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    7752 リコー 四半期報告書-第123期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

    【表紙】
    【提出書類】 四半期報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2022年8月5日
    【四半期会計期間】 第123期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
    【会社名】 株式会社リコー
    【英訳名】 RICOH COMPANY,LTD.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役 社長執行役員・CEO 山下 良則
    【本店の所在の場所】 東京都大田区中馬込一丁目3番6号
    【電話番号】 03(3777)8111(大代表)
    【事務連絡者氏名】 コーポレート執行役員・CFO 川口 俊
    【最寄りの連絡場所】 東京都大田区中馬込一丁目3番6号
    【電話番号】 03(3777)8111(大代表)
    【事務連絡者氏名】 コーポレート執行役員・CFO 川口 俊
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    回次 第122期前第1四半期連結累計期間 第123期当第1四半期連結累計期間 第122期前連結会計年度
    会計期間 自2021年4月1日至2021年6月30日 自2022年4月1日至2022年6月30日 自2021年4月1日至2022年3月31日
    売上高 (百万円) 424,804 459,341 1,758,587
    税引前四半期(当期)利益 (百万円) 7,682 11,201 44,388
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 (百万円) 4,787 7,591 30,371
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 (百万円) 9,695 51,488 90,733
    親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 899,309 933,469 902,042
    資産合計 (百万円) 1,835,368 1,930,789 1,853,254
    1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 1,288.94 1,491.07 1,416.08
    基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 (円) 6.77 11.98 45.35
    希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 (円) 6.77 11.98 45.34
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 49.00 48.35 48.67
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 47,867 19,847 82,462
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △14,088 △14,510 △59,355
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △43,030 △7,039 △131,685
    現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 321,697 243,421 234,020

    (注) 1 当社は、国際会計基準(IFRS)に準拠して連結財務諸表を作成しております。

    2 当社は要約四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

    2 【事業の内容】

    当社及び関係会社では、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ及びその他のセグメントにおいて、開発、生産、販売、サービス等の活動を展開しております。

    当第1四半期連結累計期間において、各セグメントの事業内容に重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。

    (注) 事業セグメントとしてのデジタルサービスはオフィスサービス事業及びオフィスプリンティングの販売を主とした事業に限定した事業セグメントであり、当社グループが目指す「はたらく場をつなぎ、はたらく人の想像力を支えるデジタルサービスの会社」への変革、として掲げるデジタルサービスすべてを網羅しているものではありません。当社グループが「デジタルサービスの会社」として掲げる「デジタルサービス」は、事業セグメントではデジタルサービスの他、すべてのセグメントの事業内容に含まれております。

    第2 【事業の状況】

    1 【事業等のリスク】

    当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

    また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

    2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1) 財政状態及び経営成績の状況

     ①経営成績の状況

    当社グループは、第20次中期経営計画(以下、20次中計)期間の2年間で「“はたらく”の生産性を革新するデジタルサービスの会社への変革」の実現を目指しております。

    20次中計の最終年度となる当連結会計年度は、2021年4月より移行した社内カンパニー制のもと、各ビジネスユニットの自律的な事業運営を進め、それぞれの市場で起こる変化に迅速に対応しながら、体質強化に向けた取り組みを加速していきます。デジタルサービスの会社を支える人材育成や、基幹システムの刷新等にも取り組み、変革に全社一丸となってデジタルサービスの成長を実現してまいります。

    世界経済は引き続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大が大きな懸念ではあるものの、主要国をはじめとしてワクチン接種率の増加により経済活動が再開し緩やかな回復基調が続いています。一方で、半導体などの部材不足の継続や、ロシア/ウクライナ情勢の長期化等により資源価格をはじめ物価が上昇しています。

    当第1四半期連結累計期間において日本では新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少し、経済活動が回復しました。他方で、原材料価格の高騰や円安の進行により物価が上昇しています。米国では国内総生産がマイナス成長となる中で物価や賃金が上昇し、インフレ鎮静化のため金融当局による金融引き締め政策が行われています。欧州では景気の回復が続いているもののロシア/ウクライナ情勢の長期化とロシアとの関係悪化から、エネルギー問題をはじめ経済への影響が顕在化し始めています。その他の地域では中国で新型コロナウイルス感染症拡大に対するゼロコロナ政策により、上海をはじめとして都市封鎖(ロックダウン)が行われたことにより経済活動が停滞し、工場や港湾の停止により製品の輸出に悪影響が出ました。

    主要通貨の平均為替レートは、対米ドルが 129.51円(前第1四半期連結累計期間に比べ 20.01円の円安)、対ユーロが 138.02円(同 6.10円の円安)となりました。

    このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は 4,593億円となり、前第1四半期連結累計期間に比べ 8.1%増加しました。部材不足や新型コロナウイルス感染症の影響継続により事業成長や売上の回復は緩やかなものとなりましたが、円安の影響もあり増収となりました。

