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    9042 阪急阪神ホールディングス 有価証券報告書-第186期(2023/04/01-2024/03/31)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2024年6月17日
    【事業年度】 第186期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
    【会社名】 阪急阪神ホールディングス株式会社
    【英訳名】 Hankyu Hanshin Holdings, Inc.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 嶋田 泰夫
    【本店の所在の場所】 大阪府池田市栄町1番1号 大阪市北区芝田一丁目16番1号(本社事務所)
    【電話番号】 06(6373)5013
    【事務連絡者氏名】 グループ経営企画室 経理部長 信本 秀夫
    【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 東宝日比谷ビル17階 阪急阪神ホールディングス株式会社 人事総務室 東京統括部
    【電話番号】 03(3503)1568
    【事務連絡者氏名】 人事総務室 東京統括部長 小原 一泰
    【縦覧に供する場所】 ※阪急阪神ホールディングス株式会社本社事務所 (大阪市北区芝田一丁目16番1号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) (注)※印は法定の縦覧場所ではありませんが、投資者の便宜のため任意に設定したものです。

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第182期 第183期 第184期 第185期 第186期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 762,650 568,900 746,217 968,300 997,611
    経常利益又は経常損失(△) (百万円) 88,795 △7,623 38,450 88,432 109,413
    親会社株主に帰属する 当期純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) (百万円) 54,859 △36,702 21,418 46,952 67,801
    包括利益 (百万円) 44,292 △22,803 17,251 51,991 93,121
    純資産額 (百万円) 937,672 909,985 915,363 980,940 1,069,871
    総資産額 (百万円) 2,489,081 2,621,028 2,722,841 2,865,410 3,052,930
    1株当たり純資産額 (円) 3,738.56 3,598.83 3,612.17 3,764.17 4,072.57
    1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) (円) 225.69 △151.72 88.89 194.88 281.84
    潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) 88.83 194.78 281.67
    自己資本比率 (%) 36.4 33.1 32.0 31.6 32.0
    自己資本利益率 (%) 6.1 △4.1 2.5 5.3 7.2
    株価収益率 (倍) 16.11 39.88 20.14 15.60
    営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) 123,086 △32,501 81,844 132,091 123,513
    投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) △128,498 △102,151 △96,442 △113,216 △141,320
    財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) 964 134,631 15,141 △8,981 28,461
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 23,526 25,222 29,422 41,375 53,808
    従業員数 (人) 22,800 23,192 22,869 22,527 22,811
    [平均臨時従業員数] [9,260] [8,648] [8,294] [8,207] [8,138]

    (注)1 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    2 平均臨時従業員数については、従業員数の外数で記載しています。

    3 当社並びに当社の子会社である阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱及び阪急阪神不動産㈱は役員報酬BIP信託を導入しており、当該信託が所有する当社株式は連結財務諸表において自己株式として計上しています。このため、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定にあたっては、当該株式数を控除対象の自己株式に含めて算定しています。

    4 第182期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載していません。また、第183期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載していません。

    5 第183期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため記載していません。

    6 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第184期の期首から適用しており、第184期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第182期 第183期 第184期 第185期 第186期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 54,303 42,960 13,360 24,238 36,003
    経常利益 (百万円) 49,741 38,769 7,992 18,021 30,265
    当期純利益 (百万円) 43,275 9,333 2,444 15,768 69,713
    資本金 (百万円) 99,474 99,474 99,474 99,474 99,474
    発行済株式総数 (千株) 254,281 254,281 254,281 254,281 254,281
    純資産額 (百万円) 531,772 528,510 514,787 518,600 576,238
    総資産額 (百万円) 1,308,500 1,488,879 1,524,818 1,515,793 1,574,485
    1株当たり純資産額 (円) 2,184.73 2,182.89 2,126.25 2,141.89 2,386.77
    1株当たり配当額 (円) 50.00 50.00 50.00 50.00 55.00
    (1株当たり中間配当額) (25.00) (25.00) (25.00) (25.00) (25.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 177.19 38.40 10.09 65.13 288.32
    自己資本比率 (%) 40.6 35.5 33.8 34.2 36.6
    自己資本利益率 (%) 8.3 1.8 0.5 3.1 12.7
    株価収益率 (倍) 20.51 92.32 351.34 60.26 15.25
    配当性向 (%) 28.2 130.2 495.5 76.8 19.1
    従業員数 (人) 167 187 204 219 231
    株主総利回り (%) 88.8 87.8 89.0 99.4 112.1
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (90.5) (128.6) (131.2) (138.8) (196.2)
    最高株価 (円) 4,860 4,095 3,770 4,545 5,690
    最低株価 (円) 2,869 2,997 3,185 3,335 3,905

    (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    2 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    3 最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものです。

    4 当社並びに当社の子会社である阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱及び阪急阪神不動産㈱は役員報酬BIP信託を導入しており、当該信託が所有する当社株式は財務諸表において自己株式として計上しています。このため、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益の算定にあたっては、当該株式数を控除対象の自己株式に含めて算定しています。

    5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第184期の期首から適用しており、第184期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    6 第186期より表示方法の変更を行っており、第185期の営業収益については、変更の内容を反映した組替え後の数値を記載しています。詳細は、「第5 経理の状況」の「2 財務諸表等」「(1) 財務諸表」「注記事項(表示方法の変更)」に記載しています。

    2【沿革】

    (1) 提出会社の沿革

    年月 摘要
    1907年10月 当社の前身、箕面有馬電気軌道㈱を設立(資本金550万円)
    1910年 3月 宝塚線と箕面線営業開始
    6月 池田駅前室町住宅地の分譲を開始し、住宅経営に着手
    1911年 5月 宝塚新温泉(宝塚ファミリーランドの前身)開業
    1918年 2月 阪神急行電鉄㈱に社名変更
    1920年 7月 神戸線(大阪梅田~神戸上筒井間)と伊丹線営業開始
    1921年 9月 今津線(西宮北口~宝塚間)営業開始
    1924年10月 甲陽線営業開始
    1926年12月 今津線(西宮北口~今津間)営業開始
    1929年 3月 梅田阪急ビル第1期工事竣工、翌月阪急百貨店開業
    1936年 4月 神戸市内高架線完成、大阪梅田~神戸三宮間で営業開始
    1937年 5月 西宮球場開場
    1943年10月 京阪電気鉄道㈱を合併し、京阪神急行電鉄㈱に社名変更
    1947年 4月 百貨店部門とこれに付帯する事業を分離し、㈱阪急百貨店を設立
    1949年 5月 東京証券取引所に上場
    12月 京阪電気鉄道㈱を新たに設立し、これに営業の一部を譲渡
    (譲渡した営業路線は、現在の阪急電鉄京都線を除く旧京阪電鉄線)
    1959年 2月 大阪梅田~十三間複線増設工事竣工による三複線開通
    1963年 6月 京都地下延長線(大宮~京都河原町間)営業開始
    8月 南千里延長線(千里山~南千里間)営業開始
    1967年 3月 北千里延長線(南千里~北千里間)営業開始
    1968年 4月 神戸高速鉄道開通、阪急・山陽電鉄相互直通運転開始
    1969年11月 阪急三番街開業
    12月 阪急・大阪市営地下鉄堺筋線相互直通運転開始
    1973年 4月 阪急電鉄㈱に社名変更
    11月 大阪梅田駅移転拡張工事竣工(1966年2月起工)
    1977年 8月 阪急グランドビル開業
    1987年 4月 鉄道事業法の施行に伴い、第1種鉄道事業としての営業開始
    1988年 4月 第2種鉄道事業として、神戸高速線(神戸三宮~西代間)営業開始
    1994年 7月 新宝塚大劇場竣工
    1995年 1月 阪神・淡路大震災により甚大な被害を蒙り、神戸本線をはじめとして営業を一部休止
    (6月12日に全線開通)
    2001年 1月 新東京宝塚劇場開場
    11月 ㈱第一ホテルを完全子会社化
    2002年 4月 株式交換により、阪急不動産㈱を完全子会社化
    12月 阪急西宮スタジアム営業終了
    2003年 4月 宝塚ファミリーランド営業終了
    2004年 4月 株式交換により、㈱新阪急ホテルを完全子会社化
    2005年 4月 会社分割により、鉄道事業その他のすべての営業を阪急電鉄分割準備㈱に移転し、純粋持株会社体制に移行するとともに、商号を阪急ホールディングス㈱に変更(同時に阪急電鉄分割準備㈱は商号を阪急電鉄㈱に変更)
    2006年10月 株式交換により、阪神電気鉄道㈱と経営統合し、両社グループ共同の純粋持株会社として商号を阪急阪神ホールディングス㈱に変更
    2022年 4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

    (2) 関係会社の沿革

    年月 摘要
    1913年 4月 能勢電鉄㈱ 鉄道事業営業開始
    1926年 5月 宝塚ホテル開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1927年 7月 阪急バス㈱ バス事業営業開始
    1928年11月 神戸電鉄㈱ 鉄道事業営業開始
    1949年 5月 ㈱東京楽天地 東京証券取引所に上場
    6月 神戸電鉄㈱ 大阪証券取引所に上場
    1951年10月 阪急タクシー㈱ 阪急バス㈱のタクシー部門営業譲受
    1958年11月 関西テレビ放送㈱ テレビ放送開始
    1960年10月 ㈱阪急交通社 阪急電鉄㈱の航空代理店部門営業譲受
    1961年10月 阪急不動産㈱ 大阪証券取引所に上場
    1964年 5月 阪急観光バス㈱ バス事業営業開始
    8月 新阪急ホテル開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1970年 2月 北大阪急行電鉄㈱ 鉄道事業営業開始
    3月 千里阪急ホテル開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1971年 2月 ㈱新阪急ホテル 大阪証券取引所に上場
    1978年 2月 宝塚バウホール開場(現 阪急電鉄㈱)
    1981年 7月 京都新阪急ホテル開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1985年 7月 新阪急ホテルアネックス開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1992年11月 アプローズタワー竣工(現 阪急阪神不動産㈱)
    11月 ホテル阪急インターナショナル開業(現 ㈱阪急阪神ホテルズ)
    1998年11月 HEPファイブ開業(現 阪急阪神不動産㈱)
    2002年 3月 阪急不動産㈱ 株式上場廃止
    2004年 3月 ㈱新阪急ホテル 株式上場廃止
    6月 ホテル経営統括会社として、㈱阪急ホテルマネジメントを設立
    2005年 4月 ㈱阪急ホテルマネジメント、㈱第一阪急ホテルズ、㈱新阪急ホテル、㈱京都新阪急ホテル、㈱東京新阪急ホテル及び㈱神戸三田新阪急ホテルの6社が合併し、商号を㈱阪急ホテルマネジメント(㈱第一阪急ホテルズが商号変更)に変更
    2007年10月 株式交換により㈱阪神百貨店と㈱阪急百貨店が経営統合し、商号をエイチ・ツー・オー リテイリング㈱(㈱阪急百貨店が商号変更)に変更
    2008年 4月 ㈱阪急ホテルマネジメント、㈱ホテル阪神及びホテル阪神レストラン・システムズ㈱の3社が合併し、商号を㈱阪急阪神ホテルズ(㈱阪急ホテルマネジメントが商号変更)に変更
    4月 ㈱阪急交通社が会社分割により、旅行部門を阪急交通社旅行事業分割準備㈱(㈱阪急交通社に商号変更)に、また国際輸送部門を㈱阪急エクスプレスにそれぞれ移転
    11月 阪急西宮ガーデンズ開業(阪急電鉄㈱)
    2009年 3月 阪神なんば線の新線区間(西九条~大阪難波間)の開通に伴い、近畿日本鉄道と相互直通運転(神戸三宮~近鉄奈良間)を開始(阪神電気鉄道㈱)
    10月 ㈱阪急エクスプレスと阪神エアカーゴ㈱が合併し、商号を㈱阪急阪神エクスプレス(阪神エアカーゴ㈱が商号変更)に変更
    2010年10月 神戸高速線(阪神元町及び阪急神戸三宮~西代間)において、阪神電気鉄道㈱及び阪急電鉄㈱の両社が一体的な運営を開始
    2012年 9月 大阪梅田ツインタワーズ・ノース建替工事竣工(11月全面開業)(阪急電鉄㈱)
    2018年 4月 阪急電鉄㈱及び阪神電気鉄道㈱の不動産事業を会社分割等により阪急不動産㈱に移管するとともに、阪急不動産㈱の商号を阪急阪神不動産㈱に変更
    4月 ㈱阪急阪神エクスプレスが、セイノーホールディングス㈱を引受先とする第三者割当増資を実施
    2022年 2月 大阪梅田ツインタワーズ・サウス建替工事竣工(3月全面開業)(阪神電気鉄道㈱、阪急電鉄㈱)
    2024年 3月 北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央~箕面萱野間)営業開始(北大阪急行電鉄㈱)

    3【事業の内容】

    当社グループは、純粋持株会社である当社、子会社158社及び関連会社72社で構成され、その営んでいる主要な事業の内容及びセグメント情報との関連は、次のとおりです。

    なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

    (子会社)

    (1) 都市交通事業

    事業の内容 主要な会社名
    鉄道事業 阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱、能勢電鉄㈱、北大阪急行電鉄㈱、神戸高速鉄道㈱
    自動車事業 阪急バス㈱、阪神バス㈱、阪急タクシー㈱、阪神タクシー㈱
    流通事業 阪急電鉄㈱、㈱エキ・リテール・サービス阪急阪神、㈱阪急スタイルレーベルズ
    都市交通その他事業 アルナ車両㈱、阪急設計コンサルタント㈱、㈱阪神ステーションネット

    (2) 不動産事業

    事業の内容 主要な会社名
    賃貸事業 阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱、阪急阪神不動産㈱
    分譲事業等 阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱、阪急阪神不動産㈱、阪急阪神ビルマネジメント㈱、 阪急阪神ハイセキュリティサービス㈱、阪急阪神クリーンサービス㈱、 阪急阪神リート投信㈱、㈱阪急阪神ハウジングサポート
    海外不動産事業 阪急阪神不動産㈱、PT CPM ASSETS INDONESIA
    ホテル事業 ㈱阪急阪神ホテルズ、㈱阪神ホテルシステムズ、㈱有馬ビューホテル

    (3) エンタテインメント事業

    事業の内容 主要な会社名
    スポーツ事業 阪神電気鉄道㈱、㈱阪神タイガース、㈱阪神コンテンツリンク
    ステージ事業 阪急電鉄㈱、㈱宝塚クリエイティブアーツ、㈱梅田芸術劇場

    (4) 情報・通信事業

    事業の内容 主要な会社名
    情報・通信事業 アイテック阪急阪神㈱、ユミルリンク㈱、㈱ベイ・コミュニケーションズ

    (5) 旅行事業

    事業の内容 主要な会社名
    旅行事業 ㈱阪急交通社

    (6) 国際輸送事業

    事業の内容 主要な会社名
    国際輸送事業 ㈱阪急阪神エクスプレス、㈱阪急阪神ロジパートナーズ、 HHE(USA)INC.、HHE(DEUTSCHLAND)GMBH、HHE(HK)LTD.、HHE SOUTHEAST ASIA PTE. LTD. (※HHE:HANKYU HANSHIN EXPRESS)

    (7) その他

    事業の内容 主要な会社名
    建設・環境事業 ㈱ハンシン建設、中央電設㈱、阪神園芸㈱
    広告代理・制作事業 阪急阪神マーケティングソリューションズ㈱
    人事・経理代行業 ㈱阪急阪神ビジネスアソシエイト
    グループカード事業 ㈱阪急阪神カード
    グループ金融業 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート

    (注)1 「主要な会社名」には、主要な連結子会社を記載しています。

    2 当連結会計年度より、不動産セグメントにおいて、「海外不動産事業」を独立した業態(サブセグメント)としています。

    (関連会社)

    事業の内容 主要な会社名
    百貨店事業 エイチ・ツー・オー リテイリング㈱
    鉄道事業 西大阪高速鉄道㈱、神戸電鉄㈱
    映画の興行 東宝㈱
    不動産賃貸事業 ㈱東京楽天地、PT Duta Cakra Pesona
    民間放送業 関西テレビ放送㈱

    (注)「主要な会社名」には、主要な持分法適用関連会社を記載しています。

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な 事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    役員の 兼任等 資金の 貸付 営業上の取引等
    (連結子会社)
    阪急電鉄㈱ ※1,6 大阪市 北区 100 鉄道事業 賃貸事業 分譲事業等 ステージ事業 100.0 債務被保証 グループ経営の 推進に係る 費用負担
    阪神電気鉄道㈱ ※1 大阪市 福島区 29,384 鉄道事業 賃貸事業 分譲事業等 スポーツ事業 100.0 債務被保証 グループ経営の 推進に係る 費用負担
    阪急阪神不動産㈱ ※1,6 大阪市 北区 12,426 賃貸事業 分譲事業等 海外不動産 事業 100.0 グループ経営の 推進に係る 費用負担
    ㈱阪急交通社 ※6 大阪市 北区 100 旅行事業 100.0 債務保証 グループ経営の 推進に係る 費用負担
    ㈱阪急阪神エクスプレス 大阪市 北区 100 国際輸送事業 66.0 グループ経営の 推進に係る 費用負担
    能勢電鉄㈱ 兵庫県 川西市 100 鉄道事業 (98.5) 98.5
    北大阪急行電鉄㈱ 大阪府 豊中市 1,500 鉄道事業 (54.0) 54.0 債務保証
    神戸高速鉄道㈱ 神戸市 中央区 100 鉄道事業 (51.7) 51.7
    阪急バス㈱ 大阪府 豊中市 100 自動車事業 (100.0) 100.0
    阪神バス㈱ 兵庫県 尼崎市 90 自動車事業 (100.0) 100.0
    阪急タクシー㈱ 大阪府 池田市 100 自動車事業 (100.0) 100.0
    阪神タクシー㈱ 兵庫県 西宮市 100 自動車事業 (100.0) 100.0
    ㈱エキ・リテール・サービス 阪急阪神 大阪市 北区 10 流通事業 (100.0) 100.0
    ㈱阪急スタイルレーベルズ 大阪市 北区 10 流通事業 (99.9) 99.9
    アルナ車両㈱ 大阪府 摂津市 20 都市交通 その他事業 (100.0) 100.0
    阪急設計コンサルタント㈱ 大阪市 北区 65 都市交通 その他事業 (100.0) 100.0
    ㈱阪神ステーションネット 大阪市 福島区 93 都市交通 その他事業 (100.0) 100.0
    阪急阪神ビルマネジメント㈱ 大阪市 北区 50 分譲事業等 (100.0) 100.0
    阪急阪神ハイセキュリティ サービス㈱ 大阪市 北区 50 分譲事業等 (100.0) 100.0
    阪急阪神クリーンサービス㈱ 大阪市 北区 10 分譲事業等 (100.0) 100.0
    阪急阪神リート投信㈱ 大阪市 北区 300 分譲事業等 (100.0) 100.0
    ㈱阪急阪神ハウジングサポート 大阪市 北区 20 分譲事業等 (99.8) 99.8
    PT CPM ASSETS INDONESIA ※1 インドネシア ジャカルタ 33,061 海外不動産 事業 (71.4) 71.4
    ㈱阪急阪神ホテルズ ※3 大阪市 北区 100 ホテル事業 100.0 債務保証
    ㈱阪神ホテルシステムズ 大阪市 北区 100 ホテル事業 (100.0) 100.0
    ㈱有馬ビューホテル 神戸市 北区 10 ホテル事業 (88.0) 88.0
    ㈱阪神タイガース 兵庫県 西宮市 48 スポーツ事業 (100.0) 100.0
    ㈱阪神コンテンツリンク 大阪市 福島区 230 スポーツ事業 (100.0) 100.0
    ㈱宝塚クリエイティブアーツ 兵庫県 宝塚市 70 ステージ事業 (100.0) 100.0
    ㈱梅田芸術劇場 大阪市 北区 10 ステージ事業 (100.0) 100.0
    アイテック阪急阪神㈱ 大阪市 福島区 200 情報・通信 事業 (55.7) 70.0 システム管理 業務の委託
    ユミルリンク㈱ ※2 東京都 渋谷区 273 情報・通信 事業 (51.8) 51.8
    ㈱ベイ・コミュニケーションズ ※4 大阪市 福島区 4,000 情報・通信 事業 (45.0) 45.0
    ㈱阪急阪神ロジパートナーズ 大阪市 住之江区 10 国際輸送事業 (100.0) 100.0
    ㈱ハンシン建設 大阪市 西淀川区 400 建設・環境 事業 (100.0) 100.0
    中央電設㈱ 大阪市 福島区 323 建設・環境 事業 (99.4) 99.4
    阪神園芸㈱ 兵庫県 西宮市 50 建設・環境 事業 (100.0) 100.0
    阪急阪神マーケティングソリューションズ㈱ 大阪市 北区 10 広告代理・制作事業 51.0 広告物の制作
    ㈱阪急阪神ビジネス アソシエイト ※1 大阪市 北区 80 人事・経理 代行業 100.0 人事・経理業務の委託
    ㈱阪急阪神カード 大阪市 北区 82 グループ カード事業 100.0 カード運営業務の委託
    ㈱阪急阪神フィナンシャル サポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 100.0
    その他 66社
    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な 事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    役員の 兼任等 資金の 貸付 営業上の取引等
    (持分法適用関連会社)
    エイチ・ツー・オー リテイリング㈱ ※2 大阪市 北区 17,796 百貨店事業 (12.8) 21.8
    西大阪高速鉄道㈱ 大阪市 福島区 17,799 鉄道事業 (35.0) 35.0
    神戸電鉄㈱ ※2 神戸市 兵庫区 11,710 鉄道事業 (1.0) 28.5
    東宝㈱ ※2 東京都 千代田区 10,355 映画の興行 (8.7) 21.7
    ㈱東京楽天地 ※5 東京都 墨田区 3,046 不動産賃貸 事業 19.4
    PT Duta Cakra Pesona インドネシア バンテン 38,586 不動産賃貸 事業 (25.0) 25.0
    関西テレビ放送㈱ ※5 大阪市 北区 500 民間放送業 (0.3) 19.4
    その他 6社

    (注)1 「議決権の所有割合」欄の上段( )は、内数で間接所有割合です。

    2 当連結会計年度より、不動産セグメントにおいて、「海外不動産事業」を独立した業態(サブセグメント)としています。

    3 ※1:特定子会社に該当しています。

    4 ※2:有価証券報告書を提出している会社です。

    5 ※3:債務超過会社であり、債務超過額は36,921百万円です。

    6 ※4:持分は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としています。

    7 ※5:持分は100分の20未満ですが、実質的な影響力を持っているため関連会社としています。

    8 ※6:阪急電鉄㈱、阪急阪神不動産㈱、㈱阪急交通社については、連結営業収益に占める営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く。)の割合が10%を超えています。

    (主要な損益情報等)

    (単位:百万円)

    会社名 営業収益 経常利益 当期純利益 純資産額 総資産額
    阪急電鉄㈱ 187,680 35,090 32,471 237,049 1,157,614
    阪急阪神不動産㈱ 136,375 15,014 11,060 161,706 729,197
    ㈱阪急交通社 212,953 4,747 2,726 13,251 90,649

    5【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2024年3月31日現在

    セグメント の名称 都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報 ・通信 旅行 国際輸送 その他 全社 (共通) 合計
    従業員数 (人) 8,556 [1,968] 4,408 [3,753] 1,162 [403] 1,830 [310] 1,869 [1,149] 3,214 [182] 1,376 [344] 396 [29] 22,811 [8,138]

    (注)1 従業員数は就業人員であり、出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。

    2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しています。

    3 臨時従業員には、契約社員、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いています。

    (2) 提出会社の状況

    2024年3月31日現在
    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    231 43.3 19.1 8,709,153

    (注)1 従業員数は就業人員であり、関係会社等出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。また、臨時従業員については、従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しています。

    2 平均勤続年数は、他社からの出向社員については、出向元会社での勤続年数を通算しています。

    3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

    4 当社は純粋持株会社であり、「(1) 連結会社の状況」において、当社の従業員数は全社(共通)に含まれています。

    (3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

    ①提出会社

    当事業年度 補足説明
    管理職に 占める 女性労働者 の割合(%) (注)1 男性労働者の 育児休業 取得率(%) (注)2 労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1
    全労働者 うち 正規雇用 労働者 うち パート・ 有期労働者
    6.2 92.5 72.8 72.2 (注)3

    (注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。

    2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。

    3 データに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・昇格要件に性別の差異はないものの、現在の管理職層の採用当時は入社希望者の男性比率が高く、採用当時の男女比が現在の管理職の男女比に反映されています。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「あかちゃん誕生休暇」「オプショナル休暇」及び「あかちゃんはぐくみ応援休暇」を含めて算出しています。

    ・女性と比較すると、長期の連続した育児休業の取得は少ないものの、社内独自の育休取得推進策により平均取得日数は増加傾向にあります。

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・相対的に賃金水準の高い管理職層において、女性の割合が低いです。

    ・勤続年数、年代別に比較した男女の賃金の差異はほとんどありません。

    [パート・有期労働者]

    ・女性労働者がいないため「-」としています。

    ②主要な連結子会社

    当事業年度 補足説明
    名称 管理職に 占める 女性労働者 の割合(%) (注)1 男性労働者の育児休業 取得率(%) (注)2 労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1
    全労働者 うち 正規雇用 労働者 うち パート・ 有期労働者
    阪急電鉄㈱ -(注)3 105.1 62.8 67.5 69.1 (注)4
    阪神電気鉄道㈱ 0.0(注)3 113.2 69.3 75.6 71.8 (注)5
    阪急阪神不動産㈱ 6.0 93.3 61.5 65.0 64.0 (注)6
    ㈱阪急交通社 5.5 86.4 39.3 46.6 64.3 (注)7
    ㈱阪急阪神 エクスプレス 3.5 66.7 68.7 73.4 82.4 (注)8
    ㈱阪急阪神 ホテルズ 7.7 86.7 57.9 74.9 61.7 (注)9

    (注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。

    2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。

    3 阪急電鉄㈱および阪神電気鉄道㈱の管理職については、原則提出会社からの受入出向者です。

    4 阪急電鉄㈱のデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「オプショナル休暇」及び「あかちゃん誕生育児参画休暇」を含めて算出しています。

    ・育児休業等の取得率・取得日数は増加傾向にあります(2023年度に子が生まれた男性79人のうち50人が取得、平均取得日数は128.2日(取得予定者を含む))。

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・女性494人のうち101人(約20%)がパート・有期雇用労働者であり、男性(約10%)に比べてパート・有期雇用労働者の構成比率が高いです。

    [正規雇用労働者]

    ・平均勤続年数は男性が24.0年、女性が14.6年となっており、賃金差異の要因となっています。

    ・正社員の昇格要件に男女の差異はありませんが、勤続10年目以降、徐々に賃金差異が生じており、女性の育児休職・短縮勤務等に伴う賃金減少、昇格の遅れ等が影響していると考えられます。

    [パート・有期労働者]

    ・賃金水準が高い契約社員第1種や定年後再雇用者の多くが男性(209人、うち男性205人)であり、男性の賃金水準を引き上げる要因となっています。

    ・それ以外の雇用区分については、大きな賃金差異は生じていません。

    5 阪神電気鉄道㈱のデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「配偶者分娩休暇」、「失効保存年次有給休暇」などを含めて算出しています。

    ・育児目的休暇はほとんどの男性社員が取得しています。

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・正規雇用労働者1,267人のうち男性が1,156人を占めており、男性の構成比率が高いです。

    ・社員の大部分を占める鉄道現業部門では、女性の深夜就業が解禁されるまで女性社員の採用を行っておらず、女性の平均勤続年数が男性に比べて短くなっていることが、差異の原因の1つと考えられます(男性22.2年、女性16.9年)。また、鉄道現業部門における女性採用開始後も、暫くは出産育児を機に離職する社員がおり、女性の平均勤続年数が伸長しない原因となっていました。

    ・現在では、女性の離職防止を目的として、産前及び育休からの復職時の面談やベビーシッター利用時の費用補助を行っており、加えて鉄道事業においては育児短縮勤務を行う社員専門の勤務系統を設置するなど、女性の雇用継続に繋がる施策を実施しています。

    [パート・有期労働者]

    ・短時間労働者である再雇用嘱託及びアルバイトについては、正規雇用労働者の所定労働時間を参考として、人員数を換算しています。

    ・賃金差異の主な要因としては、男性は再雇用嘱託が約7割を占める一方で、女性は約6割がアルバイトであり、経験等を踏まえた処遇の違いにより生ずるものと考えられます。

    6 阪急阪神不動産㈱のデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職に相当する年代の女性社員が少ないことが要因と考えられます。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「配偶者分娩休暇」及び「積立保存休暇」を含めて算出しています。

    ・当事業年度末に子が出生した社員のうち、年度内に休業・休暇を取得できなかった者が含まれるため100%を下回っていますが、当該社員については翌年度4月に休業・休暇を取得しました。

    <男女の賃金の差異>

    ・相対的に賃金水準が高い管理職については男性が多く、差異につながっていると考えられます。

    ・女性従業員のうち、職種限定の従業員の割合が男性従業員の同割合に対して高いため、差異につながっていると考えられます。

    7 ㈱阪急交通社のデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・男性に比べて女性の勤続年数が短いため、管理職に相当する年代・勤続年数の女性社員が少ないことが要因と考えられます。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として、「あかちゃん誕生サポート休暇」及び「失効年休」を含めて算出しています。

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・男性よりも女性が多い労務構成ですが、女性のうち多くが地域限定正社員やパート・有期雇用労働者として所属しています。

    [正規雇用労働者]

    ・男女の比率はほぼ同じです。

    ・地域限定正社員が多く所属しており、そのうち多くを女性が占めています。

    8 ㈱阪急阪神エクスプレスのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職に相当する年代の女性社員が少ないことが要因と考えられます。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「出生時パパ休暇(有給)」を含めて算出しています。

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・相対的に賃金水準が高い管理職は男性が多いことが、差異につながっていると考えられます。

    [正規雇用労働者]

    ・エリア限定の従業員の割合が男性従業員の同割合に対して高いため、差異につながっていると考えられます。

    [パート・有期労働者]

    ・女性の比率が高いです。

    ・男性については相対的に賃金水準が高い管理職が多いため、差異につながっていると考えられます。

    9 ㈱阪急阪神ホテルズのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性:229人、女性:19人)。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児休業取得率も過去と比べて上昇傾向にあり、男性従業員にも育児参画の意識や制度認識が徐々に図られてきています。

    <男女の賃金の差異>

    ・昇格要件には差異はありませんが、相対的に賃金水準の高い管理職層の女性比率が未だ低いです。

    ・育児のための短縮勤務を利用している女性社員が一定数存在します。

    10 連結子会社のうち主要な連結子会社以外のものについては、「第7 提出会社の参考情報」の「2 その他の参考情報」「(2) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりです。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    1.会社の経営の基本方針

    当社グループでは、都市交通、不動産、エンタテインメント、情報・通信、旅行及び国際輸送の6つの事業を主要な事業領域と位置付け、グループ経営機能を担う当社(純粋持株会社)の下、阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱、阪急阪神不動産㈱、㈱阪急交通社及び㈱阪急阪神エクスプレスの5社を中核会社として、グループ全体の有機的な成長を目指しています。

    当社グループは、鉄道事業をベースに住宅・商業施設等の開発から阪神タイガースや宝塚歌劇など魅力溢れるエンタテインメントの提供に至るまで、多岐にわたる分野において、それまでになかったサービスを次々と提供することにより、沿線をはじめ良質な「まちづくり」に貢献するとともに、社会に新風を吹き込み、100年以上の長い歴史の中で数々の足跡を残してきました。そして、これらの活動等を通じて、暮らしを支える「安心・快適」、暮らしを彩る「夢・感動」を絶えずお客様にお届けしてきました。今後も、グループの全役員・従業員が、お客様の日々の暮らしに関わるビジネスに携わることに強い使命感と誇りを持ち、そうした思いを共有し、一丸となって業務にあたっていく上での指針として、以下のとおり「阪急阪神ホールディングス グループ経営理念」を制定しています。

    阪急阪神ホールディングス グループ経営理念
    使命(私たちは何のために集い、何をめざすのか)
    「安心・快適」、そして「夢・感動」をお届けすることで、お客様の喜びを実現し、社会に貢献します。
    価値観(私たちは何を大切に考えるのか)
    お客様原点 すべてはお客様のために。これが私たちの原点です。
    誠実 誠実であり続けることから、私たちへの信頼が生まれます。
    先見性・創造性 時代を先取りする精神と柔軟な発想が、新たな価値を創ります。
    人の尊重 事業にたずさわる一人ひとりが、かけがえのない財産です。
    行動規範(「価値観」を守り、「使命」を果たしていくために、私たちはどのように行動するのか)
    1. 私たちは、出会いを大切にし、お客様の立場に立って最善を尽くします。
    2. 私たちは、法令遵守はもとより、社会的責任を自覚して行動します。
    3. 私たちは、仕事に責任と誇りを持ち、迅速にやり遂げます。
    4. 私たちは、目先のことのみにとらわれず、中長期的な視点で考えます。
    5. 私たちは、現状に満足することなく、時代の先を見据えて取り組みます。
    6. 私たちは、思いやりの心を持ち、お互いを認め合います。
    7. 私たちは、活発にコミュニケーションを行い、風通しのよい職場をつくります。
    8. 私たちは、グループ全体の発展のために力を合わせます。

    2.サステナビリティ宣言

    当社グループでは、2020年5月に発表した「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」に基づき、ESG(環境・社会・企業統治)に関する取組を着実に推し進めています。

    このサステナビリティ宣言では、当社グループがサステナブル経営を進める上での基本方針や6つの重要テーマ等を定めており、これをベースに、これからもお客様や地域社会等との信頼関係を構築しながら、持続的な成長を図り、ひいては持続可能な社会の実現につなげていきます。

    なお、サステナブル経営の推進にあたり、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」(※1)及び「国連グローバル・コンパクト」(※2)への対応として、2021年5月に賛同の意を表明しています。

    ※1 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」…2015年に、G20の要請を受け、金融安定理事会の作業部会として設置されたものであり、投資家等の適切な投資判断に資するよう、企業等に対して、気候変動に伴うリスクと機会の特定、その財務的な影響の試算、気候変動に対応する事業戦略等を開示することを推奨しています。

    ※2 「国連グローバル・コンパクト」…1999年の世界経済フォーラムで提唱された企業の行動規範であり、企業等に対し、人権・労働・環境・腐敗防止の4分野において、10原則を遵守し実践するよう要請しています。

    <サステナビリティ宣言の概要>

    基本方針

    ~暮らしを支える「安心・快適」、暮らしを彩る「夢・感動」を、未来へ~ 私たちは、100年以上積み重ねてきた「まちづくり」・「ひとづくり」を未来へつなぎ、 地球環境をはじめとする社会課題の解決に主体的に関わりながら、 すべての人々が豊かさと喜びを実感でき、 次世代が夢を持って成長できる社会の実現に貢献します。
    6つの重要テーマ 取組方針
    ① 安全・安心の追求 鉄道をはじめ、安全で災害に強いインフラの構築を目指すとともに、誰もが安心して利用できる施設・サービスを日々追求していきます。
    ② 豊かなまちづくり 自然や文化と共に、人々がいきいきと集い・働き・住み続けたくなるまちづくりを進めます。
    ③ 未来へつながる暮らしの提案 未来志向のライフスタイルを提案し、日々の暮らしに快適さと感動を創出します。
    ④ 一人ひとりの活躍 多様な個性や能力を最大限に発揮できる企業風土を醸成するとともに、広く社会の次世代の育成にも取り組みます。
    ⑤ 環境保全の推進 脱炭素社会や循環型社会に資する環境保全活動を推進します。
    ⑥ ガバナンスの充実 すべてのステークホルダーの期待に応え、誠実で公正なガバナンスを徹底します。

    <サステナビリティ宣言の位置づけ>

    3.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    (1) 長期ビジョンについて

    当社グループでは、コロナ禍をきっかけとした急速な社会変化や、SDGs・2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)への意識の高まり等、社会経済環境や事業環境の変化に対応し、持続的な企業価値の向上を実現していくために、2022年5月に「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン-2040年に向けて-」を策定しました。

    この長期ビジョンでは、今後推進していく「芝田1丁目計画(大阪新阪急ホテル・阪急ターミナルビルの建替え、阪急三番街の全面改修等)」や「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線計画」等の大規模プロジェクトの利益貢献が期待できる2035~2040年頃を見据えながら、その実現に向けた戦略や財務方針等を下記のとおり定めています。

    今後の経営目標については、2035~2040年頃の成長イメージに加え、その通過点として2030年度の経営目標(財務指標・非財務指標)を下記のとおり掲げています。

    2030年度における経営目標(財務指標・非財務指標)

    <財務指標>

    収益性 事業利益 (注) 事業利益…営業利益+海外事業投資(不動産事業等)に伴う 持分法投資損益 1,300億円+α(※2)
    財務健全性 有利子負債/EBITDA倍率 (注) EBITDA…事業利益+減価償却費+のれん償却額 5倍台
    資本効率 ROE (注) ROE…親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本 中長期的に7%水準

    <非財務指標>

    ・ CO2排出量の削減率 (2013年度比)△46% ・ 鉄道事業における有責事故ゼロ ・ 従業員満足度の継続的向上 ・ 女性管理職比率 10%程度 ・ 女性新規採用者比率 30%以上を継続

    2035~2040年頃の成長イメージ

    大規模プロジェクトの竣工・開業による利益貢献に加え、阪急阪神DXプロジェクトの一層の 推進等により、2030年度の事業利益(1,300億円+α)からさらなる利益伸長を目指す

    当社グループでは、現在、この長期ビジョンで掲げた戦略に沿って、海外不動産事業の規模拡大をはじめ、様々な取組を推し進めていますが、当社グループを取り巻く事業環境は、同ビジョン策定時に想定していた以上のスピードで変化しています。そうした中でも、当社グループが持続的に成長していくためには、既存事業の伸長に注力することはもとより、成長する市場にも新たに積極果敢に進出していくことによって、利益の拡大を図り、安定的な資金創出力を確保・維持していくことが必要となります。加えて、昨今の資本市場からの要請等に鑑みますと、中長期的に企業価値の向上を目指していくうえでは、経営目標の中でも、ROE8%水準を意識した資本効率の向上がとりわけ重要と考えられます。

    こうしたことを踏まえ、当社グループでは現在、市場の将来性や資本効率等の観点から、事業ポートフォリオや経営資源の配分のあり方等について継続的に検討を深めています。これにより、変化する事業環境の中でも、様々なステークホルダーの期待に応え、持続的に成長できる企業グループとなることを目指していきます。

    ※1 当社グループがDX(デジタル・トランスフォーメーション)に関して新たに取り組む施策(デジタル領域での新サービスの提供やグループ共通IDの導入等)の総称

    ※2 事業利益1,300億円を目指すとともに、阪急阪神DXプロジェクト等での上積み(+α)に挑戦します。

    (2) 中期経営計画の進捗等について

    当社グループでは、長期ビジョンの実現に向け、中期的な取組を反映した具体的な実行計画として、2022年度から2025年度までの4か年の中期経営計画を策定し、それに則った施策を推し進めています。

    2023年度については、都市交通事業において旅客数に一定の回復がみられたことや、不動産事業においてホテルの宿泊需要の回復に加え、分譲、賃貸及び海外不動産等の各事業も伸長したこと、またエンタテインメント事業において阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝及び38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たすなど、スポーツ事業が好調に推移したこと等により、着実に利益を伸ばすことができました。

    2024年度については、不動産事業においてマンション分譲戸数が増加するものの、スポーツ事業での減益を見込むこと等により、事業利益は1,070億円、親会社株主に帰属する当期純利益は700億円と予想しています。そして、現行の中期経営計画の最終年度となる2025年度については、ここ数年間で新たに着手・推進した取組の成果を発現させていくことで、事業利益は1,180億円、親会社株主に帰属する当期純利益は750億円、「有利子負債/EBITDA倍率」は6.9倍、ROEは7%水準となる見通しです。

    また、株主還元については、経営基盤の一層の強化に努めながら、総還元性向(※3)を30%とすることで、安定的な配当の実施と自己株式の取得に取り組むことを基本方針としています。このうち、配当については、近時の業績の推移等を踏まえて、2024年度の利益配分から、1株当たりの年間配当金を55円から60円(中間配当金30円、期末配当金30円)に引き上げることを予定しています。

    ※3 総還元性向…親会社株主に帰属する当期純利益に対する年間配当金総額と自己株式取得額の合計額の割合

    (注)事業利益=営業利益+海外事業投資(不動産事業等)に伴う持分法投資損益

    (2022年度以前は、海外事業に係る持分法適用会社が存在していなかったため、営業利益=事業利益)

    (3) 宝塚歌劇団の事案について

    当社グループは、2023年9月に宝塚歌劇団宙組劇団員が逝去された件について、宝塚歌劇団における組織運営の不備により、亡くなられた劇団員に対し、長時間の活動を余儀なくさせ過重な負担を生じさせたこと、及び、宝塚歌劇団内において、厚生労働省指針(令和2年厚労省告示第5号)が示す「職場におけるパワーハラスメント」に該当する様々な行為を行ったことによって、当該劇団員に多大な心理的負荷を与える事態を引き起こしたことを認めました。持株会社である当社としても、このような事態を引き起こしたことを厳粛に受け止め、以下の再発防止に向けた取組を着実に実行していくとともに、さらなる改善策を検討していきます。

    ① 「一人ひとりの活躍」に向けた取組のさらなる推進

    各事業の特性に応じた形で、相談・救済の窓口の再周知やハラスメント調査・研修等の施策をより強化するとともに、外部の専門家の助言を得ながら「ビジネスと人権」を意識した施策のPDCAサイクルをさらに推進することなどにより、当社グループの事業活動に関係する人権リスクを防止・軽減していきます。

    ② 宝塚歌劇団に対するガバナンス機能の強化

    宝塚歌劇団について、当社グループのコンプライアンス体制やリスク管理体制の中で、組織としての特性に合った形で適切なマネジメントを行い、当社の宝塚歌劇団に対するガバナンス機能を強化していきます。また、当社監査部門等による監査を強化することで牽制機能の実効性を確保するとともに、当社として、継続的にモニタリングを実施していきます。

    そして、宝塚歌劇団では、興行計画や稽古スケジュールの見直しと併せて、活動時間管理の強化や、劇団員の心身の健康管理体制の強化など、現場のサポートやケアを行う体制・仕組みを強化し、劇団員が良好なコンディションのもと活動に打ち込める環境の整備を進めています。また、現場の問題を把握し、意見を吸い上げる仕組みを強化するため、各種相談窓口の利用促進を図るとともに、職場環境(心理的安全性等)を把握するための調査を実施しています。これらの取組をより実効性の高いものとするために、当社グループで歌劇事業を運営する阪急電鉄㈱に外部有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置し、専門的知見から助言を受けて、今後の取組に生かしていきます。

    2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

     当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。

     なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    1.サステナビリティ全般

    (1)ガバナンス

    当社グループでは、2020年度からサステナビリティ推進委員会(委員の構成等は右図のとおり)を、年2回(原則として、9月・2月)開催しています。 同委員会では、サステナビリティに関する外部環境(行政・投資家・他社の動向等)やESG評価機関の評価状況等を踏まえ、当社グループのサステナブル経営の重要テーマに関する方針を策定したり、取組の進捗状況について確認したりするほか、中期経営計画に反映すべき事項等について審議・決定しています。 また、同委員会における審議内容は、グループ経営会議に付議されるとともに、取締役会にも報告してその監督を受けています。 同委員会を中心に、事務局(主管)であるサステナビリティ推進部が経営企画部門や各事業部門と連携しながら、サステナブル経営のPDCAサイクルを回しています。このように、グループ全体のマネジメント体制に組み込んで、サステナブル経営を推し進めています。

     

    (2)戦略

    当社グループでは、サステナビリティ宣言において、サステナブル経営を進める上での基本方針や6つの重要テーマ等を定めています。重要テーマの特定にあたっては、SDGs(持続可能な開発目標)をはじめとするグローバル共通の社会課題や当社グループが特に対処すべき社会課題を踏まえ、外部有識者の意見も参考にしながら、下記6つに絞り込み、グループ経営会議での審議を経て、取締役会で承認しました。これらをベースに、これからもお客様や地域社会等との信頼関係を構築しながら、持続的な成長を図り、ひいては持続可能な社会の実現につなげていきます。なお、サステナビリティ宣言の詳細については、「第2 事業の状況」の「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」「2.サステナビリティ宣言」に記載のとおりです。

    重要テーマと取組方針を踏まえた具体的な取組の方向性については、以下のとおりです。

    (3)リスク管理

    当社では、人事総務室内にグループのリスク管理を統括する担当部署を設け、毎年リスク調査を行っています。同調査では、気候変動(自然災害等)・事故・情報管理・法令順守・その他組織運営等に関するリスクを対象としており、組織横断的なリスクについては同担当部署が、各コア事業固有のリスクについては各事業部門が、それぞれリスクを特定・分析し、適切な対応方を定めるようにしています。また、これらのリスク分析やリスク対応の状況については、毎年取締役会で報告しています。

    このうち、気候変動関連のリスクについては、自然災害など事業運営に直接影響するリスクだけでなく、エネルギーや資材価格の高騰などバリューチェーンで発生するリスクも、項目ごとに分析・検討を行っており、その上で時間軸(短期・中期・長期)をにらみながら、リスク評価を実施しています。そして、年に複数回、その対策状況についてモニタリングを行っています。

    また、気候変動関連のリスクやそれらが事業に与える影響等については、サステナビリティ推進委員会でも審議しています。そして、その内容については、リスク調査時の重点リスクの選定に活かすなど、グループ全体のリスクマネジメントに反映するようにしています。 (4)指標及び目標

    当社グループがサステナブル経営を推し進めるにあたり、特に重要と考える取組については、2030年度の経営目標として、グループ共通の非財務KPIを設定しています。

    また、その他、健康経営や男性育児休業等に関するグループ共通の非財務KPIや、事業特性に応じたコア事業ごとの非財務KPIを設定しており、グループ全体で重要テーマの実現に向けた取組を進めています。 

    2.気候変動

    当社グループは、2021年5月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」へ賛同の意を表明し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標及び目標」の各項目に沿った情報開示を進めています。また、2022年5月に公表した長期ビジョンでは、パリ協定の目標である1.5℃シナリオの実現に向け、当社グループのCO2排出量の削減目標として、2050年度実質ゼロを新たに掲げ、その中間地点となる2030年度の目標を△46%(2013年度比)としました。今後も、気候変動への対応を事業戦略に組み込み、事業の強靭性を高めることで、脱炭素社会への移行を着実に推し進めていきます。

    (1)ガバナンス

    ガバナンスについては、「1.サステナビリティ全般」の「(1) ガバナンス」に記載のとおりです。 (2)戦略

    <リスク・機会の特定>

    気候変動への対応を検討するにあたり、当社グループのコア事業のうち、特に気候変動の影響が大きいと想定される鉄道事業と不動産事業について、事業に影響を及ぼす可能性のあるリスクと機会の特定を行いました。

    <シナリオ分析及び財務的な影響の試算>

    特定したリスクと機会のうち、特に影響が大きいと想定されるものについて、2030年度における鉄道事業・不動産事業への影響を把握するため、シナリオ分析を実施しました。具体的には、脱炭素政策の強化が見込まれる1.5℃シナリオ、物理的リスクの顕在化が見込まれる4℃シナリオにおける事業への財務的な影響の試算(※1)を行いました。

    分析にあたり活用した社内外のデータは、以下のとおりです。

    ① 社内データ:CO2排出量の見通し、自然災害リスクへの対応計画、ZEB・ZEHの施工計画等

    ② 外部データ:IEA(国際エネルギー機関)や環境省・気象庁のレポート等(※2)より、炭素税の予測、

    降雨量の予測等

    ※1 単年度の営業利益への影響額について、いずれのコストアップも価格転嫁を加味しない場合の試算を行いました。なお、当該試算は2023年3月末時点をベースとしており、今後、新たな前提で試算を行った際は、統合報告書等で随時公表する予定です。

    ※2 IEA「World Energy Outlook 2022」等

    IPCC「RCP8.5」「RCP2.6」

    気象庁「日本の気候変動2020 —大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書—」等

    <鉄道事業への影響と今後の対応>

    1.5℃のシナリオでは、政策等により環境関連の規制が強化され、炭素税の導入に伴うCO2排出量への課税により△27億円の営業利益への影響が生じることが確認できました。引き続き、省エネルギー型車両への更新やLED照明の導入等によるエネルギー使用量の削減、また駅等への太陽光パネルの設置など再生可能エネルギーの活用に取り組むことで、これらの影響を低減していきます。

    4℃シナリオでは、自然災害の激甚化(規模・頻度)により、物理的被害の可能性が高まることが確認されました。今回の試算では、当社沿線で被害額が最も大きいと見込まれる武庫川を選定し、被害額を算出しました。氾濫発生時に車両避難を実施しなかった場合、想定される営業利益への影響額は△39億円となる一方で、車両避難を実施することにより、被害を△4億円まで大幅に軽減できることを確認できました。引き続き各種安全投資や車両避難計画の着実な運用等により、長期運休を回避できる強靭な事業運営に努めていきます。

    [物理的リスクに対するハード・ソフト両面での対応例]

    ハード面では、線路脇で土砂崩れが発生する危険性の高い箇所について、斜面の崩壊や落石の防止、排水機能の強化等の対策工事や、雨量計の増設等を実施しています。

    ソフト面では、河川の氾濫による車庫及び車両の浸水被害を回避するため、車両避難計画等の浸水対策を進めています。例えば、今回財務的な影響額を試算した武庫川では、過去100年間、西宮車庫周辺を含む下流域で洪水は発生していませんが、実際に発生したときに想定される影響額の大きさに備え、災害レベルの豪雨(※3)が予想される際に、阪急電鉄の西宮車庫の車両を浸水の影響がないところへ避難させる計画を策定しています。このように、ハード面及びソフト面から気候変動リスクに対する安全対策を進め、被害の低減に努めています。

    ※3 市区町村等が作成したハザードマップ上の「計画規模降雨(100年に1度の降雨規模)」を想定しています。

    <不動産事業への影響と今後の対応>

    1.5℃のシナリオでは、炭素税の導入に伴う建設資材の価格の上昇により△23億円、ZEBをはじめとする建築物への対応や環境規制の強化に伴う建築コストの上昇により△5億円など、営業利益への影響が生じることが確認できました。なお、ZEHについては、国等の補助金を活用するとともに、用地仕入れの段階からZEH採用によるコスト増を収支に織り込み、適正な販売価格を設定する(ZEH住宅への税制優遇等により、顧客のZEHへの評価も向上している)ことにより、営業利益への影響は限定的と見込んでいます。一方、ZEBについては、賃料価格への転嫁が難しく、営業利益に上記の建築コストの上昇に伴う減価償却費相当の影響が生じる可能性がありますが、国等の補助金も活用しながら、できるだけ影響の低減に努めていきます。

    4℃シナリオにおける不動産事業への財務的な影響は、限定的であることを確認しました。物理的リスクとして、梅田地区の水害が想定されますが、内水氾濫については、不動産物件への止水板の設置や災害対応マニュアルの整備など既に対応を完了しており、外水氾濫については、発生確率が非常に低い(※4)と見込まれています。

    今後も、新たに開発する大型ビルを中心にBCP対応率やグリーンビルディング認証の取得率、新規マンション開発におけるZEH化率などの指標を掲げ、いずれのシナリオにおいても対応できるよう取組を進めていきます。

    ※4 淀川の氾濫に伴う梅田地区の浸水は、市区町村等が作成しているハザードマップの想定最大規模の降雨時(1000年に1度程度)にのみ想定されていますが、4℃シナリオにおいても発生確率は非常に低いと見込まれています。 (3)リスク管理

    リスク管理については、「1.サステナビリティ全般」の「(3) リスク管理」に記載のとおりです。 

    (4)指標及び目標

    当社グループでは、サステナブル経営の重要テーマに「環境保全の推進」を掲げ、グループ共通の非財務KPIとして、CO2排出量(※5)の削減目標を設定しています。具体的には、パリ協定の目標である1.5℃シナリオの実現に向け、当社及び子会社の国内事業所におけるCO2排出量の削減について、2050年度において実質ゼロとする目標を掲げ、また中間目標として、2030年度に2013年度比△46%とすることを目指しています。 この目標達成に向けた基本的な取組方針は、まずエネルギー使用量の削減を重視し、財務の健全性と投資効率をみながら「①省エネの着実な推進」に取り組むとともに、技術革新の動向をみながら、事業採算性が合うので
    あれば、「②創エネ(再エネ発電設備等の導入)の検討」を進めていきます。そして、①、②の取組だけで目標を達成することが難しい場合は、「③再エネ電力の購入」によりカバーリングすることで対応していきます。 上記の方針のもと、各事業では、気候変動への対応を含む非財務のアクションプランや進捗管理を適切に行うための指標を設定しています。また、2021年度の温室効果ガス排出量から、スコープ1及びスコープ2に加えて、スコープ3についても算定しています。さらに、CO₂削減に向けた投資の促進等を目的に、2023年度から、インターナルカーボンプライシング(※6)を導入(5,000円/t-CO2)しました。

    今後も、脱炭素社会に向けた取組を積極的に推し進めていきます。

    ※5 スコープ1、2相当。なお、当社グループでは、CO2以外の温室効果ガスの割合が極小であることから、CO2排出量を温室効果ガス排出量とみなしています。

    ※6 企業が独自に炭素価格を設定し、将来のCO2排出量削減や炭素税の導入による経済的な影響の把握、投資判断の意思決定、省エネ推進へのインセンティブ等に活用する手法

    3.人的資本・多様性

    長期ビジョンの実現に向けては、沿線やコンテンツの魅力をさらに高め、事業フィールドをより拡げるなど、グループが一体となって変革を推し進めていく必要がありますので、その原動力となる従業員一人ひとりが活躍することは、欠かせない重要なファクターです。こうしたことを踏まえ、当社グループでは、今後とも従業員の働きがいや働きやすさをより高め、多様な人材が個性や持てる能力を最大限に発揮し、活躍できる環境を整備することで、様々な価値観が響きあう躍動感溢れる組織を創っていきます。

    (1)戦略

    長期ビジョンを実現するためには、同ビジョンと連動した人材戦略が必要です。そのために、新卒の同質性の高い人材だけに頼るのではなく、多様な人材を備え、また従業員の潜在能力を新たに見出し、会社と従業員の双方が協力してそれを高めながら、一人ひとりが活躍しやすい環境を整えていきます。

    <長期ビジョン(=経営戦略)と連動した人材戦略>

     (2)指標及び目標

    経営戦略上必要な人材を計画的に採用・育成し、一人ひとりのパフォーマンスの最大化を図るため、下表のとおり、KPIを設定しています。

    なお、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、当社グループに属するすべての会社では行われていないため、連結ベースでの記載は困難です。このため、上表の指標に関する目標及び実績は、注釈があるものを除き、当社及び主要6社を対象として記載しています。また、一部のKPIについては、実績のモニタリングのみを行っているため、目標値を設定していません。

    4.人権

    (1) ガバナンス

    ガバナンスについては、「1.サステナビリティ全般」の「(1) ガバナンス」に記載のとおりです。

    (2) 戦略

    当社グループは「人の尊重」をグループ経営理念の価値観の一つとしており、すべての従業員がその趣旨を深く理解できるよう、「人権の尊重に関する基本理念」と「人権の尊重に関する基本方針」を明文化しています。

    2023年4月には、国際連合の「ビジネスと人権に関する指導原則」等を踏まえ、基本理念と基本方針を改定し、これを踏まえて人権デュー・ディリジェンスにも取り組むなど、今後も負の影響の回避・低減に努めていきます。

