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    5393 ニチアス 有価証券報告書-第207期(2022/04/01-2023/03/31)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2023年6月29日
    【事業年度】 第207期(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    【会社名】 ニチアス株式会社
    【英訳名】 NICHIAS CORPORATION
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 亀 津 克 己
    【本店の所在の場所】 東京都中央区八丁堀一丁目6番1号
    【電話番号】 03-4413-1111
    【事務連絡者氏名】 代表取締役専務執行役員 山 本 司
    【最寄りの連絡場所】 東京都中央区八丁堀一丁目6番1号
    【電話番号】 03-4413-1111
    【事務連絡者氏名】 代表取締役専務執行役員 山 本 司
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)ニチアス株式会社大阪支社(大阪市中央区南本町四丁目2番20号)ニチアス株式会社名古屋支社(名古屋市南区東又兵ヱ町二丁目30番地)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第203期 第204期 第205期 第206期 第207期
    決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
    売上高 (百万円) 215,495 208,876 196,372 216,236 238,116
    経常利益 (百万円) 23,171 21,633 21,279 30,572 33,082
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 15,861 14,674 10,715 22,034 21,398
    包括利益 (百万円) 13,810 14,382 14,269 24,095 24,208
    純資産額 (百万円) 117,774 127,233 136,450 155,522 173,742
    総資産額 (百万円) 206,426 208,076 219,602 246,924 266,907
    1株当たり純資産額 (円) 1,760.51 1,903.93 2,041.63 2,325.95 2,598.45
    1株当たり当期純利益金額 (円) 238.70 221.21 161.53 332.18 322.59
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円)
    自己資本比率 (%) 56.6 60.7 61.7 62.5 64.6
    自己資本利益率 (%) 14.0 12.1 8.2 15.2 13.1
    株価収益率 (倍) 9.2 9.1 17.4 7.6 8.2
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 15,833 20,094 18,683 25,073 18,650
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △11,818 △9,036 △6,799 △5,523 △8,651
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △4,197 △5,667 △5,469 △5,881 △6,368
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 27,730 33,108 39,589 54,414 58,962
    従業員数[外、平均臨時雇用人員] (人) 6,036 6,260 6,337 6,402 6,445
    [2,500] [2,476] [2,271] [2,454] [2,550]

    (注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。

    2.2018年10月1日をもって普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。第203期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。

    3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第206期の期首から適用しており、第206期以降の主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第203期 第204期 第205期 第206期 第207期
    決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
    売上高 (百万円) 162,703 162,127 154,381 173,388 190,438
    経常利益 (百万円) 14,804 13,782 15,254 21,614 23,301
    当期純利益 (百万円) 10,782 10,004 5,762 16,347 16,770
    資本金 (百万円) 12,128 12,128 12,128 12,128 12,128
    発行済株式総数 (千株) 67,811 67,811 67,811 67,811 67,811
    純資産額 (百万円) 85,268 89,314 93,325 104,471 115,548
    総資産額 (百万円) 158,966 160,307 167,789 185,372 199,275
    1株当たり純資産額 (円) 1,285.39 1,346.41 1,406.91 1,574.96 1,741.97
    1株当たり配当額(うち1株当たり中間配当額) (円) 52.00 76.00 78.00 86.00 92.00
    (16.00) (38.00) (38.00) (42.00) (46.00)
    1株当たり当期純利益金額 (円) 162.27 150.82 86.88 246.45 252.82
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円)
    自己資本比率 (%) 53.6 55.7 55.6 56.4 58.0
    自己資本利益率 (%) 12.9 11.5 6.3 16.5 15.2
    株価収益率 (倍) 13.5 13.4 32.3 10.3 10.5
    配当性向 (%) 41.9 50.4 89.8 34.9 36.4
    従業員数[外、平均臨時雇用人員] (人) 1,684 1,729 1,766 1,740 1,730
    [1,312] [1,279] [1,205] [1,212] [1,287]
    株主総利回り (%) 83.6 80.2 112.1 104.8 113.2
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (95.0) (85.9) (122.1) (124.6) (131.8)
    最高株価 (円) 3,045(1,530) 2,888 2,953 3,090 2,815
    最低株価 (円) 1,739(1,257) 1,633 1,834 2,265 2,091

    (注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。

    2.2018年10月1日をもって普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。第203期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。

    3.2018年10月1日をもって普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。第203期の1株当たり配当額の記載は、中間配当額16円00銭(株式併合前)と、期末配当額36円00銭(株式併合後)の合計値としております。なお、当該株式併合を踏まえて換算した場合、第203期の中間配当額は32円00銭となるため、期末配当額36円00銭を加えた年間配当額は68円00銭となります。

    4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    5.最高株価および最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。なお、第203期の株価については株式併合後の最高株価および最低株価を記載しており、株式併合前の最高株価および最低株価を括弧内に記載しております。

    6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第206期の期首から適用しており、第206期以降の主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    2 【沿革】

    1896年4月 大阪市福島区に日本アスベスト株式会社を設立し石綿製品の取扱いを開始する。
    〃 8月 大阪工場を設置、石綿製品の製造を開始する。
    1909年3月 本社を大阪市福島区より東京都中央区に移転する。
    1916年9月 東京都品川区に東京工場を設置、石綿製品の製造を開始する。
    1930年12月 東京工場において最初の国産「ジョイントシートパッキング」を完成する。
    1937年6月 奈良県北葛城郡に王寺工場を設置、大阪工場を移転する。
    1939年12月 横浜市に鶴見工場を設置、東京工場を移転する。
    1952年6月 東京証券取引所店頭売買承認銘柄として公開する。
    1956年4月 横浜市に研究所(現鶴見研究所)を設置する。
    1959年10月 株式会社祖岳製作所を合併、同社羽島工場を新たに当社工場として受入れる。
    1961年10月 東京証券取引所市場第二部上場銘柄となる。
    1962年2月 東京証券取引所市場第一部上場銘柄となる。
    1964年3月 静岡県袋井市に袋井工場を設置する。
    1967年9月 奈良県大和郡山市に郡山工場を設置する。
    1968年9月 大阪証券取引所市場第一部上場銘柄となる。
    1971年12月 本社を東京都中央区より東京都港区に移転する。
    1974年9月 茨城県結城郡(現下妻市)に結城工場を設置する。
    1981年10月 商号を「日本アスベスト株式会社」から「ニチアス株式会社」へ変更する。
    1987年4月 事業部制組織に改編し工業製品事業本部、建材事業本部、工事事業本部を設置する。
    1994年3月 静岡県浜松市に浜松研究所を設置する。
    1999年6月 執行役員制を導入する。
    2001年4月 「ニチアス環境憲章」および「環境行動指針」を制定する。
    2003年2月 大阪証券取引所における当社有価証券の上場を廃止する。
    2007年12月 自動車部品テクニカルセンター完成。
    2008年4月 新企業理念「新生ニチアス・スピリット」を制定する。
    2011年10月 新企業理念「ニチアス理念」を制定する。
    2013年7月 本社を東京都港区より東京都中央区に移転する。
    2014年2月 子会社㈱イノクリートが㈱井上冷熱よりコールドエンジニアリング事業および海洋事業を譲り受ける。
    2015年4月 NKK(ニチアス改善活動)を開始する。
    2016年12月 自動車部品製造会社である日本ラインツ㈱(現 ㈱APJ)の株式を取得する。
    2017年9月 浜松研究所にInnovation Gallery(技術展示室)を開設する。
    2020年2月 「ニチアスグループ人権方針」を制定する。
    2021年4月 「ニチアスグループカーボンニュートラル宣言」および「ニチアスグループ健康経営宣言」を制定する。
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行する。

    3 【事業の内容】

    当社グループは、当社および子会社53社、関連会社10社より構成されており、「プラント向け工事・販売」「工業製品」「高機能製品」「自動車部品」および「建材」の5つを報告セグメントとしております。

    事業の内容と当社および子会社、関連会社の当該事業における位置付けならびにセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

    事業区分 主要な関係会社
    プラント向け工事・販売 国内 当社、ニチアスエンジニアリングサービス㈱、新日本熱学㈱ニチアス関東販売㈱、㈱イノクリート
    海外 THAI NICHIAS ENGINEERING CO.,LTD.
    工業製品 国内 当社、㈱福島ニチアス、国分工業㈱、ニチアスセラテック㈱竜田工業㈱、㈱東京マテリアルス、日本ロックウール㈱、㈱堺ニチアス㈱西日本ニチアス
    海外 NICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.、NICHIAS FGS SDN.BHD.PT.NICHIAS ROCKWOOL INDONESIA PT.NICHIAS METALWORKS INDONESIAPT.NICHIAS SUNIJAYA、NT RUBBER-SEALS SDN.BHD.NICHIAS HAIPHONG CO.,LTD.、蘇州霓佳斯工業製品有限公司NICHIAS SOUTHEAST ASIA SDN.BHD.、NICHIAS (SHANGHAI) TRADING CO.,LTD.蘇州霓佳斯密封材料有限公司
    高機能製品 国内 当社、㈱福島ニチアス、ニチアスセラテック㈱、竜田工業㈱㈱熊本ニチアス
    自動車部品 国内 当社、メタコート工業㈱、㈱福島ニチアス、国分工業㈱、竜田工業㈱㈱APJ
    海外 NICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.、NICHIAS FGS SDN.BHD.PT.NICHIAS ROCKWOOL INDONESIAPT.NICHIAS SUNIJAYA、蘇州霓佳斯工業製品有限公司NICHIAS (THAILAND) CO.,LTD.、NICHIAS AUTOPARTS EUROPE a.s.NICHIAS (SHANGHAI) AUTOPARTS TRADING CO.,LTD.、NAX MFG,S.A. DE C.V.蘇州双友汽車零部件有限公司
    建材 国内 当社、ニチアスセラテック㈱、竜田工業㈱日本ロックウール㈱、㈱君津ロックウール、㈱堺ニチアス㈱ニチアスセムクリート
    海外 NICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.、NICHIAS FGS SDN.BHD.PT.NICHIAS METALWORKS INDONESIA、PT.NICHIAS SUNIJAYA

    事業の系統図は、次のとおりであります。

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有または被所有割合(%) 関係内容
    (連結子会社)
    メタコート工業㈱(注)3 奈良県北葛城郡 百万円490 自動車部品 100.0 当社製品の製造建物、土地の賃貸
    ㈱福島ニチアス 福島県相馬郡 百万円200 工業製品高機能製品自動車部品 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付建物、土地の賃貸
    国分工業㈱ 大阪府柏原市 百万円60 工業製品自動車部品 99.4 当社製品の製造
    ニチアスセラテック㈱ 長野県上水内郡 百万円420 工業製品高機能製品建材 99.8 当社製品の製造・販売機械装置の賃貸運転資金の貸付
    竜田工業㈱ 奈良県生駒郡 百万円40 工業製品高機能製品自動車部品建材 82.8 当社製品の製造
    ニチアスエンジニアリングサービス㈱ 東京都中央区 百万円50 プラント向け工事・販売 100.0 当社製品を用いた工事施工当社業務の委託運転資金の貸付
    ㈱東京マテリアルス さいたま市南区 百万円46 工業製品 100.0 当社製品の販売建物、土地の賃貸
    新日本熱学㈱ 北九州市戸畑区 百万円380 プラント向け工事・販売 100.0 当社製品を用いた工事施工運転資金の貸付
    日本ロックウール㈱ 東京都中央区 百万円300 工業製品建材 100.0 当社製品の販売
    ㈱君津ロックウール(注)4 千葉県君津市 百万円220 建材 80.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    ㈱堺ニチアス 堺市堺区 百万円80 工業製品建材 100.0 当社製品の製造土地の賃貸
    ㈱熊本ニチアス 熊本県菊池郡 百万円20 高機能製品 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付建物、土地の賃貸
    ㈱ニチアスセムクリート 東京都中央区 百万円50 建材 100.0 当社製品を用いた工事施工当社業務の委託
    ニチアス関東販売㈱ 横浜市鶴見区 百万円20 プラント向け工事・販売 100.0 当社製品の販売建物、土地の賃貸
    ㈱西日本ニチアス 岡山県倉敷市 百万円10 工業製品 100.0 当社製品の製造・販売
    ㈱イノクリート 大阪市中央区 百万円20 プラント向け工事・販売 100.0 当社製品を用いた工事施工
    ㈱APJ 神奈川県大和市 百万円320 自動車部品 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    NICHIAS SINGAPORE PTE. LTD. シンガポール共和国 千シンガポールドル3,000 工業製品自動車部品建材 100.0 当社製品の販売
    NICHIAS FGS SDN.BHD. マレーシア国ケダ州 千マレーシアリンギット26,000 工業製品自動車部品建材 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    PT.NICHIAS ROCKWOOL INDONESIA (注)3,5 インドネシア共和国西ジャワ州 千米ドル14,800 工業製品自動車部品 99.9 当社製品の製造・販売運転資金の貸付
    PT.NICHIAS METALWORKS INDONESIA インドネシア共和国西ジャワ州 千米ドル1,500 工業製品建材 70.0 当社製品の製造
    PT.NICHIAS SUNIJAYA インドネシア共和国ジャカルタ市 千米ドル200 工業製品自動車部品建材 99.5(0.5) 当社製品の販売
    NT RUBBER-SEALS SDN.BHD. マレーシア国ケダ州 千マレーシアリンギット6,800 工業製品 100.0 当社製品の製造土地の賃貸運転資金の貸付
    NICHIAS HAIPHONG CO.,LTD. ベトナム社会主義共和国ハイフォン市 千米ドル3,300 工業製品 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    蘇州霓佳斯工業製品有限公司(注)3 中華人民共和国江蘇省 千米ドル13,010 工業製品自動車部品 100.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    NICHIAS (THAILAND) CO.,LTD. タイ王国チャチューンサオ県 千タイバーツ15,000 自動車部品 100.0(51.0) 当社製品の製造・販売
    NICHIAS AUTOPARTS EUROPE a.s. チェコ共和国南モラヴィア州 千チェココルナ51,200 自動車部品 100.0 当社製品の製造・販売運転資金の貸付
    NICHIAS SOUTHEASTASIA SDN.BHD. マレーシア国セランゴール州 千マレーシアリンギット2,500 工業製品 100.0 当社製品の販売
    THAI NICHIAS ENGINEERING CO.,LTD. タイ王国ラヨーン県 千タイバーツ15,000 プラント向け工事・販売 100.0(51.0) 当社製品を用いた工事施工
    NICHIAS (SHANGHAI) TRADING CO., LTD. 中華人民共和国上海市 千米ドル200 工業製品 100.0 当社製品の販売
    NICHIAS (SHANGHAI) AUTOPARTS TRADING CO., LTD. 中華人民共和国上海市 百万円81 自動車部品 100.0 当社製品の販売
    NAX MFG, S.A.DE C.V. メキシコ合衆国サンルイスポトシ州 千ペソ77,667 自動車部品 100.0 当社製品の製造・販売運転資金の貸付
    蘇州霓佳斯密封材料有限公司 中華人民共和国江蘇省 千米ドル6,000 工業製品 81.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有または被所有割合(%) 関係内容
    蘇州双友汽車零部件有限公司(注)3 中華人民共和国江蘇省 百万人民元106 自動車部品 87.0 当社製品の製造運転資金の貸付
    その他8社
    (持分法適用関連会社)
    東絶工業㈱ 大阪市淀川区 百万円30 工業製品 44.1 当社製品の製造機械装置、土地の賃貸
    その他1社

    (注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

    2.「議決権の所有または被所有割合」欄の(  )内は間接所有で、内数であります。

    3.特定子会社に該当いたします。

    4. 債務超過会社であり、2023年3月末時点で債務超過額は8,135百万円であります。

    5.債務超過会社であり、2022年12月末時点で債務超過額は2,931百万円であります。

    5 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2023年3月31日現在

    セグメントの名称 従業員数(人)
    プラント向け工事・販売 776 [346]
    工業製品 2,455 [654]
    高機能製品 647 [626]
    自動車部品 1,337 [561]
    建材 797 [127]
    全社(共通) 433 [236]
    合計 6,445 [2,550]

    (注) 1.従業員数は、当社グループで常時就業する人員数(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む)であり、臨時従業員(定年後再雇用者・嘱託社員・パート社員・派遣社員)の人員数は、[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

    2.全社(共通)には、特定セグメントに区分できない人員数を記載しております。

    (2) 提出会社の状況

    2023年3月31日現在

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    1,730 [1,287] 40.8 15.1 7,112,426
    セグメントの名称 従業員数(人)
    プラント向け工事・販売 203 [294]
    工業製品 419 [237]
    高機能製品 319 [360]
    自動車部品 157 [78]
    建材 199 [82]
    全社(共通) 433 [236]
    合計 1,730 [1,287]

    (注) 1.従業員数は、当社で常時就業する人員数(当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む)であり、臨時従業員(定年後再雇用者・嘱託社員・パート社員・派遣社員)の人員数は、[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

    2.全社(共通)には、特定セグメントに区分できない人員数を記載しております。

    3.平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、臨時従業員を除いて算出しており、平均年間給与には、基準外賃金および賞与を含んでおります。

    (3) 労働組合の状況

    当社の労働組合は、ニチアス労働組合(組合員数1,402名)と称し、UAゼンセンに加盟しております。

    なお、労使関係について特記すべき事項はありません。

    (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異

    当事業年度
    名称 管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2 労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1,3
    全労働者 正規雇用労働者 パート・有期労働者
    ニチアス㈱ 1.0 36.1 61.2 67.4 68.2
    メタコート工業㈱ 0.0 33.3 70.4 84.2 81.7
    ㈱福島ニチアス 0.0 100.0 61.8 73.7 83.7
    ニチアスセラテック㈱ 0.0 50.0 78.9 83.9 70.8
    ニチアスエンジニアリングサービス㈱ 0.0 20.0 72.2 73.0 49.1
    新日本熱学㈱ 5.6 60.0 60.4 58.7 69.3
    ㈱熊本ニチアス 0.0 50.0 83.4 85.7 80.0

    (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

    2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

    3.同一労働の賃金に差はなく、等級別人数構成の差によるものであります。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

    文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが合理的であると判断したものであります。

    (1) 会社の経営の基本方針

    当社グループは、1896年にわが国における保温・断熱分野のパイオニアとしてスタートし、様々な産業分野へ「断つ・保つ」の技術を基盤とした製品とサービスを提供することで成長してまいりました。

    2011年には経営理念として

    ニチアス理念

    「ニチアスは、『断つ・保つ』の技術で地球の明るい未来に貢献します。」

    を制定し、「風通しを良くする」「仲間で仕事をする」「全体最適で考える」という具体的行動指針のもと、以下の3項目を「私たちの約束」として掲げ、事業運営を行っております。

    □ルールを守り、社会と共に歩みます。

    □感謝の心を忘れず、お客様の満足を追求します。

    □互いに信頼し、共に成長します。

    (2) 中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標

      当社グループでは、長期ビジョンに「『断つ・保つ』で明るい未来へ」を掲げております。

    「断つ・保つ」の6つの要素技術とニチアス独自のビジネスモデルの歯車を組合せ、さらには、変化に適応するスピードと効率化を加え深化することで、環境と社会課題の解決に向け貢献してまいります。

    ※ 当社グループでは従業員の理解・浸透を目的に、長期ビジョンとコーポレートスローガンは同一にしております。

    ニチアス理念のもと当社グループは、「働きやすい、明るい会社」の実現に向け、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「しくみ・130」(2023年3月期~2027年3月期)を策定し、数値目標、環境目標については、下記のとおりといたしました。当社グループは、長期ビジョンを踏まえ、中期経営計画期間を環境と社会課題の解決に向けた土台をつくるための重要な期間と捉えており、前半3ヵ年を第1ステージ、後半2ヵ年を第2ステージとして、安定的かつ着実な成長を目指してまいります。

    □ 数値目標

    2023年3月期実績 2025年3月期目標 2027年3月期目標
    売上高(億円) 2,381 2,400 2,500
    営業利益率(%) 12.6 13.0 15.0
    ROE(%) 13.1 12.5 13.0
    ROIC(%) 11.3 11.0 12.0

    □ 環境目標

    2023年3月期実績 2025年3月期目標 2027年3月期目標
    CO2排出量(万t) 22.6 19.4 18.7
    産業廃棄物排出量(千t) 19.1 18.3 17.1

    ※中期経営計画「しくみ・130」において、「し」は従業員と家族の幸せ、「く」は課題解決のための工夫、「み」は持続的成長を目指す明るい未来と定義づけ、外部環境が目まぐるしく変化する中、変化に適応できる「しくみ」を構築し、当社創立130周年となる2027年3月期の目標達成に向け、課題に取り組んでまいります。

    (3) 経営環境及び対処すべき課題

    当社グループは、「断つ・保つ」の技術を基盤として、各種プラント設備向けに製品やエンジニアリングを提供する「プラント向け工事・販売事業」、基幹産業を主な市場とする「工業製品事業」、半導体産業に特化した「高機能製品事業」、自動車メーカーなどを主な客先とする「自動車部品事業」、ビルや住宅の建材を供給・施工する「建材事業」の5つの事業を展開しております。セグメントごとの経営環境及び対処すべき課題は以下のとおりです。

     <プラント向け工事・販売事業>

    プラント向け工事・販売事業では、シール材をはじめとする製品や極低温から超高温に至る領域で独自技術を駆使したエンジニアリングサービスを提供しています。電力、LNG、石油精製・石油化学などのプラント施設に常駐体制を構築することで、各種工事やメンテナンス工事におけるお客さまからのニーズへお応えしています。

    国内市場は人口減少に伴い長期的には縮小傾向にありますが、石油精製・石油化学分野においては、プラントの安定操業を目的とした設備保全に対する投資は継続していくと予想されます。また、政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー由来の発電設備新設、火力発電における燃料の脱炭素化、原子力発電所の再稼働に向けた取組み等も順次進められていくと考えられます。

    このような環境のなか、従来築いてきた全国のプラント施設への常駐体制を維持し、お客さまのニーズに真摯に対応していくとともに、将来見込まれる人手不足や働き方改革に対応するための省力化工法・製品の開発、工事現場管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してまいります。

     <工業製品事業>

    工業製品事業は、半導体・電子部品、自動車、医療、食品、医薬、石油精製・石油化学、電力、鉄鋼、インフラ建設などの幅広い産業分野に対し、生産工場の設備用部材や各種機器の部品として、ガスケット・パッキン、ふっ素樹脂製品、各種断熱材、VOC(揮発性有機化合物)除去フィルター製品などの「断つ・保つ」技術・製品を提供しています。また、当社のマザー事業本部として新規事業創出の役割を担っています。

