151,873 54,900
    税効果考慮後 △320,281 △119,507
    キャッシュ・フロー・ヘッジ
    当期発生額 7,347 6,694
    組替調整額 - -
    税効果考慮前 7,347 6,694
    税効果 △1,469 △1,246
    税効果考慮後 5,877 5,448
    在外営業活動体の換算差額
    当期発生額 △32,111 339,238
    組替調整額 1,211 853
    税効果考慮前 △30,900 340,091
    税効果 △1,207 6,708
    税効果考慮後 △32,107 346,799
    保険契約に係る割引率変動差額
    当期発生額 508,087 474,095
    組替調整額 - -
    税効果考慮前 508,087 474,095
    税効果 △155,787 △140,968
    税効果考慮後 352,300 333,126
    再保険契約に係る割引率変動差額
    当期発生額 △9,875 △62,767
    組替調整額 - -
    税効果考慮前 △9,875 △62,767
    税効果 3,392 18,247
    税効果考慮後 △6,483 △44,520
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    当期発生額 790 845
    組替調整額 - -
    税効果考慮前 790 845
    税効果 - -
    税効果考慮後 790 845
    合計 95 522,192
    その他の包括利益合計 △317,974 963,660
    27. 1株当たり利益

    基本的および希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。

    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 450,423 531,255
    当期利益調整額(百万円) - -
    希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円) 450,423 531,255
    期中平均普通株式数(千株) 1,946,421 1,901,699
    希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響 株式報酬(千株) 1,498 1,391
    希薄化後の期中平均普通株式数(千株) 1,947,919 1,903,090
    基本的1株当たり当期利益(円) 231.41 279.35
    希薄化後1株当たり当期利益(円) 231.23 279.15

    (注) 基本的および希薄化後1株当たり当期利益の算定上、役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。

    28. 株式報酬

    当社グループは、当社グループの取締役および執行役員等に対して、株式に基づく報酬制度を採用しています。

    株式に基づく報酬費用は、前連結会計年度は1,351百万円、当連結会計年度は1,593百万円です。

    (1) 役員報酬BIP信託

    当社および主な国内子会社は、当社グループの取締役および執行役員に対して、対象取締役等が株価の変動による利益およびリスクを株主の皆さまと共有するとともに、当社グループの中長期的な企業価値向上へのインセンティブをより一層強化することを目的として、役員報酬BIP信託による株式報酬制度を導入しています。本制度は、当社および主な国内連結子会社が拠出する金銭を原資として当社株式を信託を通じて取得し、株式交付規程に基づき取締役等に対してポイントが付与され、対象期間中、対象取締役等として在任していること等の条件により、退任後にポイントに応じて当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭を信託を通じて交付および給付する制度です。本制度は、持分決済型の株式に基づく報酬取引として会計処理しています。

    (2) 譲渡制限付株式ユニット(RSU)

    当社は当社グループの国内外の子会社の役員(当社取締役および監査役は含まない)に対して、譲渡制限付株式ユニット(RSU)による株式報酬制度を導入しています。本制度は、当社が対象者に対して、当社が定める数のRSUを付与し、対象者が付与日から3年後の応当日まで引き続き同地位にあること等、一定の条件により権利確定した場合に、当該ユニット数と同数の当社株式を交付する制度です。本制度は、持分決済型の株式に基づく報酬取引として会計処理しています。

    (3) 期中に付与されたポイント(ユニット)数と公正価値

    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    付与ポイント数(BIP信託) (株) 217,644 259,479
    付与ユニット数(RSU) (株) 20,040 22,044
    付与日の公正価値 (円) 6,147 6,048

    (注) 1. 付与日の公正価値は、付与日の当社株式の株価に近似していると判断されたことから、付与日の株価を使用して算定しています。

    2. 付与ポイント(ユニット)は株式数に換算しています。

    29. 連結キャッシュ・フロー計算書の補足情報

    (1) 財務活動に係る負債の増減

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年 4月1日) キャッシュ ・フローを 伴う変動 キャッシュ・フローを伴わない変動 前連結 会計年度 (2025年 3月31日)
    企業結合に よる変動 為替換算差額 その他 (注)
    社債及び借入金 474,272 8,091 68,710 △3,642 2,012 549,444
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 711,974 △650,252 - 1,792 - 63,514
    リース負債 131,641 △32,236 10,946 274 22,390 133,016
    財務活動に係る負債計 1,317,888 △674,397 79,656 △1,575 24,403 745,975

    (注) リース負債に係るその他の変動は主に使用権資産の取得によるものです。

    (単位:百万円)
    前連結 会計年度 (2025年 3月31日) キャッシュ ・フローを 伴う変動 キャッシュ・フローを伴わない変動 当連結 会計年度 (2026年 3月31日)
    企業結合に よる変動 為替換算差額 その他 (注)
    社債及び借入金 549,444 27,465 - 22,207 △1,109 598,007
    レポ取引及び他の類似の担保付借入 63,514 △8,359 - 6,493 - 61,648
    リース負債 133,016 △34,575 1,010 3,708 25,779 128,939
    財務活動に係る負債計 745,975 △15,469 1,010 32,409 24,669 788,595

    (注) リース負債に係るその他の変動は主に使用権資産の取得によるものです。

    (2) 子会社の支配獲得による収支

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    株式の取得により新たにID&E社を連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳ならびにID&E社株式の取得対価とID&E社取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    資産合計 233,019
    うちその他の金融資産 97,640
    うち有形固定資産 59,772
    のれん 7,528
    負債合計 140,585
    うち社債及び借入金 68,710
    非支配持分 15,846
    ID&E社株式の取得対価 84,116
    企業結合直前に連結子会社を通じて保有していたID&E社株式の企業結合日における公正価値 △294
    ID&E社の現金及び現金同等物 △21,151
    差引:ID&E社取得による支出 62,671

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    ① Riser Topco Ⅲ, LLC他3社

    持分の取得により新たにRiser Topco Ⅲ, LLC他3社を連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳ならびにRiser Topco Ⅲ, LLC他3社持分の取得対価とRiser Topco Ⅲ, LLC他3社取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    資産合計 52,611
    うち無形資産 43,929
    うちその他の金融資産 3,622
    のれん 54,458
    負債合計 4,240
    うちその他の金融負債 3,552
    Riser Topco Ⅲ, LLC他3社持分の取得対価 102,829
    取得対価のうち未払金で構成される部分 △6,893
    Riser Topco Ⅲ, LLC他3社の現金及び現金同等物 △2,107
    差引:Riser Topco Ⅲ, LLC他3社取得による支出 93,828

    ② CIH社

    株式の取得により新たにCIH社を連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳ならびにCIH社株式の取得対価とCIH社取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    資産合計 109,725
    うち無形資産 98,342
    うちその他の金融資産 5,574
    のれん 71,832
    負債合計 31,552
    うちその他の負債 3,370
    うち繰延税金負債 26,046
    CIH社株式の取得対価 150,004
    取得対価のうち未払金で構成される部分 △7,929
    CIH社の現金及び現金同等物 △4,740
    差引:CIH社取得による支出 137,334
    30. 重要な子会社

    (1) 企業集団の構成

    当連結会計年度末における当社グループの主要な子会社は以下のとおりです。

    企業名 事業場所/法人設立国 議決権の所有割合 (%) 主要な事業
    東京海上日動火災保険株式会社 東京都千代田区 100.0 国内損害保険事業
    日新火災海上保険株式会社 東京都千代田区 100.0 国内損害保険事業
    東京海上ダイレクト損害保険株式会社 東京都新宿区 100.0 国内損害保険事業
    東京海上日動あんしん生命保険株式会社 東京都千代田区 100.0 国内生命保険事業
    ID&Eホールディングス株式会社 東京都千代田区 100.0 ソリューション・ その他事業
    Tokio Marine North America, Inc. 米国・デラウェア州・ ウィルミントン 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Philadelphia Consolidated Holding Corp. 米国・ペンシルバニア州・ バラキンウィッド 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Delphi Financial Group, Inc. 米国・デラウェア州・ ウィルミントン 100.0 (100.0) 海外保険事業
    HCC Insurance Holdings, Inc. 米国・デラウェア州・ ウィルミントン 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Privilege Underwriters, Inc. 米国・デラウェア州・ ウィルミントン 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Tokio Marine Kiln Group Limited 英国・ロンドン 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Tokio Marine Asia Pte. Ltd. シンガポール・シンガポール 100.0 (100.0) 海外保険事業
    Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd. シンガポール・シンガポール 99.7 (99.7) 海外保険事業
    Tokio Marine Seguradora S.A. ブラジル・サンパウロ 98.6 (98.6) 海外保険事業

    (注) 1. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。

    2. 東京海上ダイレクト損害保険株式会社は、2025年10月1日付でイーデザイン損害保険株式会社から名称変更しました。

    3. Tokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd.は、2025年10月18日付でTokio Marine Life Insurance Singapore Ltd.から名称変更しました。

    (2) 資金移動に関する重大な制限等

    保険子会社は所在国における法令や規制の対象となっており、当該国における規制当局の監督を受けていることが通常であることから、配当規制等の適用により資金移動が制限される場合があります。

