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    6342 太平製作所 有価証券報告書-第137期(2023/04/01-2024/03/31)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 東海財務局長
    【提出日】 2024年6月27日
    【事業年度】 第137期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    【会社名】 株式会社太平製作所
    【英訳名】 Taihei Machinery Works, Limited
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 尾関 修康
    【本店の所在の場所】 愛知県小牧市大字入鹿出新田字宮前955番8
    【電話番号】 (0568)73-6411(代表)
    【事務連絡者氏名】 取締役総務部長 稲山 和伸
    【最寄りの連絡場所】 愛知県小牧市大字入鹿出新田字宮前955番8
    【電話番号】 (0568)73-6411(代表)
    【事務連絡者氏名】 取締役総務部長 稲山 和伸
    【縦覧に供する場所】 株式会社名古屋証券取引所 (名古屋市中区栄三丁目8番20号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 第133期 第134期 第135期 第136期 第137期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (千円) 6,724,660 3,538,441 4,938,246 6,437,776 8,843,428
    経常利益 (千円) 678,381 86,935 282,991 768,979 1,432,429
    親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 223,314 3,789 223,415 683,291 1,065,674
    包括利益 (千円) 198,465 3,097 232,363 690,785 1,079,088
    純資産額 (千円) 5,132,703 5,063,780 5,251,729 5,844,863 6,853,283
    総資産額 (千円) 8,488,137 8,192,167 8,588,897 9,926,723 12,032,216
    1株当たり純資産額 (円) 3,776.66 3,678.52 3,774.00 4,217.31 4,838.30
    1株当たり当期純利益 (円) 164.98 2.76 161.08 490.11 762.69
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) - - - - -
    自己資本比率 (%) 60.5 61.8 61.1 58.9 57.0
    自己資本利益率 (%) 4.4 0.1 4.3 12.3 16.8
    株価収益率 (倍) 10.1 618.3 9.8 3.6 4.4
    営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,297,403 336,145 △463,259 1,438,723 1,693,856
    投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △83,363 80,576 68,292 △787,097 △1,170,223
    財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △182,459 360,120 △76,840 △164,641 △479,865
    現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 3,580,650 4,357,494 3,885,695 4,372,686 4,416,854
    従業員数 (名) 153 156 160 157 156

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.第133期において、進捗部分についての成果の確実性が認められる重要な請負契約が発生したことから、当該請負において第133期より工事進行基準(進捗の見積りは原価比例法)を適用しております。

    なお、これにより、第133期の売上高が2,829,016千円増加し、経常利益が849,096千円増加、親会社株主に

    帰属する当期純利益が589,273千円増加しております。

    3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第135期の期首から適用しており、第135期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第133期 第134期 第135期 第136期 第137期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (千円) 5,750,060 2,759,939 3,700,950 5,333,788 8,003,080
    経常利益 (千円) 639,990 118,353 211,545 779,801 1,523,300
    当期純利益 (千円) 205,168 35,392 162,335 694,298 1,156,530
    資本金 (千円) 750,000 750,000 750,000 750,000 750,000
    発行済株式総数 (株) 1,500,000 1,500,000 1,500,000 1,500,000 1,500,000
    純資産額 (千円) 4,992,752 4,955,414 5,082,294 5,686,442 6,785,701
    総資産額 (千円) 8,028,277 7,650,401 7,950,383 9,334,022 11,669,990
    1株当たり純資産額 (円) 3,673.68 3,599.80 3,652.24 4,103.00 4,790.59
    1株当たり配当額 (円) 80.00 50.00 60.00 80.00 130.00
    (内1株当たり中間配当額) (30.00) (30.00) (20.00) (20.00) (50.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 151.57 25.81 117.04 498.01 827.71
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) - - - - -
    自己資本比率 (%) 62.2 64.8 63.9 60.9 58.1
    自己資本利益率 (%) 4.1 0.7 3.2 12.9 18.5
    株価収益率 (倍) 11.0 66.2 13.5 3.5 4.1
    配当性向 (%) 52.8 193.7 51.3 16.1 15.7
    従業員数 (名) 114 117 121 120 118
    株主総利回り (%) 81.4 85.5 82.3 94.4 175.3
    (比較指標:TOPIX業種別指数 機械・配当込) (%) (88.8) (142.0) (136.7) (148.4) (217.0)
    最高株価 (円) 2,443 2,200 1,885 1,850 3,430
    最低株価 (円) 1,634 1,590 1,495 1,495 1,691

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第二部におけるものであります。

    3.第133期において、進捗部分についての成果の確実性が認められる重要な請負契約が発生したことから、当該請負において第133期より工事進行基準(進捗の見積りは原価比例法)を適用しております。

    なお、これにより、第133期の売上高が2,829,016千円増加し、経常利益が849,096千円増加、当期純利益が589,273千円増加しております。

    4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第135期の期首から適用しており、第135期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    2【沿革】

    1925年5月 名古屋市中区流町の合名会社太平製作所を買収し株式会社太平製作所を創立、製材、木工機械の製造販売を始める。
    1927年1月 合板機械の製造販売を始める。
    1938年7月 名古屋市中区御器所町に向田工場を新設
    1939年11月 名古屋市南区立脇町に笠寺工場を新設
    1940年1月 名古屋市港区玉船町に中川工場を新設
    1946年6月 笠寺工場に本社及び全工場設備集結
    1952年4月 大阪工場を新設、木工機及び各種チッパーの製造工場とする。
    1961年10月 名古屋証券取引所市場第二部に株式上場
    1962年8月 大阪証券取引所市場第二部に株式上場
    1963年5月 小牧市に小牧工場を新設
    1976年8月 笠寺本社及び工場を小牧工場に全面移転
    1980年8月 本社研究開発事務所完成
    1988年7月 決算期を4月30日から3月31日に変更
    2004年3月 当社全額出資により太平ハウジング株式会社を設立し、東海ハウジングマテリアル株式会社より営業を譲り受け、2004年4月より営業開始
    2009年2月 本社新事務所完成
    2013年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行

    3【事業の内容】

    当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社太平製作所)及び子会社1社により構成されており、合板機械、木工機械、住宅用建材の製造・販売を主たる業務としております。当社グループの事業内容は次のとおりであります。

    なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

    合板機械事業(株式会社太平製作所本社工場) …………… 合板機械を製造・販売しております。

    木工機械事業(株式会社太平製作所大阪工場) …………… 木工機械を製造・販売しております。

    住宅建材事業(太平ハウジング株式会社可児工場) ……… 住宅用建材を製造・販売しております。

    [事業系統図]

    以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業 の内容 議決権の所有 割合(%) 関係内容
    (連結子会社) 太平ハウジング 株式会社 岐阜県可児市 50,000 住宅建材事業 100.0 土地・建物の賃貸 役員の兼任有り

    (注)「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

    5【従業員の状況】

    (1)連結会社の状況

    2024年3月31日現在
    セグメントの名称 従業員数(名)
    合板機械事業 70
    木工機械事業 41
    住宅建材事業 38
    報告セグメント計 149
    全社(共通) 7
    合計 156

    (注)1.従業員数は就業人員であります。

    2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

    (2)提出会社の状況

    2024年3月31日現在
    従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
    118 38.7 16.5 7,440
    セグメントの名称 従業員数(名)
    合板機械事業 70
    木工機械事業 41
    報告セグメント計 111
    全社(共通) 7
    合計 118

    (注)1.従業員数は、就業人員であります。

    2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

    (3)労働組合の状況

    当社の労働組合は株式会社太平製作所に勤務する従業員(チーフリーダー以上及び臨時採用の者を除く)をもって組織し、JAM太平製作所労働組合と称し、会社との間に労働協約を締結し、この協約に基づき労使協議会を設置しております。なお、両者間には特記すべき懸案事項はありません。

    2024年3月31日現在の労働組合員は92名で、上部団体のJAM東海に加盟しております。

    当社の子会社である太平ハウジング株式会社につきましては、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しており、特記すべき事項はありません。

    (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

    提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    当社グループの経営方針、経営環境及び対処するべき課題等は以下のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)経営方針

    当社グループは、以下の経営理念、経営方針に基づき、当社の顧客や株主・投資家の皆様、当社グループ従業員をはじめとするあらゆるステークホルダーに対して企業活動を通じて社会的責任を果たし、社会にとってなくてはならない企業であり続けることを目指しています。

    経営理念

    英知を結集して、独自の商品を創造し社会に貢献することにより、心の豊かさと、物の豊かさを達成しよう

    経営方針

    “木材を活かす”

    独自の技術で木材を有効利用し社会に必要とされる会社を目指します

         木材を大切にする  サステナブルな資源

         地球を大切にする  地球環境 / カーボンニュートラル

         人を大切にする   ステークホルダー

    当社グループの事業とかかわりの深い木材の原料である樹木は地球温暖化の主要因とされるCO2を吸収し固定化する性質を持つとともに、樹木自体は循環可能な天然資源であることから、木材の活用を促すことは地球環境の保全への貢献につながると考えています。当社は、創業から一貫して樹木と向き合い、樹木から価値ある木材を生み出す技術を磨いてきました。その技術は人に受け継がれ、技術を核として構築された社会との繋がりを大切に考えています。当社グループは、木材、地球、人を大切に、主力である合板機械および木工機械のメーカーとして独自の技術を提供することで、社会・環境課題へ貢献し、社会から必要とされる企業であり続けることを経営方針としております。

    (2)経営戦略等

    当社グループは、木材を活かすことでサステナブルな社会に貢献することをテーマに掲げており、世界的な平均気温の上昇に伴う気候変動や人口動態の変化による労働人口の不足をはじめとする社会・環境課題を背景に、それら課題の解決に資する独自の技術開発および普及をもって貢献することを経営戦略の主軸に据えております。また、戦略の遂行に必要なインフラ整備や生産性向上に資する業務改善に取り組むとともに、戦略の進捗における効果的なモニタリングおよび機動的な意思決定を実現するための体制の整備など、強固なガバナンス体制の構築に取り組んでまいります。加えて、本戦略の推進を支えるとともに将来にわたる事業活動の担い手となる当社グループ従業員を価値創造の源泉と捉え、従業員の育成や成長に資する諸活動の支援その他制度の策定等を通じて働きやすい職場環境づくりに取り組んでまいります。これら攻守バランスの取れた戦略を推進することで持続的な成長の実現を目指してまいります。

    (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

    当社グループでは、経営状態を図る重要指標に主力事業における収益性を示す指標として営業利益を定めるとともに、営業利益率 10%以上を目標として、これを安定的に達成できるよう事業活動に取り組んでおります。

    (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題

    当社グループの事業は、木材需要の動向とかかわりが深く、木材の主要な用途である住宅市場等の動向に大きな影響を受けます。当社を取り巻く事業環境につきましては、人口動態の変化や住宅資材価格の高止まり等を要因に新築住宅着工戸数は減少傾向が継続する見込みであり、これに伴い合単板や集成材をはじめとする木材需要の減少が予想されます。また、同マクロ環境の変化は生産世帯の減少を示していることから、当社および木材の生産現場において慢性的な労働力の不足などが懸念されます。他方、世界的な平均気温の上昇に伴う環境課題の深刻化を背景に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、政府主導により木質資源の有効活用に資する諸活動が推進されており、中高層ビルなど大型建築物への木質建材の活用促進などに期待を寄せる状況が想定されます。当社は木材加工の機械メーカーとして、これら社会・環境にかかる課題に対し、新たな技術の開発および普及によって貢献することを優先して取り組んでまいります。

    (5)対処方針

    合板機械事業につきまして、LVLや超厚合板をはじめとする金属等に代わる新たな木質建材への意識の高まりを背景に、それらを効率よく生産するための技術の確立および普及に注力するとともに、既存の主力機械をベースとした利便性の向上、環境負荷の軽減および人手不足に対応する改善など、社会・環境ニーズおよび顧客ニーズに即した技術の開発を推し進めてまいります。また、日本と比較して木材需要が相対的に高い北米エリアを中心に販路の拡大および販売体制の強化を推進してまいります。

    木工機械事業につきましては、輸入木材の価格高騰などの影響による国産材を利用した製材および集成材の増加を背景に、IoTの活用や生産ラインにおけるシステム化の追求などにより木材製品の品質向上に加えて生産現場の省人・省力化の実現など生産性の向上に貢献する技術の開発および普及に注力してまいります。

    住宅建材事業につきましては、昨今の地震災害を背景に耐震性能の高いツーバイフォー工法が見直されるなか、戸建てや集合住宅に加えて福祉・教育に係る施設などの非住宅分野における同工法の需要増加を見込んでおり、営業活動を強化し着実に受注を獲得するとともに、社会ニーズに即した付加価値の高い商材の取り扱いを強化することで、売上および利益の確保に取り組んでまいります。

    2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)サステナビリティに関する基本的な考え

    昨今、世界的な平均気温の上昇による気候変動が自然災害の激甚化や水資源の枯渇を加速させるなど、自然環境における問題に加えて、日本国内においては人口動態の変化による労働人口の減少や高い技術を持つ職人の不足が顕在化するなど、社会・環境課題が深刻化しております。

    当社グループと関わりの深い木質資源の原材料となる樹木は、成長過程において気候変動の主要因とされる大気中のCO2を吸収し、成長後も燃やさない限りCO2を排出することなく固定化する性質を持つことから、その削減に有効であると考えられています。他方、水資源の確保や生物多様性に資することに加えて、土砂災害や洪水などの自然災害による被害の抑制を通じて人々の生活の安全を守る重要な役割を持つと考えられていることから、樹木を育む豊かな森林環境を維持することは環境課題の解決へ貢献する有効な手段であると考えられています。

    我が国は世界有数の森林保有国であり、森林資源(森林を構成する幹の体積)は人工林を中心に増加傾向にあります。林野庁の森林・林業白書によると、森林資源の総蓄積量は、現在約54億㎥と言われておりますが、人工林の半数が植林から約50年以上が経過しており、その多くは主伐期を迎えております。樹木は成熟期を迎えるとCO2を殆ど吸収しなくなる性質を持つことに加えて、主伐期を過ぎた樹木の増加は森林そのものの荒廃に繋がることから、「伐って、使って、植えて、育てる」サイクルが有効に機能する持続的な森林環境を維持する体制の構築が重要であると考えられております。そのためには、樹木を様々な用途に使用できる環境が必要であり、そうした背景から従来の主要な用途である戸建て住宅における建材に加えて、中高層建築物などにおける新たな木質建材の開発および活用の促進など、政府主導で木質資源の有効活用が進められております。

