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    6702 富士通 四半期報告書-第123期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

    【表紙】

    【提出書類】 四半期報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2022年11月2日
    【四半期会計期間】 第123期第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
    【会社名】 富士通株式会社
    【英訳名】 Fujitsu Limited
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 時田 隆仁
    【本店の所在の場所】 神奈川県川崎市中原区上小田中四丁目1番1号 (上記は登記上の本店所在地であり、本社業務は下記「最寄りの連絡場所」において行っております。)
    【電話番号】 044(777)1111(代表)
    【事務連絡者氏名】 ガバナンス・コンプライアンス法務本部 本部長 丹羽 正典
    【最寄りの連絡場所】 東京都港区東新橋一丁目5番2号(汐留シティセンター)
    【電話番号】 03(6252)2220(代表)
    【事務連絡者氏名】 ガバナンス・コンプライアンス法務本部 本部長 丹羽 正典
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) 株式会社名古屋証券取引所 (名古屋市中区栄三丁目8番20号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    回次 第122期 第2四半期 連結累計期間 第123期 第2四半期 連結累計期間 第122期
    会計期間 自2021年4月 1日 至2021年9月30日 自2022年4月 1日 至2022年9月30日 自2021年4月 1日 至2022年3月31日
    売上収益 (百万円) 1,663,011 1,705,311 3,586,839
    (第2四半期連結会計期間) (861,031) (886,449)
    営業利益 (百万円) 81,483 100,969 219,201
    税引前四半期利益又は税引前利益 (百万円) 89,512 130,650 239,986
    四半期(当期)利益 (百万円) 67,044 91,978 213,141
    親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)利益 (百万円) 52,939 71,981 182,691
    (第2四半期連結会計期間) (28,774) (54,698)
    四半期(当期)包括利益 (百万円) 75,938 101,075 263,094
    親会社の所有者に帰属する 四半期(当期)包括利益 (百万円) 61,704 79,538 231,311
    資本合計 (百万円) 1,581,409 1,793,460 1,715,749
    資産合計 (百万円) 3,052,185 3,223,976 3,331,809
    親会社の所有者に帰属する 基本的1株当たり四半期(当期)利益 (円) 266.78 366.23 924.21
    (第2四半期連結会計期間) (145.22) (278.25)
    親会社の所有者に帰属する 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 (円) 266.48 365.74 922.97
    親会社の所有者に帰属する持分合計 (百万円) 1,472,270 1,650,374 1,590,713
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 48.2 51.2 47.7
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 172,003 87,789 248,347
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △67,943 △40,490 △59,267
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △109,234 △83,444 △193,685
    現金及び現金同等物の 四半期末(期末)残高 (百万円) 476,191 457,574 484,020

     (注)1.当社は、国際会計基準(以下、IFRS)に準拠して連結財務諸表を作成しております。

    2.当社は連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

    2【事業の内容】

     当第2四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社の営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は以下のとおりです。

    〔連結子会社(テクノロジーソリューション)〕

     当社は、2022年4月28日開催の取締役会の決議に基づき、2022年9月1日に株式会社PFU(以下、PFU)の株式の一部を株式会社リコーに譲渡しました。これに伴い、PFUは当社の連結子会社から持分法適用関連会社となりました。

     なお、2022年4月に、当社の連結子会社であるFujitsu America, Inc.(以下、FAI)は、米国内のサービスビジネス事業及びFAI傘下の事業会社の株式を、同じく当社の連結子会社であるFujitsu North America, Inc.(2022年4月1日にFujitsu Technology and Business of America, Inc.から商号変更、以下、FNAI)に譲渡すること等により、北米のサービスビジネスを統合しました。これにより、FNAIは北米向けのサービスビジネス専業会社として再スタートしております。なお、役割を終えたFAI及び配下の子会社は清算します。

     また、当社の持分法適用関連会社である富士通リース株式会社は、2022年4月1日付で、FLCS株式会社に商号を変更しております。

    第2【事業の状況】

    1【事業等のリスク】

     当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

     また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

     なお、文中の将来に関する事項は本書提出日現在において判断したものです。

    2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    文中における将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日(2022年9月30日)現在において判断したものです。以下の文中において、当第2四半期連結累計期間を当第2四半期累計、当第2四半期連結会計期間を当第2四半期、前年同四半期連結累計期間及び前年同四半期連結会計期間を前年同期、前連結会計年度を前年度と省略して記載しております。

    (1)経営成績の分析(当第2四半期累計)

    ①損益の状況

    (単位:億円)
    2021年度 2022年度 前年同期比
    第2四半期累計 第2四半期累計 増減率(%)
    売上収益 16,630 17,053 423 2.5
    営業利益 814 1,009 194 23.9
    (営業利益率) (4.9%) (5.9%) (1.0%)
    税引前四半期利益 895 1,306 411 46.0
    四半期利益(親会社所有者帰属) 529 719 190 36.0

    売上収益は1兆7,053億円と、前年同期比423億円の増収です。この中には、部材供給による減収影響262億円等が含まれており、これらの影響を除くと765億円と4.7%の増収となりました。テクノロジーソリューションは海外リージョンを中心に125億円の増収です。ユビキタスソリューションは部材供給影響により64億の減収となりました。デバイスソリューションは半導体需要の高まりと為替好転影響により324億円の増収と好調に推移しております。

    営業利益は1,009億円と、前年同期比194億円の増益です。増収効果や費用効率化影響もありましたが、部材供給遅延に伴い減益影響がでております。一方、特殊事項・一過性損益としてPFU事業譲渡益及びM&A関連コスト261億円、前年同期比で212億円を計上しております。

    税引前四半期利益は1,306億円と、前年同期比411億円の増益となりました。円安に伴う為替差益や、事業譲渡に伴う持分法再評価益を含んでおります。

    親会社の所有者に帰属する四半期利益は719億円と、前年同期比190億円の増益となりました。

    ②セグメント情報

    (単位:億円)
    2021年度 2022年度 前年同期比 増減率
    第2四半期累計 第2四半期累計 (%)
    テクノロジーソリューション
    売上収益 14,128 14,253 125 0.9
    営業利益 411 524 112 27.3
    (営業利益率) (2.9%) (3.7%) (0.8%)
    ソリューション・サービス
    売上収益 8,454 8,156 △298 △3.5
    営業利益 566 636 69 12.3
    (営業利益率) (6.7%) (7.8%) (1.1%)
    システムプラットフォーム
    売上収益 2,867 3,010 143 5.0
    営業利益 158 89 △69 △43.7
    (営業利益率) (5.5%) (3.0%) (△2.5%)
    海外リージョン
    売上収益 3,466 3,703 237 6.8
    営業利益 51 △90 △141
    (営業利益率) (1.5%) (△2.4%) (△3.9%)
    共通
    売上収益 △659 △616 43
    営業利益 △364 △110 253
    ユビキタスソリューション
    売上収益 1,166 1,102 △64 △5.5
    営業利益 50 △42 △93
    (営業利益率) (4.3%) (△3.9%) (△8.2%)
    デバイスソリューション
    売上収益 1,752 2,076 324 18.5
    営業利益 352 528 175 49.9
    (営業利益率) (20.1%) (25.4%) (5.3%)
    全社消去
    売上収益 △417 △379 37
    連結
    売上収益 16,630 17,053 423 2.5
    営業利益 814 1,009 194 23.9
    (営業利益率) (4.9%) (5.9%) (1.0%)

