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    4113 田岡化学工業 有価証券報告書-第124期(2023/04/01-2024/03/31)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 近畿財務局長
    【提出日】 2024年6月24日
    【事業年度】 第124期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    【会社名】 田岡化学工業株式会社
    【英訳名】 TAOKA CHEMICAL COMPANY, LIMITED
    【代表者の役職氏名】 取締役社長 佐々木 康彰
    【本店の所在の場所】 大阪市淀川区西三国四丁目2番11号(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記の場所で行っております。)
    【電話番号】
    【事務連絡者氏名】
    【最寄りの連絡場所】 大阪市淀川区新高三丁目9番14号
    【電話番号】 06-7639-7400(代表)
    【事務連絡者氏名】 事業支援室部長 田中 啓之
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第120期 第121期 第122期 第123期 第124期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (千円) 25,671,601 32,057,443 32,374,017 30,166,521 28,544,449
    経常利益 (千円) 2,710,025 4,062,590 2,798,775 457,768 1,141,803
    親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 1,897,494 2,615,407 2,063,736 310,650 820,480
    包括利益 (千円) 1,903,783 2,645,470 2,079,641 337,227 898,151
    純資産額 (千円) 12,969,994 15,237,893 16,749,243 16,570,631 17,210,792
    総資産額 (千円) 24,468,986 27,958,460 32,417,778 31,069,018 29,719,683
    1株当たり純資産額 (円) 905.04 1,063.44 1,168.92 1,156.45 1,201.14
    1株当たり当期純利益 (円) 132.39 182.52 144.03 21.68 57.26
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 53.0 54.5 51.7 53.3 57.9
    自己資本利益率 (%) 15.6 18.5 12.9 1.9 4.9
    株価収益率 (倍) 9.9 14.8 7.7 37.2 14.0
    営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 2,848,116 5,218,856 △1,329,580 1,478,085 3,628,172
    投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △1,583,060 △2,094,972 △2,075,381 △4,339,767 △1,142,151
    財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △694,535 △680,449 △273,534 2,995,879 △2,389,597
    現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 1,884,591 4,330,354 718,630 853,402 972,008
    従業員数 (名) 418 425 444 458 458
    (外、平均臨時雇用者数) (-) (-) (-) (-) (-)

    (注) 1  潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がありませんので記載しておりません。

    2  平均臨時雇用者数は、臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。

    3  2021年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第120期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しております。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第120期 第121期 第122期 第123期 第124期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    売上高 (千円) 24,975,261 31,370,021 31,217,440 27,520,715 25,950,844
    経常利益 (千円) 2,694,721 4,000,534 2,723,904 314,400 947,793
    当期純利益 (千円) 1,901,591 2,571,855 2,006,409 219,071 689,737
    資本金 (千円) 1,572,000 1,572,000 1,572,000 1,572,000 1,572,000
    発行済株式総数 (千株) 2,888 2,888 14,440 14,440 14,440
    純資産額 (千円) 12,891,293 15,106,196 16,591,688 16,283,670 16,728,198
    総資産額 (千円) 24,347,638 27,832,197 31,928,782 30,277,579 28,843,204
    1株当たり純資産額 (円) 899.55 1,054.25 1,157.92 1,136.42 1,167.46
    1株当たり配当額 (円) 120.00 160.00 108.00 27.00 18.00
    (うち1株当たり中間配当額) (60.00) (70.00) (90.00) (18.00) (9.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 132.68 179.48 140.03 15.29 48.14
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 52.9 54.3 52.0 53.8 58.0
    自己資本利益率 (%) 15.7 18.4 12.7 1.3 4.2
    株価収益率 (倍) 9.9 15.1 7.9 52.8 16.6
    配当性向 (%) 18.1 17.8 25.7 176.6 37.4
    従業員数 (名) 352 360 374 386 389
    (外、平均臨時雇用者数) (-) (-) (-) (-) (-)
    株主総利回り (%) 148.2 307.1 133.1 102.9 104.2
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (90.5) (128.6) (131.2) (138.8) (196.2)
    最高株価 (円) 9,610 19,500 2,373 1,106 863
    (14,440)
    最低株価 (円) 2,853 6,450 945 718 688
    (9,800)

    (注) 1  潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がありませんので記載しておりません。

    2  平均臨時雇用者数は、臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。

    3  2021年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。第120期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しております。

    4  第122期の1株当たり配当額108円は、中間配当額90円と期末配当額18円の合計となります。2021年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合をもって株式分割を行っておりますので、中間配当額90円は株式分割前の配当額(株式分割を考慮した場合の中間配当額は18円)、期末配当額18円は、株式分割後の配当額となります。(株式分割を考慮した場合の1株当たり年間配当額は36円となります。)

    5  最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第二部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものです。第122期の株価については株式分割後の最高株価および最低株価を記載しており、株式分割前の最高株価および最低株価を()内に記載しております。

    2 【沿革】

    1919年4月 田岡商店を創業
    1922年11月 合成染料の製造に着手
    1934年10月 田岡染料製造株式会社を設立
    1939年2月 第二工場を新設(2010年3月閉鎖、用地を売却)
    1944年11月 田岡合成工業株式会社に商号を変更
    1946年12月 田岡染料製造株式会社に商号を復帰
    1949年12月 大阪証券取引所に株式を上場
    1955年5月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)が資本参加
    1959年11月 合成ゴム用増粘剤(ゴム用粘着剤)の製造を開始
    1961年7月 瞬間接着剤の製造を開始
    1972年1月 田岡化学工業株式会社に商号を変更
    1977年8月 株式会社田岡化学分析センターを設立
    1978年11月 豊中包装株式会社を設立(2004年全株式譲渡)
    1986年4月 東京営業所(現 営業本部東京支店)を開設
    田岡サービス株式会社を設立(2014年4月に田岡淀川ジェネラルサービス株式会社に社名変更)
    1992年5月 本社社屋の完成(現 事務研究棟)
    1994年4月 中華人民共和国に合弁会社 田岡化学(天津)有限公司を設立(2005年5月出資持分を譲渡)
    1997年8月 多目的合成工場の完成
    1999年8月 中華人民共和国に合弁会社 杭州国岡化工有限公司を設立(2008年10月出資持分を譲渡)
    2000年10月 三建化工株式会社と合併(播磨工場(現 播磨工場(播磨地区))および愛媛工場(現 播磨工場(愛媛地区))を設置)
    2002年8月 中華人民共和国に田岡(天津)有機化学有限公司を設立(2014年1月清算)
    インド共和国に合弁会社アナボンド タオカ インド プライベート リミテッドを設立(現 タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド、2006年10月に100%子会社)
    2004年12月 播磨工場(播磨地区) 紙用加工樹脂の工場新設
    2005年12月 淀川工場 精密中間体マルチ工場の完成
    2010年6月 播磨工場(播磨地区) 新事務棟社屋の完成
    2013年1月 シンガポール共和国にタオカ ケミカル シンガポール プライベート リミテッドを設立
    2013年2月 田岡播磨ジェネラルサービス株式会社を設立
    2013年7月 大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所に株式を上場
    2017年7月 播磨工場(播磨地区) 新多目的工場の完成
    2019年10月 中華人民共和国に田岡化工材料(上海)有限公司を設立
    2020年9月 営業本部および本社部門を大阪市淀川区新高に移転、本社とする
    2022年3月 播磨工場(播磨地区) 新多目的プラント(N-2)の完成
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行
    2022年10月 合弁会社MTオプティクス株式会社を設立
    事務研究棟(大阪市淀川区) 淀川工場(大阪市淀川区)
    播磨工場(播磨地区、兵庫県加古郡播磨町) 播磨工場(愛媛地区、愛媛県新居浜市)
    本社(大阪市淀川区)

    3 【事業の内容】

    当社グループは、当社および関係会社7社で構成され、その主な事業内容と当社および主な関係会社は次のとおりです。

    セグメント 事業部 事業内容 当社および主な関係会社
    化学工業 精密化学品 医・農薬中間体 当社
    電子材料
    樹脂原料
    合成染料
    機能材 接着剤 当社
    ゴム薬品 タオカ  ケミカル  インド  プライベート  リミテッド 田岡化工材料(上海)有限公司
    樹脂添加剤 加工樹脂 当社 田岡化工材料(上海)有限公司
    ワニス
    可塑剤
    その他工業薬品
    化学分析受託事業 各種化学分析の受託 株式会社田岡化学分析センター

    以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりです。

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金又は出資金(千円) 主要な事業の内容 議決権の所有(被所有)割合(%) 関係内容
    (親会社) 被所有
    住友化学株式会社(注2) 東京都中央区 89,938,395 総合化学工業 (50.61)(注1)[0.29] 当社製品の販売原材料の購入役員の兼任等…有
    (連結子会社) 所有
    株式会社田岡化学分析センター 大阪市淀川区 30,000 各種環境分析等 100 当社所有の建物・工具、器具及び備品等の賃貸役員の兼任等…無
    タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド (注3) インド共和国チェンナイ市 千インドルピー200,000 瞬間接着剤の製造・販売等 100 製品・原材料の購入借入等の債務保証役員の兼任等…有
    田岡化工材料(上海)有限公司(注3) 中華人民共和国上海市 千人民元16,939 絶縁被覆材料、化学品原料・製品の輸出入、販売 100 当社製品の販売借入等の債務保証役員の兼任等…有

    (注) 1  議決権の所有(被所有)割合の[  ]内は、間接所有割合で内数です。

    2  有価証券報告書の提出会社です。

    3  特定子会社です。

    5 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2024年3月31日現在

    セグメントの名称 従業員数(名)
    化学工業 422
    化学分析受託事業 36
    合計 458

    (注) 1  従業員数は就業人員です。

    2  臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満のため、その平均雇用人員数の記載を省略しております。

    (2) 提出会社の状況

    2024年3月31日現在

    従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    389 40.7 15.1 6,621,851
    セグメントの名称 従業員数(名)
    化学工業 389
    合計 389

    (注) 1  従業員数は就業人員です。

    2  臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満のため、その平均雇用人員数の記載を省略しております。

    3  平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

    (3) 労働組合の状況

    当社の労働組合は、1946年2月に田岡合成労働組合(1972年4月に田岡化学労働組合と改称)として結成され、「日本化学エネルギー産業労働組合連合会」に加盟しております。

    2024年3月31日現在における組合員数は282人です。

    労使は協調的態度のもとに、円満な関係を持続しております。

    (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

        提出会社

    当事業年度 補足説明
    管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1) 男性労働者の育児休業取得率(%)(注2) 労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)
    正規雇用労働者 パート・有期労働者 全労働者 正規雇用労働者 パート・有期労働者
    10.8 112.5 86.2 87.1 38.2 (注3)

    (注) 1  「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。また、「管理職に占める女性労働者の割合」は、2024年6月現在の割合です。

    2  「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。また、「男性労働者の育児休業取得率」の取得率は2023年度の取得率です。なお、パート・有期労働者のうち配偶者が出産した男性労働者は0名です。

    3  「労働者の男女の賃金の差異」の詳細については、「第2  事業の状況  2  サステナビリティに関する考え方及び取組  ③男女間賃金格差」に記載しております。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。なお、業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報や合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により、大きく異なる可能性があります。

    (1)  経営理念

    「田岡化学は、化学技術を基盤として時代が求める新たな価値を創造し、生み出された化学製品を社会に供給することで、快適で豊かな暮らしの実現と社会の持続的な発展に貢献します。」

    (2)  中期経営計画

    2022年度~2024年度新中期経営計画

    a.経営基本方針

    当社は、経営理念を実現し、社会に欠くことのできない企業として力強く発展を続けるために、当社自身がサステナブルな企業であり続けること、良き企業市民として社会のサステナブルな発展に貢献することにより社会的責任を果たすことの双方を経営の重要な目標と位置づけ、下記の通り基本方針を定めます。

    ◆当社は、サステナブルな企業であり続けるために、創業以来培ってきた有機合成技術と生産技術を常に進化させ、幅広い産業を支える基盤となる製品、豊かで快適な社会の実現に資する製品を提供・開発し続けます。

    ◆当社は、人権を尊重した事業活動を行います。また、明るく快適な職場づくり、従業員の公正な処遇、能力開発、安全と健康の確保に努めます。ダイバーシティの尊重を基本方針として掲げ、取り組んでいくとともに、国籍やジェンダー、年齢にかかわらず多様な人材が生き生きと活躍できる組織風土を作り上げていきます。

    ◆当社は、技術を重視し、創造した価値を知的財産権として適切に確保し、重要な財産として活用します。

    ◆当社は、顧客からの信頼を大切にし、製品の安定供給、優れた製品品質の確保、顧客や社会のニーズに即した製品の開発・改良を行います。

    ◆当社は、株主、取引先、工場周辺地域、従業員等ステークホルダーへの公正、適正な情報開示に努め、対話を図ることにより、適切な関係を保ちます。

    ◆当社は、社会の持続的な発展に欠かせない地球環境の保全・良化に貢献するために、CO₂をはじめとする温室効果ガスの削減などの気候変動問題への対応を始めとして、廃棄物量の削減、環境負荷低減、廃プラスチックリサイクルに取り組み、その進捗を適切に開示します。

    ◆当社は、安全を全てに優先させることをあらゆる事業活動の基本とし、無事故・無災害、工場の安全・安定操業の実現に努めます。

    ◆当社は、コンプライアンスを重視し、社会の一員としてそのルールの遵守を徹底するとともに、自由、公正、透明な取引を実践します。また、コンプライアンスに加え、自然災害への備え、原料の安定調達、事業BCPプランの不断の見直しなどリスクマネジメントを含む内部統制システムの充実に努めます。

    ◆当社は、多様な知見を有する取締役で取締役会を構成し、活発な議論を行うよう努めるとともに、その議論を経営に適正に反映させます。

    b.中長期的な事業目標

    当社は中長期的な事業目標として売上高500億円、およびROIC(投下資本利益率)10%以上の継続達成を目指します。

    c.基本戦略

    中長期的な事業目標の達成に向け、新中期計画では既存事業の収益拡大の取組みに加えて、新しい事業創出と既存事業の新しい展開を図ります。

    基本戦略として、有機合成技術の知見や、機動性の高い生産対応、短期間での工業化を実現するなど当社の強みを生かし、成長分野での新規参入や既存分野での事業機会探索、更なる事業拡大など国内外のあらゆる事業機会を追求いたします。

    また、アクションプランとして、人材確保・育成、DXの推進、リスクマネジメントの強化、社会のサステナブルな発展への貢献を掲げております。

    d.事業戦略

    事業戦略においては、当社の事業を既存事業、新規事業に区分し、下記の通りとしております。

    既存事業

    ・注力事業…樹脂原料、ワニス

    ・受託事業…医薬・農薬中間体、電子材料等

    ・育成事業…ゴム薬品、接着剤、加工樹脂、可塑剤等

    新規事業

    ・現在手掛ける新規開発品の早期立ち上げ…光学樹脂用原料等新規開発品

    ・新規事業探索機能の強化…グラフェンナノリボン等

    e.業績目標および達成状況

    2022年度実績 2023年度実績 2024年度業績予想 2024年度中期経営計画
    売上高(百万円) 30,166 28,544 30,000 37,300
    営業利益(百万円) 451 1,074 1,200 3,300
    売上高営業利益率 1.5% 3.8% 4.0% 9.0%
    ROIC(注) 1.5% 4.2% -% 10%
    ナフサ価格 76,500円/KL 69,100円/KL 73,000円/KL 50,000円/KL
    為替レート 136円/USD 145円/USD 140円/USD 110円/USD

    (注) ROICとは投下資本利益率のことであり、次のような式にて算出しております。

        親会社株主に帰属する当期純利益/(株主資本+有利子負債)

    (2023年度実績)

    中期経営計画の2年目である2023年度の売上高は、引き続き需要家の在庫調整により樹脂原料は減収となり、少、ワニスについても原料価格の低下に伴う販売価格の低下により2022年度に比べて減収となりました。

    2023年度の営業利益は、販売の販売価格の適正化などによる交易条件の改善や固定費の減少ならびに数量差益などにより、2022年度に比べて増益となりました。

    (2024年度業績予想)

    2024年度の業績予想は、引き続き需要家の在庫調整等により、売上高、営業利益ともに2024年度中期経営計画に比べ未達となる見込みであるもの、2023年度に続き売上高、営業利益ともに改善傾向となっております。

    f.経営指標(KPI)

    当中期経営計画におきましては、下記の経営指標(KPI)を設定しております。

    ・設備投資、研究開発計画

    投融資計画…3ヵ年で100億円(新立地投資50億円を含む)

    研究開発費…10億円/年

    ・業績目標値

    売上高営業利益率9%超

    ROIC(投下資本利益率)10%超

    ・新製品開発、海外事業規模目標

    新製品開発目標…70億円/年

    海外事業規模目標…70億円/年

    2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    (基本的な考え方)

    当社グループは、当社自身がサステナブルな企業であり続けること、良き企業市民として社会のサステナブルな発展に貢献することにより社会的責任を果たすことを、当社経営の重要な目標と位置づけております。こうした考えにもとづき、2022年4月に新たな経営基本方針を定め、サステナビリティに関する諸課題に取り組んでおります。

    (ガバナンス・リスク管理)

    当社グループは、中長期的な企業価値向上の観点から、サステナビリティに関する取り組みを全社的に検討・推進する組織として、「サステナビリティ委員会」を設けております。本委員会は、当社のサステナビリティに関わる施策を計画・推進し、当該計画と推進状況を取締役会に適宜報告し、その指導・監督を受ける体制としております。(注1、2)

    このような体制のもと、当社の中長期的なサステナビリティに関する重要な課題を検討しました。重要な課題のうち、気候変動問題への対応と、人的資本への投資に関しては、以下に記載の通りです。これら以外の重要な課題であるコンプライアンス、レスポンシブルケア、リスククライシスマネジメント、内部統制、コーポレートガバナンス等については、当有価証券報告書および統合報告書等において開示しておりますのでご参照ください。

    (注) 1.当社のサステナビリティに関する体制は、当有価証券報告書「コーポレートガバナンスの状況等」において、体制図を開示しておりますのでご参照ください。

    2.統合報告書2023年度版は、https://www.taoka-chem.co.jp/sustainability/library.htmlに掲載しております。

    (1)  気候変動問題への対応

    (戦略)

