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    7749 メディキット 有価証券報告書-第40期(2022/04/01-2023/03/31)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2023年6月29日
    【事業年度】 第40期(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    【会社名】 メディキット株式会社
    【英訳名】 MEDIKIT CO.,LTD.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 景山 洋二
    【本店の所在の場所】 東京都文京区湯島一丁目13番2号
    【電話番号】 (03)3839-8870
    【事務連絡者氏名】 取締役副社長管理部門担当 中島 崇
    【最寄りの連絡場所】 東京都文京区湯島一丁目13番2号
    【電話番号】 (03)3839-8870
    【事務連絡者氏名】 取締役副社長管理部門担当 中島 崇
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 第36期 第37期 第38期 第39期 第40期
    決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
    売上高 (千円) 18,501,799 19,893,197 19,312,663 20,130,697 21,607,233
    経常利益 (千円) 3,959,993 4,383,289 3,871,909 4,548,922 4,177,707
    親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 2,576,365 2,887,989 2,659,007 2,993,017 2,864,589
    包括利益 (千円) 2,536,923 2,883,435 2,762,398 3,041,835 3,011,087
    純資産 (千円) 40,048,922 42,169,148 43,636,632 45,772,317 47,291,981
    総資産 (千円) 46,280,705 49,023,056 49,920,489 51,057,894 53,186,344
    1株当たり純資産額 (円) 2,362.02 2,487.08 2,596.60 2,728.04 2,817.20
    1株当たり当期純利益 (円) 151.95 170.33 157.36 178.14 170.67
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 86.5 86.0 87.4 89.6 88.9
    自己資本利益率 (%) 6.6 7.0 6.2 6.7 6.2
    株価収益率 (倍) 18.1 17.9 20.7 13.1 14.3
    営業活動による キャッシュ・フロー (千円) 3,796,120 3,540,671 3,629,606 3,153,557 4,480,319
    投資活動による キャッシュ・フロー (千円) △1,816,420 △1,455,646 △1,645,986 △1,719,622 △3,582,343
    財務活動による キャッシュ・フロー (千円) △636,157 △763,106 △1,294,689 △901,234 △1,509,626
    現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 15,545,944 16,832,717 17,491,119 18,118,088 17,592,949
    従業員数 (人) 968 962 970 954 963
    (外、平均臨時雇用者数) (379) (366) (360) (337) (319)

     (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第36期の期首に

      当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。

    3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第39期の期首から適用しており、第39期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第36期 第37期 第38期 第39期 第40期
    決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
    売上高 (千円) 18,501,799 19,893,197 19,312,663 20,130,697 21,607,233
    経常利益 (千円) 1,638,822 1,848,177 2,081,918 2,222,285 2,158,691
    当期純利益 (千円) 1,365,917 1,543,775 1,778,674 1,735,365 1,744,276
    資本金 (千円) 1,241,250 1,241,250 1,241,250 1,241,250 1,241,250
    発行済株式総数 (株) 9,440,000 9,440,000 18,880,000 18,880,000 18,880,000
    純資産 (千円) 25,778,587 26,595,368 27,057,158 27,902,190 28,177,919
    総資産 (千円) 30,908,954 31,770,109 32,654,680 30,795,123 31,454,872
    1株当たり純資産額 (円) 1,520.38 1,568.56 1,610.04 1,662.97 1,678.57
    1株当たり配当額 (円) 90.00 100.00 50.00 60.00 100.00
    (うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (30.00)
    1株当たり当期純利益 (円) 80.56 91.05 105.26 103.28 103.92
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 83.4 83.7 82.9 90.6 89.6
    自己資本利益率 (%) 5.4 5.9 6.6 6.3 6.2
    株価収益率 (倍) 34.1 33.6 31.0 22.5 23.5
    配当性向 (%) 55.9 54.9 47.5 58.1 96.2
    従業員数 (人) 185 189 201 198 194
    株主総利回り (%) 93.6 105.5 114.1 84.9 92.1
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (95.0) (85.9) (122.1) (124.6) (131.8)
    最高株価 (円) 6,380 8,380 (4,190) 3,710 3,315 2,645
    最低株価 (円) 5,270 5,300 (2,650) 2,911 2,233 2,141

     (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ

      以前については東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

    3.当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第36期の期首に

      当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。

      なお、1株当たり配当額については、当該株式分割前の実際の配当額を記載しております。

      また、株主総利回りについては、第36期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出しております。

    4.第37期の株価については株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割後の最高株

      価及び最低株価を記載しております。

    5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第39期の期首から適用しており、第39期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

    6.第40期の1株当たり配当額100円は、創立50周年記念配当30円を含んでおります。

    2【沿革】

     当社の前身は、創設者中島弘明が1971年6月に宮崎県東臼杵郡東郷町において中島医療用具製作所を発足して、第一工場(現東郷工場)を建設し、輸血・輸液用留置針の製造を開始したことに始まります。

    年月 事項
    1973年6月 宮崎県東臼杵郡東郷町に人工透析用留置針の製造を目的としてメディキット㈱(現東郷メディキット㈱)を設立
    1976年4月 国内初のフッ素樹脂を用いた一体血管留置針を開発
    1981年8月 規模拡張に伴い、宮崎県東臼杵郡南郷村に第二工場を建設
    1984年9月 製造と販売を分離。メディキット㈱を販売会社として東京都千代田区に設立する。なお、メディキット㈱は東郷メディキット㈱へ社名変更し、製造会社とする。
    1986年4月 東郷メディキット㈱にて、シースイントロデューサー及び血管造影用カテーテルを開発
    1990年12月 東郷メディキット㈱にて、宮崎県日向市に第三工場(現日向工場)を建設
    1991年4月 東郷メディキット㈱にて、血管造影用シースイントロデューサー(スーパーシースイントロデューサー)を開発
    1993年3月 東京都文京区湯島に本社ビル落成
    1996年12月 東郷メディキット㈱にて、日向工場内に完全自動倉庫を建設
    1997年8月 千葉県佐倉市にメディキット㈱佐倉流通倉庫を建設
    1998年3月 東郷メディキット㈱にて、新型血管留置針を開発
    1998年4月 東郷メディキット㈱の東郷工場、日向工場にて、品質保証の国際規格であるISO9001、ISO13485及びEN46001の認証を取得
    2001年9月 東郷メディキット㈱にて、止血弁付安全留置針スーパーキャスZ3を開発
    2002年10月 東郷メディキット㈱を100%子会社化
    2002年12月 東郷メディキット㈱にて、佐倉流通倉庫内に佐倉工場完成
    2003年3月 東郷メディキット㈱にて、メディキット血管拡張カテーテルを開発
    2005年6月 ジャスダック証券取引所に上場
    2005年7月 東郷メディキット㈱にて、ベトナム・ハイフォン市に子会社Medikit Vietnam Co.,Ltd.設立
    2007年6月 止血弁付安全留置針スーパーキャスZ5を発売
    2008年1月 東郷メディキット㈱にて、宮崎県日向市に日向第二工場落成
    2010年4月 2011年9月 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 Medikit Vietnam Co.,Ltd.にて、ベトナム・ハイフォン市に新工場落成
    2013年7月 2015年4月 2016年11月 2017年4月 2019年2月 2022年4月 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 安全透析用留置針ハッピーキャスNEОを発売 米国Cardiovascular Systems,Inc.社が製造する石灰化病変治療デバイス(Diamondback360)の日本 市場における独占販売契約を締結 東京都港区芝公園に、研修施設「Shiba Park Education Center」を開設 ドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト市に子会社Medikit Europe GmbH設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からス タンダード市場に移行
    2022年12月 ㈱Bolt Medicalを100%子会社化

    3【事業の内容】

     当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(メディキット㈱)、子会社4社(連結子会社3社、持分法非

    適用非連結子会社1社)により構成されており、医療機器の開発・製造・販売を業務としております。医療機器の製

    造は連結子会社である東郷メディキット㈱、Medikit Vietnam Co.,Ltd.が行っており、当社は東郷メディキット㈱よ

    り同製品を仕入れ、国内外ユーザーに販売しております。

     当社グループは、主として血管・血液に関する分野の医療機器を取扱っております。単一セグメントのため品目別に分類しますと、次のとおりであります。

    人工透析類

     人工透析類では人工透析用留置針を中心とした人工透析関連製品の製造・販売を行っております。人工透析用留置針は、慢性腎不全の血液透析時に使用する針で、血液を取り出す針と透析器で浄化された血液を体内へ戻す針の2本を1回の透析で使用します。人工透析は年間150回程度行うため、穿刺時における苦痛が少なく、血管を傷めない針が必要とされております。主要製品名は、「ハッピーキャス」であります。

    静脈留置針類

     静脈留置針類では輸血・輸液等に使用する針の製造、販売を行っております。静脈留置針の主な用途としては、栄養補給等の目的で輸液を末梢静脈経由で投与する際に使用しております。近年、医療スタッフが安心して使えるよう、誤刺防止機能付き留置針を当社グループをはじめ同業各社が独自の工夫を凝らした製品を市場に投入しております。当社グループとしても、市場のニーズを反映させた製品を開発し販売しております。主要製品名は、「スーパーキャス」であります。

    インターベンション類

     カテーテルシステムを用いた検査(造影)及び治療の総称をインターベンションと呼んでおり、当社グループは、血管造影、血管内治療に用いるシースイントロデューサー(注1)、カテーテル(注2)等の製造・販売を行っております。血管造影及び治療は、血管を通して病変部の検査及び治療を施行するものであります。対象部位は、主に頭、腹部、心臓であります。その手技としては、腕、もしくは、大腿部血管へシースイントロデューサーを挿入し、目的血管に適合するカテーテルを病変部分まで到達させます。次に、そのカテーテルを通して造影剤を流し込み、X線撮影を行います。その造影結果から、疾患の有無、度合いを診断し、がん、狭心症(注3)等の必要とされる治療を行うものであります。

    (注1)シースイントロデューサー…主に血管造影用カテーテルなどを腕や足の血管に挿入する際に使用する器具です。この医療機器は血管を拡張しながら容易に、かつ血管を損傷させることなく血管内に導入することができ、また、何度でもカテーテルを挿入することが可能となります。

    (注2)カテーテル…太腿や腕の血管から挿入する直径1~2mm程度のチューブです。広義には、体内に挿入する医療用チューブ全般を指す場合があります。

    (注3)狭心症…1日に10万回も収縮と拡張を繰り返している心臓の血管は非常に硬くなりやすく(動脈硬化)、狭くなりやすい(狭窄)状態になっています。軽度の狭窄の場合、血液を十分に流し続けることができなくなり、体を動かしたり興奮したりしたときに心臓(胸)が苦しくなりますが、これを狭心症といいます。

     品目別の主要製品は下表のとおりであります。

    品目 区  分 主要製品名
    人工透析類 人工透析用留置針 ハッピーキャス、ハッピーキャスCLs等
    静脈留置針類 静脈留置針 スーパーキャス、スーパーキャス(安全機構付)
    インターベンション類 イントロデューサー スーパーシース、インサートシース等
    血管造影用カテーテル メディキット血管造影カテーテル

    [事業系統図]

     事業の系統図は次のとおりとなります。

    (注)連結子会社㈱Bolt Medicalは、重要性が乏しいため、事業系統図には記載しておりません。

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
    (連結子会社)
    東郷メディキット㈱ (注1) 東京都文京区 90,000 医療機器の製造 100 当社医療機器を製造している。 役員の兼任2名あり。
    Medikit VietnamCo.,Ltd. (注1.2) ベトナム ハイフォン市 11,000千米 ドル 医療機器の製造 100 (100) 当社医療機器を製造している。
    ㈱Bolt Medical (注4) 東京都中央区 100,005 医療機器の研究・開発・製造 100 当社医療機器を研究・開発・製造している。 役員の兼任1名あり。

     (注)1. 特定子会社に該当しております。

        2. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

        3. 医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

        4. 2022年12月26日付で株式会社Bolt Medicalの全株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。

    5【従業員の状況】

    (1)連結会社の状況

     当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。なお、事業部門別の従業員数を示すと次のとおりであります。

    2023年3月31日現在
    部門名 従業員数(人)
    製造部門 727 (296)
    販売部門 182 (11)
    管理部門 54 (12)
    合計 963 (319)

     (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。

    2.契約社員、準社員、常用パートは( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

    (2)提出会社の状況

        当社は、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

    2023年3月31日現在
    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
    194 39.7 13.3 6,005,238

     (注) 従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。

    (3)労働組合の状況

     現在、当社及び連結子会社においては、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

    (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金差異

    当事業年度 補足説明
    提出会社及び連結子会社 管理職に占める女性労働者の割合(%) 男性労働者の育児休業取得率(%) 労働者の男女の賃金差異(%)
    メディキット㈱ 2.1 50.0 64.9 (注)1.2.
    東郷メディキット㈱ 0.0 66.7 57.1 (注)1.

     (注)1.「女性の職業生活における活躍に関する法律」(平成27年法律第64号)の規程に基づき算出(指標を公表した2社について記載)

     2.メディキット㈱における女性登用については、上記数値に加え、社外取締役(1名)に女性を任命。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

     当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

      なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)経営方針

       当社グループは、社是に掲げた“創造、迅速、確実”をモットーとして、品質の高い製品を医療現場に提供し、

      日々進歩する医療に対して提案できる企業であることを基本方針としております。この基本方針のもと、当社グルー

      プは、健全なる企業の発展と企業価値の向上に努め、株主の皆様をはじめ医療関係者の方々の信頼を高めてまいりま

      す。

    (2)経営戦略等

       当社グループは、上記の経営方針に基づき、製品の開発から生産、販売に至るまでの業務を一貫して手掛け、品質

      の高い製品を効率的にお客様にお届けする体制を構築しております。それとともに、販売会社である当社と開発及び

      製造を行う連結子会社である東郷メディキット㈱を別会社とするという企業構造をとることにより、それぞれの会社

      の役割を明確化し、成長性と収益性の双方をバランスよく追求すべく取り組んでおります。

    (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

       当社グループは、連結売上高、連結売上原価率、連結売上総利益(率)、連結営業利益(率)を重視しておりま

      す。特に、販売会社である当社は、成長性の観点から売上高、連結子会社(製造会社)である東郷メディキット㈱

      は、収益性の観点から売上原価、売上原価率を重視しております。

    (4)経営環境

     当連結会計年度におけるわが国経済は、度重なる新型コロナウイルスの感染症の拡大、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰、円安の進行等によるインフレ進行等が重しとなり、景気の回復は緩やかなものとなりました。

     当社グループの属する医療関連業界においては、新型コロナウイルス第7波、第8波の感染者数がピーク時25万人レベルにのぼる規模となる中、各医療機関は医療態勢の維持に取り組んでおられましたが、手術件数や検査件数の回復の動きが見られました。一方、当連結会計年度は診療報酬改定の年でしたが、材料価格は▲0.02%となり、引き続き厳しい状況が続いております。

     このような中、当社グループは2021年12月に公表しました中期経営計画“NEXT300”の達成に向け、当社の行動指針に従い、より良い製品を医療現場に提供することを通じ、更なるビジネスの拡大に取り組んでおります。具体的には、国内において、人工透析類では針刺し防止機構付き止血弁内蔵透析用留置針「ハッピーキャスProFlex」、静脈留置針類ではパッシブタイプの針刺し防止機構付き留置針「スーパーキャス7」の販売・普及に努めるとともに、インターベンション類において、スーパーシースの機能性を向上させた「スーパーシースCoat Plus」、新製品として不整脈治療用のブレイデッドシース「AbRoad STOUT」及びスティーラブルシース「AbRoad FLEX」の販売を開始しました。また、今後の成長に向けたストラテジックな取り組みとして、脳血管内治療分野において先進的な製品開発を行う株式会社Bolt Medicalを昨年12月に買収しました。同社が有する技術は、脳血管疾患の大半を占める脳卒中患者に対する低侵襲治療の可能性を更に広げるもので、当社既存事業との間に高い相乗効果が見込めることから、将来的に当社の更なる成長のドライバーとなることを期待しております。

    更に、海外に関しては、国内で高い評価をいただいております、透析針、静脈留置針、シースイントロデューサー等の販売・普及を図るべく、積極的にプロモーションに取り組むとともに、欧州において、一定の費用負担が生じたものの、新規制MDRへの対応を進めました。

     一方、石灰化病変治療デバイスの国内販売契約を本年1月末に終了することとなりましたが、他社とのアライアンス事業に関しましては、収益性や当社のビジネスとの親和性等を勘案しつつ、今後とも前向きに取り組んでまいります。