    31. ストラクチャード・エンティティ

    当社グループは、投資ファンド、証券化商品および貸付金等への投資や、投資運用業および投資助言・代理業を営む一部の子会社における、投資信託の信託報酬や、投資一任契約に基づく報酬を通じてストラクチャード・エンティティへ関与しています。

    当社グループが、これらのストラクチャード・エンティティに対して支配を有している場合には、当該ストラクチャード・エンティティを子会社として連結しています。

    当社グループが支配していない非連結ストラクチャード・エンティティへの関与に関連して、連結財政状態計算書で認識した資産および負債の帳簿価額ならびに最大損失エクスポージャーは以下のとおりです。当該ストラクチャード・エンティティへの関与から生じる潜在的な最大損失エクスポージャーは、帳簿価額および追加投資のコミットメント契約の金額に限定されます。

    なお、報告期間において、これらの連結または非連結のストラクチャード・エンティティに対し、契約上の義務なしに財務的支援やその他の支援は提供しておらず、その意図もありません。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    帳簿価額 最大損失エクスポージャー 帳簿価額 最大損失エクスポージャー 帳簿価額 最大損失エクスポージャー
    投資有価証券 3,633,321 3,633,321 4,094,633 4,094,633 5,126,956 5,126,956
    貸付金 1,719,315 1,719,315 1,403,037 1,403,037 1,179,956 1,179,956
    資産計 5,352,637 5,352,637 5,497,671 5,497,671 6,306,912 6,306,912
    その他の金融負債 6,893 - 37,777 - 69,459 -
    負債計 6,893 - 37,777 - 69,459 -
    追加投資の コミットメント契約 - 335,624 - 290,296 - 391,177
    最大損失 エクスポージャー合計 - 5,688,262 - 5,787,967 - 6,698,089
    32. 関連当事者

    (1) 関連当事者との取引

    該当事項はありません。

    (2) 主要な経営幹部に対する報酬

    当社の取締役および監査役に対する報酬は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    定額報酬および業績連動報酬 805 844
    株式報酬 309 330
    合計 1,114 1,175
    33. 担保

    (1) 差入担保

    担保に供している資産は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    現金及び現金同等物 89,026 105,397 111,064
    投資有価証券 1,755,976 1,250,850 1,501,254
    貸付金 654,327 773,707 1,057,557
    有形固定資産 - 9,181 -
    無形資産 - 611 -
    その他の金融資産 88,365 44,944 102,701

    (注) 上記のうち主なものは、米国連邦住宅貸付銀行に対するFunding Agreementの発行に伴う投資有価証券と貸付金の担保およびロイズでの保険業務遂行のための投資有価証券の供託です。

    うち、取引相手に自由処分権がある資産は以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    現金及び現金同等物 72 639 25
    投資有価証券 725,099 189,145 219,583
    その他の金融資産 52,515 9,181 59,899

    (2) 当社が自由処分権を有する受入担保

    当社が担保として受け入れた資産のうち、売却または再担保という方法で自由に処分できる権利を有するものの公正価値は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    担保として受け入れた資産 (注) 1 38,236 337,640 98,305
    うち、売却又は再担保として差し入れた資産 (注) 2 23,420 10,097 22,364

    (注) 1. 内訳は、現先取引により受け入れているコマーシャル・ペーパーとデリバティブで受け入れている担保です。

    2. 全てデリバティブの担保に関するもので、それらを返還する義務があります。

    34. 購入コミットメント

    当社グループの資産の取得に関するコミットメントは以下のとおりです。

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日)
    有形固定資産 - 123,532 164,781

    (注) 主に本店ビルの建替に係るものです。

    35. 偶発事象

    該当事項はありません。

    36. 後発事象

    (1) 第三者割当による自己株式の処分

    当社は、2026年3月23日開催の取締役会において、Berkshire Hathaway Inc.の完全子会社であり、再保険事業の中核会社かつ強固な財務基盤を有するNational Indemnity Companyとの間で、当社への戦略的出資、再保険分野における協働およびM&A等における戦略的提携を柱とする、包括的な戦略的パートナーシップ(以下「本戦略的提携」という。)を実施することを決議しました。本戦略的提携を実施するため、当社は、同日開催の取締役会において、National Indemnity Companyを割当予定先として第三者割当による自己株式処分を行うことを決議しており、2026年4月13日に払込が完了しました。

    なお、本第三者割当によって生じる希薄化の影響を抑制するため、2026年4月から2026年9月の期間に2,874億円を上限とする自己株式の取得を行うことを、2026年3月23日開催の当社取締役会において決議しており、自己株式の処分によって調達する資金は、本自己株式の取得のための資金として充当する予定です。

    a. 処分期日

    2026年4月13日

    b. 処分株式の種類および数

    普通株式48,207,200株

    c. 処分価額

    1株につき5,962円

    d. 処分価額の総額

    287,411,326,400円

    e. 処分方法

    第三者割当による自己株式の処分

    f. 割当先

    National Indemnity Company

    g. 資金の使途

    本第三者割当によって生じる希薄化の影響を抑制するための自己株式の取得

    (2) 自己株式の取得

    当社は、2026年5月20日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、下記のとおり自己株式を取得することを決議しました。

    a. 取得を行う理由

    機動的な資本政策を遂行するため

    b. 取得する株式の種類

    当社普通株式

    c. 取得する株式の総数

    130,000,000株(上限)

    d. 株式の取得価額の総額

    2,000億円(上限)

    e. 取得期間

    2026年5月21日から2026年12月23日

    37. IFRSの初度適用

    当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しています。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2025年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2024年4月1日です。

    (1) IFRS第1号の免除規定

    IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下、初度適用企業)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めています。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に例外規定を適用しなければならないものと、任意に免除規定を適用するものを定めています。これらの規定の適用に基づく影響は、移行日において利益剰余金、またはその他の資本の構成要素で調整しています。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は次のとおりです。

    a. 企業結合

    初度適用企業は、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下、IFRS第3号)を遡及適用しないことを選択することが認められています。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日より前に行われた企業結合にIFRS第3号を遡及適用しないことを選択しています。そのため、移行日より前の企業結合により生じたのれんの金額については、日本基準に基づく移行日時点の帳簿価額によっています。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しています。

    b. 株式報酬取引

    初度適用企業は、移行日前に権利確定した株式報酬について、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下、IFRS第2号)を遡及適用することが奨励されていますが、要求はされていません。当社グループでは、移行日前に権利確定し付与した資本性金融商品にはIFRS第2号を遡及適用していません。

    c. みなし原価

    初度適用企業は、有形固定資産および投資不動産について、移行日現在の公正価値を当該日現在のみなし原価として使用することが認められています。当社グループは、一部の有形固定資産および一部の投資不動産について、移行日現在の公正価値を当該日におけるIFRS上のみなし原価として使用しています。

    d. 在外営業活動体の外貨換算差額

    初度適用企業は、移行日現在の在外営業活動体の為替換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められています。当社グループは、在外営業活動体の為替換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しています。

    e. リース

    初度適用企業は、契約にリースが含まれているか否かの評価を移行日時点で判断することが認められています。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているか否かを判断しています。

    f. 金融商品

    初度適用企業は、移行日時点に存在する事実および状況に基づき、金融資産を純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定することおよび資本性金融商品の公正価値の変動をその他の包括利益を通じて測定するものとして指定することが認められています。当社グループは、移行日時点で存在する事実および状況に基づき判断を行っており、一部の金融資産を純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定するとともに、一部を除く資本性金融商品について公正価値の変動をその他の包括利益を通じて測定するものとして指定しています。

    g. 借入コスト

    初度適用企業は、適格資産に係る借入コストの資産化の開始日を移行日とすることが認められています。当社グループは、移行日以降の適格資産に係る借入コストを資産化しています。

    (2) 調整表

    IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は次のとおりです。なお、調整表上の「表示組替」には利益剰余金および包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」は利益剰余金および包括利益に影響を及ぼす項目を示しています。