    <阪急阪神ホールディングスグループ 人権の尊重に関する基本理念> 私たちは、事業活動を通じて関わるすべての人の人権を尊重することで、出生、人種、国籍、宗教、信条、性別、性的指向、性自認、年齢、障がいの有無などによる差別や人権侵害のない、豊かな社会づくりに貢献します。 <阪急阪神ホールディングスグループ 人権の尊重に関する基本方針> 1.人権尊重に関連する法令・規範の遵守 私たちは、私たちの事業活動を行うそれぞれの国や地域で適用される人権に関する法令の遵守に努めるとともに、国際連合の「国際人権章典(世界人権宣言・国際人権規約)」および国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」※などの人権に関する国際規範を支持・尊重します。 ※ 結社の自由および団体交渉権の承認、強制労働の禁止、児童労働の禁止、雇用および職業における差別の禁止、安全で健康的な労働環境を中核的労働基準として定めています。 2.適用範囲 本理念と方針は、阪急阪神ホールディングスグループのすべての役職員に適用します。また、関連するステークホルダーに対しても、本理念と方針への理解・支持を得るよう努め、共に人権尊重の歩みを進めることを期待します。 3.人権デュー・ディリジェンス 私たちは、人権尊重の責任を果たすため、人権デュー・ディリジェンスを継続的に実施し、人権への負の影響の回避・低減に努めます。 4.救済・是正 私たちは、私たちの事業活動において人権への負の影響を直接的に引き起こしたり、助長したりしたことを把握した場合、適切な手段を通じて、その救済と是正を実施もしくは協力します。 5. ステークホルダーとの対話 私たちは、社外の専門家との対話を通じて知見を得るとともに、ステークホルダーの意見に耳を傾け、責任ある対応に努めます。 6. 教育・啓発 私たちは、本理念と方針が私たちの事業活動に定着するよう、必要な教育と啓発を継続的に行います。 7.職場環境づくり 私たちは、私たち役職員一人ひとりの人権を尊重するため、採用に始まるすべての処遇において、公正かつ公平であるよう努めます。また役職員がお互いに一人ひとりの違いを認め、個性や能力を存分に発揮できる職場環境づくりを進めます。 8.情報開示 私たちは、人権尊重の取組について、適時・適切に情報を開示します。

    なお、「人権の尊重に関する基本理念」と「人権の尊重に関する基本方針」について、当社グループの全役職員に配付する「コンプライアンスの手引き」等を通じて周知を図っているほか、グループ各社の経営層と当社の全管理職を対象に、経営トップによるサステナブル経営の重要性の説明や外部有識者による人権啓発研修を毎年実施するなど、トップコミットメント及び教育・啓発に取り組んでいます。

    (3) リスク管理

    <人権デュー・ディリジェンス>

    当社は、人権の尊重に関する基本理念及び基本方針の改定にあたり、全連結子会社に対し、2022年度にチェックリストによる人権尊重に関する状況確認を実施しました。当該リストは、ILO(国際労働機関)が定める中核的労働基準である、結社の自由及び団体交渉権の承認、強制労働の禁止、児童労働の禁止、雇用及び職業における差別の禁止、安全で健康的な労働環境に関して、専門家の助言を踏まえて、当社が独自に作成したものです。

    また、「ビジネスと人権」の視点をさらに意識し、グループ全体(サプライチェーンを含む。)において、人権リスクの洗出しと優先順位付けをしたうえで、人権侵害の防止・負の影響の軽減の取組を進めていきます。取組にあたっては、社外の視点を重視し、大学教授やNGO等の外部の専門家と対話しながら進めていきます。

    特に、ハラスメントについては、当社社長及びグループ各社のトップからハラスメント防止メッセージを従業員に発信するとともに、毎年、グループ各社がハラスメント防止対策計画を策定し、それに沿った取組を計画的に実施しているほか、当社グループの従業員を対象に「職場環境に関するアンケート」を隔年で実施し、アンケート結果を、グループ各社におけるハラスメント防止対策の立案に活用しています。

    <是正・救済>

    当社では、人権侵害行為を含む法令等違反行為・反倫理的行為が行われていた場合、又はそのおそれがある場合に、当社グループの役職員及び当社グループのお取引先が利用可能な内部通報制度として、内部相談受付窓口及び外部の弁護士を窓口とする外部相談受付窓口からなる「企業倫理相談窓口」を設置しています(匿名での相談も可能)。なお、企業倫理相談窓口の運用の状況について、毎年取締役会及び監査等委員会に報告しており、2022年度におけるグループ全体の受付件数は69件でした。

    さらに、当社では、当社グループの従業員を対象とした「ハラスメント相談窓口」を設置し、職場におけるハラスメントについての相談を受け付けています(匿名での相談も可能)。

    両窓口の利用にあたっては、相談者のプライバシーが保護されることはもちろん、相談したことを理由とする不利益な取扱いがない旨を規程等で明示しています。

    (4) 指標及び目標

    当社グループでは、研修等を通じて人権啓発に取り組んでおり、下表のとおり、KPIを設定しています。

    非財務KPI(※) 目標値(2025年度) 2022年度実績
    当社主催人権研修受講率 100%を継続 100%

    ※ 対象範囲は、当社及び主要6社(阪急電鉄・阪神電気鉄道・阪急阪神不動産・阪急交通社・阪急阪神エクスプレス・阪急阪神ホテルズ)

    3【事業等のリスク】

    当社グループの経営成績、株価及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。文中における将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末現在において判断したものであり、また、これらのリスクは当社グループのすべてのリスクを網羅したものではありません。

    なお、当社グループのリスク管理体制については、「第4 提出会社の状況」の「4 コーポレート・ガバナンスの状況等」「(1) コーポレート・ガバナンスの概要」「② コーポレート・ガバナンス体制」「2.内部統制体制」に記載のとおりです。

    (1) 自然災害、事故

    ① 自然災害等について

    当社グループは、都市交通事業、不動産事業、エンタテインメント事業、情報・通信事業、旅行事業及び国際輸送事業など多種多様な事業を営んでおり、地震や台風等の自然災害、大規模な事故、テロ行為等が発生した場合には、顧客や営業施設への被害及び事業活動の制限等により、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。特に近年、気温や海水温の上昇などの気候変動により、集中豪雨や強力な台風等が増加する可能性が指摘されており、こうした自然災害により上記の影響を受けるリスクが高まってきています。

    当社グループとしては、既存設備の維持更新投資や耐震補強工事を実施するとともに、激甚化する自然災害による影響の分析や対応を進めるほか、特に鉄道等の公共輸送に携わるグループ会社については、安全性を最優先にした体制の整備に努めるなど、ハード・ソフトの両面から、自然災害や事故等による影響の最小化に向けた取組を行っています。

    ② 感染症の流行について

    感染症が広く流行し、往来の制限をはじめ人々の生活が様々な制約を受けることとなった場合、当社グループでは、都市交通事業における鉄道等の旅客人員の減少、不動産事業における賃貸施設の休館・来館者数の減少やホテルのインバウンド・国内需要の減少、エンタテインメント事業におけるプロ野球の試合や宝塚歌劇の公演の中止・入場人員の制限、旅行事業における海外・国内ツアーの催行中止等、各事業において大きな影響を受ける可能性があります。

    当社グループとしては、こうした状況下であっても、感染状況に応じた予防・拡大防止措置を講じながら、鉄道等の社会インフラを運営する企業グループとして事業継続に努めるとともに、これらによる影響を受けても持続的な企業価値の向上を実現すべく、収益力の向上と安定した財務体質の確保を図ってまいります。

    (2) 情報管理

    当社グループは、各事業において情報システムを利用しており、事故や災害、社内や取引先における不正やミス、サイバー攻撃等によりその機能に重大な影響を受けた場合、当該情報システムの停止、誤作動等のほか、情報の漏えい等が生じることで、当社グループの事業運営に支障を来すとともに、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。特に、個人情報については、各事業において顧客データ等の個人情報を管理しており、不測の事故等により情報が流出した場合には、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、大きな影響を受ける可能性があります。

    当社グループとしては、電子情報セキュリティ基本方針等の社内規程に従い、情報の漏えい、改ざん、不正利用等の防止や情報システムの安定稼働に必要な対策を講じています。特に、当社グループは、重要インフラである鉄道を運営していることも踏まえ、サイバーセキュリティの確保をリスク管理の重要な要素と位置付けており、行政等の関係機関とも積極的に連携して情報収集に努めるなど、継続的に対策を講じているほか、「グループCSIRT」を整備し、問題発生時に速やかに連絡・対処して被害の局所化を図るとともに、適切な再発防止策を講じる体制を構築しています。また、個人情報については、上記に加え、国内外の個人情報保護に関する法令を遵守するよう、個人情報管理基本方針等の規程を制定し、個人情報の適切な利用と保護を図る体制を整備するとともに、役職員に対する教育等に取り組んでいます。

    (3) コンプライアンス

    当社グループは、全てのステークホルダーの期待にお応えし、信頼され、称賛される企業集団となることを目指しており、その前提の一つとなるのがコンプライアンスを重視した経営姿勢であります。万一、コンプライアンスに反する行為が発生した場合は、損害賠償や社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。

    当社グループとしては、各事業において、会社法、金融商品取引法、労働法、税法、経済法、各種業法その他関係法令の遵守はもちろんのこと、人権の尊重、腐敗行為(贈収賄等)の防止、税務ポリシー等の各種の基本方針や、企業倫理規程等の社内規程を整備し、これらに従った事業運営を徹底するとともに、当社によるモニタリングを継続的に行い、グループ全体に対するガバナンス機能を強化するなど、コンプライアンス経営を推進しています。中でも、人権の尊重については、当社グループの使命を果たし続けるための基盤であると考えており、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」等を踏まえて、「人権の尊重に関する基本理念」及び「人権の尊重に関する基本方針」を策定(2023年4月に改定)するとともに、人権デュー・ディリジェンスにも取り組むなど、「ビジネスと人権」の枠組みに沿った取組をさらに推進することで、負の影響の回避・低減に努めていきます。また、こうした取組の実効性をより高めるため、役職員等への啓発や教育を行い、その知識や意識を向上させることで、コンプライアンスに反する行為の未然防止を図っているほか、内部通報制度を設け、コンプライアンス経営の確保を脅かす事象を速やかに認識し、対処できる体制を構築しています。

    (4) 財務(有利子負債について)

    当社グループでは、各事業において継続的に設備投資を行っていますが、これに必要な資金の多くは、金融機関からの借入れや社債等によって調達しています。そのため、今後、金利の上昇・金融市場の変化等が生じた場合や、当社グループの財務状況の変動等に伴って当社の格付が引き下げられた場合には、支払利息の増加のほか、返済期限を迎える有利子負債の借換えに必要な資金を含む追加的な資金を望ましい条件で調達することが困難になる可能性があります。

    なお、当連結会計年度末における連結有利子負債残高は1兆1,741億60百万円となっていますが、今後、施設等の安全性の維持・向上に係る投資に加えて、大規模プロジェクトをはじめ将来を見据えた成長投資を予定しており、連結有利子負債が一定程度増加する見込みです。

    当社グループとしては、引き続き資金調達の多様化を進め流動性を確保し、金利の固定化を行うことで金利変動リスクの回避に努めるとともに、コストや維持更新投資の削減などを通じて有利子負債の抑制を図りながら、財務体質の健全性の維持に努めていきます。

    (5) 政治・経済・社会環境の変動

    ① 法的規制について

    当社グループのうち、鉄道事業者においては、鉄道事業法の定めにより経営しようとする路線及び鉄道事業の種別毎に国土交通大臣の許可を受けなければならず(第3条)、さらに旅客の運賃及び料金の設定・変更は、国土交通大臣の認可を受けなければならない(第16条)こととされています。よって、これらの規制により、当社グループの鉄道事業の活動が制限される可能性があります。なお、これらの国土交通大臣の許可及び認可については、期間の定めはありません。

    また、鉄道事業以外でも、当社グループが展開する各事業については、様々な法令、規則等の適用を受けており、これらの法的規制が強化された場合には、規制遵守のための費用が増加する可能性があり、規制に対応できなかった場合は、当社グループの活動が制限される等、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。

    当社グループとしては、規制の変更、新設に関する情報やその影響等を事前に調査・把握し、当社グループへの影響を最小限にとどめるよう努めています。

    ② 保有資産の時価下落について

    当社グループが保有する棚卸資産、有形・無形固定資産及び投資有価証券等の時価が、今後著しく下落した場合には、減損損失又は評価損等を計上することにより、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。

    ③ 少子化等について

    当社グループが基盤とする京阪神エリアにおいて、少子化等に伴う将来的な人口動態の変化から、鉄道、バス、タクシー等に対する旅客輸送需要やその他の各事業における需要が減退することに加え、労働市場の逼迫に伴い働き手の確保が困難になることが想定され、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。

    当社グループとしては、沿線における定住人口の増加や、インバウンド需要の取込等による交流人口の増加のための取組に加えて、DXの活用等を通じた生産性の向上に向けた取組をグループ全体で推し進めていきます。

    ④ 社会変化(ライフスタイルやビジネススタイルの変化)等について

    新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、人々の行動・生活拠点の変化や、QOL(Quality of Life)の意識拡大等の社会変化のほか、SDGs・2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)への意識が高まるなど、社会経済環境や事業環境が急速に変化しています。今後、これらの変化に伴って人々の生活が大きく変容した場合には、人々の生活に密接に関わる事業を多く営んでいる当社グループの既存のビジネスモデルが影響を受ける可能性があります。

    当社グループでは、こうした状況を踏まえ、2022年5月に策定した「長期ビジョン-2040年に向けて-」の戦略に則った施策等を推し進めるとともに、既存事業の伸長に注力することはもとより、成長する市場にも進出することで、利益の拡大と安定的な資金創出力の確保・維持を図っていきます。また、資本市場からの要請等に鑑み、市場の将来性や資本効率等の観点から、事業ポートフォリオや経営資源の配分のあり方等について継続的に検討を深め、変化する事業環境の中でも、様々なステークホルダーの期待に応え、持続的に成長できる企業グループとなることを目指していきます。

    ⑤ 気候変動問題への対応について

    気候変動に伴い、温室効果ガスの排出抑制に向けた取組が世界全体で進んでいます。当社グループの主力事業である鉄道は、他の輸送機関と比べて環境負荷が少ないものの、今後、鉄道や不動産をはじめとする各事業において、脱炭素社会や循環型社会に対応するための投資・費用の発生が見込まれるほか、温室効果ガス排出に係る税制の導入や(再生可能エネルギーの促進等に向けた)電力小売単価の上昇に伴って費用が増加する可能性があります。また、こうした社会への移行に対応できなかった場合には、信用の毀損等に伴う収益の減少や、円滑な資金調達が困難となる可能性があります。

    当社グループでは、温室効果ガス削減への対策は持続可能な社会の実現に向けて必要な取組であると認識しており、「サステナビリティ宣言」において重要テーマの一つに「環境保全の推進」を掲げ、脱炭素社会や循環型社会に資する環境保全活動を推進しています。その一環として、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同し、その開示フレームワークに沿って、「ガバナンス」「リスク管理」「指標と目標」を明示するとともに、「戦略」については、当社グループの事業のうち、特に気候変動の影響が大きいと想定される鉄道事業と不動産事業における「リスクと機会」を特定し、シナリオ分析を進めて財務的な影響の試算等を行い公表するなど、同提言に沿った対応を進めています。また、こうした気候変動に関するリスクと機会を評価・管理するため、グループ共通のKPIとしてCO2排出量の削減目標(2030年度目標:2013年度比△46%。2050年度目標:実質ゼロ)を設定するとともに、各事業における個別のKPIを定めるほか、温室効果ガス排出量についてスコープ3の算定・開示や、ICP(内部炭素価格)の設定により各事業における取組を推進するなど、気候変動に対する事業の強靭性の向上を図っています。

    ⑥ 国際情勢について

    当社グループのうち、不動産事業、旅行事業、国際輸送事業等については、海外においても事業活動を行っており、各国の政治・経済情勢の大幅な変動や法規制、紛争又はテロ行為、感染症の流行など様々なリスク要因があります。これらのリスクについて、弁護士やコンサルタント等、専門家の助言を踏まえたリスク分析を行った上で対応に努めていますが、予期せぬ情勢変化が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。

    4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1) 経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。

    ① 経営成績の状況

    当期のわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、社会経済活動の正常化が進む中で、企業収益の改善や個人消費の持ち直しがみられたこと等により、期を通じて緩やかな回復が続きました。

    そうした中、当社グループにおいては、2022年5月に「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン-2040年に向けて-」を公表し、その実行計画としての中期経営計画に掲げる目標を達成すべく、収支構造の強靱化に向けて進めてきた取組等の成果を活かしながら、着実に利益を回復させるとともに、今後の成長を見据えた施策を推し進めました。

    当期の業績については、旅行事業・国際輸送事業において前期に一時的な需要に対応したことによる反動があったものの、都市交通事業において旅客数に一定の回復がみられたことや、不動産事業においてホテルの宿泊需要の回復に加え、分譲、賃貸及び海外不動産等の各事業も伸長したこと、またエンタテインメント事業において阪神タイガースがリーグ優勝及び日本シリーズ制覇を果たすなど、スポーツ事業が好調に推移したこと等により、営業収益、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも増加しました。

    当期の当社グループの成績は次のとおりです。

    当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日) 対前連結会計年度比較
    増減額 増減率(%)
    営業収益 9,976億11百万円 293億10百万円 3.0
    営業利益 1,056億89百万円 163億38百万円 18.3
    経常利益 1,094億13百万円 209億80百万円 23.7
    親会社株主に帰属する 当期純利益 678億1百万円 208億48百万円 44.4

    セグメント別の業績は次のとおりです。

    なお、当連結会計年度より、「不動産」セグメントにおいて、「海外不動産事業」を独立した業態(サブセグメント)として表示しており、増減率については、前期の実績値を組み替えて算出しています。

    (都市交通事業)

    鉄道事業については、阪急電鉄及び阪神電気鉄道において、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、阪神尼崎駅のほか、各駅への可動式ホーム柵等の整備を推し進めています。また、阪神大阪梅田駅では、新3番線・新4番線の供用を開始するなど、駅構内の改良工事が完了しました。さらに、阪急伊丹線において、センサ付き固定柵の設置等によりホーム上の安全性を確保のうえ、ワンマン運転を開始しました。こうした施策を通じて、引き続き安全・安心で持続可能な鉄道サービスの実現に取り組んでいきます。

    このほか、2024年3月に北大阪急行電鉄南北線延伸線が開業しました。これにより、北摂地域における移動の利便性を大幅に向上させるとともに、公共交通への移動手段のシフトによる道路混雑の緩和や環境負荷の低減を図りました。

    自動車事業については、阪急バス・阪神バスにおいて、安全対策や利便性向上施策等に取り組むため、2023年9月に路線バスの運賃改定を実施しました。

    営業収益は前期に比べ176億79百万円(9.5%)増加し、2,032億60百万円となり、営業利益は前期に比べ118億22百万円(52.7%)増加し、342億57百万円となりました。

    事業の内容 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日)
    営業収益 対前連結会計年度 増減率(%)
    鉄道事業 1,479億71百万円 10.0
    自動車事業 436億53百万円 8.7
    流通事業 127億78百万円 6.8
    都市交通その他事業 100億28百万円 12.5
    調整額 △111億71百万円
    合計 2,032億60百万円 9.5

    ・ 阪急電鉄㈱運輸成績表

    区分 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日) 対前連結会計年度 増減率(%)
    営業日数 (日) 366 0.3
    営業キロ (キロ) 143.6
    客車走行キロ (千キロ) 162,391 △1.8
    定期 (千人) 313,294 4.6
    旅客人員 定期外 (千人) 284,626 4.6
    合計 (千人) 597,920 4.6
    定期 (百万円) 32,244 7.8
    運輸収入 旅客運賃 定期外 (百万円) 60,674 10.5
    合計 (百万円) 92,919 9.6
    運輸雑収 (百万円) 5,167 5.9
    運輸収入合計 (百万円) 98,087 9.4
    乗車効率 (%) 40.5

    ・ 阪神電気鉄道㈱運輸成績表

    区分 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日) 対前連結会計年度 増減率(%)
    営業日数 (日) 366 0.3
    営業キロ (キロ) 48.9
    客車走行キロ (千キロ) 44,879 △1.0
    定期 (千人) 120,734 5.0
    旅客人員 定期外 (千人) 114,356 10.3
    合計 (千人) 235,090 7.5
    定期 (百万円) 12,010 8.2
    運輸収入 旅客運賃 定期外 (百万円) 22,242 14.9
    合計 (百万円) 34,253 12.4
    運輸雑収 (百万円) 2,684 6.2
    運輸収入合計 (百万円) 36,937 12.0
    乗車効率 (%) 40.3

    (注)1 上表は、第1種鉄道事業及び第2種鉄道事業の合計です。

    2 客車走行キロは、社用、試運転、営業回送を含みません。なお、営業回送を含めた客車走行キロは、阪急電鉄㈱が166,445千キロ、阪神電気鉄道㈱が46,632千キロです。

    3 乗車効率の算出方法

    乗車効率 = 延人キロ(駅間通過人員×駅間キロ程)/(客車走行キロ×平均定員)× 100

    (不動産事業)

    不動産賃貸事業については、商業・オフィス・賃貸マンションが一体となった複合施設「阪急西宮ガーデンズ プラス館」(兵庫県西宮市)が開業し、阪急西宮北口駅南東エリアの一連の大規模開発が完了しました。このほか、「HEP FIVE」(大阪市北区)の飲食フロア「TAMLO」、「sononそのだ(旧園田阪急プラザ)」(兵庫県尼崎市)、「マルシェ池田(旧阪急池田ブランマルシェ)」(大阪府池田市)をリニューアルするなど、既存の商業施設やオフィスビルにおいても競争力の強化と稼働率の維持向上等に努めました。また、物流施設については、「ロジスタ大阪松原」(大阪府松原市)、「ロジスタ豊中」(大阪府豊中市)が竣工しました。

    なお、大規模開発プロジェクトのうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」については、2024年9月の先行街びらきに向けて、工事が計画どおり進捗しています。

    不動産分譲事業については、マンション分譲では、「ジオ彩都いろどりの丘」(大阪府箕面市)、「ジオ阪神芦屋」(神戸市東灘区)、「ジオ石神井公園」(東京都練馬区)等を販売しました。また、宅地戸建分譲では、「ジオガーデン千里藤白台」(大阪府吹田市)、「ジオガーデン目黒学芸大学」(東京都目黒区)等を販売しました。

    海外不動産事業については、アセアン諸国において住宅分譲事業を推し進めたほか、インドネシアで2022年に取得した大規模商業施設「セントラルパークモール」に隣接する商業施設「ネオソーホーモール」を取得するなど、海外における不動産賃貸事業の規模拡大を進めました。このほか、オーストラリアにおいてオフィス・商業からなる複合施設を取得するなど、事業エリアの拡大にも努めました。

    ホテル事業については、インバウンドを中心に高まる宿泊需要や、回復基調にある飲食・宴会需要を着実に取り込むとともに、会員向けアプリの利便性向上や様々なプランの企画・販売等を通じて、競争力の強化に努めました。

    営業収益は前期に比べ362億5百万円(12.8%)増加し、3,182億54百万円となり、営業利益は前期に比べ219億75百万円(78.9%)増加し、498億26百万円となりました。

    事業の内容 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日)
    営業収益 対前連結会計年度 増減率(%)
    賃貸事業 1,270億62百万円 0.7
    分譲事業等 1,538億42百万円 11.9
    海外不動産事業 85億52百万円 163.2
    ホテル事業 626億63百万円 41.9
    調整額 △338億66百万円
    合計 3,182億54百万円 12.8

    (エンタテインメント事業)

    スポーツ事業については、阪神タイガースが、ファンの方々のご声援を受けて18年ぶりのリーグ優勝及び38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たしました。また、阪神甲子園球場では、物販・飲食において多彩な企画を実施するなど魅力ある施設運営に取り組んだほか、2024年に開場100周年を迎えるにあたり、「阪神甲子園球場開場100周年カウントダウンイベント」等を開催しています。

    ステージ事業については、歌劇事業において、月組公演「フリューゲル -君がくれた翼-」・「万華鏡百景色」、星組公演「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」・「VIOLETOPIA」等の各公演が好評を博しました。

    このほか、六甲山地区においては、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」の内容を拡充し、関西を代表する芸術祭への発展を目指したほか、六甲山スノーパークでは開業60周年企画を実施し、インバウンドを含む多くのお客様にご来場いただきました。

    営業収益は前期に比べ103億23百万円(14.3%)増加し、826億12百万円となり、営業利益は前期に比べ14億96百万円(11.9%)増加し、141億19百万円となりました。

    事業の内容 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日)
    営業収益 対前連結会計年度 増減率(%)
    スポーツ事業 503億27百万円 31.2
    ステージ事業 322億20百万円 △4.8
    調整額 64百万円
    合計 826億12百万円 14.3

    (情報・通信事業)

    情報サービス事業については、eコマース等のインターネット関連ビジネスが好調に推移したほか、鉄道会社に対し、鉄道車両内のセキュリティ向上と犯罪の抑制を目的とした車内防犯カメラシステムの提供を開始しました。

    放送・通信事業については、FTTHサービス(光ファイバーを用いた高速インターネットサービス)の提供を推進するなど、お客様のニーズに応える様々なサービスを展開することにより、事業の着実な伸長に努めました。

    あんしん・教育事業については、安全・安心に対するニーズの高まり等を背景に、「登下校ミマモルメ」を導入する学校・施設数が着実に伸長したことに加え、ロボットプログラミング教室「プログラボ」の生徒数が堅調に推移しました。

    営業収益は前期に比べ42億24百万円(7.0%)増加し、645億79百万円となり、営業利益は前期に比べ2億18百万円(3.7%)増加し、61億35百万円となりました。

    (旅行事業)

    旅行事業については、新型コロナウイルスの感染症法上の5類への移行と水際対策の終了により、海外旅行部門において、復調途上ではあるもののツアーの取扱いが増加したほか、国内旅行部門においては、全国旅行支援を活用したツアーが好評を博すなど好調に推移しました。

    営業収益は前期に比べ255億15百万円(13.3%)増加し、2,169億15百万円となりましたが、自治体からの支援業務などの受注が減少したこと等により営業利益は前期に比べ102億89百万円(△67.4%)減少し、49億68百万円となりました。

    (国際輸送事業)

    国際輸送事業については、航空輸送・海上輸送ともに前期までの輸送スペース不足等による需給の逼迫状況が緩和したことや、お客様の在庫調整等による物流需要の減少により、厳しい事業環境が続きました。

    そうした中でも、アラブ首長国連邦での現地法人の設立等、グローバルネットワークのさらなる拡充を図るとともに、日本国内やアジアを中心に物流倉庫を新設・拡張するなど、ロジスティクス事業の強化に注力しました。

    営業収益は前期に比べ629億69百万円(△38.6%)減少し、1,003億円となり、営業利益は前期に比べ81億57百万円(△97.3%)減少し、2億23百万円となりました。

    (その他)

    建設業等その他の事業については、営業収益は前期に比べ44億75百万円(8.0%)増加し、601億25百万円となり、営業利益は前期に比べ6億58百万円(23.9%)増加し、34億10百万円となりました。

    ② 財政状態の状況

    当連結会計年度末の資産合計については、販売土地及び建物や投資有価証券、有形固定資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,875億20百万円増加し、3兆529億30百万円となりました。

    負債合計については、有利子負債や前受金(流動負債の「その他」)が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ985億89百万円増加し、1兆9,830億59百万円となりました。

    純資産合計については、利益剰余金や非支配株主持分が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ889億31百万円増加し、1兆698億71百万円となり、自己資本比率は32.0%となりました。

    ③ キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度末の現金及び現金同等物については、前連結会計年度末に比べ124億32百万円増加し、538億8百万円となりました。

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前当期純利益842億46百万円、減価償却費625億82百万円、減損損失242億77百万円、売上債権の減少額183億1百万円、棚卸資産の増加額613億25百万円、法人税等の支払額198億24百万円等により、1,235億13百万円の収入(前期は1,320億91百万円の収入)となりました。

    (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動によるキャッシュ・フローについては、固定資産の取得による支出1,382億70百万円、投資有価証券の取得による支出331億44百万円、工事負担金等受入による収入398億13百万円等により、1,413億20百万円の支出(前期は1,132億16百万円の支出)となりました。

    (財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動によるキャッシュ・フローについては、借入金の純増による収入551億89百万円、コマーシャル・ペーパーの純減による支出100億円、社債の発行による収入348億11百万円、社債の償還による支出300億円、配当金の支払額121億13百万円等により、284億61百万円の収入(前期は89億81百万円の支出)となりました。

    ④ 生産、受注及び販売の実績

    当社グループは、都市交通事業、不動産事業、エンタテインメント事業、情報・通信事業、旅行事業及び国際輸送事業など多種多様な事業を営んでいるため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしていません。このため、生産、受注及び販売の実績については、「① 経営成績の状況」におけるセグメント別の業績に関連付けて示しています。

    (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。

    ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収入・費用の金額並びに開示に影響を与える見積りを行わなければなりません。これらの見積りについては、過去の実績や状況等に応じ合理的に判断を行っていますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

    なお、当社グループの連結財務諸表で採用されている重要な会計方針については、「第5 経理の状況」の「1 連結財務諸表等」「(1) 連結財務諸表」「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりですが、特に以下の項目が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えています。

    a 固定資産の減損

    当社グループは、事業の特性上、多くの固定資産を保有しています。これらの固定資産の回収可能価額については、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、当初想定した収益等が見込めなくなった場合や将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合は、固定資産の減損を実施する可能性があります。

    b 販売用不動産の評価

    当社グループは、販売用不動産を多数保有しています。市場環境の変化や開発・販売計画の変更等により、正味売却価額が大きく下落した場合は、販売用不動産の評価減を実施する可能性があります。

    c 繰延税金資産

    当社グループは、将来の課税所得や実現可能性の高いタックス・プランニングに基づき、繰延税金資産の回収可能性を判断しています。業績の変動等により、将来の課税所得やタックス・プランニングに変更が生じた場合は、繰延税金資産が増加または減少する可能性があります。

    ② 資本の財源及び資金の流動性

    a 有利子負債

    当連結会計年度末現在の有利子負債の概要は、以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    有利子負債 年度別要支払額
    1年以内 1年超 3年以内 3年超 5年以内 5年超 合計
    (1) 短期借入金(※1) 101,789 - - - 101,789
    (2) 長期借入金(※1) 88,065 150,604 166,242 388,926 793,838
    (3) 社債 15,000 40,000 40,000 170,000 265,000
    (4) リース債務(※2) 4,130 4,725 2,859 1,817 13,532
    合計 208,984 195,329 209,101 560,744 1,174,160

    (※1)1年内返済予定の長期借入金は、「(2) 長期借入金」に含めています。

    (※2)「(4) リース債務」は、流動負債と固定負債のリース債務の合計です。

    また、当社グループの第三者に対する保証は、関係会社の借入金等に対する債務保証です。保証した借入金等の債務不履行が保証期間に発生した場合、当社グループが代わりに弁済する義務があり、当連結会計年度末における債務保証額は461億44百万円です。

    b 財務政策

    当社グループは、運転資金及び設備資金等については、内部資金または借入金及び社債により資金を調達することとしています。このうち、長期借入金及び社債にて調達した資金については、その大半を回収期間が長期にわたる鉄道事業や不動産賃貸事業を中心とした固定資産の取得等に充当しています。重要な設備投資の計画については、「第3 設備の状況」の「3 設備の新設、除却等の計画」「(1) 重要な設備の新設等」に記載のとおりです。また、これらの資金は、固定金利に比重を置いた調達を実施しています。

    これらの資金調達に加えて、キャッシュマネジメントシステムによるグループ資金一元化により、グループ会社からの余剰資金を集約して有効活用するとともに、大規模自然災害や感染症の流行等の予期せぬ事象に備え、取引金融機関とコミットメントライン契約を締結することにより、機動的に資金を確保する体制を構築しています。

    c 株主還元

    株主還元については、「第4 提出会社の状況」の「3 配当政策」に記載のとおりです。

    ③ 経営成績、財政状態、キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容

    当連結会計年度の経営成績、財政状態、キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要」の「① 経営成績の状況」、「② 財政状態の状況」、「③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。

    ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗状況

    経営指標の見通し及び進捗状況については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「3.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりです。

    5【経営上の重要な契約等】

    該当事項はありません。

    6【研究開発活動】

    特記事項はありません。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

    (1) 設備投資の概要

    当連結会計年度の設備投資金額(無形固定資産を含む。)は、次のとおりです。

    セグメントの名称 設備投資金額 (百万円) 主な内容
    都市交通 38,211 北大阪急行電鉄南北線延伸線、 安全対策及びサービス向上のための設備投資、 車両の新造及び改造等
    不動産 47,898 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」、 ネオソーホーモール取得
    エンタテインメント 6,135
    情報・通信 5,324
    旅行 567
    国際輸送 3,350
    その他 665
    調整額又は全社(共通) △399
    合計 101,753

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度において重要な設備の除却等はありません。

    2【主要な設備の状況】

    当社及び連結子会社の当連結会計年度末現在におけるセグメントごとの設備の概要、帳簿価額及び従業員数は、次のとおりです。

    (1) セグメント総括表

    セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人)
    建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    都市交通 235,411 54,029 296,545 (3,780) 182,790 11,055 779,833 8,556 [1,968]
    不動産 362,085 540 655,842 (974) 63,360 4,321 1,086,151 4,408 [3,753]
    エンタテインメント 20,907 3,819 54,135 (735) 2,840 1,367 83,070 1,162 [403]
    情報・通信 11,116 1,698 164 (1) 604 5,641 19,225 1,830 [310]
    旅行 847 1 1,243 (0) 0 467 2,560 1,869 [1,149]
    国際輸送 2,079 162 2,181 (20) 15 3,579 8,017 3,214 [182]
    その他 2,766 88 956 (12) 278 4,089 1,376 [344]
    調整額又は全社(共通) △3,862 △16 18,985 (1,188) 11,076 96 26,279 396 [29]
    合計 631,352 60,323 1,030,054 (6,711) 260,688 26,808 2,009,227 22,811 [8,138]

    (注)1 帳簿価額「その他」は、工具器具備品及びリース資産です。

    2 上記のほか、賃借土地226千㎡があります。

    3 従業員数の[ ]は、外数で平均臨時従業員数です。

    (2) 都市交通事業

    ① 鉄道事業

    a 線路及び電路施設

    (国内子会社)

    会社名 線別 区間 単線・複線の別 営業キロ (km) 駅数 (駅) 変電所数 (か所)
    阪急電鉄㈱ 神戸線
    神戸本線 大阪梅田 神戸三宮 複線 32.3 16 7
    今津線 今津 西宮北口 9.3 8
    西宮北口 宝塚
    伊丹線 塚口 伊丹 3.1 3
    甲陽線 夙川 甲陽園 単線 2.2 2
    宝塚線
    宝塚本線 大阪梅田 宝塚 複線 24.5 16 6
    箕面線 石橋阪大前 箕面 4.0 3
    京都線
    京都本線 大阪梅田 京都河原町 47.7 26 9
    千里線 天神橋筋六丁目 北千里 13.6 10
    嵐山線 嵐山 単線 4.1 3
    神戸高速線 神戸三宮 新開地 複線 2.8 [3] [1]
    阪神電気鉄道㈱ 本線 大阪梅田 元町 複線 32.1 33 6
    阪神なんば線 尼崎 大阪難波 10.1 5 [4] [2]
    武庫川線 武庫川 武庫川団地前 単線 1.7 3
    神戸高速線 元町 西代 複線 5.0 [6] [1]
    能勢電鉄㈱ 妙見線 川西能勢口 山下 複線 8.2 10 2
    山下 妙見口 単線 4.0 4
    日生線 山下 日生中央 複線 2.6 1
    北大阪急行電鉄㈱ 南北線 江坂 箕面萱野 複線 8.4 6 4
    神戸高速鉄道㈱ 東西線 阪神元町 西代 複線 7.2 6 1
    阪急神戸三宮 高速神戸 [3]
    南北線 新開地 湊川 0.4 [1]

    (注)1 軌間は1.435m(神戸高速鉄道㈱の南北線は1.067m)、電圧は1,500V(北大阪急行電鉄㈱は750V)です。

    2 阪急電鉄㈱及び阪神電気鉄道㈱の神戸高速線は第2種鉄道事業であり、同線における線路及び電路施設、

      [ ]書きの駅(西代駅は除く。)・変電所は、第3種鉄道事業者(神戸高速鉄道㈱)の保有資産です。なお、西代駅は山陽電気鉄道㈱の保有資産です。

    3 阪神電気鉄道㈱の阪神なんば線のうち、西九条~大阪難波間(営業キロ3.8km)は第2種鉄道事業であり、同区間における線路及び電路施設、[ ]書きの駅(大阪難波駅は除く。)・変電所は、第3種鉄道事業者(西大阪高速鉄道㈱)の保有資産です。なお、大阪難波駅は近畿日本鉄道㈱の保有資産です。

    4 神戸高速鉄道㈱の東西線及び南北線は第3種鉄道事業であり、東西線は阪神電気鉄道㈱及び阪急電鉄㈱、南北線は神戸電鉄㈱がそれぞれ第2種鉄道事業を行っています。なお、[ ]書きの駅のうち、阪神元町駅は阪神電気鉄道㈱、西代駅は山陽電気鉄道㈱、阪急神戸三宮駅は阪急電鉄㈱、湊川駅は神戸電鉄㈱の保有資産です。

    5 駅数・変電所数の[ ]は外数です。

    b 車両

    (国内子会社)

    会社名 電動客車(両) 制御(付随)客車(両) 鋼索客車(両) 合計(両)
    阪急電鉄㈱ 627 [18] 574 [30] 1,201 [48]
    阪神電気鉄道㈱ 251 103 354
    能勢電鉄㈱ 28 24 52
    北大阪急行電鉄㈱ 43 57 100

    (注)1 阪急電鉄㈱は、上記車両のほかに営業に供していない制御貨車2両があります。

    2 阪神電気鉄道㈱は、上記車両のほかに営業に供していない貨車2両があります。

    3 [ ]は、外数でリース契約により使用する車両です。

    c 車庫及び工場

    (国内子会社)

    会社名 名称 所在地 建物及び構築物 土地
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪急電鉄㈱ 西宮車庫 兵庫県西宮市 634 72 5,900
    正雀車庫及び工場 大阪府摂津市 1,827 97 7,820
    平井車庫 兵庫県宝塚市 553 54 2,859
    桂車庫 京都市西京区 319 28 2,223
    阪神電気鉄道㈱ 尼崎車庫及び工場 兵庫県尼崎市 1,010 54 2,611
    石屋川車庫 神戸市東灘区 384 16 753
    能勢電鉄㈱ 平野車庫 兵庫県川西市 35 11 483
    北大阪急行電鉄㈱ 桃山台車庫 大阪府吹田市 955 14 [12] 111

    (注)[ ]は、外数で賃借土地面積です。

    ② 自動車事業

    イ.バス事業

    a 事業所

    (国内子会社)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪急バス㈱ 大阪府豊中市他 2,101 143 [27] 11,367 営業所、車庫施設他
    阪神バス㈱ 兵庫県尼崎市他 155 58 3,753 営業所、車庫施設他

    (注)[ ]は、外数で賃借土地面積です。

    b 車両

    (国内子会社)

    会社名 乗合(両) 貸切(両) 合計(両)
    阪急バス㈱ 660 [156] 37 697 [156]
    阪神バス㈱ 317 14 331

    (注)[ ]は、外数でリース契約により使用する車両です。

    ロ.タクシー業

    a 事業所

    (国内子会社)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪急タクシー㈱ 大阪府池田市他 141 15 1,381 事務所、車庫施設他
    阪神タクシー㈱ 兵庫県西宮市他 259 13 [0] 487 事務所、車庫施設他

    (注)[ ]は、外数で賃借土地面積です。

    b 車両

    (国内子会社)

    会社名 車両数(両)
    阪急タクシー㈱ 383 [57]
    阪神タクシー㈱ 204

    (注)[ ]は、外数でリース契約により使用する車両です。

    (3) 不動産事業

    ① 不動産賃貸事業

    (国内子会社)

    会社名・事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 賃貸可能 面積 (千㎡) 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪急電鉄㈱
    大阪梅田ツイン タワーズ・ノース 大阪市北区 27,014 10 58,248 213 地下2階地上41階建
    阪急三番街 8,092 19 37,704 38 地下2階地上5階建
    阪急ターミナルビル 2,133 27 地下4階地上18階建
    NU chayamachi 2,630 4 9,192 12 地下2階地上9階建
    北阪急ビル 1,636 2 8,879 13 地下3階地上9階建
    グランフロント大阪 4,724 2 [1] 7,839 14 地下3階地上38階建
    新大阪阪急ビル 大阪市淀川区 5,443 4 3,784 24 地上17階建
    阪急西宮ガーデンズ 兵庫県西宮市 18,730 59 [6] 15,334 129 地下1階地上7階建他
    神戸三宮阪急ビル 神戸市中央区 17,925 4 2,206 21 地下3階地上29階建他
    阪神電気鉄道㈱
    梅田阪神第1ビルディング 大阪市北区 23,754 14 30,285 82 地下5階地上40階建
    梅田阪神第2ビルディング 12,761 9 26,065 54 地下4階地上28階建
    野田阪神ビルディング 大阪市福島区 5,630 15 8,577 32 地下1階地上10階建
    ららぽーと甲子園(敷地) 兵庫県西宮市 2 126 7,782 126
    阪急電鉄㈱及び 阪神電気鉄道㈱
    大阪梅田ツイン タワーズ・サウス 大阪市北区 69,182 11 76,492 193 地下3階地上38階建
    阪急阪神不動産㈱
    阪急グランドビル 大阪市北区 3,331 7 46,917 38 地下3階地上32階建
    阪急ファイブビル 5,984 5 20,576 19 地下3階地上10階建
    ナビオ阪急 1,876 3 [0] 6,672 16 地下2階地上10階建
    阪急茶屋町ビル 13,780 10 [2] 4,769 52 地下3階地上34階建
    ロジスタ・ロジクロス 茨木彩都 大阪府茨木市 9,686 37 1,348 73 地上5階建他
    阪急河原町ビル 京都市下京区 1,410 5 4,939 38 地下2階地上7階建
    パイロット阪急阪神 グリーンビル 東京都中央区 2,821 1 6,718 8 地下1階地上14階建
    阪急阪神銀座ビル 1,506 0 13,912 3 地下1階地上11階建
    オーエス㈱
    OSビル 大阪市北区 861 2 13,738 11 地下2階地上19階建

    (注)1 賃貸可能面積には、公共部に係る面積は含めていません。

    2 [ ]は、外数で賃借土地面積です。

    ② 海外不動産事業

    (在外子会社)

    会社名・事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 賃貸可能 面積 (千㎡) 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    PT CPM ASSETS INDONESIA
    セントラルパークモール インドネシア ジャカルタ 16,616 48 39,892 128 地下2階地上10階建他
    PT NSM ASSETS INDONESIA
    ネオソーホーモール インドネシア ジャカルタ 3,710 7 8,862 43 地下2階地上7階建他

    (注)賃貸可能面積には、公共部に係る面積は含めていません。

    ③ ホテル事業

    (国内子会社)

    会社名・事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    ㈱阪急阪神ホテルズ
    大阪新阪急ホテル 大阪市北区 777 4 9,798 客室961室、宴会場他
    千里阪急ホテル 大阪府豊中市 918 19 7,353 客室203室、宴会場他
    第一ホテル東京 東京都港区 3,019 3 18,083 客室278室、宴会場他
    ㈱阪神ホテルシステムズ
    ザ・リッツ・カールトン大阪 大阪市北区 624 客室291室、宴会場他

    (4) エンタテインメント事業

    ① スポーツ事業

    (国内子会社)

    会社名・事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪神電気鉄道㈱
    阪神甲子園球場 兵庫県西宮市 11,794 96 38,181 収容人員 47,359人

    ② ステージ事業

    (国内子会社)

    会社名・事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    阪急電鉄㈱
    宝塚大劇場 宝塚バウホール 兵庫県宝塚市 4,587 30 7,858 客席数 2,550席 客席数 526席

    (5) 情報・通信事業

    (国内子会社)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    ㈱ベイ・コミュニケーションズ 大阪市福島区他 5,041 ケーブルテレビ設備他

    (6) 旅行事業

    (国内子会社)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    ㈱阪急交通社 東京都港区他 800 0 1,243 事務所他

    (7) 国際輸送事業

    (国内子会社)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 (百万円) 面積 (千㎡) 帳簿価額 (百万円)
    ㈱阪急阪神エクスプレス 東京都港区他 1,716 14 [6] 2,038 事務所、倉庫他

    (注)[ ]は、外数で賃借土地面積です。

    3【設備の新設、除却等の計画】

    (1) 重要な設備の新設等

    セグメントの名称 会社名・設備の内容 投資予定額 資金調達 方法 工事着手 年月 取得・完成 予定年月
    総額 (百万円) 既支払額 (百万円)
    都市交通 (国内子会社)
    阪急電鉄㈱
    京都線・千里線淡路駅付近 連続立体交差化 19,682 12,857 自己資金 及び借入金 2008年9月 2032年3月
    阪神電気鉄道㈱
    本線住吉~芦屋間高架化 11,925 11,690 自己資金 及び借入金 1992年4月 2026年3月
    淀川橋梁改築 3,214 1,416 自己資金 及び借入金 2018年12月 2032年夏頃
    不動産 (国内子会社)
    阪急電鉄㈱
    うめきた2期地区開発事業 「グラングリーン大阪」 未定 31,348 自己資金 及び借入金 2020年12月 2027年度
    阪急阪神不動産㈱
    八重洲二丁目中地区 第一種市街地再開発事業 未定 15,926 自己資金 及び借入金 2024年度 2028年度
    ホテルグランドパレス 跡地計画 未定 7,436 自己資金 及び借入金 未定 未定
    エンタテインメント (国内子会社)
    阪神電気鉄道㈱
    阪神タイガース ファーム施設移転計画 15,900 1,715 自己資金 及び借入金 2023年3月 2025年1月

    (注)建設工事費が確定していない計画については、投資予定額を未定としています。

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度末現在における重要な設備の除却等の計画はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 640,000,000
    合計 640,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末現在 発行数(株) (2024年3月31日) 提出日現在 発行数(株) (2024年6月17日) 上場金融商品取引所名 又は 登録認可金融商品 取引業協会名 内容
    普通株式 254,281,385 254,281,385 東京証券取引所 プライム市場 単元株式数は100株です。
    合計 254,281,385 254,281,385

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式 総数増減数 (株) 発行済株式 総数残高 (株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金 増減額 (百万円) 資本準備金 残高 (百万円)
    2016年8月1日(注) △1,017,125,543 254,281,385 99,474 149,258

    (注)2016年6月14日開催の第178回定時株主総会における決議に基づき、2016年8月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)を実施したことによるものです。

    (5)【所有者別状況】

    2024年3月31日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満 株式の状況
    政府及び 地方公共 団体 金融機関 金融商品 取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人その他 合計
    個人以外 個人
    株主数 (人) 54 35 711 634 43 77,582 79,059
    所有株式数 (単元) 656,371 35,441 190,949 626,836 237 1,021,330 2,531,164 株 1,164,985
    所有株式数 の割合(%) 25.93 1.40 7.54 24.76 0.01 40.35 100.00

    (注)1 自己株式12,238,528株は、「個人その他」に122,385単元及び「単元未満株式の状況」に28株含めて記載しています。

    2 証券保管振替機構名義株式4,930株は、「その他の法人」に49単元及び「単元未満株式の状況」に30株含めて記載しています。

    (6)【大株主の状況】

    2024年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 35,646 14.73
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 中央区晴海1丁目8-12 11,196 4.63
    STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U.S.A. (港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 5,484 2.27
    日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 千代田区丸の内1丁目6番6号 (港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR) 5,224 2.16
    エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 大阪市北区角田町8-7 4,207 1.74
    JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 3,030 1.25
    GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO (新宿区新宿6丁目27番30号) 2,775 1.15
    株式会社三井住友銀行 千代田区丸の内1丁目1-2 2,181 0.90
    SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (中央区日本橋3丁目11-1) 2,121 0.88
    STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS  02101 U.S.A. (港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 2,008 0.83
    合計 73,876 30.52

    (注)1 上記のほか、当社所有の自己株式12,238千株があります。

    2 上記所有株式数のうち、信託業務にかかる株式数は次のとおりです。

    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 35,646 千株
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 11,196

    3 2021年2月4日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井住友信託銀行株式会社並びにその共同保有者である三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及び日興アセットマネジメント株式会社が2021年1月29日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。

    なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 1,366 0.54
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 東京都港区芝公園一丁目1番1号 10,318 4.06
    日興アセットマネジメント株式会社 東京都港区赤坂九丁目7番1号 3,723 1.46
    合計 15,407 6.06

    4 2022年10月3日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、株式会社三菱UFJ銀行並びにその共同保有者である三菱UFJ信託銀行株式会社及び三菱UFJ国際投信株式会社が2022年9月26日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。

    なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 1,096 0.43
    三菱UFJ信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 7,533 2.96
    三菱UFJ国際投信株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 1,464 0.58
    合計 10,094 3.97

    (注)三菱UFJ国際投信株式会社は、2023年10月1日付で三菱UFJアセットマネジメント株式会社に商号を変更しております。

    5 2023年8月3日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、ブラックロック・ジャパン株式会社並びにその共同保有者であるブラックロック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー、ブラックロック(ネザーランド)BV、ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド、ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド、ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ、ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ.エイ.及びブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッドが2023年7月31日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。

    なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    ブラックロック・ジャパン株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 5,404 2.13
    ブラックロック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー 米国 デラウェア州 ウィルミントン リトル・フォールズ・ドライブ 251 256 0.10
    ブラックロック(ネザーランド)BV オランダ王国 アムステルダム HA1096 アムステルプレイン 1 375 0.15
    ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド 英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12 743 0.29
    ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド カナダ国 オンタリオ州 トロント市 ベイ・ストリート 161、2500号 329 0.13
    ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド アイルランド共和国 ダブリン ボールスブリッジ ボールスブリッジパーク 2 1階 2,487 0.98
    ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400 4,718 1.86
    ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ.エイ. 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市 ハワード・ストリート 400 3,300 1.30
    ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッド 英国 ロンドン市 スログモートン・アベニュー 12 323 0.13
    合計 17,938 7.05

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2024年3月31日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) 単元株式数100株
    普通株式 12,238,500
    (相互保有株式)
    普通株式 15,900
    完全議決権株式(その他) 普通株式 240,862,000 2,408,620 同上
    単元未満株式 普通株式 1,164,985 1単元(100株)未満の株式
    発行済株式総数 254,281,385
    総株主の議決権 2,408,620

    (注)1 「完全議決権株式(その他)」及び「単元未満株式」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞれ4,900株(議決権49個)及び30株含まれています。

    2 「完全議決権株式(その他)」及び「単元未満株式」欄の普通株式には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式がそれぞれ613,000株(議決権6,130個)及び45株含まれています。

    3 「単元未満株式」欄には、当社所有の自己保有株式及び相互保有株式が次のとおり含まれています。

    自己保有株式 28株
    相互保有株式 神戸電鉄㈱ 31株
    ②【自己株式等】
    2024年3月31日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義 所有株式数 (株) 他人名義 所有株式数 (株) 所有株式数の合計 (株) 発行済株式総数 に対する所有 株式数の割合(%)
    (自己保有株式)
    阪急阪神ホールディングス ㈱ 大阪府池田市栄町1番1号 12,238,500 12,238,500 4.81
    (相互保有株式)
    神戸電鉄㈱ 神戸市兵庫区新開地 一丁目3番24号 15,900 15,900 0.01
    合計 12,254,400 12,254,400 4.82

    (注)役員報酬BIP信託が所有する当社株式は、上記自己保有株式には含まれていません。

    (8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

    ① 当社の取締役等に対する株式報酬制度の概要

    当社は、対象者を当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)のうち会長及び社長の職にある者とする株式報酬制度を導入していましたが、2022年6月15日開催の第184回定時株主総会決議に基づき、対象者を代表取締役に変更しています。

    また、当社子会社である阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱及び阪急阪神不動産㈱(以下、あわせて「対象子会社」という。)の役員報酬制度に関して、各対象子会社の常勤の取締役及び執行役員等(以下、社外取締役及び国内非居住者を除き(阪急阪神不動産㈱については、これらに加え、同社へ出向している他社の従業員を除き)、当社対象者とあわせて「対象取締役等」という。)を対象に、株式報酬制度(以下、当社の株式報酬制度とあわせて「本制度」という。)を採用しています。

    ② 対象取締役等に取得させる予定の株式の総数

    上限610,000株

    ③ 本制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲

    対象取締役等を退任した者のうち受益者要件を充たす者等

    (ご参考)

    (信託契約の内容)

    ・信託の種類    特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)

    ・信託の目的    対象取締役等に対するインセンティブの付与

    ・委託者      当社

    ・受託者      三菱UFJ信託銀行株式会社

              (共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)

    ・受益者      対象取締役等を退任した者のうち受益者要件を充たす者等

    ・信託管理人    当社と利害関係のない第三者(公認会計士)

    ・信託契約日    2023年8月18日付で延長

    ・信託の期間    2023年9月1日 ~ 2026年8月31日まで延長

              ※延長前の信託期間2017年5月17日~2023年8月31日

    ・制度開始日    2017年5月17日(当社における本制度の施行は2019年9月1日)

    ・議決権行使    行使しないものとします。

    ・取得株式の種類  当社普通株式

    ・信託に拠出する  3,010百万円(うち当社分の上限額1,320百万円)

     金員の上限額   ※信託報酬及び信託費用を含む。

    ・帰属権利者    当社

    ・残余財産     帰属権利者である当社が受領できる残余財産は、信託金から株式取得資金を控除した信託費用準備金の範囲内とします。

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】

    会社法第155条第3号及び第7号による普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

    会社法第155条第3号による取得

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    取締役会(2023年5月15日)での決議状況 (取得期間 2023年5月24日~2023年6月23日) 600,000 2,000,000,000
    当事業年度前における取得自己株式
    当事業年度における取得自己株式 437,900 1,999,663,600
    残存決議株式の総数及び価額の総額 162,100 336,400
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 27.02 0.02
    当期間における取得自己株式
    提出日現在の未行使割合(%) 27.02 0.02
    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    取締役会(2024年5月14日)での決議状況 (取得期間 2024年5月22日~2024年9月20日) 2,000,000 7,100,000,000
    当事業年度前における取得自己株式
    当事業年度における取得自己株式
    残存決議株式の総数及び価額の総額
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%)
    当期間における取得自己株式 130,100 531,454,300
    提出日現在の未行使割合(%) 93.50 92.51

        (注)当期間における取得自己株式には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までに取得した株式数は含めて

              いません。

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    会社法第155条第7号による取得

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 16,350 75,377,877
    当期間における取得自己株式 1,985 8,263,171

        (注)当期間における取得自己株式には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までに単元未満株式の買取請

              求により取得した株式数は含めていません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日) 当期間
    株式数 (株) 処分価額の総額 (円) 株式数 (株) 処分価額の総額 (円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る 移転を行った取得自己株式
    その他 (単元未満株式の売渡請求) 149 579,788 20 77,834
    保有自己株式数 12,238,528 12,370,593

    (注)1 当期間におけるその他(単元未満株式の売渡請求)には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までに単元未満株式の売渡請求により処分した株式数は含めていません。

    2 当期間における保有自己株式数には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までに取得した株式数、単元未満株式の買取請求により取得した株式数、単元未満株式の売渡請求により処分した株式数は含めていません。

    3 当事業年度及び当期間における保有自己株式数には、役員報酬BIP信託が所有する株式数は含めていません。

    3【配当政策】

    当社は、総還元性向(親会社株主に帰属する当期純利益に対する年間配当金総額と自己株式取得額の合計額の割合)を株主還元の指標と位置づけており、経営基盤の一層の強化に努めながら、総還元性向を30%とすることで、安定的な配当の実施と自己株式の取得に取り組むことを基本方針としています。

    なお、自己株式については、保有の上限を発行済株式総数の5%とし、上限を超過した場合は消却することとします。

    剰余金の配当については、中間配当及び期末配当の年2回としており、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会を配当の決定機関としています。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。

