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    9033 広島電鉄株式会社 有価証券報告書-第117期(2025/04/01-2026/03/31)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 中国財務局長
    【提出日】 2026年6月24日
    【事業年度】 第117期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    【会社名】 広島電鉄株式会社
    【英訳名】 Hiroshima Electric Railway Co.,Ltd.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 仮 井 康 裕
    【本店の所在の場所】 広島市中区東千田町二丁目9番29号
    【電話番号】 082(242)3542
    【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理本部長 小 島 亮 二
    【最寄りの連絡場所】 広島市中区東千田町二丁目9番29号
    【電話番号】 082(242)3542
    【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理本部長 小 島 亮 二
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第113期 第114期 第115期 第116期 第117期
    決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
    営業収益 (百万円) 27,395 27,450 30,466 33,709 37,470
    経常損失(△) (百万円) △4,447 △3,027 △970 △1,243 △129
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円) △1,053 943 656 1,379 1,158
    包括利益 (百万円) △1,169 519 2,573 1,346 3,008
    純資産額 (百万円) 38,695 39,220 41,605 42,762 45,523
    総資産額 (百万円) 92,503 94,106 98,398 104,082 108,722
    1株当たり純資産額 (円) 1,245.34 1,263.07 1,338.41 1,373.44 1,460.17
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) △34.70 31.07 21.61 45.42 38.14
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 40.9 40.8 41.3 40.1 40.8
    自己資本利益率 (%) △2.8 2.5 1.7 3.3 2.7
    株価収益率 (倍) 26.3 35.9 13.3 16.2
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △1,121 449 5,530 5,077 1,714
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △3,559 △2,150 △3,649 △5,568 △4,307
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 4,664 894 △2,363 604 1,776
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 5,194 4,387 3,906 4,019 3,202
    従業員数 (人) 2,283 2,165 2,180 2,182 2,241
    (170) (143) (153) (181) (298)

    (注) 1 当社及び連結子会社は、潜在株式が存在しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益は記載しておりません。

    2 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外書により表示しております。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第113期 第114期 第115期 第116期 第117期
    決算年月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月 2026年3月
    営業収益 (百万円) 19,118 17,407 20,517 21,828 24,587
    経常利益又は経常損失(△) (百万円) △2,968 △2,182 △500 △815 224
    当期純利益又は当期純損失(△) (百万円) △919 752 555 955 993
    資本金 (百万円) 2,335 2,335 2,335 2,335 2,335
    発行済株式総数 (株) 30,445,500 30,445,500 30,445,500 30,445,500 30,445,500
    純資産額 (百万円) 30,912 31,756 33,686 34,598 36,802
    総資産額 (百万円) 81,357 80,644 85,830 92,221 93,007
    1株当たり純資産額 (円) 1,017.67 1,045.42 1,108.97 1,138.76 1,210.81
    1株当たり配当額(内1株当たり中間配当額) (円) 6.00 6.00 8.00 8.00
    (―) (―) (―) (―) (―)
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) △30.27 24.78 18.30 31.46 32.68
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 38.0 39.4 39.2 37.5 39.6
    自己資本利益率 (%) △2.9 2.4 1.7 2.8 2.8
    株価収益率 (倍) 33.0 42.4 19.3 18.9
    配当性向 (%) 24.2 32.8 25.4 24.5
    従業員数 (人) 1,683 1,577 1,568 1,555 1,550
    (85) (73) (80) (98) (117)
    株主総利回り(比較指標:配当込みTOPIX) (%)(%) 88.8(102.0) 86.1(107.9) 82.3(152.5) 65.5(150.2) 67.6(202.2)
    最高株価 (円) 974 853 830 780 672
    最低株価 (円) 778 800 742 590 573

    (注) 1 当社は、潜在株式が存在しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益は記載しておりません。

         2 2026年3月期の1株当たり配当額8円00銭については、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の決議事項になっております。

    3 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外書により表示しております。

       4 最高・最低株価は、東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

    2 【沿革】

    年月 概要
    1910年6月 広島電気軌道株式会社 設立 資本金300万円
    1912年11月 創業(軌道線開業)
    1917年7月 広島瓦斯電軌株式会社 設立 (広島瓦斯会社と合併) 資本金600万円
    1931年2月 宮島線全線開通
    1938年2月 広島乗合自動車㈱を合併、自動車部創設
    1942年4月 広島電鉄株式会社 設立 資本金750万円 (広島瓦斯電軌株式会社より交通事業を分離)
    1943年4月 政府のバス事業統合方針に基づき、三段峡自動車㈱他7社合併
    1945年8月 広島に原子爆弾投下 市内電車・市内バス全線不通
    1945年8月 市内電車 己斐~西天満間復旧運転開始、以下順次各線復旧
    1948年12月 市内電車白島線を除き全線復旧
    1949年6月 広島証券取引所上場
    1952年6月 市内電車白島線 新線により営業開始
    1954年6月 広電観光株式会社(現 広電エアサポート株式会社) 設立
    1956年2月 中国観光株式会社 買収
    1956年8月 広島観光開発株式会社(現連結子会社) 設立
    1957年6月 広島観光汽船株式会社 設立
    1958年3月 宮島松大観光船有限会社へ資本参加 (現 宮島松大汽船株式会社)
    1960年3月 広電興産株式会社 設立
    1961年2月 広電不動産株式会社 設立
    1961年6月 有限会社やまとタクシーへ資本参加 2022年5月までに全出資持分を売却
    1962年11月 備北交通株式会社(現連結子会社)へ資本参加
    1963年4月 広電タクシー株式会社 設立
    1965年10月 株式会社広電宮島ガーデン(現連結子会社) 設立
    1969年7月 不動産部新設 (不動産事業開業)
    1970年5月 株式会社広電プラザ 設立 (現 株式会社ヒロデンプラザ)
    1971年4月 広電住宅産業株式会社 設立 (現 広電建設株式会社)
    1973年2月 株式会社ホテルニューヒロデン 設立
    1978年12月 広電住宅産業株式会社 広電建設株式会社(現連結子会社)に商号変更
    1982年6月 広電興産株式会社 株式会社広電ストアに商号変更
    1991年4月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン(現連結子会社) 設立
    1995年10月 株式会社広電プラザ 株式会社ヒロデンプラザ(現連結子会社)に商号変更
    1997年4月 貸切自動車部 廃止
    1997年12月 広電タクシー株式会社 自動車運送事業を譲渡し、広電興産株式会社に商号変更
    1999年1月 エイチ・ディー西広島株式会社(現連結子会社) 設立
    1999年3月 株式会社交通会館(現連結子会社) 設立
    2000年3月 東京証券取引所市場第二部上場
    2002年12月 ひろでん中国新聞旅行株式会社(現 株式会社たびまちゲート広島)設立
    2003年10月 ひろでん中国新聞旅行株式会社(現 株式会社たびまちゲート広島)広電観光株式会社の旅行部門、 株式会社中国新聞トラベル・サービスを合併・統合
    2004年6月 宮島松大観光船有限会社 株式会社に移行し、宮島松大汽船株式会社(現連結子会社)に商号変更
    2005年3月 国産初の完全超低床型路面電車5100形「グリーンムーバーマックス」を導入
    2008年1月 広島県交通系ICカード 「PASPY」(パスピー)を導入
    2012年3月 芸陽バス株式会社(現連結子会社)の株式を追加取得し、子会社化
    2012年4月 呉市交通局の廃止により、バス事業を承継し、呉市域の運行を開始
    2013年4月 広電不動産株式会社 当社を存続会社とし、広電不動産株式会社を消滅会社とする吸収合併により解散
    2014年4月 広電観光株式会社 広電エアサポート株式会社(現連結子会社)に商号変更
    2016年4月 広電興産株式会社 当社を存続会社とし、広電興産株式会社を消滅会社とする吸収合併により解散
    2019年3月 株式会社広電ストア スーパー事業及び移動販売事業を同業他社に事業譲渡し、解散・清算
    2020年2月 ひろでんモビリティサービス株式会社(現連結子会社)設立
    2021年3月 株式会社ホテルニューヒロデン 1月末で営業終了・解散
    2021年4月 ひろでん中国新聞旅行株式会社、株式会社たびまちゲート広島(現持分法適用の関連会社)に商号変更
    2022年4月 東京証券取引所スタンダード市場移行
    2024年7月 新乗車券サービス「MOBIRY DAYS」(モビリーデイズ)を導入
    2026年2月 株式会社A&C 株式取得により完全子会社化

    3 【事業の内容】

    当社の企業集団は、当社、連結子会社13社及び持分法適用会社3社で構成されております。セグメントごとの主な事業内容と当社及び主要な関係会社の当該事業における位置付け等は、次のとおりであります。

    (1) 運輸部門

    事業の内容 会社名
    鉄軌道事業 当社
    自動車事業 当社、備北交通㈱※1、エイチ・ディー西広島㈱※1、芸陽バス㈱※1
    索道業 広島観光開発㈱※1
    海上運送業 宮島松大汽船㈱※1
    航空運送代理業 広電エアサポート㈱※1
    ハイヤー業 ひろでんモビリティサービス㈱※1

    (2) 流通部門

    事業の内容 会社名
    物品販売業 ㈱広電宮島ガーデン※1

    (3) 不動産部門

    事業の内容 会社名
    不動産賃貸業 当社、㈱交通会館※1、㈱広島バスセンター※2
    不動産販売業 当社

    (4) 建設部門

    事業の内容 会社名
    土木・建築業 広電建設㈱※1、㈱A&C※1
    電気通信工事業 大亜工業㈱※2

    (5) レジャー・サービス部門

    事業の内容 会社名
    飲食業 ㈱広電宮島ガーデン※1、㈱A&C※1
    ボウリング業 ㈱ヒロデンプラザ※1
    ゴルフ業 ㈱グリーンバーズ・ヒロデン※1
    旅行業 ㈱たびまちゲート広島※2
    ホテル業 ㈱A&C※1

    (注) 1 ※1 連結子会社

    2 ※2 持分法適用の関連会社

    以上に記載した事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

    (注) 1 ※1 連結子会社

    2 ※2 持分法適用の関連会社

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容、役員の状況
    (連結子会社)広電建設㈱(注)4 広島市中区 50 土木・建築業 100.0 土木建築の発注・建物の賃貸をしている。役員の兼任 9名(当社役員6名、当社職員3名)
    広電エアサポート㈱ 広島市中区 98 航空運送代理業 100.0(25.0) 物品の購入・建物の賃貸をしている。役員の兼任 6名(当社役員2名、当社職員4名)
    備北交通㈱ 広島県庄原市 45 自動車事業 90.3 役員の兼任 4名(当社職員4名)
    ㈱広電宮島ガーデン 広島市中区 50 物品販売業飲食業 100.0 定期券発売業務の委託・土地及び建物の賃貸をしている。役員の兼任 8名(当社役員4名、当社職員4名)
    宮島松大汽船㈱ 広島県廿日市市 60 海上運送業 60.0 土地の賃貸をしている。役員の兼任 6名(当社役員2名、当社職員4名)
    ㈱ヒロデンプラザ 広島市中区 40 ボウリング業 100.0 土地の賃貸をしている。役員の兼任 8名(当社役員4名、当社職員4名)
    ㈱グリーンバーズ・ヒロデン(注)3 広島県三原市 90 ゴルフ業 100.0 役員の兼任 8名(当社役員4名 当社職員4名)
    エイチ・ディー西広島㈱ 広島市西区 30 自動車事業 100.0 土地及び建物の賃貸をしている。役員の兼任 7名(当社職員7名)
    広島観光開発㈱(注)2 広島市中区 125 索道業 59.8(12.0) 役員の兼任 8名(当社役員4名、当社職員4名)
    ㈱交通会館 広島市東区 156 不動産賃貸業 65.7 役員の兼任 1名(当社役員1名)
    芸陽バス㈱ 広島県東広島市 100 自動車事業 95.6 役員の兼任 4名(当社職員4名)
    ひろでんモビリティサービス㈱ 広島市中区 30 ハイヤー事業 100.0 土地及び建物の賃貸をしている。役員の兼任 5名(当社職員5名)
    ㈱A&C 広島県廿日市市 30 飲食業ホテル業建設業 100.0 役員の兼任 6名(当社役員4名、当社職員2名)
    (持分法適用関連会社)大亜工業㈱ 広島市中区 95 電気通信工事業 20.1 電路及び電気工事の発注をしている。役員の兼任 1名(当社役員1名)
    ㈱たびまちゲート広島 広島市中区 100 旅行業 35.0(2.6) 役員の兼任 3名(当社役員3名)
    ㈱広島バスセンター 広島市中区 588 ターミナル事業不動産賃貸業 22.3(2.7) 定期券発売業務の委託をしている。役員の兼任 4名(当社役員2名 当社職員2名)

    (注) 1 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。

    2 上記会社のうち、広島観光開発㈱は有価証券報告書を提出しております。

    3 債務超過会社 債務超過額は次のとおりであります。

    ㈱グリーンバーズ・ヒロデン △1,680百万円

     4 広電建設㈱は、連結営業収益に占める営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く。)の割合が10%を超えております。

    主要な損益情報等(連結会社間の内部取引・債権債務相殺前)

    広電建設㈱ ①営業収益      6,816百万円

          ②経常利益       231百万円

          ③当期純利益      151百万円

          ④純資産額      1,159百万円

          ⑤総資産額      6,281百万円

     5 当社と連結子会社はCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を通じて当社グループ企業相互間で余剰・不足資金を融通し、資金の効率化を図っております。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

     文中に将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。

    (1)広電グループのパーパス

      当社グループは、「広島のワクワクを創造する」をパーパスとして掲げ、すべての行動の判断軸としています。運輸、流通、不動産、建設及びレジャー・サービス業により構成され、多面的な事業展開を行っており、以下に掲げる長期ビジョン(2045年のありたい姿)及びサステナビリティ基本方針をもとに、グループの総合力を活かして持続可能な地域社会の実現と中長期的な企業価値向上の両立に取り組みます。

    (2)長期ビジョン(2045年のありたい姿)

     当社グループは、2026年度から2028年度を対象とする中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028」において長期ビジョンを定め、被爆100年となる2045年を「過去を継承し未来を創造する起点」と捉え、2045年に向けた持続可能で魅力ある広島と広電グループの姿を描きます。

     <長期ビジョン(2045年のありたい姿)>

    私たち広電グループは

    ・人々の快適で安全・安心な移動を担います

    ・新たな価値を求め生み出し続けます

    ・社会の一員としての責任を果たし続けます

    ・地域で選ばれ、従業員が誇れる存在であり続けます

    (3)サステナビリティ基本方針

     「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。

    (4)長期経営戦略

     長期ビジョン実現のため、企業価値を高めるための仕組み強化に向けた「コーポレート戦略」と、地域に価値を届ける実行力強化に向けた「事業戦略」により、人々の安全・安心な移動と新たな地域価値を創造し、持続可能で魅力ある広島と広電グループの実現を目指します。

    <コーポレート戦略>

    ■  グループ経営体制の強化

    ■  財務戦略

    ■  人財戦略

    <事業戦略>

    ■  安全・安心なサービスの提供

    ■  交通サービスの価値向上

    ■  新たな収益機会獲得への挑戦

    (5)中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028」

    人口減少・高齢化、人材不足、インフラ老朽化といった構造課題が顕在化する一方、観光回復や都心再開発といった追い風を成長に転換すべく、安全への取り組みを絶対的なものとし、「財務基盤の再構築」と「成長領域への経営資源配分強化」を同時に進め、2026年度から2028年度の3年間を持続的な成長の循環を生み出す基盤づくりの期間とします。

    <長期経営戦略に基づいた重点戦略>

    ■ 持続可能な公共交通サービスの確立と進化

    ■ 不動産・建設事業の収益基盤強化

    ■ 観光の成長ドライバー化

    ■ 事業機能の独立・外部展開

    ■ グループ経営体制の最適化

    (6)目標とする経営指標

    中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028」において、2028年度までにROE4.5%達成を最重要KGIとし、以下のとおり経営指標を掲げております。

    2028年度 目標 将来目指す水準(2045年度までの早期に)
    営業収益 450億円 600億円
    当期純利益 20億円 36億円
    ROE 4.5% 8.0%
    EBITDA有利子負債倍率 7.0倍以下 7.0倍以下

    なお、「営業収益」「営業利益」「親会社株主に帰属する当期純利益」「ROE」「EBITDA有利子負債倍率」の進捗状況等については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております 。

    (7)経営環境及び対処すべき課題

        当社グループは、人口減少・高齢化や人手不足、施設老朽化等構造的な課題が顕在化する一方、観光回復や都心再開発の追い風を成長に転換すべく、2026年5月に中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028(2026~2028年度)」を策定いたしました。本中期経営計画では、当社グループのパーパスである「広島のワクワクを創造する」のもと、計画に掲げる経営戦略を着実に実行することで、安定した財務基盤の確保と強化を図り、交通サービスの価値向上や新たな収益機会の獲得に挑戦してまいります。さらに、地域社会との協力関係の強化や地域経済への貢献を通じ、地域の持続可能な発展に向けて当社グループとしての社会的責任を果たしていくことに加え、社員一人ひとりの力を最大限発揮できるよう社内環境整備にも積極的に取り組んでまいります。

     各セグメントにおける対処すべき課題については、次のとおりであります。

    ①運輸業

    運輸業におきましては、新乗車券サービス「MOBIRY DAYS」の拡充により、より使いやすく利便性の高い公共交通サービスの実現を図ってまいります。2026年7月には、MOBIRY DAYSリーダにおけるICOCA等の交通系電子マネー及びWAONの取り扱いを開始する等、さらなる利便性向上に取り組みます。今後もお客さまの声を踏まえ、継続的にアップデートしてまいります。また、2026年3月には軌道線の新線「循環線」を開業し、広島にお住まいの方や観光で訪れる方の利便性向上に加え、都心部の回遊性向上にも寄与しております。引き続き、まちの回遊性向上とにぎわい創出に貢献できる事業を展開してまいります。

    鉄軌道事業では、電車連接車両のワンマン運行の拡大や運行管理の集中管理システムの導入による運行の効率化に加え、技術部門のDX化推進や検査業務の一部を外注化すること等による業務の省力化を図ってまいります。

    自動車事業では、広島市と広島県内のバス事業者8社が設立した「一般社団法人バス協調・共創プラットフォームひろしま」と連携し、路線の最適化、利用促進、リソースの共有等に取り組んでまいります。

    海上運送業におきましては、2026年度は世界遺産登録30周年という節目の年ということもあり、新規クルーザー事業の開始やグループ内での連携強化等、この好機を活かす取り組みを行ってまいります。

    索道業におきましては、物価上昇等により、運営経費の増加が予想されますが、経費の削減と輸送の安全確保の設備投資の両立に取り組んでまいります。

     航空運送代理業におきましては、安全運航の堅持に努め、社員のスキル向上やマルチ資格者の養成、研修・教育を柔軟に計画することで、増便及び新規路線の就航に応需できる体制を整えてまいります。

    ②流通業

    流通業におきましては、山陽自動車道の宮島サービスエリア店舗につきまして、仕入価格高騰に対する原材料の見直しと価格転嫁、繁忙期の人員効率化、老朽化機材への対応、仕出し弁当等の販路拡大に全社一丸で取り組み、収益確保に努めてまいります。

    ③不動産業

    不動産業におきましては、分譲マンション事業を戦略的に実行し、安定して収益を確保するとともに、他事業者との協業にも積極的に取り組み、新たなビジネスチャンスの獲得を目指してまいります。また、CRE戦略による社有地の有効活用・高度利用によって資産価値の最大化を図り、安定した収益源を創出してまいります。

    ④建設業

    建設業におきましては、慢性的な人手不足の中で、働きやすい職場環境の整備による人材確保、DX化等による更なる業務効率化や生産性の向上に努めるとともに、工事が終盤に差し掛かっている広島駅前大橋ルート整備事業やRC造マンションの施工事業、広島市安佐南区の大塚中央地区の戸建住宅販売事業等着実に進めてまいります。また、公共工事や民間の大型案件の受注に積極的に取り組み、新たな収入源となる宅地の新規開発の検討も進めてまいります。

    ⑤レジャー・サービス業

    レジャー・サービス業におきましては、全施設とも引き続き安全・快適な施設環境を提供するとともに、原価の高騰に対応するため、費用の見直しにも努めてまいります。

    広島県三原市の「グリーンバーズゴルフ倶楽部」では、顧客の高齢化に対応したコース設定を新たに導入することや、ジュニア層向けのラウンド体験を実施する等、安定した収益確保に向けた取り組みを行ってまいります。

    広島市東区のゴルフ練習場「広電ゴルフ」では、2026年2月に導入した弾道測定器「トラックマンレンジ」のさらなる周知に努めるとともに、質の高い練習環境の提供を通じて、来場者数の増加を図ってまいります。

    2026年2月に広電グループに加入した㈱A&Cが運営する宮島口の「宮島コーラルホテル」におきましては、適切な設備改修を進めることで宿泊者の評価をより一層高め、稼働率のさらなる向上に取り組んでまいります。

    2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)ガバナンス

    当社グループは、サステナビリティに関する目標、戦略、事業計画及びKPI(重要業績評価指標)を設定しており、取締役会へ定期的に進捗を報告することによって、サステナビリティ関連のリスク及び機会の監視・管理を行う体制を整え、リスク及び機会の識別、評価及び管理を実施しております。リスク及び機会に対処する戦略や、それらを長期的に評価・管理するための指標及び目標についても取締役会において監督することで、サステナビリティに関する取り組みの実効性を確保しております。

    また、サステナビリティに関する取り組みについては専務取締役が管轄する経営企画室が担当し、サステナビリティに関する推進体制の明確化及び強化を図っております。

    (2)戦略

    当社グループにおける、サステナビリティ及び人的資本に関する戦略は以下のとおりであります。

    ① サステナビリティに関する戦略

    当社グループは、サステナビリティを巡る課題への対応は、リスクの低減のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると位置づけています。また、コーポレートガバナンス基本方針において「サステナビリティ基本方針」を定めるとともに、当社グループの重要課題(マテリアリティ)として「環境・気候危機」「交通・観光・地域・平和」「人的資本・ガバナンス」を特定し、これらのテーマに重点的に取り組んでおります。なお、「サステナビリティ基本方針」及び重要課題(マテリアリティ)特定のプロセスは以下のとおりであります。

    ■サステナビリティ基本方針

    当社グループは、「広島のワクワクを創造する」というパーパスのもと、被爆地広島に根差す交通運輸を中核とした企業グループとして、持続可能な社会の実現と事業成長の両立を図りつつ、外部環境の変化に柔軟に対応しながら地域社会に貢献することを目指し、以下の3つの重点領域に取り組みます。

    <重点領域とマテリアリティ>

    重点領域 重要課題(マテリアリティ)
    環境負荷の低減とレジリエンスの強化 当社は、気候変動などの地球規模の課題に対し、事業活動全体で環境負荷の低減に取り組み、地球と共生する持続可能な社会を実現します。また、激甚化する気象災害に対応するため、事業のレジリエンス(強靭性)を高め、社会全体の安全・安心な未来づくりに貢献します。 環境、気候変動
    豊かな地域社会の創造と平和の発信 当社は、少子高齢化や人口減少といった社会課題を乗り越え、持続可能な交通システムと地域経済の活性化を両立させます。更に、多様なパートナーと共創し、誰もが暮らしやすく、活気に満ちた地域社会を創造する。また、平和への普遍的な願いに応える使命を認識し、平和発信の拠点としての役割を果たします。 交通、観光、地域、平和
    強固な経営基盤の構築とイノベーションの創出 当社は、すべての事業活動における人権を尊重し、個々を尊重しつつ、やりがいと誇りをもって働くことができる環境を提供します。また、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図り、社会からの信頼を獲得するとともに、技術革新とイノベーションの創出により、当社グループの企業価値を向上させ続けます。 人的資本、ガバナンス

    ■重要課題(マテリアリティ)特定のプロセス

    社内外から見た当社グループに関連のある社会課題を洗い出し、その中から直接利益につながるもの、事業の基盤を支えリスクを回避するものという両面の視点を基に重要度の高いものを選定し、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

    フェーズ1社会課題の把握と整理 経営層において、SDGsの目標とターゲットを基に、既存事業の視点、新規事業の視点及び個人の関心から、会社として取り組むべき社会課題を網羅的に把握
    フェーズ2社会課題の分析と重要課題の絞り込み 中間層(部長・課長)を中心メンバーに据えた部署横断的な会議体を組成。フェーズ1において把握した社会課題について、縦軸に「社会のサステナビリティの観点での重要度」、横軸に「自社のサステナビリティの観点での重要度」を置いたマトリクス表上に各項目をプロットの上整理。各観点において重要度の高い項目をマテリアリティ候補として選定
    フェーズ3外部有識者とのダイアログ(妥当性確認) フェーズ2において選定したマテリアリティ候補について外部有識者と対話を実施し、妥当性を確認
    フェーズ4経営の意思決定 「サステナビリティ基本方針」の策定に合わせ、取締役会において最終意思決定を実施

    イ 気候変動/TCFD提言への取り組み

    気候変動の緩和と移行リスクへの備えのため、「気候危機」を当社グループの重要課題(マテリアリティ)の一つとして掲げ、事業活動における二酸化炭素排出量の削減目標や改善計画の検討を行うとともに、削減に向けた取り組みの推進を図っております。

    また、環境負荷の現状を定量的に把握するため、2024年度において当社単体の、2025年度はグループ全体のScope1、2における二酸化炭素排出量の算定を行い、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)と同等の枠組みに基づき公表することを目指しております。

    2024年度 2025年度
    当社単体 CO2排出量(Scope1、2) 34,245 t-CO2 34,579 t-CO2
    当社グループ CO2排出量(Scope1、2)(当社を除く) 12,403 t-CO2

    ② 人的資本に関する戦略

    「5 従業員の状況等(1)人財戦略に関する基本方針等」をご参照ください。

    (3)リスク管理

    当社グループは、上記「(1)ガバナンス」において記載した、サステナビリティに関する目標、戦略、事業計画等に関して、併せて事業リスクとその対処方針を取締役会へ定期的に報告することにより、着実な計画の実施に向けたリスクの把握と管理を進めております。