    a. 移行日(2024年4月1日)現在の資本に対する調整

    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    資産の部 資産
    現金及び預貯金 896,898 212,074 218,757 1,327,730 (a)(e) 現金及び現金同等物
    買現先勘定 999 △999 - - (a)
    買入金銭債権 2,326,324 △2,326,324 - - (a)(b)
    金銭の信託 7 △7 - - (b)
    有価証券 20,680,544 1,896,210 242,997 22,819,753 (a)(b) (c)(s) 投資有価証券
    - 129,485 1,368 130,853 (c) 持分法で会計処理 されている投資
    貸付金 2,817,606 △116,497 102,634 2,803,743 (e)(s) (t) 貸付金
    有形固定資産 399,579 △124,956 △31,758 242,864 (d)(u) 有形固定資産
    - 33,710 19,789 53,500 (d)(u) 投資不動産
    - 51,891 74,094 125,986 (d)(v) 使用権資産
    無形固定資産 1,150,669 - 44,131 1,194,800 (ab) 無形資産
    その他資産 2,283,818 △765,785 △1,360,648 157,384 (a)(e) (f)(g) (t) その他の資産
    - 761,462 119,085 880,547 (e) その他の金融資産
    - 135,323 △13,048 122,274 (f) デリバティブ資産
    - 60,608 △22,008 38,599 (g) 未収法人所得税等
    退職給付に係る資産 4,757 - △2,685 2,072 退職給付に係る資産
    繰延税金資産 46,467 - △2,296 44,171 (w) 繰延税金資産
    支払承諾見返 1,644 - △1,644 -
    貸倒引当金 △14,449 14,449 - -
    - - 1,126,536 1,126,536 (t) 再保険契約資産
    - - 17,780 17,780 (t) 保険契約資産
    - 39,354 13,409 52,764 (d) 売却目的保有資産
    資産の部合計 30,594,869 - 546,495 31,141,365 資産合計
    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    負債の部 負債
    支払備金 4,739,831 - △4,739,831 - (t)
    責任準備金等 17,291,343 △775,515 △16,515,827 - (h)(t)
    - - 19,073,503 19,073,503 (t) 保険契約負債
    - - 21,525 21,525 (t) 再保険契約負債
    - 775,515 △31,346 744,168 (h) 投資契約負債
    社債 224,404 186,799 63,067 474,272 (i) 社債及び借入金
    債券貸借取引受入担保金 522,577 189,456 △59 711,974 (j) レポ取引及び 他の類似の担保付借入
    その他の負債 1,754,075 △1,064,796 △422,837 266,441 (f)(g) (i)(j) (k)(l) (m)(n) (t) その他の負債
    - 502,813 70,638 573,452 (l)(x) その他の金融負債
    - 180,973 △9,383 171,589 (f) デリバティブ負債
    - 23,354 20,830 44,185 (g) 未払法人所得税等
    - 32,612 1,479 34,091 (m) 引当金
    - 62,440 69,201 131,641 (n)(v) リース負債
    退職給付に係る負債 236,623 - 2,234 238,858 退職給付に係る負債
    賞与引当金 113,652 △113,652 - - (k)
    株式給付引当金 3,455 - △3,455 - (y)
    特別法上の準備金 140,250 - △140,250 - (z)
    繰延税金負債 378,830 - 746,813 1,125,644 (w) 繰延税金負債
    負ののれん 4,838 - △4,838 -
    支払承諾 1,644 - △1,644 -
    負債の部合計 25,411,528 - △1,800,180 23,611,348 負債合計
    純資産の部 資本
    資本金 150,000 - - 150,000 資本金
    利益剰余金 2,378,790 - 3,455,652 5,834,442 (ac) 利益剰余金
    自己株式 △14,167 - - △14,167 自己株式
    その他の包括利益累計額 2,661,980 - △1,120,369 1,541,611 (s)(t) (aa)(ad) その他の資本の構成要素
    新株予約権 33 - △33 - (y)
    非支配株主持分 6,704 - 11,426 18,131 非支配持分
    純資産の部合計 5,183,341 - 2,346,676 7,530,017 資本合計
    負債及び純資産の部合計 30,594,869 - 546,495 31,141,365 負債及び資本合計

    b. 前連結会計年度(2025年3月31日)現在の資本に対する調整

    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    資産の部 資産
    現金及び預貯金 1,071,138 712,009 156,659 1,939,807 (a)(e) 現金及び現金同等物
    買現先勘定 299,812 △299,812 - - (a)
    買入金銭債権 3,051,927 △3,051,927 - - (a)(b)
    金銭の信託 7 △7 - - (b)
    有価証券 19,262,988 2,398,278 △892,045 20,769,221 (a)(b) (c)(s) 投資有価証券
    - 128,120 4,593 132,714 (c) 持分法で会計処理 されている投資
    貸付金 3,140,328 △141,029 △226,409 2,772,889 (e)(s) (t) 貸付金
    有形固定資産 562,056 △219,559 △42,118 300,379 (d)(u) 有形固定資産
    - 48,728 21,480 70,209 (d)(u) 投資不動産
    - 56,921 68,731 125,652 (d)(v) 使用権資産
    無形固定資産 1,158,132 - 44,085 1,202,218 (ab) 無形資産
    その他資産 2,578,281 △759,246 △1,625,729 193,305 (a)(e) (f)(g) (t) その他の資産
    - 805,749 139,232 944,981 (e) その他の金融資産
    - 166,906 △4,652 162,253 (f) デリバティブ資産
    - 22,733 △6,198 16,534 (g) 未収法人所得税等
    退職給付に係る資産 16,967 - △13,295 3,672 退職給付に係る資産
    繰延税金資産 112,395 - △73,141 39,254 (w) 繰延税金資産
    支払承諾見返 1,528 - △1,528 -
    貸倒引当金 △18,225 18,225 - -
    - - 1,682,607 1,682,607 (t) 再保険契約資産
    - - 14,776 14,776 (t) 保険契約資産
    - 113,909 12,969 126,878 (d) 売却目的保有資産
    資産の部合計 31,237,340 - △739,981 30,497,359 資産合計
    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    負債の部 負債
    支払備金 5,411,597 - △5,411,597 - (t)
    責任準備金等 17,767,189 △879,651 △16,887,538 - (h)(t)
    - - 19,357,397 19,357,397 (t) 保険契約負債
    - - 14,019 14,019 (t) 再保険契約負債
    - 879,651 △10,629 869,021 (h) 投資契約負債
    社債 227,246 318,574 3,623 549,444 (i) 社債及び借入金
    債券貸借取引受入担保金 - 66,007 △2,493 63,514 (j) レポ取引及び 他の類似の担保付借入
    その他の負債 2,101,900 △1,299,859 △479,575 322,465 (f)(g) (i)(j) (k)(l) (m)(n) (t) その他の負債
    - 613,854 90,798 704,653 (l)(x) その他の金融負債
    - 137,062 3,246 140,309 (f) デリバティブ負債
    - 193,586 17,502 211,088 (g) 未払法人所得税等
    - 31,129 2,484 33,614 (m) 引当金
    - 79,912 53,104 133,016 (n)(v) リース負債
    退職給付に係る負債 223,866 - 1,306 225,172 退職給付に係る負債
    賞与引当金 140,268 △140,268 - - (k)
    株式給付引当金 3,622 - △3,622 - (y)
    特別法上の準備金 150,455 - △150,455 - (z)
    繰延税金負債 103,089 - 657,882 760,971 (w) 繰延税金負債
    負ののれん 3,030 - △3,030 -
    支払承諾 1,528 - △1,528 -
    負債の部合計 26,133,794 - △2,749,104 23,384,690 負債合計
    純資産の部 資本
    資本金 150,000 - - 150,000 資本金
    利益剰余金 2,925,599 - 3,445,265 6,370,865 (ac) 利益剰余金
    自己株式 △53,643 - - △53,643 自己株式
    その他の包括利益累計額 2,054,886 - △1,437,053 617,833 (s)(t) (aa)(ad) その他の資本の構成要素
    非支配株主持分 26,702 - 911 27,613 非支配持分
    純資産の部合計 5,103,545 - 2,009,123 7,112,669 資本合計
    負債及び純資産の部合計 31,237,340 - △739,981 30,497,359 負債及び資本合計

    c. 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)の純損益に対する調整

    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    保険引受収益 6,275,529 - △6,275,529 - (t)
    保険引受費用 △4,993,332 - 4,993,332 - (t)
    - - 7,396,221 7,396,221 (t) 保険収益
    - - △6,066,020 △6,066,020 (t) 保険サービス費用
    - - △367,482 △367,482 (t) 再保険損益
    1,282,196 - △319,478 962,718 保険サービス損益
    資産運用収益 1,988,646 △1,988,646 - - (o)
    資産運用費用 △544,633 544,633 - - (o)
    - 915,928 △109,876 806,051 (o)(s) 金利収益
    - 528,085 △714,248 △186,163 (o)(s) その他の投資損益
    - △60,612 3,878 △56,733 (p) 投資経費
    1,444,013 △60,612 △820,246 563,154 投資損益
    - - △598,713 △598,713 (t) 保険金融費用(純額)
    - - 66,352 66,352 (t) 再保険金融収益(純額)
    - - △532,360 △532,360 保険金融損益
    1,444,013 △60,612 △1,352,606 30,794 金融損益
    営業費及び一般管理費 △1,401,394 66,041 788,701 △546,651 (p)(t) (ab) 一般管理費
    その他経常収益 175,938 △175,938 - - (r)
    その他経常費用 △40,747 40,747 - - (q)(r)
    特別利益 10,354 △10,354 - - (r)
    特別損失 △20,089 20,089 - - (r)
    - △26,922 △4,362 △31,284 (q) その他の金融費用
    - 184,880 25,756 210,637 (r) その他の収益
    - △39,344 1,921 △37,422 (r) その他の費用
    - 1,413 6,125 7,538 持分法による投資損益
    税金等調整前当期純利益 1,450,272 - △853,941 596,330 税引前利益
    法人税等合計 △396,529 - 231,694 △164,834 法人所得税費用
    当期純利益 1,053,742 - △622,247 431,495 当期利益
    当期純利益の帰属 当期利益の帰属
    親会社株主に帰属する 当期純利益 1,055,276 - △604,853 450,423 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する 当期純損失(△) △1,533 - △17,393 △18,927 非支配持分

    d. 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)の包括利益に対する調整

    (単位:百万円)
    日本基準科目 日本基準 表示組替 認識及び 測定の差異 IFRS 注記 IFRS科目
    当期純利益 1,053,742 - △622,247 431,495 当期利益
    その他の包括利益 その他の包括利益
    純損益に振り替えられる ことのない項目
    その他有価証券 評価差額金 △1,059,002 105,872 627,688 △325,441 (s) 資本性金融商品に対する 投資
    退職給付に係る調整額 9,100 - △1,636 7,464 確定給付制度の再測定
    - - △93 △93 持分法適用会社における その他の包括利益に 対する持分
    純損益に振り替えられる 可能性のある項目
    - △105,872 △214,409 △320,281 (s) 負債性金融商品に対する 投資
    在外子会社等に係る 保険契約準備金 評価差額金 1,064 - 351,235 352,300 (t) 保険契約に係る割引率 変動差額
    - - △6,483 △6,483 (t) 再保険契約に係る割引率 変動差額
    繰延ヘッジ損益 △555 - 6,433 5,877 キャッシュ・フロー・ ヘッジ
    為替換算調整勘定 444,462 - △476,570 △32,107 (aa) 在外営業活動体の 換算差額
    持分法適用会社に対する 持分相当額 677 - 112 790 持分法適用会社における その他の包括利益に 対する持分
    その他の包括利益合計 △604,252 - 286,278 △317,974 その他の包括利益
    包括利益 449,490 - △335,969 113,521 当期包括利益
    当期包括利益の帰属
    親会社株主に係る 包括利益 448,182 - △321,202 126,980 親会社の所有者
    非支配株主に係る 包括利益 1,307 - △14,766 △13,459 非支配持分