    (参考)総還元性向の算出方法

    n年度の総還元性向(%)= (n年度の年間配当金総額)+(n+1 年度の自己株式取得額) × 100
    n年度の親会社株主に帰属する当期純利益

    上記の方針の下、当期の利益配分については、2023年10月31日に公表した「配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」のとおり、1株当たりの年間配当金を従来の50円から55円(中間配当金25円、期末配当金30円)に引き上げるとともに、自己株式の取得は、上記の算出方法に基づき71億円を上限に実施することとしました。

    (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりです。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2023年10月31日 取締役会決議 6,051 25
    2024年 6月14日 定時株主総会決議 7,261 30

    また、次期の年間配当金についても、近時の業績の推移等を踏まえ、1株当たりの年間配当金を55円から60円(中間配当金30円、期末配当金30円)に引き上げることを予定しています。

    なお、内部留保資金については、「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン-2040年に向けて-」の実現に向け、大規模プロジェクト等の成長投資に配分していく一方で、財務体質の健全性の維持や株主への還元にも留意しながら、バランスよく活用していきます。

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

     当社では、「お客様をはじめとする皆様から信頼される企業でありつづける」ために、経営の透明性・健全性を一層高めることや、法令等の遵守、適時適切な情報開示等を通じて、コーポレート・ガバナンスの強化・充実を図っています。

    ② コーポレート・ガバナンス体制

    1.コーポレート・ガバナンス体制の概要及び当該体制を採用している理由

     当社は、コーポレート・ガバナンス体制の一層の強化を図り、さらなる企業価値向上に取り組むため、2020年6月17日開催の第182回定時株主総会における承認を得て、監査等委員会設置会社に移行しています。

    当社グループは、純粋持株会社体制を採用しており、事業執行は基本的に傘下のグループ会社が担当し、当社はグループ全体の監視・監督を主要な職務とすることで、監視・監督機能と執行機能とを分離した体制としています。

    そのような体制のもと、当社は、当社及び当社グループの経営方針、経営戦略等に関わる事項や各コア事業の中期・年度経営計画につき承認する権限を保持するとともに、事業執行会社に対して適時その進捗状況に関する報告を求めるほか、一定金額以上の投資を行う場合など、グループ会社がグループ経営の観点から重要な事項を実施する場合に、事前に当社の承認を得るか報告することを求めることなどにより、各会社を監視・監督し、グループ全体のガバナンスの向上を図っています。

    そのため、上記事項については、社外取締役を加えて構成された当社取締役会を承認又は報告の場とするとともに、その前置機関として、当社グループの各コア事業の代表者等もメンバーに加えたグループ経営会議を設置しています。

    また、役員の選解任の透明性の確保、社外役員間の連携等を目的として、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役で構成され、社外取締役が委員長を務める企業統治委員会を設置するとともに、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬について具体的な報酬額の決定を取締役会の責任の下で、客観性及び透明性のある手続きによって行うことを目的として、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役で構成され、社外取締役が委員長を務める報酬委員会を設置しています。

    さらに、当社グループでは、グループとしての総合力強化の一環として、資金調達を原則として当社に一元化し、事業執行会社には、当社が承認した経営計画の範囲内において必要な資金が配分される仕組みの整備を推進するなど、資金面でのガバナンスの強化にも努めています。

    当社の経営上の意思決定、執行及び監督等に係る経営管理組織については次のとおりです。

    <取締役会・取締役>

    取締役会は、当社及び当社グループの経営方針、経営戦略等に関わる事項や各コア事業の経営計画につき承認する権限を保持するとともに、グループ会社における重要な投資案件等について適時事業執行会社から報告を求めることで、各会社を監視・監督し、グループ全体のガバナンスの向上を図っています。

    また、当社は、監視・監督機能の強化と意思決定の質の向上を図るため、11名の取締役により取締役会を構成し、うち5名は独立社外取締役として選任しています。また、11名の取締役のうち3名は監査等委員である取締役であり、監査等委員会を構成しています。

    取締役会の構成員は、「(2)役員の状況 ① 役員一覧」に記載の役員であり、議長は代表取締役会長 角和夫です。

    なお、当事業年度においては、取締役会を原則として毎月1回開催しており、各取締役の出席状況は次のとおりです。

    氏名 出席回数 開催回数
    角 和夫 11回 11回
    嶋田 泰夫 11回 11回
    久須 勇介 9回 9回
    遠藤 典子 11回 11回
    鶴 由貴 11回 11回
    小林 充佳 11回 11回
    島谷 能成 11回 11回
    荒木 直也 11回 11回
    石橋 正好 11回 11回
    小見山道有 11回 11回
    髙橋 裕子 11回 11回

    (注)1 久須勇介は、2023年6月16日開催の第185回定時株主総会において新たに選任され、就任いたしました。

    2 秦雅夫及び杉山健博は、2023年6月16日開催の第185回定時株主総会終結の時をもって、任期満了により退任いたしました。なお、2氏の当事業年度における出席状況は次のとおりです(出席回数/開催回数)。

    当社取締役  秦 雅夫(2回/2回)

    当社取締役  杉山健博(2回/2回)

    3 橋本一範は、2024年6月14日開催の第186回定時株主総会において選任された新任の取締役であるため、当事業年度における出席状況は記載していません。

    取締役会における具体的な検討内容は、中期経営計画の策定方針、企業統治委員会の構成員、取締役報酬制度、取締役会の実効性評価、リスクマネジメントの取組、サステナブル経営に関する取組等です。

    そして、代表取締役の報酬額については、株主価値の向上に対するインセンティブを働かせることを目的として、業績連動型株式報酬制度を導入しています。

    (注)1 取締役会の定数

    当社の取締役は4名以上、監査等委員である取締役は3名以上とする旨を定款で定めています。

    2 取締役の選任の要件

       当社は、取締役の選任決議は、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、累積投票によらないものとする旨を定款で定めています。

    <グループ経営会議>

    グループ経営会議は、当社の常勤取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び執行役員並びに当社グループの各コア事業の代表者等を構成員として、取締役会の決議事項のほかに、当社グループの経営戦略、経営計画や、グループ会社における重要な投資案件など、当社のグループ経営に関わる重要事項の審議・承認等を行っています。

    なお、グループ経営会議の構成員及び議長は次のとおりです。

    役職名 氏名
    当社代表取締役会長 グループCEO(議長) 角 和夫
    当社代表取締役社長 嶋田 泰夫
    当社代表取締役副社長 久須 勇介
    当社執行役員(人事総務室・グループ開発室(DX・IT)担当) 野村 欣史
    当社執行役員(人事総務室担当) <建設・環境事業代表> 阪神電気鉄道株式会社代表取締役副社長 佐々木 浩
    当社執行役員(グループ経営企画室・グループ開発室担当) 大塚 順一
    当社執行役員(グループ経営企画室・グループ開発室担当) 上戸 健司
    阪神電気鉄道株式会社代表取締役会長 秦 雅夫
    <都市交通事業代表> 阪急電鉄株式会社専務取締役 上村 正美
    <都市交通事業代表> 阪急電鉄株式会社常務取締役 山中 直義
    <都市交通事業代表> 阪神電気鉄道株式会社取締役 原田 大
    <不動産事業代表> 阪急阪神不動産株式会社代表取締役社長 福井 康樹
    <不動産事業代表> 阪急阪神不動産株式会社専務取締役 森永 純
    <エンタテインメント事業代表> 阪急電鉄株式会社常務取締役 奥田 雅英
    <エンタテインメント事業代表> 阪神電気鉄道株式会社取締役 谷本 修
    <情報・通信事業代表> 阪神電気鉄道株式会社取締役 巽 清和
    <旅行事業代表> 株式会社阪急交通社代表取締役会長 松田 誠司
    <国際輸送事業代表> 株式会社阪急阪神エクスプレス代表取締役社長 谷村 和宏

    <企業統治委員会・報酬委員会>

    企業統治委員会は、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役を構成員として、役員の人事について、取締役会から諮問を受け、答申しているほか、社外取締役に対し、当社グループの財務等に関する情報の提供を行っています。また、報酬委員会は、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役を構成員として、報酬制度及び内容について、取締役会から諮問を受け、答申しています。

    なお、各委員会の構成員及び委員長並びに当事業年度における出席状況は次のとおりです。

    企業統治委員会 報酬委員会
    役職名 氏名 出席回数 開催回数 出席回数 開催回数
    当社代表取締役会長 グループCEO 角  和夫 2回 2回 1回 1回
    当社取締役(社外取締役) (委員長) 遠藤 典子 2回 2回 1回 1回
    当社取締役(社外取締役) 鶴  由貴 2回 2回 1回 1回
    当社取締役(社外取締役) 小林 充佳 2回 2回 1回 1回
    当社取締役監査等委員 (社外取締役) 小見山道有 2回 2回 1回 1回
    当社取締役監査等委員 (社外取締役) 髙橋 裕子 2回 2回 1回 1回

    企業統治委員会の具体的な検討内容は、役員の人事、社外取締役に対する当社グループの財務等に関する情報の提供等です。また、報酬委員会の具体的な検討内容は、取締役の報酬制度及び内容です。

    <監査等委員・監査等委員会>

    監査等委員及び監査等委員会については、3名の監査等委員のうち、当社から独立した立場にあり、かつ高度な専門性を有した社外取締役2名を選任することで、業務執行に係る意思決定の適正性のより一層の確保に努めるとともに、グループ経営会議を始めとするグループ内の会議体に常勤の監査等委員が出席するなど、監査等委員会による監査・監督の環境整備にも留意しています。

    監査等委員会の構成員は、「(2)役員の状況 ① 役員一覧」に記載の取締役監査等委員であり、委員長は監査等委員 橋本一範です。また、当事業年度における出席状況は、「(3)監査の状況 ① 監査等委員会監査の状況」に記載のとおりです。

    2.内部統制体制

     当社では、企業活動を行ううえで、業務の適正を確保することを重要なものと認識し、グループ全体を対象として内部統制システムを整備し、適宜見直しを行うことが必要であると考えています。
     そのうち、特に、コンプライアンス経営に関する体制としては、コンプライアンス担当部署を設置し、コンプライアンス啓発マニュアルの作成・配付や、コンプライアンスに関する研修の実施により、当社及びグループ会社のコンプライアンスに関する意識の高揚を図っています。

     さらに、内部通報制度として、「企業倫理相談窓口」を設置して、コンプライアンス経営の確保を脅かす事象を速やかに認識するよう努めるとともに、重大な事象が発生した場合、対処方法等を検討する委員会を速やかに設置することとしています。
     なお、監査専任スタッフからなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置して、規程を整備したうえで、当社及びグループ会社を対象に内部監査を実施しています。

     また、リスク管理体制については、当社グループにおけるリスク管理を統括する担当部署を設け、組織横断的なリスクについては同担当部署が、各部門又は各グループ会社の所管業務に関するリスクについては各担当部門又は各グループ会社が、それぞれリスク想定・分析を行うとともに、不測の事態が発生した場合に適切な情報伝達が可能となる体制を整備しています。さらに、重大なリスクが具現化した場合には、社長を対策本部長とする危機対策本部を設置して、損害の拡大を防止し、これを最小限に止める体制を整備することとしています。上記事項を規定するリスク管理に関する規程を制定するとともに、リスク分析やリスクへの対応状況については、毎年取締役会において報告を行っています。
     当社グループにおける業務の適正を確保する体制の構築については、グループ各社の監査役について、監査権限を会計監査に限定せず、業務監査権限まで付与するとともに、いわゆる「内部統制システム」の構築に関する取締役会決議を行うよう、大会社に該当しないグループ各社についても指導しています。
     金融商品取引法に基づく「財務報告に係る内部統制の評価及び監査」制度については、規程を整備したうえで、連結ベースで選定した評価対象範囲について経営者評価を実施することで適切に対応しています。

    3.責任限定契約の内容の概要

    当社は、会社法第427条第1項及び当社定款第27条の規定に基づき、取締役 遠藤典子、鶴由貴、小林充佳、島谷能成、荒木直也、小見山道有及び髙橋裕子との間で、会社法第423条第1項に規定する損害賠償責任を法令が規定する額に限定する契約を締結しています。

    4.役員等賠償責任保険契約の内容の概要

    当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者の業務遂行に起因して損害賠償請求がなされた場合において、被保険者が負担することになる損害賠償金、争訟費用等を当該保険契約により填補することとしています。ただし、法令違反であることを認識しながら行った行為等に起因する損害賠償請求については補償されないなど、一定の免責事由があります。

    当該保険契約の被保険者は、当社及び子会社127社の取締役、監査役等です。 

     5.株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項

     ア 自己株式取得に関する要件

    当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めています。

     イ 中間配当に関する事項

    当社は、株主への安定的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって中間配当をすることができる旨を定款で定めています。

     6.株主総会の特別決議要件

    当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めています。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性8名 女性3名 (役員のうち女性の比率27.3%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    代表取締役 会長 グループCEO 角     和 夫 1949年4月19日生 1973年 4月 2000年 6月 2002年 6月 2003年 6月 2005年 4月 2006年10月 2014年 3月 2017年 6月         阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長 阪急ホールディングス株式会社代表取締役社長 当社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社代表取締役会長 当社代表取締役会長 グループCEO(現在)    重要な兼職の状況 株式会社阪急交通社取締役 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社取締役 株式会社アシックス社外取締役 東宝株式会社取締役 1973年 4月 2000年 6月 2002年 6月 2003年 6月 2005年 4月 2006年10月 2014年 3月 2017年 6月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長 阪急ホールディングス株式会社代表取締役社長 当社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社代表取締役会長 当社代表取締役会長 グループCEO(現在)    重要な兼職の状況 株式会社阪急交通社取締役 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社取締役 株式会社アシックス社外取締役 東宝株式会社取締役 (注)7 64
    1973年 4月 2000年 6月 2002年 6月 2003年 6月 2005年 4月 2006年10月 2014年 3月 2017年 6月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長 阪急ホールディングス株式会社代表取締役社長 当社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社代表取締役会長 当社代表取締役会長 グループCEO(現在)    重要な兼職の状況 株式会社阪急交通社取締役 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社取締役 株式会社アシックス社外取締役 東宝株式会社取締役
    代表取締役 社長 嶋 田  泰 夫 1964年7月21日生 1988年 4月 2019年 4月 2021年 4月 2022年 4月 2022年 6月 2023年 3月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長 同 代表取締役社長(現在)    重要な兼職の状況 阪急電鉄株式会社代表取締役社長 阪神電気鉄道株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 株式会社阪急交通社取締役 株式会社阪急阪神エクスプレス取締役 1988年 4月 2019年 4月 2021年 4月 2022年 4月 2022年 6月 2023年 3月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長 同 代表取締役社長(現在)    重要な兼職の状況 阪急電鉄株式会社代表取締役社長 阪神電気鉄道株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 株式会社阪急交通社取締役 株式会社阪急阪神エクスプレス取締役 (注)7 4
    1988年 4月 2019年 4月 2021年 4月 2022年 4月 2022年 6月 2023年 3月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長 同 代表取締役社長(現在)    重要な兼職の状況 阪急電鉄株式会社代表取締役社長 阪神電気鉄道株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 株式会社阪急交通社取締役 株式会社阪急阪神エクスプレス取締役
    代表取締役 副社長 久 須  勇 介 1961年6月17日生 1984年 4月 2013年 4月 2017年12月 2018年 4月 2020年 4月 2023年 4月 2023年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 阪急阪神不動産株式会社代表取締役副社長 阪神電気鉄道株式会社専務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 神姫バス株式会社社外取締役 1984年 4月 2013年 4月 2017年12月 2018年 4月 2020年 4月 2023年 4月 2023年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 阪急阪神不動産株式会社代表取締役副社長 阪神電気鉄道株式会社専務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 神姫バス株式会社社外取締役 (注)7 10
    1984年 4月 2013年 4月 2017年12月 2018年 4月 2020年 4月 2023年 4月 2023年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 阪急阪神不動産株式会社代表取締役副社長 阪神電気鉄道株式会社専務取締役 同 代表取締役社長(現在) 当社代表取締役副社長(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社代表取締役社長 阪急電鉄株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社取締役 神姫バス株式会社社外取締役
    取締役 遠 藤  典 子 1968年5月  6日生 1994年 6月 2013年 9月 2015年 4月 2019年 6月 2024年 4月 株式会社ダイヤモンド社入社 東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員 慶應義塾大学特任教授(現在) 当社取締役(現在) 早稲田大学研究院教授(現在)    重要な兼職の状況 早稲田大学研究院教授 株式会社アインホールディングス社外取締役 ジャパンエレベーターサービスホールディングス 株式会社社外取締役 日本電信電話株式会社社外取締役 1994年 6月 2013年 9月 2015年 4月 2019年 6月 2024年 4月 株式会社ダイヤモンド社入社 東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員 慶應義塾大学特任教授(現在) 当社取締役(現在) 早稲田大学研究院教授(現在)    重要な兼職の状況 早稲田大学研究院教授 株式会社アインホールディングス社外取締役 ジャパンエレベーターサービスホールディングス 株式会社社外取締役 日本電信電話株式会社社外取締役 (注)7 1
    1994年 6月 2013年 9月 2015年 4月 2019年 6月 2024年 4月 株式会社ダイヤモンド社入社 東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員 慶應義塾大学特任教授(現在) 当社取締役(現在) 早稲田大学研究院教授(現在)    重要な兼職の状況 早稲田大学研究院教授 株式会社アインホールディングス社外取締役 ジャパンエレベーターサービスホールディングス 株式会社社外取締役 日本電信電話株式会社社外取締役
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    取締役 鶴     由 貴 1969年5月16日生 2000年 4月 2016年 4月 2020年 6月 弁護士(現在) 一橋大学監事 当社取締役(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 杉本商事株式会社社外取締役 株式会社ジャムコ社外取締役 AREホールディングス株式会社社外取締役監査等委員 2000年 4月 2016年 4月 2020年 6月 弁護士(現在) 一橋大学監事 当社取締役(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 杉本商事株式会社社外取締役 株式会社ジャムコ社外取締役 AREホールディングス株式会社社外取締役監査等委員 (注)7 1
    2000年 4月 2016年 4月 2020年 6月 弁護士(現在) 一橋大学監事 当社取締役(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 杉本商事株式会社社外取締役 株式会社ジャムコ社外取締役 AREホールディングス株式会社社外取締役監査等委員
    取締役 小 林  充 佳 1957年11月3日生 1982年 4月 2018年 6月 2021年 6月 2022年 6月 2022年 6月 日本電信電話公社入社 西日本電信電話株式会社代表取締役社長 同 代表取締役社長 社長執行役員 当社取締役(現在) 西日本電信電話株式会社相談役(現在)    重要な兼職の状況 西日本電信電話株式会社相談役 セーレン株式会社社外取締役 住友生命保険相互会社社外取締役 1982年 4月 2018年 6月 2021年 6月 2022年 6月 2022年 6月 日本電信電話公社入社 西日本電信電話株式会社代表取締役社長 同 代表取締役社長 社長執行役員 当社取締役(現在) 西日本電信電話株式会社相談役(現在)    重要な兼職の状況 西日本電信電話株式会社相談役 セーレン株式会社社外取締役 住友生命保険相互会社社外取締役 (注)7 0
    1982年 4月 2018年 6月 2021年 6月 2022年 6月 2022年 6月 日本電信電話公社入社 西日本電信電話株式会社代表取締役社長 同 代表取締役社長 社長執行役員 当社取締役(現在) 西日本電信電話株式会社相談役(現在)    重要な兼職の状況 西日本電信電話株式会社相談役 セーレン株式会社社外取締役 住友生命保険相互会社社外取締役
    取締役 島 谷  能 成 1952年3月 5日生 1975年 4月 2011年 5月 2015年 6月 2021年 5月 2022年 5月 東宝株式会社入社 同 代表取締役社長 当社取締役(現在) 東宝株式会社代表取締役社長 社長執行役員 同 代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 東宝株式会社代表取締役会長 株式会社フジ・メディア・ホールディングス社外取締役 株式会社東京會舘社外取締役 1975年 4月 2011年 5月 2015年 6月 2021年 5月 2022年 5月 東宝株式会社入社 同 代表取締役社長 当社取締役(現在) 東宝株式会社代表取締役社長 社長執行役員 同 代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 東宝株式会社代表取締役会長 株式会社フジ・メディア・ホールディングス社外取締役 株式会社東京會舘社外取締役 (注)7 5
    1975年 4月 2011年 5月 2015年 6月 2021年 5月 2022年 5月 東宝株式会社入社 同 代表取締役社長 当社取締役(現在) 東宝株式会社代表取締役社長 社長執行役員 同 代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 東宝株式会社代表取締役会長 株式会社フジ・メディア・ホールディングス社外取締役 株式会社東京會舘社外取締役
    取締役 荒 木  直 也 1957年5月14日生 1981年 4月 2012年 3月 2012年 6月 2017年 6月 2020年 4月   2020年 4月 株式会社阪急百貨店入社 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役社長 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 当社取締役(現在) エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長(現在) 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長 1981年 4月 2012年 3月 2012年 6月 2017年 6月 2020年 4月   2020年 4月 株式会社阪急百貨店入社 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役社長 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 当社取締役(現在) エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長(現在) 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長 (注)7 3
    1981年 4月 2012年 3月 2012年 6月 2017年 6月 2020年 4月   2020年 4月 株式会社阪急百貨店入社 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役社長 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 当社取締役(現在) エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長(現在) 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長(現在)    重要な兼職の状況 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役 社長 株式会社阪急阪神百貨店代表取締役会長
    取締役 監査等委員 (常勤) 橋 本  一 範 1960年12月22日生 1983年 4月 2011年 4月 2016年 4月 2017年 6月 2021年 9月 2024年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 当社執行役員 阪神電気鉄道株式会社常任監査役(現在) 当社取締役監査等委員(常勤)(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社常任監査役 1983年 4月 2011年 4月 2016年 4月 2017年 6月 2021年 9月 2024年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 当社執行役員 阪神電気鉄道株式会社常任監査役(現在) 当社取締役監査等委員(常勤)(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社常任監査役 (注)8 9
    1983年 4月 2011年 4月 2016年 4月 2017年 6月 2021年 9月 2024年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役 当社執行役員 阪神電気鉄道株式会社常任監査役(現在) 当社取締役監査等委員(常勤)(現在)    重要な兼職の状況 阪神電気鉄道株式会社常任監査役
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    取締役 監査等委員 小 見 山  道 有 1944年9月23日生 1971年 4月 1999年 1月 1999年 7月 2002年 1月 2003年 7月 2013年 9月 2017年 6月 2020年 6月 検事任官 最高検察庁検事 佐賀地方検察庁検事正 神戸地方検察庁検事正 大阪法務局所属公証人 弁護士(現在) 当社監査役 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 阪急電鉄株式会社監査役 1971年 4月 1999年 1月 1999年 7月 2002年 1月 2003年 7月 2013年 9月 2017年 6月 2020年 6月 検事任官 最高検察庁検事 佐賀地方検察庁検事正 神戸地方検察庁検事正 大阪法務局所属公証人 弁護士(現在) 当社監査役 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 阪急電鉄株式会社監査役 (注)8 1
    1971年 4月 1999年 1月 1999年 7月 2002年 1月 2003年 7月 2013年 9月 2017年 6月 2020年 6月 検事任官 最高検察庁検事 佐賀地方検察庁検事正 神戸地方検察庁検事正 大阪法務局所属公証人 弁護士(現在) 当社監査役 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 弁護士 阪急電鉄株式会社監査役
    取締役 監査等委員 髙 橋  裕 子 1954年2月26日生 1978年 5月 1986年 9月 1994年 4月 2001年 6月 2002年 4月 2003年 4月 2007年 4月   2016年 5月 2022年 6月 京都大学医学部附属病院医員 社会保険大和郡山総合病院内科医長 大和高田市立病院内科医長 京都大学医学部附属病院禁煙外来担当医(現在) 奈良女子大学保健管理センター教授 同 大学院人間文化研究科教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長(現在) 京都大学大学院医学研究科特任教授(現在) 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 医師 京都大学大学院医学研究科特任教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長 1978年 5月 1986年 9月 1994年 4月 2001年 6月 2002年 4月 2003年 4月 2007年 4月   2016年 5月 2022年 6月 京都大学医学部附属病院医員 社会保険大和郡山総合病院内科医長 大和高田市立病院内科医長 京都大学医学部附属病院禁煙外来担当医(現在) 奈良女子大学保健管理センター教授 同 大学院人間文化研究科教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長(現在) 京都大学大学院医学研究科特任教授(現在) 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 医師 京都大学大学院医学研究科特任教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長 (注)8 1
    1978年 5月 1986年 9月 1994年 4月 2001年 6月 2002年 4月 2003年 4月 2007年 4月   2016年 5月 2022年 6月 京都大学医学部附属病院医員 社会保険大和郡山総合病院内科医長 大和高田市立病院内科医長 京都大学医学部附属病院禁煙外来担当医(現在) 奈良女子大学保健管理センター教授 同 大学院人間文化研究科教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長(現在) 京都大学大学院医学研究科特任教授(現在) 当社取締役監査等委員(現在)    重要な兼職の状況 医師 京都大学大学院医学研究科特任教授 国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 客員室長
    合計 103

    (注)1 当社は、2020年6月17日開催の第182回定時株主総会における承認を得て、監査等委員会設置会社に移行しています。

    2 取締役 遠藤典子、鶴由貴、小林充佳、小見山道有及び髙橋裕子は、会社法に定める社外取締役です。

    3 当社は、東京証券取引所に対し、遠藤典子、鶴由貴、小林充佳、小見山道有及び髙橋裕子を独立役員とする独立役員届出書を提出しています。

    4 阪急電鉄株式会社は、2005年4月1日に会社分割を行い、鉄道事業その他のすべての営業を阪急電鉄分割準備株式会社(同日付で阪急電鉄株式会社に商号変更)に承継するとともに、商号を阪急ホールディングス株式会社に変更しています。

    5 阪急ホールディングス株式会社は、阪神電気鉄道株式会社との経営統合に伴い、2006年10月1日に、商号を阪急阪神ホールディングス株式会社に変更しています。

    6 株式会社阪急百貨店は、2007年10月1日に会社分割を行い、新たに設立した株式会社阪急百貨店に百貨店事業を承継するとともに、商号をエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社に変更しています。また、新たに設立した株式会社阪急百貨店は、2008年10月1日に株式会社阪神百貨店と合併し、商号を株式会社阪急阪神百貨店に変更しています。

    7 2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    8 2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    9 当社では、執行役員制度を導入しています。執行役員は次の4人です。

      野村欣史、大塚順一、佐々木浩、上戸健司

    ② 社外役員の状況

    1.社外取締役の員数及び当社との利害関係

    当社の社外取締役は5名であり、各社外取締役及びそれらの出身の会社等と当社との間に、記載すべき利害関係はありません。

    なお、社外取締役による当社株式の保有は「① 役員一覧」のそれぞれの所有株式数欄に記載のとおりです。

    2.社外取締役が当社の企業統治において果たす機能及び役割

    社外取締役は、高い独立性と、それぞれの分野での豊富な経験・知見に基づく取締役会や監査等委員会等における的確・適切な発言その他の活動を通じて、グループ経営の監視・監督機能を強化し、当社グループのガバナンスの向上を一層図る機能及び役割を担っています。

    なお、当社では、社外役員の独立性を客観的に判断するために、東京証券取引所が定める独立性の要件を踏まえ、以下のとおり独自の独立性の判断基準を定めています。

    <独立性の判断基準>

    当社の社外取締役が独立性を有すると判断するためには、以下のいずれの項目にも該当しないことを要件とする。

    1 当社の主要な株主(総議決権の10%以上の議決権を保有するもの)の業務執行者(注1)

    2 当社を主要な取引先とする者の業務執行者又は当社の主要な取引先の業務執行者(注2)

    3 当社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産(注3)を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家(当該財産を得ている者が法人、組合等の団体である場合は、当該団体に所属する者をいう。)

    4 最近において1、2又は3に掲げる者に該当していた者(注4)

    5 就任の前10年以内のいずれかの時において次の(1)又は(2)に該当していた者

    (1)当社の親会社の業務執行者又は業務執行者でない取締役

    (2)当社の兄弟会社の業務執行者

    6 次の(1)から(5)までのいずれかに掲げる者(重要でない者を除く。)の近親者(二親等以内)

    (1)1から5までに掲げる者

    (2)当社の子会社の業務執行者

    (3)当社の親会社の業務執行者又は業務執行者でない取締役

    (4)当社の兄弟会社の業務執行者

    (5)最近において前(2)又は当社の業務執行者に該当していた者

    7 阪急阪神東宝グループの業務執行者

    (注1)業務執行者とは、業務執行取締役、執行役、執行役員又は支配人その他の使用人をいう。

    (注2)主要な取引先とは、以下のいずれかに該当する者をいう。

    ①  当社又は中核会社(阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、阪急阪神不動産株式会社、株式会社阪急交通社、株式会社阪急阪神エクスプレス)から当該取引先の直近事業年度における年間連結総売上の2%以上の支払を受けていた者

    ②  当社又は当社の中核会社に対して、当社の直近事業年度における年間連結総売上の2%以上の支払を行っていた者

    ③  ①・②にかかわらず、当社が借入を行っている金融機関については、当社の資金調達において必要不可欠であり、代替性のない程度に依存している者

    (注3)多額の金銭その他の財産とは、過去3年間の平均で年間1,000万円以上の金銭その他の財産をいう。

    (注4)「最近において1、2又は3に掲げる者に該当していた」場合とは、実質的に現在、1、2又は3に掲げる者と同視できるような場合をいい、例えば、当該独立役員を社外取締役として選任する株主総会の議案の内容が決定された時点において、1、2又は3に掲げる者に該当していた場合等が含まれる。

    3.社外取締役の選任状況

    氏名 選任の理由
    社外取締役 遠藤 典子 公共政策や環境・エネルギー分野の研究を通じて培った豊富な経験・知見を有しており、当社グループの経営に対する監視・監督機能の強化と意思決定の質の向上を図っていただくことが期待できるため、社外取締役として選任し、かつ、独立役員として指定しています。
    鶴   由貴 現在、弁護士として活躍されており、特にコンプライアンスの観点から当社グループの経営に対する監視・監督機能の強化と意思決定の質の向上を図っていただくことが期待できるため、社外取締役として選任し、かつ、独立役員として指定しています。
    小林 充佳 西日本電信電話株式会社の代表取締役を務められ、経営者としての豊富な経験・視点と実績を有しており、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する当社グループの経営に対する監視・監督機能の強化と意思決定の質の向上を図っていただくことが期待できるため、社外取締役として選任し、かつ、独立役員として指定しています。
    社外取締役 (監査等委員) 小見山 道有 神戸地方検察庁検事正等の要職を歴任された後、現在は弁護士として活躍されており、特にコンプライアンスの観点から監査等委員会監査の実効性及び効率性を確保していただくことが期待できるため、社外取締役として選任し、かつ、独立役員として指定しています。
    髙橋 裕子 社会健康医学の研究や臨床を通じて培った豊富な経験・知見を有しており、特に健康経営の推進の観点から監査等委員会監査の実効性及び効率性を確保していただくことが期待できるため、社外取締役として選任し、かつ、独立役員として指定しています。

    ③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

         社外取締役は、内部監査、常勤の監査等委員による監査、会計監査、内部統制(コンプライアンス及びリスク管理の状況を含む。)の評価の結果等について、取締役会、監査等委員会その他の場を通じて報告を受けています。

         また、社外取締役については取締役会の事務局が、監査等委員である社外取締役については監査等委員会の事務局が、それぞれ補佐を行うこととしており、特に、監査等委員会事務局には専任のスタッフを配置しています。さらに、取締役会に付議される議案の内容については、取締役会事務局が、原則として会日の7日前を目途に資料を送付するなど、社外取締役の監督・監視機能の向上を図っています。

    (3)【監査の状況】

    ① 監査等委員会監査の状況

     監査等委員会は、社外取締役2名を含む3名の監査等委員で組織し、監査等委員会が選定する監査等委員が当社及び子会社の業務及び財産の状況を調査するとともに、監査等委員会で審議、決議を行うなどして、取締役の職務執行を監査しています。また、監査等委員会の職務を補助する体制として専任スタッフを配置するとともに、当該専任スタッフの独立性を確保するため、その異動、評価等に関しては、監査等委員と事前に協議を行うこととしています。なお、監査等委員 橋本一範は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。

     当事業年度においては、監査等委員会を原則として毎月1回開催しており、各監査等委員の出席状況は次のとおりです。

    氏名 出席回数 開催回数
    石橋 正好 12回 12回
    小見山 道有 12回 12回
    髙橋 裕子 12回 12回

     (注)橋本一範は、2024年6月14日開催の第186回定時株主総会において選任された新任の監査等委員であるため、当事業年度における出席状況は記載していません。

     監査等委員会における具体的な検討内容は、監査方針・職務分担・監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、会計監査人の報酬等に関する同意、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の選任及び報酬等に関する意見の決定等です。

     また、常勤の監査等委員の活動として、グループ経営会議等の重要な会議に出席するとともに、当社各部門及び子会社等から報告を求め、当社グループの業務執行状況に関する情報を収集しています。

    ② 内部監査の状況

    内部監査については、他部門からの独立性を確保した監査専任スタッフ(17名)からなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置し、内部監査の計画策定、実施、報告等に係る事項について定めた規程等を整備したうえで、内部監査を実施しています。

    ③ 会計監査の状況

    1. 監査法人の名称

    有限責任 あずさ監査法人

    2. 監査人の継続期間

    50年

    上記は、調査が著しく困難であったため、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人の前身(の1つ)である新和監査法人設立以降の期間について記載したものです。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。

    3. 業務を執行した公認会計士

    指定有限責任社員 千田健悟

    指定有限責任社員 千葉一史

    指定有限責任社員 古澤達也

    4. 監査業務に係る補助者の構成

    当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士10名、その他監査従事者22名です。

    5. 監査公認会計士等の選定方針と理由

    監査公認会計士等については、会計監査の実効性を確保するため、会計監査人と同一の監査法人を選定しています。なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事項に該当する場合に、監査等委員会が会計監査人の解任を検討するほか、監督官庁から業務停止処分を受ける等、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難であると監査等委員会が判断した場合に、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に提出することとしています。

    6. 監査等委員会による会計監査人の評価

    監査等委員会は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において会計監査人に解任又は不再任に該当する事由は認められないと評価しています。

    ④ 監査等委員会監査、内部監査及び会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係

    監査等委員は、内部監査部門であるグループ監査室の監査計画・監査結果を適時閲覧するほか、同室から当社及び子会社を対象とした内部監査活動(内部通報制度の運用状況を含む。)について定期的にかつ適時に報告を受けています。また、会計監査人から監査状況について定期的に報告を受けるとともに、適宜、当社及び子会社を対象とした会計監査人の往査に立ち会っています。

    内部監査部門は、上記の監査等委員に対する報告を行うほか、会計監査人と定期的な会合等を行い、情報共有・意見交換を行っています。

    さらに、監査等委員及び内部監査部門は、リスク管理担当部署から、当社及び子会社における、内部統制の構築・運用状況(リスク管理の実施状況及びコンプライアンス経営の推進状況を含む。)について定期的に報告を受けるなど、内部統制部門との連携を深め、その機能強化を図っています。

    ⑤ 内部監査の実効性を確保するための取組

    内部監査については、他部門からの独立性を確保した監査専任スタッフからなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置しています。

    内部監査部門は、内部統制状況のモニタリングや企業倫理相談窓口(内部通報専用窓口)の運用状況について取締役会に直接報告するとともに、内部監査活動について監査等委員会に直接報告すること等により、内部監査の実効性を確保しています。

    ⑥ 監査報酬の内容等

    1. 監査公認会計士等に対する報酬

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (自 2022年4月 1日   至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日)
    監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬 監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬
    提出会社 34 2 37 27
    連結子会社 317 23 328 8
    合計 352 26 366 35

    当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度がコンフォートレター作成業務及び許認可申請に係る支援業務等、当連結会計年度が財務及び税務デューデリジェンス業務並びにコンフォートレター作成業務等です。

    2. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(1.を除く)

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (自 2022年4月 1日   至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日)
    監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬 監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬
    提出会社 1 6
    連結子会社 18 14 20 12
    合計 18 16 20 18

    当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度が海外不動産取得に伴う事前調査業務等、当連結会計年度が税務に関するアドバイザリー業務等です。

    3. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    4. 監査報酬の決定方針

    監査時間等を勘案したうえで決定しています。

    5. 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、従前年度の職務遂行状況、報酬見積明細等を検討した結果、会計監査人としての報酬等の額について相当であると認め、同意しました。

    (4)【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法に係る決定に関する方針に係る事項

     当社では、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針(以下「決定方針」という。)について、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役で構成され、社外取締役が委員長を務める報酬委員会に諮問したうえ、取締役会において決議しています。また、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容については、報酬委員会が決定方針との整合性を含めた多角的な検討を行っていることから、取締役会も基本的にその答申を尊重し決定方針に沿うものであると判断しています。

     決定方針の内容は以下のとおりです。

    1.基本方針

     取締役(監査等委員である取締役を除く。以下同じ。)の報酬については、企業価値及び業績の向上に対する意欲を一層高めるとともに、株主価値の向上に対するインセンティブを働かせることができる報酬体系とし、その役位及び職責に対して支給される固定報酬である金銭報酬と、代表取締役の職にある者に支給される信託を用いた業績連動型株式報酬とから構成します。

    2.固定報酬の決定に関する方針(付与時期又は条件の決定に関する方針を含む。)

     取締役の固定報酬である金銭報酬は、役位及び職責に応じて決定し、月毎に支払うものとします。

    3.業績連動型株式報酬の内容及び算定方法の決定に関する方針(付与時期又は条件の決定に関する方針並びに個人別の報酬等の内容の決定に関する重要な事項を含む。)

     業績連動型株式報酬に係る指標は、株主価値向上に対するインセンティブを一層高めるため、事業年度の最終損益であり、株主還元の基礎となる「親会社株主に帰属する当期純利益」を採用します。

     また、業績連動型株式報酬は、業績指標に役位に応じた係数を乗じた額から役位別の固定報酬最大額を差し引いて得られる額(注1)を基準株価(注2)で除して、ポイント(小数点以下四捨五入)を算定し、これを毎年6月に付与するものとします。付与ポイントは毎年累積され、累積された付与ポイント数は、支給対象となる取締役の退任後に、1ポイントにつき当社普通株式1株として換算して、当該取締役に支給されるものとします。

    (注1)上限及び下限を設けます。

    (注2)基準株価は、業績連動型株式報酬制度の対象となった日の東京証券取引所における当社の普通株式の終値(業績連動型株式報酬の導入日である2019年6月13日時点で業績連動型株式報酬制度の対象であった場合には、当該導入日の終値)

     なお、業績連動型株式報酬制度では、株式交付等を受ける権利(受益権)確定前に、支給対象となる取締役が、取締役としての職務に関して重大な違反があった場合その他一定の事由に該当する場合には、受益権を付与しないマルス条項を設定します。

    4.報酬等の種類別の割合の決定に関する方針

     取締役のうち、代表取締役の職にある者に対する報酬等の種類別の割合は、上記3記載の業績連動型株式報酬に関する算定方法に基づき、業績に応じて変動する仕組みとします。その他の取締役の報酬等は、固定報酬のみで構成します。

    5.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項

     各事業年度の取締役の個人別の報酬等のうち、固定報酬については、代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)及び当社から独立した立場にある社外取締役で構成され、社外取締役が委員長を務める報酬委員会において、予め報酬制度及び内容について諮問したうえで、取締役会において報酬配分を代表取締役会長(欠員又は事故があるときは、代表取締役社長)に委任することとします。なお、業績連動型株式報酬については、取締役会が定める株式交付規程に基づき、その内容が決定されるものとします。

    ② 役員の業績連動報酬に係る事項

     業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給割合の決定に関する方針並びに業績連動報酬に係る指標、当該指標を選択した理由及び業績連動報酬の額の決定方法は、「① 役員の報酬等の額又はその算定方法に係る決定に関する方針に係る事項」に記載の決定方針のとおりです。

    ③ 役員の報酬等の額の決定に関する事項

     当事業年度の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬のうち、固定報酬については、代表取締役会長及び当社から独立した立場にある社外取締役で構成され、社外取締役が委員長を務める報酬委員会において、予め報酬制度及び内容について諮問したうえで、取締役会において報酬配分を代表取締役会長 角和夫に委任する旨を決議しています。その権限を委任した理由は、各取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職責の評価を行うには、取締役会の活動を最も把握している代表取締役会長が適任であるからです。また、監査等委員である取締役の報酬については、監査等委員である取締役の協議により決定しています。

    ④ 役員の報酬等に関する株主総会の決議

     取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬のうち、金銭報酬については、月額3,000万円以内(うち社外取締役分500万円以内、使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まない。)とする旨、2020年6月17日開催の第182回定時株主総会において決議されています。なお、同株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は8名(うち社外取締役は3名)です。加えて、2022年6月15日開催の第184回定時株主総会において、代表取締役を対象とする業績連動型株式報酬について、対象期間(3事業年度)ごとに当社株式の取得のために当社が拠出する金員の上限を1,320百万円とし、信託期間中(3事業年度)に対象者に付与するポイントの上限を24万ポイント(24万株相当)とすることを決議しています。なお、対象となる取締役の員数は

    4名です。

     また、監査等委員である取締役の報酬については、月額400万円以内とする旨、2022年6月15日開催の第184回定時株主総会において決議されています。なお、同株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は3名です。

    ⑤ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額 (百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる 役員の員数 (人)
    固定報酬 業績連動報酬 退職慰労金 左記のうち、非金銭報酬等
    取締役(監査等委員及び 社外取締役を除く。) 239 164 75 75 7
    取締役(監査等委員) (社外取締役を除く。) 18 18 1
    社外役員 46 46 5

    (注)1 上記には、2023年6月16日開催の第185回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)2名を含みます。

    2 「取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)」の固定報酬には、当社グループの中核会社の取締役を兼務する当社取締役の当該中核会社の報酬制度に基づき支給される報酬の当社負担分を含みます。

    3 2023年4月から6月までの業績連動報酬に係る業績指標(2022年度の「親会社株主に帰属する当期純利益」)は、2022年5月に開示した2022年度の業績予想では35,000百万円であるところ、実績は46,952百万円となっています。また、2023年7月から2024年3月までの業績連動報酬に係る業績指標(2023年度の「親会社株主に帰属する当期純利益」)は、2023年5月に開示した2023年度の業績予想では52,000百万円であるところ、実績は67,801百万円となっています。

    4 「取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)」の非金銭報酬等の総額の内訳は、業績連動報酬75百万円です。

    (5)【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は保有する株式について、主として株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものを純投資目的である投資株式に区分し、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しています。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    1. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    様々なステークホルダーとの信頼関係を構築しながら、中長期的な視点で企業価値の向上を図っていくため、相手企業との取引関係維持や連携強化、地域社会との関係維持等を目的として、政策保有株式を取得・保有いたします。政策保有株式については、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、毎年の取締役会において、個別の銘柄ごとに保有の適否を検証します。その結果、保有が適切でないと判断された銘柄については、当社の財務や市場に対する影響等を総合的に考慮のうえ、順次売却を推し進めます。

    2. 銘柄数及び貸借対照表計上額

    当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である当社については、次のとおりです。

    (当社)

    ア 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(百万円)
    非上場株式 29 2,819
    非上場株式以外の株式 10 16,615

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 1 30 取引関係の強化のため
    非上場株式以外の株式

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式

    イ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄別の株式数、貸借対照表計上額等の情報等

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ダイキン工業㈱ 163,000 163,000 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、不動産の賃貸取引等があります。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    3,357 3,855
    ㈱三井住友フィナンシャルグループ 587,478 587,478 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    5,233 3,112
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 2,203,551 2,203,551 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    3,430 1,868
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 555,658 277,829 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    1,838 1,261
    セイノーホールディングス㈱ 782,200 782,200 当該株式については、同社グループとの事業連携の強化のために保有しており、国際輸送事業で資本・業務提携契約を締結しています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    1,654 1,142
    ㈱東京會舘 100,100 100,100 当該株式については、友好関係維持のために保有しており、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    413 339
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ㈱池田泉州ホールディングス 1,206,937 1,206,937 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    476 280
    ㈱みずほフィナンシャルグループ 49,038 49,038 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    149 92
    山陽電気鉄道㈱ 20,131 20,131 当該株式については、同社グループとの事業連携の強化のために保有しており、都市交通事業において鉄道の相互直通運転(大阪梅田~山陽姫路間)を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    42 45
    ㈱りそなホールディングス 19,683 19,683 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、借入等を行っています。また、2023年8月の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    18 12

    (注)1 上記の銘柄について、定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法を記載しています。

    2 当社の株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合は、その主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しています。

    3 三井住友トラスト・ホールディングス㈱は、2024年1月1日付で、普通株式1株を2株とする株式分割を行っています。

    当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が当社の次に大きい会社である阪神電気鉄道㈱については、次のとおりです。

    (阪神電気鉄道㈱)

    ア 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(百万円)
    非上場株式 32 716
    非上場株式以外の株式 6 13,751

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式
    非上場株式以外の株式

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式 1 26

    イ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄別の株式数、貸借対照表計上額等の情報等

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    山陽電気鉄道㈱ 3,880,164 3,880,164 当該株式については、同社グループとの事業連携の強化のために保有しており、都市交通事業において鉄道の相互直通運転(大阪梅田~山陽姫路間)を行っています。また、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    8,194 8,839
    神姫バス㈱ 590,885 590,885 当該株式については、地域社会との関係維持のために保有しており、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    2,011 2,056
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    アサヒグループホールディングス㈱ 217,360 217,360 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、エンタテインメント事業におけるスポンサー契約等があります。また、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    1,213 1,070
    朝日放送グループホールディングス㈱ 742,500 742,500 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、エンタテインメント事業におけるテレビ放映権取引等があります。また、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    487 489
    三菱電機㈱ 304,000 304,000 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、情報・通信事業におけるソフトウェア開発受託取引等があります。また、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    763 479
    美津濃㈱ 169,800 169,800 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有しており、エンタテインメント事業におけるスポンサー契約等があります。また、2023年8月の阪急阪神ホールディングス㈱の取締役会において、保有目的のほか、配当利回り等の経済合理性の観点を踏まえて、保有の適否を検証しています。
    1,079 527
    中外炉工業㈱ 13,125 当該株式については、同社グループとの取引関係の維持・強化のために保有していましたが、2023年度に全株式を売却しました。
    24

    (注)1 上記の銘柄について、定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法を記載しています。

    2 当社の株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合は、その主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しています。

    3 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

    該当事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しています。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しています。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けています。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っています。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、関連書籍の定期購読のほか、公益財団法人財務会計基準機構への加入並びに同機構及び監査法人等が主催するセミナーへの参加等の取組を行っています。また、連結決算に関して、グループ共通の作成要領等を整備するとともに、関係会社の経理担当者を対象とした研修等を実施しています。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 42,876 59,610
    受取手形及び売掛金 ※1 120,067 ※1 103,386
    販売土地及び建物 193,607 269,789
    商品及び製品 2,897 3,586
    仕掛品 2,461 2,922
    原材料及び貯蔵品 5,790 6,486
    その他 61,237 68,546
    貸倒引当金 △856 △960
    流動資産合計 428,082 513,368
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※4 633,990 ※4 631,352
    機械装置及び運搬具(純額) ※4 57,804 ※4 60,323
    土地 ※4,※6 1,010,609 ※4,※6 1,030,054
    建設仮勘定 252,908 260,688
    その他(純額) ※4 25,678 ※4 26,808
    有形固定資産合計 ※2,※3 1,980,991 ※2,※3 2,009,227
    無形固定資産 ※3,※4 35,489 ※3,※4 36,316
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※4,※5 342,659 ※4,※5 404,266
    繰延税金資産 7,272 7,510
    退職給付に係る資産 18,590 27,184
    その他 ※4 52,583 ※4 55,267
    貸倒引当金 △258 △211
    投資その他の資産合計 420,846 494,017
    固定資産合計 2,437,328 2,539,561
    資産合計 2,865,410 3,052,930
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 42,024 43,190
    未払費用 23,182 22,935
    短期借入金 ※4 187,982 ※4 189,854
    コマーシャル・ペーパー 10,000
    1年内償還予定の社債 30,000 15,000
    リース債務 4,251 4,130
    未払法人税等 10,029 15,290
    賞与引当金 4,337 5,304
    その他 ※1,※4 187,877 ※1,※4 211,287
    流動負債合計 499,684 506,992
    固定負債
    長期借入金 ※4 634,613 ※4 705,773
    社債 230,000 250,000
    リース債務 9,503 9,402
    繰延税金負債 181,831 181,760
    再評価に係る繰延税金負債 ※6 5,182 ※6 5,141
    退職給付に係る負債 61,916 61,682
    長期前受工事負担金 132,580 128,188
    その他 129,156 134,117
    固定負債合計 1,384,785 1,476,066
    負債合計 1,884,470 1,983,059
    純資産の部
    株主資本
    資本金 99,474 99,474
    資本剰余金 147,343 147,301
    利益剰余金 680,040 734,869
    自己株式 △48,748 △51,891
    株主資本合計 878,110 929,754
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 20,930 29,533
    繰延ヘッジ損益 △78 329
    土地再評価差額金 ※6 5,499 ※6 5,545
    為替換算調整勘定 908 5,805
    退職給付に係る調整累計額 1,433 7,269
    その他の包括利益累計額合計 28,692 48,483
    非支配株主持分 ※6 74,137 ※6 91,634
    純資産合計 980,940 1,069,871
    負債純資産合計 2,865,410 3,052,930
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業収益 ※1 968,300 ※1 997,611
    営業費
    運輸業等営業費及び売上原価 849,136 859,149
    販売費及び一般管理費 ※2 29,813 ※2 32,772
    営業費合計 ※3 878,949 ※3 891,921
    営業利益 89,350 105,689
    営業外収益
    受取利息 314 794
    受取配当金 957 999
    持分法による投資利益 8,325 14,615
    雑収入 2,547 2,992
    営業外収益合計 12,145 19,402
    営業外費用
    支払利息 8,768 10,382
    雑支出 4,294 5,295
    営業外費用合計 13,063 15,677
    経常利益 88,432 109,413
    特別利益
    工事負担金等受入額 2,530 31,344
    その他 5,397 1,794
    特別利益合計 7,927 33,138
    特別損失
    固定資産圧縮損 4,986 31,277
    減損損失 ※4 12,672 ※4 24,277
    その他 3,689 2,751
    特別損失合計 21,348 58,306
    税金等調整前当期純利益 75,012 84,246
    法人税、住民税及び事業税 18,249 22,955
    法人税等調整額 5,173 △9,784
    法人税等合計 23,422 13,171
    当期純利益 51,589 71,074
    非支配株主に帰属する当期純利益 4,636 3,273
    親会社株主に帰属する当期純利益 46,952 67,801
    【連結包括利益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 51,589 71,074
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 1,860 4,802
    繰延ヘッジ損益 △86 357
    土地再評価差額金 - 41
    為替換算調整勘定 △1,340 5,427
    退職給付に係る調整額 △759 5,595
    持分法適用会社に対する持分相当額 727 5,821
    その他の包括利益合計 ※1 402 ※1 22,046
    包括利益 51,991 93,121
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 48,955 86,129
    非支配株主に係る包括利益 3,036 6,991
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 99,474 147,358 645,212 △48,713 843,332
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,125 △12,125
    親会社株主に帰属する 当期純利益 46,952 46,952
    土地再評価差額金の取崩 0 0
    自己株式の取得 △53 △53
    自己株式の処分 0 101 101
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 11 11
    連結子会社の自己株式の取得による持分の増減 △26 △26
    連結子会社の自己株式の処分による持分の増減
    連結範囲の変動
    持分法の適用範囲の変動
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減 △82 △82
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △15 34,827 △34 34,777
    当期末残高 99,474 147,343 680,040 △48,748 878,110
    その他の包括利益累計額 非支配 株主持分 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 繰延ヘッジ 損益 土地再評価 差額金 為替換算 調整勘定 退職給付 に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額 合計
    当期首残高 18,756 7 5,499 435 2,317 27,016 45,014 915,363
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,125
    親会社株主に帰属する 当期純利益 46,952
    土地再評価差額金の取崩 0
    自己株式の取得 △53
    自己株式の処分 101
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 11
    連結子会社の自己株式の取得による持分の増減 △26
    連結子会社の自己株式の処分による持分の増減
    連結範囲の変動
    持分法の適用範囲の変動
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減 △82
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 2,173 △86 △0 473 △884 1,676 29,122 30,798
    当期変動額合計 2,173 △86 △0 473 △884 1,676 29,122 65,576
    当期末残高 20,930 △78 5,499 908 1,433 28,692 74,137 980,940

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 99,474 147,343 680,040 △48,748 878,110
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,113 △12,113
    親会社株主に帰属する 当期純利益 67,801 67,801
    土地再評価差額金の取崩 △4 △4
    自己株式の取得 △3,476 △3,476
    自己株式の処分 0 346 346
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 29 29
    連結子会社の自己株式の取得による持分の増減
    連結子会社の自己株式の処分による持分の増減 6 6
    連結範囲の変動 △78 △491 △569
    持分法の適用範囲の変動 △361 △361
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減 △12 △12
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △42 54,829 △3,143 51,643
    当期末残高 99,474 147,301 734,869 △51,891 929,754
    その他の包括利益累計額 非支配 株主持分 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 繰延ヘッジ 損益 土地再評価 差額金 為替換算 調整勘定 退職給付 に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額 合計
    当期首残高 20,930 △78 5,499 908 1,433 28,692 74,137 980,940
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,113
    親会社株主に帰属する 当期純利益 67,801
    土地再評価差額金の取崩 △4
    自己株式の取得 △3,476
    自己株式の処分 346
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 29
    連結子会社の自己株式の取得による持分の増減
    連結子会社の自己株式の処分による持分の増減 6
    連結範囲の変動 △569
    持分法の適用範囲の変動 △361
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増減 △12
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 8,602 408 45 4,897 5,836 19,790 17,496 37,287
    当期変動額合計 8,602 408 45 4,897 5,836 19,790 17,496 88,931
    当期末残高 29,533 329 5,545 5,805 7,269 48,483 91,634 1,069,871
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 75,012 84,246
    減価償却費 ※2 62,223 62,582
    減損損失 12,672 24,277
    のれん償却額 2,326 2,292
    持分法による投資損益(△は益) △8,325 △14,615
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △2,105 △1,417
    貸倒引当金の増減額(△は減少) 377 18
    受取利息及び受取配当金 △1,272 △1,794
    支払利息 8,768 10,382
    固定資産圧縮損 4,986 31,277
    工事負担金等受入額 △2,530 △31,344
    売上債権の増減額(△は増加) △7,652 18,301
    棚卸資産の増減額(△は増加) △29,286 △61,325
    仕入債務の増減額(△は減少) 1,308 521
    その他 38,449 24,436
    小計 154,951 147,840
    利息及び配当金の受取額 3,795 5,755
    利息の支払額 △8,626 △10,257
    法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △18,029 △19,824
    営業活動によるキャッシュ・フロー 132,091 123,513
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    固定資産の取得による支出 △92,775 △138,270
    投資有価証券の取得による支出 △21,672 △33,144
    投資有価証券の売却による収入 4,733 394
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ※3 △28,636 ※3 △6,920
    工事負担金等受入による収入 22,680 39,813
    その他 2,453 △3,192
    投資活動によるキャッシュ・フロー △113,216 △141,320
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 5,180 4,557
    コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) △40,000 △10,000
    長期借入れによる収入 60,210 142,016
    長期借入金の返済による支出 △54,337 △91,384
    社債の発行による収入 29,841 34,811
    社債の償還による支出 △7,000 △30,000
    自己株式の取得による支出 △53 △3,476
    配当金の支払額 △12,125 △12,113
    非支配株主への配当金の支払額 △853 △1,258
    連結子会社設立に伴う非支配株主からの払込みによる収入 14,756
    その他 △4,600 △4,691
    財務活動によるキャッシュ・フロー △8,981 28,461
    現金及び現金同等物に係る換算差額 1,904 1,242
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 11,797 11,896
    現金及び現金同等物の期首残高 29,422 41,375
    新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 536
    非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 155
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 41,375 ※1 53,808
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称

