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    6142 富士精工 有価証券報告書-第66期(2023/03/01-2024/02/29)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 東海財務局長
    【提出日】 2024年5月30日
    【事業年度】 第66期(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    【会社名】 富士精工株式会社
    【英訳名】 FUJI SEIKO LIMITED
    【代表者の役職氏名】 代表取締役会長兼社長 森 誠
    【本店の所在の場所】 愛知県豊田市吉原町平子26番地
    【電話番号】 (0565)53-6611(代表)
    【事務連絡者氏名】 執行役員管理部門長 近藤 規央
    【最寄りの連絡場所】 愛知県豊田市吉原町平子26番地
    【電話番号】 (0565)53-6611(代表)
    【事務連絡者氏名】 執行役員管理部門長 近藤 規央
    【縦覧に供する場所】 株式会社名古屋証券取引所 (名古屋市中区栄三丁目8番20号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期
    決算年月 2020年2月 2021年2月 2022年2月 2023年2月 2024年2月
    売上高 (千円) 21,381,782 17,354,371 20,100,636 19,747,336 21,424,550
    経常利益 (千円) 1,336,677 96,918 823,803 671,756 924,867
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (千円) 794,985 △24,840 665,721 188,689 174,158
    包括利益 (千円) 547,083 308,629 1,768,004 1,779,370 705,061
    純資産額 (千円) 20,652,316 20,741,390 22,260,036 23,756,476 24,416,183
    総資産額 (千円) 26,543,488 25,665,363 26,908,600 28,141,789 28,704,373
    1株当たり純資産額 (円) 5,014.72 5,069.80 5,550.62 5,921.20 6,154.11
    1株当たり当期純利益金額又は 1株当たり当期純損失金額(△) (円) 216.73 △6.77 183.24 52.74 48.69
    潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額 (円) - - - - -
    自己資本比率 (%) 69.3 72.4 73.8 75.3 76.7
    自己資本利益率 (%) 4.4 - 3.5 0.9 0.8
    株価収益率 (倍) 6.83 - 7.21 25.25 34.07
    営業活動による キャッシュ・フロー (千円) 3,056,276 1,448,563 2,135,629 918,068 1,524,856
    投資活動による キャッシュ・フロー (千円) △1,122,457 △1,220,933 △1,108,923 △1,427,101 △832,607
    財務活動による キャッシュ・フロー (千円) 75,488 △94,307 △818,181 △313,738 △314,163
    現金及び現金同等物 の期末残高 (千円) 8,162,636 8,189,607 8,690,769 8,275,676 9,042,879
    従業員数 (名) 1,570 1,555 1,541 1,493 1,438

    (注)1.第62期及び第64期、第65期、第66期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第63期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.第63期の自己資本利益率及び株価収益率につきましては、親会社株主に帰属する当期純損失または1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

    3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第65期の期首から適用しており、第65期以降に係る主要な経営指標等につきましては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期
    決算年月 2020年2月 2021年2月 2022年2月 2023年2月 2024年2月
    売上高 (千円) 12,980,853 10,237,624 10,722,658 10,216,681 11,503,490
    経常利益又は経常損失(△) (千円) 1,811,206 △16,707 158,961 226,870 696,305
    当期純利益又は当期純損失(△) (千円) 1,457,734 △21,401 295,975 △100,943 43,085
    資本金 (千円) 2,882,016 2,882,016 2,882,016 2,882,016 2,882,016
    発行済株式総数 (株) 4,306,778 4,306,778 4,306,778 4,306,778 4,306,778
    純資産額 (千円) 15,773,685 15,668,042 15,697,833 15,441,027 15,583,965
    総資産額 (千円) 18,792,187 18,205,104 17,742,999 17,665,331 17,520,482
    1株当たり純資産額 (円) 4,300.45 4,271.93 4,387.67 4,316.24 4,356.94
    1株当たり配当額 (円) 50.00 40.00 35.00 50.00 50.00
    (うち1株当たり中間配当額) (25.00) (25.00) (15.00) (25.00) (25.00)
    1株当たり当期純利益金額又は 1株当たり当期純損失金額(△) (円) 397.40 △5.83 81.47 △28.22 12.04
    潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額 (円) - - - - -
    自己資本比率 (%) 83.9 86.1 88.5 87.4 89.0
    自己資本利益率 (%) 9.6 - 1.9 - 0.3
    株価収益率 (倍) 3.73 - 16.21 - 137.74
    配当性向 (%) 12.6 - 43.0 - 415.1
    従業員数 (名) 462 465 452 428 415
    (外、平均臨時雇用者数) (64) (68) (66) (64) (67)
    株主総利回り (%) 87.6 85.3 82.8 86.3 107.8
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (96.4) (121.8) (125.9) (136.6) (188.0)
    最高株価 (円) 1,886 1,538 1,697 1,397 1,718
    最低株価 (円) 1,481 1,271 1,305 1,271 1,302

     (注)1.第62期及び第64期ならびに第66期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第63期及び第65期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.第63期及び第65期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向につきましては、当期純損失または1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

    3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より名古屋証券取引所(メイン市場)におけるものであり、それ以前については名古屋証券取引所(市場第二部)におけるものであります。

    4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第65期の期首から適用しており、第65期以降に係る主要な経営指標等につきましては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    2【沿革】

    株式の額面金額を変更する目的で当社は1982年3月1日に富士精工株式会社(1株の株式額面金額500円)を吸収合併しましたが、実質上の存続会社は被合併会社(設立年月日1958年3月1日)であり特に記載のない限り実質上の存続会社たる富士精工株式会社(被合併会社)に関連するものを記載しております。

    1958年3月 資本金750千円をもって富士精工株式会社を設立
    1964年7月 現在地に工場建設移転
    1968年7月 現在地に本店移転
    1969年3月 東京営業所(現 関東営業所)開設
    1977年6月 大阪出張所(現 大阪営業所)開設
    1982年2月 厚木工場(1995年12月閉鎖)を新設し、東京営業所(現 関東営業所)を同地内に移転
    1982年10月 名古屋証券取引所市場第二部(現 メイン市場)に上場
    1984年3月 富士エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)設立
    1984年4月 富士出張所(現 富士営業所)開設
    1984年8月 熊本工場新設
    1988年1月 韓富エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)設立
    1988年7月 サンセツオーストラリアP.T.Y.リミテッド(現 サンセルP.T.Y.リミテッド)(現 連結子会社)設立
    1989年6月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド(現 連結子会社)設立
    1990年5月 秋田営業所開設
    1992年8月 鹿児島工場新設
    1992年9月 熊本営業所(現 九州営業所)開設
    1992年11月 北海道営業所開設
    1993年11月 P.T.フジプレシシツールインドネシア(現 連結子会社)設立
    1995年10月 大連富士工具有限公司(現 連結子会社)設立
    1995年11月 北陸営業所開設
    2004年5月 アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社(現 連結子会社)設立
    2004年9月 広州富士工具有限公司(現 連結子会社)設立
    2005年6月 長春韓富工具有限公司(現 連結子会社)設立
    2012年12月 アキュロムメキシコ株式会社(現 連結子会社)設立
    2013年3月 福井営業所開設
    2014年5月 持分法適用会社であったエフエスケータイランド株式会社(現 フジセイコウタイランド株式会社)の株式を追加取得し、連結子会社に変更
    2018年12月 韓富インド有限会社(現 連結子会社)設立
    2021年3月 志賀機械工業株式会社(現 連結子会社)の全株式を取得し、子会社とする

    3【事業の内容】

    当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社13社及び関連会社1社で構成され、超硬工具関連(ホルダー、チップ、バイト、カッター・ドリル・リーマ)、自動車部品関連、包装資材関連、その他の製造及び販売ならびにこれらに附随する事業を行っております。

    当社グループは、機械工具の総合的な供給と各地域市場に密接した技術サービスを顧客満足のための重要な要因と認識した事業展開をしているため、地域別セグメントを主体とした企業集団を構成しております。

    当社グループの事業内容及び当社と当社の関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。

    セグメントの名称 主な事業内容 当社、子会社及び関連会社の当該事業に係る位置づけ
    日 本 超硬工具等の製造及び販売 自動車用試作部品の製造及び販売 金型の製造及び販売 当社
    機械工具の設計及び販売、機械の販売 富士エンジニアリング株式会社
    専用工作機械、汎用工作機械等の製造及び販売 志賀機械工業株式会社
    アジア 超硬工具等の製造及び販売 韓富エンジニアリング株式会社 大連富士工具有限公司 P.T.フジプレシシツールインドネシア フジセイコウタイランド株式会社 広州富士工具有限公司 長春韓富工具有限公司 韓富インド有限会社
    超硬工具等の販売 ティーティーフジツールサポート株式会社
    北米・中米 超硬工具等の製造及び販売 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド
    アキュロムメキシコ株式会社
    オセアニア 緩衝梱包材、断熱材、保冷剤等の製造及び販売 サンセルP.T.Y.リミテッド
    欧州 超硬工具等の製造及び販売 アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金または出資金 主要な事業内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    役員の兼任 営業上の取引 その他
    当社役員 (名) 当社職員 (名)
    (連結子会社) 富士エンジニアリング株式会社 愛知県 豊田市 千円 50,000 機械工具の設計及び販売、機械の販売 100.0 - 4 設計の依頼、機械の購入 ──
    アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド ※ 米国 ケンタッキー州レキシントン市 千米ドル 8,001 超硬工具等の製造及び販売 88.8 - 5 超硬工具等の販売、技術の供与 ──
    韓富エンジニアリング株式会社 ※ 韓国 忠清南道 天安市 千ウォン 2,300,000 超硬工具等の製造及び販売 97.5 - 4 外注の依頼、超硬工具等の販売、技術の供与 ──
    サンセルP.T.Y.リミテッド ※ 豪州 ビクトリア州 カラムダウンズ市 千豪ドル 4,143 緩衝梱包材、断熱材、保冷剤の製造及び販売 97.6 - 3 ── ──
    大連富士工具有限公司 ※ 中国 遼寧省 大連市 千元  52,970 超硬工具等の製造及び販売 58.9 1 2 設計・外注の依頼、超硬工具等の販売、技術の供与 ──
    P.T.フジプレシシツールインドネシア ※ インドネシア 西部ジャワ州 ブカシ県 千ルピア 18,683,200 超硬工具等の製造及び販売 75.0 - 3 設計・外注の依頼、超硬工具等の販売、技術の供与 ──
    アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社 ※ ポーランド イェルチ・ラスコビツェ市 千ズロチ 11,000 超硬工具等の製造及び販売 100.0 - 4 外注の依頼、超硬工具等の販売、技術の供与 資金の貸付
    広州富士工具有限公司 ※ 中国 広東省 広州市 千元 30,937 超硬工具等の製造及び販売 82.8  (21.9) - 3 外注の依頼、超硬工具等の販売 ──
    アキュロムメキシコ株式会社 メキシコ アグアスカリエンテス州 ヘススマリア市 千ペソ 27,000 超硬工具等の製造及び販売 100.0 1 3 超硬工具等の販売 ──
    長春韓富工具有限公司 中国 吉林省 長春市 千元 12,719 超硬工具等の製造及び販売 100.0  (100.0) - - 外注の依頼、超硬工具等の販売 ──
    名称 住所 資本金または出資金 主要な事業内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    役員の兼任 営業上の取引 その他
    当社役員 (名) 当社職員 (名)
    フジセイコウタイランド株式会社 ※ タイ アユタヤ県 千バーツ 106,000 超硬工具等の製造及び販売 51.0 - 3 外注の依頼、超硬工具等の販売、技術の供与 ──
    韓富インド有限会社 インド タミル・ナードゥ州カーンチープラム県 千ルピー 48,999 超硬工具等の製造及び販売 55.0  (55.0) - - ── ──
    志賀機械工業株式会社 愛知県 知立市 千円 48,000 専用工作機械、汎用工作機械等の製造及び販売 100.0 1 5 外注の依頼 資金の貸付
    (持分法適用関連会社) ティーティーフジツールサポート株式会社 タイ チョンブリ県 千バーツ 23,000 超硬工具等の販売 40.0 1 2 超硬工具等の販売、技術の供与 ──

     (注)1.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

    2.※印の連結子会社は特定子会社であります。

    3.有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。

    4.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超える連結子会社は次のとおりであります。

    アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド(百万円) 大連富士工具有限公司(百万円) サンセルP.T.Y.リミテッド(百万円)
    売上高 営業利益又は営業損失(△) 経常利益又は経常損失(△) 当期純利益又は当期純損失(△) 2,910 324 351 268 2,749 △270 △238 △811 2,407 114 121 85
    純資産額 総資産額 1,319 1,627 2,092 2,509 2,161 2,518

    5【従業員の状況】

    (1)連結会社の状況

    2024年2月29日現在
    セグメントの名称 従業員数(名)
    日 本 484
    アジア 818
    北米・中米 55
    オセアニア 61
    欧 州 20
    合計 1,438

     (注)1.従業員数は、就業人員数(当社グループからグループ外部への出向者は除く)であります。

        2.臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

    (2)提出会社の状況

    2024年2月29日現在
    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    415 (67) 43.4 21.3 5,750,539

     (注)1.従業員数は、就業人員数(当社から社外への出向者は除く)であり、臨時従業員数(嘱託契約の従業員、パートタイマーを含む)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

        2.提出会社の従業員は、すべて日本セグメントに属しております。

        3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    (3)労働組合の状況

     当社に労働組合はありませんが、連結子会社の一部に労働組合が結成されております。なお、労使関係は良好であり、特に記載すべき事項はありません。

    (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

    ①提出会社

    当事業年度
    管理職に占める 女性労働者の割合(%) (注)1 男性労働者の 育児休業取得率(%) (注)2 労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1(注)3
    全労働者 正規雇用労働者 パート・有期労働者
    2.5 12.5 74.4 74.3 39.6

     (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算定されたものであります。

    2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

    3.「労働者の男女の賃金の差異」につきましては、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。なお、賃金制度・体系において、性別による差異はなく、男女の賃金の差異は主に等級別人員構成および管理職比率の差異によるものであります。

    ②連結子会社

     連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)経営方針

    当社グループは、1958年の設立以来、「社会への奉仕」「顧客への奉仕」「技術開発」「個人能力の開発」「職場の和」という基本方針のもとに、工作機械産業の特殊工具分野における「ものづくり」を通じて、産業界や社会の発展に貢献してまいりました。

    今後、ここまでに蓄積してきた技術をさらに進化させることにより幅広い事業活動の展開を図り、安定収益を確保して企業価値を高め、株主の皆様をはじめとするすべてのステークホルダーのご期待に応えられる企業集団であり続けるよう、努力してまいります。

    (2)目標とする経営指標等

    当社グループは、安定配当が可能な収益を確保することにより、企業価値を高め、株主価値の最大化を図ることを重要な経営課題としております。

    具体的には、事業の収益力を示す営業利益率を重視し、連結ベースで6%以上の水準を確保・維持することを目標として掲げております。

    (3)経営環境ならびに経営戦略・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    世界的に急激な為替変動、地政学リスクの高まりなどが懸念される一方で、日本国内においてインフレの進行、金利上昇などが懸念されております。当社グループの主要な取引先であります自動車産業界では、近年、内燃機関から電動モーターへの移行が進められており、企業活動の先行き不透明感が強まっている状況となっております。

    自動車産業界における電動化は、当社の主力製品であります加工工具の需要が大きく減少する要因であります。そのため、当社グループにおいては、既存技術を生かしたビジネスに加え、新しい事業領域に挑戦することで、より付加価値の高い新たな需要を掘り起こすことが課題となっております。

    具体的には、「売上最大」「経費最小」「時間最短」を目指し、以下の取り組みを進めてまいります。

    ① 工具生産方式の変革

    ② BEV生産に関する情報探求

    ③ 設備メーカー「富士精工」の立ち上げ

    (4)グループ中期経営計画の要旨

    ① 守るべきものは「創業の心」

    創業以来培ってきた「創業の心」を守り、次世代へつなげていく

    「経営理念」「経営基本方針」「富士精工DNA」「長期経営ビジョン」

    ② 目指すものは「Good Company」

    長期経営ビジョン「Good Company」を目指すために、以下の視点でテーマを設定

    「カーボンニュートラル」「財務体質の強化」「人材開発」

    ③ 中期マスタープランの実施

    トップビジョンの達成を目指して、以下の取り組みを実施

    ア.既存製品・技術は温存しつつ、今ある経営資源の最適配分を行う

    イ.当社が進めてきたFTE事業コンセプトをこれからも大事にし、FUJI Total Connected-max Engineering Companyとして、「ものづくり現場の困りごとを解決する企業」であり続ける

    ウ.企業コンセプト「C-max」に新たな意味づけを行い、C-MaX循環企業へと変身し、新しい事業へのキーワードとしてサステナビリティ(持続可能な成長)を実現する

      C-MaX:Circular-Management Transformation

    エ.従業員個々の能力を高め、長く働くことができる環境づくりと人材開発を行う

    2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

     当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、以下のとおりであります。

     なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)ガバナンス

     長期経営ビジョンにも掲げる「Good Company」となることを目指すため、以下の9原則からなる活動に全力を挙げて取り組んでおります。

    環 境(Environment) 1.環境問題への取り組み

    社 会(Social)    2.持続可能な経済成長と社会的課題の解決

               3.人権の尊重

               4.顧客との信頼関係

               5.働き方の改革、職場環境の充実

               6.社会参画と発展への貢献

    企業統治(Governance)7.倫理的で誠実な取引の実践

               8.公正な情報開示、ステークホルダーとの建設的な対話

               9.危機管理の徹底 (2)戦略

     当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みに基づく戦略に関しましては、基本方針を検討中であるため、具体的な記載を省略しております。

     なお、現在取り組んでいる内容に関しましては、以下のとおりであります。

    ① 気候変動

     気候変動によるリスクと機会の検討は検討中でありますが、当社グループは節電に務め、工場やオフィス内のLED化を積極的に進め、温室効果ガスの削減を意識した取り組みを推進しております。

     また、社内申請書類や労務関連提出書類においては積極的にDXを推進し、ペーパーレス化に取り組むことで、環境負荷低減に努めております。

    ② 人材育成方針

     当社グループでは、従業員の主体的なキャリア形成・能力開発・学び直し(リスキリング教育)が重要であると認識しております。このため、OJT・Off-JT・自己啓発等を効果的に組み合わせて、従業員の主体的なキャリア形成・能力開発・学び直しをうながし、支援しております。