    (3) 調整に関する注記

    a. 表示組替に関する注記

    (a) 「現金及び現金同等物」

    日本基準において区分掲記していた「買入金銭債権」、「有価証券」および「その他資産」に含まれる満期まで3か月以内の現金同等物ならびに「買現先勘定」を、IFRSでは「現金及び現金同等物」へ組替えています。

    (b) 「投資有価証券」

    日本基準において区分掲記していた「買入金銭債権」および「金銭の信託」を、IFRSでは「投資有価証券」へ組替えています。

    (c) 「持分法で会計処理されている投資」

    日本基準において「有価証券」に含めていた持分法で会計処理されている有価証券を、IFRSでは「持分法で会計処理されている投資」として区分掲記しています。

    (d) 「投資不動産」、「使用権資産」および「売却目的保有資産」

    日本基準において「有形固定資産」に含めていた投資用不動産、リース資産および売却目的保有資産を、IFRSではそれぞれ「投資不動産」、「使用権資産」および「売却目的保有資産」として区分掲記しています。

    (e) 「その他の金融資産」

    日本基準において「現金及び預貯金」に含めていた預入期間が3か月超の預貯金、「貸付金」に含めていた一部の資産および「その他資産」に含めていた未収金や未収収益等を、IFRSでは「その他の金融資産」へ組替えています。

    (f) 「デリバティブ資産」および「デリバティブ負債」

    日本基準において「その他資産」および「その他の負債」に含めていた「デリバティブ資産」および「デリバティブ負債」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (g) 「未収法人所得税等」および「未払法人所得税等」

    日本基準において「その他資産」および「その他の負債」に含めていた「未収法人所得税等」および「未払法人所得税等」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (h) 「投資契約負債」

    日本基準において「責任準備金等」に含めていた「投資契約負債」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (i) 「社債及び借入金」

    日本基準において「その他の負債」に含めていた借入金を、IFRSでは「社債及び借入金」へ組替えています。

    (j) 「レポ取引及び他の類似の担保付借入」

    日本基準において「その他の負債」に含めていた売現先勘定を、IFRSでは「レポ取引及び他の類似の担保付借入」へ組替えています。

    (k) 「その他の負債」

    日本基準において区分掲記していた「賞与引当金」を、IFRSでは「その他の負債」へ組替えています。

    (l) 「その他の金融負債」

    日本基準において「その他の負債」に含めていた未払金や未払費用等を、IFRSでは「その他の金融負債」へ組替えています。

    (m) 「引当金」

    日本基準において「その他の負債」に含めていた「引当金」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (n) 「リース負債」

    日本基準において「その他の負債」に含めていた「リース負債」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (o) 「金利収益」および「その他の投資損益」

    日本基準における「資産運用収益」を、IFRSでは「金利収益」および「その他の投資損益」へ組替えています。また、日本基準における「資産運用費用」を、IFRSでは「その他の投資損益」へ組替えています。

    (p) 「投資経費」

    日本基準において「営業費及び一般管理費」に含めていた「投資経費」を、IFRSでは区分掲記しています。

    (q) 「その他の金融費用」

    日本基準において「その他経常費用」に含めていた支払利息を、IFRSでは「その他の金融費用」へ組替えています。

    (r) 「その他の収益」および「その他の費用」

    日本基準における「その他経常収益」の一部および「特別利益」を、IFRSでは「その他の収益」へ組替えています。また、日本基準における「その他経常費用」の一部および「特別損失」を、IFRSでは「その他の費用」へ組替えています。

    b. 認識および測定の差異に関する注記

    日本基準において当社と決算日が異なる一部の連結子会社および持分法適用会社について、IFRSでは当社の決算日に合わせて報告期間を統一しています。また、日本基準において連結財務諸表に重要な影響を及ぼさない子会社である非連結子会社や、日本基準において金融商品として保有目的に応じた会計処理を行っており、当社および連結子会社が支配関係を有すると判断したストラクチャード・エンティティ等を、IFRSでは連結対象としています。これらの影響を、認識および測定の差異に含めています。

    (s) 金融商品の分類および測定

    日本基準においては、有価証券は売買目的有価証券、満期保有目的の債券、責任準備金対応債券、子会社株式および関連会社株式またはその他有価証券に分類しています。満期保有目的の債券および責任準備金対応債券は償却原価で測定され、売買目的有価証券およびその他有価証券は、それぞれ純損益およびその他の包括利益を通じて時価で測定されます。また、日本基準においては、貸付金等の債権は償却原価で測定されます。一方、IFRSでは、金融資産は事業モデルおよび契約上のキャッシュ・フローの特性に基づきFVOCI、FVPLまたは償却原価で測定される金融資産に分類しています。

    投資有価証券(資本性)

    日本基準においてその他有価証券に分類した株式は、売却損益および減損損失を純損益として認識しておりましたが、IFRSでは一部を除きFVOCIに指定し、公正価値の変動額をその他の包括利益として認識し、当該金融資産の認識を中止した場合には、その他の包括利益累計額を利益剰余金に振替えています。また、日本基準においては、非上場株式は原則として取得原価で測定していましたが、IFRSでは公正価値で測定しています。

    投資有価証券(負債性)

    日本基準において満期保有目的の債券または責任準備金対応債券に分類した債券は、定額法による償却原価で測定していましたが、IFRSではFVOCIに分類され、公正価値で測定しています。また、日本基準においては、時価の著しい下落等に基づいて減損損失を認識していましたが、IFRSでは当初認識時点からの信用リスクの著しい増大等に基づき予想信用損失を認識しています。

    日本基準においてその他有価証券に分類した債券は、時価評価差額をその他の包括利益として認識していましたが、IFRSでは一部についてFVPLに分類され、公正価値の変動額を純損益として認識しています。

    日本基準における買入金銭債権は、時価評価差額をその他の包括利益として認識していましたが、IFRSでは一部についてFVPLに分類され、公正価値の変動額を純損益として認識しています。

    日本基準においてその他有価証券に分類していたがIFRSにおいてFVPLに分類している負債性金融商品に係る金利収益は、日本基準においては「利息および配当金収入」として認識していましたが、IFRSでは「その他の投資損益」として認識しています。

    投資信託等のファンド投資

    日本基準においてその他有価証券に分類した投資信託は、時価評価差額をその他の包括利益として認識しており、組合等への出資は組合等の営業により獲得した純損益の持分相当額を純損益として認識していましたが、IFRSでは子会社となるものを除いてFVPLに分類され、公正価値の変動額を純損益として認識しています。

    日本基準においてその他有価証券に分類していたがIFRSにおいてFVPLに分類している負債性金融商品に係る金利収益は、日本基準においては「利息および配当金収入」として認識していましたが、IFRSでは「その他の投資損益」として認識しています。

    (t) 保険契約および再保険契約

    日本基準およびIFRSにおける測定方法および表示方法には、次のとおり大きく異なる部分があることから、「認識および測定の差異」として日本基準における計上額の全額を取消し、IFRSにおける計上額の全額を改めて計上しています。

    分類および測定

    日本基準においては、国内会社は保険業法および保険業法施行規則に基づき、在外子会社は実務対応報告第18号「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」に基づきIFRSまたは米国会計基準に準拠して保険契約準備金を積立てています。一方、IFRSでは注記「3. 重要性がある会計方針」に基づいて測定された保険契約を資産または負債として計上しています。日本基準およびIFRSにおける測定方法は、PAAを適用して測定する契約に係る残存カバーに係る資産および負債については概ね類似していますが、同契約に係る発生保険金に係る資産および負債ならびにPAAを適用せずに測定する契約に係る資産および負債については、主に次の差異があります。

    ・日本基準においては、生命保険の大宗および損害保険の一部に係る資産および負債を除き割引計算を行っていませんでしたが、IFRSでは原則として見積将来キャッシュ・フローに貨幣の時間価値を反映させて測定しています。