    当社は、親会社たる住友化学株式会社が推進する気候変動対応への取り組み方針に則り、自社のGHG排出削減を目的として、SBT推進委員会を設置し、2030年度を目標設定年度とする取り組みを推進しております。具体的なGHG排出削減の取り組みとして、①ボイラー、変電設備、ポンプ、熱交換器等エネルギー消費の大きい設備の高効率機器への更新、②製品の製法・設備の改良による生産効率向上によるエネルギー効率化、③太陽光発電の導入、④全社の照明のLED化、エアコン等の更新によるエネルギー高効率機器への変換、⑤再生可能エネルギーを含むエネルギー源の見直し、等があります。中長期的な取り組みとして全社的に実行し、適宜進捗状況を確認し、必要に応じて取り組み方法を見直す等により、着実に目標を達成していきたいと考えております。

    (指標及び目標)

    GHG排出量(Scope1+2)

    当社グループは、GHG排出量(Scope1+2)に関して、2030年に2017年度比で15%削減することを目標と掲げております。また、2024年度の指標としてエチレン換算製品生産量当たりの原油換算エネルギー原単位及びCO2発生量原単位を1%/年の比率で削減する(2019-21年度平均比3%削減)。なお、2022年度実績は、2017年度比で20%の削減となりました。2023年度は2022年度よりは増加の見込みですが目標値より下回る見込みです。なお、将来的には生産量の増加を見込んでいることから、引き続きGHG排出量削減の諸取り組みを進め、2030年の目標達成を目指してまいります。

    (2)  人的資本への投資(多様性の確保を含む人材育成方針および社内環境整備方針)

    当社グループでは、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標については、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組みが行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。

    (戦略)

    ビジネス環境の変化のスピードが加速し、事業構造が高度化、複雑化していくなかで当社の競争力と持続的な成長の源泉となる「人材」の重要性はかつてなく高まっており、当社では多様な人材を確保し、一人ひとりが働きがいを感じながら勤務できる制度や環境を整え、持てる能力・資質を最大限に引き出して育成していくことを最重要の事業戦略のひとつと位置付けています。

    この基本戦略のもと、当社においてはより働きがいにつながる人事制度の策定、個と組織が『共創』し企業価値を高めていくことを目標とした研修・育成施策の充実、そしてダイバーシティの推進を通じて、多様なバックグラウンドを持つ従業員が互いに尊重しあいながら、個性と能力を発揮できるレジリエントな組織風土づくりを推進してまいります。

    ①  人事制度

    当社の人事制度のポイントは、

    a.従業員一人ひとりの業務成績や能力をより適正に評価し、処遇や育成に反映させること。

    b.全社目標、部門目標の確実な展開を図るため、目標管理制度の一層の充実を図ること。

    c,より公平性、納得性のあるものであること。

    であり、こうした人事制度のもと、自らの役割を認識するなかで個々人が成果をあげていくことによって、所属する部門の目標の達成や会社業績の向上につなげていくことはもちろん、自分自身の成長と働きがい、やりがいの実現につなげていきます。

    ②  人材育成

    当社では、自身のキャリアを自ら描き、経験学習サイクルを回していくことができる「自立・自律」した社員を目指すべき姿(ビジョン)として、このような人材を育成するために、各種育成・支援プログラムを実施するとともに、こうした人材を育む土壌としての組織風土(「学習する組織」)の醸成も進めてまいります。

            人材育成戦略の概念図                Off-JTプログラム企画の基本となる階層と能力の関係性

    ③  ダイバーシティ

    当社では、重要な経営課題のひとつとしてダイバーシティの推進を掲げており、中核人材である部長・課長相当職における女性比率や女性が活躍できる職域の拡大を具体的な目標として設定し、その実現のために採用、研修、環境整備など各種取組みを推進しています。研修に関しては、「ダイバーシティ&インクルージョン経営セミナー」「女性活躍推進研修」等を実施するなど、社員の意識面での啓蒙にも取り組んでいます。

    また、グローバル経営の一層の推進を図るうえで必要な能力・資質をもった人材については、国籍を問わず採用し登用することを基本方針としており、2024年5月時点で日本国内で勤務する外国出身者は6名(うち管理社員4名)となっております。

    ④  ワークライフバランスの推進

    当社では、従業員の多様性を活かすことで、一人ひとりの意欲や能力を最大限発揮することを目指し、さまざまな取り組みを行っています。

    多様な人材の活躍を支援するための施策として、柔軟な働き方を実現する各種制度「コアタイムのないフレックスタイム制度、在宅勤務制度」をはじめ、退職した社員の再雇用や系列転換制度、有期雇用者の正社員登用や障がい者雇用の推進等働きやすい職場づくりなどを進めています。

    ⑤  健康

    人材戦略を推進するうえで、心身の健康促進はその基盤として非常に重要な取組みであると考えております。このため当社グループでは、従業員の健康保持・増進のため、定期健康診断項目の追加、生活習慣病健診対象年齢の引き下げ、自己負担健診項目費用補助金支給など、様々な施策を推進するとともに、医師による講演会などを通じて意識面の啓発にも力を入れています。従業員の心身の健康状態については、会社と産業医、診療所医師が情報共有し、症状の改善や重篤化の防止に努めるとともに、ストレスチェックの継続実施などによるメンタルヘルスケアにも積極的に取り組んでいます。

    (指標及び目標)

    ①  当社は、KPIとして「2020年度から5年間の目標として、a.課長相当職以上の女性社員の割合を、3ポイント(9.6%⇒13%)以上増加させる。b.製造部門(間接補助業務を除く)に女性スタッフもしくは管理社員を1名以上配置」を掲げております。2024年5月時点の課長相当職以上の女性社員の割合は10.8%となっていますが、当該目標の達成に鋭意取り組んでいきます。
    ②  男性の育児休業取得率

      女性活躍推進法に基づく行動計画として男性の育児休業取得率(当事業年度中に配偶者が出産した従業員のうち、当事業年度中に育児休業を取得した男性従業員の割合)を2020年度から5か年目標として7%以上と掲げ、育児休業制度のニーズを調査し、拡充した制度「育児休業(一部)有給化」を導入しました。

    その結果取得率2020年度には0%であったものが、2021年度36.4%、2022年度62.5%、2023年度には63.0%となりました。更なる取得促進を図るため、行動計画を見直し2024年度からは男性社員の育児休業取得率70%以上を目標に鋭意取り組んでいきます。

    ※  「5  従業員の状況  (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載の男性労働者の育児休業取得率112.5%の算出方法は、下記の通りとなっており、上記の育児休業取得率とは異なっております。

    算出方法

    分母  当事業年度において配偶者が出産した労働者数

    分子  当事業年度において育児休業等をした男性労働者数及び育児目的休暇を利用した男性労働者数の合計の割合

    ③  男女間賃金格差(単体)
    (2023年度) 男女の賃金差異(男性の賃金に対する女性の賃金の割合)
    全労働者 86.2%
    正社員 87.1%
    パート・有期社員 38.2%

    対象期間:2023年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)

    賃金:基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、退職手当、通勤手当等を除く。

    正社員:出向者については、当社から社外への出向者を含み、他社から当社への出向者を除く。

    パート・有期社員:パートタイマー、嘱託を含み、派遣社員を除く。

    ■差異についての補足説明:

    <正社員>

    当社の生産部門においては、交替勤務制を採っており、交替勤務者については休日・深夜労働等により交替勤務手当が支給されております。(現時点における女性の交替勤務従事者は0名)

    そのほか、女性社員(制度対象者)の育児休業、育児短時間勤務制度の利用率は100%で、利用者の給与は減額となることや、管理職の男女比率も賃金差に影響しております。

    当社としては、製造職場を含めて女性が働きやすい職場環境・制度の整備を推進し、①に掲げるKPI目標の達成に取り組んでいきます。

    <パート・有期社員>

    有期社員・パートの賃金についてはその職務内容等に応じて個別に設定しております。有期社員の多くを占めているのは、定年退職後再雇用嘱託社員であり、当社の年齢構成上、該当者は男性のみとなっております。一方、パートの職務には全員女性が従事しております。定年後再雇用嘱託とパートの職務内容はジョブサイズが異なり、前者の方が比較的賃金水準が高いため、賃金格差に影響しております。

    *  人的資本への投資に関する指標及び目標については、当社の統合報告書2023年度版において開示しておりますのでご参照ください(https://www.taoka-chem.co.jp/sustainability/library.html)。

    3 【事業等のリスク】

    有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。ただし、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、これらに限定されるものではありません。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    当社グループではこのようなリスクを最小化するとともに、これらの機会として活かすためのリスク管理体制の整備・充実に努めております。詳細は「第4  提出会社の状況  4  コーポレート・ガバナンスの状況等  (1)コーポレート・ガバナンスの概要  ③企業統治に関するその他の事項  (ロ)リスク管理体制の整備の状況」に記載しております。

    (経営戦略に関わるリスク)

    (1) 特定の取引先等への高い依存度に対するリスク

    当社グループの売上高のうち、一部の取引先に対しての依存度が高く、それらの会社とは、納入数量、価格等に関する長期納入契約等は結んでおりません。取引先の製法転換等による製品の需要減退が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    なお、具体的対策としては、新製品等の開発や既存製品の競争力を強化しシェアの維持向上を図ることや、海外事業比率の向上等の施策を行っております。

    (2) 国内および海外市場での需要変動によるリスク

    当社グループは、直接的または間接的に製品を国内外に供給しているため、日本国内やアジアをはじめとする主要市場の景気動向から影響を受け、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    (3) 原材料の価格の変動や調達によるリスク

    当社グループは、原油・ナフサ価格に連動する石油化学製品のほか数多くの原料を国内外から直接または間接的に調達しております。原油価格の高騰や異常気象、感染症のまん延等、予測困難な問題によりさらなる原材料価格の上昇および調達が困難となった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    購入原料価格の変動には、タイムリーに製品価格へ転嫁するように努力しており、調達が困難にならないよう代替原料、生産地域が異なる同一原料、複数の調達ルートの確保を図っておりますが、影響を完全に回避するものではありません。

    (4) 為替相場の変動によるリスク

    当社グループは、原材料の調達、製品販売における外貨建て取引等を行っており、為替リスクが存在します。当社は、海外からの原材料の調達が海外への製品販売を上回っているため、外国通貨に対して、円安になると当社に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当社では、外貨建て営業債権は、日本円に両替せず、外貨建て債務の支払いに充当しておりますが、為替リスクをすべて回避できる保証はありません。

    また、海外の関係会社の経営成績は、連結財務諸表作成のために円換算しております。換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。その場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

    (5) 研究開発におけるリスク

    当社グループの研究開発は、中長期的な視点も織り込んで取り組んでおります。その範囲は既存製品群の改良研究から新規分野における研究まで多方面にわたっておりますが、研究開発という性格上、開発のスピードやタイミング、競争相手の存在等からの影響も受けるため、必ずしもその成果が直接的に経営成績へ反映されない場合があります。なお、具体的な研究開発活動は「第2  事業の状況  6研究開発活動」をご覧ください。

    (事業継続に関わるリスク)

    (1) 事故・災害のリスク

    当社グループは、生産設備における定期検査、要員の教育、防災訓練等、適宜実施しておりますが、工場における火災等の事故や停電、地震、洪水等が生産活動へ影響することを完全に排除できる保証はありません。

    (2) 製品の品質

    当社グループは、世界的に認められている厳格な品質管理基準に従って、各種製品を製造しておりますが、すべての製品について予期し得ない重大な品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償については、PL保険に加入し、万一の事故に備えておりますが、賠償額が保険の補償範囲を超える大規模な製造物責任につながるような品質問題が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    (3) 知的財産権

    当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し事業の競争力を強化してきましたが、当社グループ独自の技術・製品とノウハウの一部は、厳正な管理を行っているものの、第三者が類似製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。また、将来、知的財産に係る紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされる可能性があります。

    (4) 海外生産拠点における事業展開に関するリスク

    当社グループは、海外拠点に生産拠点や販売拠点を有し活動しておりますが、進出先において、予期しない法律または規制・制度等の変更、当社グループにとって不利な政治的または経済的要因、テロ、戦争その他の要因による社会的混乱等の発生により財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    (5) 訴訟

    当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、係争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあり、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

    (6) 工場立地上のリスク

    当社グループの工場を取り巻く立地環境は、結果的に市街地となっております。騒音、臭気問題等に対して対策は取っているものの、それらに対するクレームや住民による反会社運動、係争事件への発展による賠償義務等予期できないリスクが存在し、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。

    (7) コンピューターシステムのリスク

    当社グループは、会社運営の全般に亘ってコンピューターによる業務処理を実施しており、地震・火災等の災害によるハードウェアやネットワークの損傷、ならびに外部からのコンピューターウイルス攻撃やハッキングによるシステムトラブルやデータ破壊に対して、外部との接続制限、侵入防止、マルウエア感染防止、バックアップの確保、従業員の教育などの各種対策を取っております。しかしシステムトラブル、データ破壊、更には情報の盗難・漏洩等を完全に防げる保証はありません。

    4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)  経営成績等の状況の概要

    ①  経営成績の状況

    当連結会計年度は、地政学リスクの高まりや物価上昇等に伴う先行き不透明感が継続した一方、コロナ禍から社会・経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調となりました。

    当社を取り巻く事業環境は、前年度に引き続きスマートフォン市場の低迷による関連製品の販売が減少するなど、厳しい状況が続きました。

    この結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は、樹脂原料やワニスの減収により285億44百万円(前連結会計年度比16億22百万円、5.4%減)となりました。損益面におきましては、営業利益は10億74百万円(同6億23百万円、138.3%増)、経常利益は11億41百万円(同6億84百万円、149.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億20百万円(同5億9百万円、164.1%増)となりました。

    セグメント別の売上高の概況

    区    分 前連結会計年度 当連結会計年度 増  減
    金額 構成比 金額 構成比 金額 増減率
    百万円 百万円 百万円
    精密化学品事業部 13,856 45.9 12,672 44.4 △1,183 △8.5
    機能材事業部 3,285 10.9 3,388 11.9 103 3.1
    樹脂添加剤事業部 12,403 41.1 11,865 41.6 △537 △4.3
    化学工業セグメント 29,545 97.9 27,927 97.8 △1,618 △5.5
    化学分析受託事業 620 2.1 617 2.2 △3 △0.6
    合  計 30,166 100.0 28,544 100.0 △1,622 △5.4

    <化学工業セグメント>

    当セグメントの売上高は、279億27百万円となり、前連結会計年度と比べて16億18百万円の減収となりました。

    (精密化学品事業部)樹脂原料や電子材料の出荷数量が減少したことにより、売上高は126億72百万円となり、前連結会計年度と比べて11億83百万円の減収となりました。
    (機能材事業部)接着剤およびゴム薬品ともに増収となったことから、売上高は33億88百万円となり、前連結会計年度と比べて1億3百万円の増収となりました。

    (樹脂添加剤事業部)加工樹脂の出荷数量の減少およびワニスの原料価格の低下に伴う販売価格の低下により、売上高は118億65百万円となり、前連結会計年度と比べて5億37百万円の減収となりました。

    <化学分析受託事業セグメント>

    当セグメントの売上高は、土壌調査は増加したものの、石綿分析や組成・構造解析が減少したことにより、6億17百万円となり、前連結会計年度と比べて3百万円の減収となりました。

    ②  財政状態の状況

    (資産)

    流動資産は、前連結会計年度末と比べて10億77百万円減少し、151億66百万円となりました。主として売掛金の増加を原材料及び貯蔵品や商品及び製品の減少が上回ったことによるものです。

    固定資産は、前連結会計年度末と比べて2億71百万円減少し、145億52百万円となりました。これは、主として機械装置及び運搬具の増加を減価償却費の計上が上回ったことによるものです。

    この結果、当連結会計年度末の総資産額は297億19百万円となり、前連結会計年度末と比べて13億49百万円の減少となりました。

    (負債)

    流動負債は、短期借入債務が減少したことから前連結会計年度末と比べて13億55百万円減少し、82億78百万円となりました。

    固定負債は、前連結会計年度末と比べて6億33百万円減少し、42億30百万円となりました。これは、主として長期借入金の減少によるものです。

    この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べて19億89百万円減少し、125億8百万円となりました。

    (純資産)

    当連結会計年度末の純資産額は、前連結会計年度末と比べて6億40百万円増加し、172億10百万円となりました。これは、主として利益剰余金の増加によるものです。

     ③  キャッシュ・フローの状況

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度 増減(百万円)
    金額(百万円) 金額(百万円)
    営業活動によるキャッシュ・フロー 1,478 3,628 2,150
    投資活動によるキャッシュ・フロー △4,339 △1,142 3,197
    財務活動によるキャッシュ・フロー 2,995 △2,389 △5,385
    現金及び現金同等物に係る換算差額 0 22 21
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 134 118 △16
    現金及び現金同等物の期首残高 718 853 134
    現金及び現金同等物の期末残高 853 972 118

    当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度に比べて1億18百万円増加し、9億72百万円となりました。

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動の結果、36億28百万円の収入(前連結会計年度は14億78百万円の収入)となりました。主な収入は、棚卸資産の減少額22億66百万円、減価償却費14億64百万円、税金等調整前当期純利益11億28百万円、主な支出は、売上債権の増加による減少額10億78百万円等です。

    (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動の結果、11億42百万円の支出(前連結会計年度は43億39百万円の支出)となりました。主なものは、有形固定資産取得による支出11億32百万円等です。

    (財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動の結果、23億89百万円の支出(前連結会計年度は29億95百万円の収入)となりました。主なものは、短期借入金の減少額15億円、長期借入金の返済による支出6億20百万円、配当金の支払額2億57百万円等です。

     ④  生産、受注及び販売の実績

    a. 生産実績

    当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。

    セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 増減率
    金額(千円) 金額(千円) (%)
    精密化学品事業部 10,447,739 11,304,386 8.2
    機能材事業部 2,504,886 2,718,025 8.5
    樹脂添加剤事業部 10,200,527 9,660,778 △5.3
    化学工業セグメント 23,153,153 23,683,190 2.3
    化学分析受託事業
    合  計 23,153,153 23,683,190 2.3

    (注) 1  金額は、販売価格で表示しております。

    2  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    b. 受注実績

    当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。なお、化学工業セグメントは、受注生産は行っておりません。

    セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 増減率
    金額(千円) 金額(千円) (%)
    化学分析受託事業
    受注高 624,179 633,258 1.5
    受注残高 27,817 43,842 57.6

