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    8830 住友不動産 有価証券報告書-第91期(2023/04/01-2024/03/31)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2024年6月28日
    【事業年度】 第91期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    【会社名】 住友不動産株式会社
    【英訳名】 Sumitomo Realty & Development Co., Ltd.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 仁 島 浩 順
    【本店の所在の場所】 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号
    【電話番号】 03(3346)1221
    【事務連絡者氏名】 会計課長 飯 島 知 之
    【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号
    【電話番号】 03(3346)1221
    【事務連絡者氏名】 会計課長 飯 島 知 之
    【縦覧に供する場所】 住友不動産株式会社関西支店(大阪市中央区北浜四丁目4番9号)株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)(注) 上記の関西支店は、金融商品取引法に規定する縦覧場所ではありませんが、投資家の便宜を考慮して、縦覧に供する場所としております。

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第87期 第88期 第89期 第90期 第91期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (百万円) 1,013,512 917,472 939,430 939,904 967,692
    経常利益 (百万円) 220,520 209,949 225,115 236,651 253,111
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 140,997 141,389 150,452 161,925 177,171
    包括利益 (百万円) 108,064 225,376 151,408 187,599 278,226
    純資産額 (百万円) 1,294,998 1,503,021 1,634,049 1,799,372 2,050,582
    総資産額 (百万円) 5,317,623 5,673,666 5,806,040 6,365,436 6,678,390
    1株当たり純資産額 (円) 2,732.41 3,171.34 3,447.81 3,796.64 4,326.69
    1株当たり当期純利益 (円) 297.50 298.33 317.45 341.66 373.83
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 24.4 26.5 28.1 28.3 30.7
    自己資本利益率 (%) 11.3 10.1 9.6 9.4 9.2
    株価収益率 (倍) 8.86 13.09 10.68 8.73 15.51
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 230,458 225,947 192,967 165,112 232,033
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △290,118 △336,682 △209,984 △489,799 △310,694
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 82,644 102,086 △21,917 355,555 △3,655
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 193,448 187,281 150,309 184,052 103,125
    従業員数[外、平均臨時雇用者数] (名) 13,676 13,530 13,040 12,957 12,898
    [3,144] [3,426] [3,319] [3,555] [3,886]

    (注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 

    2 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第89期の期首から適用しており、第89期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第87期 第88期 第89期 第90期 第91期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (百万円) 887,791 816,333 814,453 808,024 828,893
    経常利益 (百万円) 210,908 200,764 194,285 207,287 218,476
    当期純利益 (百万円) 146,699 140,342 122,864 140,560 147,152
    資本金 (百万円) 122,805 122,805 122,805 122,805 122,805
    発行済株式総数 (株) 476,085,978 476,085,978 476,085,978 476,085,978 476,085,978
    純資産額 (百万円) 1,254,425 1,460,838 1,561,762 1,700,063 1,915,734
    総資産額 (百万円) 4,848,107 5,215,609 5,407,297 5,928,668 6,247,125
    1株当たり純資産額 (円) 2,646.81 3,082.33 3,295.28 3,587.10 4,042.16
    1株当たり配当額(内1株当たり中間配当額) (円) 35.00 40.00 45.00 52.00 60.00
    (円) ( 16.00) ( 19.00) ( 22.00) ( 24.00) ( 29.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 309.53 296.12 259.24 296.58 310.49
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 25.9 28.0 28.9 28.7 30.7
    自己資本利益率 (%) 12.2 10.3 8.1 8.6 8.1
    株価収益率 (倍) 8.51 13.19 13.07 10.05 18.67
    配当性向 (%) 11.3 13.5 17.4 17.5 19.3
    従業員数 (名) 5,960 5,877 5,732 5,757 5,793
    株主総利回り (%) 58.2 86.8 76.5 68.8 131.5
    (比較指標:TOPIX(配当込み)) (%) ( 90.5) ( 128.6) ( 131.2) ( 138.8) ( 196.2)
    最高株価 (円) 4,619 4,101 4,222 3,792 5,873
    最低株価 (円) 2,171.5 2,388 3,057 2,854.5 2,939.5

    (注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 

     2 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

     3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第89期の期首から適用しており、第89期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    2 【沿革】

    1949年12月 財閥解体により株式会社住友本社を継承する会社として設立 (当時は泉不動産株式会社と称する)
    1957年5月 住友不動産株式会社に商号変更
    1963年4月 清算中の株式会社住友本社を吸収合併
    1964年4月 大阪支店を開設
    1964年8月 「浜芦屋マンション」(兵庫県神戸市)分譲 (マンション分譲事業に進出)
    1970年10月 東京・大阪証券取引所に株式上場
    1972年5月 住友不動産カリフォルニア(連結子会社)設立
    1973年7月 住友不動産建物サービス株式会社(連結子会社)設立
    1974年3月 「新宿住友ビル」(東京都新宿区)竣工
    1974年6月 本社を東京住友ビル(東京都千代田区)から新宿住友ビルに移転
    1975年3月 住友不動産販売株式会社(連結子会社)設立
    1978年2月 株式会社琵琶湖リゾートクラブ(現:住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社)(連結子会社)設立
    1980年8月 住友不動産シスコン株式会社(連結子会社)設立
    1982年9月 「新宿NSビル」(東京都新宿区)竣工
    1982年10月 本社を新宿住友ビルから新宿NSビルに移転
    1982年11月 「広尾ガーデンヒルズ」(東京都渋谷区)分譲開始 (共同事業)
    1984年12月 住友不動産ファイナンス株式会社設立 (2022年3月吸収合併)
    1986年9月 住友不動産フィットネス株式会社(現:住友不動産エスフォルタ株式会社)(連結子会社)設立
    1995年10月 規格住宅「アメリカンコンフォート」事業を開始
    1996年4月 新建替えシステム「新築そっくりさん」事業を開始
    1998年6月 住友不動産販売株式会社(連結子会社)が東京証券取引所に株式上場
    1999年3月 不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化ファンド「SURFシリーズ」発売 ※2019年10月事業終了
    1999年6月 商業用不動産で国内初の公募証券化実施 (サムクエスト社債)
    2002年10月 「泉ガーデンタワー」(東京都港区)竣工
    2003年4月 定価制都市型住宅「J・URBAN」シリーズ発売開始
    2004年5月 「WORLD CITY TOWERS」(東京都港区)分譲開始
    2008年4月 住友不動産ベルサール株式会社(連結子会社)設立
    2011年10月 「総合マンションギャラリー」新規開設(秋葉原・新宿・渋谷・池袋・田町) ※現在12か所
    2011年12月 「住友不動産新宿グランドタワー」(東京都新宿区)竣工
    2014年12月 分譲マンションで初の年間供給戸数日本一達成 (2014年~2019年まで6年連続)
    2015年4月 「東京日本橋タワー」(東京都中央区)竣工
    2015年9月 「新築そっくりさん」事業の累計受注棟数10万棟突破
    2016年10月 「住友不動産六本木グランドタワー」(東京都港区)竣工
    2017年2月 住友不動産商業マネジメント株式会社(連結子会社)(2020年1月商号変更)設立
    2017年6月 住友不動産販売株式会社上場廃止 (完全子会社化)
    2019年1月 インド事業会社 Goisu Realty Pvt. Ltd.設立
    2019年7月 インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」でオフィスビル用地第1号取得
    2020年6月 「新宿住友ビル」(東京都新宿区)リニューアル・全天候型イベント空間「三角広場」完成
    2020年8月 大規模複合街区「有明ガーデン」(東京都江東区)まちびらき
    2021年6月 「新築そっくりさん」事業25周年(4月)、累計受注棟数15万棟突破
    2021年9月 住友不動産販売株式会社の不動産仲介新サービス「ステップオークション」を開始
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行
    2022年11月 インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」でオフィスビル用地第2号取得
    2023年1月 羽田空港直結複合施設「羽田エアポートガーデン」(東京都大田区)全面開業
    2023年2月 「住友不動産東京三田ガーデンタワー」(東京都港区)竣工
    2023年10月 インド・ムンバイ中心部 「ワーリー地区」で延床100万㎡超の大規模複合開発用地取得

    3 【事業の内容】

    当社の企業集団は、当社および連結子会社49社ほかにより構成され、その主要な事業および当該各事業における当社および主要企業の位置づけは次のとおりです。

    (1) 不動産賃貸事業

    当社(ビル事業本部および都市開発事業本部)は、主としてオフィスビルならびに高級賃貸マンション等の開発・賃貸事業を行っております。また、住友不動産ヴィラフォンテーヌ㈱がホテル事業を、住友不動産ベルサール㈱がイベントホール・会議室等の賃貸事業を、住友不動産商業マネジメント㈱が商業施設等の運営・管理を行っております。

    (2) 不動産販売事業

    当社(住宅分譲事業本部および用地開発事業本部)は、マンション、戸建住宅、宅地等の開発分譲事業を行っております。なお、マンション分譲後の管理業務については、当社(住宅分譲事業本部)および住友不動産建物サービス㈱が行っております。

    (3) 完成工事事業

    当社(新築そっくりさん事業本部および注文住宅事業本部)は、主として建替えの新システムである新築そっくりさんならびに戸建住宅等の建築工事請負事業を行っております。また、住友不動産シスコン㈱がインテリアの販売等を行っております。

    (4) 不動産流通事業

    住友不動産販売㈱は、不動産売買の仲介、住宅等の販売代理および賃貸仲介を行っております。

    (5) その他の事業

    住友不動産エスフォルタ㈱がフィットネスクラブ事業を、泉レストラン㈱が飲食業を、いずみ保険サービス㈱が保険代理店業を行っております。

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金又は出資金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
    (連結子会社)
    住友不動産販売㈱ 東京都新宿区 2,970 不動産流通事業 100 当社分譲物件の販売を委託しております。また、同社に事務所を賃貸しております。職員の兼任 1名
    住友不動産建物サービス㈱ 東京都新宿区 300 不動産賃貸事業 100 当社分譲・賃貸物件の管理を委託しております。また、同社に事務所を賃貸しております。職員の兼任 2名
    住友不動産シスコン㈱ 東京都新宿区 70 完成工事事業 100 当社分譲・賃貸物件の内外装工事を発注しております。また、同社に事務所を賃貸しております。職員の兼任 3名
    住友不動産ヴィラフォンテーヌ㈱ 東京都新宿区 50 不動産賃貸事業 100 同社にホテル・事務所を賃貸しております。職員の兼任 1名
    住友不動産ベルサール㈱ 東京都新宿区 50 不動産賃貸事業 100 同社にイベントホール・会議室・事務所を賃貸しております。職員の兼任 2名
    住友不動産商業マネジメント㈱ 東京都新宿区 50 不動産賃貸事業 100 同社に商業施設・事務所を賃貸しております。職員の兼任 1名
    住友不動産エスフォルタ㈱ 東京都新宿区 50 その他の事業(フィットネスクラブ) 100 同社に店舗・事務所を賃貸しております。職員の兼任 1名
    住友不動産カリフォルニアインク(注2) California U.S.A. US.$162,771千 不動産賃貸事業 100 職員の兼任 3名
    米国住友不動産販売インク(注2)(注3) Delaware U.S.A. US.$115,444千 不動産賃貸事業 100(100) 職員の兼任 3名
    エスエフ目黒開発特定目的会社(注2) 東京都新宿区 15,265 不動産賃貸事業 同社から賃貸住宅・事務所を賃借しております。また、同社に優先出資をしております。
    その他39社

    (注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

    2 特定子会社に該当しております。

    3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

    5 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2024年3月31日現在

    セグメントの名称 従業員数(名)
    不動産賃貸事業 4,030 [1,571]
    不動産販売事業 837 [0]
    完成工事事業 3,858 [632]
    不動産流通事業 3,167 [975]
    その他の事業 392 [703]
    全社 614 [5]
    合計 12,898 [3,886]

    (注) 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。

    (2) 提出会社の状況

    2024年3月31日現在

    従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    5,793 42.83 8.56 7,307,642

    (注) 1 従業員数は就業人員数であります。

    2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

    2024年3月31日現在

    セグメントの名称 従業員数(名)
    不動産賃貸事業 619 [15]
    不動産販売事業 837 [0]
    完成工事事業 3,722 [626]
    その他の事業 1 [0]
    全社 614 [5]
    合計 5,793 [646]

    (注) 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しております。

    (3) 労働組合の状況

    労働組合は結成されておりません。

    (4) 管理職に占める女性労働者の割合

       2024年3月31日現在

    連結会社(%) 提出会社(%)
    9.7 10.4

    (5) 男性労働者の育児休業取得率

    当連結会計年度(2023.4.1-2024.3.31)

    会社の名称 育児休業取得率(%)
    住友不動産㈱ 43
    住友不動産販売㈱ 31
    住友不動産建物サービス㈱ 67

    (注) 1 従業員1000人超の会社について記載しております。

    2 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則第71条の4第2号に定める方法により算出しております。

    (6) 労働者の男女の賃金の差異

     提出会社および各連結子会社においては、多数ある専門職種(主要なものだけでも約30職種)ごとに採用・昇給を行っており、各専門職種内において各人の能力(職責)と成果のみで評価する公正な給与制度となっております。かかる実態に即して管理系職種、営業・企画系職種、技術系職種、アシスタント系職種に4分類した差異を記載しております。

     当社の人事制度については、後掲「第2 [事業の状況] 2 [サステナビリティに関する考え方及び取組] (2)②人的資本に関する取組み」をご参照ください。

    当連結会計年度(2023.4.1-2024.3.31)

    会社の名称 管理(%) 営業・企画(%) 技術(%) アシスタント(%)
    住友不動産㈱ 74.2 88.5 83.9 96.5
    住友不動産販売㈱ 86.3 71.1 117.8
    住友不動産建物サービス㈱ 92.4 92.9 125.3
    住友不動産ヴィラフォンテーヌ㈱ 88.6 91.4 102.8
    住友不動産エスフォルタ㈱ 86.8 91.7 91.7
    泉レストラン㈱ 77.3 78.8

    (注) 1 従業員300人超の会社について記載しております。

    2 「-」は、対象なし、男性のみ、女性のみのいずれかに該当。

    なお、正規・非正規の区分では以下の通りです。

    当連結会計年度(2023.4.1-2024.3.31)

    会社の名称 全労働者(%) 正規雇用労働者(%) 非正規雇用労働者(%)
    住友不動産㈱ 60.4 70.6 56.1
    住友不動産販売㈱ 48.1 48.7 82.3
    住友不動産建物サービス㈱ 82.0 52.1 101.8
    住友不動産ヴィラフォンテーヌ㈱ 83.0 82.6 103.9
    住友不動産エスフォルタ㈱ 84.8 84.8 82.9
    泉レストラン㈱ 78.8 80.3 72.7

    (注) 従業員300人超の会社について記載しております。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2024年3月31日)現在において当社グループが判断したものであり、実際の業績等は異なることがあります。

    (1)会社の経営の基本方針

    当社は、430年の歴史を刻む住友グループの総合不動産会社であり、「信用を重んじ、浮利を追わず」という住友の事業精神を受け継ぎ、従業員、顧客、取引先、債権者、株主等のステークホルダーに対し、当社の企業姿勢を示すスローガンとして「信用と創造」を掲げております。これには、何よりも「信用」を大切にして「浮利を追わず」に、開拓精神を持って新しい企業価値を創り出す、デベロッパーとしての矜持を込めております。

    このスローガンのもと、「よりよい社会資産を創造し、それを後世に残していく」ことを基本使命とし、各事業を通じて、環境をはじめとする様々な社会課題の解決に貢献しつつ、企業価値の最大化を目指すことを経営の基本方針としております。

    (2)中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び対処すべき課題

    ①収益基盤強化のため、東京都心における賃貸ビル投資を継続推進

    当社のこれまでの成長を支えてきた原動力は、東京都心のオフィスビルを中核とした不動産賃貸事業です。営業利益は当社全体の7割近くを占め、まさに、大黒柱として企業価値の根幹を成しております。

    当社は、新宿住友ビル(通称三角ビル)が完成した1970年代初頭からおよそ半世紀にわたり、東京都心に特化したオフィスビル開発を推進、事業基盤を拡充してまいりました。これまでにバブル崩壊やリーマンショックなど未曾有の経済危機と、バブル景気やアベノミクス景気といった様々な環境変化を経てきましたが、当社は首尾一貫して、①資産売却による一時的な利益を追わず、②開発用地を自ら創り出して建設したビルを、③保有賃貸して長期安定的な賃貸収益を蓄積するという経営方針を貫き、継続してまいりました。その結果、現在、東京都心で230棟超の多様なポートフォリオを誇るビルオーナーに成長いたしました。

    オフィスビル賃貸事業は、用地取得から商品企画、テナント募集や入居テナントへのサービス、管理に至るまで、総合的な事業遂行能力を必要とします。その中でも、用地取得は最も重要で、当社は、土地を買いまとめたり、地権者の権利関係を調整する再開発の手法で、言わばメーカーのようにビル用地を創り出してきました。加えて、ビル管理やテナント募集でも、自社で行う直接主義を重視し、顧客や現場の実態を的確に把握した上で、常に商品企画の改善や業務の効率化などに鋭意取り組んでまいりました。その結果、高い収益性を実現し、保有不動産の資産価値を高め、企業価値を増大させてまいりました。

    コロナ禍を契機として働き方が多様化し、テレワークの活用も広がりましたが、同時に東京都心のオフィスの重要性も再認識されております。当社は引き続き、後述の第九次中期経営計画において目標に掲げている、延床面積70万坪超(2022年3月末時点賃貸延床170万坪の4割強)の東京都心における新規ビル開発計画を着実に推進し、これらを順次完成、稼働させることにより、さらなる収益基盤の拡大、企業価値の向上を目指します。

    ②「持続的成長戦略」の積極的見直し

    当社は、昨年5月にコロナ禍脱却と経済正常化を受けて「持続的成長のための基本的な経営戦略と中長期見通し」を公表いたしましたが、1年が経過し、社会・経済情勢など事業環境が大きく変動する中で、主要事業は着実に回復・改善し、24/3期決算は当初目標を達成、次期中期経営計画での経常利益3千億円達成が見通せるようになりました。

    このように事業を進めるうえでの土台が守りから攻めへ固まってきたことに加え、その先の持続的成長を支える国内最大級の基幹開発案件が都市計画決定されるなど大きく事業化に前進し、また、将来の更なる成長・発展への大きな種蒔きとなるインド・ムンバイ中心部での大型複合開発用地の獲得もできました。当社は、このような成長のための具体的な案件に積極投資を続けることで、次期中計での経常利益3千億円を通過点とし、更なる高みである4千億円を目指し事業の拡大に邁進してまいります。

    今般、これらの要素を織り込み、今後の方針について積極的な見直しを行い、2024年5月9日に公表いたしました。公表した内容につきましては、以下の通りであります。

    イ.主力事業は回復軌道、次期十次中計で経常利益3千億円達成の見通し

    ・オフィスビル賃貸事業

    既存ビルは、コロナ禍中の2022年時点から既にオフィス回帰が始まり、契約が解約を上回り始め、その傾向は23年、24年と強まり続けています。また、管理コスト増に伴う価格転嫁が受容され始めたことを皮切りに、インフレ下における本格的な賃料値上げの実現も現実味を増してきています。

    さらに、「住友不動産東京三田ガーデンタワー」、「住友不動産中野駅前ビル」、「住友不動産新宿南口ビル」など九次中計竣工物件のフル寄与による増収増益が加わり、十次中計以降オフィスビル賃貸事業の伸長が期待できる情勢となっています。これに加え、コロナ禍の直撃を受けていたホテル・イベントホール事業などが回復軌道に戻り、物件によってはコロナ前の収益を上回るようになってきました。

    ・分譲マンション事業

    コロナ禍で高まった住宅への関心が需要を底上げした結果、価格の上昇を吸収しつつ、依然として販売好調を維持しています。

    用地取得の難しさや工事費の高騰、そして上昇した価格がマーケットに受け入れられ続けるかなど、留意すべき点はあるものの、用地については向こう6年分を確保していること、また、十次中計までに計上予定の物件は既に工事費確定済であることから、マーケットの状況に臨機応変に対処できる余地を持っている点が、当社ならではの強みになると考えています。

    ロ.経常利益3千億円達成を見据えた経営戦略の積極的な見直し

    ・配当倍増を2年前倒し

    毎年の持続的増配ペースを一株当たり7円から10円に引き上げ、昨年掲げた「7年以内に倍増、100円配」を2年前倒しで実現します。

    (24/3期は60円、以降毎年10円増配し、28/3期には100円配へ)

    当社は、市況に左右される資産売却益に依存せず、安定収益であるビル賃貸料を収益の要にしています。前述の通り、賃貸事業の見通しの回復・改善傾向が明らかとなり、経常利益3千億円突破への足取りがはっきりと見えてきましたので、株主還元を一段と強化し、持続的増配のペースアップを行うものです。

    経常利益3千億円突破後も、利益の増加状況を考慮し適切かつ積極的な株主還元を継続してまいります。

    ・政策保有株式の縮減進展、10%以下とする目標を3年前倒し

    政策保有株の比率を10%以下とする目標を3年前倒し、28/3期末までの達成を目指します。

    (株主資本に対する政策保有株の比率は22/3末で18.4%、23/3末で16.6%、24/3末で14.2%と着実に低下)

    政策保有株式については、「良好なパートナーシップ※」の強化に資するもので、長期的に当社事業にプラスの効果が期待できるものは引き続き保有を継続する一方、保有意義の低下した株式は計画的に売却してまいります。前期末に純投資に区分した株を含む株式の売却益は、不動産開発で通常発生する解体除却損や、事業効率化のための整理損、従業員の生産性向上のためのDX投資、環境に配慮するためのGX投資に充当するなど、持続的成長のために有効活用してまいります。

    ※「良好なパートナーシップ」

    当社は、オフィスビル賃貸や分譲マンション事業を進めるにあたり、ゼネコンさん・サブコンさんを単なる発注先と捉えるのではなく、共に事業を行うパートナーと考えています。

    ゼネコンさん・サブコンさんとの政策保有を背景とする安定した受発注を通じてもたらされる継続的かつ強固な関係は、相手の立場から見れば、資材や施工要員を長期にわたり安心して確保する動機となり、当社からみれば、進行中の工事費高騰・工期長期化の事業リスクを軽減し、計画的・安定的な着竣工によって当社事業の安定化が図れるという果実を得ています。

    ・事前警告型の買収防衛策は更新しない

    当社グループはこれまで、ビル賃貸事業を中核として、中長期にわたりオフィスビル開発事業を続けることによって、持続安定的な成長を目指してきました。その成長途上において、短期的視野で資産売却による一過性利益の獲得を目的とする、言わば「金の卵を産む鶏を食べてしまう」という悪意ある買収行為から株主利益を守るために、防衛策を導入し、継続してきました。

    昨年、経済産業省や金融庁において企業買収の在り方を見直す動きが進展したのに加え、前述の十次中計、またそれ以降の見通しにもある通り、企業価値に直結する当社自身の事業規模や収益力が拡大、安定度が増す中、成長ステージに一定の進展があったと判断し、今般、次回2025年6月の更新を行わないことといたしました。

    ・人的資本への積極的投資の継続

    当社グループが持続安定的に成長するためには、活躍する従業員の存在が欠かせません。そのため当社グループは、成長の果実を先ず従業員に還元する「従業員ファーストの経営」と「グループ一体経営」を目指しています。

    そのためには、人的資本に対する公正かつ効率的な投資が欠かせませんが、旧来の新卒一括採用や年功序列といった制度では対応しきれないのが実情です。

    そこで当社は、グループ全体でキャリア職を通年採用し、多岐にわたる職種ごとに、その職責と実績によって年収を定めるジョブ型に近い給与制度に切り替えるなど、キャリア職中心の人事制度を中核に据え、積極的な登用を積み重ねてきました。その結果、現在従業員の90%、管理職の60%がこうした高いモチベーションに支えられたキャリア採用出身者で占められ、性別や新卒・中途の別によらない多様性に富む人員構成が実現し、それが当社グループの成長の原動力となっています。

    今後も、個々の従業員の能力・実績に応じた評価制度に加え、生産性向上のためのDX投資、教育投資など、人的資本への積極的投資を継続してまいります。

    ・グリーンファイナンスを総額1兆円から2兆円へ倍増

    社会的要請の高い環境性能に優れた賃貸資産に対し付与される「DBJ Green Building認証」が、24/3末時点、76棟・延110万坪超で取得済となりました。九次中計では、グリーンファイナンス調達枠1兆円を設定しましたが、人気が高く早々と上限に到達しつつあるため、調達枠を2兆円に倍増いたしました。引き続き環境に配慮した優れた物件開発と、その性能の維持・向上に努めてまいります。

    ハ.3千億円を通過点とし、更なる高み4千億円へ

    当社は、東京都心の大規模再開発事業を成長の最大のエンジンとしています。六本木五丁目、八重洲、築地、六本木三丁目、池袋、飯田橋など進行中の案件が豊富で、当社所有予定延床200万㎡に、投資済額を含め2兆円を投じます。

    第2のエンジンとして、インド・ムンバイの都心に投資済額を含め7千億円を投じます。ムンバイは交通インフラの整備が急ピッチで進められ、将来、東京都心部に匹敵するビジネスエリアに進化する可能性を強く感じさせる中、計画延床130万㎡超のプロジェクトが動き出しています。

    2都市合わせて330万㎡超、2兆7千億円の成長・開発投資案件により、経常利益4千億円への道筋が見えてくると考えています。

    トピックス① 日本最大級の市街地再開発「六本木五丁目再開発」が都市計画決定

    「六本木五丁目西地区」再開発※が本年3月に都市計画決定しました。地上66階・高さ327mのオフィス中心のタワー延80万㎡を核とし、約1,000戸の住宅やホテル・商業などを併設する総延床108万㎡の日本最大級の再開発事業(総事業費8千億円規模)が緒に就きました。周辺の開発群との相乗効果により、東京駅周辺「大丸有」地区に比肩しうる都心中核エリアへの発展が期待できます。

    ※森ビルと共同参画する市街地再開発事業

    トピックス② インド・ムンバイ中心部で大型複合開発用地を獲得

    既に2022年までに取得済みのBKC地区2物件(合計延床26万㎡、1棟目は着工済、2棟目は年内着工予定)に加え、2023年10月にインド・ムンバイの中心部「ワーリー地区」の大型複合開発用地(開発可能延床100万㎡超)を獲得いたしました。

    この結果、単なる賃貸ビルオーナーとしてではなく、面的複合開発を持続的に推進する総合デベロッパーとしての立場を確立する大きな橋頭堡を築くことができました。

    ムンバイ市中心部の真ん中ということもあり、地下鉄や高架道路の整備を集中的に行っているマハラシュトラ州及びムンバイ市行政当局からも積極的な支援表明をいただいており、インド並びにムンバイの発展に貢献するため、力を合わせながら、総延床100万㎡を優に超える大型開発をアイコニックなものとすべく、本事業を進めてまいります。

    インド新幹線 ムンバイ-アーメダバード間の全長約500kmをおよそ2時間で結ぶ
    ムンバイ湾横断道路 東の対岸ナヴィムンバイで建設中の新空港とムンバイ中心部を接続する総延長約22km(2024年1月開通)
    海上バイパス(コスタルロード) 市内の渋滞回避のため半島西岸で延伸工事が進む海上バイパス(2024年3月一部開通)
    メトロ3号 現空港方面からBKC地区、ワーリー地区を通りナリマンポイントまで主要ビジネスエリアを結ぶ(2024年開業予定)

    トピックス③ 生まれ変わった「新宿住友ビル」

    「新宿住友ビル」は1974年に竣工し、今年築50年を迎えました。当社のポートフォリオの中で最も古いこのビルを、建て替えではなく再生する選択肢を選びました。足元に大屋根をかけ、天候に左右されない大規模イベントを開催できるようにし、最上階にあったレストラン街を1~2階に移転して、オフィスフロアに再整備しました。設備を一新し、長周波地震に備える耐震性を強化しました。

    この50年間の累計キャッシュフロー(償却前営業利益)は4千億円を超えており、80年代の高金利時代からバブル崩壊やリーマンショック、アベノミクス景気まで様々な経済変動を乗り越えながら、50年経った今もなお年間100億円を超える賃貸キャッシュフローをもたらす旗艦ビルの一つです。

    <リニューアル前> <リニューアル後>

    新宿住友ビル(地上52階/地下4階)
    竣  工  :1974年3月 敷地面積: 14,446.46㎡
    リニューアル:2020年6月 延床面積:180,195.16㎡
    三 角 広 場 :約3,250㎡
    ・全天候型アトリウム空間(天井高:約25m)
    ・災害時帰宅困難者約2,800名受け入れ可能

    APPENDIX-補足-

    東京都心での賃貸ビル事業が長期にわたり安定収益をもたらし、

    また、それを保有することが投資効率から見ても優れている点について

    1. 都心に向かってJR線、地下鉄などの鉄道網や道路等の公共インフラ施設が効率よく緻密に整備されていることに加え、こうした利便性の高い都心ほど常に最先端スペックの大型再開発ビルがスクラップアンドビルドで建設、供給されており、都心とその価値が揺るがないこと。
     
    2.金融・IT・通信のみならず、素材・半導体を始めとするメーカー、人材派遣・小売・エンターテインメントなどのサービス業など多彩な業種の企業が、大手からベンチャーに至るまで東京に集中・集積していること。
     業種ごとに好不況はあっても、常に新陳代謝を伴いながら、借り手となる企業の多種多様なニーズが新たに生まれている。都内各所に200棟超の大小様々なビルを運営している当社の賃貸ポートフォリオは、多様性のあるニーズの受け皿として最適で、長期にわたり安定収益をもたらしている。
     
    3.賃貸資産を売却し、その資金でさらに多くの開発に再投資を行うという選択肢を排除するものではないものの、目下東京におけるビル投資は売却益に頼らずとも充分な収益性を担保する事業になっている。例えば、前述の竣工50年を経過した「新宿住友ビル」は年間100億円のキャッシュフローを上げる、まさに「金の卵を産む鶏」であり、安易な売却は、この鶏を失うことになってしまうこと。
     加えて、利便性が高い都心ほど再開発が進み、決してビル立地が郊外化していないことからも、事業適地の範囲は自ずと限られており、したがって、事業性の高い物件の開発機会を得ることは容易ではなく、単純に「売って利益を出した後で、安く買い直す」ことは困難であること。 