    外需については、中国環境規制への対応や、EVの急速な普及に伴う電池工場への投資拡大に伴い、VOC除去フィルターや産業用除湿フィルターの需要が増大しています。内需については、半導体関連の大型投資により薬液製造および薬液供給の分野で大型物件が見込まれます。また、建築や医療、食品等の需要は堅調であり、加えて、カーボンニュートラル実現に向け、主力事業分野の一つである省エネ関連製品(断熱材)への関心が高まっています。

    このような環境下で、幅広い産業分野を顧客に持つ工業製品事業本部としては、国内外の有望地域や有望成長市場における機会損失を最小限とするべく、需要増に対応できるよう設備投資や生産体制整備を積極的に進めてまいります。また、カーボンニュートラルに向けた市場および顧客の構造転換を見極め、「断つ・保つ」技術を基軸とした戦略製品群の開発・拡充を行っていくことで、社会要求に対応してまいります。

     <高機能製品事業>

    高機能製品事業では、技術革新の早いエレクトロニクス関連産業分野のなかで、半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)製造プロセスにおける、熱・薬液・ガスなどに関わる先進の部品や部材(樹脂・ゴム製品、ヒータ・無機断熱製品)を提供しています。

    半導体市場の2023年前半は、スマートフォンやPC向けの需要減に伴い、半導体メモリに対する投資が抑制された上、米国の対中輸出規制強化も加わり、調整局面に入る見込みです。

    ただし、2024年以降は徐々に需要が持ち直すと予想されます。中長期的にはIoT・AI・5G・メタバースの普及、加速するデータ社会により、半導体市場は拡大・成長していくと考えております。

    このような環境のなか、将来の市場拡大に備えた生産体制の構築を進めるとともに、将来の環境規制にも配慮した先進技術や材料開発を展開してまいります。

     <自動車部品事業>

    自動車部品事業では、シリンダーヘッドガスケットなどの流体の漏れを「断つ」機能製品であるシール材をはじめ、自動車の進化に対応した防熱、防音、制振関連の製品や技術を提供しています。

     2022年の世界全体の自動車生産台数は、原材料不足や半導体不足が続いており、先行き不透明な状況が続いていますが、長期的には中国、ASEAN、インドを中心に伸長が予想されています。また、脱炭素に向けた取組みが加速しており、世界各国で厳しい環境規制や新エネルギー車の導入目標が設定され、EV(電気自動車)へのシフトが進んでいます。

    このような環境のなか、進化を続ける自動車産業の未来に貢献すべく、長年培ってきた技術を駆使し、時代のニーズに対応した高付加価値製品の創出、開発を進めていくとともに、グローバルでの拡販と原価低減活動を推進し利益確保に注力してまいります。

     <建材事業>

    建材事業では、不燃・断熱・耐火などの性能を備えた建材を提供するとともに、その建材を活用した施工事業も展開しており、オフィスビル、住宅、工場、研究施設などの、より安全で快適な空間づくりに寄与しています。

    住宅市場における近年の新設着工戸数は緩やかに減少しており、今後も同様の傾向が続くと予想されます。一方、非住宅における新設着工需要は、物流倉庫の新設については旺盛であり、都市部の大型再開発事業についても計画通り進むと考えられますが、工場、店舗等については回復に遅れがみられます。

    このような環境のなか、当社の戦略としては、建築物には欠かせない耐火被覆工事の施工性を大きく改善させた巻付け耐火被覆材をはじめとする差別化製品(環境対応型製品)の拡販を進めるとともに、事業の構造改革を進め、収益の改善を進めてまいります。

    2 【サステナビリティに関する考え方及び取り組み】

    文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが合理的であると判断したものであります。

    当社グループでは、従業員が活躍できる職場環境が実現できてこそ、業績向上とサステナブルな未来が望めるものと考えます。従業員の活躍は、より良い技術や製品、サービスを社会に提供することにつながると確信します。このような考えのもと、当社グループは「私たちが目指す姿」として「働きやすい、明るい会社」の実現を掲げ、中期経営計画「しくみ・130」(2023年3月期~2027年3月期)を策定しております。

    中期経営計画においては、サステナビリティに関連する環境や人材などの各項目について、環境委員会をはじめとする各部が検討した結果を経営企画部がとりまとめ、全社課題として設定しております。

    これらの課題の進捗状況については、中期経営計画で制定した「ニチアス幸せ価値指数」を用いて評価し、その成果については経営会議および取締役会に報告する体制としております。ニチアス幸せ価値指数では、ESGの要素を踏まえた事業活動に直結する5つの重要課題のほか、従業員の働く環境(従業員満足度)を定量的に評価しています。同時に、従業員のエンゲージメントサーベイ(従業員幸福度)、従業員を支える家族や当社グループを取り巻くステークホルダーへのアンケートも実施し、総合的な視点で評価・検証を行っています。

    (1) 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への対応

    激甚災害が増加し、経済活動が停滞するなど、気候変動がグローバルに様々な影響を及ぼすことが問題になるなか、当社グループは「断つ・保つ」の技術を基盤とした保温・断熱・保冷などの機能を備えた製品およびサービスの提供を通じ、CO2排出量削減に貢献してきました。当社グループは、気候変動を地球の明るい未来に対する多大なリスクと捉え、地球温暖化の緩和と適応の両面から積極的に活動を推進しております。当社グループは、2021年4月にカーボンニュートラル宣言を制定し、2030年度にCO2排出量を2019年度比で30%削減することを目指し活動しております。また、2023年6月には、気候変動問題に適切に対応すべく、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同を表明しました。今後は、さらなる脱炭素活動を推進するとともに、気候変動に関する情報開示をさらに積極的に進めてまいります。

    <ガバナンス>

    当社グループは、ニチアス環境憲章において、「断つ・保つ」の技術を活かし、地球温暖化をはじめとするさまざまな環境負荷を低減し、持続発展可能な社会の実現に貢献することを宣言しており、気候変動対応を重要事項と捉え、全社環境委員会を中心に、環境負荷を低減した製品開発および製造事業場の環境負荷低減を推進しております。

    全社環境委員会は、代表取締役社長を委員長として、取締役および各本部長から構成され、当社グループの気候変動を含む環境問題にかかわる課題についてリスク・機会の分析や取り組みの立案・推進、中期環境方針の策定・進捗管理などを担っております。全社環境委員会の下には工場部会を設置し、工場部会は、製造事業場の脱炭素目標の達成状況などをチェック、当社グループ全体のパフォーマンスの向上等について議論することにより、製造事業場を監督・指導しております。

    全社環境委員会は、四半期に一度開催され、その討議事項は取締役会に報告し、取締役会の意見は気候変動対応をはじめとする環境対応へ反映しております。

    <リスク管理>

    当社グループは、2030年度を想定し、将来における気温上昇として、1.5℃と4℃の気温帯のシナリオを用いてシナリオ分析を実施しております。具体的には、カーボンニュートラル推進室が中心となって、当社グループ全体のサプライチェーン、各プロセスを想定し、気候変動リスクの洗い出し、分析を実施し、重要な影響を及ぼす事象への対応を進めております。分析で洗い出されたリスクに対する対応策の進捗については四半期に一度開催している全社環境委員会で重要リスクを認識したうえで、必要に応じて取締役会で審議し、リスク回避などの対応やリスク発生時の影響低減に向けて活動を推進しております。

    <戦略>

    当社グループは、国際エネルギー機関(International Energy Agency;IEA)が発行しているWorld Energy Outlook等から、 2030年度を想定し、低炭素社会への移行が進む1.5℃シナリオ(NZEシナリオ)および気候変動が進む4℃シナリオ(STEPSシナリオ)に基づくシナリオ分析を実施し、気候変動によるリスクと機会のインパクトを評価しました。

    1.5℃シナリオにおけるCO2排出およびエネルギー調達に対する炭素価格の影響は大きく、2030年のCO2排出削減対策実施後に当社グループで約26億円の炭素税賦課額※が見込まれ、操業コストが増加する可能性が示されました。この対策として、2050年カーボンニュートラルに向けたCO2排出量削減計画を着実に進めると同時に、環境貢献の高い製品が創出する市場価値を製品・サービス価格に反映していきます。

    ※World Energy Outlook 2022より、先進国140ドル/t-CO2、新興国25ドル/t-CO2[2030年、1.5℃シナリオ]として計算

    (注) 表中の太枠内に記載された項目は、提出日現在において、当社グループが重要性が高いと判断した項目であります。

    さらに当社グループの各セグメントについて1.5℃シナリオにおけるリスクおよび機会の事業インパクトを算定しました。結果は下表の通りです。算定した各インパクトへの適切な対応を進めていきます。

    (注) 表中の太枠内に記載された項目は、提出日現在において、当社グループが重要性が高いと判断した項目であります。

    <指標及び目標>

    当社グループは、2021年4月に2050年のカーボンニュートラルを目指すこととし、中期目標として2030年度のCO2排出量を、2019年度(基準年度)比30%削減することを目標に活動しております。活動は①脱炭素につながるものづくりへの転換、②グループ全体における徹底した省エネルギー、③再生エネルギーの積極的活用の3本柱で進めております。

    ① 脱炭素につながるものづくりへの転換

    製造時のCO2排出量が特に多い製品については、カーボンニュートラルにむけての当社の重点課題ととらえ、事業部門・研究開発部門・製造部門の領域を超えて全社で排出量の削減に努めております。CO2排出量の少ないエネルギーへの転換はもとより、製法の低炭素化も検討しております。また、ライフサイクルを考慮した低炭素製品の開発、移行も実施しております。

    ② グループ全体における徹底した省エネルギー

    省エネ活動は、従来から実施しておりますが、

    ・自社省エネ技術・製品の活用

    ・各種省エネ機器の導入、設備更新、燃料転換の実施

    ・全製造ラインでの不良低減・生産性向上活動によるエネルギーの無駄削減

    ・全従業員の意識・行動による日々の省エネ徹底

    を、ひとつひとつやり切ることを目標に活動をリスタートしております。このような活動を促進するため、2021年度に省エネ設備投資ガイドラインを策定しました。社内炭素価格※(インターナルカーボンプライシング)を導入し、CO2削減につながる投資を促進しております。

    社内炭素価格の効果もあり、2022年度に投資した設備によりCO2削減目標の基準年度である2019年度CO2排出量の約1.5%に相当する約4,000t-CO2/年の削減が見込まれます。

    ※2022年度は10,500円/t-CO2に設定し、2023年度は12,500円/t-CO2に設定

    ③ 再生エネルギーの積極的活用

    製造建屋の屋根上などへの太陽光発電装置の設置を積極的に進めており、先行して実施している国内拠点においては、2025年度までに約2,000t-CO2/年の削減を目標に活動しております。また、地域の再エネ由来電力、環境証書の購入などを推進しており、2022年度は太陽光発電装置、環境証書の購入により、電力に対する再エネ比率は2021年度の0.5%から3.0%に向上しております。  

    (2) 人的資本

    <人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略>

    人材は当社グループの最大の資産と捉えます。永続的かつ持続的に企業価値の向上を図る上では、多様な人材が集い、安心して働くことができる環境整備、風土醸成が重要と考えており、当社グループでは「ニチアスグループ人権方針」を制定し、ダイバーシティの推進など、人権尊重の取り組みに力を入れております。なかでも、管理職に占める女性労働者の割合が低い状況にあることから、中長期的な視点に立って将来の女性管理職候補者の採用・育成を図り、正社員における女性比率を高めていくことを目標としております。

    また、従業員の健康と安全が企業活動の基盤と捉え、「ニチアスグループ健康経営宣言」を制定し、会社と従業員およびその家族と健康保険組合が一体となって、健康づくりを推進しています。ワークライフバランスを念頭に、心身ともに健康増進を図る上で、有給休暇取得を促進するとともに、時間外労働時間の削減を目標に掲げています。

    人材育成については、職務を遂行するために必要な知識やスキルの習得を目的とし、階層別研修や各種集合研修の実施、通信教育の推進を行っています。また、当社グループでは「仲間で仕事をする」ことを合言葉に、従業員の働きがいと生産性の向上の両立を目的とした「NKK(ニチアス改善活動)」に取り組むことで問題解決できる人材の育成を図っております。

    <指標及び目標>

    項目 中期目標(2027年3月期) 2023年3月期実績
    正社員における女性比率 25.0%以上 18.7%
    男性労働者の育児休業取得率 30.0%以上 36.1%
    有給休暇取得率 70.0%以上 71.0%
    1ヶ月の平均時間外労働時間 15.0時間以内 13.8時間

    (注)各項目における中期目標および2023年3月期実績は、提出会社の数値であります。

    3 【事業等のリスク】

    投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    □景気変動、経済情勢のリスク

    当社グループは、ガスケット、パッキンなどのシール材の製造販売、ロックウール、無機繊維などを基材とする各種の無機断熱材の製造販売、ふっ素樹脂など高機能樹脂を使用した耐食材や耐食機器部品の製造販売、エンジンおよび周辺機器用のシール材や防音・防熱用機能材などの自動車部品の製造販売、けい酸カルシウム板や断熱材を中心とした各種不燃建材の製造販売、また、電力・ガス、石油精製・石油化学プラントの保温保冷工事、フリーアクセスフロア工事などを事業として行っており、需要先は石油精製・石油化学、化学、鉄鋼、電力・ガス、自動車、半導体、建設など幅広い産業分野にわたっています。このため、全産業の設備投資動向、また耐食材については半導体の需要動向、自動車部品については自動車の生産、販売台数の動向、建材については住宅およびビル建設需要の動向に依存し、最終的には内外の景気動向や経済情勢次第で業績が変動する可能性があります。

    □海外事業活動のリスク

    当社グループはアジアをはじめとして海外で事業を展開しております。海外での事業においては、通常予期しえない法律や規制の変更あるいは急激な金融情勢の変化など、経済的に不利な要因の発生や政治的混乱などのリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化した場合、当社グループの海外での活動に支障が生じ、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

    □原材料調達のリスク

    当社グループは、主な原材料として金属、コークス、パルプ、ゴム、ふっ素樹脂等を使用しています。これらの原材料の供給元の経済環境の変化、供給能力の低下などにより、必要な原材料の調達が困難になった場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □債権管理のリスク

    当社グループは取引先に対して、売掛金や受取手形などの債権を有しております。与信管理については常に充分注意しておりますが、予期せぬ貸倒れにより、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □会計上の見積りに係わるリスク

    当社グループは、工事契約に係る収益認識、固定資産減損会計に関連する回収可能価額、繰延税金資産の回収可能性等に関して見積りを行っております。これらの見積りは、将来に関する一定の仮定に基づいて作成しており、それらの見直しにより当社グループの業績や財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □退職給付債務のリスク

    当社グループの年金資産の時価が下落した場合や年金資産の運用利回りが低下した場合、または、予定給付債務を計算する前提となる基礎率などに変更があった場合、損失が発生する可能性があります。

    □製品の品質維持のリスク

    当社グループは、各生産拠点において品質保証の国際規格ISO9001のもとで各製品を製造しておりますが、全ての製品について欠陥が無く、将来クレームが発生する可能性が全くないという保証はありません。製品の欠陥は当社グループの評価に影響を与え、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □情報セキュリティのリスク

    当社グループは、当社および顧客・取引先についての個人情報・機密情報を保有しており、これらの情報の外部流出を防止するために、社内ルールの整備、教育の徹底、セキュリティシステム強化等の対策を講じていますが、情報の流出が発生した場合には、損害補償等により当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □災害に係わるリスク

    当社グループは国内外に複数の生産拠点などを有しています。製品供給が途絶えた場合の顧客への影響度合い、市場での重要性、代替品への切り替え可能性などを考慮した対策を施しておりますが、当該拠点のいずれかが大規模地震などに被災し稼動困難となった場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

    □アスベスト(石綿)による健康障害者への補償のリスク

    当社および一部の国内子会社は、当社起因のアスベスト疾病により死亡または療養されている従業員および元従業員に対して、社内規程に基づき補償金を支払っております。また、一定の基準を満たされた当社および一部の国内子会社の工場周辺住民の方に救済金を支払っております。今後もアスベストによる健康障害者への補償費用等の負担が継続する可能性があります。

    なお、アスベスト健康被害に関し、損害賠償請求の提訴を受けておりますが、当社といたしましては、適切に対処していく所存です。

    4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。

    (1) 経営成績

    売上高(百万円) 営業利益(百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1株当たり当期純利益(円)
    当連結会計年度 238,116 29,954 21,398 322.59
    前連結会計年度 216,236 26,264 22,034 332.18
    増減 21,879 3,689 △636 △9.59
    増減率(%) +10.1 +14.0 △2.9 △2.9

    当連結会計年度における事業環境は、日本の景気は、一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直しています。製造業では設備投資や生産が復調傾向にあるものの、輸出は弱含みとなっております。海外の景気は、中国では新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響により、一部弱さが残るものの、緩やかに持ち直しており、米国および新興国では持ち直しております。

    このような状況の中、当社グループにおいては、自動車の生産調整の影響もありましたが、半導体製造装置向けの製品需要が高水準で推移したため、当社グループの売上高は、前連結会計年度に対し10.1%増の238,116百万円となりました。

    売上原価については、売上高の増加に伴い前連結会計年度に対し17,250百万円(10.6%)増加の180,107百万円となりました。また、販売費及び一般管理費については、売上高の増加に伴う経費の増加により、前連結会計年度に対し939百万円(3.5%)増加の28,055百万円となりました。

    営業利益については、売上高の増加により、前連結会計年度に対し3,689百万円(14.0%)増加の29,954百万円となり、営業利益率は12.6%となりました。

    営業外収益については、為替差益の減少により前連結会計年度に対し1,188百万円(25.4%)減少の3,490百万円となりました。また、営業外費用については、前連結会計年度に対し8百万円(2.4%)減少の362百万円となりました。

    上記の結果、経常利益については、前連結会計年度に対し2,509百万円(8.2%)増加の33,082百万円となりました。また、建材部門の事業構造見直しによる国内ロックウール断熱材製造拠点の再編に伴う事業整理損失1,176百万円および国内自動車部品製造拠点の固定資産の減損損失679百万円を特別損失に計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益については、前連結会計年度に対し636百万円(2.9%)減少の21,398百万円となりました。

    当連結会計年度のセグメント別の経営成績は以下のとおりです。

    <プラント向け工事・販売>

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
    売上高 58,969 65,242 6,273 +10.6
    セグメント利益 6,164 8,426 2,261 +36.7

    プラント向け工事・販売については、石油精製、石油化学向けを中心に需要が堅調に推移したため、売上高は前連結会計年度に対し10.6%増の65,242百万円、セグメント利益は前連結会計年度に対し36.7%増の8,426百万円となりました。

    <工業製品>

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
    売上高 47,903 51,566 3,662 +7.6
    セグメント利益 8,033 8,984 950 +11.8

    工業製品については、中国の経済状況悪化の影響で環境製品の需要が減少しましたが、国内での電子部品やインフラ向けシール材、無機断熱材の需要が堅調に推移したため、売上高は前連結会計年度に対し7.6%増の51,566百万円、セグメント利益は前連結会計年度に対し11.8%増の8,984百万円となりました。

    <高機能製品>

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
    売上高 36,019 45,159 9,140 +25.4
    セグメント利益 7,931 10,957 3,025 +38.1

    高機能製品については、半導体メモリを中心に投資減少の傾向にあり、先々については不透明な状況にあるものの、半導体製造装置向け製品の需要が高水準で推移したため、売上高は前連結会計年度に対し25.4%増の45,159百万円、セグメント利益は前連結会計年度に対し38.1%増の10,957百万円となりました。

    <自動車部品>

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
    売上高 44,662 46,750 2,088 +4.7
    セグメント利益 4,032 2,467 △1,565 △38.8

    自動車部品については、中国での新型コロナウイルス感染症拡大に伴う都市封鎖や、サプライチェーンの混乱による自動車の生産調整が続きましたが、為替相場の円安進行により、売上高は前連結会計年度に対し4.7%増の46,750百万円となりました。一方で、原材料価格の上昇等の影響により、セグメント利益は前連結会計年度に対し38.8%減の2,467百万円となりました。

    <建材>

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
    売上高 28,681 29,396 714 +2.5
    セグメント利益又は損失(△) 102 △880 △982

    建材については、耐火被覆材の需要が堅調に推移したため、売上高は前連結会計年度に対し2.5%増の29,396百万円となりました。一方で、原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇等の影響により、セグメント損失は880百万円(前連結会計年度はセグメント利益102百万円)となりました。

    生産、受注及び販売の状況は以下のとおりです。

    ①生産実績

    当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 生産高(百万円) 前年同期比(%)
    工業製品 42,773 +13.3
    高機能製品 29,830 +21.0
    自動車部品 38,417 +0.4
    建材 8,831 +2.5
    合計 119,853 +9.7

    (注) 1.金額は販売価格によっております。

    2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    ②受注実績

    当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 受注高(百万円) 前年同期比(%) 受注残高(百万円) 前年同期比(%)
    プラント向け工事・販売 68,514 +14.4 19,048 +20.7
    工業製品 52,289 +2.6 9,731 +8.0
    高機能製品 44,916 +0.7 14,426 △1.7
    自動車部品 45,617 △1.9 2,684 △29.7
    建材 29,033 △0.7 5,985 △5.7
    合計 240,372 +3.9 51,877 +4.5

    (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    ③売上実績

    当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

    セグメントの名称 売上高(百万円) 前年同期比(%)
    プラント向け工事・販売 65,242 +10.6
    工業製品 51,566 +7.6
    高機能製品 45,159 +25.4
    自動車部品 46,750 +4.7
    建材 29,396 +2.5
    合計 238,116 +10.1

    (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

    2.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上実績および当該売上実績の総売上実績に対する割合は、当該割合が10%以上の相手先がないため省略しております。

    (2) 財政状態

    当連結会計年度末における総資産は、原材料及び貯蔵品が4,982百万円、現金及び預金が4,835百万円、電子記録債権が3,101百万円、建物及び構築物が2,393百万円、商品及び製品が1,104百万円、受取手形及び売掛金が1,090百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して19,982百万円増加の266,907百万円となりました。

    当連結会計年度末における負債は、未払法人税等が1,237百万円減少しましたが、固定負債のその他に含まれる資産除去債務等が860百万円、支払手形及び買掛金が859百万円、繰延税金負債が668百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して1,762百万円増加の93,165百万円となりました。

    当連結会計年度末における純資産は、利益剰余金が15,428百万円、為替換算調整勘定が1,840百万円、退職給付に係る調整累計額が517百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して18,220百万円増加の173,742百万円となりました。

    (3) キャッシュ・フロー並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    ①キャッシュ・フロー

    当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して4,548百万円増加し58,962百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    営業活動により得られた資金は18,650百万円(前年同期は25,073百万円の獲得)となりました。

    これは、法人税等の支払額10,286百万円、棚卸資産の増加5,227百万円、売上債権の増加4,460百万円等により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益30,822百万円、減価償却費7,454百万円等により資金が増加したことによります。