    当社グループは、「英知を結集して独自の商品を創造し社会に貢献すること」という経営理念に基づき、創業以来「樹木」を主に住宅用建材に資する「木材」へ加工する技術を磨き、機械の提供を通じて人々の暮らしの根幹となる住宅などの建築物を支えることで社会にとって必要な企業であり続けることを目指してまいりました。当社は“木材を活かす”ことをテーマに掲げ、昨今の社会・環境課題を背景とした木質資源の有効活用に資する新たな木質建材の生産に係る独自の技術や木材の生産ラインにおける省人・省力化に資する技術の開発および普及によって、持続的な森林環境の維持を通じてサステナブルな社会の実現に貢献していくことを使命と考えております。

    (2)ガバナンス

    当社グループでは、経営理念およびサステナビリティにおける基本的な考え方に基づき、事業活動を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するとともに、当社グループの価値創造の源泉である従業員の育成など人的資本への投資を経営上の重要課題として位置付けています。

    これら課題等におけるリスク・機会等の検討については取締役会が担っており、具体的な取り組みなどについて経営方針や事業計画等に反映させております。

    なお、当社が認識しているリスク・機会(略式)につきましては次の通りであります。

    認 識(マクロ要因) 影 響(機械需要の減少)
    リスク 自然災害の激甚化等に伴う大規模災害の発生 森林資源の喪失および流通の停滞等による市場環境の悪化
    人口動態の変化に伴う林業・林産業従事者の減少 森林経営の継続困難や木材の生産力低下に伴う市場環境の悪化

    認 識(マクロ要因) 影 響(機械需要の増加)
    機 会 木質資源の有効活用による同資源の多様化 木材の活用幅拡大による森林経営の活性化
    木質建材の活用における法整備等の進展 品質の安定および向上による新建材市場の拡大
     (3)戦略

    当社グループでは、“木材を活かす“ことでサステナブルな社会の実現に貢献するべく、木質資源の有効活用を背景に、新たな木質建材の生産にかかる技術に加えて、木材の生産ラインにおける省人化・省力化に資する技術の開発および普及を経営戦略の主軸として位置付けるとともに、当社グループの価値創造の源泉である従業員の育成をはじめ、従業員が心身ともに健康で充実した生活を送ることができるよう組織風土の改革に努めるとともに働きやすい職場環境づくりに取り組んでおります。

    <技術開発について>

    当社では、“木材を活かす”ことでサステナブルな社会の実現に貢献するため、LVLや超厚合板をはじめとする金属等に代わる新たな木質建材を効率よく生産するための技術や、当社が製造する機械の使用において環境負荷の低減など省人化・省力化に資する技術の開発などをテーマに、それらのニーズに対応した技術の開発および既存機械の改良などに取り組んでおります。

    昨今の社会・環境課題におけるニーズおよび顧客のニーズに対応した技術の開発および普及を当社グループの重要な経営戦略に位置付けております。

    <人材投資について>

    当社グループでは、「私たちの人生を素晴らしいものにしよう」という経営理念および行動指針に基づき、従業員一人ひとりが自主的に行動することに加えて、新たな取り組みに積極的に挑戦できる人材を育成する方針としております。また、昨今の変化の激しい経営環境において、当社グループの更なる成長を支える人材を確保し育成するためには多様な人材の個々を尊重し、それぞれが活躍できる企業風土と仕組みづくりが重要であると認識しております。

     私たちの目指す組織風土

       ・風通しが良く、すぐに行動を起こせる体制を創る

       ・常に進歩を目指し、迅速に決断する

     目指す人物像

       ・自分でエンジンを持つ人材の育成

       ・相手の要望を的確に把握、客観的に情報分析し、社内外に発信できる人材の育成

    当社は、従業員個々の能力および職務における適正性を重視しており、各職種における専門性を持った人材を適所に配し活躍する環境を整えることで部門の機能充実を図り、もって当社全体の発展につなげる方針です。

    当社では、中途採用者および女性の管理職層への登用について実績を有しており、当社従業員の多様性の確保に努めております。 (4)リスク管理

    当該戦略等におけるリスク・機会の識別等については、取締役会が主体となり、機会の認識やリスクの発生可能性および重要性を議論し、適宜対応方針等を決定する体制としております。 (5)指標及び目標

    当社グループにおいて優先される戦略につきまして、“木材を活かす”ことでサステナブルな社会の実現に向けて、木質資源の有効活用を通じて森林環境の循環に貢献することであります。一方で、当社グループを取り巻く事業環境および事業規模を勘案し、当該戦略等における具体的な目標および指標は定めておりませんが、当社グループの経営に重要な影響を与えることはないと認識しております。

    また、人材投資における方針に基づく目標、指標および実績等につきましては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象でないことに加えて、同方針について具体的な指標を定めておりませんので記載を省略しております。

    3【事業等のリスク】

    有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1) 製造・納品した機械の責任に伴うリスク

    当社グループの主力である機械の設計、製造、設置等にあたって、法令等の遵守、安全管理、品質管理等に十分配慮しておりますが、この一連において予期しない欠陥や不良等が生じ、改修や損害賠償等が生じる可能性があります。該当事案の発生は多額の処理費用ならびに当社グループの信用の低下による機会喪失につながり、当社グループの経営成績、財務状況に悪影響をおよぼす可能性があります。

    (2) 原材料・部品の供給に係る仕入先への依存リスク

    当社の主力である合板機械および木工機械の製造において、仕入先から部品、資材および協力業者等のサービスの供給に依存しており、原油、原材料の高騰による資材価格の高騰や、労働力不足によるサービス単価の高騰は、当社の製造コストの増加に繋がることから利益に大きく影響する恐れがあります。また、一部の部品等については特定の仕入先に依存している状況から、当該仕入先の状況が当社機械の納期等に悪影響をおよぼす可能性があります。

    これらの対策として、当社の主要な仕入先で構成した共創会や共成会をはじめとする協力体制を構築し、当社および仕入先相互に部品供給の状況等の共有を実施する等の協力体制を構築し対応を図っております。

    (3) 為替相場の変動によるリスク

    当社グループでは北米圏や東南アジア圏へ事業を展開していることから為替変動による影響を受ける可能性があり、急激な為替変動は顧客の設備投資計画そのものに影響をおよぼす可能性があります。これらの影響を勘案し、国外案件については円建てによる契約を基本としております。国外通貨建ての契約が発生した際は為替予約取引やデリバティブ取引を活用する等為替変動リスクの回避を図る一方で、事業年度末の為替、金利の情勢によってはデリバティブ取引等に伴う評価損益が発生し経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に影響をおよぼす可能性があります。なお、顧客の設備投資計画に影響をおよぼす為替相場の想定につきましては、顧客と情報共有を実施し想定レートの参考にする等見通しを立てております。

    (4) 人材等におけるリスク

    当社グループでは主力の木材加工機械における技術は従業員にこそ継承されるものとする考え方から、従業員こそ当社グループの価値創造の源泉であると考えており、従業員の育成や労働環境の整備など従業員が誇りを持ち業務に集中できるよう企業風土の醸成に取り組んでおります。一方で、昨今の労働世代の減少等によって人材の確保が難航する状況や社外流出等による人材の不足が発生し、当社グループの事業活動および業績に悪影響をおよぼす可能性があります。

    (5) 大規模災害によるリスク

    当社グループの主力生産拠点は愛知県、大阪府、岐阜県であり、南海トラフを震源とする地震等の大規模災害が発生した場合には、生産拠点に悪影響をおよぼす可能性があります。これら万一の災害時に備え、生産拠点の耐震性能の強化や太陽光発電システムの導入などによって対策を強化しております。

    4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況

    当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の第5類移行に伴い社会経済活動は継続的に正常化の動きがみられた一方、長期化するロシア・ウクライナ情勢や中東地域をめぐる情勢の深刻化に加えて記録的な円安の進行などによる原材料価格やエネルギー価格をはじめとする物価の上昇や、国内における政策金利の引き上げなど、依然として先行きの不透明な状況が続きました。

    林産業の動向につきましては、新築住宅着工戸数の減少に伴う木質の住宅建材需要減少の影響などにより、当社グループの事業活動と関わりの深い合単板生産量および集成材生産量ともに緩やかな減少傾向で推移するなか、政府主導で推進されている木質資源の有効活用を背景にLVLやCLTなどの新建材需要の動向に引き続き期待をよせる状況が続きました。

    このような状況のなか、当社は国内外への受注活動に加えて当社ブランドおよび機械認知度の向上に向けた取り組みを積極的に推進するとともに、既存機械の省人・省力化に資する改善や新建材の製造に係る新たな技術の開発に取り組んでまいりました。

    これらの結果、当連結会計年度における売上高は、8,843百万円(前年同期比37.4%増)となりました。売上高のうち輸出は、1,389百万円(前年同期は810百万円)で輸出比率は15.71%となりました。損益面につきましては、当社従業員の安定的な生活を補助する目的で実施したインフレ手当ての支給などによる人件費増加に加えて、国内外への展示会出展などに伴う広告宣伝費計上の影響もあり販売費・一般管理費は増加したものの、営業利益は1,432百万円(前年同期比92.8%増)、経常利益は1,432百万円(前年同期比86.3%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,065百万円(前年同期比56.0%増)となりました。

    財政状態は、総資産12,032百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,105百万円増加しました。その主なものは、有価証券の増加500百万円、契約資産の増加444百万円、売掛金の増加386百万円、現金及び預金の増加380百万円、投資有価証券の増加218百万円、流動資産のその他の増加192百万円、仕掛品の減少216百万円によるものであります。

    負債につきましては、5,178百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,097百万円増加しました。その主なものは、前受金の増加564百万円、支払手形及び買掛金の増加451百万円によるものであります。

    純資産につきましては、6,853百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,008百万円増加しました。その主なものは、利益剰余金の増加912百万円によるものであります。

    セグメントの経営成績は次のとおりであります。

    ア.合板機械事業

    合板機械事業につきましては、足元の受注案件における機械製造および設置は概ね順調に進むとともに、既設機械のメンテナンスや改善の提案活動および海外の受注活動において一定の成果が上がったことに加えて、特殊要因による大型受注の影響もあり売上高は6,592百万円(前年同期比54.3%増)、営業利益は1,561百万円(前年同期比130.4%増)となりました。

    イ.木工機械事業

    木工機械事業につきましては、主力機械であるフィンガージョイントラインやスキャナー関連を中心とした受注活動に加えて顧客ニーズを捉えた機械の開発に注力いたしました。2023年10月開催の日本木工機械展におきまして、デジタル技術によって完成品の品質管理等に大きく貢献する次世代型スキャナー「T-Scanner DX」を出展し、技術優秀賞を受賞いたしました。当該事業の売上高は1,410百万円(前年同期比32.8%増)となりました。営業利益は、人件費が増加したことに加え部材調達コストが想定以上に増加したことなどにより39百万円(前年同期比72.8%減)に留まりました。

    ウ.住宅建材事業

    住宅建材事業につきましては、当社の得意とするツーバイフォーに係る新築住宅の受注獲得および木質建材販売等の営業活動に注力いたしましたが、新築住宅市場の冷え込みに伴う建材需要の減少等もあり、売上高は 840百万円(前年同期比23.9%減)に留まりました。損益面につきましては、物価上昇に伴う荷造り運賃の増加に加えて取引先企業の倒産に伴う貸倒損失の影響もあり、営業損失62百万円(前年同期は19百万円の営業利益)となりました。

    ②キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は4,416百万円となり、前連結会計年度末と比べ、44百万円増加しました。

    当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動の結果、獲得した資金は、1,693百万円(前年同期は1,438百万円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加及び契約資産の増加による資金の減少を税金等調整前当期純利益の増加及び前受金の増加による資金の増加が上回ったことによるものであります。

    (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動の結果、使用した資金は、1,170百万円(前年同期は787百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による資金の増加及び有価証券の売却及び償還による資金の増加を有価証券の取得による資金の減少、定期預金の預入による資金の減少及び投資有価証券の取得による資金の減少が上回ったことによるものであります。

    (財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動の結果、使用した資金は、479百万円(前年同期は164百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による資金の減少及び配当金の支払いによるものであります。

    ③生産、受注及び販売の実績

    ア.生産実績

    当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 前年同期比(%)
    合板機械事業(千円) 6,433,239 148.0
    木工機械事業(千円) 1,353,021 119.1
    住宅建材事業(千円) 840,616 74.9
    合計(千円) 8,626,878 130.6

    (注)1.金額は販売価格で算出しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

    2.外注加工による生産を含んでおります。

    イ.受注実績

    当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%)
    合板機械事業 4,647,924 52.7 4,588,848 70.2
    木工機械事業 1,818,760 211.3 706,293 237.3
    住宅建材事業 863,205 81.4 82,288 138.5
    合計 7,329,889 68.2 5,377,429 78.0

    (注)1.金額は販売価格で算出しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

    2.当連結会計年度において、木工機械事業セグメントにおいて受注高および受注残高に著しい変動がありました。主な要因は、フィンガージョイントラインおよびスキャナー関連の受注が増加したことによるものです。

    ウ.販売実績

    当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 前年同期比(%)
    合板機械事業(千円) 6,592,922 154.3
    木工機械事業(千円) 1,410,158 132.8
    住宅建材事業(千円) 840,348 76.1
    合計(千円) 8,843,428 137.4

    (注)1.金額は販売価格で算出しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

    2.当連結会計年度において、合板機械事業セグメントの販売実績に著しい変動がありました。主な要因は、特殊要因による大型受注によるものです。

    3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、前連結会計年度における新秋木工業株式会社および島根県合板協同組合の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。

    相手先 前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%)
    新秋木工業株式会社 - - 1,606,617 18.2
    株式会社日新 1,266,356 19.7 1,502,786 17.0
    島根県合板協同組合 - - 963,272 10.9

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

    当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきましては、売上高は前期に比べ37.4%増加し8,843百万円、営業利益は92.8%増加し1,432百万円となりました。

    なお、当社の経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標を、本来の収益性を示す売上高営業利益率としており、重要な項目と捉えております。

    売上高営業利益率の目標としては、10%以上を安定的に達成できることを目指しておりますが、当期の営業利益率は16.2%となりました。

    この主な要因としては、住宅建材事業は市場の冷え込みから売上・利益ともに減少しましたが、合板機械事業および木工機械事業において、昨年から好調に推移しておりました受注に加え、特殊要因による大型案件の生産進捗率が進んだことによりグループ全体の売上高が増加しました。利益におきましても、人件費の上昇や木工機械事業において想定以上の部材調達コストの上昇はありましたが、生産量増加に伴う効率化の影響が大きく上回った結果、目標利益率を大幅に達成しました。