    4.東京のオフィス市場の優位性は以下の通り。

    東京のオフィス市場の優位性

     東京は世界最大のオフィスマーケット

    ①****NY、ロンドンよりも大きい、世界最大のマーケット

    東京のオフィスストックは、世界最大の規模(床面積)を誇り、供給面、需要面ともに成長余地のある、欧米の大都市と大きく異なるマーケットです。

    ②****既存ストックの2割が未だ旧耐震、また、建替再開発が中心なので供給増は差引年間1%程度

    日本では地震リスクに備え、法令で耐震基準が整備されていますが、この耐震基準以前(80年代前半までに竣工)のビルが依然としてストックの2割を占めており、建替や再開発による機能更新が必要です。加えて、都市防災を強化し、社会基盤整備を進めるため、容積緩和などのインセンティブが付与されるのを受け、東京では都心一等地の建替型再開発が進んでいます。

    また、建替型が中心なので取り壊される建物の滅失面積を差し引いたネット供給量は限定的で、2000年からの20年間で18%増、即ち毎年1%程度の増加に留まっており、長期的に見れば需給関係はバランスが取れたものとなっています。

     構造的な需要増加要因

    ①****大企業が集結、全産業が揃う世界に類例のないマーケット

    日本の大企業(時価総額上位100社)の8割は東京に本社を置き、本社を地方に置く大企業も東京本社を併設していることが一般的です。これに対し、ニューヨークでは1割強、ロンドンも5割に留まります。また、業種別に見ても製造業、サービス業、情報通信、金融など、東京には全業種が集結しており、金融業が中心のニューヨークなど、産業クラスターが諸都市に分散する諸外国とは大きく異なります。このため、オフィスニーズも裾野の広い安定した構造となり、業種ごとに好不況はあっても、縮む業界の床を伸びる業界が吸収し、その結果、需給が安定していると言えます。

    ②****ベンチャー企業の集積

    大企業のみならず、ベンチャー・VCも、人材、資金、BtoB市場が揃う東京に7割が集中しています。

    ③****充実した都市交通インフラ、揺るがない都心

    東京都心の交通手段で核となる環状山手線に四方から鉄道網42路線が接続されています。安全かつ正確な時間で運行される鉄道インフラを利用して、首都圏全方位から通勤者が都心に集まっています。(首都圏オフィスワーカーの8割超が公共交通機関を利用)

    この効率的な交通インフラのおかげで、郊外にオフィスを移転する積極的メリットはなく、その結果、揺るがない都心が形成されています。

    ④****構造的、継続的な人口流入

    東京の通勤圏である首都圏の人口は、長期間にわたり流入超過となっています。その牽引役は20歳前後の若年層です。東京に集積する大学への地方からの進学者は多く、卒業後もそのまま東京の企業に就職する傾向が長年にわたり定着しています。これにより、大学、企業の集積が人を呼び、人の集積が企業を呼び込む好循環となっています。

    上記以外にも、ホテル、商業施設、病院などの社会資本が東京都心に効率的に配置されています。

     コロナ禍を経て、東京のオフィスの優位性がさらに際立つ

    ①****コロナ禍、コスト抑制を主因に空室率6%に上昇も、半年で需給均衡に

    コロナ前は、アベノミクス政策による好景気の中、競争力の劣るビルでもテナントが入居し、需給が逼迫して1%という空前の低空室率になりました。

    2020年に、コロナ禍に対応すべく企業は従業員の安全確保のため出社を抑制するとともにコスト削減のためオフィス床を減らし、半年で空室率が6%に上昇しました。

    一方で、離隔距離を保つ席配置とするため減床しない判断も多く、テレワークによるコミュニケーション不足が成長停滞を招くという懸念も広がり、返した床を借り戻す動きや、使用頻度が減った執務スペースを交流スペース等に転用する事例が増加し、需給バランスが短期間で改善しました。

    ②****コロナ明け、米国とのオフィス回帰に差

    コロナ前対比で出社率の戻りを国際比較すると、ニューヨークが約4割に対し、東京は約8割と大きな差になっています。これは、労働環境の違いが影響していると考えられます。

    労働参加率の推移を見ても違いが明らかですが、米国はコロナ禍でまず従業員は解雇され、その従業員に失業給付をする政策が主体だったのに対し、日本では雇用維持のため、企業に助成金を支給し従業員の雇用を守る政策をとったことで、出社率の早期回復につながっていると考えられます。

    現在では、テナント企業が再び成長軌道に戻すため、優秀な人材を確保しようと採用増に動き、また、出社したくなるオフィス作りを志向し、ラウンジなどの交流スペースを増やすなど、移転統合ニーズや増床ニーズが増加傾向にあり、東京の市況は回復基調となっています。

    (3)中期経営計画について

    第九次中期経営計画の内容(2022年5月12日公表、一部、その後の社会・経済情勢の変化に合わせ積極的に見直し)は、以下の通りです。

    1.業績目標

    中計最高益連続更新

    3ヵ年累計経常利益 7,500億円、当期利益 5,000億円の達成

    八次までの成長ペースを維持し、六次から4計画連続の最高益更新を目指す

    <3ヵ年の累計業績目標>

    売 上 高       3兆円     (八次中計比  +1,296億円、+  5%)

    営業利益       7,700億円   (  同    +  825億円、+ 12%)

    経常利益       7,500億円   (  同    +  944億円、+ 14%)

    当期利益       5,000億円   (  同    +  672億円、+ 16%)

    (参考) 各経営計画の業績比較 (億円)
    六次 七次 八次 九次
    (2014年3月期~2016年3月期) (2017年3月期~2019年3月期) (2020年3月期~2022年3月期) (2023年3月期~2025年3月期)
    売 上 高 24,421(+2,720) 28,858(+4,437) 28,704  (△153) 30,000  (+1,296)
    営業利益 5,006(+633) 6,132(+1,126) 6,875  (+743) 7,700    (+825)
    経常利益 4,180(+888) 5,578(+1,398) 6,556 (+978) 7,500    (+944)
    当期利益 2,381(+741) 3,533(+1,153) 4,328 (+795) 5,000    (+672)
    注)いずれも計画期間中の累計額

    2.部門別業績目標と事業戦略

    東京のオフィスビル賃貸を確固たる基盤と位置付けることは変えず、
        グループの総合力で目標達成を目指す

    <部門別業績目標> (億円)
    六次 七次 八次 九次
    賃   貸 8,862 10,731 12,189 13,000
    販   売 7,731 9,572 8,221 7,500
    完   工 5,893 6,347 6,120 7,000
    流   通 1,772 2,077 2,105 2,500
    売 上 高 24,421 28,858 28,704 30,000
    賃   貸 3,137 4,155 4,873 5,200
    販   売 1,272 1,401 1,509 1,500
    完   工 470 504 547 750
    流   通 406 474 441 680
    営業利益 5,006 6,132 6,875 7,700

    <事業戦略>

    ① 不動産賃貸

    八次までに構築した収益基盤を維持し、4計画連続の増益を目指す

    ・オフィスビルは、既存ビルの収益力の維持・向上に努めるとともに、八次竣工ビル(延18万坪)の通期稼働と、九次竣工ビル(延19万坪)の新規稼働による収益を確実に取り込む

    ・ホテル・イベントホール・商業施設などの施設営業分野は、コロナ禍前の収益力を回復し、十次以降の成長回帰を期す

    ② 不動産販売

    八次で実現した高水準の利益規模を維持する

    ・量を追わず利益重視で販売ペースをコントロールする方針を堅持

    ・上昇傾向にある建設工事費への対処は課題だが、九次計上分は全件着工済につき影響は限定的

    ・競争激化の用地取得環境が続く中、着実に確保する方針を継続

    ③ 完成工事

    リフォーム(新築そっくりさん)、注文住宅ともに、品質を高めつつ、コストコントロールに注力し、受注拡大による最高益連続更新を目指す

    ・高い環境性能や防災性能をはじめ、顧客のニーズを的確に捉えた商品提案により受注拡大を図る

    ・ウッドショックや資材高に適切に対処し、影響を最小限にとどめる

    ④ 不動産流通

    収益力を一段と強化し、中計最高益の大幅更新を目指す

    グループの連携強化と顧客本位のサービスをより一層追求し、シェア拡大を図る

    3.設備投資計画(分譲マンションなど販売用の仕入れを除く固定資産投資)

    収益基盤強化のため、東京都心における賃貸ビル投資を継続推進
        九次3年間で1兆円の投資を見込む

    ① 再開発を中心とした具体化している延床70万坪超の開発計画への投資7千億円
        現時点の賃貸資産稼働見通しは下表の通り

    <開発ペースの推移>
    六次 七次 八次 九次 十次以降
    延床面積 11万坪 21万坪 18万坪 19万坪 52万坪

    ② 「好球必打」新規案件投資枠3千億円

    4.資金調達計画

    (1)仕掛中物件の追加投資7千億円は、拡大する賃貸CF※で賄える見通し

    <設備投資と賃貸CFの推移> (億円)
    六次 七次 八次 九次
    設備投資 △4,223 △6,635 △8,053 △10,000
    賃貸CF 4,098 5,346 6,445 7,000
    有利子負債 31,589 33,428 35,600 38,000

     ※賃貸CF(キャッシュフロー):不動産賃貸事業の営業利益+減価償却費

    (2)グリーンファイナンスの導入 ※2024年5月9日見直し
         長期資金総額2兆円のグリーンファイナンスを実施

    ① DBJ Green Building認証※で3つ星以上の評価を取得済の当社保有ビル(2024年3月末時点で76物件取得済)のうち、54棟を対象に2兆円をグリーンファイナンスにより調達する

    ② 資金調達期間中の制約

    ・CO2排出量、エネルギー使用量等の環境性能開示

    ・対象物件のDBJ Green Building認証3つ星以上維持

    ・環境改善等の社会課題に貢献するファイナンスであり、対象物件の売却禁止(性能維持のため保有継続)

    ③ JCR・R&I 2社からグリーンファイナンス適合評価取得

    ※DBJ Green Building認証は、日本政策投資銀行が創設した、不動産の「経済性」にとどまらない「環境・社会への配慮」における性能・取組みを評価する認証制度

    5.株主還元方針 ※2024年5月9日見直し

    賃貸事業の見通しの回復・改善傾向が明らかとなり、経常利益3千億円突破への足取りがはっきりと

    見えてきたため、毎年の持続的増配ペースを一株当たり7円から10円に引き上げる

    賃貸ビル投資に優先配分する方針と、利益成長に沿った「持続的増配」の方針は継続

    <配当と一株利益の推移> (円)
    八次 九次
    2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期(予)
    配  当 35 40 45 52 60 70
    一株利益 298 298 317 342 374 401

    6.政策保有株式に対する数値目標の導入 ※2024年5月9日見直し

    保有株式簿価の株主資本に対する比率を2027年度までに10%以下に抑制

    当社は、取引先等との安定的・長期的な取引関係の構築および強化等の観点から、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合は、当該取引先等の株式を取得し保有することができるものとしております。

    今般、政策保有株式の保有残高につき数値目標を設定し、一定の規律を設けることといたしました。2022年3月末時点で、保有する上場株式の簿価(取得原価)2,719億円の株主資本1兆4,792億円(純資産から有価証券評価差額金等を控除)に対する比率は18%に相当しますが、これを毎年引き下げ、2027年度までに10%以下に抑制してまいります。

    <上場株式簿価と株主資本の推移> (億円)
    六次 七次 八次 2027年度目標
    (2016年3月末) (2019年3月末) (2022年3月末)
    株式簿価 1,903 2,555 2,719
    株主資本 8,210 10,993 14,792
    比   率 23% 23% 18% 10%以下

    7.CO2排出量(Scope1、2、3)削減目標の設定

    パリ協定直前の2014年度対比、2030年度までに50%削減

    2050年カーボンニュートラルに賛同表明済

    脱炭素への取り組みを事業拡大に結び付け達成を目指す

    ① オフィスビルを中心とする賃貸事業・施設運営事業において省エネを推進

    ・新築・リニューアル時の高効率設備導入を一段と追求し、エネルギー消費等による自社CO2排出を床面積当たり50%削減

    ・テナントへの省エネ啓発活動を継続

    ② 主力事業の上流、下流における削減対策推進

    ・ビルテナント専有部へのグリーン電力導入支援

    ・建設時のエネルギー消費抑制を支援

    ・高性能設計を強化(分譲マンションのZEH-M Oriented標準仕様化)

    ・戸建住宅の脱炭素に貢献する、太陽光発電の新サービス「すみふ×エネカリ」提供推進

    ・新築そっくりさんで高断熱リフォーム商品の提供推進

    ・自動車充電装置の普及を促進

    ③ 九次中計は総排出量の10%削減を目指す

    ・総排出量の約6割を占める分譲マンション事業における削減は、設計基準変更後の物件が竣工する十次中計以降に寄与

    ・分譲マンション以外は25%削減を目指す

    <九次 CO2排出量削減目標> (参考)
    2014年度排出量 九次 削減目標 2019年度排出量
    (千tCO2) 構成比
    分譲マンション 3,605 61% 3,540
    注文住宅・新築そっくりさん 1,591 27% 1,565
    オフィスビル 689 12% 1,366
    その他(本社、グループ会社) 55 1% 66
    分譲マンション以外 2,336 39% △25% 2,997
    合計 5,940 100% △10% 6,537

    九次 各事業の主な数値目標

    ①  オフィステナント専有部のグリーン電力導入率30%

    ②  分譲マンションのZEH-M Oriented 設計100%

    ③  注文住宅でZEH住宅(標準化済)受注比率60%

    ④  新築そっくりさんで高断熱リフォーム商品(投入済)受注比率20%

    ⑤  「すみふ×エネカリ」の太陽光発電で創出した環境価値を取得し、当社グループの自己使用オフィスの電力を全量グリーン化

    (4)当社の企業価値を損なう買収提案に対する買収防衛策(当社株式の大規模な買付行為に関する対応方針)

    ①基本方針の内容とその実現に資する取組み

    イ.主力事業は回復軌道、次期十次中計で経常利益3千億円達成の見通し

    当社は、3年毎に策定する中期経営計画の達成を最重要課題とし、これを着実に遂行することにより企業価値を高めてまいりました。これまで8つの経営計画を遂行、リーマンショックやコロナ禍の3期を除く24期で経常増益を達成しました。
     第九次中計の2年目、2024年3月期は3期連続の経常最高益と11期連続の純利益最高益を達成し、3ヵ年累計の中計目標達成に向け、順調に進捗しております。 

    当社は、昨年5月にコロナ禍脱却と経済正常化を受けて「持続的成長のための基本的な経営戦略と中長期見直し」を公表いたしましたが、1年が経過し、社会・経済情勢など事業環境が大きく変動する中で、主要事業は着実に回復・改善し、2024年3月期決算は当初目標を達成、次期中期経営計画での経常利益3千億円達成が見通せるようになりました。

    ロ.成長を支えてきた東京都心のオフィスビル賃貸事業と企業価値

    当社のこれまでの成長を支えてきた原動力は、東京都心のオフィスビルを中核とした不動産賃貸事業です。営業利益は当社全体の7割近くを占め、まさに、大黒柱として企業価値の根幹を成しております。
     当社は、新宿住友ビル(通称三角ビル)が完成した1970年代初頭からおよそ半世紀にわたり、東京都心に特化したオフィスビル開発を推進、事業基盤を拡充してまいりました。これまでにバブル崩壊やリーマンショックなど未曾有の経済危機と、バブル景気やアベノミクス景気といった様々な環境変化を経てきましたが、当社は首尾一貫して、①資産売却による一時的な利益を追わず、②開発用地を自ら創り出して建設したビルを、③保有賃貸して長期安定的な賃貸収益を蓄積するという経営方針を貫き、継続してまいりました。その結果、現在、東京都心で230棟超の多様なポートフォリオを誇るビルオーナーに成長、2024年3月期の賃貸キャッシュフロー(不動産賃貸事業の営業利益+減価償却費)は2千4百億円に達しております。
     オフィスビル賃貸事業は、用地取得から商品企画、テナント募集や入居テナントへのサービス、管理に至るまで、総合的な事業遂行能力を必要とします。その中でも、用地取得は最も重要で、当社は、土地を買いまとめたり、地権者の権利関係を調整する再開発の手法で、言わばメーカーのようにビル用地を創り出してきました。加えて、ビル管理やテナント募集でも、自社で行う直接主義を重視し、顧客や現場の実態を的確に把握した上で、常に商品企画の改善や業務の効率化などに鋭意取り組んでまいりました。その結果、高い収益性を実現し、保有不動産の資産価値を高め、企業価値を増大させてきたものと自負しております。「賃貸等不動産」の含み益は年々蓄積され、2024年3月末時点で約3兆9千億円に達しております。

    ハ.買収防衛策の必要性

    第九次計画では、東京都心における賃貸ビル投資を継続推進することを第三の目標に掲げており、再開発を中心とした具体化している延床面積70万坪超(2022年3月末時点賃貸延床170万坪の4割超)の開発計画を順次完成、稼働させることにより、さらなる収益基盤の拡大、企業価値の向上、株主利益の増大を目指すこととしております。この大規模な開発計画は、これまで弛まず積み上げてきた多額の先行投資がいよいよ収益化するものです。当社がこれまで長期間に亘り、不動産市況や景気の波にさらされることなく、賃貸ビル開発による事業基盤拡充を継続できたのは、安定収益源である賃貸キャッシュフローが常時下支えとなっていたためであり、この先行投資を有利子負債の際限ない増加に頼らず自信を持って実行するには、2千億円を超える規模に拡大した賃貸キャッシュフローの維持拡大が必要です。また、大型の再開発が中心であるため、全件収益化に目途が立つまでには今後中計2~3期間を要すると見込まれます。

    一方、大規模な金融緩和を背景に、国内の優良な収益不動産に対する投資意欲は一段と増しており、東京に多数の優良ビルを持つ当社株式について一方的に大量取得行為が強行されるおそれは否定できません。当社が半世紀にわたって継続してきた、賃貸資産を着実に積み上げることにより企業価値の持続的な拡大を目指す経営方針を否定し、将来の企業価値増大に資する開発計画が成就する前に、保有不動産を売却して含み益をはき出し、一過性の利益を求める短期志向の経営方針を採ることは、結果として、安定収益源の賃貸キャッシュフローを減少させ、開発計画を財務リスクにさらし、当社の企業価値基盤を損なうおそれがないとは申せません。中長期的な展望に基づき着実な企業価値の向上を目指す当社の経営方針は、このような短期志向とは相容れません。よって、現稼働面積の4割を超える70万坪超の開発計画の収益化に概ね目途がつき、企業価値に反映されていない開発計画が一定割合に低下するまでは、買収を意図する投資家が現れた場合に、十分な情報と時間を確保して議論を尽くし、株主の皆様に信を問う必要があると考えます。
     また、我が国の金融商品取引法上、会社支配権に影響を及ぼす株取引について、透明性・公平性を担保するための手続きとして公開買付制度が措置され、株主の皆様に判断していただくための情報と時間が確保されることとなっておりますが、公開買付期間が30営業日と短く検討時間として十分とは言いきれません。また、部分公開買付けを容認するものであることから、強圧的買収などの濫用的な買収を必ずしも排除できないこと、そもそも買収者が市場内取引のみで株を買い進めた場合には、公開買付制度が適用されないことといった、法制度上の問題点も残っていると考えております。
     以上のことから、当社は「当社の企業価値を損なう買収提案に対する買収防衛策(当社株式の大規模な買付行為に関する対応方針)」(以下「本対応方針」といいます。)を、2007年5月17日付取締役会決議に基づき導入し、同年6月の第74期定時株主総会決議に基づき同方針を継続後、第77期、第80期、第83期、第86期および第89期定時株主総会において、それぞれの株主の皆様のご承認を得て、更新してきました。

    昨年、経済産業省や金融庁において企業買収の在り方を見直す動きが進展したのに加え、前述の十次中計、またそれ以降の見通しにもある通り、企業価値に直結する当社自身の事業規模や収益力が拡大、安定度が増す中、成長ステージに一定の進展があったと判断し、今般、次回2025年6月の更新を行わないことといたしました。

    ②当社株式の大規模買付行為に関する対応方針の内容と取締役会の判断

    当社は、当社株式の大規模な買付行為が開始された場合において、これを受け入れるかどうかは、当社株主の皆様の判断に委ねられるべきものであると考えておりますが、当社株主の皆様が企業価値ひいては株主共同の利益への影響を適切に判断するためには、大規模買付者および当社取締役会の双方から、当社株主の皆様に必要かつ十分な情報・意見・代替案などの提供と、それらを検討するための必要かつ十分な時間が確保される必要があると考えます。
     本対応方針は、当社株式の大規模買付行為に関するルールを設定し、大規模買付者に対して大規模買付ルールの遵守を求めております。大規模買付ルールは、事前に大規模買付者から当社取締役会に対して必要かつ十分な情報が提供され、当社取締役会による一定の評価期間が経過した後に大規模買付行為を開始するというものです。大規模買付者がこの大規模買付ルールを遵守しない場合、あるいは遵守した場合でも、大規模買付行為が当社に回復しがたい損害をもたらすことが明らかであるときや、企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なうときには、当社取締役会として相当と認める措置を講ずることとしております。
     なお、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守したか否か、当該大規模買付行為が当社に回復しがたい損害をもたらすことが明らかである場合や企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なう場合に該当するか否か、および対抗措置をとるべきか否かについて取締役会が判断するにあたっては、社外取締役、社外監査役、経営経験者、弁護士、公認会計士等から選任される特別委員会に対し諮問し、その勧告を最大限尊重するものとしております。

    以上のとおり、本対応方針は、当社株式の大規模な買付行為に対し株主の皆様が判断するのに必要な情報と時間を確保するためのルールを設定し、大規模買付者がこのルールを遵守しない場合や大規模買付行為が当社に回復しがたい損害をもたらすことが明らかな場合などに対抗措置を講ずることを定めたものでありますので、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に資するものであり、当社役員の地位の維持を目的とするものではありません。

    (注) 本対応方針の詳しい内容については、当社ホームページ

    https://www.sumitomo-rd.co.jp/uploads/2022.05.12\_release2.pdf)をご参照ください。

    2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    (1)基本方針、ガバナンス及びリスク管理

    ① 基本方針

    当社は、住友本社を継承した住友グループの総合不動産会社として、430年もの歴史を刻む“住友の事業精神”を経営理念として継承しています。世界で最も永続している企業グループの一つである住友グループは、「信用を重んじ、浮利を追わず」、「自身を利するとともに社会を利する」といった事業精神を脈々と受け継いできました。住友不動産グループでは、これら先人の教えを踏まえ、何よりも信用を大切にして、目先の利益を追わず、自己の経済価値だけでなく、先々まで世に必要とされる持続的な社会価値を一体的に創出することを経営理念に掲げ、事業展開を進めてまいりました。

    この企業姿勢をコーポレートスローガン『信用と創造』として掲げ、何よりもステークホルダーとの信頼関係を大切に、高い目標を掲げ、新たな発想で新分野を開拓し、挑戦する、“新しい価値を創造”することを行動指針としております。また、『より良い社会資産を創造し、それを後世に残す』ことを基本使命とし、各事業を通じて環境をはじめとする様々な社会課題の解決に貢献しつつ、企業価値の最大化を目指すことを経営の基本方針としております。

    不動産業は、人々が働き、住まい、交流する拠点形成や関連するサービスを創出し、人々の生活を豊かにする使命を負った社会的意義の高い事業です。当社の主要な開発手法であるオフィスや住宅を中核とする再開発事業では、木造家屋が密集するなど災害リスクの高い地域で、堅牢な耐火建築物への建替えを実施し、地域防災性を大きく向上させるとともに、地権者と共同で事業を推進することにより、コミュニティ形成や地域活性化を促進する交流拠点を形成するなど地域の課題解決に貢献するまちづくりを推進しております。

    当社は、「災害に強い」、「環境にやさしい」、「地域とともに」、「人にやさしい」の4つを重要課題(マテリアリティ)とし、後世まで持続可能な社会資産を提供する、「サステナビリティ経営」を実践してまいります。

    ② ガバナンス及びリスク管理

    当社グループ全体で横断的にサステナビリティ経営を推進していくため、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、サステナビリティに関するリスク及び機会を識別・評価するとともに、目標の進捗状況を管理しております。また、その下部組織である「BCP対策協議会」、「サステナビリティ推進協議会」、「内部統制会議」では、議長を務める企画本部長を責任者とし、対応する分野のサステナビリティに関する課題の抽出、解決に取り組んでおります。重要課題については、サステナビリティ委員会に諮るほか、必要に応じて取締役会に報告します。

     (2)主な取組み

    ① 気候変動に関する取組み

    イ 脱炭素への取組み方針

    当社は、国際的社会課題である「2050年カーボンニュートラル」に賛同を表明するとともに、2022年5月には、2030年度までの中間目標として、パリ協定直前の2014年度対比でCO2排出量を50%削減する目標を掲げました。総合不動産デベロッパーとして、サプライヤーや事業パートナー、テナント、業界団体などの各ステークホルダーと協働し、各主力事業で省エネや創エネの普及促進を図り、消費者への訴求力を高めた商品やサービスの開発、提供を推進しております。

    また、TCFDフレームワークに基づき、ガバナンス・戦略・リスク・目標の4つの観点から、気候変動がもたらす財務影響とその対応を整理・分析し、当社ホームページにて情報開示しております。

    https://www.sumitomo-rd.co.jp/sustainability/pdf/TCFD\_disclosure\_climate\_change.pdf)

    ロ 各事業における取組み

    現在推進中の「第九次中期経営計画」では、各事業の排出量削減目標を定め、以下の具体的取組みを推進しております。当期は下表の通り順調な進捗となりました。引き続き脱炭素の取組みを事業拡大に結びつけ、目標の達成を目指してまいります。

    オフィスビル

    オフィスビル事業では、新規物件の開発や既存物件のリニューアルに際し、高断熱の外皮仕様や高効率設備等を積極的に導入して環境性能の高い開発により省エネ化を推進しております。また、テナント専有部においては、テナント企業の多様化するグリーン電力導入ニーズに応えるべく、一般的な非化石証書を使用した電力供給のみならず、脱炭素への貢献度が高い新設した再生エネルギー発電所からの電力供給など、複数のメニューを揃え提供する体制を整えております。

    分譲マンション

    第九次中計以降の設計物件は全件、現行の省エネ基準からエネルギー消費を2割抑制する高い環境性能を備えた「ZEH-M Oriented」を標準仕様とし、居住時の省エネ性能向上で脱炭素に貢献する開発を推進しております。

    新築そっくりさん・注文住宅

    日本の既存住宅は、5,000万戸超のストックのうち9割が最新の省エネ基準を満たさず、脱炭素化に向け、大きな社会課題となっております。当社の「新築そっくりさん」事業では、2021年12月に提供開始した高度な省エネ性能を実現する「高断熱リフォーム」が好評を博し、改修による長寿命化とともに既存住宅の省エネ化を推進しております。大規模リフォームの「高断熱リフォーム」受注比率は2024年3月に57%まで上昇しております(第九次中計目標20%)。

    また、初期費用負担を要因に普及が進みにくかった太陽光発電設備については、東京電力グループとの協業により、初期費用なし、居住期間中は月額サービス料のみでメンテナンス、交換も受けられる太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」を2021年9月に提供開始しました。注文住宅では、このサービスを組み込んだ最新のZEH(ゼロエネルギーハウス)基準を上回る高い省エネ性能を確保した「住友不動産の栖(すみか)」を2022年4月に発売、2024年3月のZEH受注比率は97%に達しました(第九次中計目標60%)。

    第九次中計 各事業における数値目標と達成状況

    第九次中計の目標 当期実績
    オフィスビル
    テナント専有部のグリーン電力 導入率30% 18%
    テナント企業毎の意思決定で導入可能なグリーン電力導入プランメニュー
    分譲マンション
    ZEH-M Oriented 設計100% 設計100%約4,900戸※申請中を含む
    高水準の省エネ設計を標準化、削減寄与は対象物件が竣工する十次計画以降
    新築そっくりさん
    高断熱リフォーム商品(投入済) 受注比率20% 54%※3月単月57%
    既存ストックの課題「低い断熱性」を補う高水準の省エネリフォーム
    注文住宅
    ZEH住宅(標準化済) 受注比率60% ※ZEH相当を含む 94%※3月単月97%
    最新ZEH基準以上の断熱・省エネ性能+太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」
    その他
    当社グループの自己使用オフィスの電力を全量グリーン化 必要数確保※受注ベース
    「すみふ×エネカリ」の太陽光発電で創出した現在価値を取得※注文住宅、新築そっくり必要設置棟数約4,000棟
       ② 人的資本に関する取組み

    イ 当社の持続的成長を支える独自の人材投資戦略

    当社は、コーポレートスローガンに掲げる「信用と創造」を実践し、持続的成長による企業価値を高める源泉は従業員であると考え、持続的成長の果実はまず従業員に還元する「従業員ファーストの経営」と「グループ一体経営」を目指しております。また、社内に異なる経験・技能・属性を反映した多様な視点や価値観が存在することは、会社の持続的な成長を確保する上での強みとなるとの認識のもと、かねてよりダイバーシティ推進に積極的に取り組み、キャリア採用による人材確保、年功によらず専ら能力・成果に基づく評価制度、専門職種毎の給与体系を並立させる給与制度など、多様性に富む強靭な組織を実現するための独自の人事制度を構築しております。

    ロ 経営再建時代、事業構造転換のために進めた人事制度改革

    バブル崩壊後、再建計画として第一次中期経営計画(1997-2001)を開始した頃の当社は、収益力の大幅な低下とともに不良債権や過大な有利子負債を抱えておりました。

    再建計画では、不動産証券化など資金調達の多様化に取り組み、不動産業の原材料である未稼働土地の商品化(開発)を進める一方で、先行投資を必要としない「人が収益を生み出す」受注生産型の新規事業「新築そっくりさん(リフォーム事業)」等に活路を見いだし、収益力の回復を目指しました。

    この事業構造転換に際して、外部から優秀な専門人材(キャリア職)を大量に採用する必要に迫られ、旧来の“年功序列”による人事制度を廃し、“高率歩合給”などの能力、成果主義を核とする人事制度への改革を実施し、「新築そっくりさん事業」や「注文住宅事業」の収益拡大に大いに寄与しました。

    その後、分譲マンションや賃貸マンション、ホテル、イベントホールなど、「実物資本」と「人的資本」をハイブリッド活用する他の事業にもこの人事制度を拡大適用しました。グループ全体でキャリア職を通年採用し、多岐に渡る職種ごとに、その職責と実績によって年収を定めるジョブ型に近い給与制度に切り替えるなど、キャリア職中心の人事制度を中核に据え、各事業の付加価値向上に大きく寄与しました。

    当社はこうして、東京都心の再開発事業を中心としたオフィスビル賃貸事業を収益の柱に据えて長期的な安定成長基盤を構築するとともに、賃貸マンションやホテル、イベントホールなどの賃貸関連事業、分譲マンション、新築そっくりさん、注文住宅、仲介などの各主力事業において、それぞれ特徴的な事業スタイルを築きながら、現在まで持続的な成長による企業価値向上を実現してきました。