    (投資活動によるキャッシュ・フロー)

    投資活動により支出した資金は8,651百万円(前年同期は5,523百万円の支出)となりました。

    これは、有形固定資産の取得による支出8,190百万円等により資金が減少したことによります。

    (財務活動によるキャッシュ・フロー)

    財務活動により支出した資金は6,368百万円(前年同期は5,881百万円の支出)となりました。

    これは、配当金の支払額5,967百万円等により資金が減少したことによります。

    ②資本の財源及び資金の流動性

    (資金需要)

    運転資金のうち主なものは、当社グループの製品製造のための原材料購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用及び税金の支払いによるものです。

    設備投資資金需要については、今後成長が見込まれる事業分野を中心に生産設備の増強によるものです。

    (財務政策)

    運転資金及び設備投資資金については、営業活動によるキャッシュ・フローから得られる資金、社債の発行及び金融機関からの借入れにより資金を調達しております。

    (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

    連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

    5 【経営上の重要な契約等】

    該当事項はありません。

    6 【研究開発活動】

    当社グループは、“地球の明るい未来に貢献する”という基本理念のもと、「断つ・保つ」をコアとしたシール技術、断熱技術、防音技術、耐火技術、耐食技術、クリーン技術を用いた製品・サービスを提供しています。これらの事業を支えるため、基盤技術の整備と差別化技術の強化に努め、中長期的視点に立った研究開発、顧客・社会の要望に密着した迅速な開発について、選択と集中を行い進めております。

    当社グループの研究開発活動は、浜松研究所、鶴見研究所の2研究所と各事業部門の技術開発部からなる体制で推進し、研究・開発スタッフはグループ全体で479名であります。

    当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、5,715百万円で売上高の2.4%でありました。当連結会計年度における各部門の研究開発活動及び研究開発費は次のとおりであります。

    (1) プラント向け工事・販売

    エネルギー産業、環境関連産業などから要求される、保温・保冷、高温断熱、耐火に関する構造や吸音・遮音に関する構造、およびそれらの施工システムの研究開発を行っております。

    当セグメントに係わる研究開発費は933百万円であります。

    (2) 工業製品

    環境関連、エネルギー、石油精製・石油化学など各種産業から要求されるシール材、断熱材、耐火材、ふっ素樹脂製品などの部材ならびに装置部品の研究開発を行っております。

    当セグメントに係わる研究開発費は2,076百万円であります。

    (3) 高機能製品

    半導体、液晶製造装置などの産業から要求されるシール材、断熱材、ふっ素樹脂製品などの部材ならびに装置部品の研究開発を行っております。

    当セグメントに係わる研究開発費は801百万円であります。

    (4) 自動車部品

    自動車産業から要求されるシール材、断熱材、吸音材などの部材の研究開発を行っております。

    当セグメントに係わる研究開発費は1,444百万円であります。

    (5) 建材

    ビル建築産業、住宅産業などから要求される断熱材、耐火材、不燃建築材料およびそれらの施工システムなどの研究開発を行っております。

    当セグメントに係わる研究開発費は458百万円であります。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    当社グループにおいては、今後成長が見込まれる事業分野を中心に国内外拠点の拡大、充実、ならびにBCP対応のため、全体で10,069百万円の設備投資を実施いたしました。なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しております。

    当連結会計年度におけるセグメントごとの主要な設備投資状況は次のとおりであります。

    (1) プラント向け工事・販売

    プラント向け工事・販売では、全体で366百万円の投資を行いました。

    (2) 工業製品

    工業製品では、NICHIAS HAIPHONG CO., LTD.の建物および製造設備等、全体で3,586百万円の投資を行いました。

    (3) 高機能製品

    高機能製品では、羽島工場の製造設備等、全体で1,165百万円の投資を行いました。

    (4) 自動車部品

    自動車部品では、全体で960百万円の投資を行いました。

    (5) 建材

    建材では、結城工場の製造設備等、全体で1,231百万円の投資を行いました。

    (6) 全社資産

    全社資産では、王寺工場および結城工場の建物等、全体で2,758百万円の投資を行いました。

    2 【主要な設備の状況】

    当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

    (1) 提出会社

    2023年3月31日現在
    事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) (注)3
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積千㎡) (注)1 リース資産 その他 (注)2 合計
    鶴見工場(横浜市鶴見区) 工業製品高機能製品 製造設備 2,714 713 107(31) - 97 3,632 138[243]
    王寺工場(奈良県北葛城郡) 工業製品自動車部品建材 製造設備 4,213 1,006 25(46) - 1,079 6,325 77[71]
    羽島工場(岐阜県羽島市) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品建材 製造設備 786 334 303(28)[5] - 139 1,563 141[232]
    袋井工場(静岡県袋井市) 工業製品高機能製品自動車部品建材 製造設備 1,574 1,827 157(112) - 663 4,223 218[203]
    郡山分工場(奈良県大和郡山市) 工業製品 製造設備 126 149 54(18) - 31 361 36[6]
    結城工場(茨城県下妻市) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 製造設備 450 850 994(77) - 236 2,532 49[25]
    本社 (注)4(東京都中央区) 統括業務施設 4,724 83 7,046(307) 297 419 12,570 371[98]
    東京支社(東京都中央区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 営業施設 131 0 156(6)[6] - 47 335 194[143]
    大阪支社(大阪市中央区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 営業施設 1,459 0 817(1)[3] - 9 2,287 109[97]
    名古屋支社(名古屋市南区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 営業施設 191 0 146(2)[5] - 56 395 100[53]
    九州支社(福岡市中央区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 営業施設 292 - 455(7)[0] - 5 753 72[76]
    鶴見研究所(横浜市鶴見区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 研究開発設備 221 198 - - 122 542 83[28]
    浜松研究所(浜松市北区) プラント向け工事・販売工業製品高機能製品自動車部品建材 研究開発設備 1,186 37 901(22) - 52 2,176 142[42]

    (2) 国内子会社

    2023年3月31日現在
    会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) (注)3
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積千㎡)(注)1 リース資産 その他(注)2 合計
    メタコート工業㈱ 奈良工場(奈良県北葛城郡)他 自動車部品 製造設備 21 834 - - 56 912 215[280]
    ㈱福島ニチアス 本社工場(福島県相馬郡) 工業製品高機能製品自動車部品 製造設備 35 566 - 4 153 760 162[203]
    国分工業㈱ 本社工場(大阪府柏原市) 工業製品自動車部品 製造設備 262 279 428(9)[0] - 249 1,220 93[23]
    ニチアスセラテック㈱ 本社工場(長野県上水内郡)他 工業製品高機能製品建材 製造設備 2,696 1,232 1,542(128)[5] - 57 5,528 224[105]
    竜田工業㈱ 本社工場(奈良県生駒郡)他 工業製品高機能製品自動車部品建材 製造設備 208 176 200(16)[6] - 99 686 81[61]
    ㈱堺ニチアス 本社工場(堺市堺区)他 工業製品建材 製造設備 424 383 -[26] - 85 893 53[5]
    ㈱熊本ニチアス 本社工場(熊本県菊池郡) 高機能製品 製造設備 71 430 -[8] 3 51 556 149[84]
    ㈱西日本ニチアス 本社工場(岡山県倉敷市) 工業製品 製造設備 133 10 98(4)[0] - 10 252 35[9]
    ㈱APJ 本社工場(神奈川県大和市) 自動車部品 製造設備 0 0 468(10)[0] 0 0 468 91[43]

    (3) 在外子会社

    2023年3月31日現在
    会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) (注)3
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地(面積千㎡)(注)1 リース資産 その他(注)2 合計
    NICHIAS FGS SDN.BHD. 本社工場(マレーシア国) 工業製品自動車部品建材 製造設備 1,351 843 20(1)[161] - 113 2,329 721
    PT.NICHIASROCKWOOLINDONESIA 本社工場(インドネシア共和国) 工業製品自動車部品 製造設備 368 216 -[92] - 236 820 149[283]
    NICHIAS HAIPHONG CO.,LTD. 本社工場(ベトナム社会主義共和国) 工業製品 製造設備 1,650 1,025 -[50] - 616 3,292 455
    蘇州霓佳斯工業製品有限公司 本社工場(中華人民共和国) 工業製品自動車部品 製造設備 235 473 - - 689 1,398 257
    蘇州双友汽車零部件有限公司 本社工場(中華人民共和国) 自動車部品 製造設備 1,297 483 - - 228 2,009 115[17]

    (注) 1.連結会社以外から賃借している土地の面積について、[  ]で外書きしております。

    2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定ならびに使用権資産を含んでおります。

    3.従業員数の[  ]は、臨時従業員数を外書きしております。

    4.提出会社本社の建物及び構築物ならびに土地の中には次のものが含まれており、いずれも子会社に賃貸しております。

    2023年3月31日現在
    会社名 所在地 セグメントの名称 帳簿価額(百万円)
    建物及び構築物 土地(面積千㎡) 合計
    メタコート工業㈱ 岡山市北区 自動車部品 1,075 1,859(118) 2,935
    ㈱福島ニチアス 福島県相馬郡 工業製品高機能製品自動車部品 1,587 430(126) 2,018
    ㈱東京マテリアルス さいたま市南区 工業製品 91 180(0) 271
    ㈱堺ニチアス 堺市堺区 工業製品 2 2,037(37) 2,039
    ㈱熊本ニチアス 熊本県菊池郡 高機能製品 1,458 280(14) 1,738

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    当社グループの設備投資については、今後の需要予測、投資効率、事業戦略等を総合的に勘案して計画しております。
     当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修等の計画は次のとおりであります。

    (1) 重要な設備の新設等

    会社名事業所名 設備の所在地 セグメントの名称 設備の内容 投資予定額 資金調達方法 着手および完了予定 投資目的
    総額(百万円) 既支払額(百万円) 着手 完了
    ニチアス㈱王寺工場 王寺工場(奈良県北葛城郡) 全社資産 工場建物 3,600 1,234 自己資金及び借入金 2021年4月 2024年6月 BCP対応
    ニチアス㈱袋井工場 袋井工場(静岡県袋井市) 高機能製品 製造設備 2,820 1,420 自己資金及び借入金 2021年6月 2024年3月 生産能力増強
    ニチアス㈱羽島工場 羽島工場(岐阜県羽島市) 高機能製品 製造設備 1,400 58 自己資金及び借入金 2021年10月 2023年10月 BCP対応
    蘇州霓佳斯工業製品有限公司 本社工場(中国) 工業製品 工場建物製造設備 1,400 485 自己資金及び借入金 2022年7月 2024年4月 生産能力増強
    ニチアス㈱羽島工場 羽島工場(岐阜県羽島市) 高機能製品 製造設備 670 52 自己資金及び借入金 2022年9月 2023年10月 生産能力増強
    ㈱福島ニチアス 福島工場(福島県相馬郡) 高機能製品 工場建物製造設備 1,130 322 自己資金及び借入金 2022年11月 2023年12月 生産能力増強
    ニチアス㈱王寺工場 王寺工場(奈良県北葛城郡) 高機能製品 製造設備 760 10 自己資金及び借入金 2022年12月 2024年3月 生産能力増強

    (2) 重要な設備の売却及び除却等

    経常的な設備の更新のための売却及び除却等を除き、重要な設備の売却及び除却等の計画はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 120,000,000
    120,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2023年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2023年6月29日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 67,811,917 67,811,917 東京証券取引所プライム市場 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
    67,811,917 67,811,917

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

     該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2018年10月1日 △67,811,917 67,811,917 12,128 12,569

    (注)  2018年6月28日開催の第202期定時株主総会決議により、2018年10月1日付けで当社普通株式2株を1株とする株式併合を実施しております。これにより、発行済株式総数は67,811,917株減少し、67,811,917株となっております。

    (5) 【所有者別状況】

    2023年3月31日現在

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数(人) 38 27 281 221 13 7,120 7,700
    所有株式数(単元) 266,917 7,989 68,481 173,945 32 159,379 676,743 137,617
    所有株式数の割合(%) 39.44 1.18 10.12 25.70 0.01 23.55 100.00

    (注) 1.自己株式1,480,618株は「個人その他」に14,806単元、および「単元未満株式の状況」に18株含めて記載しております。

    なお、自己株式1,480,618株は、株主名簿記載上の株式数であり、2023年3月31日現在の実保有残高は1,480,118株であります。

    2.上記「その他の法人」の中には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が10単元含まれております。

    (6) 【大株主の状況】

    2023年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数(株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町二丁目11番3号 8,743,400 13.18
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 5,833,700 8.79
    ニチアス持株会 東京都中央区八丁堀一丁目6番1号 5,688,610 8.58
    株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 2,097,100 3.16
    みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海一丁目8番12号 2,090,800 3.15
    三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 1,557,500 2.35
    住友生命保険相互会社 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 1,437,000 2.17
    日本生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 1,259,118 1.90
    トヨタ自動車株式会社 愛知県豊田市トヨタ町1番地 1,237,851 1.87
    ニチアス自社株投資会 東京都中央区八丁堀一丁目6番1号 1,048,099 1.58
    30,993,178 46.72

    (注)三井住友DSアセットマネジメント株式会社から、2022年11月22日付で関東財務局長に提出された大量保有報告書の変更報告書により、同年11月15日現在で三井住友DSアセットマネジメント株式会社ほか共同保有者が、それぞれ以下のとおり株式を所有している旨の報告を受けておりますが、当社としては、各社の2023年3月31日現在の実質保有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には、株式会社三井住友銀行については株主名簿上の株式数を記載し、ほかの1社は含めておりません。

    氏名又は名称 住所 保有株券等の数(株) 株券等保有割合(%)
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 2,874,300 4.24
    株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 2,097,100 3.09

    (7) 【議決権の状況】

    ① 【発行済株式】

    2023年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) 普通株式 1,480,100 普通株式 1,480,100 単元株式数  100株
    普通株式 1,480,100
    完全議決権株式(その他) 普通株式 66,194,200 普通株式 66,194,200 661,942 同上
    普通株式 66,194,200
    単元未満株式 普通株式 137,617 普通株式 137,617
    普通株式 137,617
    発行済株式総数 67,811,917
    総株主の議決権 661,942

    (注) 「完全議決権株式(その他)」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が1,000株(議決権の数10個)含まれております。

    ② 【自己株式等】

    2023年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    ニチアス株式会社 東京都中央区八丁堀一丁目6番1号 1,480,100 1,480,100 2.18
    1,480,100 1,480,100 2.18

    (注) 株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が500株(議決権の数5個)あります。なお、当該株式数は上記①「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」の欄の普通株式に含まれております。

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 990 2,363,113
    当期間における取得自己株式(注) 200 536,800

    (注) 当期間における取得自己株式には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(円) 株式数(株) 処分価額の総額(円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(注)1 100 274,428
    保有自己株式数(注)2 1,480,118 1,480,318

    (注)1.当事業年度の内訳は、単元未満株の売渡請求に応じたことによる減少であります。

      2.当期間における「保有自己株式数」には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取および売渡による株式は含まれておりません。

    3 【配当政策】

    当社グループは、収益力を高めるために経営基盤の強化を図りながら、配当可能利益の拡大と株主価値の向上を通じて株主のみなさまに対する長期的かつ適正な利益還元を図る一方、再投資のための内部留保を充実することを利益配分の基本方針としております。

    このような基本方針のもと、配当につきましては安定した配当の継続に重点を置き、さらに当該期の利益水準や財務状況、将来の事業展開に向けた設備投資や研究開発に必要な投資資金などを総合的に勘案して実施することとしております。また、株主のみなさまへの利益還元に関する目標としましては、2022年11月に発表いたしました「配当方針の変更に関するお知らせ」において、DOE3.5%以上を目安とし、現在の中期経営計画期間中において累進配当の継続を基本方針とすることを定めております。

    当事業年度の配当金につきましては、第2四半期には1株当たり46円の配当を実施し、期末配当については1株当たり46円といたしました。

    また、2024年3月期の配当金につきましては、上記の方針に基づき、中間配当金は1株当たり48円、期末配当金は1株当たり48円を予定しておりますが、財務状況や次期の業績等を総合的に勘案したうえで、最終的に決定させていただきます。

    なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円)
    2022年11月7日取締役会決議 3,051 46
    2023年6月29日定時株主総会決議 3,051 46

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ①  コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    当社は、経営の透明性、公正性、効率性を高めてグループ会社を含めた企業価値を長期にわたり安定的に向上させることが経営の最重要課題と考えております。また、企業価値の向上は、公正な企業活動により社会的な使命を果たし、株主や顧客の皆さまをはじめとするステークホルダーの信頼と支持を得てはじめて可能であり、コーポレート・ガバナンスの充実は、そのための体制づくりに向けた基本的な命題であると認識しております。

    ② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由

    当社は監査役会制度を採用しております。有価証券報告書提出日現在、取締役は8名(内、社外取締役3名)、監査役は5名(内、社外監査役3名)であり、当社の企業統治体制の概要は以下のとおりであります。

    ア 当社の取締役会は、経営の透明性、公正性を高め、かつ意思決定を迅速に効率的に行うため、当社事業に精通した5名の取締役と、独立した立場から自由に提言できる3名の社外取締役で構成されております。取締役会は毎月定例日に1回、および必要な場合は臨時に開催し、取締役会規程に定める様々な重要事項を決定するとともに業務執行の状況を監督しております。

    イ 取締役会を効率化するための審議機関として、取締役、常勤監査役、執行役員本部長および社長が指定した者により構成される「経営会議」が原則として毎週開催され、稟議案件の承認および全社的な業務運営や個別の重要案件に関して審議・報告しております。

    ウ 取締役会の諮問機関として、「指名委員会」および「報酬委員会」を設置しております。役員候補者の選任については、「指名委員会」が選任基準に照らして、協議・推薦したうえ、取締役会にて審議し、株主総会に候補者を提案しております。取締役の報酬等の決定については、業績、職務の重要性や責任等を勘案して、「報酬委員会」において協議した結果を取締役会にて審議し決定しております。各委員会には、社外取締役および社外監査役をそれぞれ1名以上構成員として加え、役員候補者の選任や報酬決定のプロセスの客観性や妥当性を高めております。なお、有価証券報告書提出日現在の各委員会の構成員は以下のとおりであります。
     指名委員会
      委員長:亀津克己(代表取締役社長)
      委 員:山本司、野瀬満、江藤洋一(社外取締役)、平林良人(社外取締役)、
          岩淵勲(社外監査役)

      報酬委員会
      委員長:亀津克己(代表取締役社長)
      委 員:山本司、関裕昭、和智洋子(社外取締役)、村瀬幸子(社外監査役)、

           髙野信彦(社外監査役)

    エ 当社の監査役会は、経営監視のための機能の客観性と中立性を確保するため、それぞれ異なった専門分野(会社経営、法律および財務・会計)を持った、自由な立場で意見を述べることができる3名の社外監査役と、様々な当社業務経験を持つ2名の常勤監査役とによって構成されております。監査役会は原則として毎月1回開催され、監査状況の報告のほか、経営執行の適法性等について活発な意見が交わされております。また、取締役会等においては、高い見地から経営に対し積極的に意見表明を行っております。

    当社は上記企業統治体制が有効に機能していると考えております。

    なお、当社のコーポレート・ガバナンスの模式図は次頁のとおりであります。

     

    ③ 当事業年度における取締役会および指名・報酬委員会の活動状況

    取締役会では、2023年3月期を初年度とする5ヵ年の中期経営計画「しくみ・130」に基づく収益性の向上、効率的運営、環境対応、基盤強化などの諸施策のほか、事業の選択と集中として主に建材事業についての議論、審議等を行いました。また、具体的な投資案件の進捗状況や、気候変動対応、サイバーセキュリティ対応などについても定期的なモニタリングを実施しております。

    指名・報酬委員会では、取締役・執行役員候補者の選定に際しては、候補者の経歴および実績、取締役会全体のバランス、各取締役の在任期間等について、報酬の決定に際しては、各取締役・執行役員の業績および評価等を中心に慎重に議論を行いました。

    なお、取締役会および指名・報酬委員会への出席状況については次のとおりであります。

    区分 氏 名 出席状況
    取締役会 指名委員会 報酬委員会
    取締役 亀津 克己 100%(14/14回) 100%(1/1回) 100%(1/1回)
    山本 司 100%(14/14回) 100%(1/1回) 100%(1/1回)
    米澤 昭一 100%(14/14回)
    田邉 智 100%(14/14回)
    佐藤 清 100%(14/14回)
    龍光 幸徳 90%(9/10回)
    江藤 洋一(社外) 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    平林 良人(社外) 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    和智 洋子(社外) 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    監査役 中曽根 淳一 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    関 裕昭 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    岩淵 勲 (社外) 86%(12/14回) 0%(0/1回)
    村瀬 幸子(社外) 100%(14/14回) 100%(1/1回)
    髙野 信彦(社外) 100%(14/14回) 100%(1/1回)

    (注)1.( )内は出席回数/在任中の開催回数を示しております。

    2.取締役会の開催回数については、会社法第370条に基づく書面決議による開催を除いております。

    ④ 企業統治に関するその他の事項

    当社が会社法第362条第4項第6号および同条第5項ならびに会社法施行規則第100条の規定に従い、業務の適正を確保するための体制に関する基本方針として取締役会において決議した事項は次のとおりであります。

    ア 取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制

    a 当社および当社グループ会社(会社法第2条第3号の定義による当社の子会社をいう。以下同じ。)の取締役は、「ニチアスグループ コンプライアンス綱領」に定める行動規範を順守し、自らが高い倫理観を持って行動する。

    b 取締役会が取締役の職務の執行を監督するために、各取締役による職務執行の状況に関する主要事項の報告日程およびその他の随時に報告すべき事項をあらかじめ定める。取締役会では、各取締役が重要事項の情報を共有した上で討議し、相互コミュニケーションの確保および相互牽制を図る。

    c 監査役会は、毎事業年度末に取締役に対して、自署、捺印による「取締役業務執行確認書」の提出を求めることにより、職務執行上の義務違反がない旨を自ら確認させる。

    イ 使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制

    a 取締役より1名をコンプライアンス担当役員に任命する。同担当役員が「コンプライアンス委員会」の委員長となり、当社および当社グループ会社のコンプライアンス体制・施策の立案とその展開などを行う。

    b 法令違反の疑いのある行為などを発見した者が直接どこからでも通報できるように、社内外および当社ホームページにコンプライアンスに関する通報受付窓口(コンプライアンス・カウンター)を設ける。なお、通報者にはあらゆる面で不利益を被ることのないように万全の注意を払う旨を「ニチアスグループ コンプライアンス綱領」にて定めている。

    c 法令または社内規定などに反する行為のあった者に対しては、「就業規則」に基づいて厳正にかつ公平な基準で処分する。

    d 反社会的勢力からの要求に対してはこれに応じない旨を「ニチアスグループ コンプライアンス綱領」にて定めている。

    e 内部監査を担当する内部統制監査室の体制と機能を充実させることにより往査の頻度と監査効率を高め、監査結果が遅滞なく経営会議などにおいて報告されるようにする。また、担当取締役はそれらの要旨を取締役会において報告する。