    一方、足元においては新築住宅着工戸数の減少傾向の継続が見込まれるなか、合板機械事業において特殊要因による大型受注が一巡したことにより収益性が低下する要因がありますが、LVLや超厚合板など木質建材を有効に活用できる機械の開発に引き続き取り組むとともに、北米エリアを中心とした海外販路の拡大に努め、安定的に10%以上の営業利益を達成できるよう取り組んでまいります。

    その他、当連結会計年度における経営成績等につきましては(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。

    ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    キャッシュ・フローの状況の分析

    当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、第2「事業の状況」の4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。

    資本の財源及び資金の流動性

    当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保する事を基本方針としております。

    運転資金需要のうち主なものは製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、資金調達は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。

    資金の効率化により生じた余裕資金は借入金返済等の原資とし、財務体質の強化を図ってまいります。

    ここ数年の業績により手元資金に余裕が生まれている状況ではありますが、現在開発中の機械が商品化された際に予想される必要設備や太陽光発電システムの設備投資、検討中である主要な工場棟の老朽化や生産性の向上等に資する建替または移転に対する資金の担保や、リーマンショック級の景気後退に伴う業績悪化時にも耐えうる財務体質を確保するため、一定の余裕資金を確保しておく必要があると考えており、安全性の高い金融商品である合同運用指定金銭信託など、元本を毀損するリスクが限りなく低い金融商品にて余裕資金を運用しております。また、安定的な財務状況を維持し、経済環境の変動に柔軟に対応できるよう、新型コロナウイルス感染症特別貸付制度による資金調達を実施しております。

    今後におきましては、資本コストや資本収益性、株価・時価総額の状況を検証し、中長期的な企業価値向上に向けた活用についても検討を進めてまいります。

    ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成において、損益又は資産の状況に影響を与える見積りの判断は、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に行っておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。なお、当社グループの連結財務諸表作成にあたり採用した会計方針は、第5「経理の状況」(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項に記載のとおりでありますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすものと考えております。

    a)完成工事補償引当金

    顧客に納入した製品に対して発生したクレームに係る費用に備えるため、製品売上高に対して将来予想される補償費用を一定の比率で算定するとともに、個別に発生見込の高い費用を完成工事補償引当金として計上しております。

    引当金の見積りにおいて想定していなかった製品の不具合による義務の発生や、引当の額を超えて費用が発生する場合は、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。一方、実際の費用が引当金の額を下回った場合は引当金戻入益を計上することになります。

    b)一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益

    一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益に際して用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

    c)繰延税金資産の回収可能性

    当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

    5【経営上の重要な契約等】

    該当事項はありません。

    6【研究開発活動】

    当社グループの事業活動と関わりの深い樹木は、循環可能な天然資源であり、樹木を加工して作られる木材製品は相対的に環境負荷の少ない資材としてその有効活用の促進に期待が寄せられております。加えて、国内では人口動態の変化に伴う労働人口の減少を背景に、木材の生産現場において省人化・省力化を主軸とした生産性の向上に資する技術の重要性が高まりを見せております。当社では、これらの社会・環境ニーズにお応えする技術の開発を研究開発活動における最重要課題として捉え、新機種の開発および既存機種の改良・改善に取り組んでおります。当社の研究開発活動は、主に合板機械事業、木工機械事業において専門の部門を設置して推進しております。

    当社グループにおける当連結会計年度の研究開発費の総額は174百万円であります。

    なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発の目的、主要な課題、成果および研究開発に係る費用は次のとおりであります。

    (1)合板機械事業

    当社の主力かつ既存機であるアコーディオンプレス、ロールジェットドライヤーおよびアルテサ(研磨機)において社会・環境ニーズへの対応を主として、顧客の利便性に資する改良・改善等に取り組むとともに、木材の有効活用に資する新たな木質建材における生産技術の確立等に向けて、高周波プレス機等の開発に取り組んでおります。

    これらの結果、当連結会計年度の合板機械事業に係る研究開発費は145百万円であります。

    なお、当連結会計年度における研究開発活動において、大きな変更はありません。

    (2)木工機械事業

    木材資源の有効活用や国産木材を利用した建築構造部材としての安定利用が課題となっております。

    集成材の性能保証、生産性向上が叫ばれる中、木材を有効に歩留まり良く活用するために、集成材工場におけるシステム化の提案として、スキャナーの開発や、高精度・高能力フィンガージョイントシステムの開発に取り組み成果をあげております。

    現在注力しておりますのは、スキャナーシステムでの商品判定の精度向上、処理能力向上の開発に取り組んでおります。また、非住宅木材化が進んで行くことが予想されるため、中厚物切断装置の開発にも取り組んでおります。これらの結果、当連結会計年度の木工機械事業に係る研究開発費は28百万円であります。

    なお、当連結会計年度における研究開発活動において、大きな変更はありません。

    (3)住宅建材事業

    当社の子会社である太平ハウジング株式会社は、ツーバイフォー工法住宅の構造躯体(パネル)の製造販売を行い、構造図設計から建て方施工、現場指導、構造躯体の検査等、一貫システムの運営をしております。

    現在も構造躯体の他に建材製品の開発に取り組むなど、より付加価値の高い製品を提供することを進めております。また、頻発する地震により耐震・免振への意識が高まっていることから、地震発生装置を製作し当社製品の耐震評価向上に取り組んでおります。

    なお、当連結会計年度の住宅建材事業に係る研究開発費は0百万円であります。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

    当連結会計年度については、総額212百万円の設備投資を実施いたしました。

    なお、有形固定資産の投資の他、無形固定資産の投資も含めて記載しております。

    また、調達方法がリースによるものも区分せず記載しております。

    合板機械事業においては、変電設備の更新55百万円、機械装置の購入27百万円、車両の更新15百万円、衛生施設の改装9百万円、ソフトウェアの改修6百万円、器具備品の購入6百万円を実施いたしました。木工機械事業においては、機械装置の購入30百万円、器具備品の購入6百万円、車両の更新6百万円を実施いたしました。住宅建材事業においては、器具備品の購入0百万円を実施いたしました。

    2【主要な設備の状況】

    当社グループにおける主要な設備は次のとおりであります。

    (1)提出会社

    2024年3月31日現在

    事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(単位 千円) 従業員数 (名)
    建物及び 構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) リース 資産 その他 合計
    本社工場 (愛知県小牧市) 合板機械事業 及び全社共通 合板機械 生産設備 342,719 58,389 27,759 (28,615) 8,562 41,196 478,627 70
    大阪工場 (大阪市住之江区) 木工機械事業 木工機械 生産設備 64,330 48,521 940 (5,124) 9,908 6,063 129,763 41
    太平ハウジング株式会社可児工場(注2) (岐阜県可児市) 住宅建材事業 住宅建設資材生産設備 115,244 0 661,046 (28,096) - - 776,290 -

    (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、ソフトウェア、建設仮勘定であります。

    2.連結子会社太平ハウジング株式会社への賃貸中設備等であります。

    (2)国内子会社

    2024年3月31日現在

    会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(単位 千円) 従業員数 (名)
    建物及び 構築物 機械装置及び運搬具 その他 合計
    太平ハウジング株式会社 可児工場(岐阜県可児市) 住宅建材 事業 住宅建設資材生産設備 2,372 2,610 71 5,053 38

    (注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。

    3【設備の新設、除却等の計画】

    (1)重要な設備の新設等

    該当事項はありません。

    (2)重要な設備の除却等

    該当事項はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①株式の総数
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 2,500,000
    計 2,500,000
    ②発行済株式
    種類 事業年度末現在発行数 (株) (2024年3月31日) 提出日現在発行数 (株) (2024年6月27日) 上場金融商品取引所名又は登録 認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 1,500,000 1,500,000 名古屋証券取引所メイン市場 東京証券取引所スタンダード市場 単元株式数 100株
    計 1,500,000 1,500,000 - -

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数 (千株) 発行済株式総数残高 (千株) 資本金増減額(千円) 資本金残高(千円) 資本準備金増減額 (千円) 資本準備金残高 (千円)
    2017年10月1日 △13,500 1,500 - 750,000 - 77,201

    (注)株式併合(10:1)によるものであります。

    (5)【所有者別状況】

    2024年3月31日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満 株式の状況(株)
    政府及び地方 公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人 その他 計
    個人以外 個人
    株主数(人) - 6 19 61 20 3 936 1,045 -
    所有株式数 (単元) - 1,097 245 2,243 467 5 10,845 14,902 9,800
    所有株式数の割合(%) - 7.36 1.64 15.05 3.13 0.03 72.77 100 -

    (注)1.自己株式83,535株は、「個人その他」に835単元、及び「単元未満株式の状況」に35株を含めて記載しております。

    2.「その他の法人」の中には、証券保管振替機構名義の株式が11単元含まれております。

    (6)【大株主の状況】

    2024年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    木戸 修 愛知県豊田市 135 9.53
    太平製作所自社株投資会 小牧市大字入鹿出新田字宮前955番8 114 8.06
    太平製作所取引先持株会 小牧市大字入鹿出新田字宮前955番8 90 6.40
    株式会社名南製作所 大府市梶田町3丁目130番地 38 2.73
    内藤 幸男 愛知県大府市 37 2.64
    齊藤 武 愛知県江南市 31 2.19
    宇藤 秀樹 熊本県熊本市北区 27 1.90
    株式会社愛知銀行 名古屋市中区栄3丁目14番12号 25 1.76
    株式会社名古屋銀行 名古屋市中区錦3丁目19番17号 25 1.76
    三井住友信託銀行株式会社 千代田区丸の内1丁目4番1号 25 1.76
    計 - 549 38.76

    (注)1.上記のほか、当社は自己株式83千株を保有しております。

    2.前事業年度末において主要株主であった太平製作所取引先持株会は、当事業年度末日現在では主要株主ではなくなりました。

    (7)【議決権の状況】

    ①発行済株式
    2024年3月31日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式 - - -
    議決権制限株式(自己株式等) - - -
    議決権制限株式(その他) - - -
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 83,500 - -
    完全議決権株式(その他) 普通株式 1,406,700 14,067 -
    単元未満株式 普通株式 9,800 - -
    発行済株式総数 1,500,000 - -
    総株主の議決権 - 14,067 -

    (注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,100株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数11個が含まれております。

    ②自己株式等
    2024年3月31日現在
    所有者の氏名 又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    株式会社太平製作所 愛知県小牧市大字 入鹿出新田字宮前955番8 83,500 - 83,500 5.56
    計 - 83,500 - 83,500 5.56

    (注)自己株式は、2023年7月21日および2024年3月28日に実施した譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分により、30,562株減少しております。

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 20 65,800
    当期間における取得自己株式 - -

    (注)当期間における取得自己株式数には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(円) 株式数(株) 処分価額の総額(円)
    引き受ける者の募集を行った取得 自己株式 - - - -
    消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 - - - -
    その他(譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分) 30,562 82,676,384 - -
    保有自己株式数 83,535 - 83,535 -

    (注)当期間における取得自己株式数には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。

    3【配当政策】

    当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要項目の一つと位置付けており、経営基盤の確保に努めるとともに、業績や財務状況などを勘案しながら、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。

    当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる。」旨を定款に定めております。

    剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

    当事業年度の配当金につきましては、中間配当金を含め1株当たり年間130円00銭の配当を実施することを決定いたしました。

    なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額(千円) 1株当たり配当金(円)
    2023年11月6日 70,124 50
    取締役会決議
    2024年6月27日 113,317 80
    定時株主総会決議

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    当社は「独自の商品を創造し、社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ、企業活動を通じて社会的責任を果たすとの認識の上にたち、企業規模に即した組織運営と経営執行に努めております。その具現は、経営内容の透明性の進展、取締役会の迅速な意思決定を重視しつつ企業価値を高める経営を目指し、業務執行事案の審議をつくしております。コーポレート・ガバナンスの充実は経営上の重要な課題であると認識しており、企業倫理に基づく行動を進めながら信頼される企業を目指し、効率的な事業活動を推進していくこととしております。

    ②企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由

    当社は、監査等委員会設置会社制度を採用しております。

    当社においては、社外取締役2名を含む3名にて監査等委員会を構成しております。監査等委員会が内部監査室と協力して監査等を行うことにより、取締役の監督機能を強化し、当社のコーポレートガバナンスの更なる充実、経営の健全化と透明性の向上が期待できると考えているため、本体制を選択しております。

    当社の経営上の意思決定機関として位置づけられる取締役会は取締役(監査等委員である取締役を除く)6名、監査等委員である取締役3名(うち2名は社外取締役)の合計9名で構成されており、迅速な意思決定と業務運営が可能な規模となっております。取締役会は3月、6月、9月、12月の年間四回および定時株主総会終結直後に開催し、臨時取締役会は必要あるごとに臨時開催し、法令に定められた事項や経営に関する重要事項を討議し検討を重ね決定するとともに、業務の執行状況を監督しております。

    取締役(監査等委員である取締役を除く)は、それぞれ担当業務を持ち責任が明確化されており、さらには経営の意思決定および監督機能と業務執行機能を制度的に分離し、業務執行責任の明確化と体制強化を図るため、執行役員制度を導入しております。これにより、機動的かつ戦略的な経営体制を再構築し、企業価値の向上を図っております。

    また、取締役に執行役員を含めたメンバーで随時に幹部会を開催し、各業務の相互監視を行うことにより経営の公正性および透明性を高め、経営上の諸問題を取り上げ迅速に対処するための経営判断を下しており、さらには、取締役会で決定された基本方針に基づき、業務計画の進捗状況の報告や課題等を抽出し諸施策を協議するとともに、毎月1回各部門のチーフリーダーおよびリーダーが集まるリーダー会において幹部会の内容を報告し、各部門に対応する問題を出し合って部門間の牽制・調整を行い問題解決にあたっております。また業務の執行にあたっては、業務分掌規程等の社内規則に基づく責任と権限および意思決定ルールにより、各取締役(監査等委員である取締役を除く)等の業務執行が適正かつ効率的に行われる体制となっております。取締役および使用人等は、法定の事項に加えて、当社および当社グループの経営、営業に影響を及ぼす重大な事項について、「コンプライアンス態勢規程」に基づき監査等委員会に報告をする体制となっております。

    ③企業統治に関するその他の事項

    当社は、信頼性のある内部統制の基本的枠組みを整備することは企業の社会的責任であると考え、内部統制委員会および内部監査室を中心に、全部門の協力の下、内部統制制度を定め運用しております。