    連結子会社の数  107社

    主要な連結子会社の名称は、「第1 企業の概況」の「4 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    なお、当連結会計年度より、PT NSM ASSETS INDONESIA他1社については、会社設立したことにより、オーエス㈱については、株式の追加取得により、阪急阪神不動産ジョインID-DCP合同会社他5社については、重要性が増加したことにより、連結の範囲に含めています。

    また、当連結会計年度において、阪神トラベル・インターナショナル㈱は、2023年4月1日付で㈱阪急阪神ビジネストラベルを存続会社とする吸収合併に伴い消滅したことにより、連結の範囲から除外しています。

    (2) 主要な非連結子会社の名称等

    ㈱阪急メディアックス

    非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範囲から除外しています。

    2 持分法の適用に関する事項

    (1) 持分法を適用した関連会社の数及び主要な会社の名称

    持分法を適用した関連会社の数  13社

    主要な会社の名称は、「第1 企業の概況」の「4 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    なお、当連結会計年度より、PT Duta Cakra Pesona他2社については、重要性が増加したことにより、持分法の適用範囲に含めています。 

    (2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社の名称等

    持分法を適用していない非連結子会社(㈱阪急メディアックス他)及び関連会社(千里朝日阪急ビル管理㈱他)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、持分法を適用せず原価法によっています。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社のうち、PT CPM ASSETS INDONESIA他33社の決算日は12月31日であり、㈱日本プロテック他1社の決算日は1月31日です。なお、連結財務諸表の作成にあたっては各社の決算日に基づく財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っています。

    4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    その他有価証券

    a 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    b 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    ただし、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資については、当該組合の財産の持分相当額を計上しています。

    ② デリバティブ

    時価法によっています。

    ③ 棚卸資産

    a 販売土地及び建物

    主として個別法による原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    b その他の棚卸資産

    主として移動平均法による原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く。)

    当社及び国内連結子会社

    a 鉄道事業の取替資産

    取替法(主として定率法)によっています。

    b その他の有形固定資産

    主として定率法によっていますが、一部については定額法を採用しています。

    ただし、上記a及びbのうち、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。

    在外連結子会社

    主として定額法によっています。

    ② 無形固定資産(リース資産を除く。)

    定額法によっています。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(主として5年)に基づく定額法を採用しています。

    ③ リース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取り決めがある場合は残価保証額)とする定額法によっています。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    貸付金等債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

    ② 賞与引当金

    従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき、当連結会計年度負担額を計上しています。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    過去勤務費用については、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により費用処理しています。

    数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

    当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりです。

    ① 都市交通事業

    鉄道事業

    鉄道事業は、主に鉄道の輸送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、切符やICカード乗車券の利用などによる運輸収入です。定期外収入については、顧客に輸送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    自動車事業

    自動車事業は、主に路線バス、空港リムジンバス、高速バスの運送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、現金売上やICカード乗車券の利用などによる運送収入です。定期外収入については、顧客に運送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    流通事業

    流通事業は、主に駅ナカ店舗にて商品を販売する事業です。当該商品販売については、顧客に商品を引き渡した時点で収益を認識しています。なお、商品販売のうち、当社グループが代理人に該当すると判断したものについては、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しています。

    ② 不動産事業

    賃貸事業

    賃貸事業は、主に大阪市北区その他の地域において、保有するオフィスビル及び商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    分譲事業等

    分譲事業等は、主に用地の仕入から施工まで行ったマンションの各分譲住戸及び戸建住宅(土地付き建物)、宅地等を顧客に販売する事業であり、顧客との不動産売買契約に基づき当該物件の引き渡しを行う義務を負っています。当該履行義務については、顧客に物件を引き渡した時点で充足されると判断し、当該引渡時点において収益を認識しています。

    海外不動産事業

    海外不動産事業は、主にインドネシアその他の地域において保有する商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する国際会計基準等に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    ホテル事業

    ホテル事業は、主に直営ホテルにおいて宿泊、宴会、レストランに関するサービスを顧客に提供する事業です。当該サービスについては、顧客にサービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    ③ エンタテインメント事業

    スポーツ事業

    a プロ野球の興行

    プロ野球の興行は、阪神タイガースの主催試合に係るチケットを顧客に販売し、主に阪神甲子園球場において主催試合を開催する事業です。当該サービスについては、主催試合が成立した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    b 広告看板

    広告看板は、顧客である広告主からの依頼に基づき、阪神甲子園球場の看板等に広告を掲載する事業です。当該サービスについては、広告を掲載することで履行義務が充足されると判断し、広告の掲載期間にわたって収益を認識しています。

    c 飲食物・グッズ販売

    飲食物・グッズ販売は、主に阪神甲子園球場において飲食物やタイガースグッズ等を販売する事業です。当該商品販売については、顧客に商品を引き渡した時点で収益を認識しています。なお、商品販売のうち、当社グループが代理人に該当すると判断したものについては、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しています。

    ステージ事業

    a 宝塚歌劇の興行

    宝塚歌劇の興行は、宝塚歌劇の公演に係るチケットを顧客に販売し、主に宝塚大劇場や東京宝塚劇場において公演を実施する事業です。当該サービスについては、公演を実施した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    b 飲食物・グッズ販売

    飲食物・グッズ販売は、主に宝塚大劇場において飲食物や歌劇関連商品を販売する事業です。当該商品販売については、顧客に商品を引き渡した時点で収益を認識しています。

    ④ 情報・通信事業

    情報サービス事業

    a ソフトウェア開発受託

    ソフトウェア開発受託は、顧客との契約に基づき、ソフトウェアの企画、設計、開発を行う事業であり、顧客に当該ソフトウェアを納品する義務を負っています。当該契約については、主に一定期間にわたり履行義務が充足されるものであり、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しています。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した原価が、予想される原価の合計に占める割合に基づいて行っています。

    b システム運用・保守サービス

    システム運用・保守サービスは、主にシステム納入先である顧客に一定期間のソフトウェアの運用・保守サービスを提供する事業です。当該サービスについては、一定期間にわたり履行義務が充足されると判断し、顧客との契約期間にわたって収益を認識しています。

    放送・通信事業

    放送・通信事業は、主にインターネットやケーブルテレビ放送、固定電話サービスを提供する事業です。当該サービスについては、一定期間にわたり履行義務が充足されると判断し、顧客との契約期間にわたって収益を認識しています。

    ⑤ 旅行事業

    旅行事業は、主に募集型企画旅行を実施する事業です。当該サービスについては、旅行が終了した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    ⑥ 国際輸送事業

    国際輸送事業は、主に国際物流において利用運送を実施する事業です。輸出については、航空機に貨物を搭載した時点等で、輸入については、配達した時点でそれぞれ履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

    在外子会社の資産及び負債は、決算期末日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における「為替換算調整勘定」及び「非支配株主持分」に含めています。

    (7) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

    繰延ヘッジ処理を行っています。

    なお、特例処理の適用条件を満たす金利スワップについては特例処理を、振当処理の適用条件を満たす為替予約が付されている外貨建金銭債権債務等については振当処理を行っています。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    主なヘッジ手段とヘッジ対象は次のとおりです。

    a ヘッジ手段…為替予約、通貨スワップ、通貨オプション

    ヘッジ対象…外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引

    b ヘッジ手段…金利スワップ、金利オプション

    ヘッジ対象…借入金及び社債

    ③ ヘッジ方針

    当社グループは通常業務を遂行する上で為替変動リスク及び金利変動リスクに晒されており、このリスクをヘッジする手段としてデリバティブ取引を行っています。

    ④ ヘッジ有効性評価の方法

    有効性が明らかに認められる場合を除き、半期毎に比率分析の手法を用いて実施しています。

    ⑤ その他リスク管理方法のうちヘッジ会計に係るもの

    デリバティブ取引の利用に関して、事務分掌及び取引限度額等を定めた内部規程等を設定しており、当該規程に基づいてデリバティブ取引を利用しています。デリバティブ取引の執行・管理は、グループ各社における経理担当部門が各社決裁担当者の承認を得て行い、さらに内部統制組織を構築して契約締結業務及び解約業務が当該規程に準拠しているか否かの審査を実施しています。

    (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなります。

    (9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

    ① 鉄道事業における工事負担金等の会計処理

    鉄道事業における連続立体交差化工事等を行うにあたり、地方公共団体等から工事費の一部として、工事負担金等を受け入れています。この工事負担金等を受けて取得した固定資産については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得原価から直接減額して計上しています。

    なお、連結損益計算書については、工事負担金等受入額を特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した工事負担金等相当額を固定資産圧縮損として特別損失に計上しています。

    ② グループ通算制度の適用

    グループ通算制度を適用しています。

    (重要な会計上の見積り)

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    1 繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    繰延税金資産 51,049百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従い、中期経営計画により見積られた将来の課税所得等に基づき、繰延税金資産を計上しています。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来の課税所得の見積りは、中期経営計画を基礎としています。なお、新型コロナウイルスの影響を会計上の見積りに反映するにあたり、次のような仮定を置いています。

    当社グループに影響する社会経済活動は、大別すると以下の3ステップを経て徐々に回復していくとみています。

    第1ステップ(~2022年9月):国内で近場での移動から人の往来が再開し、徐々に遠方へも含め復していくとともに、フィジカル・ディスタンスの影響も次第に緩和されていく。

    第2ステップ(2022年10月~2023年9月):人の往来が日本国内だけでなく、世界全体で起こり、徐々に復していく。

    第3ステップ(2023年10月~):新型コロナウイルスの影響が一応収束し、国内外の経済活動が相当程度回復する。

    なお、当社グループを取り巻く事業環境は、第3ステップに至ったとしてもコロナ前の状態に完全に復するわけではないとみています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    課税所得が生じる時期及び金額は、今後の新型コロナウイルスの感染状況に加え、他の将来の不確実な経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合には、回収可能であると判断される繰延税金資産の金額が変動し、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    2 固定資産の減損

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    「注記事項(連結損益計算書関係)」に記載のとおり、不動産賃貸事業資産等について、減損損失を12,672百万円計上しました。なお、不動産事業の有形固定資産は1,058,617百万円です。

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    当社グループは、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    減損の兆候があると認められた場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額又は使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識します。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来キャッシュ・フローの見積りは、中期経営計画を基礎としており、新型コロナウイルスの影響については、上記「1 繰延税金資産の回収可能性」と同様の仮定を置いています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    将来キャッシュ・フローについては、今後の新型コロナウイルスの感染状況に加え、他の将来の不確実な経済状況や市場価額の変動によって影響を受ける可能性があり、実際の結果が見積りと乖離した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    1 繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    繰延税金資産 43,261百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従い、中期経営計画により見積られた将来の課税所得等に基づき、繰延税金資産を計上しています。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来の課税所得の見積りは、中期経営計画を基礎としています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    課税所得が生じる時期及び金額は、将来の不確実な経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合には、回収可能であると判断される繰延税金資産の金額が変動し、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    2 固定資産の減損

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    「注記事項(連結損益計算書関係)」に記載のとおり、不動産賃貸事業資産等について、減損損失を24,277百万円計上しました。なお、不動産事業の有形固定資産は1,086,151百万円です。

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    当社グループは、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    減損の兆候があると認められた場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額又は使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識します。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来キャッシュ・フローの見積りは、中期経営計画を基礎としています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    将来キャッシュ・フローについては、将来の不確実な経済状況や市場価額の変動によって影響を受ける可能性があり、実際の結果が見積りと乖離した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

    ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

    ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

    1 概要

     2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に関する会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものです。

    ・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

    ・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効

     果

    2 適用予定日

     2025年3月期の期首から適用します。

    3 当該会計基準等の適用による影響

     連結財務諸表に与える影響額については、現在評価中です。

    (表示方法の変更)

    (連結貸借対照表)

    前連結会計年度において、区分掲記していた無形固定資産の「のれん」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「無形固定資産」に含めて表示しています。

    この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、無形固定資産の「のれん」7,334百万円及び「その他」28,155百万円を「無形固定資産」に組み替えています。

    (連結損益計算書)

    前連結会計年度において、区分掲記していた営業外費用の「固定資産除却損」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より営業外費用の「雑支出」に含めて表示しています。

    この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、営業外費用の「固定資産除却損」1,784百万円を営業外費用の「雑支出」に組み替えています。

    (追加情報)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

    1 取引の概要

    当社は、当社の代表取締役を対象に、企業価値及び業績の向上に対する意欲を一層高めるとともに、株主価値の向上に対するインセンティブを働かせることを目的として、株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しています。

    また、当社子会社である阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱及び阪急阪神不動産㈱(以下、あわせて「対象子会社」という。)の役員報酬制度に関して、各対象子会社の常勤の取締役及び執行役員等(社外取締役及び国内非居住者を除き、阪急阪神不動産㈱については、これらに加え、同社へ出向している他社の従業員を除く。)を対象に、本制度を採用しています。

    本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用しており、役位等に応じて、当社株式及び当社株式の換価処分金相当額の金銭を交付及び給付する制度です。

    2 信託に残存する当社株式

    信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度1,475百万円及び374,149株、当連結会計年度2,531百万円及び613,045株です。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の残高は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権 108,741 93,227
    契約資産 10,539 9,426
    契約負債 63,754 86,411

    ※2 有形固定資産の減価償却累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1,255,057 1,299,758

    ※3 固定資産の取得原価から直接減額された工事負担金等累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    476,082 506,253

    ※4 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (有形固定資産)
    建物及び構築物 221,142 (205,499) 239,090 (213,114)
    機械装置及び運搬具 48,279 (48,279) 50,496 (50,439)
    土地 277,721 (240,864) 300,383 (240,860)
    その他 2,640 (2,640) 2,947 (2,758)
    (無形固定資産)
    無形固定資産 109 (109) 109 (109)
    (投資その他の資産)
    投資有価証券 93 (-) 9,593 (-)
    その他 592 (-) 652 (-)
    合計 550,579 (497,393) 603,273 (507,282)

    なお、上記のほか、第三者の借入金等に対して、投資有価証券(前連結会計年度537百万円、当連結会計年度537百万円)を担保に供しています。

    担保付債務は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (流動負債)
    短期借入金 11,267 (11,049) 14,697 (11,853)
    その他 81 (-) 9,628 (-)
    (固定負債)
    長期借入金 147,175 (131,134) 159,738 (134,640)
    合計 158,524 (142,184) 184,064 (146,494)

    ※5 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    投資有価証券 286,144 336,521

    ※6 連結子会社2社及び持分法適用関連会社1社において土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及び土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、事業用土地の再評価を行っています。これに伴い、計上された評価差額のうち、連結子会社については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に、非支配株主に帰属する金額を「非支配株主持分」として、また、これらを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部にそれぞれ計上しています。持分法適用関連会社については評価差額(税金相当額控除後)のうち持分相当額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。

    ・再評価の方法

    土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める固定資産税評価額に基づき算出

    ・再評価を行った年月日

    2002年3月31日

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    再評価を行った土地の期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額 △5,911 △5,921

    7 偶発債務

    下記の会社等の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    西大阪高速鉄道㈱ 14,547 在外関連会社 18,572
    在外関連会社 12,699 販売土地建物提携ローン利用者 13,726
    販売土地建物提携ローン利用者 6,690 西大阪高速鉄道㈱ 13,542
    その他(3社) 995 その他(2社) 304
    合計 34,933 合計 46,144

    なお、上記のほか、在外関連会社の資金調達(前連結会計年度1,531百万円、当連結会計年度1,710百万円)に付随して経営指導念書等を差し入れています。

    (連結損益計算書関係)

    ※1 営業収益の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じる収益 881,410 902,222
    その他の源泉から生じる収益 86,889 95,388
    合計 968,300 997,611

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    人件費 14,160 15,135
    経費 10,977 12,729

    ※3 営業費に含まれている退職給付費用及び引当金繰入額のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付費用 6,154 6,385
    賞与引当金繰入額 4,467 5,491

    ※4 減損損失

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    (単位:百万円)

    用途 種類 地域 金額
    不動産賃貸事業資産等 (24件) 建物及び構築物等 大阪府等 12,672

    (資産をグループ化した方法)

    当社グループは、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

    新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴う収益性の低下等により投資額の回収が困難と見込まれる固定資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(12,672百万円)として特別損失に計上しました。

    (減損損失の内訳)

    建物及び構築物 11,395 百万円
    その他 1,276 百万円
    合計 12,672 百万円

    (回収可能価額の算定方法)

    回収可能価額は、主に正味売却価額により算定しています。

    正味売却価額については、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額等により評価した金額を使用しています。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    (単位:百万円)

    用途 種類 地域 金額
    不動産賃貸事業資産等 (18件) 建物及び構築物等 大阪府等 24,277

    (資産をグループ化した方法)

    当社グループは、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

    収益性の低下等により投資額の回収が困難と見込まれる固定資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(24,277百万円)として特別損失に計上しました。

    (減損損失の内訳)

    建物及び構築物 19,311 百万円
    その他 4,965 百万円
    合計 24,277 百万円

    (回収可能価額の算定方法)

    回収可能価額は、主に正味売却価額により算定しています。

    正味売却価額については、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額等により評価した金額を使用しています。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 5,434 6,447
    組替調整額 △1,908 △38
    税効果調整前 3,525 6,409
    税効果額 △1,665 △1,606
    その他有価証券評価差額金 1,860 4,802
    繰延ヘッジ損益:
    当期発生額 △128 570
    組替調整額
    税効果調整前 △128 570
    税効果額 42 △212
    繰延ヘッジ損益 △86 357
    土地再評価差額金:
    当期発生額
    組替調整額
    税効果調整前
    税効果額 41
    土地再評価差額金 41
    為替換算調整勘定:
    当期発生額 △1,340 5,427
    組替調整額
    税効果調整前 △1,340 5,427
    税効果額
    為替換算調整勘定 △1,340 5,427
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 △162 8,685
    組替調整額 △873 △833
    税効果調整前 △1,035 7,851
    税効果額 276 △2,256
    退職給付に係る調整額 △759 5,595
    持分法適用会社に対する持分相当額:
    当期発生額 713 5,890
    組替調整額 14 △68
    持分法適用会社に対する持分相当額 727 5,821
    その他の包括利益合計 402 22,046
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:千株)

    当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 254,281 254,281
    合計 254,281 254,281
    自己株式
    普通株式 (注)1、2、3 13,332 71 25 13,377
    合計 13,332 71 25 13,377

    (注)1 当連結会計年度末の自己株式数には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式374,149株が含まれています。

    (変動事由の概要)

    2 普通株式の自己株式の株式数の増加71千株は、持分法適用関連会社に対する持分比率の変動により増加した自己株式(当社株式)の当社帰属分57千株及び単元未満株式の買取りによる増加13千株です。

    3 普通株式の自己株式の株式数の減少25千株は、役員報酬BIP信託の自己株式(当社株式)の交付等による減少25千株、単元未満株式の売渡しによる減少0千株です。

    2 新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

    3 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2022年6月15日 定時株主総会 普通株式 6,062 25 2022年3月31日 2022年6月16日
    2022年10月31日 取締役会 普通株式 6,062 25 2022年9月30日 2022年12月1日

    (注)1 2022年6月15日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれています。

    2 2022年10月31日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれています。

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 6,062 利益剰余金 25 2023年3月31日 2023年6月19日

    (注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれています。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:千株)

    当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 254,281 254,281
    合計 254,281 254,281
    自己株式
    普通株式 (注)1、2、3 13,377 789 87 14,080
    合計 13,377 789 87 14,080

    (注)1 当連結会計年度末の自己株式数には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式613,045株が含まれています。

    (変動事由の概要)

    2 普通株式の自己株式の株式数の増加789千株は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加437千株、役員報酬BIP信託の自己株式(当社株式)の取得による増加326千株、単元未満株式の買取りによる増加16千株及び持分法適用関連会社に対する持分比率の変動により増加した自己株式(当社株式)の当社帰属分9千株です。

    3 普通株式の自己株式の株式数の減少87千株は、役員報酬BIP信託の自己株式(当社株式)の交付等による減少87千株、単元未満株式の売渡しによる減少0千株です。

    2 新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

    3 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 6,062 25 2023年3月31日 2023年6月19日
    2023年10月31日 取締役会 普通株式 6,051 25 2023年9月30日 2023年12月1日

    (注)1 2023年6月16日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれています。

    2 2023年10月31日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金7百万円が含まれています。

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月14日 定時株主総会 普通株式 7,261 利益剰余金 30 2024年3月31日 2024年6月17日

    (注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金18百万円が含まれています。

    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    現金及び預金勘定 42,876 59,610
    預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △1,501 △5,802
    現金及び現金同等物 41,375 53,808

    ※2 前連結会計年度に係る減価償却費には、新型コロナウイルス関連損失(特別損失の「その他」)として計上している償却費を含めています。

    ※3 株式取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

     前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

     株式取得により新たにPT CPM ASSETS INDONESIAを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の

    内訳並びに株式の取得価額と取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    流動資産 5,535
    固定資産 59,249
    流動負債 △579
    固定負債 △21,709
    負ののれん発生益 △624
    為替換算調整勘定 325
    非支配株主持分 △12,430
    株式の取得価額 29,766
    現金及び現金同等物 △1,130
    差引:取得による支出 28,636

     当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

     株式の追加取得により新たにオーエス㈱を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の

    内訳並びに株式の取得価額と取得による支出(純額)との関係は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    流動資産 5,029
    固定資産 28,022
    流動負債 △5,408
    固定負債 △13,489
    支配獲得時までの既保有額等 △3,648
    株式の取得価額 10,504
    現金及び現金同等物 △3,583
    差引:取得による支出 6,920
    (リース取引関係)

    (借主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 6,929 7,464
    1年超 60,541 55,154
    合計 67,470 62,619

    (貸主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 3,914 4,528
    1年超 24,470 30,287
    合計 28,385 34,816
    (金融商品関係)

    1 金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定し、また、資金調達については、主に金融機関からの借入、社債やコマーシャル・ペーパーによる方針です。デリバティブ取引は、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針です。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

    営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されていますが、当社グループでは各社の社内規程等に基づき、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握することで、信用リスクの低減を図っています。

    投資有価証券は主として株式や債券であり、市場価格の変動リスクに晒されていますが、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、保有状況を継続的に確認しています。

    営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であり、一部の外貨建金銭債権債務は為替変動リスク(市場リスク)に晒されていますが、為替予約取引により、為替変動リスクを回避しています。

    短期借入金及びコマーシャル・ペーパーは主に短期的な運転資金に係る資金調達であり、長期借入金及び社債は主に設備投資計画などに必要な長期的資金に係る資金調達です。一部の変動金利の借入金は、金利変動リスク(市場リスク)に晒されていますが、金利スワップ取引により、金利の固定化を行うことで、金利変動リスクを回避しています。また、支払期日に支払いを実行できなくなる流動性リスクが存在していますが、資金繰計画を適時に作成し、適切な資金管理を行うことで、流動性リスクを回避しています。加えて、キャッシュマネジメントシステムによるグループ資金一元化により、グループ会社から余剰資金を集約して有効利用するとともに、コミットメントラインなどのバックアップラインの設定により、金融機関からの即座の資金調達を可能にしています。さらに直接金融・間接金融の適切なバランスを維持し、取引先を多数の金融機関に分散することにより、資金調達手段の多様化を進め、流動性を確保しています。

    デリバティブ取引の利用に関しては、事務分掌及び取引限度額等を定めた内部規程等を設定しています。デリバティブ取引のうち、為替予約取引は、一部の外貨建金銭債権債務の為替変動リスクを回避するために利用しています。また、金利スワップ取引は、一部の借入金に係る金利変動リスクを回避するために利用しています。これらのデリバティブ取引については、取引相手先が契約条件による債務履行を怠った、もしくは倒産したことにより、取引が継続していれば将来得られるはずであった効果を享受できなくなるといった信用リスクが存在するものの、格付の高い金融機関とのみ取引を行うなどにより、信用リスクの低減を図っています。

    デリバティブ取引のヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針及びヘッジの有効性の評価方法等については、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(7) 重要なヘッジ会計の方法」に記載しています。

    (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

    2 金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 投資有価証券 46,402 46,401 △0
    負債の部
    (2) 短期借入金 96,650 96,650
    (3) 社債(1年内償還予定を含む。) 260,000 249,779 △10,220
    (4) 長期借入金(1年内返済予定を含む。) 725,944 728,526 2,581
    (5) デリバティブ取引 (39) (39)

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 投資有価証券 52,773 52,772 △0
    負債の部
    (2) 短期借入金 101,789 101,789
    (3) 社債(1年内償還予定を含む。) 265,000 252,136 △12,863
    (4) 長期借入金(1年内返済予定を含む。) 793,838 799,971 6,132
    (5) デリバティブ取引 563 563

    (注)1 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることなどから、記載を省略しています。

    2 市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含めておらず、当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    非上場株式等 4,847 5,150
    投資事業有限責任組合及びそれに類する組合等への出資(※) 5,264 9,821

    (※)「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしていません。

    3 非連結子会社及び関連会社株式は、「(1) 投資有価証券」には含めていません。

    4 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しています。

    5 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

     前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 42,876
    受取手形及び売掛金 120,067
    投資有価証券
    その他有価証券のうち 満期があるもの(国債等) 60 33 300
    合計 163,004 33 300

     当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 59,610
    受取手形及び売掛金 103,386
    投資有価証券
    その他有価証券のうち 満期があるもの(国債等) 23 11 300
    合計 163,019 11 300

    6 社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

     前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    社債 30,000 70,000 85,000 75,000
    長期借入金 91,331 301,494 262,651 70,466
    合計 121,331 371,495 347,651 145,466

     当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    社債 15,000 80,000 95,000 75,000
    長期借入金 88,065 316,846 302,583 86,342
    合計 103,065 396,846 397,583 161,342

    3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。

    (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式等 30,629 30,629
    国債 93 93
    デリバティブ取引
    通貨関連 (39) (39)

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式等 35,809 35,809
    国債 34 34
    デリバティブ取引
    通貨関連 563 563

    (注)「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-9項の取扱いを適用した投資信託財産が不動産である投資信託は、上表には含めていません。なお、当該投資信託の連結貸借対照表計上額は、前連結会計年度15,668百万円、当連結会計年度16,918百万円です。

    (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    国債 9 9
    負債の部
    短期借入金 96,650 96,650
    社債 249,779 249,779
    長期借入金 728,526 728,526

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    国債 9 9
    負債の部
    短期借入金 101,789 101,789
    社債 252,136 252,136
    長期借入金 799,971 799,971

    (注)1 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

    上場株式及び国債等は相場価格を用いて評価しています。上場株式及び国債等は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しています。

    デリバティブ取引

    デリバティブ取引の時価については、為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    短期借入金

    短期借入金の時価については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており、レベル2の時価に分類しています。

    社債

    当社の発行する社債の時価については、相場価格に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    長期借入金

    長期借入金の時価については、固定金利によるものは元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しています。変動金利によるものは短期間で市場金利を反映し、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており、レベル2の時価に分類しています。また、金利スワップの特例処理の対象とされた長期借入金については、当該金利スワップの時価を反映しています。

    2 投資信託の基準価額を時価とみなす投資信託に関する情報

    投資信託財産が不動産である投資信託の期首残高から期末残高への調整表は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    期首残高 14,784 15,668
    当期の損益又はその他の包括利益
    損益に計上
    その他の包括利益に計上(※) 884 1,250
    購入、売却及び償還の純額
    投資信託の基準価額を時価とみなすこととした額
    投資信託の基準価額を時価とみなさないこととした額
    期末残高 15,668 16,918

    (※)連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含めており、税効果会計適用前の金額で記載しています。

    (有価証券関係)

    その他有価証券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの (1) 株式等 29,913 17,407 12,505
    (2) 債券 93 93 0
    小計 30,006 17,500 12,506
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 株式等 16,385 17,565 △1,179
    小計 16,385 17,565 △1,179
    合計 46,392 35,065 11,326

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの (1) 株式等 52,158 34,362 17,795
    (2) 債券 34 34 0
    小計 52,192 34,396 17,796
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 株式等 570 600 △30
    小計 570 600 △30
    合計 52,763 34,997 17,765

    (注)市場価格のない株式等(前連結会計年度10,112百万円、当連結会計年度14,972百万円)については、上表には含めていません。

    (デリバティブ取引関係)

    1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    該当事項はありません。

    2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

    (1) 通貨関連

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    原則的処理 方法 為替予約取引
    売建 売掛金
    米ドル 318 △2
    日本円 12 0
    買建 買掛金
    日本円 1,200 32
    米ドル 22 △0
    シンガポールドル 6 0
    為替予約の 振当処理 為替予約取引
    買建 買掛金
    ユーロ (予定取引) 4,426 42
    米ドル 3,191 △76
    スイスフラン 481 △7
    カナダドル 393 △19
    オーストラリアドル 263 △10
    英ポンド 128 1
    シンガポールドル 66 △0
    ニュージーランドドル 52 △0
    中国元 22 0
    為替予約取引 (注)
    売建 売掛金
    米ドル 59
    買建 買掛金
    米ドル 812
    ユーロ 163
    タイバーツ 102
    香港ドル 98
    英ポンド 24
    スイスフラン 21
    シンガポールドル 15
    ニュージーランドドル 10
    オーストラリアドル 3
    合計 11,897 △39

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    原則的処理 方法 為替予約取引
    売建 売掛金
    米ドル 43 0
    日本円 16 0
    買建 買掛金
    日本円 783 13
    米ドル 29 △0
    シンガポールドル 2 △0
    為替予約の 振当処理 為替予約取引
    買建 買掛金
    ユーロ (予定取引) 9,009 211
    米ドル 7,435 261
    スイスフラン 993 4
    カナダドル 810 29
    オーストラリアドル 525 20
    英ポンド 313 13
    シンガポールドル 291 5
    ニュージーランドドル 96 3
    為替予約取引 (注)
    売建 売掛金
    米ドル 68
    買建 買掛金
    米ドル 658
    ユーロ 598
    香港ドル 74
    タイバーツ 63
    英ポンド 25
    シンガポールドル 20
    ニュージーランドドル 16
    オーストラリアドル 14
    スイスフラン 0
    合計 21,893 563

    (注)為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている売掛金及び買掛金と一体として処理しています。その時価を含めた当該売掛金及び買掛金の時価については、売掛金及び買掛金が、短期間で決済され、時価が帳簿価額に近似するため、為替予約の振当処理によるものに関する時価の記載を省略しています。

    (2) 金利関連

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    金利スワップの 特例処理 金利スワップ取引  支払固定・受取変動 長期借入金 108,200 87,200 △3,076
    合計 108,200 87,200 △3,076

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    金利スワップの 特例処理 金利スワップ取引  支払固定・受取変動 長期借入金 88,175 68,107 △1,873
    合計 88,175 68,107 △1,873
    (退職給付関係)

    1 採用している退職給付制度の概要

    当社及び一部の連結子会社は、確定給付制度(確定給付企業年金制度及び退職一時金制度)または確定拠出制度を設けています。なお、阪急電鉄㈱においては退職給付信託を設定しています。

    このほか、一部の連結子会社は、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しています。

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 130,623 128,517
    勤務費用 7,951 8,155
    利息費用 264 269
    数理計算上の差異の発生額 △219 △934
    退職給付の支払額 △10,119 △9,575
    その他 17 458
    退職給付債務の期末残高 128,517 126,891

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務を含めています。

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    年金資産の期首残高 86,334 85,192
    期待運用収益 1,225 1,364
    数理計算上の差異の発生額 △381 7,750
    事業主からの拠出額 2,922 2,847
    退職給付の支払額 △4,908 △4,761
    年金資産の期末残高 85,192 92,393

    (注)簡便法を採用している連結子会社の年金資産を含めています。

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 67,020 65,401
    年金資産 △85,192 △92,393
    △18,171 △26,991
    非積立型制度の退職給付債務 61,497 61,489
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 43,325 34,498
    退職給付に係る負債 61,916 61,682
    退職給付に係る資産 △18,590 △27,184
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 43,325 34,498

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務及び年金資産を含めています。

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    勤務費用 7,951 8,155
    利息費用 264 269
    期待運用収益 △1,225 △1,364
    数理計算上の差異の費用処理額 △748 △698
    過去勤務費用の費用処理額 △138 △134
    その他 8 82
    確定給付制度に係る退職給付費用 6,111 6,309

    (注)1 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用を含めています。

    2 上記の退職給付費用以外に割増退職金を支払っており、前連結会計年度12百万円を特別損失として計上しています。

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    過去勤務費用 △138 △134
    数理計算上の差異 △896 7,986
    合計 △1,035 7,851

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    未認識過去勤務費用 △485 △350
    未認識数理計算上の差異 △2,498 △10,485
    合計 △2,983 △10,835

    (注)上記は連結子会社に関するものであり、退職給付に係る調整累計額には、上記のほか、持分法適用関連会社の未認識項目(持分相当額)が計上されています。

    (7) 年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。

    (単位:%)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    債券 36 36
    株式 34 37
    現金及び預金 2 2
    一般勘定 26 23
    その他 2 2
    合計 100 100

    (注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度9%、当連結会計年度9%含まれています。

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    割引率 主として0.0% 主として0.0%
    長期期待運用収益率 主として2.0% 主として2.0%
    予想昇給率 主として2.1% 主として1.9%

    3 確定拠出制度

    連結子会社の確定拠出制度(確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度を含む。)への要拠出額は、前連結会計年度73百万円、当連結会計年度76百万円です。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    税務上の関係会社株式受贈益 55,122百万円 55,122百万円
    退職給付に係る負債 14,098 11,020
    税務上の繰越欠損金(注)1 21,704 10,946
    減損損失 7,626 8,970
    分譲土地建物評価損 8,870 7,884
    資産に係る未実現損益 6,032 6,354
    譲渡損益調整損 6,440 5,686
    固定資産評価差額 2,585
    賞与引当金 2,051 2,461
    固定資産撤去損失引当金 2,345 2,109
    事業税・事業所税未払額 1,361 1,509
    その他 11,844 13,749
    繰延税金資産 小 計 137,499 128,399
    税務上の繰越欠損金に 係る評価性引当額(注)1 △7,835 △6,915
    将来減算一時差異等の合計に 係る評価性引当額 △78,614 △78,222
    評価性引当額 小 計 △86,450 △85,138
    繰延税金負債との相殺 △43,777 △35,750
    繰延税金資産 合 計 7,272 7,510
    (繰延税金負債)
    土地再評価差額金取崩相当額(注)2 △131,388 △116,294
    資本連結に伴う資産の評価差額 △73,504 △73,390
    その他有価証券評価差額金 △12,488 △14,093
    固定資産圧縮積立金 △3,295 △3,895
    その他 △4,932 △9,836
    繰延税金負債 小 計 △225,608 △217,510
    繰延税金資産との相殺 43,777 35,750
    繰延税金負債 合 計 △181,831 △181,760
    繰延税金負債の純額 △174,559 △174,249

    (注)1 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金 (※1) 123 41 190 16 55 21,277 21,704
    評価性引当額 △114 △7 △189 △10 △55 △7,459 △7,835
    繰延税金資産 9 34 0 6 13,818 (※2)13,869

    (※1)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    (※2)税務上の繰越欠損金21,704百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産13,869百万円を計上しています。当該繰延税金資産については、「注記事項(重要な会計上の見積り)」の記載に基づく将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しています。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金 (※1) 5 176 10 1 10,751 10,946
    評価性引当額 △3 △175 △5 △1 △6,729 △6,915
    繰延税金資産 2 0 5 0 4,022 (※2)4,030

    (※1)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    (※2)税務上の繰越欠損金10,946百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産4,030百万円を計上しています。当該繰延税金資産については、「注記事項(重要な会計上の見積り)」の記載に基づく将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しています。

    2 当社は、2005年4月1日付分社型(物的)吸収分割に際して、阪急電鉄㈱(同日付で同社は阪急電鉄分割準備㈱より商号変更)に全ての土地を分割承継したことに伴い、土地再評価差額金を取り崩しています。これにより、「土地再評価に係る繰延税金負債」は、2006年3月期より繰延税金負債として計上しています。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 -% 30.6%
    (調 整)
    連結子会社等からの受取配当金消去 15.2
    評価性引当額 4.4
    親会社との税率差異 2.0
    税率変更による期末繰延税金資産 (負債)の減額修正 △17.5
    受取配当金等永久に 益金に算入されない項目 △15.3
    持分法による投資損益 △5.3
    その他 1.5
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 15.6

    (注)前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率

       の100分の5以下であるため注記を省略しています。

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

     当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。

    4 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

     「地方税法等の一部を改正する法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等について従来の34.6%から30.6%に変更となります。

     この税率変更により、当連結会計年度の繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した金額)が15,031百万円、法人税等調整額が14,740百万円、それぞれ減少し、退職給付に係る調整累計額が271百万円、その他有価証券評価差額金が20百万円、それぞれ増加しています。

     また、再評価に係る繰延税金負債が41百万円減少し、土地再評価差額金が同額増加しています。

    (資産除去債務関係)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (賃貸等不動産関係)

    一部の連結子会社では、大阪市北区その他の地域及び海外(インドネシア等)において、賃貸オフィスビル及び賃貸商業施設等を有しています。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は30,456百万円(主な賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)、減損損失は12,291百万円(特別損失に計上)であり、当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は37,969百万円(主な賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)、減損損失は17,610百万円(特別損失に計上)です。

    また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    連結貸借対照表計上額(注)1
    期首残高 849,119 878,490
    期中増減額(注)2 29,371 12,617
    期末残高 878,490 891,108
    期末時価(注)3 1,410,856 1,462,252

    (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額です。

    2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は連結の範囲の変更(58,764百万円)であり、主な減少額は減価償却費(17,520百万円)及び減損損失(12,291百万円)です。また、当連結会計年度の主な増加額は連結の範囲の変更(35,881百万円)及び不動産取得(15,447百万円)であり、主な減少額は減損損失(17,610百万円)及び減価償却費(17,379百万円)です。

    3 期末時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による「不動産鑑定評価基準」に基づく鑑定評価額であり、その他の物件については固定資産税評価額等の指標に基づく時価です。

    4 開発中物件は、開発の途中段階であることから、時価を把握することが難しいため、上表には含めていません。なお、開発中物件の前連結会計年度及び当連結会計年度の連結貸借対照表計上額は、それぞれ47,140百万円及び61,765百万円です。

    (収益認識関係)

    1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、セグメント別に分解しています。当社グループのセグメントは、事業別のセグメントから構成されており、当社グループの構成単位のうち、分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。分解した収益とセグメントごとの営業収益との関連は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日  至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日)
    都市交通事業 185,581 203,260
    鉄道事業 134,472 147,971
    自動車事業 40,159 43,653
    流通事業 11,969 12,778
    都市交通その他事業 8,913 10,028
    調整額 △9,933 △11,171
    不動産事業 282,049 318,254
    賃貸事業 126,227 127,062
    分譲事業等 137,443 153,842
    海外不動産事業 3,249 8,552
    ホテル事業 44,175 62,663
    調整額 △29,046 △33,866
    エンタテインメント事業 72,289 82,612
    スポーツ事業 38,363 50,327
    ステージ事業 33,858 32,220
    調整額 66 64
    情報・通信事業 60,355 64,579
    旅行事業 191,400 216,915
    国際輸送事業 163,269 100,300
    その他 55,649 60,125
    調整額 △42,295 △48,437
    合計 968,300 997,611

    (注)1 上記には「顧客との契約から生じる収益」のほか、「その他の源泉から生じる収益」(前連結会計年度86,889百万円、当連結会計年度95,388百万円)が含まれています。「その他の源泉から生じる収益」は、主に不動産事業の賃貸事業における賃料収入です。

    2 当連結会計年度より、「不動産」セグメントにおいて、「海外不動産事業」を独立した業態(サブセグメント)として表示しており、前連結会計年度の顧客との契約から生じる収益を分解した情報については、組み替えて表示しています。

    2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1) 契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 104,967 108,741
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 108,741 93,227
    契約資産(期首残高) 6,586 10,539
    契約資産(期末残高) 10,539 9,426
    契約負債(期首残高) 41,573 63,754
    契約負債(期末残高) 63,754 86,411

    契約資産は、主に建設業における工事請負契約において、履行義務の充足に係る進捗度に基づいて認識した対価に対する未請求の権利であり、顧客の検収時に顧客との契約から生じた債権に振り替えています。

    契約負債は、主に都市交通事業、旅行事業等における顧客からの前受金であり、収益の認識に伴い取り崩しています。前連結会計年度及び当連結会計年度の期首の契約負債残高は、概ねそれぞれの連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。

    (2) 残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループでは、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引はないため、残存履行義務に係る開示を省略しています。

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1 報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

    当社グループは、グループ経営機能を担う当社の下、阪急電鉄㈱、阪神電気鉄道㈱、阪急阪神不動産㈱、㈱阪急交通社、㈱阪急阪神エクスプレスの5社を中核会社とし、「都市交通」、「不動産」、「エンタテインメント」、「情報・通信」、「旅行」、「国際輸送」の6つの事業領域をコア事業と位置付け、事業を展開しています。

    各報告セグメントの主な事業の内容は、次のとおりです。

    都市交通事業 鉄道事業、自動車事業、流通事業
    不動産事業 賃貸事業、分譲事業等、海外不動産事業、ホテル事業
    エンタテインメント事業 スポーツ事業、ステージ事業
    情報・通信事業 情報・通信事業
    旅行事業 旅行事業
    国際輸送事業 国際輸送事業

    2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載している方法をベースにし、複数のセグメントを有する会社における管理会計上の社内取引(土地・建物等の賃貸借取引等)を含めて計上しています。

    報告セグメントの利益又は損失は、営業利益をベースとした数値です。

    セグメント間の内部営業収益及び振替高は、主として一般の取引条件と同様の価格に基づいています。  

    3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 旅行 国際輸送
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への    営業収益 180,663 272,947 70,766 49,092 191,023 163,204 40,066 535 968,300
    (2)セグメント間の    内部営業収益    又は振替高 4,918 9,102 1,522 11,262 376 65 15,583 △42,831
    合計 185,581 282,049 72,289 60,355 191,400 163,269 55,649 △42,295 968,300
    セグメント利益 又は損失(△) 22,435 27,851 12,622 5,917 15,257 8,381 2,752 △5,866 89,350
    セグメント資産 861,185 1,537,946 113,100 72,196 88,245 72,019 42,742 77,974 2,865,410
    その他の項目
    減価償却費 26,235 24,867 3,719 5,115 943 1,767 427 △1,038 62,037
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 27,396 24,549 2,400 5,629 716 2,401 422 △477 63,039

    (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設業等を含んでいます。

    2 セグメント利益又は損失の調整額の主な内容は、のれんの償却額△2,238百万円(主に2006年度の阪神電気鉄道㈱との経営統合により発生したのれんの償却額)です。

    セグメント資産の調整額には、のれんの未償却残高7,273百万円(主に2006年度の阪神電気鉄道㈱との経営統合により発生したのれん)のほか、当社、阪急電鉄㈱及び阪神電気鉄道㈱での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び土地等の配分していない資産やセグメント間の取引消去が含まれています。

    3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 旅行 国際輸送
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への    営業収益 198,299 308,783 80,724 50,694 216,432 100,234 41,969 472 997,611
    (2)セグメント間の    内部営業収益    又は振替高 4,961 9,471 1,888 13,885 482 65 18,155 △48,910
    合計 203,260 318,254 82,612 64,579 216,915 100,300 60,125 △48,437 997,611
    セグメント利益 又は損失(△) 34,257 49,826 14,119 6,135 4,968 223 3,410 △7,252 105,689
    セグメント資産 860,697 1,706,138 119,576 80,214 97,420 70,546 46,354 71,981 3,052,930
    その他の項目
    減価償却費 26,084 25,151 3,684 5,370 926 1,954 420 △1,009 62,582
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 38,211 47,898 6,135 5,324 567 3,350 665 △399 101,753

    (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設業等を含んでいます。

    2 セグメント利益又は損失の調整額には、各報告セグメントに配分していない当社の損益やのれんの償却額等が含まれています。

    セグメント資産の調整額には、当社、阪急電鉄㈱及び阪神電気鉄道㈱での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び土地等の配分していない資産やセグメント間の取引消去等が含まれています。

    3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

    4 報告セグメントの変更等に関する事項

    当連結会計年度より、「不動産」セグメントにおいて、「海外不動産事業」を独立した業態(サブセグメント)としています。

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)及び当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

    「セグメント情報」の「3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に記載のとおりです。

    2 地域ごとの情報

    (1) 営業収益

    本邦の外部顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しています。

    (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しています。

    3 主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先はありません。

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 調整額 連結 財務諸表 計上額
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 旅行 国際輸送
    減損損失 29 12,626 9 7 12,672

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 調整額 連結 財務諸表 計上額
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 旅行 国際輸送
    減損損失 268 21,968 2,040 24,277

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    【関連当事者情報】

    1 関連当事者との取引

    (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

    該当事項はありません。

    (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

    ① 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    関連会社の子会社 ㈱阪急阪神百貨店 大阪市 北区 200 百貨店業 なし 不動産の賃貸 役員の兼任 敷金の受入 敷金 30,567

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    関連会社の子会社 ㈱阪急阪神百貨店 大阪市 北区 200 百貨店業 なし 不動産の賃貸 役員の兼任 敷金の受入 敷金 30,567

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    敷金については、一般の取引条件と同様に決定しています。

    ② 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    重要な子会社の役員 阪口春男 阪急電鉄㈱ 監査役 (被所有) 直接 0.0% 不動産の賃貸 不動産の 賃貸 53 敷金 40
    重要な子会社の役員 石井淳蔵 阪神電気 鉄道㈱ 監査役 (被所有) 直接 0.0% マンションの販売 マンションの販売 59
    重要な子会社の役員の近親者 石井淳蔵の近親者 阪神電気 鉄道㈱ 監査役 の近親者 なし

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    重要な子会社の役員 阪口春男 阪急電鉄㈱ 監査役 (被所有) 直接 0.0% 不動産の賃貸 不動産の 賃貸 62 敷金 44
    重要な子会社の役員の近親者 原田大の近親者 阪神電気 鉄道㈱ 取締役 の近親者 なし リフォーム工事の 請負 リフォー ム工事 47

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    不動産の賃貸については、近隣の取引事例を参考に決定しています。

    マンションの販売やリフォーム工事については、市場の実態価格を勘案し、交渉の上合理的に決定しています。なお、石井淳蔵氏と石井淳蔵氏の近親者は共同名義で売買契約を締結しています。

    2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

    (1) 親会社情報

    該当事項はありません。

    (2) 重要な関連会社の要約財務情報

    当連結会計年度において、重要な関連会社は東宝㈱であり、その要約財務情報は以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    東宝㈱
    前連結会計年度 当連結会計年度
    流動資産合計 171,104 163,277
    固定資産合計 280,929 344,253
    流動負債合計 111,293 114,607
    固定負債合計 41,645 53,213
    純資産合計 299,095 339,711
    営業収益 122,924 150,314
    税引前当期純利益 38,156 47,919
    当期純利益 28,122 34,959
    (1株当たり情報)

    1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、次のとおりです。

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (1) 1株当たり純資産額 (円) 3,764.17 4,072.57
    (算定上の基礎)
    純資産の部の合計額 (百万円) 980,940 1,069,871
    純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 74,137 91,634
    (うち非支配株主持分) (百万円) (74,137) (91,634)
    普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 906,802 978,237
    普通株式の発行済株式数 (千株) 254,281 254,281
    普通株式の自己株式数 (千株) 12,158 12,851
    連結子会社・持分法適用関連会社 保有の普通株式の数 (千株) 1,219 1,228
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 (千株) 240,903 240,201
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    (2) 1株当たり当期純利益 (円) 194.88 281.84
    (算定上の基礎)
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 46,952 67,801
    普通株主に帰属しない金額 (百万円)
    普通株式に係る親会社株主に 帰属する当期純利益 (百万円) 46,952 67,801
    普通株式の期中平均株式数 (千株) 240,927 240,564
    (3) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) 194.78 281.67
    (算定上の基礎)
    親会社株主に帰属する 当期純利益調整額 (百万円) △24 △40
    (うち持分法による投資利益) (百万円) (△24) (△40)
    普通株式増加数 (千株)
    希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり 当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

    (注)役員報酬BIP信託が所有する当社株式を、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めています。また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。なお、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度374,149株、当連結会計年度613,045株であり、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度385,835株、当連結会計年度353,508株です。

    (重要な後発事象)

    (自己株式の取得)

    当社は、2024年5月14日開催の取締役会において、以下のとおり、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議しました。

    1 自己株式の取得を行う理由

    株主還元の充実及び資本効率の向上を図るため

    2 取得に係る事項の内容

    (1) 取得対象株式の種類   当社普通株式

    (2) 取得し得る株式の総数  200万株(上限)

    (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.83%)

    (3) 株式の取得価額の総額  71億円(上限)

    (4) 取得期間        2024年5月22日~2024年9月20日

    (5) 取得方法        東京証券取引所における市場買付

    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】
    会社名 銘柄 発行年月日 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 利率 (%) 担保 償還期限
    阪急阪神ホールディングス㈱ 第46回無担保社債 2013.10.25 10,000 0.819 なし 2023.10.25
    第47回無担保社債 2014. 7.18 10,000 10,000 1.202 2029. 7.18
    第49回無担保社債 2016.12.15 10,000 10,000 0.817 2036.12.15
    第50回無担保社債 2018. 9.13 10,000 10,000 0.345 2028. 9.13
    第51回無担保社債 2018. 9.13 10,000 10,000 0.789 2038. 9.13
    第52回無担保社債 2019.11.21 10,000 10,000 0.215 2029.11.21
    第53回無担保社債 2019.11.21 10,000 10,000 0.878 2049.11.19
    第54回無担保社債 2020. 2.27 10,000 10,000 0.486 2040. 2.27
    第55回無担保社債 2020. 7.17 20,000 0.001 2023. 7.14
    第56回無担保社債 2020. 7.17 10,000 10,000 0.120 2025. 7.17
    第57回無担保社債 2020. 7.17 20,000 20,000 0.280 2030. 7.17
    第58回無担保社債 2021. 2.26 20,000 20,000 0.090 2026. 2.26
    第59回無担保社債 2021. 2.26 10,000 10,000 0.270 2031. 2.26
    第60回無担保社債 2021. 2.26 20,000 20,000 0.680 2041. 2.26
    第61回無担保社債 2021. 9. 9 15,000 15,000 (15,000) 0.001 2024. 9. 9
    第62回無担保社債 2021. 9. 9 10,000 10,000 0.240 2031. 9. 9
    第63回無担保社債 2021. 9. 9 15,000 15,000 0.580 2041. 9. 9
    第64回無担保社債 2021.12. 8 10,000 10,000 0.100 2026.12. 8
    第65回無担保社債 2022.12.15 15,000 15,000 0.489 2027.12.15
    第66回無担保社債 2022.12.15 15,000 15,000 0.729 2032.12.15
    第67回無担保社債 2023. 7.13 20,000 0.774 2033. 7.13
    第68回無担保社債 2024. 2.29 15,000 0.592 2029. 2.28
    合計 260,000 265,000 (15,000)

    (注)1 当期末残高欄の(  )は、総額のうちの1年以内償還額であり、連結貸借対照表には流動負債に計上しています。

    2 連結決算日後5年以内における償還予定額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
    15,000 30,000 10,000 15,000 25,000
    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 96,650 101,789 0.531
    1年以内に返済予定の長期借入金 91,331 88,065 0.834
    1年以内に返済予定のリース債務 4,251 4,130
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 634,613 705,773 1.030 2025年~2044年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 9,503 9,402 2025年~2033年
    その他有利子負債 コマーシャル・ペーパー(1年以 内返済予定) 10,000
    合計 846,350 909,160

    (注)1 連結会社相互間の取引を消去した金額を記載しています。

    2 借入金の「平均利率」については、当期末残高に対する加重平均利率を記載しています。

    3 リース債務については、利息相当額をリース債務総額に含める方法及び利息相当額の総額をリース期間中の各期に定額で配分する方法を主に採用しているため、「平均利率」を記載していません。

    4 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における返済予定額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
    長期借入金 80,864 69,740 80,651 85,591
    リース債務 2,943 1,781 1,646 1,213
    【資産除去債務明細表】

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (2)【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    累計期間 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    営業収益 (百万円) 245,524 485,644 736,387 997,611
    税金等調整前 四半期(当期)純利益 (百万円) 36,839 66,636 94,333 84,246
    親会社株主に帰属する 四半期(当期)純利益 (百万円) 25,098 44,873 62,810 67,801
    1株当たり 四半期(当期)純利益 (円) 104.25 186.47 261.05 281.84
    会計期間 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益 (円) 104.25 82.23 74.57 20.75

    2【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 162 392
    未収入金 ※2 14,025 ※2 14,517
    未収収益 ※2 615 ※2 676
    未収消費税等 46
    短期貸付金 ※2 174,619 ※2 143,556
    前払費用 47 84
    その他 ※2 646 ※2 693
    流動資産合計 190,161 159,921
    固定資産
    有形固定資産
    建物 2 2
    工具、器具及び備品 12 116
    建設仮勘定 404 94
    有形固定資産合計 419 212
    無形固定資産
    商標権 3 2
    ソフトウエア 898 1,213
    ソフトウエア仮勘定 935
    その他 312 343
    無形固定資産合計 1,214 2,495
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※1 15,273 ※1 20,382
    関係会社株式 576,730 587,647
    その他の関係会社有価証券 531 822
    長期貸付金 ※2 731,165 ※2 802,698
    長期前払費用 27 24
    前払年金費用 247 260
    その他 20 20
    投資その他の資産合計 1,323,997 1,411,856
    固定資産合計 1,325,631 1,414,564
    資産合計 1,515,793 1,574,485
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    短期借入金 ※1 161,210 ※1 153,330
    コマーシャル・ペーパー 10,000
    1年内償還予定の社債 30,000 15,000
    未払金 ※2 6,342 ※2 5,184
    未払費用 ※2 957 ※2 1,744
    未払消費税等 1
    未払法人税等 7 30
    預り金 161 171
    前受収益 4
    その他 0 2
    流動負債合計 208,680 175,470
    固定負債
    社債 230,000 250,000
    長期借入金 ※1 509,065 ※1 560,598
    繰延税金負債 1,283 2,703
    債務保証損失引当金 39,498
    役員株式給付引当金 403 379
    退職給付引当金 7,116 7,060
    その他 ※2 1,144 ※2 2,036
    固定負債合計 788,511 822,777
    負債合計 997,192 998,247
    純資産の部
    株主資本
    資本金 99,474 99,474
    資本剰余金
    資本準備金 149,258 149,258
    その他資本剰余金 0 0
    資本剰余金合計 149,258 149,258
    利益剰余金
    利益準備金 280 280
    その他利益剰余金
    繰越利益剰余金 310,382 367,982
    利益剰余金合計 310,662 368,262
    自己株式 △47,029 △50,160
    株主資本合計 512,366 566,836
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 6,233 9,402
    評価・換算差額等合計 6,233 9,402
    純資産合計 518,600 576,238
    負債純資産合計 1,515,793 1,574,485
    ②【損益計算書】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業収益
    関係会社受取配当金 19,065 30,031
    関係会社受入手数料 5,046 5,852
    その他 127 119
    営業収益合計 ※2 24,238 ※2 36,003
    営業費
    一般管理費 ※1 7,953 ※1 9,307
    営業費合計 ※2 7,953 ※2 9,307
    営業利益 16,284 26,695
    営業外収益
    受取利息及び配当金 8,600 9,801
    その他 978 1,805
    営業外収益合計 ※2 9,578 ※2 11,606
    営業外費用
    支払利息 6,795 6,816
    その他 1,046 1,219
    営業外費用合計 ※2 7,842 ※2 8,036
    経常利益 18,021 30,265
    特別利益
    投資有価証券売却益 1,831
    債務保証損失引当金戻入額 ※3 39,498
    特別利益合計 1,831 39,498
    特別損失
    債務保証損失引当金繰入額 3,837
    特別損失合計 3,837
    税引前当期純利益 16,015 69,764
    法人税、住民税及び事業税 27 26
    法人税等調整額 218 24
    法人税等合計 246 51
    当期純利益 15,768 69,713
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本 合計
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金 合計 利益準備金 その他利益 剰余金 利益剰余金 合計
    繰越利益 剰余金
    当期首残高 99,474 149,258 149,258 280 306,739 307,019 △47,077 508,675
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,125 △12,125 △12,125
    当期純利益 15,768 15,768 15,768
    自己株式の取得 △53 △53
    自己株式の処分 0 0 101 101
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 0 0 3,643 3,643 48 3,691
    当期末残高 99,474 149,258 0 149,258 280 310,382 310,662 △47,029 512,366
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 6,112 6,112 514,787
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,125
    当期純利益 15,768
    自己株式の取得 △53
    自己株式の処分 101
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 121 121 121
    当期変動額合計 121 121 3,813
    当期末残高 6,233 6,233 518,600