    地域別では、国内は、継続する部材不足による当社製品やICT商材の供給制約が、オフィスサービス事業、オフィスプリンティング事業の販売活動に影響するなど、前第1四半期連結累計期間と比べ 4.4%の減少となりました。一方で、オフィスサービス事業においてはICT商材に依存しない中小企業向けのセキュリティ関連サービスや、電帳法改正対応の新サービス、中堅企業向けのシステム運用などのサービスが堅調に推移するなど、成長を図るスクラムシリーズの販売は増加しました。米州においては、オフィスプリンティング事業でのエッジデバイスの販売が増加し、ITサービスをはじめオフィスサービス事業も堅調に推移しました。また商用印刷事業でも販売が回復しました。結果、前第1四半期連結累計期間比 24.6%の増加となりました(為替影響を除くと 5.3%の増加)。欧州・中東・アフリカにおいては部材不足の影響からオフィスプリンティング事業でのエッジデバイスの販売が減少しましたが、ノンハードの売上が増加しました。また買収効果やパッケージ販売によりオフィスサービス事業の販売が好調に推移し、前第1四半期連結累計期間比 13.9%の増加となりました(同 8.9%の増加)。その他の地域は、中国でのゼロコロナ政策に伴う厳しい行動制限の影響などにより販売が減少しましたが、円安の影響もあり前第1四半期連結累計期間比 2.8%の増加となりました(同 7.3%の減少)。

    以上の結果、海外売上高全体では前第1四半期連結累計期間に比べ 16.6%の増加となりました。なお、為替変動による影響を除いた試算では、海外売上高は前第1四半期連結累計期間に比べ 4.8%の増加となります。

    売上総利益は、物価の上昇や部材不足による仕入原価高騰に対し、各ビジネスユニットでの価格転嫁を含めたプライシングコントロールにより利益を確保し、また継続的な開発・生産の体質強化や円安の影響により利益が改善しました。結果、前第1四半期連結累計期間に比べ 10.3%増加し 1,680億円となりました。

    販売費及び一般管理費は、円安の影響等により当第1四半期連結累計期間では前第1四半期連結累計期間に比べ 6.2%増加し 1,596億円となりました。

    その他の収益は、前第1四半期連結累計期間に米国子会社の土地売却益等の収益を計上しており、前第1四半期連結累計期間に比べて減少しました。

    以上の結果、営業利益は、前第1四半期連結累計期間に比べて 39億円増加し 96億円となりました。

    金融収益及び金融費用は、為替差益の減少等により、前第1四半期連結累計期間に比べ金融収支が悪化しました。持分法による投資損益は、リコーリース株式会社等の持分法適用会社の業績が改善し前第1四半期連結累計期間に比べ増加しました。税引前四半期利益は、前第1四半期連結累計期間に比べて 35億円増加し 112億円となりました。

    法人所得税費用は税引前四半期利益が増加したこと等により、前第1四半期連結累計期間に比べて 7億円増加しました。

    以上の結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前第1四半期連結累計期間に比べ 28億円増加し 75億円となりました。

    四半期包括利益は、四半期利益や在外営業活動体の換算差額の増加等により、515億円となりました。

    上述の国内・海外別売上高は以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    区分 前第1四半期連結累計期間自 2021年4月1日至 2021年6月30日 当第1四半期連結累計期間自 2022年4月1日至 2022年6月30日 増減
    金額 構成比(%) 金額 構成比(%) 金額 伸び率(%)
    国内 171,317 40.3 163,764 35.7 △7,553 △4.4
    米州 106,416 25.1 132,591 28.9 26,175 24.6
    欧州・中東・アフリカ 106,310 25.0 121,064 26.4 14,754 13.9
    その他 40,761 9.6 41,922 9.1 1,161 2.8
    海外 253,487 59.7 295,577 64.3 42,090 16.6
    合計 424,804 100.0 459,341 100.0 34,537 8.1

    事業の種類別セグメントの業績は以下のとおりです。

    (単位:百万円)

    前第1四半期連結累計期間自 2021年4月1日至 2021年6月30日 当第1四半期連結累計期間自 2022年4月1日至 2022年6月30日 増減
    金額 構成比(%) 金額 構成比(%) 金額 伸び率(%)
    デジタルサービス 売上高 346,395 100.0 368,579 100.0 22,184 6.4
    外部顧客向け 346,395 368,579 22,184 6.4
    営業損益 1,331 0.4 2,930 0.8 1,599 120.1
    デジタルプロダクツ 売上高 89,483 100.0 99,427 100.0 9,944 11.1
    外部顧客向け 3,397 3,792 395 11.6
    営業損益 9,023 10.1 12,227 12.3 3,204 35.5
    グラフィックコミュニケーションズ 売上高 42,550 100.0 51,899 100.0 9,349 22.0
    外部顧客向け 42,550 51,899 9,349 22.0
    営業損益 1,048 2.5 2,450 4.7 1,402 133.8
    インダストリアルソリューションズ 売上高 28,678 100.0 32,089 100.0 3,411 11.9
    外部顧客向け 26,926 30,324 3,398 12.6
    営業損益 △973 △3.4 △737 △2.3 236 -
    その他 売上高 8,452 100.0 8,412 100.0 △40 △0.5
    外部顧客向け 5,536 4,747 △789 △14.3
    営業損益 △3,264 △38.6 △3,022 △35.9 242 -

    デジタルサービスの売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 6.4%増加し 3,685億円となりました。オフィスサービス事業では部材不足により日本でのICT商材や関連したサービスの販売に影響が出ましたがスクラムシリーズの販売が増加し、また欧州でのパッケージ販売や買収したITサービス会社の売上の増加など海外での販売が貢献し増収となりました。オフィスプリンティング事業では、部材不足の影響を受けエッジデバイスの販売が前第1四半期連結累計期間に比べ減少しましたが、経済活動の回復とオフィス回帰によりノンハードの売上が改善しました。またコストの上昇に対し価格転嫁や付加価値販売などのプライシングコントロールの実施により利益を確保すると共に、サービス改革等の利益改善策によりデジタルサービス全体の営業利益は 29億円となり、前第1四半期連結累計期間に比べ 15億円増加しました。

