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    1850 南海辰村建設 有価証券報告書-第79期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

    【表紙】
    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 近畿財務局長
    【提出日】 2022年6月23日
    【事業年度】 第79期(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    【会社名】 南海辰村建設株式会社
    【英訳名】 Nankai Tatsumura Construction Co., Ltd.
    【代表者の役職氏名】 取締役社長 浦 地 紅 陽
    【本店の所在の場所】 大阪市浪速区難波中三丁目5番19号
    【電話番号】 06-6644-7805(ダイヤルイン)
    【事務連絡者氏名】 経理部長 堀 正 輝
    【最寄りの連絡場所】 大阪市浪速区難波中三丁目5番19号
    【電話番号】 06-6644-7805(ダイヤルイン)
    【事務連絡者氏名】 経理部長 堀 正 輝
    【縦覧に供する場所】 南海辰村建設株式会社 東京支店(東京都中央区銀座五丁目15番1号)株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    (1) 連結経営指標等

    回次 第75期 第76期 第77期 第78期 第79期
    決算年月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
    売上高 (百万円) 40,551 43,968 40,155 44,819 37,189
    経常利益 (百万円) 2,200 2,573 2,188 1,690 1,869
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円) 1,043 △1,250 493 693 1,310
    包括利益 (百万円) 1,143 △1,321 439 920 1,324
    純資産額 (百万円) 11,308 9,986 10,425 11,346 12,670
    総資産額 (百万円) 36,134 36,840 33,306 35,999 32,445
    1株当たり純資産額 (円) 392.27 346.42 361.66 393.59 439.53
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) 36.19 △43.38 17.13 24.05 45.46
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 31.3 27.1 31.3 31.5 39.1
    自己資本利益率 (%) 9.7 △11.7 4.8 6.4 10.9
    株価収益率 (倍) 20.7 13.9 13.5 7.1
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 7,427 △1,240 △2,094 2,281 1,600
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △158 465 1,546 △26 △33
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △3,053 △1,019 △1,016 △1,511 △551
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 7,019 5,225 3,661 4,404 5,419
    従業員数 (人) 533 512 524 519 516

    (注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2 当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。第75期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)を算定しております。

    3 第76期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

    (2) 提出会社の経営指標等

    回次 第75期 第76期 第77期 第78期 第79期
    決算年月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
    受注工事高 (百万円) 39,631 50,380 50,407 33,519 42,827
    売上高 (百万円) 38,521 42,118 38,613 43,801 36,406
    経常利益 (百万円) 2,152 2,586 2,061 1,645 1,858
    当期純利益又は 当期純損失(△) (百万円) 1,027 △1,195 396 660 1,304
    資本金 (百万円) 2,000 2,000 2,000 2,000 2,000
    発行済株式総数 (千株) 288,357 28,835 28,835 28,835 28,835
    純資産額 (百万円) 10,694 9,467 9,871 10,552 11,852
    総資産額 (百万円) 34,749 36,103 32,297 35,145 31,517
    1株当たり純資産額 (円) 370.96 328.41 342.43 366.07 411.16
    1株当たり配当額〔うち1株当たり中間配当額〕 (円) 3.00
    〔―〕 〔―〕 〔―〕 〔―〕 〔―〕
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) 35.64 △41.48 13.75 22.92 45.24
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 30.8 26.2 30.6 30.0 37.6
    自己資本利益率 (%) 10.1 △11.9 4.1 6.5 11.6
    株価収益率 (倍) 21.1 17.3 14.1 7.1
    配当性向 (%) 6.6
    従業員数 (人) 446 441 456 457 458
    株主総利回り(比較指標:配当込みTOPIX) (%)(%) 115.4(115.9) 63.4(110.0) 36.6(99.6) 49.8(141.5) 49.5(144.3)
    最高株価 (円) 97 653(84) 434 356 354
    最低株価 (円) 59 371(59) 215 222 272

    (注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2 当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。第75期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)を算定しております。

    3 第76期の株価収益率については、当期純損失であるため記載しておりません。

    4 最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。なお、2019年3月期の株価については株式併合後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式併合前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しております。

    2 【沿革】

    当社は、1923年3月、西田勝三郎が個人事業として、土木建築請負業を創業したことに始ります。

    1944年6月 大阪府岸和田市において土木建築岸和田工業株式会社を設立
    1947年5月 商号を株式会社西田工務店に変更
    1949年11月 建設業法により、大阪府知事登録(い)第0415号の登録を受けた。
    1952年6月 建設業法により、建設大臣登録(ロ)第2751号の登録を受けた。
    1962年6月 西広建設株式会社(現南海建設興業株式会社)を設立(現連結子会社)
    1963年5月 株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
    1968年11月 東京出張所を東京支店に改めた。
    1969年7月 宅地建物取引業法により、大阪府知事免許第6901号の免許を受けた。
    1972年8月 建設業法の改正により、特定建設業者として建設大臣許可(特-47)第71号の許可を受けた。
    1972年8月 宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第1290号の免許を受けた。
    1975年5月 南海建設株式会社と合併、同時に商号を南海建設株式会社に変更
    1975年5月 本社を岸和田市から大阪市浪速区馬淵町へ移転
    1987年3月 和歌山営業所を和歌山支店に改めた。
    1988年9月 本社を大阪市浪速区難波中三丁目5番19号へ移転
    1991年5月 甲容工業株式会社(南海電設株式会社)を買収、子会社とした。
    1995年10月 株式会社辰村組と合併、同時に商号を南海辰村建設株式会社に変更
    1995年10月 東京支店を東京本店に改めた。
    1995年10月 大阪本店を開設
    1998年4月 大阪本店を本社に統合
    2001年12月 第三者割当増資の実施により南海電気鉄道株式会社は当社の親会社となった。
    2002年4月 東京本店を東京支店に改めた。
    2004年9月 東京支店を東京都港区赤坂一丁目9番20号へ移転
    2010年4月 日本ケーモー工事株式会社を買収、子会社とした。(現連結子会社)
    2010年8月 東京支店を東京都中央区銀座五丁目15番1号へ移転
    2011年4月 和歌山支店を和歌山営業所に改めた。
    2013年7月 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
    2016年4月 南海建設興業株式会社を存続会社、南海電設株式会社を消滅会社とする連結子会社間の吸収合併を実施
    2022年4月 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に上場

    3 【事業の内容】

    当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社2社及び親会社の南海電気鉄道株式会社で構成され、建設事業及び不動産事業を主な内容とし、さらに各事業に付帯関連する事業活動を展開しております。

    当社及び当社の関係会社の事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

    建設事業

    当社は、建設工事の一部を親会社である南海電気鉄道株式会社から受注しております。施工にあたっては、建設用仮設資材の一部を連結子会社である南海建設興業株式会社から調達しているほか、施工の一部を連結子会社2社に発注しております。

    不動産事業

    当社は、不動産の売買及び賃貸事業を行っております。

    事業系統図は、次のとおりであります。

    4 【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有(又は被所有)割合(%) 関係内容
    (親会社) (被所有)
    南海電気鉄道株式会社 大阪市浪速区 72,983 運輸事業不動産事業 63.22〔5.50〕 建設工事を請負っております。
    (連結子会社) 当社の建設事業において施工協力しております。役員の兼務1名
    南海建設興業株式会社 大阪府貝塚市 20 建設事業 100
    日本ケーモー工事株式会社 東京都台東区 84 建設事業 100 当社の建設事業において施工協力しております。役員の兼務1名

    (注) 1 連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

    2 南海電気鉄道株式会社は、有価証券報告書を提出しております。

    3 議決権の所有割合の〔 〕内は、間接所有割合で内数であります。

    4 当連結会計年度における連結財務諸表の売上高に占める連結子会社の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の割合が100分の10以下であるため主要な損益情報等の記載を省略しております。

    5 【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2022年3月31日現在

    セグメントの名称 従業員数(人)
    建設事業 470
    不動産事業 4
    全社(共通) 42
    合計 516

    (注) 従業員数は就業人員数であります。

    (2) 提出会社の状況

    2022年3月31日現在

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
    458 45.3 17.9 6,465
    セグメントの名称 従業員数(人)
    建設事業 412
    不動産事業 4
    全社(共通) 42
    合計 458

    (注) 1 従業員数は就業人員数であり、関係会社等への出向社員4名を除いております。

    2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    (3) 労働組合の状況

    当社グループには労働組合はなく労使交渉の場として当社には社員協議会があり、労使関係について特に記載すべき事項はありません。

    第2 【事業の状況】

    1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

        文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

       (1)会社の経営の基本方針

     当社は、建設事業を通じて、自然環境と調和した豊かな社会づくりに貢献するとともに、つねに創造と技術の向上に努め、時代の変化に即応して柔軟な発想と進取の行動で新たな事業に挑戦することにより、社業の躍進を図ってまいります。

      (2)経営環境及び対処すべき課題等

     今後の見通しにつきましては、社会経済活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待されますが、原材料価格の上昇や供給面での制約等による下振れリスクに十分注意する必要があります。また、建設業界におきましては、民間企業の建設投資計画に持ち直しの動きがみられるものの、公共投資につきましては、弱含みで推移していくことが見込まれることから、受注競争の激化により業界を取り巻く環境は厳しさを増していくものと予想されます。

     このような状況の下、当社では「3カ年経営計画」にもとづき、営業力の強化、バランスのとれた受注構成へのシフト、品質不良事案の撲滅等を通じて「持続的成長と企業価値の向上」と「品質と安全で信頼性の確立」に積極的に取り組んでまいります。

     「3カ年経営計画」については以下のとおりであります。

    ①基本方針

     a 持続的成長と企業価値の向上

     b 品質と安全で信頼性の確立

     c 変化に強い事業・収益基盤の構築

     d 従業員が生き生きと活躍できる職場環境の整備

    ②具体的指針

     a 営業力の強化

     b 品質不良事案の撲滅

     c 重大な災害・事故の撲滅

     d バランスのとれた受注構成へのシフト

     e DX推進による生産性の向上

     f 関連事業開発の探索

     g 働きやすい環境づくりの推進

     h 財務体質の強化と株主還元

     i 企業グループの収益力の向上

    ③目標数値(2025年3月期 連結ベース)

    売上高       48,600百万円

    売上総利益      4,840百万円

    営業利益      2,600百万円

    経常利益      2,550百万円

    2 【事業等のリスク】

    有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1) 市場動向

    当社グループでは工事原価管理体系の見直し等により受注量の減少にも耐えうる経営基盤の構築を進めておりますが、受注環境の悪化等、建設市場が著しく縮小した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    なお、新型コロナウイルス感染症拡大による影響により、受注環境が悪化する可能性があります。

    (2) 信用リスク

    当社グループは、売上債権及び貸付金等の貸倒による損失に備えて、過去の貸倒実績率等に基づき貸倒引当金を計上しております。また、受注審査制度のもと、取引先の信用力や支払条件等の受注審査基準を設定するなど、与信リスクの最小化を図っております。しかしながら、取引先の信用不安等が顕在化した場合、貸倒引当金を超える貸倒損失が発生する可能性があります。

    (3) 建設資材価格及び労務単価の高騰等

    建設資材及び労務外注の調達価格の高騰や調達遅れなど、工事着工後の状況変化を請負金額に反映することが困難な場合には、工事原価の上昇による利益率の低下など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (4) 瑕疵担保責任(契約不適合責任)

    施工物の品質管理には万全を期しておりますが、万が一、重大な瑕疵が発生した場合には顧客からの信頼を失うとともに、瑕疵担保責任(契約不適合責任)により損害賠償が生じることもあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (5) 重大事故の発生

    安全管理には万全を期しておりますが、万が一、人身や施工物などに関わる重大な事故が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

     (6) 人材の確保

    労働人口の減少や建設業界における人手不足が顕著になる中、新規・中途採用の停滞や離職者の増加などにより、人材の確保に支障をきたした場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (7) 退職給付債務

    当社グループの退職給付債務及び退職給付費用は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率にもとづいて算出されており、前提条件の変更や実績との差額が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    また、当社は総合設立型の企業年金基金に加入しておりますが、運用環境の悪化や基金制度の変更等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (8) 法的規制

    建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、独占禁止法、労働安全衛生法等による法的規制を受けており、これらの法令の改廃や新設、適用基準の変更等があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (9) 法令違反、訴訟等のリスク

    当社グループでは、コンプライアンス意識の醸成のために定期的に啓蒙活動を行うなど、コンプライアンス経営の維持、推進に努めております。一方で、重大な不正・不法行為が発生した場合や訴訟等の法的手続等の対象となる場合などは、その結果によって当社グループの業績及び信用等に影響を及ぼす可能性があります。

    (10) 自然災害等のリスク

    想定外の大規模地震やそれに伴う津波の発生、台風等による風水害等の自然災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動の停止又は事業継続に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
     なお、新型コロナウイルス感染症の拡大により、工事の中断や遅延等が発生した場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありますが、業績への影響を合理的に算定することは困難であります。

    3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1) 経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況

      当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の進展等により、景気が持ち直していくことが期待された一方で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令と解除の繰り返しにより、社会経済活動が大きく抑制されました。

     この間、建設業界におきましては、公共投資は堅調に推移しておりますが、受注競争の激化に加え、労務単価や建設資材価格の上昇により、厳しい経営環境が続いてまいりました。

     このような状況の下、当社グループでは「3カ年経営計画」の基本方針にもとづき、従来からの民間住宅工事に加え、官庁・民間非住宅工事の受注活動をより積極的に行うとともに、財務体質の強化に向けて全社をあげて取り組んでまいりました。

    これらの結果、当連結会計年度における売上高は前期比17.0%減の371億89百万円、営業利益は前期比12.9%増の19億31百万円、経常利益は前期比10.6%増の18億69百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比89.1%増の13億10百万円となりました。

    また、資産合計は、前期比9.9%減の324億45百万円、負債合計は、前期比19.8%減の197億74百万円、純資産合計は前期比11.7%増の126億70百万円となり、自己資本比率は前期比は7.6ポイント増の39.1%、1株当たり純資産額は前期比45.94円増の439.53円となりました。

    なお、当連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症による事業活動への影響は一定程度あると認識しており、今後も受注や業績面において注視が必要な状況であります。

    セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。

    なお、セグメント利益は連結損益計算書における営業利益と対応しております。

    (建設事業)

    売上高は前期繰越工事高が減少したこと等により、前期比17.1%減の369億22百万円となり、セグメント利益は売上高が減少したものの利益率が上昇したこと等により、前期比12.6%増の18億97百万円となりました。

    (不動産事業)

    売上高は不動産賃貸収入が増加したこと等により、前期比4.1%増の2億80百万円、セグメント利益は前期比16.0%増の61百万円となりました。

    ②キャッシュ・フローの状況

     当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ10億14百万円増加し、54億19百万円となりました。

     (営業活動によるキャッシュ・フロー)
     売上債権及び契約資産が減少したものの、仕入債務の減少や供託金の返還による収入がなかったこと、また解決金の支払があったこと等により、前連結会計年度22億81百万円のプラスから16億円のプラスとなり、6億81百万円の減少となりました。
    (投資活動によるキャッシュ・フロー)
     有形固定資産の売却による収入がなかったこと等により、前連結会計年度26百万円のマイナスから33百万円のマイナスとなり、6百万円の減少となりました。
    (財務活動によるキャッシュ・フロー)
     借入金の返済額が減少したこと等により、前連結会計年度15億11百万円のマイナスから5億51百万円のマイナスとなり、9億59百万円の増加となりました。 