    ウ 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制

    a 取締役の職務執行に係る文書については「文書管理規程」に基づいて管理、保存する。

    b 取締役(および監査役)は取締役の職務執行に係る文書を常時、電子化文書にて閲覧できる。

    エ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    a 取締役会の効率化を図るため、取締役会は、全社的な業務運営にかかる案件の事前審議を経営会議に委任する。経営会議にて審議した案件のうち、「取締役会規程」に定める重要案件については取締役会に報告または付議する。

    b 取締役会は、承認・決定した重要事項について進捗状況をレビューし、事後の対策などを検討する。

    オ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    当社および当社グループ会社のリスク管理を体系的に定める規程に基づいて、それぞれの担当部署において個別の規程や運営要領の制定、マニュアル類の作成・配付、研修の実施などを行う。

    カ 当社および当社グループ会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

    a 当社および当社グループ会社の財務報告の信頼性を確保するため「財務報告に係る内部統制評価の基本方針」に基づき、必要な内部統制に係る体制を整備し、その評価の仕組みを構築している。また、その仕組みが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行う。

    b 当社グループ会社における重要案件については、当社の「子会社管理規程」に基づき、所管事業部長あるいは本部長が、経営会議または取締役会に諮る。

    c 当社グループ会社には当社の取締役または社員を取締役および(または)監査役として派遣(兼任)するとともに、当社の内部統制監査室には各社の内部統制体制の状況についても監査させ、その結果を下記事項キの報告に加える。

    キ 当社グループ会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当該株式会社への報告に関する体制

    a 当社グループ会社の業務について、原則として所管事業本部または管理本部がその状況を管理し、必要な場合は当社グループ会社の業務執行責任者に経営会議への報告を求める。

    b 所管事業本部長または管理本部長は、当社グループ会社の業務執行状況を定期的に取締役会に報告する。

    ク 当社グループ会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    「子会社管理規程」において当社グループ会社における職務権限等をあらかじめ定め、当社グループ会社の取締役はこれに準拠し職務を執行することにより効率化を図る。

    ケ 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項

    監査役よりその職務を補助すべき者の設置につき要請を受けた場合は、監査役と協議の上、適切な使用人を専任で補助に当たらせるものとする。

    コ 前項の使用人の取締役からの独立性に関する事項

    a 前項に記載した監査役に対する補助者を置く場合は、その独立性を確保するため、当該使用人の人事異動に関する決定には、監査役会の事前の同意を得なければならず、その人事考課および懲戒処分については、常勤監査役と協議の上で決定しなければならない。

    b 監査役より監査役を補助すべき要請を受けた者は、取締役等の指揮・命令は受けないものとする。

    サ 取締役・使用人または当社グループ会社の取締役・監査役・使用人もしくはこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告をするための体制

    a 当社および当社グループ会社の役員および社員は、当社および当社グループ会社に重大な影響を及ぼす事項、内部監査による法令違反などの重大事態を認知した場合は、既存の会議体における報告機会を待たずに速やかに監査役に報告する。

    b 上記事項アのbに記載した取締役の職務執行状況の報告に関する事項については、監査役と協議の上でこれらの計画を策定する。

    シ 監査役へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制

    当社および当社グループ会社は、当社の監査役へ報告を行った者に対して、あらゆる面で不利益を被ることがないよう、万全の注意を払う。

    ス 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払いまたは償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項

    当社は、監査役がその職務の執行について、当社に対し費用の前払い等の請求をしたときは、速やかに当該費用を支払う。

    セ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

    a 監査役に対しては重要な意思決定に関する会議体の日程を文書で伝え、監査役が出席を望む会議にはいつでも出席して意見を述べることができることとする。

    b 監査役会は、代表取締役社長および会計監査人それぞれとの間で定期的に意見交換会を開催する。 

    ⑤  責任限定契約の内容の概要

    定款の規定に基づいて、現在、当社と非業務執行取締役および監査役の全員との間で以下の概要の責任限定契約を締結しております:

    非業務執行取締役または監査役が任務を怠ったことにより当社に損害を与えた場合、ただし、その職務の執行において善意でかつ重大な過失が無いときに限り、当該非業務執行取締役または監査役の賠償責任は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を上限として、その額を超える部分については免責される。

    ⑥ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要

    当社は、当社および子会社の取締役および監査役全員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する、以下の概要の役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、その保険料全額を当社が負担しております:

    会社訴訟、株主代表訴訟、第三者訴訟等により、被保険者が負担することとなった争訟費用および損害賠償金等を、当該保険契約の支払限度額の範囲内で填補する。ただし、被保険者の不正行為や、被保険者が法令に違反することを認識しながら行った行為等に起因する損害等については填補の対象外とする。

    ⑦  取締役の定数

    当社の取締役は15名以内とする旨を定款で定めております。

    ⑧  取締役の選任の決議要件

    当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めております。

    また、取締役の選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。

    ⑨  株主総会の特別決議要件

    当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の決議(特別決議)について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

    ⑩  株主総会決議事項のうち取締役会で決議することができる事項

    当社は、以下の株主総会決議事項につき取締役会で決議することができる旨を定款で定めております。

    ア 自己株式の取得

    会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得すること。これは機動的な資本政策を遂行できるようにすることを目的とするものであります。

    イ 取締役および監査役の責任減免

    会社法第426条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって、任務を怠ったことによる取締役および監査役(取締役および監査役であった者を含む。)の当社に対する損害賠償責任を、法令の定める限度において免除すること。これは取締役および監査役が期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものであります。

    ウ 中間配当

    会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うこと。これは、株主への機動的な利益還元を行えるようにするためのものであります。

    (2) 【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性11名 女性2名 (役員のうち女性の比率15.4%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    代表取締役社長 亀 津 克 己 1962年7月28日生 1985年3月 当社入社 2007年4月 当社工業製品事業本部高機能樹脂製品事業部東京営業部長 2008年3月 当社工業製品事業本部工業製品事業部東日本第三営業部長 2009年4月 当社工業製品事業本部工業製品事業部海外営業部長 2010年3月 当社工業製品事業本部海外営業部長 2011年4月 当社工業製品事業本部営業統括部長兼海外営業部長 2013年4月 当社工業製品事業本部副本部長兼海外営業部長 同 年6月 当社執行役員 2014年3月 株式会社イノクリート代表取締役社長 2016年4月 当社基幹産業事業本部長 同 年6月 当社取締役執行役員 2019年6月 当社取締役常務執行役員 2022年4月 当社経営企画担当 同 年6月 当社代表取締役社長(現任) 1985年3月 当社入社 2007年4月 当社工業製品事業本部高機能樹脂製品事業部東京営業部長 2008年3月 当社工業製品事業本部工業製品事業部東日本第三営業部長 2009年4月 当社工業製品事業本部工業製品事業部海外営業部長 2010年3月 当社工業製品事業本部海外営業部長 2011年4月 当社工業製品事業本部営業統括部長兼海外営業部長 2013年4月 当社工業製品事業本部副本部長兼海外営業部長 同 年6月 当社執行役員 2014年3月 株式会社イノクリート代表取締役社長 2016年4月 当社基幹産業事業本部長 同 年6月 当社取締役執行役員 2019年6月 当社取締役常務執行役員 2022年4月 当社経営企画担当 同 年6月 当社代表取締役社長(現任) (注)1 28,300
    1985年3月 当社入社
    2007年4月 当社工業製品事業本部高機能樹脂製品事業部東京営業部長
    2008年3月 当社工業製品事業本部工業製品事業部東日本第三営業部長
    2009年4月 当社工業製品事業本部工業製品事業部海外営業部長
    2010年3月 当社工業製品事業本部海外営業部長
    2011年4月 当社工業製品事業本部営業統括部長兼海外営業部長
    2013年4月 当社工業製品事業本部副本部長兼海外営業部長
    同 年6月 当社執行役員
    2014年3月 株式会社イノクリート代表取締役社長
    2016年4月 当社基幹産業事業本部長
    同 年6月 当社取締役執行役員
    2019年6月 当社取締役常務執行役員
    2022年4月 当社経営企画担当
    同 年6月 当社代表取締役社長(現任)
    代表取締役専務執行役員内部統制コンプライアンスCSR・経理担当 山 本  司 1961年9月23日生 1986年3月 当社入社 2011年7月 日本ロックウール株式会社代表取締役社長 2014年1月 当社建材事業本部統括部長(営業・生産担当)兼建材事業本部改修対策部長 同 年1月 株式会社ニチアスセムクリート代表取締役社長 2017年4月 当社経営企画部長 2018年4月 当社管理本部副本部長兼総務部長 同 年6月 当社執行役員 2020年6月 当社管理本部長 2021年6月 当社取締役執行役員 2022年6月 当社代表取締役専務執行役員(現任) 同 年6月 当社内部統制・コンプライアンス・CSR・経理担当(現任) 1986年3月 当社入社 2011年7月 日本ロックウール株式会社代表取締役社長 2014年1月 当社建材事業本部統括部長(営業・生産担当)兼建材事業本部改修対策部長 同 年1月 株式会社ニチアスセムクリート代表取締役社長 2017年4月 当社経営企画部長 2018年4月 当社管理本部副本部長兼総務部長 同 年6月 当社執行役員 2020年6月 当社管理本部長 2021年6月 当社取締役執行役員 2022年6月 当社代表取締役専務執行役員(現任) 同 年6月 当社内部統制・コンプライアンス・CSR・経理担当(現任) (注)1 12,000
    1986年3月 当社入社
    2011年7月 日本ロックウール株式会社代表取締役社長
    2014年1月 当社建材事業本部統括部長(営業・生産担当)兼建材事業本部改修対策部長
    同 年1月 株式会社ニチアスセムクリート代表取締役社長
    2017年4月 当社経営企画部長
    2018年4月 当社管理本部副本部長兼総務部長
    同 年6月 当社執行役員
    2020年6月 当社管理本部長
    2021年6月 当社取締役執行役員
    2022年6月 当社代表取締役専務執行役員(現任)
    同 年6月 当社内部統制・コンプライアンス・CSR・経理担当(現任)
    取締役常務執行役員技術本部長 兼安全衛生・環境・品質保証統括 田 邉   智 1960年5月23日生 1989年4月 当社入社 2006年4月 当社鶴見工場高機能樹脂製品製造部長 2007年4月 当社鶴見工場長 2009年8月 当社経営企画部長 2012年4月 当社高機能製品事業本部技術生産統括部長兼樹脂技術開発部長 2013年4月 当社高機能製品事業本部副本部長 同 年6月 当社執行役員 2014年4月 当社技術本部長(現任) 2019年6月 当社取締役執行役員 2021年6月 当社取締役常務執行役員(現任) 2023年6月 当社安全衛生・環境・品質保証統括(現任) 1989年4月 当社入社 2006年4月 当社鶴見工場高機能樹脂製品製造部長 2007年4月 当社鶴見工場長 2009年8月 当社経営企画部長 2012年4月 当社高機能製品事業本部技術生産統括部長兼樹脂技術開発部長 2013年4月 当社高機能製品事業本部副本部長 同 年6月 当社執行役員 2014年4月 当社技術本部長(現任) 2019年6月 当社取締役執行役員 2021年6月 当社取締役常務執行役員(現任) 2023年6月 当社安全衛生・環境・品質保証統括(現任) (注)1 13,600
    1989年4月 当社入社
    2006年4月 当社鶴見工場高機能樹脂製品製造部長
    2007年4月 当社鶴見工場長
    2009年8月 当社経営企画部長
    2012年4月 当社高機能製品事業本部技術生産統括部長兼樹脂技術開発部長
    2013年4月 当社高機能製品事業本部副本部長
    同 年6月 当社執行役員
    2014年4月 当社技術本部長(現任)
    2019年6月 当社取締役執行役員
    2021年6月 当社取締役常務執行役員(現任)
    2023年6月 当社安全衛生・環境・品質保証統括(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    取締役執行役員研究開発本部長 佐 藤  清 1962年9月3日生 2003年6月 当社入社 2008年4月 当社浜松研究所研究開発部門GL 2014年8月 当社研究開発本部浜松研究所長 2016年6月 当社執行役員 同 年6月 当社研究開発本部副本部長兼浜松研究所長 2018年4月 当社研究開発本部長(現任) 2021年6月 当社取締役執行役員(現任) 2003年6月 当社入社 2008年4月 当社浜松研究所研究開発部門GL 2014年8月 当社研究開発本部浜松研究所長 2016年6月 当社執行役員 同 年6月 当社研究開発本部副本部長兼浜松研究所長 2018年4月 当社研究開発本部長(現任) 2021年6月 当社取締役執行役員(現任) (注)1 9,000
    2003年6月 当社入社
    2008年4月 当社浜松研究所研究開発部門GL
    2014年8月 当社研究開発本部浜松研究所長
    2016年6月 当社執行役員
    同 年6月 当社研究開発本部副本部長兼浜松研究所長
    2018年4月 当社研究開発本部長(現任)
    2021年6月 当社取締役執行役員(現任)
    取締役執行役員高機能製品事業本部長 龍 光 幸 徳 1965年1月28日生 1988年9月 当社入社 2009年10月 当社工業製品事業本部高機能製品事業部東日本営業部長 2010年3月 当社高機能製品事業本部東日本営業部長 2014年4月 当社高機能製品事業本部統括部長兼東日本営業部長 2016年4月 当社高機能製品事業本部営業統括部長 2017年6月 当社執行役員 同 年6月 当社高機能製品事業本部副本部長 2021年4月 当社高機能製品事業本部副本部長兼企画管理部長 同 年6月 当社高機能製品事業本部長(現任) 2022年6月 当社取締役執行役員(現任) 1988年9月 当社入社 2009年10月 当社工業製品事業本部高機能製品事業部東日本営業部長 2010年3月 当社高機能製品事業本部東日本営業部長 2014年4月 当社高機能製品事業本部統括部長兼東日本営業部長 2016年4月 当社高機能製品事業本部営業統括部長 2017年6月 当社執行役員 同 年6月 当社高機能製品事業本部副本部長 2021年4月 当社高機能製品事業本部副本部長兼企画管理部長 同 年6月 当社高機能製品事業本部長(現任) 2022年6月 当社取締役執行役員(現任) (注)1 12,800
    1988年9月 当社入社
    2009年10月 当社工業製品事業本部高機能製品事業部東日本営業部長
    2010年3月 当社高機能製品事業本部東日本営業部長
    2014年4月 当社高機能製品事業本部統括部長兼東日本営業部長
    2016年4月 当社高機能製品事業本部営業統括部長
    2017年6月 当社執行役員
    同 年6月 当社高機能製品事業本部副本部長
    2021年4月 当社高機能製品事業本部副本部長兼企画管理部長
    同 年6月 当社高機能製品事業本部長(現任)
    2022年6月 当社取締役執行役員(現任)
    取締役 江 藤 洋 一 1950年8月11日生 1978年4月 弁護士登録(現任) 2003年4月 第一東京弁護士会副会長 2005年4月 関東弁護士会連合会副理事長 2006年7月 常石造船株式会社 社外監査役 2010年4月 第一東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長 2011年6月 当社社外監査役 2012年6月 株式会社ジャパンディスプレイ 社外監査役 2014年6月 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター 理事 2015年6月 当社社外取締役(現任) 2016年4月 関東弁護士会連合会理事長 2020年8月 Sunrise Partners株式会社監査役 1978年4月 弁護士登録(現任) 2003年4月 第一東京弁護士会副会長 2005年4月 関東弁護士会連合会副理事長 2006年7月 常石造船株式会社 社外監査役 2010年4月 第一東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長 2011年6月 当社社外監査役 2012年6月 株式会社ジャパンディスプレイ 社外監査役 2014年6月 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター 理事 2015年6月 当社社外取締役(現任) 2016年4月 関東弁護士会連合会理事長 2020年8月 Sunrise Partners株式会社監査役 (注)1
    1978年4月 弁護士登録(現任)
    2003年4月 第一東京弁護士会副会長
    2005年4月 関東弁護士会連合会副理事長
    2006年7月 常石造船株式会社 社外監査役
    2010年4月 第一東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長
    2011年6月 当社社外監査役
    2012年6月 株式会社ジャパンディスプレイ 社外監査役
    2014年6月 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター 理事
    2015年6月 当社社外取締役(現任)
    2016年4月 関東弁護士会連合会理事長
    2020年8月 Sunrise Partners株式会社監査役
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    取締役 平  林  良  人 1944年10月22日生 1968年4月 セイコーエプソン株式会社入社 1987年4月 同社  英国工場  取締役工場長 1993年11月 株式会社テクノファ  代表取締役社長 1995年4月 財団法人日本電気用品試験所  顧問 2000年4月 財団法人日本適合性認定協会  評議員 2001年5月 ISO/TC176/SC2  日本代表エキスパート 2002年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科  非常勤講師 同  年4月 経済産業省管理システム委員会  委員 2004年4月 経済産業省新JISマーク制度委員会  委員 2008年4月 東京大学大学院化学システム工学 共同研究員 同 年6月 当社社外監査役 2013年4月 株式会社テクノファ 取締役会長(現任) 2016年6月 当社社外取締役(現任) 1968年4月 セイコーエプソン株式会社入社 1987年4月 同社  英国工場  取締役工場長 1993年11月 株式会社テクノファ  代表取締役社長 1995年4月 財団法人日本電気用品試験所  顧問 2000年4月 財団法人日本適合性認定協会  評議員 2001年5月 ISO/TC176/SC2  日本代表エキスパート 2002年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科  非常勤講師 同  年4月 経済産業省管理システム委員会  委員 2004年4月 経済産業省新JISマーク制度委員会  委員 2008年4月 東京大学大学院化学システム工学 共同研究員 同 年6月 当社社外監査役 2013年4月 株式会社テクノファ 取締役会長(現任) 2016年6月 当社社外取締役(現任) (注)1
    1968年4月 セイコーエプソン株式会社入社
    1987年4月 同社  英国工場  取締役工場長
    1993年11月 株式会社テクノファ  代表取締役社長
    1995年4月 財団法人日本電気用品試験所  顧問
    2000年4月 財団法人日本適合性認定協会  評議員
    2001年5月 ISO/TC176/SC2  日本代表エキスパート
    2002年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科  非常勤講師
    同  年4月 経済産業省管理システム委員会  委員
    2004年4月 経済産業省新JISマーク制度委員会  委員
    2008年4月 東京大学大学院化学システム工学 共同研究員
    同 年6月 当社社外監査役
    2013年4月 株式会社テクノファ 取締役会長(現任)
    2016年6月 当社社外取締役(現任)
    取締役 和 智 洋 子 1960年4月29日生 1989年4月 弁護士登録(現任) 同 年4月 梶谷綜合法律事務所入所(現在) 2015年6月 当社社外監査役 2016年3月 大塚ホールディングス株式会社 社外監査役 2019年6月 当社社外取締役(現任) 2023年6月 エステー株式会社社外取締役(現任) 1989年4月 弁護士登録(現任) 同 年4月 梶谷綜合法律事務所入所(現在) 2015年6月 当社社外監査役 2016年3月 大塚ホールディングス株式会社 社外監査役 2019年6月 当社社外取締役(現任) 2023年6月 エステー株式会社社外取締役(現任) (注)1
    1989年4月 弁護士登録(現任)
    同 年4月 梶谷綜合法律事務所入所(現在)
    2015年6月 当社社外監査役
    2016年3月 大塚ホールディングス株式会社 社外監査役
    2019年6月 当社社外取締役(現任)
    2023年6月 エステー株式会社社外取締役(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    監査役(常勤) 関  裕 昭 1957年8月27日生 1980年3月 当社入社 2004年5月 当社経営企画室長 2007年6月 当社監査室長 2009年7月 当社内部統制監査室長 2010年9月 当社管理本部経理部長 2015年2月 アスカ株式会社社外監査役 同 年6月 当社執行役員 2016年2月 アスカ株式会社社外取締役(監査等委員) 同 年4月 当社管理本部副本部長 2018年4月 当社管理本部長 2020年6月 当社常勤監査役(現任) 1980年3月 当社入社 2004年5月 当社経営企画室長 2007年6月 当社監査室長 2009年7月 当社内部統制監査室長 2010年9月 当社管理本部経理部長 2015年2月 アスカ株式会社社外監査役 同 年6月 当社執行役員 2016年2月 アスカ株式会社社外取締役(監査等委員) 同 年4月 当社管理本部副本部長 2018年4月 当社管理本部長 2020年6月 当社常勤監査役(現任) (注)2 37,000
    1980年3月 当社入社
    2004年5月 当社経営企画室長
    2007年6月 当社監査室長
    2009年7月 当社内部統制監査室長
    2010年9月 当社管理本部経理部長
    2015年2月 アスカ株式会社社外監査役
    同 年6月 当社執行役員
    2016年2月 アスカ株式会社社外取締役(監査等委員)
    同 年4月 当社管理本部副本部長
    2018年4月 当社管理本部長
    2020年6月 当社常勤監査役(現任)
    監査役(常勤) 野 瀬  満 1962年6月27日生 1986年3月 当社入社 2003年4月 当社人事部労務チームリーダー 2005年4月 当社人事部人事チームリーダー 2007年6月 当社東京支社総務チームリーダー 2010年7月 当社管理本部人事部人事課長 2015年7月 当社内部統制監査室副室長 2016年4月 当社内部統制監査室長 2023年6月 当社常勤監査役(現任) 1986年3月 当社入社 2003年4月 当社人事部労務チームリーダー 2005年4月 当社人事部人事チームリーダー 2007年6月 当社東京支社総務チームリーダー 2010年7月 当社管理本部人事部人事課長 2015年7月 当社内部統制監査室副室長 2016年4月 当社内部統制監査室長 2023年6月 当社常勤監査役(現任) (注)3 21,900
    1986年3月 当社入社
    2003年4月 当社人事部労務チームリーダー
    2005年4月 当社人事部人事チームリーダー
    2007年6月 当社東京支社総務チームリーダー
    2010年7月 当社管理本部人事部人事課長
    2015年7月 当社内部統制監査室副室長
    2016年4月 当社内部統制監査室長
    2023年6月 当社常勤監査役(現任)
    監査役 岩 淵   勲 1945年3月22日生 1968年4月 八幡製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)入社 1992年7月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)君津製鐵所労働部長 同 年7月 千葉県地方労働委員会委員 1994年6月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)環境管理部長 1998年3月 スカイアルミニウム株式会社(現 株式会社UACJ)顧問 同 年4月 同社常務取締役 2003年4月 國學院大學法学部講師(環境法) 同 年10月 古河スカイ株式会社(現 株式会社UACJ)常務取締役 2004年6月 同社専務取締役 2005年6月 同社代表取締役専務取締役 2006年4月 同社代表取締役副社長 2009年6月 同社特別顧問 2015年7月 一般財団法人日本国際ギデオン協会代表理事 2016年6月 当社社外監査役(現任) 1968年4月 八幡製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)入社 1992年7月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)君津製鐵所労働部長 同 年7月 千葉県地方労働委員会委員 1994年6月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)環境管理部長 1998年3月 スカイアルミニウム株式会社(現 株式会社UACJ)顧問 同 年4月 同社常務取締役 2003年4月 國學院大學法学部講師(環境法) 同 年10月 古河スカイ株式会社(現 株式会社UACJ)常務取締役 2004年6月 同社専務取締役 2005年6月 同社代表取締役専務取締役 2006年4月 同社代表取締役副社長 2009年6月 同社特別顧問 2015年7月 一般財団法人日本国際ギデオン協会代表理事 2016年6月 当社社外監査役(現任) (注)2
    1968年4月 八幡製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)入社
    1992年7月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)君津製鐵所労働部長
    同 年7月 千葉県地方労働委員会委員
    1994年6月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)環境管理部長
    1998年3月 スカイアルミニウム株式会社(現 株式会社UACJ)顧問
    同 年4月 同社常務取締役
    2003年4月 國學院大學法学部講師(環境法)
    同 年10月 古河スカイ株式会社(現 株式会社UACJ)常務取締役
    2004年6月 同社専務取締役
    2005年6月 同社代表取締役専務取締役
    2006年4月 同社代表取締役副社長
    2009年6月 同社特別顧問
    2015年7月 一般財団法人日本国際ギデオン協会代表理事
    2016年6月 当社社外監査役(現任)
    監査役 村 瀬 幸 子 1972年8月3日生 1995年4月 ニチハ株式会社入社 2008年9月 弁護士登録(現任) 同 年9月 成和明哲法律事務所入所 2015年11月 株式会社文教堂グループホールディングス社外監査役(現任) 2018年9月 九段坂上法律事務所入所(現在) 2019年6月 当社社外監査役(現任) 2020年6月 マクセルホールディングス株式会社(現 マクセル株式会社) 社外取締役(現任) 2021年3月 ローランド株式会社 社外取締役 1995年4月 ニチハ株式会社入社 2008年9月 弁護士登録(現任) 同 年9月 成和明哲法律事務所入所 2015年11月 株式会社文教堂グループホールディングス社外監査役(現任) 2018年9月 九段坂上法律事務所入所(現在) 2019年6月 当社社外監査役(現任) 2020年6月 マクセルホールディングス株式会社(現 マクセル株式会社) 社外取締役(現任) 2021年3月 ローランド株式会社 社外取締役 (注)3
    1995年4月 ニチハ株式会社入社
    2008年9月 弁護士登録(現任)
    同 年9月 成和明哲法律事務所入所
    2015年11月 株式会社文教堂グループホールディングス社外監査役(現任)
    2018年9月 九段坂上法律事務所入所(現在)
    2019年6月 当社社外監査役(現任)
    2020年6月 マクセルホールディングス株式会社(現 マクセル株式会社) 社外取締役(現任)
    2021年3月 ローランド株式会社 社外取締役
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    監査役 髙 野 信 彦 1956年10月8日生 1975年4月 福岡国税局採用 2006年7月 同局門司税務署長 2007年7月 東京国税局査察部統括国税査察官 2009年7月 同局課税第一部統括国税実査官 2010年7月 同局人事第二課長 2012年7月 同局人事第一課長 2014年7月 国税庁厚生管理官 2015年7月 同庁首席国税庁監察官 2016年7月 熊本国税局長 2017年8月 税理士登録(現任) 同 年8月 髙野信彦税理士事務所所長(現任) 2018年3月 東亞合成株式会社社外取締役(監査等委員)(現任) 2020年6月 当社社外監査役(現任) 1975年4月 福岡国税局採用 2006年7月 同局門司税務署長 2007年7月 東京国税局査察部統括国税査察官 2009年7月 同局課税第一部統括国税実査官 2010年7月 同局人事第二課長 2012年7月 同局人事第一課長 2014年7月 国税庁厚生管理官 2015年7月 同庁首席国税庁監察官 2016年7月 熊本国税局長 2017年8月 税理士登録(現任) 同 年8月 髙野信彦税理士事務所所長(現任) 2018年3月 東亞合成株式会社社外取締役(監査等委員)(現任) 2020年6月 当社社外監査役(現任) (注)2 200
    1975年4月 福岡国税局採用
    2006年7月 同局門司税務署長
    2007年7月 東京国税局査察部統括国税査察官
    2009年7月 同局課税第一部統括国税実査官
    2010年7月 同局人事第二課長
    2012年7月 同局人事第一課長
    2014年7月 国税庁厚生管理官
    2015年7月 同庁首席国税庁監察官
    2016年7月 熊本国税局長
    2017年8月 税理士登録(現任)
    同 年8月 髙野信彦税理士事務所所長(現任)
    2018年3月 東亞合成株式会社社外取締役(監査等委員)(現任)
    2020年6月 当社社外監査役(現任)
    134,800