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本 合計
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金 合計 利益準備金 その他利益 剰余金 利益剰余金 合計
    繰越利益 剰余金
    当期首残高 99,474 149,258 0 149,258 280 310,382 310,662 △47,029 512,366
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,113 △12,113 △12,113
    当期純利益 69,713 69,713 69,713
    自己株式の取得 △3,476 △3,476
    自己株式の処分 0 0 346 346
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 0 0 57,599 57,599 △3,130 54,469
    当期末残高 99,474 149,258 0 149,258 280 367,982 368,262 △50,160 566,836
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 評価・換算差額等合計
    当期首残高 6,233 6,233 518,600
    当期変動額
    剰余金の配当 △12,113
    当期純利益 69,713
    自己株式の取得 △3,476
    自己株式の処分 346
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 3,168 3,168 3,168
    当期変動額合計 3,168 3,168 57,637
    当期末残高 9,402 9,402 576,238
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1 資産の評価基準及び評価方法

    (1) 有価証券

    ① 子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法による原価法によっています。

    ② その他の関係会社有価証券

    移動平均法による原価法によっています。

    ただし、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資については、当該組合の財産の持分相当額を計上しています。

    ③ その他有価証券

    a 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    b 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    ただし、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資については、当該組合の財産の持分相当額を計上しています。

    2 引当金の計上基準

    (1) 債務保証損失引当金

    債務保証に係る損失に備えるため、被保証者の財政状態等を勘案し、損失負担見込額を計上しています。

    (2) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しています。

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    過去勤務費用については、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しています。

    数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しています。

    3 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    (1) 退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっています。

    (2) グループ通算制度の適用

    グループ通算制度を適用しています。

    (重要な会計上の見積り)

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

     債務保証損失引当金

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    債務保証損失引当金  39,498百万円

    (2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

    ㈱阪急阪神ホテルズの借入金に対して債務保証を行っています。当該債務保証に関して、同社の財政状態等を勘案して損失負担を見積もった結果、債務超過相当額を貸借対照表に計上しています。

    ② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    当社の損失負担の前提となる㈱阪急阪神ホテルズの財政状態等については、同社の中期経営計画を基礎とした会計上の見積りが含まれています。

    ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響

    同社の中期経営計画は、今後の新型コロナウイルスの感染状況に加え、他の将来の不確実な経済状況や市場価額の変動によって影響を受ける可能性があります。その結果、同社の財政状態等に変動がある場合には、当社の翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

     該当事項はありません。

    (表示方法の変更)

    (損益計算書)

     当事業年度より、当社の経営成績をより適切に表示するために、営業外収益の「その他」に含めて表示していた収益の一部を、営業収益の「その他」に表示しています。

     この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の損益計算書の組替えを行っています。

    (追加情報)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

    「1 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(追加情報)」に記載のとおりです。

    (貸借対照表関係)

    ※1 担保資産及び担保付債務

    第三者の借入金等に対して、投資有価証券(前事業年度537百万円、当事業年度537百万円)を担保に供しています。また、当社の子会社である阪急電鉄㈱から鉄道事業固定資産の一部(鉄道財団)について担保提供を受けています。当該鉄道財団によって担保されている債務は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (流動負債) 短期借入金 (固定負債) 長期借入金 3,522 21,819 3,395 18,423
    合計 25,341 21,819

    ※2 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    短期金銭債権 185,434 152,762
    長期金銭債権 731,165 802,698
    短期金銭債務 6,280 5,807
    長期金銭債務 1,075 1,955

    3 偶発債務

    下記の会社の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    ㈱阪急阪神ホテルズ※① 60,301 ㈱阪急阪神ホテルズ 99,800
    阪神電気鉄道㈱※② 14,491 阪神電気鉄道㈱※② 12,787
    阪急電鉄㈱※③ 12,640 阪急電鉄㈱※③ 11,583
    北大阪急行電鉄㈱※④ 3,639 北大阪急行電鉄㈱※④ 3,248
    ㈱阪急交通社 1,087 ㈱阪急交通社 1,082
    ㈱阪急阪神ビジネストラベル 1 ㈱阪急阪神ビジネストラベル 1
    合計 92,161 合計 128,502

    ※① 債務保証額99,800百万円から債務保証損失引当金39,498百万円を控除した金額を記載しています。

    ※② 阪急電鉄㈱と連帯保証を行っています。

    ※③ 阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    ※④ 阪急電鉄㈱及び阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    (損益計算書関係)

    ※1 一般管理費の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    人件費 3,350 3,810
    経費 4,115 4,869
    諸税 159 185
    減価償却費 328 442
    合計 7,953 9,307

    ※2 関係会社との取引高

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業取引による取引高
    営業収益 24,135 35,941
    営業費 3,189 3,858
    営業取引以外の取引による取引高 8,671 15,720

    ※3 債務保証損失引当金戻入額

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

     当社は、2021年3月期より株式会社阪急阪神ホテルズの財政状態の見通しを踏まえ、債務保証損失引当金を計上していました。2024年4月に、株式会社阪急阪神ホテルズの資産保有と経営・運営を分離する組織再編を実施することなどにより、保証債務の履行に伴う損失の発生可能性が著しく低下したため、債務保証損失引当金戻入額39,498百万円を特別利益に計上しました。

    (有価証券関係)

    子会社株式及び関連会社株式

    前事業年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 貸借対照表計上額 時価 差額
    関連会社株式 31,545 143,539 111,994

    当事業年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 貸借対照表計上額 時価 差額
    子会社株式 11,219 11,586 366
    関連会社株式 31,241 146,828 115,586

    (注)上記に含まれない市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

    (単位:百万円)

    区分 前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    子会社株式 544,529 544,529
    関連会社株式 655 655
    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    税務上の関係会社株式受贈益 55,122百万円 55,122百万円
    関係会社株式評価損 5,943 5,943
    退職給付引当金 2,100 2,079
    債務保証損失引当金 12,078
    その他 394 353
    繰延税金資産 小 計 75,639 63,498
    評価性引当額 △73,673 △61,580
    繰延税金負債との相殺 △1,965 △1,918
    繰延税金資産 合 計
    (繰延税金負債)
    その他有価証券評価差額金 △2,745 △4,141
    譲渡損益調整益 △479 △479
    その他 △22 △0
    繰延税金負債 小 計 △3,248 △4,621
    繰延税金資産との相殺 1,965 1,918
    繰延税金負債 合 計 △1,283 △2,703
    繰延税金負債の純額 △1,283 △2,703

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調 整)
    交際費等永久に 損金に算入されない項目 0.9 0.5
    受取配当金等永久に 益金に算入されない項目 △37.9 △13.6
    評価性引当額 8.0 △17.3
    その他 △0.1 △0.1
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 1.5 0.1

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

      「1 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(税効果会計関係)」に記載のとおりです。

    (重要な後発事象)

    (自己株式の取得)

    当社は、2024年5月14日開催の取締役会において、以下のとおり、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議しました。

    1 自己株式の取得を行う理由

    株主還元の充実及び資本効率の向上を図るため

    2 取得に係る事項の内容

    (1) 取得対象株式の種類   当社普通株式

    (2) 取得し得る株式の総数  200万株(上限)

    (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.83%)

    (3) 株式の取得価額の総額  71億円(上限)

    (4) 取得期間        2024年5月22日~2024年9月20日

    (5) 取得方法        東京証券取引所における市場買付

    ④【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】

    (単位:百万円)

    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期末減価償却累計額又は償却累計額 当期償却額 差引 当期末残高
    有形固定資産
    建物 - - - 2 0 0 2
    工具、器具及び備品 - - - 158 42 11 116
    建設仮勘定 - - - 94 - - 94
    有形固定資産合計 - - - 255 42 11 212
    無形固定資産
    商標権 - - - 5 2 0 2
    ソフトウエア - - - 1,891 677 288 1,213
    ソフトウェア仮勘定 - - - 935 - - 935
    その他 - - - 812 468 141 343
    無形固定資産合計 - - - 3,643 1,148 430 2,495
    長期前払費用 27 2 5 24 - - 24

    (注)有形固定資産及び無形固定資産の金額が、資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しています。

    【引当金明細表】

    (単位:百万円)

    科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
    債務保証損失引当金 39,498 39,498
    役員株式給付引当金 403 116 141 379

    (2)【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。

    (3)【その他】

    該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り・売渡し
    取扱場所 (特別口座) 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 三菱UFJ信託銀行(株) 大阪証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行(株)
    取次所 ―――――
    買取・売渡手数料 無料
    公告掲載方法 電子公告とします。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告ができない場合は、日本経済新聞に掲載する方法とします。 公告掲載URL https://www.hankyu-hanshin.co.jp/ir/
    株主に対する特典 毎年3月31日及び9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対してその所有株式数に応じて次のとおり優待を実施しています。
    優待基準 株主優待回数乗車証(阪急・阪神共通回数カード) 株主優待乗車証 (全線パス) グループ 優待券 100株~ 199株  2回カード×1枚(2回乗車分) ――― 1冊 200株~  479株   4回カード×1枚(4回乗車分) ――― 480株~  999株   4回カード×3枚(12回乗車分) ――― 1,000株~  1,999株   25回カード×1枚(25回乗車分) ――― 2,000株~  6,199株   30回カード×2枚(60回乗車分) ――― 6,200株~ 9,799株 ①30回カード×2枚(60回乗車分) ――― ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚  9,800株~ 15,999株 ①10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス1枚  ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚  16,000株~  199,999株   10回カード×1枚(10回乗車分)   阪急電車全線パス1枚+  阪神電車全線パス1枚 200,000株以  上   10回カード×1枚(10回乗車分)   阪急電車全線パス10枚+  阪神電車全線パス10枚 優待基準 株主優待回数乗車証(阪急・阪神共通回数カード) 株主優待乗車証 (全線パス) グループ 優待券 100株~ 199株 2回カード×1枚(2回乗車分) ――― 1冊 200株~ 479株 4回カード×1枚(4回乗車分) ――― 480株~ 999株 4回カード×3枚(12回乗車分) ――― 1,000株~ 1,999株 25回カード×1枚(25回乗車分) ――― 2,000株~ 6,199株 30回カード×2枚(60回乗車分) ――― 6,200株~ 9,799株 ①30回カード×2枚(60回乗車分) ――― ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚 9,800株~ 15,999株 ①10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス1枚 ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚 16,000株~ 199,999株 10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス1枚+  阪神電車全線パス1枚 200,000株以 10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス10枚+  阪神電車全線パス10枚
    優待基準 株主優待回数乗車証(阪急・阪神共通回数カード) 株主優待乗車証 (全線パス) グループ 優待券
    100株~ 199株 2回カード×1枚(2回乗車分) ――― 1冊
    200株~ 479株 4回カード×1枚(4回乗車分) ―――
    480株~ 999株 4回カード×3枚(12回乗車分) ―――
    1,000株~ 1,999株 25回カード×1枚(25回乗車分) ―――
    2,000株~ 6,199株 30回カード×2枚(60回乗車分) ―――
    6,200株~ 9,799株 ①30回カード×2枚(60回乗車分) ―――
    ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚
    9,800株~ 15,999株 ①10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス1枚
    ※①②のいずれかを選択 ②10回カード×1枚(10回乗車分) 阪神電車全線パス1枚
    16,000株~ 199,999株 10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス1枚+  阪神電車全線パス1枚
    200,000株以 10回カード×1枚(10回乗車分) 阪急電車全線パス10枚+  阪神電車全線パス10枚
    (1) 阪急電車全線パスの通用区間:阪急電車線全線(神戸高速線を除く。)(2) 阪神電車全線パスの通用区間:阪神電車線全線(神戸高速線を除く。)(3) 阪急・阪神共通回数カードの通用区間:阪急電車線及び阪神電車線全線(いずれも神戸高速線を除く。)(4) グループ優待券:入場券、宿泊・飲食割引券、その他の特別優待券など

    (注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、以下に掲げる権利以外の権利を行使することが出来ない

    旨を定款で定めています。

    (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利

    (2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利

    (3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利

    (4) 単元未満株式の売渡請求をする権利

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

    当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

    (1) 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に提出した書類

     当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しています。

    ① 有価証券報告書 事業年度 自 2022年 4月 1日 2023年 6月19日
    及びその添付書類 (第185期) 至 2023年 3月31日 関東財務局長に提出
    並びに確認書
    ② 内部統制報告書及びその添付書類 2023年 6月19日
    関東財務局長に提出
    ③ 四半期報告書及び確認書 第186期 第1四半期 自 2023年 4月 1日 2023年 8月10日
    至 2023年 6月30日
    第186期 第2四半期 自 2023年 7月 1日 2023年11月10日
    至 2023年 9月30日
    第186期 第3四半期 自 2023年10月 1日 2024年 2月 9日
    至 2023年12月31日 関東財務局長に提出
    ④ 臨時報告書
    金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書です。 2023年 6月19日 2024年 6月17日 関東財務局長に提出
    金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異動)の規定に基づく臨時報告書です。 2023年 8月 1日 関東財務局長に提出
    金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象)の規定に基づく臨時報告書です。 2024年 5月14日
    2024年 6月14日
    関東財務局長に提出
    ⑤ 発行登録書(社債)及びその添付書類 2024年 6月17日
    関東財務局長に提出
    ⑥ 発行登録追補書類(社債) 2023年 7月 7日
    2024年 2月22日
    近畿財務局長に提出
    ⑦ 訂正発行登録書(社債) 2023年 6月19日
    2023年 8月 1日
    2024年 1月25日
    2024年 5月14日
    2024年 6月14日
    関東財務局長に提出
    ⑧ 自己株券買付状況報告書 2023年 7月13日
    2024年 6月12日
    関東財務局長に提出

    (2) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

     連結子会社のうち、主要な連結子会社以外のものに係る管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異は、次のとおりです。

    当事業年度 補足説明
    名称 管理職に 占める 女性労働者の割合 (%) (注)1 男性労働者の育児休業取得率(%) 労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1
    全労働者 うち 正規雇用 労働者 うち パート・ 有期労働者 全労働者 うち 正規雇用 労働者 うち パート・ 有期労働者
    阪急バス㈱ 3.3 115.8 (注)3 42.0 83.7 43.0 (注)4
    阪神バス㈱ 48.6 79.7 43.0 (注)5
    阪急観光バス㈱ 77.1 79.7 66.7 (注)6
    阪急コミューターバスマネジメント㈱ 50.0 (注)1 126.9 77.7 93.7 (注)7
    阪急タクシー㈱ 63.0 78.1 53.4 (注)8
    阪神タクシー㈱ 65.0 91.2 52.1 (注)9
    ㈱エキ・リテール・サービス阪急阪神 18.2 100.0 100.0 (注)1 67.7 87.5 93.7 (注)10
    ㈱阪急スタイルレーベルズ 75.0 63.8 83.7 73.2 (注)11
    ㈱阪神ステーションネット 80.0
    阪急阪神ビルマネジメント㈱ 40.0 (注)2 84.6 84.5 89.1 (注)12
    阪急阪神ハイセキュリティサービス㈱ 0.0 0.0 (注)1 81.6 77.4 88.3 (注)13
    阪急阪神クリーンサービス㈱ 0.0 (注)2 77.7 80.6 83.9 (注)14
    ㈱阪急阪神ハウジングサポート 80.4 71.3 70.8 (注)15
    ㈱阪神ホテルシステムズ 27.5 78.3 85.6 82.0 (注)16
    ㈱阪神コンテンツリンク 12.9 63.4 73.2 82.9 (注)17
    ㈱宝塚舞台 74.4 76.8 58.3 (注)18
    アイテック阪急阪神㈱ 77.3 (注)3 71.6 80.3 69.3 (注)19
    ユミルリンク㈱ 12.5 100.0 100.0 (注)1 (注)20
    ㈱ベイ・コミュニケーションズ 50.0 50.0 (注)1 (注)21
    ㈱ミマモルメ 11.8 (注)22
    ㈱阪急トラベルサポート 24.2 75.5 69.7 86.3 (注)23
    ㈱阪急阪神ビジネストラベル 16.7 (注)24
    ㈱阪急阪神ロジパートナーズ 0.0 28.6 28.6 (注)1 (注)25
    ㈱阪急阪神ビジネスアソシエイト 100.0

    (注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。

    2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。

    3 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」

    (平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。

    4 阪急バス㈱のデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職30名のうち女性管理職は1名です。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・育児目的休暇として「配偶者分娩休暇」の取得実績を含めています。

    ・前年度中に育児休業もしくは育児目的休暇を取得した男性労働者の総数が、前年度中に子が生まれた男性労働者数を上回っているため、100%を超えた数値となっています。

    <男女の賃金の差異>

    ・雇用区分に関わらず労務構成上男性が多くなっています。

    ・女性は正規雇用労働者よりもパート・有期労働者が多い(正規51名、パート・有期114名)です。

    ・雇用区分に関わらず運転士は男性の割合が多く(男性1,603名、女性31名)、女性は事務職に多いです。

    ・運転士は乗務手当が支払われる(事務職は手当なし)ため、差異の要因になっています。

    5 阪神バス㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・全労働者469人のうち男性労働者が459人(約97.9%)であり、男性の構成比率が高いです。

    ・昇格や昇給要件に男女の差異はありませんが、女性の平均勤続年数は、男性労働者に比べて短くなっており差異の要因となっています。

    [パート・有期労働者]

    ・女性労働者は全員が短時間(アルバイト)雇用の非乗務職ですが、他方、男性労働者は大半がフルタイム(嘱託)雇用の乗務職であるため、業務内容、経験年数及び労働時間の差による処遇の違いが差異の要因となっています。

    6 阪急観光バス㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    ・職種について、乗務職と事務職に分かれますが、全労働者のうち乗務職の男性運転士が約70%を占めています。運転士は拘束時間、走行距離やハイシーズン中の運転に付随する諸手当が支払われるため、事務職との給与差異が発生する原因の一つと考えられます。

    7 阪急コミューターバスマネジメント㈱のデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・2023年度中に子が生まれた男性従業員は0名だったため「-」と記載しています。

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・雇用区分別の社員数、男女の比率および給与水準の分布に偏りがあるため、雇用区分別にみると女性の賃金水準が低く算出されますが、全労働者の集計では女性の賃金水準のほうが高く算出されます。

    [正規雇用労働者]

    ・昇格要件に男女の差異はありませんが、運転士の欠員による突発的な時間外業務を女性と比較して男性が多く担うことがあり、賃金差異が発生する要因の一つとなっています。

    [パート・有期労働者]

    ・運転士の構成比率が高く、運転士は顧客先によって就業時間及び労働時間数が異なるため、男女別ではなく個別に賃金の差異が発生します。

    8 阪急タクシー㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・昇格要件に男女の差異はありません。

    ・全労働者のうち、約90%を占める現業職(乗務員、配車指令等)は、時間外・休日労働による手当、および労務給・歩合給などの成果給要素が強くなります。

    ・男性は女性よりも平均労働時間が長いため、時間外・休日労働による手当が高く、併せて、個人の売上高が高く出る傾向にあります。その結果、歩合給も男性が高くなりやすいため、差異の要因につながっていると考えられます。

    [パート・有期労働者]

    ・パート・有期労働者の中には短時間労働者の女性が多く在籍しています。労働時間1時間当たりの男女の賃金の差異は、全労働者88.7% 正規雇用90.5% 非正規雇用86.2%です。

    9 阪神タクシー㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・社員(一般)の男女差異は96.7%(試雇および管理職は女性該当者なし)です。

    [パート・有期労働者]

    ・嘱託労働者の男女差異は85.6%、パート労働者の男女差異は98.8%です。

    10 ㈱エキ・リテール・サービス阪急阪神のデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性11人、女性2人)。

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・2023年度は配偶者が出産した男性労働者が2名おり、2名とも育児休業を取得したので、取得率が100%となりました。

    <男女の賃金の差異>

    ・昇格要件に男女の差異はありませんが、育児のために短縮勤務を利用している女性労働者が多いです(女性29人のうち4人が短縮勤務中)。

    ・相対的に賃金水準が高い役職者(現場店長・統括マネージャー等)に女性が少ないです。

    11 ㈱阪急スタイルレーベルズのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性1人、女性3人)。

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・女性従業員に育児等による時短勤務者がいます(女性334人のうち22人)。

    [パート・有期労働者]

    ・女性従業員に勤務時間数の少ない学生アルバイトや、育児等による時短勤務者が多数います。なお、男性従業員には再雇用者を含みます。

    12 阪急阪神ビルマネジメント㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    ・賃金制度に男女の差異はありませんが、男性と比較して女性の勤続年数が短いです。

    13 阪急阪神ハイセキュリティサービス㈱のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    ・昇格要件に男女の差異はありませんが、深夜勤務に従事する女性が少なく、夜業手当が支給されないことが男女の賃金差異が発生する原因の一つと考えられます。

    14 阪急阪神クリーンサービス㈱のデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・配偶者が出産した男性労働者は2名いますが、いずれも当事業年度中は未取得でした。

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・男性の構成比率が約70%と多く、また、女性役職者も少数です。

    [パート・有期労働者]

    ・時間外・深夜勤務に従事するのは男性が多いです。

    15 ㈱阪急阪神ハウジングサポートのデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・男性の構成比率が約70%と高いです。

    [正規雇用労働者]

    ・女性は事務職が大半であり、相対的に賃金水準が高い管理職の割合が少ないです。

    [パート・有期労働者]

    ・一般労働者と現業労働者が混在しており、一般労働者は再雇用制度に該当する男性労働者の比率が高いです。

    16 ㈱阪神ホテルシステムズのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性29人、女性11人)。

    <男女の賃金の差異>

    ・女性の時給制アルバイト(パートタイマー)が増加したため、結果として「全労働者」においてはやや差異が出ていますが、昇格要件に男女の差異はなく、正規雇用については、それほど大きな差異はありません。

    17 ㈱阪神コンテンツリンクのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性27人、女性4人)。

    <男女の賃金の差異>

    ・賃金水準が高い正規雇用労働者166人のうち、男性が99人(約59.6%)と、男性の構成比率が高いです。

    ・昇格要件に男女の差異はありませんが、賃金水準の高い管理職は男性が多い(正規雇用労働者の27%が管理職、うち女性は6.0%)です。

    18 ㈱宝塚舞台のデータに関する補足情報

    <男女の賃金の差異>

    [全労働者]

    ・昇格要件に男女の差異はありませんが、育児のために短縮勤務を利用している労働者がいます。

    ・管理監督者は全員男性です。

    [パート・有期労働者]

    ・女性労働者の大半が時給契約のため、女性1人当たりの賃金が低く算出されています。

    19 アイテック阪急阪神㈱のデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・2021年10月より、配偶者分娩休暇を拡充するとともに、積立失効年休を育児休暇として使用できる制度を設け、これらを育児目的休暇の取得実績に含めています。

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・過去の新卒採用者に女性が少なかったため、相対的に賃金水準が高い管理職に昇職する年代に女性社員が少ないです。

    [パート・有期労働者]

    ・キャリア採用社員や嘱託社員に女性が少ないです。

    20 ユミルリンク㈱のデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性7人、女性1人)。

    21 ㈱ベイ・コミュニケーションズのデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・男性育休が浸透してきた事により、若手層を中心に育児に参画する方が増えています。取得期間も2ヶ月や1年間と伸びています。また、会社独自の育児目的休暇(ベビー休暇)を含めると100%取得しています。

    22 ㈱ミマモルメのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性15人、女性2人)。

    23 ㈱阪急トラベルサポートのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・管理職層における男女の人員構成が異なります(男性25人、女性8人)。

    <男女の賃金の差異>

    [正規雇用労働者]

    ・昇格要件に男女の差はありませんが、相対的に賃金水準が高い管理職において、男性労働者の割合が多いです。

    24 ㈱阪急阪神ビジネストラベルのデータに関する補足情報

    <管理職に占める女性労働者の割合>

    ・2025年までに女性管理職10%を目標としており昨年度より管理職候補者に対する働きかけを強化しています。

    ・2023年度については女性管理職1名を登用しています。

    25 ㈱阪急阪神ロジパートナーズのデータに関する補足情報

    <男性労働者の育児休業取得率>

    ・データには含めていませんが、配偶者分娩休暇は対象となる男性労働者のほとんどが取得しています。

    26 提出会社及び主要な連結子会社については、「第1 企業の概況」の「5 従業員の状況」「(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

    第1【保証会社情報】

    1【保証の対象となっている社債】

    銘柄 保証会社 発行年月日 券面総額 (百万円) 償還額 (百万円) 提出日の前月末現在の未償還残高 (百万円) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名
    阪急阪神ホールディングス㈱ 第46回無担保社債 阪急電鉄㈱ 阪神電気鉄道㈱ 2013年 10月25日 10,000 10,000
    阪急阪神ホールディングス㈱ 第47回無担保社債 同上 2014年 7月18日 10,000 10,000

    2【継続開示会社たる保証会社に関する事項】

    該当事項はありません。

    3【継続開示会社に該当しない保証会社に関する事項】

    Ⅰ 会社名、代表者の役職氏名及び本店の所在の場所

    (阪急電鉄株式会社)

    会社名 阪急電鉄株式会社
    代表者の役職氏名 代表取締役社長 嶋田 泰夫
    本店の所在の場所 大阪府池田市栄町1番1号 大阪市北区芝田一丁目16番1号(本社事務所)

    (阪神電気鉄道株式会社)

    会社名 阪神電気鉄道株式会社
    代表者の役職氏名 代表取締役社長 久須 勇介
    本店の所在の場所 大阪市福島区海老江1丁目1番24号

    Ⅱ 企業の概況

    (阪急電鉄株式会社)

    ① 主要な経営指標等の推移(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 連結経営指標等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    回次 第31期 第32期 第33期 第34期 第35期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 262,501 193,046 215,156 238,063 253,317
    経常利益 (百万円) 47,814 6,468 20,830 31,070 40,766
    親会社株主に帰属する 当期純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) (百万円) 30,976 △1,949 11,716 20,229 35,849
    包括利益 (百万円) 29,335 246 9,476 19,630 39,197
    純資産額 (百万円) 276,575 253,408 260,957 270,373 294,858
    総資産額 (百万円) 1,178,832 1,211,805 1,238,075 1,277,679 1,294,571
    1株当たり純資産額 (千円) 337,351 310,153 319,677 331,339 361,905
    1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) (千円) 38,721 △2,436 14,646 25,287 44,811
    自己資本比率 (%) 22.9 20.5 20.7 20.7 22.4
    自己資本利益率 (%) 11.4 △0.8 4.7 7.8 12.9
    従業員数 [平均臨時従業員数] (人) 7,978 [2,023] 7,795 [1,948] 7,742 [1,881] 7,564 [1,740] 7,444 [1,719]

    (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    2 株価収益率については、当社の株式が非上場で株価が把握できないため記載していません。

    3 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    4 平均臨時従業員数については、従業員数の外数で記載しています。

    5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第33期の期首から適用しており、第33期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    6 当社の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。ただし、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    (2) 保証会社の経営指標等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    回次 第31期 第32期 第33期 第34期 第35期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 187,371 142,508 158,941 176,054 187,680
    経常利益 (百万円) 42,085 11,382 20,787 28,247 35,090
    当期純利益 (百万円) 27,854 2,624 12,668 18,268 32,471
    資本金 (百万円) 100 100 100 100 100
    発行済株式総数 (株) 800 800 800 800 800
    純資産額 (百万円) 220,946 201,467 211,529 219,233 237,049
    総資産額 (百万円) 1,051,824 1,079,622 1,101,901 1,129,652 1,157,614
    1株当たり純資産額 (千円) 276,183 251,834 264,411 274,042 296,311
    1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額) (千円) 27,854 (-) 2,624 (-) 12,668 (-) 18,268 (-) 32,471 (-)
    1株当たり当期純利益 (千円) 34,818 3,280 15,835 22,836 40,589
    自己資本比率 (%) 21.0 18.7 19.2 19.4 20.5
    自己資本利益率 (%) 12.5 1.2 6.1 8.5 14.2
    配当性向 (%) 80.0 80.0 80.0 80.0 80.0
    従業員数 [平均臨時従業員数] (人) 3,058 [326] 3,052 [335] 3,062 [324] 3,077 [289] 3,055 [267]

    (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    2 株価収益率、株主総利回り、最高株価及び最低株価については、当社の株式が非上場で株価が把握できないため記載していません。

    3 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    4 平均臨時従業員数については、従業員数の外数で記載しています。

    5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第33期の期首から適用しており、第33期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    6 当社の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。ただし、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    ② 沿革(保証会社:阪急電鉄㈱)

    年月 摘要
    1989年12月 ㈱アクトシステムズを設立(資本金10百万円)
    2004年 3月 株主割当増資(新資本金100百万円)
    3月 阪急電鉄分割準備㈱に商号変更するとともに、本店を大阪府池田市に移転
    2005年 4月 会社分割により、鉄道事業その他のすべての営業を阪急電鉄㈱より承継するとともに、商号を阪急電鉄㈱に変更(同時に阪急電鉄㈱は商号を阪急ホールディングス㈱(現 阪急阪神ホールディングス㈱)に変更)
    2018年 4月 会社分割等により、不動産事業を阪急不動産㈱に移管するとともに、阪急不動産㈱の商号を阪急阪神不動産㈱に変更

    ③ 事業の内容(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社グループは、親会社であり純粋持株会社である阪急阪神ホールディングス㈱、当社、子会社29社及び関連会社6社で構成され、その営んでいる主要な事業の内容及びセグメント情報との関連は、次のとおりです。

    (当社及び子会社)

    (1) 都市交通事業

    事業の内容 主要な会社名
    鉄道事業 当社、能勢電鉄㈱、北大阪急行電鉄㈱
    自動車事業 阪急バス㈱、阪急タクシー㈱
    流通事業 当社、㈱阪急スタイルレーベルズ
    都市交通その他事業 アルナ車両㈱、阪急設計コンサルタント㈱

    (2) 不動産事業

    事業の内容 主要な会社名
    賃貸事業 当社
    分譲事業等 当社
    ホテル事業 ㈱有馬ビューホテル

    (3) エンタテインメント事業

    事業の内容 主要な会社名
    ステージ事業 当社、㈱宝塚クリエイティブアーツ、㈱梅田芸術劇場

    (注)「主要な会社名」には、当社及び主要な連結子会社を記載しています。

    (関連会社)

    事業の内容 主要な会社名
    鉄道事業 神戸高速鉄道㈱

    (注)「主要な会社名」には、主要な持分法適用関連会社を記載しています。

    ④ 関係会社の状況(保証会社:阪急電鉄㈱)

    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な 事業の内容 議決権の 所有(又は 被所有) 割合(%) 関係内容
    役員の 兼任等 資金の 貸付 営業上の取引等
    (親会社)
    阪急阪神ホールディングス㈱ ※1 大阪市 北区 99,474 純粋持株会社 (被所有) 100.0 債務保証等
    (連結子会社)
    阪急バス㈱ ※2 大阪府 豊中市 100 自動車事業 100.0 土地の貸付
    ㈱宝塚クリエイティブアーツ ※2 兵庫県 宝塚市 70 ステージ事業 100.0 宝塚歌劇 関連商品の 制作・販売
    その他 19社
    (持分法適用関連会社)
    神戸高速鉄道㈱ 神戸市 中央区 100 鉄道事業 25.9 債務保証等
    その他 4社

    (注)1 ※1:有価証券報告書を提出している会社です。

    2 ※2:特定子会社に該当しています。

    ⑤ 従業員の状況(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 連結会社の状況

    2024年3月31日現在

    セグメントの 名称 都市交通 不動産 エンタ テイン メント その他 全社 (共通) 合計
    従業員数 (人) 6,576 [1,517] 83 [70] 672 [99] 66 [21] 47 [12] 7,444 [1,719]

    (注)1 従業員数は就業人員であり、出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。

    2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しています。

    3 臨時従業員には、契約社員、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いています。

    (2) 保証会社の状況

    2024年3月31日現在

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    3,055[267] 42.3 20.2 7,460,544
    セグメントの 名称 都市交通 不動産 エンタ テイン メント 全社 (共通) 合計
    従業員数 (人) 2,927 [214] - [-] 81 [41] 47 [12] 3,055 [267]

    (注)1 従業員数は就業人員であり、関係会社等出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。

    2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しています。

    3 臨時従業員には、契約社員、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いています。

    4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

    5 当社の不動産事業に関する業務については、グループ会社に委託しています。

    (3) 労働組合の状況

    阪急電鉄労働組合は、日本私鉄労働組合総連合会に加盟しています。なお、当社グループでは労使間において特記すべき事項はありません。

    (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

    (ⅰ) 当社

    当社の当事業年度の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第1 企業の概況」「5 従業員の状況」「(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    (ⅱ) 連結子会社

    連結子会社のうち、阪急バス㈱、阪急観光バス㈱、阪急コミュータ―バスマネジメント㈱、阪急タクシー㈱、㈱阪急スタイルレーベルズ、㈱宝塚舞台の当事業年度の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第7 提出会社の参考情報」「2 その他の参考情報」「(2) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    (阪神電気鉄道株式会社)

    ① 主要な経営指標等の推移(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 連結経営指標等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    回次 第199期 第200期 第201期 第202期 第203期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 217,008 168,489 180,969 207,361 232,881
    経常利益 (百万円) 29,486 4,735 13,294 23,555 33,253
    親会社株主に帰属する 当期純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) (百万円) 12,833 △420 5,754 14,197 19,737
    包括利益 (百万円) 11,042 2,808 7,237 23,375 27,323
    純資産額 (百万円) 191,602 186,612 194,284 215,396 235,201
    総資産額 (百万円) 432,946 452,681 483,544 491,255 513,403
    1株当たり純資産額 (円) 415.40 399.69 410.82 457.26 500.35
    1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) (円) 30.44 △1.00 13.65 33.67 46.81
    自己資本比率 (%) 40.5 37.2 35.8 39.2 41.1
    自己資本利益率 (%) 7.3 △0.2 3.3 7.7 9.8
    従業員数 [平均臨時従業員数] (人) 4,672 [1,381] 4,886 [1,217] 4,998 [1,199] 5,094 [1,217] 5,182 [1,242]

    (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    2 株価収益率については、当社の株式が非上場で株価が把握できないため記載していません。

    3 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    4 平均臨時従業員数については、従業員数の外数で記載しています。

    5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第201期の期首から適用しており、第201期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    6 当社の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。ただし、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    (2) 保証会社の経営指標等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    回次 第199期 第200期 第201期 第202期 第203期
    決算年月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
    営業収益 (百万円) 84,752 56,175 60,157 76,263 84,323
    経常利益 (百万円) 20,855 3,343 4,747 13,092 19,212
    当期純利益 (百万円) 9,372 1,444 2,223 9,110 13,104
    資本金 (百万円) 29,384 29,384 29,384 29,384 29,384
    発行済株式総数 (千株) 421,652 421,652 421,652 421,652 421,652
    純資産額 (百万円) 130,512 125,694 126,247 141,110 151,806
    総資産額 (百万円) 338,057 357,519 377,873 381,121 388,292
    1株当たり純資産額 (円) 309.53 298.10 299.41 334.66 360.03
    1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額) (円) 17.78 (-) 2.74 (-) 4.22 (-) 17.29 (-) 24.86 (-)
    1株当たり当期純利益 (円) 22.23 3.43 5.27 21.61 31.08
    自己資本比率 (%) 38.6 35.2 33.4 37.0 39.1
    自己資本利益率 (%) 7.0 1.1 1.8 6.8 8.9
    配当性向 (%) 80.0 80.0 80.0 80.0 80.0
    従業員数 [平均臨時従業員数] (人) 1,295 [81] 1,294 [79] 1,299 [75] 1,310 [66] 1,330 [54]

    (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    2 株価収益率、株主総利回り、最高株価及び最低株価については、当社の株式が非上場で株価が把握できないため記載していません。

    3 従業員数については、就業人員数を記載しています。

    4 平均臨時従業員数については、従業員数の外数で記載しています。

    5 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を第201期の期首から適用しており、第201期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっています。

    6 当社の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。ただし、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    ② 沿革(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    年月 摘要
    1899年 6月 摂津電気鉄道㈱として資本金150万円をもって設立
    7月 社名を阪神電気鉄道㈱と変更
    10月 創立登記
    1905年 4月 神戸(三宮)~大阪(出入橋)間の鉄道営業開始(1939年3月、梅田~元町間に拡大)
    1909年 9月 土地建物事業を開始
    1924年 1月 伝法線大物~伝法間の鉄道営業開始(1964年5月、尼崎~西九条間に拡大、西大阪線と改称。2009年3月、尼崎~大阪難波間に拡大、阪神なんば線と改称)
    8月 甲子園球場(現 阪神甲子園球場)を開設
    1929年 7月 甲子園娯楽場を開設(1997年3月、阪神パーク 甲子園住宅遊園となり、2003年3月、同住宅遊園を閉園)
    1933年 5月 六甲高山植物園を開設(1937年6月、六甲山カンツリーハウス(現 六甲山アスレチックパーク GREENIA)を開設、1964年1月、六甲山人工スキー場(現 六甲山スノーパーク)を開設、1994年7月、ホール・オブ・ホールズ六甲(現 ROKKO 森の音ミュージアム)を開設、2003年4月、阪神総合レジャー㈱<2013年10月、六甲摩耶鉄道㈱(現 六甲山観光㈱・現 連結子会社)と合併し解散>が六甲ガーデンテラスを開設(2003年9月、会社分割により、同社から承継))
    9月 三宮阪神ビルディングが竣工
    1935年12月 ㈱大阪野球倶楽部(現 ㈱阪神タイガース・現 連結子会社)を設立
    1942年11月 阪神土建工業㈱(現 ㈱ハンシン建設・現 連結子会社)を設立
    1943年11月 武庫川線武庫川~洲先間の鉄道営業開始(1984年4月、武庫川~武庫川団地前間に拡大)
    1948年11月 航空代理店営業を開始(1999年10月、国際航空貨物取扱業を阪神エアカーゴ㈱<1999年5月設立、2009年10月、㈱阪急エクスプレスと合併し、商号を㈱阪急阪神エクスプレスに変更>に営業譲渡)
    1949年 5月 東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部に当社株式を上場
    11月 阪神国道自動車㈱<1928年10月設立>の営業全部を譲り受け、自動車事業を直営で再開
    1963年 6月 大阪神ビルディングが竣工(同ビルで㈱阪神百貨店<1957年4月設立、同年6月、当社から百貨店部門の営業を譲り受け、1967年10月、大阪証券取引所市場第二部に、1969年2月、同市場第一部にそれぞれ上場(2005年9月上場廃止)。2008年10月、㈱阪急百貨店(現 ㈱阪急阪神百貨店)と合併し解散>を開業)
    1966年12月 中央電気工業㈱(現 中央電設㈱・現 連結子会社)に資本参加
    1968年 4月 神戸高速線の開通に伴い、山陽電気鉄道㈱と相互直通運転(大石~山陽須磨浦公園間)を開始(1998年2月、梅田(2019年10月、大阪梅田に改称)~山陽姫路間の直通特急の運転を開始)
    1987年 4月 鉄道事業法の施行に伴い、本線、西大阪線及び武庫川線において第1種鉄道事業の経営を開始
    7月 阪神エンジニアリング㈱の電子計算機事業部門を分離・独立し、アイテック阪神㈱(現 アイテック阪急阪神㈱・現 連結子会社)を設立
    1988年 4月 神戸高速線(元町~西代間(5.0km))において、第2種鉄道事業の経営を開始
    1989年 9月 ㈱阪神ブルーノート<2002年4月、㈱阪神エンタテインメントインタナショナル<1990年3月設立>と合併し、商号を㈱阪神コンテンツリンク(現 連結子会社)に変更>を設立
    1991年 4月 ㈱シティウェーブおおさか<2004年10月、阪神シティケーブル㈱<1989年12月設立>と合併し、商号を㈱ベイ・コミュニケーションズ(現 連結子会社)に変更>を当社ほか8社の共同出資により設立
    1992年10月 阪神不動産㈱<1970年5月、阪神ビルディング㈱<1951年6月設立>から商号変更、1971年8月、大阪証券取引所市場第二部に、1972年8月、同市場第一部にそれぞれ上場>を合併
    1996年 3月 阪神・淡路大震災(1995年1月発生)に伴う鉄道震災復旧工事が完了
    1997年 3月 梅田阪神第1ビルディング(ハービスOSAKA)が竣工・開業(1997年5月、同ビル内に㈱阪神ホテルシステムズ<1992年5月設立>(現 連結子会社)がホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」を開業)
    2003年 3月 商業施設「エビスタ西宮」が竣工・開業(同施設内に㈱阪神百貨店が西宮店を開業)
    2004年11月 梅田阪神第2ビルディング(ハービスENT)が竣工・開業
    2006年 9月 東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部において当社株式の上場廃止
    10月 阪急ホールディングス㈱(現 阪急阪神ホールディングス㈱)と経営統合、株式交換により同社の完全子会社化
    年月 摘要
    2007年10月 ㈱阪神百貨店と㈱阪急百貨店(現 エイチ・ツー・オー リテイリング㈱)との株式交換により㈱阪神百貨店を非子会社化
    2008年 4月 旅行業を会社分割により阪神航空㈱<2007年10月設立>(現 ㈱阪急阪神ビジネストラベル)に承継 阪急阪神ホールディングスグループにおける旅行・国際輸送事業の再編として、阪神航空㈱及び阪神エアカーゴ㈱の保有全株式を㈱阪急阪神交通社ホールディングス<2013年4月、㈱阪急阪神エクスプレスと合併し解散>に譲渡(非子会社化)し、両事業の経営を移管
    2009年 3月 阪神なんば線の新線区間(西九条~大阪難波間。第2種鉄道事業)が開通、近畿日本鉄道と相互直通運転(三宮(2014年4月、神戸三宮に改称)~近鉄奈良間)を開始
    2012年 2月 姫路ケーブルテレビ㈱(現 連結子会社)を株式取得により子会社化
    2018年 4月 2019年12月 2021年 9月 2022年 2月 2024年 4月 阪急阪神ホールディングスグループにおける不動産事業の再編として、不動産事業の一部を会社分割等により阪急不動産㈱(現 阪急阪神不動産㈱)に承継 大阪梅田ツインタワーズ・サウスのⅠ期棟が竣工(2018年6月、同ビル内に㈱阪急阪神百貨店が「阪神百貨店」を部分開業) BAN-BANネットワークス㈱(現 連結子会社)を株式取得により子会社化 大阪梅田ツインタワーズ・サウスのⅡ期棟の百貨店部分が竣工(2021年10月、同ビル内に㈱阪急阪神百貨店が「阪神百貨店」を先行開業) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスが全体竣工(2022年3月、同ビル内のオフィスゾーンが開業) 六甲ケーブル事業を上下分離方式に移行し、六甲ケーブル線(六甲ケーブル下~六甲山上間(1.7km))における第3種鉄道事業の経営を開始

    ③ 事業の内容(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社グループは、親会社であり純粋持株会社である阪急阪神ホールディングス㈱、当社、子会社28社及び関連会社7社で構成され、その営んでいる主要な事業の内容及びセグメント情報との関連は、次のとおりです。

    (当社及び子会社)

    (1) 都市交通事業

    事業の内容 主要な会社名
    鉄道事業 当社
    自動車事業 阪神バス㈱、阪神タクシー㈱
    都市交通その他事業 ㈱阪神ステーションネット

    (2) 不動産事業

    事業の内容 主要な会社名
    賃貸事業 当社
    分譲事業等 当社
    ホテル事業 ㈱阪神ホテルシステムズ

    (3) エンタテインメント事業

    事業の内容 主要な会社名
    スポーツ事業 当社、㈱阪神タイガース、㈱阪神コンテンツリンク

    (4) 情報・通信事業

    事業の内容 主要な会社名
    情報・通信事業 アイテック阪急阪神㈱、ユミルリンク㈱、㈱ベイ・コミュニケーションズ

    (5) 建設事業

    事業の内容 主要な会社名
    建設・環境事業 ㈱ハンシン建設、中央電設㈱、阪神園芸㈱

    (注)「主要な会社名」には、当社及び主要な連結子会社を記載しています。

          (関連会社)

    事業の内容 主要な会社名
    鉄道事業 神戸高速鉄道㈱、西大阪高速鉄道㈱

    (注)「主要な会社名」には、主要な持分法適用関連会社を記載しています。

    ④ 関係会社の状況(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な 事業の内容 議決権の 所有(又は 被所有) 割合(%) 関係内容
    役員の 兼任等 資金の 貸付 営業上の取引等
    (親会社)
    阪急阪神ホールディングス㈱ ※1 大阪市 北区 99,474 純粋持株会社 (被所有) 100.0 債務保証等
    (連結子会社)
    阪神バス㈱ 兵庫県 尼崎市 90 自動車事業 100.0 土地、建物の 賃貸等
    ㈱阪神ホテルシステムズ 大阪市北区 100 ホテル事業 100.0 建物の賃貸等
    ㈱阪神タイガース ※4 兵庫県 西宮市 48 スポーツ事業 100.0 野球場の賃貸等
    アイテック阪急阪神㈱ ※4 大阪市 福島区 200 情報・通信 事業 55.7 列車運行管理 システムの 保守管理等
    ユミルリンク㈱ ※1 東京都 渋谷区 273 情報・通信 事業 (51.8) 51.8
    ㈱ベイ・コミュニケーションズ※2,3 大阪市 福島区 4,000 情報・通信 事業 45.0 土地、建物の 賃貸等
    ㈱ハンシン建設 大阪市 西淀川区 400 建設・環境 事業 100.0 軌道施設の建設補修等
    その他 18社
    (持分法適用関連会社)
    神戸高速鉄道㈱ 神戸市 中央区 100 鉄道事業 25.9 債務保証等
    その他 4社

    (注)1 「議決権の所有割合」欄の上段( )は、内数で間接所有割合です。

    2 ※1:有価証券報告書を提出している会社です。

    3 ※2:特定子会社に該当しています。

    4 ※3:持分は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としています。

    5 ※4:㈱阪神タイガース、アイテック阪急阪神㈱については、連結営業収益に占める営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く。)の割合が10%を超えています。

    (主要な損益情報等)

    (単位:百万円)

    会社名 営業収益 経常利益 当期純利益 純資産額 総資産額
    ㈱阪神タイガース 29,253 4,283 2,659 11,346 24,932
    アイテック阪急阪神㈱ 35,183 2,331 1,537 18,647 33,318

    ⑤ 従業員の状況(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 連結会社の状況

    2024年3月31日現在

    セグメントの 名称 都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 建設 全社 (共通) 合計
    従業員数 (人) 1,889 [352] 273 [128] 490 [304] 1,830 [310] 585 [141] 115 [7] 5,182 [1,242]

    (注)1 従業員数は就業人員であり、出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。

    2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しています。

    3 臨時従業員には、契約社員、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いています。

    (2) 保証会社の状況

    2024年3月31日現在

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    1,330[54] 41.4 19.1 6,216,013
    セグメントの 名称 都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 建設 全社 (共通) 合計
    従業員数 (人) 1,155 [27] - [-] 49 [20] 7 [-] 4 [-] 115 [7] 1,330 [54]

    (注)1 従業員数は就業人員であり、関係会社等出向社員を除き、受入出向社員を含んでいます。

    2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しています。

    3 臨時従業員には、契約社員、嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いています。

    4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

    5 当社の不動産事業に関する業務については、グループ会社に委託しています。

    (3) 労働組合の状況

    阪神電気鉄道労働組合は、日本私鉄労働組合総連合会に加盟しています。なお、当社グループでは労使間において特記すべき事項はありません。

    (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

    (ⅰ) 当社

     当社の当事業年度の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の

    男女の賃金の差異は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一

    部 企業情報」「第1 企業の概況」「5 従業員の状況」「(3) 管理職に占める女性労働者の割

    合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    (ⅱ) 連結子会社

     連結子会社のうち、阪神バス㈱、阪神タクシー㈱、㈱阪神ステーションネット、㈱阪神ホテルシステムズ、㈱阪神コンテンツリンク、アイテック阪急阪神㈱、ユミルリンク㈱、㈱ベイ・コミュニケーションズ、㈱ミマモルメの当事業年度の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第7 提出会社の参考情報」「2 その他の参考情報」「(2) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しています。

    Ⅲ 事業の状況

    (阪急電鉄株式会社)

    ① 経営方針・経営戦略等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の下、阪神グループと連携・協同して事業の競争力強化を図るとともに、他のコア事業の中核会社である、阪急阪神不動産㈱、㈱阪急交通社、㈱阪急阪神エクスプレスとも連携を強化し、阪急阪神ホールディングスグループの方針に従い、中長期的にグループ一体となって持続的な成長を図るべく、各事業の取組を進めていきます。

    ② サステナビリティに関する考え方及び取組(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのサステナビリティに関する考え方及び取組の内容に基づき、事業を通じて社会課題の解決に努め、持続的な企業価値の向上、ひいては持続可能な社会の実現に取り組むことで、当社グループのサステナブル経営を推し進めています。

    なお、阪急阪神ホールディングスグループにおけるサステナビリティに関する考え方及び取組の内容は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第2 事業の状況」「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しています。

    ③ 事業等のリスク(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の方針に従い、各事業の取組を進めており、当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、阪急阪神ホールディングスグループにおける事業等のリスクに準じています。

    ④ 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。

    (ⅰ) 経営成績の状況

    当期の当社グループの成績は次のとおりです。

    当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日) 対前連結会計年度比較
    増減額 増減率(%)
    営業収益 2,533億17百万円 152億54百万円 6.4
    営業利益 465億31百万円 81億12百万円 21.1
    経常利益 407億66百万円 96億95百万円 31.2
    親会社株主に帰属する 当期純利益 358億49百万円 156億19百万円 77.2

    セグメント別の業績は次のとおりです。

    (都市交通事業)

    鉄道事業については、阪急電鉄において、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、各駅への可動式ホーム柵等の整備を推し進めています。また、阪急伊丹線において、センサ付き固定柵の設置等によりホーム上の安全性を確保のうえ、ワンマン運転を開始しました。こうした施策を通じて、引き続き安全・安心で持続可能な鉄道サービスの実現に取り組んでいきます。

    このほか、2024年3月に北大阪急行電鉄南北線延伸線が開業しました。これにより、北摂地域における移動の利便性を大幅に向上させるとともに、公共交通への移動手段のシフトによる道路混雑の緩和や環境負荷の低減を図りました。

    自動車事業については、阪急バスにおいて、安全対策や利便性向上施策等に取り組むため、2023年9月に路線バスの運賃改定を実施しました。

    営業収益は前期に比べ122億73百万円(8.8%)増加し、1,525億33百万円となり、営業利益は前期に比べ77億57百万円(47.5%)増加し、240億92百万円となりました。

    (不動産事業)

    不動産賃貸事業については、商業・オフィス・賃貸マンションが一体となった複合施設「阪急西宮ガーデンズ プラス館」(兵庫県西宮市)が開業し、阪急西宮北口駅南東エリアの一連の大規模開発が完了しました。このほか、「sononそのだ(旧園田阪急プラザ)」(兵庫県尼崎市)、「マルシェ池田(旧阪急池田ブランマルシェ)」(大阪府池田市)をリニューアルするなど、既存の商業施設やオフィスビルにおいても競争力の強化と稼働率の維持向上等に努めました。

    なお、大規模開発プロジェクトのうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」については、2024年9月の先行街びらきに向けて、工事が計画どおり進捗しています。

    営業収益は前期に比べ44億42百万円(6.9%)増加し、684億58百万円となり、営業利益は前期に比べ27億29百万円(17.2%)増加し、185億95百万円となりました。

    (エンタテインメント事業)

    歌劇事業では、月組公演「フリューゲル -君がくれた翼-」・「万華鏡百景色」、星組公演「RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~」・「VIOLETOPIA」等の各公演が好評を博しました。

    しかしながら、宝塚歌劇の一部公演の中止や公演スケジュールの見直しがあったこと等により、営業収益は前期に比べ16億40百万円(△4.8%)減少し、322億86百万円となり、営業利益は前期に比べ21億40百万円(△36.7%)減少し、36億86百万円となりました。

    (その他)

    その他の事業については、営業収益は前期に比べ1億18百万円(9.3%)増加し、13億88百万円となりましたが、営業利益は前期に比べ8百万円(△4.6%)減少し、1億83百万円となりました。

    (ⅱ) 財政状態の状況

    当連結会計年度末の資産合計については、販売土地及び建物が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ168億92百万円増加し、1兆2,945億71百万円となりました。

    負債合計については、繰延税金負債や長期前受工事負担金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ75億93百万円減少し、9,997億13百万円となりました。

    純資産合計については、利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ244億85百万円増加し、2,948億58百万円となり、自己資本比率は22.4%となりました。

    (ⅲ) キャッシュ・フローの状況

    連結キャッシュ・フロー計算書の記載を省略しているため、キャッシュ・フローの状況の分析についても記載を省略しています。

    (ⅳ) 生産、受注及び販売の実績

    当社グループは、都市交通事業、不動産事業及びエンタテインメント事業など多種多様な事業を営んでいるため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしていません。このため、生産、受注及び販売の実績については、「(ⅰ) 経営成績の状況」におけるセグメント別の業績に関連付けて示しています。

    (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の方針に従い、各事業の取組を進めており、阪急阪神ホールディングスグループにおける経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第2 事業の状況」「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しています。

    ⑤ 経営上の重要な契約等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    ⑥ 研究開発活動(保証会社:阪急電鉄㈱)

    特記事項はありません。

    (阪神電気鉄道株式会社)

    ① 経営方針・経営戦略等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の下、阪急グループと連携・協同して事業の競争力強化を図るとともに、他のコア事業の中核会社である、阪急阪神不動産㈱、㈱阪急交通社、㈱阪急阪神エクスプレスとも連携を強化し、阪急阪神ホールディングスグループの方針に従い、中長期的にグループ一体となって持続的な成長を図るべく、各事業の取組を進めていきます。

    ② サステナビリティに関する考え方及び取組(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのサステナビリティに関する考え方及び取組の内容に基づき、事業を通じて社会課題の解決に努め、持続的な企業価値の向上、ひいては持続可能な社会の実現に取り組むことで、当社グループのサステナブル経営を推し進めています。

    なお、阪急阪神ホールディングスグループにおけるサステナビリティに関する考え方及び取組の内容は、

    「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第2 事業の状況」「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しています。

    ③ 事業等のリスク(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の方針に従い、各事業の取組を進めており、当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、阪急阪神ホールディングスグループにおける事業等のリスクに準じています。

    ④ 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。

    (ⅰ) 経営成績の状況

    当期の当社グループの成績は次のとおりです。

    当連結会計年度 (自 2023年4月 1日  至 2024年3月31日) 対前連結会計年度比較
    増減額 増減率(%)
    営業収益 2,328億81百万円 255億20百万円 12.3
    営業利益 339億23百万円 96億45百万円 39.7
    経常利益 332億53百万円 96億97百万円 41.2
    親会社株主に帰属する 当期純利益 197億37百万円 55億39百万円 39.0

    セグメント別の業績は次のとおりです。

    (都市交通事業)