    ハ 当社独自の「職種別人事制度」

    当社はこの人材戦略の有効性を踏まえ、営業職や技術職に限らず、コーポレートスタッフにも専門職種のキャリア職採用を拡大、現在は主要職種だけで約30種もの職種別の給与体系を並立させる人事制度を構築しています。各専門職種は従事する事業や業務の特性に応じて、固定給、変動給の割合、昇給テーブル等を個別に設定しておりますが、全職種で共通して年齢、性別、社歴を問わず、主に能力(職責)と成果で評価する公正な給与制度としており、この制度が持続的に職員の成長を促しています。

    ニ ダイバーシティに富んだ組織を実現

    20年余り前から、他社での多種多様なキャリアを持つ人材を、即戦力として積極的に採用し人材確保を推し進めた結果、すでに当社職員の9割がキャリア職となり、異なる経験・技能・属性を反映した多様な視点、価値観の存在する柔軟かつ強靭なダイバーシティに富んだ組織を実現し、当社成長の源泉となっております。

    さらに、職員のモチベーション向上のためには管理職登用における機会均等が最も重要であるとの考えから、性別、新卒・中途の別によらず、専ら意欲と能力・成果による登用を進めております。その結果、現在、管理職の7割以上をキャリア職出身者が占め、管理職における多様性も確保されております。

    また、女性活躍推進についても積極的に取り組んでおります。まず、現場の第一線を支える営業・技術職における女性採用比率の数値目標(営業職25%、技術職13%)を公表し、将来の登用に向けてまずは社員数を厚くすべく、職員における女性比率の向上に取り組んでいます。次に、2022年に、職務給中心の人事制度を全職員に適用する改革を行い、出産、育児等のライフイベントにより中長期にわたりキャリアの中断があった職員についても、復職後、不利なく責任あるポストに即座に就くことが可能な制度とするなど、女性のキャリア形成支援に取り組んでいます。その結果、当期末時点の管理職に占める女性労働者の比率は10.4%となりました。また、女性の役員選任についても積極的に取り組んでおり、本報告書提出日時点で女性の役員は3名(社外取締役、社外監査役、執行役員各1名)となっております。

    なお、管理職の多様性は、上記のような公正な採用方針、公正な制度、公正な登用の結果として自ずと確保されていくべきものと考えております。管理職の多様性について数値目標を定めることは、却って、管理職登用における機会均等を歪め、職員全体のモラールを下げてしまう懸念があると考えているため、かかる数値目標は定めない方針です。

    ホ 制度の継続活用と深化拡大

    現行の人事制度は、持続的成長を目指す当社の経営戦略において、既存事業の成長に資するだけでなく、新規事業や将来の事業構造転換においても、必要なスキルを有する人材確保、育成を推進する上で引き続き有効と考えています。

    当社は、当該人事制度を継続深化、拡大させるため、各専門職種の人材マーケットに則した柔軟な給与水準の見直しや、必要な人材の厚みを確保するため職種ごとに専門的なスキルアップ教育の拡充を図るほか、有能な人材に社内転職の機会を提供する「住友不動産グループ・チャレンジ制度」によるキャリア形成支援など、様々な取組みにより制度のさらなる発展を推し進めてまいります。

    このように当社は、今後も個々の従業員の能力・実績に応じた評価制度に加え、生産性向上のためのDX投資・教育投資など、人的資本への積極的投資を継続してまいります。

    人的資本の関連情報については、当社ホームページをご参照ください。

    https://www.sumitomo-rd.co.jp/sustainability/society.html)

    3 【事業等のリスク】

    当社グループが行っている不動産賃貸事業、不動産販売事業、完成工事事業及び不動産流通事業は、景気動向や企業業績、個人所得等の動向、人口動態、地価動向、原材料価格や建築費の動向、金融情勢、税制等の影響を受けやすい傾向にあり、これらが当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    その中で、経営者が、当連結会計年度末現在において、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に特に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。

    なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)災害その他不可抗力の事態に関するリスク

    当社グループは、災害その他不可抗力の事態に備えるため、保有資産において、免震・制振構造の採用や非常用発電機の設置による無停電対応などにより事業継続性を高めるとともに、当社事業活動において、各種事態を想定したマニュアルの策定と訓練の実施による継続性の確保に努めております。また、サステナビリティ委員会の下部組織であるBCP対策協議会において、当社グループにおけるBCP対策整備の具体的方針を定め、整備状況のモニタリングを行っております。

    しかしながら、想定をはるかに凌駕する規模の不可抗力の事態が発生した場合、保有資産の復旧費用負担の発生や営業活動の停滞等に伴い、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

    (2)コンプライアンスに関するリスク

    当社グループが行う事業は、宅地建物取引業法、建設業法、建築基準法、労働基準法をはじめとして、様々な法規制の下に置かれており、その改正動向を注視しつつ、適時適切に対応するよう努めております。また、サステナビリティ委員会の下部組織である内部統制会議において、当社グループにおけるコンプライアンス推進活動のモニタリングを行うとともに、当社内部監査室が子会社を含めた内部監査を実施、更に、社内外に複数の内部通報窓口を設置し、不正、違法行為の発見、抑止に努めております。

    しかしながら、法律等の改正による事業活動への影響を通じて、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。また、当社グループやその役職員によるコンプライアンス違反が発生した場合、当社グループの信用が損なわれ、当社グループの商品需要が低下することにより、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

    (3)気候変動に関するリスク

    当社グループは、気候変動に伴い発生する風水害等の物理的リスクだけでなく、気候変動を抑止するための諸制度や事業環境の変化等の移行リスクに対応するため、TCFDフレームワークに基づき、ガバナンス・戦略・リスク・目標の4つの観点から、気候変動がもたらす財務影響とその対応を整理・分析し、開示するとともに、サステナビリティ委員会の下部組織であるサステナビリティ推進協議会において、様々な取り組みを推進しております。社会資産を供給する事業者として、事業活動を通じた気候変動対策の推進に向け、特に環境性能が高い物件や商品の新規開発や、運用時における省エネ啓蒙、既存物件の改修による環境性能の向上等に注力し、脱炭素の取り組みを推進しております。

    しかしながら、想定を超える規制や事業環境の急激な変化等により、建築コストや事業運営コストが高まり、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

    (4)サプライヤーに関するリスク

    当社グループは、建設事業者をはじめとして、賃貸資産の管理に係る清掃員・係員・警備員・設備保守点検事業者など、多くのサプライヤーとともに事業を推進しており、サプライヤーに起因するリスクを低減するため、サステナビリティ委員会の下部組織であるサステナビリティ推進協議会において、新規取引開始時におけるデューデリジェンスや「サステナブル調達ガイドライン」の周知徹底、当社職員による監理、サプライヤー向け安全研修などを実施しております。

    しかしながら、想定外の事態の発生等により、サプライヤーに起因して、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

     (5)情報セキュリティに関するリスク

    当社グループでは、各事業において、個人情報を含む多くの重要な情報を保有しており、情報流出を防ぐためのサイバーセキュリティを導入しているほか、職員に対して情報セキュリティに関する研修を実施しております。

    しかしながら、サイバー攻撃や職員の不注意により情報が流出した場合、補償の発生や、信用の喪失による当社グループの商品需要の低下などにより、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

    (6)ファイナンスに関するリスク

    当社グループが行っている不動産賃貸事業および不動産販売事業は、まず用地を取得し、かつ建物が竣工しなければ収益に計上できない投資先行型の事業であるため、事業資金を金融機関等からの借入や社債等により安定的に賄う必要があります。

    これに対し、連結有利子負債の借入期間の長期化、固定金利化を進めるとともに、多様な金融機関※との安定的な関係性の構築を進め、資金調達の安定化を図っております。

    しかしながら、金融環境の急速かつ大幅な変化、借入先の経営状況の変化等により、借入利息の上昇、資金繰りの悪化等、当社グループの経営成績および財政状態が影響を受ける可能性があります。

    ※報告書提出日現在、当社は117の金融機関と取引を行っております。

    <連結有利子負債他の推移>                                (百万円)

    2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期
    連結有利子負債 3,440,908 3,561,293 3,559,993 3,938,021 3,961,564
    連結自己資本 1,294,998 1,503,021 1,634,049 1,799,372 2,050,582
    デットエクイティレシオ※ 2.5 2.2 2.1 2.1 1.9
    長期比率 96% 96% 98% 95% 97%
    固定金利比率 95% 94% 96% 86% 84%
    ※連結純有利子負債÷連結自己資本

    4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1) 経営成績等の状況の概要

    ① 財政状態及び経営成績の状況

    3期連続経常最高益、11期連続純利益最高益更新

    当連結会計年度の業績は下表の通りで、売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて前年を上回り増収増益となりました。営業利益、経常利益、純利益はいずれも過去最高を更新(営業利益2期連続、経常利益3期連続、純利益11期連続)しました。

    オフィスビル賃貸、分譲マンションが増収増益で業績を牽引

    部門別では、市況の回復・改善傾向が鮮明となってきた東京のオフィスビルを中心とした不動産賃貸事業と、分譲マンションの引渡し戸数が増加した不動産販売事業がともに最高益となり業績を牽引しました。

     受取利息・受取配当金の増加により営業外損益は△15億円(前期比+30億円)に改善、特別損益は減損損失や固定資産除却損など127億円の特別損失を計上した一方で投資有価証券売却益など128億円の特別利益を計上し、差引1億円(同+64億円)のプラスとなりました。

    その結果、売上高9,676億円(前期比+3.0%)、営業利益2,546億円(同+5.6%)、経常利益2,531億円(同+7.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,771億円(同+9.4%)となりました。

    (百万円)
    前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    売上高 939,904 967,692 +27,787
    営業利益 241,274 254,666 +13,392
    経常利益 236,651 253,111 +16,460
    親会社株主に帰属する当期純利益 161,925 177,171 +15,245

    部門別の営業成績は下表の通りです。

    (百万円)
    売上高 前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    不動産賃貸 425,368 444,406 +19,037
    不動産販売 222,077 241,207 +19,130
    完成工事 213,584 205,058 △8,525
    不動産流通 75,107 72,308 △2,798
    連結計 939,904 967,692 +27,787
    (百万円)
    営業利益 前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    不動産賃貸 165,693 176,580 +10,887
    不動産販売 53,928 60,208 +6,280
    完成工事 21,421 20,841 △580
    不動産流通 20,030 18,739 △1,291
    連結計 241,274 254,666 +13,392

    <不動産賃貸事業部門>

    増収増益、最高益更新

    当連結会計年度は、前期竣工の「住友不動産東京三田ガーデンタワー」、「住友不動産新宿ファーストタワー」など大型ビルの新規稼働によって減価償却費が大きく増加したものの、既存ビルの収益改善と、ホテル、イベントホールなど施設営業分野の回復が業績に寄与した結果、増収増益となり、売上、営業利益ともに過去最高を更新しました。

    需給改善継続、新規ビル募集進捗

    当期末の空室率は、「住友不動産東京三田ガーデンタワー」など前期竣工の通期稼働ビルを加えて6.9%となりましたが、働きやすいオフィス環境を志向する企業や事業拡大のため採用強化を図る企業の新規需要は引き続き旺盛で、契約面積が解約面積を上回る傾向が続いており、空室率は改善傾向を辿る見通しです。また、当第4四半期に竣工した「住友不動産中野駅前ビル」、「住友不動産秋葉原東ビル」はともに満室稼働となり、新規ビルのテナント募集も順調に進捗しております。

    前連結会計年度末 当連結会計年度末
    (2023.3月末) (2024.3月末)
    既存ビル空室率 6.0% 6.9%※ ※前期竣工の通期稼働ビルを除くと5.2%

    <不動産販売事業部門>

    増収増益、最高益更新

    当連結会計年度は、「シティタワー新宿」、「シティハウス武蔵野」、「ベイシティタワーズ神戸WEST」などが引渡しを開始、マンション、戸建、宅地の合計で3,524戸(前期比+563戸)を販売計上しました。計上戸数の増加と利益率の改善により増収増益となり、営業利益は過去最高を更新しました。

    マンション契約順調、次期計上分の9割契約済

    当連結会計年度のマンション契約戸数は3,281戸(前期比△421戸)と、前年に比べ減少しましたが、次期計上予定戸数3,500戸に対し期首時点で約90%(前年約90%)が契約済みとなり、順調に推移しました。

    前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    マンション契約戸数 3,702 3,281 △421
    計上戸数 2,961 3,524 +563
    マンション・戸建 2,886 3,475 +589
    宅地 75 49 △26
    売上高(百万円) 222,077 241,207 +19,130
    マンション・戸建 200,482 227,741 +27,259
    宅地・その他 21,595 13,466 △8,128

    <完成工事事業部門>

    利益率改善も、減収減益

    当連結会計年度の受注棟数は、「新築そっくりさん」事業で6,947棟(前期比△849棟)、注文住宅事業で2,222棟(同+151棟)となりました。当事業部門の業績は、販売価格の値上げが浸透する一方で、コストコントロールによって利益率が改善したものの、両事業ともに計上棟数が減少した結果、減収減益となりました。当期は、「新築そっくりさん」で高断熱リフォームの受注割合が6割に到達、注文住宅でも断熱性能最高等級7を実現する新商品を発売、両事業ともに高い環境性能を訴求した商品の販売に注力し受注増に努めています。

    前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    受注棟数 9,867 9,169 △698
    新築そっくりさん 7,796 6,947 △849
    注文住宅 2,071 2,222 +151
    計上棟数 10,658 9,479 △1,179
    新築そっくりさん 8,136 7,204 △932
    注文住宅 2,522 2,275 △247
    売上高(百万円) 202,701 194,588 △8,112
    新築そっくりさん 110,749 106,538 △4,210
    注文住宅 91,952 88,050 △3,902

    <不動産流通事業部門>

    減収減益も、足元で回復の兆し

    当連結会計年度は、中古マンション取引を中心とした主力の仲介事業で、仲介件数が31,502件(前期比△3,404件)と前年に比べ減少し、減収減益となりました。当期は、登記情報によるダイレクトメールを個人情報保護の観点から廃止した結果、仲介件数は減少傾向を辿っておりましたが、営業拠点の統廃合による営業効率の改善や、Web広告強化の取組みを推進した結果、第4四半期に問合せ件数が増加したのに加え、仲介収益が契約ベースで前年比プラスに転じるなど、足元では回復の兆しが出始めています。

    前連結会計年度 当連結会計年度 増 減
    (2022.4.1~2023.3.31) (2023.4.1~2024.3.31)
    仲介件数 34,906 31,502 △3,404
    取扱高  (百万円) 1,396,127 1,392,869 △3,258
    取扱単価(百万円) 39.9 44.2 +4.2

    <その他の事業部門>

    フィットネスクラブ事業、飲食業などその他の事業は、売上高11,277百万円(前期比+1,214百万円)、営業利益1,418百万円(同+236百万円)となりました。

      <中期経営計画の達成状況>

    当社は、2022年4月より「第九次中期経営計画」に取り組んでおります。計画2年目となる当期は、前述の通り、3期連続経常最高益、11期連続純利益最高益更新を達成しました。
     その結果、最終年度の次期予想を加えた3ヵ年累計業績は下表の通りで、売上高、営業利益、経常利益、当期利益のすべてにおいて八次実績を上回るとともに、経常利益と当期利益は当初目標を超過達成する見通しです。次期予想業績を着実に達成し、売上、利益ともに中計最高業績の更新を目指してまいります。

    (億円)
    八次実績 (2019.4.1~2022.3.31) 九次予想(3ヵ年累計) 八次比 九次目標※(2022.4.1~2025.3.31)
    前期 (2022.4.1~2023.3.31) 当期(2023.4.1~2024.3.31) 次期予想(2024.4.1~2025.3.31)
    売上高 2 兆8,704 9,399 9,677 10,000 2 兆9,076 +372 3 兆 0,000
    営業利益 6,875 2,413 2,547 2,670 7,629 +755 7,700
    経常利益 6,556 2,367 2,531 2,650 7,548 +992 7,500
    当期利益 4,328 1,619 1,772 1,900 5,291 +963 5,000

    ※2022年5月12日公表

     <資産、負債、純資産の状況>

    当連結会計年度における総資産は、6兆6,783億円(前期末比+3,129億円)となりました。主に賃貸ビル投資により有形固定資産と投資有価証券(インド子会社への出資金)が増加しました。

    負債合計額は、4兆6,278億円(前期末比+617億円)となりました。連結有利子負債が3兆9,615億円(同+235億円)となりました。

    純資産合計額は2兆505億円(前期末比+2,512億円)となりました。当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益が1,771億円となり、利益剰余金が増加しました。その結果、自己資本比率は30.7%(前期末28.3%)となりました。

    なお、当連結会計年度における連結有利子負債の長期比率は97%(前期末95%)、固定金利比率は84%(同86%)となっております。

    ② キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、
        営業活動によるキャッシュ・フロー  232,033百万円(前期比  + 66,921百万円)

     投資活動によるキャッシュ・フロー △310,694百万円(前期比 +179,104百万円)

     財務活動によるキャッシュ・フロー  △3,655百万円(前期比 △359,211百万円)

    となり、現金及び現金同等物は△80,927百万円減少して103,125百万円となりました。

    <営業活動によるキャッシュ・フロー>

    当期の経常利益は2,531億円、減価償却費は731億円となりました。棚卸資産の増加や法人税等の支払などにより、営業キャッシュ・フローは2,320億円の収入となりました。

    <投資活動によるキャッシュ・フロー>

    主に賃貸事業の増強を目的として合計1,883億円の有形固定資産投資と1,216億円のインド子会社への出資を行った結果、投資キャッシュ・フローは3,106億円の支出となりました。

    <財務活動によるキャッシュ・フロー>

    期限到来に伴う社債の償還および長期借入金の返済合計2,941億円(ノンリコース含む)と賃貸事業の増強に伴う有形固定資産投資に対応するため、3,886億円の社債発行および長期借入を実施した結果、財務キャッシュ・フローは36億円の支出となりました。

    ③ 生産、受注及び販売の状況

    生産、受注及び販売の状況については、前掲「① 財政状態及び経営成績の状況」における各セグメントの業績に関連付けて記載しております。

    (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2024年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。

    ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

    (イ) 概況

    当連結会計年度は、売上高9,676億円(前連結会計年度比+277億円)、営業利益2,546億円(同+133億円)、経常利益2,531億円(同+164億円)となりました。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてにおいて前年を上回り増収増益となりました。営業利益、経常利益、純利益はいずれも過去最高を更新(営業利益2期連続、経常利益3期連続、純利益11期連続)しました。

    (ロ) 売上高および営業利益

    当連結会計年度は、市況の回復・改善傾向が鮮明となってきた東京のオフィスビルを中心とした不動産賃貸事業と、分譲マンションの引渡し戸数が増加した不動産販売事業がともに最高益となり業績を牽引しました。その結果、売上高は967,692百万円(前連結会計年度比+27,787百万円、同+3.0%)、営業利益は254,666百万円(同+13,392百万円、同+5.6%)となりました。

    なお、各事業部門の詳細については、前掲「(1) 経営成績等の状況の概要」をご参照下さい。

    (ハ) 営業外損益

    営業外収益は、受取配当金の増加などにより、20,597百万円(前連結会計年度比+3,952百万円)となりました。また、営業外費用は22,152百万円(同+884百万円)となりました。その結果、営業外損益は△1,554百万円(同3,067百万円の改善)となりました。

    (ニ) 特別損益

    当連結会計年度は、投資有価証券売却益などにより特別利益は12,895百万円(前連結会計年度比+8,168百万円)となった一方、減損損失や固定資産除却損など12,744百万円(同+1,702百万円)の特別損失を計上しました。その結果、特別損益は、差引151百万円の利益(同6,466百万円の改善)となりました。

    ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    親会社株主に帰属する当期純利益が177,171百万円となり、株主資本が前連結会計年度末比150,154百万円増加 した結果、当連結会計年度末の自己資本は、2,050,582百万円(同+251,210百万円)、自己資本比率は30.7%となりました。
     
     資金調達においては、当連結会計年度中に、期限到来に伴う長期借入金2,241億円(ノンリコース含む)の返済および賃貸事業の増強に伴う有形固定資産投資に対応するため、3,886億円の社債発行および長期借入を実施しました。また、コマーシャル・ペーパーを差引670億円償還しました。その結果、連結有利子負債は、3,961,564百万円(前連結会計年度末比+23,543百万円)となりました。
     なお、当連結会計年度における連結有利子負債の長期比率は97%(前期末95%)、固定金利比率は84%(同86%)となっております。

    2022年4月より開始した「第九次中期経営計画」では、更なる収益基盤強化のため、東京都心における賃貸ビル投資を継続推進することとしております。必要な資金は、拡大する賃貸キャッシュフローを優先配分して賄う方針です。詳しくは、前掲「1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](3)中期経営計画について 3.設備投資計画 および 4.資金調達計画」をご参照ください。

    ③ 重要な会計方針および見積り

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債および収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]の連結財務諸表の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針等が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすものと考えております。

    販売用不動産(仕掛含む)及び賃貸資産の評価

    当社グループは、販売用不動産(仕掛含む)について、連結財務諸表の注記事項に記載のとおり、主として個別法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)により評価しております。また、賃貸資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、資産のグルーピング、減損の兆候の識別、減損損失の認識の判定及び測定を行っております。

        なお、詳細は第5[経理の状況]の連結財務諸表の(重要な会計上の見積り)に記載しております。

    5 【経営上の重要な契約等】

    特記すべき事項はありません。

    6 【研究開発活動】

    特記すべき事項はありません。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    当社グループでは、不動産賃貸事業の拡充に重点を置き、設備投資を行っておりますが、当連結会計年度の設備投資額(有形固定資産および無形固定資産の取得価額)は次のとおりであります。

    事業セグメント名 設備投資額(百万円) 前年同期比(百万円)
    不動産賃貸事業 146,802 △297,974
    不動産販売事業 44,573 28,049
    完成工事事業 846 △42
    不動産流通事業 1,762 720
    その他の事業 307 254
    194,291 △268,992
    消去又は全社 2,467 1,999
    合計 196,758 △266,992

    当連結会計年度においては、「住友不動産中野駅前ビル・レジデンス」(延床面積81,051㎡)等が竣工いたしました。

    2 【主要な設備の状況】

      (不動産賃貸事業セグメント)

    ① 賃貸事業用建物

    2024年3月31日現在

    所在地 建物面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    築10年以内 築10年超20年以内 築20年超 合計
    東京都港区 618,048(10,943) 339,127(51,136) 640,397(136,721) 1,597,572(198,801) 1,302,213
    東京都新宿区 306,440(7,941) 370,927(11,422) 449,979(61,084) 1,127,347(80,447) 635,723
    東京都千代田区 176,758(6,022) 209,712(2,076) 191,279(64,840) 577,748(72,938) 463,813
    東京都中央区 114,939(4,177) 50,351(3,982) 150,066(111,184) 315,356(119,342) 315,650
    東京都渋谷区 65,674(2,353) 222,351(8,475) 38,923(81,808) 326,949(92,636) 263,470
    東京都品川区 247,131(2,752) 22,497(239) 70,704(45,081) 340,332(48,072) 210,097
    東京都文京区 5,243(-) 60,009(9,156) 91,078(22,086) 156,330(31,242) 106,591
    その他東京都区部 424,173(5,655) 55,773(-) 128,247(100,697) 608,193(106,352) 357,170
    (東京都区部小計) 1,958,408(39,843) 1,330,747(86,487) 1,760,673(623,500) 5,049,828(749,830) 3,654,731
    その他 114,388(3,858) 27,316(-) 148,988(20,381) 290,692(24,239) 116,574
    合計 2,072,796(43,702) 1,358,064(86,487) 1,909,662(643,881) 5,340,521(774,069) 3,771,306

    (注) 1 建物面積は延床面積を記載しております。

    2 建物面積は、上段が所有面積、下段(括弧書)が賃借面積(外数)を示しております。

    3 築年数は取得時期およびリニューアルオープン時期にかかわらず、建物竣工からの経過年数を示しております。築20年超のうち、リニューアルを実施した建物面積は711,953㎡であります。

    4 帳簿価額は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。なお、連結会社間の未実現損益については、土地に係るものは当該帳簿価額より控除しておりますが、償却資産に係るもの(当連結会計年度末残高494百万円)は調整を行っておりません。

    ② 建築中土地

    2024年3月31日現在

    所在地 土地面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
    東京都港区ほか 31,955 74,967

    なお、賃貸事業用建物の主な内訳は次のとおりです。

    2024年3月31日現在

    会社名 物件名称 所在地 構造 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 建築年月
    建物 土地 建物等 土地等 合計
    住友不動産㈱、エスエフ六本木開発特定目的会社、エスエフ六本木レジデンス特定目的会社 泉ガーデン* 5 東京都港区 地上43階地下4階 184,033(20,576) 19,547 23,916 90,613 114,530 2002/10
    住友不動産㈱ 六本木グランド* 5 東京都港区 地上43階地下2階 200,413(2,634) 18,750 64,492 131,610 196,103 2016/10
    住友不動産㈱ 住友不動産東京三田ガーデンタワー* 5 東京都港区 地上42階地下4階 192,915(7,325) 19,301 105,301 119,845 225,147 2023/2
    住友不動産㈱ 汐留住友ビル* 5 東京都港区 地上25階地下3階 49,575(50,338) 5,000 4,535 19,080 23,615 2004/7
    エスエフ三田開発特定目的会社 住友不動産三田ツインビル西館 4 東京都港区 地上43階地下2階 98,338(-) 15,206 10,340 34,836 45,177 2006/9
    住友不動産㈱ 東京汐留ビルディング* 東京都港区 地上37階地下4階 95,128(-) 8,924 8,136 41,088 49,225 2005/1
    住友不動産㈱ 住友不動産虎ノ門タワー 東京都港区 地上35階地下3階 66,999(-) 7,246 9,540 72,209 81,749 1995/3
    住友不動産㈱ 住友不動産芝公園ファーストビル 4 東京都港区 地上35階地下2階 63,822(-) 5,905 11,999 72,453 84,453 2000/6
    住友不動産㈱ ヨコソーレインボータワー 東京都港区 地上23階地下2階 -(46,229) - 0 - 0 1995/3
    住友不動産㈱ 住友不動産麻布十番ビル 5 東京都港区 地上10階 46,152(-) 10,321 15,159 29,889 45,048 2017/1
    住友不動産㈱ 住友不動産芝公園タワー* 東京都港区 地上30階地下2階 33,688(2,612) 4,292 4,434 22,003 26,437 2001/10
    エスエフ芝浦開発特定目的会社 住友不動産三田ツインビル東館 4 東京都港区 地上17階地下1階 35,047(-) 5,479 4,447 8,691 13,139 2006/8
    住友不動産㈱ 住友不動産御成門タワー 5 東京都港区 地上22階地下2階 32,693(-) 3,710 14,223 12,055 26,279 2018/5
    住友不動産㈱、ステップ・プロパティーズ㈱ 六本木ファーストビル* 東京都港区 地上20階地下4階 31,516(-) 5,325 6,363 18,757 25,121 1993/10
    泉青山ビル㈱ 住友不動産青山ビル西館 東京都港区 地上10階地下3階 25,252(-) 4,742 7,623 14,533 22,156 1992/10
    住友不動産㈱ 住友不動産三田ビル 4 東京都港区 地上13階 24,938(-) 3,110 6,594 14,954 21,548 2015/11
    住友不動産㈱ 住友不動産芝ビル 東京都港区 地上15階地下2階 23,764(-) 1,755 1,944 10,387 12,331 1990/5
    住友不動産㈱ 住友不動産田町ファーストビル 4 東京都港区 地上11階地下1階 21,802(-) 4,177 3,791 11,521 15,312 2012/4
    エスエフ赤坂開発特定目的会社 住友不動産新赤坂ビル 4 東京都港区 地上12階地下1階 19,711(-) 4,504 2,870 9,715 12,586 2005/9
    住友不動産㈱ 住友芝浦ビル 東京都港区 地上15階地下1階 -(19,610) - 11 - 11 1988/2
    住友不動産㈱ 住友不動産日比谷ビル 東京都港区 地上12階地下1階 18,166(-) 2,497 1,008 3,774 4,783 1980/11
    住友不動産㈱ 住友不動産品川港南ビル 東京都港区 地上14階地下2階 17,356(-) 3,183 2,016 4,080 6,097 1989/5
    住友不動産㈱ 住友浜松町ビル* 東京都港区 地上11階地下1階 16,263(1,093) 1,953 2,152 9,957 12,109 1989/3
    泉青山ビル㈱ 住友不動産青山ビル東館 東京都港区 地上7階地下2階 15,771(-) 2,781 4,833 10,062 14,896 1995/9
    住友不動産㈱ 住友芝大門ビル 東京都港区 地上14階地下1階 14,432(-) 1,003 1,944 5,633 7,577 1986/11
    住友不動産㈱ 住友不動産芝ビル3号館 東京都港区 地上9階地下2階 14,017(-) 2,797 2,162 4,060 6,222 1992/2
    エスエフ・コンフォート特定目的会社 住友不動産六本木通ビル 4 東京都港区 地上12階地下2階 13,551(-) 2,598 2,043 10,646 12,689 2008/10