    (4)指標及び目標

    ① サステナビリティに関する指標及び目標

    当社グループは、中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028」の策定に伴い、各事業計画に対してKPIを設定しております。KPIを活用した進捗の管理を取締役会への報告を通じて行うことで、目標達成に向けた議論の深化と実効性の向上を図っております。

    指標 目標(KPI) 実績(当連結会計年度)
    超低床車両の導入(鉄軌道) 超低床車両の導入率48.2%(2026~2034年度) 超低床車両の導入率35.9%
    EVバスを中心とした次世代バスの計画的導入 1両/年導入 1両導入
    MOBIRY DAYSの交通系ICカード・WAON連携 2026年7月導入
    成長投資と財務健全性の両立 ROE4.5%(2028年度) EBITDA有利子負債倍率7.0倍以下 ROE2.7% EBITDA有利子負債倍率5.5倍

    ② 人的資本に関する指標及び目標

    人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針及び社内環境整備方針に係る指標について、当社では2025年4月1日~2030年3月31日までの期間において、以下の内容にて行動計画を策定しております。ただし、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みが行われているものの、当社グループに属する全ての会社では行われていないため、次の指標に関する目標及び実績は、当社グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。

    指標 実績(当事業年度)
    ①男性の育児休職及び当社独自の育児目的休暇の取得率をそれぞれ60%以上とする。(注) 育児休職 100%育児目的休暇 52.3%
    ②採用者に占める女性比率を20%以上とする。 17.3%
    ③年次有給休暇取得率90%以上を継続する。 95.1%

    (注)男性労働者の育児休業取得率については、厚生労働省の公表方針に基づき以下のとおり算出しております。

    男性労働者の育児休業取得率 当事業年度に育児休職を取得した男性労働者数(A)
    当事業年度に配偶者が出産した男性労働者数

    なお、当社では子が満3歳に達する日までの間で育児休職を取得可能であり、(A)には前事業年度以前に配偶者が出産した男性労働者数が含まれるため高い数値となっております。行動計画の目標設定時は(A)を「当事業年度に配偶者が出産し、かつ同事業年度に育児休職を取得した男性労働者数」として取得率を算出しており、同一手法で算出した場合の当事業年度の取得率は80.0%となります。

    3 【事業等のリスク】

    当社グループの事業等に関するリスク要因には様々なものがありますが、当社グループの事業等に特有かつ重要と思われるリスク要因としては以下のものが想定されます。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    ①自然災害・感染症の拡大について

    当社グループの事業展開地域は主に広島県西部地域であり、営業拠点・施設は広島市及び呉市とその近郊に集中しており、大規模な自然災害などに起因する設備等の損害や、感染症が大規模に流行した場合、及び国内外の治安の悪化やテロの発生等により、運輸業をはじめとした事業の継続に関して安全の確保が難しい状況に至った場合には、各事業の運営が影響を受ける可能性があります。

    当社グループでは、BCP(事業継続計画)・災害対策マニュアルの策定、防災訓練などの実施や、重要な施設の高床化などの対策を順次講じておりますが、自然災害等による被害を完全に排除できるものではなく、当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    なお、感染症が大規模に流行した場合は、BCPに基づき、運行計画の見直し、乗務員に対する罹患防止策の実施、従業員への時差出勤・在宅勤務の奨励など、感染状況に応じた対策を実施してまいります。

    ②運輸部門における事故について

    当社グループが主として展開する鉄軌道事業、自動車事業など運輸業においては、安全確保はお客様の信頼を得るうえで最も重要であると認識しており、事業用車両(電車、バス、船舶、索道)、各種事業用設備の安全性確保、安全運転に資する教育・訓練を通常より努めておりますが、車両等事業用設備などに、製造業者に起因する安全上の欠陥など人為的要因を含むさまざまな原因にもとづき大規模な事故が発生した場合、運行停止による減収や復旧・損害賠償などに係る費用の発生のほか、当社グループの信頼失墜につながり、今後の営業活動に多大な影響を及ぼす可能性があります。

    当社グループでは、車両や設備の細かな点検・修繕の実施はもとより、電車・バスの車両管理表を作成し、取締役会や経営会議の場での議論を踏まえて計画的な代替を進めております。また、運輸安全マネジメントの運営を教育・訓練のなかに体系的に整理し、積極的な取組を継続しております。

    ③広島県西部地域の経済情勢の変化について

    当社グループの事業展開地域は主に広島県西部地域であり、営業拠点・施設は広島市及び呉市とその近郊に集中しており、当該地域における消費動向や、人口の増減、地価の変動などが、当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    当社グループでは、「広電グループのパーパス」にもとづいた各経営戦略によって、当該地域の活性化とともに当社グループの成長が可能となるよう展開を進めてまいります。

    ④法的規制・法令改正への対応について

    当社グループの事業は、鉄道事業法、軌道法、道路運送法、建築基準法等の各種法令の適用を受けており、事業運営上、これらの法令による規制を受けるほか、特に鉄軌道事業及び自動車事業においては、法令に基づく許可・認可等により運賃上限の設定等が行われており、これらが事業遂行の前提となっております。このため、事業運営上、必要に応じた運賃の変更などを機動的に実施できない場合や、法令の改正などの動向によっては、目標値の達成や規制に準拠するための設備投資などが必要となり、多額の資金需要や償却負担が生じた場合は、当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    また、法令に関わらず、国や地方自治体の交通政策等の変更が事業計画や当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    ⑤少子高齢化の進行について

    当社グループが主として事業展開する広島県西部地域において、少子高齢化が進行した場合、就業・就学人口の減少は、通勤・通学客輸送が中心の鉄軌道事業及び自動車事業の収益を減少させる要因となります。

    当社グループでは「安全・安心なサービスの提供」「交通サービスの価値向上」を経営戦略に掲げ、バリアフリーな車両への代替や、誰もが利用しやすい移動環境を整備することで、高齢者などの利用客増加に努めてまいります。

     ⑥国際情勢や経済情勢の変化について

    当社グループは、運輸業を中心として各事業において継続的に設備投資を行っておりますが、これらの必要資金は主として金融機関からの借入れによって調達しているため、今後、経済情勢等によって金利が上昇基調になった場合には、金利負担の増加を招くこととなり、当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    また、当社グループの主要な事業である運輸業は、動力費及び燃料費の営業費に占めるウエイトが高いため、国際情勢や経済情勢による原油価格の高騰に伴って、電力料金や軽油費等燃料費の価格が上昇した場合には、運輸業燃料費の増加を招き、当社グループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。

    借入金依存や金利負担については、中期経営計画において目標とする経営指標に「EBITDA有利子負債倍率」を設定して、中長期視点で収益力と有利子負債のバランスを保っていく方針であり、金融機関との情報交換により、金利等の市場動向の予測を入手するなどの対応を行っております。

    動力費、燃料費の増加に対しては、電車車両につきましては省電力車両、バス車両につきましてはハイブリッド車両への代替を進めるとともに、石油元売先等との情報交換による石油価格の相場動向にもとづく予測を入手するなどの対応を行っております。

    ⑦人材の育成・確保について

    当社グループは、運輸業を中心として労働集約型の事業が多く、労働力として質の高い人材の確保が重要となり、人材の確保が難しい場合にはグループ各事業の運営に影響を及ぼす可能性があります。そのため、従業員の健康管理を徹底しているほか、多様な働き方へ対応できるように、短時間正社員制度の導入、企業内保育園の運営などを通じて優秀な人材を確保、育成し、働きやすい職場環境の整備に努めております。

    ⑧情報システムについて

    当社グループの各事業は、コンピュータシステムや通信ネットワークといった情報システムに大きく依存しており、コンピュータウイルス等の第三者による妨害行為や自然災害等により重大な障害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    このため、各種セキュリティシステムの導入、堅牢なデータセンターへのバックアップ等の対策を講じております。

    また、ICTの進展やデジタル化等への適切な対応が進まないことにより新たな商品・サービスが提供できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。今後、ICTを複合的に活用した運行管理の高度化を着実に進める等、業務の効率化や生産性の向上を図ってまいります。

    4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

     (1) 経営成績等の状況の概要

    ①経営成績の状況

    当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日旅行者数の増加によるインバウンド需要の拡大や、雇用・所得環境改善の動きが続き、緩やかな回復基調を維持している一方で、中東情勢の悪化等による燃料価格の高騰や、国際情勢の緊張に伴う資材・物価上昇等、依然として先行き不透明な状況が続いております。

    当社グループにおきましては、2025年8月に軌道線の新路線「駅前大橋ルート」を開業し、JR広島駅ターミナルビル2階への乗り入れにより、広島駅周辺の交通利便性と回遊性の向上に寄与しました。また、来広するインバウンド客や国内旅行客の増加、「MOBIRY DAYS」の利便性向上等の交通サービスの維持・向上により、運輸業、観光関連事業の収益が堅調に推移し、不動産業も好調だったためグループ全体として増収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して11.2%、3,761百万円増加し、37,470百万円となりました。営業損益につきましては、人件費や経費、減価償却費の増加もありましたが、前連結会計年度の営業損失1,419百万円に対し、290百万円の営業損失となりました。経常損益は、前連結会計年度の経常損失1,243百万円に対し、129百万円の経常損失となりました。特別損益につきましては、運輸業に係る「運行補助金」が増加したものの、特別損失として、「減損損失」と「投資有価証券評価損」を計上し、法人税等も増加したため親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して16.0%、220百万円減少して1,158百万円となりました。

     各セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

    (運輸業)

    鉄軌道事業では、「駅前大橋ルート」の開業や被爆80年に伴う来広者の増加により、利用者数が増加しました。自動車事業では、行楽需要やイベント輸送に対応し、需要動向に応じた運行を継続しました。また、2025年2月に実施した電車・バス運賃改定の効果もあり、鉄軌道事業・自動車事業ともに増収となりました。

    海上運送業及び索道業におきましては、2025年度の宮島来島者数は過去最多となり、特に円安を背景としたインバウンド客が大幅に増加した効果もあり、増収となりました。

    航空運送代理業におきましては、国内線及び国際線について、受託する路線はほぼ計画通り運航されました。運航機材の小型化や幹線空港への大型機・中型機の投入による減便もありましたが、受託手数料単価の増額が寄与し、増収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して10.7%、2,238百万円増加して23,247百万円となり、営業損益は前連結会計年度の営業損失3,110百万円に対し2,739百万円の営業損失となりました。なお、運行補助金を含めた損益は、前連結会計年度の918百万円の損失に対し、341百万円の損失となりました。

    提出会社の運輸成績表

    (鉄軌道事業)

    種別 単位 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31) 対前期増減率(%)
    営業日数 365
    営業キロ キロ 35.8 1.99
    客車走行キロ 千キロ 7,341 △5.93
    輸送人員 定期 千人 20,876 36.54
    定期外 32,450 2.50
    53,326 12.52
    旅客運輸収入 定期 百万円 1,554 21.50
    定期外 5,377 14.61
    6,932 16.09
    運輸雑収 1,128 48.30
    運輸収入合計 8,060 19.73
    1日平均収入 22 20.06
    乗車効率 50.5 38.36

    (注) 乗車効率の算出方法

    乗車効率=延人キロ/延定員走行キロ×100

    (自動車事業)

    種別 単位 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31) 対前期増減率(%)
    営業日数 365
    営業キロ キロ 1,186.0 0.60
    客車走行キロ 千キロ 22,066 △2.41
    乗合旅客人員 定期 千人 9,778 16.14
    定期外 24,226 △7.39
    34,004 1.04
    乗合旅客運送収入 定期 百万円 2,455 27.10
    定期外 7,202 6.91
    9,658 11.41
    貸切旅客運送収入 57 △2.28
    旅客運送雑収 582 50.65
    運送収入合計 10,297 12.98
    1日平均収入 28 13.29
    乗車効率 18.6 3.63

    (注) 乗車効率の算出方法

    乗車効率=延人キロ/延定員走行キロ×100

    業種別営業成績

    業種別 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31)
    営業収益(百万円) 対前期増減率(%)
    鉄軌道事業 8,060 15.27
    自動車事業 12,978 8.02
    その他 3,412 5.12
    消去 △1,204
    23,247 10.66

    (流通業)

    流通業におきましては、大阪・関西万博の開催、全国高校総体の中国地方開催、好天に恵まれた秋の行楽シーズン等により、高速道路利用者の増加が見られ、増収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して3.9%、45百万円増加して1,237百万円となり、営業利益は前連結会計年度と比較して、145.4%、6百万円増加し、11百万円となりました。

      業種別営業成績

    業種別 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31)
    営業収益(百万円) 対前期増減率(%)
    物品販売業 1,237 3.85
    消去
    1,237 3.85

    (不動産業)

    不動産業におきましては、不動産賃貸業では、2024年12月にオープンした広島市佐伯区の「イオンタウン楽々園」の土地賃料を通期で計上したこと等により増収となりました。不動産販売業では、広島市南区の分譲マンション「ザ・広島フロント」の物件の引渡し等により、増収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して17.9%、955百万円増加して6,292百万円となり、営業利益は前連結会計年度と比較して、37.2%、588百万円増加し、2,172百万円となりました。

    業種別営業成績

    業種別 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31)
    営業収益(百万円) 対前期増減率(%)
    不動産販売業 3,234 40.28
    不動産賃貸業 3,060 0.89
    消去 △2
    6,292 17.91

    (建設業)

    建設業におきましては、官公庁工事の受注は堅調でしたが、民間の建築工事の受注が減少したため減収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して7.8%、572百万円減少して6,816百万円となり、営業利益は前連結会計年度と比較して、4.0%、9百万円減少し、235百万円となりました。

    業種別営業成績

    業種別 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31)
    営業収益(百万円) 対前期増減率(%)
    土木・建築業 6,816 △7.75
    消去
    6,816 △7.75

    (レジャー・サービス業)

    レジャー・サービス業におきましては、ボウリング業では、来場者数は減少したものの、2024年12月に実施した料金改定の効果により、増収となりました。なお、ボウリング業は2026年5月をもって営業を終了することといたしました。ゴルフ業におきましては、「グリーンバーズゴルフ倶楽部」では、コースを維持・整備し、各種プランの拡充、アプリ等を活用した広報活動を実施し、来場者数は増加しましたが、会費収入の減少により減収となりました。一方、ゴルフ練習場では打ち放題メニューの拡充や毎月のイベント実施、練習環境を整える設備投資により、増収となりました。

    この結果、当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度と比較して1.3%、11百万円増加して、876百万円となり、営業損益は前連結会計年度の営業損失73百万円に対し、26百万円の営業損失となりました。

    業種別営業成績

    業種別 当連結会計年度(2025.4.1~2026.3.31)
    営業収益(百万円) 対前期増減率(%)
    ゴルフ業 297 △7.32
    その他 580 6.31
    消去 △0
    876 1.29

    ② 生産、受注及び販売の実績

     当社グループが扱うサービス・商品は多種、多様にわたり、その内容が一様でないため、生産能力の画一的表示が困難であり、セグメントごとに生産規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
     そのため生産、受注及び販売の状況については、「(1)① 経営成績の状況」における各セグメントごとに業績に関連付けて示しております。

    ③財政状態の状況

    当連結会計年度の財政状態は、総資産は、建設業で受注完成した工事代金など「受取手形、売掛金及び契約資産」が増加したほか、保有する上場株式の時価評価などにより「投資有価証券」が1,954百万円増加した結果、前連結会計年度末と比較して4,640百万円の増加となりました。負債は、広島駅南口広場の再整備受託工事や設備投資に係る「未払金」が減少した一方、株式会社A&Cを連結子会社に含めた影響もあり、借入金を含めた有利子負債が増加したほか、同社を連結子会社に含めた影響に加え、保有する上場株式の時価評価などにより「繰延税金負債」が増加した結果、前連結会計年度末と比較して1,879百万円の増加となりました。純資産は親会社株主に帰属する当期純利益の計上や「その他有価証券評価差額金」の増加などにより前連結会計年度末と比較して2,760百万円の増加となり、自己資本比率は、0.7ポイント増加の40.8%となりました。

    ④キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前当期純利益が増加した一方、広島駅南口広場の再整備受託工事にかかる「未払金」の支払いなどにより、前連結会計年度5,077百万円の資金収入に対し、1,714百万円の資金収入となりました。

    「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度は広島駅南口広場の再整備工事に係る「有形固定資産」への設備投資支出などの影響により、5,568百万円の資金支出となりました。当連結会計年度においても同工事への設備投資支出などの影響により4,307百万円の資金支出となりました。

    「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度は有利子負債が増加した影響等により604百万円の資金収入となりました。当連結会計年度においても有利子負債が増加した影響等により、1,776百万円の資金収入となりました。

    この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末と比較して816百万円減少し、3,202百万円となりました。

     (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

      経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
       なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

    ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

    (財政状態の分析)

     当連結会計年度の財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③財政状態の状況」に記載しております。

    (経営成績の分析)

     当連結会計年度の経営状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。

    (キャッシュ・フローの分析)

     当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ④キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

    (経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)

    当社グループが運輸業を中心とする公共性の高い業種であることに鑑みて、安全性の確保を最優先としながら、財務健全性を維持し、成長分野への積極的な投資を行っていく方針を数値目標として表現するために、2028年度の展望を見据えた連結経営数値目標として「営業収益」、「営業利益」、「親会社株主に帰属する当期純利益」、「ROE」、「EBITDA有利子負債倍率」を設定しております。

    KPI 2022年度実績 2025年度実績 2028年度計画
    営業収益 274億円 374億円 450億円
    営業利益 △32 △2 26
    親会社株主に帰属する当期純利益 9 11 20
    ROE 計画・目標 ―% ―% 4.5%
    実績 2.4 2.7
    EBITDA有利子負債倍率 計画・目標 ―倍 7.0倍 7.0倍
    実績 18.2 5.5

    ※1 有利子負債:借入金と社債の合計額

    ※2 EBITDA:営業利益に減価償却費と自動車事業に係る運行補助金を加えて算出

    2025年度の実績につきましては、2025年8月の「駅前大橋ルート」の開業や被爆80年等に伴う国内外からの多くの観光客の来広によって収益が堅調に推移し、EBITDA有利子負債倍率につきましては2023年5月に公表した目標値の水準で推移しております。

    主力である運輸業においては、「MOBIRY DAYS」の拡充や電車運行制御の自動化、バス共同事業化等によって、便利で使いやすい新たな公共交通への進化に向け取り組んでまいります。また、貸切バス事業の拡大や新たにグループ加入した㈱A&Cを含むグループ各社の連携により、観光需要を積極的に取り込みます。また、不動産業をはじめとした運輸業以外への投資を強化して新たな事業機会への挑戦に取り組み、企業としての持続的な成長の実現を目指してまいります。

    経営指標につきましては、2028年度にはROE4.5%を目指し、成長分野への積極的な投資をすることで、グループ全体の収益性を高めてまいります。その際には、EBITDA有利子負債倍率7.0倍以内を保つことで、財務健全性を維持してまいります。

    ②重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定

     当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
     連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5章 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

    ③資本の財源及び資金の流動性に係る情報

     当社グループの主要な資金需要は、運輸業を中心とする車両や各種施設に対する設備投資、改修及び安定した人材確保のための労務費、また、沿線地域の活性化を目的とした収益不動産物件への投資であります。手許の運転資金については、2015年度より当社及び連結子会社においてCMSを導入し、各社における余剰資金を当社へ集中させ、一元管理を行うことで資金効率の向上を図っております。また、突発的な資金需要に対しては、迅速かつ確実に資金を調達できるように当座貸越契約を締結し、流動性リスクに備えております。

    5 【重要な契約等】

     該当事項はありません。

    6 【研究開発活動】

     該当事項はありません。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    (設備投資)

    当連結会計年度において、当社及び連結子会社は、運輸業を中心に5,524百万円の設備投資(無形固定資産を含む。)を行いました。

    セグメントの設備投資額は次のとおりであります。

    当連結会計年度 対前期増減率
    運輸業 5,140 百万円 △39.92
    流通業 0 △83.92
    不動産業 297 △17.09
    建設業 136 1,010.68
    レジャー・サービス業 25 △87.58
    5,600 △38.70
    消去又は全社 △75 13.5
    合計 5,524 △39.08

    各セグメントの主な設備投資の内容は次のとおりであります。

    (運輸業)

    広島駅前大橋ルート・循環線整備 981 百万円
    電車運行管理装置設置工事 824
    国産超低床型路面電車購入(1編成) 605
    自動車事業用車両購入(30両) 929
    獅子岩駅線搬器更新 252

    (不動産業)

    大須賀駐車場 整備工事 18 百万円

    (主要な設備の除却)

    該当する事項はありません。

    2 【主要な設備の状況】

    当社グループ(当社及び連結子会社)の2026年3月31日現在におけるセグメントごとの設備の概要、帳簿価額並びに従業員数は次のとおりであります。

    (1) セグメント総括表

    セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積㎡) リース資産 建設仮勘定 工具・器具・備品 合計
    運輸業 8,767 5,873 19,214(409,914.07) 1,606 156 1,181 36,799 1,857(126)
    流通業 17 1 ―(―) 5 24 19(31)
    不動産業 9,752 19 22,503(165,541.30) 37 32,312 184(27)
    建設業 599 5 1,223(5,975.24) 0 119 13 1,962 104(4)
    レジャー・サービス業 1,370 76 2,902(1,277,313.19) 12 68 4,430 77(110)
    小計 20,507 5,976 45,843(1,858,743.80) 1,620 276 1,307 75,530 2,241(298)
    消去又は全社 △731 △3 51(―) △67 △2 △753
    19,775 5,972 45,894(1,858,743.80) 1,620 208 1,304 74,777 2,241(298)

    (注) 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外書により表示しております。

    (2) 提出会社

    ① 総括表

    セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積㎡) リース資産 建設仮勘定 工具・器具・備品 合計
    運輸業 8,038 4,496 18,198(353,150.82) 1,274 141 962 33,112 1,389(90)
    不動産業 9,513 14 22,347(164,891.75) 37 31,911 161(27)
    17,552 4,510 40,545(518,042.57) 1,274 141 999 65,023 1,550(117)

    (注) 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外書により表示しております。

    ② 運輸業

    ア 鉄軌道事業

    a 線路及び電路施設

    線別 区間 単線・複線の別 営業キロ(Km) 駅数(ケ所) 変電所数(ケ所)
    鉄道線 宮島線 広電西広島(己斐)~広電宮島口 複線 16.1 21 3
    軌道線 本線 広島駅~広電西広島(己斐) 複線 5.2 18 2
    宇品線 紙屋町東~広島港(宇品) 5.9 19 2
    横川線 十日市町~横川駅 1.4 5
    江波線 土橋~江波 2.6 6
    皆実線 稲荷町~皆実町六丁目 2.2 7
    白島線 八丁堀~白島 1.2 5
    循環線 稲荷町~比治山下 1.2 4 1
    鉄軌道合計 35.8 85 8

    (注) 各線の軌間は1.435m、電圧はDC600Vであります。

    b 車両

    電動客車(両) 付随客車(両) 制御客車(両) 電気機関車(両) 計(両)
    178 72 250

    c 車庫及び工場

    事業所名 所在地 建物 土地
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    千田車庫 広島市中区東千田町 86 10,033.66 1,516
    江波車庫 広島市中区江波西 3 5,759.15(149.90) 599
    荒手車庫 広島市西区草津南 32 14,051.08 279
    その他 890 211,981.39(498.70) 5,434
    1,011 241,825.28(648.60) 7,829

    (注) ( )内は、賃借中のもので、外書により表示しております。

    イ 自動車事業

    事業所名 所在地 建物 土地 在籍車両数
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 乗合(両) 貸切(両) 計(両)
    曙営業所 広島市東区曙 7 4,495.35 1,319 49(3) 49(3)
    広島中央営業所 広島市中区江波西 28 8,567.54(773.94) 870 57 1 58
    仁保営業所 広島市南区仁保沖町 22 3,191.23 280 51 51
    広島南営業所 広島市中区西白島町 5 6,636.26 1,691 71 1 72
    廿日市出張所 廿日市市宮園上 0 4,050.00 0 19 3 22
    広島北営業所 広島市西区小河内町 465 10,728.03 2,104 57 1 58
    安佐出張所 広島市安佐北区安佐町 4 ―(3,539.64) 8 8
    西風新都営業所 広島市佐伯区石内北 41 5,264.65 251 55 1 56
    呉中央営業所 呉市築地町 109 4,753.93 285 31 2 33
    警固屋出張所 呉市警固屋 3 ―(1,963.88) 23 23
    広出張所 呉市広白岳 25 3,782.86 275 19 19
    熊野営業所 広島県安芸郡熊野町 14 4,232.77 165 22 22
    焼山出張所 呉市焼山北 15 2,351.57(180.04) 110 26 26
    その他 400 53,271.35(19,919.97) 3,013
    1,143 111,325.54(26,377.47) 10,369 488(3) 9 497(3)

    (注) ( )内は、賃借中のもので、外書により表示しております。

    ③ 不動産業

    名称又は賃貸先 所在地 建物 土地
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    スタートラム広島 広島市中区八丁堀 1,709 929.65 824
    ㈱ヒロデンプラザ 広島市中区平野町 0 6,785.05 1,633
    hitoto広島ナレッジスクエア 広島市中区東千田町 659 1,812.54 85
    ファミリータウン楽々園 広島市佐伯区楽々園 465 37,868.05 4,070
    ㈱フジ(マックスバリュ千田店)(店舗施設) 広島市中区東千田町 170 4,659.94 1,003
    ㈱フジ(マックスバリュ江波店)(店舗施設) 広島市中区江波西 185 5,371.87 545
    ひろしまゲートパーク(旧広島市民球場跡地) 広島市中区基町 39
    KOI PLACE 広島市西区己斐本町 3 980.9 144
    etto(注) 廿日市市宮島口 0 ―(1,062.87)
    宮島競艇施行組合 廿日市市宮島口 19,174.08 1,342
    広電タワービル 広島市中区東千田町 121 2,070.90 313
    広電平野ビル 広島市中区平野町 5 1,748.64 413
    トランコート五日市駅前 広島市佐伯区海老山 457 784.96 82
    毘沙門台店舗 広島市安佐南区毘沙門台 207 1,506.35 141
    南竹屋町店舗 広島市中区南竹屋町 0 1,599.73 474
    広島トランヴェールビル 広島市中区紙屋町 2,578 2,001.77 1,755
    宇品御幸店舗用地 広島市南区宇品御幸 6,987.14 537
    国泰寺賃貸ビル 広島市中区国泰寺町 600 1,224.92 822
    その他(注) 2,137 69,386.07(66,157.54) 8,156
    9,341 164,891.75(67,220.41) 22,347