    a テクノロジーソリューション

    テクノロジーソリューションの売上収益は1兆4,253億円と、前年同期比で0.9%の増収となりました。営業利益は524億円と、前年同期比で112億円の増益です。

    ソリューション・サービスの売上収益は8,156億円と、前年同期比で3.5%の減収となりました。営業利益は636億円と、前年同期比で69億円の増益です。部材供給遅延等による影響を除くと161億円の増益です。SI/サービスでの増収効果・採算性の改善やDX人材施策効果等により増益となりました。

    システムプラットフォームの売上収益は3,010億円と、前年同期比で5.0%の増収となりました。営業利益は89億円と、前年同期比で69億円の減益です。為替影響も含め部材価格の高騰が続いており、減益となりました。

    海外リージョンの売上収益は3,703億円と、前年同期比で6.8%の増収となりました。営業利益は90億円の損失と、前年同期比で141億円の減益です。買収案件でのM&A関連コスト46億円を除くと、44億円の損失です。欧州においては、対ドルユーロ安の影響もあり、部材価格が上昇しております。

    テクノロジーソリューション共通の営業利益は110億円のマイナスと、前年同期比で253億円の改善となりました。特殊事項として、事業譲渡に伴う一過性の損益を含んでおります。

    b ユビキタスソリューション

    ユビキタスソリューションの売上収益は1,102億円と、前年同期比で5.5%の減収となりました。営業利益は42億円の損失と、前年同期比で93億円の減益です。国内では円安の影響、欧州では対ドルユーロ安の為替影響により調達価格が上昇し減益となりました。

    c デバイスソリューション

    デバイスソリューションの売上収益は2,076億円と、前年同期比で18.5%の増収となりました。営業利益は528億円と、前年同期比で175億円の増益です。高需要に加え、為替の影響により増益となりました。

    (2)資本の財源及び資金の流動性についての分析

    ①資産、負債及び資本の状況

    (単位:億円)
    2021年度末 2022年度 第2四半期末 前年度末比
    資産 33,318 32,239 △1,078
    負債 16,160 14,305 △1,855
    資本(純資産) 17,157 17,934 777
    親会社所有者帰属持分(自己資本) 15,907 16,503 596
    (自己資本比率) (47.7%) (51.2%) (3.5%)

    親会社所有者帰属持分を資産で除した自己資本比率は、当第2四半期末で51.2%と前年度末から3.5%上昇しました。

    ②キャッシュ・フローの状況

    (単位:億円)
    2021年度 第2四半期累計 2022年度 第2四半期累計 前年同期比
    Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,720 877 △842
    Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー △679 △404 274
    Ⅰ+Ⅱ フリー・キャッシュ・フロー 1,040 472 △567
    Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー △1,092 △834 257
    Ⅳ 現金及び現金同等物の四半期末残高 4,761 4,575 △186

    営業活動によるキャッシュ・フローは877億円のプラスです。前年同期比で842億円の収入減となりました。下期売上拡大に向けた棚卸資産の増加や、昨年度実施したDX人材施策に関する支払いを行い収入減となりました。

    投資活動によるキャッシュ・フローは404億円のマイナスです。

    財務活動によるキャッシュ・フローは834億円のマイナスです。

    (3)経営方針及び対処すべき課題等

    ①経営方針及び対処すべき課題

     当社グループは、社会における存在意義、パーパスを「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」と定めております。すべての事業活動をこのパーパス実現のための活動として取り組んでおり、そのためには、健全な利益と成長を実現し、企業価値を持続的に向上させることが重要と考えております。

    <市場環境>

    当社グループをとりまく市場環境については、従来型の基幹システムなどの既存IT市場は、緩やかに縮小していくと予測されています。一方で、レガシーシステムのリプレイスメントやモダナイゼーションへの投資は堅調に増えると予測されています。さらに、AI(人工知能)やデータ活用などデジタル化に向けた投資は、市場のニーズに加え新型コロナウイルスの感染拡大に起因する社会システムや生活様式の変化への対応のためにも必要とされており、今後さらに拡大すると想定されています。

    このような状況のもと、当社グループは、2022年度を最終年度とする経営方針に則り、ますます需要が高まる企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引し社会課題の解決に貢献する企業への変革を目指して活動しております。

    <経営方針概要>

    当社グループは、経営方針の達成に向け「価値創造」と「自らの変革」に取り組んでおります。

    「価値創造」では、お客様の事業の変革や成長に貢献する事業領域を「For Growth」と定め、これを成長分野と位置付けて、規模と収益性の両方を伸ばしてまいります。同時に、お客様のIT基盤の安定稼働への貢献と品質向上に取り組む領域を「For Stability」と定め、一層の効率化を推し進めて利益率を高めてまいります。

    「価値創造」において、次の施策を進めてまいります。

    グローバルビジネス戦略の再構築として、引き続きグローバル共通のポートフォリオに沿って、重点アカウントの選定やオファリングの拡充を図っております。グローバルでの機動性をより高めていくため、2022年4月にリージョンの再編を行い、欧州の2リージョンを統合したEuropeリージョン、アジアとオセアニアを一体化したAsia Pacificリージョン、そしてAmericasリージョン、Japanリージョンの合計4リージョン体制としました。グローバルで市場を推進していくため、事業責任者のグローバルワイドでの最適配置にも着手しており、欧州にソリューションビジネス、北米にネットワークビジネスの責任者を配置しました。引き続き、市場性を見ながら最適な配置を行ってまいります。

    日本国内での課題解決力の強化として、日本の社会課題解決やデジタル化に貢献するための体制強化を進めております。デザイン思考でお客様の潜在ニーズを掘り起こし、お客様との共感を通じてDXをリードするビジネスプロデューサー8,000人の研修を完了しており、このビジネスプロデューサーを中心に、商談スタイルを変革してまいります。持続可能なデジタル社会の実現に向け企業や自治体との連携も強化しており、引き続きエコシステムの拡大を目指し、こうした連携から得られる成果を最大限活用するとともに、社会インフラなどを中心に日本のDXを促進してまいります。