    ③生産、受注及び販売の実績

    a 受注実績

    セグメントの名称 前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日)(百万円) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)(百万円)
    建設事業 34,915 43,721 (25.2%増)

    (注) 当社グループでは建設事業以外は受注生産を行っておりません。

    b 売上実績

    セグメントの名称 前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日)(百万円) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)(百万円)
    建設事業 44,562 36,922 (17.1%減)
    不動産事業 269 280 (4.1%増)
    44,832 37,202 (17.0%減)
    セグメント間消去 △12 △12
    差引合計 44,819 37,189 (17.0%減)

    (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去前で記載しております。

    2 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため生産の実績は記載しておりません。

    3 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 南海電気鉄道株式会社 8,054百万円 18.0%
    当連結会計年度 南海電気鉄道株式会社 8,698百万円 23.4%

    なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。

    建設事業における受注工事高及び完成工事高の実績

    a 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高

    期別 区分 前期繰越工事高(百万円) 当期受注工事高(百万円) 計 (百万円) 当期完成工事高(百万円) 次期繰越工事高(百万円)
    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 建築工事 43,393 23,842 67,236 34,372 32,863
    土木工事 6,332 8,080 14,413 7,235 7,178
    電気工事 816 1,595 2,412 1,924 488
    50,542 33,519 84,062 43,531 40,530
    当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 建築工事 32,863 34,572 67,436 26,002 41,434
    土木工事 7,178 6,166 13,344 8,208 5,136
    電気工事 488 2,087 2,575 1,915 660
    40,530 42,827 83,357 36,126 47,231

    (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。

    2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。

    b 受注工事高の受注方法別比率

    工事受注方法は、特命と競争に大別されます。

    期別 区分 特命(%) 競争(%) 計(%)
    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 建築工事 26.0 74.0 100
    土木工事 87.6 12.4 100
    電気工事 100 100
    当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 建築工事 38.8 61.2 100
    土木工事 96.1 3.9 100
    電気工事 100 100

    (注) 百分比は請負金額比であります。

    c 完成工事高

    期別 区分 官公庁(百万円) 民間(百万円) 計(百万円)
    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 建築工事 6,943 27,429 34,372
    土木工事 2,352 4,883 7,235
    電気工事 1,924 1,924
    9,295 34,236 43,531
    当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) 建築工事 3,494 22,508 26,002
    土木工事 1,800 6,408 8,208
    電気工事 1,915 1,915
    5,294 30,831 36,126

    (注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。

      前事業年度

    発注者 工事名称
    守口市役所 さくら小学校新築工事
    株式会社リビングライフ ライフレビュー川崎久地グランヒル新築工事
    株式会社エフ・ジェー・ネクスト・三信住建株式会社 (仮称)ガーラ上大岡新築工事
    三菱地所レジデンス株式会社 三鷹市上連雀2丁目計画新築工事
    つながリーナ大浜PFI株式会社 大浜体育館建替整備運営事業

      当事業年度

    発注者 工事名称
    大阪市契約管財局 夢洲2区土地造成工事(第1~3工区)
    三菱地所レジデンス株式会社・株式会社コスモスイニシア 世田谷区経堂5丁目計画新築工事
    株式会社プレサンスコーポレーション (仮称)プレサンスロジェ和歌山新築工事
    博多那珂6開発特定目的会社 (仮称)青果市場跡地活用事業新築工事
    新今宮開発特定目的会社 (仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト

    2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。

    前事業年度 南海電気鉄道株式会社 8,014百万円 18.4%
    当事業年度 南海電気鉄道株式会社 8,693百万円 24.1%

    d 次期繰越工事高(2022年3月31日現在)

    区分 官公庁(百万円) 民間 (百万円) 計(百万円)
    建築工事 5,966 35,467 41,434
    土木工事 1,993 3,142 5,136
    電気工事 660 660
    7,960 39,270 47,231

    (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。

    発注者 工事名称 完成予定年月
    東日本高速道路株式会社 東北自動車道 大六天橋跨高速道路橋(ロッキング橋脚)耐震補強工事 2022年7月完成予定
    三菱地所レジデンス株式会社 ザ・パークハウス曳舟新築工事 2024年2月完成予定
    大阪市契約管財局 長吉長原東第4住宅39号館建設工事 2022年9月完成予定
    株式会社エフ・ジェー・ネクスト (仮称)ガーラ横浜関内新築工事 2023年3月完成予定
    株式会社プレサンスコーポレーション プレサンスロジェ四條畷忍ケ丘ザ・テラス新築工事 2022年6月完成予定

    (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

    a 財政状態

     (資産の部)

     資産合計は、現金預金、電子記録債権及び有価証券が増加したものの、受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ35億54百万円減の324億45百万円となりました。

    (負債の部)

     負債合計は、電子記録債務が増加したものの、支払手形・工事未払金等及び完成工事補償引当金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ48億78百万円減の197億74百万円となりました。

    (純資産の部)

     純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益13億10百万円を計上したこと等により、前連結会計年度末に比べ13億24百万円増の126億70百万円となりました。
     この結果、1株当たり純資産額は前連結会計年度末393.59円から45.94円増の439.53円となりました。

    b 経営成績

     (売上高)

    売上高は、前連結会計年度に比べ76億29百万円減の371億89百万円となりました。このうち、完成工事高は前期繰越工事高が減少したこと等により前連結会計年度に比べ76億40百万円減の369億14百万円、不動産事業売上高は賃貸収入が増加したことにより、前連結会計年度に比べ10百万円増の2億75百万円となりました。

      (売上総利益)

    売上総利益は、前連結会計年度に比べ1億19百万円増の39億94百万円となりました。このうち、完成工事総利益は利益率の増加等により、前連結会計年度に比べ1億13百万円増の38億99百万円、不動産事業総利益は不動産賃貸収入が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ5百万円増の95百万円となりました。

      (営業利益)

    営業利益は、売上総利益が増加したことに加え販売費及び一般管理費が減少したことにより、前連結会計年度に比べ2億20百万円増の19億31百万円となりました。

      (経常利益)

    経常利益は、営業外費用が増加したものの、営業利益が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ1億78百万円増の18億69百万円となりました。

      (親会社株主に帰属する当期純利益等)

    当期は解決金6億10百万円を特別損失に計上しましたが、経常利益が増加したことに加え法人税等合計額が4億53百万円減少したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ6億17百万円増の13億10百万円となりました。

    この結果、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度24.05円から21.41円増の45.46円となりました。

    ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    a キャッシュ・フロー

    当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

    b 資金需要

    当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、建設事業に係る運転資金であります。

    c 財務政策 

    当社グループの事業活動の維持に必要な資金を確保するため、自己資金のほか、金融機関からの借入により資金調達を行っております。なお、当社は、一部の借入に対して親会社南海電気鉄道株式会社より保証を受けております。

    運転資金の効率的かつ安定的な調達を行うため、複数の取引銀行と当座貸越契約を締結し、余裕を持った当座貸越枠を確保しております。また、長期条件の借入については、将来の金利上昇リスクをヘッジするため、主に固定金利での調達を行っております。

    なお、当連結会計年度における借入金残高は4,447百万円となっております。

    ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

    当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

    連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

    4 【経営上の重要な契約等】

    特記事項はありません。

    5 【研究開発活動】

    特記事項はありません。

    第3 【設備の状況】

    1 【設備投資等の概要】

    (1) 建設事業

    当連結会計年度において、主要な設備に重要な異動はありません。

    (2) 不動産事業

    当連結会計年度において、主要な設備に重要な異動はありません。

    2 【主要な設備の状況】

    (1) 提出会社

    2022年3月31日現在

    事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人)
    建物・構築物 機械、運搬具及び工具器具備品 土地 リース資産 合計
    面積(㎡) 金額
    本社(大阪市浪速区) 建設事業 事務所 7 9 (449) 17 297
    東京支店(東京都中央区) 建設事業 事務所 11 3 2 17 161
    ラポール上板橋(東京都板橋区) 不動産事業 賃貸マンション 524 1,218 562 1,086
    八戸NTビル(青森県八戸市) 不動産事業 賃貸店舗 309 1 910 247 558

    (注) 土地及び建物の一部を連結子会社以外から賃借しております。賃借料は145百万円であり、土地の面積については、( )内に表示しております。なお、建物の面積は次のとおりであります。

    建物(㎡)
    本社 3,175
    東京支店 865

    (2) 国内子会社

    2022年3月31日現在

    会社名事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人)
    建物・構築物 機械、運搬具及び工具器具備品 土地 リース資産 合計
    面積(㎡) 金額
    南海建設興業株式会社本社(大阪府貝塚市) 建設事業 事務所 23 0 6 0 2 27 19
    南海建設興業株式会社和歌山支店(和歌山県橋本市) 建設事業 事務所 58 6 65 22
    日本ケーモー工事株式会社本社(東京都台東区) 建設事業 事務所 0 1 1 17
    日本ケーモー工事株式会社機材置場(千葉県香取郡多古町) 建設事業 建設用機材置場 2 19 10,197 27 49

    3 【設備の新設、除却等の計画】

    重要な設備の新設及び除却等の計画はありません。

    第4 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 47,000,000
    47,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株)(2022年3月31日) 提出日現在発行数(株)(2022年6月23日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 28,835,730 28,835,730 東京証券取引所市場第二部(事業年度末現在)スタンダード市場(提出日現在) 単元株式数は100株であります。
    28,835,730 28,835,730

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③ 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2018年10月1日 △259,521,574 28,835,730 2,000

    (注)  2018年6月22日開催の第75回定時株主総会における決議に基づき、2018年10月1日付で普通株式10株を1株
    とする株式併合を実施したため、発行済株式総数は259,521,574株減少し、28,835,730株となっております。

    (5) 【所有者別状況】

    2022年3月31日現在

    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況(株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数(人) 9 21 145 17 8 3,459 3,659
    所有株式数(単元) 15,386 2,313 218,173 270 55 52,064 288,261 9,630
    所有株式数の割合(%) 5.34 0.80 75.69 0.09 0.02 18.06 100

    (注) 1 自己株式8,123株は、個人その他に81単元及び単元未満株式の状況に23株を含めて記載しております。

      なお、自己株式8,123株は、株主名簿上の株式数であり、期末日現在の実保有株式数は7,923株であります。

    2 その他の法人の欄には、証券保管振替機構名義の株式が83単元含まれております。

    (6) 【大株主の状況】

    2022年3月31日現在

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    南海電気鉄道株式会社 大阪市中央区難波五丁目1番60号 16,635 57.71
    住之江興業株式会社 大阪市住之江区泉一丁目1番71号 1,171 4.06
    株式会社大林組 東京都港区港南二丁目15番2号 1,104 3.83
    株式会社奥村組 大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号 800 2.78
    前田建設工業株式会社 東京都千代田区富士見二丁目10番2号 800 2.78
    南海辰村建設大阪取引先持株会 大阪市浪速区難波中三丁目5番19号 518 1.80
    南海ビルサービス株式会社 大阪市中央区難波五丁目1番60号 408 1.42
    日本証券金融株式会社 東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番10号 362 1.26
    株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 272 0.95
    三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 270 0.94
    22,340 77.50

    (7) 【議決権の状況】

    ① 【発行済株式】

    2022年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) 普通株式 7,900 普通株式 7,900
    普通株式 7,900
    完全議決権株式(その他) 普通株式 288,182
    28,818,200
    単元未満株式 普通株式 9,630 普通株式 9,630 1単元(100株)未満の株式
    普通株式 9,630
    発行済株式総数 28,835,730
    総株主の議決権 288,182

    (注) 1 完全議決権株式(その他)欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が8,300株含まれており、議決権の数欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数83個が含まれております。

    2 単元未満株式欄の普通株式には、当社所有の自己株式23株が含まれております。

    ② 【自己株式等】

    2022年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)南海辰村建設株式会社 大阪市浪速区難波中三丁目5番19号 7,900 7,900 0.03
    7,900 7,900 0.03

    (注) このほか、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が200株あります。なお、当該株式数は、「①発行済株式」の完全議決権株式(その他)欄の普通株式に含めております。

    2 【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得

    (1) 【株主総会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (2) 【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(百万円)
    当事業年度における取得自己株式 214 0
    当期間における取得自己株式

    (注) 当期間における取得自己株式には、2022年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含めておりません。

    (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(百万円) 株式数(株) 処分価額の総額(百万円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    保有自己株式数 7,923 7,923

    (注) 当期間における保有自己株式には、2022年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含めておりません。

    3 【配当政策】

    当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議により定めることとしております。また、剰余金の配当は、基準日を毎年3月31日とした期末配当を基本方針としており、このほか基準日を定めて剰余金の配当をすることができる旨、定款に定めております。
     剰余金の配当につきましては、安定的な配当の維持を基本方針としております。内部留保金は財務体質の強化並びに将来の事業展開に必要な諸投資における資金需要に充当していくとともに、業績等を総合的に勘案して配当を実施していく考えであります。
     二十年以上にわたり無配を継続し、株主の皆さまには大変ご迷惑をおかけしてまいりましたが、全社一丸となって収益力の回復、財務体質の改善に努め、経営再建に一定の目途が立ったこと、また、業績の見通し、将来の事業展開等を総合的に勘案した結果、1株につき3円配当として、復配することといたしました。今後ともご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

    当事業年度の剰余金の配当は、以下のとおりであります。

    決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株あたりの配当額(円)
    2022年4月27日取締役会決議 86 3.0

    4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

    当社は、地域に密着する企業として、株主、従業員、取引先、顧客、地域社会といったステークホルダーの利益を円滑に調整し、「効率的で透明性の高い企業経営を構築すること」を基本的な考え方としております。また、事業活動を行うにあたっては、当社が制定した「企業倫理規範」を全役職員に周知徹底させ、コンプライアンス重視の経営に努めるとともに、積極的なIR活動により適時、適切な経営情報の開示を行っております。

    ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

    当社は、取締役会の監督機能の強化によるコーポレート・ガバナンスの充実という観点から、監査等委員会設置会社制度を採用しており、監査等委員である社外取締役5名を含む取締役11名で構成される取締役会と、社外取締役5名で構成される監査等委員会による体制を構築しております。

    取締役会は、原則月1回その他必要に応じて開催し、重要な業務執行の決定と取締役の職務の執行を監督するとともに、経営の効率性と透明性の向上を期し、業務執行における全般的な統制と経営判断の適正化に努めております。また、取締役会の策定する経営の基本方針にもとづいて、経営に関する重要な事項を審査するために、常勤の取締役及び執行役員を構成員とする常務会を原則月2回開催するなど、迅速かつ戦略的な経営を推進しております。

    監査等委員会は5名の社外取締役で構成され、うち4名が独立社外取締役であります。監査等委員会は原則月1回その他必要に応じて開催しております。また、常勤の監査等委員を選定するほか、内部監査部門の使用人が監査等委員会に関する職務を補助することとしており、監査に必要な調査や情報収集等の各部署の協力体制を構築し、監査等委員会の指示の実効性を確保してまいります。