    ・日本基準においては、明示的にはリスク調整を考慮していませんでしたが、IFRSでは非金融リスクに係るリスク調整を反映させて測定しています。

    ・日本基準においては、明示的に未稼得利益を認識していませんでしたが、IFRSでは未稼得利益をCSMとして認識しています。

    ・日本基準においては、原則として契約締結時点における見積りの前提に基づいていましたが、IFRSでは期末日現在における見積りに基づいて測定しています。

    ・日本基準においては、主に国内保険会社において、新契約費は保険負債から控除せず、また発生時に費用として認識していましたが、IFRSでは保険獲得キャッシュ・フロー(新契約費)は保険負債から控除され、また規則的な方法で各期間に配分して保険収益および保険サービス費用を認識しています。

    ・日本基準において「貸付金」に含めていた保険約款貸付金を、IFRSでは「保険契約資産」、「保険契約負債」に含めています。

    ・日本基準において「その他資産」または「その他の負債」に含めていた発行した保険契約および保有する再保険契約に係る債権債務等を、IFRSでは「保険契約資産」、「保険契約負債」、「再保険契約資産」、「再保険契約負債」に含めています。

    ・日本基準において保有する再保険契約に係る資産を「支払備金」または「責任準備金等」から控除していましたが、IFRSでは保有する再保険契約に係る資産および負債を「再保険契約資産」および「再保険契約負債」として区分掲記しています。

    保険収益の表示

    日本基準においては、「保険引受収益」に保険契約者から収受した時点で認識する収入保険料に加えて、保険契約準備金の一部である責任準備金および支払備金の各々について、減少した場合にその減少分を「責任準備金等戻入額」、「支払備金戻入額」として含めていましたが、IFRSにおける「保険収益」にはサービスの提供に応じた収益を含めています。また、この「保険収益」からは投資要素を除外しています。

    保険サービス費用の表示

    日本基準においては、「保険引受費用」に保険契約者に支払った時点で認識する支払保険金に加えて、保険契約準備金の一部である責任準備金および支払備金の各々について、増加した場合にその増加分を「責任準備金等繰入額」、「支払備金繰入額」として含めていましたが、IFRSにおける「保険サービス費用」には、発生保険金に係る負債の増減を含めています。

    日本基準における「保険引受費用」には新契約費および維持費の双方を発生時に認識していますが、IFRSにおける「保険サービス費用」では、保険獲得キャッシュ・フローについては保険期間に配分して費用認識しています。また、この「保険サービス費用」からは投資要素を除外しています。

    再保険損益の表示

    日本基準においては、保有する再保険契約に係る損益を発行した保険契約に係る損益と純額で表示していましたが、IFRSでは「再保険損益」として区分掲記しています。

    保険金融収益または費用、保険契約に係る割引率変動差額の表示

    日本基準においては保険契約負債から生じる利息は「保険引受収益」または「保険引受費用」に含めていましたが、IFRSでは「保険金融収益または費用」に含めています。また、割引率の変動による影響をその他の包括利益の「保険契約に係る割引率変動差額」に含めています。

    (u) みなし原価

    一部の有形固定資産および一部の投資不動産について、移行日現在の公正価値をみなし原価として使用する免除規定を適用しています。当該有形固定資産および投資不動産の移行日における日本基準での帳簿価額は144,517百万円であり、公正価値は100,367百万円(有形固定資産88,355百万円、投資不動産12,012百万円)です。

    (v) 使用権資産およびリース負債

    日本基準において賃貸借処理をしている建物等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについて、IFRSではリースであるまたはリースを含んだものであると判断し、使用権資産およびリース負債を認識しています。

    (w) 繰延税金資産および繰延税金負債

    日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産および繰延税金負債の金額を調整しています。

    (x) 負債に区分される非支配持分

    IFRSにおいて連結対象となった投資信託について、非支配持分を負債として認識し、「その他の金融負債」に含めています。

    (y) 株式報酬取引

    日本基準においては、株式給付債務の見込み額を「株式給付引当金」、ストック・オプションを「新株予約権」として表示していましたが、IFRSにおいては持分決済型株式報酬として、資本性金融商品の付与日における公正価値で測定しています。

    (z) 特別法上の準備金

    日本基準において、株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定に基づき「価格変動準備金」を計上しています。IFRSではIAS第37号「引当金、偶発債務及び偶発資産」の負債の定義を満たさないため、「価格変動準備金」を計上していません。

    (aa) 在外営業活動体に係る累積換算差額

    初度適用に際して、IFRS第1号に規定されている免除規定を適用し、移行日における累積換算差額を全て利益剰余金に振替えています。

    (ab) のれん

    日本基準においては、のれんについて一定期間で均等償却していましたが、IFRSでは移行日以降の償却を停止し、減損テストを実施しています。

    (ac) 利益剰余金に対する調整

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日)
    報告期間の統一 103,409 86,773
    連結範囲の変更 292,770 310,139
    金融商品 △16,525 △15,485
    保険契約および再保険契約 2,919,569 2,687,165
    特別法上の準備金 140,250 150,455
    在外営業活動体に係る累積換算差額 931,570 931,570
    のれん - 89,893
    その他 △34,932 38,732
    税効果による影響 △880,460 △833,981
    合計 3,455,652 3,445,265

    (ad) その他の資本の構成要素に対する調整

    (単位:百万円)
    移行日 (2024年4月1日) 前連結会計年度 (2025年3月31日)
    報告期間の統一 144,799 △138,831
    連結範囲の変更 △58,006 △60,793
    金融商品 △503,212 △809,552
    保険契約および再保険契約 227,206 587,382
    在外営業活動体に係る累積換算差額 △931,570 △1,006,652
    その他 414 △8,605
    合計 △1,120,369 △1,437,053

    (4) キャッシュ・フローに対する調整

    日本基準において開示している連結キャッシュ・フロー計算書では、「有価証券の取得による支出」「有価証券の売却・償還による収入」等の資産運用に係るキャッシュ・フローを投資活動によるキャッシュ・フローとして区分しています。一方、IFRSにおいて開示している連結キャッシュ・フロー計算書では、営業活動によるキャッシュ・フローとして区分しています。

    (2)【その他】

    当連結会計年度における半期情報等

    中間連結会計期間 当連結会計年度
    経常収益(百万円) 4,367,813 8,872,277
    税金等調整前中間(当期)純利益 (百万円) 878,299 1,334,967
    親会社株主に帰属する中間(当期) 純利益(百万円) 686,835 980,428
    1株当たり中間(当期)純利益 (円) 359.12 515.55

    (注) 1. 当連結会計年度における半期情報等については、日本基準により作成しています。

    2. 当連結会計年度については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 12,775 1,458
    関係会社短期貸付金 ※1 53,549 ※1 -
    前払費用 897 829
    未収入金 2,052 2,811
    その他 206 236
    流動資産合計 69,481 5,336
    固定資産
    有形固定資産
    車両運搬具(純額) 56 77
    工具、器具及び備品(純額) 5 14
    有形固定資産合計 61 92
    無形固定資産
    ソフトウエア 3,307 3,960
    電話加入権 0 0
    無形固定資産合計 3,308 3,961
    投資その他の資産
    関係会社株式 2,365,150 2,538,615
    繰延税金資産 2,323 3,028
    その他 306 200
    投資その他の資産合計 2,367,780 2,541,844
    固定資産合計 2,371,150 2,545,897
    資産合計 2,440,631 2,551,233
    負債の部
    流動負債
    関係会社短期借入金 - 112,032
    未払金 2,808 11,972
    未払費用 1,863 2,638
    未払法人税等 1,786 129
    未払事業所税 25 26
    未払消費税等 904 414
    預り金 83 94
    賞与引当金 1,718 2,041
    その他 1,024 1,714
    流動負債合計 10,214 131,064
    固定負債
    退職給付引当金 450 475
    株式給付引当金 3,622 3,925
    固定負債合計 4,072 4,401
    負債合計 14,287 135,465
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    純資産の部
    株主資本
    資本金 150,000 150,000
    資本剰余金
    資本準備金 1,511,485 1,511,485
    その他資本剰余金 - 0
    資本剰余金合計 1,511,485 1,511,485
    利益剰余金
    その他利益剰余金
    繰越利益剰余金 818,502 1,058,443
    利益剰余金合計 818,502 1,058,443
    自己株式 △53,643 △304,160
    株主資本合計 2,426,344 2,415,768
    純資産合計 2,426,344 2,415,768
    負債純資産合計 2,440,631 2,551,233
    ②【損益計算書】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業収益
    関係会社受取配当金 ※1 713,526 ※1 615,858
    関係会社受入手数料 ※1 40,110 ※1 44,398
    関係会社システム使用料収入 ※1 1,492 ※1 1,734
    営業収益合計 755,128 661,990
    営業費用
    販売費及び一般管理費 ※2 39,095 ※2 45,239
    営業費用合計 39,095 45,239
    営業利益 716,033 616,751
    営業外収益
    受取利息 ※3 71 ※3 133
    未払配当金除斥益 92 99
    受取事務手数料 ※3 27 ※3 31
    その他 ※3 13 ※3 60
    営業外収益合計 205 324
    営業外費用
    支払利息 ※4 218 ※4 396
    自己株式取得費用 99 128
    雑支出 3 304
    営業外費用合計 321 828
    経常利益 715,917 616,247
    特別利益
    固定資産売却益 2 4
    特別利益合計 2 4
    特別損失
    関係会社株式評価損 16,942 261
    固定資産売却損 - 1
    固定資産除却損 0 0
    特別損失合計 16,943 263
    税引前当期純利益 698,976 615,989
    法人税、住民税及び事業税 1,483 613
    法人税等調整額 △597 △705
    法人税等合計 885 △92
    当期純利益 698,090 616,081
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他 資本剰余金 その他利益剰余金
    別途積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 150,000 1,511,485 - 332,275 298,456 △14,167 2,278,050
    当期変動額
    別途積立金の取崩 △332,275 332,275 -
    剰余金の配当 △281,481 △281,481
    当期純利益 698,090 698,090
    自己株式の取得 △269,038 △269,038
    自己株式の処分 △87 810 722
    自己株式の消却 △228,752 228,752 -
    利益剰余金から資本 剰余金への振替 228,840 △228,840 -
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - - △332,275 520,045 △39,475 148,293
    当期末残高 150,000 1,511,485 - - 818,502 △53,643 2,426,344
    新株予約権 純資産合計
    当期首残高 33 2,278,084
    当期変動額
    別途積立金の取崩 -
    剰余金の配当 △281,481
    当期純利益 698,090
    自己株式の取得 △269,038
    自己株式の処分 722
    自己株式の消却 -
    利益剰余金から資本 剰余金への振替 -
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △33 △33
    当期変動額合計 △33 148,259
    当期末残高 - 2,426,344

