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    5958 三洋工業 有価証券報告書-第91期(2024/04/01-2025/03/31)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2025年6月26日
    【事業年度】 第91期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    【会社名】 三洋工業株式会社
    【英訳名】 SANYO INDUSTRIES, LTD.
    【代表者の役職氏名】 取締役社長 山 岸 茂
    【本店の所在の場所】 東京都墨田区太平二丁目9番4号
    【電話番号】 03(5611)3451(代表)
    【事務連絡者氏名】 取締役財務部長 園 田 崇 之
    【最寄りの連絡場所】 東京都墨田区太平二丁目9番4号
    【電話番号】 03(5611)3451(代表)
    【事務連絡者氏名】 取締役財務部長 園 田 崇 之
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第87期 第88期 第89期 第90期 第91期
    決算年月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月
    売上高 (百万円) 25,691 24,533 28,283 30,484 29,516
    経常利益 (百万円) 1,540 1,084 1,988 2,669 2,286
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,027 735 1,621 1,856 1,588
    包括利益 (百万円) 1,273 737 1,586 2,232 1,551
    純資産額 (百万円) 16,533 17,143 18,440 20,188 20,970
    総資産額 (百万円) 25,233 26,239 28,679 30,922 29,895
    1株当たり純資産額 (円) 4,874.63 5,054.47 5,486.30 6,144.21 6,659.01
    1株当たり当期純利益 (円) 302.88 216.88 479.48 556.44 497.23
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ―
    自己資本比率 (%) 65.5 65.3 64.3 65.3 70.1
    自己資本利益率 (%) 6.4 4.4 9.1 9.6 7.7
    株価収益率 (倍) 6.1 8.6 3.9 6.1 6.1
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 1,467 1,292 1,169 2,659 1,820
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △231 △315 327 △49 △950
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △243 △278 △511 △513 △802
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 5,746 6,445 7,430 9,528 9,596
    従業員数[外、平均臨時雇用者数] (名) 378 370 362 367 381
    [112] [112] [114] [114] [105]

    (注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第88期の期首から適用しており、第88期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。

    2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため、記載しておりません。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第87期 第88期 第89期 第90期 第91期
    決算年月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 2025年3月
    売上高 (百万円) 20,427 19,792 22,860 24,276 23,383
    経常利益 (百万円) 1,577 1,071 1,787 2,209 2,155
    当期純利益 (百万円) 1,130 765 1,517 1,740 1,651
    資本金 (百万円) 1,760 1,760 1,760 1,760 1,760
    発行済株式総数 (株) 3,520,000 3,520,000 3,520,000 3,520,000 3,520,000
    純資産額 (百万円) 14,006 14,647 15,909 17,332 18,239
    総資産額 (百万円) 21,617 22,865 24,938 26,560 25,981
    1株当たり純資産額 (円) 4,129.72 4,318.55 4,733.53 5,274.99 5,792.05
    1株当たり配当額(内1株当たり中間配当額) (円) 70.00 70.00 85.00 105.00 105.00
    (30.00) (35.00) (35.00) (40.00) (50.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 333.20 225.73 448.91 521.80 516.80
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ―
    自己資本比率 (%) 64.8 64.1 63.8 65.3 70.2
    自己資本利益率 (%) 8.4 5.3 9.9 10.5 9.3
    株価収益率 (倍) 5.6 8.2 4.1 6.5 5.9
    配当性向 (%) 21.0 31.0 18.9 20.1 20.3
    従業員数[外、平均臨時雇用者数] (名) 302 295 288 298 307
    [81] [80] [82] [81] [77]
    株主総利回り (%) 113.1 117.8 122.0 217.9 203.8
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (142.1) (145.0) (153.4) (216.8) (213.4)
    最高株価 (円) 2,071 1,967 1,985 3,830 3,450
    最低株価 (円) 1,607 1,735 1,602 1,827 2,470

    (注) 1 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第88期の期首から適用しており、第88期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。

       2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため、記載しておりません。

    3 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。

    4 2024年3月期の1株当たり配当額105円には、創立75周年記念配当20円が含まれております。

    2 【沿革】

    年月 概要
    1948年10月 創業者故山岸福次郎が、東京都港区に三洋商会を創業
    1954年4月 三洋商会を法人組織にし、株式会社三洋商会(東京)を設立
    1958年8月 三洋工業株式会社(東京)を設立
    1959年1月 株式会社三洋商会(広島)を設立
    11月 三洋鍍金株式会社(東京)を設立
    1962年12月 株式会社三洋商会(東京)は広島市の安芸津物産株式会社(設立1947年7月)の全株式を取得し、同時に社名を三洋工業株式会社(大阪)に変更
    1963年8月 三洋工業株式会社(東京)、北海道支店を開設
    9月 株式会社三洋商会(東京)、三洋工業株式会社(東京)、株式会社三洋商会(広島)、三洋鍍金株式会社(東京)、三洋工業株式会社(大阪)が五社合併し、商号を三洋工業株式会社とし、本社を東京都江東区に置く
    1965年4月 名古屋支店を開設
    1966年5月 埼玉工場を開設
    1967年2月 東北支店を開設
    1968年7月 大阪支店を開設
    1969年8月 茨城工場を開設
    9月 福岡工場を開設
    1970年3月 旧本社新築移転
    1971年2月 東京証券取引所市場第二部に上場
    1976年1月 関東工場を新築移転
    6月 東京証券取引所市場第一部に指定
    1981年11月 埼玉物流センターを新築移転
    1982年10月 株式会社三洋工業九州システム(現・連結子会社)を設立
    1983年4月 株式会社三洋工業東北システム(現・連結子会社)、株式会社三洋工業北海道システム(現・連結子会社)を設立
    1989年1月 株式会社三洋工業東京システム(現・連結子会社)を設立
    1991年3月 仙台工場を開設
    1996年9月 フジオカエアータイト株式会社(現・連結子会社)を買収
    1998年7月 技術研究所を新築移転
    2005年12月 スワン商事株式会社(現・連結子会社)を買収
    2008年2月 札幌工場を新築移転
    2019年1月 本社を江東区から墨田区へ移転
    2021年9月 三洋UD株式会社(現・非連結子会社)を子会社化
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

    3 【事業の内容】

    当社グループは、当社及び子会社7社の計8社で構成され、建築用金物・資材の製造、販売及び施工などの事業活動を展開しております。

    当社グループのセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。

    三洋工業…………………… 建築用金物・資材の製造、販売及び施工のほか、システム子会社及びその他に対し金物・資材を販売しております。
    システム子会社…………… ㈱三洋工業九州システム、㈱三洋工業東北システム、㈱三洋工業北海道システム及び㈱三洋工業東京システムが含まれております。建築用金物・資材の販売及び施工をしており、主に床システムの施工を行っております。また、商品の一部を三洋工業から仕入れております。
    その他……………………… フジオカエアータイト㈱、スワン商事㈱及び三洋UD㈱が含まれております。建築用金物・資材の製造、販売及び施工を行っております。また、商品の一部を三洋工業から仕入れております。なお、三洋UD㈱は非連結子会社であります。

    事業の系統図は次の通りであります。

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金又は出資金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有(被所有)割合(%) 関係内容
    (連結子会社)
    ㈱三洋工業九州システム 福岡市博多区 30 建築用金物・資材の販売及び施工 100.0 当社の製品を購入しております。当社の建物を賃借しております。役員の兼任…有
    ㈱三洋工業東北システム 仙台市宮城野区 30 〃 100.0 当社の製品を購入しております。当社の建物を賃借しております。役員の兼任…有
    ㈱三洋工業北海道システム 札幌市白石区 20 〃 100.0 当社の製品を購入しております。当社の建物を賃借しております。役員の兼任…有
    ㈱三洋工業東京システム 東京都墨田区 20 〃 100.0 当社の製品を購入しております。当社の建物を賃借しております。役員の兼任…有
    スワン商事㈱ 福井県坂井市 30 建築用金物・資材の製造、販売及び施工 100.0 当社に製品を販売しており、当社の製品を購入しております。運転資金を借入しており、当社の建物を賃借しております。 役員の兼任…有
    フジオカエアータイト㈱ 東京都板橋区 30 建築用金物・資材の販売 100.0 当社に商品を販売しております。 役員の兼任…有

    (注) 1 特定子会社に該当する会社はありません。

    2 有価証券報告書又は有価証券届出書を提出している会社はありません。

    5 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    (2025年3月31日現在)

    セグメントの名称 従業員数(人)
    三洋工業 307 [77]
    システム子会社 48 [14]
    その他 26 [13]
    合計 381 [105]

    (注) 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外書で記載しております。

    (2) 提出会社の状況

    (2025年3月31日現在)

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    307 [77] 42.9 16.6 5,967,478
    セグメントの名称 従業員数(人)
    三洋工業 307 [77]

    (注) 1 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外書で記載しております。

    2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    (3) 労働組合の状況

    当社グループには、三洋工業労働組合が組織(組合員数280人)されており、所属上部団体はありません。なお、労使関係については特に記載すべき事項はありません。

     (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

     ①提出会社

    当事業年度
    管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1) 男性労働者の育児休業取得率(%)(注2) 労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)
    全労働者 正規雇用労働者 パート・有期労働者
    5.0 0 73.7 75.0 92.2

    (注)1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64条)の規定に基づき、算出したもので

      あります。

    2「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定

    に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労

    働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業の取得割合を算出したものであります。

     ②連結子会社

    連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64条)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    (1)経営方針

    私たちはグループ共通の《価値創造プロセス》に沿って、多様化する顧客・市場ニーズ、複雑化する社会的課題を迅速かつ的確に捉え、総合金属建材メーカーとして、“そこに住まう人”、“そこに働く人”に、安心して心地よく過ごしていただくための『快適空間』の創造を通じて、企業価値のさらなる向上と、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

    ①   会社の経営の基本方針

    当社グループは、経営理念である「国際化社会の中で、社員1人ひとりの自己の成長と企業の安定、発展をはかり、快適空間の創造を通じて社会に貢献します。」をグループの全社員で共有し、その実現のために次の3つの基本方針を掲げ実践しております。

    ・人間尊重の経営

    ・お客様第一の経営

    ・地域・社会と共生する経営

    以上の基本方針を基に、経営の効率化と収益性の向上を重視し、株主価値の増大が図れるオンリーワン企業を目指してまいります。

     ② サステナビリティ基本方針

    ・事業活動を通じた社会的課題への取組み

    ・働き甲斐のある職場づくりと人材育成

    ・地球環境の保全に向けた取組み

    ・コーポレートガバナンスの充実

    ・地域社会への貢献

      (2)経営戦略等

    当社グループは経営の基本方針のもと、厳しい経営環境の中でも、安定的かつ持続的な成長が図れるレジリエントな経営基盤を確立するため、2025年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 79」(2025年度~2027年度)に取り組んでおります。

    同計画の骨子と基本経営戦略は以下のとおりです。

    【骨 子】

    ①   経営ビジョン

       私たちは、未来を守る確かな建材で快適空間の提案を行い、サステナビリティを意識した活動を通じて、全国のお客様に信頼され、社会から必要とされる価値創造グループを目指します。

    ②   10年後の当社の目指す姿である「長期ビジョン」

    『未来の『快適』を生み出す、環境共創カンパニー』

      <Vision statement>

       私たちは、すべての人々が心から安心し、快適に暮らせる環境を創り出すことを使命としています。私たちが目指すのは、単なる物理的な快適さだけでなく、心の豊かさや社会全体の調和を実現することです。そのために、社員1人ひとりの自己の成長と企業の安定・発展を実現しながら、共創の精神を大切にしてまいります。

       私たちは、地球環境の保全と持続可能な社会の実現を最優先に考え、革新的な技術やアイデアを活用して、  社会から必要とされる新しい価値を創造します。

       変化の激しい時代においても、あるべき将来像を描き挑戦する心を持ち続けることで、お客様、パートナー、地域社会、そして地球全体とともに、快適で持続可能な未来を共に創り上げる。

    それが、私たち『環境共創カンパニー』のビジョンです。

    ③   中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 79」における基本方針

    『高付加価値化追求に向けた事業基盤強化とサステナブル経営推進による企業価値向上』

    【戦略施策】

    (ア)  持続的成長への基盤づくりとデータを活用した営業活動の高度化

    ・成長戦略商品の継続的な拡販の実施

    ・3重点チャネルの構築による高効率な顧客接点の拡大

    ・データの活用を通じた営業のデジタル化推進

    ・成長戦略商品の継続的な拡販

    ・生産と連携した物流網の最適化実現

    (イ)  新事業創造への挑戦に向けた重点分野の調査

    ・持続可能な成長のための新規事業への挑戦

    ・重点分野の調査・分析

    (ウ)  持続的成長実現に向けた生産・購買・研究開発機能の基盤構築

    ・生産キャパシティ拡大に主眼を置いた生産活動デジタル化推進

    ・デジタル活用による、調達業務の効率化、生産性の向上

    ・全国物流網最適化に向けたサプライチェーンマネジメントの強化

    ・産官学連携・3次元振動試験棟を起点とした技術の研究開発と新製品の創出

    (エ)  中期事業戦略の推進に向けた攻めの財務基盤の確立

    ・戦略的資源配分実行に向けた中長期キャッシュアロケーションの構築

    ・ROE改善に向けたB/S最適化策の実行

    (オ)  サステナブル経営強化に向けた経営システムのアップデート

    ・事業戦略を実現する戦略人事の実施とエンゲージメント経営の実現

    ・各部が仕事に集中できる職場環境づくりの実現

    ・攻めと守りの経営管理機能強化による企業価値向上基盤の構築

    ・全社員参加の強固な統制とコンプライアンス意識の醸成・向上

    ・実用的なシステムの導入・活用、DX化の推進による業務効率化・生産性の向上

      (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

    当社グループは、「快適空間の創造」を通じて事業を発展させ、安定的かつ持続的に企業価値を高めていくことを目標としており、売上高及び営業利益率並びに自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標として位置づけ、その向上に努めております。

     (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    今後の経済情勢につきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は内需を中心に緩やかな回復傾向が続くものと予測されています。企業においては、業種にもよるものの底堅い設備投資が支えとなり、中長期的な投資活動が継続すると予測されています。その一方で米中貿易摩擦の激化や米国の関税政策が米国のみならず世界経済を下押しするリスクもあることなどから、先行きはより一層不透明感が増しています。また、当社グループを取り巻く2025年度の建築市場につきましては、堅調な投資が行われるため、概ね政府分野投資、民間住宅投資、民間非住宅建設投資ともに前年度比で同水準もしくは微増で推移するものと予測されています。

    当社グループの対処すべき課題といたしましては、様々な環境変化(顧客・市場・社会)に対し、これまで培ってきた当社グループの強みを原動力に、《価値創造プロセス》に沿って新たな提供価値を創出していくとともに、既存ビジネスからの変革を加速させていくことが重要な課題であると認識しております。

    こうした認識のもと当社グループでは、100年企業を目指し、長期ビジョン「未来の『快適』を生み出す、環境共創カンパニーの実現」を設定し、2025年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 79」に基づき、将来を見据えた成長基盤の確立と収益性の拡大に挑戦してまいります。また「人材育成方針」「社内環境整備方針」に沿って、人材を資本と捉え、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資への対応やSDGs(持続可能な開発目標)への積極的な取り組みを通じて企業の存在価値を高め、ステークホルダーとの良好な関係をつくり、社会から必要とされる価値創造グループを目指してまいります。

    当社グループが《価値創造プロセス》に沿って社会へ提供する価値は、経営理念である「快適空間の創造」をはじめ、「革新的な製品・事業の創出」、「働き甲斐のある職場」、「CO₂排出量の削減・環境負荷の低減」、「地域社会への貢献(建築・雇用創出)」、そして「ステークホルダーへの様々な価値の還元」であります。これらの提供価値を実現させるため、また、既存ビジネスからの変革を加速するため、『高付加価値化追求に向けた事業基盤強化とサステナブル経営推進による企業価値向上』を基本方針に掲げた「SANYO VISION 79」の5つの戦略施策をグループ全社でしっかりと実行してまいります。具体的には、「持続的成長への基盤づくりとデータを活用した営業活動の高度化」、「新事業創造への挑戦に向けた重点分野の調査」、「持続的成長実現に向けた生産・購買・研究開発機能の基盤構築」、「中期事業戦略の推進に向けた攻めの財務基盤の確立」、「サステナブル経営強化に向けた経営システムのアップデート」といった戦略施策に基づき、事業基盤強化とサステナブル経営を推進していきます。「経済的価値」と「社会的価値」を両立する持続可能な価値創造グループを目指し、ステークホルダーと協働共栄で事業活動に取り組み、中長期的な企業価値の向上の実現に向けて邁進してまいります。

    また、当社グループは、法改正等への対応に適切に取り組むと同時に、内部統制システムの運用と経営の公正性、透明性及び効率性を高め、コーポレートガバナンスの一層の充実化と強化に取り組むとともに、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応をはかりながら、皆様のご期待に添えるよう鋭意努力してまいります。

    2 【サステナビリティに関する考え方及び取り組み】

     当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。

       なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)ガバナンス

    当社グループでは、サステナビリティに関する取り組みについては、当社の所管業務を担当する当該各部門及び各種委員会(安全衛生委員会、環境委員会、品質安全委員会等)がグループ全体に対し責任をもってこれに対応しております。

    各部門及び各種委員会(委員長やメンバーには取締役や執行役員を含む)では、サステナビリティに係る情報の共有やサステナビリティ全般に関する実施状況のモニタリング及び関連部門との連携を行い、中長期的な企業価値向上に係る重要課題の特定やリスクの識別、優先的に対処すべき内容を検討し当社社長、経営会議及び取締役会へ報告します。

    社長及び経営会議では各部門や各種委員会からの報告を受け、指導や助言を行っています。

    取締役会では、各部門及び各委員会からの報告内容を協議するとともに、事案に対する決議を行い、決定した内容については当該業務を所管する各部門長が執行いたします。

     サステナビリティ体制図

    (2)戦略

     当社グループでは、事業活動を通じて地球環境問題や社会的課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を図るため、サステナビリティ基本方針を制定し、以下の5つの戦略を実践して中長期におけるグループ全体の持続的成長を目指しております。           

    ① 事業活動を通じた社会的課題への取り組み

    環境をはじめとする社会的課題に対応した製品やお客様に満足していただける価値ある製品をより良い品質とサービスを持って提供し、持続可能な社会の実現に貢献します。

    ② 働き甲斐のある職場づくりと人材育成

    企業の持続可能性の源泉は「社員」であり、一人ひとりの成長が当社グループの成長、発展に繋がります。社員の人権、多様な価値観を尊重し、健康的で働きやすい職場環境の構築に努めるとともに、社員が創造性を発揮できる組織づくりと人事・教育制度の整備に取り組みます。