    (注) ( )内は、賃借中のもので、外書により表示しております。

    (3) 国内子会社

    ① 運輸業(従業員数491人)

    ア 自動車事業

    会社名・事業所名 所在地 建物 土地 在籍車両数
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 乗合(両) 貸切(両) 計(両)
    (備北交通㈱)
    本社 庄原市東本町 154 3,570.20 96
    庄原営業所(注)3 庄原市東本町 39 3,333.07 25 36 1 37
    三次営業所 三次市東酒屋 7 4,685.00 86 31 4 35
    たび館三次 三次市十日市東 2,899.01 148
    東城出張所 庄原市東城町 7 225.05 0 5 5
    吉田営業所 (注)1 安芸高田市吉田町 0 4 4
    (エイチ・ディー西広島㈱)
    本社及び 己斐上車庫(注)2 広島市西区己斐上 18 29 5 34
    (芸陽バス㈱)
    本社及び 西条営業所(注)3 東広島市西条西本町 23 7,990.03 7 34 6 40
    広島営業所 (注)3、4 広島市安芸区中野東 7 4,517.79 331 38(8) 1 39(8)
    竹原営業所 竹原市下野町 6 2,391.75 29 18 1 19
    三原営業所 三原市古浜 5 3,536.64 104 14 1 15
    豊栄営業所 東広島市豊栄町 7 4,914.07 71 9 4 13

    (注) 1 建物の一部及び土地は、広島電鉄㈱より賃借中であり、(2)②イに含まれております。

    2 土地は広島電鉄㈱より賃借中であり、(2)②イに含まれております。

    3 特定旅客車両を乗合に含んでおります。

    4 ( )内は、賃借中のもので、外書により表示しております。

    イ 索道業

    会社名・事業所名 所在地 運行区間 営業キロ(Km) 在籍車両数(両)
    広島観光開発㈱ 廿日市市宮島町 紅葉谷駅~榧谷駅~獅子岩駅 1.7 25

    ウ 海上運送業

    会社名・事業所名 所在地 運航区間 営業キロ(Km) 在籍船舶数(隻)
    宮島松大汽船㈱ 廿日市市宮島町 宮島口港~厳島港 2.0 4

    ② 流通業(従業員数19人)

    会社名・事業所名 所在地 建物 土地
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    (㈱広電宮島ガーデン)
    宮島サービスエリア 廿日市市上平良 14

    ③ 不動産業(従業員数0人)

    会社名・事業所名 所在地 建物 土地
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    (㈱交通会館)
    交通会館ビル (注) 広島市東区上大須賀町 239[239] 649.55[649.55] 156[156]

    (注)  〔 〕内は、連結会社以外へ賃貸中のもので、内書により表示しております。

    ④ 建設業(従業員数104人)

    会社名・事業所名 所在地 建物 土地
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    (広電建設㈱)
    五日市事務所ビル 広島市佐伯区五日市中央 105[105] 1,090.29 468
    メディオコート大手町 広島市中区大手町 340[340] 1,009.01 547
    eポートビル 東広島市 73 826.75 79

    (注) 〔 〕内は、連結会社以外へ賃貸中のもので、内書により表示しております。

    ⑤ レジャー・サービス業(従業員数77人)

    ア ゴルフ業

    会社名・事業所名 所在地 土地 トータルヤード数
    面積(㎡) 帳簿価額(百万円) REGULAR BACK
    ㈱グリーンバーズ・ヒロデン 三原市大和町 1,252,294.00 786 6,314(Y) 6,915(Y)

    イ その他

    会社名・事業所名 所在地 建物 土地 機械装置・運搬具
    帳簿価額(百万円) 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 帳簿価額(百万円)
    (㈱ヒロデンプラザ)
    広電ボウル (注)2 広島市中区平野町 0 0
    広電ゴルフ (注)1 広島市東区東山町 96 ―(19,720.10) 59
    ビバーチャ (注)3、4 広島市中区南竹屋町 0[0]
    広電ゴルフinDOORS 広島市安佐南区大町東 0
    (㈱A&C)
    宮島コーラルホテル 廿日市市宮島口 765 2,052.91 1,585
    IBUKU 廿日市市宮浜温泉 197 6,276.41 183
    田舎茶屋わたや 大野店 廿日市市前空 2 3,507.80 218

    (注) 1 ( )内は、連結会社以外から賃借中のもので、外書により表示しております。

    2 ボウリング場用地については、広島電鉄㈱より賃借中であり、(2)③に含まれております。

    3 施設用地については、広島電鉄㈱より賃借中であり、(2)③に含まれております。

    4 〔 〕内は、連結会社以外へ賃貸中のもので、内書により表示しております。

    (4) 在外子会社

    該当会社はありません。

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修計画は次の通りであります。

    (1) 重要な設備の新設等

    会社名 件名 セグメントの名称 投資予定額 資金調達方法 着手年月 完了予定年月
    総額(百万円) 既支払額(百万円)
    広島電鉄㈱ 国産超低床型路面電車購入(1編成) 運輸業 605 自己資金借入補助金 2027年3月 2027年3月
    広島電鉄㈱ 自動車事業用車両購入(14両) 運輸業 462 自己資金借入補助金 2026年9月 2027年3月
    広島電鉄㈱ 「MOBIRY DAYS」交通系ICカード及びWAON対応 運輸業 418 343 自己資金借入補助金 2025年1月 2026年7月

    (2) 重要な設備の除却等

     記載すべき事項はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 120,000,000
    120,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2026年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2026年6月24日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 30,445,500 30,445,500 東京証券取引所 スタンダード市場 単元株式数は100株であります。
    30,445,500 30,445,500

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

     該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2017年9月1日(注) △30,445,500 30,445,500 2,335 1,971

    (注) 2017年6月29日開催の第108回定時株主総会決議により、2017年9月1日付で当社普通株式2株を1株に株式併合し、発行済株式総数が30,445,500株減少しております。

    (5) 【所有者別状況】

    2026年3月31日現在

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数(人) 18 17 76 25 5 7,920 8,061
    所有株式数(単元) 35,674 1,104 50,277 1,123 10 216,074 304,262 19,300
    所有株式数の割合(%) 11.73 0.36 16.52 0.37 0 71.02 100.00

    (注) 1 自己株式50,448株は「個人その他」に504単元、「単元未満株式の状況」に48株含まれております。

    2 上記「その他の法人」には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が40単元含まれております。

    (6) 【大株主の状況】

    2026年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数(百株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    広島日野自動車株式会社 広島県広島市安芸区船越南二丁目7番4号 11,708 3.85
    株式会社広島銀行 広島県広島市中区紙屋町一丁目3番8号 10,440 3.43
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 8,775 2.89
    株式会社鴻治組 広島県広島市安芸区船越南一丁目2番6号 7,016 2.31
    広島ガス株式会社 広島県広島市南区皆実町二丁目7番1号 6,180 2.03
    野村信託銀行株式会社 退職給付信託・三菱UFJ信託銀行口 東京都千代田区大手町二丁目2番2号 3,750 1.23
    いすゞ自動車株式会社 神奈川県横浜市西区高島一丁目2番5号 3,000 0.99
    出光興産株式会社 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 2,844 0.94
    一般財団法人多山報恩会 広島県広島市中区基町12番3号 2,500 0.82
    株式会社大林組 東京都港区港南二丁目15番2号 2,325 0.76
    58,538 19.25

    (注) 株式会社広島銀行の持株数には、株式会社広島銀行が退職給付信託の信託財産として拠出している当社株式
    8,025百株(持株比率2.64%)を含んでおります(株主名簿上の名義は「みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 広島銀行口」であります)。なお、当該株式は、信託約款の定めにより株式会社広島銀行が議決権を留保しております。

    (7) 【議決権の状況】

    ① 【発行済株式】

    2026年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) 普通株式 50,400 普通株式 50,400
    普通株式 50,400
    完全議決権株式(その他) 普通株式 30,375,800 普通株式 30,375,800 303,758
    普通株式 30,375,800
    単元未満株式 普通株式 19,300 普通株式 19,300
    普通株式 19,300
    発行済株式総数 30,445,500 30,445,500
    30,445,500
    総株主の議決権 303,758

    (注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が4,000株(議決権40個)含まれております。

    2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式48株が含まれております。

    ② 【自己株式等】

    2026年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)広島電鉄株式会社 広島市中区東千田町二丁目9番29号 50,400 50,400 0.17
    50,400 50,400 0.17

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 普通株式

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
    当事業年度における取得自己株式
    当期間における取得自己株式

    (注) 当期間における取得自己株式には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(百万円) 株式数(株) 処分価額の総額(百万円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分) 12,269
    保有自己株式数 50,448 50,448

    (注) 当期間における保有自己株式には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

    3 【配当政策】

    当社は、利益成長に応じた段階的な配当水準の引き上げを検討し、2028年度に連結配当性向30%程度を目安にROE4.5%の達成と連動した配当政策を推進するとともに、ROE8%の実現を目指し、配当性向の引き上げや自己株式取得など柔軟な株主還元施策を行ってまいります。安全・安心なサービスの提供に不可欠な諸設備・施設への投資、ならびに交通サービスの価値向上や新たな収益機会獲得への挑戦等に必要な成長投資は、資本コストを意識し、財務健全性及び最適資本構成を勘案のうえ、機動的な資金配分を行ってまいります。

    当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

    内部留保につきましては、安全輸送のための投資はもとより、超低床型路面電車やノンステップバス・EVバスの購入などバリアフリーや環境に配慮した車両への投資、宮島を中心とした観光需要の積極的な取り込みやCRE戦略に基づく資産の有効活用など中長期的な企業価値向上に資する案件に計画的に活用していくこととしております。

    当期の配当につきましては、2026年6月26日開催予定の定時株主総会にて、1株当たり8円の普通配当を決議する予定であります。

    (注)2026年6月26日開催の定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定です。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2026年6月26日 定時株主総会決議(予定) 243 8.00

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

     当社は、運輸業を中心とする公共性の高い事業を行っていることを踏まえ、社会の公器として、株主・顧客・取引先・債権者・従業員・地域社会等の様々なステークホルダーの利益に貢献し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、「広電グループのパーパス」に従った事業活動を推進するために必要となるコーポレート・ガバナンスの充実に努めており、取締役会において「コーポレートガバナンス基本方針」を策定しております。

    ② 企業統治の体制の概要及びその体制を採用する理由

     当社は、電車、バス、不動産の3事業を中心に企業経営を行っており、電車、バス及び不動産事業の業務を遂行する各事業本部と会社組織全体に関わる企画・管理部門(本部)を含めた組織体制のもとで、横断的な業務の運営を推進することにより、効率的な企業経営を行っております。各本部の業務執行責任者は執行役員が務めており、意思決定の迅速化と業務執行の効率化を図っております。

     また、取締役会決議により、取締役に準ずる地位を有する重要な使用人として執行役員を選任しており、代表取締役の指揮命令のもとで会社の重要な業務を執行させることにより、機動的な事業活動の推進を図っております。

     当社では、監査役及び監査役会は、取締役や取締役会から高い独立性を有していることや常勤監査役の設置により即応性の高い監査が可能であることなど、監査役及び監査役会が有する特性を重視して、監査役制度を採用しております。

     取締役会は、提出日(2026年6月24日)現在、社外取締役3名を含む取締役9名(男性7名、女性2名)及び監査役3名(男性3名)で構成され、原則として毎月1回以上開催し、法令、定款及び取締役会規程に定められた事項について、会社法に定める取締役相互による監督と、監査役による監査のもとで、活発な議論により重要な業務執行に対しての機動的な意思決定を行っております。なお、取締役会には執行役員7名(男性6名、女性1名)が出席し、重要な情報の共有化と意見交換を行っております。

     監査役会は、社外監査役2名を含む3名(男性3名)で構成され、会社法に定める事項をはじめとした重要な事項について協議・決議を行うほか、常勤監査役を中心に取締役、執行役員その他の使用人の職務の執行状況その他の重要な情報の共有化と意見交換を行い、適法・適正な業務執行に対する監査の推進に努め、監査役各々が独立した立場での監査を行いながら、監査業務の相互連携のもとで監査に関する意思決定を行っております。

     当社は、会計監査人として有限責任 あずさ監査法人を選任し、会計監査を委託しております。会計監査人は、監査項目、監査体制及び監査スケジュールを内容とする監査計画を立案し、四半期ごとに四半期レビュー報告会を、また、期末には期末決算に関する会計監査報告会を開催し、監査役会に対して報告を行っております。なお、内部監査業務については、各本部から独立した組織として、監査室を設置し、会社法や金融商品取引法その他当社事業に関する法令に定める監査項目を中心に、内部監査を実施しております。

     当社では、会社法に定める機関のほか、取締役会の決定した事業経営の基本方針に基づいて、全般的な業務執行の方針及び計画並びに重要な業務の実施について協議する経営会議を設置しております。経営会議は、常勤の取締役6名及び執行役員7名で構成され、原則として毎週開催し、取締役会で決定した経営の基本方針・基本計画に基づき、活発な議論により重要な業務執行に対しての機動的な意思決定を行っております。なお、経営会議には常勤監査役1名が出席し、重要な業務執行に対する意思決定の過程や経営に関する重要な報告事項を聴取することにより、執行役員の業務執行の適法性について監査しております。

     また当社では、取締役及び監査役等の選任・解任、代表取締役の選定・解職、取締役・監査役の報酬限度額と取締役の報酬等について取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化するため、取締役会の下に、常勤の取締役3名及び独立役員5名で構成される指名及び報酬諮問委員会を設置し、検討するにあたり独立役員の適切な関与・助言を得ることのできる体制を確保しております。

     機関ごとの出席者は、提出日(2026年6月24日)現在、次のとおりであります。(◎は取締役会・監査役会・経営会議の議長、指名諮問委員会・報酬諮問委員会の委員長を表す。)

    役職名 氏名 取締役会 監査役会 経営会議 指名諮問委員会 報酬諮問委員会
    代表取締役会長 椋田 昌夫
    代表取締役社長 仮井 康裕
    専務取締役 横田 好明
    常務取締役 瀬﨑 敏正
    常務取締役 岡田 茂
    取締役 立岩 薫
    社外取締役 田村 興造
    社外取締役 平田 かおり
    社外取締役 戸井 佳奈子
    常勤監査役 平町 隆典
    社外監査役 渡辺 泰朗
    社外監査役 片山 一俊
    執行役員 中田 幸男
    執行役員 小島 亮二
    執行役員 玉田 和
    執行役員 東 耕一
    執行役員 河野 文彦
    執行役員 立石 一朗
    執行役員 嶋治 美帆子

    (参考)コーポレート・ガバナンス模式図

     ③ 企業統治に関するその他の事項

    ア 内部統制システムの整備の状況

     当社では、会社法に基づき取締役会で定めた「業務の適正を確保するために必要な体制の整備に関する基本方針」(内部統制システムの構築の基本方針)に従い、取締役、監査役、執行役員及び使用人が、各々適法・適正な職務の執行に努めております。
     取締役の職務の執行においては、善管注意義務や忠実義務に基づく取締役の相互監督のもと、取締役会や経営会議の運営に関して定めた取締役会規程及び経営会議規程に従い、重要な事案の決定にあたっては、適法性・妥当性の有無をはじめとした総合的な観点から議案の検討・決定を行っており、徹底した法令遵守のもとで各々が職務を執行しております。
     執行役員の職務の執行においては、自ら執行する職務の状況を取りまとめ、所属の従業員を指揮監督し、また、所管する職務に関しては所属以外の従業員についても指揮監督するとともに、重要な執行状況に関しては取締役会や経営会議で随時報告することとしており、取締役による監督や監査役による監査を受けながら、徹底した法令遵守のもとで各々が職務を執行しております。
     使用人の日常の職務の執行においても、各々が法令・定款はもとより社内規程を遵守し、会社組織として適法・適正に職務を執行することができるよう職務権限規程を定めております。また、決裁文書については稟議手続規程を定め、重要性の高い案件の決裁権者を取締役社長とし、当該決裁文書を常勤監査役及び内部監査部門である監査室にも通知するなど、監査部門も含めた内部統制体制を整備・運用することにより、職務執行に対する統制を図っております。
     株主総会議事録、取締役会議事録及び経営会議開催記録等の重要な意思決定を記録した文書については、法令及び社内規程に基づき適法・適正に作成し、重要な文書の保存・管理に関する事項を定めた文書管理規程及び情報セキュリティ規程に基づき、所管部署において適切に保存・管理しております。取締役会や経営会議で承認された議案書及び決裁文書についても、各起案部署において適切に保存・管理しております。
     取締役会規程及び経営会議規程その他の社内規程については、社内規程の制定・改廃及び周知に関する手続き等を定めた規程類管理規程に基づき、最新の法令に基づく社内規程の制定・改廃と取締役、監査役、執行役員及び使用人への社内規程の周知並びに遵守の徹底に努めております。
     なお、内部統制の整備・運用に関する統括業務は、経営企画室が担当しており、社内規程の制定・改廃等の業務をはじめとして、内部統制の評価担当部署である監査室と協力しながら、内部統制システムの整備・運用を行っております。

    イ リスク管理体制の整備の状況

     全社的リスクや緊急対応を要するリスクが発生した場合には、代表取締役社長はリスク対応統括責任者として必要な指示を行い、執行役員はリスク対応統括責任者のもとで担当部門を指揮することにより、リスク発生による損害を最小限に止めるよう努めております。
     電車・バス事業においては、第一の使命である安全運行を確保するため、発生が予想されるリスクを抽出するとともに、リスク発生時における対応を迅速かつ的確に行うため、電車・バスの各部門で制定している安全管理規程に基づき、各部門の指導・教育担当部署が社員(業務従事者)に対し、定期的にリスクの発生の回避及びリスク発生時の迅速かつ的確な対応の実行等についての指導・教育を行っております。
     不動産事業においては、土地・建物の販売・賃貸及び保有により発生が予想されるリスクを抽出し、予めリスク発生時における迅速かつ的確な対応を検討することによって、リスクの発生の回避及びリスク発生時の損害を最小限に止めるよう努めております。
     当社が行う事業における新たな事業機会の検討・実施にあたっては、想定されるリスクについて、適宜外部の専門家の意見・助言を取り入れながら十分な検討を行い、事業の実施にあたっては、想定されるリスクを排除し、又はでき得る限り縮小させたうえで実施しております。
     なお、業務執行の過程におけるリスクの発生を回避するため、法律上の判断を要する場合には顧問弁護士に、会計上の判断を要する場合には会計監査人に適宜相談を行いながら、得られた助言や提案をもとに適法・適正な業務の執行に努めております。

    ウ 提出会社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

     当社は、子会社をはじめとした関係会社の運営管理において、総合企業体としての利益を確保するために関係会社統括要綱を定め、関係会社各社の自主的経営を尊重しつつ、重要事案の決定にあたっては当社への事前協議を求め、また、経営上の重要事項については当社への報告を求めることとしております。これらの協議・報告について、当社は必要に応じて取締役会において情報を共有するなどの方法により当該内容の適法性・妥当性やリスク発生の可能性について確認を行い、場合によっては顧問弁護士や会計監査人に相談のうえ、総合企業体として適法・適正に業務を執行しております。
     また、当社は、監査室及び弁護士事務所を内部通報窓口とする企業倫理ヘルプラインの運用等を通じ、当社及び関係会社各社における組織的又は個人的な法令違反及び不正行為等の早期発見と是正を図っております。
     当社を含めた関係会社各社は、企業集団としての収益性の向上を図るため、必要に応じて関係会社社長会を開催し、情報共有と相互協力により、関係会社各社における適正かつ効率的な業務の推進に努めております。また、四半期ごとに関係会社連絡会議を開催し、決算業務に関する法令改正等の情報をはじめとした情報共有により、企業集団としての適法・適正かつ効率的な業務の推進に努めております。

    エ 責任限定契約の内容の概要

     当社は、社外取締役及び社外監査役との間で、会社法第427条第1項の定めに基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨の定款変更を決議し、社外取締役及び社外監査役との間で責任限定契約を締結しております。
     当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、社外取締役及び社外監査役ともに、法令が定める額としており、また、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役又は社外監査役が責任の原因となった職務の執行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。

    オ 役員等賠償責任保険契約の概要

    当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。

    当該保険契約の被保険者の範囲は取締役及び監査役であり、被保険者が保険料の一部を負担しております。当該保険契約は、被保険者が負担することとなるその職務の執行に関し責任を負うこと、又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により填補することとしております。ただし、法令違反であることを認識しながら行った行為等に起因する損害賠償請求については補償されないなど、一定の免責事由があります。

    カ 取締役の定数その他定款に定める事項

     a 取締役の定数

    当社は、取締役の定数を12名以内とする旨を定款に定めております。

     b 取締役の選任の決議要件

      当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。

    キ 株主総会決議に関する事項を取締役会で決議することができる事項等

     a 自己の株式の取得

     当社は、自己の株式の取得について、財務政策への対応を機動的に実施することができるよう、会社法第165条第2項に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。

     b 中間配当

     当社は、中間配当について、株主への利益還元を機動的に実施することができるよう、会社法第454条第5項に基づき、取締役会の決議によって毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

    ク 株主総会の特別決議要件

     当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議について、定足数を緩和することにより株主総会の円滑な運営を行うことができるよう、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。

     ④ 取締役会の活動状況

     当事業年度において当社は取締役会を原則として月1回以上開催しており、個々の出席状況は次のとおりであります。(◎は取締役会の議長を表す。)

    役職名 氏名 開催回数 出席回数
    代表取締役会長 ◎椋田 昌夫 13回 13回
    代表取締役社長 仮井 康裕 13回 13回
    専務取締役 横田 好明 13回 13回
    常務取締役 瀬﨑 敏正 13回 13回
    常務取締役 岡田 茂 13回 13回
    取締役 立岩 薫 13回 13回
    社外取締役 田村 興造 13回 13回
    社外取締役 荒本 徹哉 3回 3回
    社外取締役 平田 かおり 13回 13回
    社外取締役 戸井 佳奈子 10回 10回
    常勤監査役 平町 隆典 13回 13回
    社外監査役 渡辺 泰朗 13回 13回
    社外監査役 片山 一俊 13回 13回
    執行役員 末松 辰義 13回 13回
    執行役員 山根 辰夫 13回 13回
    執行役員 小島 亮二 13回 13回
    執行役員 安井 千明 7回 7回
    執行役員 東 耕一 13回 13回
    執行役員 八木 康夫 13回 13回
    執行役員 立石 一朗 13回 13回
    執行役員 嶋治 美帆子 13回 13回

    (注)1.荒本徹哉氏は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時をもって社外取締役を退任しておりますので、退任までの期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。

    (注)2.戸井佳奈子氏は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時をもって社外取締役に就任しております。

        取締役就任後の期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。

    (注)3.安井千明氏は、2025年10月16日に逝去いたしました。在席期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。

      中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2025」の最終年度である2025年度においては、主な事業計画に対してKPIを設定し、取締役会等においてKPIを活用した進捗管理を行うことで、目標達成に向けた議論の深化と実効性の向上を図っております。取締役会における具体的な議論の内容としては、新乗車券システムの利便性向上のための追加開発、株式会社A&Cの株式取得、貸切バス事業の拡大など、会社の重要な業務執行の決定が挙げられます。

       また、上記のほか、予算等に関する定例的な議題についても審議を行っています。

     ⑤ 指名及び報酬諮問委員会の活動状況

     当事業年度において当社は指名諮問委員会を4回、報酬諮問委員会を4回開催しており、個々の委員の出席状況は次のとおりであります。(◎は指名及び報酬諮問委員会の委員長を表す。)

    役職名 氏名 指名諮問委員会 報酬諮問委員会
    開催回数 出席回数 開催回数 出席回数
    代表取締役会長 ◎椋田 昌夫 4回 4回 4回 4回
    代表取締役社長 仮井 康裕 4回 4回 4回 4回
    専務取締役 横田 好明 4回 4回 4回 4回
    社外取締役 田村 興造 4回 4回 4回 4回
    社外取締役 荒本 徹哉 1回 1回 2回 2回
    社外取締役 平田 かおり 4回 4回 4回 4回
    社外取締役 戸井 佳奈子 3回 3回 2回 2回
    社外監査役 渡辺 泰朗 4回 4回 4回 4回
    社外監査役 片山 一俊 4回 4回 4回 4回

    (注)1.荒本徹哉氏は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時をもって取締役を退任しておりますので、退任までの期間に開催された指名及び報酬諮問委員会の出席状況を記載しております。

    (注)2.戸井佳奈子氏は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時をもって取締役に就任し、指名及び報酬諮問委員会委員に就任しておりますので、就任後に開催された指名及び報酬諮問委員会の出席状況を記載しております。

    指名及び報酬諮問委員会については、社外取締役及び社外監査役からの適切な関与・助言を得ながら、取締役・監査役の選任・解任や役員報酬の体系・水準について透明性と公正性を確保し、取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任の強化を目的として設置しております。具体的な議論の内容としては、取締役、監査役及び執行役員の選任・解任、代表取締役、役付取締役の選定・解職、取締役・監査役の報酬限度額と取締役の報酬等が挙げられます。