    デジタルプロダクツの売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 11.6%増加し 37億円となりました(セグメント間売上高を含む売上高では 11.1%増加の 994億円)。部材不足や上海でのロックダウンにより生産活動に影響が出たものの、前第1四半期連結累計期間と比べてA3複合機と消耗品の生産が増加し、増収となりました。部材価格の高騰により仕入原価が上がりましたが、相対的に高付加価値の製品の生産が増えたことや、ものづくりの体質強化による原価改善活動等の柔軟な生産努力によりデジタルプロダクツ全体の営業利益は 122億円となり、前第1四半期連結累計期間に比べ 32億円増加しました。

    グラフィックコミュニケーションズの売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 22.0%増加し 518億円となりました。商用印刷事業では、欧米の経済活動の回復により売上が増加しました。部材不足の影響を受けましたが、代替部品を市場から調達するなど生産数量の確保に努めプロダクションプリンターの販売が増加しました。また欧米にて印刷業向けを中心にノンハードの回復が継続しました。産業印刷事業ではメインの市場である中国でロックダウンの影響を受けましたが、サイングラフィック用途を中心としたコンポーネントの販売が好調に推移し売上が増加しました。商用印刷事業で生産数量確保のための市場調達により原価が上昇し利益を圧迫しましたが、開発、生産、サービス活動の改善と円安によりグラフィックコミュニケーションズ全体の営業利益は 24億円となり、前第1四半期連結累計期間に比べ 14億円増加しました。

    インダストリアルソリューションズの売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 12.6%増加し 303億円となりました。サーマル事業では剥離紙を使用しないラベルの販売や米国の物流産業での需要が拡大しました。産業プロダクツ事業では中国のロックダウンによる自動車関連顧客の減産が影響しました。エレクトロニクス事業でも部材不足が続いていますが、産業用ロボット向けの販売は堅調に推移しました。部材高騰の影響を価格転嫁を含めたプライシングコントロール等で吸収し、インダストリアルソリューションズ全体の営業損益は 7億円(損失)となり、前第1四半期連結累計期間に比べ 2億円改善しました。

    その他の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 14.3%減少し 47億円となりました。RICOH360のクラウドサービスの新規顧客開拓や社会インフラの点検サービスの実証実験の開始、創薬支援事業の強化など新規事業創出を進めております。これらの活動を含めた新規事業創出のための先行投資により、その他全体の営業損益は 30億円(損失)となりましたが、前第1四半期連結累計期間に比べ 2億円改善しました。

    (注) 事業セグメントとしてのデジタルサービスはオフィスサービス事業及びオフィスプリンティングの販売を主とした事業に限定した事業セグメントであり、当社グループが目指す「はたらく場をつなぎ、はたらく人の想像力を支えるデジタルサービスの会社」への変革、として掲げるデジタルサービスすべてを網羅しているものではありません。当社グループが「デジタルサービスの会社」として掲げる「デジタルサービス」は、事業セグメントではデジタルサービスの他、すべてのセグメントの事業内容に含まれております。

     ②財政状態の状況

    資産合計は、前連結会計年度末に比べ 775億円増加し 19,307億円となりました。前連結会計年度末と比較して為替レートが大幅に円安となったことから海外資産の換算差額が発生し、為替影響を除いた試算では 22億円の増加となりました。主要通貨の当第1四半期末日レートは、対米ドルが 136.68円(前連結会計年度に比べ 14.29円の円安)、対ユーロが 142.67円(同 5.97円の円安)となりました。

    資産の部では、主に前連結会計年度末に計上した債権の回収等により、営業債権及びその他の債権が前連結会計年度末に比べ 97億円減少しました。他方で販売に向けた在庫形成と安全在庫の確保などにより棚卸資産が 320億円増加しました。

    負債合計は、前連結会計年度末に比べ 461億円増加し 9,935億円となりました。負債の部では、借入金の返済等により流動負債の社債及び借入金が 139億円減少しましたが、シンジケートローンによる調達を実施し、非流動負債の社債及び借入金が 412億円増加しました。

    資本合計は、前連結会計年度末に比べ 314億円増加し 9,372億円となりました。資本の部では、株主還元策として自己株式取得を行い、株主資本の減算項目となる自己株式が 118億円増加しました。また円安により在外営業活動体の換算差額が 449億円増加しました。

    結果として親会社の所有者に帰属する持分は、前連結会計年度末に比べ 314億円増加し 9,334億円となりました。株主資本比率は自己株式取得や新規借入の実施等、資本政策により前連結会計年度末に比べ 0.4ポイント減少し 48.3%となりましたが、引き続き安全な水準を維持しています。

    (2) キャッシュ・フローの状況

    営業活動によるキャッシュ・フローは、前第1四半期連結累計期間に比べ現金収入が 280億円減少し 198億円の収入となりました。前第1四半期連結累計期間に比べ、棚卸資産の増加等により現金支出が増加しました。