    ③ 地球環境の保全に向けた取り組み

    企業活動が環境に与える影響の重要性を認識し、事業活動を通じて環境負荷の低減と循環型社会の形成及び自然との共生に取り組み、より良い地球環境の実現に貢献します。

    ④ コーポレートガバナンスの充実

    コンプライアンスの徹底と、内部統制及びリスクマネジメントの継続強化に努め、経営の公正性、透明性及び効率性を高め、併せて適時適切な情報開示を通じてステークホルダーとの信頼関係を築き、コーポレートガバナンスの充実化に取り組みます。

    ⑤ 地域社会への貢献

    良き企業市民として地域社会との共生を目指し、さまざまなステークホルダーとの信頼関係を築くとともに、事業活動を通じて地域社会の発展や豊かな生活環境づくりに努め、持続可能な社会の発展に貢献します。

      また、優秀な人材を確保するため、新卒を対象とした定期採用に加え、他社での経験を活かし活躍が期待出来る方を対象とした中途採用も性別を問わず積極的に行っております。

     なお、当社グループにおける、人材の多様性確保を含む、人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下の通りです。

    人材育成方針

     当社グループは、事業戦略に合致した経営や事業運営を行う上で、必要な社員像を明らかにし、その育成に取り組んでいきます。

     職位、職能ごとに求められる能力や専門知識の習得を目的とした研修、また社員のスキル向上やサステナビリティ関連の教育を実施しています。

    ① プロフェッショナルな人材の育成  

      目指す社員像を明らかにし、必要な資格の取得や専門性の向上を目指した教育・研修制度を充実していきます。

    ② 自立した人材の育成

     自ら考え行動できる人材や、成長へのキャリアをデザインできるような人材を育成していきます。

    ③ 健康意識が高い人材の育成

     自身の健康管理だけでなく、職場の健康への配慮、健康的な職場環境に改善できる人材を育成していきます。

    ④ 人権の尊重やコンプライアンス遵守ができる倫理観を持った人材の育成

     社員の多様性を尊重受容し、社会の倫理規範を遵守できるような人材を育成していきます。

    ⑤ 良き市民として社会に貢献できる人材の育成

       地域に溶け込み、ステークホルダーとの信頼関係をつくり、公私ともに環境活動をはじめとする社会貢献が

       できる人材を育成していきます。

     社内環境整備方針

     当社グループは、経営理念に「社員一人ひとりの自己の成長を図る」を掲げ、「創造」、「挑戦」、「信頼」という行動指針を設け、基本経営方針に人間尊重の経営を掲げています。

     また、多様性の確保が革新や変化に順応していけるとの認識の下、社員一人ひとりの行動を尊重し、その能力や個性を伸ばすことを通じて、会社のみならず社会にも貢献し、より良い未来を築いていける『人財』を輩出することができると考えています。

    ① 自己の成長や挑戦を支援し、公正な評価で報いる風土の醸成

    イノベーティブな考えを持つ人、挑戦をする人、自律して成長を望む人などを支援し、一人ひとりが成長し、組織目標と個人の自己実現の達成を目指す目標管理制度を基軸に、成果を出した人には年齢・性別・学歴に関係なく、公正な評価で報いる働き甲斐のある職場環境づくりに取り組みます。

    ② 安全で健康的な職場環境づくり

    差別やハラスメントがなく、プライバシーや多様な価値観が守られ、労働災害等の防止による安全衛生の確保や、社員の心身両面にわたる健康管理に重点を置いた職場環境づくりに取り組みます。

    ③ 社員が働きやすい環境づくり

    仕事と子育ての両立を支援するなど、ワークライフバランスに配慮し、全ての社員がその能力や創造性を十分に発揮できるような働きやすい環境づくりに取り組みます。

      なお、健康経営、安全衛生、環境等に関する情報については、弊社ウェブサイトのサステナビリティページ(https://www.sanyo-industries.co.jp/csr/)をご参照ください。

    (3)リスク管理

     当社グループでは、サステナビリティに関するリスク及び機会の管理について、所管業務を担当する当該各部門及び各種委員会(取締役または執行役員が委員長)がグループ全体に対し責任をもってこれに対応しております。

     各部門及び各種委員会では、当社グループの価値創造プロセスを実践する過程において認識する当社グループを取り巻く社会的課題をもとに、サステナビリティに関するリスク及び機会を識別し、サステナビリティ基本方針を始めとする様々な規程で定めた内容に則り、それぞれを適切に評価したうえで、優先的に対処すべきリスクの絞り込みなどの詳細な検討を行います。そして、企業活動が環境に与える影響の重要性を認識し、事業活動を通じてより良い地球環境の実現に貢献すべく、主要なリスク及び機会については各種情報及びデータを関連部門と共有し、適切な管理を行い、リスクの低減を図っております。またリスクについては社長と経営会議及び取締役会に報告しており、当該プロセスを通じて、全社的なリスク管理プロセスと統合しています。

     なお、社長及び経営会議は、各部門及び各種委員会に対し指導や助言を行い、定期的にモニタリングを行っております。

     社会への影響が大きく、特に重要視される環境については、リスクと機会を意識しながら活動を行い、「環境経営方針」に沿って経営理念である「快適空間の創造を通じて社会に貢献する」ことを使命とし、自然と共生する社会と持続可能な社会の実現に向け、多様なステークホルダーと連携して社員全員で環境負荷の低減と汚染の予防に努め、環境省が推奨している「エコアクション21」をはじめとした環境経営システムの継続的改善と地球環境の保全に取り組みます。また社員の環境意識の向上を図るために社員への教育を実施するとともに、緊急事態発生時の影響の大きさを考慮したうえで、その準備及び対応として、手順の確認や訓練を毎年グループ全事業所において行っております。更に、環境活動に関する各種データにつきましては、エコアクション21のガイドラインに則り、「環境経営レポート」にて公表しております。

     なお、経営に重要な影響を及ぼす自然災害等の危機やトラブル等不測の事態が発生した場合には、社長の判断により早急に招集される「危機管理体制」を構築できる「危機管理規程」を設けております。

    (4)指標及び目標

    当社グループでは、中期経営計画や各種マネジメントシステムにおいて各々目標を設定しながら推進しております。上記「(2)戦略」において記載した、当社グループの根幹をなすサステナビリティ基本方針に関する5つの具体的な取り組みにおいて指標を用いており、当該指標に関する目標および実績は次のとおりであります。

     なお、当社においては関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みを行っておりますが、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。

    ① 事業活動を通じた社会的課題への取り組み

    指標 目標 実績(当連結会計年度)
    成長戦略商品の販売額 2028年3月までに137億円 102億円

    ② 働き甲斐のある職場づくりと人材育成

    指標 目標 実績(当連結会計年度)
    管理職に占める女性労働者の割合 2028年3月までに10% 5.0%
    労働者の男女の賃金の差異 2028年3月までに80% 73.7%
    健康診断の受診率(年2回) 2028年3月までに100% 2回の受診率99.7%
    ストレスチェック受検率 2028年3月までに100% 99.0%
    正規雇用労働者の中途採用比率 2028年3月までに50% 45.5%
    新卒および中途採用者に占める女性の割合 2030年3月までに30% 23.3%
    育児休業中の女性社員の職場復帰率 2028年3月までに100% 100%
    男性社員の育児休業取得率 2030年3月までに30% 0%

    (注)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第1企業の状況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。

    ③ 地球環境の保全に向けた取り組み

    指標 目標 実績(当連結会計年度)
    環境マネジメントシステム認証の事業所取得率 2028年3月までに100% 100%

    ④ コーポレートガバナンスの充実

    指標 目標 実績(当連結会計年度)
    コンプライアンス社内研修受講率 2028年3月までに100% 100%

    ⑤ 地域社会への貢献

    当社グループでは、日本全国をカバーできる販売・生産ネットワークを通じて製品の安定供給を図るとともに、現地のお客様とタイアップしながら地域に密着した販売活動を展開し、地域に必要な建物の建設に携わりながら、「住み続けられるまちづくり」に貢献をしています。また雇用の維持・創出にも寄与するほかイベントに参加するなど地域社会に溶け込み、共生できるよう目指しております。なお、これによる具体的指標、目標に関しては設定しておりません。

    3 【事業等のリスク】

    当社グループは、建築業界の動向等により影響を受ける可能性があり、事業上のリスク要因には次のようなものがあります。

    (1) 建築需要の減少

    当社グループの取扱商品は、ビルや住宅用の建築用金物及び資材であり、少子高齢化と人口減少の進行に伴い、新規の建築需要が漸次縮小化し、その影響で販売競争が激化する可能性があります。その結果、当社グループの経営成績及び財政状態(以下、「経営成績等」という。)に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした状況に対処するため、コスト低減に努めるとともに、経営理念に掲げた「快適空間の創造」を標榜し、「安心・安全」「環境・省エネ」「耐震・防災」をキーコンセプトとした魅力ある成長戦略商品の開発に積極的に取り組んでおります。

    (2) 材料価格の変動

    当社グループの取扱商品は、鋼材及びアルミを材料とするものが多く、こうした材料の市場価格は世界景気、地政学リスク、需給バランス、為替変動等の影響を受けます。これにより、材料価格が高騰した場合、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした状況に対処するため、原材料価格の上昇に対して、原価低減や売価転嫁の施策等を通じて、極力その影響を軽減しております。また定期的に原材料価格の動向を把握し、適正な仕入先の選定及びリスク分散のための新規仕入先の開拓に努めております。

    (3) 製造物責任等に伴う訴訟

    当社グループは、総合金属建材メーカーとして品質管理には万全を期しておりますが、製造物責任による損害賠償請求訴訟が提起された場合、あるいは施工面で重大な瑕疵があった場合には、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした状況に対処するため、「品質安全管理規程」を設け、これに基づき、適切な予防措置ならびに万一事故が発生した場合に迅速な対応と再発防止策が図れる体制を構築しております。

    (4) 会計上の見積り

    当社グループは、財務諸表の作成にあたり会計上の見積りが必要な事項について、合理的な基準に基づき見積りを行っておりますが、その不確実性から実際の結果と異なる場合があり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

    ① 工事原価総額の見積り

    工事契約では、必要となる原材料や人員、完成するまでの期間等を検討し、その結果に基づいて、工事収益総額、工事原価総額及び連結会計年度末における工事進捗度の見積りを行っております。工事内容の変更による契約金額の変更や原材料価格の変動等が収益認識に影響を与えるため、追加原価が発生した場合に不採算工事が発生するリスクがあります。そのため、毎月の会議体により工事進捗度管理、利益管理プロセスとして工事単位ごとの収支管理を行い、工事原価総額の見積りにおいても、最新の情報に基づいた見積りを行うよう運用しております。

    ② 債権の貸倒れ

    当社グループは、全国に販売網があり多数の取引先がありますが、その大半は建築に関わる取引先であり、建築需要の減少による取引先の倒産等が発生した場合に、実際の貸倒れが回収不能見込額として計上した貸倒引当金を大幅に上回り、引当不足となる可能性があります。こうした状況に対処するため、「与信管理規程」を設け、取引先ごとに与信限度額を設定・管理し、取引の実情に即した限度額となるよう適宜見直しを行うほか、信用悪化の兆候が見られるときは営業責任者と営業統括責任者が協議し債権保全等の対応措置を実施しております。

    ③ 資産の保有

    当社グループは、事業用及び賃貸用不動産としての不動産並びに有価証券等を保有しておりますが、事業環境の変化等によって帳簿価額の回収が見込めなくなった場合、または時価の大幅な変動等があった場合には、減損処理が必要となる可能性があります。こうした状況に対処するため、当社グループが保有する土地の時価について定期的に調査し取締役会に報告するほか、子会社について業績悪化に伴う固定資産の減損の兆候を把握した際には子会社担当取締役から取締役会に報告し、適時に対策が打てるような体制を構築しております。

    ④ 退職給付

    退職給付に係る資産及び負債は、退職給付債務と年金資産の動向によって変動しますが、数理計算上の仮定に変動が生じた場合、または運用環境の悪化等により年金資産が減少した場合には、当該負債や年金に関する費用が増加する可能性があります。こうした状況に対処するため、総務部長を委員長とする年金資産運用委員会を四半期ごとあるいは臨時で開催し、資産運用状況及び見通しについて運用受託機関からの報告を受け、政策的資産構成の見直し等を協議及び審議し社長へ答申する体制をとっております。

    ⑤ 繰延税金資産

    経営状況の悪化等により将来の課税所得等の見積りが変動した場合、または税率変更等の税制改正があった場合には、繰延税金資産の取崩しが必要となる可能性があります。こうした状況に対処するため、当社グループ各社の業績推移とその見通しについて取締役会に報告し、業績悪化の兆候を把握した際には適時に対策が打てるような体制を構築しております。

    (5) 大地震、自然災害、感染症等に関するリスク

    大地震、気候変動に伴う自然災害、感染症の蔓延等によって、営業活動や生産活動及び業務に支障をきたした場合には、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした状況に対処するため、「危機管理規程」を設け、万一不測の事態が発生した場合は、損失の最小化、損害の復旧、再発防止に取り組むこととしております。また、震災時においては、早期に復旧できるようBCPの策定及びその見直しを行っております。

    (6) コンプライアンスに関するリスク

    当社グループは、事業活動を展開する上で、製品の品質や安全性、知的財産、労務・安全衛生、会計基準、税法、取引管理、その他環境保全に関する事項など、様々な法規制を受けております。このような法規制に対し重大なコンプライアンス違反を起こした場合は、当社グループの社会的信用を失墜させ、経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした状況に対処するため、「コンプライアンス基本規程」を制定しコンプライアンス体制を構築するとともに、「コンプライアンス・マニュアル」をリニューアルしグループ共通の価値観・倫理観に基づく社員の行動基準を定め、コンプライアンス研修等を通じて、法令及び社会的規範の遵守に取り組んでおります。また、内部通報制度を設け、法令違反ないし不祥事の防止及び早期発見、自浄プロセスの機動性の向上に努めております。

    上記の文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、事業を遂行する上ではこれら以外にもリスクが発生する可能性があります。なお、当社グループではこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。

    4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

     当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ① 財政状態及び経営成績の状況

    当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等により個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復が続きました。一方で、エネルギー価格、原材料費の高騰による物価上昇が個人消費や企業の設備投資に与える影響が懸念されました。また、欧米における高い金利水準の継続や中国における市況停滞の影響など海外景気の下振れリスクや、国際的な紛争の長期化、米国における政権交代などで、先行き不透明な状況にありました。

    当社グループの関連する建築業界につきましては、新設住宅着工戸数は分譲住宅を除き、前年同期比において増加となりました。一方民間非居住建築物につきましては、店舗を除き着工床面積が減少となりました。当連結会計年度における建築需要は過年度と比較し、総じて低調な状況にありました。

    こうした経営環境の中で当社グループは、最終年度を迎えた中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 76」に沿って、“サステナビリティ経営で次の世代、そして未来へと成長をつなぐ”を当社グループのキャッチワードとして、これまで実行してきた基本経営戦略を更に強化するとともに、「経済的価値」と「社会的価値」の両立を図る持続可能な成長企業を目指し邁進してまいりました。

    具体的には、社会課題や市場ニーズを捉えた新製品開発に注力し、成長戦略商品の拡販や設計指定活動の強化、コスト低減に向けた諸施策及び無人化等による生産効率の向上に全力を傾注しました。また高騰を続ける原材料や物流費等への対応策として、グループ内での情報を共有化し、適正な販売価格への見直し及び改定を実施いたしました。

    新製品につきましては、8月に大型物流倉庫向けの製品ラインナップの拡充として、最大壁下地高さ8.5m迄対応できる壁下地構成材「High SICS(ハイシックス)2500TWS」を発売しました。また10月には従来非住宅向けの天井製品を一般居室等へと用途拡大が期待できる「SESシーリングシリーズ」の発売、同じく10月に再生木材製デッキシステム/木目調面材「サニーデッキ SW-SJ」を発売いたしました。そして11月には天井の更なる軽量化が見込める地震対策用天井(超軽量天井)「かるてんSZシーリング(スタンダード仕様)」を発売し、耐震天井向けの製品ラインナップを拡充する新製品を市場投入しました。新製品の開発では、国産材の直交集成板(CLT)パネルを活用したフリーアクセスフロア「WOOD FLOOR UNIT3.2(仮称)」を三菱地所株式会社ほか4社と共同開発いたしました。

    サステナビリティ経営への取り組みといたしましては、環境マネジメントシステム認証(「ISO 14001」及び「エコアクション21」)を継続して取得しました。また3年連続で「健康経営優良法人」に認定されました。「人材育成方針」に基づく研修と、コンプライアンスについての教育研修を実施するなどコーポレートガバナンスの充実を図り、持続的な成長に向けた経営基盤の強化にグループ全体で取り組んでまいりました。

    以上の結果、当連結会計年度における経営成績は、全体の売上高は29,516百万円(前期比3.2%減)となり、利益面につきましては、営業利益は2,061百万円(前期比16.0%減)、経常利益は2,286百万円(前期比14.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,588百万円(前期比14.4%減)となりました。

    セグメントの業績は、次のとおりであります。

        ア. 三洋工業

    軽量壁天井下地につきましては、ビル及び商業施設用の一般製品の受注が堅調に推移しましたが、戸建住宅用製品が新設住宅着工戸数の伸び悩みにより受注が減少したことから、軽量壁天井下地全体の売上高は減少となりました。

    床システムにつきましては、学校体育館用の鋼製床下地材製品やマンションなど集合住宅用の遮音二重床製品が好調に推移したことから、床システム全体の売上高は増加となりました。

    また、アルミ建材につきましては、外装パネルは伸長したもののアルミ笠木が横ばいで推移したことや、エキスパンションジョイント・カバーや手摺の受注が落ち込んだことからアルミ建材全体の売上高は減少となりました。

    この結果、売上高は23,383百万円(前期比3.7%減)、セグメント利益は1,407百万円(前期比19.2%減)となりました。

        イ. システム子会社

     当社の子会社であるシステム会社(株式会社三洋工業九州システムほか)につきましては、主力取扱い製品である体育館用鋼製床下地材製品やその他床関連製品を中心に設計指定活動と積極的な受注活動を展開してまいりました。しかしながら都市部では受注が堅調であったものの、その他地域においては物件数の減少と、それに伴う受注競争の影響を受けたことなど厳しい市況環境にあったことから、システム会社全体の売上高は6,901百万円(前期比4.8%減)、セグメント利益は484百万円(前期比19.8%減)となりました。

        ウ. その他

     その他につきましては、売上高は811百万円(前期比16.7%増)、セグメント利益は36百万円(前期比2041.9%増)となりました。

    財政状態の状況については、次のとおりであります。

        ア.資産・負債の状況

    当連結会計年度末の資産は、主に有形固定資産の取得があったものの、受取手形、売掛金及び契約資産が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ1,027百万円減少し29,895百万円となりました。