    当社の内部統制の全般的な組織と役割および運用状況は以下のとおりです。

    <委員長>当社グループ全体の内部統制の重要性に対する意識を浸透させるとともに、制度構築・運用の総括的責任を担う。

    <委員会>基本計画の決定、計画全体の進捗管理、指示および運用等の本制度における意思決定機関としての役割を担う。

    <事務局>委員会の運営を補佐し、会計監査人との協議の窓口となり、指摘された不備について改善状況の管理を行う。

    <各部門>評価体制における各部門は、内部統制のリスク評価および自己点検を実施し、内部監査室に報告する。

    <監査室>内部監査室は、各部門が行ったリスク評価の結果を基に、内部監査マニュアルに則って内部監査を実施する。

    これらの運用等により、内部監査および監査法人による監査により指摘された不備は委員会に報告され、各部門へ改善指示が出されます。また、改善指示を受け取った各部門は、不備を改善し、事務局に報告しております。事務局は各部門からの報告を基に、不備集計一覧表を作成し、委員および内部監査室の承認を受け、委員会にて改善状況を報告しております。

    上記のとおり、内部統制の評価および監査に関する基準の「内部統制の基本の枠組み」に基づき、整備しております。

    当社は、社内規程により取締役の責任を明確にしており、取締役会において取締役(監査等委員である取締役を除く)の業務執行の監督を行うとともに、監査等委員会が取締役の業務執行を厳正に監査・監督しております。当社は激変する経営環境の中で、企業価値・株主価値を最大化するためには、当社を取り巻く環境を適時認識し、さまざまなリスクを適切に管理することが重要であると考えております。リスク管理専門部署は設置しておりませんが、総務部の中の3名が中心となり、各業務部門に対しリスク管理のチェック・指導等を行っており、経営上重要な意思決定に関する案件およびリスクに対しては、取締役会でリスクの分析・対策の検討をし、意思決定を行っております。また、コンプライアンスを含めた企業の社会的責任を果たすことが、経営上の重要課題であると認識しております。

    内部統制システムにより、取締役の職務執行に関する情報・文書は適正に保存・管理をし、リスクの発生に際しては「リスク管理規程」に基づき直ちに対策本部を設置し、迅速かつ適切に対処する体制をとっております。また、上記の事項についてはグループ全体に適用あるものとして検討、討議をし、子会社との情報の交換、人事の交流を図り連携を確立しております。

    ④責任限定契約の内容の概要

    当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等であるものを除く)との間に、任務を怠ったことによる損害賠償責任につき、法令が定める額を限度として責任を限定する契約を締結しております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該取締役が責任原因となった職務の執行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。

    ⑤役員等賠償責任保険契約の内容の概要等

    当社は、保険会社との間で、当社の取締役を保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。保険料は特約部分も含め会社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。当該保険契約では、被保険者である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと、または当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補することとされております。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は填補されないなど、一定の免責事由があります。

    ⑥取締役会の活動状況

    a.取締役会の開催頻度及び個々の取締役の出席状況

    当社の取締役会は、3月、6月、9月、12月の年間四回および定時株主総会終結直後に開催し、臨時取締役会は必要あるごとに臨時開催しております。当事業年度における当社の取締役会の開催回数および個々の取締役の出席状況は次の通りです。

    氏 名 (役 職) 開催回数 出席回数 出席率
    齊藤 武 (取締役社長) 10回 10回 100%
    尾関 修康 (取締役総務部長) 10回 10回 100%
    指吸 隆幸 (取締役大阪事業部長) 10回 10回 100%
    祖父江 雅也 (取締役小牧事業部技術統括部長) 10回 10回 100%
    森 淳彦 (取締役小牧事業部開発営業部長) 10回 10回 100%
    溝口 祥司 (取締役大阪事業部技術営業部長) 10回 10回 100%
    神谷 慎二 (取締役 常勤監査等委員) 10回 10回 100%
    内藤 幸男 (取締役 監査等委員)社外取締役 10回 10回 100%
    安達 和平 (取締役 監査等委員)社外取締役 10回 10回 100%

    b.取締役会における具体的な検討内容

    ・法令または定款で定められている決議事項に関しての検討

    ・取締役会規則の定めによる決議事項に関しての検討

    ・事業計画の検討

    ・中期経営計画の策定に向けた検討

    ・主要な工場棟の老朽化や生産性の向上等に資する建替または移転に関しての検討

    ・政策保有株式の保有目的に関しての検討

    ・サステナビリティ基本方針策定に向けた検討

    ・人的資本、多様性に関する取り組みに関しての検討

    ・任意の指名委員会、報酬委員会を含めた諮問委員会設置必要性の検討

    上記のほか、業務執行を兼務する取締役から業務遂行状況に関する報告を行い、報告結果の検討を行っております。

    ⑦取締役の定数

    当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)は11名以内とし、監査等委員である取締役は4名以内とする旨を定款に定めております。

    ⑧取締役の選任の決議要件

    当社は、取締役の選任決議について、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して株主総会において選任すること、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。

    また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。

    ⑨株主総会の特別決議要件

    当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。

    ⑩中間配当

    当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。

    ⑪自己の株式の取得

    当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議を持って、自己の株式を取得することが出来る旨を定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己の株式を取得することを目的とするものであります。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性9名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (千株)
    取締役社長 (代表取締役) 尾関 修康 1969年10月1日生 1988年4月 当社入社 2010年8月 小牧事業部営業リーダー 2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー 2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部開発営業部長 2019年6月 取締役小牧事業部開発推進部長 2022年6月 取締役総務部長 2024年6月 当社代表取締役社長就任(現任) (重要な兼任の状況) 太平ハウジング株式会社非常勤取締役 1988年4月 当社入社 2010年8月 小牧事業部営業リーダー 2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー 2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部開発営業部長 2019年6月 取締役小牧事業部開発推進部長 2022年6月 取締役総務部長 2024年6月 当社代表取締役社長就任(現任) (重要な兼任の状況) 太平ハウジング株式会社非常勤取締役 (注)3 12
    1988年4月 当社入社
    2010年8月 小牧事業部営業リーダー
    2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー
    2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー
    2017年3月 執行役員小牧事業部開発営業部長
    2019年6月 取締役小牧事業部開発推進部長
    2022年6月 取締役総務部長
    2024年6月 当社代表取締役社長就任(現任)
    (重要な兼任の状況)
    太平ハウジング株式会社非常勤取締役
    取締役 総務部長 稲山 和伸 1976年9月21日生 1995年4月 当社入社 2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー 2013年9月 小牧事業部技術開発チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部開発部長 2024年6月 取締役総務部長就任(現任) 1995年4月 当社入社 2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー 2013年9月 小牧事業部技術開発チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部開発部長 2024年6月 取締役総務部長就任(現任) (注)3 2
    1995年4月 当社入社
    2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー
    2013年9月 小牧事業部技術開発チーフリーダー
    2017年3月 執行役員小牧事業部開発部長
    2024年6月 取締役総務部長就任(現任)
    取締役 大阪事業部長 指吸 隆幸 1961年8月8日生 1980年4月 当社入社 2011年1月 大阪事業部開発チーフリーダー 2014年6月 執行役員大阪事業部技術開発部長 2020年6月 取締役大阪事業部長就任(現任) (重要な兼任の状況) 太平ハウジング株式会社非常勤取締役 1980年4月 当社入社 2011年1月 大阪事業部開発チーフリーダー 2014年6月 執行役員大阪事業部技術開発部長 2020年6月 取締役大阪事業部長就任(現任) (重要な兼任の状況) 太平ハウジング株式会社非常勤取締役 (注)3 13
    1980年4月 当社入社
    2011年1月 大阪事業部開発チーフリーダー
    2014年6月 執行役員大阪事業部技術開発部長
    2020年6月 取締役大阪事業部長就任(現任)
    (重要な兼任の状況)
    太平ハウジング株式会社非常勤取締役
    取締役 小牧事業部長 祖父江 雅也 1967年9月11日生 1986年4月 当社入社 2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー 2012年5月 小牧事業部技術開発チーフリーダー 2017年3月 2019年6月 執行役員小牧事業部技術部長 取締役小牧事業部技術管理部長 2022年6月 取締役小牧事業部技術統括部長就任 2024年6月 取締役小牧事業部長就任(現任) 1986年4月 当社入社 2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー 2012年5月 小牧事業部技術開発チーフリーダー 2017年3月 2019年6月 執行役員小牧事業部技術部長 取締役小牧事業部技術管理部長 2022年6月 取締役小牧事業部技術統括部長就任 2024年6月 取締役小牧事業部長就任(現任) (注)3 12
    1986年4月 当社入社
    2011年6月 小牧事業部技術開発リーダー
    2012年5月 小牧事業部技術開発チーフリーダー
    2017年3月 2019年6月 執行役員小牧事業部技術部長 取締役小牧事業部技術管理部長
    2022年6月 取締役小牧事業部技術統括部長就任
    2024年6月 取締役小牧事業部長就任(現任)
    取締役 小牧事業部開発営業部長 森 淳彦 1969年5月28日生 1988年4月 当社入社 2010年8月 小牧事業部営業リーダー 2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー 2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部営業開発部長 2019年6月 取締役小牧事業部開発営業部長就任 (現任) 1988年4月 当社入社 2010年8月 小牧事業部営業リーダー 2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー 2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー 2017年3月 執行役員小牧事業部営業開発部長 2019年6月 取締役小牧事業部開発営業部長就任 (現任) (注)3 11
    1988年4月 当社入社
    2010年8月 小牧事業部営業リーダー
    2011年6月 小牧事業部営業チーフリーダー
    2015年12月 小牧事業部開発営業チーフリーダー
    2017年3月 執行役員小牧事業部営業開発部長
    2019年6月 取締役小牧事業部開発営業部長就任 (現任)
    取締役 新規事業推進部長兼 大阪事業部技術営業部長 溝口 祥司 1968年12月7日生 1991年2月 当社入社 2011年6月 大阪事業部開発チーフリーダー 2012年6月 執行役員大阪事業部営業部長 2022年6月 取締役大阪事業部技術営業部長就任 2024年6月 取締役新規事業推進部長兼大阪事業部技術営業部長就任(現任) 1991年2月 当社入社 2011年6月 大阪事業部開発チーフリーダー 2012年6月 執行役員大阪事業部営業部長 2022年6月 取締役大阪事業部技術営業部長就任 2024年6月 取締役新規事業推進部長兼大阪事業部技術営業部長就任(現任) (注)3 9
    1991年2月 当社入社
    2011年6月 大阪事業部開発チーフリーダー
    2012年6月 執行役員大阪事業部営業部長
    2022年6月 取締役大阪事業部技術営業部長就任
    2024年6月 取締役新規事業推進部長兼大阪事業部技術営業部長就任(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (千株)
    取締役 (監査等委員) 神谷 慎二 1956年11月5日生 1975年4月 当社入社 2000年6月 小牧事業部技術チーフリーダー 2004年6月 小牧事業部設計・開発部長 2008年6月 取締役小牧事業部設計・開発部長 2012年6月 当社代表取締役社長 2017年6月 当社取締役退任 2017年6月 当社顧問 2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) 1975年4月 当社入社 2000年6月 小牧事業部技術チーフリーダー 2004年6月 小牧事業部設計・開発部長 2008年6月 取締役小牧事業部設計・開発部長 2012年6月 当社代表取締役社長 2017年6月 当社取締役退任 2017年6月 当社顧問 2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) (注)4 15
    1975年4月 当社入社
    2000年6月 小牧事業部技術チーフリーダー
    2004年6月 小牧事業部設計・開発部長
    2008年6月 取締役小牧事業部設計・開発部長
    2012年6月 当社代表取締役社長
    2017年6月 当社取締役退任
    2017年6月 当社顧問
    2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任)
    取締役 (監査等委員) 内藤 幸男 1940年10月21日生 1964年8月 株式会社名南製作所入社 1997年6月 同社取締役営業担当 2015年4月 2015年6月 同社顧問 当社取締役(社外取締役) 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) 1964年8月 株式会社名南製作所入社 1997年6月 同社取締役営業担当 2015年4月 2015年6月 同社顧問 当社取締役(社外取締役) 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) (注)4 37
    1964年8月 株式会社名南製作所入社
    1997年6月 同社取締役営業担当
    2015年4月 2015年6月 同社顧問 当社取締役(社外取締役)
    2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任)
    取締役 (監査等委員) 安達 和平 1967年10月19日生 1992年10月 監査法人トーマツ入所 1996年4月 1998年8月 公認会計士登録 安達公認会計事務所開設 2004年9月 2006年7月 税理士登録 監査法人アンビシャス代表社員 2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) 1992年10月 監査法人トーマツ入所 1996年4月 1998年8月 公認会計士登録 安達公認会計事務所開設 2004年9月 2006年7月 税理士登録 監査法人アンビシャス代表社員 2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任) (注)4 1
    1992年10月 監査法人トーマツ入所
    1996年4月 1998年8月 公認会計士登録 安達公認会計事務所開設
    2004年9月 2006年7月 税理士登録 監査法人アンビシャス代表社員
    2022年6月 当社取締役(監査等委員)就任 (現任)
    計 115

    (注)1.内藤 幸男、安達 和平は、社外取締役であります。

    2.当社の監査等委員会の体制は次のとおりであります。

    委員長 神谷 慎二、委員 内藤 幸男、委員 安達 和平

    なお、神谷 慎二は、常勤の監査等委員であります。常勤の監査等委員を選定している理由は、常勤により業務執行取締役の監査等がより一層強化されると考えるからであります。

    3.2024年6月27日開催の定時株主総会の終結のときから1年間

    4.2024年6月27日開催の定時株主総会の終結のときから2年間

    ② 社外役員の状況

    当社の社外取締役は2名(何れも監査等委員である取締役)であります。

    社外取締役を選任する明確な基準は定めておりませんが、人格、見識、経験等を勘案して適任者を選んでおります。

    社外取締役、内藤幸男氏は同業他社における取締役としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、当該知見を活かして特に海外展開等豊富な経験と高い見識について専門的な観点から取締役の職務執行に対する監査、助言等いただくことを期待し選任しております。なお、内藤幸男氏と当社との間には、当社の株式保有以外に資本関係、人的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

    社外取締役、安達和平氏は、公認会計士および税理士としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、当該知見を活かして特に財務関係について専門的な観点から取締役の職務執行に対する監査、助言等いただくことを期待し選任しております。