    お客様事業の一層の安定化にも、継続して取り組んでまいります。

    グローバルで統一された手法での開発を促進するため、サービスデリバリーの標準化及び最適化を行うとともに、効率化によるコスト競争力の強化を図っております。こうした手法で開発・デリバリーを行うグローバルデリバリーセンター(GDC)の人員数を2万人に増強するとともに、米Palantir Technologies Inc.のデータ分析プラットフォーム(Palantir社プラットフォーム)を活用した人的リソースのアサインメントの大幅効率化と有効活用を進めており、これをグローバルで統一し、活用を拡大してまいります。また、日本固有の商習慣やニーズを踏まえてデリバリーを標準化するJapan Global Gatewayと、GDCとの連携を進め、日本のお客様のグローバル化を一層後押ししてまいります。

    品質管理とリスクマネジメントの強化については、Palantir社プラットフォームの活用や、AIによる分析を行い、品質低下の予兆を検知する取り組みを開始しております。リスク検知のためのダッシュボードの整備など、トラブルの未然防止の高度化を進めてまいります。また、情報管理や情報セキュリティに関する機能の強化として、専任のCISO(最高情報セキュリティ責任者)のもと情報管理に関する規程が厳格に運用されるように、監査のあり方も含めて強化を図ってまいります。

    お客様のDXのベストパートナーとなるべく、お客様の事業や変革の達成をカスタマーサクセスと定義し、その実現に向けたサポートの強化に取り組んでおります。開発や営業機能を一体化した組織において、お客様サポートを一元的に担い中長期の視点でお客様とともに動くAccount General Managerを育成するとともに、社会課題の解決や、お客様のサステナブルな経営を支えるオファリングに一層注力してまいります。

    2021年10月に発表した、サステナブルな世界を実現するための新事業ブランド「Fujitsu Uvance」については、2022年4月に1,000人規模のグローバルな専任組織を設置しました。市場をクロスインダストリーでとらえる「Vertical Areas」における「Sustainable Manufacturing」「Consumer Experience」「Healthy Living」「Trusted Society」の4分野と、お客様のDXを支えるためのテクノロジーやソリューション「Horizontal Areas」における「Digital Shift」「Business Application」「Hybrid IT」の3分野、合計7つを重点分野に定めております。これら7つの分野に対して、中長期的に経営リソースを集中させ、ソリューションの開発や提供体制の整備を進めてまいります。

    一方、「自らの変革」として、当社グループ自身のDXのため、人員、体制の強化も含めた社内変革を進めております。

    データドリブン経営の強化策として、データを活用してグループ全体の経営を高度化するOne Fujitsuプログラムを、全リージョン横断で推進しております。その一環として、2022年4月にOneCRMを始動させ、パイプラインマネジメントの統合とグローバルで統一した管理手法の導入を行いました。同じく4月に、グループ全体でERPを統合するOne ERP+が、英国及びアイルランドで先行稼働いたしました。グローバルでの稼働に向けて、引き続き準備を進めてまいります。また、全社DXプロジェクト「フジトラ」を中心に、企業カルチャーや社員のマインドまでを含めた全社員参加型の変革を進めております。グローバルで人材の流動性を高めるため、ポスティング制度の適用範囲拡大や、パーパス実現への貢献を評価するグローバル共通の評価制度「Connect」の幹部社員への適用及びジョブ型人事制度の一般社員への拡大などを進めてまいります。DX企業にふさわしい働き方やマインドを醸成する「Work Life Shift」では、従業員サーベイの結果に基づくデータ駆動型の施策を、グローバルで展開してまいります。また、自身の取り組みで得た知見をベースに、お客様の働き方改革も支援してまいります。

    施策の実行にあたり、必要となる投資を積極的に行ってまいります。サービス・オファリングの開発やM&Aをはじめとする外部への投資、将来を見据えたDXビジネス拡大のための戦略的な投資に加え、高度人材の獲得や社内の人材・システムの強化のための投資を実行してまいります。

    非財務面での取り組みも強化してまいります。当社グループの掲げるパーパスの実現には、当社グループ自身のサステナブルな成長が必須であり、そのためには当社グループを取り巻くあらゆるステークホルダーとの信頼関係を築くことが必要と考えております。その観点から、お客様からの信頼を示す「ネット・プロモーター・スコア」、社員との結びつきを示す「従業員エンゲージメント」、そして、組織、カルチャーの変革の進捗を経済産業省が推進する「DX推進指標」を非財務分野における評価指標と定め、改善に取り組んでまいります。

    財務面での経営目標として、2022年度には、テクノロジーソリューションで売上収益3兆2千億円、特殊事項を除いた本業で連結営業利益率10%の達成を目指してまいります。

    なお、新型コロナウイルスの感染拡大においては、テレワークを中心とする新たな働き方へとシフトし、これをグローバルで継続しております。ビジネス面では、一部市場において回復の遅れが見られますが、DXへの需要が高い成長市場に注力してまいります。また、昨今のウクライナ情勢については、お客様へのサービス提供を安定的に継続するため、ロシアの当社拠点で提供していたサービスを順次他の拠点に移管するとともに、国連難民高等弁務官事務所への寄付やウクライナ国籍の方の積極採用、社員によるボランティア活動を行っております。当社グループは、引き続き状況に応じて迅速な意思決定を行いながら、デジタルテクノロジーと、これまで培った多様な業種への実績・知見を活かし、安心で利便性の高い社会づくりに貢献していきます。

    ②財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

    当第2四半期累計において、当社が定める当該基本方針について重要な変更はありません。

    (4)研究開発活動

    当社グループでは、人・企業・地域・もの・データなどを安心・安全につなぎ、様々なデータを活用して起こりうる未来を予測することで問題を未然に予防し、人々をエンパワーし続けることが、サステナブルな世界の実現のために不可欠だと考えています。

    そのために、ヒューマンセントリックなテクノロジーを開発・提供することを通して、直面する社会課題(イシュー)の解決に貢献し、世界の持続可能性に大きなインパクトを与えることを重要な技術戦略に位置付けております。

    そして、デジタル技術とデータを駆使して革新的なサービスやビジネスプロセスの変革をもたらす、DX(デジタルトランスフォーメーション)企業として、イノベーションが絶えず生まれるために必要な先端テクノロジー開発に取り組んでおります。

    当社グループの事業は、「テクノロジーソリューション」、「ユビキタスソリューション」及び「デバイスソリューション」の各セグメントにより構成されており、上記の研究開発方針のもと、それぞれの分野ごとに研究開発活動を行っております。「テクノロジーソリューション」では、次世代のサービス、サーバ、ネットワーク等に関する研究開発を行っております。「デバイスソリューション」では、電子部品(半導体パッケージ及び電池)等の各種デバイス製品及び関連技術に関する研究開発を行っております。また、当第2四半期累計における研究開発費の総額は、490億円です。

    (5)主要な設備

    当社は、2022年9月1日付けで株式会社PFU(以下、PFU)の株式の一部を株式会社リコーに譲渡しました。この株式譲渡により、当第2四半期累計において、PFUに係る設備は、当社の主要な設備ではなくなりました。