    (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

      当社グループは、「成長性」「収益性」「安全性」をキーワードとして、①グループ連携の強化、②安全性と新商

     品提供、③グローバル展開、④生産体質の強化を課題と考え、業務を行っております。

    ①グループ連携の強化

      当社グループは、グループ会社間の連携が製品の開発から生産、販売、物流までの一連の流れを強化することに繋が

     るものと確信しております。販売会社は、顧客ニーズを探求し販売に繋げること、製造会社は、ニーズを踏まえた開発

     と製造、お互いの役割を明確化したうえで一体となって取り組むことで、市場ニーズを捉えた製品のスムーズな市場投

     入を実現してまいります。

    ②安全性と新商品提供

     当社グループは、品質保証・安全管理体制を構築し、安全性を重視した商品の開発・販売を行っております。また、

    患者様はもちろんのこと、使用される医療従事者様に対しても安全な製品の提供は、医療機器製造販売業者の責務であ

    り、既存製品についても引き続き改善・改良等に取り組んでまいります。

    ③グローバル展開

     海外展開の拡大を重要な戦略分野と位置付け、グローバルレベルでの開発力、商品力、販売力の強化に取り組むとと

    もに、海外薬事への対応も着実に進めてまいります。

    ④生産体質の強化

     当社グループの持つ技術及び生産能力を最大限に発揮するための品質管理とコスト管理を行い、競争力強化に努め、効率的且つ柔軟な生産管理体制の強化を推進してまいります。

    2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

    (1)サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理

     当社グループは、医療機器メーカーとして、医療を通じて社会に貢献することを理念として掲げ、医療における

    社会課題の解決に取組むとともに、社会の一員として、地域コミュニティへの参画、環境への取組、ガバナンスの

    向上など様々な側面よりサステナビリティの実現・強化に努めております。具体的には、これまで以下①~④など

    に取組んでまいりました。

    ①医療機器メーカーとしての社会課題への取組

     「製品の安全性重視」「低侵襲な医療機器の提供」「医療従事者の安全性に配慮した製品の提供」「開発途上国への医療貢献(JICAプロジェクト)」等

    ②当社の工場所在地である宮崎県日向市をはじめとする地域コミュニティへの参画

     「宮崎県立芸術劇場におけるネーミングライツの取得」「日向工場および中島美術館見学などを通じた教育活動への取組」「屋上を津波発生時の避難場所として開放することなども想定した、日向工場生産・避難棟の建設」等

    ③環境負荷の軽減

     「日向第二工場敷地での太陽光発電の敷設」「メディキットさくらの森を整備することを通じた、森林保全・育成への取組」等

    ④D&Iの推進

     「女性・外国人・中途採用者の積極的な採用」「女性社外取締役・女性の海外子会社社長就任」等

     上記の通り、当社グループでは、これまで数々の取組を行ってまいりましたが、社会情勢の変化などを踏まえますと、更なる取組の強化は必要不可欠であると思われます。よって、それらを体系化し、内容を高度化し、迅速・確実に実行していくことが必要だと考えられます。こうした点を踏まえ、更なる取組の第一歩として「サステナビリティ準備委員会」を発足致しました。当該準備委員会においては、当社グループの経営理念、ビジョン、行動指針を踏まえたうえで、当社グループとしてのこれまでの取組を振り返るとともに、重要な経営課題(マテリアリティ)の洗い出し、それらの優先順位付けを改めて行う予定です。また、サステナビリティの重要性を踏まえ、委員長は代表取締役社長が担います。更に、当社グループの中核機関の一つである「リスク管理委員会」とも連携し、各経営課題への対処に生じ得る諸リスクについて、具体的に対応策を協議、実践してまいります。 

    (2)人材の多様性の確保を含む「人材の育成に関する方針」「社内環境整備に関する方針」

     当社グループは、これまで、女性の職業生活における活躍に関する法律(平成27年法律第64号)等に則り、管理職に占める女性労働者の割合の向上について目標を公表し、その対応に向け取り組んでまいりました。当該比率は一朝一夕で改善できるものではなく、中長期的視点での活動が求められますが、まずメディキット株式会社(販売を担う)におきましては、フレックスタイム制の導入を始めとして、一人一人が柔軟な働き方ができる社内環境整備に取り組んでおります。また、東郷メディキット株式会社(製造を担う)におきましては、正社員採用者(大卒社員含め)における女性比率を向上させることなど、女性が活躍できる機会の創出に取り組んでおります。今後は、これら内容を含め、上記のサステナビリティ準備委員会などで議論を深め、新たな視点を加え、更なる具体策を講じてまいります。

    人的資本に関する目標

    提出会社及び連結子会社 指標 目標 実績(当連結会計年度)
    メディキット㈱ 管理職(課長以上)に占める女性労働者の割合(数) 2026年3月までに 2名以上に 2.1% (女性管理職者数:1名)
    東郷メディキット㈱ 2026年3月までに 2名以上に 0.0% (女性管理職者数:0名)

    3【事業等のリスク】

     有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

     なお、これらは全てのリスクを網羅したものではなく、これら以外にも投資家の判断に影響を及ぼす事項が発生する可能性があります。また、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

     当社グループはこれらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。

    (1)医療機器の製造・販売について

    ① 医療制度改革について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     日本国内の医療を取り巻く環境は、急速な少子高齢化や医療技術の進歩等といった大きな変化をしており、厚生労働省によって行われている医療制度改革は、こうした環境の変化に対応するための医療制度構築を目指しております。このような医療制度改革の一環として、2000年以降、厚生労働省が定める特定保険医療材料の償還価格の改定が基本的に2年に1度実施されております。この改定によって、保険償還価格は全体として低下傾向にあり、これに連動する医療機器販売業者が医療機関に対して販売する製品価格も低下傾向にあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    ・対応策

    当社グループといたしましては、販売価格の低下に対応すべく、生産効率の高い生産設備の導入と絶え間ない生産技術の改善による原価の低減、物流費を抑えるための物流計画を含む販売コストの抑制、高付加価値製品の販売に注力することによる販売効率の改善を進めております。

    ② 法的規制について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループの行う医療機器の開発、製造及び販売は、販売先各国の法令等により規制を受けております。各国における規制は強化される傾向にあり、各種許認可に対応する薬事担当部門の対応力強化に努めておりますが、販売先各国において許認可が得られなかった場合、既に取得している許認可が取り消された場合、あるいは許認可が適時に得られなかった場合には、事業計画の遅延や見直しが生じるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

    ・対応策

     当社グループでは、販売先各国の法令等による規制に対応すべく薬事担当部門を設置しており、規制強化の流れの中、情報の収集、適切な対応等に取り組んでおります。

    ③ 品質保証体制について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループは、高度な技術を要する医療機器を取り扱う事から、社内において徹底した品質管理体制を確立しております。しかし、製品の製造や輸送段階等における不良品の発生や医療現場での適切でない取扱いが行われる可能性は、完全に否定する事ができません。医療事故等が発生した場合には、製造物責任により、係争事件等に発展する可能性があります。また、販売先各国の法令等により、関連する製品の回収責任が生じる可能性があります。このような場合、訴訟費用や回収費用等の発生により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループは、品質マネジメントシステムの国際規格ISOに基づき、徹底した品質管理を行うとともに品質保証体制を確立しております。また、斯様な対応にも関わらず発生する可能性が完全には否定できない医療事故に対しては必要な保険により対応しております。

    ④ 原材料・部品の供給と価格について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループの生産活動は、当社グループ外の供給業者からの原材料及び部品の供給に依存しております。供給業者の都合により供給に支障が出た場合、製品の生産・出荷の遅延を招く恐れがあり、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

     また、当社グループが製造する製品の原材料は、その大半をプラスチック及びステンレス鋼が占めており、特にプラスチックの調達価格については原料となるナフサ並びに原油の価格に概ね連動しております。これら原材料の価格が高騰した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループは、複数の供給業者からの購買・供給と新規供給ルートの開拓に取り組むとともに、調達コストの削減に努めております。

    ⑤ 販売先の信用状況等について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループの販売経路は、病院への直接販売と医療機器販売業者への卸売販売の2つに分けられます。医療機器販売における販売価格の低下や競争激化の影響等により、これらの販売先の中には経営に厳しさを増してくる取引先が出てくる可能性があります。そして販売先の信用状況が大幅に悪化した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、信用状況以外でも販売先の状況や販売先との関係に大きな変動が生じた場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループといたしましては、販売先の信用状況をウォッチし、必要に応じて担保の預入をお願いするなど、売上債権の管理に留意しております。

    ⑥ 特定製品への依存について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループは、人工透析類、静脈留置針類、インターベンション類という3つの品目の製品を提供しておりますが、各品目ともその中では主力製品が高い比率を占めております。このため、当社グループの主力製品が、過度な価格競争等に巻き込まれ販売価格の低下を余儀なくされた場合や製品が陳腐化し競争力が著しく低下した場合には、当社グループの事業及び業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループといたしましては、製品の改善・改良を継続的に行い製品の競争力の維持・強化に努めております。また新たな高付加価値製品の開発、製品ラインアップの拡充にも取り組んでおります。

    ⑦ 生産拠点の集中について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     当社グループが販売している製品のほとんどは、当社の連結子会社である東郷メディキット㈱において開発・製造を行っております。東郷メディキット㈱の主な製造工場は宮崎県日向市にあり、製造工場が地震、津波、台風、水害、火災等の災害による被害を受けた場合、生産活動の停止や復旧に時間を要して製品の出荷に影響を及ぼし、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループといたしましては、Medikit Vietnam Co., Ltd.での生産・出荷数量の増加、臨海地域に立地する日向工場の津波避難棟を兼ねた生産棟の活用、内陸部に位置する日向第二工場の増築並びに日向第三工場に滅菌施設の新設、主に東日本をカバーする佐倉流通倉庫での製品在庫の保持などのリスク分散を推進しております。

    ⑧ 知的財産権について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     医療関連業界の技術進歩は著しく、知的財産権に対する認識は高まっております。そうした中、当社グループが自社の知的財産権を十分確保できずに類似品による攻撃を受けた場合、あるいは他社の知的財産権の侵害が疑われ係争に発展した場合、その内容と結果次第では、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループは、製品の開発・製造・販売に関し、競争上の優位性を維持する観点から、専任担当者を配置し、知的財産権の確保に努めており、また、製品に関連し得る他社の知的財産権の侵害防止に努めております。

    ⑨ 技術革新への対応について

    ・リスク認識(概要、顕在化の可能性の程度や時期、経営への影響など)

     医療関連業界の技術進歩は著しく速く、今後検査及び治療方法を革新する新技術が開発された場合には、当社グループの提供する製品が陳腐化してマーケットシェアの減少や販売価格の低下を招き、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。

    ・対応策

     当社グループは、企業が成長を続けるためには、新製品の研究開発が必須であるとの認識のもと、販売会社である当社は顧客ニーズを探求、連結子会社(製造会社)である東郷メディキット㈱はニーズを踏まえた開発に努め、両社が連携して多様化、高度化する市場の変化や顧客ニーズに応える製品を提供することを基本としております。

    (2)今後の事業展開について

     当社グループの更なる成長には海外での製造、販売が重要であり、積極的に海外展開を行う方針であります。新たな市場における販売ルートの確立を引き続き慎重に進めていく所存でありますが、予期せぬ政情の変化が起こる可能性や原油など資源価格の高騰による原材料価格上昇など、海外環境の動向等により海外事業が計画通りに展開されない可能性があります。仮に、このような事態が発生した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、新規事業につきましては、起こりうる様々なリスクを想定して事業を実施しておりますが、予測と異なる状況が発生する等により、事業が計画通りに進まない可能性があります。

    4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

     当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」とい

    う。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況

     a.財政状態

     当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比(以下前期末比という)2,128,450千円増(4.2%増)の

    53,186,344千円となりました。流動資産は同365,119千円減(0.9%減)の38,176,304千円、固定資産は同2,493,569

    千円増(19.9%増)の15,010,040千円となりました。

     流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が525,139千円減少したこと等によるものです。

     固定資産のうち有形固定資産は、同396,504千円減(3.7%減)の10,438,162千円となりました。

     無形固定資産は、同2,965,642千円増の3,092,272千円となりました。

     無形固定資産増加の主な要因は、買収によるのれんが1,935,896千円増加したこと等によるものです。

     投資その他の資産は、同75,568千円減(4.9%減)の1,479,604千円となりました。

     当連結会計年度末の負債合計は、前期末比608,786千円増(11.5%増)の5,894,363千円となりました。流動負債は

    同258,825千円増(5.9%増)の4,673,645千円、固定負債は同349,960千円増(40.2%増)の1,220,717千円となりま

    した。

     流動負債増加の主な要因は、未払法人税等が161,096千円増加したこと等によるものです。

     当連結会計年度末の純資産は、前期末比1,519,663千円増(3.3%増)の47,291,981千円となりました。この主な要

    因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と配当金の支払いにより、差引き利益剰余金が1,354,274千円増加し

    たことによるものです。

     この結果、自己資本比率は88.9%となりました。

     b.経営成績

     当連結会計年度におけるわが国経済は、度重なる新型コロナウイルスの感染症の拡大、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰、円安の進行等によるインフレ進行等が重しとなり、景気の回復は緩やかなものとなりました。

     当社グループの属する医療関連業界においては、新型コロナウイルス第7波、第8波の感染者数がピーク時25万人レベルにのぼる規模となる中、各医療機関は医療態勢の維持に取り組んでおられましたが、手術件数や検査件数の回復の動きが見られました。一方、当連結会計年度は診療報酬改定の年でしたが、材料価格は▲0.02%となり、引き続き厳しい状況が続いております。

     このような中、当社グループは2021年12月に公表しました中期経営計画“NEXT300”の達成に向け、当社の行動指針に従い、より良い製品を医療現場に提供することを通じ、更なるビジネスの拡大に取り組んでおります。具体的には、国内において、人工透析類では針刺し防止機構付き止血弁内蔵透析用留置針「ハッピーキャスProFlex」、静脈留置針類ではパッシブタイプの針刺し防止機構付き留置針「スーパーキャス7」の販売・普及に努めるとともに、インターベンション類において、スーパーシースの機能性を向上させた「スーパーシースCoat Plus」、新製品として不整脈治療用のブレイデッドシース「AbRoad STOUT」及びスティーラブルシース「AbRoad FLEX」の販売を開始しました。また、今後の成長に向けたストラテジックな取り組みとして、脳血管内治療分野において先進的な製品開発を行う株式会社Bolt Medicalを昨年12月に買収しました。同社が有する技術は、脳血管疾患の大半を占める脳卒中患者に対する低侵襲治療の可能性を更に広げるもので、当社既存事業との間に高い相乗効果が見込めることから、将来的に当社の更なる成長のドライバーとなることを期待しております。

    更に、海外に関しては、国内で高い評価をいただいております、透析針、静脈留置針、シースイントロデューサー等の販売・普及を図るべく、積極的にプロモーションに取り組むとともに、欧州において、一定の費用負担が生じたものの、新規制MDRへの対応を進めました。

     一方、石灰化病変治療デバイスの国内販売契約を本年1月末に終了することとなりましたが、他社とのアライアンス事業に関しましては、収益性や当社のビジネスとの親和性等を勘案しつつ、今後とも前向きに取り組んでまいります。

     その結果、当連結会計年度の業績は、売上高21,607,233千円(前年同期比7.3%増)、営業利益4,118,187千円(同

    6.9%減)、経常利益4,177,707千円(同8.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,864,589千円(同4.3%減)

    となりました。

     当社の商品区分である品目別の売上高は以下のとおりであります。

     人工透析類におきましては、7,526,040千円(前年同期比3.6%増)となりました。静脈留置針類におきましては、

    5,871,053千円(同12.0%増)となりました。インターベンション類におきましては、8,198,744千円(同7.7%増)

    となりました。

    (注) 当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省

       略しております。

    ②キャッシュ・フローの状況

     当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、以下に記載のキャッシュ・フ

    ローにより、前連結会計年度末に比べ525,139千円減少し、当連結会計年度末には17,592,949千円となりました。

     (営業活動によるキャッシュ・フロー)

      営業活動の結果得られた資金は4,480,319千円(前年同期比42.1%増)となりました。内訳の主なものは、税金

     等調整前当期純利益4,291,340千円と、法人税等の支払額1,036,154千円等であります。

     (投資活動によるキャッシュ・フロー)

      投資活動の結果使用した資金は3,582,343千円(前年同期比108.3%増)となりました。内訳の主なものは、連結

     範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,460,851千円と、有形固定資産の取得による支出982,723千円であ

     ります。

     (財務活動によるキャッシュ・フロー)