    ③ 社内環境整備に関する方針

     当社グループは、多様な人材が能力を発揮して活躍できる環境を整備することが、持続的な企業価値の向上につながると考えております。このため、ハラスメント防止方針、労働安全衛生対策等を定め、適切に運用することで、社内環境の向上を図っております。 (3)リスク管理

     市民生活や企業活動に脅威を与える反社会的勢力の行動、サイバー攻撃、自然災害等に備えて、組織的な危機管理を徹底するため、以下の活動を実施しております。

    ① 緊急事態への備えとして、経営トップを長とする対策本部の設置、危機管理マニュアルの整備

    ② 緊急事態対応に関する研修・訓練を定期的に実施

    ③ 上記、危機管理マニュアルや研修・訓練については、新たに発見したリスク等をふまえて、定期的な改善を行い、有事に備える (4)指標及び目標

    ① 気候変動

     当社グループの事業活動が気候変動等のサステナビリティに直接的な影響を及ぼす可能性は限定的と考え、気候変動に関する指標及び目標は定めておりません。

     しかしながら、持続的な成長を実現させるための行動指針としての長期経営ビジョン「Good Company」を定め、これに従った活動を推進することで、サステナブルな社会貢献を果たしてまいります。

    ② 人的資本・多様性

     当社グループは、現時点において人的資本に関する指標及び目標は定めておりません。実績については、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」において記載しております。

    3【事業等のリスク】

    有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

    なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

    (1)戦略リスク

    ① 市場動向の変化に関するリスク

    当社グループは、自動車産業界を主要な取引先としており、対象地域は日本をはじめ、米国、欧州、アジア等世界各地に及んでおります。

    したがいまして、各地域における景気の減速または後退、需要の変化等により自動車産業界における設備投資や工具需要の減少等が進むことにより、当社グループの経営成績、財政状態に影響を与える可能性があります。

    ② 海外の事業展開に関するリスク

    当社グループは自動車産業界を主要な取引先としており、主要ユーザーの海外進出への対応と市場に近接した最適地での生産・販売体制を確立するため、米国、欧州、アジア等世界各地で海外拠点を構築しております。

    したがいまして、海外各国における法律や税制規則の変更、その他の社会的、政治的な諸情勢の変動により、当社グループの事業活動に障害が生じる可能性があります。

    これらのリスクに対し、グループ会社と連携し定期的な情報収集に努めておりますが、リスクが顕在化した場合には当社グループの経営成績、財政状態に影響を与える可能性があります。

    (2)事業リスク

    ① 価格競争の激化に関するリスク

    当社グループが主要な取引先とする自動車産業界におきましては、関連取引企業に対するコストダウンの要請が非常に厳しく、当社グループの主力商品であります超硬工具も常に厳しい価格競争のもとに置かれております。

    この状況のもと、当社グループにおきましては、生産性向上をはじめとする業務の合理化活動や海外拠点の現地調達等によるコスト低減を図り、価格競争力の維持確保に努めておりますが、競合他社との価格競争に勝てない場合、当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    ② 取引先の技術革新に関するリスク

    当社グループの主力商品であります超硬工具は、アルミをはじめとする金属素材を切削加工するために使用されております。

    したがいまして、自動車部品の素材が金属から樹脂へと変更される等の技術革新が急激に進んだ場合や、電動化の推進によってエンジンなどの需要が減少した場合、超硬工具による切削加工そのものが減少する事態となり、これが当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    ③ 原材料費の高騰に関するリスク

    当社グループの主力商品であります超硬工具は、産出地や生産量が限定されるタングステン、コバルト等といった希少金属(レアメタル)を原材料としております。

    したがいまして、これらの希少金属の需要が急激に増加、あるいは産出量・生産量が減少した場合、原材料費の高騰が懸念され、これが当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    (3)経営リスク

    ① 為替レートの変動に関するリスク

    当社グループにおきましては、在外連結子会社、在外持分法適用会社の個別財務諸表を現地通貨ベースで作成し、連結財務諸表作成時に円換算しております。

    したがいまして、現地通貨ベースで経営成績に変動がない場合であっても、為替レートの変動が当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    ② 退職給付に関するリスク

    当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。

    このため、実際の金利水準の変動や年金資産の運用利回りの悪化が、当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    ③ 情報管理に関するリスク

    当社グループは、開発・営業に関する秘密情報を保有しております。情報管理については、情報セキュリティ基本方針を定め、コンピュータネットワークや情報システムの管理及び秘密情報の漏えい防止対策等の徹底を図っております。

    しかしながら、停電、ネットワーク等の通信障害、人為的ミスや外部からの不正アクセス等による情報漏えい等予期せぬ事象により、重要なデータの消失・毀損、業務の中断・遅延、社会的信用の低下、損害賠償責任の履行等が、当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    (4)災害リスク

      地震等の災害発生に関するリスク

    当社グループの本社所在地であります愛知県豊田市は、東海地震の地震防災対策強化地域及び東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されておりますが、生産拠点の海外シフトや生産品目のすみ分けを推進しており、生産に関するリスクは分散されつつあります。

    しかしながら、その対応にも限界があり、東海地震が発生した場合、本社施設等に重大な影響が及んで一時的に商品供給体制が停止する可能性があります。

    4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ① 財政状態及び経営成績の状況

    当連結会計年度における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の影響による原油価格の上昇を起因とした物価上昇が進み、各国政府による金融引き締め政策による景気の冷え込みが懸念されております。また、中東地域の不安定な政情が一層の物価上昇、景気後退を招く可能性もあり、当社グループの受注環境は依然として不透明感が続いております。

    わが国経済におきましては、経済活動の正常化や大幅な賃上げなどが景気を下支えし、緩やかな回復が続くとみられています。その一方で、為替が円安基調で推移し、証券市場は活況を呈す一方で、継続的なエネルギー価格や物価上昇にともなう金融政策の転換も懸念される状況となっております。

    当社グループの主要な取引先であります自動車産業界におきましては、半導体不足が緩和したことや生産能力の増強の影響などにより、生産台数の回復が見られます。また、電気自動車の開発と普及に一層積極的になっている一方、一部地域によっては、電動自動車からハイブリッド車への需要の転換も見られます。

    このような状況のもと、当社グループは受注を確保するための販売活動を強化していくとともに、小集団部門採算制による売上最大、経費最小、時間最短活動を進めております。

    この結果、当連結会計年度における業績は、売上高は21,424百万円(前連結会計年度比8.5%増)、営業利益は431百万円(前連結会計年度比629.8%増)、経常利益は924百万円(前連結会計年度比37.7%増)、特別損失として中国子会社の保有する固定資産等に対する減損損失587百万円等を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は174百万円(前連結会計年度比7.7%減)となりました。

    セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

     ア.日本

    当地域におきましては、顧客の設備投資が抑制されたことなどにともなう工具需要の減少は見られるものの、拡販活動が奏功し、売上高は8,838百万円(前連結会計年度比0.7%増)となりました。

    また、北米向けの高付加価値品の販売や経費最小活動などの成果により、セグメント利益は56百万円(前連結会計年度は452百万円のセグメント損失)となりました。

     イ.アジア

    当地域におきましては、中国において、従来のガソリン車向けの需要が著しく減少したことなどにより、売上高は5,598百万円(前連結会計年度比1.1%減)となりました。

    また、中国以外では業績の改善が進んだものの、中国での需要減が大きく響き、セグメント損失は231百万円(前連結会計年度は163百万円のセグメント利益)となりました。

     ウ.北米・中米

    当地域におきましては、ハイブリッド車向けの工具需要が拡大し、売上高は3,703百万円(前連結会計年度比62.4%増)となりました。

    また、売上の増加にともない生産性が改善したことなどにより、セグメント利益は426百万円(前連結会計年度比180.0%増)となりました。

     エ.オセアニア

    当地域におきましては、主力製品であります断熱材、包装資材の輸入製品との競争などがあったものの、断熱材の需要が引き続き堅調に推移したことにより、売上高は2,407百万円(前連結会計年度比4.0%増)となりました。

    また、堅調な受注及び経費抑制により生産性が改善したことなどにより、セグメント利益は114百万円(前連結会計年度比17.4%増)となりました。

     オ.欧州

    当地域におきましては、既存顧客の売上が堅調に推移したことなどにより、売上高は875百万円(前連結会計年度比22.3%増)となりました。

    また、売上の増加にともなう利益の増加や円安の進展による為替の影響などにより、セグメント利益は83百万円(前連結会計年度比34.0%増)となりました。

    ② キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して767百万円増加し、9,042百万円となりました。

    当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動の結果、得られた資金は1,524百万円(前連結会計年度比66.1%増)となりました。

    これは主に、減価償却費1,092百万円、減損損失587百万円などによるものであります。

    (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動の結果、使用した資金は832百万円(前連結会計年度比41.7%減)となりました。

    これは主に、有形固定資産の取得による支出1,270百万円、有価証券の取得による支出179百万円などによるものであります。

    (財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動の結果、使用した資金は314百万円(前連結会計年度比0.1%増)となりました。

    これは主に、長期借入金の返済による支出299百万円、配当金の支払額177百万円などによるものであります。

    ③ 生産、受注及び販売の実績

    ア.生産実績

    当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 前年同期比(%)
    日本(千円) 7,814,587 108.8
    アジア(千円) 2,171,405 91.4
    北米・中米(千円) 541,000 109.4
    オセアニア(千円) 2,391,363 104.3
    欧州(千円) 35,067 107.3
    合計(千円) 12,953,424 104.6

     (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については含んでおりません。

    イ.商品仕入実績

    当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 前年同期比(%)
    日本(千円) 3,675,038 113.4
    アジア(千円) 2,097,132 105.7
    北米・中米(千円) 191,541 172.0
    オセアニア(千円) 6,194 41.6
    欧州(千円) 237,328 121.3
    合計(千円) 6,207,234 111.9

     (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については含んでおりません。

    ウ.受注実績

    当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%)
    日本 8,327,923 92.7 1,553,120 75.2
    アジア 5,617,122 102.7 727,254 102.6
    北米・中米 3,209,534 108.6 667,513 57.5
    オセアニア 2,382,774 104.4 74,094 74.7
    欧州 909,867 118.4 197,085 121.1
    合計 20,447,223 100.0 3,219,068 76.7

     (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については含んでおりません。

    エ.販売実績

    当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 前年同期比(%)
    日本(千円) 8,838,854 100.7
    アジア(千円) 5,598,582 98.9
    北米・中米(千円) 3,703,819 162.4
    オセアニア(千円) 2,407,828 104.0
    欧州(千円) 875,464 122.3
    合計(千円) 21,424,550 108.5

     (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

    2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

    最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売数に対する割合は、

    当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの財政状態及び経営成績等の分析、検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

    ① 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、会計方針の選択、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りの不確実性があるため、これらの見積りと異なる結果となる場合があります。

    当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

    ② 当連結会計年度の経営成績の分析・検討内容

    当連結会計年度における経営成績の分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。

    なお、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標等」に記載してあります目標に対する結果につきましては、従業員が一丸となって「売上最大」「経費最小」「時間最短」に取り組んでまいりました。北米・中米地域では受注・販売ともに好調であった一方、アジアの特に中国では、電動車に押されガソリン車の販売が苦戦を強いられたことなどにより、目標とする営業利益率には届きませんでした。

    当社グループとしましては、顧客のガソリン車向け投資に対して取りこぼしなく拡販活動を進めるだけでなく、進展する脱ガソリン車の流れに沿った新製品の開発を進め、今後も「グループ中期経営計画」を着実に実行していくことで、目標の達成を目指してまいります。

    ③ 当連結会計年度末の財政状態の分析・検討内容

    ア.資産の部

    当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して562百万円増加し、28,704百万円となりました。

    流動資産は、現金及び預金248百万円、受取手形及び売掛金210百万円がそれぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末と比較して626百万円増加し、17,185百万円となりました。

    有形固定資産は、主に当社本社工場製造設備等203百万円、熊本工場製造設備等125百万円、鹿児島工場製造設備等58百万円、アジア子会社の工場製造設備等42百万円の設備投資を実施いたしました。

    なお、有形固定資産合計は、減価償却の実施及び子会社の減損損失などにより、前連結会計年度末と比較して389百万円減少し、7,923百万円となりました。

    投資その他の資産は、前連結会計年度末と比較して123百万円増加し、2,779百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が440百万円減少したものの、退職給付に係る資産360百万円、投資有価証券300百万円がそれぞれ増加したことなどによるものであります。

    イ.負債の部

    当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して97百万円減少し、4,288百万円となりました。

    これは主に、未払法人税等99百万円が増加したものの、長期借入金20百万円、その他の流動負債289百万円がそれぞれ減少したことなどによるものであります。

    ウ.純資産の部

    当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して659百万円増加し、24,416百万円となりました。

    これは主に、為替換算調整勘定653百万円が増加したことなどによるものであります。

    ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析・検討内容

    ア.キャッシュ・フロー

    各キャッシュ・フローの状況と増減につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。

    イ.資金需要

    当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資、法人税等の支払い、借入金の返済、配当金の支払等であります。

    また、その資金の原資といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入等により必要とする資金を調達しております。

    5【経営上の重要な契約等】

    当連結会計年度において、経営上の重要な契約等はございません。

    6【研究開発活動】

    当社グループにおきましては、自動車産業の電動化シフトにともなう取引先の新たな部品試作や量産に貢献する製品や技術の開発及び加工現場における高速高能率化やフレキシブル生産対応を実現する製品・商品の提供を研究開発活動の基本方針としております。

    直近では「モーターなどの電動車部品生産用工具」や「摩擦攪拌接合用工具」をはじめとした特殊工具や特殊治具、更にはそれらの周辺装置の開発テーマを中心に取組んでおり、当連結会計年度における研究開発費の総額は91百万円(売上高比率0.4%)であります。

    当社グループは生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動は主に当社を中心とした日本セグメントで行っております。なお、お客様との秘密保持契約に該当しない当連結会計年度における主な研究開発の成果は、次のとおりであります。

    (1)フローティング式マテハンホルダ

    当製品は一般的な汎用マシニングセンタが保有しているクーラントやエアーの動力源を利用して、治具やワークを把持し、無人での自動段替えを実現する製品になります。近年、多様化する市場ニーズに合わせて多品種変量生産が求められる中、治具の段替えやワークの脱着は手作業で行っており、生産性が向上しない課題がありましたが、マテハンホルダにより高価なロボットを必要とせず、低コスト、高精度な自動段替えを可能としております。

    今回、従来のワークの内径・外径を把持するだけではなく、異形状ワークや特殊形状ワークも把持できるフローティング機構を備えたマテハンホルダを開発しラインナップを拡充しております。今後も更にワーク以外の治具やチャックの部品交換を可能とするホルダを開発し自動生産ラインに貢献してまいります。

    (2)QECキュービック

    当製品は持ち運びが可能な工具観察台になります。お客様の製造・評価現場では即座にその場で工具を観察したいというニーズが高く、ノートパソコンやタブレットがあれば、その場で工具の刃先観察や簡易測定が可能になります。工具保持部には3Dプリンタ(樹脂、CFRP)造形を採用しており、工具の損傷を防止しつつ、軽量かつ高強度でA4サイズ以下、重量約4.1kgと持ち運びできる利便性と安定した工具観察を両立しております。

    また、3Dプリンタ製品は従来の金属加工に伴う切削廃棄物をゼロとし製造時の使用電力量も約70%低減した製品であります。今後もより環境に配慮した3Dプリンタを活用した製品を開発し、カーボンニュートラル実現に向け進めてまいります。

    (3)新たな取組み

    当社は切削工具に加えて、多品種変量生産、自動化ラインのモノ作り現場に貢献する部品クランプ用チャック、搬送用マテハンホルダ、セパレート治具など加工点の周辺に携わる製品の開発にも注力しております。

    また製品への付加価値向上、新製品開発の技術基礎となる研究も進めております。加工点のリアルを定量化する「モニタリング研究」、安定した加工を実現する「振動解析研究」、素材の接合技術である「摩擦攪拌接合研究」、電極シートを切る「裁断技術研究」など新規分野の参入も見据え活動を行っております。

    自動車産業界が大きく変革している状況下で、私達は様々なアプローチを用いてお客様のニーズに応え技術力を高めることで、新しいもの作り現場の生産性向上に貢献する高付加価値製品をご提供してまいります。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

    当社グループの設備投資については、建物・工場等の改修工事及び生産体制増強を目的とした投資を主体に実施いたしました。

    この結果、当連結会計年度の設備投資は、1,245百万円となり、これらに要した資金は、自己資金及び金融機関からの借入により充当いたしました。

    なお、生産能力に重大な影響を与えるような設備の除却、売却等はありません。

    セグメントの主な設備投資は、次のとおりであります。

    (1)日本

    当社本社工場製造設備等203百万円、熊本工場製造設備等125百万円、鹿児島工場製造設備等58百万円を実施いたしました。

    (2)アジア

    子会社の工場製造設備等42百万円を実施いたしました。

    (3)オセアニア

    子会社の工場製造設備等39百万円を実施いたしました。

    2【主要な設備の状況】

    当社グループの当連結会計年度末における主要な設備は、次のとおりであります。

    (1)提出会社

    事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業 員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    本社・本社工場 (愛知県豊田市) 日本 全社管理、販売及び研究開発設備、超硬工具等の製造設備 428,467 891,731 206,637 (17,756) [20,016] 4,741 80,677 1,612,254 248
    熊本工場 (熊本県菊池郡大津町) 日本 超硬工具等の製造設備 299,153 973,046 313,426 (44,755) - 3,225 1,588,852 115
    鹿児島工場 (鹿児島県霧島市) 日本 超硬工具等の製造設備 161,604 387,634 278,474 (27,512) - 2,365 830,078 38

    (2)国内子会社

    会社名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業 員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    富士エンジニアリング株式会社 (愛知県豊田市) 日本 測定機器 - 904 - - 12,907 13,812 32
    志賀機械工業株式会社 (愛知県知立市) 日本 工作機械等の製造設備 - - 512,607 (6,836) 2,278 - 514,885 37