    負債は、主に支払手形及び買掛金、電子記録債務、未払法人税等が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ1,809百万円減少し、8,925百万円となりました。

        イ.純資産の状況

    純資産は、配当金の支出等があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したこと等により、前連結会計年度末に比べ781百万円増加し、純資産合計は20,970百万円となりました。

    この結果、自己資本比率は70.1%となりました。

    ② キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末の9,528百万円から67百万円増加し、9,596百万円となりました。各々のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

      ア. 営業活動によるキャッシュ・フロー

    当連結累計期間末における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,820百万円の資金収入(前年同期は2,659百万円の資金収入)となりました。その要因は、仕入債務の減少額1,130百万円、法人税等の支払額1,197百万円等の資金減少に対し、税金等調整前当期純利益2,279百万円、売上債権の減少額1,683百万円等の資金増加によるものです。

      イ. 投資活動によるキャッシュ・フロー

    当連結累計期間末における投資活動によるキャッシュ・フローは、950百万円の資金支出(前年同期は49百万円の資金支出)となりました。その要因は、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出978百万円等の資金減少によるものです。

      ウ. 財務活動によるキャッシュ・フロー

    当連結累計期間末における財務活動によるキャッシュ・フローは、802百万円の資金支出(前年同期は513百万円の資金支出)となりました。その要因は、配当金の支払額368百万円、自己株式の取得による支出399百万円等の資金減少によるものです。

    (資本の財源及び資金の流動性についての分析)

    当社は、運転資金及び設備投資資金につきまして、主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び銀行等からの借入金により資金調達をしております。資金計画につきましては基本的に営業活動により得られた資金を有効活用し有利子負債の削減を図ることとしております。

    ③ 生産、受注及び販売の状況

    ア.生産実績

    当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、システム子会社につきましては、三洋工業より購入した製品の販売を行っており、生産は行っておりません。

    セグメントの名称 生産高(百万円) 前期比(%)
    三洋工業 7,767 △4.8
    その他 213 13.8
    合計 7,981 △4.4

    (注) 金額は実際原価によっております。

    イ.受注実績

       当社グループは生産計画に基づいて生産しており、受注生産を行っておりません。

      当社グループの工事に関する受注残高は1,358百万円であります。

    ウ.販売実績

    当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 販売高(百万円) 前期比(%)
    三洋工業 22,260 △3.2
    システム子会社 6,627 △4.9
    その他 628 22.6
    合計 29,516 △3.2

    (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

    2 販売実績の100分の10を超える主要な販売先はありません。

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

     ①   重要な会計上の見積り及び見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

    連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

    ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

          当社グループの当連結会計年度の経営成績及び経営成績に重要な影響を与える要因

    2024年度における当社グループの経営環境は、国内景気が一部に足踏みがみられるなかで、緩やかな回復基調にありましたが、物価上昇の継続や、米国の政策動向の影響による景気の下振れリスクもあり、依然として先行きは不透明感な状況にありました。こうした状況の中で当社グループは、2022年度をスタート年度とする中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 76」の最終年度の計画達成に向け、基本経営戦略である「持続的な企業価値の向上を目指した経営基盤の強化」 「新製品開発と新事業の創出」 「販売戦略の高度化」 「生産拡大とコスト抑制」 「コーポレートガバナンスの強化」 「グループ会社によるサステナビリティへの取組みと企業価値の向上」に全力で取り組んでまいりました。具体的には、社会的な課題や市場ニーズを捉えた新製品開発に注力するとともに、成長戦略商品の拡販や設計指定活動の強化、見積もり案件の受注率アップ、適正な販売価格への見直し及び改定、無人化生産拡大による生産効率の向上ならびにコスト抑制に向けた諸施策を実施してまいりました。また、サステナビリティ経営の取り組みとして、環境マネジメントシステム認証(「ISO14001」または「エコアクション21」)の継続認定を受けるとともに、「健康経営優良法人」を3年連続で認定されるなど、持続的な成長に向けた経営基盤の更なる強化に向け、グループ全社で取り組んでまいりました。

    以上の結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績につきましては、全体的な建設需要が総じて力強さを欠く状況の中で、売上高は前期比968百万円減の29,516百万円(前期比3.2%減)となりました。利益面におきましては、成長戦略商品の拡販や設計指定活動の強化、適正な販売価格への見直し及び改定の実施等を行ってまいりましたが、物流費や人件費等の販管費の増加などにより営業利益は前期比394百万円減の2,061百万円(前期比16.0%減)、経常利益においては前期比383百万円減の2,286百万円(前期比14.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比268百万円減の1,588百万円(前期比14.4%減)となりました。

    なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因としては、土木を除く建設投資額の多寡、原材料価格の動向、市場ニーズの変化、同業他社との競争、法改正や各種補助金の有無、自然災害の発生、その他、各種感染症の拡大による影響などが挙げられます。

    当社グループの資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    当社グループの運転資金需要のうち主なものは、固定資産の能力増強及び合理化などによる購入費用のほか、仕入商品や製造経費、また販売費及び一般管理費等の営業費用であります。当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

    短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入等を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。

    なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は854百万円、現金及び現金同等物の残高は9,596百万円となっております。

     セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。

     ア.三洋工業

    財政状態におきましては、自己資本比率が50%を超えていることから、健全な財務体質であると認識しておりますが、企業維持への財務体質の構築を念頭に置きつつ、内部留保が経営資本等に有効活用されるよう随時検討し、収益性の向上が図れる持続可能な経営体質を目指してまいります。

    なお、経営成績につきましては、三つの主力製品群のうち、軽量壁天井下地およびアルミ建材の受注が減少したことなどから、売上高は前期比893百万円減の23,383百万円(前期比3.7%減)となりました。また、セグメント利益においては、前期比334百万円減の1,407百万円(前期比19.2%減)となりました。

     イ.システム子会社

    財政状態におきましては、資金の確保及び安全性等の観点から、財務体質に特段問題はないものと認識しておりますが、必要に応じて適切な設備投資を行い、設計指定活動の更なる強化と人材育成等を通じて、業績の向上に努めてまいります。

    なお、経営成績につきましては、都市部では受注が堅調だったものの、その他地域で物件数の減少や受注競争の影響を受けたことなどから、システム子会社全体の売上高は前期比345百万円減の6,901百万円(前期比4.8%減)、セグメント利益は前期比120百万円減の484百万円(前期比19.8%減)となりました。

    5 【重要な契約等】

    該当事項はありません。

    6 【研究開発活動】

    自然災害への不安の高まりなど社会的な課題や市場ニーズに応えるため、「安心・安全」、「防災・減災」、「環境配慮」をキーワードとしたマーケティング活動を進めながら研究開発に取り組んでおります。 

    当活動は、基礎研究から新技術・新製品開発、及びこれら技術の活用・検証まで多岐にわたり、大学や他企業との連携を図りながら推進しております。 

    また、お客さまとの繋がりを深化すべく、会報誌の発行や製品施工動画の公開等の情報発信も継続して実施しております。 

    今期市場投入した新製品としては、地震災害にさらに対応すべく小規模天井や改修工事にも採用できる「SESシーリングシリーズ」、当社として新たな軽量天井材を採用した「かるてんSZシーリング(スタンダード仕様)」、対応できる壁高さを拡大した「High SICS 2500 TWS(7.0超~8.5m以下)」、自然な木目柄を再現した再生木材デッキ材を採用した「サニーデッキSW-SJ」を発売いたしました。 

    また、木材利用促進の観点から、CLT材料を活用した床製品の開発を進め、協業会社とのプレスリリースを実施いたしました。 

    これら研究開発の結果、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は174百万円となりました。

    さらに企業価値向上と社会課題の解決に繋げるべく、製品品質と開発スピードの向上を図り、引き続き信頼して頂ける製品の提供を行うことを目的として、3次元振動試験棟(仮称)の建設を進めております。  

    次年度におきましては、中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 79」の1年目として、成長戦略商品として位置付けております「戸建住宅関連製品」、「安心・安全関連製品」、「環境配慮型関連製品」及び「リニューアル市場関連製品」の研究開発強化に取り組んでまいります。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    当社グループでは、コスト競争に勝てる設備の充実を目的に、主に合理化・省力化を図るための設備投資を継続的に実施しております。なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しており、当連結会計年度の設備投資の総額は1,126百万円であります。

    セグメント別では、三洋工業においては1,122百万円の設備投資を行いました。これは主に生産用設備の更新及び3次元振動試験棟の建設などによるものであります。

    システム子会社及びその他においては、3百万円の設備投資を行いました。

    なお、当連結会計年度において当社グループの重要な設備の除却及び売却はありません。

    2 【主要な設備の状況】

    (1) 提出会社

    (2025年3月31日現在)

    事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(名)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積千㎡) ソフトウェア その他 合計
    関東工場(埼玉県久喜市) 三洋工業 アルミ建材製品・ネジ・換気製品の生産設備 111 65 145(26) ― 42 365 24[6]
    茨城工場(茨城県古河市) 〃 金属下地材の生産設備 95 170 27(18) ― 65 359 16[7]
    福岡工場(福岡県古賀市) 〃 金属下地材・ネジの生産設備 73 65 80(25) ― 24 244 11[3]
    札幌工場(札幌市白石区) 〃 金属下地材の生産設備 220 26 365(10) ― 3 616 3[-]
    本社(東京都墨田区) 〃 管理業務設備 995 ― 774(0) 99 76 1,946 56[14]
    埼玉物流センター(埼玉県加須市) 〃 製品管理設備 63 ― 121(14) ― 20 205 5[4]
    技術研究所(埼玉県久喜市) 〃 研究開発設備 421 6 38(6) ― 10 478 11[2]

    (2) 国内子会社

    (2025年3月31日現在)

    会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(名)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積千㎡) ソフトウェア その他 合計
    ㈱三洋工業東北システム 本店(仙台市宮城野区) システム子会社 販売設備 25 0 198(1) ― 1 227 20[6]
    スワン商事㈱ 本店(福井県坂井市)他 その他 販売設備アルミ建材製品の生産設備 54 0 400(47) ― 0 455 20[7]

    (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産であります。

         2 「その他」の中に建設仮勘定は含めておりません。

       3 提出会社の本社に記載している建物及び構築物については、一部連結会社以外へ賃貸しております。

    4 現在休止中の主要な設備はありません。

    5 従業員数の[ ]は臨時従業員を外書しております。

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    当社グループの設備投資については、今後の需要予測に基づく販売計画等を総合的に勘案して策定しており、設備計画は、連結会社がそれぞれ個別に策定しております。

    なお、重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりであります。

    (1) 重要な設備の新設等

    会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 投資予定額 資金調達方法 着手年月 完了予定年月 完成後の増加能力
    総額(百万円) 既支払額(百万円)
    三洋工業 技術研究所(埼玉県久喜市) 三洋工業 3次元振動試験棟 1,500 410 未定 2023年4月 2025年11月予定 ―

    (注)完成後の増加能力については、合理的な算定が困難なため記載しておりません。

    (2) 重要な設備の除却等

    生産能力に影響を与える重要な設備の除却等の計画はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 8,000,000
    計 8,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2025年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2025年6月26日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 3,520,000 3,520,000 東京証券取引所スタンダード市場 単元株式数は100株であります。
    計 3,520,000 3,520,000 ― ―

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2017年10月1日 △31,680,000 3,520,000 ― 1,760 ― 1,168

    (注) 2017年10月1日付にて株式併合(10株を1株に併合)を実施したことに従い、発行済株式総数が減少しております。

    (5) 【所有者別状況】

    (2025年3月31日現在)

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他 計
    個人以外 個人
    株主数(人) ― 6 19 123 43 6 1,608 1,805 ―
    所有株式数(単元) ― 2,263 1,096 5,757 4,343 8 21,599 35,066 13,400
    所有株式数の割合(%) ― 6.45 3.12 16.42 12.39 0.02 61.60 100.00 ―

    (注) 自己株式370,872株は「個人その他」に3,708単元及び「単元未満株式の状況」に72株を含めて記載しております。

    (6) 【大株主の状況】

    (2025年3月31日現在)

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    三洋工業協力会社持株会 東京都墨田区太平2-9-4 524 16.66
    ㈱TNNアドバイザーズ 東京都港区麻布十番2-5-13 198 6.29
    INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人インタラクティブ・ ブローカーズ証券㈱) ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH,CONNECTICUT 06830 USA (千代田区霞が関3-2-5) 184 5.85
    三洋工業社員持株会 東京都墨田区太平2-9-4 93 2.96
    中谷 登世子 福井県坂井市 90 2.88
    ㈱三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内1-4-5 82 2.63
    山岸 文男 埼玉県さいたま市 78 2.49
    トーケン工業㈱ 東京都千代田区神田須田町1-3-9 71 2.28
    日本生命保険(相) 東京都千代田区丸の内1-6-6 63 2.01
    株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 61 1.95
    計 ― 1,448 45.99

    (注) 上記のほか、自己株式が370,872株あります。

    (7) 【議決権の状況】

    ① 【発行済株式】

    (2025年3月31日現在)

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式 ― ― ―
    議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
    議決権制限株式(その他) ― ― ―
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)普通株式 ― ―
    370,800
    完全議決権株式(その他) 普通株式 31,358 ―
    3,135,800
    単元未満株式 普通株式 ― ―
    13,400
    発行済株式総数 3,520,000 ― ―
    総株主の議決権 ― 31,358 ―

    (注) 単元未満株式数には当社所有の自己株式72株が含まれております。

    ② 【自己株式等】

    (2025年3月31日現在)

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)三洋工業株式会社 東京都墨田区太平 二丁目9番4号 370,800 ― 370,800 10.53
    計 ― 370,800 ― 370,800 10.53

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

     該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

    区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
    取締役会(2024年8月6日)での決議状況(取得期間 2024年8月7日) 150,000 525
    当事業年度前における取得自己株式 ― ―
    当事業年度における取得自己株式 136,400 398
    残存決議株式の総数及び価額の総額 13,600 126
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 9.1 24.1
    当期間における取得自己株式 ― ―
    提出日現在の未行使割合(%) 9.1 24.1

    (注)1.株式会社東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による取得であります。

      2.2024年8月6日開催の取締役会の決議に基づく自己株式の取得は、2024年8月7日をもちまして終了しており

        ます。

    区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
    取締役会(2025年5月15日)での決議状況(取得期間 2025年5月16日) 160,000 576
    当事業年度前における取得自己株式 ― ―
    当事業年度における取得自己株式 ― ―
    残存決議株式の総数及び価額の総額 ― ―
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) ― ―
    当期間における取得自己株式 144,100 497
    提出日現在の未行使割合(%) 9.9 13.7

    (注)1.株式会社東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による取得であります。

      2.2025年5月15日開催の取締役会の決議に基づく自己株式の取得は、2025年5月16日をもちまして終了しており

        ます。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
    当事業年度における取得自己株式 197 0
    当期間における取得自己株式 1 0

     (注)当期間における取得自己株式数には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りに

       よる株式数は含まれておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(円) 株式数(数) 処分価額の総額(円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式 ― ― ― ―
    消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 ― ― ― ―
    その他(―) ― ― ― ―
    保有自己株式数 370,872 ─ 514,973 ─

    (注) 当期間における保有自己株式数には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含まれておりません。

    3 【配当政策】

    利益配分につきましては、株主の皆様への利益還元を重要政策とし、配当につきましては継続的かつ安定的に実施することを基本方針としております。

    剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。 

    当事業年度の配当につきましては、業績動向及び財務状況等を総合的に勘案し、中間配当を1株当たり50円、期末配当を1株当たり55円としております。

    内部留保につきましては、将来の株主利益の増大を図れるような事業展開に活かすための投資に活用することを基本方針としております。

    なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

      (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2024年11月8日 取締役会決議 157 50.0
    2025年6月26日 定時株主総会決議 173 55.0

      (株主還元方針の変更)

    2025年5月9日に公表しました「中期経営計画の策定に関するお知らせ」に記載のとおり、2025年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画『SANYO VISION 79』におきまして、株主還元方針を「当社では株主の皆様への利益還元を重要な経営政策の一つと考えており、連結配当性向45%以上を目途に、配当金額の維持向上に努めます。」と変更いたしました。

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    コーポレート・ガバナンスは、効率的かつ健全な企業活動を可能にするシステムを構築することにより、企業価値を高めるものと認識しております。そのため、意思決定の迅速化と権限委譲を進め、責任体制を明確にするとともに、透明性を確保するため経営のチェック機能の充実に努め、健全な事業運営を図ることを基本的な考え方とし、経営上の最重要課題の1つと位置づけております。

    また、経営の透明性を図り、株主や投資家の皆様に対し情報開示に努めてまいります。

    ② 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由

    当社は、取締役会の監督機能を強化させ、コーポレート・ガバナンスの一層の充実化と企業価値の更なる向上を図るため、監査等委員会設置会社の体制を採用しております。

    なお、コーポレート・ガバナンス体制を構成する会社の機関の内容等は次のとおりであります。

    ア.当社の取締役会は、取締役6名(山岸茂氏・鈴木将晴氏・武田眞吾氏・吉見紀昭氏・園田崇之氏・大内一彦氏/監査等委員であるものを除く)及び監査等委員である取締役4名(原田実氏・堀之北重久氏・萩原園子氏・植草寛氏)の合計10名で構成され、毎月1回の定時取締役会のほか、必要に応じて臨時に取締役会を開催し、経営の基本方針、法令で定められた事項やその他経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行状況を監視しております。

    イ.当社の監査等委員会は、社外取締役3名を含む監査等委員である取締役4名で構成されております。監査等委員である取締役全員が取締役会に出席し、必要に応じて意見を述べるほか、監査等委員会は、会計監査人並びに取締役(監査等委員であるものを除く)からの報告を受けるなど取締役の業務執行について、厳正な適法性監査及び妥当性監査を行っております。また、監査等委員会を3ヶ月に1回開催し、監査等委員会監査方針及び監査計画に基づき、会計監査人と連携して、経営の適正な監督を実施するとともに、随時必要な提言・助言及び勧告を行っております。

      また、常勤監査等委員は重要な会議に出席するほか、経営者をはじめその他取締役との意見交換や、稟議書等重要書類の閲覧及び子会社の業務監査等を通じて、経営全般にわたる状況を把握するなど、取締役の業務執行を監査・監督しております。