      財務活動の結果使用した資金は1,509,626千円(前年同期比67.5%増)となりました。内訳は、配当金の支払額

     であります。

    ③生産、受注及び販売の実績

     a.生産実績

     当連結会計年度の生産実績については、単一セグメントのため品目区分別に記載しております。

    品目別 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 前年同期比(%)
    人工透析類 (千円) 6,968,702 △2.5
    静脈留置針類 (千円) 5,946,020 14.9
    インターベンション類 (千円) 5,751,691 11.5
    合計 (千円) 18,666,414 6.8

     (注)金額は平均販売価格によっております。

     b.受注実績

     当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。

     c.販売実績

     当連結会計年度の販売実績については、単一セグメントのため品目区分別に記載しております。

    品目別 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 前年同期比(%)
    人工透析類 (千円) 7,526,040 3.6
    静脈留置針類 (千円) 5,871,053 12.0
    インターベンション類 (千円) 8,198,744 7.7
    うち石灰化病変関連 (千円) 1,524,102 12.9
    その他 (千円) 11,395 △2.5
    合計 (千円) 21,607,233 7.3

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

     経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

     なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

     ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

     当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。

     ・経営成績の分析

     「第2 事業の状況  4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1) 経営成績等の状況の概要  ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

     ・財政状態の分析

     当社グループは、適切な流動性の維持、事業活動のための自己資金の充実及び健全なバランスシートの維持を財務

    方針としております。

     なお、財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ

    ュ・フローの状況の分析  (1) 経営成績等の状況の概要  ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであり

    ます。

    ・経営成績に重要な影響を与える要因について
     「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

     ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    ・キャッシュ・フローの状況の分析

     「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成

    績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

    ・資本の財源及び資金の流動性

     資金需要

     当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を

    目的とした資金需要は、主に設備投資であります。

     財務政策

     当社グループは、運転資金及び設備投資資金については、原則自己資金により調達することとしております。

     当社グループは、財務の健全性を保ち、営業活動によるキャッシュ・フローを基本に将来に必要な運転資金及び設

    備投資資金を調達していく考えであります。

     ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

     連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて

    は、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとお

    りであります。

    5【経営上の重要な契約等】

    (1)株式譲渡契約

     当社は、2022年12月23日開催の取締役会において、株式会社Bolt Medicalの発行する株式及び新株予約権の全てを取得することに合意し、連結子会社化することについて決議しました。それに基づき2022年12月26日付で株式譲渡契

    約を締結し、同日に当該全株式を取得しております。

     詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

    (2)独占販売権を受けている契約

     当社と米国 Cardiovascular Systems,Inc.との間で締結していた石灰化病変治療デバイスの国内独占販売契約は、2023年1月31日をもって終了しました。

    6【研究開発活動】

     当社グループは、コロナ禍や不安定な国際情勢を受け環境がますます変化する中、多様化、高度化して広汎な範囲に

    わたる顧客ニーズに応える製品を研究開発して、価値提供を追求することを基本方針としております。このため情報収

    集から製品化までにわたる基礎技術及び応用技術の研究開発についての役割を分担し、6部門・46名のスタッフにて活

    動しています。内容は①顧客ニーズの情報収集、②既存製品の改良、③医療現場で行われている安全対策について医療

    機器からの提案、④患者のQOL(Quality of Life)への寄与に関する医療機器からの提案、⑤カテーテル技術応用

    展開になります。なかでも医療現場で行われている安全対策について医療機器からの提案である誤刺事故防止機構付き

    針製品、及びインターベンション関連の血管内治療用カテーテル製品の研究開発にウエイトを置いております。このよ

    うな取り組みによって当連結会計年度の研究開発費は323,092千円(売上高比率1.5%)となりました。

     なお、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、品目区分別に記載しますと次のとおりであります。

     人工透析類

     2022年度は、止血弁を内蔵し、安全機構を装備した透析用留置針「ハッピーキャスProFlex(プロフレックス)」の

    外套針に改良を加え品質向上を図りました。医療従事者の使い易さを追求し、性能の見直しを行い外套針全体の性能を

    高めました。また、既存の透析用留置針「ハッピーキャスC-Pro、ProFlex」の安全機構作動時の安定性と精度向上を行

    った改良品を市場投入しております。今年度は海外欧州への展開を拡充すべく「Supercath Clampcath」、「Supercath

    NEO」及び「Supercath Pro」を主軸とした透析用留置針について欧州医療機器規則(MDR)に対応するため規制当局へ

    の申請を実施しており当局との照会対応を行っております。加えて、「Supercath NEO」の海外展開として中国への拡

    販を目的として薬事申請を進めており現在臨床試験を実施中です。

     新たな分野として、今後は様々ながん治療における高精度医療とともに組織生検のニーズが高まるものと予測される

    ため、放射線科領域・泌尿器科領域で有用性の高い製品の開発に努めており、昨年から引き続き、当社の針加工技術の

    強みを生かした切れ性能の高い検査用針の開発を進めてきており設計検証作業が概ね完了いたしました。

     静脈留置針類

     当社グループは、安全機構と圧迫止血補助弁の開発により静脈用留置針の国内トップシェアを獲得しましたが、更な

    る品質安定化と性能向上を目指し改善改良を続けております。今年度はパッシブタイプの針刺し防止機構付きの静脈用

    留置針「スーパーキャス7」において、パッシブ型留置針市場のシェア拡大を目指し販売を推進しておりますが、顧客

    要望として挙がっているバックフローの視認性能を最大限向上させるため、改善改良に取り組んでいます。また、Ztu-

    Vのデザインを全面的に見直し、スーパーキャス5の形状構造に近づける設計変更に着手し、モデルチェンジを検討致

    します。また、輸出製品として中国向けの製品においては、輸出国からの要望により、タブ付きS5やZtu-V2”のモデ

    ルをラインナップへ追加し有効期限5年の製品出荷を開始しております。

     加えて、欧州市場への販路拡大の為、欧州医療機器規則(MDR)に対応するため、規制当局へ申請を実施しました。

     インターベンション類

     カテーテル、及びカテーテルイントロデューサ(シース)の研究開発、ならびに医療現場のニーズに沿った新製品の

    開発を行っております。2022年度は、循環器分野における不整脈治療で使用される付加価値の高い製品として、「メ

    ディキットブレイデッドシース(ニックネーム:AbRoad STOUT)」及び「メディキットスティーラブルシース(ニッ

    クネーム:AbRoad FLEX」の製造販売を開始いたしました。臨床現場からのご意見を参考に、一連の手技におけるユー

    ザビリティーを最大限考慮するとともに品質向上のため、改善改良を継続しております。循環器・脳外科分野で用いら

    れるラディアルアプローチ用のシースに関して、潤滑性コーティングを付与したメディキットスーパーシース「Coat

    Plus(肉薄型)」の製造販売を開始しました。また、輸出製品としまして、小児用の血管造影用カテーテル

    「Mongoose」の欧州医療機器規則(MDR)対応品を2022年6月より販売開始しております。

     今年度より、脳血管内治療用のデバイスとして、脳血管内の遠位までの安全かつ正確なカテーテル誘導と治療におけ

    るバックアップ性の向上を目的とした中間カテーテルの開発に着手しております。

     また、昨年のトピックとして「株式会社 Bolt Medical 」を子会社化しました。株式会社 Bolt Medicalで開発した

    製品は脳血管内治療を実施するためにより適切な位置にカテーテルを挿入支援するためのデバイスです。このデバイス

    によって今まで以上の安全性と治療効果が期待でき、より難易度の高い治療についても低侵襲な血管内治療を選択でき

    るものと考えております。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

     当社グループは、国際的な品質や販売価格に対応できる製品の開発、製造、販売を考え、設備投資を行っております。当連結会計年度におきましては、有形固定資産及び無形固定資産の合計で814,625千円の設備投資を実施致しま

    した。その主なものは生産設備の取得であります。

    なお、当連結会計年度において重要な設備の除却売却等はありません。

     当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

    2【主要な設備の状況】

     当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。

    (1)提出会社

    2023年3月31日現在

    事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計
    本社及び東京営業所 (東京都文京区) 医療機器 事務所 133,117 0 249,000 (165.66) 3,575 385,692 39
    関西営業所 ほか14営業所 医療機器 事務所 14,422 18,319 (74.56) 16,749 49,492 139
    研修施設 (東京都千代田区) 医療機器 事務所 研修施設 6,684 - (-) 910 7,594 16
    社宅・保養所等20件 医療機器 福利厚生設備 93,586 298,883 (1,994.98) 540,617 933,088

    (2)国内子会社

    2023年3月31日現在

    会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計
    東郷メディキット㈱ 日向工場 (宮崎県日向市) 医療機器 医療機器生産・流通設備 1,195,715 1,228,061 359,950 (33,056.00) 1,077,913 3,861,640 253 (198)
    東郷メディキット㈱ 日向第二工場 (宮崎県日向市) 医療機器 医療機器生産設備 1,135,484 1,466,651 920,515 (312,409.16) 84,833 3,607,485 153 (95)
    東郷メディキット㈱ 東郷工場 (宮崎県日向市) 医療機器 医療機器生産設備 67,239 6,104 40,660 (9,637.18) 280 114,284 6 (2)
    東郷メディキット㈱ 佐倉工場 (千葉県佐倉市) 医療機器 医療機器生産・流通設備 265,571 2,927 213,474 (4,346.42) 372 482,345 4 (8)
    東郷メディキット㈱ 社宅・食堂・保養所等 医療機器 福利厚生設備 259,154 0 297,269 (16,891.87) 37 556,461 1 (1)
    ㈱Bolt Medical 本社 (東京都中央区) 医療機器 医療機器開発設備 - (-) 6,444 6,444

    (3)在外子会社

    2023年3月31日現在

    会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数(人)
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計
    MedikitVietnamCo.,Ltd. ベトナム工場 (ベトナム ハイフォン市) 医療機器 医療機器生産・流通設備 418,258 13,285 - (-) 2,090 433,634 349

      (注)1.医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

            2.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品及び建設仮勘定であります。

    3.従業員数の( )は、契約社員、準社員、常用パートを外書しております。

    4.提出会社は営業所の一部及び研修施設を賃借しており、当期の賃借料の総額は57,084千円であります。

    3【設備の新設、除却等の計画】

     当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して検討しております。なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修計画は次のとおりであります。

    (1)重要な設備の新設

    会社名 事業所名 所在地 セグメントの名称 設備の内容 投資予定金額 資金調達方法 着手及び完了予定年月 完成後の増加能力
    総額 (千円) 既支払額 (千円) 着手 完了
    東郷メディキット㈱ 日向工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 71,250 自己 資金 2023年 5月 2024年 3月 製品生産 能力の増強
    東郷メディキット㈱ 日向工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 62,000 自己 資金 2023年4月 2023年 12月 部品生産 能力の増強
    東郷メディキット㈱ 日向工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 40,000 自己 資金 2023年 5月 2024年 3月 リフター室、階段の増設
    東郷メディキット㈱ 日向工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 15,000 自己 資金 2023年 4月 2023年 12月 製品開発 の設備
    東郷メディキット㈱ 日向第二工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 124,470 自己 資金 2023年 3月 2024年 2月 製品生産 能力の増強
    東郷メディキット㈱ 日向第二工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 213,000 21,000 自己 資金 2023年 1月 2024年 2月 部品生産能力の増強
    東郷メディキット㈱ 日向第二工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 1,328,000 730 自己 資金 2023年 1月 2024年 4月 建物の増築
    東郷メディキット㈱ 日向第三工場 宮崎県 日向市 医療機器 医療機器 生産設備 1,704,600 1,200 自己 資金 2023年 4月 2024年 8月 自動倉庫 の新設

    (注)1.経常的な設備の更新のための除売却を除き、重要な設備の除売却の計画はありません。
        2.完成後の増加能力は、設備ごとに算出しております。

    (2)重要な改修

      当連結会計年度末現在における重要な設備等の改修はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 67,520,000
    67,520,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数 (株) (2023年3月31日) 提出日現在発行数(株) (2023年6月29日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 18,880,000 18,880,000 東京証券取引所 スタンダード市場 完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式 単元株式数 100株
    18,880,000 18,880,000

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

     該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

          該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

     該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

             該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額 (千円) 資本金残高 (千円) 資本準備金増減額(千円) 資本準備金残高(千円)
    2020年4月1日(注) 9,440,000 18,880,000 1,241,250 8,378,585

    (注)株式分割(1:2)によるものであります。

    (5)【所有者別状況】

    2023年3月31日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況 (株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数 (人) 5 19 14 72 4 1,464 1,578
    所有株式数(単元) 1,227 718 69,465 49,676 7 67,677 188,770 3,000
    所有株式数の割合(%) 0.65 0.38 36.80 26.32 0.00 35.85 100

    (注)自己株式2,093,120株は、「個人その他」に20,931単元及び「単元未満株式の状況」に20株を含めて記載しており

       ます。

    (6)【大株主の状況】

    2023年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    ㈱ナカジマコーポレーション 千葉県習志野市谷津5-1-7 6,306,000 37.57
    中島 弘明 宮崎県日向市 1,594,000 9.50
    GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) 200 WEST STREET NEW YORK,NY,USA (東京都港区六本木6-10-1) 1,253,980 7.47
    GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) PLUMTREE COURT, 25 SHOE LANE, LONDON EC4A 4 AU,U.K. (東京都港区六本木6-10-1) 1,012,361 6.03
    NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行 東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK (東京都中央区日本橋3-11-1) 989,700 5.90
    一般財団法人中島育英奨学会 宮崎県日向市大字日知屋亀川17148-6 (東郷メディキット内) 600,000 3.57
    中島 崇 宮崎県日向市 561,500 3.34
    中島 弘子 宮崎県日向市 540,000 3.22
    NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK (東京都中央区日本橋3-11-1) 370,000 2.20
    NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT, UK (東京都中央区日本橋3-11-1) 309,100 1.84
    13,536,641 80.64

     (注)1.上記のほか、自己株式が2,093,120株あります。

    2.2015年12月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、エフエムアールエル

     エルシーが2015年11月30日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3

     月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

     なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は次のとおりであります。

         大量保有者    エフエムアール エルエルシー

         住所       245 Summer Street, Boston, Massachusetts 02210, USA

         保有株券等の数   株式575,700株

         株券等保有割合  6.10%

    3.2021年7月19日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、株式会社ヴァレックス・パートナ

     ーズが2021年7月12日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年3月31

     日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

     なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

         大量保有者    株式会社ヴァレックス・パートナーズ

         住所       東京都中央区日本橋茅場町一丁目6番17号

         保有株券等の数   株式944,200株

         株券等保有割合  5.00%

    4.2022年11月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、ユナイテッド・マネ

     ージャーズ・ジャパン株式会社が2022年11月21日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているもの

     の、当社として2023年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には

     含めておりません。

     なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。

         大量保有者    ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社

         住所       東京都港区虎ノ門一丁目16番8号 虎ノ門石井ビル5階

         保有株券等の数   株式1,117,300株

         株券等保有割合  5.92%

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2023年3月31日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 2,093,100 権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。
    完全議決権株式(その他) 普通株式 16,783,900 167,839 同上
    単元未満株式 普通株式 3,000
    発行済株式総数 18,880,000
    総株主の議決権 167,839
    ②【自己株式等】
    2023年3月31日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有 株式数(株) 他人名義所有 株式数(株) 所有株式数の 合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    メディキット株式会社 東京都文京区湯島 一丁目13番2号 2,093,100 2,093,100 11.09
    2,093,100 2,093,100 11.09

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

        該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    取締役会(2021年12月16日)での決議状況 (取得期間 2021年12月17日~2022年6月30日) 144,000 400,000,000
    当事業年度前における取得自己株式 26,800 65,885,900
    当事業年度における取得自己株式
    残存決議株式の総数及び価額の総額 117,200 334,114,100
    当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 81.4 83.5
    当期間における取得自己株式
    提出日現在の未行使割合(%) 81.4 83.5

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

        該当事項はありません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額 (円) 株式数(株) 処分価額の総額 (円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分) 8,400 13,016,808
    保有自己株式数 2,093,120 2,093,120

    (注)1.当期間における保有自己株式には、2023年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取

        りによる株式は含まれておりません。

    2.当事業年度におけるその他(譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分)は、2022年7月28日に実施した譲渡

     制限付株式報酬としての自己株式の処分であります。

    3【配当政策】

     当社は利益配分につきましては、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付け、長期的な安定配当に努めるとともに、機動的・戦略的な開発や投資に備える内部留保の確保を基本方針としております。
     当社は、期末配当による年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりましたが、2023年3月期より中間

    配当を実施することといたしました。この剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当につ

    いては取締役会であります。
     なお、内部留保金につきましては、新製品・新事業の開発等に有効活用し、中長期的な収益や企業価値の向上に役立ててまいります。

     当事業年度の配当金につきましては、普通配当70円に創立50周年記念配当30円を加えて、1株当たり100円の配当(うち中間配当30円)を実施することを決定いたしました。