    ③企業統治に関するその他の事項

     内部統制システムの整備の状況

    (ア) 当社及び子会社の取締役等の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

     当社及び子会社の真に豊かで活力ある企業行動のあり方を確立するため、「企業倫理規範」を制定しております。さらには、当社及び子会社の全役職員がコンプライアンス経営の浸透に努力、協力できる体制を構築するために「コンプライアンスマニュアル」を制定、適宜改訂し、研修等を通じて周知徹底を図っております。特に、当社では独占禁止法遵守に関しましては、過去の反省をふまえ、全役職員を対象に独占禁止法に関する研修を実施し法令遵守の啓蒙を行うとともに、社長自らが法令遵守宣言を行い、全役職員の先頭に立ち、独占禁止法遵守意識の浸透を図るべく「独占禁止法遵守マニュアル」を策定しております。さらに課長職以上の全役職者に対して独占禁止法遵守に関する誓約書の提出を義務付けております。これら企業倫理の啓蒙・遵守のための方策の策定及び企業倫理に反する事態が発生した場合の事実解明を目的として、「企業倫理委員会」を設置しております。

     また、法的・倫理的問題を早期に発見し、是正するため、内部監査室を窓口として、当社及び子会社の役職員からの通報・相談を受け付ける「企業倫理通報制度」を設置し、「企業倫理通報制度に関する規則」に基づき運用を行っております。さらに親会社の南海電気鉄道株式会社が設置している「企業倫理ホットライン制度」にも参加しております。

    (イ) 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

     取締役会、常務会等の重要な会議の議事録については、「取締役会規則」、「常務会規程」等に従い、稟議書その他取締役の職務の執行に係る文書は、「稟議規程」、「文書規程」等に従い、適切に作成のうえ、保存・管理を行っております。

     また、「情報セキュリティ基本方針」を定め、当社が保有する情報資産を適切に管理する体制を整えております。

    (ウ) 当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制

     与信管理は、「受注審査基準」に従い、市場リスク管理は、「市場リスク管理規程」に従い、管理しております。また、情報セキュリティリスク管理は、「情報セキュリティ基本方針」に基づき、総務部が統括的に管理し、対応を行っております。

     安全、環境及び品質は、法令、ISO9001及び14001のマニュアル等に従い、担当部門、工事部門等が各種リスクに対応しております。

     大規模自然災害等の発生に対しては、国土交通省が運用している「災害時建設業事業継続力認定制度」の認定を受けた事業継続計画(BCP)に基づき、災害時に備えたリスク管理体制の構築に取り組んでおります。

     また、「関係会社管理規程」に基づき、子会社が一定の経営上の重要事項を行う際には、あらかじめ当社の承認を得ることとしているほか、月次で損益状況等の報告を求めることにより、子会社の損失発生のリスクを事前にチェックする体制を整えております。

    (エ) 当社及び子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

     当社は、組織的かつ効率的な業務執行を行うために、「職制規程」及び「職務権限規程」により、責任、権限、義務等が明確に定められており、経営に関する重要な事項については、「取締役会規則」及び「常務会規程」に従い、取締役会及び常務会において十分な審議のうえ、慎重に決定しております。

     また、取締役会の監督機能の強化及び迅速な業務執行の確保と事業責任の明確化を目的として、執行役員制度を導入するとともに、経営目標の達成のため、年度計画(アクションプラン)を設定、実行し、適宜検証しております。

     このほか、経営の効率性向上の観点から、業務運営の状況を的確に把握し、その改善を促進していくために、内部監査部門として内部監査室を設置し、内部監査を計画的に実施する体制を整えております。

     当社では「関係会社管理規程」に基づき、子会社の自主性、独立性を尊重しつつ、子会社の取締役の職務執行に関して、指導、育成を行っております。

    (オ) 財務報告の適正性を確保するための体制

     金融商品取引法及び金融庁が定める評価・監査の基準並びに実施基準に沿った適正な会計処理を確保し、財務報告の信頼性を向上させるために、内部監査室は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用の体制を構築しております。また、内部監査室は、その仕組みが適正に機能することを継続的に評価し、不備等があれば必要な是正を行うよう指示するとともに、その内容を社長に適宜報告しております。

    (カ) その他企業集団における業務の適正を確保するための体制

     「関係会社管理規程」に従って、子会社の総合管理及び指導を行うとともに、企業集団内で統一した経営理念と基本戦略に基づき、相互に緊密な連携のもとに経営を円滑に遂行し、子会社の業績の向上、事業の繁栄を目指しております。

     また、子会社においても年度計画(アクションプラン)の設定を求め、その進捗状況等について意見交換を行う報告会を、半期に1回開催するとともに、一定の経営上の重要な事項は、あらかじめ当社の承認を得ることとしております。

     また、「監査規程」に従い、子会社の経営の自主性を尊重しつつ、会計業務、経営等に関する事項について適宜意見を提示するほか、内部監査室による定期的な監査を実施する体制を整えております。

    (キ) 監査等委員会の職務を補助すべき使用人並びに当該使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項

     監査等委員会及び監査等委員会監査に関する職務を補助する使用人は、内部監査部門に所属する使用人とし、監査等委員会は、必要に応じて同部門に所属する使用人に対して監査業務に必要な事項を命令することができるものとしております。

     また、監査等委員会から監査業務に必要な命令を受けて監査業務を行う使用人は、その命令の範囲に属する業務に関して取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮命令を受けないものとし、当該使用人の異動及び評価については監査等委員会の同意を得ることとしております。

    (ク) 当社及び子会社の取締役及び使用人等が監査等委員会に報告するための体制

     取締役、執行役員及び使用人は、監査等委員会に対して、当社及びグループ経営に重要な影響を及ぼす事項、重要な業務執行の状況及び監査等委員会がその職務遂行上必要であると判断した事項について報告するほか、決裁後の稟議書、内部監査報告書等重要な文書を回付することとしております。

     また、当社及び子会社の取締役、執行役員及び使用人は、業務執行に関する法令違反、定款違反及び不正の事実、または当社グループに損害を及ぼす事実を知ったときは遅滞なく報告することとしております。
     なお、当社は、上記の報告等を行った者が当該報告等をしたことを理由とする不利益な取扱いを禁止し、その旨を当社及び子会社の全役職員に周知徹底しております。

    (ケ) その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

     監査等委員会は、職務の遂行上必要と認める費用について、あらかじめ年間予算を計上しております。また、緊急または臨時に支出した費用については、会社に償還を請求することができるものとしております。

    ④責任限定契約の内容の概要

     当社は、監査等委員である取締役全員との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、同法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。

    ⑤役員等賠償責任保険契約の概要

     当社は、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、職務の執行に起因して損害賠償請求を提起された場合において、被保険者が負担することになる損害賠償金・訴訟費用等の損害を当該保険契約により填補することとしております。なお、当該保険契約の被保険者は当社の取締役であり、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。

    ⑥取締役の定数

     取締役(監査等委員である取締役を除く。)は、5名以上とする旨を定款に定めております。

     監査等委員である取締役は、3名以上とする旨を定款に定めております。

    ⑦取締役の選任の決議要件

     取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらない旨を定款に定めております。

    ⑧取締役の解任の決議要件

      取締役の解任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。

    ⑨株主総会決議事項を取締役会で決議できることとしている事項

      剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める旨を定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な配当政策及び資本政策を図ることを目的とするものであります。

    ⑩株主総会の特別決議要件

      会社法第309条第2項の規定による株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することで、特別決議をより確実に行うことを目的とするものであります。

    (2) 【役員の状況】

    ①役員一覧

    男性10名 女性1名 (役員のうち女性の比率9%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(百株)
    代表取締役取締役会長 口 野   繁 1955年7月26日 1978年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2003年6月 同社鉄道営業本部施設部長 2007年6月 同社取締役 2007年6月 同社執行役員 2009年6月 同社常務取締役 2009年6月 当社監査役(社外監査役) 2013年6月 南海不動産株式会社取締役社長 2017年6月 当社代表取締役(現) 2017年6月 当社取締役社長 2017年6月 当社社長執行役員 2017年6月 当社〔品質管理部〕担当 2017年6月 当社〔監査部〕担当 2019年6月 当社〔内部監査室〕担当 2021年6月 当社取締役会長(現) 1978年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2003年6月 同社鉄道営業本部施設部長 2007年6月 同社取締役 2007年6月 同社執行役員 2009年6月 同社常務取締役 2009年6月 当社監査役(社外監査役) 2013年6月 南海不動産株式会社取締役社長 2017年6月 当社代表取締役(現) 2017年6月 当社取締役社長 2017年6月 当社社長執行役員 2017年6月 当社〔品質管理部〕担当 2017年6月 当社〔監査部〕担当 2019年6月 当社〔内部監査室〕担当 2021年6月 当社取締役会長(現) (注) 2 80
    1978年4月 南海電気鉄道株式会社入社
    2003年6月 同社鉄道営業本部施設部長
    2007年6月 同社取締役
    2007年6月 同社執行役員
    2009年6月 同社常務取締役
    2009年6月 当社監査役(社外監査役)
    2013年6月 南海不動産株式会社取締役社長
    2017年6月 当社代表取締役(現)
    2017年6月 当社取締役社長
    2017年6月 当社社長執行役員
    2017年6月 当社〔品質管理部〕担当
    2017年6月 当社〔監査部〕担当
    2019年6月 当社〔内部監査室〕担当
    2021年6月 当社取締役会長(現)
    代表取締役取締役社長社長執行役員 〔内部監査室〕担当 浦 地 紅 陽 1963年10月16日 1986年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2009年6月 同社総務室人事部部長 2015年6月 同社取締役 2017年6月 同社常務取締役 2019年6月 同社取締役 2019年6月 同社常務執行役員 2021年6月 当社代表取締役(現) 2021年6月 当社取締役社長(現) 2021年6月 当社社長執行役員(現) 2021年6月 当社〔内部監査室〕担当(現) 1986年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2009年6月 同社総務室人事部部長 2015年6月 同社取締役 2017年6月 同社常務取締役 2019年6月 同社取締役 2019年6月 同社常務執行役員 2021年6月 当社代表取締役(現) 2021年6月 当社取締役社長(現) 2021年6月 当社社長執行役員(現) 2021年6月 当社〔内部監査室〕担当(現) (注) 2 40
    1986年4月 南海電気鉄道株式会社入社
    2009年6月 同社総務室人事部部長
    2015年6月 同社取締役
    2017年6月 同社常務取締役
    2019年6月 同社取締役
    2019年6月 同社常務執行役員
    2021年6月 当社代表取締役(現)
    2021年6月 当社取締役社長(現)
    2021年6月 当社社長執行役員(現)
    2021年6月 当社〔内部監査室〕担当(現)
    代表取締役副社長執行役員管理本部長 〔経営戦略本部〕担当 山 本   昇 1967年2月15日 1989年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2010年6月 南海ビルサービス株式会社取締役 2014年6月 南海電気鉄道株式会社部長待遇(現) 2014年6月 南海ビルサービス株式会社常務取締役 2015年6月 当社執行役員 2016年6月 当社取締役 2018年4月 当社管理本部長(現) 2018年6月 当社常務執行役員 2021年6月 当社代表取締役(現) 2021年6月 当社副社長執行役員(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) 1989年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2010年6月 南海ビルサービス株式会社取締役 2014年6月 南海電気鉄道株式会社部長待遇(現) 2014年6月 南海ビルサービス株式会社常務取締役 2015年6月 当社執行役員 2016年6月 当社取締役 2018年4月 当社管理本部長(現) 2018年6月 当社常務執行役員 2021年6月 当社代表取締役(現) 2021年6月 当社副社長執行役員(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) (注) 2 75
    1989年4月 南海電気鉄道株式会社入社
    2010年6月 南海ビルサービス株式会社取締役
    2014年6月 南海電気鉄道株式会社部長待遇(現)
    2014年6月 南海ビルサービス株式会社常務取締役
    2015年6月 当社執行役員
    2016年6月 当社取締役
    2018年4月 当社管理本部長(現)
    2018年6月 当社常務執行役員
    2021年6月 当社代表取締役(現)
    2021年6月 当社副社長執行役員(現)
    2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現)
    取 締 役専務執行役員土木本部長 〔経営戦略本部〕担当 奥 村   透 1962年12月20日 1985年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2009年6月 同社鉄道営業本部統括部長 2015年6月 阪堺電気軌道株式会社常務取締役 2017年6月 当社取締役(現) 2017年6月 当社常務執行役員 2017年6月 当社土木本部長(現) 2020年6月 当社専務執行役員(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) 1985年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2009年6月 同社鉄道営業本部統括部長 2015年6月 阪堺電気軌道株式会社常務取締役 2017年6月 当社取締役(現) 2017年6月 当社常務執行役員 2017年6月 当社土木本部長(現) 2020年6月 当社専務執行役員(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) (注) 2 13
    1985年4月 南海電気鉄道株式会社入社
    2009年6月 同社鉄道営業本部統括部長
    2015年6月 阪堺電気軌道株式会社常務取締役
    2017年6月 当社取締役(現)
    2017年6月 当社常務執行役員
    2017年6月 当社土木本部長(現)
    2020年6月 当社専務執行役員(現)
    2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現)
    取 締 役常務執行役員 東京建築本部長 東京支店長 〔経営戦略本部〕担当 野 村   昭 1953年1月18日 1975年4月 株式会社辰村組入社 2002年4月 当社東京支店営業第二部長 2007年6月 当社取締役(現) 2007年6月 当社執行役員 2011年6月 当社常務執行役員(現) 2013年4月 当社東京支店長(現) 2020年4月 当社東京建築本部長(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) 1975年4月 株式会社辰村組入社 2002年4月 当社東京支店営業第二部長 2007年6月 当社取締役(現) 2007年6月 当社執行役員 2011年6月 当社常務執行役員(現) 2013年4月 当社東京支店長(現) 2020年4月 当社東京建築本部長(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) (注) 2 155
    1975年4月 株式会社辰村組入社
    2002年4月 当社東京支店営業第二部長
    2007年6月 当社取締役(現)
    2007年6月 当社執行役員
    2011年6月 当社常務執行役員(現)
    2013年4月 当社東京支店長(現)
    2020年4月 当社東京建築本部長(現)
    2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現)
    取 締 役常務執行役員大阪建築本部長 〔経営戦略本部〕担当 畑   安 弘 1958年7月31日 1982年4月 大木建設株式会社入社 2001年4月 同社大阪支店営業部長 2004年1月 同社大阪支店工事部長 2016年10月 当社建設統括本部建築本部顧問 2017年1月 当社執行役員 2018年6月 当社取締役(現) 2018年6月 当社常務執行役員(現) 2020年4月 当社大阪建築本部長(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) 1982年4月 大木建設株式会社入社 2001年4月 同社大阪支店営業部長 2004年1月 同社大阪支店工事部長 2016年10月 当社建設統括本部建築本部顧問 2017年1月 当社執行役員 2018年6月 当社取締役(現) 2018年6月 当社常務執行役員(現) 2020年4月 当社大阪建築本部長(現) 2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現) (注) 2 35
    1982年4月 大木建設株式会社入社
    2001年4月 同社大阪支店営業部長
    2004年1月 同社大阪支店工事部長
    2016年10月 当社建設統括本部建築本部顧問
    2017年1月 当社執行役員
    2018年6月 当社取締役(現)
    2018年6月 当社常務執行役員(現)
    2020年4月 当社大阪建築本部長(現)
    2022年4月 当社〔経営戦略本部〕担当(現)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(百株)
    取 締 役(常勤監査等委員) 阪 田   茂 1959年2月3日 1982年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2006年6月 同社監査役室部長 2011年6月 同社執行役員 2013年6月 同社取締役 2017年6月 南海フェリー株式会社代表取締役社長 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1982年4月 南海電気鉄道株式会社入社 2006年6月 同社監査役室部長 2011年6月 同社執行役員 2013年6月 同社取締役 2017年6月 南海フェリー株式会社代表取締役社長 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注) 3
    1982年4月 南海電気鉄道株式会社入社
    2006年6月 同社監査役室部長
    2011年6月 同社執行役員
    2013年6月 同社取締役
    2017年6月 南海フェリー株式会社代表取締役社長
    2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    取 締 役(監査等委員) 堀 家 正 則 1950年8月16日 1988年4月 大阪工業大学工学部建築学科講師 1990年4月 同大学助教授 2006年4月 同大学教授 2015年4月 同大学特任教授 2015年6月 当社取締役 2019年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1988年4月 大阪工業大学工学部建築学科講師 1990年4月 同大学助教授 2006年4月 同大学教授 2015年4月 同大学特任教授 2015年6月 当社取締役 2019年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注) 3
    1988年4月 大阪工業大学工学部建築学科講師
    1990年4月 同大学助教授
    2006年4月 同大学教授
    2015年4月 同大学特任教授
    2015年6月 当社取締役
    2019年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    取 締 役(監査等委員) 山 下 幸 雄 1950年9月8日 1974年4月 株式会社浜企画入社 1992年3月 同社退職 1994年4月 弁護士登録(現) 1994年4月 岸田総合法律事務所入所 2000年3月 同事務所退所 2000年4月 山下法律事務所設立 代表(現) 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1974年4月 株式会社浜企画入社 1992年3月 同社退職 1994年4月 弁護士登録(現) 1994年4月 岸田総合法律事務所入所 2000年3月 同事務所退所 2000年4月 山下法律事務所設立 代表(現) 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注) 3 10
    1974年4月 株式会社浜企画入社
    1992年3月 同社退職
    1994年4月 弁護士登録(現)
    1994年4月 岸田総合法律事務所入所
    2000年3月 同事務所退所
    2000年4月 山下法律事務所設立 代表(現)
    2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    取 締 役(監査等委員) 土 居 和 良 1955年12月9日 1979年4月 日本開発銀行(現株式会社日本政策投資銀行)入行 2005年10月 同行信用リスク管理部参事役 2007年5月 南海電気鉄道株式会社鉄道営業本部統括部部長(出向) 2011年6月 第一中央汽船株式会社監査役(2015年6月退任) 2011年12月 株式会社日陸監査役(常勤)(2020年12月退任) 2012年7月 株式会社日本政策投資銀行退職 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1979年4月 日本開発銀行(現株式会社日本政策投資銀行)入行 2005年10月 同行信用リスク管理部参事役 2007年5月 南海電気鉄道株式会社鉄道営業本部統括部部長(出向) 2011年6月 第一中央汽船株式会社監査役(2015年6月退任) 2011年12月 株式会社日陸監査役(常勤)(2020年12月退任) 2012年7月 株式会社日本政策投資銀行退職 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注) 3
    1979年4月 日本開発銀行(現株式会社日本政策投資銀行)入行
    2005年10月 同行信用リスク管理部参事役
    2007年5月 南海電気鉄道株式会社鉄道営業本部統括部部長(出向)
    2011年6月 第一中央汽船株式会社監査役(2015年6月退任)
    2011年12月 株式会社日陸監査役(常勤)(2020年12月退任)
    2012年7月 株式会社日本政策投資銀行退職
    2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    取 締 役(監査等委員) 中 川 美 雪 1970年1月15日 1992年4月 株式会社ビジネスコンサルタント入社 1993年8月 同社退職 1995年10月 朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所 1999年4月 公認会計士登録(現) 2018年8月 有限責任あずさ監査法人退所 2018年9月 中川美雪公認会計士事務所開設 所長(現) 2019年4月 合同会社みらい会計研究所設立 代表社員(現) 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) 1992年4月 株式会社ビジネスコンサルタント入社 1993年8月 同社退職 1995年10月 朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所 1999年4月 公認会計士登録(現) 2018年8月 有限責任あずさ監査法人退所 2018年9月 中川美雪公認会計士事務所開設 所長(現) 2019年4月 合同会社みらい会計研究所設立 代表社員(現) 2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現) (注) 3
    1992年4月 株式会社ビジネスコンサルタント入社
    1993年8月 同社退職
    1995年10月 朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所
    1999年4月 公認会計士登録(現)
    2018年8月 有限責任あずさ監査法人退所
    2018年9月 中川美雪公認会計士事務所開設 所長(現)
    2019年4月 合同会社みらい会計研究所設立 代表社員(現)
    2021年6月 当社取締役(監査等委員)(現)
    408