    (3)在外子会社

    会社名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業 員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) 建設仮勘定 その他 合計
    アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド (米国 ケンタッキー州 レキシントン市) 北米・ 中米 超硬工具等の製造設備 80,613 137,540 50,712 (17,170) - 7,605 276,471 32
    韓富エンジニアリング株式会社 (韓国 忠清南道 天安市) アジア 超硬工具等の製造設備 157,314 74,070 11,607 (384) [11,991] - 837 243,830 61
    サンセルP.T.Y. リミテッド (豪州 ビクトリア州 カラムダウンズ市) オセアニア 緩衝梱包材・断熱材・保冷剤製造設備 396,262 335,529 292,590 (15,997) [5,717] 50,645 9,125 1,084,153 61
    大連富士工具有限公司 (中国 遼寧省 大連市) アジア 超硬工具等の製造設備 - 11,710 - [17,330] - 7,204 18,915 337
    P.T. フジプレシシツールインドネシア (インドネシア 西部ジャワ州 ブカシ県) アジア 超硬工具等の製造設備 47,254 118,596 15,611 (16,610) - 45,230 226,693 210
    アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社 (ポーランド イェルチ・ラスコビツェ市) 欧州 超硬工具等の製造設備 83,306 64,644 21,952 (13,541) 232 55,340 225,475 20
    広州富士工具有限公司 (中国 広東省 広州市) アジア 超硬工具等の製造設備 19,939 154,727 - [9,556] - 149 174,816 51
    アキュロムメキシコ株式会社 (メキシコ アグアスカリエンテス州 ヘススマリア市) 北米・ 中米 超硬工具等の製造設備 - 116,828 - [15,000] - 6,503 123,331 23
    フジセイコウタイランド株式会社 (タイ アユタヤ県) アジア 超硬工具等の製造設備 120,471 213,367 228,872 (27,112) [700] 3,833 26,685 593,230 110
    長春韓富工具有限公司 (中国 吉林省 長春市) アジア 超硬工具等の製造設備 78,065 17,587 - [5,000] - 775 96,427 35
    韓富インド有限会社 (インド タミル・ナードゥ州 カーンチープラム県) アジア 超硬工具等の製造設備 278 40,546 - [464] - 3,347 44,172 14

     (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、有形リース資産を含んでおります。

    2.賃借している土地の面積については、[  ]で外書きしております。

    3.現在休止中の主要な設備はありません。

    3【設備の新設、除却等の計画】

    当社グループの設備投資については、生産計画、需要動向、景気予測、投資効果等を総合的に勘案して策定しております。

    設備計画は連結会社各社が個別に策定しておりますが、グループ全体で重複投資にならないよう提出会社を中心にして調整を図っております。

    なお、重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

    (1)重要な設備の新設等

    会社名 事業所名 所在地 セグメント の名称 設備の内容 投資予定額 資金調達 方法 着手年月 完了予定年月
    総額 (千円) 既支払額 (千円)
    当社 熊本工場 熊本県 大津町 日本 超硬工具等の製造設備 73,000 - 自己資金 2024年 6月 2024年 8月
    当社 熊本工場 熊本県 大津町 日本 超硬工具等の製造設備 72,000 - 自己資金 2024年 4月 2024年 7月
    当社 鹿児島工場 鹿児島県 霧島市 日本 超硬工具等の製造設備 70,000 - 自己資金 2024年 12月 2025年 2月
    当社 本社工場 愛知県 豊田市 日本 超硬工具等の製造設備 60,000 - 自己資金 2024年 12月 2025年 2月
    フジセイコウタイランド株式会社 タイ国 アユタヤ県 アジア 超硬工具等の製造設備 64,000 - 自己資金 2024年 5月 2024年 7月

    (2)重要な設備の除却等

    経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 10,000,000
    計 10,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株) (2024年2月29日) 提出日現在発行数(株) (2024年5月30日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 4,306,778 4,306,778 名古屋証券取引所 メイン市場 単元株式数 100株
    計 4,306,778 4,306,778 - -

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

       該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

       該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数 (株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額(千円) 資本金残高(千円) 資本準備金増減額(千円) 資本準備金残高(千円)
    2018年9月1日 △17,227,113 4,306,778 - 2,882,016 - 4,132,557

    (注)2018年5月23日開催の第60回定時株主総会決議により、2018年9月1日付で普通株式5株を1株とする株式併合を実施いたしました。これにより、発行済株式総数は17,227,113株減少し、4,306,778株となっております。

    (5)【所有者別状況】

    2024年2月29日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他 計
    個人以外 個人
    株主数 (人) - 8 11 72 8 2 1,567 1,668 -
    所有株式数(単元) - 3,543 146 9,974 213 12 28,986 42,874 19,378
    所有株式数の割合(%) - 8.26 0.34 23.26 0.50 0.03 67.61 100.00 -

    (注)自己株式729,962株は「個人その他」に7,299単元、「単元未満株式の状況(株)」に62株含まれております。

    (6)【大株主の状況】

    2024年2月29日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    C.I.F.HOLDING株式会社 東京都渋谷区東一丁目2番20号 1204号 251 7.01
    有限会社シーマックス 愛知県豊田市吉原町平子26番地 236 6.59
    株式会社晃永 東京都品川区南大井六丁目17番1号 210 5.87
    森 誠 愛知県豊田市 127 3.57
    富士精工従業員持株会 愛知県豊田市吉原町平子26番地 106 2.98
    森 仁志 愛知県安城市 91 2.56
    株式会社大垣共立銀行 岐阜県大垣市郭町三丁目98番地 78 2.20
    岡 秀朋 三重県津市 67 1.88
    第一生命保険株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 62 1.75
    東京海上日動火災保険株式会社 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 60 1.68
    計 - 1,292 36.13

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2024年2月29日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式 - - -
    議決権制限株式(自己株式等) - - -
    議決権制限株式(その他) - - -
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) - -
    普通株式 729,900
    完全議決権株式(その他) 普通株式 3,557,500 35,575 -
    単元未満株式 普通株式 19,378 - -
    発行済株式総数 4,306,778 - -
    総株主の議決権 - 35,575 -

    (注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式62株が含まれております。

    ②【自己株式等】
    2024年2月29日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合 (%)
    富士精工株式会社 豊田市吉原町平子26番地 729,900 - 729,900 16.94
    計 - 729,900 - 729,900 16.94

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】

    会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 611 888,854
    当期間における取得自己株式 75 121,755

    (注)当期間における取得自己株式には、2024年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれておりません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額 (円) 株式数(株) 処分価額の総額 (円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式 - - - -
    消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 - - - -
    その他 (単元未満株式の売渡請求による売渡) - - - -
    保有自己株式数 729,962 - 730,037 -

    (注)1.当期間における処理自己株式には、2024年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の売渡による株式は含まれておりません。

    2.当期間における保有自己株式数には、2024年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び売渡による株式は含まれておりません。

    3【配当政策】

    利益配分については、安定した配当を継続的に行うことを重要な経営課題の一つとして考えており、利益の状況、将来の事業展開、配当性向などを総合的に判断して適切な利益配分を行うことを基本方針としております。

    当社は、期末配当及び中間配当の年2回の剰余金の配当を行うことを配当の回数についての基本的な方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

    当事業年度の配当については、上記方針に基づき検討いたしましたところ、期末配当金については、1株につき25円の配当を実施し、すでに実施いたしました中間配当金1株につき25円とあわせて年間配当金50円とさせていただきます。

    また、内部留保資金については経営体質、財務体質の強化を図るために必要な投資を有効的に行ってまいりたいと考えております。

    当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。

    なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
    2023年10月11日 89,426 25
    取締役会決議
    2024年5月29日 89,420 25
    定時株主総会決議

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    当社グループは、創業者の経営哲学でもある「誠実、高品質、顧客第一」という経営理念と、「1.社会への奉仕、2.顧客への奉仕、3.技術開発、4.個人能力の開発、5.職場の和」という経営基本方針を掲げ、事業活動を通じてこれらを実践することで、企業価値の向上を図り、2030年までに、当社に関わるすべての人にとって価値ある会社・信頼感ある会社(Good Company)となることを長期経営ビジョンとして定めております。

    Good Companyとは…

    ・従業員が自己の成長・生活の安定を実感でき、定年時に長い間勤めてよかったと思える会社

     (従業員よし)

    ・モビリティ産業界の課題を解決する特長的な製品やサービスを生み出す活力ある会社

     (顧客よし、仕入先よし)

    ・投資と収益のバランスが取れ、安定的な利益を創出する強い財務体質の会社

     (株主よし、金融機関よし)

    ・経営資源や創出した利益を活用して、地域の人々が抱える課題を解決する社会貢献型の会社

     (社会よし)

    当社グループは、この実現のために、コーポレート・ガバナンス体制の改善及び強化は経営上の最重要課題であると認識しております。この認識に基づき、独立役員の資格を満たす社外役員の選任や、社外取締役を委員長とする指名・報酬諮問委員会を設置するとともに、執行役員制度を導入して責任の明確化と経営のスピードアップを図るなど、経営の監視・監督機能の強化に努めております。

    ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

    ア.企業統治の体制の概要

    当社は、監査役制度を採用しており、取締役会と監査役会により、業務執行の監督、監視を行っております。

    取締役会は、取締役5名(うち社外取締役2名)で構成しており、法令・定款に定める事項や経営目標、経営戦略等の重要事項の決定と業務執行状況の監督を行っております。

    ・取締役会の活動状況

    当事業年度における出席状況は以下のとおりであります。

    氏 名 開催回数 出席回数
    森 誠 12回 12回
    樋口 直行 12回 12回
    篠田 直毅 12回 12回
    大平 博 12回 12回
    浅野 佳孝 12回 12回

    取締役会における具体的な検討内容は、株主総会に関する事項、取締役に関する事項、決算に関する事項の承認、重要な使用人の選任、内部統制システムの整備、当社及び当社グループ会社の経営方針の決定等であります。

    取締役の指名、報酬決定については、任意の機関として指名・報酬諮問委員会を設置しております。諮問委員会の委員長は独立社外取締役としており、取締役、監査役及び執行役員の選定や持続的な成長に向けたインセンティブを含む役員報酬について、客観的な立場から検討を行うことで決定プロセスの透明性を確保しております。取締役会は諮問委員会の適切な関与・助言を得ながら慎重に審議しております。

    業務執行については、執行役員制度を導入し、取締役会で選任され権限の委譲を受けた執行役員が、取締役会で決定された経営の方針にしたがい業務執行を行うことで責任の明確化と経営のスピードアップを図っております。取締役及び執行役員は、執行役員会を毎月1回開催して業務執行における重要案件に関する討議を行うこととしております。

    また、取締役、執行役員及び各組織の部長職を構成メンバーとした経営会議を毎月1回開催し、取締役会で決定された重要事項の伝達、各組織における業務の執行状況に関する報告、討議を行っております。

    監査役会は、監査役3名(うち社外監査役2名)で構成しており、各監査役は必要に応じて随時、取締役・会計監査人・内部監査室と意見交換を行うとともに、業務執行における重要会議に出席し、業務の執行状況を常に監視する体制を敷いております。

    なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は次のとおりであります。

    イ.当該体制を採用する理由

    当社は、監査役会設置会社の体制を採用しており、取締役会による業務執行の監督機能と監査役会による監査機能の強化・充実がコーポレート・ガバナンスの有効性を高める方法であると考えております。この考えのもと、取締役会の諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置することで取締役会の機能を補完する体制を強化しております。また、執行役員制度を導入し、取締役の業務監督機能と業務執行機能の分離を進めております。

    このように、当社は、従来からの監査役会設置会社の体制をベースに、新たなコーポレート・ガバナンス強化の体制を導入することで、企業経営の健全性、適法性及び効率性の維持・向上を実現することができると考えております。

    ③ 企業統治に関するその他の事項

    内部統制システムの整備の状況

    当社の「内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況」は以下のとおりであります。

    ア.取締役及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

    (a) 当社は、コンプライアンス体制の基盤を、法令や社会規範、経営理念や経営基本方針、各種社内規程等におき、これらを順守した事業活動を行うことを旨とします。

    (b) 当社は、コンプライアンス推進と統括にあたる組織の設置と、コンプライアンス規程やこれに関連する諸方針・マニュアル等の制定・周知を通じて、関係者のコンプライアンス意識や行動の浸透を図ります。

    (c) 当社は、法令違反行為などコンプライアンスに関する問題を早期に発見し、適切に処理・ 是正を図るため、社内及び第三者機関を情報提供先とする内部通報制度(企業倫理ヘルプライン)を設置します。また、通報内容を秘守し、通報者及び協力者等に対する不利益な取扱いを行いません。

    (d) 取締役は、財務報告の信頼性を確保し、会社情報を適正かつ適時に開示するために必要な体制を整備・運用します。

    (e) 監査役は、独立した立場から、内部統制システムの整備・運用状況を含め、取締役の職務執行を監査します。

    (f) 内部監査室は、業務執行部門から独立し、富士精工グループにおける業務の適正性及び効率性を監査します。

    (g) 当社は、取締役・監査役・執行役員・内部監査室・コンプライアンス統括部署によって構成する内部統制審議会を定期開催し、コンプライアンスや経営リスクに関する情報共有や諸課題の解決にあたります。

    イ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

    (a) 当社は、取締役会のほか重要な会議における意思決定に係る議事録・稟議書類などの取締役の職務執行に係る文書を、文書管理規程・情報セキュリティ管理規程に基づき適切に保存・管理します。

    (b) 取締役及び監査役は、必要に応じてこれらの情報を閲覧できます。

    ウ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    (a) 当社は、代表取締役社長を最高責任者とし、管理部門長が統括するリスク管理担当部署を設置して、全社横断的なリスク管理を推進します。

    (b) 当社は、取締役会や内部統制審議会を通じて、富士精工グループの事業活動に影響を及ぼすと考えられるリスクを予見・把握・評価し、必要に応じて対応策を協議し、その回避・軽減・移転その他必要な措置を講じます。

    (c) 当社は、事業活動に重大な影響を及ぼす危機の発生に備え、危機管理マニュアルを定め、迅速かつ的確な危機対応・再発防止を行うことにより、損失の拡大防止・最小化に努めます。

    エ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    (a) 当社は、取締役会を原則として1か月に1度、その他必要に応じて適宜開催します。

    (b) 職務執行については、組織規程・業務分掌規程・職務権限基準等で、責任者とその責任・権限を定めて業務を執行させるとともに、内部監査を通じて業務の運営状況を把握し、その妥当性・有効性を検証します。

    (c) 中期経営計画・年度経営計画を策定し、取締役会がこれを決定します。部門長のもと、各部門は当該計画・年度社方針に沿った方針・目標を策定し、その実施状況を取締役会を始めとする重要会議でレビュー、必要に応じた改善等を行うことで、取締役の職務の効率性を確保します。

    (d) 当社は、独立性を有する社外取締役を継続して選任し、取締役による職務執行の監督機能の維持・向上に努めます。

    オ.富士精工グループにおける業務の適正を確保するための体制

    (a) 当社は、関係会社における職務執行状況を的確に把握するため、担当役員制を採用します。業務執行取締役・業務執行役員は、担当する関係会社の監視・監督を担い、関係会社から適時適切に職務執行の報告を受けるものとします。

    (b) 関係会社は、関係会社管理規程に定める報告事項に関して、定期開催される関係会社会議を通じて取締役を始めとする関係者に報告します。また、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスク等については、取締役会・内部統制審議会で報告し、対応策等を決定することで、関係会社の職務執行が効率的に行われる体制を確保します。

    (c) 内部監査室は、内部監査規程に基づき、関係会社の監査を定期的に実施し、その結果について代表取締役社長に報告します。また、関係会社に重要な法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実等を発見した場合、代表取締役社長を通じて、取締役会・内部統制審議会に遅滞なく報告します。

    カ.監査役の職務を補助すべき従業員に関する事項及び当該従業員の取締役からの独立性に関する事項

    (a) 取締役は、監査役の求めにより、監査役の職務を補助する従業員として適切な人材を選任し、必要な設備・施設・予算を確保します。

    (b) 取締役は、監査役補助者の適切な職務の遂行のため、人事(評価、異動等)に関しては、監査役の同意を得るものとします。

    (c) 監査役補助者は、取締役からの独立性確保のため、他部門の職務を兼務せず、監査役の指揮命令に従うものとします。

    キ.取締役及び従業員等が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制

    (a) 取締役は、監査役が取締役会のほか重要な会議へ出席するとともに関係書類の閲覧を行える体制を整備します。また、当社の取締役及び従業員並びに子会社の取締役、監査役及び従業員は、会社経営・事業運営上の重要事項や業務執行の状況・結果について、監査役に報告します。

    (b) 取締役は、当社グループに著しい損害を及ぼすおそれのある事実があることを発見したときは、直ちに監査役会に報告します。

    (c) 取締役及び従業員等は、監査役に対する報告が通常の職制を通じた報告であるか否かを問わず、監査役に報告したことを理由として、当該報告者に対し一切の不利益な取扱いを行いません。

    (d) 代表取締役社長は、企業倫理ヘルプラインの適切な運用を図り、当該内容は監査役へ適切に報告します。

    ク.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

    (a) 代表取締役社長と会計監査人は、監査役の効果的な監査業務遂行を支援するため、対処すべき課題・監査役監査の環境整備の状況・監査上の重要課題等について、監査役との定期的な意見交換を行います。

    (b) 監査役は、内部監査室から内部監査の経過や結果について報告を受けるとともに、会計監査人から会計監査の内容について随時説明を受けるなど情報交換を行い、相互連携を図ります。

    (c) 取締役は、監査役の職務の遂行にあたり、監査役が必要に応じ弁護士等外部専門家との連携を図れるようにするなど、監査環境の整備に努めます。

    (d) 監査役の職務の執行に係る費用等については、当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、所定の手続きによって速やかに支払います。

    ケ.代表取締役社長等を退任した者の状況

     当社は、会社の経営上必要と認めた場合に限り、必要な社内手続を経て、相談役及び顧問として委嘱しております。相談役は、会社の経営上の必要事項について、取締役会及び執行役員会又は代表取締役の諮問に応じて意見を述べ、代表取締役を支援することを主たる任務としております。顧問は、代表取締役又は業務執行取締役の命を受け、技術、製品開発、税務、財務、法務等の特定分野についての諮問事項に対して意見を述べ又は指導を行う等により、命令者を支援することを主たる任務としております。

     相談役・顧問ともに、取締役会及び執行役員会等の要請に応じて出席し、意見を述べることができることとしております。

     相談役及び顧問の委嘱期間は原則として1年ですが、再委嘱を妨げないこととしております。

     現在は、2023年5月24日に代表取締役社長を退任した鈴木龍城氏が、同日付で顧問に就任しています。

    ④ 責任限定契約の内容の概要

    当社と社外取締役及び社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。

    当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額であります。

    ⑤ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要等

    当社は、取締役及び監査役全員を被保険者とする会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、被保険者が職務の執行に関し責任を負うこと、または当該責任の追及を受けることによって負担することになる損害を、当該保険契約により填補することとしております。保険料は、当社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。