    (注) 1 建物面積の括弧内は賃借面積(外数)を示しております。

    2 帳簿価額の合計は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。

    3 *印の物件は共有物件であり、面積、帳簿価額とも所有持分によっております。

    4 物件名称欄の数字は、DBJ Green Building 認証におけるランクを示しております。

    会社名 物件名称 所在地 構造 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 建築年月
    建物 土地 建物等 土地等 合計
    住友不動産㈱ 住友新虎ノ門ビル* 東京都港区 地上8階地下1階 9,001(3,930) 900 772 2,524 3,297 1984/9
    住友不動産㈱ 住友不動産田町ビル東館 4 東京都港区 地上8階 12,886(-) 2,604 6,049 9,603 15,652 2021/4
    住友不動産㈱ 住友東新橋ビル3号館* 東京都港区 地上9階地下1階 11,028(1,532) 1,428 1,733 14,500 16,233 1985/5
    住友不動産㈱ 住友不動産田町ビル 4 東京都港区 地上12階 11,826(-) 2,166 4,626 4,533 9,160 2017/8
    住友不動産㈱ 住友不動産芝ビル4号館 東京都港区 地上15階地下2階 11,452(-) 1,550 739 4,280 5,019 1990/11
    住友不動産㈱ 新宿住友ビル 4 東京都新宿区 地上52階地下4階 180,195(-) 14,446 45,634 119,992 165,626 1974/3
    住友不動産㈱ 住友不動産新宿グランドタワー* 5 東京都新宿区 地上40階地下3階 162,724(5,935) 18,604 28,275 73,821 102,097 2011/12
    住友不動産㈱ 住友不動産新宿ガーデンタワー 5 東京都新宿区 地上37階地下2階 143,372(-) 17,241 33,346 27,201 60,548 2016/3
    住友不動産㈱ 新宿セントラルパークシティ* 5 東京都新宿区 地上44階地下2階 127,696(3,279) 10,816 14,392 26,854 41,246 2010/2
    住友不動産㈱、住不オークタワー特定目的会社 新宿オークシティ* 4 東京都新宿区 地上38階地下2階 89,746(28,034) 8,345 10,838 44,037 54,876 2003/1
    住友不動産㈱ 住友不動産新宿ファーストタワー* 5 東京都新宿区 地上35階地下2階 82,254(7,941) 6,975 45,266 29,168 74,434 2023/3
    住友不動産㈱ 新宿NSビル* 東京都新宿区 地上30階地下3階 75,046(-) - 4,431 - 4,431 1982/9
    住友不動産㈱ 住友不動産新宿セントラルパークタワー 5 東京都新宿区 地上33階地下2階 60,093(-) 5,616 26,542 13,368 39,911 2019/8
    住友不動産㈱ 住友不動産飯田橋ビル3号館* 4 東京都新宿区 地上24階地下2階 52,374(1,218) 8,397 4,952 18,871 23,824 2002/10
    住友不動産㈱ 住友不動産西新宿ビル* 4 東京都新宿区 地上33階地下2階 35,380(2,049) 3,445 4,479 6,419 10,899 2009/4
    エスエフ・セブン特定目的会社 住友不動産西新宿ビル5号館 4 東京都新宿区 地上27階地下1階 21,201(-) 5,001 2,785 5,959 8,745 2008/5
    住友不動産㈱ 新宿アイランドウイング 東京都新宿区 地上16階地下2階 -(20,142) - 1 - 1 1995/1
    住友不動産㈱ 住友市ヶ谷ビル 東京都新宿区 地上17階地下1階 16,017(-) - 2,467 4,159 6,627 1983/2
    住友不動産㈱ 住友不動産西新宿ビル4号館 東京都新宿区 地上8階地下1階 15,945(-) 2,732 1,699 5,512 7,211 2003/1
    エスエフ四谷開発特定目的会社 住友不動産四谷ビル 4 東京都新宿区 地上9階地下1階 14,154(-) 2,981 1,820 5,030 6,851 2007/10
    住友不動産㈱ 住友不動産西新宿ビル3号館 東京都新宿区 地上8階地下1階 12,551(-) 2,023 2,172 4,890 7,062 1987/9
    住友不動産㈱、住不西神田三丁目北部西地区再開発事業特定目的会社 千代田ファーストビル西館* 5 東京都千代田区 地上32階地下2階 49,400(11,809) 4,639 4,024 37,349 41,373 2004/1
    住友不動産㈱ 住友不動産麹町ガーデンタワー 5 東京都千代田区 地上22階 47,677(-) 9,418 22,962 36,613 59,575 2020/5
    住友不動産㈱ 千代田ファーストビル東館* 東京都千代田区 地上17階地下2階 31,020(6,537) 3,740 3,339 34,688 38,027 1998/10
    エスエフ秋葉原開発特定目的会社 住友不動産秋葉原ビル 4 東京都千代田区 地上19階地下3階 31,991(-) 2,925 4,418 18,326 22,744 2009/6
    エスエフ神田開発特定目的会社 住友不動産神田ビル 4 東京都千代田区 地上20階地下2階 29,032(-) 3,101 3,092 14,407 17,499 2006/6
    住友不動産㈱ 住友不動産秋葉原ファーストビル 4 東京都千代田区 地上23階地下1階 27,050(-) 3,281 12,133 10,212 22,346 2019/10
    住友不動産㈱ 住友不動産秋葉原駅前ビル* 5 東京都千代田区 地上21階地下2階 20,410(5,439) 1,803 7,597 9,615 17,213 2019/8

    (注) 1 建物面積の括弧内は賃借面積(外数)を示しております。

    2 帳簿価額の合計は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。

    3 *印の物件は共有物件であり、面積、帳簿価額とも所有持分によっております。

    4 物件名称欄の数字は、DBJ Green Building 認証におけるランクを示しております。

    会社名 物件名称 所在地 構造 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 建築年月
    建物 土地 建物等 土地等 合計
    住友不動産㈱ 半蔵門ファーストビル* 4 東京都千代田区 地上15階地下2階 13,406(9,731) 893 1,388 5,554 6,942 2004/1
    住友不動産㈱ 住友不動産千代田富士見ビル 4 東京都千代田区 地上14階地下1階 22,544(-) 3,720 4,389 18,008 22,398 2011/4
    住友不動産㈱ 住友不動産猿楽町ビル 東京都千代田区 地上17階地下3階 20,932(-) 1,450 5,160 15,526 20,687 1992/8
    エスエフ神田須田町開発特定目的会社 住友不動産神田ビル2号館 4 東京都千代田区 地上19階地下2階 20,667(-) 2,152 3,138 5,770 8,909 2009/6
    住友不動産㈱ 御茶ノ水杏雲ビル 東京都千代田区 地上15階地下2階 -(19,306) - 2 - 2 1990/7
    住友不動産㈱ 住友不動産二番町ファーストビル 4 東京都千代田区 地上7階地下1階 18,600(-) 4,190 4,555 18,280 22,835 2016/3
    エスエフ九段開発特定目的会社 住友不動産九段ビル 4 東京都千代田区 地上15階地下1階 17,789(-) 2,354 1,790 7,559 9,350 2006/6
    エスエフ麹町一丁目開発特定目的会社 住友不動産半蔵門駅前ビル 4 東京都千代田区 地上11階地下1階 17,220(-) 1,972 3,035 8,973 12,009 2011/3
    エスエフ飯田橋開発特定目的会社 住友不動産飯田橋駅前ビル 4 東京都千代田区 地上13階地下1階 16,012(-) 2,384 2,113 11,427 13,541 2008/5
    住友不動産㈱ 住友不動産麹町ファーストビル 4 東京都千代田区 地上10階地下1階 13,502(-) 1,353 4,916 5,749 10,666 2018/4
    住友不動産㈱ 住友不動産御茶ノ水ビル 4 東京都千代田区 地上12階地下1階 12,793(-) 1,912 6,327 5,094 11,421 2021/1
    住友不動産㈱ 住友不動産平河町ビル 4 東京都千代田区 地上10階地下1階 12,326(-) 1,332 2,601 5,570 8,171 2015/1
    住友不動産㈱、エスエフ西神田三丁目開発特定目的会社 千代田ファーストビル南館* 4 東京都千代田区 地上14階地下1階 10,576(1,208) 1,317 1,057 3,477 4,535 2007/10
    住友不動産㈱ 住友不動産一番町ビル 東京都千代田区 地上9階地下1階 11,763(-) 2,357 1,786 6,271 8,057 1987/3
    住友不動産㈱ 住友不動産ふくおか半蔵門ビル* 4 東京都千代田区 地上7階地下1階 11,095(584) - 4,394 - 4,394 2018/10
    住友不動産㈱ 御茶ノ水ファーストビル 3 東京都千代田区 地上14階地下2階 10,785(-) - 1,218 - 1,218 2008/7
    住友不動産㈱ 住友不動産神田和泉町ビル 4 東京都千代田区 地上8階地下1階 10,026(-) 1,513 4,600 4,042 8,642 2021/9
    住友不動産㈱ 東京日本橋タワー* 5 東京都中央区 地上35階地下4階 105,438(4,177) 6,412 27,602 105,343 132,945 2015/4
    住友不動産㈱ 東京住友ツインビルディング東館 東京都中央区 地上24階地下3階 -(63,065) - 30 - 30 1988/2
    汐留浜離宮特定目的会社 住友不動産汐留浜離宮ビル 4 東京都中央区 地上21階地下2階 47,951(-) 4,403 6,815 41,992 48,808 2009/8
    住友不動産㈱ ニチレイ東銀座ビル 東京都中央区 地上22階地下3階 -(28,993) - 1 - 1 1991/1
    住友不動産㈱ 日本橋箱崎ビル* 東京都中央区 地上17階地下2階 16,277(7,373) 1,866 2,382 19,328 21,711 1996/3
    住友不動産㈱ 住友入船ビル 東京都中央区 地上14階地下2階 21,186(-) 2,356 4,479 10,912 15,392 1990/2
    住友不動産㈱ 住友不動産勝どきビル 東京都中央区 地上8階 16,290(-) 2,904 4,270 4,810 9,080 2002/2
    住友不動産㈱ 住友不動産六甲ビル* 東京都中央区 地上10階地下2階 9,635(1,941) 1,440 1,192 5,249 6,442 1995/1
    住友不動産㈱ 住友不動産浜町ビル* 東京都中央区 地上11階 8,074(2,971) 1,004 1,216 6,972 8,188 1993/2
    住友不動産㈱ 住友不動産茅場町ビル 東京都中央区 地上11階地下1階 11,015(-) 1,474 2,610 8,118 10,728 1989/9
    住友不動産㈱ 住友不動産渋谷ガーデンタワー 5 東京都渋谷区 地上24階地下3階 59,417(-) 8,056 12,575 46,874 59,450 2012/6

    (注) 1 建物面積の括弧内は賃借面積(外数)を示しております。

    2 帳簿価額の合計は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。

    3 *印の物件は共有物件であり、面積、帳簿価額とも所有持分によっております。

    4 物件名称欄の数字は、DBJ Green Building 認証におけるランクを示しております。

    会社名 物件名称 所在地 構造 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 建築年月
    建物 土地 建物等 土地等 合計
    住友不動産㈱ 住友不動産渋谷ファーストタワー 4 東京都渋谷区 地上25階地下3階 52,942(-) 5,496 8,958 27,454 36,413 2010/8
    住友不動産㈱ 新宿文化クイントビル 東京都渋谷区 地上23階地下3階 -(51,994) - 2 - 2 2003/1
    住友不動産㈱ 住友不動産渋谷タワー* 5 東京都渋谷区 地上21階地下2階 34,833(2,353) 4,898 15,269 18,336 33,606 2019/2
    住友不動産㈱ 渋谷インフォスタワー* 東京都渋谷区 地上21階地下4階 16,412(18,048) 2,459 2,633 13,190 15,823 1998/3
    住友不動産㈱ 住友不動産新宿南口ビル 東京都渋谷区 地上17階地下1階 23,874(-) 2,631 13,768 12,859 26,628 2024/3
    エスエフ・キャピタル特定目的会社 住友不動産西新宿ビル6号館 4 東京都渋谷区 地上17階地下1階 19,031(-) 3,247 2,252 7,919 10,172 2008/5
    エスエフ神宮前開発特定目的会社 住友不動産原宿ビル 3 東京都渋谷区 地上20階地下1階 18,902(-) 4,147 2,117 10,841 12,958 2007/6
    住友不動産㈱ 住友不動産飯田橋ファーストタワー* 4 東京都文京区 地上34階地下3階 60,009(9,109) 5,767 7,619 10,020 17,639 2010/4
    住友不動産㈱ 住友不動産飯田橋ファーストビル* 4 東京都文京区 地上14階地下2階 42,076(13,159) 6,261 5,153 28,607 33,761 2000/3
    住友不動産㈱ 住友不動産後楽園ビル* 東京都文京区 地上20階地下2階 25,605(3,028) 3,117 3,367 23,268 26,636 1998/8
    住友不動産㈱、西品川一丁目地区市街地再開発事業㈱ 大崎ガーデン* 5 東京都品川区 地上24階地下2階 199,927(2,752) 25,722 59,148 56,998 116,147 2018/1
    住友不動産㈱ 住友不動産大崎ツインビル東館 4 東京都品川区 地上19階地下2階 47,203(-) 7,102 23,226 9,422 32,649 2022/1
    住友不動産㈱ 住友大井町ビル南館 東京都品川区 地上15階地下1階 -(29,405) - 1 - 1 1989/1
    住友不動産㈱ 住友不動産大井町駅前ビル 東京都品川区 地上14階地下2階 28,152(-) 3,139 2,571 12,963 15,535 2002/9
    住友不動産㈱ 住友不動産品川ビル 東京都品川区 地上17階地下1階 25,054(-) 8,370 3,028 8,742 11,770 1994/8
    住友不動産㈱ 住友不動産高輪パークタワー* 東京都品川区 地上20階地下2階 17,498(6,463) 1,977 2,181 14,333 16,515 1995/1
    住友不動産㈱ 住友不動産品川シーサイドビル 4 東京都品川区 地上11階地下1階 21,771(-) 3,261 3,036 14,236 17,272 2009/11
    住友不動産㈱ 有明ガーデン 5 東京都江東区 地上16階地下1階 198,840(-) 76,912 81,033 31,365 112,398 2020/3
    住友不動産㈱ 住友不動産東陽駅前ビル 東京都江東区 地上11階地下2階 -(28,334) - 2 - 2 1994/12
    住友不動産㈱ 住友不動産亀戸ビル 東京都江東区 地上14階地下1階 -(12,077) - 0 - 0 1994/3
    住友不動産㈱ 住友不動産中野駅前ビル・レジデンス* 東京都中野区 地上37階地下2階 81,051(5,655) 8,506 36,641 20,800 57,441 2024/2
    住友不動産㈱ 住友中野坂上ビル* 東京都中野区 地上24階地下2階 34,166(217) 4,535 4,281 24,972 29,253 1999/4
    住友不動産㈱ 住友不動産上野ビル5号館* 東京都台東区 地上12階地下2階 14,528(2,175) 1,899 1,545 4,264 5,810 1994/2
    住友不動産㈱ 住友不動産秋葉原北ビル 4 東京都台東区 地上10階 11,596(-) 1,698 4,687 5,076 9,764 2018/11
    住友不動産㈱ 住友不動産上野ビル6号館 東京都台東区 地上11階地下2階 -(10,128) - 0 - 0 1993/11
    住友不動産㈱ 住友池袋駅前ビル 東京都豊島区 地上9階地下2階 -(18,037) - 21 - 21 1987/1
    住友不動産㈱ 住友池袋東ビル 4 東京都豊島区 地上14階 16,385(-) 2,039 6,681 5,045 11,726 2019/9

    (注) 1 建物面積の括弧内は賃借面積(外数)を示しております。

    2 帳簿価額の合計は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。

    3 *印の物件は共有物件であり、面積、帳簿価額とも所有持分によっております。

    4 物件名称欄の数字は、DBJ Green Building 認証におけるランクを示しております。

    会社名 物件名称 所在地 構造 面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 建築年月
    建物 土地 建物等 土地等 合計
    エスエフ目黒開発特定目的会社 住友不動産青葉台タワー 4 東京都目黒区 地上33階地下3階 55,773(-) 6,969 6,450 16,236 22,687 2009/8
    エスエフ青葉台特定目的会社 住友不動産青葉台ヒルズ 東京都目黒区 地上11階地下2階 17,165(-) 4,476 1,724 3,659 5,383 1995/6
    住友不動産㈱ 住友不動産両国ビル 東京都墨田区 地上13階地下2階 12,500(-) - 1,666 7,722 9,389 1991/1
    羽田エアポート都市開発㈱ 羽田エアポートガーデン 東京都大田区 地上12階 91,520(-) - 38,466 - 38,466 2020/3
    住友不動産㈱ 川崎駅前タワー・リバーク* 神奈川県川崎市 地上22階地下2階 24,047(7,132) 1,511 3,895 11,202 15,097 1994/12
    住友不動産㈱ 住友不動産新横浜ビル 神奈川県横浜市 地上12階地下1階 -(13,248) - 4 - 4 1992/6
    住友不動産㈱ 住友中之島ビル 大阪府大阪市 地上13階地下2階 39,180(-) 3,803 3,404 26,575 29,979 1977/10
    住友不動産㈱ 住友不動産西梅田ビル 大阪府大阪市 地上10階地下1階 12,310(-) 2,205 2,543 2,416 4,960 2002/10
    住友不動産㈱ 京都住友ビル 京都府京都市 地上8階地下3階 28,935(-) 3,165 3,833 14,476 18,309 1976/9
    その他 797,053(153,144) 203,160 155,665 347,944 503,610
    合計 5,340,521(774,069) 775,568 1,245,034 2,526,271 3,771,306

    (注) 1 建物面積の括弧内は賃借面積(外数)を示しております。

    2 帳簿価額の合計は建物及び構築物、土地、建設仮勘定、その他有形固定資産および借地権の合計額であります。

    3 *印の物件は共有物件であり、面積、帳簿価額とも所有持分によっております。

    4 物件名称欄の数字は、DBJ Green Building 認証におけるランクを示しております。

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    (1) 重要な設備の新設等

    現在実施を予定している主要な設備拡充計画は次のとおりであり、いずれも、不動産賃貸事業の拡充を目的としたものであります。

    設備の内容 見積金額(百万円) 既払額(百万円) 着手年月 完成予定年月
    住友不動産六本木セントラルタワー(六本木駅前計画) 地上21階延床面積 約32,084㎡ 22,300 13,003 2021年9月 2025年1月
    住友不動産大崎ツインビル西館(東五反田二丁目計画) 地上14階 地下1階延床面積 約29,112㎡ 21,100 4,919 2023年7月 2025年4月
    住友不動産芝公園プロジェクト(芝公園計画) 地上21階 地下2階延床面積 約39,947㎡ 27,200 645 2023年8月 2025年8月

    (注)1 見積金額に土地および借地権は含んでおりません。

    2 所要金額70,600百万円については、預り敷金および保証金、ならびにキャッシュ・フローによりまかなう予定でありますが、現時点で詳細については確定しておりません。

    (2) 重要な設備の除却等

    不動産賃貸事業において、当連結会計年度に新たに確定した重要な設備の除却等の計画はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 1,900,000,000
    1,900,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2024年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2024年6月28日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 476,085,978 476,085,978 東京証券取引所プライム市場 単元株式数は100株であります。
    476,085,978 476,085,978

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

         該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2004年3月11日(注1) 60,000,000 467,085,978 31,320 118,107 31,236 128,057
    2004年3月19日(注2) 9,000,000 476,085,978 4,698 122,805 4,685 132,742

     (注) 1 一般募集  発行価格 1,042.60円  資本組入額 522円
    2 第三者割当 発行価格 1,042.60円  資本組入額 522円

      主な割当先  大和証券エスエムビーシー㈱

    (5) 【所有者別状況】

    2024年3月31日現在

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府および地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数(人) 1 92 40 642 710 39 11,442 12,966
    所有株式数(単元) 1 1,524,911 67,756 1,721,473 1,291,770 290 153,921 4,760,122 73,778
    所有株式数の割合(%) 0.00 32.04 1.42 36.16 27.14 0.01 3.23 100

    (注)自己株式2,147,841株は、「個人その他」に21,478単元、および「単元未満株式の状況」に41株含めて記載しております。

    (6) 【大株主の状況】

    2024年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂一丁目8番1号 61,237 12.92
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 23,304 4.92
    株式会社日本カストディ銀行(信託口4) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 10,944 2.31
    株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 10,000 2.11
    大成建設株式会社 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 9,550 2.02
    ダイキン工業株式会社 大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号 8,367 1.77
    SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人香港上海銀行東京支店) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS(東京都中央区日本橋三丁目11番1号) 8,188 1.73
    株式会社大林組 東京都港区港南二丁目15番2号 8,090 1.71
    清水建設株式会社 東京都中央区京橋二丁目16番1号 7,500 1.58
    前田建設工業株式会社 東京都千代田区富士見二丁目10番2号 7,244 1.53
    154,426 32.58

    (注)2023年11月7日付にて三井住友信託銀行株式会社及びその共同保有者から変更報告書が提出されましたが、当社は当事業年度末時点における各社の実質所有株式数の確認ができないので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、当該大量保有報告による2023年10月31日現在の株式の保有状況は次頁のとおりであります。

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 4,800 1.01
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 東京都港区芝公園一丁目1番1号 19,574 4.11
    日興アセットマネジメント株式会社 東京都港区赤坂九丁目7番1号 9,613 2.02
    33,988 7.14

    (7) 【議決権の状況】

    ① 【発行済株式】

    2024年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)普通株式
    2,147,800
    完全議決権株式(その他) 普通株式 4,738,644
    473,864,400
    単元未満株式 普通株式 1単元(100株)未満の株式
    73,778
    発行済株式総数 476,085,978
    総株主の議決権 4,738,644

    (注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式41株が含まれております。

    ② 【自己株式等】

    2024年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)住友不動産株式会社 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 2,147,800 2,147,800 0.45
    2,147,800 2,147,800 0.45

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

       該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

       該当事項はありません。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

     会社法第155条第7号による取得

    区分 株式数(株) 価額の総額(千円)
    当事業年度における取得自己株式 417 1,869
    当期間における取得自己株式 246 1,403
    (注)当期間における取得自己株式には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(千円) 株式数(株) 処分価額の総額(千円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(単元未満株式の買増請求による売渡) 29
    保有自己株式数 2,147,841 2,148,087
    (注)1 当期間におけるその他には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買増による株式数は含めておりません。2 当期間における保有自己株式数には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び買増による株式数は含めておりません。

    3 【配当政策】

    当社の利益配分の基本方針は、長期的な収益基盤強化のため賃貸ビル投資に優先配分し、配当は利益成長に沿った「持続的増配」に努めていくこととしております。

    当社は、市況に左右される資産売却益に依存せず、安定収益であるビル賃貸料を収益の要にしています。本年5月9日公表の「持続的成長戦略の積極的見直し」に記載の通り、賃貸事業の見通しの回復・改善傾向が明らかとなり、次期中期経営計画での経常利益3千億円突破への足取りがはっきりと見えてきましたので、株主還元を一段と強化し、毎年の持続的増配ペースを一株当たり7円から10円へ引き上げ、昨年掲げた「7年以内に倍増、100円配」を2年前倒しで実現します。

    これに伴い、業績が好調に推移して11期連続の純利益最高益更新となった当期の年間配当金を一株当たり60円(中間配当29円、期末配当31円)といたしました。(24/3期は60円、以降毎年10円増配し、28/3期には100円配へ)

    経常利益3千億円突破後も、利益の増加状況を考慮し適切かつ積極的な株主還元を継続してまいります。

    内部留保資金につきましては、上記利益配分の基本方針に記載のとおり、今後の長期的な収益基盤強化のため賃貸ビル投資に活用してまいります。

    なお、当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

    また、当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年2回としており、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。

    (注)当期を基準日とする剰余金の配当の取締役会または株主総会の決議年月日ならびに各決議   
        ごとの配当金の総額および1株当たりの配当額は以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当金(円)
    2023年11月10日 取締役会決議 13,744 29
    2024年6月27日 定時株主総会決議 14,692 31

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

     当社は、430年の歴史を刻む住友グループの総合不動産会社であり、「信用を重んじ、浮利を追わず」という住友の事業精神を受け継ぎ、従業員、顧客、取引先、債権者、株主等のステークホルダーに対し、当社の企業姿勢を示すスローガンとして「信用と創造」を掲げております。これには、何よりも「信用」を大切にして「浮利を追わず」に、開拓精神を持って新しい企業価値を創り出す、デベロッパーとしての矜持を込めております。

     このスローガンのもと、「よりよい社会資産を創造し、それを後世に残していく」ことを基本使命とし、各事業を通じて、環境をはじめとする様々な社会課題の解決に貢献しつつ、企業価値の最大化を目指すことを経営の基本方針としております。

     この基本使命には、「先輩が作った美田に胡坐をかくことなく、後世に向けてより良い会社にする努力を怠るな」との意味も込められています。現時点における当社の経営は、後進のために常に成長の種を蒔く強い意志を連綿と受け継ぐ、社内出身者を中心に担われ続けるべきであると考えております。また、そうすることにより、従業員はいずれ経営に参画するという高いモチベーションを維持しうるものと考えております。

     この基本姿勢を踏まえて、当社の中長期的な企業価値の向上に資するよう、コーポレート・ガバナンスのより一層の強化・充実を図っており、株主を含めた様々なステークホルダーとの協働・対話、意思決定の効率化、執行に対する適切な監督、適切な情報開示に取り組んでおります。

    ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

     我が国の会社法では、(1)取締役会が執行責任を、監査役が経営監視をそれぞれ担う監査役設置会社、(2)取締役会が経営監視機能を担い、執行役会に執行責任を分離する指名委員会等設置会社、(3)監査役が担う経営監視機能を取締役会に取り込んだ監査等委員会設置会社の3通りの機関設計が認められ、自社にとって最も相応しいと考える統治体制を選択できることとなっております。

     当社は、基本的な考え方に記すとおり、企業が成長し続けるため、苦しいときでも常に将来を見据え、投資し続けることの意義を熟知する社内出身者が経営執行の中心を占め、不動産事業の経験を積んでいずれは経営陣に加わろうという後進のモチベーションを維持するべきであると考えているため、執行責任を取締役会が負い、監査役が経営監督機能を担う監査役設置会社を採用しております。

     事業内容に精通した社内出身者を主体とする取締役6名が経営執行を担う一方、取締役会出席者13名の過半にあたる、社外取締役3名及び監査役4名の計7名が経営監督機能を担っております。その監督機能を如何なく発揮できるよう、以下のとおり経営状況や課題を的確に把握し、相互に連携する仕組みを構築しております。

    イ.コーポレート・ガバナンス体制

    ・取締役会の役割・構成

     取締役会は、会社の持続的成長と中長期的な企業価値の拡大を促し、収益力・事業効率等の改善を図り、不正を未然に防止するため、経営の基本方針、経営戦略その他会社の重要事項を審議・決定するとともに、各取締役及び執行役員の職務執行を監督する責務を負っています。

     取締役会の定員は定款で12名以内とし、その構成は、持続的な成長のため、常に将来を見据え投資し続けることの意義を熟知し業務を執行する社内出身の取締役6名と、人格・見識に優れ、当社の経営理念を理解する、会長、社長ほか組織経営経験者の社外取締役3名となっております。

      構成員: 小野寺 研一(議長)、仁島 浩順、小林 正人、尾台 賀幸、加藤 宏史、片山 久壽

           家守 伸正(社外取締役)、寺田 千代乃(社外取締役)、田村 計(社外取締役)

    ・取締役会の活動状況

     当連結会計年度において、当社は取締役会を7回開催し、定例の審議事項のほか、中期経営計画の策定とその進捗の確認、ガバナンス体制等につき討議いたしました。なお、個々の取締役の出席状況については、次の通りであります。

    氏名 2024年3月期取締役会の出席状況(注)
    小野寺 研一 全7回中7回
    仁島 浩順 全7回中7回
    小林 正人 全7回中7回
    尾台 賀幸 全7回中7回
    竹村 信昭 全1回中1回
    加藤 宏史 全7回中5回
    片山 久壽 全7回中7回
    出原 洋三 全7回中7回
    家守 伸正 全7回中7回
    寺田 千代乃 全7回中6回

    (注)在任期間中の開催回数に基づいております。

    ・執行役員制度

     取締役の員数に制限があることから、事業拡大に伴う必要な役員登用ができるよう、取締役に準ずるものとして執行役員制度を導入しており、取締役を兼務しない執行役員15名を選任しております。なお、取締役非兼務執行役員の報酬は、取締役に準ずるという位置づけから、従業員給与としてではなく、前期連結経常利益の1%と業績に完全連動する取締役報酬総額より支払われることとしております。

    ・監査役会の役割・構成

     監査役は、法が認める強力な権限を使い、取締役が業務を適正に行っているか監視する役割を担っております。監査役会は、監査役4名で構成され、その半数2名を社外監査役としております。

      構成員: 中村 芳文、田中 俊和、酒井 孝志(社外監査役)、長谷川 尚子(社外監査役)

    ・内部監査室、会計監査人と監査役の連携

     内部監査室を設置し、当社グループ各部門の業務遂行及び内部統制の運用状況のチェック、不正や錯誤の予防、業務改善の提案を行っております。また、内部監査室は、監査役及び会計監査人に対し、内部監査結果の報告を行っており、また相互の意見交換を適宜行うことにより、三者間の連携強化、各監査の充実及び効率化を図っております。

    ロ.ガバナンス強化の取組み

    ・ガバナンス強化の歩み

    2002年6月 社外監査役2名選任、 2015年6月 社外取締役2名選任
    監査役4名の半数を社外に 社外役員の監督機能強化のため、
    2004年4月 経営体制を改革し、 社外役員会を設置、
    取締役を23名から12名に削減 社外取締役説明会を定期開催
    2004年6月 完全業績連動型の役員報酬制度を導入 2020年4月 執行役員制度を導入
    役員退職慰労金制度を廃止 2020年6月 女性役員(社外監査役)1名選任
    役員賞与制度を廃止 2023年6月 社外取締役を3名に増員
    女性取締役を1名選任

    ・社外取締役、社外監査役の役割

     ガバナンスを強化する取組みとして、2002年に社外監査役2名を、2015年に社外取締役2名を選任しております。社外取締役については、2023年に女性1名を含む3名へと増員しております。

     監査役は、古くから日本に根付いている制度で、法が認める強力な調査権限を使って、取締役が業務を適正に行っているかどうかを監査します。社内出身の常勤監査役は、社内事情に精通し情報収集能力には長けているものの、身内を監査するとなるとそこに甘さが忍び込まないとも限りません。そこで、監査役のうち半数以上を社外監査役とし、客観的な視点を加えることで、監査の実効性を確保しております。

     また、取締役会も、社内出身者だけでは視野が狭くなる可能性が否定しきれず、気が付いたら世の中の変化から取り残されていた、ということもありえます。そこで、人格・見識に優れ、当社の経営理念を理解する、会長、社長ほか組織経営経験者を社外取締役に迎え、幅広い知見と経営経験者としての識見を活かし、経営陣に対する助言と役員の監視を委嘱しております。

    ・監督機能強化の取組み

     当社は、取締役会出席者13名の過半にあたる、社外取締役3名及び監査役4名の計7名が、経営監督機能を担っております。社外取締役、社外監査役に、その役割を如何なく発揮してもらうために、(1)取締役会の議案、経営会議での討議内容などを説明する社外取締役説明会を当期中に8回開催し、(2)会計監査人や内部監査室からの報告を受けるとともに、各部門長から経営状況のヒアリングを行う監査役会を当期中13回開催いたしました。

     これに加え、(3)社外取締役、社外監査役のみをメンバーとする社外役員会を設置しております。社外役員会は、その指名により各役員から担当職務の執行状況や認識している課題を直接ヒアリングし適宜アドバイスするほか、役員に対する内部通報があった場合には、社外監査役が直接報告を受けて、社外役員会で共有する枠組みとなっております。