    投資活動によるキャッシュ・フローは、前第1四半期連結累計期間に比べ現金支出が 4億円増加し 145億円の支出となりました。

    以上の結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計となるフリー・キャッシュ・フローは、前第1四半期連結累計期間に比べ現金収入が 284億円減少し 53億円の収入となりました。

    財務活動によるキャッシュ・フローは、前第1四半期連結累計期間に比べ現金支出が 359億円減少し 70億円の支出となりました。当第1四半期連結累計期間は、シンジケートローンによる調達を実施し、現金収入が増加しました。一方で、自己株式の取得 118億円を実施し現金支出が増加しましたが、前第1四半期連結累計期間の自己株式の取得 252億円と比べ、自己株式の取得による現金支出は減少しました。

    以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 94億円増加し  2,434億円となりました。

    (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

    (4) 研究開発活動

    当社グループ(当社及び連結子会社)では開発投資の一部について資産化を行い、無形資産に計上しております。無形資産に計上された開発費を含む当第1四半期連結累計期間の研究開発投資は 23,189百万円です。

    なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

    3 【経営上の重要な契約等】

    当社は、2022年4月28日開催の取締役会において、富士通株式会社から、同社の子会社である株式会社PFUの普通株式の一部(発行済株式数の80%)を取得することを決議し、株式譲渡契約を締結いたしました。

    本株式取得は、公正取引委員会より排除措置命令を行わない旨の通知を受領し、準備が整い次第速やかに実施する予定です。

    第3 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 1,500,000,000
    1,500,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 第1四半期会計期間末現在発行数(株)(2022年6月30日) 提出日現在発行数(株)(2022年8月5日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 637,468,178 637,468,178 東京証券取引所プライム市場 単元株式数100株
    637,468,178 637,468,178

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(百株) 発行済株式総数残高(百株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2022年4月1日~2022年6月30日 6,374,681 135,364 180,804

    (5) 【大株主の状況】

    当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、該当事項はありません。

    (6) 【議決権の状況】

    当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。

    ① 【発行済株式】

    2022年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 単元株式数100株
    70,100
    完全議決権株式(その他) 普通株式 6,366,928 同上
    636,692,800
    単元未満株式 普通株式 一単元(100株)未満の株式
    705,278
    発行済株式総数 637,468,178
    総株主の議決権 6,366,928

    (注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託において、該当信託が保有する当社株式が398,600株(議決権の数3,986個)含まれております。

    2 「単元未満株式」には、当社所有の自己保有株式は含まれておりません。

    ② 【自己株式等】

    2022年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)株式会社リコー 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 70,100 70,100 0.01
    70,100 70,100 0.01

    (注) 上記には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託において、当該信託が保有する当社株式は含まれておりません。

    2 【役員の状況】

    該当事項はありません。

    第4 【経理の状況】

    1 要約四半期連結財務諸表の作成方法について

    当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号という。)に準拠して作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、当第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)及び当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表については、有限責任監査法人トーマツにより四半期レビューを受けております。

    1 【要約四半期連結財務諸表】

    (1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
    区分 注記番号 前連結会計年度(2022年3月31日)(百万円) 当第1四半期連結会計期間末(2022年6月30日)(百万円)
    (資産の部)
    流動資産
    現金及び現金同等物 240,308 252,181
    定期預金 81 88
    営業債権及びその他の債権 397,148 387,358
    その他の金融資産 92,293 94,843
    棚卸資産 232,558 264,563
    その他の流動資産 50,034 65,575
    流動資産合計 1,012,422 1,064,608
    非流動資産
    有形固定資産 188,439 188,935
    使用権資産 57,730 58,696
    のれん及び無形資産 259,482 276,807
    その他の金融資産 128,321 132,125
    持分法で会計処理されている投資 81,396 82,082
    その他の投資 12,329 12,162
    その他の非流動資産 31,942 33,725
    繰延税金資産 81,193 81,649
    非流動資産合計 840,832 866,181
    資産合計 1,853,254 1,930,789
    区分 注記番号 前連結会計年度(2022年3月31日)(百万円) 当第1四半期連結会計期間末(2022年6月30日)(百万円)
    (負債及び資本の部)
    流動負債
    社債及び借入金 114,395 100,436
    営業債務及びその他の債務 268,534 266,831
    リース負債 22,665 23,311
    その他の金融負債 2,079 1,987
    未払法人所得税 11,143 12,883
    引当金 9,941 10,744
    その他の流動負債 264,691 280,867
    流動負債合計 693,448 697,059
    非流動負債
    社債及び借入金 121,042 162,262
    リース負債 44,444 44,545
    退職給付に係る負債 45,728 45,042
    引当金 9,607 8,981
    その他の非流動負債 29,029 30,395
    繰延税金負債 4,131 5,248
    非流動負債合計 253,981 296,473
    負債合計 947,429 993,532
    資本
    資本金 135,364 135,364
    資本剰余金 180,942 180,965
    自己株式 △460 △12,263
    その他の資本の構成要素 126,341 170,247
    利益剰余金 459,855 459,156
    親会社の所有者に帰属する持分合計 902,042 933,469
    非支配持分 3,783 3,788
    資本合計 905,825 937,257
    負債及び資本合計 1,853,254 1,930,789
    (2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