    (2) 【役員の状況】

    ①役員一覧

     2026年6月24日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は以下のとおりです。

    男性10名 女性2名 (役員のうち女性の比率16.66%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(百株)
    代表取締役会長 椋 田 昌 夫 1946年11月24日生 1969年3月 当社入社 2003年6月 当社取締役M・Sカンパニープレジデント 2008年6月 当社常務取締役 2010年6月 当社専務取締役 2013年1月 当社代表取締役社長 2013年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役社長 2013年6月 株式会社交通会館代表取締役社長(現在) 2017年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役社長 2021年6月 広電建設株式会社取締役会長 2024年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役会長 2024年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長 2024年6月 当社代表取締役会長(現在) 2026年6月 広島ゴルフ観光株式会社取締役相談役(現在) 2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン取締役相談役(現在) 2026年6月 広電建設株式会社取締役相談役(現在) 1969年3月 当社入社 2003年6月 当社取締役M・Sカンパニープレジデント 2008年6月 当社常務取締役 2010年6月 当社専務取締役 2013年1月 当社代表取締役社長 2013年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役社長 2013年6月 株式会社交通会館代表取締役社長(現在) 2017年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役社長 2021年6月 広電建設株式会社取締役会長 2024年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役会長 2024年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長 2024年6月 当社代表取締役会長(現在) 2026年6月 広島ゴルフ観光株式会社取締役相談役(現在) 2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン取締役相談役(現在) 2026年6月 広電建設株式会社取締役相談役(現在) (注)3 745
    1969年3月 当社入社
    2003年6月 当社取締役M・Sカンパニープレジデント
    2008年6月 当社常務取締役
    2010年6月 当社専務取締役
    2013年1月 当社代表取締役社長
    2013年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役社長
    2013年6月 株式会社交通会館代表取締役社長(現在)
    2017年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役社長
    2021年6月 広電建設株式会社取締役会長
    2024年3月 広島ゴルフ観光株式会社代表取締役会長
    2024年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長
    2024年6月 当社代表取締役会長(現在)
    2026年6月 広島ゴルフ観光株式会社取締役相談役(現在)
    2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン取締役相談役(現在)
    2026年6月 広電建設株式会社取締役相談役(現在)
    代表取締役社長 仮 井 康 裕 1959年9月25日生 1983年3月 当社入社 2002年6月 エイチ・ディー西広島株式会社 代表取締役社長 2013年6月 当社取締役呉バスカンパニープレジデント 2014年1月 当社取締役バス事業担当、バス事業本部長 2020年6月 当社常務取締役 2021年6月 宮島松大汽船株式会社代表取締役会長(現在) 2021年6月 広電建設株式会社監査役 2021年6月 当社専務取締役交通政策本部、人財管理本部、交通技術研究室担当 2022年6月 当社代表取締役専務 2023年6月 広島観光開発株式会社代表取締役会長(現在) 2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在) 2024年6月 当社代表取締役社長(現在) 2026年2月 株式会社A&C代表取締役会長(現在) 1983年3月 当社入社 2002年6月 エイチ・ディー西広島株式会社 代表取締役社長 2013年6月 当社取締役呉バスカンパニープレジデント 2014年1月 当社取締役バス事業担当、バス事業本部長 2020年6月 当社常務取締役 2021年6月 宮島松大汽船株式会社代表取締役会長(現在) 2021年6月 広電建設株式会社監査役 2021年6月 当社専務取締役交通政策本部、人財管理本部、交通技術研究室担当 2022年6月 当社代表取締役専務 2023年6月 広島観光開発株式会社代表取締役会長(現在) 2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在) 2024年6月 当社代表取締役社長(現在) 2026年2月 株式会社A&C代表取締役会長(現在) (注)3 157
    1983年3月 当社入社
    2002年6月 エイチ・ディー西広島株式会社 代表取締役社長
    2013年6月 当社取締役呉バスカンパニープレジデント
    2014年1月 当社取締役バス事業担当、バス事業本部長
    2020年6月 当社常務取締役
    2021年6月 宮島松大汽船株式会社代表取締役会長(現在)
    2021年6月 広電建設株式会社監査役
    2021年6月 当社専務取締役交通政策本部、人財管理本部、交通技術研究室担当
    2022年6月 当社代表取締役専務
    2023年6月 広島観光開発株式会社代表取締役会長(現在)
    2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在)
    2024年6月 当社代表取締役社長(現在)
    2026年2月 株式会社A&C代表取締役会長(現在)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(百株)
    専務取締役 経営企画本部長 横 田 好 明 1963年5月8日生 1988年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役経営企画本部長 2020年6月 当社常務取締役経営企画本部長、バス事業本部長 2021年6月 広電エアサポート株式会社代表取締役会長 2021年6月 株式会社ヒロデンプラザ代表取締役会長(現在) 2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在) 2024年6月 当社専務取締役(現在) 2026年2月 株式会社A&C取締役(現在) 2026年6月 広電エアサポート株式会社取締役(現在) 1988年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役経営企画本部長 2020年6月 当社常務取締役経営企画本部長、バス事業本部長 2021年6月 広電エアサポート株式会社代表取締役会長 2021年6月 株式会社ヒロデンプラザ代表取締役会長(現在) 2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在) 2024年6月 当社専務取締役(現在) 2026年2月 株式会社A&C取締役(現在) 2026年6月 広電エアサポート株式会社取締役(現在) (注)3 127
    1988年3月 当社入社
    2015年6月 当社取締役経営企画本部長
    2020年6月 当社常務取締役経営企画本部長、バス事業本部長
    2021年6月 広電エアサポート株式会社代表取締役会長
    2021年6月 株式会社ヒロデンプラザ代表取締役会長(現在)
    2023年6月 広電建設株式会社取締役(現在)
    2024年6月 当社専務取締役(現在)
    2026年2月 株式会社A&C取締役(現在)
    2026年6月 広電エアサポート株式会社取締役(現在)
    常務取締役 瀬 﨑 敏 正 1966年3月15日生 1989年3月 当社入社 2014年6月 広電建設株式会社常務取締役 2015年6月 当社取締役不動産事業本部長 2017年6月 広電建設株式会社専務取締役 2019年6月 広電建設株式会社代表取締役社長 2021年6月 当社常務取締役不動産事業本部長 2022年2月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役社長 2026年2月 当社常務取締役(現在) 2026年6月 広電建設株式会社代表取締役会長(現在) 1989年3月 当社入社 2014年6月 広電建設株式会社常務取締役 2015年6月 当社取締役不動産事業本部長 2017年6月 広電建設株式会社専務取締役 2019年6月 広電建設株式会社代表取締役社長 2021年6月 当社常務取締役不動産事業本部長 2022年2月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役社長 2026年2月 当社常務取締役(現在) 2026年6月 広電建設株式会社代表取締役会長(現在) (注)3 122
    1989年3月 当社入社
    2014年6月 広電建設株式会社常務取締役
    2015年6月 当社取締役不動産事業本部長
    2017年6月 広電建設株式会社専務取締役
    2019年6月 広電建設株式会社代表取締役社長
    2021年6月 当社常務取締役不動産事業本部長
    2022年2月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役社長
    2026年2月 当社常務取締役(現在)
    2026年6月 広電建設株式会社代表取締役会長(現在)
    常務取締役 岡 田   茂 1966年2月10日生 1989年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役経営管理本部長 2021年6月 広電建設株式会社監査役(現在) 2021年6月 当社常務取締役経営管理本部長 2022年6月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役会長(現在) 2026年2月 当社常務取締役(現在) 2026年2月 株式会社A&C監査役(現在) 2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長(現在) 1989年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役経営管理本部長 2021年6月 広電建設株式会社監査役(現在) 2021年6月 当社常務取締役経営管理本部長 2022年6月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役会長(現在) 2026年2月 当社常務取締役(現在) 2026年2月 株式会社A&C監査役(現在) 2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長(現在) (注)3 127
    1989年3月 当社入社
    2015年6月 当社取締役経営管理本部長
    2021年6月 広電建設株式会社監査役(現在)
    2021年6月 当社常務取締役経営管理本部長
    2022年6月 株式会社広電宮島ガーデン代表取締役会長(現在)
    2026年2月 当社常務取締役(現在)
    2026年2月 株式会社A&C監査役(現在)
    2026年6月 株式会社グリーンバーズ・ヒロデン代表取締役会長(現在)
    取締役 立 岩   薫 1958年2月1日生 1981年4月 広島市採用 2010年4月 広島市道路交通局都市交通部長 2013年4月 広島市道路交通局次長 2015年4月 広島市安佐北区長 2018年4月 当社入社・参与 2018年6月 当社取締役交通政策部担当 2026年2月 当社取締役(現在) 1981年4月 広島市採用 2010年4月 広島市道路交通局都市交通部長 2013年4月 広島市道路交通局次長 2015年4月 広島市安佐北区長 2018年4月 当社入社・参与 2018年6月 当社取締役交通政策部担当 2026年2月 当社取締役(現在) (注)3 84
    1981年4月 広島市採用
    2010年4月 広島市道路交通局都市交通部長
    2013年4月 広島市道路交通局次長
    2015年4月 広島市安佐北区長
    2018年4月 当社入社・参与
    2018年6月 当社取締役交通政策部担当
    2026年2月 当社取締役(現在)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(百株)
    取締役 田 村 興 造 1951年6月22日生 1977年4月 広島ガス株式会社入社 2010年4月 同社代表取締役社長 社長執行役員 2012年6月 当社社外取締役(現在) 2017年6月 広島ガス株式会社代表取締役会長 2024年4月 同社取締役相談役 2024年6月 同社相談役(現在) 1977年4月 広島ガス株式会社入社 2010年4月 同社代表取締役社長 社長執行役員 2012年6月 当社社外取締役(現在) 2017年6月 広島ガス株式会社代表取締役会長 2024年4月 同社取締役相談役 2024年6月 同社相談役(現在) (注)3
    1977年4月 広島ガス株式会社入社
    2010年4月 同社代表取締役社長 社長執行役員
    2012年6月 当社社外取締役(現在)
    2017年6月 広島ガス株式会社代表取締役会長
    2024年4月 同社取締役相談役
    2024年6月 同社相談役(現在)
    取締役 平 田 かおり 1973年11月26日生 2002年10月 福岡県弁護士会弁護士登録 2006年7月 広島弁護士会弁護士登録 2015年4月 広島弁護士会副会長中国地方弁護士連合会理事 2016年4月 広島弁護士会労働法制委員会委員長 2017年4月 広島市固定資産評価審査委員会委員 2021年6月 当社社外取締役(現在) 2002年10月 福岡県弁護士会弁護士登録 2006年7月 広島弁護士会弁護士登録 2015年4月 広島弁護士会副会長中国地方弁護士連合会理事 2016年4月 広島弁護士会労働法制委員会委員長 2017年4月 広島市固定資産評価審査委員会委員 2021年6月 当社社外取締役(現在) (注)3
    2002年10月 福岡県弁護士会弁護士登録
    2006年7月 広島弁護士会弁護士登録
    2015年4月 広島弁護士会副会長中国地方弁護士連合会理事
    2016年4月 広島弁護士会労働法制委員会委員長
    2017年4月 広島市固定資産評価審査委員会委員
    2021年6月 当社社外取締役(現在)
    取締役 戸 井 佳奈子 1961年2月1日生 2011年4月 安田女子大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科 教授 2013年4月 同大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科学科長広島市企業立地促進補助交付審議会委員 2015年4月 同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科教授同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科学科長 2024年3月 広島県観光立件推進会議 委員(現在) 2025年6月 当社社外取締役(現在) 2026年4月 安田女子大学現代ビジネス学部 学部長兼国際観光ビジネス学科長(現在) 2026年4月 広島県水道広域連合企業団選挙管理委員会 委員(現在) 2011年4月 安田女子大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科 教授 2013年4月 同大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科学科長広島市企業立地促進補助交付審議会委員 2015年4月 同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科教授同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科学科長 2024年3月 広島県観光立件推進会議 委員(現在) 2025年6月 当社社外取締役(現在) 2026年4月 安田女子大学現代ビジネス学部 学部長兼国際観光ビジネス学科長(現在) 2026年4月 広島県水道広域連合企業団選挙管理委員会 委員(現在) (注)3
    2011年4月 安田女子大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科 教授
    2013年4月 同大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科学科長広島市企業立地促進補助交付審議会委員
    2015年4月 同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科教授同大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科学科長
    2024年3月 広島県観光立件推進会議 委員(現在)
    2025年6月 当社社外取締役(現在)
    2026年4月 安田女子大学現代ビジネス学部 学部長兼国際観光ビジネス学科長(現在)
    2026年4月 広島県水道広域連合企業団選挙管理委員会 委員(現在)
    常勤監査役 平 町 隆 典 1956年2月18日生 1982年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役電車事業本部長 2022年6月 広電建設株式会社取締役 2023年6月 当社常務取締役電車事業本部、交通技術研究室担当 2023年6月 広電建設株式会社監査役(現在) 2024年6月 当社常勤監査役(現在) 1982年3月 当社入社 2015年6月 当社取締役電車事業本部長 2022年6月 広電建設株式会社取締役 2023年6月 当社常務取締役電車事業本部、交通技術研究室担当 2023年6月 広電建設株式会社監査役(現在) 2024年6月 当社常勤監査役(現在) (注)4 97
    1982年3月 当社入社
    2015年6月 当社取締役電車事業本部長
    2022年6月 広電建設株式会社取締役
    2023年6月 当社常務取締役電車事業本部、交通技術研究室担当
    2023年6月 広電建設株式会社監査役(現在)
    2024年6月 当社常勤監査役(現在)
    監査役 渡 辺 泰 朗 1957年6月1日生 1980年4月 株式会社広島銀行入行 2004年4月 同行本店営業部営業第一部長 2008年4月 同行執行役員徳山支店長 2009年4月 同行執行役員福山営業本部長 2012年6月 株式会社マイティネット代表取締役社長 2020年6月 同社代表取締役会長 2021年1月 ひろぎんITソリューションズ株式会社代表取締役会長 2022年6月 同社顧問 2023年6月 当社社外監査役(現在) 1980年4月 株式会社広島銀行入行 2004年4月 同行本店営業部営業第一部長 2008年4月 同行執行役員徳山支店長 2009年4月 同行執行役員福山営業本部長 2012年6月 株式会社マイティネット代表取締役社長 2020年6月 同社代表取締役会長 2021年1月 ひろぎんITソリューションズ株式会社代表取締役会長 2022年6月 同社顧問 2023年6月 当社社外監査役(現在) (注)5 23
    1980年4月 株式会社広島銀行入行
    2004年4月 同行本店営業部営業第一部長
    2008年4月 同行執行役員徳山支店長
    2009年4月 同行執行役員福山営業本部長
    2012年6月 株式会社マイティネット代表取締役社長
    2020年6月 同社代表取締役会長
    2021年1月 ひろぎんITソリューションズ株式会社代表取締役会長
    2022年6月 同社顧問
    2023年6月 当社社外監査役(現在)
    監査役 片 山 一 俊 1969年7月18日生 2001年10月 中央青山監査法人 広島事務所入所 2005年4月 公認会計士登録 2007年8月 あずさ監査法人 広島事務所入所 2018年12月 KPMG税理士法人 広島事務所入所 2019年3月 税理士登録 2022年10月 片山一俊税理士事務所開設   片山公認会計士事務所開設 2023年6月 当社社外監査役(現在) 2025年6月 日本公認会計士協会中国会会長(現在) 2026年2月 株式会社A&C監査役(現在) 2001年10月 中央青山監査法人 広島事務所入所 2005年4月 公認会計士登録 2007年8月 あずさ監査法人 広島事務所入所 2018年12月 KPMG税理士法人 広島事務所入所 2019年3月 税理士登録 2022年10月 片山一俊税理士事務所開設 片山公認会計士事務所開設 2023年6月 当社社外監査役(現在) 2025年6月 日本公認会計士協会中国会会長(現在) 2026年2月 株式会社A&C監査役(現在) (注)5
    2001年10月 中央青山監査法人 広島事務所入所
    2005年4月 公認会計士登録
    2007年8月 あずさ監査法人 広島事務所入所
    2018年12月 KPMG税理士法人 広島事務所入所
    2019年3月 税理士登録
    2022年10月 片山一俊税理士事務所開設
    片山公認会計士事務所開設
    2023年6月 当社社外監査役(現在)
    2025年6月 日本公認会計士協会中国会会長(現在)
    2026年2月 株式会社A&C監査役(現在)
    1,482

    (注) 1 取締役 田村興造氏、平田かおり氏、戸井佳奈子氏は、社外取締役であります。

    2 監査役 渡辺泰朗氏及び片山一俊氏は、社外監査役であります。

    3 取締役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    4 監査役 平町隆典氏の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    5 監査役 渡辺泰朗氏及び片山一俊氏の任期は、2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    6 当社は、執行役員制度を導入しております。執行役員は次の7名であります。
     執行役員 地域共創本部長               中田 幸男

       執行役員 経営管理本部長               小島 亮二

       執行役員 交通政策本部長               玉田  和

       執行役員 電車事業本部長               東  耕一

       執行役員 バス事業本部長               河野 文彦

       執行役員 不動産事業本部長              立石 一朗

       執行役員 監査室担当                 嶋治美帆子

    ② 社外役員(社外取締役・社外監査役)の状況

    ア 社外役員の人員及び当社との利害関係

      当社では、提出日(2026年6月24日)現在、社外取締役を3名、社外監査役を2名選任しております。
     社外取締役の田村興造氏は広島ガス株式会社の相談役を務めております。同社は、当社と一般消費者としての通常の取引を行っております。同社は当社株式数の2.0%を保有する大株主であります。

     社外取締役である平田かおり氏は、当社との間には、特別な利害関係はありません。

     社外取締役である戸井佳奈子氏は、当社との間には、特別な利害関係はありません。 
     社外監査役である渡辺泰朗氏は、当社の主要な取引金融機関の重要な使用人であった者でありますが、退任後相当の期間を経過しております。また、当該金融機関は、当社株式数の3.4%を保有する大株主であります。

      社外監査役である片山一俊氏は、当社との間には、特別な利害関係はありません。
      社外取締役及び社外監査役の全員(計5名)を株式会社東京証券取引所有価証券上場規程及び施行規則に定める独立役員に指定しております。

     なお、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、社外取締役である田村興造氏、平田かおり氏が退任し、中川智彦氏、濱野滝衣氏が就任します。

     中川智彦氏は、広島ガス株式会社の代表取締役社長を務めております。同社は、当社と一般消費者としての通常の取引を行っております。同社は当社株式数の2.0%を保有する大株主であります。

      濱野滝衣氏は、大本卓志法律事務所の弁護士であります。当社と同事務所との間には資本関係及び取引関係はありません。

     また、当該定時株主総会直後に開催が予定されている取締役会の決議事項として、「指名・報酬委員会委員変更の件」が付議され、社外取締役の中川智彦氏、濱野滝衣氏が新たに同委員会の委員として選任される予定です。

      その他の社外取締役・社外監査役につきましては変更はございません。

    イ 社外役員を選任するための独立性に関する基準・方針

     社外役員の選任にあたっては、社外での豊富な経験と幅広い知見に基づき、活発・率直な助言・意見や中立的・客観的な監督・監査により企業経営における透明性・公正性を確保し、継続して安定した企業経営に資することのできる人材を選任するとの考え方に基づき、会社法に定める社外要件及び当社が上場する金融商品取引所が定める独立性要件を満たす者を選任することとしております。

    ウ 社外役員の機能・役割及び選任状況に関する考え方
     社外役員の企業統治において果たす機能・役割については、当該役員が社外での豊富な経験と幅広い知見に基づいた中立的・客観的な立場での助言及び監督を行うことにより、企業経営における透明性・公正性を確保し、継続して安定した企業経営に資することであるとの理解に基づき、社外役員によって構成される情報交換会の開催などにより、社外役員が連携して自らの機能を積極的に発揮できるよう、複数名の社外役員を選任しております。
     当社では、社外監査役については、会社法の定めに従い、監査役3名のうち2名を選任し、社外取締役については3名を選任しており、業務執行に対する監督の観点からも、企業統治体制の強化・充実を図っております。

    ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制
      部門との関係

     社外監査役と常勤監査役及び内部監査部門との連携については、常勤監査役及び内部監査業務と監査役監査の補助業務を兼務する監査室より、社外監査役に対して随時監査状況に関する重要な情報を提供しております。また、監査役会においては、会社法に定める事項をはじめとした重要な事項について協議・決議を行うほか、常勤監査役を中心に取締役、執行役員その他の使用人の職務の執行状況その他の重要な情報の共有化と意見交換を行い、適法・適正な業務執行に対する監査の推進に努め、監査役各々が独立した立場での監査を行いながら、監査業務の相互連携のもとで監査に関する意思決定を行っております。当連結会計年度においては、監査役会を14回開催し、社外監査役2名とも出席すべき監査役会の全てに出席しております。
     社外監査役と会計監査人との連携については、社外監査役は、会計監査人による監査状況の報告に際しては、可能な限り常勤監査役とともに直接聴取するほか、常勤監査役を通じて適宜報告内容を把握しております。
     社外監査役と内部統制部門である経営企画室との関係については、経営企画室長及び経営企画室課長は、社外監査役も含めた監査役によるヒアリングを受けており、社外監査役からの客観的な助言に基づき、内部統制システムの整備・運用状況の改善・向上に努めております。
     社外取締役と監査との相互連携については、常勤監査役及び内部監査部門である監査室は、社外取締役が求める場合には、他の取締役と同様に情報提供や内容説明等を行うこととしているほか、社外取締役と常勤監査役を含む監査役全員とによる情報交換会を開催するなど、相互に連携することのできる体制としております。
     社外取締役と内部統制部門である経営企画室との関係については、取締役会事務局を務める経営企画室では、社外取締役に対して他の取締役と同様に、取締役会の開催前に付議内容を記載した議案書を配付し、また、必要に応じて事前に議案の内容説明を行うなど、社外取締役による取締役会での意見、提言等に資することのできるよう、実務対応を行っております。

    (3) 【監査の状況】

    ① 監査役監査の状況

     監査役監査については、2名の社外監査役を含めた3名を監査役に選任しており、監査体制の中立性と独立性を確保しております。なお、社外監査役は、金融機関の業務執行役員に就任していた者及び公認会計士・税理士であり、いずれも財務及び会計に関する知見を有する者を選任しております。

     監査役監査の実施にあたっては、「社内・外の情勢を踏まえ、当社経営の健全化を維持し、信頼性を確保する」ことを監査の基本方針とし、「関係会社を含む全社的な内部統制システムの構築・運用状況、財務報告に係る内部統制の整備・運用状況の有効性、リスク管理、コンプライアンス体制、中期経営計画の執行状況」等を主な監査項目として掲げ、取締役会、経営会議その他の重要な会議に出席して経営上の重要な意思決定の過程について聴取するほか、随時、取締役及び執行役員に対して職務の執行状況を聴取しております。

     当事業年度の監査役の主な活動は次のとおりであります。

    活動内容 開催頻度 常勤 社外
    取締役会への出席 13回
    経営会議への出席 40回
    指名諮問委員会、報酬諮問委員会への出席 8回
    社内取締役との情報交換会 2回
    代表取締役との情報交換会 2回
    社外取締役との情報交換会 2回
    代表取締役及び社外取締役との情報交換会 2回
    執行役員との情報交換会 2回
    管理職へのヒアリング 2回
    関係会社監査役連絡会 2回
    関係会社代表者へのヒアリング及び関係会社への往査 1回
    会計監査人との情報共有 9回

    監査役会の開催状況及び個々の監査役の出席状況

    氏名 開催回数 出席回数 出席率
    平町 隆典 14回 14回 100%
    渡辺 泰朗 14回 14回 100%
    片山 一俊 14回 14回 100%

     監査役会では、会社法に定める事項をはじめとした重要な事項について協議・決議を行うほか、常勤監査役を中心に、取締役、執行役員その他の使用人の職務の執行状況その他の重要な情報の共有と意見交換を行っております。

     また、常勤監査役を含めた監査役の活動としての年2回の定期監査では、室長・部長、次長及び課長・所長への文書・調査票に基づく面談方式によるヒアリングを実施し、日常における使用人の職務執行について詳細に聴取し、定期監査終了後には、監査結果の報告と取締役及び執行役員の職務執行状況についてのヒアリングを行う目的で、各取締役及び執行役員との情報交換会を実施しております。また、代表取締役とは、年2回、監査役監査の結果説明をはじめ、会社が対処すべき課題や監査上の重要課題、監査役監査の環境整備の状況等に関する意見交換を行う会合を実施しております。

     関係会社に対する監査役監査については、期中に主要な関係会社において各社の監査役立会のもと実施し、適宜営業状況をはじめ、取締役、執行役員その他の使用人の職務執行の状況や財産の保全管理等に対するヒアリングを行うほか、常勤監査役と関係会社の監査役との意見交換の場として「関係会社監査役連絡会」を年2回開催し、厳正な監査の実施に努めております。

      監査役と会計監査人との連携については、監査役は、会計監査人から財務諸表監査、内部統制監査の実施状況について適宜報告を受け、相互に意見交換を行っており、当社及び関係会社の経営・財務状況に対する会計認識等の共有化により、効率的な監査を実施しております。また、当事業年度の「監査上の主要な検討事項(KAM)」の記載内容について、会計監査人と協議をしております。

    ② 内部監査の状況

     内部監査については、監査役会の補助スタッフとしての役割も兼ねた監査部署として監査室を設けております。

     監査室は、各本部から独立した代表取締役社長直属の組織としており、7名の人員を配置し、各部署における適正な実務処理の実施状況の確認をはじめ、現金・乗車券類の管理状況や各種証憑類の発行・保管状況等に対する実査を、年2回又は4回(回数は業務担当部署により異なる)の頻度で行っております。

      内部監査部門である監査室では、監査役による室長・部長、次長及び課長・所長に対するヒアリングへの監査室所属員の同席や関係会社に対する監査役往査への監査室所属員の同行等をはじめとして、社内規程に基づき、監査役監査の補助業務を行っております。また、内部監査結果については、代表取締役に報告するとともに社外監査役を含めた全ての監査役へ監査結果を報告しており、適法・適正かつ効率的な監査を行うため、相互連携を図っております。なお、取締役会への内部監査結果報告は内部監査部門からの直接報告ではなく、代表取締役が報告しております。