    なお、安達和平氏と当社との間には、資本関係、人的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

    当社は社外取締役の独立性については、会社法及び東京証券取引所が定める基準等を考慮し判断致します。

    社外取締役は経験と専門性を活かし客観的かつ公正な観点から、取締役会において、議案および報告事項に意見等を述べております。

    ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

    監査等委員である社外取締役は、常勤の監査等委員である取締役が重要な会議等への出席により把握した事項等の報告、内部監査および会計監査人監査ならびに全社的な内部統制の進捗状況などの報告等を通じ、監査等委員会監査を行うこととしております。

    また、内部監査室および監査等委員会は会計監査人と定期的に会合を持ち、会計監査人から監査の経過と結果について報告と説明を受け、意見や情報の交換を行っております。

    (3)【監査の状況】

    ①監査等委員会監査の状況

    当社の経営監視機関として位置づけられる監査等委員会は、常勤の監査等委員である取締役1名および社外取締役2名の合計3名で構成されており、常勤の監査等委員である神谷慎二氏については社内に精通した者の立場で取締役会および重要な会議等に出席し、重要な意思決定の過程および業務の執行状況等を把握することにより、監査等委員として経営全般の監視と有効な助言を期待して選任しております。

    内藤幸男氏は、企業経営者として豊富な経験と幅広い見識を有し、特に海外展開の経験が豊富なことから、当社の海外事業展開における意思決定や経営の監督を行うため、取締役会をはじめ、営業会議や経営会議など重要な会議に出席し、業務の執行状況を監督しております。

    安達和平氏は、公認会計士及び税理士としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、当該知見を活かして特に財務関係について専門的な観点から取締役の職務執行に対する監査、助言等をいただくことを期待して選任しております。

    当社の監査等委員会は月に1度定例の監査等委員会を開催し、必要に応じて臨時の監査等委員会を開催しております。当事業年度における当社の監査等委員会の開催回数及び個々の監査等委員の出席状況は次のとおりです。

    氏名 監査等委員会開催回数 出席回数
    神谷 慎二 19回 19回
    内藤 幸男 19回 19回
    安達 和平 19回 19回

    監査等委員会における具体的な検討内容

    ・当社グループの事業戦略及び事業展開上の主要施策の取組状況

    ・法令、コンプライアンス遵守状況

    ・内部統制システムの整備、運用状況

    ・財務報告開示内容の適正性、会計監査人の監査の相当性

    常勤監査等委員の活動概況

    ・業務監査

    定例取締役会および必要に応じて開催される臨時取締役会、月に1度開催される幹部会または営業会議等の重要な会議に出席し、取締役の職務の遂行に関し、不正行為や法令・定款違反の重大な事実が無いか等を監査しております。

    また、事業報告等が法令・定款に従い、会社の状況を正しく示しているか監査しております。

    ・内部統制監査

    内部監査室が実施した監査報告を基に、内部統制が有効に機能しているか監査を実施するとともに、内部統制委員会の報告事項が取締役会で共有され、内部統制体制の整備状況等を把握し、欠陥や問題に適切に対処しているか監査しております。

    ・会計監査

    会計監査人の監査の方法と結果が相当であるか、会計監査人の職務の遂行が適正に実施されることを確保するための体制が整備されているか監査しております。

    ②内部監査の状況

    当社の内部監査の組織は、内部統制に係る体制の中に内部監査室があり、内部監査責任者1名を含む5名で構成されており、監査対象の業務においては長年の経験があり、専門知識を持つ者が担当しております。

    監査等委員会は内部監査室および会計監査人と定期的に会合を持ち、内部監査室および会計監査人から監査の経過と結果について報告と説明を受け、意見や情報の交換を行っております。

    内部監査の結果、是正措置を要する重大な指摘事項については取締役会及び監査等委員会において報告することとしております。

    ③会計監査の状況

    a.監査法人の名称

       栄監査法人

    b.継続監査期間

    6年間

    c.業務を執行した公認会計士

       指定社員 業務執行社員   近藤 雄大

       指定社員 業務執行社員   高原 輝

    d.監査業務に係る補助者の構成

       監査業務にかかる補助者の人数     公認会計士4名

    e.監査法人の選定方針と理由

    監査等委員会が栄監査法人を公認会計士等の候補者とした理由は、同監査法人の規模、独立性、専門性および内部管理体制などを総合的に勘案し検討した結果、適任であると判断したためであります。

    監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

    また、監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨およびその理由を報告いたします。

    f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価

    当社の監査等委員及び監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、内部監査室及び監査法人(会計監査人)と定期的な会合を持ち、監査の経過と結果について報告と説明を受けた内容を基に行っており、監査法人の監査の方法及び結果は相当であると評価しております。

    ④監査報酬の内容等

    a.監査公認会計士等に対する報酬

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく 報酬(千円) 監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく 報酬(千円)
    提出会社 17,000 - 17,000 -
    連結子会社 - - - -
    計 17,000 - 17,000 -

    b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)

    該当事項はありません。

    c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    d.監査報酬の決定方針

    当社の監査公認会計士等に対する報酬は、監査日数・業務の内容等を勘案し、審議し、監査等委員会の同意を得て監査公認会計士等に対する報酬額を決定いたします。

    e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、実施された監査の日数及び内容等を勘案し、審議した結果、妥当であると判断したためであります。

    (4)【役員の報酬等】

    ①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    当社の取締役の報酬等の算定方針は、取締役が果たす大きな役割の一つである、ステークホルダーへの利益還元実績に基づくものとしており、なかでも、株主への還元である配当実績および従業員への還元である賞与支給実績ならびにベースアップ実績を算定の主要な基礎としております。

    取締役の報酬等の総額については、基本報酬は取締役の職位ごとに定めた職責給に加えて本算定基礎に基づいた額とし、基本報酬の内枠として15%~30%を譲渡制限付株式報酬としております。賞与については、本算定基礎の変動の度合いに応じて算出された額としております。

    報酬決定のプロセスは、取締役総務部長が取締役の報酬等の算定方針および算定の基礎に基づき策定した報酬案をもとに、監査等委員会の意見を踏まえ取締役会で協議の上決定しております。

    当事業年度における各取締役の基本報酬額については2023年6月23日開催の取締役会、賞与については2024年4月15日開催の取締役会においてそれぞれ協議の上決定しております。

    監査等委員である取締役の報酬等の額については、2023年6月23日開催の監査等委員会で協議し決定しております。

    なお、2019年6月27日開催の第132回定時株主総会において、取締役に当社の企業価値の持続的なインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度を導入することが決議されております。

    当該制度を導入後の取締役の報酬構成については、取締役(監査等委員である取締役を除く。)は、基本報酬、賞与、譲渡制限付株式報酬で構成するものとし、各報酬の限度額は、基本報酬および賞与については年額200百万円以内、譲渡制限付株式報酬は基本報酬の内枠として年額50百万円以内、普通株式の総数は年3万株以内としております。2023年度においては、取締役6名に対し、譲渡制限付株式報酬として13,932株を付与いたしました。

    監査等委員である取締役の報酬構成については、基本報酬、譲渡制限付株式報酬で構成するものとし、各報酬の限度額は、基本報酬年額50百万円以内、譲渡制限付株式報酬は基本報酬の内枠として年額15百万円以内、普通株式の総数は年1万株以内としております。2023年度におきましては、監査等委員である取締役3名に対し、2,630株を付与いたしました。

    ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    第137期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)における当社の役員報酬等は、以下のとおりであります。

    役員区分 報酬等の総額 (千円) 報酬等の種類別の総額(千円) 対象となる 役員の員数 (人)
    基本報酬 賞与 譲渡制限付株式報酬
    取締役(監査等委員及び社外取締役を除く) 134,543 92,232 14,400 27,911 6
    取締役(監査等委員) (社外取締役を除く) 13,799 10,608 - 3,191 1
    社外役員 9,656 7,425 - 2,231 2

    (5)【株式の保有状況】

    ①投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する投資株式を「純投資目的である投資株式」、それ以外の所謂、政策保有株式を「特定投資株式」に区分しております。

    ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a.保有方針および保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社は、当社事業の安定的かつ持続的な発展のためには、業界全体の安定的かつ持続的な発展が必要と考えており、様々な取引先との良好な取引関係の維持発展、金融取引関係の維持などを目的に政策保有株式を保有することとしております。

    また、新たに保有する場合には、業務上のメリットがあるかを取締役会で協議し決定することとしております。

    なお、当社の保有先にて当社株式を保有される場合には、その保有判断は保有先企業等に委ねられており、当社から保有に関する要請を行うことはありません。

    保有の合理性を検証する方法につきましては、次の項目を取締役会にて個別銘柄ごとに確認し判断しております。

    ア)当社が事業を行う業界の発展に寄与する企業であるか。

    イ)当社が取引を行うにあたり業務上のメリットがあるか。

    ウ)保有先企業の業績および財務状況に問題が無いか。

    エ)金融取引実績があるか。

    なお、個別銘柄の保有の適否に関する検証を2024年5月13日開催の取締役会にて、保有適否判断表を基に検証を行い、保有目的が適切であることを確認し決議しております。

    b.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円)
    非上場株式 4 1
    非上場株式以外の株式 7 77,467

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(千円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 - - -
    非上場株式以外の株式 1 490 持株会の買付による増加

    (注)上記の株式数が増加した銘柄数には、経営統合により増加した銘柄は含まれていません。

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(千円)
    非上場株式 - -
    非上場株式以外の株式 - -

    c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由(注1) 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (千円) 貸借対照表計上額 (千円)
    株式会社あいちフィナンシャルグループ 7,659 7,659 安定的かつ継続的な金融取引関係の維持 無(注2)
    20,319 16,474
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 13,000 13,000 安定的かつ継続的な金融取引関係の維持 無(注2)
    20,241 11,022
    キクカワエンタープライズ株式会社 3,000 3,000 当社が属する業界及び同業他社の情報収集 無
    14,205 11,235
    株式会社ウッドワン 6,784 6,339 良好な取引関係の維持発展を目的とし、持株会に加入することで取引先企業相互間の情報共有を行っております。株式数の増加は持株会の買付けによる増加です。 有
    7,136 9,077
    株式会社名古屋銀行 1,000 1,000 安定的かつ継続的な金融取引関係の維持 有
    6,660 3,155
    株式会社十六フィナンシャルグループ 1,000 1,000 安定的かつ継続的な金融取引関係の維持 無
    4,790 2,824
    日本デコラックス株式会社 500 500 保有目的および保有効果が希薄化したと判断し、売却する方針としております。具体的な売却時期については株価を勘案しながら検討してまいります。 無
    4,115 3,150

    (注)1.保有の合理性の検証につきましては、②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式のa.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容に記載のとおりであります。

    2.保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。

    ③保有目的が純投資目的である投資株式

    該当事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、栄監査法人による監査を受けております。

    3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等を適切に把握し、又は会計基準の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。また、監査法人等主催の研修会へ参加し、チェック体制を強化しております。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 3,805,686 4,185,856
    受取手形 587,911 ※ 562,344
    売掛金 475,465 861,798
    契約資産 786,973 1,231,724
    有価証券 1,300,000 1,800,000
    仕掛品 439,136 222,585
    原材料及び貯蔵品 417,077 488,237
    その他 69,057 261,340
    貸倒引当金 △1,441 △13,213
    流動資産合計 7,879,866 9,600,674
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 1,533,376 1,616,293
    減価償却累計額 △1,055,344 △1,091,665
    建物及び構築物(純額) 478,032 524,627
    機械装置及び運搬具 943,769 1,001,587
    減価償却累計額 △887,103 △892,067
    機械装置及び運搬具(純額) 56,665 109,520
    土地 689,746 689,746
    リース資産 54,115 54,115
    減価償却累計額 △32,526 △42,185
    リース資産(純額) 21,588 11,930
    建設仮勘定 - 30,000
    その他 137,448 137,625
    減価償却累計額 △127,394 △126,544
    その他(純額) 10,054 11,081
    有形固定資産合計 1,256,087 1,376,907
    無形固定資産
    ソフトウエア 8,851 6,209
    リース資産 11,519 6,541
    無形固定資産合計 20,370 12,751
    投資その他の資産
    投資有価証券 259,779 478,403
    繰延税金資産 14,362 60,900
    その他 496,256 502,580
    投資その他の資産合計 770,398 1,041,883
    固定資産合計 2,046,857 2,431,541
    資産合計 9,926,723 12,032,216
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 1,532,996 1,984,935
    短期借入金 800,000 700,000
    1年内返済予定の長期借入金 212,000 46,200
    リース債務 16,242 12,639
    未払費用 89,895 118,021
    未払法人税等 164,416 348,369
    賞与引当金 102,121 123,367
    受注損失引当金 4,583 3,401
    完成工事補償引当金 96,350 184,000
    前受金 531,488 1,096,433
    その他 109,402 169,653
    流動負債合計 3,659,496 4,787,022
    固定負債
    長期借入金 100,000 53,800
    リース債務 21,398 8,759
    繰延税金負債 18 27
    退職給付に係る負債 298,500 326,878
    役員退職慰労引当金 2,445 2,445
    固定負債合計 422,363 391,910
    負債合計 4,081,859 5,178,932
    純資産の部
    株主資本
    資本金 750,000 750,000
    資本剰余金 114,957 154,872
    利益剰余金 5,118,777 6,031,173
    自己株式 △159,594 △116,898
    株主資本合計 5,824,140 6,819,146
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 20,723 34,137
    その他の包括利益累計額合計 20,723 34,137
    純資産合計 5,844,863 6,853,283
    負債純資産合計 9,926,723 12,032,216
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    売上高 6,437,776 8,843,428
    売上原価 ※2,※3 4,847,941 ※2,※3 6,354,862
    売上総利益 1,589,834 2,488,565
    販売費及び一般管理費 ※1 847,030 ※1 1,056,526
    営業利益 742,804 1,432,038
    営業外収益
    受取利息 236 449
    受取配当金 3,194 5,594
    受取保険金 255 690
    保険解約返戻金 - 3,476
    鉄屑売却収入 4,370 8,595
    助成金収入 15,963 1,517
    為替差益 2,779 4,160
    その他 2,814 1,246
    営業外収益合計 29,613 25,732
    営業外費用
    支払利息 3,034 2,771
    デリバティブ評価損 - 22,560
    その他 403 9
    営業外費用合計 3,438 25,341
    経常利益 768,979 1,432,429
    特別利益
    固定資産売却益 ※4 163 ※4 543
    特別利益合計 163 543
    特別損失
    固定資産除却損 ※5 53 ※5 0
    特別損失合計 53 0
    税金等調整前当期純利益 769,090 1,432,973
    法人税、住民税及び事業税 189,477 418,546
    法人税等調整額 △103,678 △51,247
    法人税等合計 85,798 367,298
    当期純利益 683,291 1,065,674
    親会社株主に帰属する当期純利益 683,291 1,065,674
    【連結包括利益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 683,291 1,065,674
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 7,493 13,413
    その他の包括利益合計 ※ 7,493 ※ 13,413
    包括利益 690,785 1,079,088
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 690,785 1,079,088
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 750,000 111,442 4,519,268 △142,211 5,238,499
    当期変動額
    剰余金の配当 △83,781 △83,781
    親会社株主に帰属する当期純利益 683,291 683,291
    自己株式の取得 △36,305 △36,305
    自己株式の処分 3,515 18,921 22,437
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -
    当期変動額合計 - 3,515 599,509 △17,383 585,641
    当期末残高 750,000 114,957 5,118,777 △159,594 5,824,140
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 13,229 13,229 5,251,729
    当期変動額
    剰余金の配当 △83,781
    親会社株主に帰属する当期純利益 683,291
    自己株式の取得 △36,305
    自己株式の処分 22,437
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 7,493 7,493 7,493
    当期変動額合計 7,493 7,493 593,134
    当期末残高 20,723 20,723 5,844,863