    3【経営上の重要な契約等】

     当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、締結等はありません。

    第3【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 500,000,000
    500,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 第2四半期会計期間末 現在発行数(株) (2022年9月30日) 提出日現在発行数(株) (2022年11月2日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 207,001,821 207,001,821 東京証券取引所プライム市場 名古屋証券取引所プレミア市場 単元株式数 100株
    207,001,821 207,001,821

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数 (千株) 発行済株式総数残高 (千株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額 (百万円) 資本準備金残高 (百万円)
    2022年7月 1日~ 2022年9月30日 207,001 324,625

    (5)【大株主の状況】

    2022年9月30日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11番3号 34,214 17.40
    いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 1 NORTH BRIDGE ROAD, 06-08 HIGH STREET CENTRE, SINGAPORE 179094(東京都中央区日本橋3丁目11-1) 14,899 7.58
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 12,999 6.61
    GIC PRIVATE LIMITED - C(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) 168 ROBINSON ROAD #37-01 CAPITAL TOWER SINGAPORE 068912(東京都千代田区丸の内2丁目7-1) 7,325 3.73
    SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111(東京都中央区日本橋3丁目11-1) 3,824 1.94
    富士通株式会社従業員持株会 川崎市中原区上小田中4丁目1-1 3,740 1.90
    JP MORGAN CHASE BANK 385632(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 3,576 1.82
    朝日生命保険相互会社 東京都新宿区四谷1丁目6番1号 3,518 1.79
    STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171 U.S.A.(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) 3,445 1.75
    GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO (東京都新宿区新宿6丁目27番30号) 2,880 1.46
    90,423 45.99

    (注)1.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式数は、各行の信託業務に係るものです。

       2.2022年5月19日付で、公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、ブラックロック・ジャパン株式会社及びその共同保有者8者が2022年5月13日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として当第2四半期末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

         なお、大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 保有株券等の数(株) 株券等保有割合(%)
    ブラックロック・ジャパン株式会社 3,114,900 1.50
    アペリオ・グループ・エルエルシー(Aperio Group, LLC) 287,800 0.14
    ブラックロック(ネザーランド)BV (BlackRock (Netherlands) BV) 481,579 0.23
    ブラックロック・ファンド・マネジャーズ・リミテッド(BlackRock Fund Managers Limited) 736,622 0.36
    ブラックロック・アセット・マネジメント・カナダ・リミテッド(BlackRock Asset Management Canada Limited) 230,000 0.11
    ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド(BlackRock Asset Management Ireland Limited) 1,824,846 0.88
    ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ(BlackRock Fund Advisors) 3,358,300 1.62
    ブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニー、エヌ.エイ.(BlackRock Institutional Trust Company, N.A.) 2,776,345 1.34
    ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユーケー)リミテッド (BlackRock Investment Management (UK) Limited) 444,146 0.21
    合計 13,254,538 6.40

       3.2020年6月4日付で、公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及びその共同保有者1者が2020年5月29日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として当第2四半期末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

         なお、大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 保有株券等の数(株) 株券等保有割合(%)
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 6,236,699 3.01
    日興アセットマネジメント株式会社 4,200,400 2.03
    合計 10,437,099 5.04

    (6)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2022年9月30日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
    普通株式 10,386,500
    (相互保有株式)
    普通株式 26,800
    完全議決権株式(その他) 普通株式 195,723,900 1,957,239
    単元未満株式 普通株式 864,621
    発行済株式総数 207,001,821
    総株主の議決権 1,957,239

    (注)1.「完全議決権株式(自己株式等)」には、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に保有していない株式が90株含まれております。

    2.「完全議決権株式(その他)」には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が3,500株(議決権の数35個)含まれております。

    ②【自己株式等】
    2022年9月30日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    富士通株式会社 川崎市中原区上小田中四丁目1番1号 10,386,500 10,386,500 5.02
    北陸コンピュータ・サービス株式会社 石川県金沢市駅西本町二丁目7番21号 12,300 2,100 14,400 0.01
    株式会社HDC 札幌市中央区南一条西十丁目2番地 5,000 5,000 0.00
    中央コンピューター株式会社 大阪市北区中之島六丁目2番27号 0 3,300 3,300 0.00
    株式会社東和システム 東京都千代田区神田小川町三丁目10番地 0 3,200 3,200 0.00
    株式会社テクノプロジェクト 島根県松江市学園南二丁目10番14号 900 900 0.00
    10,404,700 8,600 10,413,300 5.03

    (注)1.株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が90株含まれております。

    2.北陸コンピュータ・サービス株式会社、中央コンピューター株式会社及び株式会社東和システムの他人名義所有株式は、FSA富士通持株会名義の株式のうち、各社が議決権行使の指図権を有する持分です。

    2【役員の状況】

    該当事項はありません。

    第4【経理の状況】

    1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

     当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第1条の2第1号イ及び第2号に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準(IAS)第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号)に準拠して作成しております。

    (注)第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)における当第2四半期連結会計期間を「当第2四半期」、前第2四半期連結会計期間を「前第2四半期」と記載し、第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)における当第2四半期連結累計期間を「当第2四半期累計」、前第2四半期連結累計期間を「前第2四半期累計」と記載し、連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)における当連結会計年度を「当年度」、前連結会計年度を「前年度」と記載しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)及び第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)に係る要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

    1【要約四半期連結財務諸表】

    (1)【要約四半期連結財政状態計算書】

    (単位:百万円)
    注記番号 前年度末 (2022年 3月31日) 当第2四半期末 (2022年 9月30日)
    資産
    流動資産
    現金及び現金同等物 484,020 457,574
    売上債権 878,473 596,469
    その他の債権 62,327 73,323
    契約資産 116,357 202,977
    棚卸資産 309,829 392,236
    その他の流動資産 90,823 101,222
    (小計) 1,941,829 1,823,801
    売却目的で保有する資産 7 26,391
    流動資産合計 1,941,829 1,850,192
    非流動資産
    有形固定資産 571,168 564,836
    のれん 47,487 55,066
    無形資産 133,856 135,173
    持分法で会計処理されている投資 166,126 172,928
    その他の投資 170,105 170,536
    退職給付に係る資産 139,543 125,821
    繰延税金資産 99,838 91,463
    その他の非流動資産 61,857 57,961
    非流動資産合計 1,389,980 1,373,784
    資産合計 3,331,809 3,223,976
    負債及び資本
    負債
    流動負債
    仕入債務 470,237 430,258
    その他の債務 403,873 306,487
    契約負債 166,926 191,663
    社債、借入金及びリース負債 10 168,766 134,428
    未払法人所得税 34,610 36,711
    引当金 42,851 40,674
    その他の流動負債 33,472 31,143
    流動負債合計 1,320,735 1,171,364
    非流動負債
    借入金及びリース負債 116,553 109,268
    退職給付に係る負債 115,972 92,372
    引当金 21,416 21,797
    繰延税金負債 15,305 10,968
    その他の非流動負債 26,079 24,747
    非流動負債合計 295,325 259,152
    負債合計 1,616,060 1,430,516
    資本
    資本金 324,625 324,625
    資本剰余金 243,048 244,365
    自己株式 △128,897 △127,653
    利益剰余金 1,088,429 1,150,909
    その他の資本の構成要素 8 63,508 58,128
    親会社の所有者に帰属する持分合計 1,590,713 1,650,374
    非支配持分 125,036 143,086
    資本合計 1,715,749 1,793,460
    負債及び資本合計 3,331,809 3,223,976