    ウ.経営会議は、取締役及び執行役員等により月1回定期的に開催され、経営上の諸問題について機動的に対応し、業務執行に関する重要事項の審議・決定を行っております。

    以上により、経営監督の面においては十分に機能する企業統治体制が整備されているものと判断し、現状の体制としております。

    ・当社の企業統治の体制は、下図のとおりです。

    ③ 企業統治に関するその他の事項

     ○ 内部統制システム構築の基本方針

       当社は、内部統制システムを以下のとおり整備しております。

    ア.取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

         a. 当社は、取締役及び使用人を含めたグループ全体の行動規範として、当社グループの経営理念、行

           動指針、基本経営方針及びサステナビリティ基本方針に基づき、コンプライアンス基本規程の遵守

           に努める。

         b. 取締役会については、取締役会規程に基づき、適切な運営を図る。取締役会を月1回定期的に開催

           するほか、必要に応じて臨時に開催し、取締役間の意思疎通を図るとともに、相互に業務執行を監

           督し、法令・定款の違反行為を未然に防止する。

    c. 取締役(監査等委員であるものを除く。)の業務の執行に関する監督機能の維持及び強化のため、

      社外取締役を選任する。また、監査等委員である取締役は取締役会に毎回出席し、適宜意見を述べ

      るほか、取締役(監査等委員であるものを除く。)の職務執行状況について監督を行う。

         d. 取締役(監査等委員であるものを除く。)の職務執行については、監査等委員会の定める監査計画

           書に従い、監査等委員会が適正に監査を行い、経営機能に対する監査強化を図る。

         e. 取締役(監査等委員であるものを除く。)が他の取締役の法令・定款違反行為を発見した場合は、

           直ちに監査等委員会及び取締役会に報告し、その是正を図る。

          イ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

             取締役の職務執行に係る情報については、文書取扱規程及び情報セキュリティ規程に従って適切に

            作成、保存または廃棄を行う。

          ウ.当社並びに子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制

     当社グループのリスク管理については、所管業務を担当する当社の当該部門が主管し、グループ全体に対してそれぞれ責任をもってこれに当たる。なお、不測の事態に備えた危機管理規程に基づき、発生時においては、当社取締役社長を本部長とする対策本部を直ちに設置し、損害の拡大を防止し、これを最小限に止める体制を敷く。

    エ.当社並びに子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    a . グループ全体の中期経営計画を定め、グループ全体及びグループ各社として達成すべき目標ととも

      に、部門ごとにそれぞれの目標を明確化する。

         b . 定期的あるいは臨時に開催される当社取締役会においては、当社グループの経営方針及び経営戦略

           に係る重要事項を審議・決議するとともに、当社取締役の職務執行が適切に行われているかどうか

           を相互に監督する。また、当社取締役会で決議された業務執行方針に基づき、経営上の諸課題につ

           いて機動的に対応するため、定期的に経営会議を開催し、業務の執行に関する重要事項の検討と具

           体策を立案し、必要に応じて当社取締役会に上申する。

         c . 当社取締役会の決定に基づくグループ各社の業務執行については、各社の組織規程その他の社内規

           程において明文化し、業務を効率的に遂行する。

    オ.使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

         a . 使用人の法令・定款遵守の意識をより一層高めるため、コンプライアンス基本規程に定める行動基

           準をグループ全社員に周知徹底させる。

         b . 内部監査及びコンプライアンスを統括する法務監査室の役割機能を強化するとともに、法務監査室

           によるコンプライアンスの教育・研修を継続的に行う。

         c . 取締役は当社グループにおける重大な法令違反、その他コンプライアンスに関する重要な事実を発

           見した場合は、直ちに監査等委員会に報告するとともに、遅滞なく取締役会において報告する。

         d . 法令違反、その他コンプライアンスに関する事実についてのグループ全体の社内報告体制として、

           「内部通報制度」の適切な運用を図る。

         e . 監査等委員会は、当社の法令遵守体制及び内部通報制度の運用に問題があると認めた場合は、取締

           役会または代表取締役に意見を述べるとともに、改善策の策定を求めることができる。

          カ.当社並びに子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制、及び子会社の重要事

            項の当社への報告に関する体制

         a . 子会社に対する主要業務を関係会社管理規程に定め、適正な管理を行う。

         b . 経営管理については、子会社担当役員を置き、子会社経営の重要事項に関して適宜報告を求めて管

           掌を行うとともに、子会社の監査役等と常時、意思疎通及び情報交換を行い、必要な場合は自ら直

           接監査を実施する。

         c . コンプライアンス基本規程に基づき、グループ全体のコンプライアンス体制の向上を図る。

         d . 当社取締役は、グループ会社において、法令違反、その他コンプライアンスに関する重要な事項を

           発見した場合は、当社グループの内部通報に関する規程に基づき対応を行う。

         e . 子会社が当社からの経営管理、経営指導内容に法令違反、その他コンプライアンス上問題があると

           認めた場合は、当社グループの内部通報に関する規程に基づき対応を行う。

         f . 内部統制システムがより適切に機能するように必要に応じて組織体制の見直し、改編を行う。

    キ.監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人並びに当該 

      使用人の取締役(監査等委員であるものを除く。)からの独立性及び当社監査等委員会の当該使用人

      に対する指示の実効性の確保に関する事項

     監査等委員会を補助すべき使用人に関する規程に基づき、監査等委員会の要請に応じて当社の使用人から監査等委員会補助者を任命する。なお、監査等委員会の職務を補助すべき使用人は、監査等委員会の要請に基づき補助を行う際は、監査等委員会の指揮命令に従わなければならない。また、当該使用人の任命、解任、人事異動、人事評価に関しては、監査等委員会の事前の同意を得る。

          ク.当社並びに子会社の取締役及び使用人が当社監査等委員会に報告するための体制その他の当社監査等

            委員会への報告に関する体制及び当社監査等委員会に報告した者が当該報告をしたことを理由として

            不利な取扱いを受けないことを確保するための体制

    a . 当社並びに子会社の取締役及び使用人は、会社に著しい損失を及ぼす恐れのある事実が発生したとき、あるいは当該取締役及び使用人による違法または不正な行為を発見したときは、当社グループの内部通報に関する規程に基づき対応を行う。

          b . 当社取締役は、定期的または不定期に各部門のリスク管理体制について、当社監査等委員会に報

            告する。

          c . 当社グループの内部通報に関する規程において、当社グループの取締役及び使用人が当社監査等

            委員または外部の法律事務所に通報できること、及び当該通報をしたこと自体による不利益な取

            扱いを受けないことを明記する。

           ケ.監査等委員の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項

     監査等委員がその職務の執行について生じる費用の前払いまたは償還等の請求をしたときは、当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用または債務を処理する。

           コ.その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

     監査等委員会は、代表取締役及び会計監査人とそれぞれ定期的に意見交換を行うほか、取締役(監査等委員であるものを除く。)は監査等委員の重要な会議への出席を確保する。また、法務監査室の責任者は、当社監査等委員会と綿密な意思疎通及び連携を図り、効果的な監査業務の遂行に協力する。

           サ.財務報告の信頼性を確保するための体制

     財務報告の信頼性を確保するために必要な内部統制システムの整備、運用、評価を継続的に進め、不備に対する必要な是正措置を講ずる。

           シ.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況

     当社グループは、市民社会の秩序や安全に脅威を与えるような反社会的勢力や団体等との関係は断固拒絶し、これらに関係する企業、団体及び個人とは一切取引を行わない。また、平素から警察等外部の専門機関や諸団体との連携強化に努めるとともに、当社グループの「コンプライアンス マニュアル」及び「反社会的勢力に対する対応マニュアル」において、反社会的勢力等に対する対処を含めた行動指針を定め、グループ全社員への周知徹底を図っている。

     ④取締役の活動状況

    当事業年度において当社は取締役会を原則、月1回開催しており、他に必要に応じて臨時で開催しております。個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。

    氏名 開催回数 出席回数
    菊 地 政 義(注1) 4 4
    山 岸 茂 16 16
    鈴 木 将 晴 16 16
    武 田 眞 吾 16 16
    原 田 実 16 16
    吉 見 紀 昭 16 16
    園 田 崇 之 16 16
    大 内 一 彦(注2) 12 12
    田 村 和 之(注1) 4 4
    渡 部 敏 雄(注1、4) 4 4
    堀之北 重 久(注4) 16 16
    後 藤 馨 悦(注3、4) 15 13
    荻 原 園 子(注2、4) 12 12

           (注1)菊地政義氏、田村和之氏、渡部敏雄氏は、2024年6月26日開催の第90回定時株主総会終結の時をもって

            退任するまでの出席回数を記載しております。

        (注2)大内一彦氏、荻原園子氏は、2024年6月26日開催の第90回定時株主総会において選任され、就任した後

            の出席回数を記載しております。

        (注3)後藤馨悦氏は、2025年2月12日に逝去されるまでの出席回数を記載しております。

        (注4)渡部敏雄氏、堀之北重久氏、後藤馨悦氏、萩原園子氏は社外取締役(監査等委員)であります。

     取締役会における具体的な検討内容としては、当社の経営に関する基本方針、経営計画、予算、決算、株主総会、役員人事・報酬等の重要な業務執行に関する事項の他、法令及び定款に定められた事項を決議し、また法令に定められた事項及び重要な業務の執行状況について報告を受けております。

    ⑤ 責任限定契約の内容の概要

    当社は、社外取締役との間において、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。

     ⑥ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要

    当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を次のとおり保険会社との間で締結しております。当該保険契約では、すべての個人被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。

      ア. 個人被保険者の範囲

        当社及びグループ会社のすべての役員、監査等委員、執行役員

      イ. 保険契約の内容の概要

     個人被保険者が会社の業務につき行った行為(不作為を含む)に起因して、保険期間中に株主または第三者から個人被保険者に対して損害賠償請求がなされたことにより、個人被保険者が被る損害賠償金、訴訟費用等を補償するもの。但し、個人被保険者の犯罪、不正、詐欺行為、または意図的に違法行為を行い損害賠償請求がなされた場合は、補償対象外とする。

    ⑦ 取締役の定数

    当社の取締役は(監査等委員であるものを除く)は10名以内、監査等委員である取締役は4名以内とする旨を定款で定めております。

    ⑧ 取締役の選任の決議要件

    当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数の決議をもって行う旨を定款で定めております。また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨も定款に定めております。

     ⑨ 取締役会決議事項とした株主総会決議事項

     ア.中間配当

    当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的としております。

     イ.自己の株式の取得

    当社は、機動的な資本政策の遂行を目的として、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。

    ⑩ 株主総会の特別決議要件

    当社は会社法第309条第2項に定める株主総会の決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

    (2)【役員の状況】

      ① 役員一覧

    男性 9名 女性 1 名 (役員のうち女性の比率 10 %)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)
    取締役社長代表取締役 山 岸   茂 1976年3月29日生 1999年4月  富士機械製造株式会社(現 株式会社FUJI)入社 2007年4月 当社入社 2014年4月 当社生産統括部長 2014年6月 当社執行役員生産統括部長 2015年6月 当社取締役生産統括部長 2016年4月 当社取締役購買部長 2019年6月  当社常務取締役購買部長兼子会社担当 2021年6月 当社代表取締役社長(現在) 1999年4月 富士機械製造株式会社(現 株式会社FUJI)入社 2007年4月 当社入社 2014年4月 当社生産統括部長 2014年6月 当社執行役員生産統括部長 2015年6月 当社取締役生産統括部長 2016年4月 当社取締役購買部長 2019年6月 当社常務取締役購買部長兼子会社担当 2021年6月 当社代表取締役社長(現在) (注3) 11
    1999年4月 富士機械製造株式会社(現 株式会社FUJI)入社
    2007年4月 当社入社
    2014年4月 当社生産統括部長
    2014年6月 当社執行役員生産統括部長
    2015年6月 当社取締役生産統括部長
    2016年4月 当社取締役購買部長
    2019年6月 当社常務取締役購買部長兼子会社担当
    2021年6月 当社代表取締役社長(現在)
    常務取締役 開発統括部長兼技術研究所長 鈴 木 将 晴 1961年10月10日生 1985年4月 当社入社 2011年6月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当 2016年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当 2019年6月 当社常務取締役営業統括部長 2021年4月 当社常務取締役営業統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長 2022年4月 当社常務取締役開発統括部長兼技術研究所長(現在) 1985年4月 当社入社 2011年6月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当 2016年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当 2019年6月 当社常務取締役営業統括部長 2021年4月 当社常務取締役営業統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長 2022年4月 当社常務取締役開発統括部長兼技術研究所長(現在) (注3) 9
    1985年4月 当社入社
    2011年6月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当
    2016年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当
    2019年6月 当社常務取締役営業統括部長
    2021年4月 当社常務取締役営業統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長
    2022年4月 当社常務取締役開発統括部長兼技術研究所長(現在)
    常務取締役生産統括部長兼購買担当 武 田 眞 吾 1959年4月29日生 1982年4月 当社入社 2008年4月 当社関東工場長兼茨城工場長 2009年4月 当社執行役員生産統括部長 2011年6月 当社取締役生産統括部長兼購買・開発担当 2014年4月 当社取締役生産・購買・開発担当 2016年4月 当社取締役生産統括部長兼開発担当 2019年4月 当社取締役生産統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長 2019年6月 当社常務取締役生産開発統括部長 2021年4月 当社常務取締役生産統括部長兼購買担当(現在) 1982年4月 当社入社 2008年4月 当社関東工場長兼茨城工場長 2009年4月 当社執行役員生産統括部長 2011年6月 当社取締役生産統括部長兼購買・開発担当 2014年4月 当社取締役生産・購買・開発担当 2016年4月 当社取締役生産統括部長兼開発担当 2019年4月 当社取締役生産統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長 2019年6月 当社常務取締役生産開発統括部長 2021年4月 当社常務取締役生産統括部長兼購買担当(現在) (注3) 7
    1982年4月 当社入社
    2008年4月 当社関東工場長兼茨城工場長
    2009年4月 当社執行役員生産統括部長
    2011年6月 当社取締役生産統括部長兼購買・開発担当
    2014年4月 当社取締役生産・購買・開発担当
    2016年4月 当社取締役生産統括部長兼開発担当
    2019年4月 当社取締役生産統括部長兼開発統括部長兼技術研究所長
    2019年6月 当社常務取締役生産開発統括部長
    2021年4月 当社常務取締役生産統括部長兼購買担当(現在)
    常務取締役営業統括部長兼 子会社担当 吉 見 紀 昭 1960年9月12日生 1984年4月 当社入社 2008年4月 当社東京営業所長 2013年6月 当社執行役員東京営業所長 2014年4月  当社執行役員関東支店長兼東京営業所長 2015年4月 当社執行役員関東支店長 2018年6月 当社取締役関東支店長 2021年6月 当社取締役関東支店長兼子会社担当 2022年4月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当 2024年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当(現在) 1984年4月 当社入社 2008年4月 当社東京営業所長 2013年6月 当社執行役員東京営業所長 2014年4月 当社執行役員関東支店長兼東京営業所長 2015年4月 当社執行役員関東支店長 2018年6月 当社取締役関東支店長 2021年6月 当社取締役関東支店長兼子会社担当 2022年4月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当 2024年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当(現在) (注3) 7
    1984年4月 当社入社
    2008年4月 当社東京営業所長
    2013年6月 当社執行役員東京営業所長
    2014年4月 当社執行役員関東支店長兼東京営業所長
    2015年4月 当社執行役員関東支店長
    2018年6月 当社取締役関東支店長
    2021年6月 当社取締役関東支店長兼子会社担当
    2022年4月 当社取締役営業統括部長兼子会社担当
    2024年6月 当社常務取締役営業統括部長兼子会社担当(現在)
    取締役財務部長兼  情報管理部長 園 田 崇 之 1964年8月1日生 1987年4月 株式会社三和銀行入行 (現株式会社三菱UFJ銀行) 2016年11月 当社財務部顧問(同行より出向) 2017年10月 同行退行 2017年11月 当社入社 財務部長 2019年6月 当社執行役員管理統括部財務部長 2021年4月 当社執行役員管理統括部財務部長兼会計課長兼情報管理部長 2022年6月 当社取締役財務部長兼会計課長兼情報管理部長 2022年7月 当社取締役財務部長兼情報管理部長(現在) 1987年4月 株式会社三和銀行入行 (現株式会社三菱UFJ銀行) 2016年11月 当社財務部顧問(同行より出向) 2017年10月 同行退行 2017年11月 当社入社 財務部長 2019年6月 当社執行役員管理統括部財務部長 2021年4月 当社執行役員管理統括部財務部長兼会計課長兼情報管理部長 2022年6月 当社取締役財務部長兼会計課長兼情報管理部長 2022年7月 当社取締役財務部長兼情報管理部長(現在) (注3) 5
    1987年4月 株式会社三和銀行入行 (現株式会社三菱UFJ銀行)
    2016年11月 当社財務部顧問(同行より出向)
    2017年10月 同行退行
    2017年11月 当社入社 財務部長
    2019年6月 当社執行役員管理統括部財務部長
    2021年4月 当社執行役員管理統括部財務部長兼会計課長兼情報管理部長
    2022年6月 当社取締役財務部長兼会計課長兼情報管理部長
    2022年7月 当社取締役財務部長兼情報管理部長(現在)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)
    取締役総務部長兼 経営企画室長兼 法務監査担当 大 内 一 彦 1965年11月18日生 1988年4月 株式会社第一勧業銀行入行 (現株式会社みずほ銀行) 2018年7月 当社法務監査室顧問(同行より出向) 2019年4月 当社法務監査室長(同行より出向) 2019年6月 同行退行 2019年7月 当社入社  2020年6月 当社執行役員法務監査室長 2022年4月 当社執行役員管理統括総務部長 2022年6月 当社執行役員総務部長 2024年4月 当社執行役員総務部長兼経営企画室長 2024年6月 当社取締役総務部長兼経営企画室長兼法務監査担当(現在) 1988年4月 株式会社第一勧業銀行入行 (現株式会社みずほ銀行) 2018年7月 当社法務監査室顧問(同行より出向) 2019年4月 当社法務監査室長(同行より出向) 2019年6月 同行退行 2019年7月 当社入社 2020年6月 当社執行役員法務監査室長 2022年4月 当社執行役員管理統括総務部長 2022年6月 当社執行役員総務部長 2024年4月 当社執行役員総務部長兼経営企画室長 2024年6月 当社取締役総務部長兼経営企画室長兼法務監査担当(現在) (注3) 0
    1988年4月 株式会社第一勧業銀行入行 (現株式会社みずほ銀行)
    2018年7月 当社法務監査室顧問(同行より出向)
    2019年4月 当社法務監査室長(同行より出向)
    2019年6月 同行退行
    2019年7月 当社入社
    2020年6月 当社執行役員法務監査室長
    2022年4月 当社執行役員管理統括総務部長
    2022年6月 当社執行役員総務部長
    2024年4月 当社執行役員総務部長兼経営企画室長
    2024年6月 当社取締役総務部長兼経営企画室長兼法務監査担当(現在)
    取締役(監査等委員) (常勤) 原 田   実 1958年8月13日生 1981年4月 当社入社 2009年4月 当社執行役員総務部長 2013年6月 当社取締役総務部長兼経営企画・法務監査担当 2015年6月 当社取締役総務部長兼法務監査担当 2019年4月 当社取締役総務・法務監査担当 2019年6月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当 2020年10月 当社常務取締役管理統括部長兼総務部長兼法務監査担当 2022年4月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当 2022年6月 当社常務取締役経営企画室長兼総務・法務監査担当 2024年4月 当社常務取締役経営企画・総務・法務監査担当 2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) 1981年4月 当社入社 2009年4月 当社執行役員総務部長 2013年6月 当社取締役総務部長兼経営企画・法務監査担当 2015年6月 当社取締役総務部長兼法務監査担当 2019年4月 当社取締役総務・法務監査担当 2019年6月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当 2020年10月 当社常務取締役管理統括部長兼総務部長兼法務監査担当 2022年4月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当 2022年6月 当社常務取締役経営企画室長兼総務・法務監査担当 2024年4月 当社常務取締役経営企画・総務・法務監査担当 2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) (注4) 8
    1981年4月 当社入社
    2009年4月 当社執行役員総務部長
    2013年6月 当社取締役総務部長兼経営企画・法務監査担当
    2015年6月 当社取締役総務部長兼法務監査担当
    2019年4月 当社取締役総務・法務監査担当
    2019年6月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当
    2020年10月 当社常務取締役管理統括部長兼総務部長兼法務監査担当
    2022年4月 当社常務取締役管理統括部長兼法務監査担当
    2022年6月 当社常務取締役経営企画室長兼総務・法務監査担当
    2024年4月 当社常務取締役経営企画・総務・法務監査担当
    2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在)
    取締役(監査等委員) 堀 之 北 重 久 1951年12月29日生 1982年8月 公認会計士登録 2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)代表社員 2014年7月 公認会計士堀之北重久事務所代表(現在) 2015年6月 当社取締役 2015年12月 株式会社東陽テクニカ社外監査役(現在) 2016年5月 株式会社しまむら社外監査役(現在) 2016年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) 1982年8月 公認会計士登録 2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)代表社員 2014年7月 公認会計士堀之北重久事務所代表(現在) 2015年6月 当社取締役 2015年12月 株式会社東陽テクニカ社外監査役(現在) 2016年5月 株式会社しまむら社外監査役(現在) 2016年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) (注4) ―
    1982年8月 公認会計士登録
    2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)代表社員
    2014年7月 公認会計士堀之北重久事務所代表(現在)
    2015年6月 当社取締役
    2015年12月 株式会社東陽テクニカ社外監査役(現在)
    2016年5月 株式会社しまむら社外監査役(現在)
    2016年6月 当社取締役(監査等委員)(現在)
    取締役(監査等委員) 萩 原 園 子 1981年5月1日生 2009年12月 弁護士登録 渡部総合法律事務所入所 2023年6月 東京新宿青果株式会社社外監査役(現在) 2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) 2009年12月 弁護士登録 渡部総合法律事務所入所 2023年6月 東京新宿青果株式会社社外監査役(現在) 2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) (注4)(注6) ―
    2009年12月 弁護士登録 渡部総合法律事務所入所
    2023年6月 東京新宿青果株式会社社外監査役(現在)
    2024年6月 当社取締役(監査等委員)(現在)
    取締役(監査等委員) 植 草  寛 1967年9月24日生 1991年10月 監査法人朝日親和会計社入社(現 有限責任あずさ監査法人) 1995年4月 公認会計士登録 2007年6月 有限責任あずさ監査法人社員(現 パートナー) 2024年7月 植草寛公認会計士事務所代表(現在) 2025年6月 共立株式会社社外監査役(現在) 2025年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) 1991年10月 監査法人朝日親和会計社入社(現 有限責任あずさ監査法人) 1995年4月 公認会計士登録 2007年6月 有限責任あずさ監査法人社員(現 パートナー) 2024年7月 植草寛公認会計士事務所代表(現在) 2025年6月 共立株式会社社外監査役(現在) 2025年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) (注7) ―
    1991年10月 監査法人朝日親和会計社入社(現 有限責任あずさ監査法人)
    1995年4月 公認会計士登録
    2007年6月 有限責任あずさ監査法人社員(現 パートナー)
    2024年7月 植草寛公認会計士事務所代表(現在)
    2025年6月 共立株式会社社外監査役(現在)
    2025年6月 当社取締役(監査等委員)(現在)
    計 44