    (注) 1.取締役の任期は2023年6月29日開催の定時株主総会から1年であります。

    2.監査役関裕昭、岩淵勲、髙野信彦の各氏の任期は2020年6月26日開催の定時株主総会から4年であります。

    3.監査役野瀬満、村瀬幸子の両氏の任期は2023年6月29日開催の定時株主総会から4年であります。

    4.取締役江藤洋一、平林良人、和智洋子の各氏は、社外取締役であります。

    5.監査役岩淵勲、村瀬幸子、髙野信彦の各氏は、社外監査役であります。

    6.当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため、執行役員制を導入しております。取締役でない執行役員は10名で、上席執行役員工業製品事業本部長 淺田啓起、同基幹産業事業本部長 鳥塚幹夫、同安全衛生・環境担当 戸塚優子、執行役員新日本熱学株式会社出向社長 櫻澤純、同人事制度改革・働き方改革担当 川辺達也、同しくみづくり営業担当 藤井浩司、同建材事業本部長 冨松博幸、同管理本部長兼法務部長 馬立浩徳、同自動車部品事業本部長 今中博信、同技術本部副本部長兼安全衛生環境部長 美濃部智の各氏で構成されています。 

    ②  社外役員の状況

    ア 当社の社外取締役は3名、社外監査役は3名であり、当社との利害関係等については次のとおりであります。

    a 社外取締役 江藤洋一氏は、弁護士であり、当社との間に特別な関係はありません。

    b 社外取締役 平林良人氏は、株式会社テクノファの取締役会長を兼職しておりますが、当社と同社との間に特別な関係はありません。

    c 社外取締役 和智洋子氏は、弁護士であり、当社と取引関係のある弁護士事務所に所属する弁護士でありますが、当社の案件には関与しておらず、同事務所との取引規模は、当社の連結売上高と比較してごく僅かであります。また、同氏はエステー株式会社の社外取締役を兼職しておりますが、当社と同社との間に特別な関係はありません。

    d 社外監査役 村瀬幸子氏は、弁護士であり、当社との間に特別な関係はありません。また、同氏は株式会社文教堂グループホールディングスの社外監査役、マクセル株式会社の社外取締役を兼職しておりますが、当社とこれらの株式会社との間に特別な関係はありません。

    e 社外監査役 髙野信彦氏は、税理士であり、当社との間に特別な関係はありません。また、同氏は東亞合成株式会社の社外取締役(監査等委員)を兼職しておりますが、当社と同社との間に特別な関係はありません。

    イ 当社は社外取締役 江藤洋一氏、同平林良人氏、同和智洋子氏、社外監査役 岩淵勲氏、同村瀬幸子氏、同髙野信彦氏の6名を株式会社東京証券取引所に独立役員として届出ております。

    ウ 社外取締役および社外監査役の選任に際しては、会社経営、企業法務、財務および会計等に関して豊富な経験と高い知見を持ち、その職務を遂行できる充分な独立性が確保できていることを条件としております。なお、社外取締役および社外監査役の独立性を客観的に判断するため、次のとおり「独立社外役員の独立性判断基準」を定めております。

    当社において、独立社外役員とは、社外役員のうち、以下のいずれにも該当しない者をいう。
    ① 現在および過去において、当社グループ(注1)の業務執行取締役、執行役員または使用人である者
    ② 現在および就任前5年間において、次のいずれか該当する者
    ア 当社グループを主要な顧客とする者(注2)またはその業務執行取締役、執行役員もしくは使用人である者
    イ 当社グループの主要な発注先である者(注3)またはその業務執行取締役、執行役員もしくは使用人である者
    ウ 当社の主要株主(注4)またはその業務執行取締役、執行役員もしくは使用人である者
    エ 当社グループが主要株主になっている会社(注5)の業務執行取締役、執行役員もしくは使用人である者
    オ 当社グループから役員報酬以外に、一定額以上の金銭その他の財産上の利益(注6)を受けている弁護士、公認会計士、税理士またはコンサルタント等である者(当該利益を得ている者が法人、組合等の団体である場合には、当該団体に所属する者)
    カ 当社グループから一定額以上の寄付または助成(注7)を受けている者またはその理事その他の業務執行者である者
    キ 当社グループの業務執行取締役、執行役員および部長格以上の上級管理職の配偶者または二親等以内の親族
    ③ その他独立社外役員としての職務を果たせないと合理的に判断される事情を有している者
    (注)1.「当社グループ」とは、「当社およびその連結子会社」をいう。
    2.「当社グループを主要な顧客とする者」とは、「その者の年間連結売上高の2%以上の支払いを当社グループから受けた者」をいう。
    3.「当社グループの主要な発注先である者」とは、「当社グループの年間連結売上高の2%以上の支払いを当社グループに行っている者」または「事業年度末における当社グループの連結総資産の2%以上の額を当社グループに融資している者」をいう。
    4.「当社の主要株主」とは、「当社の総議決権の10%以上を直接的または間接的に保有している者」をいう。
    5.「当社グループが主要株主になっている会社」とは、「当社グループが総議決権の10%以上を直接的または間接的に保有している者」をいう。
    6.「一定額以上の金銭その他の財産上の利益」とは、個人の場合は、「その価額が1事業年度につき1,000万円以上」をいい、団体の場合は、「その価額が1億円以上または当該団体の年間連結売上高の2%以上のいずれか高い方」をいう。
    7.「一定額以上の寄付または助成」とは、「年間1,000万円以上」をいう。

    ③ 社外取締役または社外監査役による監督または監査と内部監査、監査役監査および会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係

    社外取締役および社外監査役は、取締役会に出席することを通して、経営会議をはじめとする社内の重要会議の内容について報告を受けております。

    社外取締役は、取締役会に出席し、必要に応じて業務執行部門等から適宜報告および説明を受けて会社経営の監督にあたっており、幅広い経験、見識に基づいた助言を行っております。

    社外監査役は、監査役会を通して、内部監査の状況、会計監査人が実施する会計監査および内部統制監査の状況の報告を受けたことに対し、公正、中立な立場で、専門分野を含めた幅広い経験、見識に基づいた意見を述べており、内部監査、会計監査人による監査、ならびに内部統制部門の業務の執行に適切に反映することで、監査の実効性を高めております。

    また、社外取締役は会計監査人の監査報告に立ち会うほか、社外監査役と共に代表取締役との意見交換会に出席することにより相互連携を図っております。

    (3) 【監査の状況】

    ①  監査役監査の状況

    ア 組織、人員

    当社の監査役会は、監査役5名(常勤監査役2名、社外監査役3名)で構成され、社内の豊富な執行経験と多様な知見を持つ常勤監査役と、それぞれの専門性や他社の役員経験から豊富な知見を有する社外監査役が監査に関連する情報を共有し、さまざまな視点から審議を行っております。

    当事業年度における各監査役の状況は以下のとおりです。

    役職名 氏名 経歴等
    監査役会議長常勤監査役 中曽根 淳一 主に管理部門に従事したほか、当社グループ子会社社長を経験し、自動車部品事業本部長として事業運営に携わることにより、経営および事業運営全般に関する高度な知見を有しています。
    常勤監査役 関 裕昭 経営企画室長、管理本部経理部長、管理本部長などを経験し、経営および事業運営全般に関する高度な知見を有しています。
    社外監査役 岩淵 勲 企業経営者としての豊富な経験と識見ならびに大学講師などを通じて培われた環境問題などに関する高い専門性と幅広い知見を有しています。
    社外監査役 村瀬 幸子 弁護士としての幅広い知見と高度な識見を有しており、また企業法務に関する幅広い知識と経験を有しています。
    社外監査役 髙野 信彦 税理士として培われた専門的な知識や税務・会計に関する豊富な経験等を有しており、また国税庁監察官の経験などを通じて会社の監査に関する高い見識を有しています。

    イ 監査役会の運営状況

     監査役会は、原則として毎月1回開催するほか、必要に応じて適宜開催することとしています。当事業年度においては合計12回開催しております。各監査役の監査役会および取締役会への出席状況は以下のとおりです。

    役職名 氏名 当事業年度の出席状況
    監査役会 取締役会
    常勤監査役 中曽根 淳一 100%(12回/12回) 100%(14回/14回)
    関 裕昭 100%(12回/12回) 100%(14回/14回)
    社外監査役 岩淵 勲 83%(10回/12回) 86%(12回/14回)
    村瀬 幸子 100%(12回/12回) 100%(14回/14回)
    髙野 信彦 100%(12回/12回) 100%(14回/14回)

    また、監査役会は監査に関する重要事項の報告・協議・決議を行い監査の充実を図っております。監査役会における主な検討項目および重点監査項目については以下のとおりです。

    ・監査の方針および監査実施計画

    ・監査報告書の作成

    ・会計監査人の選解任、報酬同意

    ・内部統制システムの整備・運用状況

    ・会計監査人の監査の方法および結果の相当性

    ・監査上の主要な検討事項(KAM)

    ウ 監査役の活動状況

    a 監査役は、監査役会の定める監査方針、監査計画に基づき、取締役会に出席して適宜意見を述べるほか、代表取締役、社外取締役との定期的な会合を開催し、経営全般の課題や監査上の重要課題などについて意見交換を行い、経営執行状況の把握と監視に努めております。

    b 常勤監査役は、監査方針に従い、経営会議、事業部長会議、技術・研究・管理各部門会議などの社内の重要会議に出席し、必要に応じて意見を述べております。これらの会議以外にもコンプライアンス本部委員会、研究開発成果発表会などにも出席し、業務の執行状況を監査するとともに必要に応じて意見を述べております。また、重要な書類などの閲覧、事業所および子会社の往査などを実施し、当社および当社グループの重要な情報についても適時報告を受け、必要に応じて説明を求めるなど日常的に監査活動を行っております。

    なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外拠点など現地での実地監査が困難な拠点については、監査資料の提出を受け、WEB会議システムを活用し、リモートによる監査を実施し、適正な監査の確保に努めております。

    c 会計監査人の監査業務に対しては、独立性の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視、検証しております。また、会計監査人との連携においては、管理本部長、経理部長同席のもとで四半期レビュー、監査状況の報告、また、ガバナンスに関する動向などについて情報を共有し、当社の事業への影響や発生可能性などを含めた議論を行い、緊密に連携を図っております。

    監査上の主要な検討事項(KAM)については、定期的に会計監査人から報告を受け、協議を行っております。

    d 内部統制監査室との連携においては、業務監査などの報告を都度受けており、効率的かつ実効性の高い監査のための情報交換を行っております。

    e 社外監査役としては、取締役会などの重要な会議に出席し、独立した立場で経営の監視を行うほか、常勤監査役からの活動報告および情報を受け、大局的見地から客観的かつ公正な意見を述べ、経営監査機能を果たしております。

    (ご参考)監査役と会計監査人との連携内容

    連携内容 概要 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
    監査計画概要 監査計画および監査報酬案
    四半期レビュー報告 四半期レビュー結果の説明
    監査報告 会社法および金融商品取引法監査の報告
    内部統制監査報告 監査結果の説明
    情報交換・意見交換 KAMやサイバーセキュリティ、サステナビリティ開示等

    ②  内部監査の状況

    内部監査は、内部統制監査室(現在5名)が、「内部監査規程」に基づき、当社グループの業務の適正性並びに、財務報告に係る内部統制を含めた内部統制システム・プロセスの整備および運用状況の監査を計画的に実施しております。内部監査の結果は改善事項を明らかにしたうえで、社長および監査役に対してその都度報告するとともに被監査部署へ通知し、継続的に指摘事項などの改善状況を確認しております。また、年に4回経営会議および取締役会で監査結果、改善状況を報告しております。

    内部統制監査室と監査役は会計監査人も含めて連携を密にし、それぞれの監査活動の効率化や全体的な有効性向上のため、互いの監査計画と監査結果について情報を共有しております。

    ③  会計監査の状況

    ア 監査法人の名称

    有限責任監査法人トーマツ

        イ 継続監査期間

           21年間

    ウ 業務を執行した公認会計士

    小林 弘幸 (継続監査年数1年)

    中安 正 (継続監査年数3年)

    業務執行社員のローテーションに関しては適切に実施されており、原則として連続して7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。

     なお、筆頭業務執行社員については連続して5会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。

    エ 監査業務に係る補助者の構成

    当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、会計士試験合格者5名、その他20名であります。

    オ 監査法人の選定方針と理由

     当社監査役会は、監査法人の選定において、監査法人の品質管理、独立性、監査報酬等の内容・水準、監査役等とのコミュニケーション、経営者等との関係、不正リスクへの対応等の観点から総合的に勘案して選定する方針としております。この方針に基づき、適正な会計監査業務が行われると判断し、有限責任監査法人トーマツを再任しております。

     なお、監査役会は会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合は、監査役全員の同意により、会計監査人を解任いたします。また、上述の場合のほか、会計監査人の適格性または独立性を害する事由の発生により、適正な監査の遂行が困難と認められる場合、監査役会は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。

    カ 監査役および監査役会による監査法人の評価

    当社監査役会は、会計監査人の監査の方法と結果の相当性、独立性および品質管理体制に係る評価項目を基準として、会計監査人からの定期的な監査・レビュー報告の聴取、会計監査人および監査法人の品質管理体制に関する説明聴取、経理部や内部統制監査室からの会計監査人に関する事情聴取などを通じて、総合的に会計監査人の評価を行っております。

    この結果、上記の監査法人は当社の要求する基準を満たしていると評価しております。 

    ④  監査報酬の内容等

    ア 監査公認会計士等に対する報酬
    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 68 66
    連結子会社
    68 66

    イ 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Deloitteグループ)に属する組織に対する報酬(ア を除く)

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 0 1
    連結子会社 8 7 9 7
    8 8 9 8

     当社における非監査業務の内容は税務に関する助言業務であります。

     また、連結子会社における非監査業務の内容は主に移転価格税制に関する助言業務であります。

    ウ その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    エ 監査報酬の決定方針

    当社は、監査公認会計士などに対する監査報酬について、監査計画の内容およびそれに伴う監査時間数などを考慮し、監査役会による同意を得た上で監査報酬を決定しております。

    オ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    当社監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況および報酬見積もりの算出根拠の妥当性について必要な検証を行った結果、適切であると判断し、当該報酬などについて、会社法第399条第1項および同条第2項の同意を行っております。

    (4) 【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    ア 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項

    当社は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を取締役会において決議しており、その概要は以下のとおりです。

    a 当社の取締役の報酬は、金銭による固定報酬およびインセンティブを目的とした株式報酬で構成する。ただし、社外取締役の報酬については、その職責に鑑み、固定報酬のみとする。

    b 固定報酬は、月額32百万円以内とする。また、株式報酬は、一定の譲渡制限期間を付した株式とし、固定報酬とは別枠で年額1億円以内、株式数の上限を年4万株以内とする。

    c 各取締役の報酬額は、その役位に応じた基準額を定めたうえ、具体的な額については業績、職務の重要性や責任等を勘案して、社外取締役および社外監査役を含めた報酬委員会において協議した結果を取締役会に諮り、決定する。

    d 全取締役の固定報酬および株式報酬のそれぞれの総額は、株主総会の決議により定められた限度額の範囲内において決定する。

    イ 当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が決定方針に沿うものであると取締役会が判断した理由

    取締役の個人別の報酬等の内容については、報酬委員会が原案について決定方針との整合性を含め総合的に検討のうえ取締役会に答申しております。従って、取締役会としては、報酬委員会の答申内容が決定方針に沿うものであると判断し、その答申内容を尊重のうえ、取締役の個人別の報酬等の内容を決定しております。

    ウ 取締役および監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項

    取締役の報酬限度額は、1997年6月27日開催の第181期定時株主総会において月額32百万円以内と決議されております。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は18名です。

    取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式報酬の限度額は、2023年6月29日開催の第207期定時株主総会において、上記報酬枠とは別枠で年額1億円以内と決議されております。なお、当該株主総会終結時点の取締役(社外取締役を除く)の員数は5名です。

    監査役の報酬限度額は、2012年6月28日開催の第196期定時株主総会において月額6百万円以内と決議されております。当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は5名です。

    なお、退職慰労金については、取締役および監査役ともに2007年6月28日開催の第191期定時株主総会終結の時をもって廃止しております。

    ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    区分 報酬等の総額(百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    固定報酬
    取     締     役(社外取締役を除く) 275 275 9
    監     査     役(社外監査役を除く) 44 44 2
    社外取締役 39 39 3
    社外監査役 19 19 3

    ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等

    連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 

    (5) 【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものを純投資目的である投資株式に区分し、上記に該当しないものを純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社は、取引先との事業上の関係の強化等を目的として、政策保有株式を保有しており、保有の適否については、保有が上記目的に合致しているか、また資本コストも含めた経済的合理性に合致しているか等を毎年取締役会において検証し、保有が不適切であると判断した場合には、売却等による政策保有株式の縮減を進めてまいります。

    b.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 20 177
    非上場株式以外の株式 22 16,224
    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    該当事項はありません。