    (注) 1  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    c.販売実績

    当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。

    セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 増  減
    金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 増減率(%)
    精密化学品事業部 13,856,744 45.9 12,672,767 44.4 △1,183,976 △8.5
    機能材事業部 3,285,290 10.9 3,388,538 11.9 103,247 3.1
    樹脂添加剤事業部 12,403,606 41.1 11,865,908 41.6 △537,698 △4.3
    化学工業セグメント 29,545,642 97.9 27,927,214 97.8 △1,618,427 △5.5
    化学分析受託事業 620,879 2.1 617,234 2.2 △3,645 △0.6
    合  計 30,166,521 100.0 28,544,449 100.0 △1,622,072 △5.4

    (注) 1  セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2  主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下の通りです。

    相手先 前連結会計年度 当連結会計年度
    金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%)
    三菱瓦斯化学株式会社 7,652,354 25.4 6,318,227 22.1
    住友化学株式会社 4,388,939 14.5 4,601,311 16.1
    住友電工ウインテック株式会社 3,696,291 12.3 3,355,558 11.8

    (2)  経営者の視点における経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものです。

    ①  財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

      経営成績

    前連結会計年度(百万円) 当連結会計年度(百万円) 増 減(百万円) 増減率(%)
    売上高 30,166 28,544 △1,622 △5.4
    営業利益 451 1,074 623 138.3
    経常利益 457 1,141 684 149.4
    当期純利益 310 820 509 164.1
    (売上高)

    当連結会計年度の売上高は、引き続き需要家の在庫調整により樹脂原料は減収となり、ワニスについても原料価格の低下に伴う販売価格の低下により、前連結会計年度に比べ16億22百万円の減収となり、285億44百万円となりました。

    (営業利益)

    営業利益の主な増減要因は下記の通りです。なお、当社グループでは全社での営業利益分析を行っております。

    当連結会計年度の営業利益は、交易条件の改善による7億2千万円の増益、固定費の減少による1億5千万円の増益、数量差による1億4千万円の増益、在庫の払出等によるその他差3億8千万円の減益により、結果として、前連結会計年度に比べ6億23百万円の増益の10億74百万円となりました。

    (営業外損益)

    当連結会計年度の営業外収益は、非連結子会社からの受取配当金や工場から産出される廃棄物の有価売却の実施や、為替差益により、前連結会計年度より20百万円増加の76百万円となりました。営業外費用は前連結会計年度の為替差損の計上がなかったことなどから、前連結会計年度より39百万円減少の10百万円となりました。

    (特別損失)

    当連結会計年度の特別損失は、経常的な固定資産の除却などを行いましたが、固定資産除却損13百万円の計上を計上いたしました。

    ②  経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況

    「第2  事業の状況  1  経営方針、経営環境及び対処すべき課題等  (2)中期経営計画 」に記載の通りです。

    ③  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    (資本の財源及び資金の流動性に係る情報)

    当社グループは、国内外における事業遂行のための設備投資計画等に照らして必要な長期資金を金融機関等からの借入により調達しております。また、短期的な運転資金は銀行借入による調達や自己資金を充当することとしております。調達にあたっては、必要な資金を適切な時期に過不足なく機動的に調達することを旨とし、資金の安定確保と金融費用の極小化を目指すこととしております。

    資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理については、当社は、年度毎に資金繰り計画を作成するとともに、資金繰り表を日々更新したり、銀行と当座貸越契約を締結することで管理しております。

    資金の配分方針については、適正な手許現金および現金同等物の水準を定め、企業価値向上に資する資金の配分に努めており、水準を超える部分については、成長投資、株主還元等への原資といたします。

    2023年度の設備投資は12億26百万円となり、銀行借入による調達や自己資金を充当しております。

    株主還元については、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針として位置づけ、財務体質の強化と今後の事業展開への対応を図るために必要な内部留保を確保しつつも、安定配当を実施していくことを基本方針としております。当社の配当政策については、「第4  提出会社の状況  3  配当政策」をご確認ください。

    (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容)

    当連結会計年度における当社グループのフリー・キャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フローと投資キャッシュ・フローの合計)は、24億86百万円の収入となりました。財務キャッシュ・フローでは、配当金の支払いや長期借入金の返済などを行いました。結果として、現金及び預金は9億72百万円となりました。また、流動比率は(流動資産/流動負債)は、183.2%です。

    ④  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や当連結会計年度の状況に応じて合理的に考えられる方法に基づき、貸倒引当金、賞与引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産等に関する見積りおよび判断を行っております。これら見積り等については、見積り特有の不確実性を伴うため、実際の結果は見積りと異なる場合がございます。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5〔経理の状況〕の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。また、以下の会計上の見積りについては、経営者の判断が、財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。

    (繰延税金資産)

    繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性および将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度および繰戻・繰越期間における課税所得を見積っております。当該見積りおよび当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等の見直しが必要となった場合、認識する繰延税金資産および法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。

    (固定資産の減損損失)

    当社グループは、投資の決定単位である各社の事業別に資産のグルーピングを行っており、遊休資産等については、個々の資産を1つの単位として資産のグルーピングを行っております。減損の兆候がある資産グループについては、当該資産グループから得られる割引前キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識および測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、追加の減損損失が発生する可能性があります。

    5 【経営上の重要な契約等】

    該当事項はありません。

    6 【研究開発活動】

    当社グループは、高い研究開発力を活かし、既存事業の拡大・発展とともに新規事業創出に取り組んでおります。新規事業に関しては、前連結会計年度に研究所内に創設したNEXT事業開発・IP戦略部を主体に、マーケティング活動を強化するとともに、当社の強みを活かした新たな事業開発を推進しております。

    セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりです。

    <化学工業セグメント>

    当連結会計年度の化学工業セグメントの研究開発トピックスは、下記の通りとなります。

    光学レンズ用樹脂モノマーに関しては、開発品に関して着色の少ない新規製法を開発し、顧客から高評価を得ましたし、廃樹脂を化学分解し、樹脂モノマーをリサイクルする技術開発にも注力しています。

    ワニスに関しては、中国での製造が本格化し、新たなグレード開発にも鋭意取り組んでおります。可塑剤に関しては、生分解性樹脂製品の伸長を睨んで、生分解性可塑剤の開発に注力するとともに、可塑剤原料を生物資源に代替したバイオマス可塑剤の開発も実施しており、それぞれいくつか開発品を作成し積極的なサンプルワークを展開しています。

    瞬間接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム用添加剤に関しては、それぞれグローバルニーズに視点を置いた新規品目の開発を行っており、海外マーケットの開拓も合わせて取り組んでおります。

    グラフェンナノリボンに関しては、量産化製法を開発すると共に、類似の炭素系材料への応用展開も実施中であり、ナノパピヨンの商標を取得し試薬としての販売も開始しました。

    当連結会計年度末における化学工業セグメントの研究開発人員は62名であり、研究開発費は858百万円です。

    <化学分析受託事業セグメント>

    特記事項はありません。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    当社グループでは、当連結会計年度は、化学工業セグメントを中心に1,226百万円の設備投資を実施いたしました。その主なものはテクノダイン製造設備増強です。

    2 【主要な設備の状況】

    (1)  提出会社

    2024年3月31日現在

    事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(名)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積㎡) その他 合計
    淀川工場(大阪市淀川区) 化学工業 生産設備 1,119,408 1,854,880 786,058  (  33,981) 220,206 3,980,554 139
    研究所(大阪市淀川区、  大阪市此花区  *3) 化学工業 その他設備 46,883 90 *1 220,810 267,784 53
    本社  *4(大阪市淀川区)*3 化学工業 その他設備 431,335 1,463 *1 129,831 562,630 50
    播磨工場(播磨地区)(兵庫県加古郡播磨町) 化学工業 生産設備等 1,950,128 1,357,973 435,284  ( 38,187) 4,402,584 8,145,971 127
    播磨工場(愛媛地区)(愛媛県新居浜市) 化学工業 生産設備 22,003 19,395 *2[ 1,128] 655 42,054 6
    営業本部東京支店(東京都中央区)*3 化学工業 その他設備 1,608 475 2,084 14

    (2)  国内子会社

    2024年3月31日現在

    子会社事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(名)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積㎡) その他 合計
    株式会社田岡化学分析センター(大阪市淀川区、  兵庫県加古郡播磨町) 化学分析受託事業 その他設備 -(14,799) -(0) *5 -(101,994) -(116,794) 36

    (3)  在外子会社

    2024年3月31日現在

    子会社事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(名)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積㎡) その他 合計
    タオカ  ケミカル  インド  プライベート  リミテッド(インド共和国チェンナイ市) 化学工業 生産設備 920 12,116 *2  [9,575] 152,189 165,226 30
    田岡化工材料(上海)有限公司(中華人民共和国上海市)*3 化学工業 その他設備 306 306 3

    (注) 1  現在休止中の主要な設備はありません。

    2  帳簿価額のうち「その他」は、リース資産ならびに工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計です。

    3  国内子会社の帳簿価額のうち、(  )は、提出会社からの借用資産で外数で記載しております。

    4  平均臨時雇用者数は、臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しております。

    5  *1の土地は提出会社の淀川工場に含んでおります。

    6  *2は借地であり、賃借している土地の面積は[]で外書きしております。

    7  *3は建物を賃借しております。

    8  *4は淀川工場・研究所の本社管轄の設備を含んでおります。

    9  *5の土地は提出会社の淀川工場および播磨工場(播磨地区)に含んでおります。

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    (1) 重要な設備の新設等

    該当事項はありません。

    (2) 重要な設備の除却等

    経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 24,000,000
    24,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2024年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2024年6月24日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 14,440,000 14,440,000 東京証券取引所スタンダード市場 単元株式数は100株です。
    14,440,000 14,440,000

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(千株) 発行済株式総数残高(千株) 資本金増減額(千円) 資本金残高(千円) 資本準備金増減額(千円) 資本準備金残高(千円)
    2021年10月1日(注) 11,552 14,440 1,572,000 1,008,755

    (注)  2021年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行ったことによるものです。

    (5) 【所有者別状況】

    2024年3月31日現在

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数(人) 6 20 85 43 16 3,210 3,380
    所有株式数(単元) 2,838 3,248 83,057 10,273 150 44,748 144,314 8,600
    所有株式数の割合(%) 2.00 2.25 57.56 7.12 0.10 31.01 100.00

    (注)  自己株式111,235株は、「個人その他」に1,112単元、「単元未満株式の状況」に35株含まれております。

    (6) 【大株主の状況】

    2024年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    住友化学株式会社 東京都中央区日本橋二丁目7番1号 7,247 50.58
    テックス・テクノロジー株式会社 東京都千代田区神田和泉町一丁目1番16号 658 4.59
    NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE, LUXEMBOURG RE CLIENTS NON-TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) 10 RUE DU CHATEAU D'EAUL-3364 LEUDELANGE GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG(東京都中央区日本橋三丁目11番1号) 317 2.22
    INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH, CONNECTICUT 06830 USA(東京都千代田区霞が関三丁目2番5号) 224 1.57
    田岡従業員持株会 大阪市淀川区西三国四丁目2番11号 176 1.23
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 142 0.99
    増谷 行紀 和歌山県紀の川市 142 0.99
    PERSHING SECURITIES LTD CLIENT SAFE CUSTODY ASSET ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部) ROYAL LIVER BUILDING, PIER HEAD, LIVERPOOL, L3 1LL, ENGLAND(東京都新宿区新宿六丁目27番30号) 119 0.83
    NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE U. S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部) 50 BANK STREET CANARY WHARFLONDON E14 5NT, U.K.(東京都中央区日本橋三丁目11番1号) 70 0.49
    中山 雅雄 愛知県名古屋市港区 70 0.49
    9,167 63.98

    (注)   上記のほか当社所有の自己株式111千株があります。

    (7) 【議決権の状況】

    ①  【発行済株式】

    2024年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
    普通株式 111,200
    完全議決権株式(その他) 普通株式 14,320,200 143,202
    単元未満株式 普通株式 8,600
    発行済株式総数 14,440,000
    総株主の議決権 143,202

    (注)「単元未満株式」の株式数には当社所有の自己株式35株が含まれております。

    ②  【自己株式等】

    2024年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)
    田岡化学工業株式会社 大阪市淀川区西三国四丁目2番11号 111,200 - 111,200 0.77
    111,200 - 111,200 0.77

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 95 71,345
    当期間における取得自己株式

    (注)当期間における取得自己株式には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(千円) 株式数(株) 処分価額の総額(千円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(    ―    )
    保有自己株式数 111,235 111,235

    (注)当期間における保有自己株式数には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含まれておりません。

    3 【配当政策】

    当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針として位置づけ、財務体質の強化と今後の事業展開への対応を
    図るために必要な内部留保を確保しつつも、安定配当を実施していくことを基本方針としております。

    当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこととしております。

    当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めております。

    この方針に基づき、当事業年度の期末配当金につきましては、2024年5月14日開催の取締役会において1株あたり9円、効力発生日(支払開始日)は2024年6月4日とさせていただきました。これにより、中間配当金9円を含めた年間配当金は1株につき18円となります。(連結配当性向31.4%)。

    (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりです。

    決議 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
    2023年10月31日 取締役会 128,959 9.00
    2024年5月14日 取締役会 128,958 9.00

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ①  コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    当社は、持続的な成長により企業価値を向上させ、もって株主を含む全てのステークホルダーに対する責任を果たすため、常に最良のコーポレート・ガバナンスを追求し、その充実に継続的に取り組むため意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を十分有効に活用し、迅速・果断な意思決定により経営の活力を増大させるため、次の基本的な考え方に沿って取り組むこととしております。

    (イ) 株主の権利を尊重し、平等性を確保する。
    (ロ) 株主を含む全てのステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。
    (ハ) 会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。
    (二) 独立役員の役割を尊重し、取締役会による監督機能の実効性を確保する。
    (ホ) 会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を期待する株主との間で建設的な対話を行う。

    ②  企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由

    当社の提出日現在における企業統治の体制の模式図は、以下の通りです。

    (イ)  企業統治の体制の概要

    当社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役4名のうち3名が社外取締役です。現在の経営体制は、本報告書提出日現在で監査等委員以外の取締役8名(うち社外取締役1名)および監査等委員である取締役4名(うち3名社外取締役)です。

    回数(2023年度)
    取締役会 13回 構成員:取締役12名(うち社外取締役4名)開催頻度:原則月1回法令、定款、取締役会規程に基づき、経営方針、事業戦略、経営上の重要事項を決定するとともに、各取締役などから職務執行状況、財務・業績報告を受け、取締役および各部署の職務執行を監督しています。
    経営会議 23回 構成員:常勤取締役7名開催頻度:原則月2回経営会議規則に基づき、予算、経営計画、起業計画等、経営上重要な事項の審議を行っています。
    監査等委員会 13回 構成員:取締役(監査等委員)4名(うち社外取締役3名)開催頻度:原則月1回監査等委員会規則に基づき、監査に関する重要な事項について、報告、協議・審議・決議しています。
    回数(2023年度)
    役員指名諮問委員会 1回 構成員:取締役社長、取締役(監査等委員)代表取締役が人選した取締役候補者について、代表取締役および取締役会に適切な助言を行っています。
    役員報酬諮問委員会 2回 構成員:取締役社長、取締役(監査等委員)取締役(監査等委員を除く)の報酬について審議し、代表取締役および取締役会に対し、答申しています。取締役会(監査等委員)の報酬に関して審議しています。
    社外役員間審議委員会 0回 構成員:社外取締役親会社グループと当社グループとの間の利益相反する事項が含まれる場合に、取締役会より諮問を受け、少数株主利益の保護の観点から審議し、意見を決議の上、取締役会にて報告します。なお、2023年度については該当する事案がありませんでした。
    サステナビリティ委員会 1回 取締役会のもと、当社のサステナビリティに関わる施策を立案・推進しています。また、サステナビリティに関わる各委員会を統括しています。
    内部統制委員会 2回 当社グループにおける内部統制システムの不断の充実を図るため、内部統制システムに関する諸施策を審議し、その実施状況を監督しています。
    コンプライアンス委員会 2回 当社グループコンプライアンス方針および活動計画の報告・審議、内部通報への対応等を行っています。
    リスク・クライシスマネジメント委員会 1回 大規模災害、パンデミック、治安悪化、その他複数の事業所もしくは部署にまたがる個別のリスク・クライシスの対処方針等を審議しています。
    レスポンシブル・ケア委員会 1回 レスポンシブル・ケア基本方針や長期計画、具体施策の策定等を行い、レスポンシブル・ケア活動を長期的視野から総合的に推進しています。

    機関ごとの構成員は次の通りです。(◎は議長もしくは委員長、〇は委員を表す。)

    役職名氏名 取締役会 経営会議(注1) 役員指名諮問委員会 役員報酬諮問委員会 社外役員間審議委員会(注2) 監査等委員会 サステナビリティ委員会 内部統制委員会 コンプライアンス委員会 リスク・クライシスマネジメント委員会 レスポンシブル・ケア委員会
    取締役社長(代表取締役)佐々木 康彰
    取締役副社長岩崎 明
    常務取締役松尾 俊二
    取締役伊美 勝治
    取締役伊瀨 基之
    取締役岡嶋 謙
    取締役福田 加奈子
    取締役田辺 陽
    取締役(監査等委員)乾 禄治 (注3) (注3) (注3) (注3) (注3)
    取締役(監査等委員)小西 弘之
    取締役(監査等委員)藤咲 雄司
    取締役(監査等委員)矢倉 昌子

    (注1)  「経営会議」は、当社の経営上の重要な事項を審議することが目的であるため、議長もしくは委員長はおりません。

    (注2)  「社外役員間審議委員会」の委員長は、社外取締役の互選により決定されます。

    (注3)  「オブザーバー」として出席しております。

    (ロ)  当該体制を採用する理由

    当社は、変化する社会・経済情勢の下、株主の皆様を中心とした様々なステークホルダーの利益に適うようにすることが、コーポレート・ガバナンスの基本であると認識しており、これを実現するため、上記体制を採用しております。今後もより一層のコーポレート・ガバナンスの充実に向け、重要な意思決定の迅速化、コンプライアンス体制および内部統制の充実・強化に取り組んでいく所存です。

    ③  企業統治に関するその他の事項
    (イ)  内部統制システムの整備の状況
    (当社および当社グループ会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制)

    取締役は、法令および定款ならびに株主総会の決議を遵守し、取締役が負うべき善良な管理者としての注意を払う義務および忠実にその職務を行う義務を負います。取締役会は、取締役会において決定した「内部統制システムの整備に関する基本方針」に従い、当社および当社グループ会社の取締役が適切に「内部統制システム」を構築し、それを運用しているかを監督する義務を負います。