    (注) 1 監査等委員である取締役 阪田 茂、同 堀家正則、同 山下幸雄、同 土居和良及び同 中川美雪は、社外取締役であります。なお、監査等委員である取締役 堀家正則、同 山下幸雄、同 土居和良及び同 中川美雪は、株式会社東京証券取引所の定めにもとづく独立役員であります。

    2 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2023年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    3 監査等委員である取締役の任期は、2021年3月期に係る定時株主総会終結の時から2023年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

    4 監査等委員会の体制は、次のとおりであります。
    委員長 阪田 茂、委員 堀家正則、委員 山下幸雄、委員 土居和良、委員 中川美雪

    5 当社は、取締役会の監督機能の強化及び機動的な業務執行体制の確立を目的として、執行役員制度を導入しております。
    執行役員は、上記取締役兼務者5名及び次の11名であります。

    常務執行役員   中 田 裕 之  土木本部副本部長

    常務執行役員   﨑 井 威 洋  東京建築本部副本部長

         常務執行役員   北 村    聡  管理本部副本部長

      上席執行役員   森 岡    啓  大阪建築本部副本部長

         上席執行役員   吉 田 成 夫  〔安全品質環境部〕担当、〔経営戦略本部〕担当

         上席執行役員   楠 岡 英 人  経営戦略本部長兼管理本部副本部長、〔管理本部東京管理部〕担当

         執行役員     高 邉 潔 久  土木本部東京土木事業部長

         執行役員     水 野    潔  大阪建築本部副本部長

        執行役員     柏 原 英 二  東京建築本部副本部長

      執行役員     笠 井 秀 治  管理本部購買部長兼経営戦略本部経営企画部担当部長

          執行役員     美濃越 晃一  管理本部東京管理部長兼経営戦略本部業務改革推進部担当部長

     ②社外役員の状況

     当社の社外取締役は5名であり、監査等委員である取締役に選任しております。社外取締役は、その経歴から豊富な経験と見識を有しており、これらを当社の経営及び監査・監督に活かしていただくことを期待しております。

     社外取締役 阪田 茂及び同 土居和良は、南海電気鉄道株式会社の出身者でありますが、現在は同社の業務執行者及び役員ではありません。同社は間接保有を含み当社の株式を18,219千株(議決権比率63.22%)保有し、当社は、同社から鉄道関連施設、商業施設等の建設工事を請け負っているほか、本社事務所ビル等を賃借しております。なお、同社との取引に関する事項は、連結財務諸表「関連当事者情報」に記載のとおりであります。その他、両氏と当社との間に、記載すべき利害関係はありません。また、社外取締役 堀家正則、同 山下幸雄、及び同 中川美雪と当社との間に、記載すべき利害関係はありません。

     当社においては、社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、その選任にあたっては、株式会社東京証券取引所の定める独立性の判断基準を参考にしております。当社では、独立性を有する社外取締役4名を独立役員として選任しており、経営に関する監視機能及び透明性は十分に確保されていると考えております。

    ③社外取締役による監督または監査と内部監査

     社外取締役は全員監査等委員に就任しており、常勤の監査等委員は、監査状況等について監査等委員である取締役に対して適宜報告を行うほか、内部監査部門のスタッフが監査等委員会事務局として、社外取締役の職務執行を補佐しております。

     また、監査等委員である取締役は、業務執行取締役及び内部監査部門に対し、必要な場合は説明を求めるほか、会計監査人より説明を受けるなど、連携を図ってまいります。

    (3) 【監査の状況】

    ①監査等委員会監査の状況

    当社における監査等委員である取締役(以下「監査等委員」という。)は5名で、その全員が社外取締役であります。全監査等委員で組織する監査等委員会は、原則月1回開催しております。監査等委員会では、監査方針・監査計画を定め、それに基づき、代表取締役その他の業務執行取締役と意見を交換し、内部監査部門を活用して、内部監査や子会社監査の状況について報告を求め、また監査の指示を行い、会計監査人と連携を図り、業務執行取締役等の職務の執行を法令等遵守、損失危機管理、効率性確保、企業集団内部統制、財務報告内部統制等の視点で集団監査を行っております。監査等委員会は、監査活動を通じて得た情報を活用し、会社の監督機能の一翼を担う法定の独立機関として、取締役会及びその他の重要会議等において行われる会社の意思決定過程を監視し、必要に応じて取締役会に対し報告、提案若しくは意見の表明を行っております。

    当事業年度において当社は監査等委員会を原則月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については、次のとおりであります。

    氏名 開催回数 出席回数
    阪田 茂 11回 11回
    堀家 正則 14回 14回
    山下 幸雄 11回 11回
    土居 和良 11回 11回
    中川 美雪 11回 11回

    (注)取締役(常勤監査等委員)阪田茂、取締役(監査等委員)山下幸雄、同 土居和良、同 中川美雪は、2021

    年6月25日に社外取締役に就任いたしました。就任後、監査等委員会は11回開催しております。

    監査等委員会は、監査方針並びに監査計画に基づき、当事業年度において次の項目に重点を置いた監査活動を行っております。

        ⅰ.法令遵守体制の運用状況の検証

        ⅱ.年度計画達成に向けた意思決定状況及び業務執行状況の検証

        ⅲ.リスク管理体制の運用状況の検証(安全・品質・与信管理他)

        ⅳ.内部統制システムの構築・運用状況の検証

    また、常勤監査等委員である阪田茂は、当事業年度において、常勤役員で構成される常務会、各部門・子会社の年間計画の進捗状況を確認するアクションプラン報告会及び安全衛生委員会等の重要会議に出席するほか、内部監査部門等や会計監査人が実施する監査・往査への立会、会計監査人との定期的な意見交換、稟議書等重要書類の閲覧などを通じて、監査等の環境整備及び社内の情報収集に積極的に努め、かつ内部統制システムの構築運用状況を日常的に監視、検証し、知り得た情報を監査等委員会に定期的に報告して、情報共有を図っております。

    ②内部監査の状況

    当社における内部監査は、内部監査室(所属人員4名)が担当しております。

    内部監査室は、監査方針・監査計画に基づき、社内の業務執行部門並びに子会社の業務活動全般に亘る内部監査を実施し、内部統制の運用実態を検証し評価するとともに内在する経営上の問題点を抽出し、被監査部門との協議により即時改善の手立てを講じ、その結果は、担当役員・代表取締役・監査等委員に報告されております。

    また、内部監査、監査等委員監査及び会計監査はそれぞれ目的を異にしますが、各々の範疇において策定された監査方針・監査計画を基に独立性の確保された監査業務を執行し、定期の会合をはじめ随時開催の打合せ会等では、意見や情報の交換を行うなど相互の理解を深めつつ適正かつ良好な関係を維持し、子会社を含めた内部統制システムの整備・向上を図っております。

    ③会計監査の状況
    a 監査法人の名称

    有限責任 あずさ監査法人

    b 継続監査期間

    53年間

    c 業務を執行した公認会計士

    近藤 康仁

    北村 圭子

    d 監査業務に係る補助者の構成

    当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、会計士試験合格者6名、その他3名であります。

    e 監査法人の選定方針と理由

    監査等委員会は、取締役及び会計監査人候補者から、候補者である監査法人の概要、欠格事由の有無、内部管理体制、監査計画、監査体制、監査報酬の水準、会計監査人の独立性に関する事項等職務の遂行に関する事項(会社計算規則第131条)等についての資料等を入手し、それについて検討を行い、監査法人を選定しています。会計監査人が職務上の義務に違反し、または職務を怠り、もしくは会計監査人としてふさわしくない非行があるなど、当社の会計監査人であることにつき当社にとって重大な支障があると判断した場合には、監査等委員会が会社法第340条の規定により、その会計監査人を解任いたします。
     また、そのほか会計監査人が職務を適切に遂行することが困難であると認められる場合、または監査の適正性をより高めるために会計監査人の変更が妥当であると判断される場合には、監査等委員会は、その会計監査人の解任または再任しないことに関する議案の内容を決定します。

    f 監査等委員会による監査法人の評価

    当社の監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、社内関係部門及び会計監査人より必要な資料を入手し、報告を聴取したうえで、会計監査人の過年度の監査時間、要員体制及び職務遂行状況を確認したところ、当社の会計監査人としてふさわしいと判断しました。

    ④ 監査報酬の内容等
    a 監査公認会計士等に対する報酬
    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 37 37
    連結子会社
    37 37

    当社及び連結子会社における非監査業務の内容については、該当事項はありません。

    b 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(aを除く)

    該当事項はありません。

    c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

    該当事項はありません。

    d 監査報酬の決定方針

    該当事項はありません。

    e 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    取締役会が提案した会計監査人に対する報酬に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、社内関係部門及び会計監査人より必要な資料を入手し、報告を聴取したうえで、会計監査人の過年度の監査時間及び報酬額の推移並びに職務遂行状況を確認し当事業年度の監査計画内容及び監査時間、要員体制、報酬単価等を検討した結果、報酬見積りは相当であり、会計監査人の報酬等は妥当であると判断しました。

    (4) 【役員の報酬等】

      ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

     当社は企業価値の持続的な向上、株価を意識した経営の浸透を図った報酬体系にすべく、2021年2月26日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容の決定に関する方針(以下、「決定方針」という。)を決議しており、個々の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬の決定に際しては、役位・職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としております。

     取締役(監査等委員である取締役を除く。)の具体的な報酬は、月例固定の金銭報酬とし、役位・職責ごとの個々の報酬額を決定し支給しております。また、執行役員兼務者は、担当事業の昨年度の業績に連動した係数を乗じてインセンティブ加減を行うことで、業績連動要素を加味した固定報酬額を執行役員報酬として支給しております。監査等委員である取締役の報酬は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の固定報酬及び経済情勢等を勘案して、監査等委員である取締役全員の協議により決定しております。

     取締役会は、取締役の個人別の報酬等の内容について、決定方針の内容を詳細にした内規に定める報酬体系に沿って決定されているものと判断しております。

     なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は、2019年6月21日開催の第76回定時株主総会において年額444百万円以内と決議されており、当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は6名であります。また、監査等委員である取締役の報酬限度額は、同株主総会において年額54百万円以内と決議されており、当該定時株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は4名であります。

     当事業年度におきましては、2021年6月25日開催の取締役会において、代表取締役、取締役社長、社長執行役員、〔内部監査室〕担当の浦地紅陽に取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬額の具体的内容の決定を委任する旨を決議しております。