    なお、当該保険契約は2024年6月に更新される予定であります。

    ⑥ 取締役の定数

    当社の取締役は、8名以内とする旨を定款に定めております。

    ⑦ 取締役の任期

    当社は、取締役の任期を1年以内とする旨を定款で定めております。

    ⑧ 取締役の選任の決議要件

    当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及びその選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。

    ⑨ 自己の株式の取得

    当社は、自己株式の取得について、機動的な資本政策を遂行するため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。

    ⑩ 中間配当

    当社は、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議により毎年8月31日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。

    ⑪ 株主総会の特別決議要件

    当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上の決議をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性 7名 女性 1名 (役員のうち女性の比率 12.5%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (百株)
    代表取締役 会長兼社長 森  誠 1948年1月16日生 1971年3月 当社入社 1982年3月 当社本社工場長 1982年5月 当社取締役本社工場長 1987年5月 当社常務取締役 1994年5月 当社専務取締役 1997年5月 当社代表取締役社長 1997年10月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役 2000年2月 富士エンジニアリング株式会社取締役 2000年7月 有限会社シーマックス代表取締役社長(現任) 2011年4月 大連富士工具有限公司副董事長(現任) 2012年8月 富士エンジニアリング株式会社取締役会長 2018年5月 2023年5月 当社代表取締役会長 当社代表取締役会長兼社長(現任) 1971年3月 当社入社 1982年3月 当社本社工場長 1982年5月 当社取締役本社工場長 1987年5月 当社常務取締役 1994年5月 当社専務取締役 1997年5月 当社代表取締役社長 1997年10月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役 2000年2月 富士エンジニアリング株式会社取締役 2000年7月 有限会社シーマックス代表取締役社長(現任) 2011年4月 大連富士工具有限公司副董事長(現任) 2012年8月 富士エンジニアリング株式会社取締役会長 2018年5月 2023年5月 当社代表取締役会長 当社代表取締役会長兼社長(現任) (注)3 1,279
    1971年3月 当社入社
    1982年3月 当社本社工場長
    1982年5月 当社取締役本社工場長
    1987年5月 当社常務取締役
    1994年5月 当社専務取締役
    1997年5月 当社代表取締役社長
    1997年10月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役
    2000年2月 富士エンジニアリング株式会社取締役
    2000年7月 有限会社シーマックス代表取締役社長(現任)
    2011年4月 大連富士工具有限公司副董事長(現任)
    2012年8月 富士エンジニアリング株式会社取締役会長
    2018年5月 2023年5月 当社代表取締役会長 当社代表取締役会長兼社長(現任)
    常務取締役 営業部門長 篠田 直毅 1970年10月27日生 1996年4月 当社入社 2016年3月 当社技術部長 2017年4月 アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社取締役 2018年3月 当社執行役員技術部門長 2020年3月 韓富エンジニアリング株式会社取締役 2020年6月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役 2021年3月 2021年4月 志賀機械工業株式会社取締役 アキュロムメキシコ株式会社取締役(現任) 2022年3月 2023年5月 2024年3月 富士エンジニアリング株式会社取締役 当社常務取締役技術部門長 当社常務取締役営業部門長(現任) 1996年4月 当社入社 2016年3月 当社技術部長 2017年4月 アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社取締役 2018年3月 当社執行役員技術部門長 2020年3月 韓富エンジニアリング株式会社取締役 2020年6月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役 2021年3月 2021年4月 志賀機械工業株式会社取締役 アキュロムメキシコ株式会社取締役(現任) 2022年3月 2023年5月 2024年3月 富士エンジニアリング株式会社取締役 当社常務取締役技術部門長 当社常務取締役営業部門長(現任) (注)3 10
    1996年4月 当社入社
    2016年3月 当社技術部長
    2017年4月 アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社取締役
    2018年3月 当社執行役員技術部門長
    2020年3月 韓富エンジニアリング株式会社取締役
    2020年6月 アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド取締役
    2021年3月 2021年4月 志賀機械工業株式会社取締役 アキュロムメキシコ株式会社取締役(現任)
    2022年3月 2023年5月 2024年3月 富士エンジニアリング株式会社取締役 当社常務取締役技術部門長 当社常務取締役営業部門長(現任)
    取締役 樋口 直行 1964年8月15日生 1997年4月 当社入社 2005年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役副社長 2013年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 代表取締役社長 2015年3月 当社執行役員 2017年3月 当社常務執行役員 2017年10月 フジセイコウタイランド株式会社取締役 2019年3月 当社常務執行役員営業部門長 2020年5月 2021年3月 2021年6月   2024年3月 2024年3月 当社専務取締役営業部門長 志賀機械工業株式会社取締役副社長 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役 当社取締役(現任) 志賀機械工業株式会社代表取締役社長(現任) 1997年4月 当社入社 2005年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役副社長 2013年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 代表取締役社長 2015年3月 当社執行役員 2017年3月 当社常務執行役員 2017年10月 フジセイコウタイランド株式会社取締役 2019年3月 当社常務執行役員営業部門長 2020年5月 2021年3月 2021年6月   2024年3月 2024年3月 当社専務取締役営業部門長 志賀機械工業株式会社取締役副社長 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役 当社取締役(現任) 志賀機械工業株式会社代表取締役社長(現任) (注)3 74
    1997年4月 当社入社
    2005年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役副社長
    2013年3月 ティーティーフジツールサポート株式会社 代表取締役社長
    2015年3月 当社執行役員
    2017年3月 当社常務執行役員
    2017年10月 フジセイコウタイランド株式会社取締役
    2019年3月 当社常務執行役員営業部門長
    2020年5月 2021年3月 2021年6月   2024年3月 2024年3月 当社専務取締役営業部門長 志賀機械工業株式会社取締役副社長 ティーティーフジツールサポート株式会社 取締役 当社取締役(現任) 志賀機械工業株式会社代表取締役社長(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (百株)
    取締役 浅野 佳孝 1951年6月25日生 1975年4月 株式会社日本電装(現 株式会社デンソー)入社 1999年1月 同社ディーゼル製造部長 2004年1月 SIAM DENSO МFG(THAILAND)代表取締役社長 2006年6月 2009年6月 2010年6月 株式会社デンソー常務役員(生産技術) 同社常務役員(調達) 同社顧問 2010年6月   2014年4月 株式会社デンソー北九州製作所(現 株式会社デンソー九州)代表取締役社長 同社顧問 2015年8月 DMG森精機株式会社技術顧問 2019年4月 当社技術顧問 2020年4月 2023年5月 当社アドバイザー 当社社外取締役(現任) 1975年4月 株式会社日本電装(現 株式会社デンソー)入社 1999年1月 同社ディーゼル製造部長 2004年1月 SIAM DENSO МFG(THAILAND)代表取締役社長 2006年6月 2009年6月 2010年6月 株式会社デンソー常務役員(生産技術) 同社常務役員(調達) 同社顧問 2010年6月   2014年4月 株式会社デンソー北九州製作所(現 株式会社デンソー九州)代表取締役社長 同社顧問 2015年8月 DMG森精機株式会社技術顧問 2019年4月 当社技術顧問 2020年4月 2023年5月 当社アドバイザー 当社社外取締役(現任) (注)3 -
    1975年4月 株式会社日本電装(現 株式会社デンソー)入社
    1999年1月 同社ディーゼル製造部長
    2004年1月 SIAM DENSO МFG(THAILAND)代表取締役社長
    2006年6月 2009年6月 2010年6月 株式会社デンソー常務役員(生産技術) 同社常務役員(調達) 同社顧問
    2010年6月   2014年4月 株式会社デンソー北九州製作所(現 株式会社デンソー九州)代表取締役社長 同社顧問
    2015年8月 DMG森精機株式会社技術顧問
    2019年4月 当社技術顧問
    2020年4月 2023年5月 当社アドバイザー 当社社外取締役(現任)
    取締役 小川 桂子 1955年12月5日生 1989年8月 ユニオンツール株式会社入社 2007年12月 同社内部監査室長 2014年2月 同社執行役員内部監査部長 2018年3月 同社執行役員管理本部長 2020年3月 同社常勤監査役 2022年3月 同社執行役員マーケティング本部長(現任) 2024年5月 当社社外取締役(現任) 1989年8月 ユニオンツール株式会社入社 2007年12月 同社内部監査室長 2014年2月 同社執行役員内部監査部長 2018年3月 同社執行役員管理本部長 2020年3月 同社常勤監査役 2022年3月 同社執行役員マーケティング本部長(現任) 2024年5月 当社社外取締役(現任) (注)3 -
    1989年8月 ユニオンツール株式会社入社
    2007年12月 同社内部監査室長
    2014年2月 同社執行役員内部監査部長
    2018年3月 同社執行役員管理本部長
    2020年3月 同社常勤監査役
    2022年3月 同社執行役員マーケティング本部長(現任)
    2024年5月 当社社外取締役(現任)
    常勤監査役 神谷 幹典 1964年10月24日生 1987年4月 当社入社 2017年3月 当社品質保証部副部長 2018年3月 当社品質保証部長 2021年3月 当社内部監査室主幹 2024年5月 当社常勤監査役(現任) 1987年4月 当社入社 2017年3月 当社品質保証部副部長 2018年3月 当社品質保証部長 2021年3月 当社内部監査室主幹 2024年5月 当社常勤監査役(現任) (注)4 -
    1987年4月 当社入社
    2017年3月 当社品質保証部副部長
    2018年3月 当社品質保証部長
    2021年3月 当社内部監査室主幹
    2024年5月 当社常勤監査役(現任)
    監査役 平野 徹 1976年8月18日生 2002年10月 弁護士登録 第一東京弁護士会入会 2004年7月 愛知県弁護士会入会 成田法律事務所(現 成田・長谷川法律事務所)入所(現任) 2006年4月 愛知県弁護士会憲法問題特別委員会委員(現任) 2016年5月 当社社外監査役(現任) 2002年10月 弁護士登録 第一東京弁護士会入会 2004年7月 愛知県弁護士会入会 成田法律事務所(現 成田・長谷川法律事務所)入所(現任) 2006年4月 愛知県弁護士会憲法問題特別委員会委員(現任) 2016年5月 当社社外監査役(現任) (注)4 -
    2002年10月 弁護士登録 第一東京弁護士会入会
    2004年7月 愛知県弁護士会入会 成田法律事務所(現 成田・長谷川法律事務所)入所(現任)
    2006年4月 愛知県弁護士会憲法問題特別委員会委員(現任)
    2016年5月 当社社外監査役(現任)
    監査役 木村 元泰 1978年12月18日生 2003年10月 中央青山監査法人入所 2007年6月 公認会計士登録 2007年7月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所 2009年7月 税理士登録 木村元泰会計事務所設立 所長(現任) 2009年9月 株式会社JBイレブン社外監査役 2016年5月 当社社外監査役(現任) 2016年6月   2021年6月 株式会社JBイレブン社外取締役(監査等委員)(現任) 株式会社グルメ杵屋社外取締役(現任) 2003年10月 中央青山監査法人入所 2007年6月 公認会計士登録 2007年7月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所 2009年7月 税理士登録 木村元泰会計事務所設立 所長(現任) 2009年9月 株式会社JBイレブン社外監査役 2016年5月 当社社外監査役(現任) 2016年6月   2021年6月 株式会社JBイレブン社外取締役(監査等委員)(現任) 株式会社グルメ杵屋社外取締役(現任) (注)4 -
    2003年10月 中央青山監査法人入所
    2007年6月 公認会計士登録
    2007年7月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所
    2009年7月 税理士登録 木村元泰会計事務所設立 所長(現任)
    2009年9月 株式会社JBイレブン社外監査役
    2016年5月 当社社外監査役(現任)
    2016年6月   2021年6月 株式会社JBイレブン社外取締役(監査等委員)(現任) 株式会社グルメ杵屋社外取締役(現任)
    計 1,363

    (注)1.取締役 浅野佳孝、小川桂子は、社外取締役であります。

    2.監査役 平野徹、木村元泰は、社外監査役であります。

    3.2024年5月29日選任後、1年内に終了する最終の事業年度に関する定時株主総会の終結の時までであります。

    4.2024年5月29日選任後、4年内に終了する最終の事業年度に関する定時株主総会の終結の時までであります。 ② 社外役員の状況

    当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。当社は様々な経歴、経験等を有した社外取締役及び社外監査役を選任し、独立的な立場から客観的かつ公正に当社の経営を監督、監査できる体制を確保することで、経営における透明性の向上や経営監視機能の強化に繋がると考えております。

    社外取締役浅野佳孝氏と当社との間に人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。

    社外取締役小川桂子氏はユニオンツール株式会社の執行役員マーケティング本部長であり、当社は同社から商品の仕入を行っておりますが、これは通常の取引であり、社外取締役個人が直接利害関係を有するものではありません。

    社外監査役平野徹氏は成田・長谷川法律事務所に所属しており、当社は同所との間において顧問契約を締結しておりますが、その顧問料は僅少であり一般株主と利益相反が生じるおそれがなく、独立性に影響を及ぼすものではありません。

    社外監査役木村元泰氏と当社との間に人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。

    なお、社外取締役及び社外監査役による当社株式の保有状況については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2)役員の状況 ①役員一覧」の所有株式数欄に記載のとおりであります。

    当社は、社外取締役または社外監査役を選任するための会社からの独立性に関する基準または方針を定めておりませんが、株式会社名古屋証券取引所が定める独立役員の独立性に関する判断基準を参考として、独立性の高い社外取締役または社外監査役を選任しております。

    なお、当社は、社外取締役浅野佳孝氏及び小川桂子氏、社外監査役平野徹氏及び木村元泰氏を株式会社名古屋証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。

    社外取締役及び社外監査役は、出席した取締役会において独立した立場で適宜発言を行うことで企業統治において重要な役割を果たしており、選任状況は適切であります。

    ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

    社外取締役は、取締役会において必要な情報収集を行い、経営者としての経験から適宜質問を行い、意見交換を行う等連携をはかっております。

    社外監査役は、取締役会や監査役会においてその専門的見地からの報告や発言を適宜行っており、監査役監査においてはその独立性、中立性、専門性を十分に発揮し、監査を実施するとともに、内部監査室、他の監査役及び会計監査人と連携をはかり情報収集や意見交換を行っております。

    (3)【監査の状況】

    ① 監査役監査の状況

    当社における監査役監査は、監査役会制度を採用しております。常勤監査役1名及び非常勤監査役2名で構成されており、うち2名が社外監査役であります。

    当事業年度では、年間12回の監査役会を開催し、常勤監査役の選定、年度監査方針・計画の決定、監査役の職務分担、監査役報酬の配分、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、会計監査人の選解任又は不再任、会計監査人の報酬の適切性、監査報告の作成など法令で定められている事項に関する協議や決議をしております。また、会計監査人及び内部監査室とは定期的に意見交換を行い、監査の有効性、効率性を高めております。

    個々の監査役の監査役会への出席状況は、次の通りです。

    氏名 開催回数 出席回数
    加藤 芳彦 12回 12回
    平野 徹 12回 12回
    木村 元泰 12回 12回

    常勤監査役加藤芳彦氏は、常勤としての特性を踏まえ、監査環境の整備や社内の情報収集を積極的に行い、執行役員会や経営会議・関係会社会議等主要な会議への出席、重要書類の閲覧などを通じて、内部統制システムの構築・運用状況などを日常的に監視しております。

    社外監査役平野徹氏は、弁護士として豊富な経験と専門知識を有し、企業法務にも精通しており、社外監査役木村元泰氏は、公認会計士・税理士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。弁護士・公認会計士・税理士の専門性を踏まえ、取締役会に対する忌憚の無い質問、意見、指摘をしております。

    ② 内部監査の状況

    取締役社長直轄の内部監査部門である内部監査室は、専任者2名で構成しております。

    内部監査室は内部監査規程に基づき各年度の内部監査計画を立案・実施し、会社の内部統制の整備及び運用状況を日常的に監視するとともに、必要がある場合は都度改善勧告を行っております。

    また、内部監査室は、監査役及び会計監査人と適切な時期に実施状況等の情報交換を行うことにより連携を強化しております。

    内部監査の実効性を確保するため、必要のある際には取締役会並びに監査役及び監査役会に対して、直接報告する機会を設けることは可能となっております。

    ③ 会計監査の状況

    ア.監査法人の名称

    かがやき監査法人

    イ.継続監査期間

    1年間

    ウ.業務を執行した公認会計士

    指定有限責任社員 業務執行社員 林幹根、肥田晴司

    エ.監査業務に係る補助者の構成

    公認会計士5名、公認会計士試験合格者1名、その他1名

    オ.監査法人の選定方針と理由

    監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、その職務遂行状況、監査体制、独立性及び専門性などが適切であるかを総合的に評価し、会計監査人を選定しております。

    監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合など、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

    また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。

    カ.監査役会による会計監査人の評価

    監査役及び監査役会は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において会計監査人に解任又は不再任に該当する事由は認められないと評価しています。

    キ.監査法人の異動

    当社の監査法人は次のとおり異動しております。

     第65期(連結・個別) 有限責任 あずさ監査法人

     第66期(連結・個別) かがやき監査法人

    なお、臨時報告書(2023年4月12日)に記載した事項は次のとおりであります。

     異動に係る監査公認会計士等の名称

      選任する監査公認会計士等の名称

       かがやき監査法人

      退任する監査公認会計士等の名称

       有限責任 あずさ監査法人

     異動の年月日 2023年5月24日

     監査公認会計士等であった者が監査公認会計士等でなくなった場合(概要)

      異動監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日 2007年5月17日

      異動監査公認会計士等が作成した監査報告書又は内部統制報告書等における内容等

       該当事項はありません。

      異動の決定または異動に至った理由及び経緯

     当社の会計監査人であります有限責任 あずさ監査法人は、2023年5月24日開催予定の第65回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。同会計監査人につきましては、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものの、監査継続年数が16年と長期にわたっていることや、当社の事業規模に見合った監査対応と監査費用の相当性を総合的に検討しておりました。