    【要約四半期連結損益計算書】

    区分 注記番号 前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日至2021年6月30日)(百万円) 比率(%) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日至2022年6月30日)(百万円) 比率(%)
    売上高 4,5 424,804 100.0 459,341 100.0
    売上原価 272,441 291,336
    売上総利益 152,363 35.9 168,005 36.6
    販売費及び一般管理費 11 150,344 159,678
    その他の収益 3,647 1,299
    営業利益 5,666 1.3 9,626 2.1
    金融収益 1,071 603
    金融費用 882 1,091
    持分法による投資損益 1,827 2,063
    税引前四半期利益 7,682 1.8 11,201 2.4
    法人所得税費用 2,846 3,579
    四半期利益 4,836 1.1 7,622 1.7
    四半期利益の帰属先:
    親会社の所有者 4,787 1.1 7,591 1.7
    非支配持分 49 31
    区分 注記番号 前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日  至2021年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日  至2022年6月30日)
    1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属): 12
    基本的 6.77 11.98
    希薄化後 6.77 11.98

    (注) その他の収益には固定資産売却益等が含まれております。

    【要約四半期連結包括利益計算書】

    区分 注記番号 前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    四半期利益 4,836 7,622
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    確定給付制度の再測定 981 -
    その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動 207 △226
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分相当額 114 △667
    純損益に振り替えられることのない項目合計 1,302 △893
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 △128 △77
    在外営業活動体の換算差額 3,810 44,964
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分相当額 △68 △64
    純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 3,614 44,823
    その他の包括利益合計 4,916 43,930
    四半期包括利益 9,752 51,552
    四半期包括利益の帰属先:
    親会社の所有者 9,695 51,488
    非支配持分 57 64

    (3) 【要約四半期連結持分変動計算書】

    区分 注記番号 資本金(百万円) 資本剰余金(百万円) 自己株式(百万円) その他の資本の構成要素
    確定給付制度の再測定(百万円) その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動(百万円) キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動(百万円)
    2021年4月1日残高 135,364 186,231 △45,024 - 7,807 △430
    四半期利益
    その他の包括利益 981 321 △197
    四半期包括利益 - - - 981 321 △197
    自己株式の取得及び売却 △25,260
    配当金
    株式報酬取引 11 4
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △981 60
    所有者との取引等合計 - 11 △25,256 △981 60 -
    2021年6月30日残高 135,364 186,242 △70,280 - 8,188 △627
    2022年4月1日残高 135,364 180,942 △460 - 4,540 246
    四半期利益
    その他の包括利益 △893 △150
    四半期包括利益 - - - - △893 △150
    自己株式の取得及び売却 △11,812
    配当金
    株式報酬取引 23 9
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 9
    所有者との取引等合計 - 23 △11,803 - 9 -
    2022年6月30日残高 135,364 180,965 △12,263 - 3,656 96
    区分 注記番号 その他の資本の構成要 利益剰余金(百万円) 親会社の所有者に帰属する持分合計(百万円) 非支配持分(百万円) 資本合計(百万円)
    在外営業活動体の換算差額(百万円) その他の資本の構成要素合計(百万円)
    2021年4月1日残高 74,720 82,097 561,578 920,246 3,606 923,852
    四半期利益 4,787 4,787 49 4,836
    その他の包括利益 3,803 4,908 4,908 8 4,916
    四半期包括利益 3,803 4,908 4,787 9,695 57 9,752
    自己株式の取得及び売却 △25,260 △25,260
    配当金 △5,387 △5,387 △23 △5,410
    株式報酬取引 15 15
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △921 921 - -
    所有者との取引等合計 - △921 △4,466 △30,632 △23 △30,655
    2021年6月30日残高 78,523 86,084 561,899 899,309 3,640 902,949
    2022年4月1日残高 121,555 126,341 459,855 902,042 3,783 905,825
    四半期利益 7,591 7,591 31 7,622
    その他の包括利益 44,940 43,897 43,897 33 43,930
    四半期包括利益 44,940 43,897 7,591 51,488 64 51,552
    自己株式の取得及び売却 △11,812 △11,812
    配当金 △8,281 △8,281 △59 △8,340
    株式報酬取引 32 32
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 9 △9 - -
    所有者との取引等合計 - 9 △8,290 △20,061 △59 △20,120
    2022年6月30日残高 166,495 170,247 459,156 933,469 3,788 937,257
    (4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
    区分 注記番号 前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
    四半期利益 4,836 7,622
    営業活動による純増額への調整
    減価償却費及び無形資産償却費 23,477 22,631
    その他の収益 △2,712 △20
    持分法による投資損益 △1,827 △2,063
    金融収益及び金融費用 △189 488
    法人所得税費用 2,846 3,579
    営業債権及びその他の債権の減少 51,714 28,725
    棚卸資産の増加 △1,199 △20,383
    リース債権の減少 5,976 7,702
    営業債務及びその他の債務の減少 △35,187 △7,922
    退職給付に係る負債の減少 △2,833 △2,556
    その他(純額) 7,463 △14,527
    利息及び配当金の受取額 1,011 1,212
    利息の支払額 △845 △1,177
    法人所得税の支払額 △4,664 △3,464
    営業活動によるキャッシュ・フロー 47,867 19,847
    Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の売却 3,329 1,658
    有形固定資産の取得 △7,584 △8,282
    無形資産の取得 △7,349 △6,921
    有価証券の取得 △169 △251
    有価証券の売却 13 40
    定期預金の増減(純額) △36 △4
    事業の買収(取得時の現金及び現金同等物受入額控除後) △2,292 △750
    投資活動によるキャッシュ・フロー △14,088 △14,510
    Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入債務の増減(純額) △3,661 △8,874
    長期借入債務による調達 1,134 50,928
    長期借入債務の返済 △927 △20,991
    リース負債の返済 △8,906 △7,950
    支払配当金 △5,387 △8,281
    自己株式の取得 △25,260 △11,812
    その他 △23 △59
    財務活動によるキャッシュ・フロー △43,030 △7,039
    Ⅳ 換算レートの変動に伴う影響額 604 11,103
    Ⅴ 現金及び現金同等物の純増減額 △8,647 9,401
    Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 330,344 234,020
    Ⅶ 現金及び現金同等物の四半期末残高 321,697 243,421