      当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。

     なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額 (千円) 1株当たり配当額 (円)
    2022年11月11日 503,606 30
    取締役会決議
    2023年6月28日 1,175,081 70
    定時株主総会決議

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

      当社グループは、経営環境の変化に対応できる組織体制・経営体制を構築し、迅速な意思決定を行うことが重

     要な経営課題であると考えております。また、コンプライアンス遵守につきましては、経営の透明性確保とチェ

     ック機能強化が重要と認識しております。コーポレート・ガバナンスは、企業価値の最大化を図るための重要課

     題と考え、経営陣はもとより、社員の意識を高め、実践していくことが重要であると考えております。

    ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

      当社は、監査役会設置会社として、株主総会、取締役会、監査役会及び会計監査人を設置するほか、リスク管

    理委員会、経営会議、内部監査室を設置しております。取締役6名(うち社外取締役2名)で取締役会を構成

    し、監査役3名(うち社外監査役2名)が、取締役の職務の執行を監査し、コーポレート・ガバナンス体制の確

    立に努めております。当社の事業内容、特性や経営の監視機能の面で有効に機能しているものと判断しており、

    現状の体制を採用しております。

    イ 取締役会

      取締役会は、有価証券報告書提出日現在、代表取締役社長の景山洋二を議長とし、取締役である中島崇、堀之

    内広、中島史博、吉田安幸(社外取締役)、大瀧敦子(社外取締役)の取締役6名(うち社外取締役2名)で構

    成されており、定例の取締役会を毎月1回、必要に応じて臨時取締役会を開催し、経営の基本方針その他重要事

    項を決定するとともに、業務執行を監督しております。監査役である金子尚道、大島秀二(社外監査役)、吉田

    福一(社外監査役)の監査役3名も取締役会に出席し、取締役の職務の執行を監査するとともに、必要に応じて

    意見を述べております。

    ロ 監査役会

     監査役会は、有価証券報告書提出日現在、常勤監査役の金子尚道を議長とし、大島秀二(社外監査役)、吉田

    福一(社外監査役)の監査役3名(うち社外監査役2名)で構成されており、定例の監査役会を毎月1回、必要

    に応じて臨時監査役会を開催し、監査に関する重要な報告を受け、協議、決議を行っております。各監査役は取

    締役会に出席するほか、常勤監査役は取締役会やその他の重要な会議へ出席し、代表取締役、内部監査室、会計

    監査人との間で定期的に情報交換を行うことで、取締役の職務執行の監査、内部統制の整備ならびに運用状況を

    確認しております。

    ハ リスク管理委員会

      内部統制システム構築の基本方針に関する決議を行い、社内にリスク管理委員会を設置しております。リスク

    管理委員会は、有価証券報告書提出日現在、代表取締役社長の景山洋二を委員長とし、取締役である中島崇、中

    島史博及び委員長が指名する役員及び社員で構成されており、当社グループ全体の内部統制システムを統括し、

    整備しております。更に、リスク管理委員会の統括のもと、小委員会として内部統制委員会を設置し、整備に努

    めております。

    ニ 経営会議

      会社全体としての経営の意思決定の迅速化を図るため、経営会議を設置しております。経営会議は、有価証券

    報告書提出日現在、代表取締役社長の景山洋二を議長とし、取締役である中島崇、堀之内広、中島史博で構成さ

    れており、経営に関する重要事項についての審議、並びに業務執行状況を確認しております。

    ホ 内部監査室

      当社は、内部監査室を設置し1名(有価証券報告書提出日現在)を選任しております。内部監査室は、業務活

     動全般に関しての妥当性や有効性の監査、法令・社内規程の遵守状況等の監査を行い、適宜常勤監査役や会計監

     査人と連絡を取りつつ、リスク管理委員会及び各部門との情報共有を図るよう努めております。

    ③ 企業統治に関するその他の事項

    ・内部統制システムの整備の状況

      当社は、内部統制システム構築の基本方針に関する決議を行い、社内にリスク管理委員会を設置しておりま

     す。リスク管理委員会では、当社グループ全体の内部統制システムを統括し、整備しております。更に、リスク

     管理委員会の統括のもと、小委員会として内部統制委員会を設置し、整備に努めております。

      また、当社は、適正かつ信頼性の高い財務報告を達成するための基本方針を、内部統制基本方針書として定め

     ております。

      当事業年度におきましては、リスク管理委員会を原則として毎月開催し、当社事業に関連する法令改正や社会

     情勢の変化に対応するよう、社内規程の整備に努めました。リスク管理委員会の活動内容を、定期的に取締役会

     に報告し、内部統制システムを整備しております。

    ・リスク管理体制の整備の状況

      社内にリスク管理委員会を設置しております。リスク管理委員会では、当社グループにおける重要なリスク要

     因に対して、定期的に分析・評価した上でリスクの見直し、対応を検討しております。コンプライアンス重視の

     観点から、当社グループの事業に係る主な関係法令等につき洗い出しを行うとともに、主管部が中心となり、具

     体的な対応方針とスケジュールを策定し、その進捗状況を都度確認してまいりました。また、当社グループにお

     けるリスクの洗い出し・評価・対応方針の検討を行い一覧表にまとめるとともに、継続して対応状況等を確認し

     てまいりました。

    ・提出会社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

      関係会社管理規程に基づき、子会社管理の所管部門の統括の下、子会社に対する適切な管理を行い、当社及び

     子会社における内部統制の実効性を高める施策を実施します。また、子会社に対しては、定期的に監査を実施す

     るとともに、当社監査役と子会社監査役が意見交換を行い、業務の適正を確保する体制を整備します。

    ・責任限定契約の内容の概要

      当社は、社外取締役及び社外監査役との間で、会社法第427条第1項及び定款の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任額は、同法第425条第1項に規定する額を責任限度額としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役及び社外監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。

    ・役員等賠償責任保険契約の内容の概要等

      当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者

     である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと、または当該責任の追及に係る請求を受けることによって

     生ずる損害について填補することとしております。

      当該保険契約の被保険者は、取締役及び監査役であり、すべての被保険者について、その保険料を会社が全額

     負担しております。

    ・取締役の定数

      当社の取締役は10名以内とする旨定款に定めております。

     ・取締役の選任の決議要件

       当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
     主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票
     によらないものとする旨定款に定めております。

     ・株主総会の特別決議要件

       当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株
      主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めており
     ます。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを
     目的としております。

     ・株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項

    イ. 自己株式の取得

       当社は、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己株式を取得す

      ることができる旨定款に定めております。これは、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的としており

     ます。

    ロ. 中間配当

      当社は、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって毎年9月30日の最終の株主名簿に記

     載又は記録された株主もしくは登録株式質権者に対し、中間配当をすることができる旨定款に定めております。

     これは、中間配当を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的としており

     ます。

    ハ. 取締役及び監査役の責任免除

      当社は、会社法第426条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって取締役及び監査役(取締役及び監査

     役であったものを含む。)の任務を怠ったことによる損害賠償責任を、法令の限度において免除することができ

     る旨定款に定めております。これは、取締役及び監査役が期待された役割に専念できる環境を構築することを目

     的としております。

    ・取締役会の活動状況

    定例の取締役会を毎月1回、必要に応じ臨時取締役会を開催します。当事業年度において当社は取締役会を13

    回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。

    氏 名 開催回数 出席回数
    景山 洋二 13回 13回(100%)
    中島 崇 13回 13回(100%)
    堀之内 広 13回 13回(100%)
    中島 史博 13回 13回(100%)
    吉田 安幸 13回 13回(100%)
    大瀧 敦子 13回 13回(100%)

     取締役会における具体的な検討内容として、法令及び定款に定める事項や取締役会付議に関する内規に従い、経営に関する重要事項について審議、議決及び取締役の業務執行状況の監督を行いました。

     当社は、取締役会の実効性確保を目的として、取締役と監査役の全員を対象にアンケートを行い、その内容と分析結果について取締役会において報告・議論をしております。その内容としては、①取締役会の運営、議題、体制等について、②中期経営計画について、③役員の指名・報酬について、④役員のトレーニング方法について、⑤サステナビリティについて、⑥取締役会を支える体制についてなどで、今後ともこれら手法を重ねて、取締役会の実効性向上に向け、改善を図ってまいります。

     社外取締役と社外監査役の間で意見交換会を行い、経営課題やリスク認識について幅広くディスカッシ

    ョンを行っております。

    ・リスク管理委員会の活動状況

     当社は、内部統制システムの一環として、リスク管理委員会を設置しております。当事業年度におきましても原則として毎月開催し、当社事業に関連する法令改正や社会情勢の変化及び社内外で発生するリスクの共有を図り、社内規程の整備につなげており、取締役会との連携にも活用しています。

     尚、当社は、指名委員会・報酬委員会を設置しておりませんが、取締役6名(うち社外取締役2名)、監査役3名(うち社外監査役2名)の体制で議論することで、経営陣幹部・取締役の指名・報酬などに係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任の強化を図っております。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性8名 女性1名 (役員のうち女性の比率11%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    代表取締役社長 景山 洋二 1960年10月9日生 1986年5月 当社入社 2007年4月 執行役員東日本営業部長 2008年4月 執行役員営業部長西日本担当 2009年6月 取締役就任 2010年6月 常務取締役就任 2015年8月 常務取締役営業部長東日本担当海外事業部担当 2020年4月 常務取締役営業部長東日本担当海外事業部担当 OAS事業部担当 2021年6月 代表取締役社長就任(現任) (注)5 18,400
    取締役副社長 管理部門担当 中島 崇 1970年2月14日生 1995年4月 当社入社 2007年6月 東郷メディキット株式会社取締役就任 2010年4月 経営企画室担当部長 2010年6月 取締役就任 2013年6月 東郷メディキット株式会社代表取締役社長就任 (現任) 2013年6月 経営企画担当 2019年6月 専務取締役就任 2020年6月 専務取締役管理部門担当就任 2021年6月 取締役副社長管理部門担当就任(現任) (注)5 561,500
    取締役 営業管理部担当 薬事/教育担当 堀之内 広 1960年5月30日生 1986年10月 当社入社 2007年4月 執行役員西日本営業部長(アンギオ担当) 2011年4月 執行役員顧客サービス部長兼透析事業担当部長 2014年9月 執行役員営業部長西日本担当 2015年6月 取締役就任(現任) 2016年11月 新規事業担当 2020年4月 特命営業開発担当 2021年6月 営業管理部担当薬事/教育担当(現任) (注)5 8,900
    取締役 経営企画 担当 中島 史博 1963年9月18日生 1987年4月 朝日生命保険相互会社入社 2002年12月 東京海上火災保険株式会社(現東京海上日動 火災保険株式会社)入社 2017年7月 当社入社 執行役員経営企画室担当部長 2019年6月 取締役経営企画担当就任(現任) (注)5 1,800
    取締役 吉田 安幸 1948年2月14日生 1971年4月 旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社 2010年4月 旭化成株式会社執行役員 2011年4月 旭化成株式会社専務執行役員 2011年6月 旭化成株式会社取締役 2013年6月 旭化成株式会社顧問 2014年6月 旭化成株式会社顧問退任 2015年6月 当社取締役就任(現任) (注)1.5 400
    取締役 大瀧 敦子 1963年8月18日生 1986年4月 等松・トウシュロス コンサルティング株式 会社(現アビームコンサルティング株式会社) 入社 1994年4月 弁護士登録 1994年4月 小野孝男法律事務所(現弁護士法人小野総合 法律事務所)入所 2004年1月 石本哲敏法律事務所にパートナー弁護士として 入所(現任) 2009年4月 明治大学法科大学院法務研究科特任准教授 2012年4月 明治大学法科大学院法務研究科特任教授 2016年2月 株式会社ジャパンミート(現株式会社JMホール ディングス)社外取締役(現任) 2020年6月 ナラサキ産業株式会社社外監査役(現任) 2021年6月 当社取締役就任(現任) (注)1.5
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
    常勤 監査役 金子 尚道 1955年4月29日生 1981年8月 当社入社 2005年4月 顧客サービス部部長就任 2015年4月 マーケティング部留置針担当部長就任 2017年6月 当社監査役就任(現任) (注)4 8,000
    監査役 大島 秀二 1949年12月27日生 1985年3月 公認会計士登録 1987年10月 税務会計事務所開設(現任) 1987年11月 税理士登録 2004年6月 株式会社ニチイ学館監査役 2008年2月 株式会社協和コンサルタンツ監査役 2014年6月 当社監査役就任(現任) 2016年2月 株式会社協和コンサルタンツ取締役(現任) (注)2.3
    監査役 吉田 福一 1954年11月28日生 2015年8月 税理士登録 2015年8月 税務会計事務所開設(現任) 2021年6月 当社監査役就任(現任) (注)2.3
    599,000

    (注)1.取締役 吉田安幸及び大瀧敦子は、社外取締役であります。

       2. 監査役 大島秀二及び吉田福一は、社外監査役であります。

       3.2022年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

       4.2021年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

        5. 2023年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から2年間

        6. 当社では、業務執行の責任者に責任と権限を委譲し、業務執行体制の一層の強化・充実を図るため、執行役

              員制度を導入しております。執行役員は4名で、西日本営業部長梶田和久、営業管理部長兼東日本営業部長宝

         達貴、マーケティング部長横山和彰、管理部門担当兼総務部長妹尾貞幸であります。

    7. 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査

     役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

    氏名 生年月日 略歴 所有株式数(株)
    秋月 智尋 1958年3月14日生 1980年4月 株式会社三和銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)入行 2010年4月 辻・本郷税理士法人入社

     ② 社外役員の状況

      当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。

      社外取締役である吉田安幸氏は、当社の株主ではありますが、当社と人的関係、重要な取引関係その他の利害

     関係はありません。また同氏は、他の法人等の重要な兼職はありません。

      社外取締役である大瀧敦子氏は、石本哲敏法律事務所所属の弁護士であり、株式会社JMホールディングス社外

     取締役、ナラサキ産業株式会社社外監査役でありますが、当社と兼務先との間には人的関係、資本的関係又は重

     要な取引関係その他の利害関係はありません。

      社外監査役である大島秀二氏と当社との間には人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係は

     ありません。また、同氏は、大島秀二公認会計士事務所の代表及び株式会社協和コンサルタンツの社外取締役で

     ありますが、当社と兼務先との間には人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はありませ

     ん。

      社外監査役である吉田福一氏と当社との間には人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係は

     ありません。また同氏は、他の法人等の重要な兼職はありません。

      当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものは

     ありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立した立場で社外役員

     としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。

     当社は、社外取締役吉田安幸氏及び同大瀧敦子氏、社外監査役大島秀二氏及び同吉田福一氏を東京証券取引所

    の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。

    ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部

     統制部門との関係

      社外取締役である吉田安幸氏は、旭化成株式会社で取締役、顧問を務め、医療機器業界にも精通しており、豊

     富な経験と幅広い見識を当社の経営に活かしていただけるものと判断し、社外取締役として選任しております。

    社外取締役である大瀧敦子氏は、弁護士としての専門的知識、豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に活かし

     ていただけるものと判断し、社外取締役として選任しております。社外取締役は、内部監査室から監査結果等に

     ついて報告を受けるとともに、取締役会に出席し、リスク管理委員会の活動内容及び監査役監査の結果等につい

     て報告を受けており、これらの情報を活かして、社外の独立した立場で、当社の経営を監督しております。

      社外監査役である大島秀二氏は、公認会計士・税理士としての専門的見地から、取締役会の意思決定の相当

     性・適正性を確保するための発言をいただけるものと判断し、社外監査役として選任しております。社外監査役

     である吉田福一氏は、税理士としての専門的見地から、取締役会の意思決定の相当性・適正性を確保するための

     発言をいただけるものと判断し、社外監査役として選任しております。社外監査役は、監査計画に基づき、取締

     役会に出席するほか、常勤監査役、内部監査室、会計監査人との間で適宜連携し、取締役の職務の執行を監査し

     ております。

    (3)【監査の状況】

    ① 監査役監査の状況

      当社における監査役監査は、監査役制度のもと、常勤監査役1名と社外監査役2名の計3名で監査を行ってお

     ります。これら監査役は、監査計画に基づき、取締役会に出席して意見を述べるほか、内部監査状況の確認や会

     計監査人との定期的な意見交換及び監査への立会いなどを行うことにより、取締役の業務執行等の状況や内部統

     制の整備状況を監査しております。

      なお、社外監査役大島秀二氏は、公認会計士・税理士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度

     の知見を有するものであります。

     また、監査役吉田福一氏は、税理士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するもの

    であります。

      当事業年度において当社は監査役会を14回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。

    氏 名 開催回数 出席回数
    金子 尚道 14回 14回(100%)
    大島 秀二 14回 14回(100%)
    吉田 福一 14回 14回(100%)