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)
    銘柄数(銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)
    非上場株式 1 394
    非上場株式以外の株式 1 7

    c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    ダイキン工業㈱ 301,300 301,300 ふっ素樹脂製品の原材料の供給を受けており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    7,127 6,752
    大和ハウス工業㈱ 1,104,000 1,104,000 無機断熱材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    3,437 3,533
    トヨタ自動車㈱ 755,000 755,000 シール材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    1,419 1,677
    アスカ㈱ 928,440 928,440 遮熱カバー等の自動車部品の供給を受けており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    1,065 947
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 149,149 149,149 主要な取引金融機関であり、資金調達取引、情報収集および協力関係の維持強化を目的として株式を保有しております。
    677 596
    ㈱SCREENホールディングス 47,200 47,200 ふっ素樹脂製品等を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    549 583
    CKD㈱ 190,000 190,000 ふっ素樹脂製品等を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    408 358
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 407,500 407,500 主要な取引金融機関であり、資金調達取引、情報収集および協力関係の維持強化を目的として株式を保有しております。
    345 309
    ㈱みずほフィナンシャルグループ 125,800 125,800 主要な取引金融機関であり、資金調達取引、情報収集および協力関係の維持強化を目的として株式を保有しております。
    236 197
    日本製鉄㈱ 71,000 71,000 メンテナンス工事等の継続的な受注先であり、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    221 154
    スズキ㈱ 31,000 31,000 シール材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    148 130
    月島機械㈱ (注)2 100,000 100,000 シール材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    108 108
    オリンパス㈱ 40,000 40,000 チューブ等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    92 93
    住友不動産㈱ 30,000 30,000 無機断熱材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    89 101
    レイズネクスト㈱ 50,000 50,000 メンテナンス工事等の継続的な受注先であり、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    72 53
    JKホールディングス㈱ 49,817 49,817 無機断熱材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    51 59
    MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱ 11,311 11,311 当社グループ会社が担っている保険業務の重要なパートナーであるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    46 44
    千代田化工建設㈱ 108,000 108,000 メンテナンス工事等の継続的な受注先であり、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    42 50
    中外炉工業㈱ 12,800 12,800 無機断熱材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    23 20
    中部電力㈱ 15,500 15,500 メンテナンス工事等の継続的な受注先であり、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    21 19
    カネコ種苗㈱ 13,000 13,000 農材等の製品を継続的に購入いただいており、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    21 20
    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    九州電力㈱ 20,600 20,600 メンテナンス工事等の継続的な受注先であり、重要な取引先であるため、関係強化を目的として株式を保有しております。
    15 16
    木村化工機㈱ 10,000
    8

    (注)1.定量的な保有効果については記載が困難であるため記載しておりませんが、上記②a.に記載の方法により保有の合理性を検証しております。

       2.月島機械㈱株式は、商号変更によって、2023年4月1日付で月島ホールディングス㈱株式となっております。

       3.「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。

    みなし保有株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    ㈱三井住友フィナンシャルグループ 327,300 327,300 主要な取引金融機関であり、資金調達取引、情報収集および協力関係の維持強化を目的として株式を保有しております。議決権行使については、当社が指図権限を留保しています。
    1,734 1,278
    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

    該当事項はありません。

    第5 【経理の状況】

    1  連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2  監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。

    3  連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、また、会計基準の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、正しい情報の収集に努めております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1) 【連結財務諸表】

    ①  【連結貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 54,597 59,433
    受取手形及び売掛金 ※1 32,031 ※1 33,122
    電子記録債権 ※1 10,860 ※1 13,961
    完成工事未収入金 ※1 21,488 ※1 22,292
    商品及び製品 18,727 19,832
    仕掛品 3,618 3,808
    原材料及び貯蔵品 13,364 18,346
    未成工事支出金 1,010 1,605
    その他 3,742 3,567
    貸倒引当金 △19 △8
    流動資産合計 159,422 175,963
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 ※3,※5 62,657 ※5 67,106
    減価償却累計額及び減損損失累計額 △36,221 △38,276
    建物及び構築物(純額) 26,436 28,829
    機械装置及び運搬具 ※5 80,968 ※5 85,900
    減価償却累計額及び減損損失累計額 △67,651 △72,127
    機械装置及び運搬具(純額) 13,317 13,773
    土地 ※3,※5 14,821 ※5 14,962
    リース資産 239 443
    減価償却累計額 △153 △132
    リース資産(純額) 86 311
    建設仮勘定 4,983 4,008
    その他 ※5 11,875 ※5 12,707
    減価償却累計額及び減損損失累計額 △9,669 △10,439
    その他(純額) 2,206 2,267
    有形固定資産合計 61,851 64,152
    無形固定資産
    ソフトウエア 772 857
    その他 635 668
    無形固定資産合計 1,407 1,525
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※2 17,151 ※2 17,601
    長期貸付金 364 364
    退職給付に係る資産 1,463 1,972
    繰延税金資産 1,355 1,442
    その他 3,936 3,918
    貸倒引当金 △28 △32
    投資その他の資産合計 24,242 25,266
    固定資産合計 87,502 90,944
    資産合計 246,924 266,907
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 22,542 23,401
    電子記録債務 14,421 13,812
    1年内償還予定の社債 - 8,000
    短期借入金 10,145 10,485
    リース債務 144 260
    未払金 6,047 6,453
    未払法人税等 6,087 4,850
    未成工事受入金 ※6 190 ※6 211
    賞与引当金 3,268 3,324
    その他 ※6 4,876 ※6 5,873
    流動負債合計 67,725 76,671
    固定負債
    社債 13,000 5,000
    長期借入金 625 -
    リース債務 617 763
    繰延税金負債 1,921 2,589
    退職給付に係る負債 4,467 4,395
    訴訟損失引当金 ※7 460 ※7 300
    その他 2,584 3,445
    固定負債合計 23,677 16,493
    負債合計 91,402 93,165
    純資産の部
    株主資本
    資本金 12,128 12,128
    資本剰余金 13,857 13,857
    利益剰余金 123,904 139,332
    自己株式 △4,059 △4,061
    株主資本合計 145,830 161,256
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 8,911 9,200
    為替換算調整勘定 890 2,730
    退職給付に係る調整累計額 △1,346 △828
    その他の包括利益累計額合計 8,455 11,103
    非支配株主持分 1,235 1,382
    純資産合計 155,522 173,742
    負債純資産合計 246,924 266,907
    ② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    売上高
    商品及び製品売上高 159,545 180,043
    完成工事高 56,691 58,073
    売上高合計 216,236 238,116
    売上原価
    商品及び製品売上原価 ※1,※6 115,257 ※1,※6 131,068
    完成工事原価 ※6 47,599 ※6 49,038
    売上原価合計 162,856 180,107
    売上総利益 53,380 58,009
    販売費及び一般管理費
    販売費 ※2 8,226 ※2 8,887
    一般管理費 ※3,※6 18,888 ※3,※6 19,167
    販売費及び一般管理費合計 27,115 28,055
    営業利益 26,264 29,954
    営業外収益
    受取利息 81 90
    受取配当金 432 504
    為替差益 1,793 1,048
    受取賃貸料 559 564
    持分法による投資利益 82 59
    雇用調整助成金等 131 155
    投資有価証券売却益 1,121 382
    その他 478 685
    営業外収益合計 4,679 3,490
    営業外費用
    支払利息 146 163
    賃貸収入原価 38 43
    石綿特別拠出金 45 46
    その他 140 109
    営業外費用合計 371 362
    経常利益 30,572 33,082
    特別利益
    固定資産売却益 ※4 1,665 ※4 27
    補助金収入 21 7
    関係会社清算益 ※7 311 -
    訴訟損失引当金戻入額 181 -
    特別利益合計 2,179 34
    特別損失
    固定資産除売却損 ※5 314 ※5 306
    固定資産圧縮損 1,351 -
    減損損失 ※8 246 ※8 679
    事業整理損失 - ※8,※9 1,176
    訴訟損失引当金繰入額 - 84
    新型コロナウイルス感染症による損失 ※10 39 -
    災害による損失 ※11 119 ※11 46
    特別損失合計 2,072 2,293
    税金等調整前当期純利益 30,679 30,822
    法人税、住民税及び事業税 9,128 9,091
    法人税等調整額 △614 190
    法人税等合計 8,513 9,281
    当期純利益 22,166 21,541
    非支配株主に帰属する当期純利益 131 142
    親会社株主に帰属する当期純利益 22,034 21,398

    【連結包括利益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    当期純利益 22,166 21,541
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 △10 289
    為替換算調整勘定 2,008 1,859
    退職給付に係る調整額 △69 519
    その他の包括利益合計 ※1 1,928 ※1 2,667
    包括利益 24,095 24,208
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 23,871 24,045
    非支配株主に係る包括利益 223 163

    ③【連結株主資本等変動計算書】

      前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 12,128 13,857 106,880 △4,056 128,810
    会計方針の変更による累積的影響額 428 428
    会計方針の変更を反映した当期首残高 12,128 13,857 107,308 △4,056 129,238
    当期変動額
    剰余金の配当 △5,439 △5,439
    親会社株主に帰属する当期純利益 22,034 22,034
    自己株式の取得 △3 △3
    自己株式の処分 △0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - △0 16,595 △3 16,591
    当期末残高 12,128 13,857 123,904 △4,059 145,830
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 8,922 △1,027 △1,275 6,618 1,021 136,450
    会計方針の変更による累積的影響額 428
    会計方針の変更を反映した当期首残高 8,922 △1,027 △1,275 6,618 1,021 136,879
    当期変動額
    剰余金の配当 △5,439
    親会社株主に帰属する当期純利益 22,034
    自己株式の取得 △3
    自己株式の処分 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △10 1,918 △70 1,836 214 2,051
    当期変動額合計 △10 1,918 △70 1,836 214 18,643
    当期末残高 8,911 890 △1,346 8,455 1,235 155,522

      当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 12,128 13,857 123,904 △4,059 145,830
    会計方針の変更による累積的影響額 -
    会計方針の変更を反映した当期首残高 12,128 13,857 123,904 △4,059 145,830
    当期変動額
    剰余金の配当 △5,969 △5,969
    親会社株主に帰属する当期純利益 21,398 21,398
    自己株式の取得 △2 △2
    自己株式の処分 △0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - △0 15,428 △2 15,426
    当期末残高 12,128 13,857 139,332 △4,061 161,256
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 8,911 890 △1,346 8,455 1,235 155,522
    会計方針の変更による累積的影響額 -
    会計方針の変更を反映した当期首残高 8,911 890 △1,346 8,455 1,235 155,522
    当期変動額
    剰余金の配当 △5,969
    親会社株主に帰属する当期純利益 21,398
    自己株式の取得 △2
    自己株式の処分 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 289 1,840 517 2,647 146 2,793
    当期変動額合計 289 1,840 517 2,647 146 18,220
    当期末残高 9,200 2,730 △828 11,103 1,382 173,742

    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 30,679 30,822
    減価償却費 6,616 7,454
    減損損失 246 679
    事業整理損失 - 1,176
    固定資産除売却損益(△は益) △1,351 279
    関係会社清算損益(△は益) △311 -
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △2 △7
    退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 171 △508
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 115 △72
    投資有価証券売却損益(△は益) △1,121 △382
    賞与引当金の増減額(△は減少) 83 45
    受取利息及び受取配当金 △514 △594
    支払利息 146 163
    為替差損益(△は益) △1,270 △884
    売上債権の増減額(△は増加) 251 △4,460
    棚卸資産の増減額(△は増加) △6,716 △5,227
    未成工事支出金の増減額(△は増加) 170 △597
    仕入債務の増減額(△は減少) 3,742 951
    未収入金の増減額(△は増加) △151 63
    未払金の増減額(△は減少) 376 △1,088
    未成工事受入金の増減額(△は減少) △86 △3
    訴訟損失引当金の増減額(△は減少) △376 △160
    固定資産圧縮損 1,351 -
    補助金収入 △21 △7
    雇用調整助成金等 △131 △155
    新型コロナウイルス感染症による損失 39 -
    災害による損失 119 46
    その他 △134 978
    小計 31,924 28,508
    利息及び配当金の受取額 514 594
    利息の支払額 △149 △164
    補助金の受取額 29 38
    雇用調整助成金等の受取額 27 8
    新型コロナウイルス感染症による損失の支払額 △39 -
    災害による損失の支払額 △73 △79
    法人税等の支払額 △7,172 △10,286
    法人税等の還付額 13 29
    営業活動によるキャッシュ・フロー 25,073 18,650
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の純増減額(△は増加) 25 △275
    有形固定資産の取得による支出 △9,262 △8,190
    有形固定資産の売却による収入 1,857 92
    無形固定資産の取得による支出 △339 △439
    投資有価証券の取得による支出 △6 △8
    投資有価証券の売却による収入 1,212 401
    貸付けによる支出 △394 △4
    貸付金の回収による収入 4 33
    関係会社の清算による収入 1,547 -
    その他 △167 △260
    投資活動によるキャッシュ・フロー △5,523 △8,651
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 40 3,140
    長期借入れによる収入 120 -
    長期借入金の返済による支出 - △3,300
    社債の償還による支出 △400 -
    リース債務の返済による支出 △194 △222
    自己株式の純増減額(△は増加) △3 △2
    配当金の支払額 △5,434 △5,967
    非支配株主への配当金の支払額 △9 △16
    財務活動によるキャッシュ・フロー △5,881 △6,368
    現金及び現金同等物に係る換算差額 1,155 918
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 14,824 4,548
    現金及び現金同等物の期首残高 39,589 54,414
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 54,414 ※1 58,962
    【注記事項】
    (継続企業の前提に関する事項)

    該当事項はありません。

    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1.連結の範囲に関する事項 

     (1) 連結子会社の数           42社

       主要な連結子会社の名称

       「第1  企業の概況  4  関係会社の状況」に記載しているため省略しております。  (2) 主要な非連結子会社の名称

    NICHIAS INDUSTRIAL PRODUCTS PRIVATE LTD.

       連結の範囲から除いた理由

     非連結子会社11社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。 

    2.持分法の適用に関する事項 

     (1) 持分法を適用した非連結子会社数   ―

     (2) 持分法を適用した関連会社数     2社

       会社の名称   東絶工業㈱ 他1社 (3) 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社の名称

       1.(2) 主要な非連結子会社で掲げた1社

       持分法を適用しない理由

     持分法非適用会社の当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも少額であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 

     連結子会社のうち、在外子会社の決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成にあたっては、在外子会社5社については、3月31日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しており、その他の在外子会社15社については決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。  4.会計方針に関する事項 

     (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

      ①  有価証券

        その他有価証券

         市場価格のない株式等以外のもの

    連結決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

         市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法を採用しております。

      ②  デリバティブ

    時価法を採用しております。

      ③  棚卸資産

       a  商品及び製品

    主として移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

       b  仕掛品

          同上

       c  原材料及び貯蔵品

          同上

       d  未成工事支出金

         個別法による原価法を採用しております。

     (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

      ①  有形固定資産(リース資産を除く)

     当社及び国内連結子会社は主に定率法を、また、在外連結子会社は主に定額法を採用しております。ただし、当社及び国内連結子会社は1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。
     なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 

    建物及び構築物 3~50年
    機械装置及び運搬具 4~10年

      ②  無形固定資産(リース資産を除く)

     定額法を採用しております。
     なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法を採用しております。

      ③  リース資産

     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

     (3) 重要な引当金の計上基準

      ①  貸倒引当金

     売掛金、貸付金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、当社及び国内連結子会社は、一般債権については貸倒実績より算出した実績繰入率に基づき計算された額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しております。また、在外連結子会社は、主として特定の債権について回収不能見込額を計上しております。

      ②  賞与引当金

     従業員に対する賞与の支給に備えるため、当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。

    ③ 訴訟損失引当金

     係争中の訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、当連結会計年度末において、必要と認められる金額を計上しております。

     (4) 退職給付に係る会計処理の方法

      ①  退職給付見込額の期間帰属方法

     退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

      ②  数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

     過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により費用処理しております。

     数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

      ③  小規模企業等における簡便法の採用

     一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

     (5) 重要な収益及び費用の計上基準

       当社グループは以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

        ステップ1:顧客との契約を識別する。

        ステップ2:契約における履行義務を識別する。

        ステップ3:取引価格を算定する。

        ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

        ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

      ① 商品又は製品の販売

     商品又は製品の販売に係る収益は、主に卸売又は製造等による販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、商品又は製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品又は製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引渡時点で収益を認識しております。なお、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、商品又は製品の販売において、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

      ② 工事契約

     工事契約に係る収益は、顧客との工事契約に基づいて施工し、引き渡す履行義務を負っております。履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができる工事については、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は発生原価に基づくインプット法により行っております。なお、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができない工事については、原価回収基準を適用しております。

     また、少額またはごく短期の工事については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

     (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

     外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、在外子会社等の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。

     (7) 重要なヘッジ会計の方法

      ①  ヘッジ会計の方法

     原則として繰延ヘッジ処理を採用しております。なお、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理を採用しております。

      ②  ヘッジ手段とヘッジ対象

        ヘッジ手段    金利スワップ

        ヘッジ対象    借入金

      ③  ヘッジ方針

     デリバティブ取引に関する内規に基づき、ヘッジ対象に係る金利変動によるリスクをヘッジしております。

      ④  ヘッジ有効性評価の方法

     ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を四半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にして、ヘッジ有効性を評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。

     (8) のれんの償却方法及び償却期間

       のれんは、個々の投資案件に応じた適切な期間で償却しております。

     (9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

     手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。  

    (重要な会計上の見積り)

    (訴訟損失引当金)

    (1) 当連結会計年度末の連結財務諸表に計上した金額

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    訴訟損失引当金 460 300

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    当社は、アスベスト含有建材にばく露して健康被害を受けたとする元建設作業従事者およびその遺族が国および複数の建材メーカーに対して賠償金を求める訴訟の提起を複数受けております。このうち、地方裁判所および高等裁判所が当社に賠償を命じた判決について、遅延損害金を含む賠償額を見積もり、訴訟損失引当金として計上しております。

    当該判決に対して当社はそれぞれ上訴しておりますが、判決等により、翌連結会計年度において訴訟損失引当金の追加計上または取り崩しを行う可能性があります。

    (表示方法の変更)

    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

     前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「有形固定資産売却損益(△は益)」、「有形固定資産廃棄損」は、固定資産の除売却に関連して発生した損益として合算表示することが適切であると判断し、当連結会計年度より「固定資産除売却損益(△は益)」として表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

     この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「有形固定資産売却損益(△は益)」△1,632百万円、「有形固定資産廃棄損」280百万円は、「固定資産除売却損益(△は益)」△1,351百万円として組み替えております。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1.受取手形及び売掛金、電子記録債権、完成工事未収入金のうち、顧客との契約から生じた債権および契約資産の金額はそれぞれ以下のとおりであります。なお、契約資産は、連結貸借対照表のうち「完成工事未収入金」に含まれております。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    受取手形 3,295百万円 2,856百万円
    売掛金 28,735 30,265
    電子記録債権 10,860 13,961
    完成工事未収入金 13,108 13,303
    契約資産 8,379 8,989

    ※2.非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    投資有価証券(株式及び出資金) 1,020百万円 1,081百万円

    ※3.担保資産

    担保に供している資産は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    建物及び構築物 87百万円 ―百万円
    土地 11
    99

    4.保証債務等

      (1) 連結会社以外の会社等の金融機関からの借入金等に対し次のとおり保証を行っております。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    NICHIAS INDUSTRIAL PRODUCTS PRIVATE LTD. 133百万円 ―百万円
    従業員 1 1
    134 1

      (2) 手形流動化に伴う買戻し義務限度額

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    879百万円 1,136百万円

    ※5.圧縮記帳額

    国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    建物及び構築物 195百万円 195百万円
    機械装置及び運搬具 319 318
    土地 1,415 1,415
    その他 0 0
    1,930 1,929

    ※6.未成工事受入金、その他のうち、契約負債の金額はそれぞれ以下のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    未成工事受入金 190百万円 211百万円
    その他 712 698

    ※7.訴訟損失引当金

    当社は、当連結会計年度末現在において、アスベスト含有建材にばく露して健康被害を受けたとする元建設作業従事者およびその遺族が国および複数の建材メーカーに対して賠償金を求める訴訟の提起を複数受けております。このうち、地方裁判所および高等裁判所が当社に賠償を命じた判決について、賠償額(遅延損害金を含む)を見積もり、訴訟損失引当金として計上しております。当該判決に対して当社はそれぞれ上訴しております。

    当連結会計年度において新たに計上している訴訟損失引当金は、主に札幌高等裁判所の2022年5月30日判決によるものです。

    なお、東京高等裁判所の2020年8月28日判決については、最高裁判所による2022年2月9日付の決定および同年6月3日付の判決により東京高等裁判所判決が確定した部分につき、当連結会計年度において企業間の合意により賠償額が確定したため、訴訟損失引当金を取り崩しております。

    (連結損益計算書関係)

    ※1.期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が商品及び製品売上原価に含まれております。 

    前連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    273 百万円 307 百万円

    ※2.販売費の主な内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    従業員給料 2,422 百万円 2,475 百万円
    賞与金 651 658
    賞与引当金繰入額 400 399
    退職給付費用 155 158
    荷造保管運送費 2,077 2,360
    減価償却費 97 125
    貸倒引当金繰入額 7 1

    ※3.一般管理費の主な内訳は次のとおりであります。 

    前連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    従業員給料 4,583 百万円 4,668 百万円
    賞与金 1,816 1,777
    賞与引当金繰入額 1,157 1,099
    退職給付費用 507 600
    調査研究費 720 642
    減価償却費 1,075 1,133
    石綿補償費用 190 190

    ※4.固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。 

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    機械装置及び運搬具 8百万円 24百万円
    土地 1,655
    その他 1 2
    1,665 27

    ※5.固定資産除売却損の内訳は次のとおりであります。 

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    売却損 機械装置及び運搬具 33百万円 3百万円
    除却損 建物及び構築物 151 234
    機械装置及び運搬具 124 23
    その他 5 44
    314 306

    ※6.一般管理費、当期製造費用及び当期工事原価に含まれる研究開発費の総額は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当連結会計年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    6,110 百万円 5,715 百万円

    ※7.関係会社清算益

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

     関係会社清算益は主として非連結子会社である上海五友汽車零部件有限公司に係るものであります。

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

     該当事項はありません。

    ※8.減損損失

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

     当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    (単位:百万円)

    場所 用途 種類 減損損失
    結城工場(茨城県下妻市) ボード状断熱材製品の製造 機械装置及び運搬具 等 246

     当社グループは、事業用資産については管理会計上の単位を資産グループの基礎とし、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位でグルーピングを行っております。

     当連結会計年度において、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなったため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額246百万円を減損損失として特別損失に計上しております。

     その内訳は、機械装置及び運搬具236百万円、その他10百万円であります。

     当該資産グループの回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを9.1%で割り引いて算出しております。

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

     当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    (単位:百万円)

    場所 用途 種類 減損損失
    ㈱APJ(神奈川県大和市) 自動車部品の製造 建物及び構築物機械装置及び運搬具 等 679
    ㈱君津ロックウール(千葉県君津市) ロックウール製品の製造 建物及び構築物機械装置及び運搬具 等 1,038
    合 計 1,718

     当社グループは、事業用資産については管理会計上の単位を資産グループの基礎とし、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位でグルーピングを行っております。