    当社は、金融商品取引法に定める財務報告の信頼性および適正性を確保するため、内部統制報告制度を構築するとともに、内部統制全般を統括する委員会を設置して、当社グループ会社を含めた財務報告に係る内部統制システムの適切な運営を図ります。

    当社は、「コンプライアンス規程」に基づき、コンプライアンスに関する教育を行うなど、当社および当社グループ会社の取締役および従業員の遵法意識の徹底、健全な企業風土の醸成に努めます。

    当社は、コンプライアンスを統括する委員会を設置して、当社および当社グループ会社のコンプライアンスの状況を調査・監督し、必要なときは改善を勧告します。

    当社は、コンプライアンス違反やそのおそれがある場合の通報を受け付けるための内部通報窓口を設置して、事態の迅速な把握と是正に努めます。

    当社は、内部監査部署を設置し、当社および当社グループ会社の事業遂行上の業務の適正、有効性を検証します。

    (当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制)

    当社は、文書(電磁的方法により記録したものを含む。)の保存期間、管理の方法その他についての規程を策定し、当該規程に従い適切に保存および管理します。

    (当社および当社グループ会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制)

    取締役会は、当社および当社グループ会社から成る企業集団の事業の方針、事業計画、経理・財務、研究・開発等に関する重要事項について、目標を適切に定め、また、それらの進捗を管理します。

    取締役は、取締役会が決定した経営戦略に基づき、担当業務における具体的目標および効率的な達成の方法を定めております。

    当社は、取締役で構成する経営会議を原則月2回開催し、経営上重要な事項について審議を行い、業務執行に関する重要な事項については取締役会に付議します。

    取締役は、IT等を活用した当社および当社グループ会社から成る企業集団の経営情報システムを構築して、経営情報の迅速かつ適正な把握に努めます。

    (ロ)  リスク管理体制の整備の状況

    当社は、当社および当社グループ会社の損失の危険(以下、「リスク」という)に関する意識の浸透、その早期発見および顕在化の未然防止、緊急事態発生時の対応策の整備等に積極的に取り組んでいくこととし、各部門所管業務に付随するリスク対応についてはそれぞれの担当部署にて行い、組織横断的リスク状況の監視ならびに全社的対応は総務人事室が行うものとします。

    当社は、当社および当社グループ会社の全社的なリスクマネジメントを統括する委員会を設置して、リスクマネジメントに関する方針を定めるとともに、各部署のリスクマネジメントに関する計画の立案・実行を支援します。

    (ハ)  子会社の業務の適正を確保するための体制の整備状況

    当社は、当社のグループ会社で構成する企業集団が共有または相互に認識したグループ戦略のもとで事業遂行を図り、かつ、企業集団における業務の適正性を確保するため、グループ運営に関連する規程の整備や役員等の派遣を通じて連結経営を推進しております。

    当社は、国内外の主要な子会社に対して、当社と同等のコンプライアンス体制を導入するよう求めております。当社の内部監査部署は、定期的に子会社の内部監査を実施し、取締役から報告を受けることにより事業遂行上の業務およびその管理監督の状況とその正否および適否を検査しております。それにより当該子会社の不正または錯誤の発生を予防し、かつ、経営の改善に資するものとしております。

    (二)  責任限定契約の状況

    当社は、各取締役(業務執行取締役であるものを除く)との間に、会社法第423条第1項に定める損害賠償責任を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は会社法第425条第1項に定める金額としております。

    (ホ)  役員等賠償責任保険契約

    当社は、当社取締役を被保険者として、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じうる損害を当該保険により塡補することとしております。ただし、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償対象外とすることにしており、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じております。

    (へ)  取締役の定数

    当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)は10名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款で定めております。

    (ト)  取締役選任の決議要件

    当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨およびその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。

    (チ)  株主総会決議事項を取締役会で決議できることとした事項

    当社は、機動的な資本政策の遂行を可能にするため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に特段の定めがある場合を除き、取締役会決議によって定めることとする旨を定款で定めております。

    (リ)  株主総会の特別決議要件

    当社は、会社法第309条第2項に定める特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。

    (ヌ)  支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針

    当社は、事業運営にあたっては、独自の経営判断と自己責任で自主的な経営を行うことを基本方針としています。住友化学グループとの取引条件については、市場価格、総原価を勘案して毎期価格交渉の上、一般的取引条件と同様に決定しています。また、親子上場会社間の取引のガバナンス強化に鑑み、2020年3月に社外取締役から構成される社外役員間審議委員会を設置し、取締役会決議事項のうち、親会社グループと当社グループ間で利益相反が含まれる場合、取締役会は、当該委員会に諮問し、その審議の結果の報告を受けることと致しました。

    ④  取締役会の活動状況

    当事業年度において当社は取締役会を原則月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりです。

    氏名 開催回数 出席回数
    佐々木 康彰 13回 13回
    岩崎 明 13回 13回
    松尾 俊二 13回 13回
    伊美 勝治 13回 13回
    伊瀨 基之 13回 13回
    岡嶋 謙 10回 10回
    向井 宏好 10回 10回
    田辺 陽 13回 13回
    乾 禄治 13回 13回
    小西 弘之 13回 13回
    藤咲 雄司 13回 13回
    矢倉 昌子 13回 13回
    田岡 信夫 3回 3回
    池添 肇 3回 3回

    取締役会における具体的な検討内容は、株主総会に関する事項(株主総会の招集および議案等、株主総会の議長順序)、取締役に関する事項(代表取締役の選定、役付取締役の選定、取締役の分担業務)、組織及び人事に関する事項(理事、部長職以上の人事)、経理・財務に関する事項(事業報告、計算書類等の承認、剰余金の処分、各四半期決算、関係会社の債務保証)、事業の方針および事業計画に関する事項(年度予算、合弁会社設立等)、重要な対外公表に関する事項、内部統制システムの整備に関する事項、その他業務執行に関する重要な事項(サステナビリティ、改正法令への対応)等です。

    ⑤  役員指名諮問委員会の活動状況

    当事業年度において当社は指名委員会(役員指名諮問委員会)を年1回開催しており、個々の指名委員の出席状況については次のとおりです。

    氏名 開催回数 出席回数
    佐々木 康彰 1回 1回
    乾 禄治 1回 1回
    小西 弘之 1回 1回
    藤咲 雄司 1回 1回
    矢倉 昌子 1回 1回

    指名委員会(役員指名諮問委員会)における具体的な検討内容は、代表取締役が人選した取締役候補者およびその選任理由です。

    ⑥  役員報酬諮問委員会の活動状況

    当事業年度において当社は報酬委員会(役員報酬諮問委員会)を年2回開催しており、個々の報酬委員の出席状況については次のとおりです。

    氏名 開催回数 出席回数
    佐々木 康彰 2回 2回
    乾 禄治 2回 2回
    小西 弘之 2回 2回
    藤咲 雄司 2回 2回
    矢倉 昌子 2回 2回

    報酬委員会(役員報酬諮問委員会)における具体的な検討内容は、役割報酬制度、役員報酬支給水準および基本報酬と業績連動報酬等の割合の考え方等です。

    (2) 【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性10名  女性2名  (役員のうち女性の比率17%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    取締役社長(代表取締役) 佐々木康彰 1962年5月28日 1985年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2012年1月 住化電子材料科技(無錫)有限公司出向、住化電子材料科技(上海)有限公司出向、住化電子管理(上海)有限公司出向 2015年4月 住友化学株式会社人事部長 2016年4月 同社執行役員  人事部、大阪管理部担当  人事部長 2018年4月 同社執行役員  内部統制・監査部、人事部、大阪管理部  担当 2019年4月 同社執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当 2020年4月 同社常務執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当 2021年4月 当社顧問 2021年6月 取締役社長(現) 1985年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2012年1月 住化電子材料科技(無錫)有限公司出向、住化電子材料科技(上海)有限公司出向、住化電子管理(上海)有限公司出向 2015年4月 住友化学株式会社人事部長 2016年4月 同社執行役員  人事部、大阪管理部担当  人事部長 2018年4月 同社執行役員  内部統制・監査部、人事部、大阪管理部  担当 2019年4月 同社執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当 2020年4月 同社常務執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当 2021年4月 当社顧問 2021年6月 取締役社長(現) (注)2 13,800
    1985年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社
    2012年1月 住化電子材料科技(無錫)有限公司出向、住化電子材料科技(上海)有限公司出向、住化電子管理(上海)有限公司出向
    2015年4月 住友化学株式会社人事部長
    2016年4月 同社執行役員  人事部、大阪管理部担当  人事部長
    2018年4月 同社執行役員  内部統制・監査部、人事部、大阪管理部  担当
    2019年4月 同社執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当
    2020年4月 同社常務執行役員  無機材料事業部、機能樹脂事業部  担当
    2021年4月 当社顧問
    2021年6月 取締役社長(現)
    取締役副社長事業支援室長 岩崎  明 1964年12月18日 1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2013年4月 同社技術・経営企画室部長 2015年9月 同社技術・経営企画室部長、アジア事業室長 2016年4月 同社経営管理部長 2018年4月 同社執行役員 2019年6月 当社取締役 2023年4月 取締役 特命事項担当 2023年6月 取締役副社長、事業支援室長(現) 1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2013年4月 同社技術・経営企画室部長 2015年9月 同社技術・経営企画室部長、アジア事業室長 2016年4月 同社経営管理部長 2018年4月 同社執行役員 2019年6月 当社取締役 2023年4月 取締役 特命事項担当 2023年6月 取締役副社長、事業支援室長(現) (注)2 1,800
    1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社
    2013年4月 同社技術・経営企画室部長
    2015年9月 同社技術・経営企画室部長、アジア事業室長
    2016年4月 同社経営管理部長
    2018年4月 同社執行役員
    2019年6月 当社取締役
    2023年4月 取締役 特命事項担当
    2023年6月 取締役副社長、事業支援室長(現)
    常務取締役営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長 松尾  俊二 1965年8月31日 1988年4月 当社入社 2011年11月 事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2018年7月 理事  事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2019年7月 理事  事業支援室長付(中国プロジェクト担当)、事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2019年10月 理事  田岡化工材料(上海)有限公司出向 2021年6月 取締役 2022年6月2022年6月  取締役  営業本部精密化学品事業部長、機能材事業部長取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長 2024年6月 常務取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長(現)他の会社の代表状況タオカケミカル  インドプライベート  リミテッド  社長田岡化工材料(上海)有限公司  董事長 1988年4月 当社入社 2011年11月 事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2018年7月 理事  事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2019年7月 理事  事業支援室長付(中国プロジェクト担当)、事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画) 2019年10月 理事  田岡化工材料(上海)有限公司出向 2021年6月 取締役 2022年6月2022年6月 取締役  営業本部精密化学品事業部長、機能材事業部長取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長 2024年6月 常務取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長(現)他の会社の代表状況タオカケミカル  インドプライベート  リミテッド  社長田岡化工材料(上海)有限公司  董事長 (注)2 4,700
    1988年4月 当社入社
    2011年11月 事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画)
    2018年7月 理事  事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画)
    2019年7月 理事  事業支援室長付(中国プロジェクト担当)、事業支援室部長(査業)、事業支援室部長(企画)
    2019年10月 理事  田岡化工材料(上海)有限公司出向
    2021年6月 取締役
    2022年6月2022年6月 取締役  営業本部精密化学品事業部長、機能材事業部長取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長
    2024年6月 常務取締役  営業本部長、営業本部東京支店長、精密化学品事業部長、機能材事業部長(現)他の会社の代表状況タオカケミカル  インドプライベート  リミテッド  社長田岡化工材料(上海)有限公司  董事長
    取締役 技術本部長、研究所統括 伊美  勝治 1963年2月22日 1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2012年4月 同社基礎化学業務室部長 2015年4月 同社エネルギー・機能材料業務室部長 2021年10月 当社理事  技術本部副本部長、技術本部レスポンシブル・ケア室長 2022年6月 取締役  技術本部長、研究所統括(現) 1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社 2012年4月 同社基礎化学業務室部長 2015年4月 同社エネルギー・機能材料業務室部長 2021年10月 当社理事  技術本部副本部長、技術本部レスポンシブル・ケア室長 2022年6月 取締役  技術本部長、研究所統括(現) (注)2 2,700
    1987年4月 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)入社
    2012年4月 同社基礎化学業務室部長
    2015年4月 同社エネルギー・機能材料業務室部長
    2021年10月 当社理事  技術本部副本部長、技術本部レスポンシブル・ケア室長
    2022年6月 取締役  技術本部長、研究所統括(現)
    取締役生産本部長 伊瀨  基之 1962年3月21日 1985年3月 当社入社 2013年4月 生産本部播磨工場製造部長 2018年7月 理事  生産本部播磨工場副工場長 2019年1月 理事  技術本部技術室長、生産本部播磨工場副工場長 2019年2月 理事  技術本部技術室長、技術室部長、生産本部播磨工場副工場長 2019年4月 理事  技術本部技術室長、技術室部長(淀川) 2022年5月 理事  生産本部淀川工場長 2022年6月 取締役  生産本部長、生産本部淀川工場長 2023年5月 取締役  生産本部長(現) 1985年3月 当社入社 2013年4月 生産本部播磨工場製造部長 2018年7月 理事  生産本部播磨工場副工場長 2019年1月 理事  技術本部技術室長、生産本部播磨工場副工場長 2019年2月 理事  技術本部技術室長、技術室部長、生産本部播磨工場副工場長 2019年4月 理事  技術本部技術室長、技術室部長(淀川) 2022年5月 理事  生産本部淀川工場長 2022年6月 取締役  生産本部長、生産本部淀川工場長 2023年5月 取締役  生産本部長(現) (注)2 6,000
    1985年3月 当社入社
    2013年4月 生産本部播磨工場製造部長
    2018年7月 理事  生産本部播磨工場副工場長
    2019年1月 理事  技術本部技術室長、生産本部播磨工場副工場長
    2019年2月 理事  技術本部技術室長、技術室部長、生産本部播磨工場副工場長
    2019年4月 理事  技術本部技術室長、技術室部長(淀川)
    2022年5月 理事  生産本部淀川工場長
    2022年6月 取締役  生産本部長、生産本部淀川工場長
    2023年5月 取締役  生産本部長(現)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    取締役総務人事室長、内部統制・監査部統括 岡嶋  謙 1965年8月4日 1990年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 1996年9月 同社労働組合専従 2014年10月 同社人事部主席部員 2019年7月 同社千葉工場総務部長 2023年5月 当社総務人事室長 2023年6月 取締役  総務人事室長、内部統制・監査部統括(現) 1990年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 1996年9月 同社労働組合専従 2014年10月 同社人事部主席部員 2019年7月 同社千葉工場総務部長 2023年5月 当社総務人事室長 2023年6月 取締役  総務人事室長、内部統制・監査部統括(現) (注)2 1,000
    1990年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社
    1996年9月 同社労働組合専従
    2014年10月 同社人事部主席部員
    2019年7月 同社千葉工場総務部長
    2023年5月 当社総務人事室長
    2023年6月 取締役  総務人事室長、内部統制・監査部統括(現)
    取締役 福田加奈子 1965年6月29日 1988年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 2013年4月 同社CSR推進室部長(社会貢献・災害復興支援) 2016年4月 同社CSR推進部長 2019年4月 同社理事CSR推進室部長 2020年4月 同社執行役員 住友化学ヨーロッパ従事 2024年4月 同社常務執行役員 サステナビリティ推進部担当、サステナビリティ推進部長(現) 2024年6月 当社取締役(現) 1988年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 2013年4月 同社CSR推進室部長(社会貢献・災害復興支援) 2016年4月 同社CSR推進部長 2019年4月 同社理事CSR推進室部長 2020年4月 同社執行役員 住友化学ヨーロッパ従事 2024年4月 同社常務執行役員 サステナビリティ推進部担当、サステナビリティ推進部長(現) 2024年6月 当社取締役(現) (注)2
    1988年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社
    2013年4月 同社CSR推進室部長(社会貢献・災害復興支援)
    2016年4月 同社CSR推進部長
    2019年4月 同社理事CSR推進室部長
    2020年4月 同社執行役員 住友化学ヨーロッパ従事
    2024年4月 同社常務執行役員 サステナビリティ推進部担当、サステナビリティ推進部長(現)
    2024年6月 当社取締役(現)
    取締役 田辺  陽 1955年2月7日 1991年4月 関西学院大学  理学部化学科  助教授 1997年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授 2001年4月 関西学院大学  理工学部化学科  教授(学部改組) 2020年6月 当社取締役(現) 2021年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授(学部改組) 2023年4月 関西学院大学  理学部 名誉教授(現) 1991年4月 関西学院大学  理学部化学科  助教授 1997年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授 2001年4月 関西学院大学  理工学部化学科  教授(学部改組) 2020年6月 当社取締役(現) 2021年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授(学部改組) 2023年4月 関西学院大学  理学部 名誉教授(現) (注)2
    1991年4月 関西学院大学  理学部化学科  助教授
    1997年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授
    2001年4月 関西学院大学  理工学部化学科  教授(学部改組)
    2020年6月 当社取締役(現)
    2021年4月 関西学院大学  理学部化学科  教授(学部改組)
    2023年4月 関西学院大学  理学部 名誉教授(現)
    取締役(監査等委員) 乾  禄治 1962年9月26日 1986年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 2011年8月 同社愛媛工場業務部長 2013年6月 住友化学シンガポール株式会社出向 2017年4月 日本メジフィジックス株式会社執行役員 2022年4月 当社顧問 2022年6月 取締役(監査等委員)(現) 1986年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社 2011年8月 同社愛媛工場業務部長 2013年6月 住友化学シンガポール株式会社出向 2017年4月 日本メジフィジックス株式会社執行役員 2022年4月 当社顧問 2022年6月 取締役(監査等委員)(現) (注)3
    1986年4月 住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社
    2011年8月 同社愛媛工場業務部長
    2013年6月 住友化学シンガポール株式会社出向
    2017年4月 日本メジフィジックス株式会社執行役員
    2022年4月 当社顧問
    2022年6月 取締役(監査等委員)(現)
    取締役(監査等委員) 小西  弘之 1953年2月21日 1976年4月 国税庁大阪国税局入局 2006年7月 阿倍野税務署長 2007年7月 大阪国税局調査第一部調査総括課長 2009年7月 東淀川税務署長 2011年7月 大阪国税局調査第二部次長 2012年7月 下京税務署長 2013年7月 国税庁退官 2013年8月 小西弘之税理士事務所開設(現) 2017年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1976年4月 国税庁大阪国税局入局 2006年7月 阿倍野税務署長 2007年7月 大阪国税局調査第一部調査総括課長 2009年7月 東淀川税務署長 2011年7月 大阪国税局調査第二部次長 2012年7月 下京税務署長 2013年7月 国税庁退官 2013年8月 小西弘之税理士事務所開設(現) 2017年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注)4
    1976年4月 国税庁大阪国税局入局
    2006年7月 阿倍野税務署長
    2007年7月 大阪国税局調査第一部調査総括課長
    2009年7月 東淀川税務署長
    2011年7月 大阪国税局調査第二部次長
    2012年7月 下京税務署長
    2013年7月 国税庁退官
    2013年8月 小西弘之税理士事務所開設(現)
    2017年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    取締役(監査等委員) 藤咲  雄司 1950年9月7日 1974年4月 株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行 2002年6月 同行本店営業第八部長 2003年6月 同行融資第一部長 2005年9月 株式会社住友倉庫  事業推進部長 2006年6月 同社執行役員 2010年10月 天馬株式会社  執行役員 2011年6月 同社常勤監査役 2013年4月 同社常務執行役員 2014年4月 同社社長執行役員 2014年6月 同社代表取締役社長 2016年6月 同社取締役副会長 2018年4月 株式会社インバウンドテック社外取締役(現) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1974年4月 株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行 2002年6月 同行本店営業第八部長 2003年6月 同行融資第一部長 2005年9月 株式会社住友倉庫  事業推進部長 2006年6月 同社執行役員 2010年10月 天馬株式会社  執行役員 2011年6月 同社常勤監査役 2013年4月 同社常務執行役員 2014年4月 同社社長執行役員 2014年6月 同社代表取締役社長 2016年6月 同社取締役副会長 2018年4月 株式会社インバウンドテック社外取締役(現) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注)3
    1974年4月 株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行
    2002年6月 同行本店営業第八部長
    2003年6月 同行融資第一部長
    2005年9月 株式会社住友倉庫  事業推進部長
    2006年6月 同社執行役員
    2010年10月 天馬株式会社  執行役員
    2011年6月 同社常勤監査役
    2013年4月 同社常務執行役員
    2014年4月 同社社長執行役員
    2014年6月 同社代表取締役社長
    2016年6月 同社取締役副会長
    2018年4月 株式会社インバウンドテック社外取締役(現)
    2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    取締役(監査等委員) 矢倉  昌子 1960年3月22日 1987年4月 大阪弁護士会登録 2000年4月 アスカ法律事務所開設(現) 2013年4月 大阪弁護士会副会長、日本弁護士連合会理事(~2014年3月) 2016年4月 大阪弁護士会男女共同参画推進本部本部長代行(~2018年3月) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 2021年1月 神東塗料株式会社  社外取締役(現) 2022年4月 日本弁護士連合会副会長(~2023年3月) 1987年4月 大阪弁護士会登録 2000年4月 アスカ法律事務所開設(現) 2013年4月 大阪弁護士会副会長、日本弁護士連合会理事(~2014年3月) 2016年4月 大阪弁護士会男女共同参画推進本部本部長代行(~2018年3月) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 2021年1月 神東塗料株式会社  社外取締役(現) 2022年4月 日本弁護士連合会副会長(~2023年3月) (注)3
    1987年4月 大阪弁護士会登録
    2000年4月 アスカ法律事務所開設(現)
    2013年4月 大阪弁護士会副会長、日本弁護士連合会理事(~2014年3月)
    2016年4月 大阪弁護士会男女共同参画推進本部本部長代行(~2018年3月)
    2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    2021年1月 神東塗料株式会社  社外取締役(現)
    2022年4月 日本弁護士連合会副会長(~2023年3月)
    30,000