     監査役会がかがやき監査法人を会計監査人の候補者とした理由は、会計監査人として必要とされる専門性・独立性・職業倫理・品質管理体制・監査費用に加え、当社の事業規模に適した新たな視点での監査が期待できること等を総合的に勘案し、当社の会計監査人として適任と判断したものであります。

    上記の理由及び経緯に対する監査報告書又は内部統制監査報告書等の記載事項に係る異動監査公認会計士等の意見

     特段の意見はない旨の回答を得ております。

    上記の理由及び経緯に対する監査報告書又は内部統制監査報告書等の記載事項に係る監査役会の意見

     妥当であると判断しております。

    ④ 監査報酬等の内容等

    ア.監査公認会計士等に対する報酬

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく 報酬(千円) 監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく 報酬(千円)
    提出会社 30,500 - 26,900 -
    連結子会社 - - - -
    計 30,500 - 26,900 -

    イ.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(ア.を除く)

    該当事項はありません。

    ウ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    エ.監査報酬の決定方針

    当社は監査公認会計士等に対する監査報酬について、監査内容、監査時間等を勘案し、監査役会の同意を得たうえで決定しております。

    オ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、また非監査業務の委託状況及びその報酬の妥当性、監査計画の内容、職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠を確認のうえ審議した結果、当社の会計監査人に対する監査報酬等について適切と判断し、会社法第399条第1項の同意をしております。

    (4)【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    当社は役員の報酬等の額または算定の方法の決定に関する方針を定めております。

    役員報酬の算定方法に関して、当社では、取締役の報酬につきましては、1987年5月28日開催の第29回定時株主総会において決議されております月額1,300万円以内を報酬限度額とし、監査役の報酬については、2007年5月17日開催の第49回定時株主総会において決議いただいております月額350万円以内を報酬限度額としております。

    取締役の報酬につきましては、透明性を高めるため、指名・報酬諮問委員会において、担当分野、各人業績に基づき、報酬総額の限度内で報酬額を協議し、これを取締役会にて審議のうえ決定しております。また、監査役の報酬につきましては監査役の協議により決定しております。

    当社の指名・報酬諮問委員会は、役員等の指名及び取締役等の報酬に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化するため、取締役会の任意の諮問機関として設置しており、当事業年度の報酬に係る指名・報酬諮問委員会は1回開催いたしました。また、当事業年度の報酬に係る取締役会は、2023年1月11日に開催いたしました。

    当社は、固定報酬制度の他に業績連動型報酬制度及びストックオプション制度を導入しております。

    固定報酬は、役職に応じて設定されており、報酬限度額の範囲内で毎月定額が支払われます。

    また、業績連動報酬は、役位別評価係数ならびに親会社株主に帰属する当期純利益の増減に連動した支給率により決定しております。算定基準に親会社株主に帰属する当期純利益を採用している理由としては、当社グループの経営管理を責任範囲に持たせるためであります。ストックオプションは、株主総会の決議により取締役への割当の上限個数を都度決定し、各取締役への割当個数は取締役会で決定しております。

    なお、当連結会計年度における業績連動報酬額の決定において参考とされた実績値は、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益174,158千円であります。当社は、業績連動報酬の支給にあたっては、親会社株主に帰属する当期純利益の増減等に基づいて評価しております。

    また、取締役の月額報酬のうち一定額を役員持株会に拠出し、当社株式を継続的に取得するとともに、取得した株式は原則として役員在任期間中は保有することとしております。これにより、役員報酬と株価との連動性を一層向上させ、会社業績に対する経営責任を明確にするとともに、業績向上及び株価上昇に対する意欲を高め、企業価値の向上に資するものと考えております。

    ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額 (千円) 報酬等の種類別の総額(千円) 対象となる役員の員数(人)
    固定報酬 業績連動報酬 ストック オプション
    取締役 (社外取締役を除く) 68,466 68,466 - - 4
    監査役 (社外監査役を除く) 10,200 10,200 - - 1
    社外役員 12,912 12,912 - - 5

    ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等

    連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの

    該当事項はありません。

    (5)【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、売買による差益及び配当金を得ることを目的として取得する株式を純投資目的である投資株式とし、取引関係の維持強化、情報収集を目的とする株式を純投資目的以外の目的である投資株式と区分としております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    ア.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社の純投資目的以外の目的である投資株式の保有方針は、取引先との関係維持・強化等を考慮し、中長期的な視点で当社の企業価値を向上させる株式を保有する方針としており、取締役会において定期的に保有の合理性、妥当性について検証をしています。

    保有の合理性については、取得価額と時価評価額との差益、受取配当金額等による定量的評価及び取得経緯や保有によるメリットとリスク等の定性的情報による検証結果を勘案した上で、保有の適否を決定しております。

    この方針に基づき個別銘柄について、保有継続の意義ならびに一定期間における時価変動及び受取配当金の累計を考慮した収益をもとに合理性を検証した結果、保有する銘柄については、保有を継続することに合理性が認められるものと判断しております。

    イ.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円)
    非上場株式 1 290
    非上場株式以外の株式 19 1,434,333

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(千円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 - - -
    非上場株式以外の株式 4 8,917 取引先持株会による増加

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    該当事項はありません。

    ウ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(千円) 貸借対照表計上額(千円)
    ユニオンツール㈱ 120,000 120,000 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 有
    459,000 387,600
    日本特殊陶業㈱ 41,000 41,000 当社グループは同社との製品売買の取引があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    186,181 112,299
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(千円) 貸借対照表計上額(千円)
    三菱マテリアル㈱ 42,035 40,226 当社グループは同社との製品売買の取引があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。また、当社は同社の取引先持株会に加入しており、毎期定額拠出を行っていることにより、前事業年度より株数が増加しております。 無
    110,069 85,280
    旭ダイヤモンド工業㈱ 120,000 120,000 当社グループは同社との製品売買の取引があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 有
    109,320 100,080
    ㈱十六フィナンシャルグループ 20,000 20,000 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    88,900 64,300
    新東工業㈱ 71,400 71,400 地元経済界での友好的関係維持を目的として保有しております。 有
    82,681 54,978
    タキヒヨー㈱ 61,200 61,200 地元経済界での友好的関係維持を目的として保有しております。 有
    74,908 58,262
    日産自動車㈱ 113,126 108,527 同社は主要納入先のひとつであり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。また、当社は同社の取引先持株会に加入しており、毎期定額拠出を行っていることにより、前事業年度より株数が増加しております。 無
    66,608 57,258
    フタバ産業㈱ 60,400 60,400 地元経済界での友好的関係維持を目的として保有しております。 無
    64,628 26,032
    ㈱和井田製作所 40,000 40,000 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 有
    43,440 39,720
    愛三工業㈱ 18,400 18,400 同社は主要納入先のひとつであり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    28,704 17,075
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 16,100 16,100 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    24,826 15,538
    ㈱大垣共立銀行 10,900 10,900 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 有
    23,217 21,909
    ㈱大和証券グループ本社 19,000 19,000 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    20,938 12,369
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(千円) 貸借対照表計上額(千円)
    ㈱ジェイテクト 14,244 13,081 同社は主要納入先のひとつであり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。また、当社は同社の取引先持株会に加入しており、毎期定額拠出を行っていることにより、前事業年度より株数が増加しております。 無
    19,857 13,304
    オーエスジー㈱ 5,000 5,000 当社と同業である同社の情報収集・動向調査を目的として保有しております。 無
    10,497 9,695
    大豊工業㈱ 10,000 10,000 同社は主要納入先のひとつであり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。 無
    8,860 6,450
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 2,800 1,400 当社グループは同社と取引関係があり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。なお、株式分割により前事業年度より株数が増加しております。 無
    8,509 7,063
    エンシュウ㈱ 4,722 4,338 同社は主要納入先のひとつであり、当該関係を維持・強化することを目的として保有しております。また、当社は同社の取引先持株会に加入しており、毎期定額拠出を行っていることにより、前事業年度より株数が増加しております。 無
    3,187 3,023

    (注)定量的な保有効果につきましては、株式発行会社との取引内容や契約内容等の営業機密に言及するため、記載が困難ですが、「ア.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載した検証の結果、保有を継続することに合理性が認められるものと判断しております。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

    区分 当事業年度 前事業年度
    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円) 銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円)
    非上場株式 3 5,900 3 5,900
    非上場株式以外の株式 2 29,761 2 24,598
    区分 当事業年度
    受取配当金の 合計額(千円) 売却損益の 合計額(千円) 評価損益の 合計額(千円)
    非上場株式 1,200 - (注)
    非上場株式以外の株式 1,124 - 12,932

    (注)非上場株式については、市場価格がない株式等であることから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。

    ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

    該当事項はありません。

    ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

    該当事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。)に基づいて作成しております。

    (2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年3月1日から2024年2月29日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年3月1日から2024年2月29日まで)の財務諸表について、かがやき監査法人による監査を受けております。

    3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。

    また、監査法人等の各種団体が主催する研修への参加や、専門誌の購読等を行っております。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 8,640,055 8,888,857
    受取手形及び売掛金 ※1 2,991,801 ※1 3,202,172
    電子記録債権 1,034,900 1,094,886
    有価証券 542,125 697,598
    商品及び製品 1,373,183 1,505,624
    仕掛品 746,514 584,717
    原材料及び貯蔵品 861,778 653,161
    その他 384,269 575,417
    貸倒引当金 △15,645 △16,577
    流動資産合計 16,558,983 17,185,858
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※3 1,896,219 ※3 1,925,102
    機械装置及び運搬具(純額) 4,113,332 3,588,295
    土地 ※3 2,036,413 ※3 2,085,505
    建設仮勘定 71,164 61,731
    その他(純額) 195,827 263,191
    有形固定資産合計 ※2 8,312,957 ※2 7,923,826
    無形固定資産 613,886 815,587
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※4 1,594,581 ※4 1,894,994
    長期貸付金 5,497 4,994
    繰延税金資産 511,814 71,055
    退職給付に係る資産 317,625 678,556
    その他 251,290 154,346
    貸倒引当金 △24,846 △24,846
    投資その他の資産合計 2,655,962 2,779,100
    固定資産合計 11,582,806 11,518,514
    資産合計 28,141,789 28,704,373
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 958,852 1,005,024
    短期借入金 ※3 433,903 ※3 453,538
    1年内返済予定の長期借入金 ※3 129,727 ※3 112,269
    未払法人税等 145,890 245,132
    賞与引当金 117,005 166,985
    その他 ※5 1,505,596 ※5 1,216,403
    流動負債合計 3,290,976 3,199,354
    固定負債
    長期借入金 ※3 82,517 ※3 62,370
    役員退職慰労引当金 45,840 49,440
    繰延税金負債 128,968 128,143
    退職給付に係る負債 480,429 539,794
    その他 356,580 309,086
    固定負債合計 1,094,336 1,088,835
    負債合計 4,385,312 4,288,190
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,882,016 2,882,016
    資本剰余金 4,133,694 4,133,694
    利益剰余金 13,918,377 13,913,674
    自己株式 △1,042,882 △1,043,771
    株主資本合計 19,891,205 19,885,613
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 328,745 608,374
    為替換算調整勘定 729,615 1,383,061
    退職給付に係る調整累計額 233,111 135,063
    その他の包括利益累計額合計 1,291,472 2,126,499
    非支配株主持分 2,573,798 2,404,071
    純資産合計 23,756,476 24,416,183
    負債純資産合計 28,141,789 28,704,373
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    売上高 ※1 19,747,336 ※1 21,424,550
    売上原価 15,336,678 16,506,261
    売上総利益 4,410,657 4,918,288
    販売費及び一般管理費 ※2,※5 4,351,563 ※2,※5 4,487,013
    営業利益 59,093 431,275
    営業外収益
    受取利息 70,876 159,436
    受取配当金 35,512 41,911
    持分法による投資利益 48,123 48,201
    仕入割引 11,744 -
    為替差益 279,209 144,025
    技術指導料 62,487 67,753
    その他 110,125 42,161
    営業外収益合計 618,079 503,489
    営業外費用
    支払利息 3,522 2,425
    その他 1,894 7,472
    営業外費用合計 5,417 9,897
    経常利益 671,756 924,867
    特別利益
    固定資産売却益 ※3 5,572 ※3 4,917
    保険解約返戻金 - 66,685
    特別利益合計 5,572 71,603
    特別損失
    固定資産除売却損 ※4 6,920 ※4 19,350
    支払補償費 - 26,862
    減損損失 ※6 193,177 ※6 587,547
    関係会社事業損失 - 99,889
    特別損失合計 200,097 733,650
    税金等調整前当期純利益 477,231 262,819
    法人税、住民税及び事業税 229,439 354,078
    法人税等調整額 △23,395 38,706
    法人税等合計 206,043 392,785
    当期純利益又は当期純損失(△) 271,188 △129,965
    非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 82,498 △304,124
    親会社株主に帰属する当期純利益 188,689 174,158
    【連結包括利益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    当期純利益又は当期純損失(△) 271,188 △129,965
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 5,515 279,628
    為替換算調整勘定 802,338 643,699
    退職給付に係る調整額 686,422 △98,047
    持分法適用会社に対する持分相当額 13,906 9,746
    その他の包括利益合計 ※ 1,508,182 ※ 835,026
    包括利益 1,779,370 705,061
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 1,514,447 916,607
    非支配株主に係る包括利益 264,923 △211,546
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,882,016 4,162,607 13,890,681 △1,042,493 19,892,811
    当期変動額
    剰余金の配当 △160,993 △160,993
    親会社株主に帰属する当期純利益 188,689 188,689
    自己株式の取得 △389 △389
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △28,912 △28,912
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - △28,912 27,696 △389 △1,606
    当期末残高 2,882,016 4,133,694 13,918,377 △1,042,882 19,891,205
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 323,230 92,352 △449,868 △34,284 2,401,510 22,260,036
    当期変動額
    剰余金の配当 △160,993
    親会社株主に帰属する当期純利益 188,689
    自己株式の取得 △389
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △28,912
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 5,515 637,262 682,980 1,325,757 172,288 1,498,045
    当期変動額合計 5,515 637,262 682,980 1,325,757 172,288 1,496,439
    当期末残高 328,745 729,615 233,111 1,291,472 2,573,798 23,756,476

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,882,016 4,133,694 13,918,377 △1,042,882 19,891,205
    当期変動額
    剰余金の配当 △178,862 △178,862
    親会社株主に帰属する当期純利益 174,158 174,158
    自己株式の取得 △888 △888
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △4,703 △888 △5,592
    当期末残高 2,882,016 4,133,694 13,913,674 △1,043,771 19,885,613
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 328,745 729,615 233,111 1,291,472 2,573,798 23,756,476
    当期変動額
    剰余金の配当 △178,862
    親会社株主に帰属する当期純利益 174,158
    自己株式の取得 △888
    非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 -
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 279,628 653,445 △98,047 835,026 △169,727 665,298
    当期変動額合計 279,628 653,445 △98,047 835,026 △169,727 659,706
    当期末残高 608,374 1,383,061 135,063 2,126,499 2,404,071 24,416,183
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 477,231 262,819
    減価償却費 1,036,769 1,092,633
    減損損失 193,177 587,547
    持分法による投資損益(△は益) △48,123 △48,201
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 11,063 △424,840
    役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 3,900 3,600
    賞与引当金の増減額(△は減少) △15,074 49,979
    貸倒引当金の増減額(△は減少) - 114
    受取利息及び受取配当金 △106,389 △201,347
    為替差損益(△は益) △231,906 △160,418
    保険解約損益(△は益) - △66,685
    支払利息 3,522 2,425
    支払補償費 - 26,862
    有形固定資産除売却損益(△は益) 1,347 14,432
    売上債権の増減額(△は増加) △41,260 △153,261
    棚卸資産の増減額(△は増加) △204,782 378,250
    仕入債務の増減額(△は減少) △92,668 △17,267
    その他 64,302 257,018
    小計 1,051,107 1,603,662
    利息及び配当金の受取額 100,110 199,274
    利息の支払額 △2,991 △3,323
    法人税等の支払額 △230,158 △247,894
    補償金の支払額 - △26,862
    営業活動によるキャッシュ・フロー 918,068 1,524,856
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の預入による支出 △413,040 △3,240
    定期預金の払戻による収入 3,240 412,230
    有価証券の取得による支出 △600,397 △179,360
    有価証券の売却及び償還による収入 364,386 236,694
    有形固定資産の取得による支出 △635,259 △1,270,868
    有形固定資産の売却による収入 13,789 53,008
    貸付けによる支出 △92 △1,490
    貸付金の回収による収入 1,340 2,623
    保険積立金の解約による収入 - 164,242
    その他 △161,069 △246,447
    投資活動によるキャッシュ・フロー △1,427,101 △832,607
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 48,533 19,512
    長期借入れによる収入 200,000 260,000
    長期借入金の返済による支出 △297,346 △299,028
    自己株式の取得による支出 △389 △888
    配当金の支払額 △159,912 △177,738
    非支配株主への配当金の支払額 △8,158 △116,020
    連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出 △96,465 -
    財務活動によるキャッシュ・フロー △313,738 △314,163
    現金及び現金同等物に係る換算差額 407,679 389,117
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △415,093 767,202
    現金及び現金同等物の期首残高 8,690,769 8,275,676
    現金及び現金同等物の期末残高 ※ 8,275,676 ※ 9,042,879
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1.連結の範囲に関する事項

    (1)連結子会社の数 13社

    主要な連結子会社の名称

    アキュロムU.S.A.インコーポレーテッド

    韓富エンジニアリング株式会社

    大連富士工具有限公司

    (2)非連結子会社の状況

    該当事項はありません。

    2.持分法の適用に関する事項

    (1)持分法適用の関連会社数 1社

    会社の名称

    ティーティーフジツールサポート株式会社

    (2)持分法を適用していない非連結子会社または関連会社の状況

    該当事項はありません。

    (3)持分法適用会社でありますティーティーフジツールサポート株式会社は、決算日が3月31日のため、当連結会計年度における当該会社の会計期間は、2022年10月1日から12ヶ月仮決算の財務諸表を使用しております。

    3.連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社のうちアキュロムU.S.A.インコーポレーテッド、韓富エンジニアリング株式会社、サンセルP.T.Y.リミテッド、大連富士工具有限公司、P.T.フジプレシシツールインドネシア、アキュロムセントラルヨーロッパ有限会社、広州富士工具有限公司、長春韓富工具有限公司、アキュロムメキシコ株式会社及びフジセイコウタイランド株式会社の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、12月31日現在の財務諸表を使用しております。また、韓富インド有限会社の決算日は3月31日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、12月31日現在で仮決算を行った財務諸表を基礎としております。

     ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

    なお、富士エンジニアリング株式会社及び志賀機械工業株式会社の決算日は当社と同じであります。

    4.会計方針に関する事項

    (1)重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    決算日の市場価格等に基づく時価法

    (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    市場価格のない株式等

    移動平均法に基づく原価法

    ② 棚卸資産

    製品・仕掛品

    主として総平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

    商品・原材料・貯蔵品

    主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

    (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く)

    機械装置

    当社及び在外連結子会社5社については定額法

    上記を除く有形固定資産

    主として定率法

     ただし、当社において1998年4月1日以降に取得いたしました建物(建物附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得いたしました建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

     なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建物及び構築物      3年 ~ 50年

    機械装置及び運搬具    3年 ~ 12年

    ② 無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法

     なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

    ③ リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    (3)重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    ② 賞与引当金

    当社、国内連結子会社2社及び在外連結子会社1社は、従業員の賞与金の支給に備えるため、賞与支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。

    ③ 役員退職慰労引当金

    国内連結子会社1社は、役員の退職慰労金の支給に備えるため、役員退職慰労金に関する内規に基づく期末要支給額を計上しております。

    (4)退職給付に係る会計処理の方法

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の損益処理方法

    数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理することとしております。

    過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10年)による定額法により損益処理しております。

    ③ 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理方法

    未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整のうえ、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

    ④ 小規模企業等における簡便法の採用

    国内連結子会社2社、在外連結子会社1社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (5)重要な収益及び費用の計上基準

    商品又は製品の販売に係る収益は、主に超硬工具等の販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、商品又は製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品又は製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引渡し時点で収益を認識しております。ただし、商品又は製品の国内販売において、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

    取引価格は、価格変更による値引き等の変動価格を控除した金額で算定しております。

    (6)重要な外貨建の資産または負債の本邦通貨への換算の基準

    在外子会社等の資産及び負債、収益及び費用は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における「為替換算調整勘定」及び「非支配株主持分」に含めております。

    (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (重要な会計上の見積り)

     固定資産の減損

      (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

                            (単位:千円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    有形固定資産 8,312,957 7,923,826
    無形固定資産 613,886 815,587
    減損損失 193,177 587,547

      (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    イ.見積りの算出方法

     当社グループは、事業用資産については原則として、継続的に収支の管理を行っている管理会計上の区分(会社別)を単位としてグルーピングを行っております。

     固定資産の減損の兆候の有無を把握するに際して、各社の営業損益が2期連続してマイナスとなっている、または、2期連続してマイナスとなる見込みである場合、各社の固定資産の時価が著しく下落した場合、あるいは経営環境が著しく悪化した場合等に減損の兆候があると判断しております。

     各資産グループにおいて、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。

     判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額または使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、当該帳簿価額の減少額は減損損失として認識します。

     なお、大連富士工具有限公司及び広州富士工具有限公司は、現地中国において認められる会計基準を適用しており、固定資産の減損に係る会計基準については日本基準と重要な差異があるため、連結決算において日本基準に基づく固定資産の減損検討を行っております。

    ロ.見積りの算出に用いた主な仮定

     当社の割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、主に将来の製品及び商品の売上金額の予測等を織り込んだ事業計画を基礎として見積られております。大連富士工具有限公司は中国国内の著しい環境変化を受けて売上高が前連結会計年度比で304,328千円減少し、営業損失270,357千円を計上しております。不採算部門のリストラを進めるとともに、中国市場における新エネルギー車に対応した販路拡大を進め、収益性の向上を推進することとしておりますが、中国政府によって推進されている急激な自動車の電動化によって、次期以降の事業計画も厳しいものとなっております。

     当社グループが超硬工具等の製造に利用している機械及び装置等については、主として汎用設備であり売却可能であることから中古設備の売却見込額等を用い、不動産については主に不動産鑑定額により正味売却価額を算定しております。なお、中古設備の売却見込額は、主として設備の売却実績額等に基づく取得原価に対する回収比率で算定しております。当該回収比率は、約1%~5%としております。

     当連結会計年度において、国内子会社であります志賀機械工業株式会社及び中国子会社であります大連富士工具有限公司、広州富士工具有限公司の保有する有形固定資産及び無形固定資産に係る減損の兆候が確認されたため、正味売却価額を見積もった結果、正味売却価額が帳簿価額を下回ったことから、当連結会計年度において有形固定資産及び無形固定資産に係る減損損失を587,547千円計上しております。

     当社グループは、見積りについて過去の実績や状況を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りに用いた仮定は将来の不確実性を伴うため、見積りの仮定に変更が生じた場合には、将来における結果が異なる可能性があります。

    ハ.翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

     経済状況の変動等により、当初の見積りに用いた仮定が変化した場合は、割引前将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす可能性があり、減損損失の計上が必要となる可能性があります。

     なお、減損損失計上後の各社の固定資産の計上額は下記のとおりであります。

    (単位:千円)
    減損損失 減損損失計上後の固定資産残高
    有形固定資産 無形固定資産
    志賀機械工業株式会社 17,099 2,278 -
    大連富士工具有限公司 472,729 23,826 -
    広州富士工具有限公司 97,718 174,126 19,216
    (会計方針の変更)

    (時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

     「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下、「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

    (未適用の会計基準等)

     ・「電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第43号 2022年8月26日 企業会計基準委員会)

     (1)概要

      2019年5月に成立した「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」(2019年法律第28号)により、金融商品取引法が改正され、いわゆる投資性ICO(Initial Coin Offering。企業等がトークン(電子的な記録・記号)を発行して、投資家から資金調達を行う行為の総称)は金融商品取引法の規制対象とされ、各種規定の整備が行われたことを踏まえ、「金融商品取引業等に関する内閣府令」における電子記録移転有価証券表示権利等の発行・保有等に係る会計上の取扱いを明らかにすることを目的として企業会計基準委員会から公表されたものです。

     (2)適用予定日

       2025年2月期の期首から適用します。

     (3)当該会計基準等の適用による影響

     「電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い」の適用による連結財務諸表に与える影響はありません。

     ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

     ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

     ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

     (1)概要

       2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。

     ・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

     ・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果

     (2)適用予定日

       2026年2月期の期首から適用します。

     (3)当該会計基準等の適用による影響

       「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 受取手形及び売掛金、

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    受取手形 254,887千円 264,015千円
    売掛金 2,736,914 2,938,157

    ※2 有形固定資産の減価償却累計額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    22,561,913千円 23,571,210千円

    ※3 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    建物 20,375千円 20,406千円
    土地 512,607 512,607
    計 532,982 533,013

    担保付債務は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    短期借入金 134,000千円 84,000千円
    1年内返済予定の長期借入金 34,007 22,370
    長期借入金 82,517 62,269
    計 250,525 168,640

    ※4 非連結子会社及び関連会社に係る注記

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    投資有価証券(株式) 131,842千円 161,850千円

    ※5「その他」のうち、契約負債の金額は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    契約負債 28,104千円 24,560千円
    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

    売上高については、顧客との契約から生じる収益のみであり、それ以外の収益はありません。

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    役員報酬 202,309千円 195,552千円
    給料手当 1,932,971 2,015,506
    賞与引当金繰入額 78,308 63,494
    退職給付費用 118,677 107,676
    減価償却費 156,220 167,215
    研究開発費 114,853 91,612

    ※3 固定資産売却益は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    機械装置及び運搬具 5,529千円 4,917千円
    その他 43 -
    計 5,572 4,917

    ※4 固定資産除売却損は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    建物及び構築物 3,550千円 13,973千円
    機械装置及び運搬具 2,241 3,901
    その他 1,128 1,475
    計 6,920 19,350

    ※5 一般管理費に含まれる研究開発費は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    114,853千円 91,612千円

    ※6 減損損失

     前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

    場所 用途 種類 減損損失(千円)
    志賀機械工業株式会社 事業用資産 有形固定資産 建物及び構築物 34,735
    (愛知県知立市) 機械装置及び運搬具 13,365
    土地 141,539
    その他 2,436
    無形固定資産 1,100
    計 193,177

     当社グループは、事業用資産については原則として、継続的に収支の管理を行っている管理会計上の区分(会社別)を単位としてグルーピングを行っております。

     当連結会計年度において、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスになっている資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額193,177千円を減損損失として特別損失に計上しております。

     なお、当資産グループの回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、主として不動産鑑定評価額に基づいて算定しております。

     当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

    場所 用途 種類 減損損失(千円)
    志賀機械工業株式会社 事業用資産 有形固定資産 建物及び構築物 12,600
    (愛知県知立市) その他 4,499
    計 17,099
    場所 用途 種類 減損損失(千円)
    大連富士工具有限公司 事業用資産 有形固定資産 建物及び構築物 18,209
    (中国大連市) 機械装置及び運搬具 448,650
    無形固定資産 5,869
    計 472,729
    場所 用途 種類 減損損失(千円)
    広州富士工具有限公司 事業用資産 有形固定資産 建物及び構築物 43,131
    (中国広州市) 機械装置及び運搬具 54,555
    その他 32
    計 97,718

     当社グループは、事業用資産については原則として、継続的に収支の管理を行っている管理会計上の区分(会社別)を単位としてグルーピングを行っております。

     当連結会計年度において、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスになっている資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額587,547千円を減損損失として特別損失に計上しております。

     なお、当資産グループの回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、主として設備の売却実績額等に基づく取得原価に対する回収比率で算定しております。当該回収比率は、約1%~5%としております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 1,017千円 368,420千円
    組替調整額 - -
    税効果調整前 1,017 368,420
    税効果額 4,497 △88,791
    その他有価証券評価差額金 5,515 279,628
    為替換算調整勘定:
    当期発生額 802,338 643,699
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 509,244 287,525
    組替調整額 274,571 114,203
    税効果調整前 783,815 401,729
    税効果額 △97,392 △499,776
    退職給付に係る調整額 686,422 △98,047
    持分法適用会社に対する持分相当額:
    当期発生額 13,906 9,746
    その他の包括利益合計 1,508,182 835,026
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度期首株式数(株) 当連結会計年度増加株式数(株) 当連結会計年度減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 4,306,778 - - 4,306,778
    合計 4,306,778 - - 4,306,778
    自己株式
    普通株式 (注) 729,062 289 - 729,351
    合計 729,062 289 - 729,351

    (注)普通株式の自己株式数の増加は、単元未満株式の買取りによる取得289株であります。

    2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

    3.配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日
    2022年5月18日 定時株主総会 普通株式 71,554千円 20円 2022年2月28日 2022年5月19日
    2022年10月12日 取締役会 普通株式 89,439千円 25円 2022年8月31日 2022年11月14日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度になるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日
    2023年5月24日 定時株主総会 普通株式 利益剰余金 89,435千円 25円 2023年2月28日 2023年5月25日

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度期首株式数(株) 当連結会計年度増加株式数(株) 当連結会計年度減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 4,306,778 - - 4,306,778
    合計 4,306,778 - - 4,306,778
    自己株式
    普通株式 (注) 729,351 611 - 729,962
    合計 729,351 611 - 729,962

    (注)普通株式の自己株式数の増加は、単元未満株式の買取りによる取得611株であります。

    2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

    3.配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日
    2023年5月24日 定時株主総会 普通株式 89,435千円 25円 2023年2月28日 2023年5月25日
    2023年10月11日 取締役会 普通株式 89,426千円 25円 2023年8月31日 2023年11月13日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度になるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日
    2024年5月29日 定時株主総会 普通株式 利益剰余金 89,420千円 25円 2024年2月29日 2024年5月30日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に記載されている科目の金額との関係

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    現金及び預金勘定 8,640,055千円 8,888,857千円
    預入期間が3か月を超える定期預金 △468,720 △62,190
    有価証券(MMF等) 104,341 216,212
    現金及び現金同等物 8,275,676 9,042,879
    (リース取引関係)

    (借主側)

    1.ファイナンス・リース取引

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    (1) リース資産の内容

     有形固定資産

    日本における測定機器(工具、器具及び備品)であります。

    (2) リース資産の減価償却の方法

    連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

    2.オペレーティング・リース取引

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    重要性が乏しいため注記を省略しております。

    (金融商品関係)

    1.金融商品の状況に関する事項

    (1)金融商品に対する取組方針

    当社グループは、資金計画及び設備投資計画に照らして、必要な資金を主に銀行借入により調達しております。

    一時的な余裕資金は安全性及び流動性の高い金融資産で運用しております。

    (2)金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。

    また、グローバルに事業を展開していることから生じている外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されております。

    有価証券及び投資有価証券は、主にその他保有目的の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や必要に応じて発行体の財務状況等を把握しております。

    営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。

    また、その一部には、外貨建ての営業債務があり、為替の変動リスクに晒されております。

    借入金は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであります。

    (3)金融商品に係るリスク管理体制

    ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

    当社は、販売管理規程にしたがい、営業債権について営業担当部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

    また、連結子会社についても当社の規程に準じて、同様の管理を行っております。

    ② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

    当社は、有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、時価等を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

    連結子会社についても当社の規程に準じて、同様の管理を行っております。

    ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社は、経理担当部門が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。

    連結子会社についても同様の管理を行っております。

    (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

    2.金融商品の時価等に関する事項

     連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

     なお、市場価格のない株式等は、次表には含まれておりません((*2)をご参照ください)。また、「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「電子記録債権」、「支払手形及び買掛金」及び「短期借入金」は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時価(千円) 差額(千円)
    有価証券及び投資有価証券 1,998,663 1,998,663 -
    資産計 1,998,663 1,998,663 -
    長期借入金(*1) 212,244 212,244 -
    負債計 212,244 212,244 -

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時価(千円) 差額(千円)
    有価証券及び投資有価証券 2,424,541 2,424,541 -
    資産計 2,424,541 2,424,541 -
    長期借入金(*1) 174,640 173,954 △686
    負債計 174,640 173,954 △686

    (*1)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。

    (*2)市場価格のない株式等

    (単位:千円)

    区分 前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    非上場株式 138,032 168,040
    非上場外国債券等 10 11

    (注)1 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    1年以内 (千円) 1年超 5年以内 (千円) 5年超 10年以内 (千円) 10年超 (千円)
    現金及び預金 8,640,055 - - -
    受取手形及び売掛金 2,991,801 - - -
    電子記録債権 1,034,900 - - -
    有価証券及び投資有価証券
    その他有価証券のうち満期があるもの
    投資信託 276,802 - - -
    社債 160,981 339,097 - -
    合計 13,104,541 339,097 - -

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    1年以内 (千円) 1年超 5年以内 (千円) 5年超 10年以内 (千円) 10年超 (千円)
    現金及び預金 8,888,857 - - -
    受取手形及び売掛金 3,202,172 - - -
    電子記録債権 1,094,886 - - -
    有価証券及び投資有価証券
    その他有価証券のうち満期があるもの
    投資信託 291,263 - - -
    社債 190,122 262,207 - -
    合計 13,667,302 262,207 - -

    (注)2 短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円)
    短期借入金 433,903 - - - - -
    長期借入金 129,727 30,735 10,822 8,568 8,568 23,824
    合計 563,630 30,735 10,822 8,568 8,568 23,824

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円)
    短期借入金 453,538 - - - - -
    長期借入金 112,269 6,120 7,500 7,500 7,500 33,750
    合計 565,808 6,120 7,500 7,500 7,500 33,750

    3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

     金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

     レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

     レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

     レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

     時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    有価証券及び投資有価証券
    その他有価証券
    株式 1,117,440 - - 1,117,440
    社債 - 500,079 - 500,079
    その他 - 381,143 - 381,143
    資産計 1,117,440 881,222 - 1,998,663

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    有価証券及び投資有価証券
    その他有価証券
    株式 1,464,734 - - 1,464,734
    社債 - 452,330 - 452,330
    その他 - 507,475 - 507,475
    資産計 1,464,734 959,806 - 2,424,541

    (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期借入金 - 212,244 - 212,244
    負債計 - 212,244 - 212,244

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期借入金 - 173,954 - 173,954
    負債計 - 173,954 - 173,954

    (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    有価証券及び投資有価証券

     上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、債券、投資信託及びMMFの時価は、取引金融機関から提示された価格によっており、その時価をレベル2の時価に分類しております。

    長期借入金

     長期借入金の時価は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

    1.その他有価証券

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    種類 連結貸借対照表計上額(千円) 取得原価(千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 936,060 485,116 450,944
    (2)債券
    社債 67,479 53,666 13,813
    (3)その他 104,341 90,134 14,206
    小計 1,107,881 628,917 478,964
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式 181,379 206,835 △25,456
    (2)債券
    社債 432,600 442,220 △9,620
    (3)その他 276,802 300,000 △23,197
    小計 890,781 949,056 △58,274
    合計 1,998,663 1,577,973 420,689

    (注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額6,200千円)については、市場価格のない株式等であることから、上表の「その他有価証券」に含まれておりません。

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    種類 連結貸借対照表計上額(千円) 取得原価(千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 1,437,690 671,520 766,170
    (2)債券
    社債 352,730 332,556 20,173
    (3)その他 319,160 301,749 17,411
    小計 2,109,582 1,305,826 803,755
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式 27,043 29,613 △2,569
    (2)債券
    社債 99,600 100,000 △400
    (3)その他 188,315 200,000 △11,684
    小計 314,958 329,613 △14,654
    合計 2,424,541 1,635,440 789,100

    (注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額6,201千円)については、市場価格のない株式等であることから、上表の「その他有価証券」に含まれておりません。

    2.売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    種類 売却額(千円) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円)
    (1)株式 - - -
    (2)債券
    社債 - - -
    (3)その他 395,012 - -
    合計 395,012 - -

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    該当事項はありません。

    3.減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度及び当連結会計年度において、減損処理を行った有価証券はありません。

    なお、減損処理にあたっては、個々の銘柄の時価が取得原価に対して45%以上下落した場合にはすべて減損対象とし、30%以上45%未満下落している場合には個々の銘柄の回復可能性を検討して減損処理を行うこととしております。

    (デリバティブ取引関係)

    該当事項はありません。

    (退職給付関係)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社は、確定給付型の制度として企業年金基金制度を設けております。連結子会社は確定給付制度及び確定拠出制度を採用し、一部の連結子会社は退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    2.確定給付制度