     監査役会における具体的な検討内容は、以下のとおりであります。

    ・監査役監査方針、監査計画、職務分担について

    ・内部統制の整備「内部統制システムの基本方針」の取締役会の決議のフォロー

    ・リスク管理態勢の運用状況について

    ・コンプライアンス態勢の実施状況について

    ・会計監査人の監査の相当性の評価について

    ・会計監査人の再任について

    ・会計監査人の報酬に対する同意について

    ・取締役業務執行確認について

    ・取締役会議事において議事及び議事運営ならびに決議の方法とその結果について

    ・監査報告書の審議と決議

    監査役会は、会計監査人との定例会議を設け、会計監査人から監査計画や監査結果、監査上の主要な検討事項(KAM)等の報告を受けるとともに、意見交換を行っております。

     そして、代表取締役との会談にて監査所見に期する提言を行っております。

     また、常勤監査役の活動として、取締役会への出席、経営会議、部長会、製販合同会議、マネージャー会議等

    の社内の重要な会議、及びリスク管理委員会への出席、社内決裁内容確認、重要な書類の閲覧を実施、内部監査

    部門から監査結果の報告を受け、必要に応じて提言を行いました。その内容は社外監査役とも適時に共有いたし

    ました。さらに社外取締役と社外監査役の間で意見交換会を行い、経営課題やリスク認識について幅広くディスカッションを行っております。

    ② 内部監査の状況

      当社は、内部監査室を設置し1名(有価証券報告書提出日現在)を選任しております。内部監査室は、業務活

     動全般に関しての妥当性や有効性の監査、法令・社内規程の遵守状況等の監査を行い、適宜常勤監査役や会計監

     査人と連絡を取りつつ、リスク管理委員会及び各部門との情報共有を図るよう努めております。内部監査の結果

     については、内部監査室から取締役会並びに監査役会に対して、直接報告は行っておりませんが、代表取締役の

     ほか、担当取締役及び常勤監査役に報告しており、適宜取締役会や監査役会に情報共有できる体制としておりま

     す。

    ③ 会計監査の状況

    a.監査法人の名称

     EY新日本有限責任監査法人

    b.継続監査期間

     2000年以降

    c.業務を執行した公認会計士

         奥見 正浩氏

         中田 里織氏

    d.監査業務に係る補助者の構成

         監査業務に係る補助者   公認会計士6名、その他14名

    e.監査法人の選定方針と理由

      当社は、独立性及び専門性を有し、当社の会計監査が適正かつ妥当に行われることを確保する体制を整えてい

     るものと判断したことから、EY新日本有限責任監査法人を会計監査人に選任しております。

     監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提

     出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。

      監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全

     員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集

     される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。

    f.監査役及び監査役会による監査法人の評価

    監査役及び監査役会は、会計監査人については、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施

    しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、「職務の遂

    行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「日本公認会計

    士協会の品質管理レビュー及び公認会計士・監査審議会の検査に関わる概要書」を受領し、必要に応じて説明を

    求めました。その結果、会計監査人の職務執行に問題はないと評価し、EY新日本有限責任監査法人の再任を決議

     いたしました。

    ④ 監査報酬の内容等

    a.監査公認会計士等に対する報酬

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく報酬(千円) 監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく報酬(千円)
    提出会社 27,000 35,100
    連結子会社
    27,000 35,100

    b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Young)に属する組織に対する報酬(a.を除く)

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく報酬(千円) 監査証明業務に基づく報酬(千円) 非監査業務に基づく報酬(千円)
    提出会社
    連結子会社 2,351 1,119 2,654 1,373
    2,351 1,119 2,654 1,373

     連結子会社における非監査業務の内容は、国際税務の助言業務であります。

    c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

     該当事項はありません。

    d.監査報酬の決定方針

     該当事項はありませんが、監査日数等を勘案したうえで決定しております。

    e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

      監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であ

     るかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。

    (4)【役員の報酬等】

    ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    イ.取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりです。

     1.基本方針

    当社の取締役の報酬は、持続的な成長及び企業価値の向上に資するために、適正な範囲において、各人の職

    責及び貢献度を踏まえたやりがいの持てる水準とすることを基本方針としております。

     2.取締役(及び監査役)の報酬の個人別の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針

    ①報酬の種類は、金銭による月例の固定報酬、及び非金銭報酬として支給する譲渡制限付株式報酬としており

    ます。ただし、社外取締役(及び監査役)については、金銭による月例の固定報酬のみとしております。

    ②取締役の個別の報酬額のうち、金銭による月例の固定報酬については、株主総会で決議された限度額の範囲

    内において、取締役会が基本的な枠組みを決議するとともに、その枠組みの範囲内で決定することを代表取

    締役社長に委任し、委任を受けた代表取締役社長が、個々の取締役の役位、職責、当社の業績等を総合的に

    勘案したうえで、決定するものとしております。

    ③社外取締役を除く取締役に対して支給する譲渡制限付株式報酬については、当社の企業価値の持続的な向上

    を図るインセンティブ付与及び株主との一層の価値共有を進めることを目的としており、株主総会において

    上記②の金銭による月例の固定報酬とは別枠で承認を得た限度額の範囲内において、取締役会が決議した各

    対象取締役への割当株式数に基づき、譲渡制限付株式付与のために各対象取締役に支給する金銭債権の額及

    びその支給時期を取締役会が決定するものとしております。

    ④監査役の個別の報酬額については、その金銭による月例の固定報酬額を、株主総会で決議された限度額の範

    囲内において、監査役の協議によって決定するものとしております。

    ⑤役員退職慰労金については、2017年6月29日開催の第34期定時株主総会において役員退職慰労金制度の廃止

    及び打切り支給を決議しており、(制度廃止後の役員在任期間に係る)役員退職慰労金は支給しないことと

    なっております。

    ロ.取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項

    取締役の報酬限度額は、2015年6月26日開催の第32期定時株主総会において年額300百万円以内(ただし、

    使用人分給与は含まない)、うち社外取締役分20百万円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時

    点の取締役の員数は、10名(うち社外取締役1名)です。

    監査役の報酬限度額は、2003年6月27日開催の第20期定時株主総会において年額30百万円以内と決議いただ

    いております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は、1名です。

    ハ.当事業年度の取締役の報酬

     取締役会は、当事業年度の取締役の個別の報酬額については、株主総会で決議された限度額の範囲内におい

    て、基本的な枠組みを決議するとともに、その枠組みの範囲内で決定することを代表取締役社長景山洋二に委

    任し、個々の取締役の役位、職責、当社の業績等を総合的に勘案したうえで決定しております。委任した理由

    は、当社全体の業績等を俯瞰し、個々の取締役の評価を行うには代表取締役社長が適していると判断したため

    であります。

     当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等は、取

    締役会において代表取締役社長に委任することを決議したうえで、代表取締役社長が最終決定しており、実質

    的には、上記イ.決定方針に沿ったものであると判断しております。

     監査役の報酬額については、株主総会で決議された限度額の範囲内において、監査役の協議によって決定し

    ております。

    ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額 (千円) 報酬等の種類別の総額 (千円) 対象となる 役員の員数 (人)
    固定報酬 業績連動報酬 譲渡制限付株式報酬 左記のうち、 非金銭報酬等
    取締役 (社外取締役を除く) 62,964 52,337 10,626 10,626 4
    監査役 (社外監査役を除く) 7,000 7,000 1
    社外役員 12,600 12,600 4

    ③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等

      報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    (5)【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式

    の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資を純投資目的である投資株式と

    し、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式としております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

      該当事項はありません。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

    区分 当事業年度 前事業年度
    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円) 銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(千円)
    非上場株式 3 6,378 4 207,308
    非上場株式以外の株式 6 238,144 6 213,404
    区分 当事業年度
    受取配当金の 合計額(千円) 売却損益の 合計額(千円) 評価損益の 合計額(千円)
    非上場株式 (注)
    非上場株式以外の株式 6,284 156,953

      (注)非上場株式については、市場価格がないことから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。

    ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

      該当事項はありません。

    ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

      該当事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

    また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による監査を受けております。

    3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

     当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内

    容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財

    務会計基準機構へ加入しております。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 28,118,088 27,592,949
    受取手形 ※1 229,763 ※1 63,420
    売掛金 ※1 4,774,644 ※1 5,627,877
    金銭の信託 1,500,000 1,500,000
    商品及び製品 1,506,991 1,065,744
    仕掛品 1,450,174 1,425,913
    原材料及び貯蔵品 669,669 789,640
    その他 292,594 111,329
    貸倒引当金 △501 △570
    流動資産合計 38,541,423 38,176,304
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物 ※3 8,191,797 ※3 8,360,478
    減価償却累計額 △4,562,796 △4,771,242
    建物及び構築物(純額) 3,629,000 3,589,235
    機械装置及び運搬具 ※3 11,640,130 ※3 12,535,846
    減価償却累計額 △9,269,976 △9,818,815
    機械装置及び運搬具(純額) 2,370,153 2,717,030
    工具、器具及び備品 3,818,438 4,010,318
    減価償却累計額 △2,314,775 △2,496,999
    工具、器具及び備品(純額) 1,503,663 1,513,319
    土地 ※3 2,413,809 ※3 2,398,072
    建設仮勘定 918,039 220,504
    有形固定資産合計 10,834,667 10,438,162
    無形固定資産
    のれん 1,935,896
    その他 126,630 1,156,376
    無形固定資産合計 126,630 3,092,272
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※4 927,705 ※4 881,868
    保険積立金 65,222 65,557
    繰延税金資産 419,674 402,775
    その他 143,320 130,153
    貸倒引当金 △750 △750
    投資その他の資産合計 1,555,173 1,479,604
    固定資産合計 12,516,470 15,010,040
    資産合計 51,057,894 53,186,344
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 2,575,802 2,545,509
    未払法人税等 604,515 765,611
    賞与引当金 397,344 413,922
    その他 ※2 837,158 ※2 948,602
    流動負債合計 4,414,819 4,673,645
    固定負債
    退職給付に係る負債 84,555 86,952
    資産除去債務 17,073 14,355
    繰延税金負債 330,696
    その他 769,127 788,713
    固定負債合計 870,757 1,220,717
    負債合計 5,285,577 5,894,363
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,241,250 1,241,250
    資本剰余金 10,378,585 10,384,459
    利益剰余金 37,165,423 38,519,697
    自己株式 △3,256,561 △3,243,544
    株主資本合計 45,528,697 46,901,863
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 107,618 145,711
    為替換算調整勘定 100,052 247,052
    退職給付に係る調整累計額 35,949 △2,645
    その他の包括利益累計額合計 243,620 390,118
    純資産合計 45,772,317 47,291,981
    負債純資産合計 51,057,894 53,186,344
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    売上高 ※1 20,130,697 ※1 21,607,233
    売上原価 ※3,※7 11,949,553 ※3,※7 13,288,069
    売上総利益 8,181,144 8,319,164
    販売費及び一般管理費 ※2,※3 3,758,368 ※2,※3 4,200,976
    営業利益 4,422,776 4,118,187
    営業外収益
    受取利息 2,720 3,384
    投資事業組合運用益 22,038
    受取配当金 15,505 15,383
    受取地代家賃 44,356 41,326
    作業くず売却益 15,880 17,397
    売電収入 23,412 23,619
    その他 30,597 23,589
    営業外収益合計 154,510 124,701
    営業外費用
    支払利息 7,362 7,549
    投資事業組合運用損 6,237
    為替差損 3,011 28,980
    減価償却費 4,150 4,051
    売電費用 11,151 10,222
    その他 2,688 8,140
    営業外費用合計 28,364 65,181
    経常利益 4,548,922 4,177,707
    特別利益
    固定資産売却益 ※4 5,077 ※4 5,981
    ゴルフ会員権売却益 118
    段階取得に係る差益 124,971
    特別利益合計 5,195 130,953
    特別損失
    投資有価証券評価損 50,529
    減損損失 ※8 55
    固定資産売却損 ※5 25,053 ※5 1,606
    固定資産除却損 ※6 5,675 ※6 15,714
    特別損失合計 81,313 17,320
    税金等調整前当期純利益 4,472,804 4,291,340
    法人税、住民税及び事業税 1,030,628 1,405,564
    法人税等調整額 449,158 21,185
    法人税等合計 1,479,786 1,426,750
    当期純利益 2,993,017 2,864,589
    親会社株主に帰属する当期純利益 2,993,017 2,864,589
    【連結包括利益計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    当期純利益 2,993,017 2,864,589
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 996 38,092
    為替換算調整勘定 151,983 147,000
    退職給付に係る調整額 △104,162 △38,594
    その他の包括利益合計 ※ 48,817 ※ 146,497
    包括利益 3,041,835 3,011,087
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 3,041,835 3,011,087
    非支配株主に係る包括利益
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,241,250 10,378,585 35,012,669 △3,190,675 43,441,829
    当期変動額
    剰余金の配当 △840,264 △840,264
    親会社株主に帰属する 当期純利益 2,993,017 2,993,017
    自己株式の取得 △65,885 △65,885
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 2,152,753 △65,885 2,086,867
    当期末残高 1,241,250 10,378,585 37,165,423 △3,256,561 45,528,697
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る 調整累計額 その他の包括利益 累計額合計
    当期首残高 106,621 △51,931 140,112 194,802 43,636,632
    当期変動額
    剰余金の配当 △840,264
    親会社株主に帰属する 当期純利益 2,993,017
    自己株式の取得 △65,885
    自己株式の処分
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 996 151,983 △104,162 48,817 48,817
    当期変動額合計 996 151,983 △104,162 48,817 2,135,685
    当期末残高 107,618 100,052 35,949 243,620 45,772,317

    当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,241,250 10,378,585 37,165,423 △3,256,561 45,528,697
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,510,315 △1,510,315
    親会社株主に帰属する 当期純利益 2,864,589 2,864,589
    自己株式の取得
    自己株式の処分 5,874 13,016 18,891
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額)
    当期変動額合計 5,874 1,354,274 13,016 1,373,165
    当期末残高 1,241,250 10,384,459 38,519,697 △3,243,544 46,901,863
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る 調整累計額 その他の包括利益 累計額合計
    当期首残高 107,618 100,052 35,949 243,620 45,772,317
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,510,315
    親会社株主に帰属する 当期純利益 2,864,589
    自己株式の取得
    自己株式の処分 18,891
    株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 38,092 147,000 △38,594 146,497 146,497
    当期変動額合計 38,092 147,000 △38,594 146,497 1,519,663
    当期末残高 145,711 247,052 △2,645 390,118 47,291,981
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:千円)
    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 4,472,804 4,291,340
    減価償却費 1,269,907 1,282,537
    減損損失 55
    のれん償却額 41,189
    貸倒引当金の増減額(△は減少) 13 69
    賞与引当金の増減額(△は減少) △13,448 16,112
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △211,865 △58,021
    長期未払金の増減額(△は減少) △1,208,200
    受取利息及び受取配当金 △18,226 △18,768
    支払利息 7,362 7,549
    段階取得に係る差損益(△は益) △124,971
    投資有価証券評価損益(△は益) 50,529
    投資事業組合運用損益(△は益) △22,038 6,237
    ゴルフ会員権売却損益(△は益) △118
    固定資産除売却損益(△は益) 25,651 11,339
    売上債権の増減額(△は増加) △130,228 △686,890
    棚卸資産の増減額(△は増加) 48,928 348,649
    仕入債務の増減額(△は減少) △56,699 366,113
    その他 20,014 22,218
    小計 4,234,442 5,504,704
    利息及び配当金の受取額 18,224 18,768
    利息の支払額 △7,381 △6,998
    法人税等の支払額 △1,091,729 △1,036,154
    営業活動によるキャッシュ・フロー 3,153,557 4,480,319
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の預入による支出 △23,000,000 △23,000,000
    定期預金の払戻による収入 23,000,000 23,000,000
    有形固定資産の取得による支出 △1,779,329 △982,723
    有形固定資産の売却による収入 38,412 20,521
    投資有価証券の取得による支出 △5,500 △10,000
    投資事業組合からの分配による収入 32,484 1,276
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ※2 △2,460,851
    関係会社株式の取得による支出 △96,593
    会員権の取得による支出 △4,800
    ゴルフ会員権の売却による収入 168
    無形固定資産の取得による支出 △5,220 △42,992
    差入保証金の差入による支出 △1,379 △12,912
    差入保証金の回収による収入 1,190 5,640
    その他 △449 1,091
    投資活動によるキャッシュ・フロー △1,719,622 △3,582,343
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    自己株式の取得による支出 △66,516
    配当金の支払額 △834,717 △1,509,626
    財務活動によるキャッシュ・フロー △901,234 △1,509,626
    現金及び現金同等物に係る換算差額 94,269 86,512
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 626,969 △525,139
    現金及び現金同等物の期首残高 17,491,119 18,118,088
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 18,118,088 ※1 17,592,949
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1.連結の範囲に関する事項

    (1)連結子会社の数  3社

    連結子会社の名称

    東郷メディキット㈱

    Medikit Vietnam Co.,Ltd.