     内部統制の統括部署である経営企画室と監査室との関係については、経営企画室は、他部署と同様に監査室による内部監査や監査役によるヒアリングを受ける一方、必要に応じて改善策に対する意見交換を行うなど、監査部門と内部統制統括部門とが相互に協力し、関係会社を含めた内部統制の整備・運用を行っております。

     ③ 会計監査の状況

     ア 監査法人の名称

        有限責任 あずさ監査法人

     イ 継続監査期間

        2008年3月期以降

     ウ 業務を執行した公認会計士

          指定有限責任社員

          業務執行社員

          福田真也、金原和美

     エ 監査業務に係る補助者の構成

       当社の監査業務に従事する補助者は、公認会計士 6名、その他 27名

     オ 監査法人の選定方針と理由

    当社は監査法人の概要、監査の実施体制等、監査報酬の見積額を総合的に勘案して選定することを方針としております。

    この方針に基づき、有限責任 あずさ監査法人を当社の会計監査人に選任しておりますが、監査計画の立案、実施及び品質管理、監査体制、独立性について特段の問題点はないものと認識しており、当社グループにおける会計上のリスクについて、より公正な立場で評価しているため、当監査法人を選定しております。

     カ 監査役及び監査役会による監査法人の評価

     監査役及び監査役会は、監査役会で決定した「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、会計監査人に対して評価を行っております。会計監査人からの品質管理システム及び監査計画概要の説明、監査及び期中レビューの結果報告、その他会計監査人との意見交換、並びに会計監査人実査への立会等の状況を踏まえて、監査役会において議論した結果、監査計画の立案、実施及び品質管理において、重大な問題点は発見されなかったとの評価をしております。

    ④ 監査報酬の内容等

    ア 監査公認会計士等に対する報酬
    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 39 39
    連結子会社
    39 39

    (注) 上記以外に、前連結会計年度の監査に係る追加報酬0百万円を支払っております。

    イ その他の重要な報酬の内容

    前連結会計年度

    当社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているKPMG税理士法人に対して、税務に関するアドバイザリー業務の報酬4百万円を支払っております。

    当連結会計年度

    当社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているKPMG税理士法人に対して、税務に関するアドバイザリー業務の報酬4百万円を支払っております。

    ウ 監査報酬の決定方針

    該当する事項はありません。

    エ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人と締結した監査契約により当社が委託した業務(会社法監査・金融商品取引法監査・内部統制監査・期中レビュー)と、それに要する見積時間数に基づき作成された報酬等の算定根拠等を監査役会において審議した結果、報酬金額が妥当であると判断できるため、同意しております。

    (4) 【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    ア 役員の報酬等に関する株主総会の決議等

    取締役の報酬等の額は、2012年6月28日開催の第103回定時株主総会において年額250百万円以内と決議しております(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は9名です。当社の中長期的な企業価値の持続的向上を図るインセンティブとして付与すると共に、取締役と株主の一層の価値共有を進めることを目的として、2024年6月27日開催の第115回定時株主総会において、当社の取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式報酬制度導入すること、また、上記の報酬限度額のうち、譲渡制限付株式に関する報酬として支給する金銭報酬債権の総額を年額25百万円以内と設定することが承認・決議されました。

    また、監査役の報酬等の額は、2012年6月28日開催の第103回定時株主総会において年額50百万円以内と決議しております。当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は3名です。なお、取締役の員数は12名以内、監査役の員数は4名以内とする旨を定款に定めております。

    イ 役員の報酬等の決定に関する方針に関する事項

    取締役の報酬等の決定に関する方針につきましては、2019年6月17日に制定した取締役報酬内規(以下、「内規」という。)を踏まえ、代表取締役及び企画担当・財務担当・労務担当取締役による協議を経て、2021年2月12日開催の取締役会の決議により取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針(以下、「決定方針」という。)を制定しております。また、2021年6月21日開催の取締役会において、報酬諮問委員会の設置、決定方針及び内規の改定を決議し、2021年6月29日に報酬諮問委員会を新たに設置しております。「株式報酬」については、報酬諮問委員会での審議を踏まえ、2024年5月14日開催の取締役会の決議により決定方針及び内規を改定し、2024年6月27日開催の第115回定時株主総会において、譲渡制限付株式報酬制度の導入を決議しております。取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針は、次のとおりであります。

    a 基本方針

    当社の事業は運輸業を中心とする公共性の高い事業であり、個々の取締役の報酬の決定に際しては、将来に向けて持続可能で安定した企業経営を継続して推進するため、各取締役の職責を踏まえた適正な水準とする。

    b 取締役の個人別の報酬等の額の決定に関する方針

    取締役の個人別の報酬等は、「基本報酬」と中長期的な企業価値の持続的向上を図るインセンティブとして付与すると共に、取締役と株主との一層の価値共有を進めることを目的とする「株式報酬」で構成し、別に定める「取締役報酬内規」及び「取締役株式報酬規程」に基づき、株主総会で承認された報酬等の額の範囲内で、以下のとおり決定するものとする。

    「基本報酬」は金銭報酬とし、役職、担当職務、在籍年数、年度業績及び各取締役の業績寄与度等を勘案して定め、月額の固定報酬として支給する。「株式報酬」は、譲渡制限付株式報酬とする。株主総会で決議された報酬額の範囲内において、当社の取締役(社外取締役を除く)に対して、金銭報酬債権を役職別に支給する。

    c 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項

    取締役会は、取締役の個人別の報酬等の内容について代表取締役及び企画担当・財務担当・労務担当各取締役による協議の内容を報酬諮問委員会に諮問し、その答申を得るものとする。

    取締役の個人別の報酬等の額について、各取締役の基本報酬は、取締役会における代表取締役一任の決議によって、代表取締役が報酬諮問委員会の答申内容を尊重し、決定する。株式報酬は、対象取締役に対してその払込金額と同額の金銭報酬債権を現物出資する譲渡制限付株式報酬とし、支給額、支給時期及び配分等については、報酬諮問委員会の答申内容を尊重し、取締役会において決定する。

    監査役の報酬につきましては、「監査役報酬内規」に基づき、個別の支給額については、各監査役の地位、在籍年数等を勘案して監査役の協議により決定するものとしております。なお、各監査役の報酬は、月例固定として支給しております。

    ウ 当事業年度における役員の報酬等

    当事業年度における取締役の報酬等につきましては、取締役会は取締役の個人別の報酬等の内容について代表取締役及び企画担当・財務担当・労務担当各取締役による協議の内容を報酬諮問委員会に諮問し、その答申を得て、2025年6月27日開催の取締役会において、代表取締役会長椋田昌夫及び代表取締役社長仮井康裕に取締役の個人別の報酬等の額の決定を一任する旨の決議をしております。その権限の内容は、各取締役の基本報酬分、代表権分、使用人分であり、これらの権限を委任した理由は、当社全体の業績を俯瞰しつつ各取締役の担当事業の評価を行うには、代表取締役が最も適していると判断したからであります。なお、代表取締役は決定方針及び内規により、報酬諮問委員会の答申内容を尊重し、取締役の個人別の報酬等の額を決定することにしております。

    当事業年度における監査役の報酬につきましては、2025年6月27日に監査役の協議により個別の支給額を決定しております。

    ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額(百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    固定報酬 業績連動報酬 退職慰労金 非金銭報酬
    取締役(社外取締役を除く) 181 174 6 6
    監査役(社外監査役を除く) 18 18 1
    社外役員 38 38 6

    (注) 取締役の報酬等の総額には、使用人兼務役員の使用人分給与は含まれておりません。

       なお、使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なものはありません。

    ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等

     連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    (5) 【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    投資株式の区分につきましては、専ら株式価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する場合は純投資目的であり、当社及び当社グループの事業運営を円滑に行うため保有する場合は純投資目的以外の目的であると考えております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    ア 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

     当社及び当社グループの事業運営を円滑に行うため、保有することで目的が達成されると判断した場合は純投資目 的以外の目的である投資株式を取得し、保有することとしており、毎年、取締役会で個別に保有の適否を検証し、目的が達せられないと判断した場合は、売却時期等を勘案のうえ売却する方針としております。

     2026年6月15日開催の取締役会において、当社の経営方針・経営戦略、事業の内容及びセグメント、並びに発行会社との取引状況等を踏まえ、発行会社の財務状況、保有株式数、配当の状況のほか、保有目的の適切性、保有に伴う便益やリスク等を精査した結果、本検証の時点において、保有銘柄は、当社の「上場株式の政策保有に関する方針」に合致し、その保有はいずれも適切で、合理性があると判断しております。

     なお、当社のコーポレートガバナンス基本方針に従い、経営環境に応じて、保有の妥当性が認められないと判断した場合は、随時売却を検討してまいります。

    イ 銘柄数及び貸借対照表計上額

    区分 銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 19 237
    非上場株式以外の株式 15 9,286

       (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

        該当事項はありません。

       (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    区分 銘柄数(銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)
    非上場株式 0 0
    非上場株式以外の株式 2 160

    ウ 特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    株式会社ひろぎんホールディングス 1,714,382 1,714,382 主要取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    2,947 2,076
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 999,740 999,740 主要取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    2,599 2,010
    KDDI株式会社 450,000 225,000 電気通信サービス取次業の事業連携先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。2025年4月1日を効力発生日とした同社の株式分割により、保有株数が225,000株増加。
    1,225 1,061
    広島ガス株式会社 1,860,000 1,860,000 地域での情報連携や地域社会貢献の一環及び、地域社会との良好な関係の維持を目的とした政策投資。
    744 636
    野村ホールディングス株式会社 348,400 453,400 株式事務運営上の取引先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    419 411
    株式会社山口フィナンシャルグループ 142,608 142,608 取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    343 250
    三井住友トラストグループ株式会社 50,490 50,490 取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    247 187
    株式会社いよぎんホールディングス 64,094 64,094 取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    181 112
    東洋証券株式会社 274,000 274,000 株式事務運営上の取引先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    172 139
    中国電力株式会社 100,000 100,000 地域での情報連携や地域社会貢献の一環及び、地域社会との良好な関係の維持を目的とした政策投資。
    99 86
    株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ 27,600 27,600 取引金融機関として、資金調達や事業情報収集等の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    76 46
    ANAホールディングス株式会社 26,853 26,853 インバウンド施策、旅行事業等での事業連携先、事業情報収集等の主要関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    75 74
    株式会社大和証券グループ本社 48,900 98,000 株式事務運営上の取引先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    71 97
    SOMPOホールディングス株式会社 9,516 9,516 保険代理業の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    57 43
    日本航空株式会社 10,600 10,600 航空運送代理業の関係先として、良好な関係の維持・強化を図るための政策投資。
    27 27

    (注)1 定量的な保有効果については記載が困難であります。保有の合理性の検証内容及び結果については、上記「ア 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載のとおりであります。

    2 株式会社ひろぎんホールディングスは当社の株式を保有しておりませんが、株式会社広島銀行が当社の株式を保有しております。

    3 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループは当社の株式を保有しておりませんが、株式会社三菱UFJ銀行及び三菱UFJeスマート証券株式会社が当社の株式を保有しております。

    4 野村ホールディングス株式会社は当社の株式を保有しておりませんが、野村證券株式会社及び野村信託銀行株式会社がそれぞれ当社の株式を保有しております。

    5 株式会社山口フィナンシャルグループは当社の株式を保有しておりませんが、株式会社山口銀行及び株式会社もみじ銀行がそれぞれ当社の株式を保有しております。

    6 株式会社大和証券グループ本社は、当社の株式を保有しておりませんが、大和証券株式会社が当社の株式を保有しております。

    7 株式会社いよぎんホールディングスは当社の株式を保有しておりませんが、株式会社伊予銀行が当社の株式を保有しております。

    8 株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループは当社の株式を保有しておりませんが、株式会社中国銀行が当社の株式を保有しております。

    9 SOMPOホールディングス株式会社は当社の株式を保有しておりませんが、損害保険ジャパン株式会社が当社の株式を保有しております。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

     該当事項はありません。

    ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

     該当事項はありません。

    ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変

      更したもの

     該当事項はありません。

    5 【従業員の状況等】

    (1) 【人材戦略に関する基本方針等】

    当社グループの「広電グループ経営総合3ヵ年計画2028」実現に向け、「人財」を企業の重要な経営資本と位置付け、「人財ビジョン」のもと、人財の獲得・定着・育成に継続的に取り組むとともに、グループ全体でダイナミックな人財活用と一人ひとりの活躍を促進し、ウェルビーイングの向上と生産性向上の両立を図ります。

    その上で、中長期的な企業価値向上を図り、パーパスに掲げる「広島のワクワクを創造する」ことを実現するためには、当社グループにおける「人財ビジョン」を体現し、組織全体として価値創出を担う人材の確保・育成・定着が不可欠であるとの認識のもと、給与等の決定方針を経営戦略および人材戦略と整合的に設計しております。

    <人財ビジョン>

    当社グループは、「人財ビジョン」のもと、従業員一人ひとりの力を最大限発揮できる環境を整え、永続的な発展に繋げることを目指しています。この「人財ビジョン」は、「基礎力」と「実行力」の大きく二つで構成されており、さらにそれぞれの「力」において求められる要素を選定しております。

    基礎力 ・責任感(Pride)「広島のワクワクを創造する原動力」であるという「責任感」を持つ。・感謝(Understanding)全てのステークホルダーへ「感謝」の心を忘れない。
    実行力 ・主体性(Thinking)自分ごととして課題を発見し、解決に向けて自ら考え、行動する。・挑戦(Action)既成概念に捉われず、新しい価値を創り出す。・協働(Teamwork)お互いを尊重し、チーム一丸となってより大きなワクワクを創造する。

    <人財戦略>

    ①多様な人材の獲得と定着

      ジェンダー平等(女性管理職の登用推進、現業部門における女性中堅層の早期育成)、シニア層の活躍促進、障害者雇用の推進(法定雇用率の維持向上)等を通じて、多様な背景を持つ従業員を積極的に受入れ、定着を図ります。また、ダイバーシティ&インクルージョン研修の実施により、多様性を尊重し受容する企業文化を醸成します。

    ②人財育成・能力開発支援

      貢献度の可視化と報酬への反映を含む人事制度の最適化を行うとともに、人財育成体系を構築し、越境学習への参加支援、資格取得支援等を通じた継続的な能力開発を推進します。特に、事業領域の拡大と成長戦略の実現に向け、DX人財をはじめとするスペシャリストの獲得と育成を強化します。

    ③エンゲージメント向上

      従業員が安心して働き、その潜在能力を最大限に発揮できる快適な職場環境の構築に注力します。健康経営を推進し、健康経営優良法人認定の維持や年次有給休暇取得率90%以上の達成を目指します。また、心理的安全性の確保向上を図ることで、従業員のエンゲージメントを高め、離職率の低下につなげます。

    ④事業領域の拡大

      人事給与システムの高度化とHRテックの活用を進め、人財ポートフォリオの構築を通じて、経営戦略と連動した戦略的な人財マネジメントを推進し、中長期的な企業価値向上に貢献します。

    <人財育成に関する施策等>

    当社グループは、運輸業を中心として労働集約型の事業が多く、「持続可能な公共交通」の実現に向けた事業遂行のため、安定した労働力の確保に加えて、旗印(パーパス)に掲げる「広島のワクワクを創造する」ため、多様な能力や幅広い視点を持つ人材を活用してイノベーションを生み出すことを目指しております。

    自ら希望して社内の他部署の業務を兼務する社内兼務者制度や、協業会社において業務を行う社内起業家育成プログラムを導入するなど、社員が自らの意志で積極的にチャレンジできる機会を提供することにより、社員の主体的なキャリア形成を支援しています。現在行っている様々な業務についても今後は必要とされるスキルが変化していくため、2022年11月に「リスキリング宣言」を実施し、社員のリスキリングに対しても幅広い支援を行い、事業の実行主体である「人(社員)」としてあるべき姿、目指すべき姿を示す「人財ビジョン」のもと、グループ全体の永続的な発展に向けて、人材育成に取り組んでおります。

    <社内環境整備に関する施策等>

    当社グループでは、社員のニーズや価値観の変化を尊重し、本人のライフスタイルに合わせた多様な働き方の推進やワークライフバランスの実現を通して優秀な人材確保に繋げるとともに、社員一人ひとりの力を最大限発揮できる社内環境の整備に取り組んでおり、本人のライフスタイルに合わせて働くことができる短時間正社員制度、リモートワーク制度の導入や、社員の働く時間に合わせた企業内保育園の整備に加え、高年齢人材活躍のために導入したシニア社員制度では、2024年3月から70才以降も元気に働くことができる場合、健康状態を慎重に審査したうえで社員本人の意思や能力を踏まえ、継続雇用を行う等の取り組みを実施しております。

    また、健康経営推進の取り組みにおいては、カウンセリングルームの設置、長期休業者へのフォローやラインケア研修等を実施することにより社員のメンタルヘルスケアに注力する他、運輸業における健康起因事故防止の観点から、人間ドック、脳ドック、睡眠時無呼吸症候群検査や認知症検査を実施することにより乗務員の健康管理にも注力しております。

    さらに、健康セミナーやウォーキングキャンペーン、健康測定イベントを通じて社員の健康意識の向上を図る等、社員一人ひとりの健康は経営の基盤であるとの考え方に基づき、社員・会社・健康保険組合が一丸となって健康増進に努めています。職場環境のウェルビーイングと社員エンゲージメントの向上に向け、社員一人ひとりが仕事に対して主体的、そして意欲的に取り組める施策を推進していることも評価され、大規模法人部門で「健康経営優良法人」として、制度の始まった2017年から連続して認定されています。

    <提出会社における従業員等の給与等の額及び内容の決定に関する方針>

    提出会社における従業員の給与等は、担っている職務の難易度や責任の程度を基本としたうえで、各人の能力と経験を反映させた職種別賃金制度を採用しており、各職種にはそれぞれの期待される役割に応じた給与水準が設定されております。人手不足が深刻化する中、昇給・ベースアップ及び初任給の引き上げを行い、業界内はもちろん他産業と比較しても競争力のある賃金水準を目指しております。

    管理職および総合職の給与・賞与は、定期的な人事評価の結果に基づいて決定されます。人事評価は、目標管理制度により、個人の目標の達成度に加え、「人財ビジョン」の体現度も反映されるものとしています。人事評価にあたっては、各部門担当執行役員を中心とする評価会議等において横断的な評価を実施することで、被評価者ごとの評価のばらつきを抑制し、公正性及び納得性の確保に努めております。

    (2) 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    セグメント別従業員数

    2026年3月31日現在

    運輸業(人) 流通業(人) 不動産業(人) 建設業(人) レジャー・サービス業(人) 計(人)
    1,857 19 184 104 77 2,241
    (126) (31) (27) (4) (110) (298)

    (注) 従業員数は就業人員であり、臨時従業員は( )内に年間平均雇用人員を外書で記載しております。

    (2) 提出会社の状況

    2026年3月31日現在

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の対前事業年度増減率(%)
    1,550(117) 48.3 17.2 5,779,680 3.3

    (注) 1 従業員数は休職者 13人、組合専従者 5人を含まない就業人員であります。

    2 平均年間給与(税込額)は、諸手当及び賞与を含んでおります。

    3 従業員数欄の( )内は臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外書により記載しております。

    セグメント別従業員数

    運輸業(人) 不動産業(人) 計(人)
    1,389 161 1,550
    (90) (27) (117)

    (3) 労働組合の状況

    当社グループ内には、労働組合が7社においてそれぞれ組織されており、総組合員数は1,945人であります。

    なお、提出会社において組織されている、私鉄中国地方労働組合広島電鉄支部は、日本私鉄労働組合総連合会に属しております。

    労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。

    (4) 女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

      ①提出会社

    当事業年度 補足説明
    管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2 労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1
    全労働者 正規雇用労働者 パート有期雇用
    10.9 100 80.8 86.8 51.2

    (注) 1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出しております。

     2 男性労働者の育児休業取得率については、厚生労働省の公表方針に基づき以下のとおり算出しております。

    男性労働者の育児休業取得率 当事業年度に育児休職を取得した男性労働者数(A)
    当事業年度に配偶者が出産した男性労働者数

    なお、当社では子が満3歳に達する日までの間で育児休職を取得可能であり、(A)には前事業年度以前に配偶者が出産した男性労働者数が含まれるため高い数値となっております。行動計画の目標設定時は(A)を「当事業年度に配偶者が出産し、かつ同事業年度に育児休職を取得した男性労働者数」として取得率を算出しており、同一手法で算出した場合の当事業年度の取得率は80.0%となります。

       ②連結子会社

    連結子会社においては、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率、労働者の男女の賃金の差異について「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表を行っていないため、記載を省略しております。

    第5 【経理の状況】

    1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)第2条の規定に基づき、同規則及び「鉄道事業会計規則」(昭和62年運輸省令第7号)により作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、会計基準設定主体等の行う研修へ定期的に参加しております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1) 【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 ※4 4,046 ※4 3,266
    受取手形、売掛金及び契約資産 ※1 3,502 ※1 4,474
    販売土地及び建物 2,733 3,022
    未成工事支出金 342 288
    商品及び製品 57 59
    原材料及び貯蔵品 ※4 732 ※4 955
    その他 5,042 5,678
    貸倒引当金 △11 △10
    流動資産合計 16,444 17,734
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※2,※4,※5 17,581 ※2,※4,※5 19,775
    機械装置及び運搬具(純額) ※2,※4,※5 5,269 ※2,※4,※5 5,972
    土地 ※4,※6 43,823 ※4,※6 45,894
    建設仮勘定 4,575 208
    その他(純額) ※2,※4,※5 2,923 ※2,※4,※5 2,925
    有形固定資産合計 74,172 74,777
    無形固定資産
    借地権 29 29
    のれん - 52
    その他 1,756 2,031
    無形固定資産合計 1,786 2,113
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※3,※4 9,329 ※3,※4 11,283
    長期貸付金 28 25
    繰延税金資産 345 364
    退職給付に係る資産 1,253 1,675
    その他 852 876
    貸倒引当金 △131 △129
    投資その他の資産合計 11,677 14,096
    固定資産合計 87,637 90,987
    資産合計 104,082 108,722
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 1,275 1,956
    短期借入金 ※4,※7 14,041 ※4,※7 15,476
    未払金 9,182 5,099
    未払法人税等 137 330
    未払消費税等 194 325
    未払費用 823 964
    預り金 ※1 2,010 ※1 2,151
    賞与引当金 1,127 1,185
    役員賞与引当金 28 25
    その他 ※1,※4 3,098 ※1,※4 2,471
    流動負債合計 31,919 29,987
    固定負債
    長期借入金 ※4 12,737 ※4 15,102
    繰延税金負債 1,816 3,288
    再評価に係る繰延税金負債 ※6 9,970 ※6 9,924
    退職給付に係る負債 834 799
    その他 ※4 4,042 ※4 4,096
    固定負債合計 29,400 33,211
    負債合計 61,319 63,199
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,335 2,335
    資本剰余金 2,023 2,027
    利益剰余金 12,563 13,565
    自己株式 △55 △45
    株主資本合計 16,867 17,882
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 3,003 4,468
    土地再評価差額金 ※6 21,490 ※6 21,404
    退職給付に係る調整累計額 359 617
    その他の包括利益累計額合計 24,852 26,490
    非支配株主持分 1,041 1,150
    純資産合計 42,762 45,523
    負債純資産合計 104,082 108,722
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

    【連結損益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業収益 ※1 33,709 ※1 37,470
    営業費
    運輸業等営業費及び売上原価 28,538 31,102
    販売費及び一般管理費 6,590 6,658
    営業費合計 ※2 35,128 ※2 37,760
    営業損失(△) △1,419 △290
    営業外収益
    受取利息 3 4
    受取配当金 261 325
    持分法による投資利益 99 77
    その他 95 102
    営業外収益合計 460 510
    営業外費用
    支払利息 259 332
    その他 25 16
    営業外費用合計 284 349
    経常損失(△) △1,243 △129
    特別利益
    固定資産売却益 ※3 1 ※3 74
    投資有価証券売却益 22 76
    工事負担金等受入額 ※4 1,703 ※4 3,847
    運行補助金 2,192 2,397
    新型コロナウイルス感染症に係る助成金 0 -
    退職給付制度改定益 207 -
    その他 9 9
    特別利益合計 4,137 6,406
    特別損失
    固定資産除却損 ※5 59 ※5 115
    固定資産圧縮損 ※6 1,697 ※6 3,837
    減損損失 ※7 6 ※7 649
    投資有価証券売却損 0 -
    投資有価証券評価損 2 162
    その他 - 77
    特別損失合計 1,767 4,843
    税金等調整前当期純利益 1,126 1,433
    法人税、住民税及び事業税 114 192
    法人税等調整額 △467 △43
    法人税等合計 △352 149
    当期純利益 1,478 1,284
    非支配株主に帰属する当期純利益 99 125
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,379 1,158

    【連結包括利益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    当期純利益 1,478 1,284
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 424 1,459
    土地再評価差額金 △285 -
    退職給付に係る調整額 △274 257
    持分法適用会社に対する持分相当額 3 6
    その他の包括利益合計 ※1 △132 ※1 1,723
    包括利益 1,346 3,008
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 1,247 2,882
    非支配株主に係る包括利益 99 125

    ③【連結株主資本等変動計算書】

      前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,335 2,021 11,180 △60 15,476
    当期変動額
    剰余金の配当 △182 △182
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,379 1,379
    自己株式の取得 △0 △0 △0
    自己株式の処分 5 5
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 2 2
    土地再評価差額金の取崩 186 186
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - 2 1,383 5 1,391
    当期末残高 2,335 2,023 12,563 △55 16,867
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 2,574 21,962 634 25,171 958 41,605
    当期変動額
    剰余金の配当 △182
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,379
    自己株式の取得 △0
    自己株式の処分 5
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 2
    土地再評価差額金の取崩 186
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 428 △472 △274 △318 83 △234
    当期変動額合計 428 △472 △274 △318 83 1,156
    当期末残高 3,003 21,490 359 24,852 1,041 42,762