    (注)要約四半期連結財政状態計算書上の現金及び現金同等物と要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の現金及び現金同等物の差異は、当座借越であります。

    【要約四半期連結財務諸表注記】

    1 報告企業

    株式会社リコー(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。

    当社グループは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ及びその他のセグメントにおいて、開発、生産、販売・サービス等の活動を展開しております。その詳細については、注記4 事業セグメントに記載しております。

    2 作成の基礎

    当社グループの要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成しており、連結会計年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。当社は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

    要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

     見積り及び判断の利用

    要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

    見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

    要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様であります。

    3 重要な会計方針

    要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一であります。

    4 事業セグメント

    当社グループにおける事業の種類別セグメントは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ、その他で構成されております。

    事業の種類別セグメントの主な事業内容は以下のとおりです。

    セグメント 主な事業内容
    デジタルサービス 複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、パソコン、サーバー、ネットワーク関連等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア、ドキュメント関連サービス、ソリューション等の販売
    デジタルプロダクツ 複合機、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、スキャナ、ネットワーク関連等機器、関連消耗品等の製造・OEM
    グラフィックコミュニケーションズ カットシートPP(プロダクションプリンター)、連帳PP、インクジェットヘッド、作像システム、産業プリンター等機器、及び、関連する消耗品、サービス、サポート、ソフトウエア等の製造・販売
    インダストリアルソリューションズ サーマルペーパー、サーマルメディア、産業用光学部品・モジュール、電装ユニット、精密機器部品等の製造・販売
    その他 デジタルカメラ、360度カメラ、環境、ヘルスケア等

    (注)事業セグメントとしてのデジタルサービスはオフィスサービス事業及びオフィスプリンティングの販売を主とした事業に限定した事業セグメントであり、当社グループが目指す「はたらく場をつなぎ、はたらく人の想像力を支えるデジタルサービスの会社」への変革、として掲げるデジタルサービスすべてを網羅しているものではありません。当社グループが「デジタルサービスの会社」として掲げる「デジタルサービス」は、事業セグメントではデジタルサービスの他、すべてのセグメントの事業内容に含まれております。

    セグメント損益は、営業利益で表示しており、当社の経営者により経営資源の配分の決定や業績の評価の目的に使用されております。セグメント損益に含まれない項目としては、主にセグメント間取引における棚卸資産・固定資産の未実現利益の消去となります。

    前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における事業の種類別セグメント及び地域別情報は以下のとおりです。セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。なお、前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間において、連結売上高の10%以上を占める重要な単一顧客はありません。

    (1) 事業の種類別セグメント情報

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    損益情報:
    売上高:
    デジタルサービス 346,395 368,579
    デジタルプロダクツ 89,483 99,427
    グラフィックコミュニケーションズ 42,550 51,899
    インダストリアルソリューションズ 28,678 32,089
    その他 8,452 8,412
    セグメント間取引 △90,754 △101,065
    合計 424,804 459,341
    セグメント損益:
    デジタルサービス 1,331 2,930
    デジタルプロダクツ 9,023 12,227
    グラフィックコミュニケーションズ 1,048 2,450
    インダストリアルソリューションズ △973 △737
    その他 △3,264 △3,022
    合計 7,165 13,848
    セグメント損益と税引前四半期利益との調整項目:
    消去又は全社 △1,499 △4,222
    金融収益 1,071 603
    金融費用 △882 △1,091
    持分法による投資損益 1,827 2,063
    税引前四半期利益 7,682 11,201

    セグメント間の売上高は、主にデジタルプロダクツからデジタルサービスに対する売上です。

    (2) 地域別情報

    顧客の所在地別売上高は以下のとおりです。

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    売上高:
    日本 171,317 163,764
    米州 106,416 132,591
    欧州・中東・アフリカ 106,310 121,064
    その他地域 40,761 41,922
    合計 424,804 459,341
    上記米州のうち米国 89,029 110,365

    5 売上高

    当社グループは、注記4 事業セグメントに記載のとおり、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ、その他の5つを報告セグメントとしております。また、売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域別に分解しております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりです。

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日) 日本 米州 欧州・中東・アフリカ その他地域 合計
    (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
    デジタルサービス 148,219 80,727 90,420 27,029 346,395
    デジタルプロダクツ 1,527 170 1,700 3,397
    グラフィックコミュニケーションズ 6,638 19,569 10,705 5,638 42,550
    インダストリアルソリューションズ 12,260 4,726 4,164 5,776 26,926
    その他 2,673 1,224 1,021 618 5,536
    合計 171,317 106,416 106,310 40,761 424,804
    当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日) 日本 米州 欧州・中東・アフリカ その他地域 合計
    (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
    デジタルサービス 142,861 97,730 101,544 26,444 368,579
    デジタルプロダクツ 1,800 261 1,731 3,792
    グラフィックコミュニケーションズ 6,578 25,116 13,138 7,067 51,899
    インダストリアルソリューションズ 10,774 8,328 5,492 5,730 30,324
    その他 1,751 1,156 890 950 4,747
    合計 163,764 132,591 121,064 41,922 459,341