    ㈱Bolt Medical

    連結範囲の変更

    ㈱Bolt Medicalについては、株式の取得により連結子会社としたため、当連結会計年度より連結子会社に含めております。

    (2)非連結子会社の名称等

    非連結子会社

    Medikit Europe GmbH

    (連結の範囲から除いた理由)

    非連結子会社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見

    合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

    2.持分法の適用に関する事項

     持分法を適用していない非連結子会社(Medikit Europe GmbH)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰

    余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、

    全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

    3.連結子会社の事業年度等に関する事項

      連結子会社のうち東郷メディキット㈱の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

     また、連結子会社のうちMedikit Vietnam Co.,Ltd.の事業年度の末日は12月31日であり、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結に必要な調整を行っております。

     また、連結子会社のうち㈱Bolt Medicalの事業年度の末日は7月31日であり、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行い作成した財務諸表を使用しております。

    4.会計方針に関する事項

    (1)重要な資産の評価基準及び評価方法

    イ  有価証券

    (イ)満期保有目的の債券

      償却原価法(定額法)を採用しております。

    (ロ)その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

      時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

    市場価格のない株式等

      移動平均法による原価法を採用しております。

     なお、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法を採用しております。

    ロ  棚卸資産

         主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

        を採用しております。

    (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

    イ  有形固定資産

      当社及び国内連結子会社は定率法を、また、在外子会社は定額法を採用しております。ただし、当社及び国内連結子会社は1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

      なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建物及び構築物 3~50年
    機械装置及び運搬具、 工具、器具及び備品 2~20年

    ロ  無形固定資産

       定額法を採用しております。

      なお、主な償却年数は次のとおりであります。

    ソフトウエア(自社利用分) 3~5年
    販売権 5年

    (3)重要な引当金の計上基準

    イ  貸倒引当金

      債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    ロ  賞与引当金

      従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。

    (4)退職給付に係る会計処理の方法

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

       退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について

      は、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異の費用処理方法

       数理計算上の差異については、翌連結会計年度に一括して費用処理することとしております。

    (5)重要な収益及び費用の計上基準

      当社グループは医療機器の開発・製造・販売を主な事業とし、これらの商品及び製品の販売については商品及

     び製品の引渡時点において顧客が当該商品及び製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断してい

     ることから、商品及び製品の引渡時点で収益を認識しております。ただし、国内の販売においては、出荷時から

     顧客による検収時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。また、収益は顧

     客との契約において約束された対価から値引き等を控除した金額で測定しております。

    (6)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
      外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま

     す。

     なお、在外子会社の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相

    場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

    (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

      手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (8)のれんの償却方法及び償却期間

      12年間の定額法により償却を行っております。

    (重要な会計上の見積り)

      企業結合により取得した無形固定資産及びのれん

    (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

     のれん         1,935,896千円

     その他の無形固定資産  1,080,000千円

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

      ①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

     当社グループは当連結会計年度において、株式会社Bolt Medical(以下、「Bolt社」という。)の株式の100%を

    取得し、連結子会社としております。

     株式の取得原価については、外部の専門家を利用し、超過収益力を反映した将来キャッシュ・フローを基礎とした事業計画を使用した株式価値の評価結果に基づいて決定しています。取得原価の配分にあたっては、外部の専門

    家を利用して、識別した無形固定資産の時価を超過収益法により測定しております。

     また、取得原価の配分残余はのれんとして計上しています。

      ②当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

     識別可能な無形固定資産の測定は、経営者の判断を伴う主要な仮定により影響を受けます。

     株式価値の算定に使用した事業計画にはBolt社が開発中の製品による症例数の予想成長率や市場シェア予測、割

    引率等の主要な仮定が含まれています。

     また、無形固定資産についてはこれに加えて、仕掛研究開発にかかる技術の優位性持続期間が主要な仮定となり

    ます。

      ③翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

     当該会計上の見積り及び判断に用いた仮定については当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づいて

    おり、将来事業計画や割引率、技術の優位性の継続期間等の仮定の見直しが必要となる事象が発生した場合には、

    翌連結会計年度の連結財務諸表における無形固定資産及びのれんの評価に重要な影響を与える可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

    ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

    ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

    (1)概要

    2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。

    ・ 税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

    ・ グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果

    (2)適用予定日

    2025年3月期の期首から適用します。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 受取手形、売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認

      識関係)3.(1)契約負債の残高等」に記載しております。

    ※2 流動負債の「その他」のうち、契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)3.(1)契約負債

      の残高等」に記載しております。

    ※3 圧縮記帳

       圧縮記帳により次の金額を取得金額から控除しております。

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    建物及び構築物 34,352千円 34,352千円
    機械装置及び運搬具 154,980 154,980
    土地 50,000 50,000

    ※4 非連結子会社に対するものは、次の通りであります。

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    投資有価証券(株式) 86,208千円 182,801千円
    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

     売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    給料及び手当 1,096,221千円 1,116,977千円
    賞与引当金繰入額 163,494 166,976
    退職給付費用 △12,185 41,537
    減価償却費 231,855 227,370
    のれん償却額 41,189
    運賃及び荷造費 436,431 470,100

    ※3 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    327,960千円 323,092千円

    ※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    建物 4,170千円 4,872千円
    機械装置及び運搬具 45
    土地 861 1,109
    5,077 5,981

    ※5 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    土地 25,053千円 1,606千円

    ※6 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    建物 160千円 14,842千円
    機械装置及び運搬具 3,326 79
    工具、器具及び備品 2,187 792
    5,675 15,714

    ※7 期末棚卸高は収益性の低下による簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損又は棚卸資産評価損の洗替による

      戻入額(△)が売上原価に含まれております。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    △16,505千円 △3,718千円

    ※8 減損損失

       当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

      前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)

    場所 用途 種類
    宮崎県日向市 遊休資産 土地

       当社グループは、継続的に損益の把握を実施している単位ごとに資産のグルーピングを行っております。ただし、

      遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

       当連結会計年度において、当社グループは、事業の用に供していない遊休資産のうち、時価が著しく下落した資産

      グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(55千円)として特別損失に計上しました。

      その内訳は、土地55千円であります。

       なお、回収可能価額は正味売却価額により算定しており、主として固定資産税評価額を基礎としております。

      当連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

       該当事項はありません。

    (連結包括利益計算書関係)

     ※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 264千円 56,014千円
    組替調整額
    税効果調整前 264 56,014
    税効果額 731 △17,921
    その他有価証券評価差額金 996 38,092
    為替換算調整勘定:
    当期発生額 151,983 147,000
    組替調整額
    税効果調整前 151,983 147,000
    税効果額
    為替換算調整勘定 151,983 147,000
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 55,185 △5,233
    組替調整額 △211,093 △55,185
    税効果調整前 △155,908 △60,418
    税効果額 51,745 21,823
    退職給付に係る調整額 △104,162 △38,594
    その他の包括利益合計 48,817 146,497
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度 期首株式数(株) 当連結会計年度 増加株式数(株) 当連結会計年度 減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 18,880,000 18,880,000
    合計 18,880,000 18,880,000
    自己株式
    普通株式(注) 2,074,720 26,800 2,101,520
    合計 2,074,720 26,800 2,101,520

    (注)普通株式の自己株式の株式数の増加26,800株は、取締役会決議による自己株式の取得による増加であります。

    2.配当に関する事項

    (1)配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2021年6月29日 定時株主総会 普通株式 840,264 50 2021年3月31日 2021年6月30日

    (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年6月29日 定時株主総会 普通株式 1,006,708 利益剰余金 60 2022年3月31日 2022年6月30日

    当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    当連結会計年度 期首株式数(株) 当連結会計年度 増加株式数(株) 当連結会計年度 減少株式数(株) 当連結会計年度末株式数(株)
    発行済株式
    普通株式 18,880,000 18,880,000
    合計 18,880,000 18,880,000
    自己株式
    普通株式(注) 2,101,520 8,400 2,093,120
    合計 2,101,520 8,400 2,093,120

    (注)普通株式の自己株式の株式数の減少8,400株は、譲渡制限付株式報酬としての処分によるものです。

    2.配当に関する事項

    (1)配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年6月29日 定時株主総会 普通株式 1,006,708 60 2022年3月31日 2022年6月30日
    2022年11月11日 取締役会 普通株式 503,606 30 2022年9月30日 2022年12月19日

    (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (千円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2023年6月28日 定時株主総会 普通株式 1,175,081 利益剰余金 70 2023年3月31日 2023年6月29日

    (注)1株当たり配当額には創立50周年記念配当30円が含まれております。

    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1   現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度 (自  2021年4月1日 至  2022年3月31日) 当連結会計年度 (自  2022年4月1日 至  2023年3月31日)
    現金及び預金勘定 28,118,088 千円 27,592,949 千円
    預入期間が3か月を超える定期預金 △11,500,000 △11,500,000
    金銭の信託 1,500,000 1,500,000
    現金及び現金同等物 18,118,088 17,592,949
    ※2  当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳 株式の取得により新たに㈱Bolt Medicalを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。
    流動資産 132,424 千円 固定資産 13,329   のれん 1,977,085   その他の無形固定資産 1,080,000   流動負債 △14,648   固定負債 △330,696   支配獲得までの既取得価額 △200,930   段階取得に係る差益 △124,971   新規連結子会社株式の取得価額 2,531,593   新規連結子会社現金及び現金同等物 △70,742   差引:新規連結子会社取得のための支出 2,460,851 流動資産 132,424 千円 固定資産 13,329 のれん 1,977,085 その他の無形固定資産 1,080,000 流動負債 △14,648 固定負債 △330,696 支配獲得までの既取得価額 △200,930 段階取得に係る差益 △124,971 新規連結子会社株式の取得価額 2,531,593 新規連結子会社現金及び現金同等物 △70,742 差引:新規連結子会社取得のための支出 2,460,851
    流動資産 132,424 千円
    固定資産 13,329
    のれん 1,977,085
    その他の無形固定資産 1,080,000
    流動負債 △14,648
    固定負債 △330,696
    支配獲得までの既取得価額 △200,930
    段階取得に係る差益 △124,971
    新規連結子会社株式の取得価額 2,531,593
    新規連結子会社現金及び現金同等物 △70,742
    差引:新規連結子会社取得のための支出 2,460,851
    (リース取引関係)

        金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    (金融商品関係)

     1.金融商品の状況に関する事項

     (1)金融商品に対する取組方針

       当社グループは、資金運用については当社グループの資金運用規程に従い実施する方針であります。また、資金

      調達については必要が生じた場合に実施を検討する方針であります。

       デリバティブ取引は、期末日現在該当がありません。今後、必要が生じた場合に実施を検討する方針でありま

      す。

     (2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

       営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グ

      ループの与信管理規程に従い、主な取引先の信用状況を必要に応じ把握する体制としております。

       投資有価証券である株式は、主に市場価格の変動リスクに晒されておりますが、中長期的な保有の方針であり、

      定期的に時価を把握する体制としております。

       営業債務である支払手形及び買掛金は、当連結会計年度末においてはすべて1年内の支払期日であります。

     (3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

       該当事項はありません。

    2.金融商品の時価等に関する事項

     連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

         前連結会計年度(2022年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時価(千円) 差額(千円)
    (1) 投資有価証券(*2)
    その他有価証券 386,343 386,343
    資産計 386,343 386,343

         当連結会計年度(2023年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (千円) 時価(千円) 差額(千円)
    (1) 投資有価証券(*2)
    その他有価証券 434,229 434,229
    資産計 434,229 434,229

     (*1)「現金及び預金」「受取手形」「売掛金」「金銭の信託」「支払手形及び買掛金」については、現金であるこ

        と、又は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

     (*2)市場価格のない株式等及び投資事業有限責任組合出資金については、「(1)投資有価証券 その他有価証券」に

        は含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

    区分 前連結会計年度 (千円) 当連結会計年度 (千円)
    非上場株式 492,358 388,021
    投資事業有限責任組合出資金 49,003 59,616

     (注)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

         前連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内 (千円)
    現金及び預金 28,115,899
    受取手形 229,763
    売掛金 4,774,644
    金銭の信託 1,500,000
    合計 34,620,306

         当連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内 (千円)
    現金及び預金 27,590,934
    受取手形 63,420
    売掛金 5,627,877
    金銭の信託 1,500,000
    合計 34,782,245

    3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

     金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類して

    おります。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対

            象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るイン

            プットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

     時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレ

    ベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

     (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

         前連結会計年度(2022年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 386,343 386,343
    資産計 386,343 386,343

         当連結会計年度(2023年3月31日)

    区分 時価(千円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券
    その他有価証券
    株式 434,229 434,229
    資産計 434,229 434,229

     (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

       該当事項はありません。

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

     上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価を

    レベル1の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

    1.その他有価証券

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(千円) 取得原価(千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 386,343 235,205 151,137
    小計 386,343 235,205 151,137
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式
    小計
    合計 386,343 235,205 151,137

    (注)市場価格のない株式等(連結貸借対照表計上額 492,358千円)及び投資事業有限責任組合出資金(連結貸借対照

      表計上額49,003千円)については、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(千円) 取得原価(千円) 差額(千円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 434,229 235,205 199,024
    小計 434,229 235,205 199,024
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式
    小計
    合計 434,229 235,205 199,024

    (注)市場価格のない株式等(連結貸借対照表計上額 388,021千円)及び投資事業有限責任組合出資金(連結貸借対照

      表計上額59,616千円)については、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

    2.売却したその他有価証券

    前連結会計年度(2022年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    該当事項はありません。

    3.減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度(2022年3月31日)

      前連結会計年度において、有価証券について50,529千円(その他有価証券の株式50,529千円)減損処理を行っており

     ます。

      なお、減損処理にあたっては、その他有価証券で市場価格のない株式等以外のものについて、期末における時価が取

     得原価に比べ30%以上下落した場合には、「著しく下落した」ものとして、回復する見込みがあると認められる場合を

     除き、減損処理を行っております。

      また、その他有価証券で市場価格のない株式等のものについて、実質価額が取得原価に比べて50%以上下落した場合

     には、「著しく下落した」ものとして、回復可能性が十分な根拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理を行って

     おります。

    当連結会計年度(2023年3月31日)

      該当事項はありません。

    (デリバティブ取引関係)

       該当事項はありません。

    (退職給付関係)

    1.採用している退職給付制度の概要

      当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付企業年金制度を採用しております。

     確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給し

    ます。

     なお、一部の連結子会社は簡便法による制度を採用しております。

    2.確定給付制度

    (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 1,768,771千円 1,795,919千円
    勤務費用 104,685 104,661
    利息費用 7,194 7,355
    数理計算上の差異の発生額 △17,845 △16,378
    退職給付の支払額 △66,886 △62,619
    退職給付債務の期末残高 1,795,919 1,828,938

     (注)簡便法を適用した制度を含みます。

    (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    年金資産の期首残高 1,628,259千円 1,711,363千円
    期待運用収益 32,565 34,227
    数理計算上の差異の発生額 37,339 △21,612
    事業主からの拠出額 80,085 80,626
    退職給付の支払額 △66,886 △62,619
    年金資産の期末残高 1,711,363 1,741,985

    (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 1,795,919千円 1,828,938千円
    年金資産 △1,711,363 △1,741,985
    84,555 86,952
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 84,555 86,952
    退職給付に係る負債 84,555 86,952
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 84,555 86,952

     (注)簡便法を適用した制度を含みます。

    (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    勤務費用 104,685千円 104,661千円
    利息費用 7,194 7,355
    期待運用収益 △32,565 △34,227
    数理計算上の差異の費用処理額 △211,093 △55,185
    確定給付制度に係る退職給付費用 △131,779 22,604

     (注)簡便法を適用した制度を含みます。

    (5)退職給付に係る調整額

     退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    数理計算上の差異 △155,908千円 △60,418千円
    合 計 △155,908 △60,418

    (6)退職給付に係る調整累計額

     退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 55,185千円 △5,233千円
    合 計 55,185 △5,233

    (7)年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

     年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    債券 30% 29%
    株式 40 41
    生保一般勘定 28 28
    その他 2 2
    合 計 100 100