    (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    退職給付債務の期首残高 6,705,068千円 5,922,882千円
    勤務費用 285,315 222,264
    利息費用 66,804 106,717
    数理計算上の差異の発生額 △787,225 △79,616
    退職給付の支払額 △289,817 △193,807
    その他 △57,262 18,120
    退職給付債務の期末残高 5,922,882 5,996,560

    (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    年金資産の期首残高 6,149,341千円 6,014,134千円
    期待運用収益 122,237 119,452
    数理計算上の差異の発生額 △277,981 207,909
    事業主からの拠出額 256,337 241,346
    退職給付の支払額 △238,957 △193,040
    その他 3,156 1,967
    年金資産の期末残高 6,014,134 6,391,768

    (3)簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    退職給付に係る負債の期首残高 217,267千円 212,530千円
    退職給付費用 37,856 44,563
    退職給付の支払額 △28,777 △21,812
    その他 △13,816 △28,221
    退職給付に係る負債の期末残高 212,530 207,059

    (4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    積立型制度の退職給付債務 5,801,147千円 5,834,967千円
    年金資産 △6,014,134 △6,391,768
    △212,987 △556,801
    非積立型制度の退職給付債務 375,791 418,039
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 162,803 138,761
    退職給付に係る負債 375,791 418,039
    退職給付に係る資産 △212,987 △556,801
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 162,803 138,761

    (5)退職給付費用及びその内訳項目の金額

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    勤務費用 285,315千円 222,264千円
    利息費用 66,804 106,717
    期待運用収益 △122,237 △119,452
    数理計算上の差異の費用処理額 83,055 45,200
    過去勤務費用の費用処理額 69,192 69,003
    その他 △70,465 △1,641
    確定給付制度に係る退職給付費用 311,664 322,091

    (注)1.連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上しております。

    2.企業年金基金に対する従業員拠出額を「勤務費用」から控除しております。

    (6)退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    数理計算上の差異 714,622千円 332,725千円
    過去勤務費用 69,192 69,003
    合 計 783,815 401,729

    (7)退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    未認識数理計算上の差異 303,206千円 635,305千円
    未認識過去勤務費用 △394,585 △325,203
    合 計 △91,379 310,102

    (8)年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    共同運用資産 75.2% 75.7%
    債券 6.5 1.9
    株式 5.8 10.0
    一般勘定 4.3 4.3
    その他 8.2 8.1
    合 計 100.0 100.0

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産から現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (9)数理計算上の計算基礎に関する事項

    当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    割引率 1.5% 1.6%
    長期期待運用収益率 2.0% 2.0%
    一時金選択率 46.0% 49.0%

    3.確定拠出制度

    連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度3,544千円、当連結会計年度3,629千円であります。

    (ストック・オプション等関係)

    該当事項はありません。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    繰延税金資産
    税務上の繰越欠損金(注) 139,455千円 171,128千円
    退職給付に係る負債 152,553 180,158
    投資有価証券評価損 95,168 95,168
    ゴルフ会員権評価損 14,405 14,405
    減損損失 125,809 273,338
    賞与引当金 36,759 35,238
    棚卸資産評価損 19,450 26,979
    その他 455,891 282,350
    繰延税金資産小計 976,989 1,078,768
    評価性引当額 △425,105 △779,931
    繰延税金資産合計 614,388 298,837
    繰延税金負債
    土地評価差額 △121,740 △121,740
    その他有価証券評価差額金 △77,553 △166,334
    その他 △32,249 △67,850
    繰延税金負債合計 △231,543 △355,925
    繰延税金資産(負債)の純額 382,845 △57,030

    (注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰延期限別の金額

    前連結会計年度(2023年2月28日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円) 合計 (千円)
    税務上の繰越欠損金(※1) 5,890 6,587 7,562 4,965 16,536 97,913 139,455
    評価性引当額 - - △5,497 △4,965 △16,536 △42,139 △69,139
    繰延税金資産 5,890 6,587 2,064 - - 55,773 70,316

    (※1)税務上の繰延欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    当連結会計年度(2024年2月29日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内 (千円) 2年超 3年以内 (千円) 3年超 4年以内 (千円) 4年超 5年以内 (千円) 5年超 (千円) 合計 (千円)
    税務上の繰越欠損金(※2) - 6,811 4,965 16,536 75,126 67,689 171,128
    評価性引当額 - △5,497 △4,965 △16,536 △64,337 △67,689 △159,026
    繰延税金資産 - 1,313 - - 10,788 - 12,102

    (※2)税務上の繰延欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2023年2月28日) 当連結会計年度 (2024年2月29日)
    法定実効税率 30.1% 30.1%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 2.1 4.4
    受取配当金益金不算入 △5.8 △1.0
    持分法投資損益 △3.0 △5.5
    住民税均等割等 4.1 7.5
    評価性引当額の増減 14.0 135.0
    在外子会社税率調整 △2.4 △21.1
    控除対象外源泉税 5.1 5.2
    法人税額の特別控除額 △1.6 △5.2
    その他 0.6 0.1
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 43.2 149.5
    (資産除去債務関係)

              該当事項はありません。

    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

     顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

    2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

     収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1)契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:千円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 3,895,187 4,026,702
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 4,026,702 4,297,058
    契約負債(期首残高) 58,667 28,104
    契約負債(期末残高) 28,104 24,560

     契約負債は契約に基づく履行に先立ち受領した対価であり、収益の認識に伴い取り崩されます。

    (2)残存履行義務に配分した取引価格

     当社グループでは、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1.報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社は、主に超硬工具関連事業等ならびにこれらの附帯事業を事業内容としており、国内においては当社及び連結子会社2社が、海外においてはアジア(韓国、中国、インドネシア、タイ、インド)、北米・中米(米国、メキシコ)、欧州(ポーランド)においてそれぞれの現地法人が事業を行っております。

    また、包装資材関連事業については、オセアニア(豪州)において現地法人が事業を行っております。

    現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、各地域における戦略を立案し、事業活動を展開しております。

    なお、包括的なグループ経営方針等については当社がすべて統括し、各現地法人へ指示しております。

    したがって、当社は生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「アジア」、「北米・中米」、「オセアニア」及び「欧州」の5つを報告セグメントとしております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

    報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

    セグメント間の内部売上高または振替高は市場実勢価格に基づいております。 

    3.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 合計 調整額(注)1 連結財務諸表計上額(注)2
    日本 アジア 北米・中米 オセアニア 欧州
    売上高
    超硬工具関連事業 7,885,428 5,658,337 2,280,681 - 715,973 16,540,421 - 16,540,421
    自動車部品関連事業 326,889 - - - - 326,889 - 326,889
    包装資材関連事業 - - - 2,315,844 - 2,315,844 - 2,315,844
    その他 564,180 - - - - 564,180 - 564,180
    顧客との契約から生じる収益 8,776,498 5,658,337 2,280,681 2,315,844 715,973 19,747,336 - 19,747,336
    外部顧客への売上高 8,776,498 5,658,337 2,280,681 2,315,844 715,973 19,747,336 - 19,747,336
    セグメント間の内部売上高又は振替高 1,988,858 666,188 2,237 - 38,560 2,695,844 △2,695,844 -
    計 10,765,357 6,324,525 2,282,918 2,315,844 754,534 22,443,180 △2,695,844 19,747,336
    セグメント利益又は損失(△) △452,268 163,155 152,307 97,265 62,211 22,671 36,422 59,093
    セグメント資産 18,497,701 7,176,251 1,432,881 2,355,861 517,644 29,980,340 △1,838,551 28,141,789
    その他の項目
    減価償却費 535,058 320,840 105,736 61,450 19,115 1,042,201 △5,431 1,036,769
    持分法適用会社への投資額 - 131,842 - - - 131,842 - 131,842
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 879,117 132,872 22,403 91,226 6,750 1,132,369 △9,769 1,122,600

    (注) 1.調整額は以下のとおりであります。

     (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

     (2)セグメント資産の調整額、減価償却費の調整額、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去であります。

     2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    (単位:千円)
    報告セグメント 合計 調整額(注)1 連結財務諸表計上額(注)2
    日本 アジア 北米・中米 オセアニア 欧州
    売上高
    超硬工具関連事業 7,767,314 5,598,582 3,703,819 - 875,464 17,945,181 - 17,945,181
    自動車部品関連事業 298,677 - - - - 298,677 - 298,677
    包装資材関連事業 - - - 2,407,828 - 2,407,828 - 2,407,828
    その他 772,863 - - - - 772,863 - 772,863
    顧客との契約から生じる収益 8,838,854 5,598,582 3,703,819 2,407,828 875,464 21,424,550 - 21,424,550
    外部顧客への売上高 8,838,854 5,598,582 3,703,819 2,407,828 875,464 21,424,550 - 21,424,550
    セグメント間の内部売上高又は振替高 3,179,543 767,118 668 - 61,787 4,009,116 △4,009,116 -
    計 12,018,397 6,365,700 3,704,487 2,407,828 937,251 25,433,666 △4,009,116 21,424,550
    セグメント利益又は損失(△) 56,185 △231,582 426,496 114,220 83,380 448,700 △17,425 431,275
    セグメント資産 18,718,420 6,712,022 2,015,478 2,518,140 596,106 30,560,167 △1,855,794 28,704,373
    その他の項目
    減価償却費 545,135 312,903 103,042 115,469 22,257 1,098,809 △6,175 1,092,633
    持分法適用会社への投資額 - 161,850 - - - 161,850 - 161,850
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 963,726 150,122 31,464 62,753 47,972 1,256,038 △10,065 1,245,973

    (注) 1.調整額は以下のとおりであります。

     (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

     (2)セグメント資産の調整額、減価償却費の調整額、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去であります。

     2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    (単位:千円)

    超硬工具関連事業 自動車部品関連事業 包装資材関連事業 その他事業 計
    外部顧客への売上高 16,540,421 326,889 2,315,844 564,180 19,747,336

    (注)1.事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。

    2.各事業の主な製品

    (1)超硬工具関連事業……ホルダー、チップ、バイト、カッター・ドリル・リーマ

    (2)自動車部品関連事業…自動車用試作部品

    (3)包装資材関連事業……緩衝梱包材、断熱材、保冷剤

    (4)その他事業……………機械工具の設計及び販売、機械の販売、金型の製造及び販売、専用工

                作機械、汎用工作機械等の製造及び販売

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    (単位:千円)

    日 本 中 国 アジア オセアニア 北米・中米 欧 州 合 計
    8,776,498 2,924,469 2,733,868 2,315,844 2,280,681 715,973 19,747,336

    (注)売上高は、拠点の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

    (単位:千円)

    日 本 中 国 アジア オセアニア 北米・中米 欧 州 合 計
    4,715,742 831,519 1,170,667 989,449 419,811 185,765 8,312,957

    3.主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。 

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    (単位:千円)

    超硬工具関連事業 自動車部品関連事業 包装資材関連事業 その他事業 計
    外部顧客への売上高 17,945,181 298,677 2,407,828 772,863 21,424,550

    (注)1.事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。

    2.各事業の主な製品

    (1)超硬工具関連事業……ホルダー、チップ、バイト、カッター・ドリル・リーマ

    (2)自動車部品関連事業…自動車用試作部品

    (3)包装資材関連事業……緩衝梱包材、断熱材、保冷剤

    (4)その他事業……………機械工具の設計及び販売、機械の販売、金型の製造及び販売、専用工

                作機械、汎用工作機械等の製造及び販売

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    (単位:千円)

    日 本 中 国 アジア オセアニア 北米・中米 欧 州 合 計
    8,838,854 2,621,107 2,977,475 2,407,828 3,703,819 875,464 21,424,550

    (注)売上高は、拠点の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

    (単位:千円)

    日 本 中 国 アジア オセアニア 北米・中米 欧 州 合 計
    4,816,848 193,731 1,203,814 1,084,153 399,802 225,475 7,923,826

    3.主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。 

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

     「日本」セグメントにおいて固定資産の減損損失を193,177千円、計上しております。

    当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

     「日本」セグメントにおいて固定資産の減損損失を17,099千円、計上しております。

     「アジア」セグメントにおいて固定資産の減損損失を570,448千円、計上しております。

    【関連当事者情報】

    該当事項はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    1株当たり純資産額 5,921円20銭 6,154円11銭
    1株当たり当期純利益金額 52円74銭 48円69銭

     (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

        2.1株当たり当期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当連結会計年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    1株当たり当期純利益金額
    親会社株主に帰属する当期純利益 金額(千円) 188,689 174,158
    普通株主に帰属しない金額(千円) - -
    普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益金額(千円) 188,689 174,158
    期中平均株式数(千株) 3,577 3,577
    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】

    該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高 (千円) 当期末残高 (千円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 433,903 453,538 0.3 -
    1年以内に返済予定の長期借入金 129,727 112,269 0.3 -
    1年以内に返済予定のリース債務 1,656 3,913 - -
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 82,517 62,370 1.5 2026年~ 2033年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 6,626 16,651 - 2031年
    その他有利子負債 - - - -
    合計 654,431 648,744 - -

     (注)1.「平均利率」については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため記載しておりません。

    3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおりであります。

    1年超2年以内 (千円) 2年超3年以内 (千円) 3年超4年以内(千円) 4年超5年以内 (千円)
    長期借入金 6,120 7,500 7,500 7,500
    リース債務 3,913 3,913 3,913 2,257
    【資産除去債務明細表】

    該当事項はありません。

    (2)【その他】

    ① 当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高(千円) 5,032,585 10,723,995 16,324,421 21,424,550
    税金等調整前四半期(当期)純利益(千円) 277,781 604,143 946,916 262,819
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円) 180,062 392,687 635,105 174,158
    1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 50.33 109.77 177.55 48.69
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円) 50.33 59.44 67.77 △128.87

    ② 連結会計年度終了後の状況

     特記事項はありません。

    ③ 訴訟

     該当事項はありません。

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:千円)
    前事業年度 (2023年2月28日) 当事業年度 (2024年2月29日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 3,548,087 3,050,614
    受取手形 50,666 59,362
    電子記録債権 965,048 1,039,777
    売掛金 ※ 1,616,666 ※ 1,748,775
    有価証券 542,125 697,598
    商品及び製品 327,174 393,869
    仕掛品 514,950 372,475
    原材料及び貯蔵品 98,918 99,615
    前払費用 46,138 37,477
    短期貸付金 ※ 9,049 ※ 4,897
    未収入金 ※ 89,192 ※ 102,029
    その他 ※ 27,900 ※ 14,479
    流動資産合計 7,835,917 7,620,971
    固定資産
    有形固定資産
    建物(純額) 674,913 760,152
    構築物(純額) 191,602 181,442
    機械及び装置(純額) 2,363,152 2,382,181
    車両運搬具(純額) 845 391
    工具、器具及び備品(純額) 77,234 82,062
    土地 951,551 951,551
    リース資産(純額) 6,950 5,560
    建設仮勘定 3,232 4,741
    有形固定資産合計 4,269,484 4,368,084
    無形固定資産
    借地権 34,466 34,466
    ソフトウエア 321,169 533,090
    電話加入権 5,564 5,564
    無形固定資産合計 361,200 573,121
    投資その他の資産
    投資有価証券 1,462,125 1,732,493
    関係会社株式 2,082,759 1,918,311
    出資金 52,785 52,785
    関係会社出資金 868,446 807,569
    関係会社長期貸付金 180,457 269,180
    保険料払込金 93,346 -
    前払年金費用 445,857 402,038
    その他 37,796 30,772
    貸倒引当金 △24,846 △254,846
    投資その他の資産合計 5,198,729 4,958,305
    固定資産合計 9,829,414 9,899,510
    資産合計 17,665,331 17,520,482
    (単位:千円)
    前事業年度 (2023年2月28日) 当事業年度 (2024年2月29日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 191,336 -
    買掛金 ※ 451,126 ※ 456,685
    短期借入金 297,320 367,640
    1年内返済予定の長期借入金 90,000 90,000
    未払金 ※ 192,400 ※ 139,919
    未払費用 235,600 231,693
    未払法人税等 40,239 219,313
    預り金 17,009 16,949
    賞与引当金 109,143 109,679
    設備代支払手形 ※ 346,854 -
    その他 29,666 1,656
    流動負債合計 2,000,697 1,633,537
    固定負債
    長期未払金 83,974 81,274
    繰延税金負債 132,284 216,074
    その他 7,346 5,629
    固定負債合計 223,605 302,979
    負債合計 2,224,303 1,936,517
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,882,016 2,882,016
    資本剰余金
    資本準備金 4,132,557 4,132,557
    その他資本剰余金 30,049 30,049
    資本剰余金合計 4,162,607 4,162,607
    利益剰余金
    利益準備金 413,560 413,560
    その他利益剰余金
    別途積立金 7,880,000 7,880,000
    繰越利益剰余金 816,792 681,015
    利益剰余金合計 9,110,353 8,974,576
    自己株式 △1,042,882 △1,043,771
    株主資本合計 15,112,093 14,975,427
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 328,934 608,537
    評価・換算差額等合計 328,934 608,537
    純資産合計 15,441,027 15,583,965
    負債純資産合計 17,665,331 17,520,482
    ②【損益計算書】
    (単位:千円)
    前事業年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当事業年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    売上高
    製品売上高 6,712,292 7,550,491
    商品売上高 3,504,389 3,952,998
    売上高合計 ※1 10,216,681 ※1 11,503,490
    売上原価
    商品及び製品期首棚卸高 308,439 327,174
    当期製品製造原価 5,651,071 6,010,405
    当期商品仕入高 2,856,755 3,287,211
    合計 8,816,266 9,624,791
    広告宣伝等社内消費高 9,140 11,789
    商品及び製品期末棚卸高 327,174 393,869
    売上原価合計 ※1 8,479,951 ※1 9,219,132
    売上総利益 1,736,730 2,284,357
    販売費及び一般管理費 ※1,※2 2,155,357 ※1,※2 2,127,540
    営業利益又は営業損失(△) △418,627 156,817
    営業外収益
    受取利息 ※1 21,923 ※1 45,581
    有価証券利息 9,042 19,595
    受取配当金 ※1 175,108 ※1 130,232
    仕入割引 11,744 -
    受取技術援助料 ※1 77,555 ※1 81,353
    為替差益 273,750 223,202
    その他 ※1 77,250 ※1 40,309
    営業外収益合計 646,374 540,274
    営業外費用
    支払利息 592 719
    その他 283 66
    営業外費用合計 876 786
    経常利益 226,870 696,305
    特別利益
    固定資産売却益 ※1 1,879 ※1 8,187
    保険解約返戻金 - 66,685
    特別利益合計 1,879 74,873
    特別損失
    固定資産除売却損 5,187 17,982
    関係会社株式評価損 231,586 164,447
    関係会社出資金評価損 - 60,876
    貸倒引当金繰入額 - 230,000
    支払補償費 - 26,862
    特別損失合計 236,773 500,170
    税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) △8,023 271,008
    法人税、住民税及び事業税 107,943 232,914
    法人税等調整額 △15,023 △4,991
    法人税等合計 92,919 227,923
    当期純利益又は当期純損失(△) △100,943 43,085
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 2,882,016 4,132,557 30,049 4,162,607 413,560 7,880,000 1,078,728 9,372,289
    当期変動額
    剰余金の配当 △160,993 △160,993
    当期純損失(△) △100,943 △100,943
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - - - - - △261,936 △261,936
    当期末残高 2,882,016 4,132,557 30,049 4,162,607 413,560 7,880,000 816,792 9,110,353
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金
    当期首残高 △1,042,493 15,374,419 323,414 15,697,833
    当期変動額
    剰余金の配当 △160,993 △160,993
    当期純損失(△) △100,943 △100,943
    自己株式の取得 △389 △389 △389
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 5,520 5,520
    当期変動額合計 △389 △262,326 5,520 △256,806
    当期末残高 △1,042,882 15,112,093 328,934 15,441,027