    (注) 1 取締役 堀之北重久、萩原園子、植草寛は、社外取締役であります。 

    2 当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため、また、能力主義に基づく積極的な 

      人材の登用のため、執行役員制度を導入しております。

    執行役員は9名で、生産統括部 生産部長兼購買部長 竹下由高、大阪支店長 中島勝彦、営業統括部 担当 

    部長 三川裕、広島支店長兼広島営業所長 波多野文三、関東工場長 印出真一、北関東支店長兼高崎営業所

    長 高橋真也、名古屋支店長兼名古屋営業所長 笠井秀哉、法務監査室長 山田広将、関東支店長兼東京営業

    所長 太田稔で構成されております。

     3 2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    4 2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

        5 監査等委員会の体制は、次のとおりであります。

         委員長 原田実、委員 堀之北重久、委員 萩原園子、委員 植草寛   6 萩原園子氏の戸籍上の氏名は、田中園子であります。   7 前任者の後藤馨悦氏の退任に伴う就任であるため、当社の定款の定めにより前任者の任期満了の時までと

         なります。前任者の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主

         総会終結の時までであります。  ② 社外役員の状況

    当社の社外取締役は3名であります。

    社外取締役堀之北重久氏は、直接会社の経営に関与した経験はありませんが、長年の公認会計士としての財務及び会計に関する知識や経験、また幅広い見識を当社の経営の監督に活かし、外部の視点を持って当社の社外取締役として職務を適切に遂行できるものと判断し、選任しております。

    社外取締役萩原園子氏は、直接会社の経営に関与した経験はありませんが、長年の弁護士としての専門的な知識と豊富な経験を当社の経営の監督に活かし、外部の視点を持って当社の社外取締役として職務を適切に遂行できるものと判断し、選任しております。

    社外取締役植草寛氏は、直接会社の経営に関与した経験はありませんが、長年の公認会計士としての専門的な知識と豊富な経験を当社の経営の監督に活かし、外部の視点を持って当社の社外取締役として職務を適切に遂行できるものと判断し、選任しております。

    なお、堀之北重久氏、萩原園子氏、植草寛氏と当社との利害関係については、特筆すべき事項はありません。

    当社では、社外取締役を選任するための独立性に関する基準は特に定めておりませんが、選任にあたっては、株式会社東京証券取引所の独立役員の独立性に関する基準を参考にし、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣から独立した立場で監査等委員である社外取締役として職務を適切に遂行できる十分な独立性を確保できることを前提に判断しております。

    なお当社は、一般株主との利益相反を生じるおそれがない独立性が高い人物であるとして、監査等委員である社外取締役3名を株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。

      ③ 経営の監督または監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

    監査等委員である社外取締役は、取締役会等に出席し、業務執行状況や内部統制の状況等の説明を受け、経営の監督を行っているほか、監査等委員会において監査計画に基づく内部監査及び監査等委員会監査並びに会計監査人の監査体制及び監査の方法を確認し、常勤監査等委員及び会計監査人より監査結果の報告を受けております。また、会計監査人及び法務監査室と情報交換や意見交換を行い、監査の充実を図っております。 

    (3)【監査の状況】

    ① 監査等委員会監査の状況

    当社における監査等委員会は、監査等委員4名からなり、監査等委員会監査基準に基づく年間の監査方針及び監査計画に従いグループ各社の経営状態、取締役の職務執行の適法性及び妥当性等を監査しております。

     なお、監査等委員4名のうち、堀之北重久氏及び植草寛氏は公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。

    当事業年度におきましては監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況及び監査等委員会における具体的な検討内容につきましては、次のとおりであります。

    役 職 名 氏 名 開催回数 出席回数 出席率
    常勤監査等委員 田 村 和 之(注1) 4 4 100%
    常勤監査等委員 原 田 実(注2) 10 10 100%
    社外監査等委員 渡 部 敏 雄(注1) 4 4 100%
    社外監査等委員 堀 之 北 重 久 14 14 100%
    社外監査等委員 後 藤 馨 悦(注3) 14 12 85.71%
    社外監査等委員 萩 原 園 子(注2) 10 10 100%

    (注 1)田村和之氏、渡部敏雄氏は、2024年6月26日開催の第90期定時株主総会終結の時をもって

            退任するまでの出席回数を記載しております。

        (注 2)原田実氏、萩原園子氏は、2024年6月26日開催の第90期定時株主総会において選任され、

        就任した後の出席回数を記載しております。

         (注 3)後藤馨悦氏は、2025年2月12日に逝去され退任するまでの出席回数を記載しております。

         (注 4)植草寛氏は、2025年6月26日開催の第91期定時株主総会において選任されましたので記載して

             おりません。

    決議事項 監査方針・監査計画の策定、常勤監査等委員の選定、職務分担の決定、監査等委員である取締役以外の取締役の意見の決定(選任・報酬等)、会計監査人の再任・不再任等の決定(会計監査人とのディスカッション等に基づく)、会計監査人の報酬等の同意、監査報告書の作成等
    審議・報告事項 会計監査人による期中レビュー結果報告及び会社法・金融商品取引法監査に関する結果報告、監査上の主要な検討事項(KAM)、内部統制、実地監査報告、会計監査人とのディスカッションに関する報告、取締役社長との面談に関するテーマ選定等

    常勤監査等委員の活動としては、取締役会や経営会議等社内の重要な会議への出席、取締役社長をはじめその他取締役との意見交換や、重要な決裁書類等の閲覧、法務監査室との十分な連携、主要な事業所・子会社における実地監査及び子会社の取締役・監査役等との意思疎通や情報交換等を行っております。

    ② 内部監査の状況

    内部監査については、社長直轄の独立した業務監査部門である法務監査室(組織人員3名)が、「内部監査規程」に基づき、業務監査を実施するとともに、財務報告に係る内部統制の有効性の検証を行っております。また、内部監査の結果については、代表取締役および監査等委員会に直接報告するとともに、その他の取締役には資料回覧で報告し、内部監査の実効性確保に取り組んでおります。

    ③ 会計監査の状況

    ア.監査法人の名称

     有限責任 あずさ監査法人

    イ.継続監査期間

     50年間

    上記は、調査が著しく困難であったため、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人の前身(の1つ)である新和監査法人が監査法人組織になって以降の期間について記載したものです。

    実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。

    ウ.業務を執行した公認会計士

      指定有限責任社員 : 秋山 高広(当該事業年度含む継続監査年数4年)
                   村松 通子(当該事業年度含む継続監査年数1年)

    エ.監査業務に係る補助者の構成

      公認会計士 6名、その他 7名

    オ.監査法人の選定方針と理由

    当社の監査等委員会は、「会計監査人の解任または不再任の決定の方針」を定めております。

     本方針の内容は後記の通りであり、監査等委員会においては、本方針を考慮し、監査法人の概要、監査体制、監査報酬の水準、独立性の事項等をもとに、当社の監査品質の維持が可能かを十分に審議したうえで決定しております。

    「会計監査人の解任または不再任の決定の方針」

     監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

     また、監査等委員会は会計監査人が会社法第340条第1項の各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。

    カ.監査等委員会による監査法人の評価

    当社の監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準に関する実務指針」にある「会計監査人の評価基準項目例」を踏まえた「会計監査人評価基準」を定め、監査等委員会において同基準に基づき中間審議及び本審議と年2回評価を実施しております。

    ④ 監査報酬の内容等

    ア.監査公認会計士等に対する報酬
    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 50 ― 53 ―
    連結子会社 ― ― ― ―
    計 50 ― 53 ―
    イ.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(ア.を除く)

    該当事項はありません。

    ウ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    エ.監査報酬の決定方針

    監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は特に定めておりませんが、監査日数等を勘案した上で決定しております。

    オ.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    当社の監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人が提出した監査計画の妥当性や適切性等を確認し、監査時間及び報酬単価などの算出根拠や内容を精査した結果、当該報酬等の額は相当であるものと判断し同意しております。

    (4)【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    ア.基本方針

    取締役(監査等委員であるものを除く。)の個人別の報酬は、世間水準及び経営内容、従業員給与などを考慮して設定した役位別「月額報酬表」を基に、業績及び従業員賞与の水準を勘案した賞与相当分を加え基本報酬とし、支給方法は定期同額給与として毎月一定の時期に支払うものとしております。

            イ.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定の方法

      取締役(監査等委員であるものを除く。)の個人別の報酬の決定に当たっては、独立社外取締役からの適切な関与・助言を得るとともに、取締役会に各取締役の報酬を開示し、取締役会の決議により決定しております。

    なお、監査等委員である取締役の個人別の報酬については、監査等委員会の協議により決定しております。

     ウ.役員の報酬等に関する株主総会の決議

     2016年6月28日開催の第82期定時株主総会において、取締役(監査等委員であるものを除く。)の報酬限度額は年額180百万円以内(使用人兼務取締役の使用人分給与等を除く。)、監査等委員である取締役の報酬限度額は年額42百万円以内と決議されております。

     当該株主総会終結時の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は8名、監査等委員である取締役の員数は4名(うち、社外取締役は3名)です。

    ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    取締役(監査等委員を除く。)(社外取締役を除く。) 133 8
    取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。) 17 2
    社外役員 15 4
    合計 166 14

    ※報酬等の総額は基本報酬のみであり、ストックオプション、賞与、退職慰労金及び非金銭報酬等は該当事項がないため、記載しておりません。

    (注)取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。

    ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等

      連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    (5)【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式を保有しますが、事業上の関係強化、また戦略上重要な目的を併せ持つ株式については、政策保有株式として区分いたします。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    ア.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の

    内容

    当社は、中長期的な関係維持、取引の維持・拡大など事業活動上の必要性がある場合は、純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)を必要最小限保有いたします。政策保有株式については、保有先企業との取引状況や当該企業の経営状況、資本効率及び保有によって得られるリターンとリスク等を踏まえ、取締役会において毎年1回、中長期的な経済合理性などについて検証を行うこととしております。なお、検証の結果、保有の合理性が認められなくなったと判断される銘柄については売却を行い、縮減を図ってまいります。また当社は、政策保有株式の議決権行使について、当該企業の中長期的な企業価値向上等の観点から総合的に判断し、行使しております。

    イ.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 2 23
    非上場株式以外の株式 8 825

    ウ.特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な   保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 160,720 160,720 ㈱三菱UFJ銀行との間で資金借入取引等の銀行取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 有
    323 250
    VTホールディングス㈱ 330,000 330,000 当社の建材製品の取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 有
    164 176
    ㈱横河ブリッジホールディングス 55,000 55,000 主に同社のシステム建築事業に係る取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 有
    138 162
    ㈱みずほフィナンシャルグループ 22,862 22,862 ㈱みずほ銀行との間で資金借入取引等の銀行取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 有
    92 69
    日本化学産業㈱ 50,000 50,000 主に住宅関連製品等の取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 有
    77 72
    クワザワホールディングス㈱ 27,472 27,472 当社の建材製品全般において取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 無
    15 25
    岡谷鋼機㈱ 1,800 900 主に環境関連製品等の取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。株式数の増加は株式分割によるものです。 有
    12 15
    DCMホールディングス㈱ 1,000 1,000 主にホームセンター向け建材製品の取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な関係の維持、強化を図るため、継続して保有しております。 無
    1 1

    (注)1  クワザワホールディングス㈱、岡谷鋼機㈱、DCMホールディングス㈱は、貸借対照表計上額が資本金額の100

       分の1以下でありますが、全上場株式銘柄について記載しております。

      2 定量的な保有効果については、個別取引の秘密保持の観点から記載が困難であります。保有の合理性は、保

       有目的、経済合理性等により検証しております。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式
    区分 当事業年度 前事業年度
    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円) 銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 ― ― ― ―
    非上場株式以外の株式 3 44 3 48
    区分 当事業年度
    受取配当金の合計額(百万円) 売却損益の合計額(百万円) 評価損益の合計額(百万円)
    非上場株式 ― ― ―
    非上場株式以外の株式 1 ― 28

    第5 【経理の状況】

    1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

      また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーへ参加しております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1) 【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 9,578 9,646
    受取手形、売掛金及び契約資産 ※1、※6 7,112 ※1 5,600
    電子記録債権 ※6 2,774 2,603
    商品及び製品 1,513 1,474
    仕掛品 164 169
    原材料及び貯蔵品 768 753
    その他 123 115
    貸倒引当金 △1 -
    流動資産合計 22,033 20,362
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 ※4 7,182 ※4 7,292
    減価償却累計額 △4,747 △4,875
    建物及び構築物(純額) 2,435 2,417
    機械装置及び運搬具 5,201 5,120
    減価償却累計額 △4,760 △4,621
    機械装置及び運搬具(純額) 441 499
    土地 ※4 2,732 ※4 2,732
    建設仮勘定 22 629
    その他 1,834 2,025
    減価償却累計額 △1,543 △1,661
    その他(純額) 290 363
    有形固定資産合計 5,922 6,642
    無形固定資産
    ソフトウエア 127 100
    その他 25 25
    無形固定資産合計 153 125
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※3 974 ※3 1,027
    繰延税金資産 17 10
    退職給付に係る資産 783 765
    賃貸不動産 829 828
    その他 218 143
    貸倒引当金 △11 △10
    投資その他の資産合計 2,813 2,764
    固定資産合計 8,889 9,533
    資産合計 30,922 29,895
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 ※6 2,491 2,007
    電子記録債務 ※6 4,557 3,910
    短期借入金 ※4 665 ※4 665
    未払金 432 479
    未払消費税等 209 33
    未払法人税等 737 160
    賞与引当金 483 512
    役員賞与引当金 41 35
    その他 ※2 300 ※2 251
    流動負債合計 9,919 8,057
    固定負債
    繰延税金負債 257 297
    退職給付に係る負債 46 48
    その他 511 522
    固定負債合計 815 868
    負債合計 10,734 8,925
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,760 1,760
    資本剰余金 1,168 1,168
    利益剰余金 17,091 18,309
    自己株式 △526 △925
    株主資本合計 19,494 20,312
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 502 528
    退職給付に係る調整累計額 191 128
    その他の包括利益累計額合計 694 657
    純資産合計 20,188 20,970
    負債純資産合計 30,922 29,895
    ② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