    鉄道事業については、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、尼崎駅のほか、各駅への可動式ホーム柵等の整備を推し進めています。また、大阪梅田駅では、新3番線・新4番線の供用を開始するなど、駅構内の改良工事が完了しました。こうした施策を通じて、引き続き安全・安心で持続可能な鉄道サービスの実現に取り組んでいきます。

    自動車事業については、阪神バスにおいて、安全対策や利便性向上施策等に取り組むため、2023年9

    月に路線バスの運賃改定を実施しました。

    営業収益は前期に比べ51億97百万円(12.3%)増加し、474億円となり、営業利益は前期に比べ37億97百万円(70.4%)増加し、91億93百万円となりました。

    (不動産事業)

    不動産賃貸事業については、既存の商業施設やオフィスビルにおいて競争力の強化と稼働率の維持向上等に努めました。

    営業収益は前期に比べ35億48百万円(8.9%)増加し、432億32百万円となり、営業利益は前期に比べ22億70百万円(58.8%)増加し、61億34百万円となりました。

    (エンタテインメント事業)

    スポーツ事業については、阪神タイガースが、ファンの方々のご声援を受けて18年ぶりのリーグ優勝及び38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たしました。また、阪神甲子園球場では、物販・飲食において多彩な企画を実施するなど魅力ある施設運営に取り組んだほか、2024年に開場100周年を迎えるにあたり、「阪神甲子園球場開場100周年カウントダウンイベント」等を開催しています。

    このほか、六甲山地区においては、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」の内容を拡充し、関西を代表する芸術祭への発展を目指したほか、六甲山スノーパークでは開業60周年企画を実施し、インバウンドを含む多くのお客様にご来場いただきました。

    営業収益は前期に比べ119億63百万円(31.2%)増加し、503億27百万円となり、営業利益は前期に比べ36億37百万円(53.5%)増加し、104億32百万円となりました。

    (情報・通信事業)

    情報サービス事業については、eコマース等のインターネット関連ビジネスが好調に推移したほか、鉄道会社に対し、鉄道車両内のセキュリティ向上と犯罪の抑制を目的とした車内防犯カメラシステムの提供を開始しました。

    放送・通信事業については、FTTHサービス(光ファイバーを用いた高速インターネットサービス)の提供を推進するなど、お客様のニーズに応える様々なサービスを展開することにより、事業の着実な伸長に努めました。

    あんしん・教育事業については、安全・安心に対するニーズの高まり等を背景に、「登下校ミマモルメ」を導入する学校・施設数が着実に伸長したことに加え、ロボットプログラミング教室「プログラボ」の生徒数が堅調に推移しました。

    営業収益は前期に比べ42億24百万円(7.0%)増加し、645億79百万円となり、営業利益は前期に比べ2億17百万円(3.7%)増加し、61億36百万円となりました。

    (建設事業)

    建設・環境事業については、営業収益は前期に比べ31億98百万円(9.0%)増加し、388億72百万円となり、営業利益は前期に比べ6億33百万円(32.7%)増加し、25億68百万円となりました。

    (ⅱ) 財政状態の状況

    当連結会計年度末の資産合計については、投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ221億48百万円増加し、5,134億3百万円となりました。

    負債合計については、有利子負債が減少したものの、繰延税金負債が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ23億43百万円増加し、2,782億1百万円となりました。

    純資産合計については、利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ198億5百万円増加し、2,352億1百万円となり、自己資本比率は41.1%となりました。

    (ⅲ) キャッシュ・フローの状況

    連結キャッシュ・フロー計算書の記載を省略しているため、キャッシュ・フローの状況の分析についても記載を省略しています。

    (ⅳ) 生産、受注及び販売の実績

    当社グループは、都市交通事業、不動産事業、エンタテインメント事業、情報・通信事業及び建設事業など多種多様な事業を営んでいるため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしていません。このため、生産、受注及び販売の実績については、「(ⅰ) 経営成績の状況」におけるセグメント別の業績に関連付けて示しています。

    (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の方針に従い、各事業の取組を進めており、阪急阪神ホールディングスグループにおける経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第2 事業の状況」「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しています。

    ⑤ 経営上の重要な契約等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    ⑥ 研究開発活動(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    特記事項はありません。

    Ⅳ 設備の状況

    (阪急電鉄株式会社)

    ① 設備投資等の概要(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 設備投資の概要

    当社グループでは、安全対策及びサービス向上等を目的とした設備投資を行っています。当連結会計年度の設備投資金額(無形固定資産を含む。)は、次のとおりです。

    セグメントの名称 設備投資金額(百万円)
    都市交通 30,388
    不動産 25,782
    エンタテインメント 2,195
    その他 11
    調整額又は全社(共通) 287
    合計 58,665

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度において重要な設備の除却等はありません。

    ② 主要な設備の状況(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社及び連結子会社の当連結会計年度末現在におけるセグメントごとの設備の概要、帳簿価額及び従業員数は、次のとおりです。

    (セグメント総括表)

    セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 主要な設備
    建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    都市交通 164,316 45,892 244,133 (3,054) 178,800 9,815 642,957 6,576 [1,517] 線路及び電路施設、 車両他
    不動産 145,672 219 229,472 (354) 36,053 427 411,845 83 [70] 大阪梅田ツインタワーズ・ノース、 大阪梅田ツインタワーズ・サウス、 阪急西宮ガーデンズ他
    エンタテインメント 6,860 2,421 11,631 (47) 864 389 22,166 672 [99] 宝塚大劇場、 宝塚バウホール他
    その他 1,236 406 (2) 15 1,657 66 [21]
    調整額又は全社(共通) 650 18 15,601 (257) 10,981 646 27,898 47 [12]
    合計 318,735 48,551 501,245 (3,715) 226,699 11,293 1,106,526 7,444 [1,719]

    (注)1 帳簿価額「その他」は、工具器具備品及びリース資産です。

    2 上記のほか、賃借土地140千㎡があります。

    3 従業員数の[ ]は、外数で平均臨時従業員数です。

    ③ 設備の新設、除却等の計画(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 重要な設備の新設等

    セグメントの名称 会社名・設備の内容 投資予定額 資金調達 方法 工事着手 年月 取得・完成 予定年月
    総額 (百万円) 既支払額 (百万円)
    都市交通 (当社)
    京都線・千里線淡路駅付近 連続立体交差化 19,682 12,857 自己資金 及び借入金 2008年9月 2032年3月
    不動産 (当社)
    うめきた2期地区開発事業 「グラングリーン大阪」 未定 31,348 自己資金 及び借入金 2020年12月 2027年度

    (注)建設工事費が確定していない計画については、投資予定額を未定としています。

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度末現在における重要な設備の除却等の計画はありません。

    (阪神電気鉄道株式会社)

    ① 設備投資等の概要(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 設備投資の概要

    当社グループでは、安全対策及びサービス向上等を目的とした設備投資を行っています。当連結会計年度の設備投資金額(無形固定資産等を含む。)は、次のとおりです。

    セグメントの名称 設備投資金額(百万円)
    都市交通 7,476
    不動産 3,791
    エンタテインメント 3,939
    情報・通信 5,324
    建設 436
    調整額又は全社(共通) △786
    合計 20,182

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度において重要な設備の除却等はありません。

    ② 主要な設備の状況(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社及び連結子会社の当連結会計年度末現在におけるセグメントごとの設備の概要、帳簿価額及び従業員数は、次のとおりです。

    (セグメント総括表)

    セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 主要な設備
    建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    都市交通 54,407 8,199 50,967 (720) 3,961 1,136 118,671 1,889 [352] 線路及び電路施設、 車両他
    不動産 119,553 34 188,288 (303) 1,125 1,028 310,030 273 [128] 大阪梅田ツイン タワーズ・サウス、 梅田阪神第1ビルディング、 梅田阪神第2ビルディング他
    エンタテインメント 14,047 1,398 42,504 (688) 1,975 978 60,904 490 [304] 阪神甲子園球場、 六甲山遊園地他
    情報・通信 11,116 1,698 164 (1) 604 5,641 19,224 1,830 [310]
    建設 1,303 88 549 (10) 72 2,014 585 [141]
    調整額又は全社(共通) △9,903 3 △194,859 (931) 52 △204,706 115 [7]
    合計 190,525 11,421 87,615 (2,653) 7,667 8,909 306,139 5,182 [1,242]

    (注)1 帳簿価額「その他」は、工具器具備品及びリース資産です。

    2 上記のほか、賃借土地60千㎡があります。

    3 従業員数の[ ]は、外数で平均臨時従業員数です。

    ③ 設備の新設、除却等の計画(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 重要な設備の新設等

    セグメントの名称 会社名・設備の内容 投資予定額 資金調達 方法 工事着手 年月 取得・完成 予定年月
    総額 (百万円) 既支払額 (百万円)
    都市交通 (当社)
    本線住吉~芦屋間高架化 11,925 11,690 自己資金 及び借入金 1992年4月 2026年3月
    淀川橋梁改築 3,214 1,416 自己資金 及び借入金 2018年12月 2032年夏頃
    エンタテインメント (当社)
    阪神タイガース ファーム施設移転計画 15,900 1,715 自己資金 及び借入金 2023年3月 2025年1月

    (2) 重要な設備の除却等

    当連結会計年度末現在における重要な設備の除却等の計画はありません。

    Ⅴ 保証会社の状況

    (阪急電鉄株式会社)

    ① 株式等の状況(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 株式の総数等

    (ⅰ) 株式の総数

    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 3,200
    合計 3,200

    (ⅱ) 発行済株式

    種類 事業年度末現在 発行数(株) (2024年3月31日) 提出日現在 発行数(株) (2024年6月17日) 上場金融商品取引所名 又は 登録認可金融商品 取引業協会名 内容
    普通株式 800 800 (注)
    合計 800 800

    (注)1 当社が発行する全ての株式は、譲渡による取得について、取締役会の承認を要します。

    2 当社は単元株制度を採用していないため、単元株式数はありません。

    (2) 新株予約権等の状況

    (ⅰ) ストックオプション制度の内容

     該当事項はありません。

    (ⅱ) ライツプランの内容

     該当事項はありません。

    (ⅲ) その他の新株予約権等の状況

     該当事項はありません。

    (3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等

    該当事項はありません。

    (4) 発行済株式総数、資本金等の推移

    年月日 発行済株式 総数増減数 (株) 発行済株式 総数残高 (株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金 増減額 (百万円) 資本準備金 残高 (百万円)
    2008年6月25日(注) 800 100 △42,839 131,038

    (注)2008年6月25日開催の定時株主総会において、欠損てん補のため資本準備金を取り崩しました。

    (5) 所有者別状況

    2024年3月31日現在

    区分 株式の状況
    政府及び 地方公共団体 金融機関 金融商品 取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人その他 合計
    個人以外 個人
    株主数 (人) 1 1
    所有株式数 (株) 800 800
    所有株式数 の割合(%) 100.00 100.00

    (6) 大株主の状況

    2024年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    阪急阪神ホールディングス株式会社 大阪市北区芝田一丁目16番1号 800 100.00

    (7) 議決権の状況

    (ⅰ) 発行済株式

    2024年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等)
    完全議決権株式(その他) 普通株式 800 800
    発行済株式総数 800
    総株主の議決権 800

    (ⅱ) 自己株式等

    該当事項はありません。

    (8) 役員・従業員株式所有制度の内容

    当社は、役員報酬として、阪急阪神ホールディングス㈱の株式を用いた信託を活用した株式報酬制度を採用しています。

    当該制度の内容は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第4 提出会社の状況」「1 株式等の状況」「(8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しています。

    ② 自己株式の取得等の状況(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    ③ 配当政策(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社は、関係会社からの受取配当収入が主な収益源である阪急阪神ホールディングス㈱の配当政策実現のため、同社が示す配当基準に準拠し、配当を実施することを基本方針としています。

    当事業年度の剰余金の配当については、前述の基本方針に従い、1株当たり32,471千円としています。

    また、内部留保資金については、「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン-2040年に向けて-」の実現に向け、大規模プロジェクト等の成長投資に配分していく一方で、財務体質の健全性の維持等にも留意しながら、バランスよく活用していきます。

    なお、当社の剰余金の配当は、原則として株主総会を決定機関とする期末配当(年1回)で行いますが、定款には取締役会の決議によって、中間配当を行うことができる旨を定めています。

    (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりです。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2024年6月14日定時株主総会決議 25,977 32,471,480.70

    ④ コーポレート・ガバナンスの状況等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) コーポレート・ガバナンスの状況

    (ⅰ) 基本的な考え方

    当社では、「お客様をはじめとする皆様から信頼される企業でありつづける」ために、経営の透明性・健全性を一層高めることや、法令の遵守、適時適切な情報開示等を通じて、コーポレート・ガバナンスの強化・充実を図っています。

    (ⅱ) 施策の実施状況

    1.コーポレート・ガバナンス体制

    <取締役、取締役会、経営企画会議>

    当社の取締役会は、取締役社長を議長とし、11名の取締役で構成しています。取締役会の構成員は、「(2)役員の状況」に記載の役員であり、議長は代表取締役社長 嶋田泰夫です。

    なお、当事業年度においては、取締役会を原則として毎月1回開催しており、各取締役の出席状況は次のとおりです。

    氏名 出席回数 開催回数
    嶋田 泰夫 9回 9回
    野村 欣史 9回 9回
    大塚 順一 9回 9回
    上村 正美 8回 9回
    上田 靖 9回 9回
    庄 健介 9回 9回
    奥田 雅英 9回 9回
    村上 浩爾 9回 9回
    久須 勇介 9回 9回
    諸冨 隆一 9回 9回
    内芝 伸一 9回 9回

    取締役会における具体的な検討内容は、中期経営計画の策定及び当事業年度の経営計画、重点リスクに関する取組、健康経営の推進等です。

    また、社長、常任監査役、一般管理部門を担当する取締役他を構成員とする「経営企画会議」を設置し、重要な業務執行に際しては、事前に同会議での審議を求めることとし、監視機能を確保しています。なお、当社を含む阪急阪神ホールディングスグループの各社は、一定金額以上の投資を行う場合などグループ経営の観点から重要な事項を実施する場合においては、事前に阪急阪神ホールディングス㈱の承認を得ることとしています。

    さらに、当社グループでは、グループとしての総合力強化の一環として、資金調達を一部の鉄道財団抵当借入を除き、阪急阪神ホールディングス㈱に一元化し、当社を含む事業執行会社には、阪急阪神ホールディングス㈱が承認した経営計画の範囲内において必要な資金が配分されるとともに、日常的な金銭取扱に係る実務はシェアードサービスを担当する㈱阪急阪神ビジネスアソシエイトがチェック・モニタリングを行う仕組みの整備を推進しています。このように資金面でのガバナンスをグループ全体で強化することにより、金銭的な事故を起こさない体制の構築に努めています。

    <監査役、監査役協議会>

    4名の監査役が、当社及び当社子会社の業務及び財産の状況を調査し、取締役の職務執行を監査しています。

    監査役の職務を補助する体制として専任スタッフを配置するとともに、監査役間の審議、決議を行う監査役協議会を原則として毎月1回開催しています。

    <内部統制体制>

    当社では、企業活動を行う上で、業務の適正を確保することを重要なものと認識し、当社子会社も含め内部統制システムを整備し、適宜見直しを行うことが重要であると考えています。

    そのうち、特に、コンプライアンス経営に関する体制としては、コンプライアンス担当部署を設置し、コンプライアンス啓発マニュアルの作成・配付や、コンプライアンスに関する研修の実施により、コンプライアンスに関する意識の高揚を図っています。

    また、内部通報制度として、「企業倫理相談窓口」を設置して、コンプライアンス経営の確保を脅かす事象を速やかに認識するよう努めるとともに、重大な事象が発生した場合、対処方法等を検討する委員会を速やかに設置することとしています。

    なお、監査専任スタッフからなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置して、規程を整備したうえで、内部監査を実施しています。

    2.責任限定契約の内容の概要等

    当社は、会社法第427条第1項及び当社定款第29条の規定に基づき、監査役(常勤の監査役及び常任監査役を除く。)との間で、会社法第423条第1項に規定する損害賠償責任を法令が規定する額に限定する契約を締結しています。

    (ⅲ) 役員報酬の内容

    当事業年度における当社の取締役及び監査役に対する役員報酬の額は、それぞれ279百万円及び

    65百万円です。

    (ⅳ) 取締役の定数

    当社の取締役は3名以上とする旨を定款で定めています。

    (ⅴ) 取締役の選任の要件

    当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、累積投票によらないものとする旨を定款で定めています。

    (ⅵ) 株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項

    当社は、株主への安定的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって中間配当をすることができる旨を定款で定めています。

    (ⅶ) 株主総会の特別決議要件

    当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めています。

    (2) 役員の状況

    男性15名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

    役職名 氏名 (生年月日) 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    代表取締役 社長 嶋 田 泰 夫 (1964年7月21日生) 1988年 4月 2019年 4月 2022年 4月2023年 3月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 代表取締役社長(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役 社長(現在) (注)3
    専務取締役 (人事部・健康管理センター・総務部・経営企画部(IT) 担当) 野 村  欣 史 (1958年10月13日生) 1984年 4月 2010年 4月 2018年 4月 2021年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 専務取締役(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社執行役員(現在) (注)3
    専務取締役 (経営企画部・広報部担当) 大 塚  順 一 (1957年7月8日生) 1980年 4月 2009年 4月 2018年 4月   2019年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 阪急阪神ホールディングス株式会社執行役員(現在) 阪急電鉄株式会社専務取締役(現在) (注)3
    専務取締役 (都市交通事業担当) 上 村  正 美 (1959年10月24日生) 1985年 4月 2013年 4月 2022年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 専務取締役(現在) (注)3
    常務取締役 (広報部担当 兼 経営企画部長) 上 田    靖 (1964年7月5日生) 1988年 4月 2021年 4月 2023年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役(現在) (注)3
    常務取締役 (都市交通事業本部長) 山 中  直 義 (1964年9月17日生) 1988年4月 2024年4月 阪急電鉄株式会社入社 阪急電鉄株式会社常務取締役(現在) (注)3
    常務取締役 (創遊事業本部長) 奥 田  雅 英 (1966年1月9日生) 1990年 4月 2022年 4月 2024年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常務取締役(現在) (注)3
    取締役 (都市交通事業本部副本部長 (都市交通計画・交通プロジェクト推進・沿線まちづくり推進担当)) 庄     健 介 (1962年9月24日生) 1988年 4月 2021年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役(現在) (注)3
    取締役 (創遊事業本部副本部長) 村 上  浩 爾 (1967年3月31日生) 1991年 4月 2023年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役(現在) (注)3
    取締役 久 須  勇 介 (1961年6月17日生) 1984年 4月 2023年 4月2023年 4月 2023年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 代表取締役社長(現在) 阪急電鉄株式会社取締役(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役 副社長(現在) (注)3
    取締役 (不動産部担当) 諸 冨  隆 一 (1957年9月9日生) 1982年 4月 2008年 4月 2024年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役(現在) 阪急阪神不動産株式会社代表取締役副会長(現在) (注)3
    役職名 氏名 (生年月日) 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    常任監査役 (常勤) 野 崎  光 男 (1958年4月8日生) 1981年 4月 2005年 6月 2018年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常任監査役(現在) (注)4
    常任監査役 (常勤) 小 林  公 一 (1959年12月13日生) 1982年 4月 2013年 4月 2016年 4月 阪急電鉄株式会社入社 同 取締役 同 常任監査役(現在) (注)5
    監査役 阪 口  春 男 (1933年3月19日生) 1958年 4月 2006年 6月 弁護士(現在) 阪急電鉄株式会社監査役(現在) (注)4
    監査役 小 見 山  道 有 (1944年9月23日生) 1971年 4月 2013年 9月 2017年 6月 2020年 6月 検事任官 弁護士(現在) 阪急電鉄株式会社監査役(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社取締役監査等委員(現在) (注)3
    合計

    (注)1 阪急電鉄株式会社は、2005年4月1日に会社分割を行い、鉄道事業その他のすべての営業を阪急電鉄分割準備株式会社(同日付で阪急電鉄株式会社に商号変更)に承継するとともに、商号を阪急ホールディングス株式会社に変更しています。

    2 阪急ホールディングス株式会社は、阪神電気鉄道株式会社との経営統合に伴い、2006年10月1日に、商号を阪急阪神ホールディングス株式会社に変更しています。

    3 2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    4 2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    5 2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    6 阪急電鉄株式会社では、執行役員制度を導入しています。執行役員は、次の2名です。

    毛利裕明、高岸実良

    (3) 監査の状況

    (ⅰ) 監査役監査の状況

     監査役監査については、常任監査役(常勤)2名を含む4名の監査役が、当社及び子会社の業務及び財産の状況を調査し、取締役の職務執行を監査しています。また、監査役の職務を補助する体制として専任スタッフを配置するとともに、当該専任スタッフの独立性を確保するため、その異動、評価等に関しては、監査役と事前に協議を行うこととしています。なお、監査役 野崎光男は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。

     当事業年度においては、監査役間の審議、決議を行う監査役協議会を原則として毎月1回開催しており、各監査役の出席状況は次のとおりです。

    氏名 出席回数 開催回数
    野崎 光男 10回 10回
    小林 公一 10回 10回
    阪口 春男 10回 10回
    小見山 道有 10回 10回

     監査役協議会における具体的な検討内容は、監査方針・職務分担の策定、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、会計監査人の報酬等に関する同意等です。

     また、常任監査役(常勤)の活動として、経営企画会議等の重要な会議に出席するとともに、当社各部門及び子会社等から報告を求め、当社グループの業務執行状況に関する情報を収集しています。

    (ⅱ) 内部監査の状況

    内部監査については、他部門からの独立性を確保した監査専任スタッフ(17名)からなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置し、内部監査の計画策定、実施、報告等に係る事項について定めた規程等を整備したうえで、内部監査を実施しています。

    (ⅲ) 会計監査の状況

    1. 監査法人の名称

    有限責任 あずさ監査法人

    2. 監査人の継続期間

    19年

    3. 業務を執行した公認会計士

    指定有限責任社員 千田健悟

    指定有限責任社員 千葉一史

    指定有限責任社員 古澤達也

    4. 監査業務に係る補助者の構成

    当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士10名、その他監査従事者22名です。

    5. 監査公認会計士等の選定方針と理由

    監査公認会計士等(金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を行う監査法人)については、会計監査の実効性を確保するため、会計監査人と同一の監査法人を選定しています。なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事項に該当する場合に、監査役の全員の同意による会計監査人の解任について検討するほか、監督官庁から業務停止処分を受ける等、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難であると監査役の過半数が判断した場合に、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に提出することとしています。

    6. 監査役による会計監査人の評価

    各監査役は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において会計監査人に解任又は不再任に該当する事由は認められないと評価しています。

    (ⅳ) 監査役監査、内部監査及び会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係

    監査役は、内部監査部門である内部監査部の監査計画・監査結果を適時閲覧するほか、同部から当社及び当社子会社を対象とした内部監査活動(内部通報制度の運用状況を含む。)について定期的にかつ適時に報告を受けています。また、会計監査人から監査状況について定期的に報告を受けるとともに、適宜、当社及び当社子会社を対象とした会計監査人の往査に立ち会っています。

    内部監査部門は、上記の監査役に対する報告を行うほか、会計監査人と定期的な会合等を行い、情報共有・意見交換を行っています。

    さらに、監査役は、リスク管理担当部署から、当社及び当社子会社における、内部統制の構築・運用状況(リスク管理の実施状況及びコンプライアンス経営の推進状況を含む。)について定期的に報告を受けるなど、内部統制部門との連携を深め、その機能強化を図っています。

    (ⅴ) 内部監査の実効性を確保するための取組

    内部監査については、他部門からの独立性を確保した監査専任スタッフからなる代表取締役社長直轄の内部監査部門を設置しています。

    内部監査部門は、内部監査活動について監査役に直接報告すること等により、内部監査の実効性を確保しています。

    (ⅵ) 監査報酬の内容等

    1. 監査公認会計士等に対する報酬

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (自 2022年4月 1日   至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日)
    監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬 監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬
    保証会社 54 6 55 0
    連結子会社 28 4 28 2
    合計 82 10 83 2

    当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度、当連結会計年度ともに許認可申請に係る支援業務等です。

    2. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(1.を除く)

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (自 2022年4月 1日   至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日)
    監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬 監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬
    保証会社 1 1
    連結子会社
    合計 1 1

    当社における非監査業務の内容は、前連結会計年度、当連結会計年度ともに税務コンプライアンス業務等です。

    3. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    4. 監査報酬の決定方針

    監査時間等を勘案したうえで決定しています。

    5. 監査役が会計監査人の報酬等に同意した理由

    各監査役は、会計監査人の監査計画の内容、従前年度の職務遂行状況、報酬見積明細等を検討した結果、会計監査人としての報酬等の額について相当であると認め、同意しました。

    (4) 役員の報酬等

     記載すべき事項はありません。

     なお、役員報酬の内容については、「(1) コーポレート・ガバナンスの状況」に記載しています。

    (阪神電気鉄道株式会社)

    ① 株式等の状況(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 株式の総数等

    (ⅰ) 株式の総数

    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 1,200,000,000
    合計 1,200,000,000

    (ⅱ) 発行済株式

    種類 事業年度末現在 発行数(株) (2024年3月31日) 提出日現在 発行数(株) (2024年6月17日) 上場金融商品取引所名 又は 登録認可金融商品 取引業協会名 内容
    普通株式 421,652,422 421,652,422 (注)
    合計 421,652,422 421,652,422

    (注)1 当社が発行する全ての株式は、譲渡による取得について、取締役会の承認を要します。

    2 当社は単元株制度を採用していないため、単元株式数はありません。

    (2) 新株予約権等の状況

    (ⅰ) ストックオプション制度の内容

     該当事項はありません。

    (ⅱ) ライツプランの内容

     該当事項はありません。

    (ⅲ) その他の新株予約権等の状況

     該当事項はありません。

    (3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等

    該当事項はありません。

    (4) 発行済株式総数、資本金等の推移

    年月日 発行済株式 総数増減数 (千株) 発行済株式 総数残高 (千株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金 増減額 (百万円) 資本準備金 残高 (百万円)
    2008年3月28日(注) 421,652 △11,249 29,384 △22,750 19,495

    (注)会社法第447条第1項及び第448条第1項の規定に基づき、資本金及び資本準備金を減少し、その他資本剰余金に振り替えたものです。

    (5) 所有者別状況

    2024年3月31日現在

    区分 株式の状況
    政府及び 地方公共団体 金融機関 金融商品 取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人その他 合計
    個人以外 個人
    株主数 (人) 1 1
    所有株式数 (株) 421,652,422 421,652,422
    所有株式数 の割合(%) 100.00 100.00

    (6) 大株主の状況

    2024年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    阪急阪神ホールディングス株式会社 大阪市北区芝田一丁目16番1号 421,652 100.00

    (7) 議決権の状況

    (ⅰ) 発行済株式

    2024年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等)
    完全議決権株式(その他) 普通株式 421,652,422 421,652,422
    発行済株式総数 421,652,422
    総株主の議決権 421,652,422

    (ⅱ) 自己株式等

    該当事項はありません。

    (8) 役員・従業員株式所有制度の内容

    当社は、役員報酬として、阪急阪神ホールディングス㈱の株式を用いた信託を活用した株式報酬制度を採用しています。

    当該制度の内容は、「阪急阪神ホールディングス株式会社 第186期 有価証券報告書」の「第一部 企業情報」「第4 提出会社の状況」「1 株式等の状況」「(8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しています。

    ② 自己株式の取得等の状況(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    ③ 配当政策(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社は、関係会社からの受取配当収入が主な収益源である阪急阪神ホールディングス㈱の配当政策実現のため、同社が示す配当基準に準拠し、配当を実施することを基本方針としています。

    当事業年度の剰余金の配当については、前述の基本方針に従い、1株当たり24.86円としています。

    また、内部留保資金の使途については、各コア事業の競争力強化を図るための資金需要に備えるとともに、財務体質の強化に充てていきます。

    なお、当社の剰余金の配当は、原則として株主総会を決定機関とする期末配当(年1回)で行いますが、定款には取締役会の決議によって、中間配当を行うことができる旨を定めています。

    (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりです。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2024年6月14日定時株主総会決議 10,483 24.86

    ④ コーポレート・ガバナンスの状況等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) コーポレート・ガバナンスの概要

    (ⅰ) 基本的な考え方

    当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、次のとおりです。

    a 会社法その他の法令の趣旨にのっとった会社運営を行います。

    b 経営機構は、複数の社外役員を含め、透明性その他十分な監督機能を備えるとともに、慎重かつ妥当な経営判断に加え、子会社の活用など、迅速かつ柔軟な意思決定を発揮できる体制とします。

    c 業務組織は、自律的な活力、業務効率及び内部けん制・内部統制の各要素を重視し、バランスよく運営します。

    d 多くのステークホルダーの中で事業活動を営んでいることを考慮し、適切な利益配分に努めます。

    e 親会社である阪急阪神ホールディングス㈱と経営理念・価値観を共有し、同社と連携しつつ会社運営に当たります。

    (ⅱ) 施策の実施状況

    a 会社の機関の内容

    当社は、取締役会設置会社、監査役設置会社かつ会計監査人設置会社であり、現在、指名委員会等設置会社又は監査等委員会設置会社への移行の予定はありませんが、社外取締役1名及び社外監査役2名(うち1名は法曹出身)をもって、経営の透明性と監督機能の確保に努めています。社外役員には、専従スタッフを配置していませんが、必要に応じて、社内役員・業務組織から情報の提供等を行っています。

    なお、非法定の各種委員会等については、常勤の取締役及び執行役員から成る経営会議を設置しているほか、重要事項の諮問等のため、必要に応じて組成することとしている一方、監査役については、監査役協議会を設置し、監査役間の情報共有、意思疎通等を図ることとしています。

    また、取締役は8名以上とし、監査役は3名以上とする旨を定款で定めているとともに、取締役及び監査役の選任決議については、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席して、その議決権の過半数をもって行う旨を、取締役の選任決議については、累積投票によらない旨を、それぞれ定款で定めています。

    なお、当社のコーポレート・ガバナンスの体制図は、次のとおりです。

    b 内部統制システム(リスク管理体制を含む。)の整備の状況

    当社の内部統制システム(リスク管理体制を含む。)の整備の基本方針は、以下のとおりであり、当社の経営理念及び企業行動指針を実践し、企業の社会的責任を果たすため、この方針に基づいた体制の整備と運用に努めています。

    1. 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

    使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

    コンプライアンス規程及びコンプライアンスに関する役職員の行動基準を定め、これらに従い、コンプライアンス経営を推進します。

    コンプライアンス担当部署を置き、同部署は、グループ全体のコンプライアンスに関する意識の高揚を図るため、コンプライアンス啓発マニュアルを作成し、コンプライアンスに関する研修を実施します。

    法令、定款、規程若しくは企業倫理に反する行為又はそのおそれのある事実を速やかに認識し、コンプライアンス経営を確保することを目的として、グループ全体を対象とした内部通報制度を設けます。

    当社及び子会社等においてコンプライアンス経営の確保を脅かす重大な事象が発生した場合、対処方法等を検討するコンプライアンス委員会を速やかに開催するとともに、監査役に報告します。

    以上のほか、財務報告に係る内部統制については、社内の責任体制や方針を定め、財務報告の信頼性を確保します。

    2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

    取締役の職務の執行に係る文書その他の情報は、情報取扱規程、文書取扱規程等に従い、適切に保存・管理を行うものとし、監査役による閲覧を常時可能とします。

    情報取扱規程には、情報の取扱いに関する基本原則を、文書取扱規程には、重要な文書の保管方法、保存年限などをそれぞれ定めるものとします。

    3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    当社及び子会社等が鉄道等の公共輸送に携わることから、当該子会社等を含め、安全性の確保を最重要の視点として整備します。

    リスク管理規程に従い、リスクの現実化の未然の防止及びリスクが現実化したときの損失の最小化を図るため、グループ全体を対象として、定期的にリスク調査を実施します。

    当社及び子会社等のリスクに関する情報の共有やリスク現実化時における対応策等の協議を行うため、定期的にリスク管理委員会を開催し、現実化したリスクを含め、取締役会に重大なものについて報告します。

    子会社等については、各社において同様の体制が整備されるよう指導するとともに、不測の事態が発生した場合に適切な情報の当社への伝達が可能となる体制を整備します。

    また、鉄道の安全管理規程を定め、安全確保の万全を図ります。

    大地震及び火災への対策として、防火防災管理規則により、管理体制、平時の対応及び発生時の初動対応を定め、発生時において、迅速に復旧業務に移行できる体制を構築します。

    災害・事故の発生時においては、非常事態対策規則に基づき、社長を本部長とする非常事態対策本部を設置し、対応策を講じ、また、その他の重大なリスクの顕在化時においては、必要に応じて、リスク管理委員会を開催し、その対応策、再発防止策等について協議します。

    これらのほか、総務、経理、人事等の全社管理部門が、コンプライアンス、財務・会計、人事・労務等の事項について、横断的にけん制する体制を敷くとともに、阪急阪神ホールディングス㈱への情報伝達も含め、適切な情報伝達が可能となる体制を整備します。

    4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    取締役会に加えて常勤の取締役及び執行役員から成る経営会議を設置し、重要な業務執行については、経営会議の審議を経て、取締役会において決定するとともに、その進捗状況及び成果については適時取締役会等に報告します。

    業務執行については、取締役会決議により各業務担当取締役の業務分担を定めるとともに、職制規程、業務分掌規程、稟議規程等においてそれぞれ取締役及び使用人の権限と責任の所在及び執行手続の詳細を定めるものとし、重要な業務執行の進捗状況については、適時取締役会に報告します。

    業務の効率性と適正性を確保するため、当社及び子会社等においてIT化を推進します。

    グループ内の資金調達を原則として阪急阪神ホールディングス㈱に一元化することにより、業務の効率性及び資金の流れの透明性を確保します。

    5. 子会社等の取締役の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制その他の企業集団における業務の適正を確保するための体制

    グループ運営規程を定め、子会社等が営む事業を含め各コア事業単位で計画の策定・進捗管理などを行います。

    グループ運営規程に従い、コア事業管理担当部門は、その属する子会社等から報告を受けるとともに、重要なものについては、総務、経理その他関係部門に報告します。

    中期・年度経営計画の策定や、一定金額以上の投資を行う場合など(子会社等が実施するものを含む。)、グループ経営の観点から重要な事項の実施に際しては、グループ経営会議における承認又は報告を経て、必要に応じて親会社阪急阪神ホールディングス㈱取締役会の承認を受け、又は同社取締役会に報告するとともに、適時その進捗状況に関する報告を行います。また、阪急阪神ホールディングス㈱及び当社ほか傘下の中核会社間でグループ経営の推進に関する契約を締結し、グループ経営の円滑な推進を図るとともに、阪急阪神ホールディングス㈱が定めるグループ会社業務運営基準に基づき、子会社等が親会社に対して必要な事項を報告する体制を整備します。

    子会社に業務監査権を有する常勤監査役又は準常勤監査役を置き、子会社における監査役監査の実効性を確保します。

    コンプライアンス推進体制、リスク管理体制などについては、阪急阪神ホールディングス㈱と連携し、グループ全体の体制の整備を推進します。

    阪急阪神ホールディングス㈱から不当な要求がなされた場合においては、同社の監査等委員に報告するとともに、社外の専門家などと充分協議したうえで対処します。

    (ⅲ) 役員報酬

    当期、取締役及び監査役に支払った報酬の額は、それぞれ323百万円及び76百万円です。このうち、社外取締役及び社外監査役に支払った報酬の額は、それぞれ7百万円及び15百万円です。

    (ⅳ) 責任限定契約の内容の概要

    当社は、会社法第427条第1項並びに当社定款第23条及び第32条の規定に基づき、社外取締役及び社外監査役との間で、会社法第423条第1項に規定する損害賠償責任を法令が規定する額に限定する契約を締結しています。

    (ⅴ) 株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項

    当社は、株主への安定的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めています。

    (ⅵ) 株主総会の特別決議要件

    当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項の規定によるものとされる株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席して、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めています。

    (ⅶ) 取締役会の活動状況

    当事業年度において、当社は、取締役会を10回開催しており、個々の取締役の出席状況は、次のとおりです。

    氏名 開催回数 出席回数
    秦 雅夫 10回 10回
    久須 勇介 10回 10回
    佐々木 浩 10回 10回
    小川 浩昭 10回 10回
    揚塩 健治 10回 10回
    谷本 修 10回 10回
    巽 清和 10回 10回
    上戸 健司 10回 10回
    原田 大 10回 10回
    百北 幸司 7回 7回
    柚木 邦夫 10回 9回
    粟井 一夫 3回 3回
    川村 嘉則 10回 9回
    嶋田 泰夫 10回 9回
    杉山 健博 10回 10回

    (注)1 百北幸司は、2024年1月1日付けで取締役を辞任しました。

       2 粟井一夫は、2024年1月1日付けで取締役に就任しました。

    取締役会では、法令又は定款に定めのある事項のほか、企業統治、事業活動、企業集団等に関する重要な事項について決定するとともに、取締役会で決議した事項の実施の経過及び結果、営業上及び経理上に生じた重要な事項等について報告しています。

    (2) 役員の状況

    (ⅰ) 役員一覧

    男性19名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

    役職名 氏名 (生年月日) 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    取締役会長 (代表取締役) 秦     雅 夫 (1957年5月22日生) 1981年 4月 2006年 6月 2022年12月   2023年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 株式会社阪神タイガース代表取締役・取締役会長(現在) 阪神電気鉄道株式会社代表取締役・取締役会長(現在) (注)4
    社長 (代表取締役) 久 須  勇 介 (1961年6月17日生) 1984年 4月 2013年 4月 2023年 4月 2023年 6月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 代表取締役・社長(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役・副社長(現在) (注)4
    副社長 (代表取締役) 佐 々 木  浩 (1961年8月3日生) 1987年 4月 2013年 4月 2023年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 代表取締役・副社長(現在) (注)4
    常務取締役 小 川  浩 昭 (1961年2月7日生) 1984年 4月 2017年 4月 2022年 4月 日本開発銀行入社 阪神電気鉄道株式会社取締役 同 常務取締役(現在) (注)4
    常務取締役 (不動産事業本部長) 森 永     純 (1961年2月26日生) 1985年 4月 2024年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 常務取締役(現在) (注)4
    取締役 (スポーツ・エンタテインメント事業本部長) 谷 本     修 (1964年9月10日生) 1988年 4月 2022年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役(現在) (注)4
    取締役 (情報・通信事業本部長) 巽     清 和 (1967年2月5日生) 1989年 4月 2022年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役(現在) (注)4
    取締役 上 戸  健 司 (1965年8月1日生) 1988年 4月 2023年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役(現在) (注)4
    取締役 (都市交通事業本部長) 原 田     大 (1965年11月4日生) 1990年 4月 2023年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役(現在) (注)4
    取締役 柚 木  邦 夫 (1964年1月16日生) 1986年 4月 2016年 4月   2022年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 株式会社阪神ホテルシステムズ代表取締役・社長(現在) 阪神電気鉄道株式会社取締役(現在) (注)4
    取締役 粟 井  一 夫 (1964年7月17日生) 1988年 4月 2024年 1月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役(現在) 株式会社阪神タイガース代表取締役・社長(現在) (注)4
    取締役 川 村  嘉 則 (1952年4月15日生) 1975年 4月 2009年 4月 2017年 6月 2019年 3月 株式会社住友銀行入行 株式会社三井住友銀行取締役兼副頭取執行役員 阪神電気鉄道株式会社取締役(現在) DMG森精機株式会社監査役(現在) (注)4
    取締役 嶋 田  泰 夫 (1964年7月21日生) 1988年 4月 2022年 4月   2023年 3月 阪急電鉄株式会社入社 阪神電気鉄道株式会社取締役(現在) 阪急電鉄株式会社代表取締役・社長(現在) 阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役・社長(現在) (注)4
    取締役 杉 山  健 博 (1958年11月20日生) 1982年 4月 2016年 6月 2021年 4月   2022年12月 阪急電鉄株式会社入社 阪神電気鉄道株式会社取締役 阪急阪神不動産株式会社代表取締役・取締役会長(現在) 阪神電気鉄道株式会社取締役(現在) (注)4
    役職名 氏名 (生年月日) 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    常任監査役 橋 本  一 範 (1960年12月22日生) 1983年 4月 2011年 4月 2021年 9月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常任監査役(現在) (注)4
    常任監査役 (常勤) 西 野     暁 (1961年7月20日生) 1984年 4月 2011年 4月 2022年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 取締役 同 常任監査役(常勤)(現在) (注)4
    監査役 (常勤) 上 田  晋 也 (1965年5月4日生) 1988年 4月 2024年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社 同 監査役(常勤)(現在) (注)6
    監査役 濵 岡  峰 也 (1955年11月6日生) 1987年 4月 1994年 8月 2008年 6月 2015年 6月 弁護士登録 阪神電気鉄道株式会社顧問弁護士 同 監査役(現在) アルメタックス株式会社取締役(現在) (注)7
    監査役 石 井  淳 蔵 (1947年9月28日生) 1986年 4月 1989年 4月 1999年 4月 2008年 4月 2010年 6月 2016年 4月 同志社大学商学部教授 神戸大学経営学部教授 同 大学院経営学研究科教授 流通科学大学学長 阪神電気鉄道株式会社監査役(現在) 学校法人中内学園流通科学研究所所長 (注)5
    合計

    (注)1 取締役 川村嘉則は、会社法に定める社外取締役です。

    2 監査役 濵岡峰也及び石井淳蔵は、会社法に定める社外監査役です。

    3 株式会社住友銀行は、2001年4月1日に、商号を株式会社三井住友銀行に変更しています。

    4 2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    5 2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    6 2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    7 2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までです。

    8 当社では、執行役員制度を導入しています。執行役員は、次の3名です。

      福浦秀哉、山本隆弘、村田豊喜

    (ⅱ) 社外役員の状況

    社外役員との利害関係について、特記すべき事項はありません。

    (3) 監査の状況

    (ⅰ) 監査役監査の状況

    監査役は、常任監査役(常勤)1名及び監査役(常勤)1名が常時、常任監査役1名が随時、それぞれ監査に当たり、監査役協議会その他適宜の機会に、その他の非常勤監査役2名(いずれも社外監査役)と意見交換を行います。なお、常任監査役 橋本一範及び常任監査役(常勤)西野暁は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。

    取締役は、監査役に対し、監査役が出席する取締役会や経営会議等において重要事項の報告を行い、また、当社及び子会社等の取締役、使用人等が業務執行の状況について監査役が必要と認める事項を適宜報告する体制、特に、リスク管理規程、コンプライアンス規程等において、子会社等を含め、重大なコンプライアンスに関する事項その他リスクの現実化等の事態の発生について、監査役に報告する体制を整備するとともに、監査役が子会社の常勤監査役及び準常勤監査役と適時かつ適切に意思疎通・情報交換が行えるよう、子会社の常勤監査役及び準常勤監査役から監査役への報告に関する制度を整備することとしており、監査役は、これらの報告を聴取しています。なお、監査役に報告をしたことを理由として不利な取扱いをしないこととしています。また、監査役がその職務の執行のために費用の前払等を必要とする場合は、これを支出することとしています。

    上記に加え、社長が監査役と定期的に会合をもち、当社が対処すべき課題、当社を取り巻くリスクのほか、監査役監査の環境整備の状況、監査上の重要課題等について意見を交換し、意思疎通を図るとともに、監査役監査の実効性を確保するうえで重要な規程を制定・改廃する際は、監査役と事前に協議を行うこととしています。

    当事業年度において、当社は、監査役協議会を原則として月1回開催したほか、臨時で3回(合計15回)開催しており、個々の監査役の出席状況は、次のとおりです。

    氏名 開催回数 出席回数
    石橋 正好 15回 15回
    橋本 一範 15回 14回
    西野 暁 15回 15回
    濵岡 峰也 15回 14回
    石井 淳蔵 15回 15回

    (注) 石橋正好は、2024年6月14日付けで常任監査役及び監査役を辞任しました。

    監査役協議会における具体的な検討内容は、監査役体制、監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、会計監査人の報酬等に関する同意等です。

    また、常任監査役(常勤)及び監査役(常勤)は、社務全般の日常監査を担当するほか、経営会議等の重要な会議への出席・意見陳述、取締役等からの職務の執行状況の聴取等を行うとともに、それらの概要等について監査役協議会に適宜報告し、監査役相互間の必要な情報の共有等を図っています。

    なお、監査役の職務遂行の補助を行うため、取締役会の決議により独立した補助組織(監査役スタッフ)を設置するとともに、専任のスタッフを配置しており、この専任のスタッフの異動・評価等に関しては、監査役は事前に協議を行うこととしています。

    (ⅱ) 内部監査の状況

    他部門からの独立性を確保した社長直轄の業務組織として、内部監査部門を設置し、内部監査規程を定め、所属員16名(うち8名が子会社の準常勤監査役)の体制で、年度ごとに策定する計画の下、内部けん制の状況等の調査及び評価並びにグループ会社に対する監査(準常勤監査役による監査役監査を含む。)を行っています。

    内部監査部門は、監査役に対し、監査計画・監査結果を適宜閲覧に供し、また、内部監査活動(内部通報制度の運用状況を含む。)に関する報告を適宜行うほか、会計監査人とも、適宜、情報の共有に努め、連携して監査活動を行っています。更に、グループ会社のうち重要な子会社等及び親会社である阪急阪神ホールディングス㈱の内部監査部門並びに子会社の監査役とは、相互に連携しつつ内部統制の強化を図ります。

    また、監査役は、会計監査人の監査に立ち会うなど、その業務遂行状況を確認するほか、監査の進捗状況について報告を求めるとともに、定期的な会合等により情報共有・意見交換等を行うなど連携を図りつつ、効率的な監査に努めています。

    更に、経営会議や監査役協議会において、内部監査部門から監査計画・監査結果について直接報告すること等により、内部監査の実効性の確保に努めています。

    (ⅲ) 会計監査の状況

    a 監査法人の名称

    有限責任 あずさ監査法人

    b 継続監査期間

    18年

    c 業務を執行した公認会計士

    指定有限責任社員 千田健悟

    指定有限責任社員 千葉一史

    指定有限責任社員 古澤達也

    d 監査業務に係る補助者の構成

    当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士8名、その他監査従事者7名です。

    e 監査公認会計士等の選定方針と理由

    監査公認会計士等(金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を行う監査法人)については、会計監査の実効性を確保するため、会計監査人と同一の監査法人を選定しています。なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事項に該当する場合、監査役が会計監査人の解任を検討するほか、会計監査人が監督官庁から業務停止処分を受ける等によりその職務を適切に遂行することが困難と監査役が判断した場合、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に提出します。

    f 監査役による会計監査人の評価

     監査役は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において会計監査人に解任又は不再任に該当する事由は認められないと評価しています。

    (ⅳ) 監査報酬の内容等

    a 監査公認会計士等に対する報酬

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (自 2022年4月 1日   至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日   至 2024年3月31日)
    監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬 監査証明業務に 基づく報酬 非監査業務に 基づく報酬
    保証会社 42 42
    連結子会社 77 0 79 5
    合計 119 0 122 5

    連結子会社における非監査業務の内容は、当連結会計年度が財務デューデリジェンス業務等です。

    b 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(aを除く)

    該当事項はありません。

    c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    d 監査報酬の決定方針

    監査時間等を勘案したうえで決定しています。

    e 監査役が会計監査人の報酬等に同意した理由

     監査役は、会計監査人の職務遂行状況、監査計画の内容、報酬見積りの算出根拠、品質管理体制の整備状況等について必要な検証を行い、監査役協議会において協議のうえ、報酬等の額は相当であると判断し、同意しました。

    (4) 役員の報酬等

     記載すべき事項はありません。

     なお、役員報酬の内容については、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載しています。

    Ⅵ 経理の状況

    (阪急電鉄株式会社)

    ① 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しています。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき、同規則並びに「鉄道事業会計規則」(昭和62年運輸省令第7号)により作成しています。

    ② 監査証明について(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社の連結財務諸表及び財務諸表は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

    ただし、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    ③ 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っています。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、関連書籍の定期購読のほか、監査法人等が主催するセミナーへの参加等の取組を行っています。また、連結決算に関して、グループ共通の作成要領等を整備するとともに、関係会社の経理担当者を対象とした研修等を実施しています。

    ① 連結財務諸表等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 連結財務諸表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (ⅰ) 連結貸借対照表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 3,710 4,314
    受取手形及び売掛金 ※1 23,319 ※1 25,834
    販売土地及び建物 1,500 18,549
    商品及び製品 1,507 1,604
    仕掛品 1,088 1,043
    原材料及び貯蔵品 3,124 3,602
    その他 67,166 62,689
    貸倒引当金 △8 △10
    流動資産合計 101,409 117,627
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※4 313,237 ※4 318,735
    機械装置及び運搬具(純額) ※4 47,638 ※4 48,551
    土地 ※4,※6 501,490 ※4,※6 501,245
    建設仮勘定 238,662 226,699
    その他(純額) ※4 11,798 ※4 11,293
    有形固定資産合計 ※2,※3 1,112,827 ※2,※3 1,106,526
    無形固定資産 ※3,※4 12,454 ※3,※4 12,802
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※5 4,625 ※5 6,877
    長期貸付金 18,534 17,373
    繰延税金資産 3,268 3,169
    退職給付に係る資産 16,530 21,901
    その他 8,070 8,331
    貸倒引当金 △40 △37
    投資その他の資産合計 50,988 57,616
    固定資産合計 1,176,270 1,176,944
    資産合計 1,277,679 1,294,571

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 2,148 2,047
    未払費用 12,002 13,942
    短期借入金 ※4 11,480 ※4 13,236
    リース債務 2,036 1,829
    未払法人税等 2,820 5,210
    賞与引当金 473 524
    その他 ※1 69,366 ※1 60,931
    流動負債合計 100,328 97,722
    固定負債
    長期借入金 ※4 553,862 ※4 557,725
    リース債務 5,936 4,825
    繰延税金負債 119,253 114,152
    再評価に係る繰延税金負債 ※6 4,468 ※6 4,468
    退職給付に係る負債 17,978 17,821
    長期前受工事負担金 132,580 128,188
    長期預り敷金保証金 72,278 73,026
    その他 620 1,783
    固定負債合計 906,978 901,991
    負債合計 1,007,306 999,713
    純資産の部
    株主資本
    資本金 100 100
    資本剰余金 131,120 131,120
    利益剰余金 128,524 149,748
    株主資本合計 259,745 280,968
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 45 6
    土地再評価差額金 ※6 4,290 ※6 4,301
    退職給付に係る調整累計額 989 4,247
    その他の包括利益累計額合計 5,325 8,555
    非支配株主持分 ※6 5,301 ※6 5,334
    純資産合計 270,373 294,858
    負債純資産合計 1,277,679 1,294,571

    (ⅱ) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    連結損益計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業収益 ※1 238,063 ※1 253,317
    営業費
    運輸業等営業費及び売上原価 196,424 203,021
    販売費及び一般管理費 ※2 3,219 ※2 3,763
    営業費合計 ※3 199,644 ※3 206,785
    営業利益 38,419 46,531
    営業外収益
    受取利息 125 151
    受取配当金 97 37
    持分法による投資利益 292
    受託工事料収入 0 295
    雑収入 823 1,051
    営業外収益合計 1,045 1,828
    営業外費用
    支払利息 5,545 5,620
    持分法による投資損失 583
    固定資産除却損 1,401 854
    雑支出 864 1,118
    営業外費用合計 8,394 7,594
    経常利益 31,070 40,766
    特別利益
    工事負担金等受入額 1,992 30,539
    その他 1,663 207
    特別利益合計 3,656 30,747
    特別損失
    固定資産圧縮損 1,878 30,493
    減損損失 ※4 347 ※4 4,475
    その他 1,261 157
    特別損失合計 3,487 35,126
    税金等調整前当期純利益 31,239 36,387
    法人税、住民税及び事業税 4,404 6,709
    法人税等調整額 6,438 △6,301
    法人税等合計 10,843 408
    当期純利益 20,396 35,978
    非支配株主に帰属する当期純利益 166 129
    親会社株主に帰属する当期純利益 20,229 35,849

    連結包括利益計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 20,396 35,978
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 △429 △39
    退職給付に係る調整額 △336 3,258
    その他の包括利益合計 ※1 △765 ※1 3,218
    包括利益 19,630 39,197
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 19,464 39,067
    非支配株主に係る包括利益 166 129

    (ⅲ) 連結株主資本等変動計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    当期首残高 100 131,120 118,429 249,650
    当期変動額
    剰余金の配当 △10,134 △10,134
    親会社株主に帰属する 当期純利益 20,229 20,229
    土地再評価差額金の取崩
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 10,095 10,095
    当期末残高 100 131,120 128,524 259,745
    その他の包括利益累計額 非支配 株主持分 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 土地再評価 差額金 退職給付 に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額 合計
    当期首残高 474 4,290 1,326 6,091 5,216 260,957
    当期変動額
    剰余金の配当 △10,134
    親会社株主に帰属する 当期純利益 20,229
    土地再評価差額金の取崩
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △429 △336 △765 85 △679
    当期変動額合計 △429 △336 △765 85 9,415
    当期末残高 45 4,290 989 5,325 5,301 270,373

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    当期首残高 100 131,120 128,524 259,745
    当期変動額
    剰余金の配当 △14,615 △14,615
    親会社株主に帰属する 当期純利益 35,849 35,849
    土地再評価差額金の取崩 △11 △11
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 21,223 21,223
    当期末残高 100 131,120 149,748 280,968
    その他の包括利益累計額 非支配 株主持分 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 土地再評価 差額金 退職給付 に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額 合計
    当期首残高 45 4,290 989 5,325 5,301 270,373
    当期変動額
    剰余金の配当 △14,615
    親会社株主に帰属する 当期純利益 35,849
    土地再評価差額金の取崩 △11
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △39 11 3,258 3,229 32 3,261
    当期変動額合計 △39 11 3,258 3,229 32 24,485
    当期末残高 6 4,301 4,247 8,555 5,334 294,858

    注記事項

    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称

    連結子会社の数  21社

    主要な連結子会社の名称は、「Ⅱ 企業の概況」の「④ 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    (2) 主要な非連結子会社の名称等

    ㈱阪急メディアックス

    非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範囲から除外しています。

    2 持分法の適用に関する事項

    (1) 持分法を適用した関連会社の数及び主要な会社の名称

    持分法を適用した関連会社の数  5社

    主要な会社の名称は、「Ⅱ 企業の概況」の「④ 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    (2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社の名称等

    持分法を適用していない非連結子会社(㈱阪急メディアックス他)及び関連会社(千里朝日阪急ビル管理㈱)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、持分法を適用せず原価法によっています。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    すべての連結子会社の決算日は3月31日であり、連結決算日と一致しています。

    4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    その他有価証券

    а 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    b 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    ただし、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資については、当該組合の財産の持分相当額を計上しています。

    ② 棚卸資産

    a 販売土地及び建物

    個別法による原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    b その他の棚卸資産

    主として移動平均法による原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く。)

    a 鉄道事業の取替資産

    取替法(主として定率法)によっています。

    b その他の有形固定資産

    主として定率法によっていますが、一部については定額法を採用しています。

    ただし、上記a及びbのうち、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。

    ② 無形固定資産(リース資産を除く。)

    定額法によっています。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しています。

    ③ リース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取り決めがある場合は残価保証額)とする定額法によっています。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    貸付金等債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

    ② 賞与引当金

    従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき、当連結会計年度負担額を計上しています。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

    当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりです。① 都市交通事業

    鉄道事業

    鉄道事業は、主に鉄道の輸送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、切符やICカード乗車券の利用などによる運輸収入です。定期外収入については、顧客に輸送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    自動車事業

    自動車事業は、主に路線バス、空港リムジンバス、高速バスの運送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、現金売上やICカード乗車券の利用などによる運送収入です。定期外収入については、顧客に運送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    ② 不動産事業

    賃貸事業

    賃貸事業は、主に大阪市北区その他の地域において、保有するオフィスビル及び商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    ③ エンタテインメント事業