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

     年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (8)数理計算上の計算基礎に関する事項

     主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    割引率 0.21%又は0.81% 0.21%又は0.81%
    長期期待運用収益率 2.0% 2.0%
    予想昇給率 3.08%又は5.65% 3.08%又は5.65%

     (注)予想昇給率はポイント制における予想ポイントの上昇率であります。

    (ストック・オプション等関係)

         該当事項はありません。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    繰延税金資産
    連結会社間未実現利益消去 31,412千円 42,139千円
    繰越欠損金(注3) 150,036
    未払事業税 55,075 72,005
    賞与引当金 130,836 135,970
    未払事業所税 290 292
    長期未払金 6,827 6,827
    一括償却資産償却超過額 3,438 3,245
    退職給付に係る負債 23,912 25,200
    販売権償却 27,399
    会員権評価損否認額 27,676 27,676
    投資有価証券評価損否認額 105,468 105,468
    固定資産除却損否認額 4,010 4,010
    減損損失 19,182 19,182
    資産除去債務 6,455 5,115
    その他 54,394 56,897
    繰延税金資産小計 496,382 654,069
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 - △32,264 △150,036 △36,676
    評価性引当額小計(注2) △32,264 △186,712
    繰延税金資産合計 464,118 467,356
    繰延税金負債
    仕掛研究開発 330,696
    その他有価証券評価差額金 44,443 62,365
    その他 2,216
    繰延税金負債合計 44,443 395,277
    繰延税金資産の純額(注1) 419,674 72,079

    (注)1.前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれて

        おります。

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    投資その他の資産-繰延税金資産 419,674千円 402,775千円
    固定負債-繰延税金負債 △330,696

    (注)2.評価性引当額が154,448千円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社において税務上の繰越

        欠損金に係る評価性引当額を150,036千円追加的に認識したことに伴うものであります。

    (注)3.税務上の繰越欠損金及び繰延税金資産の繰越期限別の金額

    当連結会計年度(2023年3月31日)

    1年以内 (千円) 1年超 2年以内(千円) 2年超 3年以内(千円) 3年超 4年以内(千円) 4年超 5年以内(千円) 5年超 (千円) 合計 (千円)
    税務上の繰越欠損金(※) 73,751 42,391 33,892 150,036
    評価性引当額 △73,751 △42,391 △33,892 △150,036
    繰延税金資産

    ※税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主

    要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2022年3月31日) 当連結会計年度 (2023年3月31日)
    法定実効税率 30.62% 30.62%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.09 0.10
    住民税均等割 0.60 0.57
    のれん償却 0.29
    段階取得に係る差益 △0.89
    評価性引当額 0.91
    親会社との税率差異 2.26 2.48
    その他 △0.49 △0.83
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 33.08 33.25
    (企業結合等関係)

    取得による企業結合

     当社は、2022年12月23日開催の取締役会において、株式会社Bolt Medical(本社:東京都中央区)の発行する株式及び新株予約権の全てを取得することに合意し、連結子会社化することを決議いたしました。また、2022年12月26日付で株式譲渡契約を締結し、当該譲渡契約に基づき同日付で同社の全ての株式を取得しております。

    (1) 企業結合の概要

    ① 被取得企業の名称及びその事業の内容

     会社名称:株式会社Bolt Medical

     事業内容:血管内治療用医療機器の研究・開発・製造

    ② 企業結合を行った主な理由及び根拠

     当社は、2021年12月に発表した中期経営計画“NEXT300”において、次なるステップとして売上高300億円を目標とし、より良い製品を医療現場に提供することを通じ、着実なビジネスの拡大に取り組んでいくことを掲げています。今般の株式会社Bolt Medicalの子会社化もこの計画に基づく取り組みとなります。

     株式会社Bolt Medicalは脳血管内治療用医療機器の研究・開発・製造を行っており、医療現場のニーズに迅速に応えかつ創造性豊かなスタートアップ会社となります。

     超高齢化社会と言われる中で、健康寿命と平均寿命の乖離がクローズアップされており、特に脳血管疾患の死亡率(第4位)、年間医療費(約1兆8千億円)の増大が大きな社会問題となっており関係学会や国の政策のもと改善策が図られております。

     脳血管疾患(脳動脈瘤、頭蓋内狭窄症等)の大半を占める脳卒中患者における脳血管内治療は、開頭手術と比較し、患者様にとってより低侵襲治療であり、近年の治療デバイスの急速な進化や海外からの高品質な製品の参入、併せて学会主導による医師の技術向上から治療成績・安全性の向上が図られ治療件数は増加を辿っております。

     脳血管内治療において治療デバイスを目的血管に挿入・留置するためにはカテーテルをより治療血管の近位部となる(遠位)血管に挿入することが求められます。すなわち治療を安全・確実に実施するためには軸となる基盤(カテーテルのシステム構築)が絶対条件となります。

     一方ではカテーテル操作による挿入・留置までの時間経過が患者様の予後に大きく影響を及ぼします。医師による技術向上は図られているもののカテーテルの挿入位置の不確実性による治療時のストレスはいまだ解消はされておりません。

     また上述したように脳血管内治療デバイスそのものの進化はあるものの、脳血管は蛇行が著しく繊細な血管であるため、それら治療デバイスを運ぶためのカテーテルの遠位挿入時のリスク(血管損傷[攣縮・スパスム・解離]、ガイドワイヤーによる血管穿孔・出血性合併症、手技による梗塞等)は常に隣り合わせにあります。

     株式会社Bolt Medicalで開発された製品はこのような脳血管内治療時のリスクやストレスを回避し、治療を実施するためにより適切な位置にカテーテルを挿入支援するためのもので、国内外の経験豊富な医師の発想及び知見から開発を強く希望された世界に類のない製品となります。脳血管内治療の手技を根本的に変える可能性があり、かつ高い技術と品質をもった画期的な製品であると確信しております。この製品によって今まで以上の安全性と治療効果が期待できより難易度の高い治療についても低侵襲な血管内治療を選択できるものと考えております。当社は、脳血管内治療を安全に確実に実施し、患者様への治療貢献が高まる製品を扱うことで社会貢献する

    とともに、当社の成長を図りたいと考えております。

     当社は、創業50年を迎える会社であり、創業以来一貫して「透析事業」、「留置針事業」「インターベンション事業」の3つの分野を堅実に邁進してまいりました。今後「インターベンション事業」は、治療領域に特化した自社製品の開発を進めるとともに、特に脳血管内治療分野については株式会社Bolt Medicalの開発する製品を基盤として国内を問わずグローバル展開を進めてまいります。

     日本で開発された国産デバイスを世界に向けて展開することで国内医療機器産業の活性化につなげたいというスタートアップ企業の強い思想を基に共に歩んでいきたいと考えております。

    ③ 企業結合日:2022年12月26日(みなし取得日 2022年12月31日)

    ④ 企業結合の法的形式:現金を対価とした株式取得

    ⑤ 結合後企業の名称:名称に変更はありません

    ⑥ 取得した議決権比率

     企業結合直前に所有していた議決権比率9.97%

     企業結合日に追加取得した議決権比率90.03%

     取得後の議決権比率100.00%

    ⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

     当社が、現金を対価として株式を取得したことによるものです。

    (2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

     2023年1月1日から2023年3月31日まで

    (3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

      企業結合直前に保有していた株式の企業結合日における時価    325,901千円

       取得の対価 現金による株式取得の対価           2,531,593千円

       取得原価                         2,857,494千円

    (4) 主要な取得関連費用の内容及び金額

       デューデリジェンス費用等   8,260千円

    (5) 被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額

     段階取得に係る差益が124,971千円発生しております。

    (6) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

    ① 発生したのれんの金額:1,977,085千円

    ② 発生原因:取得原価が、受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その差額をのれんとして認識しております。

    ③ 償却方法及び償却期間:12年間にわたる均等償却。

    (7) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

     連結キャッシュ・フロー計算書関係の注記をご参照ください。

    (8) 企業結合契約に定められた条件付取得対価の内容及び今後の会計処理方針

    ①条件付取得対価の内容

     取得の対価には、条件付取得対価を含めておりません。条件が成立した場合、632,406千円の条件付取得対価

    (アーンアウト対価)が発生する契約を締結しておりますが、現時点では確定しておりません。

    ②会計方針

     取得対価の変動が発生した場合には、取得時に発生したものとみなして取得原価を修正し、のれんの金額及び

    のれんの償却額を修正することとしております。

    (9) のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳並びに全体及び主要な種類別の加

     重平均償却期間

       仕掛研究開発    1,080,000千円(償却年数10年)

    (10) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

     当連結会計年度における概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。

    (資産除去債務関係)

       金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    (賃貸等不動産関係)

       金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    (収益認識関係)

    1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

     前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

     主要な顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下の通りであります。

    (単位:千円)

    医療機器
    主要な財又はサービスのライン
    人工透析類 7,264,736
    静脈留置針類 5,243,740
    インターベンション類 7,610,531
    その他 11,689
    顧客との契約から生じる収益 20,130,697
    外部顧客への売上高 20,130,697

     当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

     主要な顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下の通りであります。

    (単位:千円)

    医療機器
    主要な財又はサービスのライン
    人工透析類 7,526,040
    静脈留置針類 5,871,053
    インターベンション類 8,198,744
    その他 11,395
    顧客との契約から生じる収益 21,607,233
    外部顧客への売上高 21,607,233

    2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

     当社グループは医療機器の開発・製造・販売を主な事業としております。

     これらの商品及び製品の販売については、商品及び製品の引渡時点において顧客が当該商品及び製品に対する

    支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、商品及び製品の引渡時点で収益を認識しており

    ます。

     ただし、国内の販売においては、出荷時から顧客による検収時までの期間が通常の期間である場合には、出荷

    時に収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から返品、値引き及び割戻し等を控除した金額で測定しております。

     商品及び製品の販売における一部の取引高リベート及び目標達成リベートについては、変動対価に関する不確

    実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の著しい減額が発生しない可能性が高い範囲でのみ、取

    引価格に反映しております。

     取引の対価は履行義務を充足してから1年以内に受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

    3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

     (1)契約負債の残高等

      契約負債は主に、商品及び製品の引渡前に顧客から受け取った対価であり、連結貸借対照表上、流動負債の

     その他に含まれております。

      顧客との契約から生じた債権及び契約負債は以下のとおりであります。

    (単位:千円)

    前連結会計年度 当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 4,894,761 5,004,407
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 5,004,407 5,691,297
    契約負債(期首残高) 20,582 119,756
    契約負債(期末残高) 119,756 65,221

      契約負債は、主に、商品及び製品の引渡前に顧客から受け取った対価であり、引渡時に収益を認識する顧客

     との販売契約について、支払条件に基づき顧客から受け取った前受金に関するものであります。契約負債は、

     収益の認識に伴い取り崩されます。

      当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債に含まれていた額は、119,756千円(前連

     結会計年度20,582千円)であります。また、当連結会計年度において、契約負債が54,535千円減少した主な理

     由は、顧客から受け取った前受金の減少であります。

     (2)残存履行義務に配分した取引価格

      当社及び連結子会社では、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な取引はないことから、残存履行

     義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、注記を省略しております。

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)及び当連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

    当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

     単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    日本 (千円) 海外 (千円) 合計 (千円)
    18,175,572 1,955,125 20,130,697

    (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

      本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3.主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。

    当連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

     単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)売上高

    日本 (千円) 海外 (千円) 合計 (千円)
    19,036,651 2,570,582 21,607,233

    (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2)有形固定資産

      本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

    3.主要な顧客ごとの情報

     外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

     当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、報告セグメントごとの固定資産の減損損失については記載を省略しております。

    当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

     該当事項はありません。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)

     該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

     当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高については記載を省略しております。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    前連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)及び当連結会計年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

     該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

        前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)及び当連結会計年度(自 2022年4月1

       日 至 2023年3月31日)

        該当事項はありません。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    1株当たり純資産額 2,728.04円 2,817.20円
    1株当たり当期純利益 178.14円 170.67円

    (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

        2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 2,993,017 2,864,589
    普通株主に帰属しない金額(千円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 2,993,017 2,864,589
    普通株式の期中平均株式数(千株) 16,801 16,784
    (重要な後発事象)

     該当事項はありません。

    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】

     該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高 (千円) 当期末残高 (千円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金
    1年以内に返済予定の長期借入金
    1年以内に返済予定のリース債務
    長期借入金 (1年以内に返済予定のものを除く。)
    リース債務 (1年以内に返済予定のものを除く。)
    その他有利子負債 預り営業保証金 747,313 766,899 1.0
    合 計 747,313 766,899

     (注)1.平均利率については、期末借入金等残高に対する加重平均利率を記載しております。

        2.その他有利子負債の預り営業保証金については、返済期限の定めはありません。

    【資産除去債務明細表】

          当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連

         結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の

             規定により記載を省略しております。

    (2)【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高(千円) 5,294,456 10,562,705 16,448,251 21,607,233
    税金等調整前四半期(当期)純利益(千円) 1,102,413 2,045,700 3,506,857 4,291,340
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円) 537,552 1,196,461 2,128,292 2,864,589
    1株当たり四半期(当期)純利益(円) 32.04 71.29 126.81 170.67
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益 (円) 32.04 39.26 55.51 43.86

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:千円)
    前事業年度 (2022年3月31日) 当事業年度 (2023年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 11,582,134 9,500,902
    受取手形 229,763 63,420
    売掛金 ※1 4,774,644 ※1 5,627,877
    金銭の信託 1,500,000 1,500,000
    商品及び製品 896,293 581,458
    前払費用 ※1 26,115 ※1 54,921
    未収入金 216,318 14,248
    その他 27,460 1,439
    貸倒引当金 △500 △569
    流動資産合計 19,252,229 17,343,698
    固定資産
    有形固定資産
    建物 267,688 247,688
    構築物 168 122
    車両運搬具 0 0
    工具、器具及び備品 598,863 561,853
    土地 581,940 566,203
    有形固定資産合計 1,448,660 1,375,867
    無形固定資産
    ソフトウエア 11,294 30,674
    販売権 89,483
    その他 7,423 7,423
    無形固定資産合計 108,201 38,097
    投資その他の資産
    投資有価証券 469,716 304,140
    関係会社株式 9,302,043 12,139,420
    出資金 20 20
    関係会社長期貸付金 ※1 60,000
    差入保証金 47,768 38,523
    保険積立金 65,222 65,557
    繰延税金資産 92,346 80,095
    その他 8,911 9,451
    投資その他の資産合計 9,986,031 12,697,209
    固定資産合計 11,542,893 14,111,174
    資産合計 30,795,123 31,454,872
    (単位:千円)
    前事業年度 (2022年3月31日) 当事業年度 (2023年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    買掛金 ※1 1,507,999 ※1 1,751,133
    未払金 25,528 35,023
    未払費用 142,878 143,824
    未払法人税等 45,829 257,766
    未払消費税等 59,586
    前受金 120,920 65,284
    預り金 7,368 7,441
    賞与引当金 145,424 147,456
    流動負債合計 2,055,534 2,407,929
    固定負債
    退職給付引当金 72,328 84,368
    長期未払金 17,756 17,756
    長期預り金 747,313 766,899
    固定負債合計 837,398 869,023
    負債合計 2,892,933 3,276,953
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,241,250 1,241,250
    資本剰余金
    資本準備金 8,378,585 8,378,585
    その他資本剰余金 2,000,000 2,005,874
    資本剰余金合計 10,378,585 10,384,459
    利益剰余金
    利益準備金 45,375 45,375
    その他利益剰余金
    別途積立金 14,500,000 15,200,000
    繰越利益剰余金 4,898,363 4,432,324
    利益剰余金合計 19,443,738 19,677,699
    自己株式 △3,256,561 △3,243,544
    株主資本合計 27,807,012 28,059,864
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 95,177 118,054
    評価・換算差額等合計 95,177 118,054
    純資産合計 27,902,190 28,177,919
    負債純資産合計 30,795,123 31,454,872
    ②【損益計算書】
    (単位:千円)
    前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    売上高 ※1 20,130,697 ※1 21,607,233
    売上原価 ※1 15,636,199 ※1 16,983,072
    売上総利益 4,494,498 4,624,161
    販売費及び一般管理費 ※1,※2 3,170,924 ※1,※2 3,401,511
    営業利益 1,323,573 1,222,650
    営業外収益
    受取利息 188 174
    投資事業組合運用益 22,038
    受取配当金 ※1 835,232 ※1 906,284
    受取地代家賃 ※1 39,562 34,840
    受取事務手数料 ※1 6,545 ※1 6,545
    雑収入 4,242 8,106
    営業外収益合計 907,810 955,951
    営業外費用
    支払利息 7,362 7,549
    投資事業組合運用損 6,237
    為替差損 1,105 6,122
    雑損失 631
    営業外費用合計 9,099 19,910
    経常利益 2,222,285 2,158,691
    特別利益
    固定資産売却益 5,031 5,981
    特別利益合計 5,031 5,981
    特別損失
    固定資産除却損 1,841 15,620
    固定資産売却損 25,053 1,606
    投資有価証券評価損 18,821
    特別損失合計 45,716 17,226
    税引前当期純利益 2,181,600 2,147,447
    法人税、住民税及び事業税 32,339 400,910
    法人税等調整額 413,895 2,260
    法人税等合計 446,234 403,170
    当期純利益 1,735,365 1,744,276
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他 資本剰余金 資本剰余金 合計 利益 準備金 その他 利益剰余金 利益剰余金 合計
    別途積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 1,241,250 8,378,585 2,000,000 10,378,585 45,375 13,600,000 4,903,261 18,548,636
    当期変動額
    剰余金の配当 △840,264 △840,264
    当期純利益 1,735,365 1,735,365
    別途積立金の積立 900,000 △900,000
    自己株式の取得
    株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額)
    当期変動額合計 900,000 △4,898 895,101
    当期末残高 1,241,250 8,378,585 2,000,000 10,378,585 45,375 14,500,000 4,898,363 19,443,738
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本 合計 その他 有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 △3,190,675 26,977,796 79,362 79,362 27,057,158
    当期変動額
    剰余金の配当 △840,264 △840,264
    当期純利益 1,735,365 1,735,365
    別途積立金の積立
    自己株式の取得 △65,885 △65,885 △65,885
    株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額) 15,815 15,815 15,815
    当期変動額合計 △65,885 829,215 15,815 15,815 845,031
    当期末残高 △3,256,561 27,807,012 95,177 95,177 27,902,190