    (2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

    【要約四半期連結損益計算書】

    【第2四半期連結累計期間】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    売上収益 5,11 1,663,011 1,705,311
    売上原価 △1,159,675 △1,206,051
    売上総利益 503,336 499,260
    販売費及び一般管理費 △429,863 △427,525
    その他の収益 12 15,225 47,582
    その他の費用 △7,215 △18,348
    営業利益 5 81,483 100,969
    金融収益 13 3,888 14,293
    金融費用 13 △2,348 △2,083
    持分法による投資利益 12 6,489 17,471
    税引前四半期利益 89,512 130,650
    法人所得税費用 △22,468 △38,672
    四半期利益 67,044 91,978
    四半期利益の帰属:
    親会社の所有者 52,939 71,981
    非支配持分 14,105 19,997
    合計 67,044 91,978
    1株当たり四半期利益 14
    基本的1株当たり四半期利益(円) 266.78 366.23
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 266.48 365.74

    【要約四半期連結包括利益計算書】

    【第2四半期連結累計期間】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    四半期利益 67,044 91,978
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 4,073 △4,411
    確定給付制度の再測定 7,167 5,552
    持分法適用会社のその他の包括利益持分 42 87
    11,282 1,228
    純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目
    在外営業活動体の換算差額 △2,033 6,405
    キャッシュ・フロー・ヘッジ 54 51
    持分法適用会社のその他の包括利益持分 △409 1,413
    △2,388 7,869
    税引後その他の包括利益 8,894 9,097
    四半期包括利益 75,938 101,075
    四半期包括利益の帰属:
    親会社の所有者 61,704 79,538
    非支配持分 14,234 21,537
    合計 75,938 101,075

    【要約四半期連結損益計算書】

    【第2四半期連結会計期間】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    売上収益 5,11 861,031 886,449
    売上原価 △603,696 △625,304
    売上総利益 257,335 261,145
    販売費及び一般管理費 △215,711 △215,724
    その他の収益 12 9,563 43,496
    その他の費用 △3,443 △13,550
    営業利益 5 47,744 75,367
    金融収益 13 990 5,729
    金融費用 13 △1,564 △1,021
    持分法による投資利益 12 2,747 12,236
    税引前四半期利益 49,917 92,311
    法人所得税費用 △12,411 △27,669
    四半期利益 37,506 64,642
    四半期利益の帰属:
    親会社の所有者 28,774 54,698
    非支配持分 8,732 9,944
    合計 37,506 64,642
    1株当たり四半期利益 14
    基本的1株当たり四半期利益(円) 145.22 278.25
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 145.07 277.90

    【要約四半期連結包括利益計算書】

    【第2四半期連結会計期間】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    四半期利益 37,506 64,642
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 △2,365 △212
    確定給付制度の再測定 △111 △5,134
    持分法適用会社のその他の包括利益持分 2 57
    △2,474 △5,289
    純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目
    在外営業活動体の換算差額 △2,282 △4,532
    キャッシュ・フロー・ヘッジ △148 △179
    持分法適用会社のその他の包括利益持分 △565 147
    △2,995 △4,564
    税引後その他の包括利益 △5,469 △9,853
    四半期包括利益 32,037 54,789
    四半期包括利益の帰属:
    親会社の所有者 23,346 44,674
    非支配持分 8,691 10,115
    合計 32,037 54,789

    (3)【要約四半期連結持分変動計算書】

    前第2四半期累計(自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日)

    (単位:百万円)
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分 非支配 持分 資本合計
    資本金 資本 剰余金 自己株式 利益 剰余金 その他の 資本の 構成要素 合計
    2021年 4月 1日残高 324,625 241,254 △79,495 909,139 54,616 1,450,139 96,766 1,546,905
    四半期利益 52,939 52,939 14,105 67,044
    その他の包括利益 8 8,765 8,765 129 8,894
    四半期包括利益 52,939 8,765 61,704 14,234 75,938
    自己株式の取得 △20,853 △20,853 △20,853
    株式報酬取引 755 762 1,517 1,517
    剰余金の配当 △19,899 △19,899 △1,656 △21,555
    利益剰余金への振替 13,541 △13,541
    その他 △545 211 △4 △338 △205 △543
    2021年 9月30日残高 324,625 241,464 △99,586 955,931 49,836 1,472,270 109,139 1,581,409

    当第2四半期累計(自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)

    (単位:百万円)
    注記 番号 親会社の所有者に帰属する持分 非支配 持分 資本合計
    資本金 資本 剰余金 自己株式 利益 剰余金 その他の 資本の 構成要素 合計
    2022年 4月 1日残高 324,625 243,048 △128,897 1,088,429 63,508 1,590,713 125,036 1,715,749
    四半期利益 71,981 71,981 19,997 91,978
    その他の包括利益 8 7,557 7,557 1,540 9,097
    四半期包括利益 71,981 7,557 79,538 21,537 101,075
    自己株式の取得 △53 △53 △53
    自己株式の処分 0 1 1 1
    株式報酬取引 475 1,296 1,771 1,771
    剰余金の配当 9 △21,616 △21,616 △2,389 △24,005
    利益剰余金への振替 13,010 △13,010
    その他 842 △895 73 20 △1,098 △1,078
    2022年 9月30日残高 324,625 244,365 △127,653 1,150,909 58,128 1,650,374 143,086 1,793,460