     代表取締役に委任した理由は、当社全体の業績を勘案しつつ各取締役の担当事業の評価を行うには、代表取締役が最も適していると判断したためであります。

      ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額(百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる役員の員数(名)
    固定報酬 ストックオプション 賞与 退職慰労金
    取締役(監査等委員及び 92 92 7
    社外取締役を除く。)
    監査等委員
    (社外取締役を除く。)
    社外役員 21 21 8

       ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等

    連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

    (5) 【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

    当社は、投資株式の区分について、当該株式が安定的な取引関係の構築や成長戦略に則った業務提携関係の維持・強化に繋がり、当社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した株式は、純投資目的以外の目的である投資株式として区分しており、それ以外の株式を純投資目的株式として区分しております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

    a 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    純投資目的以外の目的である投資株式につきましては、中長期的な視点に立ち、当社の企業価値向上を図るべく、取引先との関係強化を目的に、株式を保有することができるものとしております。株式の取得、買い増し、処分については、担当部門で適宜検証を行い、取締役会等で決定しております。なお、毎年、取締役会において、保有株式の保有必要性について、中長期的な経済合理性や将来の見通しを検証し、保有の必要性がないと判断した株式については売却を進めるなど、縮減に努めております。

    b 銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数(銘柄) 貸借対照表計上額の合計額(百万円)
    非上場株式 11 67
    非上場株式以外の株式 7 142

    c 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    株式会社紀陽銀行 27,008 27,008 (保有目的)安定した資金調達を目的とした取引関係の維持・強化(定量的な保有効果) (注)
    37 44
    三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 11,553 11,553 (保有目的)安定した資金調達を目的とした取引関係の維持・強化(定量的な保有効果) (注)
    46 44
    株式会社池田泉州ホールディングス 90,048 90,048 (保有目的)安定した資金調達を目的とした取引関係の維持・強化(定量的な保有効果) (注)
    15 16
    株式会社三井住友フィナンシャルグループ 4,400 4,400 (保有目的)安定した資金調達を目的とした取引関係の維持・強化(定量的な保有効果) (注)
    17 17
    京阪神ビルディング株式会社 9,317 9,317 (保有目的)取引関係の強化のため(定量的な保有効果) (注)
    13 13
    株式会社明豊エンタープライズ 40,000 40,000 (保有目的)業務提携継続中のため(定量的な保有効果) (注)
    7 8
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7,000 7,000 (保有目的)安定した資金調達を目的とした取引関係の維持・強化(定量的な保有効果) (注)
    5 4

    (注) 定量的な保有効果については記載が困難であります。保有の合理性は、毎年取締役会において経済合理性や

    将来の見通しを検証し、保有の必要性について確認しており、2022年3月31日を基準とした検証の結果、現

    在保有する特定投資株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。

    第5 【経理の状況】

    1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて記載しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第2条の規定に基づき、同規則及び「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)により作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構等が主催する各種研修等に参加しております。

    1 【連結財務諸表等】

    (1) 【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金預金 4,404 4,919
    受取手形・完成工事未収入金等 25,370 -
    受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産 - ※3 19,088
    電子記録債権 61 1,530
    未収入金 119 132
    有価証券 - 499
    販売用不動産 1 1
    未成工事支出金 332 615
    材料貯蔵品 71 60
    その他 345 286
    貸倒引当金 △59 △49
    流動資産合計 30,648 27,085
    固定資産
    有形固定資産
    建物・構築物 2,971 2,991
    機械、運搬具及び工具器具備品 759 768
    土地 2,009 2,009
    リース資産 20 19
    減価償却累計額 △2,466 △2,533
    有形固定資産合計 3,294 3,257
    無形固定資産 174 117
    投資その他の資産
    投資有価証券 237 230
    破産更生債権等 70 70
    敷金及び保証金 107 106
    退職給付に係る資産 867 924
    繰延税金資産 563 630
    その他 129 100
    貸倒引当金 △93 △78
    投資その他の資産合計 1,881 1,985
    固定資産合計 5,350 5,360
    資産合計 35,999 32,445
    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形・工事未払金等 15,737 8,334
    電子記録債務 - 3,806
    短期借入金 4,389 3,834
    未払法人税等 367 11
    リース債務 5 4
    未成工事受入金 280 -
    契約負債 - 693
    完成工事補償引当金 1,573 90
    工事損失引当金 3 7
    賞与引当金 252 253
    預り金 40 81
    その他 163 765
    流動負債合計 22,814 17,882
    固定負債
    長期借入金 605 613
    リース債務 10 5
    退職給付に係る負債 1,106 1,158
    長期預り保証金 114 113
    繰延税金負債 0 0
    固定負債合計 1,838 1,892
    負債合計 24,652 19,774
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,000 2,000
    資本剰余金 1,703 1,703
    利益剰余金 7,419 8,729
    自己株式 △3 △3
    株主資本合計 11,118 12,429
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 24 19
    退職給付に係る調整累計額 203 221
    その他の包括利益累計額合計 227 241
    純資産合計 11,346 12,670
    負債純資産合計 35,999 32,445
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

    【連結損益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    売上高
    完成工事高 44,554 ※1 36,914
    不動産事業売上高 265 ※1 275
    売上高合計 44,819 37,189
    売上原価
    完成工事原価 ※2 40,768 ※2 33,014
    不動産事業売上原価 ※3 175 ※3 180
    売上原価合計 40,944 33,195
    売上総利益
    完成工事総利益 3,785 3,899
    不動産事業総利益 89 95
    売上総利益合計 3,875 3,994
    販売費及び一般管理費 ※4 2,165 ※4 2,063
    営業利益 1,710 1,931
    営業外収益
    受取利息 0 4
    受取配当金 5 6
    受取地代家賃 5 5
    その他 21 7
    営業外収益合計 33 23
    営業外費用
    支払利息 31 21
    訴訟関連費用 0 44
    その他 21 20
    営業外費用合計 53 85
    経常利益 1,690 1,869
    特別損失
    解決金 - ※8 610
    完成工事補償引当金繰入額 347 -
    減損損失 ※5 214 -
    固定資産除却損 ※6 22 -
    固定資産売却損 ※7 10 -
    特別損失合計 595 610
    税金等調整前当期純利益 1,095 1,259
    法人税、住民税及び事業税 324 22
    法人税等調整額 77 △74
    法人税等合計 401 △51
    当期純利益 693 1,310
    親会社株主に帰属する当期純利益 693 1,310

    【連結包括利益計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    当期純利益 693 1,310
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 22 △5
    退職給付に係る調整額 204 18
    その他の包括利益合計 ※1 227 ※1 13
    包括利益 920 1,324
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 920 1,324
    非支配株主に係る包括利益 - -

    ③【連結株主資本等変動計算書】

      前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,000 1,703 6,725 △3 10,425
    当期変動額
    親会社株主に帰属する当期純利益 693 693
    自己株式の取得 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 693 △0 693
    当期末残高 2,000 1,703 7,419 △3 11,118
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 1 △1 0 10,425
    当期変動額
    親会社株主に帰属する当期純利益 693
    自己株式の取得 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 22 204 227 227
    当期変動額合計 22 204 227 920
    当期末残高 24 203 227 11,346

      当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 2,000 1,703 7,419 △3 11,118
    当期変動額
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,310 1,310
    自己株式の取得 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 1,310 △0 1,310
    当期末残高 2,000 1,703 8,729 △3 12,429
    その他の包括利益累計額 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 24 203 227 11,346
    当期変動額
    親会社株主に帰属する当期純利益 1,310
    自己株式の取得 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △5 18 13 13
    当期変動額合計 △5 18 13 1,324
    当期末残高 19 221 241 12,670

    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 1,095 1,259
    減価償却費 139 134
    有形固定資産除却損 28 -
    貸倒引当金の増減額(△は減少) 18 △25
    完成工事補償引当金の増減額(△は減少) 384 △92
    工事損失引当金の増減額(△は減少) 3 3
    退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 6 △28
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 56 50
    受取利息及び受取配当金 △6 △10
    支払利息 31 21
    有形固定資産売却損益(△は益) 10 -
    解決金 - 610
    減損損失 214 -
    売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) - 4,812
    売上債権の増減額(△は増加) △4,846 -
    未成工事支出金の増減額(△は増加) △60 △282
    その他の棚卸資産の増減額(△は増加) 24 11
    未収入金の増減額(△は増加) △32 △9
    仕入債務の増減額(△は減少) 2,920 △3,597
    契約負債の増減額(△は減少) - 413
    未成工事受入金の増減額(△は減少) △360 -
    未収消費税等の増減額(△は増加) 215 196
    未払消費税等の増減額(△は減少) △15 575
    その他 △29 38
    小計 △201 4,081
    利息及び配当金の受取額 6 6
    利息の支払額 △31 △21
    供託金の返還による収入 2,190 -
    解決金の支払額 - △2,000
    法人税等の支払額 △31 △470
    法人税等の還付額 348 4
    営業活動によるキャッシュ・フロー 2,281 1,600
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △21 △34
    有形固定資産の売却による収入 29 -
    その他 △34 1
    投資活動によるキャッシュ・フロー △26 △33
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) △920 △430
    長期借入れによる収入 50 300
    長期借入金の返済による支出 △633 △416
    その他 △7 △5
    財務活動によるキャッシュ・フロー △1,511 △551
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 743 1,014
    現金及び現金同等物の期首残高 3,661 4,404
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 4,404 ※1 5,419
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    すべての子会社(2社)を連結しております。

      連結子会社名は次のとおりであります。

     南海建設興業株式会社、日本ケーモー工事株式会社 2 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    a 満期保有目的の債券

    償却原価法(定額法)

    b 関連会社株式

    総平均法による原価法

    c その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)

    市場価格のない株式等

    総平均法による原価法

    ② デリバティブ

    時価法

    ③ 棚卸資産

    a 販売用不動産

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

    b 未成工事支出金

    個別法による原価法

    c 不動産事業支出金

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産(リース資産を除く)

     定率法

     ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

     なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

     建物・構築物    10~60年

     機械装置及び運搬具  3~6年

    ② 無形固定資産(リース資産を除く)

     定額法

     なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

    ③ リース資産

     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

     リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    (3) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

     売上債権、貸付金等の貸倒による損失に備えて、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    ② 完成工事補償引当金

     完成工事に係る瑕疵担保(契約不適合)の費用に備えて、当連結会計年度の完成工事高に対する将来の見積補償額及び特定の工事における将来の見積補償額を計上しております。

    ③ 工事損失引当金

     受注工事に係る将来の損失に備えて、当連結会計年度末手持工事のうち損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積ることができる工事について、損失見込額を計上しております。

    ④ 賞与引当金

     従業員の賞与の支給に備えて、将来の支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

    (4) 退職給付に係る会計処理の方法

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

     退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

     数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

     過去勤務費用は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を、発生した連結会計年度から費用処理しております。

     未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

    ③ 小規模企業等における簡便法の採用

     一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (5) 重要な収益及び費用の計上基準

     完成工事高及び完成工事原価の計上基準

     当社グループは主に顧客との間で締結した工事契約に基づき、財又はサービスを提供し、財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。

     工事契約に関して、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、インプット法を採用し、発生した工事原価累計額が予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。

     また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

     なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    (6) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

     原則として繰延ヘッジ処理によっております。なお、特例処理の要件を満たす金利スワップ取引については特例処理によっております。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段 金利スワップ取引

    ヘッジ対象 借入金

    ③ ヘッジ方針

      当社は、借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    ④ ヘッジの有効性評価の方法

     ヘッジ対象とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計額を基礎として判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。

    (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

     手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。  

    (重要な会計上の見積り)

      前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1 工事進行基準に基づいて計上した収益及び費用

    (1) 連結財務諸表に計上した金額

     完成工事高  40,592百万円

    完成工事原価 36,717百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 連結財務諸表に計上した金額の算出方法

     工事進行基準は工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合に適用することとされています。適用にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び当連結会計年度末における工事進捗度を合理的に見積り、計上しております。工事収益総額につきましては、当初請負契約金額及び追加変更契約金額に基づいておりますが、過去に実績のある一部の工事については、自社で合理的な見積りを実施しております。工事原価総額につきましては、図面や仕様書に基づき、詳細な積み上げ計算を行い、状況の変化に応じて見直しを実施しております。
     また、当連結会計年度末における工事進捗度につきましては原価比例法を採用し、当連結会計年度末までに実施した工事に関して、発生した工事原価が工事原価総額に占める割合をもって決算日における工事進捗度とする方法を採用しております。

    ② 連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定及び翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

     工事進行基準では見積りの不確実性の程度が大きく、特に工事原価総額は適時・適切に見直しを行う必要があります。工事原価総額の見積りにつきましては、契約内容の変更等、当連結会計年度までに判明している事象や把握している情報を反映し、見積りを実施しております。

     しかしながら、想定外の事象が発生した場合には工事原価総額が変動し、当連結会計年度末までに計上した進捗部分に係る変動額が翌連結会計年度の連結財務諸表に影響する可能性があります。

    2 特定の工事について計上した完成工事補償引当金

    (1) 連結財務諸表に計上した金額

    完成工事補償引当金  1,389百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 連結財務諸表に計上した特定の工事に対する金額の算出方法

     完成工事補償引当金につきましては、完成工事に係る瑕疵担保(契約不適合)の費用に備えて、当連結会計年度の完成工事高に対する将来の見積補償額及び特定の工事における将来の見積補償額を計上しております。過年度の施工物件(中層建物1件)において瑕疵が判明したことから、特定の工事における将来の見積補償額として、瑕疵の状況を調査し、外部機関等と補修方法について検討した結果を踏まえ、当社が補修見込額として必要と判断したものを、当連結会計年度の完成工事補償引当金として計上しております。

    ② 連結財務諸表に計上した特定の工事に対する金額の算出に用いた主要な仮定及び翌連結会計年度の連結財務諸

      表に与える影響

     特定の工事における将来の見積補償額は、当連結会計年度末時点で判明している瑕疵について過去の施工実績、外部機関等と検討した補修方法での算定金額となっております。

     今後、新たな瑕疵の判明、補修方法の変更等、想定外の事象が発生した場合には見積補償額が変動し、その変動額が翌連結会計年度の連結財務諸表に影響する可能性があります。

      当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益及び費用

    (1) 連結財務諸表に計上した金額

    完成工事高  32,968百万円

    完成工事原価 29,162百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 連結財務諸表に計上した金額の算出方法

     工事契約において、一定の期間にわたり充足される履行義務については、期間がごく短い工事を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づく収益及び費用を計上しております。

     計上にあたっては取引価格、工事原価総額及び当連結会計年度末における履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積っております。

     取引価格については、当初契約金額及び追加変更契約金額に基づいておりますが、過去に実績のある一部の工事については、自社で合理的な見積りを実施しております。工事原価総額については、図面や仕様書に基づき、詳細な積み上げ計算を行い、状況の変化に応じて見直しを実施しております。

     また、当連結会計年度末における履行義務の充足に係る進捗度についてはインプット法を採用し、当連結会計年度末までに発生した工事原価累計額が予想される工事原価総額に占める割合をもって決算日における進捗度とする方法を採用しております。

    ② 連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定及び翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

     履行義務の充足に係る進捗度の見積りについては、不確実性の程度が大きく、特に工事原価総額は適時・適切に見直しを行う必要があります。

     工事原価総額の見積りについては、契約内容の変更等、当連結会計年度までに判明している事象や把握している情報を反映し、見積りを実施しております。

     しかしながら、想定外の事象が発生した場合には工事原価総額が変動し、当連結会計年度末までに計上した進捗部分に係る変動額が翌連結会計年度の連結財務諸表に影響する可能性があります。