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 750,000 114,957 5,118,777 △159,594 5,824,140
    当期変動額
    剰余金の配当 △153,279 △153,279
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,065,674 1,065,674
    自己株式の取得 △65 △65
    自己株式の処分 39,914 42,761 82,676
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -
    当期変動額合計 - 39,914 912,395 42,695 995,005
    当期末残高 750,000 154,872 6,031,173 △116,898 6,819,146
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 20,723 20,723 5,844,863
    当期変動額
    剰余金の配当 △153,279
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,065,674
    自己株式の取得 △65
    自己株式の処分 82,676
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 13,413 13,413 13,413
    当期変動額合計 13,413 13,413 1,008,419
    当期末残高 34,137 34,137 6,853,283
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 769,090 1,432,973
    減価償却費 94,784 98,846
    株式報酬費用 23,845 79,044
    賞与引当金の増減額(△は減少) 34,915 21,245
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 33,393 28,378
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △397 11,772
    完成工事補償引当金の増減額(△は減少) 12,350 87,650
    受注損失引当金の増減額(△は減少) 3,840 △1,182
    受取利息及び受取配当金 △3,431 △6,043
    支払利息 3,034 2,771
    保険解約返戻金 - △3,476
    助成金収入 △15,963 △1,517
    固定資産除売却損益(△は益) △110 △543
    デリバティブ評価損益(△は益) - 22,560
    売上債権の増減額(△は増加) △33,330 △380,167
    契約資産の増減額(△は増加) 37,701 △425,350
    棚卸資産の増減額(△は増加) △254,232 145,389
    その他の流動資産の増減額(△は増加) 144,274 △188,461
    その他の固定資産の増減額(△は増加) △17,092 △6,323
    仕入債務の増減額(△は減少) 483,041 451,938
    前受金の増減額(△は減少) 110,909 564,945
    その他の流動負債の増減額(△は減少) 66,729 △2,587
    その他 △7 △400
    小計 1,493,343 1,931,461
    利息及び配当金の受取額 3,431 6,043
    利息の支払額 △3,042 △2,956
    助成金の受取額 29,680 1,517
    法人税等の支払額 △84,689 △242,209
    営業活動によるキャッシュ・フロー 1,438,723 1,693,856
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の預入による支出 △596,003 △776,002
    定期預金の払戻による収入 332,004 440,000
    有価証券の取得による支出 △600,000 △800,000
    有価証券の売却及び償還による収入 300,000 300,000
    有形固定資産の取得による支出 △22,780 △131,750
    有形固定資産の売却による収入 163 543
    無形固定資産の取得による支出 - △6,000
    投資有価証券の取得による支出 △200,481 △200,490
    保険積立金の解約による収入 - 3,476
    投資活動によるキャッシュ・フロー △787,097 △1,170,223
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) - △100,000
    長期借入れによる収入 100,000 -
    長期借入金の返済による支出 △128,000 △212,000
    自己株式の取得による支出 △36,305 △65
    配当金の支払額 △83,222 △151,556
    リース債務の返済による支出 △17,114 △16,242
    財務活動によるキャッシュ・フロー △164,641 △479,865
    現金及び現金同等物に係る換算差額 7 400
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 486,990 44,167
    現金及び現金同等物の期首残高 3,885,695 4,372,686
    現金及び現金同等物の期末残高 ※ 4,372,686 ※ 4,416,854
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1.連結の範囲に関する事項

    連結子会社は、太平ハウジング株式会社1社であります。

    2.持分法の適用に関する事項

    該当事項はありません。

    3.連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

    4.会計方針に関する事項

    (1)重要な資産の評価基準及び評価方法

    イ 有価証券

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

    なお、預金と同様の性格を有する有価証券については移動平均法による原価法を採用しております。

    市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法を採用しております。

    ロ デリバティブ取引

    時価法を採用しております。

    ハ 棚卸資産

    製品及び仕掛品

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

    原材料及び貯蔵品

    当社は先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)、連結子会社は移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

    (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

    イ 有形固定資産(リース資産を除く)

    定率法を採用しております。(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。)

    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建物及び構築物     7~50年

    機械装置及び運搬具    4~12年

    ロ 無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    ソフトウエア        5年

    施設利用権         15年

    ハ リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    (3)重要な引当金の計上基準

    イ 貸倒引当金

    債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    ロ 賞与引当金

    従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

    ハ 役員退職慰労引当金

    連結子会社において、役員に対する退職金の支給に備えるため、規程に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。

    ニ 完成工事補償引当金

    顧客に納入した製品に対して発生するクレームに係る費用に備えるため、今後発生が見込まれる補償費について合理的に見積ることができる金額を計上しております。

    ホ 受注損失引当金

    受注案件に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における受注案件のうち、損失が発生する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができるものについて、その損失の見込額を計上しております。

    (4)退職給付に係る会計処理の方法

    退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務の見込額(中小企業退職金共済制度により支給される部分を除く)に基づき計上しております。

    なお、退職給付債務の見込額は簡便法により計算しております。

    (5)重要な収益及び費用の計上基準

     当社グループの顧客との契約から生じる収益に関する主要な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りであります。

     なお、取引の対価は履行義務を充足してから概ね1年以内に回収しているため、重大な金融要素の調整は行っておりません。

    ①一時点で充足される履行義務

     合板機械事業及び木工機械事業においては、標準仕様に基づく製品や部品の販売及び、機械の改造や修理など納期がごく短い請負契約については、顧客への引渡時又は検収時に履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

     住宅建材事業においては、主にツーバイーフォー工法住宅の構造躯体(パネル)の製造販売を行っております。これら製品の製造は納期がごく短く、顧客への引渡時に支配の移転が完了し、履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

    ②一定期間にわたり充足される履行義務

     合板機械事業及び木工機械事業においては、機械製造の請負及び機械の据付工事については、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引であると判断しております。

     合理的な進捗度の見積りが出来るものについては、見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)で算出した進捗度に応じて収益を認識し、合理的な進捗度の見積りが出来ないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合には、原価回収基準にて収益を認識しております。

     住宅建材事業においては、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引はありません。

    (6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (重要な会計上の見積り)

    一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    (単位:千円)
    前連結会計年度 当連結会計年度
    売上高(未完成部分) 1,664,904 4,176,223

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    合板機械事業及び木工機械事業においては、機械製造の請負及び機械の据付工事について、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引であると判断しております。

    合理的な進捗度の見積りが出来るものについては、見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)で算出した進捗度に応じて収益を認識しております。

    工事原価総額の見積りは実行予算によって行い、履行義務が充足されるまで随時工事原価総額の検討・見直しを行っております。しかし、工事案件を取り巻く環境の変化(仕様変更・工期の変更による追加原価の発生及び資材価格の高騰等)が生じた場合、工事収益総額及び工事原価総額が変動するとともに、期末における進捗度の見積りにも影響を与えることとなり、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※ 連結会計年度末日満期手形

    連結会計年度末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当連結会計年度の末日が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日満期手形が連結会計年度末残高に含まれております。

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    受取手形 -千円 23,961千円
    (連結損益計算書関係)

    ※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    荷造運搬費 218,233千円 211,251千円
    貸倒引当金繰入額 △397 11,572
    役員報酬 129,126 168,259
    給料手当 132,616 168,625
    賞与引当金繰入額 19,164 27,803
    退職給付費用 6,692 11,335
    旅費交通費 83,767 72,715

    ※2.当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    182,467千円 174,751千円

    ※3.期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    15,914千円 31,718千円

    ※4.固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    機械装置及び運搬具 163千円 543千円

    ※5.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    機械装置及び運搬具 53千円 0千円
    その他 -千円 0千円
    (連結包括利益計算書関係)

    ※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 10,392千円 18,132千円
    組替調整額 - -
    税効果調整前 10,392 18,132
    税効果額 △2,899 △4,719
    その他有価証券評価差額金 7,493 13,413
    その他の包括利益合計 7,493 13,413
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度 期首株式数 (株) 当連結会計年度 増加株式数 (株) 当連結会計年度 減少株式数 (株) 当連結会計年度末 株式数 (株)
    発行済株式
    普通株式 1,500,000 - - 1,500,000
    合計 1,500,000 - - 1,500,000
    自己株式
    普通株式 108,444 20,062 14,429 114,077
    合計 108,444 20,062 14,429 114,077

    (注)1.普通株式の自己株式数の増加20,062株は、取締役会決議による自己株式の取得による増加20,000株及び単元未満株式の買取りによる増加62株であります。

    2.普通株式の自己株式の減少14,429株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少であります。

    2.配当に関する事項

    (1)配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2022年6月24日 定時株主総会 普通株式 55,662 40 2022年3月31日 2022年6月27日
    2022年11月4日 取締役会 普通株式 28,119 20 2022年9月30日 2022年12月1日

    (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 配当の原資 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2023年6月23日 定時株主総会 普通株式 83,155 利益剰余金 60 2023年3月31日 2023年6月26日

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度 期首株式数 (株) 当連結会計年度 増加株式数 (株) 当連結会計年度 減少株式数 (株) 当連結会計年度末 株式数 (株)
    発行済株式
    普通株式 1,500,000 - - 1,500,000
    合計 1,500,000 - - 1,500,000
    自己株式
    普通株式 114,077 20 30,562 83,535
    合計 114,077 20 30,562 83,535

    (注)1.普通株式の自己株式数の増加20株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。

    2.普通株式の自己株式の減少30,562株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少であります。

    2.配当に関する事項

    (1)配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2023年6月23日 定時株主総会 普通株式 83,155 60 2023年3月31日 2023年6月26日
    2023年11月6日 取締役会 普通株式 70,124 50 2023年9月30日 2023年12月1日

    (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 配当の原資 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2024年6月27日 定時株主総会 普通株式 113,317 利益剰余金 80 2024年3月31日 2024年6月28日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    現金及び預金勘定 3,805,686千円 4,185,856千円
    有価証券(合同運用指定金銭信託) 1,000,000 1,000,000
    預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △433,000 △769,002
    現金及び現金同等物 4,372,686 4,416,854
    (リース取引関係)

    ファイナンス・リース取引

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    ①  リース資産の内容

    (ア)有形固定資産

    主として、合板機械事業における生産設備(「機械装置及び運搬具」)及びサーバー等の情報機器(「工具・器具及び備品」)並びに、木工機械事業部おけるサーバー等の情報機器(「工具・器具及び備品」)であります。

    (イ)無形固定資産

    ソフトウエアであります。

    ②  リース資産の減価償却の方法

    連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項  (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

    (金融商品関係)

    1.金融商品の状況に関する事項

    (1)金融商品に対する取組方針

    当社グループは、資金運用については元金を毀損しない預金等の商品に限定し、銀行等金融機関からの借入により必要な資金を調達しております。

    通貨オプション取引については、為替変動リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

    (2)金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。輸出に関する取引については、ほとんど円貨建てであるものの、一部外貨建ての営業債権については為替の変動リスクに晒されておりますが、必要に応じて通貨オプション取引を実施しております。

    有価証券は、主に合同運用指定金銭信託であり、短期的な資金運用として保有する安全性の高い金融商品であり、信用リスクは僅少であります。

    投資有価証券は、株式および社債であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

    営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんどが半年以内の支払期日であります。また、その一部には材料仕入れ等の輸入に伴う外貨建てのものもあり、為替の変動リスクに晒されております。

    借入金に関しては、主に設備投資や事業の運営に必要な資金の調達を目的としたものであり、その一部は変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されております。

    (3)金融商品に係るリスク管理体制

    営業債権については、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、回収懸念先の早期把握や縮小を図っております。また、連結子会社についても同様の管理を行っております。

    有価証券である合同運用指定金銭信託については、定期的に運用状況等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。

    投資有価証券については、四半期ごとに時価の把握を行い、取引先企業の財務状況等については定期的に把握を行っております。

    借入金に関しては、長年にわたり当社と取引のある銀行等金融機関に限定しており、できる限り金利の変動リスクの少ないもので調達しております。また、連結子会社についても同様の管理を行っております。

    デリバティブ取引については、実需の範囲内で外貨建資産を対象とした通貨オプション取引を利用しており、投機目的やトレーディング目的のためにはこれを利用しておりません。

    (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価については、市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価格が含まれており、異なる条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

    2.金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時 価(千円) 差 額(千円)
    投資有価証券 その他有価証券(*2) 259,778 259,778 -
    資産計 259,778 259,778 -
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) 312,000 310,803 △1,196
    負債計 312,000 310,803 △1,196
    デリバティブ取引 - - -

    (*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「有価証券」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    (*2)市場価格のない株式は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    区分 当連結会計年度(千円)
    非上場株式 1

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時 価(千円) 差 額(千円)
    投資有価証券 その他有価証券(*2) 478,402 478,402 -
    資産計 478,402 478,402 -
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) 100,000 99,540 △459
    負債計 100,000 99,540 △459
    デリバティブ取引(*3) △22,560 △22,560 -

    (*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「有価証券」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    (*2)市場価格のない株式は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    区分 当連結会計年度(千円)
    非上場株式 1

    (*3)デリバティブ取引によって生じた正味の債権は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、△で示しております。