    当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本 純資産合計
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他 資本剰余金 その他 利益剰余金
    繰越利益 剰余金
    当期首残高 150,000 1,511,485 - 818,502 △53,643 2,426,344 2,426,344
    当期変動額
    剰余金の配当 △376,140 △376,140 △376,140
    当期純利益 616,081 616,081 616,081
    自己株式の取得 △251,599 △251,599 △251,599
    自己株式の処分 0 1,082 1,082 1,082
    当期変動額合計 - - 0 239,940 △250,517 △10,576 △10,576
    当期末残高 150,000 1,511,485 0 1,058,443 △304,160 2,415,768 2,415,768
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1.有価証券の評価基準および評価方法

    子会社株式および関連会社株式の評価は、移動平均法に基づく原価法によっています。

    2.固定資産の減価償却の方法

    (1)有形固定資産

    有形固定資産の減価償却は、定額法によっています。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりです。

    器具及び備品…4~15年

    (2)無形固定資産

    無形固定資産の減価償却は、定額法によっています。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりです。

    自社利用のソフトウエア…5年

    3.引当金の計上基準

    (1)賞与引当金

    従業員賞与に充てるため、支給見込額を基準に計上しています。

    (2)退職給付引当金

    従業員の退職給付に充てるため、当事業年度末に発生していると認められる額を計上しています。

    (3)株式給付引当金

     株式交付規程に基づき取締役および執行役員への当社株式の交付に充てるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額を基準に計上しています。

    (未適用の会計基準等)

    ・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

    ・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会) 等

    1.概要

     企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産および負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

     借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費およびリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

    2.適用予定日

     2028年3月期の期首から適用します。

    3.当該会計基準等の適用による影響

     財務諸表に与える具体的な影響は評価中です。

    (追加情報)

     当社は、取締役および執行役員(以下「取締役等」という。)を対象に、役員報酬BIP信託による株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入しています。本制度に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)を適用しています。

     本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式を信託を通じて取得し、株式交付規程に基づき取締役等に対して付与するポイントに応じて、退任後に当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭を信託を通じて交付および給付する制度です。

     本信託に残存する当社株式は、株主資本において自己株式として計上しており、当該自己株式の帳簿価額および株式数は、前事業年度末において6,231百万円、2,030千株、当事業年度末において5,151百万円、1,568千株です。

    (貸借対照表関係)

    ※1 貸出コミットメントに係る貸出未実行残高は次のとおりです。

    当社はグループの資金効率向上を目的として、キャッシュプーリング(グループ内の借入および貸付を伴う資金融通)を導入しています。

    (単位:百万円)
    前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    46,450 100,000
    (損益計算書関係)

    ※1 営業収益のうち、関係会社との取引は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    関係会社受取配当金 713,526 615,858
    関係会社受入手数料 40,110 44,398
    関係会社システム使用料収入 1,492 1,734

    ※2 販売費及び一般管理費のうち、主要なものは次のとおりです。なお、全額が一般管理費に属するものです。

    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    給与 13,124 13,929
    賞与引当金繰入額 1,704 2,018
    退職給付引当金繰入額 441 450
    減価償却費 686 990
    業務委託費 10,275 11,968
    システム関連費 5,555 6,788

    ※3 営業外収益のうち、関係会社との取引は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    受取利息 41 118
    受取事務手数料 27 31
    その他 11 14

    ※4 営業外費用のうち、関係会社との取引は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    支払利息 218 396
    (有価証券関係)

     子会社株式および関連会社株式は、市場価格がないことから、時価開示の対象とはしていません。子会社株式および
    関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    区分 前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    子会社株式 2,364,756 2,538,382
    関連会社株式 394 233
    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    (単位:百万円)
    前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    繰延税金資産
    関係会社株式評価損 49,061 49,144
    その他 2,557 3,873
    繰延税金資産小計 51,619 53,017
    評価性引当額 △49,296 △49,679
    繰延税金資産合計 2,323 3,338
    繰延税金負債
    その他 - △310
    繰延税金負債合計 - △310
    繰延税金資産の純額 2,323 3,028

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    (単位:%)
    前事業年度 (2025年3月31日) 当事業年度 (2026年3月31日)
    法定実効税率 30.6 30.6
    (調整)
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △31.3 △30.6
    その他 0.8 △0.0
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 0.1 △0.0

    3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

     当社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)にしたがって、法人税及び地方法人税の会計処理またはこれらに関する税効果会計の会計処理ならびに開示を行っています。

    (企業結合等関係)

     Agrihedge, Inc.の株式の取得

    「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.企業結合」に記載しています。

    (重要な後発事象)

    1.第三者割当による自己株式の処分

     「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 36.後発事象」に記載しています。

    2.自己株式の取得

     「1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 36.後発事象」に記載しています。

    3.資本準備金の額の減少を株主総会に付議することの決定

     当社は、2026年5月20日開催の取締役会において、2026年6月29日開催予定の第24回定時株主総会に、以下のとおり、資本準備金の額の減少について付議することを決議しました。

    ①資本準備金の額の減少の目的

     今後の資本政策の機動性を確保するため、会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金の額の一部を取り崩しその他資本剰余金に振り替えるものです。

    ②資本準備金の額の減少の内容

     資本準備金の額1,473,985,698,093円を取り崩し、同額をその他資本剰余金に振り替えます。

    ③資本準備金の額の減少の日程

     取締役会決議日:     2026年5月20日

     株主総会決議日:     2026年6月29日(予定)

     債権者異議申述公告日:  2026年7月7日(予定)

     債権者異議申述最終期日: 2026年8月7日(予定)

     効力発生日:       2026年8月31日(予定)

    ④今後の見通し

     本件は、「純資産の部」における勘定科目間の振替処理であり、純資産合計に変動はなく、業績に与える影響はありません。

    ④【附属明細表】
    【有価証券明細表】

    該当事項はありません。

    【有形固定資産等明細表】
    (単位:百万円)
    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期末減価償却累計額又は償却累計額 当期償却額 差引当期 末残高
    有形固定資産
    車両運搬具 - - - 124 47 16 77
    工具、器具及び備品 - - - 47 32 6 14
    有形固定資産計 - - - 171 79 23 92
    無形固定資産
    ソフトウエア - - - 6,497 2,537 967 3,960
    電話加入権 - - - 0 - - 0
    無形固定資産計 - - - 6,498 2,537 967 3,961
    長期前払費用 141 91 138 95 - - 95
    繰延資産
    - - - - - - - -
    繰延資産計 - - - - - - -

    (注)有形固定資産および無形固定資産の金額が、資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」および「当期減少額」の記載を省略しています。

    【引当金明細表】
    (単位:百万円)
    区分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 (目的使用) 当期減少額 (その他) 当期末残高
    賞与引当金 1,718 2,018 1,696 - 2,041
    株式給付引当金 3,622 1,282 978 - 3,925

    (2)【主な資産及び負債の内容】

     連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。

    (3)【その他】

     該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日 3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取りおよび買増し
    取扱場所 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
    取次所 -
    手数料 無料
    公告掲載方法 電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載して行う。 (公告掲載URL)http://www.pronexus.co.jp/koukoku/8766/8766.html
    株主に対する特典 該当事項はありません。

    (注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、会社法第166条第1項の規定による請求をする権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当てまたは募集新株予約権の割当てを受ける権利および株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利以外の権利を有していません。

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

     当社には、親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

     当事業年度の開始日から本有価証券報告書提出までの間に次の書類を提出しています。

    (1)有価証券報告書およびその添付書類ならびに確認書

     事業年度(第23期)(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 2025年6月19日関東財務局長に提出

    (2)半期報告書および確認書

     事業年度(第24期中)(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) 2025年11月19日関東財務局長に提出

    (3)臨時報告書

     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨時報告書

    2025年6月24日関東財務局長に提出

     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号(有価証券の私募等による発行)に基づく臨時報告書 2026年5月20日関東財務局長に提出