    (注) 1  取締役田辺  陽氏、小西  弘之氏、藤咲  雄司氏および矢倉  昌子氏は、社外取締役です。

    2  2024年6月24日開催の定時株主総会の終結の時から1年間。

    3  2024年6月24日開催の定時株主総会の終結の時から2年間。

    4  2023年6月22日開催の定時株主総会の終結の時から2年間。

    5  取締役のスキルマトリックスは以下のとおりです。なお、下記一覧表は、各人が保有する専門性と経験のうち主なものを最大3つに○印をつけております。そのため、各人が有する全ての専門性と経験を表すものではありません。

    氏 名 企業経営 財務会計 事業戦略、マーケティング 労務、人材開発 研究、知財 製造、技術 グローバル 法務、ガバナンス、リスクマネジメント 独立社外取締役* 女性*
    佐々木 康彰
    岩崎 明
    松尾 俊二
    伊美 勝治
    伊瀨 基之
    岡嶋 謙
    福田 加奈子
    田辺 陽
    乾 禄治
    小西 弘之
    藤咲 雄司
    矢倉 昌子
    ② 社外役員の状況
    (イ)社外取締役の状況

    社外取締役は以下の4名です。

    氏名 提出会社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係、企業統治において果たす機能および役割
    田辺 陽 同氏は、有機合成化学の研究者として、これまで培ってきた専門的見識と豊富な経験を活かしていただくため、社外取締役として就任していただいております。 同氏は、中立・公正な立場を保持しており、当社の一般株主との間で利益相反を生じるおそれはないものと判断し、株式会社東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 なお、同氏と当社との間に特別な利害関係はございません。
    小西 弘之 同氏は、国税庁職員および税理士としての豊富な経験と幅広い見識を有しておられ、税務、財務および会計に関してご指導いただくため、社外取締役として就任していただいております。 同氏は、中立・公正な立場を保持しており、当社の一般株主との間で利益相反を生じるおそれはないものと判断し、株式会社東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 なお、同氏と当社との間に特別な利害関係はございません。
    藤咲 雄司 同氏は、経営者および監査役としての豊富な経験と幅広い見識を活かしていただくため、社外取締役として就任していただいております。 同氏は、中立・公正な立場を保持しており、当社の一般株主との間で利益相反を生じるおそれはないものと判断し、株式会社東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 なお、同氏と当社との間に特別な利害関係はございません。
    矢倉 昌子 同氏は、長年にわたる弁護士としての専門的知識と豊富な経験を活かしていただくため、社外取締役として就任していただくことにしております。 同氏は、中立・公正な立場を保持しており、当社の一般株主との間で利益相反を生じるおそれはないものと判断し、株式会社東京証券取引所の定めに基づく「独立役員」として同取引所に届け出ております。 なお、同氏と当社との間に特別な利害関係はございません。

    当社は、経営の客観性・中立性を確保するため、社外取締役を4名選任しております。また、監査等委員会を構成する監査等委員である取締役のうち3名を社外取締役とし、会社経営の健全性はもとより、効率性の面についても有益な意見をいただくこととしており、さらにその意見を業務執行に活かすことで、取締役会の監督機能を強化し、コーポレート・ガバナンスの充実を図っております。

    (ロ)社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準

    「独立役員の指定に関する基準」1 本基準は、当社が、当社の社外役員を、国内各証券取引所の有価証券上場規程に規定する「独立役員」に指定するにあたっての要件を定めるものといたします。 2 以下の(1)ないし(11)に定める要件のいずれにも該当しない場合は、原則として、当社と重大な利害関係がないものとみなし、独立役員に指定することができるものといたします。 (1) 当社および当社グループ会社の業務執行者(業務執行取締役および従業員(名称の如何を問わず当社および当社グループ会社と雇用関係にある者)) (2) 次のいずれかに該当する者(ア)当社の親会社(住友化学株式会社)の業務執行者または業務執行者でない取締役(イ)当社の兄弟会社(住友化学株式会社を親会社とする他の会社)の業務執行者 (3) 当社の主要な顧客・取引先の業務執行者。主要な顧客・取引先とは、次のいずれかに該当する者をいう。 (ア)当社に製品またはサービスを提供している取引先、あるいは当社が製品またはサービスを提供している取引先のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度1年間の取引総額が、当社単体売上高の2%を超える者または当社への売上高が2%を超える者(イ)当社が借入を行っている金融機関のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における借入総額が、当社単体借入総額の2%を超える者。ただし、2%以下であっても、有価証券報告書、事業報告等の対外公表文書に借入先として記載している金融機関は主要な取引先に含める。 (4) 当社から役員報酬以外の報酬を得ているコンサルタント、公認会計士、弁護士等の専門家のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度における当社からの役員報酬以外の報酬支払総額が1,000万円を超える者。ただし、1,000万円以下であっても、該当者の年収の50%を超える場合は、多額の報酬を得ているものとして取り扱う。 (5) 当社と取引のあるコンサルティング・ファーム、税理士法人、法律事務所等の法人もしくは組合等の団体のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度における当社への売上高が2%もしくは1,000万円のいずれか高い方を超える団体に所属する者 (6) 当社の株主のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における議決権保有比率が総議決権の10%以上(直接保有および間接保有の合算比率)である者またはその業務執行者 (7) 当社が株式を保有している会社のうち、独立役員に指定しようとする直近の事業年度末における議決権保有比率が総議決権の10%以上(直接保有および間接保有の合算比率)である会社の業務執行者 (8) 当社の法定監査を行う監査法人に所属する者 (9) 就任の前10年以内において上記(2)のいずれかに該当していた者 (10)過去において上記(1)に該当していた者、ならびに前1年間もしくはそれと同視できる期間において上記(3)ないし(8)に該当していた者 (11) 次のいずれかに該当する者の配偶者または2親等以内の親族(ア)上記(1)ないし(9)に掲げる者。(イ)前1年間もしくはそれと同視できる期間において当社および当社グループ会社の業務執行者に該当していた者。(ウ)上記(ア)における業務執行者とは、各会社および取引先の業務執行取締役、執行役員および部長職相当の従業員である重要な業務執行者をいい、部長職相当未満の者を含まない。(エ)上記(ア)にかかわらず、上記(5)における「団体に所属する者」とは、「重要な業務執行者およびその団体が監査法人や法律事務所等の会計や法律の専門家団体の場合は公認会計士、弁護士等の専門的な資格を有する者」でない者を含まない。(オ)上記(ア)にかかわらず、上記(8)の「監査法人に所属する者」においては、「重要な業務執行者および公認会計士等の専門的な資格を有する者」でない者を含まない。 3 上記2に規定する要件に該当しない場合であっても、独立役員としての責務を果たせないと判断するに足る事情があるときには、当該社外役員を独立役員に指定しないことといたします。 4 上記に従い独立役員に指定すべきとする社外役員につき、本人の書面による同意に基づき独立役員に指定し、当社が上場している証券取引所に届出を行う。なお、届出の前に、取締役会および監査等委員会にて報告するものといたします。

    ③ 監査等委員である社外取締役による監督又は監査と内部監査および会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

    監査等委員である社外取締役は、取締役会および監査等委員会に出席し、「経営会議」、「内部統制委員会」をはじめとする社内の重要会議の内容等につき報告を受け、かつ、「内部統制・監査部」を含む業務執行部門から適宜説明を受けるとともに、会計監査人からの監査の実施状況・結果の報告の確認を行っております。また、その際に、それぞれの社外取締役の客観的な立場からいただいた意見については、内部監査、監査等委員会による監査および会計監査において適切に反映し、それぞれの実効性と効率性の向上を図っております。 

    (3) 【監査の状況】

    ①  監査等委員会の状況

    当社の監査等委員である取締役(4名)は、監査等委員会で定めた監査の方針、業務の分担等に従い、取締役会(年間13回)、経営会議(年間23回)、その他重要会議に出席するほか、必要に応じて代表取締役および業務執行の取締役(計6名)、理事(9名)、関係部門等から事業内容、課題、リスク等の報告を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、当社およびグループ会社において業務ならびに財産の状況の調査等を実施しております。

    また、監査等委員である社外取締役(3名)は、独立の立場に基づき監査を行うとともに、取締役会や監査等委員会では、それぞれの専門的知見やバックグラウンドを活かす形で意見を述べております。なお、小西弘之は、国税庁職員ならびに税理士としての、藤咲雄司は他社での経営経験者としての、矢倉昌子は弁護士としての、それぞれ豊富な経験と幅広い見識を有しております。

    <監査等委員会の出席状況>

    当事業年度において、当社は監査等委員会を13回開催しており、1回あたりの開催時間は約1時間程度でした。個々の監査等委員の出席状況は以下のとおりです。

    氏 名 出席回数
    乾 禄 治 (常勤)(現任) 13回/13回(出席率100%)
    小 西 弘 之(社外)(現任) 13回/13回(出席率100%)
    藤 咲 雄 司(社外)(現任) 13回/13回(出席率100%)
    矢 倉 昌 子(社外)(現任) 13回/13回(出席率100%)

    監査等委員会における年間の決議事項は、以下のとおりです。

    ・監査報告書作成、監査等委員会運営方法、選定監査等委員・特定監査等委員選定年鑑、年間監査方針・計画・職務分担

    ・取締役(監査等委員以外)選任に関する意見決定、取締役(監査等委員)選任議案に対する同意、取締役報酬に関する意見決定

    ・会計監査人再任、会計監査人報酬に関する同意

    監査等委員会における年間の協議事項は、以下のとおりです。

    ・年間監査等委員会開催予定

    ・監査等委員報酬配分

    監査等委員会における主な報告事項は、以下のとおりです。

    ・月次監査活動報告

    ・年間および四半期決算報告

    ・年間予算案報告

    監査等委員会における当該年度の主な討議内容は、以下のとおりです。

    ・他社事例を参考とした、事業リスク、情報システムリスク、不正リスクなどの確認、対応策検討

    ・ダイバーシティ、SDG等、企業の社会的責任を果たすための取組みの対応

    ・資本コストや株価を意識した経営の実現

    ・少数株主の保護と利益相反取引の監視

    ②  内部監査の状況
    a. 組織、人員および実施手続き

    当社における内部監査は、取締役社長直轄で、専任者4名を擁する「内部統制・監査部」が実施しております。

    監査対象は当社および関係会社の業務全般で、実施手続きは以下のとおりです。

    ・計画:内部監査規程にもとづき、監査対象のリスクを考慮し、監査計画を策定し、取締役社長承認を得ます。

    ・実施:法令遵守、財務報告の信頼性、業務の有効性・効率性、資産の保全の視点からリスクを検証します。

    ・報告:被監査部門長および担当取締役あてに監査目的、範囲、結果を含む監査報告書を提出します。

    ・是正:被監査部門と指摘事項のリスク、原因、対策を合意し、改善状況のフォローアップを行います。

    監査結果を含む内部監査の状況は、取締役会および内部統制委員会に報告するとともに年度監査報告書を取締役社長に提出しています。

    また、内部統制・監査部は、財務報告に係る内部統制の整備・運用について独立した立場で評価し、結果を内部統制委員会に報告しています。

    b. 監査等委員会および会計監査人との連携

    以下のとおり三様監査の強化を図っております。

    ・監査等委員会と個別監査の実行状況の共有、評価の意見、関連情報の交換等の連携を行います。

    ・会計監査人と財務報告に係る内部統制評価に関する評価範囲、方法を協議しています。

    ・必要に応じて、監査等委員会、会計監査人、内部統制・監査部の情報共有、意見交換を行っています。

    ③  会計監査の状況
    a.監査法人の名称

    有限責任 あずさ監査法人

    b.継続監査期間

    22年間

    c.業務を執行した公認会計士

    指定有限責任社員 中畑 孝英、中村 武浩

    d.監査業務に係る補助者の構成

    監査業務に係る補助者は、監査法人の選定基準に基づき決定されており、具体的には、公認会計士9名、公認会計士試験合格者7名、その他10名です。

    e.会計監査人と監査等委員会の連携

    内部統制システムの実効性を高めるために、監査等委員会は会計監査人と連携し、定期的に会計監査の実施状況や監査結果の報告を受け、課題やリスクについて意見交換を行い、妥当性についての確認を行っております。当事業年度には、会計監査人との会合を7回行いました。

    f.監査法人の選定方針と理由

    会計監査人の選任および再任に関する決定は、会社法第399条の2に基づき、当社の監査等委員会が行っております。監査等委員会は、日本監査役協会が公表している「会計監査人の選解任等に関する議案の内容の決定権行使に関する監査役の対応指針」および「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考とし、適切に判断しております。また、監査等委員会は、会社法第340条に定める事由による会計監査人の解任のほか、会計監査人の独立性、その職務の遂行状況等に鑑み会計監査人が継続して職務を遂行することに関し、重大な疑義が生じた場合には、会社法第399条の2に定める手続きに従い、会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

    当社が有限責任 あずさ監査法人を選定した理由は、監査法人の品質管理、独立性、監査報酬等の内容・水準、監査等委員とのコミュニケーション、経営者等との関係、海外のネットワーク、不正リスクへの対応等の観点から総合的に判断し、選定いたしました。

    g.監査等委員会による監査法人の評価

    当社の監査等委員および監査等委員会は、監査法人に対して、評価を行っております。監査等委員会は、監査等委員会の評価基準(欠格事由の有無、独立性、品質管理体制、監査体制、監査報酬水準、監査実施状況および関連部署からの聴取)に基づき判断した結果、有限責任 あずさ監査法人による会計監査は、適正に行われていることを確認しており、再任が妥当であると評価しております。

    ④  監査報酬の内容等

    a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
    区    分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 25 26
    連結子会社
    25 26
    b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に対する報酬(a.を除く)
    区  分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 2 1
    連結子会社 2 3
    2 2 3 1

    前連結会計年度

    当社における非監査業務の内容は、税務関連業務です。

    当連結会計年度

    当社における非監査業務の内容は、税務関連業務です。

    c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    d.監査報酬の決定方針

    監査内容、監査時間、監査品質および報酬見積もりの算出根拠等を勘案し適切に検証した上で、会社法第399条に基づく監査等委員会の同意を行うこととしております。

    e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    取締役会が提案した会計監査人に対する報酬に対して、当社監査等委員会が、会社法第399条第1項の同意を行った理由は、会計監査人の監査計画の内容、過去の職務遂行状況および今期報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行い妥当であると判断したためであります。

    (4) 【役員の報酬等】

    ①  役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    A.取締役(監査等委員を除く。以下同じ)の個人別の報酬等の内容について決定に関する方針