    【連結損益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    売上高 ※1 30,484 ※1 29,516
    売上原価 ※2 21,685 ※2 20,915
    売上総利益 8,799 8,601
    販売費及び一般管理費 ※3 6,343 ※3 6,540
    営業利益 2,455 2,061
    営業外収益
    受取利息 0 3
    受取配当金 29 34
    受取賃貸料 184 177
    売電収入 39 36
    作業くず売却益 36 32
    その他 13 21
    営業外収益合計 302 305
    営業外費用
    支払利息 1 3
    不動産賃貸費用 53 50
    売電費用 26 14
    保険解約損 - 11
    その他 5 1
    営業外費用合計 88 80
    経常利益 2,669 2,286
    特別利益
    固定資産売却益 ※4 190 -
    特別利益合計 190 -
    特別損失
    固定資産除却損 ※5 1 ※5 1
    投資有価証券評価損 4 -
    減損損失 ※6 117 ※6 6
    災害による損失 6 -
    特別損失合計 130 7
    税金等調整前当期純利益 2,729 2,279
    法人税、住民税及び事業税 1,029 637
    法人税等調整額 △156 53
    法人税等合計 873 690
    当期純利益 1,856 1,588
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,856 1,588

    【連結包括利益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    当期純利益 1,856 1,588
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 204 26
    退職給付に係る調整額 171 △62
    その他の包括利益合計 ※1 376 ※1 △36
    包括利益 2,232 1,551
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 2,232 1,551
    非支配株主に係る包括利益 - -

    ③【連結株主資本等変動計算書】

      前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,760 1,168 15,537 △343 18,122
    当期変動額
    剰余金の配当 △302 △302
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,856 1,856
    自己株式の取得 △182 △182
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 ― ― 1,553 △182 1,371
    当期末残高 1,760 1,168 17,091 △526 19,494
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 297 19 317 18,440
    当期変動額
    剰余金の配当 △302
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,856
    自己株式の取得 △182
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 204 171 376 376
    当期変動額合計 204 171 376 1,748
    当期末残高 502 191 694 20,188

      当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,760 1,168 17,091 △526 19,494
    当期変動額
    剰余金の配当 △371 △371
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,588 1,588
    自己株式の取得 △398 △398
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 ― ― 1,217 △398 818
    当期末残高 1,760 1,168 18,309 △925 20,312
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 502 191 694 20,188
    当期変動額
    剰余金の配当 △371
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,588
    自己株式の取得 △398
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 26 △62 △36 △36
    当期変動額合計 26 △62 △36 781
    当期末残高 528 128 657 20,970

    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 2,729 2,279
    減価償却費 416 454
    投資有価証券評価損 4 -
    減損損失 117 6
    災害による損失 6 -
    退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △88 △73
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1 2
    賞与引当金の増減額(△は減少) 162 29
    役員賞与引当金の増減額(△は減少) 17 △6
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △10 △2
    受取利息及び受取配当金 △29 △37
    受取保険金 △5 △8
    支払利息 1 3
    固定資産売却益 △190 -
    固定資産除却損 1 1
    売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) 164 1,683
    棚卸資産の増減額(△は増加) 141 48
    仕入債務の増減額(△は減少) △199 △1,130
    未払消費税等の増減額(△は減少) 99 △175
    その他 61 △99
    小計 3,402 2,975
    利息及び配当金の受取額 29 37
    利息の支払額 △1 △4
    保険金の受取額 0 8
    法人税等の支払額 △770 △1,197
    営業活動によるキャッシュ・フロー 2,659 1,820
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の預入による支出 △50 △50
    定期預金の払戻による収入 50 50
    有形固定資産の取得による支出 △262 △962
    有形固定資産の売却による収入 232 -
    無形固定資産の取得による支出 △25 △16
    投資有価証券の取得による支出 △0 △0
    投資有価証券の売却による収入 - 0
    関係会社株式の取得による支出 - △3
    賃貸不動産の取得による支出 - △23
    その他 6 55
    投資活動によるキャッシュ・フロー △49 △950
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入れによる収入 1,805 1,850
    短期借入金の返済による支出 △1,805 △1,850
    リース債務の返済による支出 △29 △33
    配当金の支払額 △301 △368
    自己株式の取得による支出 △182 △399
    財務活動によるキャッシュ・フロー △513 △802
    現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,097 67
    現金及び現金同等物の期首残高 7,430 9,528
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 9,528 ※1 9,596
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称

     連結子会社は、㈱三洋工業九州システム、㈱三洋工業東北システム、㈱三洋工業北海道システム、㈱三洋工業東京システム、フジオカエアータイト㈱及びスワン商事㈱の6社であります。

     (2) 主要な非連結子会社の名称

       三洋UD㈱

     (3) 非連結子会社を連結の範囲から除いた理由

        非連結子会社は小規模であり、総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等は、いずれも連結財務諸表に重要

      な影響を及ぼしていないためであります。

    2 持分法の適用に関する事項

     (1) 持分法を適用しない非連結子会社の名称

       三洋UD㈱

     (2) 持分法を適用しない理由

       持分法を適用していない会社は小規模であり、当期純損益及び利益剰余金等は、いずれも連結財務諸表に重要な

      影響を及ぼしていないためであります。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

      連結子会社の事業年度末日と連結決算日は一致しております。 4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    有価証券

    関連会社株式

    …移動平均法による原価法

    その他有価証券

    市場価格のあるもの

    …時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    市場価格のないもの

    …移動平均法による原価法

    棚卸資産

    通常の販売目的で保有する棚卸資産

    先入先出法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産及び賃貸不動産

    (リース資産を除く)

    建物

    1998年3月31日以前取得した建物

    …定率法

    1998年4月1日以降取得した建物 (建物附属設備を除く)

    …定額法

    建物附属設備及び構築物

    2016年3月31日以前取得した建物附属設備及び構築物

    …定率法

    2016年4月1日以降取得した建物附属設備及び構築物

    …定額法

    その他

    …定率法

      なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

    ② 無形固定資産(リース資産を除く)

    ソフトウエア

     …定額法

    なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

    その他

     …定額法

      なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

    ③ リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

      債権(売掛金等)の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    ② 賞与引当金

      従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、将来の支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

    ③ 役員賞与引当金

      連結子会社は、役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

    ② 数理計算上の差異の費用処理方法 

    各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

    ③ 小規模企業等における簡便法の採用

    一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

     「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。)を適用しており、当社グループは、主な収益を当社建築用金物・資材等の据付・施工を含む工事契約から生じる収益及びこれら当社製品の販売から生じる収益と認識しております。

     工事契約に関しては、主にビルや商業施設、集合住宅等の新築及びリニューアル工事の一環として、壁天井下地や床システム等の工事の施工を請け負うものであり、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定期間にわたり収益を認識しております。

     履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づき行っております。

     ただし、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないものの、当該履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

     当社グループの製品販売は、主に国内顧客に対して顧客との販売契約に基づいて建築用金物・資材等を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、製品を引き渡す一時点において、顧客が当該製品に対する支配を獲得して充足されるものの、出荷時点からその支配が顧客に移転されるまでの期間はごく短いため、出荷時点を履行義務の充足とみなし収益を認識しております。

    (6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

      連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなります。 

    (重要な会計上の見積り)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    履行義務の充足に係る進捗度の測定における工事原価総額の見積り

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

         履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益 17,150百万円

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     履行義務の充足に係る進捗度(以下、進捗度という。)に基づく収益認識にあたっては、工事収益総額、工事

           原価総額及び連結会計年度末における進捗度を合理的に見積もる必要があります。

      進捗度の見積りにあたっては、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合

      に基づき行っております。また、進捗度に基づく収益認識の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算

       管理資料を使用して見積もっております。

       工事原価総額の見積りは、当連結会計年度末に施工中の工事の内容や工期に重要な変更がないものと仮定して

       作成しておりますが、工事契約締結後の工事契約を取り巻く状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可

      能性があり、その見積りに不確実性を伴っております。

      その結果、翌連結会計年度の連結財務諸表において進捗度に基づく収益認識金額に重要な影響を与える可能性

     があります。

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    履行義務の充足に係る進捗度の測定における工事原価総額の見積り

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

         履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益 17,087百万円

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     履行義務の充足に係る進捗度(以下、進捗度という。)に基づく収益認識にあたっては、工事収益総額、工事

           原価総額及び連結会計年度末における進捗度を合理的に見積もる必要があります。

      進捗度の見積りにあたっては、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合

      に基づき行っております。また、進捗度に基づく収益認識の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算

       管理資料を使用して見積もっております。

       工事原価総額の見積りは、当連結会計年度末に施工中の工事の内容や工期に重要な変更がないものと仮定して

       作成しておりますが、工事契約締結後の工事契約を取り巻く状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可

      能性があり、その見積りに不確実性を伴っております。

      その結果、翌連結会計年度の連結財務諸表において進捗度に基づく収益認識金額に重要な影響を与える可能性

     があります。

    (会計方針の変更)

    「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。

    法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65項-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。

    (未適用の会計基準等)

    ・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)

    ・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日)等

    (1)概要

    国際的な会計基準と同様に、借手のすべてのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるもの。

    (2)適用予定日

      2028年3月期の期首より適用予定であります。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 受取手形、売掛金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、それぞれ以下のと

       おりであります。

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    受取手形 2,326百万円 1,075百万円
    売掛金 3,875 3,621
    契約資産 909 903

    ※2 その他のうち、契約負債の金額は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    契約負債 21百万円 6百万円

    ※3 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    投資有価証券(株式) 0百万円 3百万円

    ※4 担保資産及び担保付債務

    担保差入資産

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    建物 177百万円 175百万円
    土地 610 610
    計 788 785

    上記の担保資産に対する債務

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    短期借入金 665百万円 665百万円

    5 受取手形裏書譲渡高

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    受取手形裏書譲渡高 5 百万円 ―

    ※6 期末日満期手形等の会計処理については、手形等交換日をもって決済処理をしております。

    なお、前連結会計年度の末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形等が期末残高に含まれております。

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    受取手形 241百万円 ―
    電子記録債権 192 ―
    支払手形 194 ―
    電子記録債務 65 ―
    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

       売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う、簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

    前連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日) 当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)
    13 百万円 13 百万円

    ※3(1) 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額

    前連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日) 当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)
    運賃・荷造費 1,244 百万円 1,237 百万円
    給与 1,903 2,019
    賞与引当金繰入額 372 402
    役員賞与引当金繰入額 41 35
    退職給付費用 47 31
    厚生費 424 447
    減価償却費 150 181
    貸倒引当金繰入額 △10 △2

    (2) 研究開発費の総額

    前連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日) 当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)
    169 百万円 174 百万円

    ※4 固定資産売却益の内訳

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    土地 190百万円 ―

    ※5 固定資産除却損の内訳

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    建物及び構築物 0百万円 0百万円
    機械装置及び運搬具 0 0
    その他 0 0
    計 1 1

    ※6 減損損失

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

       当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

      (1)減損損失を認識した資産グループの概要

    用途 種類 場所 件数 金額(百万円)
    営業所 建物及び構築物 大阪府吹田市 4 1
    営業所 その他 北海道釧路郡 2 4
    スワン商事㈱本社・工場 土地 福井県坂井市石川県七尾市 2 111
    合計 ― ― 8 117

       (2)減損損失の認識に至った経緯

    営業所、スワン商事㈱本社・工場における営業活動から生ずるキャッシュ・フローが継続してマイナスである資産グループについて、資産グループから生み出される割引前将来キャッシュ・フローの見積りの総額が帳簿価額を下回った場合に、減損損失を認識し、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

      (3)減損損失の内訳

    種類 金額(百万円)
    建物及び構築物 1
    その他(工具、器具及び備品) 0
    その他(リース資産) 4
    土地 111
    合計 117

     (4)資産のグルーピングの方法

    当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として三洋工業㈱は営業所を、また、連結子会社は各会社を基本単位としてグルーピングしております。

     (5)回収可能価額の算定方法

    資産グループの回収可能価額について、提出会社は使用価値により、連結子会社であるスワン商事㈱は正味売却価額により測定しており、建物、土地については不動産鑑定評価等により評価しております。

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

      (1)減損損失を認識した資産グループの概要

    用途 種類 場所 件数 金額(百万円)
    営業所 建物及び構築物、その他 愛媛県松山市 4 2
    営業所 その他 山形県山形市 1 4
    合計 ― ― 5 6

       (2)減損損失の認識に至った経緯

    営業所における営業活動から生ずるキャッシュ・フローが継続してマイナスである資産グループについて、資産グループから生み出される割引前将来キャッシュ・フローの見積りの総額が帳簿価額を下回った場合に、減損損失を認識し、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

      (3)減損損失の内訳

    種類 金額(百万円)
    建物及び構築物 1
    その他(工具、器具及び備品) 0
    その他(リース資産) 4
    合計 6

     (4)資産のグルーピングの方法

    当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として三洋工業㈱は営業所を、また、連結子会社は各会社を基本単位としてグルーピングしております。

     (5)回収可能価額の算定方法

    資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しております。将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額を零として減損損失を計上しております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 293百万円 49百万円
    組替調整額 ― ―
    法人税等及び税効果調整前 293 49
    法人税等及び税効果額 △88 △23
    その他有価証券評価差額金 204 26
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 273百万円 △49百万円
    組替調整額 △25 △41
    法人税等及び税効果調整前 248 △91
    法人税等及び税効果額 △76 28
    退職給付に係る調整額 171 △62
    その他の包括利益合計 376 △36
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 3,520,000 ― ― 3,520,000

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 158,875 75,400 234,275

     (変動事由の概要)

     2023年12月13日の取締役会決議による自己株式の取得 75,400株

    3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

     (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月28日定時株主総会 普通株式 168 50円00銭 2023年3月31日 2023年6月29日
    2023年11月8日取締役会 普通株式 134 40円00銭 2023年9月30日 2023年12月4日

     (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月26日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 213 65円00銭 2024年3月31日 2024年6月27日

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 3,520,000 ― ― 3,520,000

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 234,275 136,597 ― 370,872

     (変動事由の概要)

     2024年8月6日の取締役会決議による自己株式の取得 136,400株

     単元未満株式の買取りによる増加 197株

    3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

     (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月26日定時株主総会 普通株式 213 65円00銭 2024年3月31日 2024年6月27日
    2024年11月8日取締役会 普通株式 157 50円00銭 2024年9月30日 2024年12月3日

     (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2025年6月26日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 173 55円00銭 2025年3月31日 2025年6月27日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    現金及び預金勘定 9,578百万円 9,646百万円
    預入期間が3ヶ月を超える定期預金等 △50 △50
    現金及び現金同等物 9,528 9,596
    (リース取引関係)

    (借主側)

    ファイナンス・リース取引

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    ①リース資産の内容

    有形固定資産

    金属下地材及びアルミ建材に関する運搬具であります。

    ②リース資産の減価償却の方法

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    (金融商品関係)

    1.金融商品の状況に関する事項

    (1)金融商品に対する取組方針

    当社グループは、一時的な余資は安全性の高い金融資産に限定して運用し、資金調達については金融機関の借入等によっております。

    (2)金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されています。

    投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されています。

    営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務は、1年以内の支払期日のものです。

    借入金は、運転資金(主に短期)及び設備投資資金(主に長期)に係る資金調達です。また、営業債務や未払金、借入金は、流動性リスクに晒されています。

    (3)金融商品に係るリスク管理体制

    ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

    当該リスクに関しましては、当社グループの「与信管理規程」に従い、常時販売活動を通じて取引先の信用状況を把握し、不良債権の抑止に努めております。また、必要に応じ、不動産への担保設定、保証金の取得など適切な債権保全策を行っております。

    ② 市場リスクの管理

    主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に時価を把握しております。

    ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社グループでは各社が月次に資金繰表を作成することなどにより、流動性リスクを管理しています。

    2.金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    また、現金は注記を省略しており、預金、受取手形、売掛金及び契約資産、電子記録債権、支払手形及び買掛金、電子記録債務、短期借入金、未払金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    連結貸借対照表計上額 時価 差額
    投資有価証券
    その他有価証券 946 946 ―
    資産計 946 946 ―

    (注)市場価格のない株式等は、「投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の 

      連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    (単位:百万円)
    区分 前連結会計年度(2024年3月31日)
    非上場株式 27

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    連結貸借対照表計上額 時価 差額
    投資有価証券
    その他有価証券 1,000 1,000 ―
    資産計 1,000 1,000 ―

    (注)市場価格のない株式等は、「投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の 

      連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    (単位:百万円)
    区分 当連結会計年度(2025年3月31日)
    非上場株式 26

    3.金融商品の時価のレベルごとの内訳などに関する事項

         金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つに別に分類しております。

        レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

        レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

        レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

         時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ

        属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    ①  時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券その他有価証券 946 ― ― 946

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券その他有価証券 1,000 ― ― 1,000

    (注) 時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

       投資有価証券

       上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、

      その時価をレベル1の時価に分類しております。

    (注1)金銭債権の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 9,578 ― ― ―
    受取手形及び売掛金 6,202 ― ― ―
    電子記録債権 2,774 ― ― ―
    合計 18,555 ― ― ―

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 9,646 ― ― ―
    受取手形及び売掛金 4,697 ― ― ―
    電子記録債権 2,603 ― ― ―
    合計 16,946 ― ― ―

    (注2)社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 665 ― ― ― ― ―
    長期借入金 ― ― ― ― ― ―
    合計 665 ― ― ― ― ―

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 665 ― ― ― ― ―
    長期借入金 ― ― ― ― ― ―
    合計 665 ― ― ― ― ―
    (有価証券関係)

    1 その他有価証券

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 946 224 721
    小計 946 224 721
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 ― ― ―
    小計 ― ― ―
    合計 946 224 721

    (注)非上場株式(連結貸借対照表計上額27百万円)については、市場価格がないため上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 1,000 229 771
    小計 1,000 229 771
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 ― ― ―
    小計 ― ― ―
    合計 1,000 229 771

    (注)非上場株式(連結貸借対照表計上額26百万円)については、市場価格がないため上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    2 連結会計年度中に売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    該当事項はありません。

    3 減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度において、有価証券について4百万円(その他有価証券の株式4百万円)減損処理を行っております。

    (退職給付関係)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度を採用しております。

    確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。

    なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられたものを除く)

    (百万円)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 2,404 2,349
    勤務費用 107 106
    利息費用 19 18
    数理計算上の差異の発生額 8 13
    退職給付の支払額 △188 △162
    退職給付債務の期末残高 2,349 2,326

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられたものを除く)

    (百万円)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    年金資産の期首残高 2,851 3,133
    期待運用収益 42 47
    数理計算上の差異の発生額 281 △36
    事業主からの拠出額 146 110
    退職給付の支払額 △188 △162
    年金資産の期末残高 3,133 3,092

    (3)簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    (百万円)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    退職給付に係る負債の期首残高 45 46
    退職給付費用 4 4
    退職給付の支払額 △1 △0
    制度への拠出額 △1 △1
    退職給付に係る負債の期末残高 46 48

    (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (百万円)

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 2,420 2,399
    年金資産 △3,157 △3,116
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △737 △716
    退職給付に係る負債 46 48
    退職給付に係る資産 △783 △765
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △737 △716