    ステージ事業

    a 宝塚歌劇の興行

    宝塚歌劇の興行は、宝塚歌劇の公演に係るチケットを顧客に販売し、主に宝塚大劇場や東京宝塚劇場において公演を実施する事業です。当該サービスについては、公演を実施した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    b 飲食物・グッズ販売

    飲食物・グッズ販売は、主に宝塚大劇場において飲食物や歌劇関連商品を販売する事業です。当該商品販売については、顧客に商品を引き渡した時点で収益を認識しています。

    (6) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

    ① 鉄道事業における工事負担金等の会計処理

    鉄道事業における連続立体交差化工事等を行うにあたり、地方公共団体等から工事費の一部として、工事負担金等を受け入れています。この工事負担金等を受けて取得した固定資産については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得原価から直接減額して計上しています。

    なお、連結損益計算書については、工事負担金等受入額を特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した工事負担金等相当額を固定資産圧縮損として特別損失に計上しています。

    ② グループ通算制度の適用

    当社及び一部の連結子会社は阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度の適用を受けています。

    (重要な会計上の見積り)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    繰延税金資産 18,965百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従い、中期経営計画により見積られた将来の課税所得等に基づき、繰延税金資産を計上しています。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来の課税所得の見積りは、中期経営計画を基礎としています。なお、新型コロナウイルスの影響を会計上の見積りに反映するにあたり、次のような仮定を置いています。

    当社グループに影響する社会経済活動は、大別すると以下の3ステップを経て徐々に回復していくとみています。

    第1ステップ(~2022年9月):国内で近場での移動から人の往来が再開し、徐々に遠方へも含め復していくとともに、フィジカル・ディスタンスの影響も次第に緩和されていく。

    第2ステップ(2022年10月~2023年9月):人の往来が日本国内だけでなく、世界全体で起こり、徐々に復していく。

    第3ステップ(2023年10月~):新型コロナウイルスの影響が一応収束し、国内外の経済活動が相当程度回復する。

    なお、当社グループを取り巻く事業環境は、第3ステップに至ったとしてもコロナ前の状態に完全に復するわけではないとみています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    課税所得が生じる時期及び金額は、今後の新型コロナウイルスの感染状況に加え、他の将来の不確実な経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合には、回収可能であると判断される繰延税金資産の金額が変動し、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

    会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    繰延税金資産 11,233百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

    「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従い、中期経営計画により見積られた将来の課税所得等に基づき、繰延税金資産を計上しています。

    ② 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来の課税所得の見積りは、中期経営計画を基礎としています。

    ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    課税所得が生じる時期及び金額は、将来の不確実な経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合には、回収可能であると判断される繰延税金資産の金額が変動し、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    (未適用の会計基準等)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

    ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

    ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

    1 概要

     2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に関する会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものです。

    ・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

    ・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る

     税効果

    2 適用予定日

     2025年3月期の期首から適用します。

    3 当該会計基準等の適用による影響

     連結財務諸表に与える影響額については、現在評価中です。

    (追加情報)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

    当社は、常勤の取締役及び執行役員(社外取締役及び国内非居住者を除く。)を対象に、企業価値及び業績の向上に対する意欲を一層高めるとともに、株主価値の向上に対するインセンティブを働かせることを目的として、株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しています。

    本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用しており、役位等に応じて、阪急阪神ホールディングス㈱の株式及び阪急阪神ホールディングス㈱の株式の換価処分金相当額の金銭を交付及び給付する制度です。

    (連結貸借対照表関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ※1 顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の残高は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権 22,405 24,729
    契約資産 138 616
    契約負債 10,700 10,746

    ※2 有形固定資産の減価償却累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    737,636 751,260

    ※3 固定資産の取得原価から直接減額された工事負担金等累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    201,288 231,118

    ※4 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (有形固定資産)
    建物及び構築物 142,958 (142,958) 150,095 (150,095)
    機械装置及び運搬具 42,219 (42,219) 43,447 (43,447)
    土地 206,041 (206,041) 206,041 (206,041)
    その他 1,702 (1,702) 1,909 (1,909)
    (無形固定資産)
    無形固定資産 61 (61) 61 (61)
    合計 392,983 (392,983) 401,556 (401,556)

    担保付債務は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (流動負債)
    短期借入金 7,680 (7,680) 8,386 (8,386)
    (固定負債)
    長期借入金 101,028 (101,028) 105,742 (105,742)
    合計 108,709 (108,709) 114,128 (114,128)

    (注)上記債務には、下記の阪急阪神ホールディングス㈱の鉄道財団抵当長期借入金(1年内返済予定額を含む。)を含めています。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    阪急阪神ホールディングス㈱の 鉄道財団抵当長期借入金 (1年内返済予定額を含む。) 25,341 21,819

    ※5 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    投資有価証券 3,473 3,691

    ※6 連結子会社1社において土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及び土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、事業用土地の再評価を行っています。これに伴い、計上された評価差額のうち、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に、非支配株主に帰属する金額を「非支配株主持分」として、また、これらを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部にそれぞれ計上しています。

    ・再評価の方法

    土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める固定資産税評価額に基づき算出

    ・再評価を行った年月日

    2002年3月31日

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    再評価を行った土地の期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額 △5,911 △5,921

    7 偶発債務

    下記の会社等の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    阪急阪神ホールディングス㈱※① 343,411 阪急阪神ホールディングス㈱※① 274,865
    阪神電気鉄道㈱※② 14,491 阪神電気鉄道㈱※② 12,787
    神戸高速鉄道㈱※① 9,699 神戸高速鉄道㈱※① 9,503
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 650 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 4,764
    合計 368,253 合計 301,920

    ※① 阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    ※② 阪急阪神ホールディングス㈱と連帯保証を行っています。

    (連結損益計算書関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ※1 営業収益の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じる収益 189,408 202,478
    その他の源泉から生じる収益 48,655 50,839
    合計 238,063 253,317

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    人件費 1,302 1,322
    経費 1,611 2,049

    ※3 営業費に含まれている退職給付費用及び引当金繰入額のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付費用 1,623 1,893
    賞与引当金繰入額 491 563

    ※4 減損損失

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    (単位:百万円)

    用途 種類 地域 金額
    不動産賃貸事業資産等 (6件) 建物及び構築物等 兵庫県等 4,475

    (資産をグループ化した方法)

    当社グループは、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

    収益性の低下等により投資額の回収が困難と見込まれる固定資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(4,475百万円)として特別損失に計上しました。

    (減損損失の内訳)

    建物及び構築物 3,954 百万円
    その他 521 百万円
    合計 4,475 百万円

    (回収可能価額の算定方法)

    回収可能価額は、主に正味売却価額により算定しています。

    正味売却価額については、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額等により評価した金額を使用しています。

    (連結包括利益計算書関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 158 △42
    組替調整額 △814
    税効果調整前 △656 △42
    税効果額 227 2
    その他有価証券評価差額金 △429 △39
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 255 5,104
    組替調整額 △702 △545
    税効果調整前 △447 4,558
    税効果額 110 △1,300
    退職給付に係る調整額 △336 3,258
    その他の包括利益合計 △765 3,218

    (連結株主資本等変動計算書関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:株)

    当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 800 800
    合計 800 800

    (注)自己株式については、該当ありません。

    2 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2022年6月15日 定時株主総会 普通株式 10,134 12,668,160.57 2022年3月31日 2022年6月16日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 14,615 利益剰余金 18,268,946.02 2023年3月31日 2023年6月19日

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:株)

    当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 800 800
    合計 800 800

    (注)自己株式については、該当ありません。

    2 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 14,615 18,268,946.02 2023年3月31日 2023年6月19日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月14日 定時株主総会 普通株式 25,977 利益剰余金 32,471,480.70 2024年3月31日 2024年6月17日

    (リース取引関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (借主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 4,450 4,632
    1年超 34,622 30,482
    合計 39,073 35,115

    (貸主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 1,499 1,498
    1年超 19,490 17,995
    合計 20,990 19,493

    (金融商品関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定し、また、資金調達については、主に㈱阪急阪神フィナンシャルサポートからの借入による方針です。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

    営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されていますが、当社グループでは各社の社内規程等に基づき、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握することで、信用リスクの低減を図っています。

    長期貸付金は取引先の状況を定期的に確認し、財務状況の悪化等による回収懸念を早期に把握することで、信用リスクの低減を図っています。

    営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日です。

    短期借入金は主に短期的な運転資金に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資計画などに必要な長期的資金に係る資金調達です。支払期日に支払いを実行できなくなる流動性リスクが存在していますが、資金繰計画を適時に作成し、適切な資金管理を行うことで、流動性リスクを回避しています。加えて、キャッシュマネジメントシステムにより㈱阪急阪神フィナンシャルサポートからの即座の資金調達を可能にしています。

    (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

    2 金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 長期貸付金(1年内回収予定を含む。) 19,694 19,193 △501
    負債の部
    (2) 短期借入金
    (3) 長期借入金(1年内返済予定を含む。) 565,342 552,827 △12,515

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 長期貸付金(1年内回収予定を含む。) 18,534 17,725 △808
    負債の部
    (2) 短期借入金 400 400
    (3) 長期借入金(1年内返済予定を含む。) 570,562 574,546 3,984

    (注)1 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることなどから、記載を省略しています。

    2 「投資有価証券」については、重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 3,710
    受取手形及び売掛金 23,319
    長期貸付金 1,160 5,091 5,802 7,639
    合計 28,190 5,091 5,802 7,639

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 4,314
    受取手形及び売掛金 25,834
    長期貸付金 1,160 5,091 5,802 6,479
    合計 31,309 5,091 5,802 6,479

    4 長期借入金の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    長期借入金 11,480 62,525 309,986 181,350

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    長期借入金 12,836 96,886 278,868 181,970

    3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。

    (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    長期貸付金 19,193 19,193
    負債の部
    短期借入金
    長期借入金 552,827 552,827

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    長期貸付金 17,725 17,725
    負債の部
    短期借入金 400 400
    長期借入金 574,546 574,546

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    長期貸付金

    長期貸付金の時価については、将来キャッシュ・フローを取引先の信用リスクを加味した利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    短期借入金

    短期借入金の時価については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており、レベル2の時価に分類しています。

    長期借入金

    長期借入金の時価については、固定金利によるものは元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    (有価証券関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (退職給付関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 採用している退職給付制度の概要

    当社及び一部の連結子会社は、確定給付制度(確定給付企業年金制度及び退職一時金制度)を設けています。なお、当社においては退職給付信託を設定しています。

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 53,286 52,238
    勤務費用 3,075 3,326
    利息費用 42 41
    数理計算上の差異の発生額 △238 △189
    退職給付の支払額 △3,916 △4,341
    その他 △10 △19
    退職給付債務の期末残高 52,238 51,055

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務を含めています。

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    年金資産の期首残高 51,010 50,790
    期待運用収益 822 978
    数理計算上の差異の発生額 17 4,915
    事業主からの拠出額 1,451 1,404
    退職給付の支払額 △2,511 △2,953
    年金資産の期末残高 50,790 55,135

    (注)簡便法を採用している連結子会社の年金資産を含めています。

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 34,619 33,539
    年金資産 △50,790 △55,135
    △16,170 △21,596
    非積立型制度の退職給付債務 17,618 17,516
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,447 △4,079
    退職給付に係る負債 17,978 17,821
    退職給付に係る資産 △16,530 △21,901
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,447 △4,079

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務及び年金資産を含めています。

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    勤務費用 3,075 3,326
    利息費用 42 41
    期待運用収益 △822 △978
    数理計算上の差異の費用処理額 △702 △545
    その他 31 31
    確定給付制度に係る退職給付費用 1,623 1,874

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用を含めています。

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    数理計算上の差異 △447 4,558

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 △1,516 △6,075

    (7) 年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。

    (単位:%)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    債券 34 32
    株式 39 44
    現金及び預金 3 2
    一般勘定 22 19
    その他 2 3
    合計 100 100

    (注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度15%、当連結会計年度15%含まれています。

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    割引率 主として0.0% 主として0.0%
    長期期待運用収益率 主として2.0% 主として2.0%

    (注)退職給付債務の計算は、主に給付算定式基準により将来のポイント累計を織り込まない方法を採用しているため、予想昇給率は記載していません。

    (税効果会計関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    分譲土地建物評価損 8,163百万円 7,226百万円
    減損損失 4,287 4,932
    税務上の繰越欠損金(注)1 12,028 4,632
    譲渡損益調整損 5,163 4,555
    固定資産評価差額 2,585
    その他 6,939 5,114
    繰延税金資産 小 計 36,582 29,047
    税務上の繰越欠損金に 係る評価性引当額(注)1 △1,848 △1,202
    将来減算一時差異等の合計に 係る評価性引当額 △15,768 △16,612
    評価性引当額 小 計 △17,616 △17,814
    繰延税金負債との相殺 △15,696 △8,063
    繰延税金資産 合 計 3,268 3,169
    (繰延税金負債)
    土地再評価差額金相当額(注)2 △131,366 △116,272
    固定資産圧縮積立金 △2,890 △2,539
    その他 △694 △3,403
    繰延税金負債 小 計 △134,950 △122,215
    繰延税金資産との相殺 15,696 8,063
    繰延税金負債 合 計 △119,253 △114,152
    繰延税金負債の純額 △115,985 △110,982

    (注)1 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金 (※1) 89 37 176 10 11,714 12,028
    評価性引当額 △84 △4 △176 △9 △1,573 △1,848
    繰延税金資産 5 32 0 1 10,141 (※2) 10,179

    (※1)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    (※2)税務上の繰越欠損金12,028百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産10,179百万円を計上しています。当該繰延税金資産については、「注記事項(重要な会計上の見積り)」の記載に基づく将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しています。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金 (※1) 3 173 5 0 4,449 4,632
    評価性引当額 △3 △173 △5 △0 △1,019 △1,202
    繰延税金資産 3,430 (※2)3,430

    (※1)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    (※2)税務上の繰越欠損金4,632百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産3,430百万円を計上しています。当該繰延税金資産については、「注記事項(重要な会計上の見積り)」の記載に基づく将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しています。

    2 当社は、2005年4月1日付分社型(物的)吸収分割に際して、阪急ホールディングス㈱(同日付で同社は阪急電鉄㈱より商号変更、現 阪急阪神ホールディングス㈱)より全ての土地を分割承継しました。これにより、同社において計上されていた「土地再評価に係る繰延税金負債」は、2006年3月期より当社の繰延税金負債として計上しています。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 -% 34.6%
    (調 整)
    評価性引当額 8.3
    連結子会社等からの受取配当金消去 1.8
    税率変更による期末繰延税金資産 (負債)の減額修正 △40.9
    受取配当金等永久に 益金に算入されない項目 △1.9
    その他 △0.8
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 1.1

    (注)前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率

       の100分の5以下であるため注記を省略しています。

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

     当社及び一部の連結子会社は、阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。

    4 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

     「地方税法等の一部を改正する法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、当社及び一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等について従来の34.6%から30.6%に変更となります。

     この税率変更により、当連結会計年度の繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した金額)が15,087百万円、法人税等調整額が14,873百万円、それぞれ減少し、退職給付に係る調整累計額が211百万円、その他有価証券評価差額金が2百万円、それぞれ増加しています。

    (資産除去債務関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (賃貸等不動産関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社及び一部の連結子会社では、大阪市北区その他の地域において、賃貸オフィスビル及び賃貸商業施設等を有しています。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は18,745百万円(主な賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)であり、当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は20,466百万円(主な賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)、減損損失は3,952百万円(特別損失に計上)です。

    また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    連結貸借対照表計上額(注)1
    期首残高 346,755 341,439
    期中増減額(注)2 △5,315 △2,993
    期末残高 341,439 338,445
    期末時価(注)3 625,814 640,354

    (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額です。

    2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は不動産取得(3,598百万円)であり、主な減少額は減価償却費(7,603百万円)です。また、当連結会計年度の主な増加額は開発物件の完成(6,933百万円)及び不動産取得(1,460百万円)であり、主な減少額は減価償却費(7,386百万円)及び減損損失(3,952百万円)です。

    3 期末時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による「不動産鑑定評価基準」に基づく鑑定評価額であり、その他の物件については固定資産税評価額等の指標に基づく時価です。

    4 開発中物件は、開発の途中段階であることから、時価を把握することが難しいため、上表には含めていません。なお、開発中物件の前連結会計年度及び当連結会計年度の連結貸借対照表計上額は、それぞれ39,102百万円及び36,179百万円です。

    (収益認識関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、セグメント別に分解しています。当社グループのセグメントは、事業別のセグメントから構成されており、当社グループの構成単位のうち、分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。分解した収益とセグメントごとの営業収益との関連は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    都市交通事業 140,260 152,533
    不動産事業 64,016 68,458
    エンタテインメント事業 33,926 32,286
    その他 1,269 1,388
    調整額 △1,409 △1,349
    合計 238,063 253,317

    (注)上記には「顧客との契約から生じる収益」のほか、「その他の源泉から生じる収益」(前連結会計年度48,655百万円、当連結会計年度50,839百万円)が含まれています。「その他の源泉から生じる収益」は、主に不動産事業の賃料収入です。

    2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1) 契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 19,301 22,405
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 22,405 24,729
    契約負債(期首残高) 9,449 10,700
    契約負債(期末残高) 10,700 10,746

    契約資産は、重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    契約負債は、主に都市交通事業等における顧客からの前受金であり、収益の認識に伴い取り崩しています。前連結会計年度及び当連結会計年度の期首の契約負債残高は、概ねそれぞれの連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。

    (2) 残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループでは、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引はないため、残存履行義務に係る開示を省略しています。

    (セグメント情報等)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    セグメント情報

    1 報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の下、「都市交通」、「不動産」、「エンタテインメント」の3つの事業領域において、事業を展開しています。

    各報告セグメントの主な事業の内容は、次のとおりです。

    都市交通事業 鉄道事業、自動車事業、流通事業
    不動産事業 賃貸事業、分譲事業等、ホテル事業
    エンタテインメント事業 ステージ事業

    2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載している方法をベースにし、複数のセグメントを有する会社における管理会計上の社内取引(土地・建物等の賃貸借取引等)を含めて計上しています。

    報告セグメントの利益又は損失は、営業利益をベースとした数値です。

    セグメント間の内部営業収益及び振替高は、主として一般の取引条件と同様の価格に基づいています。

    3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への 営業収益 139,430 63,123 33,766 1,055 687 238,063
    (2)セグメント間の 内部営業収益 又は振替高 829 893 160 214 △2,097
    合計 140,260 64,016 33,926 1,269 △1,409 238,063
    セグメント利益 又は損失(△) 16,335 15,866 5,827 192 197 38,419
    セグメント資産 709,476 457,336 39,795 2,918 68,152 1,277,679
    その他の項目
    減価償却費 20,453 9,043 1,480 83 △13 31,048
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 22,677 16,399 1,197 28 230 40,533

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への 営業収益 151,789 67,544 32,096 1,198 689 253,317
    (2)セグメント間の 内部営業収益 又は振替高 744 914 189 189 △2,038
    合計 152,533 68,458 32,286 1,388 △1,349 253,317
    セグメント利益 又は損失(△) 24,092 18,595 3,686 183 △26 46,531
    セグメント資産 706,485 470,629 41,030 2,908 73,517 1,294,571
    その他の項目
    減価償却費 20,176 9,035 1,407 85 △12 30,692
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 30,388 25,782 2,195 11 287 58,665

    (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントです。

    2 セグメント利益又は損失の調整額には、事業セグメントに配分していない資産に関する損益等が含まれています。

    セグメント資産の調整額には、当社での長期投資資金(投資有価証券)及び土地等の配分していない資産やセグメント間の取引消去が含まれています。

    3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

    関連情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)及び当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

    「セグメント情報」の「3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に記載のとおりです。

    2 地域ごとの情報

    (1) 営業収益

    本邦の外部顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しています。

    (2) 有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しています。

    3 主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先はありません。

    報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント その他 調整額 連結 財務諸表 計上額
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント
    減損損失 267 3,965 243 4,475

    報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (関連当事者情報)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 関連当事者との取引

    (1) 保証会社と関連当事者との取引

    ① 保証会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社 阪急阪神ホールディングス㈱ 大阪市 北区 99,474 純粋持株 会社 (被所有) 直接 100.0% 債務保証 担保提供 債務被保証 役員の兼任 債務保証 343,411
    担保提供 25,341
    債務被保証 12,640

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社 阪急阪神ホールディングス㈱ 大阪市 北区 99,474 純粋持株 会社 (被所有) 直接 100.0% 債務保証 担保提供 債務被保証 役員の兼任 債務保証 274,865
    担保提供 21,819
    債務被保証 11,583

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    債務保証については、金融機関からの借入金、社債に対して保証したものです。なお、保証料の受取は行っていません。

    担保提供については、財団抵当借入金に対して、当社の鉄道事業固定資産の一部を担保に供しています。

    債務被保証については、金融機関からの借入金に対して保証を受けたものです。なお、保証料の支払は行っていません。

    ② 保証会社の非連結子会社及び関連会社等

    該当事項はありません。

    ③ 保証会社と同一の親会社を持つ会社等及び保証会社のその他の関係会社の子会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 阪神電気鉄道㈱ 大阪市 福島区 29,384 鉄道事業 他 なし 債務保証 債務被保証 役員の兼任 債務保証 14,491
    債務被保証 12,640
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 資金の 借入 3,342 短期 借入金 3,522
    長期 借入金 448,502
    寄託金の 預入 70,020 預け金 16,920
    利息の 支払 4,455 未払費用 11

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 阪神電気鉄道㈱ 大阪市 福島区 29,384 鉄道事業 他 なし 債務保証 債務被保証 役員の兼任 債務保証 12,787
    債務被保証 11,583
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 資金の 借入 短期 借入金 4,245
    長期 借入金 444,256
    寄託金の 預入 76,103 預け金 13,351
    利息の 支払 4,438 未払費用 10

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    債務保証については、金融機関からの借入金に対して保証したものです。なお、保証料の受取は行っていません。

    債務被保証については、金融機関からの借入金に対して保証を受けたものです。なお、保証料の支払は行っていません。

    資金の借入及び寄託金の預入については、阪急阪神ホールディングスグループにおける資金調達の一元化に伴うものであり、金利については、市場金利を勘案して決定しています。

    ④ 保証会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有 (被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    役員 阪口春男 当社 監査役 なし 不動産の賃貸 不動産の 賃貸 53 敷金 40
    親会社の 役員 荒木直也 (注)2 親会社の 取締役 ㈱阪急阪神百貨店代表取締役会長 なし 不動産の賃貸 敷金の受入 敷金 23,427

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有 (被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    役員 阪口春男 当社 監査役 なし 不動産の賃貸 不動産の 賃貸 62 敷金 44
    親会社の 役員 荒木直也 (注)2 親会社の 取締役 ㈱阪急阪神百貨店代表取締役会長 なし 不動産の賃貸 敷金の受入 敷金 23,427

    (注)1 取引条件及び取引条件の決定方針等

    不動産の賃貸については、近隣の取引事例を参考に決定しており、敷金については、一般の取引条件と同様に決定しています。

    2 ㈱阪急阪神百貨店の代表者として行ったものです。

    (2) 保証会社の連結子会社と関連当事者との取引

    保証会社と同一の親会社を持つ会社等及び保証会社のその他の関係会社の子会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 資金の 借入 5,972 短期 借入金 3,800
    長期 借入金 26,150
    寄託金の 預入 43,540 預け金 28,510
    利息の 支払 126

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 資金の 借入 7,548 短期 借入金 4,000
    長期 借入金 26,150
    寄託金の 預入 47,840 預け金 29,375
    利息の 支払 132

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    資金の借入及び寄託金の預入については、阪急阪神ホールディングスグループにおける資金調達の一元化に伴うものであり、金利については、市場金利を勘案して決定しています。

    2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

    (1) 親会社情報

    阪急阪神ホールディングス㈱(東京証券取引所に上場)

    (2) 重要な関連会社の要約財務情報

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、次のとおりです。

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (1) 1株当たり純資産額 (円) 331,339,266.79 361,905,272.03
    (算定上の基礎)
    純資産の部の合計額 (百万円) 270,373 294,858
    純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 5,301 5,334
    (うち非支配株主持分) (百万円) (5,301) (5,334)
    普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 265,071 289,524
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 (株) 800 800
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    (2) 1株当たり当期純利益 (円) 25,287,232.36 44,811,793.83
    (算定上の基礎)
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 20,229 35,849
    普通株主に帰属しない金額 (百万円)
    普通株式に係る親会社株主に 帰属する当期純利益 (百万円) 20,229 35,849
    普通株式の期中平均株式数 (株) 800 800

    (注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    (重要な後発事象)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    (ⅳ) 連結附属明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (社債明細表)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    (借入金等明細表)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    区分 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 400 0.468
    1年以内に返済予定の長期借入金 11,480 12,836 1.047
    1年以内に返済予定のリース債務 2,036 1,829
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 553,862 557,725 0.963 2025年~2043年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 5,936 4,825 2025年~2032年
    その他有利子負債
    合計 573,315 577,616

    (注)1 連結会社相互間の取引を消去した金額を記載しています。

    2 借入金の「平均利率」については、当期末残高に対する加重平均利率を記載しています。

    3 リース債務については、利息相当額をリース債務総額に含める方法及び利息相当額の総額をリース期間中の各期に定額で配分する方法を採用しているため、「平均利率」を記載していません。

    4 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における返済予定額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
    長期借入金 23,829 12,870 13,595 46,591
    リース債務 1,301 719 668 620

    (資産除去債務明細表)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (2) その他(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    ② 財務諸表等(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (1) 財務諸表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (ⅰ) 貸借対照表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 821 1,191
    未収運賃 7,892 8,367
    未収金 9,822 9,777
    未収収益 1,451 2,579
    短期貸付金 18,080 14,512
    販売土地及び建物 1,500 18,549
    商品及び製品 114 105
    貯蔵品 2,041 2,508
    前払費用 1,600 1,570
    その他 7,277 8,087
    流動資産合計 50,603 67,249
    固定資産
    鉄道事業固定資産
    有形固定資産 846,591 849,839
    減価償却累計額 △454,874 △460,917
    有形固定資産(純額) 391,717 388,921
    無形固定資産 3,599 3,805
    鉄道事業固定資産合計 ※1,※2 395,316 ※1,※2 392,727
    その他事業固定資産
    有形固定資産 610,806 617,169
    減価償却累計額 △195,766 △203,723
    有形固定資産(純額) 415,040 413,446
    無形固定資産 5,560 5,763
    その他事業固定資産合計 420,601 419,209
    各事業関連固定資産
    有形固定資産 8,114 8,221
    減価償却累計額 △3,458 △3,443
    有形固定資産(純額) 4,656 4,777
    無形固定資産 462 306
    各事業関連固定資産合計 5,118 5,084
    建設仮勘定
    鉄道事業 171,922 188,222
    その他事業 39,662 37,644
    各事業関連 18 46
    建設仮勘定合計 211,603 225,914

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    投資その他の資産
    投資有価証券 986 2,895
    関係会社株式 4,825 4,152
    長期貸付金 18,084 16,923
    従業員に対する長期貸付金 59 44
    関係会社長期貸付金 679 599
    長期前払費用 34 45
    前払年金費用 12,678 13,399
    その他 9,290 9,517
    貸倒引当金 △229 △149
    投資その他の資産合計 46,409 47,429
    固定資産合計 1,079,049 1,090,364
    資産合計 1,129,652 1,157,614
    負債の部
    流動負債
    1年内返済予定の長期借入金 ※2 6,966 ※2 8,475
    リース債務 1,617 1,350
    未払金 21,589 15,495
    未払費用 9,937 11,140
    未払消費税等 3,767 2,225
    未払法人税等 2,363 4,257
    預り連絡運賃 1,735 1,658
    預り金 3,463 3,846
    前受運賃 4,908 4,768
    前受金 2,243 5,153
    前受収益 2,711 3,088
    従業員預り金 12,696 12,864
    その他 158 225
    流動負債合計 74,159 74,550
    固定負債
    長期借入金 ※2 516,603 ※2 515,927
    リース債務 3,796 2,446
    繰延税金負債 118,600 111,938
    固定資産撤去損失引当金 474 474
    投資損失引当金 227 227
    退職給付引当金 13,466 13,326
    長期預り保証金 5,009 4,897
    長期前受工事負担金 111,458 128,179
    長期預り敷金 66,622 67,457
    その他 1,140
    固定負債合計 836,259 846,014
    負債合計 910,418 920,564

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    純資産の部
    株主資本
    資本金 100 100
    資本剰余金
    資本準備金 131,038 131,038
    資本剰余金合計 131,038 131,038
    利益剰余金
    その他利益剰余金
    固定資産圧縮積立金 5,433 5,698
    繰越利益剰余金 82,550 100,141
    利益剰余金合計 87,983 105,840
    株主資本合計 219,121 236,978
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 111 71
    評価・換算差額等合計 111 71
    純資産合計 219,233 237,049
    負債純資産合計 1,129,652 1,157,614

    (ⅱ) 損益計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    鉄道事業営業利益
    営業収益
    旅客運輸収入 84,809 92,919
    運輸雑収 4,879 5,167
    営業収益合計 89,688 98,087
    営業費
    運送営業費 52,322 53,955
    一般管理費 4,024 4,461
    諸税 3,902 3,989
    減価償却費 16,443 15,874
    営業費合計 ※4 76,693 ※4 78,280
    鉄道事業営業利益 12,994 19,806
    その他事業営業利益
    営業収益
    土地建物分譲収入 5 214
    賃貸収入 63,477 68,402
    流通広告事業収入 2,226 2,511
    その他の収入 20,657 18,464
    営業収益合計 86,366 89,593
    営業費
    売上原価 46,764 48,169
    販売費及び一般管理費 3,991 4,731
    諸税 5,310 5,919
    減価償却費 10,630 10,549
    営業費合計 ※4 66,695 ※4 69,370
    その他事業営業利益 19,670 20,222
    全事業営業利益 32,665 40,028
    営業外収益
    受取利息 38 55
    受取配当金 ※4 1,566 ※4 1,739
    投資有価証券売却益 814
    雑収入 681 1,231
    営業外収益合計 3,102 3,025
    営業外費用
    支払利息 5,312 5,378
    固定資産除却損 1,400 846
    雑支出 806 1,739
    営業外費用合計 7,520 7,964
    経常利益 28,247 35,090

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    特別利益
    固定資産売却益 ※1 91
    工事負担金等受入額 943 1,826
    貸倒引当金戻入額 80
    特別利益合計 943 1,997
    特別損失
    固定資産売却損 ※2 0
    固定資産圧縮損 939 1,785
    減損損失 323 4,208
    新型コロナウイルス関連損失 ※3,※4 843
    特別損失合計 2,107 5,993
    税引前当期純利益 27,084 31,094
    法人税、住民税及び事業税 3,087 5,282
    法人税等調整額 5,728 △6,658
    法人税等合計 8,815 △1,376
    当期純利益 18,268 32,471

    (付) 営業費明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    区分 注記 番号 金額 金額
    Ⅰ 鉄道事業営業費
    1 運送営業費 ※1
    人 件 費 26,667 27,797
    経   費 25,654 26,158
    小 計 52,322 53,955
    2 一般管理費
    人 件 費 765 838
    経   費 3,258 3,622
    小 計 4,024 4,461
    3 諸   税 3,902 3,989
    4 減価償却費 16,443 15,874
    鉄道事業営業費合計 76,693 78,280
    Ⅱ その他事業営業費
    1 売上原価 ※2
    分譲等商品原価 968 1,218
    賃貸等営業原価 45,795 46,951
    小 計 46,764 48,169
    2 販売費及び一般管理費
    人 件 費 762 832
    経   費 3,228 3,899
    小 計 3,991 4,731
    3 諸   税 5,310 5,919
    4 減価償却費 10,630 10,549
    その他事業営業費合計 66,695 69,370
    全事業営業費合計 143,389 147,651

    (注)事業別営業費合計の100分の5を超える主な費用並びに営業費(全事業)に含まれている引当金繰入額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    ※1 鉄道事業営業費 運送営業費       給与 22,194     動力費 6,936     修繕費 7,955         ※2 その他事業営業費 売上原価       電灯電力料 5,316     公演費 4,030     賃借料 8,293     管理業務委託費 14,087         3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 806 ※1 鉄道事業営業費 運送営業費 給与 22,194 動力費 6,936 修繕費 7,955 ※2 その他事業営業費 売上原価 電灯電力料 5,316 公演費 4,030 賃借料 8,293 管理業務委託費 14,087 3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 806 ※1 鉄道事業営業費 運送営業費       給与 23,013     動力費 6,291     修繕費 8,304         ※2 その他事業営業費 売上原価       電灯電力料 4,827     公演費 3,751     賃借料 8,739     管理業務委託費 14,723         3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 1,025 ※1 鉄道事業営業費 運送営業費 給与 23,013 動力費 6,291 修繕費 8,304 ※2 その他事業営業費 売上原価 電灯電力料 4,827 公演費 3,751 賃借料 8,739 管理業務委託費 14,723 3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 1,025
    ※1 鉄道事業営業費 運送営業費
    給与 22,194
    動力費 6,936
    修繕費 7,955
    ※2 その他事業営業費 売上原価
    電灯電力料 5,316
    公演費 4,030
    賃借料 8,293
    管理業務委託費 14,087
    3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 806
    ※1 鉄道事業営業費 運送営業費
    給与 23,013
    動力費 6,291
    修繕費 8,304
    ※2 その他事業営業費 売上原価
    電灯電力料 4,827
    公演費 3,751
    賃借料 8,739
    管理業務委託費 14,723
    3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 退職給付費用 1,025

    (ⅲ) 株主資本等変動計算書(保証会社:阪急電鉄㈱)

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    資本準備金 資本剰余金 合計 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 100 131,038 131,038 5,488 74,361 79,849 210,987
    当期変動額
    剰余金の配当 △10,134 △10,134 △10,134
    固定資産圧縮積立金の取崩 △54 54
    税率変更に伴う固定資産 圧縮積立金の変動額
    当期純利益 18,268 18,268 18,268
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △54 8,189 8,134 8,134
    当期末残高 100 131,038 131,038 5,433 82,550 87,983 219,121
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 541 541 211,529
    当期変動額
    剰余金の配当 △10,134
    固定資産圧縮積立金の取崩
    税率変更に伴う固定資産 圧縮積立金の変動額
    当期純利益 18,268
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △430 △430 △430
    当期変動額合計 △430 △430 7,704
    当期末残高 111 111 219,233

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    資本準備金 資本剰余金 合計 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 100 131,038 131,038 5,433 82,550 87,983 219,121
    当期変動額
    剰余金の配当 △14,615 △14,615 △14,615
    固定資産圧縮積立金の取崩 △54 54
    税率変更に伴う固定資産 圧縮積立金の変動額 320 △320
    当期純利益 32,471 32,471 32,471
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 265 17,590 17,856 17,856
    当期末残高 100 131,038 131,038 5,698 100,141 105,840 236,978
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他 有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 111 111 219,233
    当期変動額
    剰余金の配当 △14,615
    固定資産圧縮積立金の取崩
    税率変更に伴う固定資産 圧縮積立金の変動額
    当期純利益 32,471
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △40 △40 △40
    当期変動額合計 △40 △40 17,815
    当期末残高 71 71 237,049

    注記事項

    (重要な会計方針)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    (1) 子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法による原価法によっています。

    (2) その他有価証券

    ① 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    ② 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    ただし、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資については、当該組合の財産の持分相当額を計上しています。

    2 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    (1) 通常の販売目的で保有する棚卸資産

    評価基準は原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    ① 販売土地及び建物

    個別法によっています。

    ② 商品及び製品

    個別法及び先入先出法によっています。

    ③ 貯蔵品

    移動平均法によっています。

    3 固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産(リース資産を除く。)

    ① 鉄道事業の取替資産

    取替法(定率法)によっています。

    ② その他の有形固定資産

    定率法によっています。

    ただし、上記①及び②のうち、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。

    (2) 無形固定資産(リース資産を除く。)

    定額法によっています。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しています。

    (3) リース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取り決めがある場合は残価保証額)とする定額法を採用しています。

    4 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    貸付金等債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

    (2) 固定資産撤去損失引当金

    固定資産撤去工事に備えるため、費用を合理的に見積もることが可能な工事について、当該見積額を計上しています。

    (3) 投資損失引当金

    関係会社の事業の損失に備えるため、その資産状態等を勘案し、出資金額及び貸付金額を超えて、当社が負担することとなる損失見込額を計上しています。

    (4) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しています。

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しています。

    5 収益及び費用の計上基準

    当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりです。

    (1) 都市交通事業

    鉄道事業

     鉄道事業は、主に鉄道の輸送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、切符やICカード乗車券の利用などによる運輸収入です。定期外収入については、顧客に輸送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    (2) 不動産事業

    賃貸事業

     賃貸事業は、主に大阪市北区その他の地域において、保有するオフィスビル及び商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    (3) エンタテインメント事業

    ステージ事業

    宝塚歌劇の興行

     宝塚歌劇の興行は、宝塚歌劇の公演に係るチケットを顧客に販売し、主に宝塚大劇場や東京宝塚劇場において公演を実施する事業です。当該サービスについては、公演を実施した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    6 その他財務諸表作成のための基礎となる事項

    (1) 鉄道事業における工事負担金等の会計処理

    鉄道事業における連続立体交差化工事等を行うにあたり、地方公共団体等から工事費の一部として、工事負担金等を受け入れています。この工事負担金等を受けて取得した固定資産については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得原価から直接減額して計上しています。

    なお、損益計算書については、工事負担金等受入額を特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した工事負担金等相当額を固定資産圧縮損として特別損失に計上しています。

    (2) 退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表における会計処理の方法と異なっています。

    (3) グループ通算制度の適用

    阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度の適用を受けています。

    (重要な会計上の見積り)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    1 繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    繰延税金資産  15,998百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

    2 固定資産の減損

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    減損損失          323百万円

    その他の事業固定資産  420,601百万円

    (2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

    ① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

    当社は、管理会計上の事業ごと又は物件ごとに資産のグループ化を行っています。

    減損の兆候があると認められた場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額又は使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識します。

    ② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    将来キャッシュ・フローの見積りは、中期経営計画を基礎としており、新型コロナウイルスの影響については、上記「1 繰延税金資産の回収可能性」と同様の仮定を置いています。

    ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響

    将来キャッシュ・フローについては、今後の新型コロナウイルスの感染状況に加え、他の将来の不確実な経済状況や市場価額の変動によって影響を受ける可能性があり、実際の結果が見積りと乖離した場合には、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

    繰延税金資産の回収可能性

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

      繰延税金資産  9,944百万円(繰延税金負債との相殺前金額)

    (2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

      「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載

     のとおりです。

    (追加情報)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

    「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(追加情報)」に記載のとおりです。

    (貸借対照表関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ※1 固定資産の取得原価から直接減額された工事負担金等累計額

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    181,952 183,593

    ※2 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (固定資産) 鉄道事業固定資産(鉄道財団)
    380,548 378,661

     なお、当社は2005年4月1日付分社型(物的)吸収分割により、阪急ホールディングス㈱(同日付で阪急電鉄㈱より商号変更、現 阪急阪神ホールディングス㈱)の保有する鉄道事業固定資産を承継しています。それに伴い、上記資産は同社の財団抵当借入金の担保にも供しています。

    担保付債務は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (流動負債) 1年内返済予定の長期借入金 3,444 4,230
    (固定負債) 長期借入金 68,100 71,670
    合計 71,544 75,900

     3 偶発債務

    下記の会社の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    阪急阪神ホールディングス㈱※① 343,411 阪急阪神ホールディングス㈱※① 274,865
    阪神電気鉄道㈱※② 14,491 北大阪急行電鉄㈱※④ 16,389
    北大阪急行電鉄㈱※③ 11,766 阪神電気鉄道㈱※② 12,787
    神戸高速鉄道㈱※① 9,699 神戸高速鉄道㈱※① 9,503
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 650 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 4,764
    ㈱宝塚クリエイティブアーツ 8 ㈱宝塚クリエイティブアーツ 10
    合計 380,028 合計 318,321

    ※① 阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    ※② 阪急阪神ホールディングス㈱と連帯保証を行っています。

    ※③ 保証債務11,766百万円のうち、3,639百万円については、阪急阪神ホールディングス㈱及び

    阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    ※④ 保証債務16,389百万円のうち、3,248百万円については、阪急阪神ホールディングス㈱及び

    阪神電気鉄道㈱と連帯保証を行っています。

    (損益計算書関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    ※1 固定資産売却益は、社有地等の譲渡によるものです。

    ※2 固定資産売却損は、社有地等の譲渡によるものです。

    ※3 新型コロナウイルス関連損失は、新型コロナウイルスの影響により、営業を停止又はイベントの開

      催を中止した際に、当該営業停止期間中に発生した固定費や、当該イベントの開催準備及び中止のた

      めに直接要した費用等を特別損失に計上したものです。

    ※4 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれています。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業費 13,181 営業費 13,669
    営業外収益 営業外収益
    受取配当金 1,503 受取配当金 1,720
    特別損失
    新型コロナウイルス関連損失 411

    (有価証券関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    子会社株式及び関連会社株式(前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式4,004百万円、関連会社株式821百万円、当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式3,331百万円、関連会社株式821百万円)は、市場価格がないことから、記載していません。

    (税効果会計関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    分譲土地建物評価損 8,163百万円 7,226百万円
    減損損失 3,707 4,567
    譲渡損益調整損 5,141 4,533
    関係会社株式評価損 3,978 3,728
    税務上の繰越欠損金 9,455 3,099
    固定資産評価差額 2,585
    その他 4,395 3,836
    繰延税金資産 小 計 34,842 29,577
    税務上の繰越欠損金に 係る評価性引当額
    将来減算一時差異等の合計に 係る評価性引当額 △18,843 △19,633
    評価性引当額 小 計 △18,843 △19,633
    繰延税金負債との相殺 △15,998 △9,944
    繰延税金資産 合 計
    (繰延税金負債)
    土地再評価差額金相当額 △131,366 △116,272
    固定資産圧縮積立金 △2,873 △2,523
    その他 △359 △3,085
    繰延税金負債 小 計 △134,598 △121,882
    繰延税金資産との相殺 15,998 9,944
    繰延税金負債 合 計 △118,600 △111,938
    繰延税金負債の純額 △118,600 △111,938

    (注)当社は、2005年4月1日付分社型(物的)吸収分割に際して、阪急ホールディングス㈱(同日付で同社は阪急電鉄㈱より商号変更、現 阪急阪神ホールディングス㈱)より全ての土地を分割承継しました。これにより、同社において計上されていた「土地再評価に係る繰延税金負債」は、2006年3月期より当社の繰延税金負債として計上されています。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 34.6% 34.6%
    (調 整)
    交際費等永久に 損金に算入されない項目 0.2 0.2
    受取配当金等永久に 益金に算入されない項目 △2.0 △2.0
    評価性引当額 0.1 10.7
    税率変更による期末繰延税金資産 (負債)の減額修正 △47.6
    その他 △0.4 △0.3
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 32.5 △4.4

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

      「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(税効果会計関係)」に記載のとおりです。

    4 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

      「地方税法等の一部を改正する法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等について従来の34.6%から30.6%に変更となります。

      この税率変更により、当事業年度の繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した金額)が14,812百万円、法人税等調整額が14,810百万円、それぞれ減少し、その他有価証券評価差額金が2百万円増加しています。

    (収益認識関係)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(重要な会計方針)」の「5 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    (重要な後発事象)(保証会社:阪急電鉄㈱)

    当社は、2023年12月22日開催の取締役会における決議に基づき、㈱阪急阪神ホテルズを2024年4月1日付で吸収合併しました。

    1 取引の概要

    (1) 企業結合日

    2024年4月1日

    (2) 企業結合の法的形式

    当社を存続会社、㈱阪急阪神ホテルズを消滅会社とする吸収合併

    (3) 結合後企業の名称

    阪急電鉄㈱

    (4) その他取引の概要に関する事項

    阪急阪神ホールディングスグループでは、㈱阪急阪神ホテルズの事業スキーム(資産保有と運営を一体化して経営する方式)を抜本的に見直し、資産保有と経営・運営を分離する組織再編を実施しました。

    2 実施する会計処理の概要

    「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号)に基づき、共通支配下の取引として会計処理を行う予定です。

    (ⅳ) 附属明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    有価証券明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (株式)

    銘柄 株式数 (株) 貸借対照表計上額 (百万円)
    投資有価 証券 その他 有価証券 神戸電鉄㈱ 77,680 215
    東宝㈱ 18,630 92
    ㈱KMO 1,734 86
    ソリオ宝塚都市開発㈱ 1,350 67
    下津井電鉄㈱ 480,000 44
    ㈱新都市ライフホールディングス 26,438 22
    大阪ターミナルビル㈱ 2,000 20
    神戸地下街㈱ 20,000 19
    ㈱神戸国際会館 37 17
    川西都市開発㈱ 33,552 17
    その他22銘柄 873,401 69
    合計 1,534,822 672

    (その他)

    種類及び銘柄 投資口数 (口) 貸借対照表計上額 (百万円)
    投資有価 証券 その他 有価証券 (投資事業有限責任組合への出資)
    TB投資事業有限責任組合 - 1,999
    ハック大阪投資事業有限責任組合 - 222
    合計 - 2,222

    有形固定資産等明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期末減価償却累計額又は償却累計額 当期償却額 差引 当期末残高
    有形固定資産
    土地 469,157 - 292 468,865 - - 468,865
    建物 455,788 15,371 6,604 (3,877) 464,555 278,054 10,925 186,500
    構築物 295,072 6,012 1,912 (74) 299,172 192,095 4,081 107,076
    車両 161,976 2,545 5,002 159,519 132,371 5,245 27,147
    機械装置 49,202 1,980 672 (4) 50,509 40,062 2,179 10,447
    工具器具備品 19,714 1,058 467 (0) 20,305 17,690 1,013 2,614
    リース資産 14,600 - 2,299 12,301 7,809 1,189 4,491
    建設仮勘定 211,603 61,213 46,903 (243) 225,914 - - 225,914
    有形固定資産合計 1,677,116 88,181 64,154 (4,200) 1,701,144 668,085 24,635 1,033,059
    無形固定資産
    借地権 - - - 2,566 - - 2,566
    公共施設負担金 - - - 4,369 2,274 390 2,095
    共同施設負担金 - - - 2,838 1,118 192 1,719
    電気供給施設利用権 - - - 290 233 19 56
    電話施設利用権 - - - 28 - - 28
    その他 - - - 7,517 4,108 1,236 3,408
    無形固定資産合計 - - - 17,610 7,734 1,838 9,876
    長期前払費用 34 27 15 45 - - 45

    (注)1 当期増減額のうち主なものは、次のとおりです。

    (当期増加額)

    建設仮勘定 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」 京都線・千里線淡路駅付近連続立体交差化 14,610 11,173 百万円 百万円

    (当期減少額)

    建設仮勘定 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」 販売土地建物への振替 15,794 百万円

    2 「当期減少額」欄の()内は内書で、減損損失の計上額です。

    3 無形固定資産の金額が、資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しています。

    引当金明細表(保証会社:阪急電鉄㈱)

    (単位:百万円)

    区分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 (目的使用) 当期減少額 (その他) 当期末残高
    貸倒引当金 229 80 149
    固定資産撤去損失引当金 474 474
    投資損失引当金 227 227

            (注)貸倒引当金の当期減少額(その他)は、債権回収に伴う取崩額です。

    (2) 主な資産及び負債の内容(保証会社:阪急電鉄㈱)

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。

    (3) その他(保証会社:阪急電鉄㈱)

    該当事項はありません。

    (阪神電気鉄道株式会社)

    ① 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しています。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき、同規則並びに「鉄道事業会計規則」(昭和62年運輸省令第7号)により作成しています。

    ② 監査証明について(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社の連結財務諸表及び財務諸表は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。

    ただし、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる監査を受けています。

    ③ 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っています。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、関連書籍の定期購読のほか、監査法人等が主催するセミナーへの参加等の取組を行っています。また、連結決算に関して、グループ共通の作成要領等を整備するとともに、関係会社の経理担当者を対象とした研修等を実施しています。

    ① 連結財務諸表等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 連結財務諸表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (ⅰ) 連結貸借対照表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 7,551 10,973
    預け金 47,160 52,250
    受取手形及び売掛金 ※1 41,924 ※1 44,971
    販売土地及び建物 676 778
    商品及び製品 1,286 1,871
    仕掛品 1,267 1,692
    原材料及び貯蔵品 2,207 2,404
    その他 6,585 6,997
    貸倒引当金 △287 △268
    流動資産合計 108,373 121,670
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※4 193,673 ※4 190,525
    機械装置及び運搬具(純額) ※4 9,954 ※4 11,421
    土地 ※4 88,075 ※4 87,615
    建設仮勘定 5,511 7,667
    その他(純額) ※4 8,585 ※4 8,909
    有形固定資産合計 ※2,※3 305,800 ※2,※3 306,139
    無形固定資産 ※3,※4 4,894 ※3,※4 5,036
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※4,※5 45,274 ※4,※5 53,071
    繰延税金資産 6,924 6,773
    退職給付に係る資産 958 2,024
    その他 ※4 19,060 ※4 18,710
    貸倒引当金 △31 △21
    投資その他の資産合計 72,186 80,557
    固定資産合計 382,881 391,733
    資産合計 491,255 513,403

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 12,977 14,828
    短期借入金 ※4 6,522 ※4 6,864
    未払金 17,790 19,312
    未払法人税等 3,389 5,738
    賞与引当金 2,253 2,473
    その他 ※1,※4 28,942 ※1,※4 31,155
    流動負債合計 71,875 80,373
    固定負債
    長期借入金 ※4 153,043 ※4 142,998
    繰延税金負債 4,276 6,956
    退職給付に係る負債 15,073 14,857
    長期預り敷金 25,523 26,712
    その他 6,065 6,302
    固定負債合計 203,982 197,828
    負債合計 275,858 278,201
    純資産の部
    株主資本
    資本金 29,384 29,384
    資本剰余金 21,405 21,444
    利益剰余金 129,029 141,478
    株主資本合計 179,820 192,307
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 12,754 17,692
    繰延ヘッジ損益 △15 22
    退職給付に係る調整累計額 244 951
    その他の包括利益累計額合計 12,982 18,666
    非支配株主持分 22,593 24,227
    純資産合計 215,396 235,201
    負債純資産合計 491,255 513,403

    (ⅱ) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    連結損益計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業収益 ※1 207,361 ※1 232,881
    営業費
    運輸業等営業費及び売上原価 170,925 185,801
    販売費及び一般管理費 ※2 12,158 ※2 13,156
    営業費合計 ※3 183,084 ※3 198,958
    営業利益 24,277 33,923
    営業外収益
    受取利息 217 232
    受取配当金 629 612
    持分法による投資利益 246 400
    雑収入 417 379
    営業外収益合計 1,511 1,625
    営業外費用
    支払利息 1,671 1,564
    固定資産除却損 340 529
    雑支出 222 202
    営業外費用合計 2,233 2,295
    経常利益 23,555 33,253
    特別利益
    工事負担金等受入額 537 804
    固定資産売却益 ※4 2,576 ※4 7
    その他 754 17
    特別利益合計 3,867 829
    特別損失
    固定資産圧縮損 3,107 783
    固定資産除却損 401 810
    減損損失 197 358
    耐震補強関連費用 160 336
    その他 145 76
    特別損失合計 4,012 2,367
    税金等調整前当期純利益 23,411 31,715
    法人税、住民税及び事業税 6,477 9,754
    法人税等調整額 740 321
    法人税等合計 7,217 10,076
    当期純利益 16,193 21,639
    非支配株主に帰属する当期純利益 1,996 1,902
    親会社株主に帰属する当期純利益 14,197 19,737

    連結包括利益計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    当期純利益 16,193 21,639
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 7,340 4,944
    繰延ヘッジ損益 △53 38
    退職給付に係る調整額 △104 701
    その他の包括利益合計 ※1 7,182 ※1 5,683
    包括利益 23,375 27,323
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 21,374 25,420
    非支配株主に係る包括利益 2,001 1,902

    (ⅲ) 連結株主資本等変動計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    当期首残高 29,384 21,421 116,611 167,417
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,778 △1,778
    親会社株主に帰属する 当期純利益 14,197 14,197
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 11 11
    連結子会社の自己株式の取得 による持分の増減 △26 △26
    連結子会社の自己株式の処分 による持分の増減
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △15 12,418 12,402
    当期末残高 29,384 21,405 129,029 179,820
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 繰延ヘッジ損益 退職給付に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額合計
    当期首残高 5,412 38 355 5,806 21,060 194,284
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,778
    親会社株主に帰属する 当期純利益 14,197
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 11
    連結子会社の自己株式の取得 による持分の増減 △26
    連結子会社の自己株式の処分 による持分の増減
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 7,341 △53 △111 7,176 1,532 8,709
    当期変動額合計 7,341 △53 △111 7,176 1,532 21,112
    当期末残高 12,754 △15 244 12,982 22,593 215,396

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
    当期首残高 29,384 21,405 129,029 179,820
    当期変動額
    剰余金の配当 △7,288 △7,288
    親会社株主に帰属する 当期純利益 19,737 19,737
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 32 32
    連結子会社の自己株式の取得 による持分の増減
    連結子会社の自己株式の処分 による持分の増減 6 6
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 39 12,448 12,487
    当期末残高 29,384 21,444 141,478 192,307
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 繰延ヘッジ損益 退職給付に係る 調整累計額 その他の 包括利益 累計額合計
    当期首残高 12,754 △15 244 12,982 22,593 215,396
    当期変動額
    剰余金の配当 △7,288
    親会社株主に帰属する 当期純利益 19,737
    非支配株主との取引に係る 親会社の持分変動 32
    連結子会社の自己株式の取得 による持分の増減
    連結子会社の自己株式の処分 による持分の増減 6
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 4,938 38 707 5,683 1,633 7,317
    当期変動額合計 4,938 38 707 5,683 1,633 19,805
    当期末残高 17,692 22 951 18,666 24,227 235,201

    注記事項

    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称

    連結子会社の数  25社

    主要な連結子会社の名称は、「Ⅱ 企業の概況」の「④ 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    (2) 主要な非連結子会社の名称等

    アイテック阪急阪神イノベーション投資事業有限責任組合

    非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範囲から除外しています。

    2 持分法の適用に関する事項

    (1) 持分法を適用した関連会社の数及び主要な会社の名称

    持分法を適用した関連会社の数  5社

    主要な会社の名称は、「Ⅱ 企業の概況」の「④ 関係会社の状況」に記載しているため省略しています。

    (2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社の名称等

    持分法を適用していない非連結子会社(アイテック阪急阪神イノベーション投資事業有限責任組合他)及び関連会社(㈱エフエム・キタ他)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に関してその合計額でいずれも小規模であり、全体として連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、持分法を適用せず原価法によっています。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社のうち、㈱システム技研及びユミルリンク㈱の決算日は12月31日であり、㈱日本プロテックの決算日は1月31日です。なお、連結財務諸表の作成にあたっては各社の決算日に基づく財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っています。

    4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    a 満期保有目的の債券

    償却原価法(定額法)によっています。

    b その他有価証券

    ア 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    イ 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    ② デリバティブ

    時価法によっています。

    ③ 棚卸資産

    a 販売土地及び建物

    個別法による原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    b その他の棚卸資産

    主として個別法による原価法によっています。

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く。)

    a 鉄道事業の取替資産

    取替法(定率法)によっています。

    b その他の有形固定資産

    主として定率法によっていますが、一部については定額法を採用しています。

    ただし、上記a及びbのうち、当社における梅田阪神第1ビルディング建物(建物附属設備を除く。)及び1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。

    ② 無形固定資産(リース資産を除く。)

    定額法によっています。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しています。

    ③ リース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっています。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

    ② 賞与引当金

    従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき、当連結会計年度負担額を計上しています。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    過去勤務費用については、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しています。

    数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

    当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりです。

    ① 都市交通事業

    鉄道事業

    鉄道事業は、主に鉄道の輸送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、切符やICカード乗車券の利用などによる運輸収入です。定期外収入については、顧客に輸送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    自動車事業