     こうした取組みにより、当社のガバナンスの質は一定水準に達していると考えております。   

    ③ 企業統治に関するその他の事項

    イ.内部統制システムの整備の状況

     当社グループの業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)の整備について、取締役会において決議した内容の概要は次のとおりです。

    ・基本方針

     当社は、住友の事業精神、経営理念に基づき、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)が、「信用と創造」のスローガンのもと、「より良い社会資産を創造し、それを後世に残していく」を基本使命として「サステナビリティ経営」を実践すると共に、当社グループの企業価値の最大化を実現するために全役職員を律するためのガイドラインとして定めた行動指針に則り、事業活動を行う。

     また、当社は、内部統制システムの構築が、当社グループ全体の企業価値向上及びその持続的発展のために経営上の重要な課題の一つであると考えており、以下に掲げる事項について、当社グループの取締役・執行役員(以下「取締役等」という。)及び使用人それぞれの役割と責任を明らかにした体制を構築するとともに、それらの運用及び適切な見直しを通じて、当社グループの適切なガバナンス体制の構築に努める。

    ・当社グループの取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

     当社は、法令及び定款に基づき、会社の機関として、株主総会、取締役会、監査役、監査役会及び会計監査人を設置する。また、取締役、監査役については、独立性のある複数の社外取締役、社外監査役を選任し、経営管理監督機能を委ねる。また、その機能を強化するため、①取締役会の議案、経営会議の討議内容などを説明する社外取締役説明会を開催するとともに、②社外取締役、社外監査役のみをメンバーとする社外役員会を設置し、社外役員会がその指名により取締役等から担当職務の執行状況や認識している課題を直接ヒアリングし適宜アドバイスするほか、取締役等に対する内部通報があった場合には、社外監査役が通報を受けた窓口部署から直接報告を受けて、社外役員会で共有する枠組みとしている。

     取締役会は、法令に適合する取締役会規程に基づき、必要な付議事項の討議・採決をするとともに、代表取締役及び業務執行取締役は取締役会に業務報告を行う。また、経営上の重要な事項については、組織規程に基づき、経営会議において討議のうえ、その方針を決定する。更に、当社グループにおける内部統制の充実、強化を図るため、サステナビリティ委員会規程に基づき、当社社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、当社グループを統括する。その実効性の確保のために、委員会の下部組織として、①「BCP対策協議会」(議長:企画本部長、事務局:当社管理部)、②「内部統制会議」(議長:企画本部長、事務局:当社内部監査室)、③「サステナビリティ推進協議会」(議長:企画本部長、事務局:当社管理部)の3会議を設け、当社グループのリスク対応状況のモニタリングをそれぞれ分掌させる体制としている。

     また、社長に直属する内部監査室が当社グループの内部監査を実施し、また、社内外に複数の内部通報窓口を設置することにより、不正、違法行為の発見、抑止を図ることとしている。

    ・当社の取締役等の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

     当社の取締役会議事録、稟議書その他の文書(電磁的記録を含む)を作成し、「文書保存年限基準」及び「情報管理規程」に基づき、各所管部門で保存、管理を行う。

    ・当社グループの損失の危険(リスク)の管理に関する規程その他の体制

     当社グループにおけるリスクのうち、投資リスク、市場リスク等、事業に付随するリスクの監視及び対応は、それぞれ担当部門及び各子会社が適宜行い、重要事項については、当社取締役会、経営会議において討議し、決定する。

     当社グループの事業継続に影響を及ぼす大規模災害リスク等に対応するため、サステナビリティ委員会の下部組織である「BCP対策協議会」が、当社グループにおけるBCP対策整備の具体的方針を定め、整備状況のモニタリングを行い、その結果をサステナビリティ委員長の判断でサステナビリティ委員会に報告する。

     また、当社グループにおけるコンプライアンス推進状況については、サステナビリティ委員会の下部組織である「内部統制会議」がモニタリングを行い、その結果をサステナビリティ委員長の判断でサステナビリティ委員会に報告する。

     上記の他、当社グループの企業活動に大きな影響を及ぼす環境問題や気候変動、及び人的資本問題等に関わる課題・リスク等に対応するため、サステナビリティ委員会の下部組織である「サステナビリティ推進協議会」が、当社グループにおける環境保全活動の実施方針、気候変動リスクへの対応方針、人的資本問題への対応方針をそれぞれ定め、その対応状況のモニタリングを行い、その結果をサステナビリティ委員長の判断でサステナビリティ委員会に報告する。

    ・当社グループの取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

     当社グループの取締役は、取締役会で決定する経営計画に基づき、それぞれ担当部門及び子会社の業務を統括または指揮監督する。また、取締役会により選任された執行役員は、本部長、部長、子会社社長等の重要な職務の委嘱を受け、業務執行を行う。

     また、当社は、組織規程に基づき、当社経営計画の達成のために、基幹組織である本部等の必要な組織を設置のうえ、決裁基準によりそれぞれの組織の責任者の権限を定め、当社の業務執行を効率的に遂行する体制を確保する。

    ・当社グループからなる企業集団における業務の適正を確保するための体制及び職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制

     子会社において経営上重要な事項を決定する場合には、当社取締役会や経営会議等の重要会議にて討議のうえ、その方針を決定する体制を構築する。また、当社は、子会社から定期的に、業務執行状況、財務状況等、職務の執行に係る報告を受けるとともに、案件に応じ適宜、業務に関する相談をうけ指導を行う。

      また、必要に応じ、当社の監査役及び当社内部監査室が子会社の監査を行う。

    ・当社の監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合の当該使用人に関する事項

     監査役会の事務局員として兼務者を配置する。当社の監査役が、監査業務を補助する職員の使用を要請する場合、当社は、積極的にこれに協力するものとし、この場合、監査業務を補助する職員は、当該監査業務に関して、取締役及び他の職員の指揮命令を受けず、当社の監査役から直接指示を受けるものとする。

    ・当社グループの取締役等及び使用人またはこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告をするための体制、その他当社の監査役への報告に関する体制

     当社の取締役等及び使用人ならびに子会社の取締役等、監査役及び使用人、またはこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告をする場合、あるいは当社の監査役から報告を求められた場合、必要な報告を迅速に行うものとし、当社は、当該報告者が、当社の監査役への報告を理由として不利な取扱いを受けていないことを、当社社長に直属する内部監査室がモニタリングし、かかる事実が認められた場合は監査役会に報告する。

     また、会計監査人及び当社内部監査室から当社の監査役に対し、監査の状況について適宜報告を行うものとする。

    ・当社の監査役の職務の執行について生ずる費用の前払または償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項

     当社の監査役がその職務の執行について、会社法に基づく費用の前払または償還等の請求をした場合、当該監査役の職務の執行に必要でないと認められる場合を除き、当社が当該費用または債務の処理をするものとする。

    ・その他当社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

     当社の監査役が当社グループの重要課題等を把握するとともに、必要に応じ意見を述べることができるように、取締役会その他の重要会議に出席する機会を確保する。

    ロ.腐敗防止の取組み

     当社は、あらゆる形態の腐敗行為の防止を経営上の重要課題の一つとして位置づけ、事業別にリスクを特定しその抑止に向けて社内啓蒙を推進することにより、健全な経営環境の確保に努めております。社内研修の場で腐敗防止に関する行動指針を周知徹底するほか、「強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取り組み」を原則に掲げる国連グローバルコンパクトに署名するなど、幅広く腐敗防止に向けた取組みを推進しております。

    ハ.税の透明性の確保

     当社は、法の精神に則り、事業活動を行うすべての国において税法を遵守し、収益に応じた税金を適切に支払っております。さらに、多国籍企業が課税所得を人為的に操作する「課税逃れ(BEPS)」に対処するため、OECDが取り纏めた15項目行動計画に則る等、課税逃れをはじめとした不正の防止に努めております。

     また、各子会社からの定期的な業務執行状況や税務を含む財務状況等に係る報告に対し適切な指導を行うとともに、監査役や内部監査室が必要に応じて監査を行い、税に関する取り組みを監督・統制しております。

    ④ 責任限定契約の内容の概要

     当社は、法令及び定款の定めに基づき、社外取締役及び社外監査役全員との間で、当社に対する損害賠償責任を限定する契約を締結しております。なお、当該契約に基づく責任の限度額は、法令の定める最低責任限度額としております。

    ⑤ 役員賠償責任保険契約の内容の概要

     当社は、取締役、監査役及び執行役員全員を被保険者とする会社法第430条の3第1項に定める役員賠償責任保険契約を締結しており、当該保険契約上で定められた免責事由に該当するものを除き、取締役、監査役及び執行役員がその職務の執行に関し責任を負うこと及び当該責任の追及にかかる請求を受けたことによって生ずることのある損害等を填補することとしており、当該保険契約の保険料は、当社が全額負担しております。

    ⑥ 取締役に関する事項

    イ.取締役の定数

     当社の取締役は12名以内とする旨、定款に定めております。

    ロ.取締役の選任決議要件

     当社は、取締役の選任決議について、株主総会において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、その決議は累積投票によらない旨を定款に定めております。

    ⑦ 株主総会決議に関する事項

    イ.取締役会で決議できることとしたもの

    ・自己の株式の取得

     当社は、2007年6月28日開催の定時株主総会決議により、定款を一部変更し、取締役会の決議により、市場取引等による自己の株式の取得を行うことができる旨を定款に定めております。

     これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行を可能とするとともに、株主への利益還元手段の多様化をはかることを目的とするものであります。

    ・中間配当

     当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

    ・取締役及び監査役の責任免除

     当社は、取締役及び監査役が期待される役割・機能を十分に発揮できるよう、取締役会の決議により、取締役及び監査役の当社に対する損害賠償責任を法令の定める範囲で免除することができる旨を定款に定めております。

    ロ.株主総会の特別決議要件

     当社は、会社法第309条第2項の規定による株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

    (2) 【役員の状況】

    男性 11名 女性 2名 (役員のうち女性の比率 15%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有  株式数(千株)
    取締役会長 小 野 寺 研 一 1947年2月4日生 1970年4月 当社入社 1998年6月 取締役 2004年4月 都市管理事業本部長 2005年5月 都市開発事業本部長 2005年6月 代表取締役 2007年6月 取締役社長 2013年6月 取締役副会長 2019年9月 取締役会長(現在) 1970年4月 当社入社 1998年6月 取締役 2004年4月 都市管理事業本部長 2005年5月 都市開発事業本部長 2005年6月 代表取締役 2007年6月 取締役社長 2013年6月 取締役副会長 2019年9月 取締役会長(現在) (注)10 42
    1970年4月 当社入社
    1998年6月 取締役
    2004年4月 都市管理事業本部長
    2005年5月 都市開発事業本部長
    2005年6月 代表取締役
    2007年6月 取締役社長
    2013年6月 取締役副会長
    2019年9月 取締役会長(現在)
    代表取締役社長ビル事業本部長 仁 島 浩 順 1961年3月6日生 1984年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部事業管理部長 2007年4月 都市開発事業本部副本部長 2009年4月 マンション事業本部長 2009年6月 取締役 2009年9月 ビル事業本部長 2010年6月 代表取締役(現在) 2013年6月 取締役社長(現在) 1984年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部事業管理部長 2007年4月 都市開発事業本部副本部長 2009年4月 マンション事業本部長 2009年6月 取締役 2009年9月 ビル事業本部長 2010年6月 代表取締役(現在) 2013年6月 取締役社長(現在) (注)10 69
    1984年4月 当社入社
    2000年4月 ビル事業本部事業管理部長
    2007年4月 都市開発事業本部副本部長
    2009年4月 マンション事業本部長
    2009年6月 取締役
    2009年9月 ビル事業本部長
    2010年6月 代表取締役(現在)
    2013年6月 取締役社長(現在)
    代表取締役副社長住宅分譲事業・仲介事業管掌 小 林 正 人 1960年6月14日生 1983年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部ビル企画部長 2007年4月 都市開発事業本部副本部長 2009年4月 用地開発本部長 2009年6月 取締役 2010年6月 代表取締役(現在) 2010年8月 マンション事業本部長 2013年6月 取締役副社長(現在) 2016年3月 ビル事業本部長兼都市開発事業本部長 2017年11月 住宅分譲事業本部長 2024年4月 住宅分譲事業・仲介事業管掌(現在) 1983年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部ビル企画部長 2007年4月 都市開発事業本部副本部長 2009年4月 用地開発本部長 2009年6月 取締役 2010年6月 代表取締役(現在) 2010年8月 マンション事業本部長 2013年6月 取締役副社長(現在) 2016年3月 ビル事業本部長兼都市開発事業本部長 2017年11月 住宅分譲事業本部長 2024年4月 住宅分譲事業・仲介事業管掌(現在) (注)10 21
    1983年4月 当社入社
    2000年4月 ビル事業本部ビル企画部長
    2007年4月 都市開発事業本部副本部長
    2009年4月 用地開発本部長
    2009年6月 取締役
    2010年6月 代表取締役(現在)
    2010年8月 マンション事業本部長
    2013年6月 取締役副社長(現在)
    2016年3月 ビル事業本部長兼都市開発事業本部長
    2017年11月 住宅分譲事業本部長
    2024年4月 住宅分譲事業・仲介事業管掌(現在)
    代表取締役副社長企画本部長 尾 台 賀 幸 1961年6月9日生 1985年4月 当社入社 2004年9月 企画本部企画部長 2010年4月 マンション事業本部長 2010年11月 経営企画本部長 2011年6月 取締役 2011年11月 財務本部長 2014年1月 海外事業本部長 2019年11月 企画本部長(現在) 2022年4月 代表取締役副社長(現在) 1985年4月 当社入社 2004年9月 企画本部企画部長 2010年4月 マンション事業本部長 2010年11月 経営企画本部長 2011年6月 取締役 2011年11月 財務本部長 2014年1月 海外事業本部長 2019年11月 企画本部長(現在) 2022年4月 代表取締役副社長(現在) (注)10 28
    1985年4月 当社入社
    2004年9月 企画本部企画部長
    2010年4月 マンション事業本部長
    2010年11月 経営企画本部長
    2011年6月 取締役
    2011年11月 財務本部長
    2014年1月 海外事業本部長
    2019年11月 企画本部長(現在)
    2022年4月 代表取締役副社長(現在)
    取締役専務執行役員ハウジング事業管掌 加 藤 宏 史 1961年8月1日生 1984年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部関連事業部長 2007年4月 都市開発事業本部用地部長 2010年8月 ビル事業本部副本部長 2012年4月 新事業開発本部長 2013年4月 資産開発事業本部長 2013年6月 取締役(現在) 2016年9月 新築そっくりさん事業本部長 2020年4月 専務執行役員(現在) 2022年4月 注文住宅事業管掌兼務 2023年7月 ハウジング事業管掌(現在) 1984年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部関連事業部長 2007年4月 都市開発事業本部用地部長 2010年8月 ビル事業本部副本部長 2012年4月 新事業開発本部長 2013年4月 資産開発事業本部長 2013年6月 取締役(現在) 2016年9月 新築そっくりさん事業本部長 2020年4月 専務執行役員(現在) 2022年4月 注文住宅事業管掌兼務 2023年7月 ハウジング事業管掌(現在) (注)10 28
    1984年4月 当社入社
    2000年4月 ビル事業本部関連事業部長
    2007年4月 都市開発事業本部用地部長
    2010年8月 ビル事業本部副本部長
    2012年4月 新事業開発本部長
    2013年4月 資産開発事業本部長
    2013年6月 取締役(現在)
    2016年9月 新築そっくりさん事業本部長
    2020年4月 専務執行役員(現在)
    2022年4月 注文住宅事業管掌兼務
    2023年7月 ハウジング事業管掌(現在)
    取締役専務執行役員 都市開発事業本部長 片 山 久 壽 1961年7月11日生 1985年4月 当社入社 2004年12月 都市管理事業本部東京西支店長 2005年12月 都市開発事業本部再開発部長 2010年4月 ビル事業本部副本部長 2014年2月 首都圏開発用地本部副本部長 2016年4月 都市開発事業本部副本部長 2016年9月 都市開発事業本部長(現在) 2018年6月 取締役(現在) 2020年4月 専務執行役員(現在) 1985年4月 当社入社 2004年12月 都市管理事業本部東京西支店長 2005年12月 都市開発事業本部再開発部長 2010年4月 ビル事業本部副本部長 2014年2月 首都圏開発用地本部副本部長 2016年4月 都市開発事業本部副本部長 2016年9月 都市開発事業本部長(現在) 2018年6月 取締役(現在) 2020年4月 専務執行役員(現在) (注)10 20
    1985年4月 当社入社
    2004年12月 都市管理事業本部東京西支店長
    2005年12月 都市開発事業本部再開発部長
    2010年4月 ビル事業本部副本部長
    2014年2月 首都圏開発用地本部副本部長
    2016年4月 都市開発事業本部副本部長
    2016年9月 都市開発事業本部長(現在)
    2018年6月 取締役(現在)
    2020年4月 専務執行役員(現在)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有  株式数(千株)
    取締役 家 守 伸 正 1951年4月12日生 1980年9月 住友金属鉱山株式会社入社 2006年6月 同社取締役常務執行役員 2007年6月 同社代表取締役社長 2013年6月 同社代表取締役会長 2016年6月 同社取締役会長 2017年6月 同社相談役 2019年6月 当社社外取締役(現在) 2021年6月 住友金属鉱山株式会社名誉顧問(現在) 1980年9月 住友金属鉱山株式会社入社 2006年6月 同社取締役常務執行役員 2007年6月 同社代表取締役社長 2013年6月 同社代表取締役会長 2016年6月 同社取締役会長 2017年6月 同社相談役 2019年6月 当社社外取締役(現在) 2021年6月 住友金属鉱山株式会社名誉顧問(現在) (注)10
    1980年9月 住友金属鉱山株式会社入社
    2006年6月 同社取締役常務執行役員
    2007年6月 同社代表取締役社長
    2013年6月 同社代表取締役会長
    2016年6月 同社取締役会長
    2017年6月 同社相談役
    2019年6月 当社社外取締役(現在)
    2021年6月 住友金属鉱山株式会社名誉顧問(現在)
    取締役 寺 田 千 代 乃 1947年1月8日生 1976年6月 アート引越センター創業 1977年6月 アート引越センター株式会社設立及び代表取締役社長 1990年6月 アートコーポレーション株式会社に商号変更、代表取締役社長 2018年4月 アートグループホールディングス株式会社代表取締役社長(現在) 2019年12月 アートコーポレーション株式会社(2022年1月、アート引越センター株式会社に商号変更)名誉会長(現在) 2020年6月 当社社外監査役 2023年6月 当社社外取締役(現在) 1976年6月 アート引越センター創業 1977年6月 アート引越センター株式会社設立及び代表取締役社長 1990年6月 アートコーポレーション株式会社に商号変更、代表取締役社長 2018年4月 アートグループホールディングス株式会社代表取締役社長(現在) 2019年12月 アートコーポレーション株式会社(2022年1月、アート引越センター株式会社に商号変更)名誉会長(現在) 2020年6月 当社社外監査役 2023年6月 当社社外取締役(現在) (注)10
    1976年6月 アート引越センター創業
    1977年6月 アート引越センター株式会社設立及び代表取締役社長
    1990年6月 アートコーポレーション株式会社に商号変更、代表取締役社長
    2018年4月 アートグループホールディングス株式会社代表取締役社長(現在)
    2019年12月 アートコーポレーション株式会社(2022年1月、アート引越センター株式会社に商号変更)名誉会長(現在)
    2020年6月 当社社外監査役
    2023年6月 当社社外取締役(現在)
    取締役 田 村 計 1960年8月4日生 1984年4月 建設省入省 2013年8月 国土交通省大臣官房審議官(道路局担当) 2014年4月 国土交通省大臣官房審議官(都市局担当) 2017年7月 国土交通省土地・建設産業局長 2018年7月 内閣府地方創生推進事務局長 2019年7月 国土交通省退職 2020年7月 当社顧問(非常勤) 2024年6月 当社社外取締役(現在) 1984年4月 建設省入省 2013年8月 国土交通省大臣官房審議官(道路局担当) 2014年4月 国土交通省大臣官房審議官(都市局担当) 2017年7月 国土交通省土地・建設産業局長 2018年7月 内閣府地方創生推進事務局長 2019年7月 国土交通省退職 2020年7月 当社顧問(非常勤) 2024年6月 当社社外取締役(現在) (注)11 0
    1984年4月 建設省入省
    2013年8月 国土交通省大臣官房審議官(道路局担当)
    2014年4月 国土交通省大臣官房審議官(都市局担当)
    2017年7月 国土交通省土地・建設産業局長
    2018年7月 内閣府地方創生推進事務局長
    2019年7月 国土交通省退職
    2020年7月 当社顧問(非常勤)
    2024年6月 当社社外取締役(現在)
    常勤監査役 中 村 芳 文 1951年3月29日生 1973年4月 当社入社 1996年7月 ビル事業本部ビル管理部長 2002年6月 取締役 2005年5月 都市管理事業本部長 2007年6月 代表取締役 2010年8月 住宅事業統括 2011年6月 常勤監査役(現在) 1973年4月 当社入社 1996年7月 ビル事業本部ビル管理部長 2002年6月 取締役 2005年5月 都市管理事業本部長 2007年6月 代表取締役 2010年8月 住宅事業統括 2011年6月 常勤監査役(現在) (注)12 10
    1973年4月 当社入社
    1996年7月 ビル事業本部ビル管理部長
    2002年6月 取締役
    2005年5月 都市管理事業本部長
    2007年6月 代表取締役
    2010年8月 住宅事業統括
    2011年6月 常勤監査役(現在)
    常勤監査役 田 中 俊 和 1960年4月8日生 1983年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部中央営業部長 2004年4月 ハウジング事業本部副本部長 2008年10月 総務本部長 2010年4月 関連事業本部長 2011年9月 住宅再生事業本部長 2013年6月 取締役住友不動産販売株式会社代表取締役社長 2019年6月 常勤監査役(現在) 1983年4月 当社入社 2000年4月 ビル事業本部中央営業部長 2004年4月 ハウジング事業本部副本部長 2008年10月 総務本部長 2010年4月 関連事業本部長 2011年9月 住宅再生事業本部長 2013年6月 取締役住友不動産販売株式会社代表取締役社長 2019年6月 常勤監査役(現在) (注)12 13
    1983年4月 当社入社
    2000年4月 ビル事業本部中央営業部長
    2004年4月 ハウジング事業本部副本部長
    2008年10月 総務本部長
    2010年4月 関連事業本部長
    2011年9月 住宅再生事業本部長
    2013年6月 取締役住友不動産販売株式会社代表取締役社長
    2019年6月 常勤監査役(現在)
    監査役 酒 井 孝 志 1952年10月9日生 1977年4月 大阪瓦斯株式会社入社 2005年6月 同社取締役 2007年6月 同社常務取締役 2010年6月 同社代表取締役副社長執行役員 2018年6月 本州四国連絡高速道路株式会社代表取締役社長 2023年1月 ツネイシカムテックス株式会社社外取締役 2023年6月 当社社外監査役(現在) 1977年4月 大阪瓦斯株式会社入社 2005年6月 同社取締役 2007年6月 同社常務取締役 2010年6月 同社代表取締役副社長執行役員 2018年6月 本州四国連絡高速道路株式会社代表取締役社長 2023年1月 ツネイシカムテックス株式会社社外取締役 2023年6月 当社社外監査役(現在) (注)12
    1977年4月 大阪瓦斯株式会社入社
    2005年6月 同社取締役
    2007年6月 同社常務取締役
    2010年6月 同社代表取締役副社長執行役員
    2018年6月 本州四国連絡高速道路株式会社代表取締役社長
    2023年1月 ツネイシカムテックス株式会社社外取締役
    2023年6月 当社社外監査役(現在)
    監査役 長 谷 川 尚 子 1965年1月3日生 1987年4月 住友不動産フィットネス株式会社入社 2002年11月 プルデンシャル生命保険株式会社入社 2005年4月 同社東京第三支社 営業所長 2013年4月 同社長野支社 支社長 2014年10月 同社Assistant to Chief Marketing Officer 2016年4月 同社千代田第六支社 支社長 2021年4月 同社Assistant to Chief Marketing Officer 2021年7月 同社執行役員(現在)   同社Gender Strategy Leader(2024年4月、DE&Iアドバイザーに名称変更)(現在) 2023年1月 同社Chief Business Ethics Officer(現在) 2023年6月 当社社外監査役(現在) 1987年4月 住友不動産フィットネス株式会社入社 2002年11月 プルデンシャル生命保険株式会社入社 2005年4月 同社東京第三支社 営業所長 2013年4月 同社長野支社 支社長 2014年10月 同社Assistant to Chief Marketing Officer 2016年4月 同社千代田第六支社 支社長 2021年4月 同社Assistant to Chief Marketing Officer 2021年7月 同社執行役員(現在) 同社Gender Strategy Leader(2024年4月、DE&Iアドバイザーに名称変更)(現在) 2023年1月 同社Chief Business Ethics Officer(現在) 2023年6月 当社社外監査役(現在) (注)12 1
    1987年4月 住友不動産フィットネス株式会社入社
    2002年11月 プルデンシャル生命保険株式会社入社
    2005年4月 同社東京第三支社 営業所長
    2013年4月 同社長野支社 支社長
    2014年10月 同社Assistant to Chief Marketing Officer
    2016年4月 同社千代田第六支社 支社長
    2021年4月 同社Assistant to Chief Marketing Officer
    2021年7月 同社執行役員(現在)
    同社Gender Strategy Leader(2024年4月、DE&Iアドバイザーに名称変更)(現在)
    2023年1月 同社Chief Business Ethics Officer(現在)
    2023年6月 当社社外監査役(現在)
    235

    (注) 1 取締役家守伸正、寺田千代乃及び田村計は社外取締役であります。

    2 監査役酒井孝志及び長谷川尚子は社外監査役であります。

    3 取締役家守伸正は住友金属鉱山株式会社出身であり、同社と当社の間には若干の取引関係または資本的関係がありますが、いずれもその規模、性質に照らして、株主及び投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断されることから、概要の記載を省略しております。

    4 取締役寺田千代乃はアート引越センター株式会社出身であり、同社と当社の間には若干の取引関係または資本的関係がありますが、いずれもその規模、性質に照らして、株主及び投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断されることから、概要の記載を省略しております。

    5 取締役田村計は当社の非常勤顧問として、当社に対し、建設業のコンプライアンスに関する助言を独立した立場で行っておりました。なお、同氏と当社との間に特別の利害関係はありません。

    6 監査役酒井孝志は大阪瓦斯株式会社出身であり、同社と当社との間には若干の取引関係または資本的関係がありますが、いずれもその規模、性質に照らして、株主及び投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断されることから、概要の記載を省略しております。

    7 監査役長谷川尚子は、1987年4月から2002年10月まで、当社の子会社である住友不動産フィットネス株式会社(現、住友不動産エスフォルタ株式会社)に在籍しておりましたが、同社を退職してから20年以上経過しており、退職後は同社の業務執行に携わっていないことから、独立性に影響はないものと判断しております。

    8 当社は社外役員を選任するための提出会社からの独立性に関する基準または方針はありませんが、選任にあたっては、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。

    9 社外取締役または社外監査役が当社の企業統治において果たす機能および役割、社外取締役または社外監査役の選任状況に関する当社の考え方、社外取締役または社外監査役による監督または監査と内部監査、監査役監査および会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係については、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要、②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」及び「(3)監査の状況、②内部監査の状況」に記載のとおりであります。

    10 2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    11 2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    12 2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    13 当社は、事業拡大に伴う必要な役員登用ができるよう、取締役に準ずるものとして執行役員制度を導入しております。

    取締役を兼職していない執行役員は、専務執行役員雨宮竜三、常務執行役員和田一朗、橋爪弘幸、中野誠、川合謙一、岡田時之、小島武郎、執行役員宮本大、遠藤毅、藤沼拓人、津村健二、桝井俊幸、宮川享之、三好麻里、茂木哲也の15名であります。

    (3) 【監査の状況】

    ① 監査役監査の状況

    当社は監査役会設置会社であり、原則として毎月1回、また、必要に応じて適宜監査役会を開催しております。なお、当事業年度において監査役会を合計13回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりです。

    区分 氏名 監査役会出席状況(注)1
    常勤監査役 中村 芳文 全13回中13回
    常勤監査役 田中 俊和 全13回中13回
    社外監査役 酒井 孝志 全10回中10回
    社外監査役 長谷川 尚子 全10回中10回
    社外監査役 則久 芳行 全3回中3回
    社外監査役 寺田 千代乃 全3回中3回

    (注)1 在任期間中の開催回数に基づいております。

    監査役会においては、監査の方針及び各監査役の職務の分担を定め、当グループのコーポレート・ガバナンスや内部統制システムの整備・運用状況、「監査上の主要な検討事項(KAM)」の内容、会計監査人の評価などを主な検討事項として審議しております。

    また、常勤監査役の主な活動としては、取締役会その他の重要会議への出席、重要書類の閲覧結果や取締役、執行役員および従業員の業務執行の状況を監査役会に報告し、社外監査役から中立的・客観的な意見を求めております。

    ② 内部監査の状況

     イ.内部監査の組織、人員および手続

    「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」に記載のとおりであります。

     ロ.内部監査、監査役監査および会計監査の相互連携ならびにこれらの監査と内部統制部門との関係

    監査役は、会計監査人との会合および随時の連絡により、会計監査人から、監査に関する情報、監査計画、監査結果等について報告を受け意見交換を行い、さらに必要な情報交換を行って、円滑で実効的な監査に努めております。監査役はまた、会計監査人が独立の立場を保持し、適切な監査を実施しているかを監視、検証しております。

    会計監査人は、財務諸表監査および金融商品取引法に定められた内部統制報告書の監査を通じて、財務報告に係る内部統制の有効性を検証しております。

    内部監査室は、監査役および会計監査人に対し、内部監査結果の報告を行っており、また相互の意見交換を適宜行うことにより、三者間の連携強化および各監査の充実および効率化を図っております。また、内部監査室は、監査役と連携しつつ、内部統制の推進に当たる社内各部門に対し、適宜、助言、指導等を行っております。

    ③ 会計監査の状況

     イ.監査法人の名称

       有限責任 あずさ監査法人

     ロ.継続監査期間

       継続関与期間:55年

     ハ.業務を執行した公認会計士

       前野 充次

       髙橋 善盛

       内藤 匡志

     ニ.監査業務に係る補助者の構成

       当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他監査従事者24名です。

     ホ.監査法人の選定方針と理由

    監査役会は、会計監査人の選定に際しては、監査法人の品質管理体制が適切で独立性に問題がないこと、監査計画並びに監査報酬の妥当性等を勘案し、総合的に判断しております。