    (注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内 (千円) 1年超5年以内 (千円) 5年超10年以内 (千円) 10年超 (千円)
    現金及び預金 3,805,686 - - -
    受取手形 587,911 - - -
    売掛金 475,465 - - -
    有価証券 1,300,000 - - -
    合計 6,169,063 - - -

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    1年以内 (千円) 1年超5年以内 (千円) 5年超10年以内 (千円) 10年超 (千円)
    現金及び預金 4,185,856 - - -
    受取手形 562,344 - - -
    売掛金 861,798 - - -
    有価証券 1,800,000 - - -
    合計 7,409,999 - - -

    (注)2.長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円)
    短期借入金 800,000 - - - - -
    長期借入金 212,000 46,200 53,800 - - -
    合計 1,012,000 46,200 53,800 - - -

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円)
    短期借入金 700,000 - - - - -
    長期借入金 46,200 53,800 - - - -
    合計 746,200 53,800 - - - -

    3. 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

    レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1)時価で連結貸借対照表計に計上している金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券 その他有価証券 株式 社債 57,018 - - 202,760 - - 57,018 202,760
    資産計 57,018 202,760 - 259,778
    デリバティブ取引 通貨関係 - - - -
    負債計 - - - -

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券 その他有価証券 株式 社債 77,572 - - 400,830 - - 77,572 400,830
    資産計 77,572 400,830 - 478,402
    デリバティブ取引 通貨関係 - 22,560 - 22,560
    負債計 - 22,560 - 22,560

    (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) - 310,803 - 310,803
    負債計 - 310,803 - 310,803

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) - 99,540 - 99,540
    負債計 - 99,540 - 99,540

    (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

    上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、当社が保有している社債は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格と認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。

    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

    これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    デリバティブ取引

    通貨オプションの時価は、取引金融機関から提示された公正価値を使用しているため、レベル2の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

    1.その他有価証券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額 (千円) 取得原価 (千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 57,018 31,579 25,439
    債券 202,760 200,000 2,760
    その他 - - -
    小計 259,778 231,579 28,199
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 - - -
    債券 - - -
    その他 1,300,000 1,300,000 -
    小計 1,300,000 1,300,000 -
    合計 1,559,778 1,531,579 28,199

    (注)非上場株式(連結貸借対照表計上額1千円)は、市場価格のない株式のため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額 (千円) 取得原価 (千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 70,435 22,659 47,775
    債券 201,700 200,000 1,700
    その他 - - -
    小計 272,135 222,659 49,475
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 7,136 9,410 △2,273
    債券 199,130 200,000 △870
    その他 1,800,000 1,800,000 -
    小計 2,006,266 2,009,410 △3,143
    合計 2,278,402 2,232,070 46,331

    (注)非上場株式(連結貸借対照表計上額1千円)は、市場価格のない株式のため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    2.売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    3.減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    (デリバティブ取引関係)

    1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    通貨関連

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 取引の種類 契約額等 (千円) 契約額等のうち1年超 (千円) 時価 (千円) 評価損益 (千円)
    市場取引以外の取引 通貨オプション取引 売建・買建(注) 米ドル 492,925 - △22,560 △22,560
    合計 492,925 - △22,560 △22,560

    (注)通貨オプション取引については、ゼロコストオプションであり、コールオプション及びプットオプションが一体の契約のため一括して記載しております。

    (退職給付関係)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社は、退職金規定に基づく社内積立の退職一時金制度を採用するとともに、中小企業退職金共済制度に加入しております。

    連結子会社である太平ハウジング株式会社におきましては、退職金規定に基づく社内積立の退職一時金制度を採用しております。

    また、当社及び連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    退職給付に係る負債の期首残高 265,106千円 298,500千円
    退職給付費用 39,197 42,672
    退職給付の支払額 △5,803 △14,294
    退職給付に係る負債の期末残高 298,500 326,878

    (2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    非積立型制度の退職給付債務 298,500千円 326,878千円
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 298,500 326,878
    退職給付に係る負債 298,500 326,878
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 298,500 326,878

    (3)退職給付費用

    簡便法で計算した退職給付費用  前連結会計年度39,197千円  当連結会計年度42,672千円

    3.確定拠出制度

    当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)11,610千円、当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)11,367千円であります。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    繰延税金資産
    棚卸資産評価減 64,048千円 66,062千円
    貸倒引当金 474 4,424
    退職給付に係る負債 93,374 102,144
    役員退職慰労引当金 821 821
    賞与引当金 31,636 38,115
    税務上の繰越欠損金 5,695 31,412
    株式報酬費用 20,995 45,182
    完成工事補償引当金 29,483 56,304
    投資有価証券評価損 5,045 5,045
    未払事業税等 12,696 20,474
    受注損失引当金 1,540 1,142
    開発研究用設備 248,846 189,629
    その他 10,147 14,881
    小計 524,806 575,642
    評価性引当額 △353,378 △355,171
    繰延税金資産合計 171,428 220,470
    繰延税金負債との相殺 △157,065 △159,570
    繰延税金資産の純額 14,362 60,900
    繰延税金負債
    固定資産圧縮積立金 △149,608 △147,403
    その他有価証券評価差額金 △7,475 △12,194
    繰延税金負債合計 △157,084 △159,598
    繰延税金資産との相殺 157,065 159,570
    繰延税金負債(△)の純額 △18 △27

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.2 0.5
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.1 △0.0
    住民税均等割 0.1 0.1
    評価性引当額の増減額 △11.3 0.1
    税額控除 △7.8 △4.7
    その他 △0.6 △1.0
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 11.2 25.6
    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 計
    合板機械事業 木工機械事業 住宅建材事業
    一時点で移転される財 1,026,717 425,172 1,103,987 2,555,878
    一定の期間にわたり移転される財 3,245,603 636,294 - 3,881,898
    顧客との契約から生じる収益 4,272,320 1,061,467 1,103,987 6,437,776
    その他の収益 - - - -
    外部顧客への売上高 4,272,320 1,061,467 1,103,987 6,437,776

    当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 計
    合板機械事業 木工機械事業 住宅建材事業
    一時点で移転される財 1,146,560 434,422 840,348 2,421,331
    一定の期間にわたり移転される財 5,446,361 975,735 - 6,422,096
    顧客との契約から生じる収益 6,592,922 1,410,158 840,348 8,843,428
    その他の収益 - - - -
    外部顧客への売上高 6,592,922 1,410,158 840,348 8,843,428

    2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

      収益を理解するための基礎となる情報は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載の通りであります。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

     (1)契約資産及び契約負債の残高等

    前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)

    (単位:千円)
    期首残高 期末残高
    契約資産 824,674 786,973
    契約負債 420,579 531,488

    (注)1.契約資産

         契約資産は、一定の期間にわたり履行義務が充足される契約において、進捗度に基づいて測定した履行義務の充足部分と交換に受け取る対価に対する権利の内、顧客から受領している前受対価を除いたものです。契約資産は、履行義務を充足し請求を行った時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。

      2.契約負債

         契約負債は、顧客との契約において、履行義務が充足される以前に受領した前受対価です。

         契約負債は、履行義務の充足に伴い減少します。

         当連結会計年度における契約負債の期首残高の内、報告期間中に認識した売上高の額は367,930千円であります。

    契約負債は連結貸借対照表上、流動負債の「前受金」として表示しております。

    当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)

    (単位:千円)
    期首残高 期末残高
    契約資産 786,973 1,231,724
    契約負債 531,488 1,096,433

    (注)1.契約資産

         契約資産は、一定の期間にわたり履行義務が充足される契約において、進捗度に基づいて測定した履行義務の充足部分と交換に受け取る対価に対する権利の内、顧客から受領している前受対価を除いたものです。契約資産は、履行義務を充足し請求を行った時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。

      2.契約負債

         契約負債は、顧客との契約において、履行義務が充足される以前に受領した前受対価です。

         契約負債は、履行義務の充足に伴い減少します。

         当連結会計年度における契約負債の期首残高の内、報告期間中に認識した売上高の額は225,089千円であります。

    契約負債は連結貸借対照表上、流動負債の「前受金」として表示しております。

     (2)残存履行義務に配分した取引価格

       当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の簡便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約について注記の対象に含めておりません。

    当該履行義務は、合板機械事業及び木工機械事業における機械製造の請負及び据付工事に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

    (単位:千円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    1年以内 2,063,842 3,844,250
    1年超2年以内 1,189,360 124,800
    合 計 3,253,202 3,969,050
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1.報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    したがって、当社は「合板機械事業」、「木工機械事業」、「住宅建材事業」の3つを報告セグメントとしております。

    「合板機械事業」は、ナイフ研磨機、ドライヤー、ホットプレス等を生産しております。「木工機械事業」は、チッパー、フィンガージョインター、スキャナー装置等を生産しております。「住宅建材事業」は、ツーバイフォー工法住宅用建設資材(木質パネル)等を生産しております。

    2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

    報告されているセグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

    報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

    セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

    3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 計
    合板機械事業 木工機械事業 住宅建材事業
    売上高
    外部顧客への売上高 4,272,320 1,061,467 1,103,987 6,437,776
    セグメント間の内部売上高又は振替高 718 - - 718
    計 4,273,038 1,061,467 1,103,987 6,438,494
    セグメント利益 677,916 143,748 19,648 841,313
    セグメント資産 5,401,684 778,810 1,424,660 7,605,155
    その他の項目
    減価償却費 61,405 20,148 13,308 94,862
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 11,606 31,251 506 43,364

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 計
    合板機械事業 木工機械事業 住宅建材事業
    売上高
    外部顧客への売上高 6,592,922 1,410,158 840,348 8,843,428
    セグメント間の内部売上高又は振替高 - - - -
    計 6,592,922 1,410,158 840,348 8,843,428
    セグメント利益又は損失(△) 1,561,694 39,047 △62,778 1,537,962
    セグメント資産 5,664,740 1,596,903 1,189,242 8,450,886
    その他の項目
    減価償却費 63,427 23,811 11,377 98,615
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 162,856 45,302 3,886 212,045

    4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

    (単位:千円)

    売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 セグメント間取引消去 6,438,494 △718 8,843,428 -
    連結財務諸表の売上高 6,437,776 8,843,428

    (単位:千円)

    利益 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 未実現利益の消去 全社費用(注) 841,313 207 △98,715 1,537,962 11 △105,935
    連結財務諸表の営業利益 742,804 1,432,038

    (注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費用であります。

    (単位:千円)

    資産 前連結会計年度 当連結会計年度
    報告セグメント計 未実現利益の消去 全社資産(注) 7,605,155 △89 2,321,657 8,450,886 △77 3,581,406
    連結財務諸表の資産合計 9,926,723 12,032,216

    (注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金と有価証券であります。

    (単位:千円)

    その他の項目 報告セグメント計 調整額 連結財務諸表計上額
    前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度 前連結会計年度 当連結会計年度
    減価償却費(注) 94,862 98,615 △78 230 94,784 98,846
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 43,364 212,045 - - 43,364 212,045

    (注)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減価償却費及び未実現利益の調整であります。  

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    (単位:千円)

    日本 東南アジア 北米 その他 合計
    5,626,866 217,231 375,854 217,823 6,437,776

    (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3.主要な顧客ごとの情報

    (単位:千円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    株式会社日新 1,266,356 合板機械事業・木工機械事業

    当連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    (単位:千円)

    日本 東南アジア 北米 その他 合計
    7,454,030 195,457 1,138,263 55,676 8,843,428

    (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3.主要な顧客ごとの情報

    (単位:千円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    新秋木工業株式会社 1,606,617 合板機械事業・木工機械事業
    株式会社日新 1,502,786 合板機械事業・木工機械事業
    島根県合板協同組合 963,272 合板機械事業・木工機械事業

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    1株当たり純資産額 4,217.31円 4,838.30円
    1株当たり当期純利益 490.11円 762.69円

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 683,291 1,065,674
    普通株主に帰属しない金額(千円) - -
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 683,291 1,065,674
    期中平均株式数(千株) 1,394 1,397
    (重要な後発事象)

    該当事項はありません。

    ⑤【連結附属明細表】

    【社債明細表】

    該当事項はありません。

    【借入金等明細表】

    区分 当期首残高 (千円) 当期末残高 (千円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 800,000 700,000 0.40 -
    1年以内に返済予定の長期借入金 212,000 46,200 1.05 -
    1年以内に返済予定のリース債務 16,242 12,639 2.33 -
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 100,000 53,800 1.05 2025年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 21,398 8,759 2.08 2025年~ 2027年
    その他有利子負債 - - - -
    合計 1,149,641 821,398 - -

    (注)1.平均利率については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

    また、長期借入金は利子補給後の利率を記載しております。

    2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

    1年超2年以内 (千円) 2年超3年以内 (千円) 3年超4年以内 (千円) 4年超5年以内 (千円)
    長期借入金 53,800 - - -
    リース債務 6,317 1,387 1,053 -

    【資産除去債務明細表】

    該当事項はありません。

    (2)【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高(千円) 1,763,923 4,270,844 6,216,621 8,843,428
    税金等調整前四半期(当期)純利益(千円) 154,035 674,651 909,787 1,432,973
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円) 96,209 452,630 612,072 1,065,674
    1株当たり四半期(当期)純利益又(円) 69.42 325.21 438.64 762.69
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益(円) 69.42 255.02 113.69 323.32