    (4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税引前四半期利益 89,512 130,650
    減価償却費、償却費及び減損損失 89,597 87,354
    引当金の増減額(△は減少) △18,917 △2,612
    退職給付に係る資産及び負債の増減額 △16,086 △8,403
    受取利息及び受取配当金 △2,450 △2,968
    支払利息 1,361 1,760
    持分法による投資損益(△は益) △6,489 △17,471
    子会社株式売却損益(△は益) △2,436 △38,616
    売上債権の増減額(△は増加) 299,510 275,723
    契約資産の増減額(△は増加) △82,055 △85,375
    棚卸資産の増減額(△は増加) △61,526 △104,580
    仕入債務の増減額(△は減少) △36,916 △35,835
    契約負債の増減額(△は減少) 6,256 29,961
    その他 6 △60,938 △117,618
    小計 198,423 111,970
    利息の受取額 555 900
    配当金の受取額 3,852 3,499
    利息の支払額 △1,402 △1,797
    法人所得税の支払額 △29,425 △26,783
    営業活動によるキャッシュ・フロー 172,003 87,789
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産及び無形資産の取得による支出 △68,280 △75,650
    投資有価証券の売却による収入 13,570 15,847
    投資有価証券の取得による支出 △1,929 △21,979
    子会社及び事業の売却による収支(△は支出) 6 9,362 47,090
    短期投資の純増減額(△は増加) △21,131 1,280
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △1,531 △10,243
    その他 1,996 3,165
    投資活動によるキャッシュ・フロー △67,943 △40,490
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金等の純増減額(△は減少) 8,160 △10,814
    長期借入金及び社債の発行による収入 68 47
    長期借入金の返済及び社債の償還による支出 10 △43,009 △20,094
    リース負債の支払額 △34,796 △31,662
    自己株式の取得による支出 △20,853 △53
    親会社の所有者への配当金の支払額 9 △19,899 △21,616
    その他 1,095 748
    財務活動によるキャッシュ・フロー △109,234 △83,444
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △5,174 △36,145
    現金及び現金同等物の期首残高 481,833 484,020
    現金及び現金同等物の為替変動による影響 △468 9,699
    現金及び現金同等物の四半期末残高 476,191 457,574

    【要約四半期連結財務諸表注記】

    1.報告企業

    富士通株式会社(以下、当社)は、日本に所在する企業であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)、並びに当社グループの関連会社に対する持分により構成されております。当社グループは、ICT分野において、各種サービスを提供するとともに、これらを支える最先端、高性能、かつ高品質のプロダクト及び電子デバイスの開発、製造、販売から保守運用までを総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行っております。

    2.作成の基礎

    当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2第1号イ及び第2号に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しており、年度の連結財務諸表で要求される全ての情報を含んでおりません。要約四半期連結財務諸表は、2022年3月31日に終了した前年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

     当要約四半期連結財務諸表は2022年11月2日に当社代表取締役社長 時田 隆仁及び最高財務責任者(CFO) 磯部 武司によって承認されております。

    連結財務諸表は、連結財政状態計算書における以下の重要な項目を除き、取得原価を基礎として作成されております。

    ・公正価値で測定する金融商品

    ・確定給付負債または資産(確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して測定)

     連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示している財務情報は、原則として百万円未満を四捨五入して表示しております。

    3.重要な会計方針

    当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前年度において適用したものと同一であります。

    4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

    IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営陣は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用に影響を与える判断、見積り及び仮定を必要としておりますが、実際の結果と異なる場合があります。

    見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した連結会計期間及び影響を受ける将来の連結会計期間において認識されます。

    当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前年度と同様であります。

    5.セグメント情報

    (1)報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績評価のために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社は、経営組織の形態、製品・サービスの特性に基づき、複数の事業セグメントを集約した上で、「テクノロジーソリューション」、「ユビキタスソリューション」、「デバイスソリューション」の3つを報告セグメントとしております。各報告セグメントに含まれる主な製品及びサービスの種類は以下のとおりであります。

    ① テクノロジーソリューション

    情報通信システムの構築などを行うソリューション/SI、クラウドサービスやアウトソーシング、保守サービスを中心とする「ソリューション・サービス」、ICTの基盤となる、サーバやストレージシステムなどのシステムプロダクトと携帯電話基地局や光伝送システムなどの通信インフラを提供するネットワークプロダクトにより構成される「システムプラットフォーム」、海外においてソリューション・サービスを提供する「海外リージョン」により構成されています。

    ② ユビキタスソリューション

    パソコンなどの「クライアントコンピューティングデバイス」により構成されています。

    ③ デバイスソリューション

    半導体パッケージ、電池をはじめとする「電子部品」により構成されています。

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。

    当社グループの資金調達(金融収益及び金融費用を含む)及び持分法による投資利益については当社グループ全体で管理しているため、事業セグメントに配分しておりません。

    セグメント間の取引は独立企業間価格で行っております。

    (2)報告セグメントごとの売上収益、営業利益及びその他の項目の金額に関する情報

    (第2四半期連結累計期間)

                          前第2四半期累計(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)

    報告セグメント 全社消去 連結計
    テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 1,402,124 90,896 169,991 1,663,011 1,663,011
    セグメント間収益 10,725 25,732 5,294 41,751 △41,751
    収益合計 1,412,849 116,628 175,285 1,704,762 △41,751 1,663,011
    営業利益 41,181 5,063 35,239 81,483 81,483
    金融収益 3,888
    金融費用 △2,348
    持分法による投資利益 6,489
    税引前四半期利益 89,512

                          当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

    報告セグメント 全社消去 連結計
    テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 1,414,806 89,628 200,877 1,705,311 1,705,311
    セグメント間収益 10,557 20,587 6,811 37,955 △37,955
    収益合計 1,425,363 110,215 207,688 1,743,266 △37,955 1,705,311
    営業利益 52,418 △4,280 52,831 100,969 100,969
    金融収益 14,293
    金融費用 △2,083
    持分法による投資利益 17,471
    税引前四半期利益 130,650

    (第2四半期連結会計期間)

                          前第2四半期(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)

    報告セグメント 全社消去 連結計
    テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 720,206 48,905 91,920 861,031 861,031
    セグメント間収益 5,580 13,865 2,270 21,715 △21,715
    収益合計 725,786 62,770 94,190 882,746 △21,715 861,031
    営業利益 24,181 3,433 20,130 47,744 47,744
    金融収益 990
    金融費用 △1,564
    持分法による投資利益 2,747
    税引前四半期利益 49,917

                          当第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)

    報告セグメント 全社消去 連結計
    テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 738,283 48,207 99,959 886,449 886,449
    セグメント間収益 4,877 11,895 3,531 20,303 △20,303
    収益合計 743,160 60,102 103,490 906,752 △20,303 886,449
    営業利益 50,122 △1,163 26,408 75,367 75,367
    金融収益 5,729
    金融費用 △1,021
    持分法による投資利益 12,236
    税引前四半期利益 92,311

    (注)1.売上収益における「全社消去」はセグメント間取引の消去であります。

    (3)製品及びサービスごとの情報

    (第2四半期連結累計期間)

    外部収益

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    テクノロジーソリューション
    サービス 1,192,088 1,185,973
    システムプラットフォーム(注)1 194,070 211,642
    その他 15,966 17,191
    ユビキタスソリューション
    クライアントコンピューティングデバイス 90,896 89,628
    デバイスソリューション
    電子部品 169,991 200,877
    合計 1,663,011 1,705,311

    (第2四半期連結会計期間)