     ヘ.監査役および監査役会による会計監査人の評価

    監査役および監査役会は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において会計監査人に解任または不再任に該当する事由は認められないと評価しております。

    ④ 監査報酬の内容等

     イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 148 1 168 5
    連結子会社 62 62
    210 1 230 5

    (前連結会計年度)

    当社における非監査業務の内容は、普通社債発行に係るコンフォートレター作成業務等であります。

    (当連結会計年度)

      当社における非監査業務の内容は、普通社債発行に係るコンフォートレター作成業務等であります。

    ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イ.を除く)
    区 分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 5 9
    連結子会社 2 2
    7 12

    (前連結会計年度)

    当社における非監査業務の内容は、CO2排出量に対する第三者保証業務であります。

    また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等であります。

    (当連結会計年度)

    当社における非監査業務の内容は、CO2排出量に対する第三者保証業務であります。

    また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等であります。

    ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

      該当事項はありません。

     ニ.監査報酬の決定方針

    当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、監査業務の履行に必要な知識や技能並びに訓練や経験及び責任の度合等に基づき定めた監査従事者一人当たりの時間単価に業務時間数を乗じて算出した額を勘案のうえ決定しております。

     ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等につき会社法第399条第1項の同意を行っております。

    (4) 【役員の報酬等】

    ① 役員報酬制度の概要及び役員の報酬等についての株主総会の決議に関する事項

    取締役の金銭報酬の額については、2004年6月29日開催の定時株主総会において前連結会計年度の連結経常利益の1%を取締役報酬の年間総額とすることと決議しております。(当該決議時の取締役の員数は12名)

    なお、2020年4月1日付で当社は事業拡大に伴う必要な役員登用ができるよう、取締役に準ずるものとして執行役員制度を導入し、業容の更なる拡大と従業員の士気向上を図ることとしました。それに伴い執行役員の報酬も、全取締役の同意のもと、上記取締役報酬の年間総額から支給することとしております。(以下、取締役及び執行役員を合わせ、「取締役等」といいます。)

    監査役の金銭報酬の額については、1999年6月29日開催の定時株主総会において月額650万円以内と決議しております。(当該決議時の監査役の員数は5名)

    ② 取締役等の個人別の報酬等の内容に係る決定方針及びその決定に係る委任に関する事項

    当社は、取締役等の個人別の報酬等の内容に係る決定方針(以下、「決定方針」といいます。)を取締役会の決議により定めております。決定方針では、各取締役等への報酬は固定報酬のみとし、個人別の報酬額の具体的内容(個別支給金額、支給時期、支給方法等)は、取締役会の委任決議に基づき、取締役会長及び代表取締役の合議にて決定することとしております。合議にあたっては、各取締役の職責や業績への貢献度合いを勘案することとしております。

    また、上記取締役報酬の年間総額は前連結会計年度の連結経常利益の1%で確定しておりますが、当期にその全額が各取締役等に支給されるわけではなく、一部を取締役等の個別の金額を確定せず留保しております。将来、各取締役等が退任したときの退職金、業績悪化による各取締役等の報酬の減少補填などは、在任期間中の留保金から支払われます。

    当期の取締役等の報酬については、2023年6月29日開催の取締役会委任決議に基づき、小野寺研一氏(取締役会長[取締役会議長])、仁島浩順氏(代表取締役社長[ビル事業本部長])、小林正人氏(代表取締役副社長[住宅分譲事業本部長])、尾台賀幸氏(代表取締役副社長[企画本部長])の4名の合議により、個人別の報酬額の具体的内容(個別支給金額、支給時期、支給方法等)を決定いたしました。

    当該取締役4名はそれぞれ取締役会議長、代表取締役社長、事業部門担当代表取締役副社長、管理部門担当代表取締役副社長であり、各人の見地から、各取締役の職責や業績への貢献度合いを合議の上、総合的に見極めることで適切な評価を行うことができると判断され、これらの権限を委任されたものであることから、取締役会は、当期の取締役等の個人別の報酬の内容が、決定方針に沿うものであると判断しております。

    ③ 役員区分ごとの報酬等

    取締役、執行役員への支給額

    役員区分 支給額(百万円) 種類別の支給額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    基本報酬 ストックオプション 賞与 退職時報酬
    取締役(社外取締役を除く) 761 761 7
    執行役員(取締役兼務者を除く) 633 633 14
    社外取締役 66 66 3
    合計 1,461 1,461 23

    (注)1.社外取締役を含む、当期の取締役報酬の年間総額は2,337百万円で確定しておりますが、当期に全額が各取締役・執行役員へ支給される訳ではなく、上記支給額との差額876百万円は、取締役・執行役員が退任したときの退職金、将来業績悪化による取締役・執行役員の報酬の減少補填などへの備えとして、支払いを留保しております。この留保した部分については、支給時期及び役員ごとの受取り額が決められませんので、将来支給された時点または支給されることが確定した時点で、役員ごとの報酬等の算定の対象になります。

    2.対象となる役員の員数の合計は、当期中に取締役専務執行役員から専務執行役員となった者を1名として集計しております。

        役員区分ごとの報酬等の総額及び員数

    役員区分 報酬等の総額(百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    基本報酬 ストックオプション 賞与 退職時報酬
    取締役(社外取締役を除く) 2,271 2,271 7
    監査役(社外監査役を除く) 34 34 2
    社外役員 87 87 6
    合計 2,392 2,392 15

    (注)1.当該取締役報酬の一部を全取締役同意のもと執行役員(14名)の報酬に充当しております。

    2.社外役員の報酬等の総額の内訳は、社外取締役66百万円、社外監査役21百万円であります。

    ④ 連結報酬等の総額が1億円以上である者の連結報酬等の総額等

    氏名 役員区分 会社区分 報酬等の種類別の額(百万円) 報酬等の総額(百万円)
    基本報酬 ストックオプション 賞与 退職時報酬
    小野寺研一 取締役 提出会社 168 168
    仁島浩順 取締役 提出会社 168 168
    小林正人 取締役 提出会社 138 138
    尾台賀幸 取締役 提出会社 114 114

    (5) 【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、株式の価値の変動を考慮し売買することで得られる利益や配当の受領を目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の目的で保有する投資株式を純投資目的以外の目的である投資株式として分類しております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社は、取引先との安定的・長期的な取引関係の構築および強化の観点から、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合は、当該取引先等の株式を取得し保有することができるものとしております。保有株式のうち、主要なものは、役員および経営陣の出席する経営会議等の重要会議において、上記保有目的に照らし、保有に伴う便益やリスクを総合的に勘案し、その保有の適否を判断しております。
     なお、その保有を継続する意義が失われていると判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証しております。

    b.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 17 2,195
    非上場株式以外の株式 206 595,258
    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)
    銘柄数(銘柄) 株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 1 27 取引関係の強化
    非上場株式以外の株式 4 4,211 取引関係の強化
    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)
    銘柄数(銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式 12 17,810

    c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    ダイキン工業㈱ 3,591,200 3,591,200 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。なお、同社とは、「空調設備の脱炭素に向けた包括連携協定」を締結しており、ESGの取組みについても協力して進めております
    73,978 84,949
    ユニ・チャーム㈱ 5,552,100 5,552,100 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    26,838 30,208
    ㈱大林組 13,301,000 13,301,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    24,773 13,473
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 6,243,058 3,121,529 (保有目的・増加理由)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。株式数の増加は株式分割によるもの
    20,652 14,174
    ㈱住友倉庫 7,854,420 7,854,420 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    20,154 17,083
    住友商事㈱ 5,271,925 5,271,925 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    19,253 12,341
    ㈱長谷工コーポレーション 9,916,200 9,916,200 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    18,801 15,261
    住友金属鉱山㈱ 3,745,055 3,745,055 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    17,178 18,908
    日東紡績㈱ 2,383,400 2,383,400 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    14,228 4,802
    インフロニア・ホールディングス㈱ 8,695,768 8,695,768 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    12,552 8,887
    鹿島建設㈱ 3,813,000 3,813,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    11,919 6,093
    北越コーポレーション㈱ 6,066,400 6,066,400 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    11,671 5,380
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    ㈱西武ホールディングス 4,738,300 4,738,300 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    11,478 6,439
    清水建設㈱ 10,738,000 10,738,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    10,743 8,053
    富士フイルムホールディングス㈱ 1,053,400 1,053,400 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    10,649 7,055
    スズキ㈱ 1,491,600 1,491,600 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    10,372 7,165
    三和ホールディングス㈱ 3,810,900 3,810,900 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    10,217 5,396
    NECネッツエスアイ㈱ 3,600,000 3,600,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    9,126 5,814
    住友林業㈱ 1,669,100 1,669,100 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    8,201 4,373
    エクシオグループ㈱ 2,081,600 2,081,600 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    6,740 4,989
    富士ソフト㈱ 1,060,800 530,400 (保有目的・増加理由)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。株式数の増加は株式分割によるもの
    6,375 4,068
    ㈱三井住友フィナンシャルグループ 702,090 702,090 (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    6,254 3,719
    アサヒグループホールディングス㈱ 1,107,000 1,107,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    6,179 5,450
    コムシスホールディングス㈱ 1,661,900 1,661,900 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    5,896 4,060
    東日本旅客鉄道㈱ 633,900 633,900 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    5,551 4,649
    ㈱大氣社 1,134,800 1,134,800 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    5,271 4,176
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    カシオ計算機㈱ 3,712,900 3,712,900 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    4,811 4,819
    ㈱ニトリホールディングス 200,300 200,300 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    4,727 3,190
    東洋製罐グループホールディングス㈱ 1,930,000 1,930,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    4,706 3,524
    ㈱千葉銀行 3,651,254 3,651,254 (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    4,606 3,121
    大成建設㈱ 764,000 764,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    4,293 3,128
    ㈱サンゲツ 1,170,000 1,170,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,907 2,613
    ㈱マキタ 882,000 882,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,766 2,892
    ㈱西松屋チェーン 1,420,700 1,420,700 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,534 2,321
    東海旅客鉄道㈱ 926,500 185,300 (保有目的・増加理由)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。株式数の増加は株式分割によるもの
    3,452 2,929
    住友電気工業㈱ 1,463,200 1,463,200 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,434 2,483
    フジテック㈱ 852,900 852,900 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,235 2,801
    日本製鉄㈱ 862,320 862,320 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,162 2,690
    ㈱オカムラ 1,373,000 1,373,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    3,116 1,872
    五洋建設㈱ 3,837,800 3,837,800 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,981 2,425
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    大豊建設㈱ 850,000 850,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,902 3,128
    日比谷総合設備㈱ 920,000 920,000 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,737 1,989
    西松建設㈱ 612,600 612,600 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,735 2,098
    久光製薬㈱ 688,100 688,100 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,733 2,601
    ニチハ㈱ 772,900 772,900 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,662 2,086
    全国保証㈱ 455,000 455,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,502 2,272
    ㈱ダスキン 749,600 749,600 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,472 2,391
    新日本空調㈱ 703,600 703,600 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,437 1,312
    ㈱FUJI 906,300 906,300 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,418 2,024
    日本空港ビルデング㈱ 400,000 - (保有目的・増加理由)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,372 -
    新明和工業㈱ 1,837,800 1,837,800 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,297 2,168
    太平電業㈱ 484,300 484,300 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,230 1,963
    関西電力㈱ 1,000,300 1,000,300 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,195 1,291
    芙蓉総合リース㈱ 158,000 158,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,174 1,422
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    東京瓦斯㈱ 613,600 613,600 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,154 1,531
    スルガ銀行㈱ 2,380,000 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,125 *
    京王電鉄㈱ 500,000 500,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,086 2,322
    日本毛織㈱ 1,400,000 1,400,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,069 1,381
    ㈱TSIホールディングス 2,552,000 2,552,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,051 1,617
    高砂熱学工業㈱ 419,000 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    2,044 *
    ㈱横河ブリッジホールディングス 674,000 674,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,987 1,458
    ㈱バンダイナムコホールディングス 695,700 231,900 (保有目的・増加理由)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。株式数の増加は株式分割によるもの
    1,967 1,981
    ㈱京葉銀行 2,509,500 2,509,500 (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,912 1,420
    大阪瓦斯㈱ 538,200 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,825 *
    ㈱マツキヨココカラ&カンパニー 747,000 249,000 (保有目的・増加理由)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。株式数の増加は株式分割によるもの
    1,822 1,745
    戸田建設㈱ 1,768,000 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,807 *
    アマノ㈱ 466,600 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,806 *
    ㈱群馬銀行 2,041,000 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,792 *
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    日本ピラー工業㈱ 274,200 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,749 *
    イーレックス㈱ 2,488,000 2,488,000 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,724 4,555
    ㈱めぶきフィナンシャルグループ 3,274,291 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,675 *
    阪和興業㈱ 281,600 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,669 *
    ㈱ナガワ 208,800 208,800 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,653 1,426
    コクヨ㈱ 661,800 661,800 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,645 1,242
    ㈱西日本フィナンシャルホールディングス 851,600 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,631 *
    ㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ 334,100 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,628 *
    ショーボンドホールディングス㈱ 248,600 248,600 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,597 1,362
    ㈱河合楽器製作所 441,500 441,500 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,587 1,346
    ㈱中電工 510,000 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,563 *
    ㈱ノーリツ 877,100 877,100 (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,529 1,523
    住友ベークライト㈱ 165,170 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,528 *
    MS&ADインシュアランスグループホールディングス 186,730 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,518 *
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    日機装㈱ 1,170,000 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,506 *
    ㈱巴コ-ポレ-ション 1,978,500 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,462 *
    ㈱淺沼組 366,000 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,454 *
    極東開発工業㈱ 556,200 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,443 *
    ㈱あいちフィナンシャルグループ 520,479 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,380 *
    因幡電機産業㈱ 390,500 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,368 *
    ㈱明電舎 461,000 * (保有目的)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,353 *
    日本電気㈱ 122,082 242,082 (保有目的・減少理由)工事発注および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため。なお、当事業年度中に一部売却した
    1,341 1,234
    ゼリア新薬工業㈱ 621,500 621,500 (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,325 1,395
    日本航空電子工業㈱ 533,000 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,321 *
    ㈱山口フィナンシャルグループ 840,500 * (保有目的)財務取引および賃貸事業、販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,309 *
    レンゴー㈱ 1,085,700 * (保有目的)賃貸事業および販売事業ほか各事業に関する取引関係の維持・強化を通じて、当社の中長期的な企業価値向上に資するため
    1,270 *
    日清食品ホールディングス㈱ - 256,600 -
    - 3,112
    オリンパス㈱ - 1,112,000 -
    - 2,578
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    TIS㈱ - 655,542 -
    - 2,287
    三井住友建設㈱ - 5,340,413 -
    - 2,050
    ㈱みずほフィナンシャルグループ - 706,964 -
    - 1,327

    (注)1. 個別銘柄毎の定量的な保有効果については、取引条件を開示できないため記載が困難です。保有株式のうち、主要なものは、役員および経営陣の出席する経営会議等の重要会議において、上記保有目的に照らし、保有に伴う便益やリスクを総合的に勘案し、その保有の適否を判断しております。なお、その保有を継続する意義が失われていると判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証しております。

     2.「*」は当該銘柄の貸借対照表計上額が当社の資本金の100分の1以下であり、かつ貸借対照表計上額の大きい順の60銘柄に該当しないために記載を省略していることを示しております。

    みなし保有株式

     該当株式の保有はありません。

      ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

    区分 当事業年度 前事業年度
    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計 上額の合計額 (百万円) 銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式 3 51,056
    区分 当事業年度
    受取配当金の 合計額(百万円) 売却損益の 合計額(百万円) 評価損益の 合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式 1,417 37,709

      ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

    銘柄 株式数(株) 貸借対照表計上額(百万円)
    大東建託㈱ 1,606,700 28,036
    トヨタ自動車㈱ 4,446,500 16,861
    ㈱奥村組 1,210,000 6,158

    第5 【経理の状況】

    1 連結財務諸表および財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

     また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表および事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、連結財務諸表等を適正に作成できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、監査法人等が主催する研修会への参加並びに会計専門書の定期購読を行っております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 ※2、※5 185,119 ※2、※5 103,911
    営業未収入金 38,047 31,547
    販売用不動産 ※3 399,244 ※3 396,807
    仕掛販売用不動産 ※3 381,753 ※3 474,633
    未成工事支出金 8,002 4,367
    その他の棚卸資産 ※4 1,070 ※4 870
    その他 73,659 58,765
    貸倒引当金 △24 △25
    流動資産合計 1,086,872 1,070,877
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 1,965,322 2,042,774
    減価償却累計額及び減損損失累計額 △699,964 △761,063
    建物及び構築物(純額) ※2、※3、※5 1,265,357 ※2、※3、※5 1,281,710
    土地 ※2、※3、※5 3,057,436 ※2、※3、※5 3,148,573
    建設仮勘定 ※2、※3 126,591 ※2、※3 81,151
    その他 54,765 58,785
    減価償却累計額 △39,686 △43,770
    その他(純額) ※2、※3、※5 15,078 ※2、※3、※5 15,015
    有形固定資産合計 4,464,465 4,526,450
    無形固定資産
    借地権 ※3 60,846 65,538
    その他 2,446 3,287
    無形固定資産合計 63,292 68,826
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※1 628,396 ※1 885,526
    敷金及び保証金 67,043 64,451
    退職給付に係る資産 292 1,309
    繰延税金資産 13,249 17,660
    その他 42,728 44,334
    貸倒引当金 △905 △1,047
    投資その他の資産合計 750,805 1,012,235
    固定資産合計 5,278,563 5,607,513
    資産合計 6,365,436 6,678,390
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び営業未払金 29,066 35,216
    短期借入金 28,610 24,665
    1年内返済予定の長期借入金 ※2 219,472 ※2 289,415
    ノンリコース1年内返済予定長期借入金 ※2、※5 4,640 ※2、※5 4,374
    コマーシャル・ペーパー 180,000 113,000
    1年内償還予定の社債 70,000 90,000
    未払法人税等 30,827 44,729
    賞与引当金 4,924 4,139
    その他 ※7 273,987 ※7 243,023
    流動負債合計 841,527 848,563
    固定負債
    社債 250,000 270,000
    ノンリコース社債 ※2、※5 35,600 ※2、※5 35,600
    長期借入金 ※2 2,898,052 ※2 2,887,237
    ノンリコース長期借入金 ※2、※5 251,647 ※2、※5 247,273
    退職給付に係る負債 5,534 5,178
    預り敷金及び保証金 254,008 258,494
    その他 29,693 75,460
    固定負債合計 3,724,536 3,779,244
    負債合計 4,566,064 4,627,807
    純資産の部
    株主資本
    資本金 122,805 122,805
    資本剰余金 104,153 104,153
    利益剰余金 1,396,392 1,546,549
    自己株式 △4,476 △4,478
    株主資本合計 1,618,875 1,769,030
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 171,827 268,967
    繰延ヘッジ損益 5,979 7,182
    為替換算調整勘定 2,659 4,696
    退職給付に係る調整累計額 30 706
    その他の包括利益累計額合計 180,497 281,552
    純資産合計 1,799,372 2,050,582
    負債純資産合計 6,365,436 6,678,390
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

    【連結損益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業収益 ※1 939,904 ※1 967,692
    営業原価 625,452 635,342
    売上総利益 314,452 332,349
    販売費及び一般管理費
    広告宣伝費 9,181 9,357
    従業員給料及び手当 32,885 34,384
    賞与引当金繰入額 1,021 770
    退職給付費用 915 514
    その他 29,173 32,656
    販売費及び一般管理費合計 73,178 77,682
    営業利益 241,274 254,666
    営業外収益
    受取利息 454 1,301
    受取配当金 15,625 18,935
    その他 565 360
    営業外収益合計 16,645 20,597
    営業外費用
    支払利息 17,576 17,961
    その他 3,691 4,190
    営業外費用合計 21,268 22,152
    経常利益 236,651 253,111
    特別利益
    固定資産売却益 ※2 14 ※2 2,532
    投資有価証券売却益 4,712 10,338
    その他 24
    特別利益合計 4,727 12,895
    特別損失
    減損損失 ※3 8,099 ※3 6,998
    固定資産売却損 ※4 15
    固定資産除却損 1,742 2,356
    固定資産圧縮損 424
    投資有価証券売却損 7 1,608
    投資有価証券評価損 213
    その他 979 1,341
    特別損失合計 11,042 12,744
    税金等調整前当期純利益 230,336 253,263
    法人税、住民税及び事業税 69,674 76,134
    法人税等調整額 △1,263 △42
    法人税等合計 68,410 76,092
    当期純利益 161,925 177,171
    非支配株主に帰属する当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益 161,925 177,171

    【連結包括利益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 161,925 177,171
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 15,964 97,139
    繰延ヘッジ損益 5,274 1,203
    為替換算調整勘定 4,109 2,037
    退職給付に係る調整額 325 675
    その他の包括利益合計 ※1 25,673 ※1 101,055
    包括利益 187,599 278,226
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 187,599 278,226
    非支配株主に係る包括利益

    ③【連結株主資本等変動計算書】

     前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 122,805 104,153 1,256,742 △4,475 1,479,226
    当期変動額
    剰余金の配当 △22,274 △22,274
    親会社株主に帰属する当期純利益 161,925 161,925
    自己株式の取得 △1 △1
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 139,650 △1 139,649
    当期末残高 122,805 104,153 1,396,392 △4,476 1,618,875
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 155,863 704 △1,449 △294 154,823 1,634,049
    当期変動額
    剰余金の配当 △22,274
    親会社株主に帰属する当期純利益 161,925
    自己株式の取得 △1
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 15,964 5,274 4,109 325 25,673 25,673
    当期変動額合計 15,964 5,274 4,109 325 25,673 165,322
    当期末残高 171,827 5,979 2,659 30 180,497 1,799,372

      当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 122,805 104,153 1,396,392 △4,476 1,618,875
    当期変動額
    剰余金の配当 △27,014 △27,014
    親会社株主に帰属する当期純利益 177,171 177,171
    自己株式の取得 △1 △1
    自己株式の処分 0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 0 150,156 △1 150,154
    当期末残高 122,805 104,153 1,546,549 △4,478 1,769,030
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 171,827 5,979 2,659 30 180,497 1,799,372
    当期変動額
    剰余金の配当 △27,014
    親会社株主に帰属する当期純利益 177,171
    自己株式の取得 △1
    自己株式の処分 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 97,139 1,203 2,037 675 101,055 101,055
    当期変動額合計 97,139 1,203 2,037 675 101,055 251,210
    当期末残高 268,967 7,182 4,696 706 281,552 2,050,582

    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 230,336 253,263
    減価償却費 64,635 73,118
    減損損失 8,099 6,998
    貸倒引当金の増減額(△は減少) 226 143
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △328 △355
    固定資産売却損益(△は益) △14 △2,517
    固定資産除却損 1,742 2,356
    固定資産圧縮損 424
    投資有価証券売却損益(△は益) △4,705 △8,730
    投資有価証券評価損益(△は益) 213
    受取利息及び受取配当金 △16,079 △20,236
    支払利息 17,576 17,961
    売上債権の増減額(△は増加) △14,761 6,499
    棚卸資産の増減額(△は増加) △55,461 △73,331
    仕入債務の増減額(△は減少) △13,283 6,128
    前受金の増減額(△は減少) 7,189 28,110
    その他 19,958 739
    小計 245,345 290,574
    利息及び配当金の受取額 16,079 20,236
    利息の支払額 △17,601 △17,729
    法人税等の支払額 △78,710 △61,048
    営業活動によるキャッシュ・フロー 165,112 232,033
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △449,345 △188,397
    有形固定資産の売却による収入 597 9,206
    投資有価証券の取得による支出 △39,602 △126,380
    投資有価証券の売却及び償還による収入 12,088 17,822
    敷金及び保証金の差入による支出 △2,630 △685
    敷金及び保証金の回収による収入 2,434 3,108
    預り敷金及び保証金の返還による支出 △20,541 △24,207
    預り敷金及び保証金の受入による収入 27,072 29,991
    その他 △19,871 △31,152
    投資活動によるキャッシュ・フロー △489,799 △310,694
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) △3,945
    コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) 140,000 △67,000
    社債の発行による収入 30,000 110,000
    社債の償還による支出 △70,000
    長期借入れによる収入 450,200 278,600
    長期借入金の返済による支出 △237,385 △219,472
    ノンリコース長期借入金による収入 2,420
    ノンリコース長期借入金の返済による支出 △7,206 △4,640
    自己株式の純増減額(△は増加) △1 △1
    配当金の支払額 △22,271 △27,004
    その他 △199 △192
    財務活動によるキャッシュ・フロー 355,555 △3,655
    現金及び現金同等物に係る換算差額 2,874 1,389
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 33,742 △80,927
    現金及び現金同等物の期首残高 150,309 184,052
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 184,052 ※1 103,125
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社

    連結子会社は49社であります。

    主要な連結子会社名は、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、省略しております。

    (2) 非連結子会社

    泉開発産業㈱ほかの非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため連結の範囲から除外しております。 

    2 持分法の適用に関する事項

    (1) 持分法を適用した関係会社はありません。

    (2) 泉開発産業㈱ほかの非連結子会社および新宿エヌ・エスビル㈱ほかの関連会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。 3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社のうち13社および特定目的会社15社の決算日は12月末日、特定目的会社8社の決算日は1月末日であります。連結財務諸表の作成にあたっては、当該子会社の決算日時点の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。また、連結子会社のうち特定目的会社1社の決算日は8月末日であるため、3月末日現在で実施した仮決算に基づく決算数値により連結しております。

     なお、他の連結子会社の決算日はいずれも連結決算日と一致しております。 4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

     その他有価証券

    (イ) 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)によっております。

    (ロ) 市場価格のない株式等

    金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされる投資事業有限責任組合出資金等については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。その他は移動平均法による原価法によっております。

    ② デリバティブ

    時価法によっております。

    ③ 棚卸資産

    販売用不動産、仕掛販売用不動産、未成工事支出金およびその他の棚卸資産は、主として個別法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く)

    連結財務諸表提出会社および国内連結子会社は、建物(その附属設備を除く)は定額法、その他は定率法を採用しております。ただし、一部国内連結子会社は1998年4月1日以後取得建物に限り定額法、その他は定率法を採用しており、在外連結子会社は、当該国の会計基準に基づき、定額法を採用しております。

    また、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については、定額法を採用しております。

    なお、耐用年数および残存価額は、法人税法の規定と同一の方法に基づいております。

    ② 無形固定資産(リース資産を除く)

    ソフトウェア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法を採用しております。

    ③  リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産は、リース期間を耐用年数とし残存価額を零とする定額法によっております。

    ④ 投資その他の資産

    長期前払費用(「その他」に含む)については、均等償却によっております。なお、償却期間については、法人税法の規定と同一の方法に基づいております。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    営業未収入金等の回収事故に対処して、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    ② 賞与引当金

    従業員に対する賞与の支給に対処して、将来の支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

       ① 退職給付見込額の期間帰属方法 

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

       ② 数理計算上の差異の費用処理方法

    数理計算上の差異は、当連結会計年度の発生額を翌連結会計年度に一括費用処理する方法によっております。

       ③ 小規模企業等における簡便法の採用

    一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

    当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

    ① 不動産賃貸事業

    不動産賃貸事業は、主としてオフィスビルならびに高級賃貸マンション等の賃貸を行っており、顧客との賃貸借契約等による合意内容に基づき、企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に従い収益を認識しております。

    ② 不動産販売事業

    不動産販売事業は、主にマンション・戸建住宅の分譲を行っており、不動産等の売買契約に定められた引渡義務を履行することにより、顧客である買主が当該不動産等の支配を獲得した時点で収益を認識しております。

    ③ 完成工事事業

    完成工事事業は、主にリフォーム(新築そっくりさん)や注文住宅の不動産建築・改修の工事請負を行っており、請負工事契約に定められた引渡義務を履行することにより、顧客である施主が当該不動産の支配を獲得した時点で収益を認識しております。

    ④ 不動産流通事業

    不動産流通事業は、主に不動産等売買の仲介を行っており、媒介契約に定められた不動産等の売買の媒介義務を履行することにより、不動産等の売主から買主に当該不動産等の引渡が完了した時点で収益を認識しております。

    (6) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

    原則として繰延ヘッジ処理によっております。ただし、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理を採用しております。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段 ヘッジ対象
    金利スワップ為替予約 借入金、ノンリコ―ス借入金およびノンリコース社債投資有価証券

    ③ ヘッジ方針

    社内規程等に基づき、金利上昇リスクおよび為替変動リスクの緩和を目的として行う方針であります。

    ④ ヘッジの有効性評価の方法

    ヘッジの開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計とを比較し、両者の変動額等の比率を基礎として判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。また、為替予約についてはヘッジ対象と取引条件が同一であるため、有効性の評価を省略しております。

    (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

    消費税等の会計処理

    資産に係る控除対象外消費税等は長期前払費用(投資その他の資産「その他」に含む)に計上し、5年間で均等償却を行っております。 

    (重要な会計上の見積り)

    1. 販売用不動産等の評価

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    (百万円)
    科目名 前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    販売用不動産 399,244 396,807
    仕掛販売用不動産 381,753 474,633

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     当社グループでは、販売用不動産等について、取得原価をもって貸借対照表価額とし、期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、収益性が低下しているとみて、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額とするとともに、取得原価と当該正味売却価額との差額(販売用不動産等評価損)は当連結会計年度の営業原価として処理しております。正味売却価額の算定に当たっては、販売見込額及び建設コストの動向等を考慮した事業計画に基づき見積りを行っております。当該見積りには、販売エリアの販売単価及び当社の実績に基づく工事単価等の仮定を用いております。

     上記の仮定の変動によって、販売用不動産等評価損の計上が必要と判断された場合の連結財務諸表に対する影響は重要となる可能性があります。

    2. 固定資産の減損

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    (百万円)
    科目名 前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    有形固定資産 4,464,465 4,526,450
    借地権 60,846 65,538

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     当社グループでは、固定資産について、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額をもって貸借対照表価額とし、収益性が低下し、減損の兆候があると認められた場合に、減損の要否を判定しております。減損の兆候には、営業損益等の継続的なマイナス、使用範囲又は方法について回収可能価額を著しく低下させる変化、経営環境の著しい悪化及び市場価格の著しい下落などが含まれております。当該市場価格は、収益還元法を用いて当社で算定しており、将来キャッシュ・フローや割引率の見積りに当たっては、直近の賃料単価、市場の賃料水準、稼働率、割引率等の仮定を用いております。
     減損の兆候がある固定資産については、当該固定資産から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、減損損失を認識しております。
     減損損失を認識すべきであると判定された固定資産については、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として当期の損失としております。なお、回収可能価額は固定資産税評価額または収益還元価額に基づき算出した評価額・将来キャッシュ・フローを割り引いて算定した評価額等を用いております。
     上記の仮定の変動によって、減損損失の計上が必要と判断された場合の連結財務諸表に対する影響は重要となる可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

    ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

    ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

    (1) 概要

    その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

    (2) 適用予定日

    2025年3月期の期首より適用予定であります。

    (3) 当該会計基準等の適用による影響

    影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

    (表示方法の変更)

    (連結貸借対照表関係)

    前連結会計年度において、独立掲記しておりました「流動負債」の「預り金」及び「固定負債」の「長期預り金」は金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「流動負債」の「その他」及び「固定負債」の「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替を行っております。
     この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において「流動負債」に計上していた「預り金」75,117百万円、「その他」198,870百万円は、「その他」273,987百万円として組み替えております。また、「固定負債」に計上していた「長期預り金」2,324百万円、「その他」27,368百万円は、「その他」29,693百万円として組み替えております。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 非連結子会社および関連会社に対するものは次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    投資有価証券 104,556 百万円 226,141 百万円

    ※2 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    現金及び預金 2,056 百万円 2,035 百万円
    建物及び構築物 123,733 120,379
    土地 396,007 396,007
    建設仮勘定 703 709
    その他(有形固定資産) 635 522
    523,136 百万円 519,655 百万円

    対応債務は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    1年内返済予定の長期借入金 190 百万円 190 百万円
    ノンリコース1年内返済予定長期借入金 4,640 4,374
    ノンリコース社債 35,600 35,600
    長期借入金 134,240 134,050
    ノンリコース長期借入金 251,647 247,273
    426,317 百万円 421,487 百万円

    ※3 所有目的の見直しを行った結果、その実態に合わせるために、以下の金額を振り替えております。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    有形固定資産から販売用不動産 24,449 百万円 24,960 百万円
    販売用不動産から有形固定資産 21,558
    有形固定資産から仕掛販売用不動産 6,195 19,649
    仕掛販売用不動産から有形固定資産 3,122
    無形固定資産から仕掛販売用不動産 2,014

    ※4 その他の棚卸資産の内訳は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    未成業務支出金 829 百万円 597 百万円
    商品 130 147
    貯蔵品 109 125
    1,070 百万円 870 百万円

    ※5 ノンリコース債務に対応する資産は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    現金及び預金 2,167 百万円 2,233 百万円
    建物及び構築物 66,915 63,658
    土地 250,360 250,360
    その他(有形固定資産) 81 79
    319,524 百万円 316,331 百万円

    なお、現金及び預金以外は、※2「担保に供している資産」に含まれております。

    6 保証債務の内容および金額は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    一般顧客 (注1) 15,152 百万円 18,429 百万円
    非連結子会社 (注2) 652 1,086
    分譲マンション共同事業者 (注3) 165 150
    ローン利用者 (注4) 179 146
    16,149 百万円 19,811 百万円

    (注1)一般顧客に対する保証は、マンション、戸建等の売却者及び購入者の建物の瑕疵に対するものであります。

    (注2) 非連結子会社に対する保証は、Goisu Realty Private Limitedが金融機関から受けている債務保証について、当社が連帯して債務保証しているものであります。

    (注3) 分譲マンション共同事業者に対する保証は、手付金等保証委託契約により共同事業者が保証機関に対して負担する求償債務に対するものであります。

    (注4) ローン利用者に対する保証は、住宅ローン利用者の金融機関からの借入金に対するものであります。

    ※7 その他のうち、契約負債の金額は、連結財務諸表「〔注記事項〕(収益認識関係) 2.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報(1)契約負債の残高等」に記載しております。

    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

    営業収益については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    「固定資産売却益」の主なものは、土地の売却によるものであります。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    「固定資産売却益」の主なものは、土地、建物及び構築物の売却によるものであります。

    ※3 当社グループは以下の資産について「減損損失」を計上しました。

    前連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

    主な用途 種類 場所 物件数
    開発用土地 土地 東京都他 11

    グループ化は、社宅等については共用資産とし、その他については主として個別の物件毎といたしました。
     当連結会計年度において、事業計画の見直しを要すると判断した物件のうち、上記資産について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(8,099百万円)として特別損失に計上いたしました。
     その内訳は土地1,598百万円及び建設仮勘定6,501百万円であります。
     なお、上記資産の回収可能価額は、収益還元価額または固定資産税評価額に基づき算出した正味売却価額により測定しております。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)

    主な用途 種類 場所 物件数
    開発用土地 土地 東京都
    賃貸資産 土地及び建物 東京都

    グループ化は、社宅等については共用資産とし、その他については主として個別の物件毎といたしました。

    当連結会計年度において、事業計画の見直しを要すると判断した物件のうち、上記資産について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(6,998百万円)として特別損失に計上いたしました。
     その内訳は土地2,452百万円及び建設仮勘定4,545百万円であります。
     なお、上記資産の回収可能価額は固定資産税評価額または収益還元価額に基づき算出した正味売却価額により測定しております。

    ※4 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

     「固定資産売却損」の主なものは、建物及び構築物の売却によるものであります。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 27,559 百万円 148,779 百万円
    組替調整額 △4,534 △8,730
    税効果調整前 23,024 百万円 140,048 百万円
    税効果額 △7,060 △42,909
    その他有価証券評価差額金 15,964 百万円 97,139 百万円
    繰延ヘッジ損益
    当期発生額 6,653 百万円 788 百万円
    組替調整額 948 945
    税効果調整前 7,602 百万円 1,734 百万円
    税効果額 △2,328 △531
    繰延ヘッジ損益 5,274 百万円 1,203 百万円
    為替換算調整勘定
    当期発生額 4,109 百万円 2,037 百万円
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 42 百万円 1,015 百万円
    組替調整額 426 △42
    税効果調整前 468 百万円 973 百万円
    税効果額 △143 △298
    退職給付に係る調整額 325 百万円 675 百万円
    その他の包括利益合計 25,673 百万円 101,055 百万円
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(千株) 476,085 476,085

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(千株) 2,147 2,147

    (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによる増加です。

    3 新株予約権等に関する事項

        該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年6月29日定時株主総会 普通株式 10,900 23 2022年3月31日 2022年6月30日
    2022年11月11日取締役会 普通株式 11,374 24 2022年9月30日 2022年12月5日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月29日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 13,270 28 2023年3月31日 2023年6月30日

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(千株) 476,085 476,085

    2 自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(千株) 2,147 2,147

    (注1) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによる増加です。

    (注2) 普通株式の自己株式の株式数の減少0千株は、単元未満株式の売却による減少です。

    3 新株予約権等に関する事項

        該当事項はありません。

    4 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月29日定時株主総会 普通株式 13,270 28 2023年3月31日 2023年6月30日
    2023年11月10日取締役会 普通株式 13,744 29 2023年9月30日 2023年12月4日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月27日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 14,692 31 2024年3月31日 2024年6月28日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目との関係

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    現金及び預金勘定 185,119 百万円 103,911 百万円
    使途制限付信託預金 △781 △500
    預金期間が3ヵ月超の定期預金 △286 △286
    現金及び現金同等物 184,052 百万円 103,125 百万円
    (リース取引関係)

      オペレーティング・リース取引

    (借手側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    1年内 1,596 百万円 1,638 百万円
    1年超 41,865 41,476
    合計 43,462 百万円 43,115 百万円

    (貸手側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    1年内 89,979 百万円 92,332 百万円
    1年超 166,226 150,777
    合計 256,206 百万円 243,110 百万円
    (金融商品関係)

    1 金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針
     当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行借入、社債やコマーシャル・ペーパーの発行によって行う方針であります。デリバティブについては、金利スワップは調達した資金の範囲内で、為替予約は実施する外貨建取引の範囲内で利用しており、投機目的のデリバティブ取引は行わない方針であります。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
     投資有価証券は、業務上の関係を有する株式等であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
      借入金及び社債のうち変動金利であるものは金利の変動リスクに晒されておりますが、その一部についてはデリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
     デリバティブ取引は、資金調達に伴う利息について、金利スワップを行っているほか、外貨建取引については為替予約を付しております。金利スワップには金利水準の変動、為替予約には為替相場の変動によるリスクがあります。また、当社グループの取引の相手方はいずれも信用度の高い金融機関であり、相手方の契約不履行によるリスクは想定しておりません。デリバティブ取引の執行は、財務担当役員を座長とする会議の決定に基づき財務部が行っており、取引先の状況について財務担当役員へ定期的に報告する体制となっております。

     預り敷金及び保証金は、主に顧客の信用リスクを回避する目的で収受しております。

    (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
     金融商品の時価には、市場価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
     また、(デリバティブ取引関係)注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

    2 金融商品の時価等及び時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません((注)3参照)。

    金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

    レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1)時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債

    前連結会計年度(2023年3月31日) (単位:百万円)
    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 519,693 519,693
    債券(※) 421 421
    デリバティブ取引
    ①ヘッジ会計が適用されていないもの
    ②ヘッジ会計が適用されているもの
    金利関連 9,513 9,513
    通貨関連 0 0
    資産計 519,693 9,935 529,628
    デリバティブ取引
    ①ヘッジ会計が適用されていないもの
    ②ヘッジ会計が適用されているもの
    金利関連 896 896
    負債計 896 896

    (※)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    当連結会計年度(2024年3月31日) (単位:百万円)
    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 654,931 654,931
    債券(※) 291 291
    デリバティブ取引
    ①ヘッジ会計が適用されていないもの
    ②ヘッジ会計が適用されているもの
    金利関連 10,622 10,622
    通貨関連
    資産計 654,931 10,913 665,845
    デリバティブ取引
    ①ヘッジ会計が適用されていないもの
    ②ヘッジ会計が適用されているもの
    金利関連 269 269
    負債計 269 269

    (※)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    (2)時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債

    現金及び預金、短期借入金、コマーシャル・ペーパーは、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

    前連結会計年度(2023年3月31日) (単位:百万円)
    区分 連結貸借対照表計上額 時価 差額
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    (1) 1年内返済予定の長期  借入金及び長期借入金 3,117,524 3,093,997 3,093,997 △23,527
    (2) ノンリコース1年内返済  予定長期借入金及び  ノンリコース長期借入金 256,287 250,463 250,463 △5,823
    (3) 1年内償還予定の社債  及び社債 320,000 320,301 320,301 301
    (4) ノンリコース1年内償還  予定社債及び  ノンリコース社債 35,600 34,640 34,640 △959
    (5) 預り敷金及び保証金 254,008 252,766 252,766 △1,242
    負債計 3,983,420 3,952,169 3,952,169 △31,251
    当連結会計年度(2024年3月31日) (単位:百万円)
    区分 連結貸借対照表計上額 時価 差額
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    (1) 1年内返済予定の長期  借入金及び長期借入金 3,176,652 3,141,255 3,141,255 △35,396
    (2) ノンリコース1年内返済  予定長期借入金及び  ノンリコース長期借入金 251,647 248,064 248,064 △3,582
    (3) 1年内償還予定の社債  及び社債 360,000 357,615 357,615 △2,384
    (4) ノンリコース1年内償還  予定社債及び  ノンリコース社債 35,600 35,029 35,029 △570
    (5) 預り敷金及び保証金 258,494 256,957 256,957 △1,536
    負債計 4,082,393 4,038,922 4,038,922 △43,471

    (注)1 時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

    (1)投資有価証券及びデリバティブ取引

     上場株式は相場価格を用いて評価しており、その時価をレベル1の時価に分類しております。債券は売買参考統計値等を用いて評価しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。金利スワップ及び為替予約の時価は金利や為替レート等の観察可能なインプットを用いた割引現在価値法により算定しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。

    (2)1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金、ノンリコース1年内返済予定長期借入金及びノンリコース長期借入金並びにノンリコース1年内償還予定社債及びノンリコース社債

     これらの時価については、変動金利(金利スワップの特例対象を除く。)によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態や責任財産の状況は実行後大きく異なっていないため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。変動金利のうち金利スワップの特例処理の対象及び固定金利によるものは、金利スワップ受払額を含む元利金の合計額を同様の新規借入または新規発行を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっており、これらの時価をレベル2の時価に分類しております。

    (3)1年内償還予定の社債及び社債

     当社の発行する社債の時価については、売買参考統計値等を用いて評価しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。

    (4)預り敷金及び保証金

     預り敷金及び保証金の時価については、その将来キャッシュ・フローを、返還すると見込まれる預り期間及び当該期間に対応した信用リスクを加味した利率で割り引いて算定しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。

    (注)2 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債のうちレベル3の時価に関する情報

    該当事項はありません。

    (注)3 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれてはおりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

                                           (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    (2023年3月31日現在) (2024年3月31日現在)
    ① 子会社・関連会社株式等 104,556 226,141
    ② 非上場株式等 4,145 4,453
    合計 108,702 230,595

    (注)4 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)                             (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 185,119
    投資有価証券(※)
    その他有価証券のうち 満期があるもの(国債) 127 172 121
    合計 185,247 172 121

    (※)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    当連結会計年度(2024年3月31日)                             (単位:百万円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 103,911
    投資有価証券(※)
    その他有価証券のうち 満期があるもの(国債) 128 43 123
    合計 104,039 43 123

    (※)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    (注)5 社債、長期借入金およびその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額 

    前連結会計年度(2023年3月31日)                                (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 28,610
    1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金 219,472 289,415 253,855 313,062 270,715 1,771,005
    コマーシャル・ペーパー 180,000
    1年内償還予定の社債及び社債 70,000 90,000 40,000 20,000 30,000 70,000
    ノンリコース1年内返済予定長期借入金及びノンリコース長期借入金 4,640 4,374 45,507 93,002 1,656 107,108
    ノンリコース1年内償還予定社債及びノンリコース社債 6,500 14,500 14,600
    合計 502,722 383,789 345,862 440,564 302,371 1,962,713

    当連結会計年度(2024年3月31日)                                (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 24,665
    1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金 289,415 253,855 313,062 270,715 198,880 1,850,725
    コマーシャル・ペーパー 113,000
    1年内償還予定の社債及び社債 90,000 40,000 20,000 30,000 100,000 80,000
    ノンリコース1年内返済予定長期借入金及びノンリコース長期借入金 4,374 45,507 93,002 1,656 21,859 85,249
    ノンリコース1年内償還予定社債及びノンリコース社債 6,500 14,500 3,400 11,200
    合計 521,454 345,862 440,564 302,371 324,139 2,027,174
    (有価証券関係)

    1 その他有価証券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
    ①株式 468,227 210,575 257,651
    ②債券(注1) 300 298 2
    ③その他
    小計 468,527 210,873 257,654
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
    ①株式 51,466 61,459 △9,993
    ②債券(注1) 121 123 △1
    ③その他
    小計 51,587 61,582 △9,995
    合計 520,114 272,455 247,659

    (注1)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
    ①株式 640,180 250,158 390,022
    ②債券(注1) 171 171 0
    ③その他
    小計 640,351 250,329 390,022
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
    ①株式 14,751 17,014 △2,262
    ②債券(注1) 119 123 △3
    ③その他
    小計 14,871 17,137 △2,266
    合計 655,223 267,466 387,756

    (注1)全額が連結貸借対照表上「敷金及び保証金」に計上されております。

    2 連結会計年度中に売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    株式 12,036 4,712 △7
    合計 12,036 4,712 △7

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    株式 17,810 10,338 △1,608
    合計 17,810 10,338 △1,608

    3 減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度においては、投資有価証券について、213百万円(その他有価証券で時価のある株式170百万円)減損処理を行っております。

    (デリバティブ取引関係)

    1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    該当事項はありません。

    2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

    (1)通貨関連
    前連結会計年度(2023年3月31日)
    (単位:百万円)
    ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象 契約額等 うち1年超 時価
    原則的処理方法 為替予約取引 投資有価証券 3,213 0
    インドルピー受取・
    円支払
    合計 3,213 0

    当連結会計年度(2024年3月31日)

     該当事項はありません。

    (2)金利関連
    前連結会計年度(2023年3月31日)
    (単位:百万円)
    ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象 契約額等 うち1年超 時価
    原則的処理方法 金利スワップ取引 借入金 468,400 468,400 8,617
    支払固定・受取変動
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引 借入金および社債 1,165,339 1,040,299 (注)2
    支払固定・受取変動
    (注)1 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
    (注)2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている借入金、ノンリコース借入金およびノンリコース社債と一体として処理されているため、その時価は、当該借入金および社債の時価に含めて記載しております。
    当連結会計年度(2024年3月31日)
    (単位:百万円)
    ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象 契約額等 うち1年超 時価
    原則的処理方法 金利スワップ取引 借入金 468,400 468,400 10,352
    支払固定・受取変動
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引 借入金および社債 1,040,299 836,510 (注)2
    支払固定・受取変動
    (注)1 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
    (注)2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている借入金、ノンリコース借入金およびノンリコース社債と一体として処理されているため、その時価は、当該借入金および社債の時価に含めて記載しております。
    (退職給付関係)

    1 採用している退職給付制度の概要

    連結財務諸表提出会社および国内連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度および退職一時金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。

    当連結会計年度末現在、連結財務諸表提出会社および連結子会社全体で確定給付企業年金制度を有しているのは2社、退職一時金制度を有しているのは7社であります。

    上記に加え、一部の連結子会社が2008年9月より確定拠出年金制度を導入しております。

    なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。 

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 12,823 12,730
    勤務費用 697 677
    利息費用 55 56
    数理計算上の差異の発生額 △110 △14
    退職給付の支払額 △734 △853
    退職給付債務の期末残高 12,730 12,596

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
    年金資産の期首残高 7,284 7,489
    期待運用収益 145 149
    数理計算上の差異の発生額 △68 1,000
    事業主からの拠出額 333 340
    退職給付の支払額 △205 △253
    年金資産の期末残高 7,489 8,726

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 7,277 7,454
    年金資産 △7,489 △8,726
    △211 △1,272
    非積立型制度の退職給付債務 5,452 5,141
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 5,241 3,869
    退職給付に係る負債 5,534 5,178
    退職給付に係る資産 △292 △1,309
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 5,241 3,869

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
    勤務費用 697 677
    利息費用 55 56
    期待運用収益 △145 △149
    数理計算上の差異の費用処理額 426 △42
    確定給付制度に係る退職給付費用 1,033 542

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
    数理計算上の差異 △468 △973
    合計 △468 △973

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 △42 △1,015
    合計 △42 △1,015

    (7) 年金資産に関する事項

    ①年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    債券 29.1 % 29.1 %
    株式 35.4 % 39.1 %
    生保一般勘定 34.3 % 30.1 %
    その他 1.2 % 1.7 %
    合計 100.0 % 100.0 %

    ②長期期待運用収益率の設定方法

     年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成
     する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    割引率 0.4 % 0.4 %
    長期期待運用収益率 2.0 % 2.0 %

    3 確定拠出制度

    連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度339百万円、当連結会計年度317百万円であります。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    繰延税金資産
    販売用不動産評価損 21,443 百万円 19,606 百万円
    減損損失 17,022 18,813
    譲渡損益調整損 12,709 12,666
    税務上の繰越欠損金 7,156 6,785
    連結調整に伴う簿価調整差額 6,370 5,998
    未払事業税・事業所税等 2,103 2,591
    退職給付に係る負債 1,701 1,593
    賞与引当金 1,591 1,345
    投資有価証券評価損 1,501 1,035
    関係会社株式評価損等 2,422 521
    その他 19,263 21,954
    繰延税金資産小計 93,286 百万円 92,913 百万円
    評価性引当額 △18,778 百万円 △18,885 百万円
    繰延税金資産合計 74,507 百万円 74,028 百万円
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 75,886 百万円 118,795 百万円
    圧縮記帳積立金 3,731 3,731
    繰延ヘッジ利益 2,913 3,253
    その他 1,991 1,958
    繰延税金負債合計 84,522 百万円 127,738 百万円
    繰延税金負債の純額 10,014 百万円 53,710 百万円

    (注)前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    固定資産―繰延税金資産 13,249 百万円 17,660 百万円
    固定負債―その他 23,264 71,370

    2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

       法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため

      注記を省略しております。

    (資産除去債務関係)

    資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務

     当社グループが保有しております一部の建物につきましては、解体時に石綿の除去義務が発生します。建物の解体を決定し残存石綿量を見積れるものについては資産除去債務を計上しておりますが、その他の建物について建物解体時における残存石綿量を見積るためには建物の一部解体を含めた実地調査が必要であり、賃貸稼働中の建物で当該調査を実施することは非常に困難であります。また、残存石綿量の見積りが困難であるため、残存石綿量の多寡により左右される面積あたり除去単価を見積ることができません。さらに、過去において再開発等による取壊し以外に建物の解体実績はないため、老朽化等を原因とする建物の物理的使用可能期間を予測し、債務の履行時期の見積りを行うことも困難です。これらの理由から、従来同様、資産除去債務を合理的に見積ることが出来ないため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。
     また、当社グループは一部の不動産賃貸借契約に基づく事務所・店舗等の退去時における原状回復に関わる債務を有しております。事務所・店舗等の使用期間が確定しており、当該債務を見積れるものについては資産除去債務を計上しておりますが、その他の事務所・店舗等については当該債務に関する賃借資産の使用期間が明確でなく、また具体的な移転計画もないことから、債務の履行時期の見積りが困難であり、資産除去債務を合理的に見積ることが出来ません。そのため、従来同様、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。

    (賃貸等不動産関係)

     当社および一部の連結子会社では、東京都その他の地域において、賃貸オフィスや賃貸住宅等を所有しており、当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は4,381,738百万円であります。なお、国内の賃貸オフィスビルの一部については、当社および一部の子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産としております。
     これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額、期中増減額および時価は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    賃貸等不動産 連結貸借対照表計上額 期首残高 3,643,736 4,025,374
    期中増減額 381,638 73,809
    期末残高 4,025,374 4,099,184
    期末時価 7,438,151 7,740,823
    賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産 連結貸借対照表計上額 期首残高 301,331 285,253
    期中増減額 △16,077 △2,698
    期末残高 285,253 282,554
    期末時価 609,187 635,787

    (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

    (注)2 期中増減額合計(前連結会計年度 365,560百万円、当連結会計年度 71,110百万円)のうち主な増減額は次のとおりであります。
    前連結会計年度

    増加 不動産取得 454,795百万円

         減少 減価償却費  53,698百万円、販売用不動産等への振替 32,659百万円、減損損失 8,099百万円

    当連結会計年度

    増加 不動産取得 169,681百万円 販売用不動産等からの振替 24,681百万円

         減少 減価償却費  59,856百万円、販売用不動産等への振替  44,609百万円、減損損失  6,998百万円

    (注)3 期末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額であります。

    また、賃貸等不動産および賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    賃貸等不動産 賃貸収益 296,695 314,993
    賃貸費用 145,461 153,602
    差額 151,234 161,390
    その他損益 △8,158 △4,958
    賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産 賃貸収益 26,248 28,396
    賃貸費用 16,514 16,355
    差額 9,733 12,040
    その他損益 △367 △59

    (注)1 賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供および経営管理として当社および一部の子会社が自己使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は、計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(賃借料、減価償却費、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。

    (注)2 賃貸等不動産のその他損益は主に減損損失であり、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産のその他損益は主に固定資産除却損であります。

    (収益認識関係)

    1. 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

                                                                                     (単位:百万円)

    報告セグメント 合計
    不動産賃貸 不動産販売 完成工事 不動産流通 その他
    オフィスビル等賃貸(注) 358,910 358,910
    マンション・戸建 200,357 200,357
    新築そっくりさん 110,749 110,749
    注文住宅 91,952 91,952
    不動産仲介 71,437 71,437
    その他 64,044 21,595 9,463 2,558 8,835 106,497
    外部顧客への売上高 422,955 221,952 212,165 73,995 8,835 939,904

    (注)賃貸借契約に基づくリース収益のほか、当該賃貸借契約に付随する契約等に基づく顧客との契約から生じる収益を含めております。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

                                                                                     (単位:百万円)

    報告セグメント 合計
    不動産賃貸 不動産販売 完成工事 不動産流通 その他
    オフィスビル等賃貸(注) 368,818 368,818
    マンション・戸建 227,605 227,605
    新築そっくりさん 106,538 106,538
    注文住宅 88,050 88,050
    不動産仲介 69,154 69,154
    その他 72,937 13,466 8,908 2,150 10,062 107,525
    外部顧客への売上高 441,755 241,071 203,497 71,304 10,062 967,692

    (注)賃貸借契約に基づくリース収益のほか、当該賃貸借契約に付随する契約等に基づく顧客との契約から生じる収益を含めております。

    2. 当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報

    (1) 契約負債の残高等

                                         (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    期首残高 期末残高 期首残高 期末残高
    顧客との契約から生じた債権(注) 23,285 38,047 38,047 31,547
    契約負債 61,180 68,453 68,453 86,475

    (注) 賃貸借契約に基づくリース収益から生じた債権を含めております。

     契約負債は、主に不動産販売事業において不動産等売買契約に基づき顧客から受け入れた手付金等の前受金、完成工事事業において請負工事契約に基づき施主から受け入れた手付金や中間金等の未成工事受入金および不動産流通事業において不動産等媒介契約に基づき不動産売買契約締結時点で顧客から受け入れた前受金であります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

     前連結会計年度に認識された営業収益のうち、前連結会計年度の期首の契約負債残高に含まれていた額は41,561百万円であります。

     また、当連結会計年度に認識された営業収益のうち、当連結会計年度の期首の契約負債残高に含まれていた額は52,146百万円であります。

    (2) 残存履行義務に配分した取引価格

     残存履行義務に配分した取引価格の主な事業ごとの総額は、以下のとおりであります。なお、不動産販売事業については1年を超えて収益として認識されると見込まれる金額を含んでおります。

                               (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    不動産販売事業 255,445 265,626
    完成工事事業 122,730 123,441
    不動産流通事業 21,717 20,308
    合計 399,894 409,375
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1  報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
     当社は、本社に事業内容に応じた事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う商品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
      したがって、当社は、「不動産賃貸」、「不動産販売」、「完成工事」、「不動産流通」および「その他」を報告セグメントとしております。「不動産賃貸」はオフィスビル、マンション等の賃貸・管理、ホテル、イベントホール、商業施設等の運営・管理、「不動産販売」はマンション、戸建住宅などの分譲、「完成工事」は戸建住宅、マンション等の建築・改修工事請負、「不動産流通」は不動産売買の仲介および販売代理受託、「その他」はフィットネスクラブ事業、飲食事業などで構成されております。

    2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

    3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

      前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1,2 連結財務諸表計上額(注)3
    不動産賃貸 不動産販売 完成工事 不動産流通 その他
    売上高
    外部顧客への売上高 422,955 221,952 212,165 73,995 8,835 939,904 939,904
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 2,413 124 1,418 1,111 1,227 6,295 △6,295
    425,368 222,077 213,584 75,107 10,063 946,199 △6,295 939,904
    セグメント利益 165,693 53,928 21,421 20,030 1,181 262,255 △20,981 241,274
    セグメント資産 4,588,062 927,787 22,976 230,095 153,726 5,922,648 442,787 6,365,436
    その他の項目
    減価償却費(注)4 61,172 285 860 655 262 63,237 1,398 64,635
    減損損失 7,412 686 8,099 8,099
    有形固定資産及び  無形固定資産の増加額 444,776 16,523 888 1,041 53 463,283 467 463,751

    (注)1   セグメント利益の調整額△20,981百万円は、セグメント間取引消去57百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△21,038百万円が含まれております。全社費用は、連結財務諸表提出会社の一般管理部門に係る費用であります。

        2   セグメント資産の調整額442,787百万円は、セグメント間取引消去△334,040百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産776,828百万円が含まれております。全社資産は、連結財務諸表提出会社の現金及び預金、投資有価証券および一般管理部門に係る資産等であります。

        3   セグメント利益およびセグメント資産は、それぞれ連結財務諸表の営業利益および資産合計と調整を行っております。

        4   減価償却費には、長期前払費用(投資その他の資産「その他」に含む)の償却額が含まれております。

      当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1,2 連結財務諸表計上額(注)3
    不動産賃貸 不動産販売 完成工事 不動産流通 その他
    売上高
    外部顧客への売上高 441,755 241,071 203,497 71,304 10,062 967,692 967,692
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 2,650 135 1,561 1,004 1,214 6,566 △6,566
    444,406 241,207 205,058 72,308 11,277 974,258 △6,566 967,692
    セグメント利益 176,580 60,208 20,841 18,739 1,418 277,788 △23,121 254,666
    セグメント資産 4,622,907 1,035,567 21,937 202,321 177,686 6,060,420 617,969 6,678,390
    その他の項目
    減価償却費(注)4 68,606 559 721 720 254 70,861 2,256 73,118
    減損損失 6,387 610 6,998 6,998
    有形固定資産及び  無形固定資産の増加額 146,802 44,573 846 1,762 307 194,291 2,467 196,758

    (注)1   セグメント利益の調整額△23,121百万円は、セグメント間取引消去△15百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△23,106百万円が含まれております。全社費用は、連結財務諸表提出会社の一般管理部門に係る費用であります。

        2   セグメント資産の調整額617,969百万円は、セグメント間取引消去△331,258百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産949,228百万円が含まれております。全社資産は、連結財務諸表提出会社の現金及び預金、投資有価証券および一般管理部門に係る資産等であります。

        3   セグメント利益およびセグメント資産は、それぞれ連結財務諸表の営業利益および資産合計と調整を行っております。

        4   減価償却費には、長期前払費用(投資その他の資産「その他」に含む)の償却額が含まれております。 

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。 

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3  主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を占める相手先がないため、記載はありません。 

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。 

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3  主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を占める相手先がないため、記載はありません。 

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    該当事項はありません。

     【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    関連当事者との取引 

     連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

      連結財務諸表提出会社の役員および主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    役員およびその近親者 小林正人 当社代表取締役副社長 被所有直接0.00% 住宅改修工事の請負 住宅改修工事の請負(注1) 13
    役員およびその近親者 寺田千代乃 当社社外監査役 住宅の分譲 住宅の分譲(注2) 251
    役員およびその近親者 川合謙一 当社常務執行役員 被所有直接0.00% 住宅新築工事の請負 住宅新築工事の請負(注1) 33

    取引条件および取引条件の決定方針等

    (注1)取引金額については、一般の取引条件と同様に算出した見積金額を勘案して決定しております。

    (注2)取引金額については、市場価格を勘案して一般の取引条件と同様に決定しております。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    役員又はそれに準ずる者及びその近親者 橋爪弘幸及びその姉 当社常務執行役員及びその姉 被所有直接0.00% 土地の購入 土地の購入(注) 23