     当連結会計年度において、㈱APJの事業用資産について、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなったため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額679百万円を減損損失として特別損失に計上しております。

     その内訳は、建物及び構築物157百万円、機械装置及び運搬具340百万円、その他181百万円であります。

     また、㈱君津ロックウールの事業用資産について、生産停止の意思決定を行ったことに伴い、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額1,038百万円を事業整理損失として特別損失に計上しております。

     その内訳は、建物及び構築物649百万円、機械装置及び運搬具325百万円、その他63百万円であります。

     なお、回収可能価額は、土地については正味売却価額により測定しており、正味売却価額は不動産鑑定評価額をもとに算定しております。土地以外の固定資産については使用価値により測定しており、ゼロとして算定しております。

    ※9.事業整理損失

     連結子会社である㈱君津ロックウールにおける生産停止の意思決定に伴うものであり、その内訳は、減損損失1,038百万円および特別退職金137百万円であります。

    ※10.新型コロナウイルス感染症による損失

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

     当社グループの在外連結子会社において、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を背景とした各国政府等の要請に基づき、一部の生産拠点が操業停止した期間の固定費を特別損失に計上したものであります。

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

     該当事項はありません。

    ※11.災害による損失

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

     2021年2月および2022年3月に発生した福島県沖地震により被災した設備の復旧等に要する費用を計上しております。

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

     2022年3月に発生した福島県沖地震により被災した設備の復旧等に要する費用を計上しております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 1,143百万円 404百万円
    組替調整額 △1,121 △4
    税効果調整前 22 400
    税効果額 △33 △111
    その他有価証券評価差額金 △10 289
    為替換算調整勘定
    当期発生額 2,008 1,859
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 △254 486
    組替調整額 152 294
    税効果調整前 △101 780
    税効果額 31 △260
    退職給付に係る調整額 △69 519
    その他の包括利益合計 1,928 2,667
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度期首株式数(株) 当連結会計年度増加株式数(株) 当連結会計年度減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 67,811,917 67,811,917
    自己株式
    普通株式(注)1,2 1,477,947 1,351 70 1,479,228

    (注)1.普通株式の自己株式の増加株式数1,351株は、単元未満株式の買取請求による増加であります。

    2.普通株式の自己株式の減少株式数70株は、単元未満株式の売渡請求に応じたことによる減少であります。

    2.配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2021年6月29日定時株主総会 普通株式 2,653 40 2021年3月31日 2021年6月30日
    2021年10月18日取締役会 普通株式 2,785 42 2021年9月30日 2021年12月1日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年6月29日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 2,918 44 2022年3月31日 2022年6月30日

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度期首株式数(株) 当連結会計年度増加株式数(株) 当連結会計年度減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 67,811,917 67,811,917
    自己株式
    普通株式(注)1,2 1,479,228 990 100 1,480,118

    (注)1.普通株式の自己株式の増加株式数990株は、単元未満株式の買取請求による増加であります。

    2.普通株式の自己株式の減少株式数100株は、単元未満株式の売渡請求に応じたことによる減少であります。

    2.配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年6月29日定時株主総会 普通株式 2,918 44 2022年3月31日 2022年6月30日
    2022年11月7日取締役会 普通株式 3,051 46 2022年9月30日 2022年12月1日

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月29日定時株主総会 普通株式 利益剰余金 3,051 46 2023年3月31日 2023年6月30日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    現金及び預金勘定 54,597百万円 59,433百万円
    預入期間が3か月を超える定期預金 △183 △470
    現金及び現金同等物 54,414 58,962
    (リース取引関係)

    1.ファイナンス・リース取引(借主側) 

      所有権移転外ファイナンス・リース取引

     ①  リース資産の内容

      (ア)有形固定資産

        主として、サーバー設備、通信設備(「その他」)であります。

      (イ)無形固定資産

        ソフトウエアであります。

     ②  リース資産の減価償却の方法

     連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

    2.オペレーティング・リース取引(借主側)

      オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    1年内 626百万円 652百万円
    1年超 6 5
    合計 632 657
    (金融商品関係)

    1.金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社グループは、運転資金及び設備資金について必要な資金を金融機関からの借入または社債発行により調達しており、一時的な余資は安全性の高い金融商品で運用しております。デリバティブにつきましては金利の変動リスクを回避する為に利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権、ならびに完成工事未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、外貨建ての営業債権は為替の変動リスクに晒されております。投資有価証券は主として業務上の関係を有する企業の株式であり、上場株式については市場価格の変動リスクに晒されており、非上場株式については当該企業の財務状況の悪化等によるリスクを有しております。また、非連結子会社および従業員に対し長期貸付を行っております。

    営業債務である支払手形及び買掛金、電子記録債務、ならびに未払金及び未払法人税等は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されております。借入金及び社債は、主に運転資金、設備資金に必要な資金の調達を目的としており、返済日及び償還日は決算日後、最長で1年4ヶ月であります。

    (3) 金融商品に係るリスク管理体制

    ①  信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

    当社は、債権管理規程に従い、営業債権について、取引先ごとに与信限度額を設け債権残高の管理及び未入金の管理を通じ債権回収懸念の早期把握や軽減をはかっております。連結子会社につきましても同様に債権残高管理、未入金管理を行っております。

    デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。

    ②  市場リスクの管理

    当社は、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、個別契約ごとに金利スワップ取引を利用しております。

    投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握しております。

    デリバティブ取引については、取引権限等を定めた「デリバティブ取引関連細則」に基づき、経理部財務課が取引を行い、経理部経理課が事務管理・収益管理・リスク管理帳票の作成を行っております。また、管理本部長により半期ごとに金利スワップ取引におけるヘッジの有効性等について経営会議にて報告を行うことになっております。

    ③  資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社は、半期ごとに経理部が資金繰計画を作成し適宜更新するとともに、金融情勢にあわせて、手元流動性を維持しております。

    (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

    2.金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1) 投資有価証券 15,935 15,935
    (2) 長期貸付金 364 362 △1
    資産計 16,299 16,297 △1
    (1) 1年内返済予定の長期借入金 3,300 3,300 0
    (2) 社債 13,000 12,970 △29
    (3) 長期借入金 625 624 △0
    負債計 16,925 16,896 △28

    (*1) 「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「電子記録債権」「完成工事未収入金」「支払手形及び買掛金」「電子記録債務」「短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を除く)」「未払金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    (*2) 市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含めておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    区分 前連結会計年度(百万円)
    非上場株式 1,215

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1) 投資有価証券 16,341 16,341
    (2) 長期貸付金 364 361 △3
    資産計 16,706 16,702 △3
    (1) 1年内償還予定の社債 8,000 7,997 △2
    (2) 1年内返済予定の長期借入金 500 499 △0
    (3) 社債 5,000 4,988 △12
    負債計 13,500 13,485 △14

    (*1) 「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「電子記録債権」「完成工事未収入金」「支払手形及び買掛金」「電子記録債務」「短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を除く)」「未払金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    (*2) 市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含めておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    区分 当連結会計年度(百万円)
    非上場株式 1,260

    (注)1.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超5年以内(百万円) 5年超10年以内(百万円) 10年超(百万円)
    現金及び預金 54,597
    受取手形及び売掛金 32,031
    電子記録債権 10,860
    完成工事未収入金 21,488
    長期貸付金 2 362
    合計 118,980 362

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超5年以内(百万円) 5年超10年以内(百万円) 10年超(百万円)
    現金及び預金 59,433
    受取手形及び売掛金 33,122
    電子記録債権 13,961
    完成工事未収入金 22,292
    長期貸付金 2 361
    合計 128,813 361

    (注)2.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円) 5年超(百万円)
    短期借入金 10,145
    社債 8,000 5,000
    長期借入金 500 125
    リース債務 144 145 101 46 29 295
    合計 10,289 8,645 5,101 46 154 295

    (注)長期預り保証金については、返済期限についての定めがないため、記載を省略しております。

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円) 5年超(百万円)
    短期借入金 10,485
    社債 8,000 5,000
    リース債務 260 195 129 92 23 322
    合計 18,745 5,195 129 92 23 322

    (注)長期預り保証金については、返済期限についての定めがないため、記載を省略しております。

    3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

    金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

    レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

    時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券 15,935 15,935
    資産計 15,935 15,935

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券 16,341 16,341
    資産計 16,341 16,341

    (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期貸付金 362 362
    資産計 362 362
    1年内返済予定の長期借入金 3,300 3,300
    社債 12,970 12,970
    長期借入金 624 624
    負債計 16,896 16,896

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    長期貸付金 361 361
    資産計 361 361
    1年内償還予定の社債 7,997 7,997
    1年内返済予定の長期借入金 499 499
    社債 4,988 4,988
    負債計 13,485 13,485

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

    これらの時価については、相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

    長期貸付金

    これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の貸付を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    1年内償還予定の社債および社債

    当社の発行している社債の時価は、市場価格のあるものは市場価格(売買参考統計値)に基づき、市場価格のないものは、元利金の合計額を、新規に同様の社債を発行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    1年内返済予定の長期借入金および長期借入金

    これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

    1.その他有価証券

     前連結会計年度(2022年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1) 株式 15,808 3,394 12,414
    (2) 債券
    ①  国債・地方債等
    ②  社債
    ③  その他
    (3) その他
    小計 15,808 3,394 12,414
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1) 株式 126 146 △20
    (2) 債券
    ①  国債・地方債等
    ②  社債
    ③  その他
    (3) その他
    小計 126 146 △20
    合計 15,935 3,541 12,394

    (注)  非上場株式(連結貸借対照表計上額195百万円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

     当連結会計年度(2023年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1) 株式 16,221 3,398 12,823
    (2) 債券
    ①  国債・地方債等
    ②  社債
    ③  その他
    (3) その他
    小計 16,221 3,398 12,823
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1) 株式 119 148 △29
    (2) 債券
    ①  国債・地方債等
    ②  社債
    ③  その他
    (3) その他
    小計 119 148 △29
    合計 16,341 3,547 12,794

    (注)  非上場株式(連結貸借対照表計上額179百万円)については、市場価格がないため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    (1) 株式 1,212 1,121
    (2) 債券
    (3) その他
    合計 1,212 1,121

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    区分 売却額(百万円) 売却益の合計額(百万円) 売却損の合計額(百万円)
    (1) 株式 401 382
    (2) 債券
    (3) その他
    合計 401 382

    3.減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度において、有価証券について減損処理は行っておりません。

    当連結会計年度において、有価証券について減損処理は行っておりません。

    減損処理にあたっては、市場価格のある有価証券については、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には、減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

    また、市場価格のない有価証券については、期末における実質価額が取得原価に比べ著しく下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

    (退職給付関係)

    1.採用している退職給付制度の概要

    当社及び一部の国内連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けております。一部の海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設けております。

    当社は退職一時金制度の一部について、確定拠出年金制度へ移行しております。

    当社は保有株式の拠出により、退職給付信託を設定しております。

    なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 23,637百万円 23,853百万円
    勤務費用 926 927
    利息費用 177 177
    数理計算上の差異の発生額 △19 △680
    過去勤務費用の発生額 △24
    退職給付の支払額 △884 △1,017
    その他 40 △14
    退職給付債務の期末残高 23,853 23,244

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    年金資産の期首残高 22,651百万円 22,640百万円
    期待運用収益 453 452
    数理計算上の差異の発生額 △264 △193
    事業主からの拠出額 538 533
    退職給付の支払額 △738 △784
    年金資産の期末残高 22,640 22,648

    (3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    退職給付に係る負債の期首残高 1,731百万円 1,791百万円
    退職給付費用 347 355
    退職給付の支払額 △197 △300
    制度への拠出額 △91 △48
    その他 1 6
    退職給付に係る負債の期末残高 1,791 1,804

    (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 21,716百万円 21,240百万円
    年金資産 △23,180 △23,196
    △1,463 △1,956
    非積立型制度の退職給付債務 4,467 4,378
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 3,004 2,422
    退職給付に係る負債 4,467 4,395
    退職給付に係る資産 △1,463 △1,972
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 3,004 2,422

    (注)簡便法を適用した制度を含みます。

    (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    勤務費用 926百万円 927百万円
    利息費用 177 177
    期待運用収益 △453 △452
    数理計算上の差異の費用処理額 298 439
    過去勤務費用の費用処理額 △170 △145
    簡便法で計算した退職給付費用 347 355
    確定給付制度に係る退職給付費用 1,127 1,301

    (6) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    過去勤務費用 △145百万円 △145百万円
    数理計算上の差異 44 925
    合計 △101 780

    (7) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    未認識過去勤務費用 1,456百万円 1,310百万円
    未認識数理計算上の差異 △3,380 △2,458
    合計 △1,923 △1,147

    (8) 年金資産に関する事項

    ①年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    株式 35% 37%
    現金及び預金 6% 14%
    債券 39% 32%
    一般勘定(生命保険会社) 12% 8%
    その他 8% 9%
    合計 100% 100%

    (注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度8%、当連結会計年度11%含まれております。

    ②長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    割引率 0.6%,1.0% 0.6%,1.0%
    長期期待運用収益率 2.0% 2.0%

    予想昇給率

    2021年3月31日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。

    3.確定拠出制度

    当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度196百万円、当連結会計年度198百万円であります。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    繰延税金資産
    賞与引当金 967百万円 982百万円
    未払金 115 112
    棚卸資産評価損 223 318
    棚卸資産未実現利益 400 403
    未払費用 168 169
    未払事業税 352 299
    退職給付に係る負債 2,401 2,202
    減損損失 1,815 1,362
    繰越欠損金 1,975 1,815
    投資有価証券評価損 372 372
    関係会社株式評価損 149 149
    減価償却超過額 187 94
    その他 1,121 1,008
    繰延税金資産小計 10,251 9,289
    評価性引当額 △4,552 △3,961
    5,698 5,328
    繰延税金負債
    退職給付信託設定益 △922 △922
    海外子会社留保金課税 △1,198 △1,312
    その他有価証券評価差額金 △3,476 △3,588
    減価償却不足額 △490 △480
    その他 △176 △172
    繰延税金負債合計 △6,263 △6,475
    繰延税金資産(負債)の純額 △565 △1,146

    (注) 前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    固定資産-繰延税金資産 1,355百万円 1,442百万円
    固定負債-繰延税金負債 1,921 2,589

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳 

    前連結会計年度(2022年3月31日) 当連結会計年度(2023年3月31日)
    法定実効税率 30.6 30.6
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.0 0.0
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.1 △0.4
    住民税均等割等 0.3 0.3
    在外連結子会社の税率差異 △1.0 △1.1
    繰越欠損金繰延税金資産未認識額 △0.8 0.0
    試験研究費等の特別控除額 △1.1 △1.0
    評価性引当金の増減 △0.6 2.8
    その他 1.4 △1.1
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 27.7 30.1

    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材
    主たる地域市場
    日本 56,765 34,217 35,299 22,620 27,028 175,932
    アジア 2,191 11,858 544 15,569 1,649 31,813
    その他 12 1,828 175 6,471 3 8,491
    58,969 47,903 36,019 44,662 28,681 216,236
    収益認識の時期
    一時点で移転される 財及びサービス 31,641 47,903 36,019 44,662 21,551 181,778
    一定の期間にわたり 移転されるサービス 27,328 7,129 34,458
    58,969 47,903 36,019 44,662 28,681 216,236

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材
    主たる地域市場
    日本 62,354 35,887 43,958 22,800 27,969 192,971
    アジア 2,884 13,174 912 16,582 1,425 34,979
    その他 3 2,505 288 7,367 0 10,165
    65,242 51,566 45,159 46,750 29,396 238,116
    収益認識の時期
    一時点で移転される 財及びサービス 38,323 51,566 45,159 46,750 22,477 204,278
    一定の期間にわたり 移転されるサービス 26,919 6,918 33,838
    65,242 51,566 45,159 46,750 29,396 238,116

    2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

    顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1) 契約資産及び契約負債の残高等

    顧客との契約から生じた債権、契約資産および契約負債の残高は次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 57,272 56,000
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 56,000 60,387
    契約資産(期首残高) 6,485 8,379
    契約資産(期末残高) 8,379 8,989
    契約負債(期首残高) 807 903
    契約負債(期末残高) 903 909

    前連結会計年度に認識した収益のうち、期首の契約負債に含まれていた金額は、681百万円であります。

    当連結会計年度に認識した収益のうち、期首の契約負債に含まれていた金額は、729百万円であります。

    (2) 残存履行義務に配分した取引価格

    残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、次のとおりです。

    (単位:百万円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    1年以内 47,586 49,923
    1年超 2,035 1,953
    合計 49,621 51,877
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1.報告セグメントの概要

    (1) 報告セグメントの決定方法

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会等の意思決定機関が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社は、市場別の事業本部制を敷いており、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

    したがって、当社は、事業本部を基礎としたセグメントから構成されており、「プラント向け工事・販売」「工業製品」「高機能製品」「自動車部品」および「建材」の5つを報告セグメントとしております。

    (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

    報告セグメントごとの主な事業内容は下記のとおりであります。

    報告セグメントの名称 主な事業内容
    プラント向け工事・販売 電力、石油精製・石油化学産業などの各種プラントの保温工事、保冷工事、耐火工事、防音工事、防災工事の設計と施工およびメンテナンスと石油精製・石油化学産業のプラント設備用のシール材(ガスケット、パッキン)、無機繊維製断熱材、ふっ素樹脂製品の販売
    工業製品 電力、ガス、鉄鋼、環境、医療、食品などの幅広い産業分野へのシール材(ガスケット、パッキン)、無機繊維製断熱材、ふっ素樹脂製の各種成形素材・加工品・耐食ライニング材およびハニカムフィルターの製造・販売
    高機能製品 半導体・液晶製造装置用のふっ素樹脂製部品、無機繊維製断熱製品、ハニカムフィルターおよびシール材の製造・販売
    自動車部品 エンジンおよびエンジン周辺機器用のシール材や防音、防熱、制振用機能材などの自動車部品の製造・販売
    建材 けい酸カルシウムを主材とした不燃内装材、化粧板、ロックウールを基材とする住宅用断熱材など各種不燃建材、断熱材の製造・販売およびオフィスビルなどの不燃建材による耐火被覆工事や各種フロア材によるフリーアクセスフロア工事の設計と施工
    2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。なお、セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいて算定した合理的な内部振替価格によっております。 

    3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額(注) 連結財務諸表計上額
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材
    売上高
    外部顧客への売上高 58,969 47,903 36,019 44,662 28,681 216,236 216,236
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 8,319 8,319 △8,319
    58,969 56,223 36,019 44,662 28,681 224,556 △8,319 216,236
    セグメント利益 6,164 8,033 7,931 4,032 102 26,264 26,264
    セグメント資産 34,286 60,104 24,468 45,779 23,282 187,922 59,001 246,924
    その他の項目
    減価償却費 327 2,465 1,072 2,184 567 6,616 6,616
    有形固定資産及び  無形固定資産の増加額 40 2,956 925 1,181 406 5,508 5,846 11,355

    (注) 調整額は、以下のとおりであります。

    (1) セグメント資産の調整額59,001百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産の主なものは、提出会社の現金及び預金、管理部門及び研究部門に係る資産ならびに繰延税金資産等であります。

    (2) 有形固定資産及び無形固定資産増加額の調整額5,846百万円は、管理部門及び研究部門に係る資産等の設備投資額であります。 

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額(注) 連結財務諸表計上額
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材
    売上高
    外部顧客への売上高 65,242 51,566 45,159 46,750 29,396 238,116 238,116
    セグメント間の内部  売上高又は振替高 10,181 10,181 △10,181
    65,242 61,748 45,159 46,750 29,396 248,298 △10,181 238,116
    セグメント利益又は損失(△) 8,426 8,984 10,957 2,467 △880 29,954 29,954
    セグメント資産 37,089 64,914 29,175 46,230 24,180 201,588 65,318 266,907
    その他の項目
    減価償却費 311 3,021 1,179 2,319 621 7,454 7,454
    有形固定資産及び  無形固定資産の増加額 366 3,586 1,165 960 1,231 7,311 2,758 10,069

    (注) 調整額は、以下のとおりであります。

    (1) セグメント資産の調整額65,318百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産の主なものは、提出会社の現金及び預金、管理部門及び研究部門に係る資産ならびに繰延税金資産等であります。

    (2) 有形固定資産及び無形固定資産増加額の調整額2,758百万円は、管理部門及び研究部門に係る資産等の設備投資額であります。 

    【関連情報】

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 

    2.地域ごとの情報

    (1) 売上高

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    175,932 31,813 8,491 216,236

    (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    48,907 11,278 1,665 61,851
    3.主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 

    2.地域ごとの情報

    (1) 売上高

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    192,971 34,979 10,165 238,116

    (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    50,352 11,980 1,819 64,152
    3.主要な顧客ごとの情報

    外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額 合計
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材
    減損損失 246 246 246

    当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

    (単位:百万円)

    報告セグメント 調整額 合計
    プラント向け工事・販売 工業製品 高機能製品 自動車部品 建材(注)
    減損損失 679 1,038 1,718 1,718

    (注)「事業整理損失」として計上しております。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

      重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    (1株当たり情報)

     1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    項目 前連結会計年度末(2022年3月31日) 当連結会計年度末(2023年3月31日)
    1株当たり純資産額 2,325円95銭 2,598円45銭
    (算定上の基礎)
    純資産の部の合計額(百万円) 155,522 173,742
    純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 1,235 1,382
    (うち非支配株主持分(百万円)) (1,235) (1,382)
    普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 154,286 172,359
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株) 66,332 66,331
    項目 前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    1株当たり当期純利益金額 332円18銭 322円59銭
    (算定上の基礎)
    親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 22,034 21,398
    普通株主に帰属しない金額(百万円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) 22,034 21,398
    普通株式の期中平均株式数(千株) 66,333 66,332

    (注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    ⑤ 【連結附属明細表】
    【社債明細表】
    会社名 銘柄 発行年月日 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 利率(%) 担保 償還期限
    ニチアス㈱ 第4回無担保社債(公募債) 2018年7月20日 5,000 5,000(5,000) 0.180 なし 2023年7月20日
    第6回無担保社債(私募債) 2019年3月29日 3,000 3,000(3,000) 0.340 なし 2024年3月29日
    第5回無担保社債(公募債) 2019年7月18日 5,000 5,000 0.140 なし 2024年7月18日
    合計 13,000 13,000(8,000)

    (注) 1.「当期末残高」欄の(内書)は、1年以内の償還予定額であります。

    2.適用利率には保証料率が含まれております。

    3.連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    8,000 5,000
    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 6,845 9,985 0.36
    1年以内に返済予定の長期借入金 3,300 500 0.35
    1年以内に返済予定のリース債務 144 260
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 625
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 617 763 2024年~2044年
    その他有利子負債その他(長期預り保証金) 1,119 1,384 0.03
    合計 12,652 12,892