    外部収益

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    テクノロジーソリューション
    サービス 616,213 612,392
    システムプラットフォーム(注)1 96,359 117,227
    その他 7,634 8,664
    ユビキタスソリューション
    クライアントコンピューティングデバイス 48,905 48,207
    デバイスソリューション
    電子部品 91,920 99,959
    合計 861,031 886,449

    (注)1.各種サーバ、光伝送システム、携帯電話基地局など (4)地域ごとの情報

    (第2四半期連結累計期間)

    外部収益

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    国内(日本) 1,056,848 1,015,581
    海外
    欧州 317,595 306,975
    アメリカ 97,478 143,367
    アジアパシフィック 115,015 147,140
    東アジア 73,350 89,051
    その他 2,725 3,197
    合計 1,663,011 1,705,311

    (第2四半期連結会計期間)

    外部収益

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    国内(日本) 549,547 531,931
    海外
    欧州 157,964 154,941
    アメリカ 52,215 79,711
    アジアパシフィック 59,830 73,913
    東アジア 40,098 44,375
    その他 1,377 1,578
    合計 861,031 886,449

    (注)1.外部収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (注)2.個別に区分して開示すべき重要な国はありません。

    (注)3.第1四半期に区分の見直しを行っております。NWE(北欧・西欧)、CEE(中欧・東欧)、その他に含まれていたNWE・CEE以外の欧州を合計し「欧州」、アジアに含まれていた中国、台湾、韓国を合計して「東アジア」、アジアに含まれていた中国、台湾、韓国以外の国とオセアニアを合計して「アジアパシフィック」として表示しています。当該区分変更により、前第2四半期累計及び前第2四半期を変更後の区分にて表示しております。なお、アメリカに属する主な国は従前の通り米国、カナダであります。

    (注)4.その他には中近東、アフリカが含まれております。 

    6.現金及び現金同等物

    当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

    営業活動によるキャッシュ・フローのその他には、前年度に計上したセルフ・プロデュース支援制度を拡充したことに伴う割増退職金等に係る未払金の減少額64,086百万円が含まれております。

    投資活動によるキャッシュ・フローの子会社及び事業の売却による収支には、2022年9月1日に当社連結子会社である株式会社PFU(以下、PFU)の株式80%を株式会社リコーに譲渡した対価84,000百万円及びPFUが保有していた現金及び現金同等物の移管額42,060百万円が含まれております。

    上記の株式譲渡対価は2022年4月28日契約時点において合意した金額であります。なお、最終的な株式譲渡対価は、契約に基づき、株式譲渡日におけるPFUのバランスシート等に基づいて調整されます。調整額等については、別途株式会社リコーと合意の上決定します。

    7.売却目的で保有する資産

    前年度末 (2022年 3月31日) 当第2四半期末 (2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    売却目的で保有する資産 26,391

    当第2四半期末

    当社の関連会社である株式会社ソシオネクスト(以下、ソシオネクスト)は、2022年9月6日、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所プライム市場への新規上場を承認されました。

    これに伴い、当社は、当社保有のソシオネクストの株式を一部売却することとなり、当該株式を売却目的保有に分類しております。

    なお、ソシオネクストは、2022年10月12日に東京証券取引所プライム市場に上場いたしました。

    8.資本及びその他の資本項目

    その他の資本の構成要素及びその他の包括利益の各項目の増減

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    在外営業活動体の換算差額
    期首残高 △6,193 10,196
    その他の包括利益 △2,378 7,163
    その他
    期末残高 △8,571 17,359
    キャッシュ・フロー・ヘッジ
    期首残高 △125 △210
    その他の包括利益 △15 △650
    その他
    期末残高 △140 △860
    その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産
    期首残高 60,934 53,522
    その他の包括利益 4,016 △4,326
    その他 △6,403 △7,567
    期末残高 58,547 41,629
    確定給付制度の再測定
    期首残高
    その他の包括利益 7,142 5,370
    その他(注) △7,142 △5,370
    期末残高
    その他の資本の構成要素合計
    期首残高 54,616 63,508
    その他の包括利益 8,765 7,557
    その他 △13,545 △12,937
    期末残高 49,836 58,128

     (注)確定給付負債(資産)の純額(数理計算上の差異等)は、再測定した時点で、税効果を調整した上でその

        他の包括利益で認識し、その他の資本の構成要素から直ちに利益剰余金に振り替えております。

    9.配当金

    配当金の支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
    2022年5月26日 取締役会 普通株式 21,616 110 2022年3月31日 2022年6月6日 利益剰余金

    基準日が当第2四半期累計に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期末日後となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
    2022年10月27日 取締役会 普通株式 23,594 120 2022年9月30日 2022年11月30日 利益剰余金

    10.社債

    当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

    償還期限が到来した普通社債(第38回無担保社債、利率 年0.533%、発行年月日2015年7月22日、償還期限2022年7月22日)10,000百万円を償還しております。

    11.売上収益

    売上収益の分解

    当社グループは売上収益を顧客の所在地を基礎とした地域別に分解しております。

    分解した地域別の売上収益と報告セグメントとの関係は以下のとおりです。

    なお、第1四半期に地域別の区分の見直しを行っております。NWE(北欧・西欧)、CEE(中欧・東欧)、その他に含まれていたNWE・CEE以外の欧州を合計し「欧州」、アジアに含まれていた中国、台湾、韓国を合計して「東アジア」、アジアに含まれていた中国、台湾、韓国以外の国とオセアニアを合計して「アジアパシフィック」として表示しています。当該区分変更により、前第2四半期累計及び前第2四半期を変更後の区分にて表示しております。

    なお、アメリカに属する主な国は従前の通り米国、カナダであります。

    (第2四半期連結累計期間)

    前第2四半期累計(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
    外部収益 テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    日本 979,610 40,704 36,534 1,056,848
    欧州 260,919 49,775 6,901 317,595
    アメリカ 73,855 23,623 97,478
    アジアパシフィック 65,258 25 49,732 115,015
    東アジア 19,794 392 53,164 73,350
    その他 2,688 37 2,725
    連結計 1,402,124 90,896 169,991 1,663,011
    当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
    外部収益 テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    日本 929,187 44,747 41,647 1,015,581
    欧州 257,019 43,956 6,000 306,975
    アメリカ 115,709 90 27,568 143,367
    アジアパシフィック 86,354 190 60,596 147,140
    東アジア 23,368 645 65,038 89,051
    その他 3,169 28 3,197
    連結計 1,414,806 89,628 200,877 1,705,311

    (第2四半期連結会計期間)

    前第2四半期(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)
    外部収益 テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    日本 508,948 21,926 18,673 549,547
    欧州 127,510 26,743 3,711 157,964
    アメリカ 40,250 11,965 52,215
    アジアパシフィック 31,181 16 28,633 59,830
    東アジア 10,948 220 28,930 40,098
    その他 1,369 8 1,377
    連結計 720,206 48,905 91,920 861,031
    当第2四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
    外部収益 テクノロジー ソリューション ユビキタス ソリューション デバイス ソリューション 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    日本 487,011 24,180 20,740 531,931
    欧州 128,254 23,642 3,045 154,941
    アメリカ 65,302 90 14,319 79,711
    アジアパシフィック 43,285 17 30,611 73,913
    東アジア 12,855 278 31,242 44,375
    その他 1,576 2 1,578
    連結計 738,283 48,207 99,959 886,449