    (会計方針の変更)

    (収益認識に関する会計基準等の適用)

    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。

    これにより、工事契約に関して従来は、工事の進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗度の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、インプット法を採用し、当連結会計年度末までに発生した工事原価累計額が、予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

    なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。

    この変更が、当連結会計年度の連結財務諸表及び1株当たり情報に与える影響は軽微であります。

    収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形・完成工事未収入金等」は、当連結会計年度より「受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産」に含めて表示し、また、「流動負債」に表示していた「未成工事受入金」は、当連結会計年度より「契約負債」に含めて表示することとしました。ただし、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。

    なお、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。

    (時価の算定に関する会計基準等の適用)

    「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44―2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

    また、「金融商品関係」注記において、金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項等の注記を行うこととしました。ただし、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2019年7月4日)第7―4項に定める経過的な取扱いに従って、当該注記のうち前連結会計年度に係るものについては記載しておりません。

    (未適用の会計基準等)

    ・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)

    (1) 概要

     投資信託の時価の算定及び注記に関する取扱い並びに貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合等への出資の時価の注記に関する取扱いが定められました。

    (2) 適用予定日

    2023年3月期の期首より適用予定であります。

    (3) 当該会計基準等の適用による影響

     「時価の算定に関する会計基準の適用指針」の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (表示方法の変更)

     (連結貸借対照表関係)

    前連結会計年度において、「流動資産」の「受取手形・完成工事未収入金等」に含めていた「電子記録債権」は金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前連結会計年度の貸借対照表において、「流動資産」の「受取手形・完成工事未収入金等」に表示していた25,432百万円は「受取手形・完成工事未収入金等」25,370百万円、「電子記録債権」61百万円として組み替えております。

     (連結損益計算書関係)

    営業外収益

    前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「還付加算金」は、営業外収益の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「還付加算金」に表示していた6百万円及び「その他」15百万円は、「その他」21百万円として組み替えております。

    営業外費用

    前連結会計年度において「営業外費用」のその他に含めていた「訴訟関連費用」は営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。また、前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「支払補償費」及び「固定資産除却費」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前連結会計年度の損益計算書において、「営業外費用」の「支払補償費」に表示していた6百万円、「固定資産除却費」5百万円及び「その他」9百万円は、「訴訟関連費用」0百万円及び「その他」21百万円として組み替えております。

    (追加情報)

    新型コロナウイルス感染症の収束時期が不確実である中、今後も受注の減少等に伴う業績への影響が生じるものと仮定し、過去の実績等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性の会計上の見積りを行っております。

    今後、当該見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において影響を及ぼす可能性があります。

    (連結貸借対照表関係)

    1 保証債務

    下記の会社が、顧客に対する前受金について信用保証会社から保証を受けており、この前受金保証について、当社が信用保証会社に対して保証を行っております。

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    株式会社リビングライフ 11百万円 株式会社創生 183百万円
    明和地所株式会社 113百万円
    11百万円 296百万円

     2 偶発債務

     前連結会計年度(2021年3月31日)

    過年度の施工物件(中層建物1件)において瑕疵が判明したことから、補修見込額を瑕疵の状況に応じて合理的に算定し、完成工事補償引当金として計上しております。当該瑕疵への対応について顧客から追加の補償を求められる可能性がありますが、現時点では当社が負担すべき金額を合理的に見積もることは困難であるため、今後の交渉等、状況の推移により当該金額は変動する可能性があります。

     当連結会計年度(2022年3月31日)

    該当事項はありません。

    ※3 受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、それ

    ぞれ以下のとおりであります。

    当連結会計年度 (2022年3月31日)
    受取手形 44 百万円
    完成工事未収入金等 8,304 百万円
    契約資産 10,739 百万円
    (連結損益計算書関係)

    ※1 顧客との契約から生じる収益

    売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

    ※2 売上原価に含まれている工事損失引当金繰入額

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    完成工事原価 3百万円 7百万円

    ※3 売上原価に含まれている棚卸資産の収益性の低下による簿価切下げ額

    前連結会計年度(自  2020年4月1日至  2021年3月31日) 当連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日)
    不動産事業売上原価 0 百万円 0 百万円

    ※4 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(自  2020年4月1日至  2021年3月31日) 当連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日)
    従業員給料手当 959 百万円 923 百万円
    賞与引当金繰入額 76 百万円 75 百万円
    退職給付費用 58 百万円 45 百万円
    貸倒引当金繰入額 21 百万円 △9 百万円

    ※5 減損損失

     前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    当社グループは、投資事業区分を基準として資産のグルーピングを行っております。

    建設事業の資産において、資材置場、倉庫等の整理・再編を検討した結果、遊休資産となった埼玉県上尾市の
    倉庫について、帳簿価額と回収可能価額の差額214百万円を減損損失として計上しております。

    地域 用途 種類
    埼玉県上尾市 倉庫 土地、建物・構築物

    減損損失の内訳

    ・土地 214百万円 建物・構築物 0百万円

    なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しており、土地については不動産鑑定評価に

    基づき算定し、その他の資産については正味売却価額を零として評価しております。

     当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    該当事項はありません。

    ※6  固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    建物 0百万円
    構築物 5百万円
    機械装置 0百万円
    解体・撤去費用 17百万円
    22百万円

    ※7  固定資産売却損の内容は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    建物 9百万円
    土地 1百万円
    10百万円

    ※8 解決金

     当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    過年度施工物件(中層建物1件)において瑕疵があったことから、補修見込額を瑕疵の状況に応じて合理的に算定し、完成工事補償引当金として1,389百万円を計上しておりましたが、今般、本件建物の瑕疵に対する補償について、顧客と交渉した結果、解決金として当社が2,000百万円を負担することで合意いたしました。そのため、すでに計上済の完成工事補償引当金1,389百万円との差額を解決金610百万円として特別損失に計上しております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    その他有価証券評価差額金
    当期発生額 26百万円 △7百万円
    組替調整額
    税効果調整前 26百万円 △7百万円
    税効果額 △3百万円 2百万円
    その他有価証券評価差額金 22百万円 △5百万円
    退職給付に係る調整額
    当期発生額 300百万円 61百万円
    組替調整額 △5百万円 △35百万円
    税効果調整前 294百万円 26百万円
    税効果額 △90百万円 △8百万円
    退職給付に係る調整額 204百万円 18百万円
    その他の包括利益合計 227百万円 13百万円
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首株式数(千株) 当連結会計年度増加株式数(千株) 当連結会計年度減少株式数(千株) 当連結会計年度末株式数(千株)
    発行済株式
    普通株式 28,835 28,835
    自己株式
    普通株式 7 0 7

     (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取によるものであります。

    2 配当に関する事項

     (1)配当金支払額

      該当事項はありません。

     (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

      該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首株式数(千株) 当連結会計年度増加株式数(千株) 当連結会計年度減少株式数(千株) 当連結会計年度末株式数(千株)
    発行済株式
    普通株式 28,835 28,835
    自己株式
    普通株式 7 0 7

     (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取によるものであります。

    2 配当に関する事項

     (1)配当金支払額

      該当事項はありません。

     (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当の原資 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2022年4月27日取締役会 普通株式 利益剰余金 86 3.00 2022年3月31日 2022年6月24日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    現金預金勘定 4,404百万円 4,919百万円
    取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資(有価証券) 499百万円
    現金及び現金同等物 4,404百万円 5,419百万円
    (金融商品関係)

    1 金融商品の状況に関する事項

     (1)金融商品に対する取組方針

       当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行等金融機関から借入を行う方針です。

     (2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

       営業債権である受取手形、完成工事未収入金等及び電子記録債権については、顧客等の信用リスクがありますが、当該リスクに関しては、社内審査基準に沿ってリスクの低減を図っております。有価証券は財務内容が良好な大企業が発行するコマーシャル・ペーパーであり、短期間で決済されます。また、投資有価証券は主として株式であり、上場株式については市場価格の変動リスクがありますが、四半期ごとに時価の把握を行っております。営業債務である支払手形・工事未払金等及び電子記録債務は、ほとんどが1年以内の支払期日であります。借入金の使途は運転資金であります。

       なお、デリバティブ取引は社内管理規程に従い、実需の範囲で行うこととしております。

    2 金融商品の時価等に関する事項

       連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2021年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    有価証券
    投資有価証券 170 170
    資産計 170 170
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) 1,014 1,012 △1
    負債計 1,014 1,012 △1

    (※1)「現金預金」「受取手形」「完成工事未収入金等」「未収入金」「支払手形・工事未払金等」「短期借入金」につ

    いては現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    有価証券 499 499
    投資有価証券 162 162
    資産計 662 662
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) 897 894 △3
    負債計 897 894 △3

    (※1)「現金預金」「受取手形」「完成工事未収入金等」「電子記録債権」「未収入金」「支払手形・工事未払金等」

       「電子記録債務」「短期借入金」については現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似

    するものであることから、記載を省略しております。

    (※2)市場価格のない株式等は、「有価証券」「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照

     表計上額は以下のとおりであります。

    (単位:百万円)
    区分 2021年3月31日 2022年3月31日
    非上場株式 67 67

    (注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2021年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超5年以内(百万円) 5年超10年以内(百万円) 10年超(百万円)
    現金預金 4,404
    受取手形・完成工事未収入金等 25,370
    電子記録債権 61
    未収入金 119
    合計 29,956

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超5年以内(百万円) 5年超10年以内(百万円) 10年超(百万円)
    現金預金 4,919
    受取手形・完成工事未収入金等 8,348
    電子記録債権 1,530
    未収入金 132
    有価証券 499
    合計 15,430

    (注2)長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2021年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円) 5年超(百万円)
    短期借入金 3,980
    長期借入金 409 212 212 172 8
    リース債務 5 4 3 1
    合計 4,394 216 216 174 8

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内(百万円) 1年超2年以内(百万円) 2年超3年以内(百万円) 3年超4年以内(百万円) 4年超5年以内(百万円) 5年超(百万円)
    短期借入金 3,550
    長期借入金 284 284 248 48 32
    リース債務 4 3 1
    合計 3,838 287 249 48 32

    3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

       金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類し

      ております。

    レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定

    の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

    レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係る

    インプットを用いて算定した時価

    レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

     時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

    (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    投資有価証券 162 162
    資産計 162 162

    (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    区分 時価(百万円)
    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    有価証券 499 499
    資産計 499 499
    長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む) 894 894
    負債計 894 894

    (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

    投資有価証券

     投資有価証券は主に上場株式であり、活発な市場で取引されているため、レベル1の時価に分類しております。

    有価証券

     有価証券は満期保有目的の債券(コマーシャル・ペーパー)であり、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、レベル2の時価に分類しております。

    長期借入金

     長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。そのため、レベル2の時価に分類しております。

    (有価証券関係)

     前連結会計年度(2021年3月31日)

    1 満期保有目的の債券

      該当事項はありません。

    2 その他有価証券

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    (1) 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
    ①株式 114 82 32
    ②その他 11 11 0
    小計 125 93 32
    (2) 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
    株式 44 48 △3
    小計 44 48 △3
    合計 170 142 28

    (注) 表中の取得原価は、減損処理後の帳簿価額であります。

     当連結会計年度(2022年3月31日)

    1 満期保有目的の債券

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1) 時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
    (2) 時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの 499 499
    合計 499 499

    2 その他有価証券

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    (1) 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
    ①株式 113 82 31
    ②その他 11 11 0
    小計 125 93 32
    (2) 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
    株式 37 48 △11
    小計 37 48 △11
    合計 162 142 20

    (注) 表中の取得原価は、減損処理後の帳簿価額であります。

    (退職給付関係)

    1 採用している退職給付制度の概要

    当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、規約型企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。

    なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    このほか、当社が加入する複数事業主制度の確定給付企業年金制度は、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 2,200 2,321
    勤務費用 158 160
    利息費用 13 13
    数理計算上の差異の発生額 0 △8
    退職給付の支払額 △50 △55
    退職給付債務の期末残高 2,321 2,431

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    年金資産の期首残高 1,768 2,115
    期待運用収益 35 42
    数理計算上の差異の発生額 300 53
    事業主からの拠出額 37 38
    退職給付の支払額 △27 △30
    年金資産の期末残高 2,115 2,218

    (3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    退職給付に係る負債の期首残高 39 33
    退職給付費用 6 3
    退職給付の支払額 △11 △6
    制度への拠出額 △1 △8
    退職給付に係る負債の期末残高 33 21

    (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 1,289 1,331
    年金資産 △2,123 △2,234
    △834 △903
    非積立型制度の退職給付債務 1,073 1,137
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 239 234
    退職給付に係る負債 1,106 1,158
    退職給付に係る資産 △867 △924
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 239 234

    (注)簡便法を適用した制度を含みます。

    (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    勤務費用 158 160
    利息費用 13 13
    期待運用収益 △35 △42
    数理計算上の差異の費用処理額 7 △22
    過去勤務費用の費用処理額 △12 △12
    簡便法で計算した退職給付費用 6 3
    確定給付制度に係る退職給付費用 136 100

    (6) 退職給付に係る調整額

    退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    過去勤務費用 △12 △12
    数理計算上の差異 307 39
    合計 294 26

    (7) 退職給付に係る調整累計額

    退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    未認識過去勤務費用 51 38
    未認識数理計算上の差異 241 281
    合計 292 319

    (8) 年金資産に関する事項

    ①年金資産の主な内訳

    年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    債券 39% 38%
    株式 44% 45%
    一般勘定 15% 15%
    その他 2% 2%
    合計 100% 100%

    ②長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    割引率 0.6% 0.6%
    長期期待運用収益率 2.0% 2.0%

    3 複数事業主制度

    確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の確定給付企業年金制度への要拠出額は、前連結会計年度52百万円、当連結会計年度51百万円であります。

    (1)複数事業主制度の直近の積立状況

       大阪府建築企業年金基金

                                              (単位:百万円)

    前連結会計年度(2020年3月31日現在) 当連結会計年度(2021年3月31日現在)
    年金資産の額 3,337 3,679
    年金財政計算上の数理債務の額 5,012 4,891
    差引額 △1,675 △1,212

    (2)複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合

       大阪府建築企業年金基金

           前連結会計年度   10.18%(2021年3月31日現在)

        当連結会計年度   10.08%(2022年3月31日現在)

    (3)補足説明

    上記(1)の差引額の要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高(前連結会計年度△1,475百万円、当連結会計年度△1,294百万円)、繰越不足金(前連結会計年度△199百万円、当連結会計年度―百万円)、別途積立金(前連結会計年度―百万円、当連結会計年度82百万円)であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間9年6カ月の元利均等償却であり、当社は連結財務諸表上、特別掛金(前連結会計年度27百万円 当連結会計年度27百万円)を費用処理しております。