      当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,335 2,023 12,563 △55 16,867
    当期変動額
    剰余金の配当 △243 △243
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,158 1,158
    自己株式の取得
    自己株式の処分 △2 9 7
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 5 5
    土地再評価差額金の取崩 86 86
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - 3 1,001 9 1,015
    当期末残高 2,335 2,027 13,565 △45 17,882
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 3,003 21,490 359 24,852 1,041 42,762
    当期変動額
    剰余金の配当 △243
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,158
    自己株式の取得
    自己株式の処分 7
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 5
    土地再評価差額金の取崩 86
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 1,465 △86 257 1,637 108 1,745
    当期変動額合計 1,465 △86 257 1,637 108 2,760
    当期末残高 4,468 21,404 617 26,490 1,150 45,523

    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 1,126 1,433
    減価償却費 2,737 3,303
    減損損失 6 649
    退職給付制度改定益 △207 -
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 △3
    退職給付に係る資産負債の増減額 18 △161
    賞与引当金の増減額(△は減少) 46 41
    役員賞与引当金の増減額(△は減少) 19 △2
    受取利息及び受取配当金 △265 △330
    支払利息 259 332
    投資有価証券評価損益(△は益) 2 162
    投資有価証券売却損益(△は益) △22 △76
    有形及び無形固定資産除売却損益(△は益) 267 117
    固定資産圧縮損 1,697 3,837
    売上債権の増減額(△は増加) △360 △936
    棚卸資産の増減額(△は増加) 72 △67
    仕入債務の増減額(△は減少) 89 590
    その他の固定負債の増減額(△は減少) △18 △139
    工事負担金等受入額 △1,703 △3,847
    その他 △326 △378
    その他の流動負債の増減額(△は減少) 1,754 △2,795
    小計 5,193 1,732
    利息及び配当金の受取額 272 342
    利息の支払額 △261 △338
    法人税等の支払額 △127 △21
    営業活動によるキャッシュ・フロー 5,077 1,714
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資有価証券の売却による収入 54 160
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 - ※2 △1,393
    有形固定資産の取得による支出 △7,343 △5,093
    無形固定資産の取得による支出 △775 △715
    有形固定資産の売却による収入 13 133
    工事負担金等受入による収入 2,517 2,624
    定期預金の預入による支出 △16 △19
    定期預金の払戻による収入 54 10
    その他 △72 △13
    投資活動によるキャッシュ・フロー △5,568 △4,307
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) △2,600 4,030
    長期借入れによる収入 10,911 9,606
    長期借入金の返済による支出 △7,213 △11,207
    社債の償還による支出 △37 -
    自己株式の取得による支出 △0 -
    配当金の支払額 △182 △243
    非支配株主への配当金の支払額 △12 △11
    連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 △0 △0
    その他 △260 △397
    財務活動によるキャッシュ・フロー 604 1,776
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 113 △816
    現金及び現金同等物の期首残高 3,906 4,019
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 4,019 ※1 3,202
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    (イ)連結子会社13社は「第1 企業の概況」の4 関係会社の状況に記載しているため記載を省略しております。

    なお、㈱A&Cについては当連結会計年度において全株式を取得し、完全子会社化したため、連結の範囲に含めております。

    (ロ)主要な非連結子会社名

    広島観光汽船㈱

    連結の範囲から除いた理由

    非連結子会社は、その総資産、営業収益、当期純損益及び利益剰余金等からみて、いずれも小規模会社であり、かつ、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しております。

    2 持分法の適用に関する事項

    (イ)持分法適用の関連会社数

    3社

    会社等の名称

    大亜工業㈱、㈱たびまちゲート広島、㈱広島バスセンター

    (ロ)持分法非適用会社について持分法を適用しない理由

    持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社は、それぞれ当期純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用から除外しております。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    すべての連結子会社の事業年度の末日と連結決算日は一致しております。

    4 会計方針に関する事項

    (イ)重要な資産の評価基準及び評価方法

    満期保有目的の債券

    原価法

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

    市場価格のない株式等

    主として移動平均法にもとづく原価法

    棚卸資産

    評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

    販売土地及び建物 個別法
    未成工事支出金 個別法
    商品 主として売価還元法
    貯蔵品 主として移動平均法

    (ロ)重要な減価償却資産の減価償却の方法

    有形固定資産(リース資産を除く)

    原則として定率法を採用しております。

     ただし、ゴルフ場施設と1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。また、鉄軌道事業固定資産の構築物のうち取替資産については取替法を採用しております。

    無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法を採用しております。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5~10年)にもとづく定額法によっております。

    リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    (ハ)重要な繰延資産の処理方法

    社債発行費は支出時に全額費用処理しております。

    (ニ)重要な引当金の計上基準

    貸倒引当金

    諸債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討した貸倒見積額を計上しております。

    賞与引当金

    従業員に支給する賞与に充てるため、当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。

    役員賞与引当金

     役員に支給する賞与に充てるため、当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。

    (ホ)退職給付に係る会計処理の方法

     ①退職給付見込額の期間帰属方法

     退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

    ②数理計算上の差異、過去勤務費用の費用処理方法

     過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により費用処理しております。
     数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度より費用処理しております。

      ③小規模企業等における簡便法の採用

     一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (追加情報)

    当社は、前連結会計年度に確定給付企業年金の一部を確定拠出企業型年金へ移行しました。この移行に伴う会計処理については、「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」(企業会計基準適用指針第1号 2016年12月16日)及び「退職給付制度間の移行等の会計処理に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第2号 2007年2月7日)を適用しております。

    これに伴う影響額等については、連結財務諸表「注記事項(退職給付関係)2.確定給付制度」に記載しております。

    (ヘ)重要な収益及び費用の計上基準

    当社グループにおける収益は、主に運輸サービス、マンション・戸建て等の不動産物件の販売、及び工事請負契約によるものです。

    運輸サービスに係る収益は、主に定期運賃、又は定期外運賃によるものであり、顧客に対し運輸サービスを提供する履行義務を負っております。定期運賃による履行義務は、有効利用期間にわたって充足されるものとし、有効利用開始日から有効利用終了日に応じて日割りで収益を認識しております。定期外運賃による履行義務は、主に、顧客の輸送が完了した一時点において充足されており、この時点で収益を認識しております。

    マンション・戸建て等の不動産物件の販売にかかる収益は、物件の引き渡しが完了した一時点において履行義務が充足されており、この時点で収益を認識しております。

    請負工事契約にかかる収益は、工事の進捗に応じて顧客に支配が移転することから、履行義務の充足に係る進捗率を見積り、一定の期間にわたり収益を認識しております。なお、履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法は、発生した原価が履行義務の充足における進捗率に比例すると判断しているため、進捗率を合理的に測定できる場合は、見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)で算出しています。履行義務の充足に係る進捗率を合理的に測定できない場合は、発生した実際原価の範囲でのみ収益を認識し、少額かつごく短期な工事については完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    (ト)重要なヘッジ会計の方法

    ヘッジ会計の方法

    金利スワップについては特例処理の要件を満たしているため、特例処理を採用しております。

    ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段

    金利スワップ取引

    ヘッジ対象

    借入金利息

    ヘッジ方針

    借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    ヘッジ有効性評価の方法

    金利スワップの特例処理の要件を満たしているため有効性の判定を省略しております。

    (チ)工事負担金等の会計処理

    工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得した固定資産の取得原価から直接減額して計上しております。

    なお、連結損益計算書においては、工事負担金等受入額を「工事負担金等受入額」として特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した額を「固定資産圧縮損」として特別損失に計上しております。

    (リ)のれんの償却方法及び償却期間

    のれんの償却については、その効果の発現する期間を合理的に見積り、その見積期間に応じて均等償却しております。

    (ヌ)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、要求払預金及び取得日から満期日までの期間が3ケ月以内の定期預金を含めております。

    (ル)その他の連結財務諸表作成のための重要な事項

    資産に係る控除対象外消費税等は、発生連結会計年度の期間費用としております。

    (ヲ)グループ通算制度の適用

    グループ通算制度を適用しております。

    (重要な会計上の見積り)

    1 繰延税金資産の回収可能性

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    繰延税金資産 345百万円 364百万円

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    当社グループでは、繰延税金資産の回収可能性について、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第26号)で示されている会社の分類、一時差異の将来解消見込年度のスケジューリングなど将来の課税所得の十分性を考慮して、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っております。将来の課税所得の見積りについて、主として取締役会により承認された翌連結会計年度の事業計画を基礎として見積りを行っております。しかしながら、当該計画の前提となる移動需要やインバウンド需要など利用者の動向については不確定要素が多く、翌連結会計年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    2 鉄軌道事業に係る固定資産の減損の判定

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    鉄軌道事業に係る固定資産の帳簿価額 22,324百万円 20,480百万円
    連結総資産に占める割合 21.4% 18.8%

    運輸業の鉄軌道事業については継続して営業損失が計上されていることから、減損の兆候があると判断し、減損損失の計上の要否について検討を行いました。鉄軌道事業に係る固定資産の帳簿価額は20,480百万円(有形固定資産19,562百万円、無形固定資産918百万円)であり、その金額は連結総資産の18.8%を占めています。

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    土地を除くこれらの固定資産は規則的に減価償却されますが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上されます。

    通勤・通学客輸送が中心の鉄軌道事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、鉄軌道事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっております。このため、当連結会計年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上しておりません。

    減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となります。鉄軌道事業における回収可能価額は、鉄軌道用地の正味売却価額により算定しておりますが、正味売却価額の算定には時価として、当連結会計年度及び過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額を使用しております。しかしながら、不動産鑑定評価基準に基づいた評価額等について、経済情勢や市況の悪化等により見積りの前提条件に変化があった場合、固定資産の減損損失が発生し、翌連結会計年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    3 自動車事業に係る固定資産の減損の判定

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    自動車事業に係る固定資産の帳簿価額 14,211百万円 14,433百万円
    連結総資産に占める割合 13.6% 13.3%

    運輸業の自動車事業については継続して営業損失が計上されていることから、減損の兆候があると判断し、減損損失の計上の要否について検討を行いました。自動車事業に係る固定資産の帳簿価額は14,433百万円(有形固定資産13,550百万円、無形固定資産883百万円)であり、その金額は連結総資産の13.3%を占めています。

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    土地を除くこれらの固定資産は規則的に減価償却されますが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上されます。

    通勤・通学客輸送が中心の自動車事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、自動車事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっております。このため、当連結会計年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上しておりません。減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となります。自動車事業における回収可能価額は、自動車用地及び車両の正味売却価額により算定しておりますが、正味売却価額の算定には時価として、過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額及びメーカーから入手した買取見積額を使用しております。しかしながら、不動産鑑定評価基準に基づいた評価額等について、経済情勢や市況の悪化等により見積りの前提条件に変化があった場合、固定資産の減損損失が発生し、翌連結会計年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    (リースに関する会計基準等)

    ・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

    ・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

    (1)概要

    企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

    借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

    (2)適用予定日

    2028年3月期の期首から適用予定であります。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額につきましては、現時点で評価中であります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 受取手形、売掛金及び契約資産ならびに契約負債のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産ならびに契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)3.(1)契約資産及び契約負債の残高」に記載しております。

    ※2 資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    有形固定資産の減価償却累計額 55,384 百万円 55,855 百万円

    ※3 投資有価証券には、次の金額が含まれております。

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    非連結子会社及び関連会社株式 1,293百万円 1,365百万円

    ※4 担保に供している資産

     (財団)

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    原材料及び貯蔵品 423百万円 598百万円
    建物及び構築物 4,477 6,552
    機械装置及び運搬具 3,631 4,169
    土地 9,505 9,473
    その他(有形固定資産) 897 766
    18,935 21,561

     (その他)

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    現金及び預金 1百万円 3百万円
    建物及び構築物 6,647 6,968
    土地 8,171 8,590
    投資有価証券 1,148 1,503
    15,967 17,065

    担保付債務

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    短期借入金 1,793百万円 3,443百万円
    長期借入金 16,318 16,298
    (1年内返済予定額を含む)
    その他 350 310
    18,462 20,051

    ※5 固定資産のうち取得原価は下記の金額だけ国庫補助金、工事負担金の受入のための圧縮記帳を行っております。

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    圧縮記帳累計額 26,269百万円 28,910百万円

    ※6 土地再評価法の適用

    当社において、土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及び土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日改正)にもとづき、事業用土地の再評価を行っております。

    ・再評価の方法  土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定する方法にもとづいて算定しており、再評価差額のうち税効果相当額を固定負債の部に「再評価に係る繰延税金負債」として、その他の金額を純資産の部に「土地再評価差額金」として計上しております。

    ・再評価を行った年月日  2001年3月31日

    ※7 当社及び連結子会社においては、運転資金の効率的な調達を行うため、取引金融機関12行と当座貸越契約を締結しております。連結会計年度末における当座貸越契約にかかる借入金未実行残高等は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    当座貸越極度額 10,310百万円 10,310百万円
    借入実行残高 1,665 5,645
    差引額 8,645 4,665
    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

    売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2 運輸業等営業費及び売上原価・販売費及び一般管理費の主な内訳は、次のとおりであります。

    運輸業等営業費及び売上原価

    前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日) 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)
    人件費 11,533 百万円 11,914 百万円
    経費 5,253 6,064
    諸税 563 598
    減価償却費 2,103 2,683
    売上原価 9,083 9,842
    28,538 31,102

    販売費及び一般管理費

    前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日) 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)
    人件費 3,290 百万円 3,382 百万円
    経費 2,336 2,296
    諸税 440 472
    減価償却費 523 507
    6,590 6,658

    運輸業等営業費及び売上原価・販売費及び一般管理費に含まれる引当金繰入額

    前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日) 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)
    賞与引当金繰入額 1,127 百万円 1,185 百万円
    役員賞与引当金繰入額 20 17
    退職給付費用 52 146
    貸倒引当金繰入額 1 △0

    ※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    車両売却 1百万円 6百万円
    国道2号宮島口交差点改良工事に伴う土地売却 67
    その他 0 0
    1 74

    ※4 工事負担金受入額の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    鉄軌道事業設備整備関係補助金 785百万円 3,763百万円
    鉄軌道事業工事負担金 91 33
    自動車事業設備整備関係補助金 796 39
    船舶事業工事負担金 29 3
    その他 8
    1,703 3,847

    ※5 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    広島駅南口広場の再整備におけるインフラ外施設整備 ―百万円 115百万円
    バッテリートラムプロト車除却 56
    その他 3 0
    59 115

    ※6 固定資産圧縮損の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    広島駅南口広場の再整備に係る圧縮損 ―百万円 3,042百万円
    鉄軌道事業設備整備費圧縮損 770 695
    鉄軌道事業工事負担金圧縮損 87 33
    自動車事業設備整備費圧縮損 807 54
    船舶事業工事負担圧縮損 29 3
    その他 1 8
    1,697 3,837

    ※7 減損損失

    前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

    前連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

    用途 種類 場所 減損損失
    遊休資産 土地 広島市 百万円
    6

    (資産をグループ化した方法)

    当社グループは管理会計上の事業、施設・店舗ごとに、遊休資産については、個別物件ごとに資産をグループ化しております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

    遊休資産は時価の下落及び当初の予定より収益性が低下したため、減損損失を計上しました。その内訳は土地6百万円であります。

    (回収可能価額の算定方法)

    回収可能価額は正味売却価額により測定しております。正味売却価額は不動産鑑定評価基準等に基づいており、遊休資産については処分可能性を考慮し、実質的な価値がないと判断したため、備忘価額をもって評価しております。

    当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

    用途 種類 場所 減損損失
    テナント商業施設 建物等 廿日市市 百万円
    299
    店舗施設 建物等 広島市 百万円
    280
    賃貸施設 建物等 広島市 百万円
    69
    遊休資産 土地 広島市 百万円
    0

    (資産をグループ化した方法)

    当社グループは管理会計上の事業、施設・店舗ごとに、遊休資産については、個別物件ごとに資産をグループ化しております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

    テナント商業施設は当初の予定より収益性が低下したため、減損損失を計上しました。その内訳は建物287百万円、その他11百万円です。

    店舗施設は当初の予定より収益性が低下したこと及び営業終了決定に伴い、減損損失を計上しました。その内訳は建物260百万円、その他20百万円です。

    賃貸施設は営業終了決定に伴い、減損損失を計上しました。その内訳は建物69百万円、その他0百万円です。

    遊休資産は時価の下落及び当初の予定より収益性が低下したため、減損損失を計上しました。その内訳は土地0百万円であります。

    (回収可能価額の算定方法)

    回収可能価額は正味売却価額により測定しております。正味売却価額は不動産鑑定評価基準等に基づいており、遊休資産については処分可能性を考慮し、実質的な価値がないと判断したため、備忘価額をもって評価しております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 689百万円 2,204百万円
    組替調整額 △22 △76
    法人税等及び税効果調整前 666百万円 2,127百万円
    法人税等及び税効果額 △242 △668
    その他有価証券評価差額金 424百万円 1,459百万円
    土地再評価差額金
    法人税等及び税効果額 △285百万円 ―百万円
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 △96百万円 455百万円
    組替調整額 △292 △79
    法人税等及び税効果調整前 △388百万円 375百万円
    法人税等及び税効果額 113 △117
    退職給付に係る調整額 △274百万円 257百万円
    持分法適用会社に対する持分相当額
    当期発生額 3百万円 6百万円
    その他の包括利益合計 △132百万円 1,723百万円
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 30,445,500 30,445,500

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 75,374 71 6,700 68,745

    (変動事由の概要)

      増加数の主な内訳は、次のとおりであります。

       単元未満株式の買取りによる増加                            71  株

      減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

       譲渡制限付株式報酬としての自己株式(当社株式)の処分による減少          6,700  株

    3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月27日定時株主総会 普通株式 182 6.00 2024年3月31日 2024年6月28日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2025年6月27日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 243 8.00 2025年3月31日 2025年6月30日

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 30,445,500 30,445,500

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 68,745 12,269 56,476

    (変動事由の概要)

      減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

       譲渡制限付株式報酬としての自己株式(当社株式)の処分による減少            12,269株

    3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2025年6月27日定時株主総会 普通株式 243 8.00 2025年3月31日 2025年6月30日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    2026年6月26日開催の定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定です。

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2026年6月26日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 243 8.00 2026年3月31日 2026年6月29日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    現金及び預金 4,046百万円 3,266百万円
    預入期間が3ケ月を超える定期預金 △26 △63
    現金及び現金同等物 4,019 3,202

    ※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

    株式の取得により新たに株式会社A&Cを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに同社の株式の取得価額と同社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

    流動資産 863 百万円
    固定資産 3,399
    のれん 52
    流動負債 △843
    固定負債 △1,672
    同社株式の取得価額 1,800
    同社現金及び現金同等物 △406
    差引:同社取得のための支出 △1,393
    (リース取引関係)

    1.ファイナンス・リース取引

    (借主側)

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    ①リース資産の内容

    有形固定資産 主として、運送事業における車両(車両運搬具)であります。

    ②リース資産の減価償却の方法

    連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (ロ)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

    2.オペレーティング・リース取引

    (借主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    1年内 3 3
    1年超 11 7
    合計 15 11

    (貸主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    1年内 226 226
    1年超 3,101 2,874
    合計 3,328 3,101
    (金融商品関係)

    1 金融商品の状況に関する事項 

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社及び連結子会社は、資金運用については短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの借入等により資金を調達しております。借入金の使途は運転資金(主として短期)及び設備投資資金(長期)であります。また、当社グループ全体の資金を包括して管理するCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入し、グループ各社の余剰資金の集約や資金需要に応じた資金提供を行うことで効率的な資金運用を図っております。デリバティブは、一部の長期借入金の金利水準の変動によるリスクをヘッジするため、金利スワップ取引を利用しており、投機目的では利用しない方針であります。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主として株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
     営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。借入金、社債は必要な資金調達を目的としたものであり、このうち一部は、変動金利であるため金利の変動リスクに晒されていますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してリスクをヘッジしております。
     なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「4 会計方針に関する事項」に記載されている「重要なヘッジ会計の方法」を参照ください。

    (3) 金融商品に係るリスク管理体制

      ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

    当社及び連結子会社は、営業債権について、各事業部門において、取引先ごとに期日及び残高を管理し、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握を図っております。

     ② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理

    当社及び一部の連結子会社は、借入金の金利水準の変動によるリスクをヘッジするため、金利スワップ取引を利用しております。投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。
     デリバティブ取引の運用、管理は取締役会の承認を受け、経営管理本部経理部が行っております。

     ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社及び連結子会社は、関係各部署からの報告に基づき、経営管理本部経理部が、半期ごとに資金計画を作成し、毎月作成する日々の資金繰り表を更新すること等により、流動性リスクを管理しております。

    (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

    2 金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1)投資有価証券
    満期保有目的の債券 300 272 △27
    その他有価証券 7,332 7,332
    資産計 7,632 7,604 △27
    (2)長期借入金 23,930 23,922 △8
    負債計 23,930 23,922 △8
    (3)デリバティブ取引

    (注)1 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」、「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    2 市場価格のない株式等は「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は、非上場株式403百万円、子会社株式及び関連会社株式1,293百万円であります。

    3 連結貸借対照表において短期借入金に含めている1年以内返済予定の長期借入金は、「(2) 長期借入金」に含めております。

    4 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

                                         (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 4,046
    受取手形及び売掛金及び契約資産 3,502
    投資有価証券
    満期保有目的の債券(社債) 300

    5 長期借入金、社債及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 2,848
    長期借入金 11,193 6,002 2,794 1,374 882 1,683

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1)投資有価証券
    満期保有目的の債券 300 285 △14
    その他有価証券 9,376 9,376
    資産計 9,676 9,661 △14
    (2)長期借入金 23,500 22,999 △501
    負債計 23,500 22,999 △501
    (3)デリバティブ取引

    (注)1 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」、「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    2 市場価格のない株式等は「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は、非上場株式240百万円、子会社株式及び関連会社株式1,365百万円であります。

    3 連結貸借対照表において短期借入金に含めている1年以内返済予定の長期借入金は、「(2) 長期借入金」に含めております。

    4 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

                                         (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 3,266
    受取手形及び売掛金及び契約資産 4,474
    投資有価証券
    満期保有目的の債券(社債) 300

    5 長期借入金、社債及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 7,078
    長期借入金 8,398 6,161 3,514 1,811 1,808 1,806

    3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

    レベル1の時価:同一の資産又は活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した価格

    レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルの内、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1)時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 7,332 7,332
    資産計 7,332 7,332

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 9,376 9,376
    資産計 9,376 9,376

    (2)時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    社債 272 272
    デリバティブ取引
    資産計 272 272
    長期借入金 23,922 23,922
    デリバティブ取引
    負債計 23,922 23,922

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    社債 285 285
    デリバティブ取引
    資産計 285 285
    長期借入金 22,999 22,999
    デリバティブ取引
    負債計 22,999 22,999

    (3)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

    (1)投資有価証券

    上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。私募債は、期間に基づく区分ごとに、元利金等の合計額を信用リスク等のリスク要因を織込んだ割引率で割り引いて時価を算定しており、当該割引率が観察不能であることからレベル3の時価に分類しております。

    (2)デリバティブ取引

    金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております(下記(4)参照)。

    (3)長期借入金

    これらの時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっており、レベル2の時価に分類しております。なお、変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており(上記(2)デリバティブ取引参照)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定する方法によっております。

    (有価証券関係)

    1 満期保有目的の債券

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
    社債
    小計
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
    社債 300 272 △27
    小計 300 272 △27
    300 272 △27

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
    社債
    小計
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
    社債 300 285 △14
    小計 300 285 △14
    300 285 △14

    2 その他有価証券

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
    株式 7,332 2,973 4,358
    小計 7,332 2,973 4,358
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
    株式
    小計
    7,332 2,973 4,358

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
    株式 9,376 2,890 6,486
    小計 9,376 2,890 6,486
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
    株式
    小計
    9,376 2,890 6,486

    3 連結会計年度中に売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    株式 54 22 0
    合計 54 22 0

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    株式 160 76
    合計 160 76
    (デリバティブ取引関係)

    1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    該当事項はありません。

    2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

      金利関連

    前連結会計年度(2025年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等(百万円) うち1年超(百万円) 時価(百万円)
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引支払固定・ 受取変動 長期借入金 650 2 (注)

    (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

    当連結会計年度(2026年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等(百万円) うち1年超(百万円) 時価(百万円)
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引支払固定・ 受取変動 長期借入金 2 (注)

    (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

    (退職給付関係)

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

    当社は、2025年3月1日に退職一時金制度と確定給付企業年金制度からなる退職給付制度のうち、一部を企業型確定拠出年金制度へ移行いたしました。

    確定給付企業年金制度及び企業型確定拠出年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しており、退職給付信託が設定されております。
     なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    退職給付債務の期首残高 4,519 百万円
    勤務費用 206
    利息費用
    数理計算上の差異の発生額 △16
    退職給付の支払額 △557
    確定拠出年金制度への移行に伴う減少額 △690
    退職給付債務の期末残高 3,461

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    年金資産の期首残高 4,984 百万円
    数理計算上の差異の発生額 △112
    事業主からの拠出額 89
    退職給付の支払額 △459
    確定拠出年金制度への移行に伴う減少額 △620
    年金資産の期末残高 3,880

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    積立型制度の退職給付債務 2,626 百万円
    年金資産 △3,880
    △1,253
    非積立型制度の退職給付債務 834
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △419
    退職給付に係る負債 834 百万円
    退職給付に係る資産 △1,253
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △419

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    勤務費用 206 百万円
    利息費用
    期待運用収益
    数理計算上の差異の費用処理額 △153
    過去勤務費用の費用処理額
    確定給付制度に係る退職給付費用 52
    確定拠出年金制度への移行に伴う損益(注) △207

    (注)特別利益に計上しております。

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    過去勤務費用 百万円
    数理計算上の差異 △388
    合計 △388

    (注)当連結会計年度における、数理計算上の差異の金額には、確定給付年金制度から確定拠出年金制度への一部移行に伴う組替調整額(数理計算上の差異△138百万円)が含まれております。

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    未認識過去勤務費用 百万円
    未認識数理計算上の差異 △524
    合計 △524