    当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    (単位:千円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 その他 資本剰余金 資本剰余金 合計 利益 準備金 その他 利益剰余金 利益剰余金 合計
    別途積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 1,241,250 8,378,585 2,000,000 10,378,585 45,375 14,500,000 4,898,363 19,443,738
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,510,315 △1,510,315
    当期純利益 1,744,276 1,744,276
    別途積立金の積立 700,000 △700,000
    自己株式の取得
    自己株式の処分 5,874 5,874
    株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額)
    当期変動額合計 5,874 5,874 700,000 △466,039 233,960
    当期末残高 1,241,250 8,378,585 2,005,874 10,384,459 45,375 15,200,000 4,432,324 19,677,699
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本 合計 その他 有価証券 評価差額金 評価・換算 差額等合計
    当期首残高 △3,256,561 27,807,012 95,177 95,177 27,902,190
    当期変動額
    剰余金の配当 △1,510,315 △1,510,315
    当期純利益 1,744,276 1,744,276
    別途積立金の積立
    自己株式の取得
    自己株式の処分 13,016 18,891 18,891
    株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額) 22,876 22,876 22,876
    当期変動額合計 13,016 252,852 22,876 22,876 275,729
    当期末残高 △3,243,544 28,059,864 118,054 118,054 28,177,919
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    (1) 資産の評価基準及び評価方法

    ① 満期保有目的の債券      償却原価法(定額法)

    ② 子会社株式及び関連会社株式  移動平均法による原価法

    ③ その他有価証券

    ・市場価格のない株式等以外の  時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法に

     もの             より算定)を採用しております。

    ・市場価格のない株式等     移動平均法による原価法を採用しております。

    なお、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法を採用しております。

    ④ 棚卸資産           総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの

    方法により算定)を採用しております。

    (2) 固定資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産         定率法

    ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに

    2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法

    を採用しております。

    主な耐用年数は以下のとおりです。

    建物、構築物:3年~50年

    車両運搬具、工具、器具及び備品:2年~15年

    ② 無形固定資産         定額法

    主な償却年数は以下のとおりです。

    ソフトウエア(自社利用分):5年

    販売権:5年

    (3) 引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
    ② 賞与引当金 従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額の当事業年度負担額を計上しております。
    ③ 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。 退職給付引当金及び退職給付費用の処理方法は以下のとおりです。 ・退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。 ・数理計算上の差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、翌事業年度に一括して費用処理することとしております。

    (4) 収益及び費用の計上基準

      当社は医療機器の販売を主な事業とし、これらの商品及び製品の販売については商品及び製品の引渡時点において

     顧客が当該商品及び製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、商品及び製品の引

     渡時点で収益を認識しております。ただし、国内の販売においては、出荷時から顧客による検収時までの期間が通常

     の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から

     値引き等を控除した金額で測定しております。

    (5) その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    ① 退職給付に係る会計処理 未認識数理計算上の差異の貸借対照表における取扱いが連結貸借対照表と異なります。
    ② 外貨建の資産及び負債の本邦 通貨への換算基準 外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
    (表示方法の変更)

    (貸借対照表)

     前事業年度において、「流動資産」の「その他」に含めていた「未収入金」は、表示上の明瞭性を高めるため、

    当事業年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組み替え

    を行っております。

     この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示しておりました216,318千円

    は、「未収入金」として組み替えております。

    (重要な会計上の見積り)

    関係会社株式の評価

    (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

        関係会社株式     12,139,420千円

    (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     ①当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

    関係会社株式のうち、2022年12月26日付で取得した株式会社Bolt Medical(「以下Bolt社」という。)の株式が2,740,784千円含まれております。Bolt社株式の取得原価の決定にあたり、外部の専門家を関与させ株式価値を算定し、その評価に際しては仕掛研究開発及びBolt社の事業計画に基づく超過収益力が反映されております。

     ②当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

    超過収益力はBolt社が開発中の製品における症例数の予想成長率や市場シェア予測、技術の優位性持続期間等の経営者による主要な仮定が含まれています。

     ③翌事業年度の財務諸表に与える影響

    市場環境の変化や経済状況の変動により事業計画の見直しが必要となり、超過収益力が減少した場合、当該株式の減損処理による損失が発生する可能性があります。

    (貸借対照表関係)

    ※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)

    前事業年度 (2022年3月31日) 当事業年度 (2023年3月31日)
    金銭債権 金銭債務 303,967千円 1,249,204 367,381千円 1,396,827
    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引高

    前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    営業取引による取引高 売上高 仕入高 販売費及び一般管理費 619,410千円 13,779,501 150,408 749,612千円 14,889,011 148,976
    営業取引以外の取引高 受取配当金 受取地代家賃 受取事務手数料 828,000 1,420 6,545 900,000 - 6,545

    ※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度44%、当事業年度46%、一般管理費に属する費用のおおよそ

      の割合は前事業年度56%、当事業年度54%であります。

       販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次の通りであります。

    前事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 当事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
    給料及び手当 908,159千円 922,796千円
    賞与引当金繰入額 145,424 147,456
    退職給付費用 △3,221 42,935
    減価償却費 162,659 66,770
    支払手数料 70,519 171,608
    (有価証券関係)

     前事業年度(2022年3月31日)

     子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式9,302,043千円)は市場価格のない株式等のた

    め、記載しておりません。

     当事業年度(2023年3月31日)

     子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式12,139,420千円)は市場価格のない株式等のた

    め、記載しておりません。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2022年3月31日) 当事業年度 (2023年3月31日)
    繰延税金資産
    未払事業税 5,779千円 26,628千円
    賞与引当金 44,528 45,151
    長期未払金 5,436 5,436
    退職給付引当金 22,147 25,833
    販売権償却 27,399
    会員権評価損否認額 13,614 13,614
    投資有価証券評価損否認額 18,976 18,976
    その他 24,689 28,389
    繰延税金資産小計 評価性引当額 162,571 △32,264 164,030 △35,983
    繰延税金資産合計 130,307 128,047
    繰延税金負債
    その他有価証券評価差額金 37,960 47,951
    繰延税金負債合計 37,960 47,951
    繰延税金資産の純額 92,346 80,095

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主

    要な項目別の内訳

    前事業年度 (2022年3月31日) 当事業年度 (2023年3月31日)
    法定実効税率 30.62% 30.62%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 0.15 0.18
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △11.64 △12.85
    住民税均等割 1.21 1.11
    賃上げ促進税制による税額控除 △0.38
    その他 0.11 0.09
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 20.45 18.77
    (収益認識関係)

     顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関

    係)」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。

    (重要な後発事象)

     該当事項はありません。

    ④【附属明細表】
    【有形固定資産等明細表】

    (単位:千円)

    区分 資産の種類 当期首 残高 当 期 増加額 当 期 減少額 当 期 償却額 当期末 残高 減価償却 累計額
    有形 固定 資産 建物 267,688 9,045 15,237 13,808 247,688 436,535
    構築物 168 45 122 3,929
    車両運搬具 0 0 9,134
    工具、器具及び備品 598,863 8,924 795 45,139 561,853 177,813
    土地 581,940 15,737 566,203
    1,448,660 17,970 31,769 58,994 1,375,867 627,412
    無形 固定 資産 ソフトウエア 11,294 27,155 7,775 30,674 199,332
    販売権 89,483 89,483 536,900
    その他 7,423 7,423
    108,201 27,155 97,259 38,097 736,232
    【引当金明細表】

    (単位:千円)

    科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
    貸倒引当金 500 569 500 569
    賞与引当金 145,424 147,456 145,424 147,456

    (2)【主な資産及び負債の内容】

      連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3)【その他】

     該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
    取次所 ―――――――
    買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 電子公告により行う。ただし、事故その他やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載する方法により行う。 公告掲載URL http://www.medikit.co.jp/
    株主に対する特典 該当事項はありません。

     (注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、取得請求権付株式の取得を請
       求する権利、募集株式又は募集新株予約権の割当てを受ける権利以外の権利を有しておりません。

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

    当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

     当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

    (1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

      事業年度(第39期)(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)2022年6月30日関東財務局長に提出

    (2)内部統制報告書及びその添付書類

      2022年6月30日関東財務局長に提出

    (3)四半期報告書及び確認書

      (第40期第1四半期)(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)2022年8月12日関東財務局長に提出

       (第40期第2四半期)(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)2022年11月14日関東財務局長に提出

      (第40期第3四半期)(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)2023年2月13日関東財務局長に提出

    (4)臨時報告書

      2022年7月4日関東財務局長に提出

      企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく

     臨時報告書であります。

    (5)自己株券買付状況報告書

      報告期間(自 2022年6月1日 至 2022年6月30日)2022年7月5日関東財務局長に提出

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2023年6月28日
    メディキット株式会社
    取締役会 御中

    EY新日本有限責任監査法人 東京事務所

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 奥見 正浩
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 中田 里織

    <財務諸表監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているメディキット株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、メディキット株式会社及び連結子会社の2023年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 

    Bolt Medical社の株式取得に関連した取得対価の配分における無形固定資産及びのれんの測定
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    注記事項(重要な会計上の見積り)及び(企業結合等関係)に記載されているとおり、会社は自社製品販売拡大のシナジー効果とともに治療領域に特化した自社製品の開発を進め、脳血管内治療分野についてもグローバル展開を目指していくため、2022年12月26日付で株式会社Bolt Medical(以下、「Bolt社」という。)の株式の100%を取得し、当連結会計年度より連結子会社としている。  Bolt社株式の取得原価については、外部の専門家を利用し、超過収益力を反映した将来キャッシュ・フローを基礎とした事業計画を使用した株式価値の評価結果に基づいて決定している。会社は取得原価の配分にあたり、外部の専門家を利用して、取得した識別可能な資産及び引き受けた負債の認識及び測定(以下、「PPA」という。)を実施し、取得原価の配分残余はのれんとして計上している。  取得の対価は2,857,494千円であり、当該企業結合の結果、会社は連結貸借対照表において、無形固定資産1,080,000千円、のれん1,977,085千円(合わせて総資産の5.7%)を計上している。  株式価値の算定に使用する超過収益力を反映した将来キャッシュ・フローの基礎となる事業計画にはBolt社が開発中の製品による症例数の予想成長率や市場シェア予測、割引率等の重要な仮定が含まれる。また、会社は無形固定資産については超過収益法を用いて、株式価値の算定に使用した事業計画に基づく将来キャッシュ・フローから、評価対象無形固定資産以外から生み出される部分を控除した現在価値によって算定しており、当該算定における重要な仮定は事業計画及び割引率に加えて、仕掛研究開発にかかる技術の優位性持続期間が含まれる。  このように、株式価値の算定及び無形固定資産の測定に使用した事業計画は不確実性が高く、経営者の主観的な判断を伴う。また、PPAは高い専門性が求められる他、複数の仮定を用いて実施されるため、不確実性が高い。したがって、当監査法人は当該企業結合から識別された無形固定資産及びのれんの測定に係る会計処理を、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、Bolt社のPPAによる無形固定資産及びのれんの測定を検討するために主として以下の監査手続を実施した。 (1)事業計画の合理性の検討 ・Bolt社取得に関する取引の概要や目的を理解するために、経営者と協議し、取締役会議事録、経営会議資料及び契約書を閲覧した。 ・株式価値の算定及び無形固定資産の測定の基礎となる事業計画の重要な仮定である症例数の予想成長率や市場シェア予測について、経営管理者と協議を行うとともに、外部調査機関等による脳血管内治療の部位・手技別の症例数の実績(予測)推移を閲覧し比較検討した。 ・当監査法人のネットワークファームの専門家を関与させ、経営者が利用した外部の評価専門家の適性、能力及び客観性を評価した。また、企業価値の算定の基礎となった評価手法、割引率その他将来キャッシュ・フローの現在価値の見積りにおける重要な仮定を検討した。 (2)取得原価の配分(PPA)の妥当性の検討 ・上記事業計画の合理性の検討に加えて、当監査法人のネットワークファームの専門家を関与させ、PPAに用いた評価手法、計算過程及び割引率その他将来キャッシュ・フローの見積りにおける重要な仮定を検証した。 ・無形固定資産の測定の重要な仮定である仕掛研究開発にかかる技術の優位性持続期間については、経営管理者に質問するとともに、類似領域商品の実績との比較及び外部調査機関が作成したレポートを閲覧し比較検討した。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・  不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・  連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・  経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・  経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・  連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・  連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、メディキット株式会社の2023年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

    当監査法人は、メディキット株式会社が2023年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

    なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上

    (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2023年6月28日
    メディキット株式会社
    取締役会 御中

    EY新日本有限責任監査法人 東京事務所

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 奥見 正浩
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 中田 里織

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているメディキット株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの第40期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、メディキット株式会社の2023年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    関係会社株式の評価
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    注記事項(重要な会計上の見積り)及び(企業結合等関係)に記載されているとおり、会社は貸借対照表において、関係会社株式12,139,420千円を計上している。このうち、2022年12月26日付で取得した株式会社Bolt Medical(以下、「Bolt社」という。)の株式が2,740,784千円(総資産の8.7%)計上されている。  会社はBolt社の仕掛研究開発及び超過収益力を反映して、財務諸表から得られる1株当たり純資産額に比べて相当高い価額で当該会社の株式を取得している。しかし、その後、超過収益力等が減少したために実質価額が大幅に低下した場合には、当該株式の減損処理を行う必要がある。  会社はBolt社株式の取得原価の決定にあたり、外部の専門家を関与させ、株式価値及び仕掛研究開発資産を算定しており、その評価に際してはBolt社の事業計画が反映されている。Bolt社の事業計画には、同社が開発中の製品における症例数の予想成長率や市場シェア予測、技術の優位性持続期間等の経営者による重要な仮定が含まれる。  このように関係会社株式の評価額の算定において使用した事業計画は、見積りの不確実性が高く、経営者の主観的な判断を伴い、かつ金額的重要性が高いことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、関係会社株式の評価の妥当性を検討するため、主として以下の監査手続を実施した。 ・Bolt社株式取得に関する取引の概要や目的を理解するために、経営者と協議し、取締役会議事録、経営会議資料及び契約書を閲覧した。 ・株式価値及び仕掛研究開発資産の算定の基礎となる事業計画の重要な仮定である症例数の予想成長率や市場シェア予測について、経営管理者と協議を行うとともに、外部調査機関等による脳血管内治療の部位・手技別の症例数の実績(予測)推移を閲覧し比較検討した。 ・事業計画の重要な仮定である仕掛研究開発にかかる技術の優位性持続期間については、経営管理者に質問するとともに、類似領域商品の実績との比較及び外部調査機関が作成したレポートを閲覧し比較検討した。 ・当監査法人のネットワークファームの専門家を関与させ、経営者が利用した外部の評価専門家の適性、能力及び客観性を評価した。また、企業価値の算定の基礎となった評価手法、割引率その他将来キャッシュ・フローの現在価値の見積りにおける重要な仮定を検討した。 ・事業計画が期末時点においても変更ないことを経営管理者に質問した。

    その他の記載内容

     その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上

    (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。