    当事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金合計
    別途積立金 繰越利益剰余金
    当期首残高 2,882,016 4,132,557 30,049 4,162,607 413,560 7,880,000 816,792 9,110,353
    当期変動額
    剰余金の配当 △178,862 △178,862
    当期純利益 43,085 43,085
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - - - - - △135,776 △135,776
    当期末残高 2,882,016 4,132,557 30,049 4,162,607 413,560 7,880,000 681,015 8,974,576
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金
    当期首残高 △1,042,882 15,112,093 328,934 15,441,027
    当期変動額
    剰余金の配当 △178,862 △178,862
    当期純利益 43,085 43,085
    自己株式の取得 △888 △888 △888
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 279,603 279,603
    当期変動額合計 △888 △136,665 279,603 142,937
    当期末残高 △1,043,771 14,975,427 608,537 15,583,965
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1.有価証券の評価基準及び評価方法

    子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法に基づく原価法

    その他有価証券

    市場価格のない株式等

    事業年度の末日の市場価格等に基づく時価法

    (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    市場価格のない株式等以外のもの

    移動平均法に基づく原価法

    2.棚卸資産の評価基準及び評価方法

    製品・仕掛品

    総平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

    商品・原材料・貯蔵品

    移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

    3.固定資産の減価償却の方法

    (1)有形固定資産(リース資産を除く)

    機械及び装置

    定額法

    上記を除く有形固定資産

    定率法

     ただし、1998年4月1日以降に取得いたしました建物(建物附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得いたしました建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建物     3年 ~ 50年

    機械及び装置 3年 ~ 12年

    (2)無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法

     なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

    (3)リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    4.引当金の計上基準

    (1)貸倒引当金

    債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    (2)賞与引当金

    従業員の賞与金の支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。

    (3)退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

    数理計算上の差異は、各事業年度の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から損益処理することとしております。

    過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の定数(10年)による定額法により損益処理しております。

    5.収益及び費用の計上基準

     商品及び製品の販売にかかる収益は、主に超硬工具の販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品及び製品を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、商品及び製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品及び製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引渡し時点で収益を認識しております。ただし、商品及び製品の販売において、出荷時から当該商品及び製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

    6.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

    (重要な会計上の見積り)

     関係会社株式及び関係会社出資金の評価に係る見積り

      (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (単位:千円)
    前事業年度 当事業年度
    評価損 評価損 評価損計上後 残高
    関係会社株式(志賀機械工業株式会社) 231,586 164,447 -
    関係会社出資金(広州富士工具有限公司) - 60,876 203,937

      (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     関係会社株式及び関係会社出資金について、株式等の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、評価損の認識を行っております。

     当社の子会社である志賀機械工業株式会社は、過年度からの継続的な営業損失により、当事業年度において固定資産の減損損失を計上したことなどにより、関係会社株式を実質価額まで減額し評価損を計上しました。また、当社の子会社である広州富士工具有限公司は、過年度からの継続的な営業損失により、当事業年度において固定資産の減損損失を計上したことなどにより、関係会社出資金を実質価額まで減額し評価損を計上しました。

     なお、将来の不確実な経済条件の変動等により発行会社の財政状態がさらに悪化した場合には、翌事業年度以降において追加の損失が発生する可能性があります。

     関係会社金銭債権に係る貸倒引当金の評価

      (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (単位:千円)
    前事業年度 当事業年度
    貸倒引当金繰入額 - 230,000
    志賀機械工業株式会社への貸付金 80,000 230,000

      (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     関係会社金銭債権の評価については、債務者の財政状態、経営成績等に応じて、一般債権、貸倒懸念債権、破産更生債権等の三つに区分した上で、貸倒懸念債権、破産更生債権等については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。志賀機械工業株式会社への貸付金は直近の経営成績及び財政状態を勘案し、貸倒懸念債権と判断しております。

     関係会社金銭債権の回収可能性の検討に際しては、関係会社の純資産額等の財務内容及び将来の業績予測を使用しております。当社より代表取締役を派遣することにより志賀機械工業株式会社の経営体制を一新し、当社グループとのシナジーを獲得する過程にあり、資金繰りの状況は安定しつつあるところでありますが、コロナ禍以降、業績の回復が遅れているため、志賀機械工業株式会社への貸付金については、当面は回収不能と見積もらざるを得ない状況であります。

     なお、将来の不確実な経済条件の変動等により関係会社の財政状態がさらに悪化し、当社が追加融資を実施した場合には、翌事業年度以降において追加の損失が発生する可能性があります。

    (会計方針の変更)

    (時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

     「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針 第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。なお、財務諸表への影響はありません。

    (貸借対照表関係)

    ※ 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分掲記したものを除く)

    前事業年度 (2023年2月28日) 当事業年度 (2024年2月29日)
    短期金銭債権 498,078千円 589,057千円
    短期金銭債務 109,947 86,235
    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引

    前事業年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当事業年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    営業取引による取引高
    売上高 2,075,720千円 3,271,553千円
    営業費用 813,311 699,315
    営業取引以外の取引高 239,191 194,964

    ※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度50%、当事業年度50%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度50%、当事業年度50%であります。

     販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前事業年度 (自 2022年3月1日 至 2023年2月28日) 当事業年度 (自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)
    広告宣伝費 31,930千円 12,884千円
    旅費及び通信費 48,535 56,182
    役員報酬 99,228 91,578
    給料手当 1,062,152 1,053,287
    賞与引当金繰入額 23,973 24,090
    法定福利及び厚生費 187,371 182,541
    退職給付費用 109,084 85,595
    減価償却費 64,215 77,141
    賃借料 70,773 69,897
    研究開発費 109,976 90,134
    (有価証券関係)

    前事業年度(2023年2月28日)

    市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

    区分 当事業年度 (千円)
    子会社株式 2,055,803
    関連会社株式 26,956

    当事業年度(2024年2月29日)

    市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

    区分 当事業年度 (千円)
    子会社株式 1,891,355
    関連会社株式 26,956
    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2023年2月28日) 当事業年度 (2024年2月29日)
    繰延税金資産
    長期未払金 25,276千円 24,463千円
    投資有価証券評価損 95,168 95,168
    ゴルフ会員権評価損 14,405 14,405
    関係会社株式評価損 282,977 332,476
    関係会社出資金評価損 41,601 59,925
    減損損失 67,663 67,438
    賞与引当金 32,852 33,013
    貸倒引当金 - 69,230
    棚卸資産評価損 15,484 11,644
    固定資産除却損 4,377 2,188
    その他 58,172 62,688
    繰延税金資産小計 637,979 772,643
    評価性引当額 △558,507 △701,370
    繰延税金資産合計 79,471 71,273
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 △77,553 △166,334
    前払年金費用 △134,203 △121,013
    繰延税金負債合計 △211,756 △287,347
    繰延税金資産(負債)の純額 △132,284 △216,074

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2023年2月28日) 当事業年度 (2024年2月29日)
    法定実効税率 -% 30.1%
    (調整)
    受取配当金益金不算入等 - △10.3
    住民税均等割 - 7.3
    評価性引当額の増減 - 52.7
    外国法人税額 - 4.9
    その他 - 0.6
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 - 84.1

    (注) 前事業年度は、税引前当期純損失であるため注記を省略しております。

    (収益認識関係)

     顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    ④【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】

    (単位:千円)

    区分 資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額
    有形固定資産 建物 674,913 144,120 3,767 55,113 760,152 3,648,688
    構築物 191,602 - - 10,159 181,442 553,437
    機械及び装置 2,363,152 435,514 46,140 370,345 2,382,181 6,978,878
    車両運搬具 845 - - 454 391 26,252
    工具、器具及び備品 77,234 49,582 957 43,797 82,062 652,098
    土地 951,551 - - - 951,551 -
    リース資産 6,950 - - 1,390 5,560 8,377
    建設仮勘定 3,232 4,741 3,232 - 4,741 -
    計 4,269,484 633,958 54,098 481,260 4,368,084 11,867,733
    無形固定資産 借地権 34,466 - - - 34,466 -
    ソフトウエア 321,169 273,265 - 61,344 533,090 586,353
    電話加入権 5,564 - - - 5,564 -
    計 361,200 273,265 - 61,344 573,121 586,353

    (注)当期増減額のうち主なものは、次のとおりであります。

    建物の増加額
    熊本工場空調設備工事 58,727 千円
    機械及び装置の増加額:
    本社工場微細加工機 91,297
    本社工場5軸制御立型マシニングセンタ 81,061
    鹿児島工場複合旋盤 58,627
    熊本工場CNC円筒研削盤 35,080
    【引当金明細表】

    (単位:千円)

    区分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
    貸倒引当金 24,846 230,000 - 254,846
    賞与引当金 109,143 109,679 109,143 109,679

    (2)【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3)【その他】

    ① 決算日後の状況

     特記事項はありません。

    ② 訴訟

     該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 3月1日から2月末日まで
    定時株主総会 5月中
    基準日 2月末日
    剰余金の配当の基準日 8月31日、2月末日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座) 名古屋市中区栄三丁目15番33号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
    取次所 ─────
    買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 電子公告とします。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載します。当社の公告掲載ウェブサイトは次のとおりです。 https://www.c-max.co.jp/
    株主に対する特典 該当事項はありません。

    (注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、取得請求権付株式の取得を請求する権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当及び募集新株予約権の割当を受ける権利、ならびに単元未満株式の売渡請求をする権利以外の権利を有しておりません。

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

     当社は、親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。

    (1)有価証券報告書及びその添付書類ならびに確認書

    事業年度(第65期)(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)2023年5月25日東海財務局長に提出

    (2)内部統制報告書及びその添付書類

    2023年5月25日東海財務局長に提出

    (3)四半期報告書及び確認書

    (第66期第1四半期)(自 2023年3月1日 至 2023年5月31日)2023年7月12日東海財務局長に提出

    (第66期第2四半期)(自 2023年6月1日 至 2023年8月31日)2023年10月11日東海財務局長に提出

    (第66期第3四半期)(自 2023年9月1日 至 2023年11月30日)2024年1月12日東海財務局長に提出

    (4)臨時報告書

    2023年4月12日東海財務局長に提出

    金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の4(監査公

    認会計士等の異動)の規定に基づく臨時報告書であります。

    2023年5月25日東海財務局長に提出

    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく

    臨時報告書であります。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2024年5月30日
    富 士 精 工 株 式 会 社
    取締役会 御中

    かがやき監査法人 名古屋事務所

    指定社員 業務執行社員 公認会計士 林 幹 根
    指定社員 業務執行社員 公認会計士 肥 田 晴 司

    <連結財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている富士精工株式会社の2023年3月1日から2024年2月29日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、富士精工株式会社及び連結子会社の2024年2月29日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    大連富士工具有限公司の固定資産に係る減損損失(【注記事項】(重要な会計上の見積り))
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は、連結子会社である大連富士工具有限公司(以下、「大連富士」とする。)が保有する固定資産に対し、472,729千円の減損損失を計上しており、当該減損損失は親会社株主に帰属する当期純利益を大きく上回っている。  大連富士は、中国において認められている企業会計の基準を適用しており、固定資産の減損に係る会計基準ついては日本基準と重要な差異がある。そのため、会社は連結決算において日本基準に基づき、大連富士に係る固定資産の減損検討を行っている。  会社グループが固定資産の減損の兆候の有無を把握するに際して、キャッシュ・フローを生み出す最小単位を会社単位とし、以下の場合等に減損の兆候があると判断している。 ・各社の営業損益が2期連続してマイナスとなっている、又は、2期連続してマイナスとなる見込みである場合 ・各社の固定資産の時価が著しく下落した場合 ・経営環境が著しく悪化した場合  減損の兆候が認められる場合、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として認識している。  会社グループの主要な取引先である自動車産業界では、近年、内燃機関から電動モーターへの移行が進められており、企業活動の先行き不透明感が強まっている状況にある。当該電動化は、会社グループの主力製品である加工工具の需要が大きく減少する要因となる。中国政府は、2020年に、新車販売に占める電気自動車など新エネルギー車の比率を2035年までに50%とする目標を掲げて以降、電気自動車の販売比率の拡大を受け、2024年1月には2027年に同45%とする新たな目標を公表している。  大連富士は、当該中国国内の著しい環境変化を受けて2023年度の売上高は304,328千円減少し、営業損失を270,357千円計上している。会社は、不採算部門のリストラを進めるとともに、中国市場における新エネルギー車に対応した販路拡大を進めているものの新規事業領域の具現化まで、当該業績が一定期間継続すると想定し、大連富士が保有する固定資産に減損の兆候があると判断した。今後の業績を踏まえ、回収可能価額として正味売却価額が使用価値より高いと判断し、固定資産の帳簿価額が正味売却価額を上回る部分を減損損失として計上している。  当該正味売却価額の算定に際し、大連富士の設備は会社グループが超硬工具等の製造で使用している設備と同様に、主として汎用設備であり、市場での売却が可能であるため正味売却価額を取得価額の約1%から5%と見積っているが、当該比率により減損損失の金額は大きく変動する。  このため、当監査法人は大連富士の固定資産に係る減損損失の認識及び測定で使用する正味売却価額が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、大連富士の固定資産に係る減損の認識及び測定の検証に当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・経営者への質問及び会議体資料の閲覧により、中国自動車業界の動向及び翌期の事業計画を理解した。 ・大連富士の固定資産台帳に計上されている、主要な固定資産を確認し、現地で取得した外部資産評価鑑定人による固定資産の公正価値報告書を通査した。・会社がサンプリングで取得した設備売却見込価格の根拠資料を確認した。 ・大連富士の過年度の構成単位の監査人の監査報告書付財務諸表を閲覧し、固定資産売却損益が取得原価に占める比率を確認した。 ・会社グループの設備投資戦略を理解し、海外子会社において日本と同等の設備を利用していることを確認した。 ・会社の過年度の固定資産売却価額が取得原価に占める比率を確認した。 ・これらの数値をもとに、監査人の推定する取得原価の比率を算出し、会社が利用した取得原価に対する比率と比較した。

    その他の事項

     会社の2023年2月28日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査が実施されている。前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2023年5月24日付けで無限定適正意見を表明している。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、富士精工株式会社の2024年2月29日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、富士精工株式会社が2024年2月29日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (※)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。

    独立監査人の監査報告書

    2024年5月30日
    富 士 精 工 株 式 会 社
    取締役会 御中

    かがやき監査法人 名古屋事務所

    指定社員 業務執行社員 公認会計士 林 幹 根
    指定社員 業務執行社員 公認会計士 肥 田 晴 司

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている富士精工株式会社の2023年3月1日から2024年2月29日までの第66期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、富士精工株式会社の2024年2月29日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。  

    志賀機械工業株式会社に対する貸付金の評価(【注記事項】(重要な会計上の見積り))
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は、連結子会社である志賀機械工業株式会社(以下、「志賀機械」とする。)に対する貸付金230,000千円に対し、全額の貸倒引当金を計上しており、当該貸倒引当金繰入額は当期純利益を大きく上回る。  会社は、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込み額を計上している。  志賀機械は、2021年3月に全株式を取得し子会社としているが、2023年2月期の連結財務諸表において、同社の営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっているため、固定資産の減損損失を計上するとともに、財務諸表において関係会社株式評価損を計上している。  2024年2月期においても、志賀機械の営業活動から生じる損益は継続してマイナスとなっている状況を踏まえ、2024年2月期の連結財務諸表において、固定資産の減損損失を計上するとともに、財務諸表において関係会社株式評価損をそれぞれ追加で計上している。  このような状況において、会社は2024年2月期に志賀機械における運転資金の不足を補うため、段階的に追加融資を実施している。  事業上の課題に対応するため、会社は代表取締役を派遣し、会社グループとしてのシナジーを発揮するための施策を講じているものの、当該施策の実現には一定の時間を要すると想定している。  以上を踏まえ、会社は、期末日現在において志賀機械に対する貸付金は貸倒懸念債権に該当すると判断し、回収可能性を検討したうえで、その全額に対して貸倒引当金を計上した。  このため、当監査法人は志賀機械の貸付金に対する貸倒引当金が、当事業年度の財務諸表監査において相対的に重要であることから、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、志賀機械に対する貸付金の評価に当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・経営者への質問及び取締役会資料の閲覧により、志賀機械における事業上の課題及びその対応策を理解した。 ・志賀機械の経営者への質問により、事業内容及び将来の事業の見通しに関する見解を確認した。 ・会社の貸倒懸念債権に該当するか否かの判断プロセスを理解した。 ・志賀機械と締結している金銭消費貸借契約書を閲覧し、契約条件を確認した。 ・志賀機械が策定した予算の達成可能性を評価するために以下の手続を実施した。 ‐2022年2月期から2024年2月期までの各期予算の達成状況を確認した。 ‐本報告書日までに入手可能な直近の月次財務数値を確認し、2025年2月期予算の達成状況を確認した。 ‐2025年2月期予算の内容を理解し、実効性及び達成可能性の評価を実施した。

    その他の事項

     会社の2023年2月28日をもって終了した前事業年度の財務諸表は、前任監査人によって監査が実施されている。前任監査人は、当該財務諸表に対して2023年5月24日付けで無限定適正意見を表明している。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (※)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。