    (7) 年金資産に関する事項

     ①年金資産の主な内訳

    債券 62.0 %
    株式 20.1 %
    一般勘定 15.3 %
    その他 2.6 %
    合計 100.0 %

     ②長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

    割引率 0.0%
    長期期待運用収益率 0.0%
    予想昇給率 0.1%

    3.確定拠出制度

     当連結会計年度における、当社及び連結子会社の確定拠出年金制度への要拠出額は、43百万円であります。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

    当社は、2025年3月1日に退職一時金制度と確定給付企業年金制度からなる退職給付制度のうち、一部を企業型確定拠出年金制度へ移行いたしました。

    確定給付企業年金制度及び企業型確定拠出年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しており、退職給付信託が設定されております。
     なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    退職給付債務の期首残高 3,461 百万円
    勤務費用 164
    利息費用
    数理計算上の差異の発生額 △279
    退職給付の支払額 △451
    確定拠出年金制度への移行に伴う減少額
    退職給付債務の期末残高 2,895

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    年金資産の期首残高 3,880 百万円
    数理計算上の差異の発生額 176
    事業主からの拠出額 71
    退職給付の支払額 △356
    確定拠出年金制度への移行に伴う減少額
    年金資産の期末残高 3,771

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    積立型制度の退職給付債務 2,096 百万円
    年金資産 △3,771
    △1,675
    非積立型制度の退職給付債務 799
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △876
    退職給付に係る負債 799 百万円
    退職給付に係る資産 △1,675
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △876

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    勤務費用 164 百万円
    利息費用
    期待運用収益
    数理計算上の差異の費用処理額 △79
    過去勤務費用の費用処理額
    確定給付制度に係る退職給付費用 84
    確定拠出年金制度への移行に伴う損益

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    過去勤務費用 百万円
    数理計算上の差異 375
    合計 375

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    未認識過去勤務費用 百万円
    未認識数理計算上の差異 △899
    合計 △899

    (7) 年金資産に関する事項

     ①年金資産の主な内訳

    債券 66.3 %
    株式 17.5 %
    一般勘定 13.0 %
    その他 3.2 %
    合計 100.0 %

     ②長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

    割引率 2.0%
    長期期待運用収益率 0.0%
    予想昇給率 0.1%

    (注)当連結会計年度の期首時点において適用した割引率は0.0%でありましたが、期末時点において割引率の再検討を行った結果、割引率の変更により退職給付債務の額に重要な影響を及ぼすと判断し、割引率を2.0%に変更しております。

    3.確定拠出制度

     当連結会計年度における、当社及び連結子会社の確定拠出年金制度への要拠出額は、69百万円であります。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    繰延税金資産
    税務上の繰越欠損金(注) 2,263百万円 1,765百万円
    賞与引当金 354 379
    退職給付に係る負債 280 262
    減損損失 1,598 1,803
    未払法定福利費 57 60
    投資有価証券評価損 29 29
    未払事業税 28 38
    資産に係る未実現利益 207 210
    その他 148 159
    繰延税金資産小計 4,967 4,709
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注) △2,239 △1,759
    将来減算一時差異に係る評価性引当額 △1,978 △2,194
    評価性引当額小計 △4,218 △3,953
    繰延税金資産合計 749 755
    繰延税金負債
    退職給付に係る資産 △228百万円 △244百万円
    退職給付信託返還有価証券 △416 △391
    その他有価証券評価差額金 △1,362 △2,031
    退職給付に係る調整累計額 △164 △282
    企業結合に伴う時価評価差額 △671
    その他 △47 △58
    繰延税金負債合計 △2,219 △3,680
    繰延税金負債純額 △1,470 △2,924

    (注)  税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

        前連結会計年度(2025年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(※) 0 0 1,219 19 438 587 2,263百万円
    評価性引当額 △0 △0 △1,217 △19 △435 △566 △2,239
    繰延税金資産 1 2 23 27

    (※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

        当連結会計年度(2026年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(※) 984 20 199 363 197 1,765百万円
    評価性引当額 △984 △20 △198 △357 △197 △1,759
    繰延税金資産 0 6 6

    (※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度(2025年3月31日) 当連結会計年度(2026年3月31日)
    法定実効税率 30.5% 30.5%
    (調整)
    実効税率変更による影響額 2.5 △0.5
    評価性引当金の増加額 △64.7 △18.5
    交際費等永久に損金に算入されない 項目 1.6 1.5
    受取配当金等永久に益金に算入され ない項目 △4.0 △6.4
    住民税均等割 1.6 1.2
    未実現損益に係る税効果未認識額 4.7 3.6
    グループ通算制度による影響額 △0.2 2.0
    持分法投資利益 △2.7 △1.7
    その他 △0.6 △1.3
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 △31.3 10.4

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

     当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しております。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

    (企業結合等関係)

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    記載すべき該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    取得による企業結合

    (1)企業結合の概要

    (1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

    被取得企業の名称 株式会社A&C
    事業の内容 飲食業、宿泊業、建設業等

    (2) 企業結合を行った主な理由

    当社グループは、「広島のワクワクを創造する」という旗印のもと、広島県西部を中心に路線を展開する路面電車・バス等の公共交通事業を基盤に、不動産、レジャー・サービスなど多角的な事業を展開しております。

     A&C社は、広島県廿日市市を中心に飲食業、宿泊業、建設業等を展開し、特に宮島口・宮浜エリアに位置する宿泊施設や地域に根差した飲食店舗、建設事業を通じて堅調な経営を続けております。

    当社グループの交通・観光事業と、A&C社の宿泊・飲食事業の連携を強化し、相互の顧客流入や事業領域の拡大を図ります。特に、両社がともに事業の拠点とし、国内外からの観光需要が活況を呈する宮島口及びその周辺における連携は、地域全体の活性化に大きく貢献できるものと期待しており、これらのシナジー創出を通じて、当社グループの事業成長を加速させ、企業価値のさらなる向上に繋がるものと判断いたしました。

    (3) 企業結合日

    2026年 2月 2日 (株式取得日)
    2026年 3月 31日 (みなし取得日)

    (4) 企業結合の法的形式

    現金を対価とする株式取得

    (5) 結合後企業の名称

    変更はありません。

    (6) 取得した議決権比率

    100%

    (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

    当社が現金を対価として、株式を取得したためであります。

    (2)連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

    2026年3月31日をみなし取得日としており、当連結会計年度は、被取得企業の貸借対照表のみを連結しているため、被取得企業の業績は含まれておりません。

    (3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

    取得の対価 現金 1,800 百万円
    取得原価 1,800 百万円

    (4)主要な取得関連費用の内容及び金額

    アドバイザリー費用等 4 百万円

    (5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

    (1) 発生したのれんの金額

    52 百万円

    (2) 発生原因

    株式会社A&Cの飲食業、宿泊業、建設業等及び当社グループとのシナジー効果により期待される将来の超過収益力であります。

    (3) 償却方法及び償却期間

    10年間にわたる均等償却

    (6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

    流動資産 863 百万円
    固定資産 3,399
    資産合計 4,263
    流動負債 843
    固定負債 1,672
    負債合計 2,516

    (7)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

    売上高 2,441 百万円
    営業利益 116 百万円

    (概算額の算定方法)

    企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としております。

    なお、当該注記は監査証明を受けておりません。

    (賃貸等不動産関係)

    当社及び一部の子会社では、広島県内において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)を有しております。なお、賃貸オフィスビルの一部については、当社及び一部の子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産としております。
     これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額及び当連結会計年度における主な変動並びに連結決算日における時価及び当該時価の算定方法は以下のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日) 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)
    賃貸等不動産 期首残高 30,655 30,408
    連結貸借対照表計上額 期中増減額 △247 △739
    期末残高 30,408 29,669
    期末時価 45,077 44,928
    賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産 期首残高 1,136 1,087
    連結貸借対照表計上額 期中増減額 △49 79
    期末残高 1,087 1,167
    期末時価 1,238 1,318

    (注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

    2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主なものは、賃貸用不動産の減損損失の計上及び減価償却費の計上によるものです。また、当連結会計年度の主なものは、賃貸用不動産の設備改修工事の計上によるものです。

    3 時価の算定方法
    主要な物件については、社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、その他の物件については、固定資産税評価額等による一定の評価額が適切に市場価格を反映していると考えられるため、当該評価額や指標を用いて調整した金額によっております。ただし、第三者からの取得時や直近の評価時点から、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に重要な変動が生じていない場合には、当該評価額や指標を用いて調整した金額によっております。

    また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日) 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)
    賃貸等不動産 賃貸収益 3,076 3,106
    賃貸費用 1,878 1,920
    差額 1,197 1,186
    その他(売却損益等)
    賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産 賃貸収益 23 23
    賃貸費用 31 12
    差額 △7 11
    その他(売却損益等)

    (注)    賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、当社及び一部の子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は、計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。

    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)  

    (単位:百万円)
    報告セグメント 合計
    運輸業 流通業 不動産業 建設業 レジャー・サービス業
    鉄軌道事業 6,781 6,781
    自動車事業 12,018 12,018
    索道業 712 712
    海上運送業 801 801
    不動産販売業 2,306 2,306
    流通業 1,191 1,191
    建設業 7,389 7,389
    レジャー・サービス業 866 866
    その他 1,601 1,601
    内部取引消去 △1,249 △37 19 △1,908 △10 △3,187
    顧客との契約から生じる収益 20,666 1,154 2,325 5,481 855 30,483
    その他の収益 321 2,904 3,225
    外部顧客への売上高 20,988 1,154 5,229 5,481 855 33,709

     (注)「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)の範囲に含まれる賃貸収入等(3,225百万円)を含んでおりません。

    当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)  

    (単位:百万円)
    報告セグメント 合計
    運輸業 流通業 不動産業 建設業 レジャー・サービス業
    鉄軌道事業 7,832 7,832
    自動車事業 12,999 12,999
    索道業 817 817
    海上運送業 857 857
    不動産販売業 3,234 3,234
    流通業 1,237 1,237
    建設業 6,816 6,816
    レジャー・サービス業 877 877
    その他 1,595 1,595
    内部取引消去 △1,204 △34 20 △827 △12 △2,060
    顧客との契約から生じる収益 22,897 1,203 3,254 5,989 864 34,209
    その他の収益 330 2,929 3,259
    外部顧客への売上高 23,227 1,203 6,186 5,989 864 37,470

     (注)「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)の範囲に含まれる賃貸収入等(3,259百万円)を含んでおりません。

     2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報については「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項 (ヘ)重要な収益及び費用の計上基準」に記載しております。

    なお、履行義務を充足してから対価を受領するまでの期間が概ね1年以内であるため、当該顧客との契約に基づく債権について、重要な金融要素の調整は行っておりません。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)  

     (1)契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)
    期首残高(2024年4月1日) 期末残高(2025年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権
    売掛金 1,754 2,495
    1,754 2,495
    契約資産 324 131
    契約負債 2,496 2,402

     契約資産は、主に建設業での工事請負契約について期末日時点で履行義務の充足した部分に係る対価に対する権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。契約負債は、主に運輸業での顧客からの前受運賃に関連するものであります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。
     連結財務諸表において、顧客との契約から生じた債権及び契約資産は受取手形、売掛金及び契約資産、契約負債は預り金又はその他に含まれております。
     期首の契約負債残高は、そのほぼすべてが当連結会計年度中に収益計上されております。なお、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

    (2)残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループは実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内である残存履行義務に関する情報は記載しておりません。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。当該履行義務は、主に建設業における進捗度に基づく履行義務の充足に係る収益認識に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益が見込まれる期間は、以下の通りであります。

    (単位:百万円)
    当連結会計年度
    1年以内 2,771
    1年超2年以内 366
    2年超3年以内 75
    3年超 0
    合計 3,213

    当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)  

     (1)契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)
    期首残高(2025年4月1日) 期末残高(2026年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権
    売掛金 2,495 2,557
    2,495 2,557
    契約資産 131 639
    契約負債 2,402 2,652

     契約資産は、主に建設業での工事請負契約について期末日時点で履行義務の充足した部分に係る対価に対する権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。契約負債は、主に運輸業での顧客からの前受運賃に関連するものであります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。
     連結財務諸表において、顧客との契約から生じた債権及び契約資産は受取手形、売掛金及び契約資産、契約負債は預り金又はその他に含まれております。
     期首の契約負債残高は、そのほぼすべてが当連結会計年度中に収益計上されております。なお、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

    (2)残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループは実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内である残存履行義務に関する情報は記載しておりません。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。当該履行義務は、主に建設業における進捗度に基づく履行義務の充足に係る収益認識に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益が見込まれる期間は、以下の通りであります。

    (単位:百万円)
    当連結会計年度
    1年以内 3,456
    1年超2年以内 252
    2年超3年以内 3
    3年超 1
    合計 3,715
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1 報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
     当社グループは、鉄軌道事業や自動車事業をはじめとする運輸業を基軸に、広島市を中心として、流通、不動産、建設、レジャー・スポーツなど暮らしに密着した様々な事業を営んでおります。
     したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした事業の種類別のセグメントから構成されており、「運輸業」、「流通業」、「不動産業」、「建設業」及び「レジャー・サービス業」の5つを報告セグメントとしております。
     報告セグメントにおける各事業区分の事業内容は、以下のとおりであります。

      運輸業       ・・・鉄軌道事業、自動車事業、索道業、海上運送業、航空運送代理業、ハイヤー事業
      流通業       ・・・物品販売業
      不動産業      ・・・不動産賃貸業、不動産販売業
      建設業       ・・・土木・建築業
      レジャー・サービス業・・・ボウリング業、ゴルフ業、飲食業、ホテル業

    2  報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

     報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

     報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部営業収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

    3  報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    区分 運輸業 流通業 不動産業 建設業 レジャー・サービス業 合計 調整額(注)1 連結財務 諸表計上額(注)2
    営業収益
    外部顧客への営業収益 20,988 1,154 5,229 5,481 855 33,709 33,709
    セグメント間の内部営業 収益又は振替高 19 37 107 1,908 9 2,083 △2,083
    21,008 1,191 5,337 7,389 865 35,792 △2,083 33,709
    セグメント利益又は損失(△) △3,110 4 1,584 245 △73 △1,349 △70 △1,419
    セグメント資産 54,179 1,171 38,782 5,072 1,928 101,135 2,946 104,082
    その他の項目
    運行補助金 2,192 2,192 2,192
    減価償却費 2,131 5 539 30 74 2,780 △42 2,737
    減損損失 6 6 6
    有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 8,555 5 358 12 203 9,135 △66 9,069

    (注) 1 調整額は以下のとおりであります。

     (1)セグメント利益又は損失の調整額△70百万円は、セグメント間取引消去であります。

     (2)セグメント資産の調整額2,946百万円には、セグメント間取引消去△5,015百万円、各報告セグメントに配分しない全社資産7,961百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の投資有価証券であります。

     (3)減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去であります。

    2 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    区分 運輸業 流通業 不動産業 建設業 レジャー・サービス業 合計 調整額(注)1 連結財務 諸表計上額(注)2
    営業収益
    外部顧客への営業収益 23,227 1,203 6,186 5,989 864 37,470 37,470
    セグメント間の内部営業 収益又は振替高 19 34 106 827 11 1,001 △1,001
    23,247 1,237 6,292 6,816 876 38,471 △1,001 37,470
    セグメント利益又は損失(△) △ 2,739 11 2,172 235 △26 △346 56 △290
    セグメント資産 54,926 1,185 37,960 6,896 5,422 106,391 2,330 108,722
    その他の項目
    運行補助金 2,397 2,397 2,397
    減価償却費 2,713 4 520 31 77 3,348 △44 3,303
    減損損失 384 265 649 649
    有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 5,140 0 297 136 25 5,600 △75 5,524

    (注) 1 調整額は以下のとおりであります。

     (1)セグメント利益又は損失の調整額56百万円は、セグメント間取引消去であります。

     (2)セグメント資産の調整額2,330百万円には、セグメント間取引消去△7,495百万円、各報告セグメントに配分しない全社資産9,826百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の投資有価証券であります。

     (3)減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去であります。

    2 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2  地域ごとの情報

    (1) 営業収益

     本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2) 有形固定資産

     本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3  主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2  地域ごとの情報

    (1) 営業収益

     本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2) 有形固定資産

     本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3  主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

     記載すべき該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

     のれんの償却額及び未償却残高は、報告セグメントに配分しておりません。

     のれんの未償却残高は52百万円であります。

    (注)のれんは全て2026年3月31日をみなし取得日として行った企業結合により発生したものであるため、のれんの償却額は発生しておりません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

     記載すべき該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

     記載すべき該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    1.関連当事者との取引

    (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

    (ア)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    該当事項はありません。

    (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

    (ア)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    役員の近親者 平町 明雄 当社監査役の近親者 (被所有)直接 0.0 土地の賃借 土地の賃借 10

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

       普通借地権設定契約は、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件で行っております。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    役員の近親者 平町 明雄 当社監査役の近親者 (被所有)直接 0.0 土地の賃借 土地の賃借 10

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

       普通借地権設定契約は、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件で行っております。

    (イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    連結子会社の役員 宮地 猛 ㈱A&C代表取締役社長 (被所有)直接 0.0 債務被保証 借入債務被保証 194

    (注)当社連結子会社の借入金に対し、債務保証を受けております。また、取引金額は保証債務の期末残高を記載しております。なお、保証料の支払は行っておりません。

    2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    1株当たり純資産額 1,373.44円 1460.17円
    1株当たり当期純利益 45.42円 38.14円

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益について、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    1株当たり当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,379 1,158
    普通株主に帰属しない金額(百万円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,379 1,158
    普通株式の期中平均株式数(株) 30,374,680 30,385,158

    3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度末(2025年3月31日) 当連結会計年度末(2026年3月31日)
    純資産の部の合計額(百万円) 42,762 45,523
    純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 1,041 1,150
    (うち非支配株主持分(百万円)) (1,041) (1,150)
    普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 41,720 44,373
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) 30,376,755 30,389,024
    ⑤ 【連結附属明細表】
    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 2,848 7,078 1.573
    1年以内に返済予定の長期借入金 11,193 8,398 1.328
    1年以内に返済予定のリース債務 412 828
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 12,737 15,102 2.038 2027年4月5日~2054年3月31日
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 1,169 2,116 2027年4月22日~2032年2月28日
    合計 28,360 35,104

    (注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。なお、リース料総額に含まれる利息相当額を定額法により各連結会計年度に配分しているため、リース債務についての「平均利率」の記載はしておりません。

    2 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額は次のとおりであります。

    区分 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    長期借入金 6,161 3,514 1,811 1,808
    リース債務 783 654 448 234
    【資産除去債務明細表】

    当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

    (2) 【その他】

    当連結会計年度における半期情報等

    第1四半期連結累計期間 中間連結会計期間 第3四半期連結累計期間 当連結会計年度
    営業収益 (百万円) 7,889 15,885 24,713 37,470
    税金等調整前中間(四半期)(当期)純利益 (百万円) 194 51 67 1,433
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する中間(四半期)純損失(△) (百万円) 123 △24 △65 1,158
    1株当たり四半期(当期)純利益又は1株当たり中間(四半期)純損失(△) (円) 4.06 △0.80 △2.17 38.14
    (会計期間) 第1四半期連結会計期間 第2四半期連結会計期間 第3四半期連結会計期間 第4四半期連結会計期間
    1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△) (円) 4.06 △4.86 △1.37 40.31

    (注)第1四半期連結累計期間及び第3四半期連結累計期間に係る財務情報に対するレビュー :無

    2 【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ①【貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 2,614 1,548
    未収運賃 136 123
    未収金 5,555 6,349
    未収収益 32 30
    短期貸付金 5 11
    販売土地及び建物 2,407 2,417
    貯蔵品 ※1 684 ※1 850
    前払金 73 26
    前払費用 19 27
    その他の流動資産 548 52
    流動資産合計 12,078 11,438
    固定資産
    鉄軌道事業固定資産
    有形固定資産 39,227 40,681
    減価償却累計額 △22,262 △21,261
    有形固定資産(純額) 16,965 19,420
    無形固定資産 742 918
    鉄軌道事業固定資産合計 ※1,※3 17,708 ※1,※3 20,338
    自動車事業固定資産
    有形固定資産 24,949 25,153
    減価償却累計額 △11,495 △11,603
    有形固定資産(純額) 13,454 13,550
    無形固定資産 745 883
    自動車事業固定資産合計 ※1,※3 14,200 ※1,※3 14,433
    不動産事業固定資産
    有形固定資産 37,971 37,690
    減価償却累計額 △7,789 △8,262
    有形固定資産(純額) 30,182 29,427
    無形固定資産 6 2
    不動産事業固定資産合計 ※1,※3 30,188 ※1,※3 29,430
    各事業関連固定資産
    有形固定資産 6,085 6,179
    減価償却累計額 △3,616 △3,695
    有形固定資産(純額) 2,469 2,483
    無形固定資産 219 181
    各事業関連固定資産合計 ※1,※3 2,689 ※1,※3 2,665
    建設仮勘定
    鉄軌道事業 4,616 141
    自動車事業 11 -
    不動産事業 8 -
    建設仮勘定合計 4,635 141
    (単位:百万円)
    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    投資その他の資産
    関係会社株式 848 2,653
    投資有価証券 ※1 7,961 ※1 9,824
    従業員に対する長期貸付金 18 16
    関係会社長期貸付金 1,406 1,589
    前払年金費用 727 777
    その他の投資等 1,087 1,049
    貸倒引当金 △1,329 △1,350
    投資その他の資産合計 10,720 14,559
    固定資産合計 80,143 81,569
    資産合計 92,221 93,007
    負債の部
    流動負債
    短期借入金 ※1,※4 5,180 ※1,※4 8,315
    1年内返済予定の長期借入金 ※1 10,928 ※1 7,959
    未払金 8,555 5,574
    未払費用 626 642
    未払法人税等 70 83
    未払消費税等 132 36
    預り連絡運賃 141 235
    預り金 839 907
    前受運賃 908 926
    前受金 2,359 1,230
    前受収益 153 149
    賞与引当金 901 923
    その他の流動負債 ※1 371 ※1 525
    流動負債合計 31,169 27,509
    固定負債
    長期借入金 ※1 11,402 ※1 12,924
    繰延税金負債 1,643 2,307
    再評価に係る繰延税金負債 9,970 9,924
    退職給付引当金 102 73
    その他の固定負債 ※1 3,335 ※1 3,464
    固定負債合計 26,453 28,695
    負債合計 57,622 56,205
    (単位:百万円)
    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,335 2,335
    資本剰余金
    資本準備金 1,971 1,971
    その他資本剰余金 3 1
    資本剰余金合計 1,975 1,973
    利益剰余金
    利益準備金 225 225
    その他利益剰余金
    圧縮積立金 0 0
    繰越利益剰余金 5,655 6,491
    利益剰余金合計 5,881 6,717
    自己株式 △50 △40
    株主資本合計 10,142 10,985
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 2,966 4,412
    土地再評価差額金 21,490 21,404
    評価・換算差額等合計 24,456 25,816
    純資産合計 34,598 36,802
    負債純資産合計 92,221 93,007

    ②【損益計算書】

    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    鉄軌道事業
    営業収益
    旅客運輸収入 6,018 6,932
    運輸雑収 974 1,128
    鉄軌道事業営業収益合計 6,993 8,060
    営業費
    運送営業費 5,737 6,138
    一般管理費 847 913
    諸税 334 355
    減価償却費 1,010 1,300
    鉄軌道事業営業費合計 7,928 8,708
    鉄軌道事業営業損失(△) △935 △647
    自動車事業
    営業収益
    旅客運送収入 9,084 9,715
    運送雑収 477 582
    自動車事業営業収益合計 9,561 10,297
    営業費
    運送営業費 8,923 9,382
    一般管理費 1,276 1,354
    諸税 228 251
    減価償却費 710 859
    自動車事業営業費合計 11,139 11,847
    自動車事業営業損失(△) △1,578 △1,549
    不動産事業
    営業収益
    不動産販売事業収入 2,306 3,234
    不動産賃貸事業収入 2,967 2,993
    不動産事業営業収益合計 5,274 6,228
    営業費
    売上原価 1,453 1,829
    販売費及び一般管理費 1,359 1,355
    諸税 381 394
    減価償却費 526 508
    不動産事業営業費合計 3,721 4,088
    不動産事業営業利益 1,552 2,140
    全事業営業収益 21,828 24,587
    全事業営業費 22,789 24,644
    全事業営業損失(△) △961 △56
    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
    営業外収益
    受取利息 ※1 6 ※1 7
    受取配当金 ※1 334 ※1 545
    雑収入 ※1 62 ※1 82
    営業外収益合計 403 634
    営業外費用
    支払利息 248 328
    社債利息 0 -
    雑支出 9 25
    営業外費用合計 258 353
    経常利益又は経常損失(△) △815 224
    特別利益
    運行補助金 1,209 1,282
    固定資産売却益 ※3 0 ※3 68
    投資有価証券売却益 22 76
    工事負担金等受入額 ※2 1,491 ※2 3,831
    新型コロナウイルス感染症に係る助成金 0 -
    退職給付制度改定益 207 -
    その他 1 6
    特別利益合計 2,933 5,265
    特別損失
    固定資産除却損 ※4 56 ※4 160
    固定資産圧縮損 ※5 1,488 ※5 3,805
    減損損失 6 407
    投資有価証券売却損 0 -
    投資有価証券評価損 1 162
    その他 - 65
    特別損失合計 1,552 4,601
    税引前当期純利益 565 888
    法人税、住民税及び事業税 △41 △62
    法人税等調整額 △349 △42
    法人税等合計 △390 △104
    当期純利益 955 993
    【営業費明細表】
    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 百分比(%) 金額(百万円) 百分比(%)
    Ⅰ 鉄軌道事業営業費
    1 運送営業費 ※1
    人件費 3,734 3,858
    経費 2,002 2,279
    5,737 6,138
    2 一般管理費
    人件費 559 573
    経費 287 340
    847 913
    3 諸税 334 355
    4 減価償却費 1,010 1,300
    鉄軌道事業営業費合計 7,928 34.8 8,708 35.3
    Ⅱ 自動車事業営業費
    1 運送営業費 ※2
    人件費 5,670 5,835
    経費 3,253 3,547
    8,923 9,382
    2 一般管理費
    人件費 842 850
    経費 434 504
    1,276 1,354
    3 諸税 228 251
    4 減価償却費 710 859
    自動車事業営業費合計 11,139 48.9 11,847 48.1
    Ⅲ 不動産事業営業費
    1 土地建物販売原価 1,453 1,829
    2 販売費及び一般管理費 ※3
    人件費 310 293
    経費 1,048 1,062
    1,359 1,355
    3 諸税 381 394
    4 減価償却費 526 508
    不動産事業営業費合計 3,721 16.3 4,088 16.6
    全事業営業費合計 22,789 100.0 24,644 100.0