    (注)1 セグメント間の内部売上収益を除いた金額を表示しております。

     2 売上高にはIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」に従い会計処理している売上のほかに、IFRS第16号
    「リース」に従い会計処理している製品のリース収益等が、前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連
    結累計期間において、それぞれ 38,897百万円及び 41,098百万円、主にデジタルサービスに含まれております。

    6 現金及び現金同等物

    現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりです。

    前第1四半期連結会計期間末(2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結会計期間末(2022年6月30日)(百万円)
    現金及び預金 328,945 252,269
    預入期間が3ヶ月超の定期預金 △275 △88
    要約四半期連結財政状態計算書における現金及び現金同等物 328,670 252,181
    銀行当座借越 △6,973 △8,760
    要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物 321,697 243,421

    7 社債

    前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間において、社債の発行及び償還はありません。

    8 資本金及びその他の資本項目

     前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

     当社は、2021年3月3日開催の取締役会決議に基づき自己株式を取得しております。前第1四半期連結累計期間に取得した自己株式は、以下のとおりです。

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得した株式の総数            20,509,700 株

    (3)取得価額の総額                25,257,419,700 円

    (4)取得期間                      2021年4月1日~2021年6月30日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

    (ご参考)

    2021年3月3日開催の当社取締役会における決議内容

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得し得る株式の総数          145,000,000 株(上限)

                                       (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する比率 20.02%)

    (3)株式の取得価額の総額          1,000 億円(上限)

    (4)取得期間                      2021年3月4日~2022年3月3日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

     当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

     当社は、2022年5月10日開催の取締役会決議に基づき自己株式を取得しております。当第1四半期連結累計期間に取得した自己株式は、以下のとおりです。

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得した株式の総数            10,968,200 株

    (3)取得価額の総額                11,811,048,200 円

    (4)取得期間                      2022年5月11日~2022年6月30日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

    (ご参考)

    2022年5月10日開催の当社取締役会における決議内容

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得し得る株式の総数          48,000,000 株(上限)

                                       (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する比率 7.5%)

    (3)株式の取得価額の総額          300 億円(上限)

    (4)取得期間                      2022年5月11日~2022年9月30日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

    9 配当金

    前第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
    2021年6月24日定時株主総会 普通株式 5,390 7.5 2021年3月31日 2021年6月25日 利益剰余金

    (注) 配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。

    (2) 基準日が前第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

    該当事項はありません。

    当第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

    (1) 配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日 配当の原資
    2022年6月24日定時株主総会 普通株式 8,286 13.0 2022年3月31日 2022年6月27日 利益剰余金

    (注) 配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

    (2) 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

    該当事項はありません。

    10 金融商品

    (1) 金融商品の公正価値

    金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。

    前連結会計年度(2022年3月31日)(百万円) 当第1四半期連結会計期間末(2022年6月30日)(百万円)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
    <資産>
    リース債権 220,467 224,834 226,648 231,315
    デリバティブ資産 147 147 320 320
    株式及び出資持分 11,841 11,841 11,678 11,678
    社債 488 488 484 484
    合計 232,943 237,310 239,130 243,797
    <負債>
    デリバティブ負債 2,079 2,079 1,987 1,987
    社債及び借入金 121,042 117,985 162,262 157,583
    合計 123,121 120,064 164,249 159,570

    (注)1 現金及び現金同等物、定期預金、営業債務及びその他の債務

    これらの勘定は短期間で決済されるので、帳簿価額と公正価値が近似しております。そのため、上記の表中には含めておりません。

    2 営業債権及びその他の債権

    営業債権及びその他の債権のうち、短期間で決済される債権については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。なお、重要性の乏しい債権については上記の表中に含めておりません。

    3 リース債権

    リース債権については、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値を算定しているため、公正価値の測定及び開示ではレベル3に分類しております。

    4 デリバティブ

    デリバティブには、為替予約等が含まれており、金融機関より入手した見積価格や利用可能な情報に基づく適切な評価方法により公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。

    5 株式及び出資持分、社債

    株式及び出資持分、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場の株式及び出資持分が含まれております。市場性のある株式及び社債は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場の株式及び出資持分は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法に基づき公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

    6 社債及び借入金

    社債及び借入金のうち、12ヶ月以内に償還及び返済される部分については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。

    社債及び借入金については、契約ごとの将来キャッシュ・フローから、類似の満期日の借入金に対して適用される期末借入金利を用いて割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、公正価値の測定及び開示ではレベル2に分類しております。

    7 各金融資産及び金融負債の事後測定方法

    IFRS第9号「金融商品」に基づく各金融資産及び金融負債の測定方法は、以下のとおりです。

    償却原価で測定:営業債権、社債(負債)及び借入金

    純損益を通じて公正価値で測定:デリバティブ資産、デリバティブ負債、株式及び出資持分

    その他の包括利益を通じて公正価値で測定:株式及び出資持分、社債(資産)