    当社は、2021年2月26日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬の内容に係る決定方針を決議しております。取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は以下の通りです。

    a.基本方針

    当社の取締役(監査等委員を除く。)の報酬等は、固定報酬である「基本報酬」、業績連動報酬等である「賞与」の2つから構成しております。基本報酬および業績連動報酬等(賞与)の水準は役員報酬の客観性、適正性を確保する観点から、外部第三者機関による調査等の客観的データに基づく当社と同程度の事業規模や関連する業種・業態に属する企業の報酬水準、各役位の職責内容、過去の支払い実績等を勘案して適正な水準となるよう設定しております。

    b.基本報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む)

    基本報酬は、月例の固定報酬とし、各役員の報酬額は役位の職責内容や従事職務、中長期的な会社業績などを反映させて決定します。

    c.業績連動報酬等(賞与)内容および額の決定に関する方針

    業績連動報酬等(賞与)は各取締役の毎年の事業計画達成へのインセンティブとするのに最も客観的かつ妥当な指標として、連結営業利益にリンクした算出フォーミュラを定めて算出された額を原則として毎年一回、一定の時期に現金で支給いたします。

    d.基本報酬と業績連動報酬等(賞与)の割合に関する方針

    基本報酬と業績連動報酬(賞与)の支給割合は、毎年の事業計画達成へのインセンティブを高めると同時に、その行動が短期的、部分最適に偏らぬよう支給割合を設定しております。

    e.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項

    取締役の個人別の報酬等の決定にあたり、その透明性と公正性を一層高めるため、監査等委員である取締役を主要な構成員とする、役員報酬諮問委員会が役員報酬制度、役員報酬支給基準および基本報酬と業績連動報酬等(賞与)の割合等に関し、代表取締役および取締役会に適切な助言を行うことといたします。

    各取締役の個人別の報酬額は取締役会の授権を受けた取締役社長が役員報酬諮問委員会の答申を踏まえて決定します。

    B.取締役の個人別の報酬等の内容の決定に係る委任に関する事項

    取締役(監査等委員を除く。)の個人別の報酬額の具体的内容の決定に関し、取締役社長佐々木  康彰氏に委任した理由は、社長として、各取締役の業務執行状況全般を掌握しうる立場にあるためです。

    ②  役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
    役員区分 人数(人) 固定報酬(百万円) 業績連動報酬(百万円) 合計(百万円)
    取締役(監査等委員を除く。)(社外取締役を除く。) 9 126 6 133
    取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。) 1 18 18
    社外役員 4 26 0 26

    (注) 1  2023年度の取締役(監査等委員を除く。)報酬につきましては、2023年5月29日に開催された「役員報酬諮問委員会」の助言を受け、2023年6月22日開催の取締役会決議により授権を受けた取締役社長が決定しております。

    2  上記の人数には2023年6月22日開催の第123期定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員を除く)2名を含んでおります。

    3  取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。

    4  取締役(監査等委員を除く。)の報酬限度額(10名以内)は、2016年6月24日開催の第116期定時株主総会の決議によって、年額200百万円以内(うち社外取締役分は年額10百万円以内)と定められております。

    5  取締役(監査等委員)の報酬限度額(5名以内)は、2017年6月23日開催の第117期定時株主総会の決議によって、年額50百万円以内と定められております。

    6  業績連動報酬等の算定に用いた業績指標に関する実績:連結営業利益4億51百万円(当社は賞与算出において、目標に対する達成度合によって賞与を決定する方式を採用しておりません。)

    7  上記の取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する方針に従い、役員報酬諮問委員会の助言に基づき、取締役の個人別の報酬等が決定されておりますので、当該報酬等がこの方針に沿うものであると判断しております。

    ③  役員ごとの連結報酬等の総額等

    連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    ④  使用人兼務役員の使用人給与

    該当事項はありません。

    (5) 【株式の保有状況】

    ①  投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動と配当を目的として保有する株式を純投資目的である株式、それ以外の目的で保有する株式を純投資以外の目的で保有する株式としております。なお、原則として当社は、純投資目的である株式は保有いたしません。

    ②  保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社は、円滑な事業運営、取引関係の維持・強化などを目的として、中長期的な経済合理性や将来見通しを総合的に勘案した上で、必要と判断される場合に限り、株式を政策的に保有します。保有する株式については、事業環境の変化・リターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来の見通しなどを踏まえ、毎年取締役会において対外的な保有のねらい・合理性についての具体的な説明を行い、保有の適否を検証する等適宜見直し致します。なお保有の必要性がないと判断された場合には市場動向をみながら売却する方針としております。

    個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容は、円滑な事業運営、取引関係の維持・強化などを目的として、保有する株式については、事業の変化・リターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来見通しなどから勘案し検証しております。

    b.銘柄数及び貸借対照表計上額
    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 2 1
    非上場株式以外の株式 2 85
    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)
    銘柄数(銘柄) 株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式
    非上場株式以外の株式
    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)
    銘柄数(銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式
    c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
    特定投資株式
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    株式会社カネカ 14,100 14,100 主に接着剤の販売などの事業上の取引があり、良好な取引関係の維持を目的として保有しております。(注)
    53 48
    リケンテクノス株式会社 32,000 32,000 主に可塑剤の販売などの事業上の取引があり、良好な取引関係の維持を目的として保有しております。なお、株式数は増加しておりません。(注)
    32 18

    (注)  2024年4月25日開催の取締役会において、保有目的や定量的な保有効果の検証を行っております。

    みなし保有株式

    該当事項はありません。

    ③  保有目的が純投資目的である投資株式

    該当事項はありません。

    ④  当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

    該当事項はありません。

    ⑤  当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

    該当事項はありません。

    第5 【経理の状況】

    1  連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1)  当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2)  当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2  監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表および事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

    3  連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、以下の通り連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
      会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、会計基準設定主体等の行う研修への参加をしております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1) 【連結財務諸表】

    ① 【連結貸借対照表】

    (単位:千円)
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 853,402 972,008
    受取手形 165,392 ※4 163,816
    売掛金 4,270,758 ※4 5,355,483
    商品及び製品 6,352,161 5,528,316
    仕掛品 186,822 123,587
    原材料及び貯蔵品 4,114,347 2,753,742
    その他 301,814 269,858
    流動資産合計 16,244,699 15,166,813
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 ※3 9,375,803 ※3 9,700,427
    減価償却累計額 ※1 △5,881,941 ※1 △6,128,138
    建物及び構築物(純額) 3,493,862 3,572,289
    機械装置及び運搬具 ※3 23,249,539 ※3 23,835,409
    減価償却累計額 ※1 △19,838,085 ※1 △20,589,489
    機械装置及び運搬具(純額) 3,411,453 3,245,920
    土地 1,208,903 1,221,342
    建設仮勘定 4,569,190 4,480,193
    その他 2,981,031 3,086,393
    減価償却累計額 ※1 △2,130,918 ※1 △2,295,659
    その他(純額) 850,112 790,734
    有形固定資産合計 13,533,523 13,310,479
    無形固定資産
    ソフトウエア 34,983 31,968
    その他 19,537 16,907
    無形固定資産合計 54,520 48,876
    投資その他の資産
    投資有価証券 68,638 87,050
    関係会社株式 ※2 84,228 ※2 84,228
    繰延税金資産 1,035,069 955,614
    その他 49,037 66,991
    貸倒引当金 △700 △370
    投資その他の資産合計 1,236,273 1,193,514
    固定資産合計 14,824,318 14,552,869
    資産合計 31,069,018 29,719,683
    (単位:千円)
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 - 847
    買掛金 4,155,625 ※4 4,319,430
    短期借入金 1,600,000 100,000
    1年内返済予定の長期借入金 620,000 620,000
    未払法人税等 40,837 212,413
    賞与引当金 503,539 463,391
    その他 2,714,284 ※4 2,562,348
    流動負債合計 9,634,286 8,278,430
    固定負債
    長期借入金 2,110,000 1,490,000
    退職給付に係る負債 2,524,576 2,519,471
    その他 229,522 220,988
    固定負債合計 4,864,099 4,230,459
    負債合計 14,498,386 12,508,890
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,572,000 1,572,000
    資本剰余金 1,008,755 1,008,755
    利益剰余金 13,890,308 14,452,869
    自己株式 △39,513 △39,584
    株主資本合計 16,431,550 16,994,039
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 34,760 47,542
    為替換算調整勘定 54,184 99,273
    退職給付に係る調整累計額 50,136 69,936
    その他の包括利益累計額合計 139,081 216,752
    純資産合計 16,570,631 17,210,792
    負債純資産合計 31,069,018 29,719,683
    ② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

    【連結損益計算書】

    (単位:千円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    売上高 ※1 30,166,521 ※1 28,544,449
    売上原価 ※2 26,166,224 ※2 23,966,229
    売上総利益 4,000,296 4,578,220
    販売費及び一般管理費 ※3、4 3,549,241 ※3、4 3,503,259
    営業利益 451,055 1,074,960
    営業外収益
    受取利息 5,216 4,025
    受取配当金 21,798 15,448
    為替差益 - 14,379
    不用品処分益 19,596 14,848
    見積撤去費用戻入益 - 10,170
    その他 9,828 18,015
    営業外収益合計 56,439 76,887
    営業外費用
    支払利息 8,791 9,563
    為替差損 40,723 -
    その他 210 481
    営業外費用合計 49,726 10,045
    経常利益 457,768 1,141,803
    特別利益
    投資有価証券売却益 26,421 -
    特別利益合計 26,421 -
    特別損失
    固定資産除却損 ※5 6,022 ※5 13,788
    特別損失合計 6,022 13,788
    税金等調整前当期純利益 478,168 1,128,014
    法人税、住民税及び事業税 121,818 242,430
    法人税等調整額 45,698 65,103
    法人税等合計 167,517 307,534
    当期純利益 310,650 820,480
    非支配株主に帰属する当期純利益 - -
    親会社株主に帰属する当期純利益 310,650 820,480

    【連結包括利益計算書】

    (単位:千円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 310,650 820,480
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 △11,250 12,781
    為替換算調整勘定 6,823 45,089
    退職給付に係る調整額 31,004 19,800
    その他の包括利益合計 ※ 26,577 ※ 77,671
    包括利益 337,227 898,151
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 337,227 898,151
    非支配株主に係る包括利益 - -

    ③ 【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,572,000 1,008,755 14,095,496 △39,513 16,636,739
    当期変動額
    剰余金の配当 △515,838 △515,838
    親会社株主に帰属する当期純利益 310,650 310,650
    自己株式の取得 -
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △205,188 - △205,188
    当期末残高 1,572,000 1,008,755 13,890,308 △39,513 16,431,550
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 46,011 47,360 19,131 112,503 16,749,243
    当期変動額
    剰余金の配当 △515,838
    親会社株主に帰属する当期純利益 310,650
    自己株式の取得 -
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △11,250 6,823 31,004 26,577 26,577
    当期変動額合計 △11,250 6,823 31,004 26,577 △178,611
    当期末残高 34,760 54,184 50,136 139,081 16,570,631

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,572,000 1,008,755 13,890,308 △39,513 16,431,550
    当期変動額
    剰余金の配当 △257,919 △257,919
    親会社株主に帰属する当期純利益 820,480 820,480
    自己株式の取得 △71 △71
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - 562,560 △71 562,489
    当期末残高 1,572,000 1,008,755 14,452,869 △39,584 16,994,039
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 34,760 54,184 50,136 139,081 16,570,631
    当期変動額
    剰余金の配当 △257,919
    親会社株主に帰属する当期純利益 820,480
    自己株式の取得 △71
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 12,781 45,089 19,800 77,671 77,671
    当期変動額合計 12,781 45,089 19,800 77,671 640,160
    当期末残高 47,542 99,273 69,936 216,752 17,210,792

    ④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:千円)
    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 478,168 1,128,014
    減価償却費 1,462,177 1,464,538
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △58,022 23,417
    受取利息及び受取配当金 △27,014 △19,473
    支払利息 8,791 9,563
    固定資産売却損益(△は益) △994 △23
    固定資産除却損 6,022 13,788
    売上債権の増減額(△は増加) 1,651,615 △1,078,635
    棚卸資産の増減額(△は増加) △615,611 2,266,062
    仕入債務の増減額(△は減少) △2,498,906 155,443
    投資有価証券売却損益(△は益) △26,421 -
    その他 1,339,639 △267,027
    小計 1,719,443 3,695,669
    利息及び配当金の受取額 27,014 19,473
    利息の支払額 △8,341 △9,644
    法人税等の支払額 △260,031 △77,326
    営業活動によるキャッシュ・フロー 1,478,085 3,628,172
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △4,318,843 △1,132,169
    無形固定資産の取得による支出 △9,714 △10,328
    投資有価証券の取得による支出 △49,000 -
    投資有価証券の売却による収入 34,747 -
    その他 3,043 347
    投資活動によるキャッシュ・フロー △4,339,767 △1,142,151
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 1,591,512 △1,500,000
    長期借入れによる収入 2,500,000 -
    長期借入金の返済による支出 △570,000 △620,000
    自己株式の増減額(△は増加) - △71
    配当金の支払額 △515,838 △257,919
    リース債務の返済による支出 △9,794 △11,606
    財務活動によるキャッシュ・フロー 2,995,879 △2,389,597
    現金及び現金同等物に係る換算差額 574 22,182
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 134,771 118,606
    現金及び現金同等物の期首残高 718,630 853,402
    現金及び現金同等物の期末残高 ※ 853,402 ※ 972,008
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
    1  連結の範囲に関する事項

        (1) 連結子会社の数および名称  3社  

    株式会社田岡化学分析センター

    タオカ  ケミカル  インド  プライベート  リミテッド

    田岡化工材料(上海)有限公司##### (2) 主要な非連結子会社の名称等

    非連結子会社の名称

    田岡淀川ジェネラルサービス株式会社

    田岡播磨ジェネラルサービス株式会社

    タオカ  ケミカル  シンガポール  プライベート  リミテッド

    連結の範囲から除いた理由

    非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いております。

    2  持分法の適用に関する事項
    (1) 持分法適用の非連結子会社および関連会社数

    該当事項はありません。

    (2) 持分法を適用していない非連結子会社および関連会社の名称等

    (非連結子会社)

    田岡淀川ジェネラルサービス株式会社

    田岡播磨ジェネラルサービス株式会社

    タオカ  ケミカル  シンガポール  プライベート  リミテッド

    (関連会社)

    MTオプティクス株式会社

    持分法を適用していない理由

    持分法を適用していない非連結子会社および関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等、連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。

    3  連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社の決算日は、田岡化工材料(上海)有限公司(12月31日)を除き、連結決算日と一致しております。なお、田岡化工材料(上海)有限公司については、同社の決算日現在の財務諸表を使用して連結決算を行っております。ただし、連結決算日との間に生じた田岡化工材料(上海)有限公司との重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

    4  会計方針に関する事項
    (1) 重要な資産の評価基準および評価方法
    ①  有価証券

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

    市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法

    ②  棚卸資産

    総平均法による原価法(収益性の低下した棚卸資産については簿価切り下げの方法により算定しております。)

    ③  デリバティブ

    時価法

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
    ①  有形固定資産(リース資産を除く)

    定額法によっております。

    ②  無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法によっております。

    主な耐用年数は次のとおりです。

    自社利用のソフトウェア  5年

    ③  リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    (3) 重要な引当金の計上基準
    ①  貸倒引当金

    売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    ②  賞与引当金

    従業員賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき、当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法
    ①  退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ②  数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法

    過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により費用処理しております。

    数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生した連結会計年度から費用処理しております。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

    当社グループは、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

    ステップ1:契約の識別

    ステップ2:履行義務の識別

    ステップ3:取引価格の算定

    ステップ4:履行義務への取引価格の配分

    ステップ5:履行義務の充足による収益の認識

    当社グループは、精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造および販売を主な事業としております。物品販売については、契約の定めに基づき顧客に物品を引渡した時点や、インコタームズ等で定められた貿易条件に基づきリスク負担が顧客に移転する時点において、顧客が当該物品に対する支配を獲得することから、履行義務が充足されると判断しており、当該履行義務の充足時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。

    取引価格の算定については、顧客との契約において約束された対価から、値引き額等を控除した金額で算定しております。

    なお、取引の対価は履行義務を充足してから概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

    (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

    外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産および負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益および費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。

    (7) 重要なヘッジ会計の方法

    ①  ヘッジ会計の方法

    為替予約        振当処理によっております。

    ②  ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段      為替予約

    ヘッジ対象      外貨建取引

    ③  ヘッジ方針

    当社社内規程に基づき為替変動リスクをヘッジしております。

    ④  ヘッジ有効性評価の方法

    為替予約取引については、ヘッジ対象とヘッジ手段の通貨種別、行使日、金額等の条件がほぼ同一であり、相関関係が高いことから、有効性の評価を省略しております。

    (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。 

    (重要な会計上の見積り)

    該当事項はありません。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1  減価償却累計額には減損損失累計額が含まれております。

    ※2  非連結子会社および関連会社に対するものは次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    関係会社株式 84,228千円 84,228千円

    ※3  国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額およびその内訳は、次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    圧縮記帳額 145,337千円 145,337千円
    (うち、建物及び構築物) 1,119千円 1,119千円
    (うち、機械装置及び運搬具) 144,218千円 144,218千円

    ※4  期末日満期手形および期日現金決済(手形と同条件で手形期日に現金決済する方式)の会計処理については、手形交換日または期日現金決済日をもって決済処理しております。なお、当連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形等が、期末残高に含まれております。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    受取手形 -千円 34,160千円
    売掛金 -千円 544,863千円
    買掛金 -千円 250,113千円
    その他(流動負債) -千円 110,868千円
    (連結損益計算書関係)

    ※1  顧客との契約から生じる収益

    売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2  通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額は、次のとおりです。なお、期末棚卸高は収益性低下に伴う簿価切下後の金額です。

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    売上原価 37,499 千円 147,474 千円

    ※3  研究開発費はすべて販売費及び一般管理費に含まれており、次のとおりです。

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    837,125 千円 858,804 千円

      ※4  販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は、次のとおりです。

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    運送費及び保管費 712,203 千円 692,615 千円
    給料手当及び福利費 867,040 千円 888,517 千円
    賞与引当金繰入額 192,521 千円 173,146 千円
    退職給付費用 35,164 千円 31,343 千円
    研究開発費 837,125 千円 858,804 千円

    ※5  固定資産除却損の主な内容は、次のとおりです。

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    建物及び構築物 844 千円 1,001 千円
    機械装置及び運搬具 4,457 千円 5,912 千円
    工具、器具及び備品 256 千円 2,395 千円
    撤去費用 463 千円 4,477 千円
    (連結包括利益計算書関係)