    (注) 1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2.リース債務の平均利率については一部の連結子会社を除き、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。

    3. 長期預り保証金については、返済期限についての定めがないため、返済期限及び返済予定額を記載しておりません。

    4.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日以後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

    区分 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円)
    リース債務 195 129 92 23
    【資産除去債務明細表】

    当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

    (2) 【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高(百万円) 54,617 113,507 176,315 238,116
    税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円) 8,153 16,206 24,550 30,822
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額(百万円) 5,617 11,309 17,397 21,398
    1株当たり四半期(当期)純利益金額(円) 84.69 170.50 262.28 322.59
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益金額(円) 84.69 85.80 91.78 60.31

    2 【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ①  【貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 33,344 38,513
    受取手形 1,379 1,161
    電子記録債権 9,279 12,043
    売掛金 27,321 28,801
    完成工事未収入金 15,078 14,812
    商品及び製品 8,618 9,962
    仕掛品 1,276 1,371
    原材料及び貯蔵品 3,974 6,676
    未成工事支出金 601 879
    短期債権 2,765 3,078
    短期貸付金 4,273 2,903
    その他 1,638 2,512
    貸倒引当金 △6 △6
    流動資産合計 ※3 109,544 ※3 122,711
    固定資産
    有形固定資産
    建物 ※1 14,989 ※1 17,342
    構築物 717 731
    機械及び装置 4,144 5,188
    車両運搬具 22 15
    工具、器具及び備品 521 635
    土地 ※1 11,165 ※1 11,165
    リース資産 72 297
    建設仮勘定 3,362 2,324
    有形固定資産合計 34,997 37,700
    無形固定資産
    ソフトウエア 495 643
    その他 176 66
    無形固定資産合計 672 710
    投資その他の資産
    投資有価証券 16,033 16,401
    関係会社株式 13,337 13,337
    長期貸付金 13,611 12,881
    敷金及び保証金 887 920
    保険積立金 2,043 1,928
    前払年金費用 3,085 2,910
    その他 516 425
    貸倒引当金 △9,357 △10,652
    投資その他の資産合計 ※3 40,157 ※3 38,153
    固定資産合計 75,827 76,564
    資産合計 185,372 199,275
    (単位:百万円)
    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 374 149
    電子記録債務 10,948 10,436
    買掛金 16,083 17,867
    1年内償還予定の社債 - 8,000
    短期借入金 19,005 22,435
    1年内返済予定の長期借入金 3,300 500
    リース債務 23 89
    未払金 3,610 4,367
    未払法人税等 4,338 3,232
    未成工事受入金 45 70
    預り金 341 340
    賞与引当金 2,107 2,154
    その他 1,686 2,613
    流動負債合計 ※3 61,865 ※3 72,257
    固定負債
    社債 13,000 5,000
    長期借入金 500 -
    リース債務 56 236
    退職給付引当金 2,019 2,048
    長期預り保証金 942 1,208
    繰延税金負債 1,111 1,454
    訴訟損失引当金 460 300
    その他 944 1,221
    固定負債合計 19,035 11,470
    負債合計 80,900 83,727
    純資産の部
    株主資本
    資本金 12,128 12,128
    資本剰余金
    資本準備金 12,569 12,569
    その他資本剰余金 1,076 1,075
    資本剰余金合計 13,645 13,645
    利益剰余金
    利益準備金 2,176 2,176
    その他利益剰余金
    研究開発積立金 350 350
    固定資産圧縮積立金 67 62
    別途積立金 12,331 12,331
    繰越利益剰余金 58,950 69,756
    利益剰余金合計 73,875 84,675
    自己株式 △4,059 △4,061
    株主資本合計 95,589 106,387
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 8,881 9,160
    評価・換算差額等合計 8,881 9,160
    純資産合計 104,471 115,548
    負債純資産合計 185,372 199,275

    ②  【損益計算書】

    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    売上高
    商品及び製品売上高 136,694 153,166
    完成工事高 36,694 37,272
    売上高合計 ※3 173,388 ※3 190,438
    売上原価
    商品及び製品売上原価 106,228 117,877
    完成工事原価 31,389 31,944
    売上原価合計 ※3 137,618 ※3 149,821
    売上総利益 35,770 40,617
    販売費及び一般管理費
    販売費 ※1 5,255 ※1 5,409
    一般管理費 ※2 15,071 ※2 15,243
    販売費及び一般管理費合計 20,326 20,653
    営業利益 15,443 19,964
    営業外収益
    受取利息及び配当金 2,583 3,089
    為替差益 1,095 484
    受取賃貸料 1,396 1,523
    受取手数料 54 64
    投資有価証券売却益 1,121 382
    その他 725 413
    営業外収益合計 ※3 6,976 ※3 5,957
    営業外費用
    支払利息 106 107
    社債利息 27 26
    賃貸収入原価 567 651
    石綿特別拠出金 45 46
    貸倒引当金繰入額 - 1,297
    関係会社事業損失引当金繰入額 - 435
    その他 58 55
    営業外費用合計 ※3 806 ※3 2,620
    経常利益 21,614 23,301
    特別利益
    関係会社清算益 311 -
    固定資産売却益 1,658 12
    訴訟損失引当金戻入額 181 -
    特別利益合計 2,151 12
    特別損失
    固定資産除売却損 256 255
    固定資産圧縮損 1,345 -
    訴訟損失引当金繰入額 - 84
    減損損失 246 -
    災害による損失 100 42
    特別損失合計 1,948 382
    税引前当期純利益 21,816 22,931
    法人税、住民税及び事業税 5,943 5,927
    法人税等調整額 △474 234
    法人税等合計 5,469 6,161
    当期純利益 16,347 16,770

    【工事原価明細書】

    前事業年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ  材料費 4,053 12.9 4,564 14.2
    Ⅱ  労務費 3,213 10.3 3,278 10.2
    Ⅲ  外注加工費 22,256 71.1 22,524 69.9
    Ⅳ  経費 ※1 1,790 5.7 1,854 5.7
    当期工事原価 31,313 100.0 32,222 100.0
    期首未成工事支出金 677 601
    合計 31,990 32,823
    期末未成工事支出金 601 879
    当期完成工事原価 31,389 31,944

    (注) ※1.経費のうち主な内容は次のとおりであります。

    項目 前事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当事業年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    荷造保管運送費(百万円) 505 521
    賃借料(百万円) 606 586
    旅費交通費(百万円) 143 158
    減価償却費(百万円) 25 35

        2.当社の原価計算は、個別法に基づく原価法を採用しております。

    ③  【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金
    研究開発積立金 固定資産圧縮積立金 別途積立金
    当期首残高 12,128 12,569 1,076 13,645 2,176 350 73 12,331
    会計方針の変更による累積的影響額
    会計方針の変更を反映した当期首残高 12,128 12,569 1,076 13,645 2,176 350 73 12,331
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 △5
    剰余金の配当
    当期純利益
    自己株式の取得
    自己株式の処分 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △0 △0 - - △5 -
    当期末残高 12,128 12,569 1,076 13,645 2,176 350 67 12,331
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    その他利益剰余金 利益剰余金合計
    繰越利益剰余金
    当期首残高 47,777 62,708 △4,056 84,426 8,899 8,899 93,325
    会計方針の変更による累積的影響額 258 258 258 258
    会計方針の変更を反映した当期首残高 48,035 62,967 △4,056 84,684 8,899 8,899 93,584
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 5 - - -
    剰余金の配当 △5,439 △5,439 △5,439 △5,439
    当期純利益 16,347 16,347 16,347 16,347
    自己株式の取得 △3 △3 △3
    自己株式の処分 0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △18 △18 △18
    当期変動額合計 10,914 10,908 △3 10,904 △18 △18 10,886
    当期末残高 58,950 73,875 △4,059 95,589 8,881 8,881 104,471

      当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益準備金 その他利益剰余金
    研究開発積立金 固定資産圧縮積立金 別途積立金
    当期首残高 12,128 12,569 1,076 13,645 2,176 350 67 12,331
    会計方針の変更による累積的影響額
    会計方針の変更を反映した当期首残高 12,128 12,569 1,076 13,645 2,176 350 67 12,331
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 △5
    剰余金の配当
    当期純利益
    自己株式の取得
    自己株式の処分 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 - - △0 △0 - - △5 -
    当期末残高 12,128 12,569 1,075 13,645 2,176 350 62 12,331
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    その他利益剰余金 利益剰余金合計
    繰越利益剰余金
    当期首残高 58,950 73,875 △4,059 95,589 8,881 8,881 104,471
    会計方針の変更による累積的影響額 - -
    会計方針の変更を反映した当期首残高 58,950 73,875 △4,059 95,589 8,881 8,881 104,471
    当期変動額
    固定資産圧縮積立金の取崩 5 - -
    剰余金の配当 △5,969 △5,969 △5,969 △5,969
    当期純利益 16,770 16,770 16,770 16,770
    自己株式の取得 △2 △2 △2
    自己株式の処分 0 0 0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 278 278 278
    当期変動額合計 10,805 10,800 △2 10,798 278 278 11,076
    当期末残高 69,756 84,675 △4,061 106,387 9,160 9,160 115,548
    【注記事項】
    (継続企業の前提に関する事項)

     該当事項はありません。

    (重要な会計方針)

    1.有価証券の評価基準及び評価方法 

     (1) 子会社株式及び関連会社株式

       移動平均法による原価法を採用しております。

     (2) その他有価証券

       市場価格のない株式等以外のもの

    決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

       市場価格のない株式等

    移動平均法による原価法を採用しております。

    2.デリバティブの評価基準及び評価方法 

      時価法を採用しております。

    3.棚卸資産の評価基準及び評価方法 

     (1) 商品及び製品

     移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

     (2) 仕掛品

       同上

     (3) 原材料及び貯蔵品

       同上

     (4) 未成工事支出金

       個別法による原価法を採用しております。

    4.固定資産の減価償却の方法 

     (1) 有形固定資産(リース資産を除く)

     定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しております。
     なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    建物 3~50年
    機械及び装置 4~10年

     (2) 無形固定資産(リース資産を除く)

     定額法を採用しております。
     なお、のれんについては、個々の投資案件に応じた適切な期間で償却し、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法を採用しております。

     (3) リース資産

     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    5.引当金の計上基準 

     (1) 貸倒引当金

     売掛金、貸付金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績より算出した実績繰入率に基づき計算された額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しております。

     (2) 賞与引当金

     従業員に対する賞与の支給に備えるため、当事業年度に負担すべき支給見込額を計上しております。

     (3) 退職給付引当金

     従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により費用処理しております。

     (4) 訴訟損失引当金

     係争中の訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、当事業年度末において必要と認められる金額を計上しております。

    6.収益及び費用の計上基準 

     当社は以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

      ステップ1:顧客との契約を識別する。

      ステップ2:契約における履行義務を識別する。

      ステップ3:取引価格を算定する。

      ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

      ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

     (1) 商品又は製品の販売

     商品又は製品の販売に係る収益は、主に卸売又は製造等による販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、商品又は製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品又は製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引渡時点で収益を認識しております。なお、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、商品又は製品の販売において、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

     (2) 工事契約

     工事契約に係る収益は、顧客との工事契約に基づいて施工し、引き渡す履行義務を負っております。履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができる工事については、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は発生原価に基づくインプット法により行っております。なお、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができない工事については、原価回収基準を適用しております。

     また、少額またはごく短期の工事については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    7.ヘッジ会計の方法 

     (1) ヘッジ会計の方法

     原則として繰延ヘッジ処理を採用しております。なお、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理を採用しております。

     (2) ヘッジ手段とヘッジ対象

       ヘッジ手段  金利スワップ
       ヘッジ対象  借入金

     (3) ヘッジ方針

     デリバティブ取引に関する内規に基づき、ヘッジ対象に係る金利変動によるリスクをヘッジしております。

     (4) ヘッジ有効性評価の方法

     ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を四半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にして、ヘッジ有効性を評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。

    8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 

     退職給付に係る会計処理

     退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

    (重要な会計上の見積り)

    (訴訟損失引当金)

    (1) 当事業年度末の財務諸表に計上した金額

    (単位:百万円)

    前事業年度 当事業年度
    訴訟損失引当金 460 300

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) (訴訟損失引当金)」に同一の内容を記載しているため、省略しております。

    (貸借対照表関係)

    ※1.圧縮記帳額

       国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、次のとおりであります。

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    建物 193百万円 193百万円
    土地 1,345 1,345
    1,538 1,538

     2.保証債務等

      (1) 関係会社等の金融機関からの借入金等に対して次のとおり保証を行っております。

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    NICHIAS INDUSTRIAL PRODUCTS PRIVATE LTD. 133百万円 ―百万円
    NICHIAS SOUTHEAST ASIA SDN.BHD. 41 28
    THAI NICHIAS ENGINEERINGCO.,LTD. 24 70
    NICHIAS (SHANGHAI) TRADINGCO.,LTD. 63 36
    従業員 1 1
    262 136

      (2) 手形流動化に伴う買戻し義務限度額

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    831百万円 1,074百万円

    ※3.関係会社に対する資産及び負債

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    短期金銭債権 14,071百万円 14,441百万円
    長期金銭債権 13,644 12,876
    短期金銭債務 21,945 22,597
    (損益計算書関係)

    ※1.販売費の主な内訳は次のとおりであります。 

    前事業年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    従業員給料 1,536 百万円 1,538 百万円
    賞与金 487 486
    賞与引当金繰入額 341 337
    退職給付費用 136 135
    荷造保管運送費 1,032 1,006
    減価償却費 38 58
    貸倒引当金繰入額 0 △0

    ※2.一般管理費の主な内訳は次のとおりであります。 

    前事業年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日) 当事業年度(自  2022年4月1日至  2023年3月31日)
    従業員給料 3,373 百万円 3,388 百万円
    賞与金 1,469 1,442
    賞与引当金繰入額 1,029 1,002
    退職給付費用 455 562
    調査研究費 636 563
    減価償却費 790 813
    石綿補償費用 190 152

    ※3.関係会社との取引にかかわるものは次のとおりであります。

    前事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 当事業年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
    営業取引による取引高
    売上高 20,572百万円 22,468百万円
    仕入高 74,811 83,883
    営業取引以外の取引高
    収益 3,157 3,737
    費用 36 29
    (有価証券関係)

    前事業年度(2022年3月31日)

    子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額  子会社株式13,027百万円、関連会社株式310百万円)は、市場価格のない株式等であるため、子会社株式および関連会社株式の時価を記載しておりません。

    当事業年度(2023年3月31日)

    子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額  子会社株式13,027百万円、関連会社株式310百万円)は、市場価格のない株式等であるため、子会社株式および関連会社株式の時価を記載しておりません。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    繰延税金資産
    賞与引当金 645百万円 659百万円
    未払金 114 112
    未払事業税 243 220
    貸倒引当金 2,867 3,263
    退職給付引当金 1,208 1,288
    減損損失 541 511
    投資有価証券評価損 360 360
    関係会社株式評価損 877 877
    その他 978 862
    繰延税金資産小計 7,836 8,156
    評価性引当額 △4,527 △5,085
    繰延税金資産合計 3,308 3,071
    繰延税金負債
    退職給付信託設定益 △922 △922
    その他有価証券評価差額金 △3,468 △3,576
    その他 △30 △27
    繰延税金負債合計 △4,419 △4,526
    繰延税金資産(負債)の純額 △1,111 △1,454

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

    前事業年度(2022年3月31日) 当事業年度(2023年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.1 0.2
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △3.2 △3.7
    住民税均等割 0.4 0.4
    試験研究費等の税額控除 △1.3 △1.1
    評価性引当額の増減 △2.0 2.4
    その他 0.5 △1.9
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 25.1% 26.9%

    (収益認識関係)

    (顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報)

    「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (収益認識関係) 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

    ④ 【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】
    資産の種類 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円) 当期末減価償却累計額及び減損損失累計額(百万円) 当期償却額(百万円) 差引当期末残高(百万円)
    有形固定資産
    建物 36,489 3,537 998 39,028 21,686 1,006 17,342
    構築物 3,290 111 136 3,265 2,533 93 731
    機械及び装置 32,686 2,453 918 34,220 29,032 1,381 5,188
    車両運搬具 277 8 17 268 253 16 15
    工具、器具及び備品 5,716 586 361 5,941 5,305 467 635
    土地 12,203 12,203 1,037 11,165
    リース資産 160 252 61 351 54 28 297
    建設仮勘定 3,362 6,021 7,059 2,324 2,324
    有形固定資産計 94,187 12,971 9,554 97,604 59,904 2,992 37,700
    無形固定資産
    ソフトウエア 3,980 394 33 4,341 3,697 246 643
    その他 209 18 128 99 33 1 66
    無形固定資産計 4,189 413 162 4,440 3,730 247 710

    (注)1.建物の当期増加額の主なものは、王寺工場の建屋2,288百万円、結城工場の建屋375百万円であります。

    2.建物の当期減少額の主なものは、王寺工場の建屋624百万円であります。

    3.機械及び装置の当期増加額の主なものは、結城工場の建材製品製造設備514百万円、羽島工場の高機能製品製造設備139百万円であります。 

    4.機械及び装置の当期減少額の主なものは、王寺工場の共用設備208百万円であります。

    5.工具、器具及び備品の当期増加額の主なものは、結城工場の建材製品製造設備175百万円であります。

    6.当期首残高および当期末残高については、取得価額により記載しております。

    【引当金明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円)
    貸倒引当金 9,364 1,300 6 10,658
    賞与引当金 2,107 2,154 2,107 2,154
    訴訟損失引当金 460 84 245 300

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

    該当事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社
    取次所
    買取手数料 無料
    公告掲載方法 電子公告により行う。ただし、電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。公告掲載URLhttps://www.nichias.co.jp/ir/publicnotice/index.html
    株主に対する特典 該当事項はありません。

    (注) 当社定款の定めにより、当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を有しておりません。

      (1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利

      (2)会社法第166条第1項の規定による請求を行う権利

      (3)株主の有する株式数に応じて募集株式および募集新株予約権の割当てを受ける権利

      (4)単元未満株式の売渡請求をする権利

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しています。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書 事業年度(第206期) 自  2021年4月1日至  2022年3月31日 2022年6月29日関東財務局長に提出
    (2) 内部統制報告書及びその添付書類 2022年6月29日関東財務局長に提出
    (3) 四半期報告書及び確認書 (第207期第1四半期) 自  2022年4月1日至  2022年6月30日 2022年8月4日関東財務局長に提出
    (第207期第2四半期) 自  2022年7月1日至  2022年9月30日 2022年11月10日関東財務局長に提出
    (第207期第3四半期) 自  2022年10月1日至  2022年12月31日 2023年2月9日関東財務局長に提出
    (4) 臨時報告書
    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2022年6月30日関東財務局長に提出

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2023年6月29日

    ニ チ ア ス 株 式 会 社 取 締 役 会 御 中

    有限責任監査法人 ト ー マ ツ

    東 京 事 務 所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 小 林 弘 幸
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 安 正

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているニチアス株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ニチアス株式会社及び連結子会社の2023年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。  

    プラント向け工事等における工事原価総額の見積りの合理性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    会社は連結財務諸表注記事項「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載されているとおり、プラント向け工事・販売事業の各種工事やメンテナンス工事及び建材事業の不燃・断熱・耐火などの性能を備えた建材の施工において、少額またはごく短期間の工事を除き、一定の期間にわたり履行義務を充足するにつれて収益を認識する方法を適用している。当連結会計年度の完成工事高58,073百万円のうち、当該方法により計上された完成工事高は、33,838百万円である。  会社は、工事管理システムで工事契約ごとの工事収益総額、工事原価総額及び実際発生原価等を管理し、見積り工事原価総額に対して連結会計年度末までに発生した実際発生原価の割合で算定した工事進捗度に基づき、当該完成工事高を算定している。工事原価総額の見積りに関しては、契約ごとに算定した実行予算に基づき管理しているが、実行予算の算定にあたっては、工事等の完成のために必要となる作業内容及び工数などに不確実性が伴う。また、工事の遅延や工事範囲の変更等に伴う外注費の変動・追加発生に加え、資材等の市況変動により工事原価総額の見積りに変動が生じることがあるが、工事原価の見積りが適時・適切に反映されない場合には、完成工事高が適切に計上されない可能性が生じる。  このため、当監査法人は、工事進捗度の算定に使用する工事原価総額の見積りが、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、プラント向け工事等における工事原価総額の見積りの合理性を検討するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価 会社及び業界を取り巻く事業環境を理解した上で、工事原価総額の見積り及び見直しプロセスに関連する内部統制の有効性を評価した。評価にあたって、特に以下に焦点をあてた。・工事契約の締結に先立ち、工事原価総額を適切に見積るための統制・工事着工後の工事原価総額に関する見直し要否の定期的な検討及び見直しを適時に実行予算の見積りに反映するための統制  また、工事契約ごとの実際発生原価の集計や工事進捗度の算定に関連するシステムの全般統制及び業務処理統制についてはIT専門家も利用して評価を実施した。 (2)工事原価総額の見積りの合理性の評価 工事原価総額の見積りの合理性を評価するため、以下の手続を実施した。・当期末において工事進捗度に基づき完成工事高を算定している工事について、予定された工事期間等と発生した実際発生原価の割合で算定した工事進捗度の間の乖離状況、過去の同種工事との利益率の差異及び受注工事高の金額的重要性等を考慮して検討対象とする工事を抽出した。・該当する工事の工事原価総額の見積りについて、その根拠となった明細書の閲覧及び注文書及び工程表等の外部証憑との突合等により、顧客と合意した工事内容に応じた適切な見積りかどうかを検討した。また、工事原価総額の見直しの要否の検討状況等について、該当部署の責任者に対する質問を実施した。・工事の遅延や工事範囲の変更等が生じている案件については、変更後の実行予算に関して、注文書や工程表等の外部証憑との突合を実施し、必要に応じて該当部署の責任者に対する質問を実施した。・工事原価総額の当初あるいは変更後の見積りと実績の比較を実施し、工事原価総額の見積りの精度を検討した。
      その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、ニチアス株式会社の2023年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、ニチアス株式会社が2023年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2023年6月29日

    ニ チ ア ス 株 式 会 社 取 締 役 会 御 中

    有限責任監査法人 ト ー マ ツ

    東 京 事 務 所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 小 林 弘 幸
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 安 正

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているニチアス株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの第207期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ニチアス株式会社の2023年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    プラント向け工事等における工事原価総額の見積りの合理性
    財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「プラント向け工事等における工事原価総額の見積りの合理性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「プラント向け工事等における工事原価総額の見積りの合理性」と実質的に同一の内容である。このため、財務諸表の監査報告書ではこれに関する記載を省略する。
    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

    財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

    当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

    その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。XBRLデータは監査の対象には含まれていません。