    (注)簡便法を適用した制度を含みます。 

    (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    (百万円)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    勤務費用 107 106
    利息費用 19 18
    期待運用収益 △42 △47
    数理計算上の差異の費用処理額 △25 △41
    簡便法で計算した退職給付費用 4 4
    確定給付制度に係る退職給付費用 63 41

    (6) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    (百万円)

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    数理計算上の差異 248 △91
    合計 248 △91

    (7) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    (百万円)

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 △276 △185
    合計 △276 △185

    (8) 年金資産に関する事項

    ①年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    債券 34% 36%
    株式 32% 29%
    現金及び預金 5% 4%
    一般勘定 15% 15%
    その他 14% 16%
    合計 100% 100%

    ②長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    割引率 0.8% 0.8%
    長期期待運用収益率 1.5% 1.5%
    予想昇給率 6.5% 7.8%
    (ストック・オプション等関係)

     該当事項はありません。

    (税効果会計関係)

     1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    繰延税金資産
    税務上の繰越欠損金(注)1 4百万円 1百万円
    貸倒引当金 3 3
    賞与引当金 148 156
    退職給付に係る負債 14 15
    減損損失 56 57
    その他 164 125
    繰延税金資産小計 391 360
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 △4 △1
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △121 △126
    評価性引当額小計 △126 △127
    繰延税金資産合計 265 233
    繰延税金負債との相殺 △247 △223
    繰延税金資産の純額 17 10
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 △219 △243
    固定資産圧縮積立金 △33 △34
    資産除去債務 △0 △0
    退職給付に係る資産 △242 △242
    その他 △7 △0
    繰延税金負債合計 △504 △520
    繰延税金資産との相殺 247 223
    繰延税金負債の純額 △257 △297

    (注) 1.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2024年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(a) ― ― ― ― ― 4 4百万円
    評価性引当額 ― ― ― ― ― △4 △4 〃
    繰延税金資産 ― ― ― ― ― ― ―

    (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    当連結会計年度(2025年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(a) ― ― ― ― ― 1 1百万円
    評価性引当額 ― ― ― ― ― △1 △1 〃
    繰延税金資産 ― ― ― ― ― ― ―

    (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.2 0.3
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.0 △0.1
    住民税均等割等 1.4 1.6
    評価性引当額 0.8 △0.0
    法人税額特別控除 △2.2 △3.7
    その他 1.2 1.5
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 32.0 30.2

     3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

      税法の改正に伴い、翌連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債に

      ついては、法定実効税率を30.62%から31.52%に変更し計算しております。

    この変更により、当連結会計年度の繰延税金負債が12百万円、法人税等調整額が5百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が6百万円減少しております。

    (資産除去債務関係)

    1.資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

    (1)当該資産除去債務の概要

    当社グループが所有している建物の解体時におけるアスベスト除去費用等につき資産除去債務を計上しております。

    (2)当該資産除去債務の金額の算定方法

    負債計上した資産除去債務の金額の算定にあたっては、使用見込期間を取得から9年~50年と見積り、割引率は0.147%~2.293%を使用しております。

    (3)当該資産除去債務の総額の増減

    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    期首残高 50百万円 49百万円
    資産除去債務履行差額 △1 ―
    時の経過による調整額 0 0
    期末残高 49 49

       (注)資産除去債務は、連結貸借対照表において、固定負債のその他に含めて記載しております。

    2.連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務

      営業所等に関わる原状回復費用

    当社グループは、営業所等の不動産賃貸借契約に基づく、退去時の原状回復に関わる債務等を有しておりますが、当該債務に関連する賃借資産の使用期間が明確でなく、現時点において、将来退去する予定もないことから、資産除去債務を合理的に見積もることができません。そのため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。

    (賃貸等不動産関係)

    当社及び一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル等を有しております。

    2024年3月期における当該賃貸等不動産に関する損益は130百万円(賃貸収益は営業外収益に、賃貸費用等は主に営業外費用に計上)であります。

    2025年3月期における当該賃貸等不動産に関する損益は126百万円(賃貸収益は営業外収益に、賃貸費用等は主に営業外費用に計上)であります。

    また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は以下のとおりであります。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日) 当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)
    連結貸借対照表計上額 期首残高 1,000 974
    期中増減額 △26 △2
    期末残高 974 972
    期末時価 1,970 2,098

    (注)

    1. 連結貸借対照表計上額は、取得価額から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

    2. 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な減少は、減価償却費(26百万円)であります。

    当連結会計年度の主な増加は、Y&Sビルの空調設備リニューアル(23百万円)であり、減少は、減価償却費( 25百万円)であります。         

    3. 前連結貸借対照表計上額には資産除去債務(2百万円)を含んでおります。

    当連結貸借対照表計上額には資産除去債務(2百万円)を含んでおります。

    4. 期末の時価は、主として「路線価による相続税評価額」に基づいて自社で算定した金額であります。

    (収益認識関係)

     1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

     前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)              

                                                 (単位:百万円)

    報告セグメント その他(注) 合計
    三洋工業 システム子会社 計
    一定時点で移転される財又はサービス 12,223 778 13,001 332 13,333
    一定の期間にわたり移転される財又はサービス 10,776 6,193 16,969 180 17,150
    顧客との契約から生じる収益 22,999 6,971 29,971 513 30,484
    外部顧客への売上高 22,999 6,971 29,971 513 30,484

     (注)「その他」区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フジオカエアータイト㈱及びスワン商事

       ㈱を含んでおります。

     当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)              

                                                 (単位:百万円)

    報告セグメント その他(注) 合計
    三洋工業 システム子会社 計
    一定時点で移転される財又はサービス 11,526 482 12,009 420 12,429
    一定の期間にわたり移転される財又はサービス 10,733 6,144 16,878 208 17,087
    顧客との契約から生じる収益 22,260 6,627 28,887 628 29,516
    外部顧客への売上高 22,260 6,627 28,887 628 29,516

     (注)「その他」区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フジオカエアータイト㈱及びスワン商事

       ㈱を含んでおります。

     2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

       収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」4.会計

      方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

     3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年

      度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する

      情報

     前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)              

     (1) 契約資産及び契約負債の残高等

                              (単位:百万円)

    前連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高)
    受取手形 2,603
    売掛金 4,138
    電子記録債権 2,101
    8,842
    顧客との契約から生じた債権(期末残高)
    受取手形 2,326
    売掛金 3,875
    電子記録債権 2,774
    8,977
    契約資産(期首残高) 1,207
    契約資産(期末残高) 909
    契約負債(期首残高) 1
    契約負債(期末残高) 21

     契約資産は、主に工事請負契約等において、進捗度の測定に基づいて認識した収益にかかる未請求金額であり、工事完了後顧客の検収時に売上債権へ振り替えられます。契約負債は、主に当該工事請負契約における顧客からの前受金であります。

    契約資産及び契約負債の残高は、「連結貸借対照表に関する注記」に記載のとおりであります。

    なお、当期に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は1百万円であります。

     また、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、前連結会計年度に認識した収益(主に取引価格の変動)の額は△22百万円であります。

     (2)残存履行義務に配分した取引価格

     前連結会計年度末において、未充足(又は部分的に未充足)の履行義務に配分した取引価格の金額及びそのうち将来認識されると見込まれる金額は以下のとおりであります。

                            (単位:百万円)

    前連結会計年度
    1年以内 1,091
    1年超 82
    合計 1,174

     当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)              

     (1) 契約資産及び契約負債の残高等

                              (単位:百万円)

    当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高)
    受取手形 2,326
    売掛金 3,875
    電子記録債権 2,774
    8,977
    顧客との契約から生じた債権(期末残高)
    受取手形 1,075
    売掛金 3,621
    電子記録債権 2,603
    7,300
    契約資産(期首残高) 909
    契約資産(期末残高) 903
    契約負債(期首残高) 21
    契約負債(期末残高) 6

     契約資産は、主に工事請負契約等において、進捗度の測定に基づいて認識した収益にかかる未請求金額であり、工事完了後顧客の検収時に売上債権へ振り替えられます。契約負債は、主に当該工事請負契約における顧客からの前受金であります。

    契約資産及び契約負債の残高は、「連結貸借対照表に関する注記」に記載のとおりであります。

    なお、当期に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は20百万円であります。

     また、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益(主に取引価格の変動)の額は41百万円であります。

     (2)残存履行義務に配分した取引価格

     当連結会計年度末において、未充足(又は部分的に未充足)の履行義務に配分した取引価格の金額及びそのうち将来認識されると見込まれる金額は以下のとおりであります。

                            (単位:百万円)

    当連結会計年度
    1年以内 1,244
    1年超 49
    合計 1,293
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1  報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社グループは、当社及び連結子会社で構成されており、それぞれが独立した経営単位として、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。三洋工業株式会社では、建築用金物・資材の製造、販売及び施工を行っており、システム子会社4社では建築用金物・資材のうち、主に床システムの施工を行っております。

    したがって、当社グループは三洋工業を中心とした会社別のセグメントから構成されており、「三洋工業」及び「システム子会社」の2つを報告セグメントとしております。 2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成方法と同一であります。

    報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

    セグメント間の売上高は、「三洋工業」と「システム子会社」間の取引は売上原価に一定割合を加算した価格に、それ以外の取引については第三者間取引価格に基づいております。 

    3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 合計
    三洋工業 システム子会社 計
    売上高
    外部顧客への売上高 22,999 6,971 29,971 513 30,484
    セグメント間の内部売上高  又は振替高 1,276 274 1,551 181 1,733
    計 24,276 7,246 31,523 694 32,217
    セグメント利益 1,741 604 2,345 1 2,347
    セグメント資産 26,560 4,481 31,042 1,218 32,260
    その他の項目
    減価償却費 407 3 410 5 416
    減損損失 6 ― 6 111 117
    有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 389 0 390 0 391

    (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フジオカエアータイト㈱及びスワン商事㈱を含んでおります。 

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 合計
    三洋工業 システム子会社 計
    売上高
    外部顧客への売上高 22,260 6,627 28,887 628 29,516
    セグメント間の内部売上高  又は振替高 1,122 274 1,396 182 1,579
    計 23,383 6,901 30,284 811 31,095
    セグメント利益 1,407 484 1,892 36 1,928
    セグメント資産 25,981 4,076 30,058 1,216 31,274
    その他の項目
    減価償却費 445 4 450 4 454
    減損損失 6 ― 6 ― 6
    有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,122 3 1,126 0 1,126

    (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フジオカエアータイト㈱及びスワン商事㈱を含んでおります。  4  報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

    (単位:百万円)
    売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 31,523 30,284
    「その他」の区分の売上高 694 811
    セグメント間取引消去 △1,733 △1,579
    連結財務諸表の売上高 30,484 29,516
    (単位:百万円)
    利益 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 2,345 1,892
    「その他」の区分の利益 1 36
    セグメント間取引消去 107 132
    連結財務諸表の営業利益 2,455 2,061
    (単位:百万円)
    資産 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 31,042 30,058
    「その他」の区分の資産 1,218 1,216
    投資と資本の相殺消去 △185 △185
    その他調整額(注) △1,151 △1,193
    連結財務諸表の資産 30,922 29,895

    (注)その他調整額は、主にセグメント間の貸付金の消去額(前連結会計年度1,216百万円、当連結会計年度1,188百万円)であります。

    (単位:百万円)
    その他の項目 報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額
    前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度
    減価償却費 410 450 5 4 △0 △0 416 454
    減損損失 6 6 111 ― ― ― 117 6
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 390 1,126 0 0 ― ― 391 1,126

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産

    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3  主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を超える相手先がないため、記載はありません。 

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産

    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3  主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を超える相手先がないため、記載はありません。 

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    1株当たり純資産額 6,144.21円 6,659.01円
    1株当たり当期純利益 556.44円 497.23円

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。

     2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    項目 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,856 1,588
    普通株主に帰属しない金額 (百万円) ― ―
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,856 1,588
    普通株式の期中平均株式数 (千株) 3,335 3,194

       3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    項目 前連結会計年度(2024年3月31日) 当連結会計年度(2025年3月31日)
    純資産の部の合計額(百万円) 20,188 20,970
    純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) ― ―
    (うち非支配株主持分) ― ―
    普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 20,188 20,970
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 (千株) 3,285 3,149
    (重要な後発事象)

    当社は、2025年5月15日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議し、自己株式の取得を以下のとおり実施いたしました。

    (1)自己株式の取得を行う理由

     機動的な資本政策の遂行を図るため

    (2)取得に係る事項の内容 

     ①取得する株式の種類  普通株式

     ②取得する株式の数   160,000株(上限)

     ③株式取得価額の総額  576百万円(上限)

     ④自己株式取得の期間  2025年5月16日

     ⑤取得方法       東京証券取引所の自己株式立会外買付取引

                 (ToSTNeT-3)による買付け

    (3)自己株式の取得結果

     上記決議に基づき、当社普通株式144,100株(取得価額497百万円)を取得し、2025年5月16日に当該決議に伴う自己株式の取得を終了いたしました。

    ⑤ 【連結附属明細表】
    【社債明細表】

        該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 665 665 0.81 ―
    1年以内に返済予定の長期借入金 ― ― ― ―
    1年以内に返済予定のリース債務 30 33 ─ ―
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) ― ― ― ―
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 142 156 ─ 2026年5月20日~ 2035年1月20日
    その他有利子負債 ― ― ― ―
    合計 838 854 ― ―

    (注) 1 「平均利率」については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2 リース債務については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額で、連結貸借対照表に計上しているため、「平均利率」の記載を行っておりません。

    3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額

    区分 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    長期借入金 ― ― ― ―
    リース債務 31 27 24 21
    【資産除去債務明細表】

    当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

    (2) 【その他】

    当連結会計年度における半期情報等

    第1四半期連結累計期間 中間連結会計期間 第3四半期連結累計期間 当連結会計年度
    売上高(百万円) 6,293 13,350 21,684 29,516
    税金等調整前中間(四半期)(当期)純利益(百万円) 364 806 1,610 2,279
    親会社株主に帰属する中間(四半期)(当期)純利益(百万円) 138 467 1,051 1,588
    1株当たり中間(四半期)(当期)純利益(円) 42.07 144.27 327.47 497.23
    第1四半期連結会計期間 第2四半期連結会計期間 第3四半期連結会計期間 第4四半期連結会計期間
    1株当たり四半期純利益(円) 42.07 103.06 185.33 170.64

    (注)第1四半期連結累計期間及び第3四半期連結累計期間に係る財務情報に対するレビュー:無

    2 【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ①【貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 7,709 8,095
    受取手形 ※1、※4 1,855 ※1 932
    電子記録債権 ※4 2,319 1,966
    売掛金 ※1 3,199 ※1 2,886
    契約資産 664 602
    商品及び製品 1,430 1,409
    仕掛品 152 159
    原材料及び貯蔵品 678 662
    前払費用 95 95
    関係会社短期貸付金 72 51
    その他 8 11
    貸倒引当金 △1 -
    流動資産合計 18,185 16,873
    固定資産
    有形固定資産
    建物 ※2 5,750 ※2 5,862
    減価償却累計額 △3,463 △3,579
    建物(純額) 2,287 2,283
    構築物 582 581
    減価償却累計額 △523 △529
    構築物(純額) 59 51
    機械及び装置 5,008 4,919
    減価償却累計額 △4,573 △4,432
    機械及び装置(純額) 434 487
    車両運搬具 22 30
    減価償却累計額 △16 △18
    車両運搬具(純額) 6 12
    工具、器具及び備品 1,450 1,596
    減価償却累計額 △1,315 △1,401
    工具、器具及び備品(純額) 135 195
    土地 ※2 2,145 ※2 2,145
    リース資産 262 304
    減価償却累計額 △109 △139
    リース資産(純額) 153 164
    建設仮勘定 22 629
    有形固定資産合計 5,244 5,969
    無形固定資産
    ソフトウエア 127 100
    その他 20 20
    無形固定資産合計 148 120
    (単位:百万円)
    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    投資その他の資産
    投資有価証券 845 892
    関係会社株式 185 189
    従業員に対する長期貸付金 0 0
    前払年金費用 428 497
    関係会社長期貸付金 494 486
    破産更生債権等 7 7
    長期前払費用 8 -
    賃貸不動産 ※3 829 ※3 828
    その他 188 122
    貸倒引当金 △7 △7
    投資その他の資産合計 2,981 3,017
    固定資産合計 8,374 9,107
    資産合計 26,560 25,981
    負債の部
    流動負債
    支払手形 135 98
    電子記録債務 4,108 3,283
    買掛金 ※1 1,256 ※1 1,128
    短期借入金 ※1,※2 1,250 ※1,※2 1,250
    リース債務 30 33
    未払金 ※1 408 ※1 456
    未払費用 55 58
    未払消費税等 136 -
    未払法人税等 536 79
    前受金 37 16
    預り金 ※1 102 ※1 98
    賞与引当金 406 430
    設備関係支払手形 7 -
    その他 120 102
    流動負債合計 8,595 7,035
    固定負債
    リース債務 142 156
    繰延税金負債 148 211
    資産除去債務 41 41
    その他 300 296
    固定負債合計 633 706
    負債合計 9,228 7,741
    (単位:百万円)
    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,760 1,760
    資本剰余金
    資本準備金 1,168 1,168
    資本剰余金合計 1,168 1,168
    利益剰余金
    利益準備金 440 440
    その他利益剰余金
    固定資産圧縮積立金 76 76
    別途積立金 10,000 10,700
    繰越利益剰余金 3,980 4,560
    利益剰余金合計 14,496 15,776
    自己株式 △526 △925
    株主資本合計 16,899 17,780
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 432 459
    評価・換算差額等合計 432 459
    純資産合計 17,332 18,239
    負債純資産合計 26,560 25,981

    ②【損益計算書】

    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
    売上高 ※2 24,276 ※2 23,383
    売上原価
    商品及び製品期首棚卸高 1,430 1,430
    当期製品製造原価 8,161 7,767
    当期商品仕入高 ※2 9,193 ※2 8,849
    合計 18,785 18,048
    商品及び製品期末棚卸高 1,430 1,409
    売上原価合計 17,354 16,638
    売上総利益 6,922 6,744
    販売費及び一般管理費 ※1 5,180 ※1 5,337
    営業利益 1,741 1,407
    営業外収益
    受取利息 ※2 3 ※2 6
    受取配当金 ※2 183 ※2 433
    受取賃貸料 ※2 201 ※2 198
    売電収入 39 36
    経営指導料 ※2 88 ※2 109
    その他 45 49
    営業外収益合計 561 834
    営業外費用
    支払利息 ※2 2 ※2 4
    不動産賃貸費用 53 50
    売電費用 ※2 32 ※2 19
    保険解約損 - 11
    その他 5 0
    営業外費用合計 93 86
    経常利益 2,209 2,155
    特別利益
    固定資産売却益 ※3 190 -
    特別利益合計 190 -
    特別損失
    固定資産除却損 ※4 1 ※4 1
    減損損失 ※5 6 ※5 6
    特別損失合計 7 7
    税引前当期純利益 2,392 2,148
    法人税、住民税及び事業税 794 455
    法人税等調整額 △142 42
    法人税等合計 652 497
    当期純利益 1,740 1,651