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:千円)
    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 3,503,322 4,005,173
    受取手形 565,799 ※ 558,244
    売掛金 353,244 778,528
    契約資産 786,973 1,231,724
    有価証券 1,300,000 1,800,000
    仕掛品 404,218 187,399
    原材料及び貯蔵品 272,931 376,607
    前払費用 5,921 9,600
    その他 57,068 251,133
    貸倒引当金 △341 △513
    流動資産合計 7,249,138 9,197,899
    固定資産
    有形固定資産
    建物 460,762 503,760
    構築物 14,698 18,533
    機械及び装置 48,606 91,296
    車両運搬具 3,059 15,614
    工具、器具及び備品 10,099 11,049
    土地 689,746 689,746
    リース資産 21,588 11,930
    建設仮勘定 - 30,000
    有形固定資産合計 1,248,562 1,371,930
    無形固定資産
    ソフトウエア 8,851 6,209
    リース資産 11,519 6,541
    無形固定資産合計 20,370 12,751
    投資その他の資産
    投資有価証券 259,700 478,298
    関係会社株式 50,000 50,000
    長期前払費用 7,792 4,784
    長期預金 200,000 200,000
    繰延税金資産 14,362 60,900
    保険積立金 283,265 292,699
    その他 830 727
    投資その他の資産合計 815,950 1,087,409
    固定資産合計 2,084,883 2,472,091
    資産合計 9,334,022 11,669,990
    (単位:千円)
    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 1,177,859 1,474,432
    買掛金 314,380 479,169
    短期借入金 650,000 550,000
    1年内返済予定の長期借入金 72,000 46,200
    リース債務 16,242 12,639
    未払費用 77,584 104,895
    未払法人税等 164,323 348,184
    賞与引当金 89,193 111,198
    完成工事補償引当金 96,350 184,000
    前受金 531,488 1,091,923
    その他 106,032 162,865
    流動負債合計 3,295,455 4,565,509
    固定負債
    長期借入金 100,000 53,800
    リース債務 21,398 8,759
    退職給付引当金 230,724 256,220
    固定負債合計 352,123 318,779
    負債合計 3,647,579 4,884,289
    純資産の部
    株主資本
    資本金 750,000 750,000
    資本剰余金
    資本準備金 77,201 77,201
    その他資本剰余金 37,756 77,670
    資本剰余金合計 114,957 154,872
    利益剰余金
    利益準備金 126,500 126,500
    その他利益剰余金
    固定資産圧縮積立金 339,308 334,307
    繰越利益剰余金 4,494,585 5,502,837
    利益剰余金合計 4,960,393 5,963,644
    自己株式 △159,594 △116,898
    株主資本合計 5,665,756 6,751,618
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 20,686 34,083
    評価・換算差額等合計 20,686 34,083
    純資産合計 5,686,442 6,785,701
    負債純資産合計 9,334,022 11,669,990
    ②【損益計算書】
    (単位:千円)
    前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    売上高 5,333,788 8,003,080
    売上原価 3,872,370 5,622,100
    売上総利益 1,461,418 2,380,980
    販売費及び一般管理費 ※1 738,468 ※1 886,174
    営業利益 722,949 1,494,805
    営業外収益
    受取利息 233 446
    受取配当金 ※2 5,192 5,592
    受取保険金 255 690
    保険解約返戻金 - 3,476
    鉄屑売却収入 4,370 8,595
    受取賃貸料 ※2 49,200 ※2 49,200
    助成金収入 15,963 1,517
    その他 ※2 6,395 ※2 6,713
    営業外収益合計 81,611 76,232
    営業外費用
    支払利息 2,589 2,280
    デリバティブ評価損 - 22,560
    固定資産賃貸費用 21,766 22,887
    その他 403 9
    営業外費用合計 24,759 47,738
    経常利益 779,801 1,523,300
    特別利益
    固定資産売却益 163 343
    特別利益合計 163 343
    特別損失
    固定資産除却損 53 0
    特別損失合計 53 0
    税引前当期純利益 779,911 1,523,643
    法人税、住民税及び事業税 189,292 418,361
    法人税等調整額 △103,678 △51,247
    法人税等合計 85,613 367,113
    当期純利益 694,298 1,156,530
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    固定資産圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 750,000 77,201 34,241 111,442 126,500 344,323 3,879,054 4,349,877 △142,211
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 △5,015 5,015 -
    剰余金の配当 △83,781 △83,781
    当期純利益 694,298 694,298
    自己株式の取得 △36,305
    自己株式の処分 3,515 3,515 18,921
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - 3,515 3,515 - △5,015 615,531 610,516 △17,383
    当期末残高 750,000 77,201 37,756 114,957 126,500 339,308 4,494,585 4,960,393 △159,594
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 5,069,108 13,185 13,185 5,082,294
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 - -
    剰余金の配当 △83,781 △83,781
    当期純利益 694,298 694,298
    自己株式の取得 △36,305 △36,305
    自己株式の処分 22,437 22,437
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) - 7,501 7,501 7,501
    当期変動額合計 596,647 7,501 7,501 604,148
    当期末残高 5,665,756 20,686 20,686 5,686,442

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    固定資産圧縮積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 750,000 77,201 37,756 114,957 126,500 339,308 4,494,585 4,960,393 △159,594
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 △5,000 5,000 -
    剰余金の配当 △153,279 △153,279
    当期純利益 1,156,530 1,156,530
    自己株式の取得 △65
    自己株式の処分 39,914 39,914 42,761
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - 39,914 39,914 - △5,000 1,008,252 1,003,251 42,695
    当期末残高 750,000 77,201 77,670 154,872 126,500 334,307 5,502,837 5,963,644 △116,898
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 5,665,756 20,686 20,686 5,686,442
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 - -
    剰余金の配当 △153,279 △153,279
    当期純利益 1,156,530 1,156,530
    自己株式の取得 △65 △65
    自己株式の処分 82,676 82,676
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) - 13,396 13,396 13,396
    当期変動額合計 1,085,861 13,396 13,396 1,099,258
    当期末残高 6,751,618 34,083 34,083 6,785,701
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1.資産の評価基準及び評価方法

    (1)有価証券の評価基準及び評価方法

    子会社株式

    移動平均法による原価法を採用しております。

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

    なお、預金と同様の性格を有する有価証券については移動平均法による原価法を採用しております。

    市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法を採用しております。

    (2)デリバティブ取引

    時価法を採用しております。

    (3)棚卸資産の評価基準及び評価方法

    製品及び仕掛品

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

    原材料及び貯蔵品

    先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

    2.固定資産の減価償却の方法

    (1)有形固定資産(リース資産を除く)

    定率法を採用しております。ただし1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    建物         7年~50年

    機械及び装置     4年~12年

    (2)無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    ソフトウエア        5年

    施設利用権         15年

    (3)リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    3.引当金の計上基準

    (1)貸倒引当金

    債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    (2)賞与引当金

    従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。

    (3)退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額(中小企業退職金共済制度により支給される部分を除く)に基づき計上しております。

    なお、退職給付債務の見込額は簡便法により計算しております。

    (4)完成工事補償引当金

    顧客に納入した製品に対して発生するクレームに係る費用に備えるため、今後発生が見込まれる補償費について合理的に見積ることができる金額を計上しております。

    4.収益及び費用の計上基準

    当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りであります。

    なお、取引の対価は履行義務を充足してから概ね1年以内に回収しているため、重大な金融要素の調整は行っておりません。

    ①一時点で充足される履行義務

    合板機械事業及び木工機械事業においては、標準仕様に基づく製品や部品の販売及び、機械の改造や修理など納期がごく短い請負契約については、顧客への引渡時又は検収時に履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

    ②一定期間にわたり充足される履行義務

    合板機械事業及び木工機械事業においては、機械製造の請負及び機械の据付工事については、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引であると判断しております。

    合理的な進捗度の見積りが出来るものについては、見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)で算出した進捗度に応じて収益を認識し、合理的な進捗度の見積りが出来ないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合には、原価回収基準にて収益を認識しております。

    (重要な会計上の見積り)

    一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益

    (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (単位:千円)
    前事業年度 当事業年度
    売上高(未完成部分) 1,664,904 4,176,223

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    (1)の金額の算出方法は、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報」に同一の内容を記載しているため記載を省略しております。

    (貸借対照表関係)

    ※ 期末日満期手形

    期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当事業年度の末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が期末残高に含まれております。

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    受取手形 -千円 23,961千円
    (損益計算書関係)

    ※1.販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度34%、当事業年度31%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度66%、当事業年度69%であります。

     販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    荷造運搬費 159,469千円 148,566千円
    貸倒引当金繰入額 2 172
    役員報酬 119,251 157,999
    給料手当 112,214 115,481
    賞与引当金繰入額 16,201 20,362
    退職給付費用 5,687 9,405
    減価償却費 28,114 22,787
    旅費交通費 81,895 70,326

    ※2.関係会社との取引高

    前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業取引以外の取引による取引高 52,161千円 52,071千円
    (有価証券関係)

    子会社株式

    市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

    区分 前事業年度 (千円) 当事業年度 (千円)
    子会社株式(貸借対照表計上額は関係会社株式) 50,000 50,000
    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    繰延税金資産
    棚卸資産評価減 62,644千円 64,658千円
    貸倒引当金 104 157
    退職給付引当金 70,601 78,403
    賞与引当金 27,293 34,026
    株式報酬費用 20,995 45,182
    完成工事補償引当金 29,483 56,304
    投資有価証券評価損 5,045 5,045
    未払事業税等 13,145 20,474
    開発研究用設備 248,846 189,629
    その他 9,348 14,085
    小計 487,508 507,967
    評価性引当額 △316,080 △287,496
    繰延税金資産合計 171,428 220,470
    繰延税金負債
    固定資産圧縮積立金 △149,608 △147,403
    その他有価証券評価差額金 △7,456 △12,167
    繰延税金負債合計 △157,065 △159,570
    繰延税金資産の純額 14,362 60,900

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.2 0.5
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.1 △0.0
    住民税均等割 0.1 0.1
    評価性引当額の増減額 △11.5 △1.9
    税額控除 △7.7 △4.4
    その他 △0.6 △0.8
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 11.0 24.1
    (収益認識関係)

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    (重要な後発事象)

    該当事項はありません。

    ④【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】

    (単位:千円)

    区分 資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却 累計額
    有形固 定資産 建物 460,762 77,505 - 34,508 503,760 968,490
    構築物 14,698 5,411 - 1,575 18,533 122,409
    機械及び装置 48,606 58,565 0 15,875 91,296 740,698
    車両運搬具 3,059 21,742 0 9,187 15,614 46,189
    工具、器具及び備品 10,099 12,714 0 11,764 11,049 124,789
    土地 689,746 - - - 689,746 -
    リース資産 21,588 - - 9,658 11,930 42,185
    建設仮勘定 - 30,000 - - 30,000 -
    計 1,248,562 205,939 0 82,570 1,371,930 2,044,762
    無形固 定資産 ソフトウエア 8,851 6,000 - 8,641 6,209 71,662
    リース資産 11,519 - - 4,977 6,541 10,079
    施設利用権 - - - - - 11,249
    計 20,370 6,000 - 13,619 12,751 92,991

    (注)当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。

    有形固定資産

    建物付属(建物)      変電設備更新             55,149千円

    建物付属(建物)      衛生施設改装              9,240千円

    機械装置          フライス盤              31,685千円

    機械装置          切削加工用機械            26,879千円

    車両運搬具         車両更新               21,742千円

    無形固定資産

    ソフトウェア        ソフトウェア改修            6,000千円

    【引当金明細表】

    (単位:千円)

    科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
    貸倒引当金 341 172 - 513
    賞与引当金 89,193 111,198 89,193 111,198
    完成工事補償引当金 96,350 184,000 96,350 184,000

    (2)【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3)【その他】

    該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日 3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座) 名古屋市中区栄三丁目15番33号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
    取次所 ───
    買取手数料 株式の売買の委託料に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 中部経済新聞に掲載して行う。
    株主に対する特典 該当事項はありません。

    (注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、会社法第166条第1項の規定による請求をする権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利以外の権利を有しておりません。

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

    当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

    事業年度(第136期)(自2022年4月1日 至2023年3月31日)2023年6月23日東海財務局長に提出

    (2) 内部統制報告書及びその添付書類

    2023年6月23日東海財務局長に提出

    (3) 四半期報告書及び確認書

    (第137期 第1四半期)(自2023年4月1日 至2023年6月30日)2023年8月10日東海財務局長に提出

    (第137期 第2四半期)(自2023年7月1日 至2023年9月30日)2023年11月10日東海財務局長に提出

    (第137期 第3四半期)(自2023年10月1日 至2023年12月31日)2024年2月9日東海財務局長に提出

    (4) 臨時報告書

    2023年6月23日東海財務局長に提出

    金融商品取引法第24条の5第4項及び「企業内容等の開示に関する内閣府令」第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書であります。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2024年6月27日
    株式会社太平製作所

    取締役会 御中

    栄監査法人 名古屋事務所

    指定社員 業務執行社員 公認会計士 近藤 雄大
    指定社員 業務執行社員 公認会計士 高原 輝

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社太平製作所の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社太平製作所及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    一定の期間にわたり収益を認識する方法の前提となる工事原価総額の見積り
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準に記載の通り、株式会社太平製作所では、合板機械事業及び木工機械事業においては、機械製造の請負及び機械の据付工事について、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引であると判断している。 (重要な会計上の見積り)に記載の通り、当連結会計年度において、一定の期間にわたり履行義務を充足する取引として計上した売上高(未完成部分)は4,176,223千円であり、連結売上高の47.2%を占めている。 一定の期間にわたり収益を認識する方法の適用にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び連結会計年度末における進捗度を合理的に見積る必要がある。 工事原価総額は、契約ごとに実行予算を策定して見積られるが、案件毎に仕様や工期等が異なり複雑である。また、工事案件を取り巻く環境の変化(仕様変更・工期の変更による追加原価の発生及び資材価格の高騰等)が起こりうるため、工事原価総額の見積りには高い不確実性が伴い、経営者による判断が重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、一定の期間にわたり収益を認識する方法の前提となる工事原価総額の見積りが、当連結会計年度の連結財務諸表監査で特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、一定の期間にわたり収益を認識する方法の前提となる工事原価総額の見積りの合理性を検討するにあたり、主に以下の監査手続きを実施した。 ・工事原価総額の見積りプロセスに関連する内部統制の整備・運用状況の有効性の評価を実施した。 ・過年度の工事原価総額の見積額とその後の確定額を比較し見積りの精度を確かめた。 ・契約ごとに利益率の推移を比較検討し、利益率の変動要因について管理者に質問するとともに、関連資料と突合することにより工事原価総額の見積額の検証を実施した。 ・工事原価総額の見積りが変更されている場合に、変更された要因分析を実施するとともに、その要因の合理性を検討した。 ・管理者に契約ごとの進捗状況及び工事原価総額の変動要否の判断について質問を行い、費用の発生状況に照らして回答の合理性を検討した。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人はリスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社太平製作所の2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、株式会社太平製作所が2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    <報酬関連情報>

     当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】に記載されている。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注) 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2024年6月27日
    株式会社太平製作所

    取締役会 御中

    栄監査法人 名古屋事務所

    指定社員 業務執行社員 公認会計士 近藤 雄大
    指定社員 業務執行社員 公認会計士 高原 輝

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社太平製作所の2023年4月1日から2024年3月31日までの第137期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社太平製作所の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    一定の期間にわたり収益を認識する方法の前提となる工事原価総額の見積り
    連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(一定の期間にわたり収益を認識する方法の前提となる工事原価総額の見積り)と同一内容であるため、記載を省略している。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・  不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・  財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・  経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・  経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・  財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

     報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注) 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。