    (注) 事業別営業費合計の100分の5を超える主な費用並びに営業費(全事業)に含まれている引当金繰入額は、次のとおりであります。

    前事業年度 当事業年度
    ※1鉄軌道事業  営業費 運送営業費 運送営業費
    給与 3,185百万円 給与 3,286百万円
    法定福利費 542 法定福利費 556
    修繕費 609 修繕費 627
    動力費 404 動力費 384
    一般管理費 一般管理費
    給与 486 給与 496
    ※2自動車事業営業費 運送営業費 運送営業費
    給与 4,824 給与 4,953
    法定福利費 834 法定福利費 856
    燃料費 1,019 燃料費 975
    修繕費 909 修繕費 982
    一般管理費 一般管理費
    給与 733 給与 735
    ※3不動産事業営業費 販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費
    給与 268 給与 253
    諸手数料 518 諸手数料 575
    除却費 24 除却費 89
    諸税 諸税
    固定資産税 301 固定資産税 304
    4営業費(全事業)に  含まれている引当  金繰入額 賞与引当金 繰入額 901 賞与引当金 繰入額 923
    退職給付費用 △3 退職給付費用 25

    ③【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 2,335 1,971 4 1,975 225 0 4,695 4,921 △55 9,177
    当期変動額
    剰余金の配当 △182 △182 △182
    当期純利益 955 955 955
    自己株式の取得 △0 △0 △0 △0
    自己株式の処分 5 5
    土地再評価差額金の取崩 186 186 186
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △0 △0 - - 959 959 5 964
    当期末残高 2,335 1,971 3 1,975 225 0 5,655 5,881 △50 10,142
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 2,546 21,962 24,508 33,686
    当期変動額
    剰余金の配当 △182
    当期純利益 955
    自己株式の取得 △0
    自己株式の処分 5
    土地再評価差額金の取崩 186
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 419 △472 △52 △52
    当期変動額合計 419 △472 △52 912
    当期末残高 2,966 21,490 24,456 34,598

      当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 2,335 1,971 3 1,975 225 0 5,655 5,881 △50 10,142
    当期変動額
    剰余金の配当 △243 △243 △243
    当期純利益 993 993 993
    自己株式の取得
    自己株式の処分 △2 △2 9 7
    土地再評価差額金の取崩 86 86 86
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △2 △2 - - 836 836 9 843
    当期末残高 2,335 1,971 1 1,973 225 0 6,491 6,717 △40 10,985
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 2,966 21,490 24,456 34,598
    当期変動額
    剰余金の配当 △243
    当期純利益 993
    自己株式の取得
    自己株式の処分 7
    土地再評価差額金の取崩 86
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 1,446 △86 1,360 1,360
    当期変動額合計 1,446 △86 1,360 2,203
    当期末残高 4,412 21,404 25,816 36,802
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    満期保有目的の債券

    原価法

    子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法にもとづく原価法

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

    市場価格のない株式等

    主として移動平均法にもとづく原価法

    2 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

    販売土地及び建物   個別法

    貯蔵品        移動平均法

    3 固定資産の減価償却の方法

    有形固定資産(リース資産を除く)

    定率法を採用しております。

    ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

    また、鉄軌道事業固定資産の構築物のうち取替資産については取替法を採用しております。

    無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法を採用しております。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5~10年)にもとづく定額法によっております。

    リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    4 繰延資産の処理方法

    社債発行費は支出時に全額費用処理しております。

    5 引当金の計上基準

    貸倒引当金

    諸債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討した貸倒見積額を計上しております。

    賞与引当金

    従業員に支給する賞与に充てるため、当事業年度に負担すべき支給見込額を計上しております。

    退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額にもとづき、当事業年度末において発生している額を計上しております。

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

    ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

    過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により費用処理しております。

    数理計算上の差異は、各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度より費用処理しております。

    関係会社事業損失引当金

    関係会社の事業に伴う損失に備えるため、関係会社の資産内容等を勘案し、当社が負担することとなる損失見込み額を計上しております。

    6 収益及び費用の計上基準

    当社における収益は、主に運輸サービス、マンション・戸建て等の不動産物件の販売によるものです。

    運輸サービスに係る収益は、主に定期運賃、又は定期外運賃によるものであり、顧客に対し運輸サービスを提供する履行義務を負っております。定期運賃による履行義務は、有効利用期間にわたって充足されるものとし、有効利用開始日から有効利用終了日に応じて日割りで収益を認識しております。定期外運賃による履行義務は、主に、顧客の輸送が完了した一時点において充足されており、この時点で収益を認識しております。

    マンション・戸建て等の不動産物件の販売にかかる収益は、物件の引き渡しが完了した一時点において履行義務が充足されており、この時点で収益を認識しております。

    7 ヘッジ会計の方法

    ヘッジ会計の方法

    金利スワップについては特例処理の要件を満たしているため特例処理を採用しております。

    ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段

    金利スワップ取引

    ヘッジ対象

    借入金利息

    ヘッジ方針

    借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    ヘッジ有効性評価の方法

    金利スワップの特例処理の要件を満たしているため有効性の判定を省略しております。

    8 工事負担金等の会計処理

    工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得した固定資産の取得原価から直接減額して計上しております。

    なお、損益計算書においては、工事負担金等受入額を「工事負担金等受入額」として特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した額を「固定資産圧縮損」として特別損失に計上しております。

    9 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    ①資産に係る控除対象外消費税等の費用処理
     資産に係る控除対象外消費税等は、発生事業年度の期間費用としております。

    ②退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理と異なっております。

    ③グループ通算制度の適用

    グループ通算制度を適用しております。

    (重要な会計上の見積り)

    1 繰延税金資産の回収可能性

    (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    財務諸表に計上した繰延税金資産の金額はありません。

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    当社では、繰延税金資産の回収可能性について、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第26号)で示されている会社の分類、一時差異の将来解消見込年度のスケジューリングなど将来の課税所得の十分性を考慮して、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っております。将来の課税所得の見積りについて、主として取締役会により承認された翌事業年度の事業計画を基礎として見積りを行っております。しかしながら、当該計画の前提となる移動需要やインバウンド需要など利用者の動向については不確定要素が多く、翌事業年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    2 鉄軌道事業に係る固定資産の減損の判定

    (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    鉄軌道事業に係る固定資産の帳簿価額 22,324百万円 20,480百万円
    総資産に占める割合 24.2% 22.0%

    鉄軌道事業については継続して営業損失が計上されていることから、減損の兆候があると判断し、減損損失の計上の要否について検討を行いました。鉄軌道事業に係る固定資産の帳簿価額は20,480百万円(有形固定資産19,562百万円、無形固定資産918百万円)であり、その金額は総資産の22.0%を占めています。

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    土地を除くこれらの固定資産は規則的に減価償却されますが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上されます。

    通勤・通学客輸送が中心の鉄軌道事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、鉄軌道事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっております。このため、当事業年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上しておりません。減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となります。鉄軌道事業における回収可能価額は、鉄軌道用地の正味売却価額により算定しておりますが、正味売却価額の算定には時価として、当事業年度および過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額を使用しております。しかしながら、不動産鑑定評価基準に基づいた評価額等について、経済情勢や市況の悪化等により見積りの前提条件に変化があった場合、固定資産の減損損失が発生し、翌事業年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    3 自動車事業に係る固定資産の減損の判定

    (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    自動車事業に係る固定資産の帳簿価額 14,211百万円 14,433百万円
    総資産に占める割合 15.4% 15.5%

    自動車事業については継続して営業損失が計上されていることから、減損の兆候があると判断し、減損損失の計上の要否について検討を行いました。自動車事業に係る固定資産の帳簿価額は14,433百万円(有形固定資産13,550百万円、無形固定資産883百万円)であり、その金額は総資産の15.5%を占めています。

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    土地を除くこれらの固定資産は規則的に減価償却されますが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上されます。

    通勤・通学客輸送が中心の自動車事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、自動車事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっております。このため、当事業年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上しておりません。減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となります。自動車事業における回収可能価額は、自動車用地及び車両の正味売却価額により算定しておりますが、正味売却価額の算定には時価として、過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額及びメーカーから入手した買取見積額を使用しております。しかしながら、不動産鑑定評価基準に基づいた評価額等について、経済情勢や市況の悪化等により見積りの前提条件に変化があった場合、固定資産の減損損失が発生し、翌事業年度の業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (貸借対照表関係)

    ※1 担保に供している資産

     (財団)

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    貯蔵品 423百万円 598百万円
    鉄軌道事業固定資産 15,195 17,650
    自動車事業固定資産 870 870
    不動産事業固定資産 1,437 1,437
    各事業関連固定資産 754 732
    18,681 21,290

     (その他)

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    自動車事業固定資産 4,207百万円 4,207百万円
    不動産事業固定資産 9,095 8,812
    投資有価証券 1,148 1,503
    14,450 14,522

    担保付債務

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    短期借入金 1,750百万円 3,350百万円
    長期借入金 14,908 13,989
    (1年以内返済予定額を含む)
    その他 350 310
    17,009 17,649

     2 関係会社の銀行ほかの借入金等に対し、次のとおり債務保証及び保証類似行為を行っております。

    (1) 債務保証

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    広電建設㈱ 200百万円 200百万円
    広電エアサポート㈱ 101 100

    (2) 保証予約

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    広電エアサポート㈱ 40百万円 40百万円
    40 40

    ※3 固定資産のうち取得原価は下記の金額だけ国庫補助金、工事負担金等の受入のため圧縮記帳を行っております。

    圧縮記帳額累計

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    鉄軌道事業設備 19,924百万円 22,659百万円
    自動車事業設備 3,587 3,526
    不動産事業設備 1,401 1,401
    各事業関連設備 117 125
    25,030 27,711

    ※4 当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引金融機関8行と当座貸越契約を締結しております。

    事業年度末における当座貸越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    当座貸越極度額 6,000百万円 6,000百万円
    借入実行残高 850 3,650
    差引額 5,150 2,350
    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引にかかるものが次のとおり含まれております。

    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    受取利息 3百万円 4百万円
    受取配当金 85 228
    雑収入 14 19
    103 251

    ※2 工事負担金等受入額の内容は次のとおりであります。

    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    鉄軌道事業設備整備関係補助金 785百万円 3,763百万円
    鉄軌道事業工事負担金 91 33
    自動車事業設備整備関係補助金 614 26
    その他 8
    1,491 3,831

    ※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    ザ・広島フロント持分売却 0百万円 ―百万円
    国道2号宮島口交差点改良工事に伴う土地売却 67
    旧原車庫用地売却に伴う土地売却 0
    0 68

    ※4 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    バッテリートラムプロト車除却 56百万円 ―百万円
    広島駅南口広場の再整備におけるインフラ外施設整備 160
    56 160

    ※5 固定資産圧縮損の内容は次のとおりであります。

    前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)
    広島駅南口広場の再整備に係る圧縮損 ―百万円 3,042百万円
    鉄軌道事業設備整備費圧縮損 770 695
    鉄軌道事業工事負担金圧縮損 87 33
    自動車事業設備整備費圧縮損 629 26
    その他 8
    1,488 3,805
    (有価証券関係)

    子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはありません。

    (注)市場価格がない株式等の子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額

    (単位:百万円)
    区分 前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    子会社株式 693 2,498
    関連会社株式 155 155
    848 2,653
    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    繰延税金資産
    税務上の繰越欠損金 2,095百万円 1,641百万円
    関係会社株式評価損 1,396 1,396
    賞与引当金 275 290
    貸倒引当金 417 424
    退職給付引当金 31 238
    減損損失 116 22
    未払法定福利費 43 45
    投資有価証券評価損 16 16
    未払事業税 17 22
    その他 62 128
    繰延税金資産小計 4,473 4,226
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 △2,091 △1,641
    将来減算一時差異の合計に係る評価性引当額 △2,010 △2,210
    評価性引当額小計 △4,102 △3,851
    繰延税金資産合計 371 374
    繰延税金負債
    前払年金費用 △228百万円 △244百万円
    退職給付信託返還有価証券 △416 △391
    その他有価証券評価差額金 △1,347 △2,009
    その他 △22 △37
    繰延税金負債合計 △2,014 △2,682
    繰延税金負債純額 △1,643 △2,307

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度(2025年3月31日) 当事業年度(2026年3月31日)
    法定実効税率 30.5% 30.5%
    (調整)
    実効税率変更による影響額 3.4 △1.2
    評価性引当金の増加額 △101.2 △35.6
    交際費等永久に損金に算入されない項目 2.6 2.0
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △7.2 △9.9
    過年度法人税等調整額 △0.4
    住民税均等割 2.2 1.4
    その他 0.6 1.4
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 △69.1 △11.8

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

      当社は、グループ通算制度を適用しております。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

    (企業結合等関係)

    連結財務諸表「注記事項(企業結合等関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    (収益認識関係)

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    ④ 【附属明細表】
    【有価証券明細表】

    【株式】

    銘柄 株式数(株) 貸借対照表計上額(百万円)
    (投資有価証券)
    (その他有価証券)
    株式会社ひろぎんホールディングス 1,714,382 2,947
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 999,740 2,599
    KDDI株式会社 450,000 1,225
    広島ガス株式会社 1,860,000 744
    野村ホールディングス株式会社 348,400 419
    広島国際空港株式会社 14,000 120
    株式会社山口フィナンシャルグループ 142,608 343
    三井住友トラストグループ株式会社 50,490 247
    中国電力株式会社 100,000 99
    株式会社大和証券グループ本社 48,900 71
    東洋証券株式会社 274,000 172
    ANAホールディングス株式会社 26,853 75
    株式会社いよぎんホールディングス 64,094 181
    株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ 27,600 76
    株式会社テレビ新広島 20,000 35
    日本航空株式会社 10,600 27
    SOMPOホールディングス株式会社 9,516 57
    その他(17銘柄) 312,916 81
    6,474,099 9,524

    【債券】

    銘柄 券面総額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    (投資有価証券)
    (満期保有目的の債券)
    広島国際空港株式会社劣後社債 300 300
    300 300

    【有形固定資産等明細表】

    資産の種類 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円) 当期末減価償却累計額又は償却累計額(百万円) 当期償却額(百万円) 差引当期末残高(百万円)
    有形固定資産
    土地 40,586<31,460> 41[0]<131> 40,545<31,328> 40,545
    建物 25,092 459 635(118)[395] 24,916 13,418 633 11,497
    構築物 9,042 5,137 3,054(2,784)[8] 11,125 5,071 225 6,054
    車両 27,360 1,110 2,577(349) 25,892 22,391 807 3,501
    機械装置 2,199 1,202 482(480) 2,918 1,909 143 1,009
    工具・器具・備品 2,439 126 193(40)[1] 2,372 1,373 242 999
    リース資産 1,513 583 163 1,933 659 311 1,274
    建設仮勘定 4,635 4,203 8,697 141 141
    有形固定資産計 112,870<31,460> 12,822 15,846(3,772)[404]<131> 109,847<31,328> 44,823 2,364 65,023
    無形固定資産
    電話加入権 7 7 7
    借地権 19 19 19
    上水道施設利用権 22 2[2] 19 16 1 3
    ソフトウェア 3,232 914 337 3,810 1,856 303 1,953
    商標権 4 4 3 0 0
    無形固定資産計 3,287 914 339 3,862 1,876 304 1,985
    長期前払費用 110 0 47 63 33 15 29

    (注) 1 当期増加額の主なものは次のとおりであります。

    (1)建物 広島駅南口広場 電気機械室 202百万円
    広電本社ビル別館 トイレ改修工事 95
    (2)構築物 広島駅前大橋線軌道新設インフラ外工事 4,789
    (3)車両 超低床車両 605
    乗合車両購入 130
    (4)機械 電車運行管理装置設置工事 806
    広島駅前大橋線軌道新設インフラ外工事 388
    (6)工具・器具・備品 広島駅前大橋線軌道新設インフラ外工事 69
    (7)リース資産 リース車両購入 515
    (8)無形固定資産 新乗車券システム開発 155

    2 当期減少額の主なものは次のとおりであります。

    (1)土地 国道2号宮島口交差点改良工事に伴う土地売却 32百万円
    (2)構築物 広島駅前大橋線軌道新設インフラ外工事に伴う圧縮記帳 2,670
    (3)車両 超低床車両導入に伴う圧縮記帳 301
    (4)機械 電車運行管理装置設置工事に伴う圧縮記帳 265
    広島駅前大橋線軌道新設インフラ外工事に伴う圧縮記帳 40

    3 当期減少額欄の( )内の金額は、圧縮記帳額(内数)であります。

    4 当期減少額欄の[ ]内の金額は、減損損失計上額(内数)であります。

    5 土地の当期首残高、当期減少額及び当期末残高の〈 〉内の金額は、土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)により行った事業用土地の再評価実施前の帳簿価額との差額であります。

    【引当金明細表】

    区分 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(目的使用)(百万円) 当期減少額(その他)(百万円) 当期末残高(百万円)
    貸倒引当金 1,329 20 1,350
    賞与引当金 901 923 901 923

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

    該当事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日、3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座)大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
    取次所
    買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 当会社の公告方法は、電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、広島市において発行する中国新聞に掲載する。なお、電子公告は当会社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりです。 https://www.hiroden.co.jp/
    株主に対する特典 毎年3月31日及び9月30日現在の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対して、その所有株式数に応じて次のとおり株主優待乗車券又は株主優待乗車証を発行する。 優待基準 優待内容  500株以上   1,500株未満 電車全線 ・広島都心部エリアバス回数乗車券 … 4枚  1,500株以上  2,500株未満     〃 … 8枚  2,500株以上  3,500株未満     〃 … 12枚  3,500株以上  4,500株未満     〃 … 16枚  4,500株以上  5,500株未満     〃 … 20枚   5,500株以上   6,000株未満     〃 … 24枚   6,000株以上  12,000株未満 電車・広島都心部エリアバス乗車証         (1名記名式) … 1枚  12,000株以上  18,000株未満 バス全線乗車証(1名記名式) … 1枚 電車全線・広島都心部エリアバス回数乗車券(1枚1乗車有効) … 12枚  18,000株以上  75,000株未満 電車・バス全線乗車証         (1名記名式) … 1枚  75,000株以上 150,000株未満  〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 2枚 150,000株以上  〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 3枚   ※ ただし、広島空港リムジンバス、呉広島空港線、米子線、当社が定めるシャトルバス、臨時便及び社会実験を除く。   〔権利確定日〕        〔有効期間〕   3月31日…………………6月1日から11月30日まで   9月30日…………………12月1日から翌年5月31日まで このほか、毎年3月31日及び9月30日現在の最終の株主名簿に記載又は記録された所有株式数が、下記以上の株主に対し、優待品を贈呈する。   100株以上:広電グループ 諸施設株主ご優待券 …… 1セット   500株以上:優待ギフト …… 1セット 優待基準 優待内容 500株以上   1,500株未満 電車全線 ・広島都心部エリアバス回数乗車券 … 4枚 1,500株以上  2,500株未満 … 8枚 2,500株以上  3,500株未満 … 12枚 3,500株以上  4,500株未満 … 16枚 4,500株以上  5,500株未満 … 20枚 5,500株以上   6,000株未満 … 24枚 6,000株以上  12,000株未満 電車・広島都心部エリアバス乗車証         (1名記名式) … 1枚 12,000株以上  18,000株未満 バス全線乗車証(1名記名式) … 1枚 電車全線・広島都心部エリアバス回数乗車券(1枚1乗車有効) … 12枚 18,000株以上  75,000株未満 電車・バス全線乗車証         (1名記名式) … 1枚 75,000株以上 150,000株未満 〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 2枚 150,000株以上 〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 3枚
    優待基準 優待内容
    500株以上   1,500株未満 電車全線 ・広島都心部エリアバス回数乗車券 … 4枚
    1,500株以上  2,500株未満 … 8枚
    2,500株以上  3,500株未満 … 12枚
    3,500株以上  4,500株未満 … 16枚
    4,500株以上  5,500株未満 … 20枚
    5,500株以上   6,000株未満 … 24枚
    6,000株以上  12,000株未満 電車・広島都心部エリアバス乗車証         (1名記名式) … 1枚
    12,000株以上  18,000株未満 バス全線乗車証(1名記名式) … 1枚
    電車全線・広島都心部エリアバス回数乗車券(1枚1乗車有効) … 12枚
    18,000株以上  75,000株未満 電車・バス全線乗車証         (1名記名式) … 1枚
    75,000株以上 150,000株未満 〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 2枚
    150,000株以上 〃  (2枚目以降持参人式選択可) … 3枚

    (注)当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。

    ① 会社法第189条第2項各号に掲げる権利

    ② 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利

    ③ 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利

    ④ 株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社には、親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類、有価証券報告書の確認書 事業年度(第116期) 自 2024年4月1日至 2025年3月31日 2025年6月25日中国財務局長に提出
    (2) 内部統制報告書及びその添付書類 事業年度(第116期) 自 2024年4月1日至 2025年3月31日 2025年6月25日中国財務局長に提出
    (3) 半期報告書、半期報告書の確認書 (第117期中) 自 2025年4月1日至 2025年9月30日 2025年11月14日中国財務局長に提出
    (4) 臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2025年7月1日中国財務局長に提出

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2026年6月23日

    広島電鉄株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    広島事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 福田 真也 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 金原 和美

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている広島電鉄株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、広島電鉄株式会社及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    鉄軌道事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    広島電鉄株式会社は、鉄軌道事業に係る固定資産として、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度の連結貸借対照表において20,480百万円(有形固定資産19,562百万円、無形固定資産918百万円)を計上しており、その金額は連結総資産の18.8%を占めている。これらの固定資産は、土地を除き規則的に減価償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。通勤・通学客の輸送が中心の鉄軌道事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、鉄軌道事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっている。このため、当連結会計年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上していない。減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となる。鉄軌道事業における回収可能価額は、鉄軌道用地の正味売却価額により算定しているが、正味売却価額の算定には時価として、不動産鑑定評価基準に基づいた金額及び過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額を使用している。不動産鑑定評価基準に基づいた金額の算出方法や見積りには経営者の判断を伴うとともに、その見積方法や評価技法の選定に当たっては高度な専門性を要する。このため、当監査法人は、鉄軌道事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、鉄軌道事業に関する固定資産の回収可能価額の見積りの妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価減損損失の測定に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。  (2)正味売却価額の見積りの合理性の評価回収可能価額である正味売却価額の見積りの合理性を検討するため、以下の手続を実施した。 ● 不動産鑑定評価について経営者が利用する外部の評価専門家の適格性、能力及び客観性を検討した。 ● 不動産鑑定評価書を閲覧するとともに、鑑定評価の前提条件、評価手法について、対象とする評価項目及び会計基準の定めを踏まえて、その適切性を評価した。 ● 公示価格等との比較等検証を行うことにより、正味売却価額の妥当性を検討した。 ● 会社が過年度に入手した不動産鑑定評価について、当該不動産の使用方法等に変更がないことを確認した。また、過年度に取得した不動産鑑定評価額の時点修正において利用した公示価格等について、公的機関から公表された価格との突合及び推移分析を実施した。
    自動車事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    広島電鉄株式会社は、自動車事業に係る固定資産として、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度の連結貸借対照表において14,433百万円(有形固定資産13,550百万円、無形固定資産883百万円)を計上しており、その金額は連結総資産の13.3%を占めている。これらの固定資産は、土地を除き規則的に減価償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。通勤・通学客の輸送が中心の自動車事業においては、少子高齢化の進行による就業・就学人口の減少等により、自動車事業の資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益が、継続してマイナスとなっている。このため、当連結会計年度において、減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定及び測定を実施しているものの、減損損失の測定において回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから減損損失を計上していない。減損損失の測定においては、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い金額となる。自動車事業における回収可能価額は、自動車用地及び車両の正味売却価額により算定している。自動車用地の正味売却価額の算定には時価として、過年度に入手した不動産鑑定評価額をもとに公示価格、都道府県基準地価格及び路線価を用いて時点修正を行った金額を使用している。車両の正味売却価額の算定には時価として、メーカーから入手した買取見積額を使用している。不動産鑑定評価基準及び売却価額等に基づいた金額の算出方法や見積りには経営者の判断を伴うとともに、その見積方法や評価技法の選定に当たっては専門性を要する。このため、当監査法人は、自動車事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、自動車事業に関する固定資産の回収可能価額の見積りの妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価減損損失の測定に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)正味売却価額の見積りの合理性の評価回収可能価額である正味売却価額の見積りの合理性を検討するため、以下の手続を実施した。 ● 会社が過年度に入手した不動産鑑定評価について、当該不動産の使用方法等に変更がないことを確認した。また、過年度に取得した不動産鑑定評価額の時点修正において利用した公示価格等について、公的機関から公表された価格との突合及び推移分析を実施した。 ● 会社がメーカーから入手した買取見積額について、外部市場における類似車両の取引価格と比較し、車両の正味売却価額の妥当性を検討した。

    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、広島電鉄株式会社の2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、広島電鉄株式会社が2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    <報酬関連情報>

    当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (※)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。

    独立監査人の監査報告書

    2026年6月23日

    広島電鉄株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    広島事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 福田 真也 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 金原 和美

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている広島電鉄株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第117期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、広島電鉄株式会社の2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。)に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    鉄軌道事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「鉄軌道事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「鉄軌道事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略している。
    自動車事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「自動車事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「自動車事業における固定資産の回収可能価額の見積りの合理性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略している。

    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

    報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (※)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。