    (4)内部統制報告書

     2025年6月19日関東財務局長に提出

    (5)有価証券届出書(第三者割当による自己株式処分)およびその添付書類

     2026年3月23日関東財務局長に提出

    (6)自己株券買付状況報告書

     報告期間(自 2025年6月1日 至 2025年6月30日) 2025年7月10日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年7月1日 至 2025年7月31日) 2025年8月12日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年8月1日 至 2025年8月31日) 2025年9月10日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年9月1日 至 2025年9月30日) 2025年10月10日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年10月1日 至 2025年10月31日) 2025年11月12日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年11月1日 至 2025年11月30日) 2025年12月12日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2025年12月1日 至 2025年12月31日) 2026年1月13日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2026年1月1日 至 2026年1月31日) 2026年2月12日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2026年2月1日 至 2026年2月28日) 2026年3月12日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2026年3月1日 至 2026年3月31日) 2026年4月14日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2026年4月1日 至 2026年4月30日) 2026年5月13日関東財務局長に提出

     報告期間(自 2026年5月1日 至 2026年5月31日) 2026年6月11日関東財務局長に提出

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2026年6月26日
    東京海上ホールディングス株式会社
    取締役会御中

    PwC Japan有限責任監査法人 東京事務所

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 井 野 貴 章
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 鈴 木 隆 樹
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 山 本 啓 正

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている東京海上ホールディングス株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条により規定された国際会計基準に準拠して、東京海上ホールディングス株式会社及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    当監査法人は、グローバル保険グループとしての会社の事業内容及び事業戦略、会社を取り巻く国内外の事業環境、保険会社特有の会計処理や業界の実務慣行等を踏まえ、監査上特に注意を払った事項の中から、以下の項目を監査上の主要な検討事項として決定した。

    ・ 主要子会社の発生保険金負債の評価

    ・ 主要子会社の保険料配分アプローチを適用しない保険契約に係る残存カバー負債の評価

    ・ レベル3の公正価値に分類される証券化商品等の評価

    ・ 商業用不動産担保付貸付金等に係る予想信用損失の評価

    なお、会社は当連結会計年度から国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成しており、当監査法人は、監査上の主要な検討事項の決定において、国際会計基準を適用したことに伴う固有リスクの変化や開示内容の拡充も考慮した。

    固有リスクの変化の観点では、「主要子会社の保険料配分アプローチを適用しない保険契約に係る残存カバー負債の評価」は、前連結会計年度に準拠していた我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準と比較して会計上の見積りの要素が増加し、不確実性の程度が増大したことから、当連結会計年度より監査上の主要な検討事項としている。また、前連結会計年度に監査上の主要な検討事項としていた「Privilege Underwriters, Inc.に係るのれん及びその他の無形固定資産の評価」については、国際会計基準の適用に当たり、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づく移行日時点の償却後簿価が引き継がれるとともに、使用価値の算定においてターミナル・バリューが含まれる結果、回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っていること、また、同社の足元の業績等を考慮した結果、不確実性の程度が低減したことから、当連結会計年度においては監査上の主要な検討事項としていない。

    開示内容の拡充の観点では、前連結会計年度において単一の監査上の主要な検討事項内の小項目としていた「レベル3の公正価値に分類される証券化商品等の評価」及び「商業用不動産担保付貸付金等に係る予想信用損失の評価」について、国際会計基準の適用に伴いそれぞれ独立の項目として関連する注記が行われていることから、連結財務諸表における開示との関係性をより明確にするため、当連結会計年度においては別個の監査上の主要な検討事項としている。