    (2) 要約四半期連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定

    以下は金融商品を当初認識した後、公正価値で測定された金融商品の分析であります。分析に使用する公正価値ヒエラルキーは、以下のように定義付けられております。

    なお、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。

    レベル1・・・ 活発な市場における公表価格により測定された公正価値
    レベル2・・・ レベル1以外の、観察可能なインプットを直接又は間接的に使用して算出された公正価値
    レベル3・・・ 観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

    公正価値により測定された金融商品

    前連結会計年度(2022年3月31日) レベル1(百万円) レベル2(百万円) レベル3(百万円) 合計(百万円)
    <資産>
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    デリバティブ資産 147 147
    株式及び出資持分 1,259 1,259
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    株式及び出資持分 8,830 1,752 10,582
    社債 488 488
    合計 9,318 147 3,011 12,476
    <負債>
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    デリバティブ負債 2,079 2,079
    合計 2,079 2,079
    当第1四半期連結会計期間末(2022年6月30日) レベル1(百万円) レベル2(百万円) レベル3(百万円) 合計(百万円)
    <資産>
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    デリバティブ資産 320 320
    株式及び出資持分 1,469 1,469
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    株式及び出資持分 8,489 1,720 10,209
    社債 484 484
    合計 8,973 320 3,189 12,482
    <負債>
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    デリバティブ負債 1,987 1,987
    合計 1,987 1,987

    (注)1 デリバティブ

     デリバティブには、為替予約等が含まれており、金融機関より入手した見積価格や利用可能な情報に基づく適切な評価方法により公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。

    2 株式及び出資持分、社債

     株式及び出資持分、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場の株式及び出資持分が含まれております。市場性のある株式及び社債は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場の株式及び出資持分は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法に基づき公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

      レベル3に分類された金融商品の期首から四半期末までの変動は、以下のとおりです。

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    期首残高 2,453 3,011
    利得及び損失合計
    その他の包括利益(注) △94
    購入 102 250
    売却 △83
    その他 83 11
    四半期末残高 2,544 3,189

     (注) その他の包括利益

    その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、報告期間期末時点に保有するその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。

    11 補足的損益情報

    前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間における費用計上額は以下のとおりです。

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)(百万円) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)(百万円)
    研究開発費 18,592 18,368
    発送運送費 6,476 7,863
    広告宣伝費 854 696

    12 1株当たり利益

    基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益は以下のとおりです。

    (1)基本的1株当たり四半期利益

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日  至2021年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日  至2022年6月30日)
    親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,787 百万円 7,591 百万円
    期中平均普通株式数 706,901 千株 633,526 千株
    基本的1株当たり四半期利益 6.77 11.98

    (2)希薄化後1株当たり四半期利益

    前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日  至2021年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日  至2022年6月30日)
    親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,787 百万円 7,591 百万円
    四半期利益調整額 百万円 百万円
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益 4,787 百万円 7,591 百万円
    期中平均普通株式数(注) 706,901 千株 633,526 千株
    希薄化性潜在的普通株式の影響
    株式報酬 39 千株 128 千株
    希薄化後期中平均普通株式数 706,941 千株 633,654 千株
    希薄化後1株当たり四半期利益 6.77 11.98

    (注)役員向け株式交付信託及び執行役員向け株式交付信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定においては、当該信託が所有する当社株式を期中平均普通株式数から控除して算出しております。

    13 資本的支出契約及び偶発事象

    前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末現在における、決算日以降の有形固定資産及びその他の資産の取得に係る既契約額は、それぞれ 7,662百万円及び 9,238百万円です。

    また、前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末現在において、金額的重要性のある債務保証はありません。

    当第1四半期連結会計期間末現在、特許等に係る一般的な係争はありますが、当該係争から生ずる最終的債務が仮に発生した場合においても、財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるものではありません。

    14 後発事象

    (自己株式の取得)

    当社は、2022年5月10日開催の取締役会決議に基づき自己株式を取得しております。決算日後に取得した自己株式は、以下のとおりです。

    自己株式の取得状況

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得した株式の総数            9,462,600 株

    (3)取得価額の総額                9,979,522,200 円

    (4)取得期間                      2022年7月1日~2022年8月4日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

    (ご参考)

    1.2022年5月10日開催の当社取締役会における決議内容

    (1)取得対象株式の種類            当社普通株式

    (2)取得し得る株式の総数          48,000,000 株(上限)

                                       (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する比率 7.5%)

    (3)株式の取得価額の総額          300 億円(上限)

    (4)取得期間                      2022年5月11日~2022年9月30日

    (5)取得方法                      東京証券取引所における市場買付

    2.上記取締役会決議に基づき取得した自己株式の累計(2022年8月4日現在)

    (1)取得した株式の総数            20,430,800 株

    (2)株式の取得価額の総額          21,790,570,400 円

    15 要約四半期連結財務諸表の承認

    2022年8月5日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役社長執行役員 山下良則及びコーポレート執行役員 川口俊によって承認されております。

    2 【その他】

    特に記載すべき事項はありません。

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の四半期レビュー報告書

    2022年8月5日

    株式会社リコー

    取締役会 御中

    有限責任監査法人トーマツ

    東京事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 東 海 林 雅 人
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 池 畑 憲 二 郎
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中 本 洋 介

    監査人の結論

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社リコーの2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。

    当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、株式会社リコー及び連結子会社の2022年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。

    監査人の結論の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。

    要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。

    ・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。

    ・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注)1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。