    ③【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    固定資産圧縮積立金 固定資産圧縮特別勘定積立金 別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 1,760 1,168 1,168 440 76 235 9,500 2,807 13,058
    当期変動額
    剰余金の配当 △302 △302
    当期純利益 1,740 1,740
    別途積立金の積立 500 △500
    自己株式の取得
    固定資産圧縮特別勘定積立金の取崩 △235 235
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 ― ― ― ― ― △235 500 1,173 1,438
    当期末残高 1,760 1,168 1,168 440 76 ― 10,000 3,980 14,496
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △343 15,643 266 266 15,909
    当期変動額
    剰余金の配当 △302 △302
    当期純利益 1,740 1,740
    別途積立金の積立
    自己株式の取得 △182 △182 △182
    固定資産圧縮特別勘定積立金の取崩
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 166 166 166
    当期変動額合計 △182 1,255 166 166 1,422
    当期末残高 △526 16,899 432 432 17,332

      当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    固定資産圧縮積立金 別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 1,760 1,168 1,168 440 76 10,000 3,980 14,496
    当期変動額
    剰余金の配当 △371 △371
    当期純利益 1,651 1,651
    別途積立金の積立 700 △700
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 ― ― ― ― ― 700 579 1,279
    当期末残高 1,760 1,168 1,168 440 76 10,700 4,560 15,776
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △526 16,899 432 432 17,332
    当期変動額
    剰余金の配当 △371 △371
    当期純利益 1,651 1,651
    別途積立金の積立
    自己株式の取得 △398 △398 △398
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 26 26 26
    当期変動額合計 △398 880 26 26 907
    当期末残高 △925 17,780 459 459 18,239
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1  有価証券の評価基準及び評価方法

    子会社株式及び関連会社株式

    …移動平均法による原価法

    その他有価証券

    市場価格のあるもの

    …時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    市場価格のないもの

    …移動平均法による原価法

    2 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    通常の販売目的で保有する棚卸資産

    先入先出法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

    3 固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産及び賃貸不動産 (リース資産を除く)

    建物

    1998年3月31日以前取得した建物

    …定率法

    1998年4月1日以降取得した建物 (建物附属設備を除く)

    …定額法

    建物附属設備及び構築物

    2016年3月31日以前取得した建物附属設備及び構築物

    …定率法

    2016年4月1日以降取得した建物附属設備及び構築物

    …定額法

    その他…定率法

      なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

    (2) 無形固定資産(リース資産を除く)

      ソフトウエア

     …定額法

    なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

    その他

     …定額法

       なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

    (3) リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    4 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

      債権(売掛金等)の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 賞与引当金

      従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、将来の支給見込額のうち当期の負担額を計上しております。

    (3) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

    ② 数理計算上の差異の費用処理方法

    各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処理しております。

    5 収益及び費用の計上基準

    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。)を適用しており、当社は、主な収益を当社建築用金物・資材等の据付・施工を含む工事契約から生じる収益及びこれら当社製品の販売から生じる収益と認識しております。

     工事契約に関しては、主にビルや商業施設、集合住宅等の新築及びリニューアル工事の一環として、壁天井下地や床システム等の工事の施工を請け負うものであり、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定期間にわたり収益を認識しております。

     履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づき行っております。

     ただし、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないものの、当該履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

     当社の製品販売は、主に国内顧客に対して顧客との販売契約に基づいて建築用金物・資材等を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、製品を引き渡す一時点において、顧客が当該製品に対する支配を獲得して充足されるものの、出荷時点からその支配が顧客に移転されるまでの期間はごく短いため、出荷時点を履行義務の充足とみなし収益を認識しております。

    6 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

     (重要な会計上の見積り)

      前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

       履行義務の充足に係る進捗度の測定における工事原価総額の見積り

         (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

          履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益 10,776百万円

         (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    履行義務の充足に係る進捗度(以下、進捗度という。)に基づく収益認識にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び事業年度末における進捗度を合理的に見積もる必要があります。

        進捗度の見積りにあたっては、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づき行っております。また、進捗度に基づく収益認識の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算管理資料を使用して見積もっております。

         工事原価総額の見積りは、当事業年度末に施工中の工事の内容や工期に重要な変更がないものと仮定して作成しておりますが、工事契約締結後の工事契約を取り巻く状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可能性があり、その見積りに不確実性を伴っております。

         その結果、翌事業年度の財務諸表において進捗度に基づく収益認識金額に重要な影響を与える可能性がありま    す。

      当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

       履行義務の充足に係る進捗度の測定における工事原価総額の見積り

         (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

          履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益 10,871百万円

         (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    履行義務の充足に係る進捗度(以下、進捗度という。)に基づく収益認識にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び事業年度末における進捗度を合理的に見積もる必要があります。

        進捗度の見積りにあたっては、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づき行っております。また、進捗度に基づく収益認識の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算管理資料を使用して見積もっております。

         工事原価総額の見積りは、当事業年度末に施工中の工事の内容や工期に重要な変更がないものと仮定して作成しておりますが、工事契約締結後の工事契約を取り巻く状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可能性があり、その見積りに不確実性を伴っております。

         その結果、翌事業年度の財務諸表において進捗度に基づく収益認識金額に重要な影響を与える可能性がありま    す。

    (会計方針の変更)

    「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用しております。

    法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65項-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による財務諸表への影響はありません。

    (貸借対照表関係)

    ※1 関係会社に対する主な資産・負債

      区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている関係会社に対する主な金額は次のとおりであります。

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    短期金銭債権 600百万円 339百万円
    短期金銭債務 757 751

    ※2 担保資産

      担保差入資産

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    建物 119百万円 121百万円
    土地 210 210
    計 329 331

    上記の担保資産に対する債務

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    短期借入金 600百万円 600百万円

    ※3 賃貸不動産

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    減価償却累計額 318百万円 326百万円

    ※4 期末日満期手形等の会計処理については、手形等交換日をもって決済処理をしております。

    なお、前事業年度の末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形等が期末残高に含まれております。

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    受取手形 157百万円 ―
    電子記録債権 175 ―
    (損益計算書関係)

    ※1  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額

    前事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日) 当事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)
    運賃・荷造費 1,173 百万円 1,173 百万円
    給与 1,501 1,600
    賞与引当金繰入額 299 323
    退職給付費用 31 18
    貸倒引当金繰入額 △9 △1
    厚生費 316 334
    手数料 353 368
    賃借料 221 228
    減価償却費 145 175

    販売費及び一般管理費のうち販売費の占める割合

    前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    約 73 % 約 72 %

    ※2 関係会社との営業取引及び営業取引以外の取引の取引高の総額

      各科目に含まれている関係会社との取引による金額は次のとおりであります。

    前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    売上高 1,448百万円 1,295百万円
    仕入高 400 444
    営業取引以外の取引 273 545

    ※3 固定資産売却益の内訳

    前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    土地 190百万円 ―

    ※4 固定資産除却損の内訳

    前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) 当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)
    建物 0百万円 0百万円
    構築物 0 0
    機械及び装置 0 0
    工具、器具及び備品 0 0
    その他 ― 0
    計 1 1

    ※5 減損損失

    前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

       当事業年度において、当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

      (1)減損損失を認識した資産グループの概要

    用途 種類 場所 件数 金額(百万円)
    営業所 建物 大阪府吹田市 4 1
    営業所 工具、器具及び備品リース資産 北海道釧路郡 2 4
    合計 ― ― 6 6

      (2)減損損失の認識に至った経緯

     営業所における営業活動から生ずるキャッシュ・フローが継続してマイナスである資産グループについて、資産グループから生み出される割引前将来キャッシュ・フローの見積りの総額が帳簿価額を下回った場合に、減損損失を認識し、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

      (3)減損損失の内訳

    種類 金額(百万円)
    建物 1
    工具、器具及び備品 0
    リース資産 4
    合計 6

      (4)資産のグルーピングの方法

     当社は、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として営業所を基本単位としてグルーピングしております。

      (5)回収可能価額の算定方法

     資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しております。

    当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

       当事業年度において、当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

      (1)減損損失を認識した資産グループの概要

    用途 種類 場所 件数 金額(百万円)
    営業所 建物 工具、器具及び備品 愛媛県松山市 4 2
    営業所 リース資産 山形県山形市 1 4
    合計 ― ― 5 6

      (2)減損損失の認識に至った経緯

     営業所における営業活動から生ずるキャッシュ・フローが継続してマイナスである資産グループについて、資産グループから生み出される割引前将来キャッシュ・フローの見積りの総額が帳簿価額を下回った場合に、減損損失を認識し、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

      (3)減損損失の内訳

    種類 金額(百万円)
    建物 1
    工具、器具及び備品 0
    リース資産 4
    合計 6

      (4)資産のグルーピングの方法

     当社は、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として営業所を基本単位としてグルーピングしております。

      (5)回収可能価額の算定方法

     資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しております。将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額を零として減損損失を計上しております。

    (有価証券関係)

    前事業年度(2024年3月31日)

    子会社株式(貸借対照表計上額は子会社株式185百万円)は、市場価格のない株式等のため、時価を記載しておりません。

    当事業年度(2025年3月31日)

    子会社株式(貸借対照表計上額は子会社株式189百万円)は、市場価格のない株式等のため、時価を記載しておりません。

    (税効果会計関係)

     1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    繰延税金資産
    貸倒引当金 2百万円 2百万円
    賞与引当金 124 131
    減損損失 8 9
    関係会社株式 130 134
    その他 114 85
    繰延税金資産小計 381 363
    評価性引当額 △166 △171
    繰延税金資産合計 215 191
    繰延税金負債
    前払年金費用 △131 △156
    その他有価証券評価差額金 △191 △211
    固定資産圧縮積立金 △33 △34
    資産除去債務 △0 △0
    その他 △7 △0
    繰延税金負債合計 △364 △403
    繰延税金負債の純額 △148 △211

     2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因とな

      った主要な項目別の内訳

    前事業年度(2024年3月31日) 当事業年度(2025年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.1 0.1
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △2.1 △5.8
    住民税均等割等 1.4 1.6
    評価性引当額 △0.2 0.0
    法人税額特別控除 △2.2 △3.5
    その他 △0.4 0.1
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 27.2 23.1

    3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

      税法の改正に伴い、翌事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債に

      ついては、法定実効税率を30.62%から31.52%に変更し計算しております。

    この変更により、当事業年度の繰延税金負債が11百万円、法人税等調整額が5百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が6百万円減少しております。

    (収益認識関係)

     顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているので、注記を省略しております。

    (重要な後発事象)

    当社は、2025年5月15日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議し、自己株式の取得を以下のとおり実施いたしました。

    (1)自己株式の取得を行う理由

     機動的な資本政策の遂行を図るため

    (2)取得に係る事項の内容 

     ①取得する株式の種類  普通株式

     ②取得する株式の数   160,000株(上限)

     ③株式取得価額の総額  576百万円(上限)

     ④自己株式取得の期間  2025年5月16日

     ⑤取得方法       東京証券取引所の自己株式立会外買付取引

                 (ToSTNeT-3)による買付け

    (3)自己株式の取得結果

     上記決議に基づき、当社普通株式144,100株(取得価額497百万円)を取得し、2025年5月16日に当該決議に伴う自己株式の取得を終了いたしました。

    ④ 【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】

    (単位:百万円) 

    区分 資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額
    有形固定資産 建物 2,287 133 2(1) 134 2,283 3,579
    構築物 59 ― 0 7 51 529
    機械及び装置 434 155 0 102 487 4,432
    車両運搬具 6 8 ― 1 12 18
    工具、器具及び備品 135 161 0(0) 100 195 1,401
    土地 2,145 ― ― ― 2,145 ―
    リース資産 153 45 4(4) 30 164 139
    建設仮勘定 22 629 22 ― 629 ―
    計 5,244 1,133 29(6) 378 5,969 10,100
    無形固定資産 ソフトウエア 127 15 ― 43 100 ―
    その他 20 15 15 0 20 ―
    計 148 31 15 43 120 ―
    投資その他の資産 賃貸不動産 829 23 0 23 828 326
    計 829 23 0 23 828 326

    (注1) 建物の当期増加額のうち、主なものは次の通りであります。

        本社    外壁改修工事(1期、2期)     69百万円

         機械装置の当期増加額のうち、主なものは次の通りであります。

          茨城工場  コイルカー一式           24百万円

     工具、器具及び備品の当期増加額のうち、主なものは次の通りであります。

     本社    HP製Windows11標準ノートPC(210台) 49百万円

         建設仮勘定の当期増加額のうち、主なものは次の通りであります。

         技術研究所 試験施設棟            410百万円

         賃貸不動産の当期増加額のうち、主なものは次の通りであります。

         Y&Sビル  Y&Sビル空調設備一式交換工事   23百万円

     (注2)「当期減少額」欄の( )は内数で、当期の減損損失計上額であります。

    【引当金明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円)
    貸倒引当金 9 0 1 7
    賞与引当金 406 430 406 430

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

    該当事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日、3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り・売渡し
    取扱場所 (特定口座)東京都千代田区丸の内一丁目3番3号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
    株主名簿管理人 (特定口座)東京都千代田区丸の内一丁目3番3号 みずほ信託銀行株式会社
    取次所 ─
    買取・売渡手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 当社の公告方法は、電子公告といたします。ただし、事故その他のやむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、日本経済新聞に掲載いたします。当社の公告掲載のURLは次のとおりであります。http://www.sanyo-industries.co.jp
    株主に対する特典 該当事項はありません。

     (注)  単元未満株式についての権利
     当社定款の定めにより単元未満株式を所有する株主は、次に掲げる権利以外の権利を有しておりません。

    ・会社法第189条第2項各号に掲げる権利
    ・会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
    ・株主の有する株式数に応じて募集株式の割当及び募集新株予約権の割当を受ける権利
    ・単元未満株式の売渡請求をする権利

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

    事業年度 第90期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)2024年6月27日関東財務局長に提出

    (2) 内部統制報告書及びその添付書類

    2024年6月27日関東財務局長に提出

    (3) 半期報告書及び半期報告書の確認書

    第91期中(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)2024年11月11日関東財務局長に提出

     (4) 臨時報告書

       企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づ

       く臨時報告書

       2024年6月27日関東財務局長に提出

    (5) 自己株券買付状況報告書

        2024年9月12日関東財務局長に提出

        2025年6月12日関東財務局長に提出

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2025年6月26日

    三洋工業株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人
    東京事務所
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 秋 山  高 広
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 村 松  通 子

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている三洋工業株式会社の2024年4月1日から2025年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、三洋工業株式会社及び連結子会社の2025年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、三洋工業株式会社及び連結子会社が履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益の金額は17,087百万円であり、連結売上高の57.9%を占めている。  「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、三洋工業株式会社及び連結子会社は、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定期間にわたり収益を認識している。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づいて行っており、工事原価総額及び連結会計年度末における履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もる必要がある。 三洋工業株式会社及び連結子会社の工事契約は、主にビルや商業施設、集合住宅等の新築及びリニューアル工事の一環として壁天井下地、床システム工事の施工を請け負うものであり、履行義務の充足に係る進捗度の測定の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算管理資料を使用して見積もっている。当該工事契約は、工事契約締結後の状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可能性があることから、工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、これらに関する経営者による判断が工事原価総額の見積りに重要な影響を及ぼす。  以上から、当監査法人は、工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性を評価するため、主に以下の手続を実施した。 (1) 内部統制の評価工事原価総額の見積りプロセスに関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。評価にあたっては工事原価総額の見積りを適時に実施する統制及び工事契約締結後の状況変化を適切に見積りに反映させる統制に特に焦点を当てた。  (2) 工事原価総額の見積りの合理性の評価工事契約ごとに策定した工事予算管理資料に基づく工事原価総額の見積りの合理性を評価するため、主に以下の手続を実施した。 ・  工事予算管理資料の明細と取引先との間の見積書及び契約書等を比較し、合意した工事内容が工事予算管理資料の明細に含まれていることを確認した。また、工事内容ごとの見積工事原価について、すでに発生した原価について根拠資料と照合した。そのうえで、原価の見積り方法、仮定、使用したデータが当該工事の内容に応じて適切であるかどうか検討した。・  当連結会計年度末までの工事原価発生実績と工事予算管理資料を比較し、その差異内容について検討することにより、工事予算管理資料の作成精度を評価した。また、差異の要因となった事象の影響が当連結会計年度末時点の見積工事原価総額の見直しに適切に反映されていることを確認した。・  工事予算管理資料の更新の要否の判断に関する合理性を検討するため、工事進捗管理資料を閲覧するとともに、現場責任者から工事内容や工期に重要な変更がないかどうかについて質問したほか、回答の基礎となる工事関連資料の閲覧を実施した。また、管理及び経理部門責任者に対し工事の状況に関する理解及び判断について質問を実施した。
      その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

      監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

      監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

      監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、三洋工業株式会社の2025年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

     当監査法人は、三洋工業株式会社が2025年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

     監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

      監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

     <報酬関連情報>

    当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。 

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2025年6月26日

    三洋工業株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人
    東京事務所
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 秋 山  高 広
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 村 松  通 子

    <財務諸表監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている三洋工業株式会社の2024年4月1日から2025年3月31日までの第91期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、三洋工業株式会社の2025年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

      監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、三洋工業株式会社が履行義務の充足に係る進捗度に基づき一定期間にわたり認識した収益の金額は10,871百万円であり、売上高の46.5%を占めている。  「注記事項(重要な会計方針)5収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、三洋工業株式会社は、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定期間にわたり収益を認識している。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価の見積工事原価総額に占める割合に基づいて行っており、工事原価総額及び事業年度末における履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もる必要がある。 三洋工業株式会社の工事契約は、主にビルや商業施設、集合住宅等の新築及びリニューアル工事の一環として壁天井下地、床システム工事の施工を請け負うものであり、履行義務の充足に係る進捗度の測定の基礎となる工事原価総額は工事契約ごとに工事予算管理資料を使用して見積もっている。当該工事契約は、工事契約締結後の状況変化によって工事内容や工期に変更が生じる可能性があることから、工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、これらに関する経営者による判断が工事原価総額の見積りに重要な影響を及ぼす。  以上から、当監査法人は、工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 連結財務諸表の監査報告書において、「工事契約に関する工事原価総額の見積りの合理性」が監査上の主要な検討事項に該当すると判断し、監査上の対応について記載している。  当該記載内容は、個別財務諸表監査における監査上の対応と実質的に同一の内容であることから、監査上の対応に関する具体的な記載を省略している。
      その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

       監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

       監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

     <報酬関連情報>

    報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。