    ※  その他の包括利益に係る組替調整額および税効果額

    (単位:千円)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 10,214 18,412
    組替調整額 △26,421
    税効果調整前 △16,206 18,412
    税効果額 4,956 △5,630
    その他有価証券評価差額金 △11,250 12,781
    為替換算調整勘定
    当期発生額 6,823 45,089
    組替調整額
    税効果調整前 6,823 45,089
    税効果額
    為替換算調整勘定 6,823 45,089
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 63,522 68,982
    組替調整額 △18,860 △40,459
    税効果調整前 44,661 28,522
    税効果額 △13,657 △8,722
    退職給付に係る調整額 31,004 19,800
    その他の包括利益合計 26,577 77,671
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    1  発行済株式に関する事項
    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 14,440,000 14,440,000
    2  自己株式に関する事項
    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 111,140 111,140
    3  配当に関する事項
    (1) 配当金支払額
    決議 株式の種類 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年5月11日取締役会 普通株式 257,919 18.00 2022年3月31日 2022年6月6日
    2022年10月27日取締役会 普通株式 257,919 18.00 2022年9月30日 2022年12月2日
    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年5月12日取締役会 普通株式 利益剰余金 128,959 9.00 2023年3月31日 2023年6月2日

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    1  発行済株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 14,440,000 14,440,000

    2  自己株式に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式(株) 111,140 95 111,235

    (変動事由の概要)

      単元未満株式の買取による増加  95株

    3  配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年5月12日取締役会 普通株式 128,959 9.00 2023年3月31日 2023年6月2日
    2023年10月31日取締役会 普通株式 128,959 9.00 2023年9月30日 2023年12月4日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年5月14日取締役会 普通株式 利益剰余金 128,958 9.00 2024年3月31日 2024年6月4日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日至  2024年3月31日)
    現金及び預金勘定 853,402 千円 972,008 千円
    現金及び現金同等物 853,402 千円 972,008 千円
    (金融商品関係)

    1  金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、国内外における事業遂行のための設備投資計画等に照らして必要な長期資金を金融機関等からの借入により調達しております。また、短期的な運転資金は銀行借入や自己資金により調達しております。調達にあたっては、必要な資金を適切な時期に過不足なく機動的に調達することを旨とし、資金の安定確保と金融費用の極小化を目指すこととしております。

    デリバティブについては、リスクのヘッジ取引でのみ利用し、その限度額を実需の範囲とすることとしており、短期的な売買損益を獲得する目的や投機目的には利用しない方針です。

    (2) 金融商品の内容およびそのリスク

    営業債権である受取手形および売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、そのすべての回収期日を1年以内に設定することで信用リスクを低減させております。また、輸出取引等により発生する外貨建て営業債権は、為替レートの変動リスクに晒されておりますが、当社は、外貨建て債権を日本円に両替せず外貨建て債務の支払に充当することにより為替リスクを軽減しております。営業債務である買掛金は、そのすべての支払期日は1年以内です。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資等に必要な資金調達を目的としたものです。

    (3) 金融商品に係るリスク管理体制

    ①  信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

    当社は債権管理について定めた社内規程に従い、営業債権について、営業部門が定期的に全営業取引先の状況、販売取引高および債権残高をチェックして取引方針の見直しを実施するとともに、財務状況等の悪化等による取引先の信用リスクの早期把握や軽減を図っております。連結子会社におきましても、各社の規程に基づき営業部門または経理担当部門が取引先の財務状況および信用状況の管理を行っております。

    デリバティブ取引の利用にあたっては、信用度の高い金融機関とのみ取引を行っております。

    ②  市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

    当社グループは、外貨建ての営業債権は、日本円に両替せず外貨建て債務の支払いに充当しております。デリバティブ取引をリスクのヘッジ目的で利用することとしております。このため、市場リスクはほとんどないと判断しております。

    投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

    デリバティブ取引については、デリバティブ取引の利用目的、取組方針、取引に係る権限や手続きを定めた社内規程を作成しており、この規程の遵守およびヘッジ効果の確認等によりリスク管理を行っております。当社におけるデリバティブ取引の約定手続きは、経理担当部門が決裁権限規程に定められた決裁者の承認を得て取引を行っております。

    ③  資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社は、年度毎に資金繰り計画を作成するとともに、資金繰り表を日々更新して管理しております。また、金融機関との間で当座借越契約を締結し、流動性リスクを管理しております。

    (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

    (5) 信用リスクの集中

    当期の連結決算日現在における営業債権のうち30%が特定の大口顧客に対するものです。

    2  金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:千円)

    連結貸借対照表計上額 時価 差額
    投資有価証券
    その他有価証券 67,493 67,493
    資産計 67,493 67,493
    1年内返済予定の長期借入金 620,000 619,403 △596
    長期借入金 2,110,000 2,088,339 △21,660
    負債計 2,730,000 2,707,743 △22,256
    デリバティブ取引

    (*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「買掛金」、「短期借入金」については、現金は注記を省略しており、預金、受取手形、売掛金、買掛金、短期借入金は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから注記を省略しております。

    (*2) 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

    区分 前連結会計年度(千円)
    非上場株式 1,145
    関係会社株式 84,228

    (*3) デリバティブ取引である為替予約取引は、ヘッジ対象とされている買掛金と一体として処理されているため、買掛金の時価に含めて記載を省略しております。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:千円)

    連結貸借対照表計上額 時価 差額
    投資有価証券
    その他有価証券 85,905 85,905
    資産計 85,905 85,905
    1年内返済予定の長期借入金 620,000 618,975 △1,024
    長期借入金 1,490,000 1,471,132 △18,867
    負債計 2,110,000 2,090,108 △19,891
    デリバティブ取引

    (*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「買掛金」、「短期借入金」については、現金は注記を省略しており、預金、受取手形、売掛金、買掛金、短期借入金は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから注記を省略しております。

    (*2) 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

    区分 当連結会計年度(千円)
    非上場株式 1,145
    関係会社株式 84,228

    (*3) デリバティブ取引である為替予約取引は、ヘッジ対象とされている買掛金と一体として処理されているため、買掛金の時価に含めて記載を省略しております。

    (注1) 金銭債権および満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:千円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 853,402
    受取手形 165,392
    売掛金 4,270,758
    合計 5,289,553

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:千円)

    1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
    現金及び預金 972,008
    受取手形 163,816
    売掛金 5,355,483
    合計 6,491,308

    (注2) 長期借入金、リース債務およびその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:千円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 1,600,000
    長期借入金 620,000 620,000 620,000 620,000 250,000
    リース債務 9,794 9,794 9,288 8,580 8,580 110,594
    合計 2,229,794 629,794 629,288 628,580 258,580 110,594

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:千円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超
    短期借入金 100,000
    長期借入金 620,000 620,000 620,000 250,000
    リース債務 11,606 11,100 10,392 10,392 10,392 102,769
    合計 731,606 631,100 630,392 260,392 10,392 102,769

    3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券 67,493 67,493
    資産計 67,493 67,493

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券 85,905 85,905
    資産計 85,905 85,905

    (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    1年内返済予定の長期借入金 619,403 619,403
    長期借入金 2,088,339 2,088,339
    負債計 2,707,743 2,707,743

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    1年内返済予定の長期借入金 618,975 618,975
    長期借入金 1,471,132 1,471,132
    負債計 2,090,108 2,090,108

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    1年内返済予定の長期借入金,長期借入金

    これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間および信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

    1  その他有価証券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:千円)

    種類 連結貸借対照表計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 67,493 17,419 50,073
    小計 67,493 17,419 50,073
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式
    小計
    合計 67,493 17,419 50,073

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:千円)

    種類 連結貸借対照表計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 85,905 17,419 68,485
    小計 85,905 17,419 68,485
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式
    小計
    合計 85,905 17,419 68,485

    2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:千円)

    区分 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
    株式 34,747 26,421
    合計 34,747 26,421

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    (デリバティブ取引関係)

    1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

    通貨関連

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 デリバティブ取引の種類等 主なヘッジ対象 契約額等 (千円) 契約額等のうち1年超 (千円) 時価 (千円)
    為替予約等の振当処理 為替予約取引 買掛金
    買建 (注)
    米ドル 198,442
    合計 198,442

    (注)  取引先金融機関等から掲示された価格等に基づき算定しています。なお、為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている買掛金と一体として処理されているため、買掛金の時価に含めて記載を省略しております。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    該当事項はありません。

    (退職給付関係)
    1  採用している退職給付制度の概要

    当社および国内連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。

    2  確定給付制度
    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:千円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 2,627,260 2,524,576
    勤務費用 172,066 171,432
    利息費用 13,655 23,389
    数理計算上の差異の発生額 △95,284 △103,474
    退職給付の支払額 △193,121 △96,453
    退職給付債務の期末残高 2,524,576 2,519,471
    (2) 退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (単位:千円)

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    非積立型制度の退職給付債務 2,524,576 2,519,471
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 2,524,576 2,519,471
    退職給付に係る負債 2,524,576 2,519,471
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 2,524,576 2,519,471
    (3) 退職給付費用およびその内訳項目の金額

    (単位:千円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    勤務費用 172,066 171,432
    利息費用 13,655 23,389
    数理計算上の差異の費用処理額 △50,622 △74,951
    確定給付制度に係る退職給付費用 135,099 119,871
    (4) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:千円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    数理計算上の差異 44,661 28,522
    合計 44,661 28,522
    (5) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:千円)

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 △72,221 △100,744
    合計 △72,221 △100,744
    (6) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    割引率 0.979% 1.221%

    3  確定拠出制度

    当社および国内連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度21,866千円、当連結会計年度 22,065千円です。

    (税効果会計関係)
    1  繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    繰延税金資産
    退職給付に係る負債 772,016 千円 770,467 千円
    減価償却費 34,791 千円 33,471 千円
    賞与引当金 154,776 千円 142,363 千円
    未払金 6,116 千円 4,893 千円
    未払事業税 7,847 千円 17,392 千円
    棚卸資産未実現利益消去 2,534 千円 4,092 千円
    棚卸資産評価損 79,399 千円 86,252 千円
    減損損失 43,339 千円 37,638 千円
    その他 60,373 千円 26,445 千円
    小計 1,161,192 千円 1,123,015 千円
    評価性引当額 △54,305 千円 △52,900 千円
    繰延税金資産合計 1,106,887 千円 1,070,114 千円
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 △15,312 千円 △20,942 千円
    貸方原価差額調整 △29,163 千円 △67,215 千円
    固定資産圧縮積立金 △27,342 千円 △26,342 千円
    繰延税金負債合計 △71,817 千円 △114,499 千円
    繰延税金資産純額 1,035,069 千円 955,614 千円
    2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6 30.6
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 1.4 0.6
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △3.3 △1.3
    試験研究費の税額控除 △1.9 △3.8
    住民税均等割額 1.7 0.7
    過年度法人税等 5.5 0.0
    その他 1.0 0.5
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 35.0 27.3

    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 合計
    化学工業 化学分析受託事業
    精密化学品事業部 13,856,744 13,856,744
    機能材事業部 3,285,290 3,285,290
    樹脂添加剤事業部 12,403,606 12,403,606
    化学分析受託事業 620,879 620,879
    顧客との契約から生じる収益 29,545,642 620,879 30,166,521
    外部顧客への売上高 29,545,642 620,879 30,166,521

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 合計
    化学工業 化学分析受託事業
    精密化学品事業部 12,672,767 12,672,767
    機能材事業部 3,388,538 3,388,538
    樹脂添加剤事業部 11,865,908 11,865,908
    化学分析受託事業 617,234 617,234
    顧客との契約から生じる収益 27,927,214 617,234 28,544,449
    外部顧客への売上高 27,927,214 617,234 28,544,449

    2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    注記事項の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項  4 会計方針に関する事項  (5)  重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    当連結会計年度の期首および期末において契約負債残高はないため、当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた金額はありません。

    (1)  契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:千円)
    前連結会計年度 当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高)
    受取手形 145,757 165,392
    売掛金 5,923,035 4,270,758
    6,068,793 4,436,151
    顧客との契約から生じた債権(期末残高)
    受取手形 165,392 163,816
    売掛金 4,270,758 5,355,483
    4,436,151 5,519,300
    契約資産(期首残高)
    契約資産(期末残高)
    契約負債(期首残高)
    契約負債(期末残高)

    (2)  残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループでは、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1  報告セグメントの概要

    (1) 報告セグメントの決定方法

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

    (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

    当社の報告セグメントは、精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造販売を行う「化学工業」および環境分析と材料分析を行う「化学分析受託事業」を報告セグメントとしております。

    2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。

    3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:千円)

    報告セグメント 合計 調整額(注)1 連結財務諸表計上額(注)2
    化学工業 化学分析受託事業
    売上高
    外部顧客への売上高 29,545,642 620,879 30,166,521 30,166,521
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 65,573 65,573 △65,573
    29,545,642 686,453 30,232,095 △65,573 30,166,521
    セグメント利益 398,526 51,502 450,028 1,026 451,055
    セグメント資産 30,853,140 147,239 31,000,380 68,638 31,069,018
    その他の項目
    減価償却費 1,462,177 1,462,177 1,462,177
    有形固定資産および  無形固定資産の増加額 1,747,748 1,747,748 1,747,748

    (注) 1  調整額は以下の通りです。

      (1) 「セグメント利益」の調整額1,026千円は、セグメント間取引の消去に伴う調整額です。

      (2) 「セグメント資産」の調整額は連結会社での長期投資資金(投資有価証券)68,638千円です。

    2  セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    (単位:千円)

    報告セグメント 合計 調整額(注)1 連結財務諸表計上額(注)2
    化学工業 化学分析受託事業
    売上高
    外部顧客への売上高 27,927,214 617,234 28,544,449 28,544,449
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 65,254 65,254 △65,254
    27,927,214 682,488 28,609,703 △65,254 28,544,449
    セグメント利益 1,015,684 58,837 1,074,522 437 1,074,960
    セグメント資産 29,439,088 193,544 29,632,632 87,050 29,719,683
    その他の項目
    減価償却費 1,464,538 1,464,538 1,464,538
    有形固定資産および  無形固定資産の増加額 1,226,101 1,226,101 1,226,101

    (注) 1  調整額は以下の通りです。

      (1) 「セグメント利益」の調整額437千円は、セグメント間取引の消去に伴う調整額です。

      (2) 「セグメント資産」の調整額は連結会社での長期投資資金(投資有価証券)87,050千円です。

    2  セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 

    【関連情報】

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    1  製品およびサービスごとの情報

    製品およびサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。

    2  地域ごとの情報
    (1) 売上高

    (単位:千円)

    日本 アジア(日本除く) 北米 欧州 その他 合計
    26,333,674 3,793,292 31,997 7,556 30,166,521
    (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3  主要な顧客ごとの情報

    (単位:千円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    三菱瓦斯化学株式会社 7,652,354 化学工業、化学分析受託事業
    住友化学株式会社 4,388,939 化学工業、化学分析受託事業
    住友電工ウインテック株式会社 3,696,291 化学工業

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    1  製品およびサービスごとの情報

    製品およびサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。

    2  地域ごとの情報
    (1) 売上高

    (単位:千円)

    日本 アジア(日本除く) 北米 欧州 その他 合計
    24,753,920 3,732,431 47,798 10,298 28,544,449
    (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3  主要な顧客ごとの情報

    (単位:千円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    三菱瓦斯化学株式会社 6,318,227 化学工業、化学分析受託事業
    住友化学株式会社 4,601,311 化学工業、化学分析受託事業
    住友電工ウインテック株式会社 3,355,558 化学工業
    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    1  関連当事者との取引

      連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

    連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る。)等
    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(千円) 事業の内容又は職業 議決権等被所有割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(千円) 科目 期末残高(千円)
    親会社 住友化学株式会社 東京都中央区 89,810,301 総合化学工業 直接   50.61間接    0.78 当社製品の販売原材料の仕入役員の兼任等 製品の販売 4,234,238 売掛金 774,261
    原材料の仕入 2,131,661 買掛金 340,788

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    市場価格、総原価を勘案して毎期価格交渉の上、決定しております。

    2  親会社又は重要な関連会社に関する注記

    (1)親会社情報

    住友化学株式会社(東京証券取引所に上場)

    (2)重要な関連会社の要約財務情報

    重要な関連会社はありません。

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    1  関連当事者との取引

      連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

    (ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る。)等
    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(千円) 事業の内容又は職業 議決権等被所有割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(千円) 科目 期末残高(千円)
    親会社 住友化学株式会社 東京都中央区 89,938,395 総合化学工業 直接   50.61間接    0.29 当社製品の販売原材料の仕入役員の兼任等 製品の販売 4,465,024 売掛金 1,105,685
    原材料の仕入 1,495,883 買掛金 265,200

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    市場価格、総原価を勘案して毎期価格交渉の上、決定しております。

    (イ)連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金(千円) 事業の内容又は職業 議決権等被所有割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(千円) 科目 期末残高(千円)
    同一の親会社を持つ会社 住友ファーマ株式会社 東京都中央区 22,400,000 医薬品事業等 なし 当社製品の 販売 製品の販売 596,520 売掛金 656,172

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    市場価格、総原価を勘案して毎期価格交渉の上、決定しております。

    2  親会社又は重要な関連会社に関する注記

    (1)親会社情報

    住友化学株式会社(東京証券取引所に上場)

    (2)重要な関連会社の要約財務情報

    重要な関連会社はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日) 当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)
    1株当たり純資産額 1,156円45銭 1株当たり純資産額 1,201円14銭
    1株当たり当期純利益 21円68銭 1株当たり当期純利益 57円26銭

    (注) 1  潜在株式調整後の1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2  1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 310,650 820,480
    普通株主に帰属しない金額(千円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 310,650 820,480
    普通株式の期中平均株式数(千株) 14,328 14,328

    3  1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日) 当連結会計年度(2024年3月31日)
    純資産の部の合計額(千円) 16,570,631 17,210,792
    純資産の部の合計額から控除する金額(千円)
    普通株式に係る期末の純資産額(千円) 16,570,631 17,210,792
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株) 14,328 14,328
    (重要な後発事象)