    自動車事業は、主に路線バス、空港リムジンバス、高速バスの運送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、現金売上やICカード乗車券の利用などによる運送収入です。定期外収入については、顧客に運送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    ② 不動産事業

    賃貸事業

    賃貸事業は、主に大阪市北区その他の地域において、保有するオフィスビル及び商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    ホテル事業

    ホテル事業は、主に宿泊、宴会、レストランに関するサービスを顧客に提供する事業です。当該サービスについては、顧客にサービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    ③ エンタテインメント事業

    スポーツ事業

    a プロ野球の興行

    プロ野球の興行は、阪神タイガースの主催試合に係るチケットを顧客に販売し、主に阪神甲子園球場において主催試合を開催する事業です。当該サービスについては、主催試合が成立した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    b 広告看板

    広告看板は、顧客である広告主からの依頼に基づき、阪神甲子園球場の看板等に広告を掲載する事業です。当該サービスについては、広告を掲載することで履行義務が充足されると判断し、広告の掲載期間にわたって収益を認識しています。

    c 飲食物・グッズ販売

    飲食物・グッズ販売は、主に阪神甲子園球場において飲食物やタイガースグッズ等を販売する事業です。当該商品販売については、顧客に商品を引き渡した時点で収益を認識しています。なお、商品販売のうち、当社グループが代理人に該当すると判断したものについては、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しています。

    ④ 情報・通信事業

    情報サービス事業

    a ソフトウェア開発受託

    ソフトウェア開発受託は、顧客との契約に基づき、ソフトウェアの企画、設計、開発を行う事業であり、顧客に当該ソフトウェアを納品する義務を負っています。当該契約については、主に一定期間にわたり履行義務が充足されるものであり、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しています。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した原価が、予想される原価の合計に占める割合に基づいて行っています。

    b システム運用・保守サービス

    システム運用・保守サービスは、主にシステム納入先である顧客に一定期間のソフトウェアの運用・保守サービスを提供する事業です。当該サービスについては、一定期間にわたり履行義務が充足されると判断し、顧客との契約期間にわたって収益を認識しています。

    放送・通信事業

    放送・通信事業は、主にインターネットやケーブルテレビ放送、固定電話サービスを提供する事業です。当該サービスについては、一定期間にわたり履行義務が充足されると判断し、顧客との契約期間にわたって収益を認識しています。

    ⑤ 建設事業

    建設・環境事業

    建設・環境事業は、顧客との契約に基づき、主に土木・建築等の建設工事の請負を行う事業であり、顧客に完成した目的物の引渡しを行う義務を負っています。当該契約については、主に一定期間にわたり履行義務が充足されるものであり、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しています。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の合計に占める割合に基づいて行っています。

    (6) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

    繰延ヘッジ処理を行っています。

    ただし、為替予約が付されている外貨建金銭債権債務等については振当処理を行っています。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    主なヘッジ手段とヘッジ対象は次のとおりです。

    ヘッジ手段…為替予約

    ヘッジ対象…外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引

    ③ ヘッジ方針

    当社グループは通常業務を遂行する上で為替変動リスクに晒されており、このリスクをヘッジする手段としてデリバティブ取引を行っています。

    ④ ヘッジ有効性評価の方法

    取引の目的、内容、決裁基準、業務の所管及び報告体制等を社内ルールに定め、その社内ルールに基づき、外国通貨による決済見込額に対し、通貨種別、金額、履行時期等の重要な条件が同一である為替予約を行っているため、ヘッジ有効性の判定は省略しています。

    (7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

    ① 鉄道事業における工事負担金等の会計処理

    鉄道事業における連続立体交差化工事等を行うにあたり、地方公共団体等から工事費の一部として、工事負担金等を受け入れています。この工事負担金等を受けて取得した固定資産については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得原価から直接減額して計上しています。

    なお、連結損益計算書については、工事負担金等受入額を特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した工事負担金等相当額を固定資産圧縮損として特別損失に計上しています。

    ② グループ通算制度の適用

    当社及び一部の連結子会社は阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度の適用を受けています。

    (未適用の会計基準等)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

    ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

    ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

    1 概要

     2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に関する会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものです。

    ・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

    ・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る

     税効果

    2 適用予定日

     2025年3月期の期首から適用します。

    3 当該会計基準等の適用による影響

     連結財務諸表に与える影響額については、現在評価中です。

    (追加情報)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

    当社は、常勤の取締役及び執行役員等(社外取締役及び国内非居住者を除く。)を対象に、企業価値及び業績の向上に対する意欲を一層高めるとともに、株主価値の向上に対するインセンティブを働かせることを目的として、株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しています。

    本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用しており、役位に応じて、阪急阪神ホールディングス㈱の株式及び阪急阪神ホールディングス㈱の株式の換価処分金相当額の金銭を交付及び給付する制度です。

    (連結貸借対照表関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ※1 顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の残高は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権 31,920 36,109
    契約資産 10,003 8,844
    契約負債 13,368 15,020

    ※2 有形固定資産の減価償却累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    331,619 341,641

    ※3 固定資産の取得原価から直接減額された工事負担金等累計額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    248,080 248,585

    ※4 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (有形固定資産)
    建物及び構築物 54,284 (54,284) 55,087 (55,087)
    機械装置及び運搬具 6,054 (6,054) 6,988 (6,988)
    土地 7,740 (7,740) 7,740 (7,740)
    その他 937 (937) 848 (848)
    (無形固定資産)
    無形固定資産 15 (15) 15 (15)
    (投資その他の資産)
    投資有価証券 8 (-) 8 (-)
    その他 161 (-) 161 (-)
    合計 69,202 (69,032) 70,850 (70,680)

    担保付債務は、次のとおりです。( )は各科目計のうち、鉄道財団分です。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (流動負債)
    短期借入金 3,173 (3,173) 3,278 (3,278)
    その他 81 (-) 76 (-)
    (固定負債)
    長期借入金 29,701 (29,701) 28,683 (28,683)
    合計 32,957 (32,875) 32,038 (31,961)

    ※5 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    投資有価証券(株式) 8,249 8,672

    6 偶発債務

    下記の会社の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    阪急阪神ホールディングス㈱※① 343,411 阪急阪神ホールディングス㈱※① 274,865
    西大阪高速鉄道㈱ 14,547 西大阪高速鉄道㈱ 13,542
    阪急電鉄㈱※② 12,640 阪急電鉄㈱※② 11,583
    神戸高速鉄道㈱※① 9,699 神戸高速鉄道㈱※① 9,503
    北大阪急行電鉄㈱※③ 3,639 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 4,764
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 650 北大阪急行電鉄㈱※③ 3,248
    合計 384,589 合計 317,507

    ※① 阪急電鉄㈱と連帯保証を行っています。

    ※② 阪急阪神ホールディングス㈱と連帯保証を行っています。

    ※③ 阪急阪神ホールディングス㈱及び阪急電鉄㈱と連帯保証を行っています。

    (連結損益計算書関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ※1 営業収益の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じる収益 184,465 208,105
    その他の源泉から生じる収益 22,895 24,776
    合計 207,361 232,881

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    人件費 8,490 9,082
    経費 2,528 2,928

    ※3 営業費に含まれている退職給付費用及び引当金繰入額のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付費用 1,180 1,315
    賞与引当金繰入額 2,328 2,621

    ※4 固定資産売却益の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    土地等 2,576 機械装置及び運搬具等 7

    (連結包括利益計算書関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 10,114 7,116
    組替調整額 382 8
    税効果調整前 10,497 7,124
    税効果額 △3,156 △2,180
    その他有価証券評価差額金 7,340 4,944
    繰延ヘッジ損益:
    当期発生額 △79 55
    組替調整額
    税効果調整前 △79 55
    税効果額 25 △16
    繰延ヘッジ損益 △53 38
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 △31 1,122
    組替調整額 △124 △110
    税効果調整前 △155 1,011
    税効果額 50 △310
    退職給付に係る調整額 △104 701
    その他の包括利益合計 7,182 5,683

    (連結株主資本等変動計算書関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:千株)

    当連結会計年度期首 株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 421,652 421,652
    合計 421,652 421,652

    (注)自己株式については、該当ありません。

    2 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2022年6月15日 定時株主総会 普通株式 1,778 4.22 2022年3月31日 2022年6月16日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 7,288 利益剰余金 17.29 2023年3月31日 2023年6月19日

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:千株)

    当連結会計年度期首 株式数 当連結会計年度 増加株式数 当連結会計年度 減少株式数 当連結会計年度末 株式数
    発行済株式
    普通株式 421,652 421,652
    合計 421,652 421,652

    (注)自己株式については、該当ありません。

    2 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日
    2023年6月16日 定時株主総会 普通株式 7,288 17.29 2023年3月31日 2023年6月19日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日
    2024年6月14日 定時株主総会 普通株式 10,483 利益剰余金 24.86 2024年3月31日 2024年6月17日

    (リース取引関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (借主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 78 137
    1年超 283 446
    合計 361 583

    (貸主側)

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    1年内 2,013 2,368
    1年超 13,955 20,952
    合計 15,969 23,321

    (金融商品関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定し、また、資金調達については、主に㈱阪急阪神フィナンシャルサポートからの借入による方針です。デリバティブ取引は、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針です。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

    預け金は、阪急阪神ホールディングスグループにおける資金の一元化に伴い、㈱阪急阪神フィナンシャルサポートに対して一時的に寄託している資金です。

    営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されていますが、当社グループでは各社の社内規程等に基づき、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握することで、信用リスクの低減を図っています。

    投資有価証券は主として株式や債券であり、市場価格の変動リスクに晒されていますが、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、保有状況を継続的に確認しています。

    営業債務である支払手形及び買掛金、未払金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であり、一部の外貨建金銭債権債務は為替変動リスク(市場リスク)に晒されていますが、為替予約取引により、為替変動リスクを回避しています。

    短期借入金は主に短期的な運転資金に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資計画などに必要な長期的資金に係る資金調達です。支払期日に支払いを実行できなくなる流動性リスクが存在していますが、資金繰計画を適時に作成し、適切な資金管理を行うことで、流動性リスクを回避しています。加えて、キャッシュマネジメントシステムにより㈱阪急阪神フィナンシャルサポートからの即座の資金調達を可能にしています。

    デリバティブ取引の利用に関しては、事務分掌及び取引限度額等を定めた内部規程等を設定しており、為替予約取引は、一部の外貨建金銭債権債務の為替変動リスクを回避するために利用しています。デリバティブ取引については、取引相手先が契約条件による債務履行を怠った、もしくは倒産したことにより、取引が継続していれば将来得られるはずであった効果を享受できなくなると いった信用リスクが存在するものの、格付の高い金融機関とのみ取引を行うなどにより、信用リスクの低減を図っています。

    デリバティブ取引のヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針及びヘッジの有効性の評価方法等については、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(6) 重要なヘッジ会計の方法」に記載しています。

    (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

    2 金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 投資有価証券 36,001 36,001 △0
    負債の部
    (2) 短期借入金 2,559 2,559
    (3) 長期借入金 (1年内返済予定を含む。) 157,007 153,721 △3,285
    (4) デリバティブ取引 (21) (21)

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    資産の部
    (1) 投資有価証券 43,092 43,091 △0
    負債の部
    (2) 短期借入金 2,459 2,459
    (3) 長期借入金 (1年内返済予定を含む。) 147,403 148,134 730
    (4) デリバティブ取引 33 33

    (注)1 「現金及び預金」、「預け金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、

    「未払金」、「未払法人税等」については、短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似するものであることなどから、記載を省略しています。

    2 市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含めておらず、当該金融商品の連結

    貸借対照表計上額は以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    区分 前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    非上場株式 855 1,157
    投資事業有限責任組合及び それに類する組合等への出資(※) 168 149

    (※)「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号

    2021年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしていません。

    3 非連結子会社及び関連会社株式は、「(1) 投資有価証券」には含めていません。

    4 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の

    債務となる項目については、( )で表示しています。

    5 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

     前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 7,551
    預け金 47,160
    受取手形及び売掛金 41,924
    投資有価証券
    満期保有目的の債券(国債) 10
    その他有価証券のうち 8
    満期があるもの(国債)
    合計 96,636 8 10

     当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    現金及び預金 10,973
    預け金 52,250
    受取手形及び売掛金 44,971
    投資有価証券
    満期保有目的の債券(国債) 10
    その他有価証券のうち 8
    満期があるもの(国債)
    合計 108,203 10

    6 長期借入金の連結決算日後の返済予定額

     前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    長期借入金 3,963 20,444 94,483 38,116

     当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 10年超
    長期借入金 4,405 20,257 86,119 36,621

    3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

     金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される

            当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価

            の算定に係るインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

     時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。

    (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

      前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 35,983 35,983
    国債 8 8
    デリバティブ取引
    通貨関連 (21) (21)

      当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 43,074 43,074
    国債 8 8
    デリバティブ取引
    通貨関連 33 33

    (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

      前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    国債 9 9
    負債の部
    短期借入金 2,559 2,559
    長期借入金 153,721 153,721

      当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 時価
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    資産の部
    投資有価証券
    満期保有目的の債券
    国債 9 9
    負債の部
    短期借入金 2,459 2,459
    長期借入金 148,134 148,134

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

     上場株式及び国債は相場価格を用いて評価しています。上場株式及び国債は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しています。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」に記載しています。

    デリバティブ取引

     デリバティブ取引の時価については、為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    短期借入金

     短期借入金の時価については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており、レベル2の時価に分類しています。

    長期借入金

     長期借入金の時価については、固定金利によるものは元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しています。

    (有価証券関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 満期保有目的の債券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの 10 9 △0

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 時価 差額
    時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの 10 9 △0

    2 その他有価証券

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの (1) 株式 35,983 17,744 18,239
    (2) 債券 8 8 0
    小計 35,991 17,752 18,239
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 株式
    小計
    合計 35,991 17,752 18,239

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    区分 連結貸借対照表 計上額 取得原価 差額
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの (1) 株式 43,043 17,699 25,343
    (2) 債券 8 8 0
    小計 43,051 17,707 25,343
    連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 株式 30 32 △2
    小計 30 32 △2
    合計 43,082 17,740 25,341

    (注)市場価格のない株式等(前連結会計年度1,024百万円、当連結会計年度1,306百万円)については、上表には含めていません。

    (デリバティブ取引関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    該当事項はありません。

    2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

    通貨関連

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    為替予約の 振当処理 為替予約取引 未払金 (予定取引)
    買建
    米ドル 1,065 △21
    合計 1,065 △21

    当連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    ヘッジ会計の 方法 取引の種類 主な ヘッジ対象 契約額等 契約額等の うち1年超 時価
    為替予約の 振当処理 為替予約取引 未払金 (予定取引)
    買建
    米ドル 1,017 33
    合計 1,017 33

    (退職給付関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 採用している退職給付制度の概要

    当社及び一部の連結子会社は、確定給付制度(確定給付企業年金制度及び退職一時金制度)を設けています。

    このほか、一部の連結子会社は、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しています。

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 24,210 24,185
    勤務費用 1,296 1,312
    利息費用 136 135
    数理計算上の差異の発生額 △61 △305
    退職給付の支払額 △1,413 △1,648
    その他 17
    退職給付債務の期末残高 24,185 23,680

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務を含めています。

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    年金資産の期首残高 10,016 10,069
    期待運用収益 97 94
    数理計算上の差異の発生額 △93 816
    事業主からの拠出額 430 423
    退職給付の支払額 △381 △557
    年金資産の期末残高 10,069 10,847

    (注)簡便法を採用している連結子会社の年金資産を含めています。

    (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 9,021 8,720
    年金資産 △10,069 △10,847
    △1,048 △2,126
    非積立型制度の退職給付債務 15,163 14,959
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 14,115 12,832
    退職給付に係る負債 15,073 14,857
    退職給付に係る資産 △958 △2,024
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 14,115 12,832

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務及び年金資産を含めています。

    (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    勤務費用 1,296 1,312
    利息費用 136 135
    期待運用収益 △97 △94
    数理計算上の差異の費用処理額 △87 △63
    過去勤務費用の費用処理額 △51 △46
    その他 △35 39
    確定給付制度に係る退職給付費用 1,162 1,283

    (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用を含めています。

    (5) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    過去勤務費用 △51 △46
    数理計算上の差異 △104 1,058
    合計 △155 1,011

    (6) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    未認識過去勤務費用 △46 0
    未認識数理計算上の差異 △271 △1,330
    合計 △317 △1,329

    (7) 年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。

    (単位:%)

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    債券 33 35
    株式 26 27
    現金及び預金 2 2
    一般勘定 38 35
    その他 1 1
    合計 100 100

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。

    (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    割引率 主として0.7% 主として0.7%
    長期期待運用収益率 主として0.7% 主として0.7%
    予想昇給率 主として2.1% 主として1.8%

    3 複数事業主制度

    確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、前連結会計年度15百万円、当連結会計年度15百万円です。

    (税効果会計関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    退職給付に係る負債 4,381百万円 3,959百万円
    資産に係る未実現損益 1,990 2,121
    減損損失 951 1,040
    賞与引当金 752 834
    事業税・事業所税未払額 403 587
    会社分割に伴う関係会社株式差額 448 448
    税務上の繰越欠損金(注)1 932 233
    固定資産の取得に係る調整額 204 191
    減価償却費損金算入限度超過額 120 157
    投資有価証券評価損 139 136
    その他 2,105 2,142
    繰延税金資産 小 計 12,430 11,853
    税務上の繰越欠損金に 係る評価性引当額(注)1 △160 △104
    将来減算一時差異等の合計に 係る評価性引当額 △1,624 △1,730
    評価性引当額 小 計 △1,784 △1,835
    繰延税金負債との相殺 △3,721 △3,245
    繰延税金資産 合 計 6,924 6,773
    (繰延税金負債)
    その他有価証券評価差額金 △5,487 △7,668
    事業再編に伴う資産評価益 △1,683 △1,666
    投資有価証券交換益 △63 △63
    その他 △763 △803
    繰延税金負債 小 計 △7,997 △10,202
    繰延税金資産との相殺 3,721 3,245
    繰延税金負債 合 計 △4,276 △6,956
    繰延税金資産(負債)の純額 2,648 △183

    (注)1 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    1年以内 1年超 2年以内 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金 (※) 18 2 2 3 906 932
    評価性引当額 △14 △2 △144 △160
    繰延税金資産 4 2 0 3 762 772

    (※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

    当連結会計年度(2024年3月31日)

     重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度及び当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しています。

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

     当社及び一部の連結子会社は、阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。

    4 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

     「地方税法等の一部を改正する法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等について従来の34.6%から30.6%に変更となります。

     この税率変更により、連結財務諸表に与える影響は軽微です。

    (資産除去債務関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (賃貸等不動産関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    当社及び一部の連結子会社では、大阪市北区その他の地域において、賃貸オフィスビル及び賃貸商業施設等を有しています。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は4,953百万円(賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)であり、当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は8,361百万円(賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費に計上)です。

    また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    連結貸借対照表計上額(注)1
    期首残高 172,428 166,879
    期中増減額(注)2 △5,549 △4,320
    期末残高 166,879 162,558
    期末時価(注)3 508,704 504,827

    (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額です。

    2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は不動産取得(1,197百万円)であり、主な減少額は減価償却費(5,695百万円)です。また、当連結会計年度の主な増加額は不動産取得(1,455百万円)であり、主な減少額は減価償却費(5,734百万円)です。

    3 期末時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による「不動産鑑定評価基準」に基づく鑑定評価額であり、その他の物件については固定資産税評価額等の指標に基づく時価です。

    (収益認識関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、セグメント別に分解しています。当社グループのセグメントは、事業別のセグメントから構成されており、当社グループの構成単位のうち、分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。分解した収益とセグメントごとの営業収益との関連は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    都市交通事業 42,202 47,400
    不動産事業 39,683 43,232
    エンタテインメント事業 38,363 50,327
    情報・通信事業 60,355 64,579
    建設事業 35,674 38,872
    調整額 △8,918 △11,530
    合計 207,361 232,881

    (注)上記には「顧客との契約から生じる収益」のほか、「その他の源泉から生じる収益」(前連結会計年度22,895百万円、当連結会計年度24,776百万円)が含まれています。「その他の源泉から生じる収益」は、主に不動産事業の賃料収入です。

    2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1) 契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 31,212 31,920
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 31,920 36,109
    契約資産(期首残高) 7,724 10,003
    契約資産(期末残高) 10,003 8,844
    契約負債(期首残高) 12,271 13,368
    契約負債(期末残高) 13,368 15,020

    契約資産は、主に建設事業における工事請負契約において、履行義務の充足に係る進捗度に基づいて認識した対価に対する未請求の権利であり、顧客の検収時に顧客との契約から生じた債権に振り替えています。

    契約負債は、主に都市交通事業、エンタテインメント事業等における顧客からの前受金であり、収益の認識に伴い取り崩しています。前連結会計年度及び当連結会計年度の期首時点の契約負債残高は、概ねそれぞれの連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。

    (2) 残存履行義務に配分した取引価格

    当社グループでは、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引はないため、残存履行義務に係る開示を省略しています。

    (セグメント情報等)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    セグメント情報

    1 報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

    当社グループは、阪急阪神ホールディングスグループのグループ経営機能を担う阪急阪神ホールディングス㈱の下、「都市交通」、「不動産」、「エンタテインメント」、「情報・通信」、「建設」の5つの事業領域において、事業を展開しています。

    各報告セグメントの主な事業の内容は、次のとおりです。

    都市交通事業 鉄道事業、自動車事業、都市交通その他事業
    不動産事業 賃貸事業、分譲事業等、ホテル事業
    エンタテインメント事業 スポーツ事業
    情報・通信事業 情報・通信事業
    建設事業 建設・環境事業

    2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載している方法をベースにし、複数のセグメントを有する会社における管理会計上の社内取引(土地・建物等の賃貸借取引等)を含めて計上しています。また、資産については、2006年度に阪急ホールディングス㈱(現 阪急阪神ホールディングス㈱)が当社を完全子会社化した際の評価額を管理会計上の帳簿価額としており、当該帳簿価額に基づく減価償却費を計上しています。

    報告セグメントの利益又は損失は、営業利益をベースとした数値です。

    セグメント間の内部営業収益及び振替高は、主として一般の取引条件と同様の価格に基づいています。

    3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 建設
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への 営業収益 41,154 38,860 38,218 58,267 30,860 207,361
    (2)セグメント間の 内部営業収益 又は振替高 1,048 823 144 2,088 4,813 △8,918
    合計 42,202 39,683 38,363 60,355 35,674 △8,918 207,361
    セグメント利益 又は損失(△) 5,396 3,863 6,794 5,918 1,935 368 24,277
    セグメント資産 139,302 348,123 73,311 72,201 31,526 △173,209 491,255
    その他の項目
    減価償却費 4,985 7,970 2,238 5,115 184 △1,568 18,925
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 4,900 2,779 1,203 5,629 198 △630 14,080

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2
    都市交通 不動産 エンタ テイン メント 情報・ 通信 建設
    営 業 収 益
    (1)外部顧客への 営業収益 46,413 42,388 49,890 61,695 32,492 232,881
    (2)セグメント間の 内部営業収益 又は振替高 986 843 436 2,884 6,379 △11,530
    合計 47,400 43,232 50,327 64,579 38,872 △11,530 232,881
    セグメント利益 又は損失(△) 9,193 6,134 10,432 6,136 2,568 △542 33,923
    セグメント資産 141,214 326,006 78,551 80,218 34,507 △147,094 513,403
    その他の項目
    減価償却費 5,095 7,624 2,276 5,370 222 △1,240 19,349
    有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 7,476 3,679 3,939 5,324 436 △786 20,070

    (注)1 セグメント利益又は損失の調整額には、管理会計上の帳簿価額との差額に係る減価償却費(前連結会計年度1,072百万円、当連結会計年度749百万円)のほか、事業セグメントに配分していない資産に関する損益等が含まれています。

    セグメント資産の調整額には、管理会計上の帳簿価額との差額(前連結会計年度

    △224,607百万円、当連結会計年度△204,809百万円)のほか、当社での余資運用資金(現金及び預金、預け金)、長期投資資金(投資有価証券)及び土地等の配分していない資産やセグメント間の取引消去が含まれています。

    2 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

    関連情報

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)及び当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

    「セグメント情報」の「3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に記載のとおりです。

    2 地域ごとの情報

    (1) 営業収益

     本邦の外部顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しています。

    (2) 有形固定資産

     本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しています。

    3 主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先はありません。

    報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報

    重要性が乏しいため、記載を省略しています。

    (関連当事者情報)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 関連当事者との取引

    (1) 保証会社と関連当事者との取引

    ① 保証会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の 名称又は 氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等 の所有 (被所有) 割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社 阪急阪神ホールディングス㈱ 大阪市 北区 99,474 純粋持株 会社 (被所有) 直接 100.0% 債務保証 債務被保証 役員の兼任 債務保証 343,411
    債務被保証 14,491

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の 名称又は 氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等 の所有 (被所有) 割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社 阪急阪神ホールディングス㈱ 大阪市 北区 99,474 純粋持株 会社 (被所有) 直接 100.0% 債務保証 債務被保証 役員の兼任 債務保証 274,865
    債務被保証 12,787

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    債務保証については、金融機関からの借入金、社債に対して保証したものです。なお、保証料の受取は行っていません。

    債務被保証については、金融機関からの借入金に対して保証を受けたものです。なお、保証料の支払は行っていません。

    ② 保証会社の非連結子会社及び関連会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の 名称又は 氏名 所在地 資本金又は 出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等 の所有 (被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    関連会社 西大阪高速鉄道㈱ 大阪市福島区 17,799 鉄道事業 直接35.0% 鉄道施設の賃借 債務保証 役員の兼任 債務保証 14,547
    神戸高速鉄道㈱ 神戸市 中央区 100 鉄道事業 直接25.9% 鉄道施設の賃借 債務保証 役員の兼任 工事預託金の預託 その他の 投資等 7,717
    債務保証 9,699

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の 名称又は 氏名 所在地 資本金又は 出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等 の所有 (被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    関連会社 西大阪高速鉄道㈱ 大阪市福島区 17,799 鉄道事業 直接35.0% 鉄道施設の賃借 債務保証 役員の兼任 債務保証 13,542
    神戸高速鉄道㈱ 神戸市 中央区 100 鉄道事業 直接25.9% 鉄道施設の賃借 債務保証 工事預託金の預託 その他の 投資等 7,256
    債務保証 9,503

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    債務保証については、金融機関からの借入金に対して保証したものです。なお、保証料の受取は行っていません。

    工事預託金については、神戸高速鉄道㈱を事業主体とする鉄道施設の改良工事に伴うものであり、預託額については、一般の取引条件と同様に決定しています。

    ③ 保証会社と同一の親会社を持つ会社等及び保証会社のその他の関係会社の子会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 阪急電鉄㈱ 大阪市 北区 100 鉄道事業 他 なし 債務保証 債務被保証 土地の賃貸 役員の兼任 債務保証 12,640
    債務被保証 14,491
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 債務保証 資金の 借入 14,000 長期 借入金 119,100
    寄託金の 預入 85,522 預け金 6,768

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 阪急電鉄㈱ 大阪市 北区 100 鉄道事業 他 なし 債務保証 債務被保証 土地の賃貸 役員の兼任 債務保証 11,583
    債務被保証 12,787
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 債務保証 資金の 借入 2,000 短期 借入金 934
    長期 借入金 110,165
    寄託金の 預入 64,320 預け金 7,729

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    債務保証については、金融機関からの借入金に対して保証したものです。なお、保証料の受取は行っていません。

    債務被保証については、金融機関からの借入金に対して保証を受けたものです。なお、保証料の支払は行っていません。

    資金の借入及び寄託金の預入については、阪急阪神ホールディングスグループにおける資金調達の一元化に伴うものであり、金利については、市場金利を勘案して決定しています。

    ④ 保証会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社の 役員 荒木直也 (注)2 親会社の 取締役 ㈱阪急阪神百貨店代表取締役会長 なし 不動産の賃貸 敷金の受入 敷金 7,140

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容 又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    親会社の 役員 荒木直也 (注)2 親会社の 取締役 ㈱阪急阪神百貨店代表取締役会長 なし 不動産の賃貸 敷金の受入 敷金 7,140

    (注)1 取引条件及び取引条件の決定方針等

    不動産の賃貸については、近隣の取引事例を参考に決定しており、敷金については、一般の取引条件と同様に決定しています。

    2 ㈱阪急阪神百貨店の代表者として行ったものです。

    (2) 保証会社の連結子会社と関連当事者との取引

    保証会社と同一の親会社を持つ会社等及び保証会社のその他の関係会社の子会社等

    前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 寄託金の 預入 100,233 預け金 40,391

    当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金 又は 出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    同一の 親会社を 持つ会社 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート 大阪市 北区 10 グループ 金融業 なし 資金の借入 寄託金の預入 寄託金の 預入 102,415 預け金 44,521

    (注)取引条件及び取引条件の決定方針等

    資金の借入及び寄託金の預入については、阪急阪神ホールディングスグループにおける資金調達の一元化に伴うものであり、金利については、市場金利を勘案して決定しています。

    2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

    (1) 親会社情報

    阪急阪神ホールディングス㈱(東京証券取引所に上場)

    (2) 重要な関連会社の要約財務情報

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、次のとおりです。

    前連結会計年度 (2023年3月31日) 当連結会計年度 (2024年3月31日)
    (1) 1株当たり純資産額 (円) 457.26 500.35
    (算定上の基礎)
    純資産の部の合計額 (百万円) 215,396 235,201
    純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 22,593 24,227
    (うち非支配株主持分) (百万円) (22,593) (24,227)
    普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 192,802 210,974
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 (千株) 421,652 421,652
    前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    (2) 1株当たり当期純利益 (円) 33.67 46.81
    (算定上の基礎)
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 14,197 19,737
    普通株主に帰属しない金額 (百万円)
    普通株式に係る親会社株主に 帰属する当期純利益 (百万円) 14,197 19,737
    普通株式の期中平均株式数 (千株) 421,652 421,652

    (注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    (重要な後発事象)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    (ⅳ) 連結附属明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (社債明細表)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

     該当事項はありません。

    (借入金等明細表)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    区分 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 2,559 2,459 0.527
    1年以内に返済予定の長期借入金 3,963 4,405 1.505
    1年以内に返済予定のリース債務 935 988
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 153,043 142,998 0.961 2025年~2044年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 2,108 2,811 2025年~2033年
    その他有利子負債
    合計 162,610 153,662

    (注)1 借入金の「平均利率」については、当期末残高に対する加重平均利率を記載しています。

    2 リース債務については、利息相当額をリース債務総額に含める方法及び利息相当額の総額をリース期間中の各期に定額で配分する方法を採用しているため、「平均利率」を記載していません。

    3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における返済予定額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
    長期借入金 4,805 6,366 4,946 4,139
    リース債務 758 651 619 479

    (資産除去債務明細表)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    (2) その他(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    ② 財務諸表等(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (1) 財務諸表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (ⅰ) 貸借対照表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 768 810
    預け金 6,768 7,729
    未収運賃 3,147 3,279
    未収金 4,729 5,143
    販売土地及び建物 689 791
    貯蔵品 1,155 1,192
    前払費用 334 364
    その他 2,344 1,314
    貸倒引当金 △9
    流動資産合計 19,929 20,625
    固定資産
    鉄道事業固定資産
    有形固定資産 212,431 216,644
    減価償却累計額 △133,948 △135,880
    有形固定資産(純額) 78,482 80,763
    無形固定資産 1,184 1,244
    鉄道事業固定資産合計 ※1,※2 79,667 ※1,※2 82,007
    兼業固定資産
    有形固定資産 335,749 336,566
    減価償却累計額 △137,459 △142,682
    有形固定資産(純額) 198,290 193,884
    無形固定資産 489 537
    兼業固定資産合計 198,779 194,421
    各事業関連固定資産
    有形固定資産 5,958 5,665
    減価償却累計額 △4,196 △4,262
    有形固定資産(純額) 1,761 1,402
    無形固定資産 31 34
    各事業関連固定資産合計 1,793 1,436
    建設仮勘定
    鉄道事業 3,745 4,004
    兼業 900 2,885
    各事業関連 2
    建設仮勘定合計 4,648 6,890
    投資その他の資産
    投資有価証券 36,334 43,304
    関係会社株式 24,010 24,144
    従業員に対する長期貸付金 3 1
    破産更生債権等 3 3
    長期前払費用 4,907 4,602
    前払年金費用 368 524
    その他 10,680 10,332
    貸倒引当金 △3 △3
    投資その他の資産合計 76,303 82,909
    固定資産合計 361,191 367,666
    資産合計 381,121 388,292

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    短期借入金 2,059 2,059
    1年内返済予定の長期借入金 ※2 3,863 ※2 4,405
    未払金 ※3 14,655 ※3 15,003
    未払費用 ※3 615 ※3 726
    未払消費税等 2,456 748
    未払法人税等 1,684 2,327
    預り連絡運賃 1,127 1,141
    預り金 ※3 18,209 ※3 21,633
    前受運賃 1,842 1,827
    前受金 ※3 2,073 ※3 2,270
    賞与引当金 627 718
    その他 ※3 806 ※3 592
    流動負債合計 50,021 53,453
    固定負債
    長期借入金 ※2 148,993 ※2 138,848
    繰延税金負債 4,315 6,696
    PCB処理引当金 50 49
    退職給付引当金 6,060 5,934
    長期預り敷金 ※3 28,657 ※3 29,847
    その他 1,910 1,655
    固定負債合計 189,989 183,032
    負債合計 240,011 236,485
    純資産の部
    株主資本
    資本金 29,384 29,384
    資本剰余金
    資本準備金 19,495 19,495
    その他資本剰余金 2 2
    資本剰余金合計 19,497 19,497
    利益剰余金
    利益準備金 4,640 4,640
    その他利益剰余金
    固定資産圧縮積立金 1,016 1,016
    別途積立金 4,635 4,635
    繰越利益剰余金 69,344 75,160
    利益剰余金合計 79,637 85,453
    株主資本合計 128,519 134,335
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 12,590 17,470
    評価・換算差額等合計 12,590 17,470
    純資産合計 141,110 151,806
    負債純資産合計 381,121 388,292

    (ⅱ) 損益計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    鉄道事業営業利益
    営業収益
    旅客運輸収入 30,462 34,253
    運輸雑収 2,526 2,684
    営業収益合計 32,988 36,937
    営業費
    運送営業費 20,414 20,879
    一般管理費 2,365 2,530
    諸税 1,517 1,547
    減価償却費 4,856 5,006
    営業費合計 29,154 29,964
    鉄道事業営業利益 3,834 6,973
    兼業営業利益
    営業収益
    土地建物事業収入
    賃貸収入 30,877 34,478
    分譲収入 1,526
    土地建物事業収入合計 32,403 34,478
    スポーツ・レジャーその他事業収入 10,871 12,907
    営業収益合計 43,275 47,386
    営業費
    売上原価 690 612
    販売費及び一般管理費 21,691 23,400
    諸税 4,462 4,644
    減価償却費 7,452 7,330
    営業費合計 34,297 35,989
    兼業営業利益 8,977 11,396
    全事業営業利益 12,812 18,370
    営業外収益
    受取利息 72 67
    受取配当金 ※2 2,097 ※2 2,699
    雑収入 248 249
    営業外収益合計 2,418 3,016
    営業外費用
    支払利息 1,659 1,546
    固定資産除却損 295 463
    雑支出 184 163
    営業外費用合計 2,138 2,173
    経常利益 13,092 19,212

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    特別利益
    工事負担金等受入額 529 621
    固定資産売却益 ※1 2,554 ※1 3
    その他 22 6
    特別利益合計 3,106 632
    特別損失
    固定資産圧縮損 3,100 613
    固定資産除却損 345 587
    減損損失 187 358
    耐震補強関連費用 160 336
    その他 1
    特別損失合計 3,793 1,897
    税引前当期純利益 12,404 17,946
    法人税、住民税及び事業税 3,062 4,613
    法人税等調整額 231 229
    法人税等合計 3,294 4,842
    当期純利益 9,110 13,104

    (付) 営業費明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    区分 注記 番号 金額 金額
    Ⅰ 鉄道事業営業費
    1 運送営業費 ※1
    人 件 費 8,860 9,094
    経   費 11,553 11,785
    小 計 20,414 20,879
    2 一般管理費
    人 件 費 912 897
    経   費 1,452 1,632
    小 計 2,365 2,530
    3 諸   税 1,517 1,547
    4 減価償却費 4,856 5,006
    鉄道事業営業費合計 29,154 29,964
    Ⅱ 兼業営業費
    1 売上原価
    土地建物事業売上原価 268
    スポーツ・レジャー その他事業売上原価 421 612
    小 計 690 612
    2 販売費及び一般管理費 ※2
    人 件 費 1,717 1,760
    経   費 19,974 21,640
    小 計 21,691 23,400
    3 諸   税 ※2 4,462 4,644
    4 減価償却費 7,452 7,330
    兼業営業費合計 34,297 35,989
    全事業営業費合計 63,451 65,953

    (注)事業別営業費合計の100分の5を超える主な費用並びに営業費(全事業)に含まれている引当金繰入額は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    ※1 鉄道事業営業費 運送営業費 ※1 鉄道事業営業費 運送営業費
    給与 7,052 給与 7,209
    修繕費 3,299 修繕費 3,342
    電力費 2,360 電力費 2,148
    鉄道線路使用料 1,897 鉄道線路使用料 1,897
    ※2 兼業営業費 販売費及び一般管理費 ※2 兼業営業費 販売費及び一般管理費
    修繕費 1,880 修繕費 2,488
    水道光熱費 3,877 水道光熱費 3,558
    諸手数料 3,975 諸手数料 4,519
    業務委託料 5,756 業務委託料 6,066
    諸税 諸税
    固定資産税 3,095 固定資産税 3,505
    3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 賞与引当金繰入額 627 3 営業費(全事業) に含まれている 引当金繰入額 賞与引当金繰入額 718
    退職給付費用 429 退職給付費用 456

    (ⅲ) 株主資本等変動計算書(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

                                            (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金
    資本準備金 その他資本 剰余金 資本剰余金 合計
    当期首残高 29,384 19,495 2 19,497
    当期変動額
    剰余金の配当
    固定資産圧縮積立金の積立
    当期純利益
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計
    当期末残高 29,384 19,495 2 19,497
    株主資本
    利益剰余金 株主資本 合計
    利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 別途積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 4,640 318 4,635 62,711 72,305 121,187
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,778 △1,778 △1,778
    固定資産圧縮積立金の積立 698 △698
    当期純利益 9,110 9,110 9,110
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 698 6,633 7,331 7,331
    当期末残高 4,640 1,016 4,635 69,344 79,637 128,519
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 5,059 5,059 126,247
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,778
    固定資産圧縮積立金の積立
    当期純利益 9,110
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 7,530 7,530 7,530
    当期変動額合計 7,530 7,530 14,862
    当期末残高 12,590 12,590 141,110

    当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

                                            (単位:百万円)

    株主資本
    資本金 資本剰余金
    資本準備金 その他資本 剰余金 資本剰余金 合計
    当期首残高 29,384 19,495 2 19,497
    当期変動額
    剰余金の配当
    固定資産圧縮積立金の積立
    当期純利益
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計
    当期末残高 29,384 19,495 2 19,497
    株主資本
    利益剰余金 株主資本 合計
    利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 別途積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 4,640 1,016 4,635 69,344 79,637 128,519
    当期変動額
    剰余金の配当 △7,288 △7,288 △7,288
    固定資産圧縮積立金の積立
    当期純利益 13,104 13,104 13,104
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 5,815 5,815 5,815
    当期末残高 4,640 1,016 4,635 75,160 85,453 134,335
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 12,590 12,590 141,110
    当期変動額
    剰余金の配当 △7,288
    固定資産圧縮積立金の積立
    当期純利益 13,104
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 4,880 4,880 4,880
    当期変動額合計 4,880 4,880 10,696
    当期末残高 17,470 17,470 151,806

    注記事項

    (重要な会計方針)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    (1) 子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法による原価法によっています。

    (2) その他有価証券

    ① 市場価格のない株式等以外のもの

    時価法によっています(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しています。)。

    ② 市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法によっています。

    2 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    (1) 通常の販売目的で保有する棚卸資産

     評価基準は原価法によっています(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっています。)。

    ① 販売土地及び建物

    個別法によっています。

    ② 貯蔵品

    移動平均法によっています。

    3 固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産

    ① 鉄道事業の取替資産

    取替法(定率法)によっています。

    ② その他の有形固定資産

    定率法によっています。

    ただし、上記①及び②のうち、梅田阪神第1ビルディング建物(建物附属設備を除く。)及び1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。

    (2) 無形固定資産

    定額法によっています。

    なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しています。

    4 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

    (2) 賞与引当金

    従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき、当事業年度負担額を計上しています。

    (3) PCB処理引当金

    PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物を処理するにあたり、その処理費用見込額を計上しています。

    (4) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しています。

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

    過去勤務費用については、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しています。

    数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しています。

    5 収益及び費用の計上基準

    当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりです。

    (1) 都市交通事業

    鉄道事業

    鉄道事業は、主に鉄道の輸送サービスを提供する事業であり、定期外収入や定期収入が生じています。定期外収入は、切符やICカード乗車券の利用などによる運輸収入です。定期外収入については、顧客に輸送サービスを提供した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。定期収入については、定期券の有効期間にわたって履行義務が充足されると判断し、有効期間に応じて収益を認識しています。

    (2) 不動産事業

    賃貸事業

    賃貸事業は、主に大阪市北区その他の地域において、保有するオフィスビル及び商業施設等を賃貸する事業です。当該不動産の賃貸による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、賃貸借契約期間にわたって「その他の源泉から生じる収益」として収益を認識しています。

    (3) エンタテインメント事業

    スポーツ事業

    a 野球場の運営

    野球場の運営は、主に阪神甲子園球場の運営を行う事業であり、阪神タイガースなどの顧客との契約に基づき、球場使用料収入などを収受しています。球場使用料収入については、顧客が球場を使用した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点において収益を認識しています。

    b 広告看板

    広告看板は、顧客である広告主からの依頼に基づき、阪神甲子園球場の看板等に広告を掲載する事業です。当該サービスについては、広告を掲載することで履行義務が充足されると判断し、広告の掲載期間にわたって収益を認識しています。

    6 その他財務諸表作成のための基礎となる事項

    (1) 鉄道事業における工事負担金等の会計処理

    鉄道事業における連続立体交差化工事等を行うにあたり、地方公共団体等から工事費の一部として、工事負担金等を受け入れています。この工事負担金等を受けて取得した固定資産については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取得原価から直接減額して計上しています。

    なお、損益計算書については、工事負担金等受入額を特別利益に計上するとともに、固定資産の取得原価から直接減額した工事負担金等相当額を固定資産圧縮損として特別損失に計上しています。

    (2) 退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっています。

    (3) グループ通算制度の適用

    阪急阪神ホールディングス㈱を通算親法人とするグループ通算制度の適用を受けています。

    (追加情報)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (当社の取締役等に対する株式報酬制度)

     「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(追加情報)」に記載のとおりです。

    (貸借対照表関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ※1 固定資産の取得原価から直接減額された工事負担金等累計額

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    248,080 248,585

    ※2 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (固定資産)
    鉄道事業固定資産(鉄道財団) 69,032 70,680

    担保付債務は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (流動負債)
    1年内返済予定の長期借入金 3,173 3,278
    (固定負債)
    長期借入金 29,701 28,683
    合計 32,875 31,961

    ※3 関係会社に対する負債

    区分掲記されたもの以外で各項目に含まれているものは、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (流動負債) (流動負債)
    未払金 5,519 未払金 6,309
    未払費用 244 未払費用 234
    預り金 11,869 預り金 14,378
    前受金 100 前受金 102
    その他 0 その他 0
    (固定負債) (固定負債)
    長期預り敷金 3,196 長期預り敷金 3,197

    4 偶発債務

    下記の会社の借入金等に対して債務保証(保証予約を含む。)を行っています。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    阪急阪神ホールディングス㈱※① 343,411 阪急阪神ホールディングス㈱※① 274,865
    西大阪高速鉄道㈱ 14,547 西大阪高速鉄道㈱ 13,542
    阪急電鉄㈱※② 12,640 阪急電鉄㈱※② 11,583
    神戸高速鉄道㈱※① 9,699 神戸高速鉄道㈱※① 9,503
    北大阪急行電鉄㈱※③ 3,639 ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 4,764
    ㈱阪急阪神フィナンシャルサポート※① 650 北大阪急行電鉄㈱※③ 3,248
    合計 384,589 合計 317,507

    ※① 阪急電鉄㈱と連帯保証を行っています。

    ※② 阪急阪神ホールディングス㈱と連帯保証を行っています。

    ※③ 阪急阪神ホールディングス㈱及び阪急電鉄㈱と連帯保証を行っています。

    (損益計算書関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    ※1 固定資産売却益の内訳は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    土地等 2,554 土地等 3

    ※2 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれています。

    (単位:百万円)

    前事業年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
    営業外収益 営業外収益
    受取配当金 1,502 受取配当金 2,113

    (有価証券関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    子会社株式及び関連会社株式(前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式17,305百万円、関連会社株式6,704百万円、当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式17,439百万円、関連会社株式6,704百万円)は、市場価格がないことから、記載していません。

    (税効果会計関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    (繰延税金資産)
    退職給付引当金 1,740百万円 1,654百万円
    減損損失 762 852
    会社分割に伴う関係会社株式差額 448 448
    事業税・事業所税未払額 220 241
    賞与引当金 191 219
    固定資産の取得に係る調整額 204 191
    投資有価証券評価損 135 132
    減価償却費損金算入限度超過額 43 43
    税務上の繰越欠損金 61
    その他 839 726
    繰延税金資産 小 計 4,648 4,509
    評価性引当額 △1,318 △1,425
    繰延税金負債との相殺 △3,329 △3,083
    繰延税金資産 合 計
    (繰延税金負債)
    その他有価証券評価差額金 △5,407 △7,559
    吸収分割に伴う受入資産評価益 △1,683 △1,666
    投資有価証券交換益 △63 △63
    その他 △491 △491
    繰延税金負債 小 計 △7,644 △9,779
    繰延税金資産との相殺 3,329 3,083
    繰延税金負債 合 計 △4,315 △6,696
    繰延税金負債の純額 △4,315 △6,696

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2023年3月31日) 当事業年度 (2024年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調 整)
    交際費等永久に 損金に算入されない項目 0.1 0.2
    受取配当金等永久に 益金に算入されない項目 △4.3 △4.0
    住民税均等割額 0.1 0.1
    評価性引当額 0.0 0.6
    その他 0.1 △0.5
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 26.6 27.0

    3 法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

    「① 連結財務諸表等」の「(1) 連結財務諸表」「注記事項(税効果会計関係)」に記載のとおりです。

    (収益認識関係)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(重要な会計方針)」の「5 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    (重要な後発事象)(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    (ⅳ) 附属明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    有価証券明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (株式)

    銘柄 株式数 (株) 貸借対照表計上額 (百万円)
    投資有価 証券 その他 有価証券 エイチ・ツー・オー リテイリング㈱ 14,749,238 28,687
    山陽電気鉄道㈱ 3,880,164 8,194
    神姫バス㈱ 590,885 2,011
    アサヒグループホールディングス㈱ 217,360 1,213
    美津濃㈱ 169,800 1,079
    三菱電機㈱ 304,000 763
    朝日放送グループホールディングス㈱ 742,500 487
    関西国際空港土地保有㈱ 4,400 220
    四季㈱ 3,000 195
    ㈱MBSメディアホールディングス 100,000 100
    その他29銘柄 555,057 201
    合計 21,316,404 43,154

    (その他)

    種類及び銘柄 投資口数 (口) 貸借対照表計上額 (百万円)
    投資有価 証券 その他 有価証券 (投資事業有限責任組合への出資)
    ジャフコSV4-B号投資事業有限責任組合 8 149
    合計 8 149

    有形固定資産等明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期末減価償却累計額又は償却累計額 当期償却額 差引 当期末残高
    有形固定資産
    土地 86,249 460 (358) 85,789 85,789
    建物 279,415 4,565 2,445 281,536 149,606 7,460 131,929
    構築物 120,340 2,518 857 122,001 74,654 2,020 47,346
    車両 44,514 1,492 1,081 44,925 39,536 958 5,388
    機械装置 14,097 1,302 733 14,666 11,670 427 2,995
    工具器具備品 9,520 754 318 9,956 7,355 852 2,601
    建設仮勘定 4,648 13,711 11,468 6,890 6,890
    有形固定資産合計 558,787 24,344 17,366 (358) 565,766 282,825 11,719 282,940
    無形固定資産
    借地権 39 39
    ソフトウェア 2,230 665 590 1,564
    その他 511 299 28 212
    無形固定資産合計 2,781 964 618 1,816
    長期前払費用 6,600 412 120 6,892 2,289 717 4,602

    (注)1 当期増加額のうち主なものは、次のとおりです。

    建物 梅田駅改良工事 937百万円
    建設仮勘定 阪神タイガースファーム施設移転計画 1,351百万円

    2 「当期減少額」欄の()内は内書で、減損損失の計上額です。

    3 無形固定資産の金額が、資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しています。

    引当金明細表(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    (単位:百万円)

    区分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 (目的使用) 当期減少額 (その他) 当期末残高
    貸倒引当金 13 6 2 3
    賞与引当金 627 718 627 718
    PCB処理引当金 50 1 49

    (注)貸倒引当金の当期減少額(その他)は、個別債権の回収によるものです。

    (2) 主な資産及び負債の内容(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。

    (3) その他(保証会社:阪神電気鉄道㈱)

    該当事項はありません。

    第2【保証会社以外の会社の情報】

    該当事項はありません。

    第3【指数等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2024年6月17日
    阪急阪神ホールディングス株式会社
    取 締 役 会 御中
    有 限 責 任 あ ず さ 監 査 法 人
    大阪事務所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 千田 健悟
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 千葉 一史
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 古澤 達也

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている阪急阪神ホールディングス株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、阪急阪神ホールディングス株式会社及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    不動産事業における固定資産の減損損失計上額の妥当性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産2,009,227百万円が計上されている。連結財務諸表注記「(重要な会計上の見積り)2 固定資産の減損」に記載のとおり、このうち1,086,151百万円は、不動産事業に関するものであり、当該金額は連結総資産の36%を占めている。 また、連結財務諸表注記「(連結損益計算書関係)※5.減損損失」に記載のとおり、当連結会計年度の連結損益計算書において、不動産賃貸事業資産等の減損損失24,277百万円が計上されている。 これらの固定資産は規則的に減価償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。判定の結果、減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。 不動産事業における一部の資産グループで、継続して営業損益がマイナスであることから減損の兆候があると認められたため、減損損失の認識の要否の判定を行った。判定の結果、減損損失の認識が必要とされた資産グループに係る固定資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額を減損損失として計上している。 減損損失の測定においては、回収可能価額として主に不動産鑑定評価額に基づく正味売却価額を用いているが、その評価には過年度の収支実績を基礎とした将来の収支予測等の仮定が含まれており、不確実性が高い。 以上から、当監査法人は、不動産事業における固定資産の減損損失計上額の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、不動産事業における固定資産の減損損失計上額の妥当性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価  固定資産の減損損失計上に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、特に経営者による外部の専門家である不動産鑑定士の利用について、専門家の選定、専門家に提出する資料及び専門家の業務の結果に対する評価に関連する統制に焦点を当てた。 (2)不動産鑑定評価額の合理性の評価 不動産鑑定評価額の見積りの基礎となる過年度の収支実績について関連資料と突合するとともに、当監査法人に所属する評価の専門家を利用して、主に以下の手続を実施した。 ・時価評価の手法について、対象とする評価項目、会計基準の要求事項を踏まえて、その適切性を評価した。 ・不動産鑑定評価額の算定に使用されたデータの適切性について、不動産鑑定士に質問をすること等により評価した。 ・不動産鑑定評価額の算定における将来の収支予測等の仮定について、不動産鑑定士に質問をするとともに、当監査法人が独自に入手した外部調査機関による市場動向調査情報との整合性を確認した。
    グループ通算制度における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産7,510百万円が計上されており、連結財務諸表注記「(重要な会計上の見積り)1 繰延税金資産の回収可能性」に記載のとおり、繰延税金負債との相殺前金額は43,261百万円である。これは、主にグループ通算制度を適用している阪急阪神ホールディングス株式会社及び一部の国内連結子会社(以下「通算グループ」という。)において計上されたものである。 繰延税金資産は、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異のうち、将来にわたり税金負担額を軽減することが認められる範囲内で認識する。 当該繰延税金資産の回収可能性の判断に用いられる通算グループの将来の課税所得の発生額の見積りは、経営者が作成した中期経営計画を基礎として行われる。当該見積りに当たっては、経営者による重要な判断を伴う主要な仮定が含まれており、不確実性が高い。 以上から、当監査法人は、通算グループにおける繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項の一つに該当すると判断した。 当監査法人は、通算グループにおける繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性を評価するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 中期経営計画の策定を含む繰延税金資産の回収可能性の評価に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)通算グループにおける将来の課税所得の見積りの合理性の評価 繰延税金資産の回収可能性の判断において重要となる、通算グループにおける将来の課税所得の見積りの合理性を評価するため、その根拠について、阪急阪神ホールディングス株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、阪急阪神不動産株式会社、株式会社阪急交通社及び株式会社阪急阪神ホテルズの経営者に対して質問したほか、主に以下の手続を実施した。 ・繰延税金資産の回収可能性の判断に用いられた将来の課税所得の発生額の見積りについて、課税所得計画の基礎資料である中期経営計画の内容との整合性を確認した。 ・通算グループにおける過去の課税所得計画の達成状況及び計画との差異の原因を検討した。 ・将来減算一時差異等の解消予定時期のスケジューリングや将来課税所得の計算に含まれる申告調整項目について、過年度及び当連結会計年度の課税所得計算における申告調整内容との整合性を確認した。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、阪急阪神ホールディングス株式会社の2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、阪急阪神ホールディングス株式会社が2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    <報酬関連情報>

     当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】に記載されている。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注) 1. 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2. XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2024年6月17日
    阪急阪神ホールディングス株式会社
    取 締 役 会 御中
    有 限 責 任 あ ず さ 監 査 法 人
    大阪事務所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 千田 健悟
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 千葉 一史
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 古澤 達也

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている阪急阪神ホールディングス株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの第186期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、阪急阪神ホールディングス株式会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    関係会社株式の評価の妥当性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    当事業年度の貸借対照表において、関係会社株式587,647百万円が計上されており、これらの合計額は総資産の37%を占めている。 注記事項「(重要な会計方針)1.資産の評価基準及び評価方法(1)有価証券」に記載のとおり、阪急阪神ホールディングス株式会社は、子会社株式及び関連会社株式について移動平均法による原価法によっており、取得原価をもって貸借対照表価額としている。当該株式の発行会社の財政状態の悪化により、1株当たりの純資産額に所有株式数を乗じた金額である実質価額が著しく低下した場合には、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理が必要となる。 当事業年度において、実質価額が著しく低下しているものの減損処理をしていない株式が存在しないため、実質価額の回復可能性が問題となるような状況には至っていない。 しかし、阪急阪神ホールディングス株式会社は純粋持株会社であることから、関係会社株式の残高の金額的重要性が高い。また、実質価額が50%以上下落したことにより減損処理が行われる場合、財務諸表全体に与える金額的影響が大きくなる可能性がある。 以上から、当監査法人は、関係会社株式の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、関係会社株式の評価の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価 関係会社株式の評価に関する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)関係会社株式の評価に関する判断の妥当性の評価 ・関係会社株式の実質価額が、発行会社の一株当たり純資産を基礎として適切に算定されているかどうかについて検討するとともに、関係会社株式の取得原価と実質価額を比較検討し減損の要否について検討した。 ・一株当たり純資産の算定基礎となる関係会社の財務情報については、主要な関係会社を検討対象とし、当該関係会社に対して実施した監査手続の結果により、当該財務情報の信頼性を評価した。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <報酬関連情報>

     報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注) 1. 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。 2. XBRLデータは監査の対象には含まれていません。