    (注)1.リース取引から生じる収益は、重要性がないため、売上収益に含めて

         表示しております。

    (注)2.その他には中近東、アフリカが含まれております。

    12.その他の収益、持分法による投資利益

    当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

    (その他の収益)

     主として、2022年9月1日に当社連結子会社である株式会社PFU(以下、PFU)の株式80%を株式会社リコーに譲渡したことに伴う収益30,637百万円を計上しております。

    (持分法による投資利益)

     主として、PFUが持分法適用関連会社となったことに伴う公正価値評価益7,659百万円を計上しております。

    13.金融収益及び金融費用

    (第2四半期連結累計期間)

    金融収益

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    受取利息 494 930
    受取配当金 1,956 2,038
    為替差益 777 8,112
    その他 661 3,213
    合計 3,888 14,293

    金融費用

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    支払利息 1,361 1,760
    その他 987 323
    合計 2,348 2,083

    (第2四半期連結会計期間)

    金融収益

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    受取利息 276 551
    受取配当金 187 243
    為替差益 413 2,901
    その他 114 2,034
    合計 990 5,729

    金融費用

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    百万円 百万円
    支払利息 688 918
    その他 876 103
    合計 1,564 1,021

    14.1株当たり四半期利益

    基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

    (第2四半期連結累計期間)

    (1)基本的1株当たり四半期利益

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円) 52,939 71,981
    基本的加重平均普通株式数(千株) 198,437 196,546
    基本的1株当たり四半期利益(円) 266.78 366.23

    (2)希薄化後1株当たり四半期利益

    前第2四半期累計 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期累計 (自 2022年 4月 1日 至 2022年 9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円) 52,939 71,981
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) 52,939 71,981
    基本的加重平均普通株式数(千株) 198,437 196,546
    条件付発行可能株式による調整(千株) 221 265
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 加重平均普通株式数(千株) 198,658 196,811
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 266.48 365.74

    (第2四半期連結会計期間)

    (1)基本的1株当たり四半期利益

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円) 28,774 54,698
    基本的加重平均普通株式数(千株) 198,142 196,580
    基本的1株当たり四半期利益(円) 145.22 278.25

    (2)希薄化後1株当たり四半期利益

    前第2四半期 (自 2021年 7月 1日 至 2021年 9月30日) 当第2四半期 (自 2022年 7月 1日 至 2022年 9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円) 28,774 54,698
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 四半期利益(百万円) 28,774 54,698
    基本的加重平均普通株式数(千株) 198,142 196,580
    条件付発行可能株式による調整(千株) 208 244
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する 加重平均普通株式数(千株) 198,350 196,824
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 145.07 277.90

    15.金融商品の公正価値

    (1)公正価値の算定方法

    デリバティブ

    契約を締結している金融機関から提示された価格や利用可能な情報に基づく適切な評価方法により見積っております。

    株式

     活発な市場での公表価格が入手できる場合は、公表価格を用いております。活発な市場での公表価格が入手できない場合は、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、又はその他の適切な評価方法により見積っております。

    債券

     活発な市場での公表価格が入手できる場合は、公表価格を用いております。活発な市場での公表価格が入手できない場合は、取引先金融機関から提示された価格に基づく適切な評価方法により見積っております。

    長期借入金

     元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

    (2)償却原価で測定する金融資産及び金融負債

    前年度末 (2022年3月31日) 当第2四半期末 (2022年9月30日)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産
    償却原価で測定する金融資産
    債券(非流動) 5,217 5,222 6,233 6,214
    合計 5,217 5,222 6,233 6,214
    負債
    償却原価で測定する金融負債
    長期借入金(非流動) 83 83 38 38
    合計 83 83 38 38

    償却原価で測定する金融資産及び金融負債のうち、流動資産又は流動負債に分類されるものについては、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。

    流動資産に分類される償却原価で測定する金融資産には、「現金及び現金同等物」、「売上債権」及び「その他の債権」が含まれており、流動負債に分類される償却原価で測定する金融負債には、「仕入債務」及び「その他の債務」が含まれております。

    (3)公正価値で測定する金融資産及び金融負債

    公正価値のヒエラルキー

    レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場での公表価格により測定された公正価値(無調整)

    レベル2:レベル1以外の、観察可能なインプットを直接又は間接的に使用して測定された公正価値

    レベル3:重要な観察不能なインプットを含む評価方法により測定された公正価値

    前年度末(2022年3月31日) 当第2四半期末(2022年9月30日)
    公正価値 公正価値
    レベル1 レベル2 レベル3 合計 レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    資産
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    デリバティブ 412 412 1,838 1,838
    債券 16,001 16,001 35,340 35,340
    株式等 2,548 10,776 13,324 1,965 12,343 14,309
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    株式等 74,352 16 60,547 134,915 50,595 63,012 113,607
    合計 76,900 428 87,324 164,651 52,561 1,838 110,695 165,094
    負債
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    デリバティブ 2,831 2,831 3,334 3,334
    合計 2,831 2,831 3,334 3,334

    当第2四半期累計において、ヒエラルキーレベル3で公正価値測定を行っている金融資産の重要な変動は生じておりません。

    公正価値で測定する金融資産、非流動資産に分類される償却原価で測定する金融資産は、主に「その他の投資」から構成されております。

    16.関連当事者

     当第2四半期累計(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

    種類 会社等の名称 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 未決済残高 (百万円)
    関連会社 富士通クライアントコンピューティング㈱ 当社グループが販売するシステム商談等に含まれるパソコンの製造委託 仕入高、パソコンの製造委託 100,009 40,087

    (注)記載した取引は公正な価格をベースにした取引条件となっております。

    17.後発事象

    重要な後発事象はありません。

    2【その他】

    当社は、2022年10月27日開催の取締役会において、2022年9月30日の最終の株主名簿に記載された株主に対し、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。

    (1)配当金の総額              23,594百万円

    (2)1株当たりの金額            120円

    (3)支払請求の効力発生日及び支払開始日   2022年11月30日

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の四半期レビュー報告書

    2022年11月2日
    富士通株式会社
    取締役会 御中

    EY新日本有限責任監査法人 東京事務所

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 中 谷 喜 彦
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 花 藤 則 保
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 田 邉 朋 子
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 山 口 学

    監査人の結論

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている富士通株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2022年7月1日から2022年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。

     当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、富士通株式会社及び連結子会社の2022年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。

    監査人の結論の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。

    要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。

    ・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。

    ・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

     会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。