    該当事項はありません。

    ⑤ 【連結附属明細表】
    【社債明細表】

    該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(千円) 当期末残高(千円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 1,600,000 100,000 0.46
    1年以内に返済予定の長期借入金 620,000 620,000 0.23
    1年以内に返済予定のリース債務 9,794 18,250
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 2,110,000 1,490,000 0.23 2025年5月~2027年8月
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 146,837 138,401 2025年4月~2041年3月
    その他有利子負債
    長期預り金 82,685 82,586 0.45
    合計 4,569,317 2,449,238

    (注) 1  「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2  当社はリース料総額に含まれる利息相当額を、定額法により各連結会計年度に配分しておりますのでリース債務につきましては、「平均利率」の記載を省略しております。

    3  長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)およびリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額

    区分 1年超2年以内(千円) 2年超3年以内(千円) 3年超4年以内(千円) 4年超5年以内(千円)
    長期借入金 620,000 620,000 250,000
    リース債務 11,100 10,392 10,392 10,392

    (注) 長期預り金については、個々の返済の期日がないため、連結決算日後5年以内における返済予定額の記載はしておりません。

    【資産除去債務明細表】

    該当事項はありません。

    (2) 【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高 (千円) 7,426,852 14,811,960 21,491,892 28,544,449
    税金等調整前四半期(当期)純利益 (千円) 28,500 618,456 875,311 1,128,014
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 (千円) 27,853 459,788 627,738 820,480
    1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 1.94 32.09 43.81 57.26
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益 (円) 1.94 30.14 11.72 13.45

    2 【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ① 【貸借対照表】

    (単位:千円)
    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 368,783 357,428
    受取手形 160,009 ※3 154,955
    売掛金 ※1 4,125,537 ※1、3 5,039,882
    商品及び製品 6,258,792 5,439,156
    仕掛品 175,019 103,570
    原材料及び貯蔵品 3,873,059 2,687,157
    前払費用 16,112 16,496
    その他 ※1 96,259 ※1 123,301
    流動資産合計 15,073,572 13,921,950
    固定資産
    有形固定資産
    建物 ※2 2,688,018 ※2 2,740,828
    構築物 804,926 830,539
    機械及び装置 ※2 3,401,741 ※2 3,232,985
    車両運搬具 253 817
    工具、器具及び備品 691,641 631,488
    土地 1,208,903 1,221,342
    リース資産 155,272 155,463
    建設仮勘定 4,435,607 4,331,479
    有形固定資産合計 13,386,366 13,144,946
    無形固定資産
    ソフトウエア 32,728 29,928
    その他 19,537 16,907
    無形固定資産合計 52,265 46,835
    投資その他の資産
    投資有価証券 68,638 87,050
    関係会社株式 311,428 311,428
    関係会社出資金 297,211 297,211
    長期前払費用 10,301 28,932
    繰延税金資産 1,039,770 967,171
    その他 38,725 38,048
    貸倒引当金 △700 △370
    投資その他の資産合計 1,765,375 1,729,471
    固定資産合計 15,204,007 14,921,254
    資産合計 30,277,579 28,843,204
    (単位:千円)
    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 - 847
    買掛金 ※1 3,987,645 ※1、3 4,071,263
    短期借入金 1,600,000 100,000
    1年内返済予定の長期借入金 620,000 620,000
    未払金 ※1 370,349 ※1、3 466,396
    未払費用 ※1 555,166 ※1 390,415
    未払法人税等 25,747 178,316
    賞与引当金 460,565 421,871
    その他 ※1 1,438,143 ※1 1,535,120
    流動負債合計 9,057,618 7,784,231
    固定負債
    長期借入金 2,110,000 1,490,000
    退職給付引当金 2,596,768 2,619,785
    その他 229,522 220,988
    固定負債合計 4,936,291 4,330,774
    負債合計 13,993,909 12,115,005
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,572,000 1,572,000
    資本剰余金
    資本準備金 1,008,755 1,008,755
    資本剰余金合計 1,008,755 1,008,755
    利益剰余金
    利益準備金 170,012 170,012
    その他利益剰余金
    圧縮記帳積立金 62,070 59,799
    別途積立金 7,000,000 7,000,000
    繰越利益剰余金 6,475,584 6,909,673
    利益剰余金合計 13,707,667 14,139,485
    自己株式 △39,513 △39,584
    株主資本合計 16,248,909 16,680,656
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 34,760 47,542
    評価・換算差額等合計 34,760 47,542
    純資産合計 16,283,670 16,728,198
    負債純資産合計 30,277,579 28,843,204

    ② 【損益計算書】

    (単位:千円)
    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    売上高 ※1 27,520,715 ※1 25,950,844
    売上原価 ※1 23,955,253 ※1 21,866,174
    売上総利益 3,565,462 4,084,670
    販売費及び一般管理費 ※2 3,297,527 ※2 3,231,773
    営業利益 267,934 852,896
    営業外収益
    受取利息及び配当金 ※1 59,296 ※1 52,047
    その他 ※1 27,564 52,893
    営業外収益合計 86,861 104,940
    営業外費用
    支払利息 ※1 8,763 ※1 9,705
    その他 31,631 338
    営業外費用合計 40,395 10,044
    経常利益 314,400 947,793
    特別利益
    投資有価証券売却益 26,421 -
    特別利益合計 26,421 -
    特別損失
    固定資産除却損 6,022 13,788
    特別損失合計 6,022 13,788
    税引前当期純利益 334,799 934,004
    法人税、住民税及び事業税 69,083 177,298
    法人税等調整額 46,644 66,969
    法人税等合計 115,727 244,267
    当期純利益 219,071 689,737

    ③ 【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮記帳積立金 別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 1,572,000 1,008,755 1,008,755 170,012 64,390 6,500,000 7,270,031 14,004,434
    当期変動額
    圧縮記帳積立金の取崩 △2,319 2,319 -
    別途積立金の積立 500,000 △500,000 -
    剰余金の配当 △515,838 △515,838
    当期純利益 219,071 219,071
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - - - △2,319 500,000 △794,447 △296,766
    当期末残高 1,572,000 1,008,755 1,008,755 170,012 62,070 7,000,000 6,475,584 13,707,667
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △39,513 16,545,676 46,011 46,011 16,591,688
    当期変動額
    圧縮記帳積立金の取崩 - -
    別途積立金の積立 - -
    剰余金の配当 △515,838 △515,838
    当期純利益 219,071 219,071
    自己株式の取得 - -
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △11,250 △11,250 △11,250
    当期変動額合計 - △296,766 △11,250 △11,250 △308,017
    当期末残高 △39,513 16,248,909 34,760 34,760 16,283,670

      当事業年度(自 2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    圧縮記帳積立金 別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 1,572,000 1,008,755 1,008,755 170,012 62,070 7,000,000 6,475,584 13,707,667
    当期変動額
    圧縮記帳積立金の取崩 △2,271 2,271 -
    別途積立金の積立 -
    剰余金の配当 △257,919 △257,919
    当期純利益 689,737 689,737
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - - - △2,271 - 434,089 431,817
    当期末残高 1,572,000 1,008,755 1,008,755 170,012 59,799 7,000,000 6,909,673 14,139,485
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △39,513 16,248,909 34,760 34,760 16,283,670
    当期変動額
    圧縮記帳積立金の取崩 - -
    別途積立金の積立 - -
    剰余金の配当 △257,919 △257,919
    当期純利益 689,737 689,737
    自己株式の取得 △71 △71 △71
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 12,781 12,781 12,781
    当期変動額合計 △71 431,746 12,781 12,781 444,528
    当期末残高 △39,584 16,680,656 47,542 47,542 16,728,198
    【注記事項】

    (重要な会計方針)

    1  資産の評価基準および評価方法

    (1) 有価証券

    ①  子会社株式、関連会社株式および関係会社出資金

    移動平均法による原価法

    ②  その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

    市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法

    (2) デリバティブ

    時価法

    (3) 棚卸資産

    総平均法による原価法(収益性の低下した棚卸資産については簿価切り下げの方法により算定しております。)

    2  固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産(リース資産を除く)

    定額法によっております。

    (2) 無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法によっております。

    (3) リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    3  引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 賞与引当金

    従業員賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき、当事業年度に負担すべき額を計上しております。

    (3) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。

    ①  退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ②  数理計算上の差異および過去勤務費用の費用処理方法

    過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により費用処理しております。

    数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生した事業年度から費用処理しております。

    4  収益及び費用の計上基準

    当社は、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

    ステップ1:契約の識別

    ステップ2:履行義務の識別

    ステップ3:取引価格の算定

    ステップ4:履行義務への取引価格の配分

    ステップ5:履行義務の充足による収益の認識

    当社は、精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造および販売を事業としております。物品販売については、契約の定めに基づき顧客に物品を引渡した時点や、インコタームズ等で定められた貿易条件に基づきリスク負担が顧客に移転する時点において、顧客が当該物品に対する支配を獲得することから、履行義務が充足されると判断しており、当該履行義務の充足時点で収益を認識しております。ただし、製品の国内の販売については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。

    取引価格の算定については、顧客との契約において約束された対価から、値引き額等を控除した金額で算定しております。

    なお、取引の対価は履行義務を充足してから概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

    5  その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    (1) 退職給付に係る会計処理の方法

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異、未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

    (2) 重要なヘッジ会計の方法

    ・ヘッジ会計の方法

    為替予約        振当処理によっております。

    ・ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段      為替予約

    ヘッジ対象      外貨建取引

    ・ヘッジ方針

    当社社内規程に基づき為替変動リスク及び金利変動リスクをヘッジしております。

    ・ヘッジ有効性評価の方法

    為替予約取引については、ヘッジ対象とヘッジ手段の通貨種別、行使日、金額等の条件がほぼ同一であり、相関関係が高いことから、有効性の評価を省略しております。

    (重要な会計上の見積り)

    該当事項はありません。

    (貸借対照表関係)

    ※1  関係会社に対する資産および負債

    区分表示されたもの以外で当該関係会社に対する金銭債権または金銭債務の金額は、次のとおりです。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    金銭債権 889,459千円 1,245,258千円
    金銭債務 732,476千円 540,652千円

    ※2  国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額およびその内訳は、次のとおりです。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    圧縮記帳額 145,337千円 145,337千円
    (うち、建物) 1,119千円 1,119千円
    (うち、機械及び装置) 144,218千円 144,218千円

    ※3  期末日満期手形および期日現金決済(手形と同条件で手形期日に現金決済する方式)の会計処理については、手形交換日または期日現金決済日をもって決済処理しております。なお、当事業年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形等が、期末残高に含まれております。

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    受取手形 -千円 34,003千円
    売掛金 -千円 544,863千円
    買掛金 -千円 250,113千円
    その他(流動負債) -千円 110,868千円
    (損益計算書関係)
    ※1  関係会社との営業取引および営業取引以外の取引高の総額
    前事業年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)
    営業取引による取引高
    売上高 4,568,677 千円 4,780,749 千円
    仕入高 2,967,947 千円 2,301,737 千円
    営業取引以外の取引による取引高 51,178 千円 47,221 千円
    ※2  販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額ならびにおおよその割合は、次のとおりです。
    前事業年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日) 当事業年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)
    運送費及び保管費 687,177 千円 670,763 千円
    給料手当及び福利費 721,897 千円 734,115 千円
    賞与引当金繰入額 175,616 千円 155,962 千円
    退職給付費用 30,565 千円 26,355 千円
    減価償却費 74,684 千円 87,032 千円
    研究開発費 848,104 千円 871,133 千円
    おおよその割合
    販売費 37 37
    一般管理費 63 63
    (有価証券関係)

    子会社株式、関連会社株式および関係会社出資金は、市場価格のない株式等のため、子会社株式、関連会社株式および関係会社出資金の時価を記載しておりません。

    なお、市場価格のない株式等の子会社株式、関連会社株式および関係会社出資金の貸借対照表計上額は次のとおりです。

    区分 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
    子会社株式 262,428 262,428
    関連会社株式 49,000 49,000
    関係会社出資金 297,211 297,211
    608,639 608,639
    (税効果会計関係)

    1  繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    繰延税金資産
    退職給付引当金 794,092 千円 801,131 千円
    減価償却費 34,791 千円 33,471 千円
    賞与引当金 140,841 千円 129,008 千円
    未払金 6,116 千円 4,893 千円
    棚卸資産評価損 79,399 千円 86,252 千円
    未払事業税 6,954 千円 15,746 千円
    減損損失 20,010 千円 14,309 千円
    関係会社株式 52,180 千円 0 千円
    その他 55,501 千円 21,653 千円
    小計 1,189,884 千円 1,106,463 千円
    評価性引当額 △78,296 千円 △24,792 千円
    繰延税金資産合計 1,111,588 千円 1,081,671 千円
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 △15,312 千円 △20,942 千円
    貸方原価差額調整 △29,163 千円 △67,215 千円
    圧縮記帳積立金 △27,342 千円 △26,342 千円
    繰延税金負債合計 △71,817 千円 △114,499 千円
    繰延税金資産の純額 1,039,770 千円 967,171 千円

    2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度(2023年3月31日) 当事業年度(2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6 30.6
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 2.0 0.7
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △4.7 △1.6
    試験研究費の税額控除 △2.6 △4.6
    住民税均等割 2.2 0.8
    過年度法人税等 7.9 0.0
    その他 △0.8 0.3
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 34.6 26.2

    (収益認識関係)

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているので、注記を省略しております。

    (重要な後発事象)

    該当事項はありません。

    ④ 【附属明細表】

    【有形固定資産等明細表】

    (単位:千円)

    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 当期末減価償却累計額
    有形固定資産
    建物 2,688,018 247,699 562 194,325 2,740,828 4,267,437
    構築物 804,926 100,265 439 74,213 830,539 1,796,237
    機械及び装置 3,401,741 734,996 5,968 897,783 3,232,985 20,418,851
    車両運搬具 253 893 329 817 15,531
    工具、器具及び備品 691,641 204,503 2,396 262,259 631,488 2,235,231
    土地 1,208,903 12,438 1,221,342
    リース資産 155,272 12,684 12,493 155,463 36,576
    建設仮勘定 4,435,607 1,578,852 1,682,980 4,331,479
    有形固定資産計 13,386,366 2,892,333 1,692,347 1,441,405 13,144,946 28,769,867
    無形固定資産
    ソフトウェア 12,250 29,928 81,506
    その他 2,629 16,907 28,080
    無形固定資産計 14,880 46,835 109,587

    (注) 1  有形固定資産の当期増加額の主なもの

           機械及び装置    増加額  淀川工場  テクノダイン製造設備増強ほか 

           建設仮勘定      増加額  淀川工場  テクノダイン製造設備増強ほか 

    2  無形固定資産の当期末残高に重要性がないため、「当期首残高」「当期増加額」および「当期減少額」の記載を省略しております。

    3  「当期末減価償却累計額」には減損損失累計額を含んでおります。

    【引当金明細表】

    (単位:千円) 

    科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
    貸倒引当金 700 330 370
    賞与引当金 460,565 421,871 460,565 421,871

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

      連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

    該当事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで
    定時株主総会 毎年6月
    基準日 毎年3月31日
    剰余金の配当の基準日 毎年9月30日、毎年3月31日、そのほか必要があるときは、あらかじめ公告して定めた日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座)三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 大阪市中央区北浜四丁目5番33号
    株主名簿管理人 三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
    取次所 ―――
    買取手数料 無料
    公告掲載方法 当社の公告方法は、電子公告としております。ただし事故その他やむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、日本経済新聞に掲載します。当社の公告掲載URLは次のとおりです。https://www.taoka-chem.co.jp/
    株主に対する特典 なし

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。

    (1)  有価証券報告書およびその添付書類ならびに確認書

    事業年度  第123期(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)2023年6月22日近畿財務局長に提出。

    (2)  内部統制報告書およびその添付書類

    2023年6月23日近畿財務局長に提出。

    (3)  四半期報告書、四半期報告書の確認書

    第124期第1四半期(自  2023年4月1日  至  2023年6月30日)2023年8月9日近畿財務局長に提出。

    第124期第2四半期(自  2023年7月1日  至  2023年9月30日)2023年11月10日近畿財務局長に提出。

    第124期第3四半期(自  2023年10月1日  至  2023年12月31日)2024年2月9日近畿財務局長に提出。

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2024年6月24日

    田岡化学工業株式会社

    取締役会  御中

    有限責任 あずさ監査法人

    大阪事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 畑 孝 英
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 村 武 浩

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている田岡化学工業株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、田岡化学工業株式会社及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高は12,672百万円であり、連結売上高の44.4%を占める。注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)「4 会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、商品及び製品の販売については、主に引渡時点において顧客が当該商品及び製品に対する支配を獲得することから、履行義務が充足されると判断しており、当該商品及び製品の引渡時点で収益を認識している。ただし、商品及び製品の国内の販売については、出荷時から当該商品及び製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識している。収益認識については、主に以下の理由から、特に田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高について、意図的に前倒しで計上される潜在的なリスク、及び、架空売上が計上される潜在的なリスクが存在する。 ・  精密化学品事業部の売上高は特定の顧客に対する依存度が高く、また、納入数量、価格等に関する長期納入契約等を締結していないことから、取引先の製法転換等による需要減退が発生した場合は経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。 以上から、当監査法人は、田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性の検討が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価販売に関する売上高の認識プロセスに関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、特に以下に焦点を当てた。 ・  出荷業務を委託している子会社や委託先倉庫の担当者がシステム上の出荷指示データどおりに出荷されていることを確認する仕組み・  出荷指示データが自動的に出荷報告データに変換されて売上計上される自動化された業務処理統制の仕組み (2) 売上高の期間帰属の適切性及び実在性の検討売上高の期間帰属の適切性及び実在性を検討するため、以下を含む監査手続を実施した。 ・  期末日直前に計上された売上高の期間帰属の適切性を確かめるため、3月における一定金額以上の取引など、例外取引に該当する可能性があるとして抽出した取引について、運送会社の送り状における出荷日等と売上計上日を照合し一致を確かめた。・  売上高の実在性を確かめるため、期末日後における売上高のマイナス計上取引の有無を確認した。
      その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、田岡化学工業株式会社の2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、田岡化学工業株式会社が2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

     <報酬関連情報>

    当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。 

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。

    独立監査人の監査報告書

    2024年6月24日

    田岡化学工業株式会社

    取締役会  御中

    有限責任 あずさ監査法人

    大阪事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 畑 孝 英
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 村 武 浩

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている田岡化学工業株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの第124期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、田岡化学工業株式会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    (精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性)
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「田岡化学工業株式会社の精密化学品事業部の売上高の期間帰属の適切性及び実在性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。

    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

    報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。