    主要子会社の発生保険金負債の評価
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は、保険事業として、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業を営んでおり、これらの保険事業を行う子会社を国内外に多数有している。保険事業に特有の勘定科目として、2026年3月31日現在、保険契約負債20,219,118百万円(総負債の81.0%)が連結財政状態計算書に計上されており、このうち発生保険金負債は6,611,298百万円である。後述する事故の発生から解決までに長期間を要するという特徴を有する発生保険金負債の多くが、東京海上日動火災保険株式会社(以下、「東京海上日動社」)、HCC Insurance Holdings, Inc.、Delphi Financial Group, Inc.(以下、「Delphi社」)及び Philadelphia Consolidated Holding Corp.が計上する発生保険金負債に含まれており、金額的重要性が高い。 【連結財務諸表注記】「3. 重要性がある会計方針 (12) 保険契約」及び「7. 保険契約」に記載されているとおり、発生保険金負債は、まだ支払われていない発生保険金等(発生しているがまだ報告されていない保険金を含む)及び費用に係る履行キャッシュ・フローで構成されている。なお、履行キャッシュ・フローは、期末日時点で、将来キャッシュ・フローに関する現在の見積り、現在の割引率及び非金融リスクに係るリスク調整に関する現在の見積りを用いて測定される。 将来キャッシュ・フローの見積りは、保険金増加率や予想損害率に代表される仮定を用いて、損害保険数理の統計的手法を含む様々な手法により測定される。また、将来キャッシュ・フローを現在価値に調整する際に用いる割引率は、市場データや対応する資産ポートフォリオを参照する手法により設定される。これらの見積手法や仮定の選択には、経営者の重要な判断が必要となり、特に、事故の発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する発生保険金負債の測定には高い不確実性を伴うことから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、上記の主要子会社が計上する事故の発生から解決までに長期間を要することが多い保険商品に関する発生保険金負債の測定において重要な影響をもたらす、将来キャッシュ・フローの見積り及び割引率の検討が、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、主要子会社の発生保険金負債の評価について、当監査法人の指揮及び監督の下で実施された主要子会社の監査人の作業とその査閲を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・主要子会社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には以下のものが含まれる。 - 将来キャッシュ・フローの見積りにおいて使用する測定手法や仮定を承認する統制 - 将来キャッシュ・フローの当初の見積額とその後の保険金支払額の実績値等とを事後的に比較する統制 - 割引率を承認する統制 ・過去の支払実績等、将来キャッシュ・フローに関する見積りに使用された基礎データの正確性と網羅性を評価した。 ・発生保険金負債の測定の妥当性を検証するため、保険数理の内部専門家(当監査法人又はPwCグローバルネットワークの他のメンバーファームに所属する専門家をいう。以下同様。)を利用して、主に以下の手続を実施した。 - 経営者への質問や、経営者による検討結果の閲覧等を通じた、見積手法の選択に関する経営者の判断の合理性の検討 - 保険金増加率や予想損害率等、経営者が使用した重要な仮定の評価と、過年度の将来キャッシュ・フローに関する見積りの評価額とその後の保険金支払額の実績値との比較検討 - 割引率が、利用可能な最新の市場データによる無リスク金利及び非流動性プレミアムにより設定されていることを、独自に入手した外部データとの突合及び再計算による検討 - 監査人独自の発生保険金負債の見積額及び許容範囲の設定と、経営者の見積額が当該許容範囲に収まっているかどうかの比較検討 ・関連する開示について、会計基準と照らして適切かの検討、また、注記事項の裏付けとなる関連証憑との突合を実施した。
    主要子会社の保険料配分アプローチを適用しない保険契約に係る残存カバー負債の評価
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は、保険事業として、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業を営んでおり、これらの保険事業を行う子会社を国内外に多数有している。保険事業に特有の勘定科目として、2026年3月31日現在、保険契約負債20,219,118百万円(総負債の81.0%)が連結財政状態計算書に計上されており、このうち残存カバー負債は13,607,819百万円である。保険料配分アプローチ(以下、「PAA」)を適用しない保険契約に係る残存カバー負債の多くが、東京海上日動社における火災保険等の長期の保険契約や、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、Delphi社及びTokio Marine Life Insurance Singapore Pte. Ltd.における生命保険契約に係る残存カバー負債に含まれており、金額的重要性が高い。 【連結財務諸表注記】「3. 重要性がある会計方針 (12) 保険契約」及び「7. 保険契約」に記載されているとおり、PAAを適用しない保険契約に係る残存カバー負債は、将来の期間において契約に基づき提供されることとなるサービスに係る履行キャッシュ・フロー及び期末日の残存CSM(契約上のサービス・マージン)で構成されている。なお、履行キャッシュ・フローは、期末日時点で、将来キャッシュ・フローに関する現在の見積り、現在の割引率及び非金融リスクに係るリスク調整に関する現在の見積りを用いて測定される。 将来キャッシュ・フローの見積りは、保険種目別、経過年度別に損害率、死亡率、罹患率、解約率、維持費率等に一定の前提を置いて測定される。また、将来キャッシュ・フローを現在価値に調整する際に用いる割引率は、市場データや対応する資産ポートフォリオを参照する手法により設定される。これらの仮定の選択には、経営者の重要な判断が必要となり、高い不確実性を伴うことから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、上記の主要子会社が計上するPAAを適用しない保険契約に係る残存カバー負債の測定において重要な影響をもたらす、将来キャッシュ・フローの見積りにおける重要な仮定及び割引率の検討が、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、主要子会社のPAAを適用しない保険契約に係る残存カバー負債の評価について、当監査法人の指揮及び監督の下で実施された主要子会社の監査人の作業とその査閲を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・主要子会社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には以下のものが含まれる。 - 将来キャッシュ・フローの見積りに使用された重要な仮定を承認する統制 - 割引率を承認する統制 ・将来キャッシュ・フローの見積りにおける重要な仮定の設定のために使用した基礎データの正確性と網羅性を評価した。 ・残存カバー負債の測定の妥当性を検証するため、保険数理の内部専門家を利用して、主に以下の手続を実施した。 - 経営者への質問や、経営者による検討結果の閲覧等を通じた、重要な仮定の選択に関する経営者の判断の合理性の検討 - 重要な仮定として、保険種目別、経過年度別の、損害保険業における損害率や生命保険業における死亡率、罹患率、解約率について、当該保険商品の仮定の過年度の実績等と比較検討するとともに、過年度の実績に対する調整の要否やトレンド有無に関する経営者の判断の合理性の検討 - 割引率が、利用可能な最新の市場データによる無リスク金利及び非流動性プレミアムにより設定されていること、あるいは保険契約の将来キャッシュ・フローの期間に対応する参照資産ポートフォリオの市場収益率と整合的に設定されていることを、独自に入手した外部データとの突合及び再計算による検討 ・関連する開示について、会計基準と照らして適切かの検討、また、注記事項の裏付けとなる関連証憑との突合を実施した。
    レベル3の公正価値に分類される証券化商品等の評価
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は保険事業を中核としており、保険料として収受した資金等の運用を行っている。具体的には、資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を軸として、保険負債が抱える金利リスクを適切にコントロールしつつ、高格付債券を中心とした一定の信用リスクをとる運用を行っている。また、外国証券やオルタナティブ投資等幅広い商品も活用し、国内外でのリスク分散と運用手法の多様化を図ることで、中長期的な収益確保を目指している。 会社は、上記の運用手法の多様化の一環として、CLO(ローン担保証券)等の証券化商品等への投資を行っている。当該証券化商品等には、会社が保有する他の金融商品と比べて流動性が低いものが含まれ、高度な運用力を必要とすることから、主に米国子会社であるDelphi社が、他のグループ会社からの運用受託分も含めて投資を行っている。 【連結財務諸表注記】「8. 金融商品 (3) 公正価値測定」に記載されているとおり、金融商品の公正価値は、公正価値の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて3つのレベルに分類されるが、上述のDelphi社が投資する証券化商品等の中には、市場で観察できない重要なインプットを用いているため、レベル3の公正価値に分類されるものがある。2026年3月31日現在、これらのレベル3の公正価値に分類される証券化商品等は、「経常的に公正価値測定する金融商品」のうち、投資有価証券(負債性)のレベル3残高1,207,138百万円に含まれており、金額的重要性は高い。 流動性の低い金融商品は、活発な市場がなく、様々なインプットを用いて公正価値を算定する必要がある。なかでも、レベル3の公正価値に分類される証券化商品等は、クレジットスプレッドや期限前償還率等の重要なインプットが市場で観察できないため、その選択には経営者の重要な判断が必要となり、高い不確実性を伴うことから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、レベル3の公正価値に分類される証券化商品等の評価が、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、レベル3の公正価値に分類される証券化商品等の評価について、当監査法人の指揮及び監督の下で実施されたDelphi社の監査人の作業とその査閲を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・Delphi社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には、外部の情報ベンダーや資産運用管理会社から入手した公正価値の妥当性を検証する統制がある。 ・証券化商品等の公正価値評価の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 - 経営者への質問や、経営者が実施した公正価値の算定結果の閲覧等を通じた、クレジットスプレッドや期限前償還率等の重要なインプットを含む評価技法の選定の合理性の検討 - 信頼性のある情報ベンダー等から監査人が独自に公正価値を入手できる場合、証券化商品等の市場での流動性等を踏まえて当該公正価値の合理性を検討すると共に、経営者が採用した公正価値との差異が合理的な範囲内に収まっているかどうかの比較検討 - 金額的重要性及び商品特性を考慮して抽出したサンプルについて、金融商品評価の内部専門家を利用し、監査人が独自に入手したインプットを用いて算定した公正価値と、経営者が採用した公正価値との差異が合理的な範囲内に収まっているかどうかの比較検討 ・関連する開示について、会計基準と照らして適切かの検討、また、注記事項の裏付けとなる関連証憑との突合を実施した。
    商業用不動産担保付貸付金等に係る予想信用損失の評価
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は保険事業を中核としており、保険料として収受した資金等の運用を行っている。具体的には、資産・負債総合管理(ALM:Asset Liability Management)を軸として、保険負債が抱える金利リスクを適切にコントロールしつつ、高格付債券を中心とした一定の信用リスクをとる運用を行っている。また、外国証券やオルタナティブ投資等幅広い商品も活用し、国内外でのリスク分散と運用手法の多様化を図ることで、中長期的な収益確保を目指している。 会社は、上記の運用手法の多様化の一環として、米国の商業用不動産担保付貸付金(以下、「CREローン」)等への投資を行っている。当該CREローン等は、米国の経済環境や不動産市況の影響を大きく受け、会社が保有する他の金融商品と比べて高度な運用力を必要とすることから、主に米国子会社であるDelphi社が、他のグループ会社からの運用受託分も含めて投資を行っている。 【連結財務諸表注記】「3. 重要性がある会計方針 (5) 金融商品 e. 金融商品の減損」及び「8. 金融商品 (4) 予想信用損失」に記載されているとおり、会社は、CREローン等を含む償却原価で測定される金融商品に対し、損失評価引当金を認識している。損失評価引当金は、対象金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合は12か月の予想信用損失に等しい金額で測定し、著しく増大している場合は全期間の予想信用損失に等しい金額で測定される。予想信用損失の測定にあたっては、倒産確率、倒産時損失率及び倒産時のエクスポージャーを用いており、これらの要素は、過去の信用損失の実績及び外部格付と一定の整合性を維持した内部格付等の内部情報や、過去のGDP成長率等の公表データから合理的に算出した将来予測的マクロ経済情報をもとに算定されている。加えて、会社は、債務者の重大な財務的困難や期日経過を含む契約違反等の事象を用いて債務不履行を判断しており、債務不履行に該当する場合、信用減損金融資産として、予想される将来のキャッシュ・フローもしくは担保や他の信用補完の公正価値に基づき、個別に予想信用損失を測定している。上述のDelphi社が投資するCREローン等及び対応する損失評価引当金は、2026年3月31日現在、連結財政状態計算書における貸付金残高2,852,633百万円及び損失評価引当金134,509百万円の多くを占めており、金額的重要性は高い。 CREローン等に係る予想信用損失の見積りには、貸付金の信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているか及び債務不履行に該当するかの判断、また、将来の経済予測シナリオや担保不動産価値のように客観的な情報を入手することが困難な仮定や、貸付金及び担保不動産等の特性に応じた調整が含まれる。これらの見積り手法や重要な仮定の選択には経営者の重要な判断が必要となり、高い不確実性を伴うことから、監査上も特に慎重な検討が必要となる。 以上の理由より、当監査法人は、CREローン等に係る予想信用損失の評価が、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、CREローン等に係る予想信用損失の評価について、当監査法人の指揮及び監督の下で実施されたDelphi社の監査人の作業とその査閲を含め、主に以下の監査手続を実施した。 ・Delphi社における内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。特に着目した内部統制には、予想信用損失の算定において使用する見積手法や仮定を承認する統制がある。 ・CREローン等に係る予想信用損失の見積りの妥当性を検証するため、金融商品評価の内部専門家を利用して、主に以下の手続を実施した。 - 経営者への質問や、経営者が実施した予想信用損失の算定プロセス及び算定結果の閲覧等を通じた、CREローンをめぐる環境を踏まえた見積手法の選択や貸付金及び担保不動産等の特性に応じた調整に関する経営者の判断の合理性の検討 - 貸付契約書やレントロール等の証憑と突合することにより、予想信用損失の算定に使用された貸付金や担保不動産に係る基礎データの正確性を評価 - 貸付金の信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているか及び債務不履行に該当するかの判断基準が、関連する会計基準及び会社の状況に照らして適切であるかの検討、また、当該基準に基づいた判断が適切に行われていることについて、経営者が実施した判断結果の閲覧等を通じた検討 - 信用減損金融資産以外の予想信用損失について、経営者の見積額が、監査人が独自に検討した将来の経済予測シナリオ等を用いて算定した見積額の許容範囲に収まっているかどうかの比較検討 - 金額的重要性及び質的重要性を考慮して抽出したサンプルについて、担保不動産価値等、経営者が使用した重要な仮定の合理性を、利用可能な企業外部の情報と比較検討、また、監査人が独自に算定した信用減損金融資産の予想信用損失と経営者の予想信用損失の見積額の比較検討 ・関連する開示について、会計基準と照らして適切かの検討、また、注記事項の裏付けとなる関連証憑との突合を実施した。

    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、東京海上ホールディングス株式会社の2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、東京海上ホールディングス株式会社が2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    <報酬関連情報>

    当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書

    2026年6月26日
    東京海上ホールディングス株式会社
    取締役会御中

    PwC Japan有限責任監査法人 東京事務所

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 井 野 貴 章
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 鈴 木 隆 樹
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 山 本 啓 正

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている東京海上ホールディングス株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第24期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、東京海上ホールディングス株式会社の2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。

    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

    報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。