    なお、上記(2)の割合は、当社の実際の負担額とは一致しません。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    繰延税金資産
    固定資産減損損失 1,134百万円 1,133百万円
    税務上の繰越欠損金(注)2 542百万円 646百万円
    退職給付に係る負債 339百万円 355百万円
    賞与引当金 77百万円 77百万円
    貸倒引当金 47百万円 39百万円
    完成工事補償引当金 481百万円 27百万円
    その他 167百万円 134百万円
    繰延税金資産小計 2,789百万円 2,414百万円
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 △301百万円 △271百万円
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △1,657百万円 △1,223百万円
    評価性引当額小計(注)1 △1,958百万円 △1,494百万円
    繰延税金資産合計 831百万円 919百万円
    繰延税金負債
    退職給付に係る資産 △265百万円 △282百万円
    未収事業税 △5百万円
    その他有価証券評価差額金 △3百万円 △1百万円
    繰延税金負債合計 △269百万円 △289百万円
    繰延税金資産(負債)の純額 562百万円 630百万円

    (注) 1.評価性引当額が463百万円減少しております。この減少の主な内容は、当社において完成工事補償引当金に係る評価性引当額425百万円及び税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額30百万円が減少したこと等に伴うものであります。

         2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度(2021年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(a) 542 542百万円
    評価性引当額 △301 △301百万円
    繰延税金資産 240 (b)240百万円

    (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    (b) 税務上の繰越欠損金542百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産240百万円を計上しております。当該繰延税金資産240百万円は当社及び連結子会社における税務上の繰越欠損金の残高542百万円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断しております。

    当連結会計年度(2022年3月31日)

    1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 5年超 合計
    税務上の繰越欠損金(a) 19 626 646百万円
    評価性引当額 △19 △251 △271百万円
    繰延税金資産 375 (b)375百万円

    (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    (b) 税務上の繰越欠損金646百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産375百万円を計上しております。当該繰延税金資産375百万円は当社及び連結子会社における税務上の繰越欠損金の残高646百万円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断しております。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった 

     主要な項目別の内訳

    前連結会計年度(2021年3月31日) 当連結会計年度(2022年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金算入されない項目 0.3% 0.4%
    住民税均等割 2.3% 1.9%
    評価性引当額の増減 3.4% △36.8%
    その他 0.1% △0.2%
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 36.7% △4.1%
    (賃貸等不動産関係)

      当社及び一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用ビル等(土地を含む。)を有しております。

      前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は89百万円(主な賃貸収益は不動産事業売上高に、賃貸費用は不動産事業売上原価に計上)であります。

      当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は95百万円(主な賃貸収益は不動産事業売上高に、賃貸費用は不動産事業売上原価に計上)であります。

     また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(自  2020年4月1日至  2021年3月31日) 当連結会計年度(自  2021年4月1日至  2022年3月31日)
    連結貸借対照表計上額 期首残高 2,868 2,940
    期中増減額 72 △43
    期末残高 2,940 2,896
    期末時価 3,233 3,276

    (注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

    2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は事業用資産から遊休資産への区分変更(108百万円)であ

       ります。

    3 期末の時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価等に基づく金額、その他の物件については「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)であります。

    (収益認識関係)

    1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

     当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (財又はサービスの種類別の内訳)

    (単位:百万円)

    報告セグメント
    建設事業 不動産事業
    建築工事 26,281 26,281
    土木工事 8,717 8,717
    電気工事 1,915 1,915
    不動産事業 25 25
    顧客との契約から生じる収益 36,914 25 36,939
    その他の収益 250 250
    外部顧客への売上高 36,914 275 37,189

    (収益認識の時期別の内訳)

    (単位:百万円)

    報告セグメント
    建設事業 不動産事業
    一定の期間にわたり移転される財又はサービス 32,968 32,968
    一時点で移転される財又はサービス(注) 3,946 25 3,971
    顧客との契約から生じる収益 36,914 25 36,939
    その他の収益 250 250
    外部顧客への売上高 36,914 275 37,189

    (注)契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約について

    は代替的な取扱いを適用し、一時点で移転される財又はサービスの金額に含めて記載しております。

    2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

     収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)2.会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

    なお、財又はサービスと交換に受け取る対価は個々の工事契約に基づいており、財又はサービスの支配が完全に顧客に移転してから概ね3ヶ月以内には全ての支払いを受けております。また、対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。

    3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末

     において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

    (1)契約資産及び契約負債の残高等

    (単位:百万円)

    当連結会計年度
    顧客との契約から生じた債権(期首残高) 12,358
    顧客との契約から生じた債権(期末残高) 9,879
    契約資産(期首残高) 13,073
    契約資産(期末残高) 10,739
    契約負債(期首残高) 280
    契約負債(期末残高) 693

     契約資産は、主に顧客との工事契約において、一定の期間にわたり充足される履行義務について収益を認識した対価に対する当社及び連結子会社の権利のうち、未請求のものであります。契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振替えられます。対価は、顧客との工事契約に従い請求し、受領しております。

     契約負債は、主に顧客との工事契約において、当該工事契約に従い、財又はサービスを顧客に移転する前に請求し、受領した前受金に関するものであります。契約負債は、収益認識に伴い取り崩されます。

     当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた金額は、273百万円であります。

     なお、当連結会計年度中の契約資産及び契約負債の残高に重要な変動はありません。また、過去の期間に充足した履行義務から当連結会計年度に認識した収益の額に重要性はありません。

    (2)残存履行義務に配分した取引価格

     残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。

    (単位:百万円)

    当連結会計年度
    1年以内 32,915
    1年超2年以内 14,077
    2年超 989
    合計 47,982
    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1  報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、常務会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社は、製品・サービス別の組織体制に基づき事業活動を展開しており、「建設事業」、「不動産事業」の2つを報告セグメントとしております。

    「建設事業」は、建築・土木・電気その他建設工事全般に関連する事業を行っております。「不動産事業」は、不動産の販売、賃貸その他不動産に関連する事業を行っております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。 

    3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1、2 連結財務諸表計上額(注)3
    建設事業 不動産事業
    売上高
    外部顧客への売上高 44,554 265 44,819 44,819
    セグメント間の内部 売上高又は振替高 8 4 12 △12
    44,562 269 44,832 △12 44,819
    セグメント利益 1,685 52 1,738 △28 1,710
    セグメント資産 30,931 2,764 33,696 2,303 35,999
    その他の項目
    減価償却費 95 43 138 1 139
    減損損失 214 214 214
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 26 7 33 5 38

    (注) 1 セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用(一般管理費)

         であります。

       2 セグメント資産の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない連結財務諸表提出会社での

         余資運用資金及び福利厚生施設に係る資産等であります。

    3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 

    当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1、2 連結財務諸表計上額(注)3
    建設事業 不動産事業
    売上高
    外部顧客への売上高 36,914 275 37,189 37,189
    セグメント間の内部 売上高又は振替高 7 4 12 △12
    36,922 280 37,202 △12 37,189
    セグメント利益 1,897 61 1,959 △27 1,931
    セグメント資産 26,872 2,688 29,561 2,883 32,445
    その他の項目
    減価償却費 91 42 133 0 134
    減損損失
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 39 1 41 41

    (注) 1 セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用(一般管理費)

         であります。

       2 セグメント資産の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない連結財務諸表提出会社での

         余資運用資金及び福利厚生施設に係る資産等であります。

    3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 

    【関連情報】

    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 

    2 地域ごとの情報

    (1) 売上高

     本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2) 有形固定資産

    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3 主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    南海電気鉄道株式会社 8,054 建設事業

    当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 

    2 地域ごとの情報

    (1) 売上高

     本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2) 有形固定資産

    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3 主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
    南海電気鉄道株式会社 8,698 建設事業

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)

    建設事業 不動産事業 全社・消去 合計
    減損損失 214 214

    当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    該当事項はありません。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

     1 関連当事者との取引

       (1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

         ① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

    種類 会社等の名称 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    親会社 南海電気鉄道株式会社 大阪市浪速区 72,983 運輸事業・不動産事業・流通事業・レジャーサービス事業・その他の事業 被所有 直接 57.72 間接 5.50 直接 57.72 間接 5.50 建設工事の受注 完成工事高 8,014 完成工事未収入金 5,454
    直接 57.72
    間接 5.50
    未成工事受入金 0
    事務所等の賃借 事務所等の賃借料 115 その他流動資産 10
    敷金及び保証金 84
    借入金保証 保証料 5

    (注) 1 上記の金額のうち、取引金額には工事進行基準による完成工事高を含み、消費税等は含まれておりません。また、期末残高には消費税等が含まれております。

    2 取引条件及び取引条件の決定方針等

       建設工事の受注については、当社技術部門の積算と見積により請負価額を決定しております。

    3 当社は、銀行借入に対して親会社南海電気鉄道株式会社より保証を受けております。

      なお、借入金の保証残高は4,994百万円であります。

         ② 兄弟会社等

    種類 会社等の名称 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    親会社の子会社 泉北高速鉄道株式会社 大阪府和泉市 4,000 鉄道事業・物流事業 建設工事の受注 完成工事高 500 完成工事未収入金 427

    (注) 1 上記の金額のうち、取引金額には工事進行基準による完成工事高を含み、消費税等は含まれておりません。また、期末残高には消費税等が含まれております。

    2 取引条件及び取引条件の決定方針等

       建設工事の受注については、当社技術部門の積算と見積により請負価額を決定しております。

     2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

       親会社情報

        南海電気鉄道株式会社(東京証券取引所市場第一部に上場)

    当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

     1 関連当事者との取引

       (1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

         ① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

    種類 会社等の名称 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    親会社 南海電気鉄道株式会社 大阪市浪速区 72,983 運輸事業・不動産事業・流通事業・レジャーサービス事業・その他の事業 被所有 直接 57.72 間接 5.50 直接 57.72 間接 5.50 建設工事の受注 完成工事高 8,693 完成工事未収入金 3,996
    直接 57.72
    間接 5.50
    契約資産 2,162
    契約負債 2
    事務所等の賃借 事務所等の賃借料 115 その他流動資産 14
    敷金及び保証金 84
    借入金保証 保証料 2

    (注) 1 上記の金額のうち、取引金額には一定の期間にわたり移転される財又はサービスによる完成工事高を含みます。

    2 取引条件及び取引条件の決定方針等

       建設工事の受注については、当社技術部門の積算と見積により請負価額を決定しております。

    3 当社は、一部の銀行借入に対して親会社南海電気鉄道株式会社より保証を受けております。

      なお、借入金の保証残高は228百万円であります。

         ② 兄弟会社等

    種類 会社等の名称 所在地 資本金又は出資金(百万円) 事業の内容 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(百万円) 科目 期末残高(百万円)
    親会社の子会社 泉北高速鉄道株式会社 大阪府和泉市 4,000 鉄道事業・物流事業 建設工事の受注 完成工事高 846 完成工事未収入金 90
    契約資産 875

    (注) 1 上記の金額のうち、取引金額には一定の期間にわたり移転される財又はサービスによる完成工事高を含みます。

    2 取引条件及び取引条件の決定方針等

       建設工事の受注については、当社技術部門の積算と見積により請負価額を決定しております。

     2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

       親会社情報

        南海電気鉄道株式会社(東京証券取引所に上場)

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    1株当たり純資産額 393.59円 439.53円
    1株当たり当期純利益 24.05円 45.46円

    (注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 693 1,310
    普通株主に帰属しない金額 (百万円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 693 1,310
    普通株式の期中平均株式数 (株) 28,828,099 28,827,922
    (重要な後発事象)

     該当事項はありません。

    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】

          該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期末残高(百万円) 平均利率(%) 返済期限
    短期借入金 3,980 3,550 0.6
    1年以内に返済予定の長期借入金 409 284 0.4
    1年以内に返済予定のリース債務 5 4
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 605 613 0.4 2023年4月から 2027年3月まで
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 10 5 2023年4月から 2024年9月まで
    その他有利子負債
    合計 5,009 4,457

    (注) 1 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2 リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため記載しておりません。

    3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における返済予定額は以下のとおりであります。

    1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
    長期借入金(百万円) 284 248 48 32
    リース債務(百万円) 3 1
    【資産除去債務明細表】

          該当事項はありません。

    (2) 【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    売上高 (百万円) 8,200 17,674 27,178 37,189
    税金等調整前四半期(当期)純利益(百万円) 262 647 1,147 1,259
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円) 214 530 962 1,310
    1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 7.43 18.40 33.38 45.46
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益 (円) 7.43 10.97 14.98 12.08

    2 【財務諸表等】

    (1) 【財務諸表】

    ①【貸借対照表】

    (単位:百万円)
    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金預金 3,971 4,283
    受取手形 35 44
    電子記録債権 - 1,530
    完成工事未収入金 ※1 25,188 ※1 8,224
    契約資産 - ※1 10,717
    未収入金 119 130
    有価証券 - 499
    販売用不動産 1 1
    未成工事支出金 322 609
    材料貯蔵品 69 58
    その他 319 279
    貸倒引当金 △58 △49
    流動資産合計 29,971 26,331
    固定資産
    有形固定資産
    建物 2,674 2,695
    減価償却累計額 △1,542 △1,588
    建物(純額) 1,132 1,106
    構築物 70 70
    減価償却累計額 △63 △64
    構築物(純額) 7 6
    工具、器具及び備品 73 72
    減価償却累計額 △53 △56
    工具、器具及び備品(純額) 19 16
    土地 1,982 1,982
    リース資産 4 4
    減価償却累計額 △1 △2
    リース資産(純額) 3 2
    有形固定資産合計 3,144 3,113
    無形固定資産
    ソフトウエア 131 76
    その他 37 37
    無形固定資産合計 168 113
    (単位:百万円)
    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    投資その他の資産
    投資有価証券 216 210
    関係会社株式 218 218
    長期貸付金 0 -
    従業員に対する長期貸付金 11 11
    破産更生債権等 70 70
    長期前払費用 12 10
    敷金及び保証金 103 103
    前払年金費用 595 624
    繰延税金資産 639 720
    その他 81 62
    貸倒引当金 △89 △73
    投資その他の資産合計 1,860 1,957
    固定資産合計 5,173 5,185
    資産合計 35,145 31,517
    負債の部
    流動負債
    支払手形 6,202 776
    電子記録債務 - 3,759
    工事未払金 9,247 7,402
    不動産事業未払金 6 2
    短期借入金 4,389 3,834
    リース債務 1 1
    未払費用 88 86
    未払法人税等 367 11
    未成工事受入金 265 -
    契約負債 - 685
    預り金 358 247
    完成工事補償引当金 1,572 90
    工事損失引当金 3 7
    賞与引当金 243 245
    その他 63 663
    流動負債合計 22,810 17,813
    (単位:百万円)
    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    固定負債
    長期借入金 605 613
    リース債務 2 1
    退職給付引当金 1,094 1,157
    長期預り保証金 79 78
    固定負債合計 1,782 1,851
    負債合計 24,592 19,664
    純資産の部
    株主資本
    資本金 2,000 2,000
    資本剰余金
    その他資本剰余金 1,703 1,703
    資本剰余金合計 1,703 1,703
    利益剰余金
    その他利益剰余金
    繰越利益剰余金 6,832 8,137
    利益剰余金合計 6,832 8,137
    自己株式 △3 △3
    株主資本合計 10,532 11,836
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 20 16
    評価・換算差額等合計 20 16
    純資産合計 10,552 11,852
    負債純資産合計 35,145 31,517