    取引条件および取引条件の決定方針等

    (注)取引金額については、市場価格を勘案して一般の取引条件と同様に決定しております。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    1株当たり純資産額 3,796.64 4,326.69
    1株当たり当期純利益 341.66 373.83

    (注1)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    (注2)1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 161,925 177,171
    普通株主に帰属しない金額(百万円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) 161,925 177,171
    普通株式の期中平均株式数(千株) 473,938 473,938
    ⑤ 【連結附属明細表】
    【社債明細表】
    会社名 銘柄 発行年月日 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 利率(%) 担保 償還期限
    住友不動産株式会社(当社) 第89回国内普通社債 2013年7月23日 10,000 年1.098 なし 2023年7月21日
    第92回国内普通社債 2013年10月29日 10,000 年0.950 なし 2023年9月20日
    第94回国内普通社債 2013年12月12日 10,000 年0.968 なし 2023年12月12日
    第95回国内普通社債 2014年1月28日 20,000 年0.987 なし 2024年1月26日
    第96回国内普通社債 2014年3月18日 20,000 年0.914 なし 2024年3月18日
    第97回国内普通社債 2014年4月28日 20,000 20,000(20,000) 年0.904 なし 2024年4月26日
    第98回国内普通社債 2014年6月10日 20,000 20,000(20,000) 年0.884 なし 2024年6月10日
    第99回国内普通社債 2014年7月29日 20,000 20,000(20,000) 年0.836 なし 2024年7月29日
    第100回国内普通社債 2014年9月9日 20,000 20,000(20,000) 年0.809 なし 2024年9月9日
    第103回国内普通社債 2015年2月4日 10,000 10,000(10,000) 年0.670 なし 2025年2月4日
    第104回国内普通社債 2015年4月28日 20,000 20,000 年0.826 なし 2025年4月28日
    第105回国内普通社債 2015年6月22日 20,000 20,000 年0.992 なし 2025年6月20日
    第106回国内普通社債 2016年5月26日 10,000 10,000 年0.400 なし 2026年5月26日
    第107回国内普通社債 2016年8月2日 10,000 10,000 年0.230 なし 2026年7月31日
    第108回国内普通社債 2017年5月8日 30,000 30,000 年0.400 なし 2027年5月7日
    第109回国内普通社債 2021年5月10日 30,000 30,000 年0.310 なし 2031年5月9日
    第110回国内普通社債 2021年8月5日 10,000 10,000 年0.260 なし 2031年8月5日
    第111回国内普通社債(グリーンボンド) 2023年3月30日 30,000 30,000 年0.520 なし 2028年4月28日
    第112回国内普通社債(グリーンボンド) 2023年5月9日 40,000 年0.490 なし 2028年8月9日
    第113回国内普通社債(グリーンボンド) 2023年6月8日 10,000 年0.500 なし 2030年6月7日
    第114回国内普通社債(グリーンボンド) 2023年6月8日 20,000 年0.790 なし 2033年6月8日
    第115回国内普通社債(グリーンボンド) 2023年12月21日 30,000 年0.628 なし 2028年12月21日
    第116回国内普通社債(グリーンボンド) 2024年2月6日 10,000 年0.980 なし 2034年2月6日
    (注2) 子会社特定社債(注3) 2014年12月30日~2020年9月30日 35,600 35,600 年0.044~0.389(注4) あり 2025年1月31日~2033年9月30日
    合計 355,600 395,600(90,000)

    (注1)  当期末残高の括弧内金額(内数)は、1年内償還予定の金額であります。

    (注2)  連結対象の特定目的会社が発行している特定社債を集約しております。

    (注3) これらの社債はノンリコース債務に該当いたします。

    (注4) これらの社債はすべて変動金利であります。

    (注5) 連結決算日後5年内における1年ごとの社債及びノンリコース社債の償還予定額は次のとおりであります。

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    社債 90,000 40,000 20,000 30,000 100,000
    ノンリコース社債 6,500 14,500 3,400
    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 28,610 24,665 0.38
    1年以内に返済予定の長期借入金 219,472 289,415 0.38
    1年以内に返済予定のノンリコース長期借入金 4,640 4,374 0.19
    1年以内に返済予定のリース債務 (注1) 174 144
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 2,898,052 2,887,237 0.42 2025年~2039年
    ノンリコース長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 251,647 247,273 0.18 2025年~2033年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) (注1) 151 149 2024年~2030年
    その他有利子負債
    コマーシャル・ペーパー (1年以内返済) 180,000 113,000 0.04
    合計 3,582,747 3,566,258

    (注1)  リース債務のうち1年以内に返済予定のリース債務は、連結貸借対照表上、流動負債「その他」に、返済予定が1年を超えるリース債務は固定負債「その他」に含めております。

    (注2)  「平均利率」については、借入金等の当期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
    なお、リース債務については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、「平均利率」の記載を省略しております。

    (注3)  長期借入金、ノンリコース長期借入金およびリース債務の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額は以下のとおりであります。

    1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    長期借入金 253,855 313,062 270,715 198,880
    ノンリコース長期借入金 45,507 93,002 1,656 21,859
    リース債務 72 35 30 11
    【資産除去債務明細表】

    当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

    (2) 【その他】

     当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日) 第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) 第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日) 第91期連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
    売上高(百万円) 253,138 505,243 726,458 967,692
    税金等調整前四半期(当期)純利益(百万円) 81,888 151,076 207,874 253,263
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円) 56,880 105,924 145,592 177,171
    1株当たり四半期(当期)純利益(円) 120.02 223.50 307.20 373.83
    (会計期間) 第1四半期連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日) 第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) 第3四半期連結会計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日) 第4四半期連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
    1株当たり四半期純利益 (円) 120.02 103.48 83.70 66.63

    2 【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 ※3 128,481 ※3 62,633
    営業未収入金 ※2 35,019 ※2 23,199
    販売用不動産 ※1 386,391 ※1 385,303
    仕掛販売用不動産 ※1 381,923 ※1 474,803
    未成工事支出金 7,769 3,850
    原材料及び貯蔵品 86 100
    前払費用 10,142 10,136
    関係会社短期貸付金 75,193 72,066
    その他 ※2 28,666 ※2 42,760
    貸倒引当金 △10 △10
    流動資産合計 1,053,662 1,074,843
    固定資産
    有形固定資産
    建物 ※1、※3 1,587,158 ※1、※3 1,660,095
    構築物 ※1、※3 34,288 ※1、※3 35,810
    機械及び装置 ※1、※3 19,255 ※1、※3 19,873
    車両運搬具 ※3 57 ※3 59
    工具、器具及び備品 ※1、※3 22,691 ※1、※3 25,722
    土地 ※1、※3 2,639,302 ※1、※3 2,733,431
    リース資産 75 44
    建設仮勘定 ※1、※3 126,418 ※1、※3 81,121
    減価償却累計額及び減損損失累計額 △578,511 △633,458
    有形固定資産合計 3,850,737 3,922,700
    無形固定資産
    借地権 ※1 60,768 65,460
    ソフトウエア 785 769
    その他 83 491
    無形固定資産合計 61,637 66,721
    投資その他の資産
    投資有価証券 518,851 650,446
    関係会社株式 162,771 284,366
    関係会社社債 67,302 31,832
    その他の関係会社有価証券 100,138 100,138
    長期貸付金 6,078 7,863
    関係会社長期貸付金 16,640 18,861
    長期前払費用 20,264 19,948
    敷金及び保証金 ※2 60,096 ※2 57,798
    前払年金費用 430 475
    その他 10,196 11,278
    貸倒引当金 △140 △149
    投資その他の資産合計 962,630 1,182,860
    固定資産合計 4,875,005 5,172,282
    資産合計 5,928,668 6,247,125
    (単位:百万円)
    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    営業未払金 ※2 24,871 ※2 31,504
    短期借入金 28,500 24,500
    関係会社短期借入金 81,500 71,460
    1年内返済予定の長期借入金 219,282 289,225
    コマーシャル・ペーパー 180,000 113,000
    1年内償還予定の社債 70,000 90,000
    リース債務 7 7
    未払金 47,069 32,255
    未払費用 ※2 36,682 ※2 31,339
    未払法人税等 25,602 41,113
    未払消費税等 1,532 16,877
    前受金 56,669 91,051
    未成工事受入金 30,691 24,669
    預り金 ※2 19,181 ※2 8,632
    賞与引当金 929 871
    資産除去債務 52 44
    その他 558 571
    流動負債合計 823,130 867,122
    固定負債
    社債 250,000 270,000
    長期借入金 ※3 2,879,812 ※3 2,869,187
    リース債務 14 7
    退職給付引当金 35 36
    預り敷金及び保証金 ※2 250,298 ※2 254,894
    長期預り金 ※2 2,330 ※2 547
    資産除去債務 542 550
    繰延税金負債 21,512 68,703
    その他 927 341
    固定負債合計 3,405,474 3,464,268
    負債合計 4,228,605 4,331,391
    (単位:百万円)
    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    純資産の部
    株主資本
    資本金 122,805 122,805
    資本剰余金
    資本準備金 132,742 132,742
    その他資本剰余金 9 9
    資本剰余金合計 132,752 132,752
    利益剰余金
    利益準備金 5,507 5,507
    その他利益剰余金
    圧縮積立金 12,185 12,185
    繰越利益剰余金 1,255,006 1,375,144
    利益剰余金合計 1,272,698 1,392,836
    自己株式 △4,476 △4,478
    株主資本合計 1,523,779 1,643,915
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 170,304 264,636
    繰延ヘッジ損益 5,979 7,182
    評価・換算差額等合計 176,283 271,818
    純資産合計 1,700,063 1,915,734
    負債純資産合計 5,928,668 6,247,125

    ②【損益計算書】

    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業収益
    不動産賃貸事業収益 ※1 382,943 ※1 396,598
    不動産販売事業収益 ※1 222,077 ※1 237,571
    完成工事事業収益 ※1 202,342 ※1 194,012
    その他の事業収益 ※1 660 ※1 711
    営業収益合計 808,024 828,893
    営業原価
    不動産賃貸事業原価 ※1 228,824 ※1 233,571
    不動産販売事業原価 ※1 160,860 ※1 171,552
    完成工事事業原価 ※1 145,819 ※1 136,408
    その他の事業原価 ※1 13 ※1 13
    営業原価合計 535,519 541,545
    売上総利益 272,504 287,348
    販売費及び一般管理費 ※1,※2 63,486 ※1,※2 68,059
    営業利益 209,017 219,288
    営業外収益
    受取利息及び配当金 ※1 16,430 ※1 18,524
    その他 1,244 982
    営業外収益合計 17,674 19,507
    営業外費用
    支払利息 ※1 14,071 ※1 14,179
    社債利息 2,101 2,472
    その他 ※1 3,232 ※1 3,666
    営業外費用合計 19,405 20,318
    経常利益 207,287 218,476
    特別利益
    固定資産売却益 ※3 14 ※1,※3 2,531
    投資有価証券売却益 4,712 10,338
    その他 24
    特別利益合計 4,727 12,895
    特別損失
    減損損失 8,099 6,998
    固定資産売却損 ※4 1
    固定資産除却損 ※1 1,475 ※1 1,381
    固定資産圧縮損 424
    投資有価証券評価損 170
    投資有価証券売却損 7 1,608
    その他 943 959
    特別損失合計 10,696 11,373
    税引前当期純利益 201,318 219,998
    法人税、住民税及び事業税 60,297 67,818
    法人税等調整額 460 5,028
    法人税等合計 60,757 72,846
    当期純利益 140,560 147,152
    【営業原価明細書】

     ①不動産賃貸事業原価明細書

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ  人件費 5,687 2.5 5,815 2.5
    Ⅱ  諸経費 223,137 97.5 227,755 97.5
    228,824 100.0 233,571 100.0

    ※諸経費の主なものは、次のとおりであります。

    項目 前事業年度(百万円) 当事業年度(百万円)
    外注管理費 20,809 21,251
    水道光熱費 21,555 20,712
    減価償却費 51,645 57,539
    賃借料 74,880 76,994
    租税公課 25,071 23,047

    ②不動産販売事業原価明細書

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ  直接原価(土地代、造成・建築費、その他の直接費) 145,764 90.6 154,415 90.0
    Ⅱ  人件費 7,753 4.8 7,843 4.6
    Ⅲ  諸経費 7,342 4.6 9,293 5.4
    160,860 100.0 171,552 100.0

    (注)原価計算の方法は実際個別原価計算を採用しております。

    ③完成工事事業原価明細書

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ  直接原価 136,921 93.9 128,189 94.0
    Ⅱ  諸経費 8,897 6.1 8,218 6.0
    145,819 100.0 136,408 100.0

    (注)原価計算の方法は実際個別原価計算を採用しております。

    ④その他の事業原価明細書

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ  人件費 11 81.3 11 84.2
    Ⅱ  諸経費 2 18.7 2 15.8
    13 100.0 13 100.0

    ③【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 122,805 132,742 9 132,752 5,507 12,185 1,136,720 1,154,412
    当期変動額
    剰余金の配当 △22,274 △22,274
    当期純利益 140,560 140,560
    自己株式の取得
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 118,285 118,285
    当期末残高 122,805 132,742 9 132,752 5,507 12,185 1,255,006 1,272,698
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △4,475 1,405,494 155,562 704 156,267 1,561,762
    当期変動額
    剰余金の配当 △22,274 △22,274
    当期純利益 140,560 140,560
    自己株式の取得 △1 △1 △1
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 14,741 5,274 20,016 20,016
    当期変動額合計 △1 118,284 14,741 5,274 20,016 138,300
    当期末残高 △4,476 1,523,779 170,304 5,979 176,283 1,700,063

      当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 122,805 132,742 9 132,752 5,507 12,185 1,255,006 1,272,698
    当期変動額
    剰余金の配当 △27,014 △27,014
    当期純利益 147,152 147,152
    自己株式の取得
    自己株式の処分 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 0 0 120,138 120,138
    当期末残高 122,805 132,742 9 132,752 5,507 12,185 1,375,144 1,392,836
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △4,476 1,523,779 170,304 5,979 176,283 1,700,063
    当期変動額
    剰余金の配当 △27,014 △27,014
    当期純利益 147,152 147,152
    自己株式の取得 △1 △1 △1
    自己株式の処分 0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 94,331 1,203 95,534 95,534
    当期変動額合計 △1 120,136 94,331 1,203 95,534 215,671
    当期末残高 △4,478 1,643,915 264,636 7,182 271,818 1,915,734
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    (1) 子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法による原価法によっております。

    (2) その他有価証券

    ① 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)によっております。

    ② 市場価格のない株式等

    金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされる投資事業有限責任組合出資金等については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。その他は移動平均法による原価法によっております。

    2 デリバティブの評価基準及び評価方法

     時価法によっております。

    3 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    販売用不動産、仕掛販売用不動産、未成工事支出金および原材料及び貯蔵品は、主として個別法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。

    4 固定資産の減価償却または償却の方法

    (1) 有形固定資産(リース資産を除く)

    建物(その附属設備を除く)は定額法、その他は定率法を採用しております。

    なお、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については、定額法を採用しております。

    また、耐用年数および残存価額は、法人税法の規定と同一の方法に基づいております。

    (2) 無形固定資産(リース資産を除く)

    ソフトウェア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法を採用しております。

    (3) リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産は、リース期間を耐用年数とし残存価額を零とする定額法によっております。

    (4) 投資その他の資産

    長期前払費用については、均等償却によっております。なお、償却期間については、法人税法の規定と同一の方法に基づいております。

    5 繰延資産の処理方法

    社債発行費

    社債発行費は、支出時に全額費用処理する方法によっております。

    6 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    営業未収入金等の回収事故に対処して、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 賞与引当金

    従業員に対する賞与の支給に対処して、将来の支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。

    (3) 退職給付引当金又は前払年金費用

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を退職給付引当金又は前払年金費用として計上しております。

    ①退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。 

    ②数理計算上の差異の費用処理方法 

    数理計算上の差異は、当事業年度の発生額を翌事業年度に一括費用処理する方法によっております。

    7 収益及び費用の計上基準

    当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

    (1) 不動産賃貸事業

    不動産賃貸事業は、主としてオフィスビルならびに高級賃貸マンション等の賃貸を行っており、顧客との賃貸借契約等による合意内容に基づき企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に従い収益を認識しております。

    なお、特定目的会社からの配当金は、当該特定目的会社等の保有する物件の性質ならびに保有目的から、不動産賃貸事業収益に含めております。

    (2) 不動産販売事業

    不動産販売事業は、主にマンション・戸建住宅の分譲を行っており、不動産等の売買契約に定められた引渡義務を履行することにより、顧客である買主が当該不動産等の支配を獲得した時点で収益を認識しております。

    (3) 完成工事事業

    完成工事事業は、主にリフォーム(新築そっくりさん)や注文住宅の不動産建築・改修の工事請負を行っており、請負工事契約に定められた引渡義務を履行することにより、顧客である施主が当該不動産の支配を獲得した時点で収益を認識しております。

    8 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

     (1) ヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法  

    原則として繰延ヘッジ処理によっております。ただし、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては、特例処理を採用しております。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段 ヘッジ対象
    金利スワップ為替予約 借入金関係会社株式

    ③ ヘッジ方針

    社内規程等に基づき、金利上昇リスクおよび為替変動リスクの緩和を目的として行う方針であります。

    ④ ヘッジの有効性評価の方法

    ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計とを比較し、両者の変動額等の比率を基礎として判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。また、為替予約についてはヘッジ対象と取引条件が同一であるため、有効性の評価を省略しております。

    (2)退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表における会計処理の方法と異なっております。

    (3)消費税等の会計処理方法

    資産に係る控除対象外消費税等は長期前払費用に計上し、5年間で均等償却を行っております。

    (重要な会計上の見積り)

    1 販売用不動産等の評価

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (百万円)
    科目名 前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    販売用不動産 386,391 385,303
    仕掛販売用不動産 381,923 474,803

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     連結財務諸表「〔注記事項〕(重要な会計上の見積り)1.販売用不動産等の評価」に記載した内容と同一であります。

    2 固定資産の減損

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (百万円)
    科目名 前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    有形固定資産 3,850,737 3,922,700
    借地権 60,768 65,460

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

      連結財務諸表「〔注記事項〕(重要な会計上の見積り)2.固定資産の減損」に記載した内容と同一であります。

    (貸借対照表関係)

    ※1 所有目的の見直しを行った結果、その実態に合わせるために、以下の金額を振り替えております。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    有形固定資産から販売用不動産 23,898 百万円 22,367 百万円
    販売用不動産から有形固定資産 22,163
    有形固定資産から仕掛販売用不動産 6,195 19,649
    仕掛販売用不動産から有形固定資産 3,122
    無形固定資産から仕掛販売用不動産 2,014

     ※2 関係会社に対する資産および負債

        区分表示されたもの以外で当該関係会社に対する金銭債権又は金銭債務の金額は、次のとおりであります。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    短期金銭債権 9,525 百万円 36,347 百万円
    長期金銭債権 745 745
    短期金銭債務 2,880 1,130
    長期金銭債務 144 91

     ※3 担保に供している資産及び担保に係る債務

    (1) 担保に供している資産

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    現金及び預金 2,056 百万円 2,035 百万円
    建物 45,802 43,894
    構築物 660 622
    機械及び装置 82 66
    車両運搬具 0 0
    工具、器具及び備品 470 341
    土地 119,992 119,992
    建設仮勘定 703 709
    169,769 百万円 167,662 百万円

    (2) 担保に係る債務

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    長期借入金 116,000 百万円 116,000 百万円
    116,000 百万円 116,000 百万円

    4 期末日現在の保証債務の内容および金額は次のとおりであります。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    非連結子会社Goisu Realty Private Limitedの被保証債務に対する債務保証 652 百万円 1,086 百万円
    分譲マンション共同事業者に対する債務保証 165 150
    住宅購入者の住宅ローンに対する債務保証 51 39
    868 百万円 1,276 百万円
    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    営業取引による取引高
    売上高 33,568 百万円 37,673 百万円
    仕入高 49,764 52,491
    営業取引以外による取引高 1,898 3,580

    ※2  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。

    前事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    広告宣伝費 9,087 百万円 9,212 百万円
    従業員給与手当 28,230 29,929
    賞与引当金繰入額 531 516
    減価償却費 1,417 2,275

    おおよその割合

    販売費 58.1% 56.9%
    一般管理費 41.9% 43.1%

    ※3 前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    「固定資産売却益」の主なものは、土地の売却によるものであります。

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    「固定資産売却益」の主なものは、土地、建物及び構築物の売却によるものであります。

     ※4 当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    「固定資産売却損」の主なものは、構築物の売却によるものであります。

    (有価証券関係)

    関係会社株式及びその他の関係会社有価証券は、市場価格のない株式等であるため、時価を記載しておりません。

    なお、市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は次のとおりであります。

                                           (単位:百万円)

    区分 前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    (1)関係会社株式
    子会社株式 162,757 284,352
    関連会社株式 14 14
    (2)その他の関係会社有価証券
    子会社 73,328 73,328
    関連会社 26,810 26,810
    262,910 384,505
    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    繰延税金資産
    販売用不動産評価損 21,428 百万円 19,585 百万円
    減損損失 16,964 18,755
    譲渡損益調整損 7,573 7,503
    未払事業税・事業所税等 1,661 2,185
    投資有価証券評価損 1,488 1,022
    関係会社株式評価損等 2,248 347
    その他 14,845 18,693
    繰延税金資産小計 66,210 百万円 68,092 百万円
    評価性引当額 △5,321 △12,939
    繰延税金資産合計 60,889 百万円 55,152 百万円
    繰延税金負債
    有価証券評価差額金 75,162 百万円 116,794 百万円
    圧縮記帳積立金 3,731 3,731
    繰延ヘッジ損益 2,913 3,253
    その他 595 77
    繰延税金負債合計 82,401 百万円 123,855 百万円
    繰延税金負債の純額 21,512 百万円 68,703 百万円

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    法定実効税率 30.62
    (調整)
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.73
    住民税均等割 0.07
    評価性引当額の増減 3.46
    その他 △0.31
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 33.11

    (注)前事業年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の百分の

    五以下であるため注記を省略しております。

    ④ 【附属明細表】

    【有形固定資産等明細表】

    区分 資産の種類 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円) 当期末減価償却累計額又は償却累計額(百万円) 当 期償却額(百万円) 差 引当期末残 高(百万円)
    有形固定資産 建物 1,587,158 99,222 26,284 1,660,095 583,886 52,497 1,076,209
    構築物 34,288 1,841 320 35,810 16,438 1,730 19,371
    機械及び装置 19,255 939 321 19,873 14,245 1,149 5,628
    車両運搬具 57 17 15 59 45 8 14
    工具、器具及び備品 22,691 3,236 205 25,722 18,811 2,614 6,911
    土地 2,639,302 127,639 33,510 2,733,431 2,733,431
    ( 2,452 )
    リース資産 75 31 44 31 6 13
    建設仮勘定 126,418 96,291 141,588 81,121 81,121
    ( 4,545 )
    4,429,248 329,189 202,278 4,556,158 633,458 58,006 3,922,700
    ( 6,998 )
    無形固定資産 借地権 60,768 5,038 345 65,460 65,460
    ソフトウェア 2,441 296 62 2,676 1,906 309 769
    その他 83 489 81 491 491
    63,293 5,824 489 68,628 1,906 309 66,721

    (注)1 「当期減少額」欄の( )内は内書きで、減損損失の計上額であります。

       2 「当期末減価償却累計額又は償却累計額」の欄には、減損損失累計額が含まれております。

       3 当期増加額および減少額のうち主なものは、次のとおりであります。

    < 建 物 > 当期増加額 中野区 35,688百万円
    新宿区 26,189百万円
    港区 15,562百万円
    < 土 地 > 当期増加額 中野区 20,514百万円
    港区 19,852百万円
    千代田区 18,731百万円
    中央区 11,170百万円
    <建設仮勘定> 当期増加額 港区 25,570百万円
    新宿区 19,028百万円
    中野区 12,524百万円
    当期減少額 各資産科目への振替であります。

       4 所有目的の見直しを行った結果、その実態に合わせるために、有形固定資産から販売用不動産へ22,367百 万円、有形固定資産から仕掛販売用不動産へ19,649百万円、販売用不動産から有形固定資産へ22,163百万円、仕掛販売用不動産から有形固定資産へ3,122百万円振り替えました。

       5 「当期首残高」及び「当期末残高」は取得価額で記載しております。

    【引当金明細表】

    科目 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円)
    貸倒引当金 150 159 150 159
    賞与引当金 929 871 929 871

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

     連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

     記載事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日、3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取りおよび買増請求の取扱
    取扱場所 (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
    取次所
    買取りおよび買増手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 当会社の公告方法は、電子公告とします。ただし、電子公告を行うことができない事故その他のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して公告します。なお、電子公告は当会社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりです。 https://www.sumitomo-rd.co.jp/
    株主に対する特典 なし

    (注) 当会社の単元未満株主は、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。       
       1 法令により定款をもってしても制限することができない権利
       2 株主割当による募集株式および募集新株予約権の割当てを受ける権利
       3 単元未満株式買増請求をする権利

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社は、親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

    (1) 有価証券報告書 事業年度 2022年4月1日 2023年6月30日
    及びその添付書  類並びに確認書 (第90期) 2023年3月31日 関東財務局長に提出。
    (2) 内部統制報告書 事業年度 2022年4月1日 2023年6月30日
    及びその添付書類 (第90期) 2023年3月31日 関東財務局長に提出。
    (3) 発行登録追補書類(社債) 2023年12月15日
    及びその添付書類 及び 2024年1月31日
    関東財務局長に提出。
    (4) 四半期報告書 (第91期第1四半期) 2023年4月1日 2023年8月14日
    及び確認書 2023年6月30日 関東財務局長に提出。
    (第91期第2四半期) 2023年7月1日 2023年11月13日
    2023年9月30日 関東財務局長に提出。
    (第91期第3四半期) 2023年10月1日 2024年2月13日
    2023年12月31日 関東財務局長に提出。
    (5) 臨時報告書
    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会  における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書であります。 2023年7月3日関東財務局長に提出。
    (6) 訂正発行登録書 2023年7月3日関東財務局長に提出。

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2024年6月27日

    住友不動産株式会社

     取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    東京事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 前 野 充 次 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 髙 橋 善 盛 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 内 藤 匡 志

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている住友不動産株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、住友不動産株式会社及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。  

    賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    住友不動産株式会社の当連結会計年度の連結貸借対照表の固定資産に、住友不動産グループが所有している賃貸オフィス及び賃貸住宅等(開発中のもの又は開発するために所有する不動産を含む。以下これらを総称して「賃貸等不動産」という。)が計上されている。注記事項(賃貸等不動産関係)に記載のとおり、賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額は4,381,738百万円であり、連結総資産の66%を占めている。  注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、固定資産である賃貸等不動産は、収益性が低下し、減損の兆候があると認められた場合には、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。減損の兆候には、営業損益等の継続的なマイナス、使用範囲又は方法について回収可能価額を著しく低下させる変化、経営環境の著しい悪化及び市場価格の著しい下落などが含まれる。 回収可能価額の見積りの前提となる、開発計画を含む事業計画の実現可能性並びに市場価格の算定に用いる、想定賃料、想定稼働率及び割引率等は、経営者の主観的な判断に基づき決定される。また、これらの判断は、景気動向や企業業績、地価動向、金融情勢及び税制等に大きく影響を受けることから、見積りにおける不確実性が高い。  以上から、当監査法人は、賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価 賃貸等不動産の減損の兆候の識別に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 減損の兆候に関する判断の妥当性の評価   ①事業計画の実現可能性  ・事業計画の進捗状況やその実現可能性に関する判断に加え、事業計画の変更が必要となるような事象の発生の有無を担当部署に質問したほか、進捗状況及び回答内容を裏付ける資料や関連する契約書等を閲覧した。  ・新規竣工又は稼働率に変動のあった賃貸等不動産の稼働状況や事業計画の進捗状況を確認するため、現場視察を実施した。  ②算定された市場価格の合理性  ・想定賃料及び想定稼働率について、過去の実績、現在の契約賃料又は同種類似物件の賃料に基づき決定されていることを確認した。  ・当監査法人の不動産評価の専門家を利用して、使用された割引率の適切性を検討するとともに、算定された市場価格の合理性を評価した。

    販売用不動産等の評価の合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    住友不動産株式会社の当連結会計年度の連結貸借対照表の流動資産に、販売目的で所有している分譲マンション、戸建及び宅地等(開発中のもの又は開発するために所有する不動産を含む。)が販売用不動産396,807百万円及び仕掛販売用不動産474,633百万円(以下これらを総称して「販売用不動産等」という。)として計上されており、それらの連結貸借対照表計上額は連結総資産の13%を占めている。 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、販売用不動産等は、期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、収益性が低下しているとみて、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額とするとともに、取得原価と当該正味売却価額との差額(販売用不動産等評価損)は当期の営業原価として処理されている。 正味売却価額の見積りの前提となる、開発計画を含む事業計画の実現可能性及び事業計画の基礎となる販売見込額等は、経営者の主観的な判断に基づき決定される。また、これらの判断は、景気動向、個人所得等の動向、地価動向、建築費の動向、金融情勢及び税制等に大きく影響を受けることから、見積りにおける不確実性が高い。 以上から、当監査法人は、販売用不動産等の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、販売用不動産等の評価の合理性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価 販売用不動産等の評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 販売用不動産等の評価の合理性の評価  ①事業計画の実現可能性  ・販売見込額や建築費の見通しを含む、事業計画の進捗状況やその実現可能性に関する判断について、担当部署に質問したほか、進捗状況及び回答内容を裏付ける資料や関連する契約書等を閲覧した。  ・事業計画の進捗状況を確認するため、現場視察を実施した。  ②販売見込額の適切性  ・販売又は契約実績のある販売用不動産等の販売見込額について、当該実績に基づき決定されていることを確認した。  ・販売又は契約実績のない販売用不動産等の販売見込額について、過去の同種類似物件の販売実績や近隣物件の販売価格に基づき決定されていることを確認した。  ・当監査法人の不動産評価の専門家を利用して、販売見込額の適切性を検討した。
      その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。  

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、住友不動産株式会社の2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

     当監査法人は、住友不動産株式会社が2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    <報酬関連情報>

    当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2024年6月27日

    住友不動産株式会社

     取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    東京事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 前 野 充 次 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 髙 橋 善 盛 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 内 藤 匡 志

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている住友不動産株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの第91期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、住友不動産株式会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    (賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性)
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「賃貸等不動産の減損の兆候に関する判断の妥当性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
    (販売用不動産等の評価の合理性)
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「販売用不動産等の評価の合理性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「販売用不動産等の評価の合理性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

    報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。