    ②【損益計算書】

    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    売上高
    完成工事高 ※1 43,531 ※1 36,126
    不動産事業売上高 ※1 269 ※1 280
    売上高合計 43,801 36,406
    売上原価
    完成工事原価 39,943 32,383
    不動産事業売上原価 183 188
    売上原価合計 40,127 32,572
    売上総利益
    完成工事総利益 3,588 3,742
    不動産事業総利益 86 91
    売上総利益合計 3,674 3,834
    販売費及び一般管理費
    役員報酬 110 114
    従業員給料手当 865 830
    賞与引当金繰入額 74 73
    退職給付費用 58 45
    法定福利費 162 157
    福利厚生費 27 27
    修繕維持費 5 5
    事務用品費 69 58
    通信交通費 44 43
    動力用水光熱費 9 10
    調査研究費 18 26
    広告宣伝費 22 25
    貸倒引当金繰入額 21 △9
    交際費 4 6
    寄付金 2 0
    地代家賃 172 171
    減価償却費 70 69
    租税公課 83 74
    保険料 9 11
    雑費 170 170
    販売費及び一般管理費合計 2,005 1,912
    営業利益 1,668 1,921
    (単位:百万円)
    前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
    営業外収益
    受取利息 1 4
    受取配当金 5 5
    受取地代家賃 5 5
    その他 17 6
    営業外収益合計 29 21
    営業外費用
    支払利息 31 21
    訴訟関連費用 0 44
    その他 20 18
    営業外費用合計 52 84
    経常利益 1,645 1,858
    特別損失
    解決金 - ※3 610
    完成工事補償引当金繰入額 347 -
    減損損失 214 -
    固定資産除却損 20 -
    固定資産売却損 ※2 10 -
    特別損失合計 593 610
    税引前当期純利益 1,052 1,248
    法人税、住民税及び事業税 316 23
    法人税等調整額 75 △79
    法人税等合計 391 △55
    当期純利益 660 1,304
    【完成工事原価報告書】
    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ 材料費 5,244 13.1 3,863 11.9
    Ⅱ 労務費 5,906 14.8 5,080 15.7
    (うち労務外注費) (5,676) (14.2) (4,847) (15.0)
    Ⅲ 外注費 24,260 60.7 19,147 59.1
    Ⅳ 経費 4,533 11.4 4,292 13.3
    (うち人件費) (2,822) (7.1) (2,747) (8.5)
    39,943 100 32,383 100

    (注) 原価計算の方法は、個別原価計算であります。

    【不動産事業売上原価報告書】

    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    区分 注記番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ 土地代
    Ⅱ 建物代
    Ⅲ その他 183 100 188 100
    183 100 188 100

    (注) 原価計算の方法は、個別原価計算であります。

    ③【株主資本等変動計算書】

      前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    その他資本剰余金 その他利益剰余金
    繰越利益剰余金
    当期首残高 2,000 1,703 6,172 △3 9,871 △0 △0 9,871
    当期変動額
    当期純利益 660 660 660
    自己株式の取得 △0 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 20 20 20
    当期変動額合計 - - 660 △0 660 20 20 681
    当期末残高 2,000 1,703 6,832 △3 10,532 20 20 10,552

      当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
    その他資本剰余金 その他利益剰余金
    繰越利益剰余金
    当期首残高 2,000 1,703 6,832 △3 10,532 20 20 10,552
    当期変動額
    当期純利益 1,304 1,304 1,304
    自己株式の取得 △0 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △4 △4 △4
    当期変動額合計 - - 1,304 △0 1,304 △4 △4 1,299
    当期末残高 2,000 1,703 8,137 △3 11,836 16 16 11,852
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    (1) 満期保有目的の債券

    償却原価法(定額法)

    (2) 子会社株式及び関連会社株式

    総平均法による原価法

    (3) その他有価証券

    市場価格のない株式等以外のもの

    時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)

    市場価格のない株式等

    総平均法による原価法

    2 デリバティブ等の評価基準及び評価方法

    デリバティブ

    時価法

    3 棚卸資産の評価基準及び評価方法

    (1) 販売用不動産

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

    (2) 未成工事支出金

    個別法による原価法

    (3) 不動産事業支出金

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

    4 固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産(リース資産を除く)

    定率法

    ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建物・構築物    10~60年

    (2) 無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法

    なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

    (3) リース資産

    所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

    5 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    売上債権、貸付金等の貸倒による損失に備えて、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 完成工事補償引当金

    完成工事に係る瑕疵担保(契約不適合)の費用に備えて、当事業年度の完成工事高に対する将来の見積補償額及び特定の工事における将来の見積補償額を計上しております。

    (3) 工事損失引当金

    受注工事に係る将来の損失に備えて、当事業年度末手持工事のうち損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積ることができる工事について、損失見込額を計上しております。

    (4) 賞与引当金

    従業員の賞与の支給に備えて、将来の支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。

    (5) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えて、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

    数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。

    過去勤務費用は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を、発生した事業年度から費用処理しております。

    6 完成工事高及び完成工事原価の計上基準

    当社は主に顧客との間で締結した工事契約に基づき、財又はサービスを提供し、財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。

    工事契約に関して、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、インプット法を採用し、発生した工事原価累計額が予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。

    また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

    なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    7 ヘッジ会計の方法

    (1) ヘッジ会計の方法

    原則として繰延ヘッジ処理によっております。なお、特例処理の要件を満たす金利スワップ取引については特例処理によっております。

    (2) ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段 金利スワップ取引

    ヘッジ対象 借入金

    (3) ヘッジ方針

    借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    (4) ヘッジの有効性評価の方法

    ヘッジ対象とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計額を基礎として判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。

    8 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

     退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

    (重要な会計上の見積り)

      前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1 工事進行基準に基づいて計上した収益及び費用

    (1) 財務諸表に計上した金額

    完成工事高  39,892百万円

    完成工事原価 36,186百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 財務諸表に計上した金額の算出方法

     工事進行基準は工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合に適用することとされています。適用にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び当事業年度末における工事進捗度を合理的に見積り、計上しております。工事収益総額につきましては、当初請負契約金額及び追加変更契約金額に基づいておりますが、過去に実績のある一部の工事については、自社で合理的な見積りを実施しております。工事原価総額につきましては、図面や仕様書に基づき、詳細な積み上げ計算を行い、状況の変化に応じて見直しを実施しております。
     また、当事業年度末における工事進捗度につきましては原価比例法を採用し、当事業年度末までに実施した工事に関して、発生した工事原価が工事原価総額に占める割合をもって決算日における工事進捗度とする方法を採用しております。

    ② 財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定及び翌事業年度の財務諸表に与える影響

     工事進行基準では見積りの不確実性の程度が大きく、特に工事原価総額は適時・適切に見直しを行う必要があります。工事原価総額の見積りにつきましては、契約内容の変更等、当事業年度までに判明している事象や把握している情報を反映し、見積りを実施しております。

     しかしながら、想定外の事象が発生した場合には工事原価総額が変動し、当事業年度末までに計上した進捗部分に係る変動額が翌事業年度の財務諸表に影響する可能性があります。

    2 特定の工事について計上した完成工事補償引当金

    (1) 財務諸表に計上した金額

    完成工事補償引当金 1,389百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 財務諸表に計上した特定の工事に対する金額の算出方法

     完成工事補償引当金につきましては、完成工事に係る瑕疵担保(契約不適合)の費用に備えて、当事業年度の完成工事高に対する将来の見積補償額及び特定の工事における将来の見積補償額を計上しております。過年度の施工物件(中層建物1件)において瑕疵が判明したことから、特定の工事における将来の見積補償額として、瑕疵の状況を調査し、外部機関等と補修方法について検討した結果を踏まえ、当社が補修見込額として必要と判断したものを、当事業年度の完成工事補償引当金として計上しております。

    ② 財務諸表に計上した特定の工事に対する金額の算出に用いた主要な仮定及び翌事業年度の財務諸表に与える影

     響

     特定の工事における将来の見積補償額は、当事業年度末時点で判明している瑕疵について過去の施工実績、外部機関等と検討した補修方法での算定金額となっております。

     今後、新たな瑕疵の判明、補修方法の変更等、想定外の事象が発生した場合には見積補償額が変動し、その変動額が翌事業年度の財務諸表に影響する可能性があります。

      当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    一定の期間にわたり充足される履行義務について認識した収益及び費用

    (1) 財務諸表に計上した金額

    完成工事高  32,386百万円

    完成工事原価 28,750百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    ① 財務諸表に計上した金額の算出方法

     工事契約において、一定の期間にわたり充足される履行義務については、期間がごく短い工事を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づく収益及び費用を計上しております。

     計上にあたっては取引価格、工事原価総額及び当事業年度末における履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積っております。

     取引価格については、当初契約金額及び追加変更契約金額に基づいておりますが、過去に実績のある一部の工事については、自社で合理的な見積りを実施しております。工事原価総額については、図面や仕様書に基づき、詳細な積み上げ計算を行い、状況の変化に応じて見直しを実施しております。

     また、当事業年度末における履行義務の充足に係る進捗度についてはインプット法を採用し、当事業年度末までに発生した工事原価累計額が予想される工事原価総額に占める割合をもって決算日における進捗度とする方法を採用しております。

    ② 財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定及び翌事業年度の財務諸表に与える影響

     履行義務の充足に係る進捗度の見積りについては、不確実性の程度が大きく、特に工事原価総額は適時・適切に見直しを行う必要があります。

     工事原価総額の見積りについては、契約内容の変更等、当事業年度までに判明している事象や把握している情報を反映し、見積りを実施しております。

     しかしながら、想定外の事象が発生した場合には工事原価総額が変動し、当事業年度末までに計上した進捗部分に係る変動額が翌事業年度の財務諸表に影響する可能性があります。

    (会計方針の変更)

    (収益認識に関する会計基準等の適用)

    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。

    これにより、工事契約に関して従来は、工事の進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗度の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、インプット法を採用し、当事業年度末までに発生した工事原価累計額が、予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

    なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

    収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。

    この変更が、当事業年度の財務諸表及び1株当たり情報に与える影響は軽微であります。

    収益認識会計基準等を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「完成工事未収入金」は、当事業年度より「完成工事未収入金」、「契約資産」に区分して表示し、また、「流動負債」に表示していた「未成工事受入金」は、当事業年度より「契約負債」に含めて表示することとしました。ただし、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。

    (時価の算定に関する会計基準等の適用)

    「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44―2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、財務諸表に与える影響はありません。

    (表示方法の変更)

    (損益計算書関係)

    営業外収益

    前事業年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「還付加算金」は、営業外収益の総額の100分の10以下となったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外収益」の「還付加算金」に表示していた6百万円、「その他」11百万円は「その他」17百万円として組み替えております。

    営業外費用

    前事業年度において「営業外費用」のその他に含めていた「訴訟関連費用」は営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当事業年度より独立掲記することとしております。また、前事業年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「支払補償費」及び「固定資産除却損」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外費用」の「支払補償費」に表示していた6百万円、「固定資産除却損」5百万円及び「その他」8百万円は、「訴訟関連費用」0百万円及び「その他」20百万円として組み替えております。

    (追加情報)

     新型コロナウイルス感染症の収束時期が不確実である中、今後も受注の減少等に伴う業績への影響が生じるものと仮定し、過去の実績等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性の会計上の見積りを行っております。

     今後、当該見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、翌事業年度以降の財務諸表において影響を及ぼす可能性があります。

    (貸借対照表関係)

    ※1 このうち関係会社に対するものは次のとおりであります。

    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    完成工事未収入金 5,454百万円 3,996百万円
    契約資産 2,162百万円

     2 保証債務

    下記の会社が、顧客に対する前受金について信用保証会社から保証を受けており、この前受金保証について、当社が信用保証会社に対して保証を行っております。

    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    株式会社リビングライフ 11百万円 株式会社創生 183百万円
    明和地所株式会社 113百万円
    11百万円 296百万円

     3 偶発債務

     前事業年度(2021年3月31日)

    過年度の施工物件(中層建物1件)において瑕疵が判明したことから、補修見込額を瑕疵の状況に応じて合理的に算定し、完成工事補償引当金として計上しております。当該瑕疵への対応について顧客から追加の補償を求められる可能性がありますが、現時点では当社が負担すべき金額を合理的に見積もることは困難であるため、今後の交渉等、状況の推移により当該金額は変動する可能性があります。

     当事業年度(2022年3月31日)

    該当事項はありません。

    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引にかかるものが次のとおり含まれております。

    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    完成工事高 8,014百万円 8,693百万円
    不動産事業売上高 4百万円 4百万円

    ※2  固定資産売却損の内容は、次のとおりであります。

    前事業年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) 当事業年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)
    建物 9百万円
    土地 1百万円
    10百万円

    ※3 解決金

     当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

    過年度施工物件(中層建物1件)において瑕疵があったことから、補修見込額を瑕疵の状況に応じて合理的に算定し、完成工事補償引当金として1,389百万円を計上しておりましたが、今般、本件建物の瑕疵に対する補償について、顧客と交渉した結果、解決金として当社が2,000百万円を負担することで合意いたしました。そのため、すでに計上済の完成工事補償引当金1,389百万円との差額を解決金610百万円として特別損失に計上しております。

    (有価証券関係)

    前事業年度(2021年3月31日)

    子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

    なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりであります。

    区分 前事業年度(百万円)
    子会社株式 218

      当事業年度(2022年3月31日)

     子会社株式及び関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

     なお、市場価格のない株式等の子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりであります。

    区分 当事業年度(百万円)
    子会社株式 218
    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    繰延税金資産
    固定資産減損損失 1,134百万円 1,133百万円
    税務上の繰越欠損金 521百万円 624百万円
    退職給付引当金 334百万円 353百万円
    貸倒引当金 45百万円 37百万円
    完成工事補償引当金 480百万円 27百万円
    その他 238百万円 207百万円
    繰延税金資産小計 2,755百万円 2,383百万円
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 △281百万円 △249百万円
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △1,650百万円 △1,217百万円
    評価性引当額小計 △1,931百万円 △1,466百万円
    繰延税金資産合計 824百万円 917百万円
    繰延税金負債
    前払年金費用 △182百万円 △190百万円
    未収事業税 △5百万円
    その他有価証券評価差額金 △2百万円 △0百万円
    繰延税金負債合計 △184百万円 △196百万円
    繰延税金資産(負債)の純額 639百万円 720百万円

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となっ 

     た主要な項目別の内訳

    前事業年度(2021年3月31日) 当事業年度(2022年3月31日)
    法定実効税率 30.6% 30.6%
    (調整)
    交際費等永久に損金算入されない項目 0.4% 0.4%
    住民税均等割 2.3% 1.8%
    評価性引当額の増減 4.0% △37.2%
    その他 △0.1% △0.1%
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 37.2% △4.5%

    (収益認識関係)

     顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているので、注記を省略しております。

    (重要な後発事象)

     該当事項はありません。

    ④ 【附属明細表】
    【有価証券明細表】

    【株式】

    銘柄 株式数(株) 貸借対照表計上額(百万円)
    投資有価証券 その他有価証券 関西国際空港土地保有株式会社 1,220 61
    株式会社紀陽銀行 27,008 37
    三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 11,553 46
    株式会社三井住友フィナンシャルグループ 4,400 17
    株式会社池田泉州ホールディングス 90,048 15
    京阪神ビルディング株式会社 9,317 13
    株式会社明豊エンタープライズ 40,000 7
    株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7,000 5
    不動産信用保証株式会社 200 2
    西日本建設業保証株式会社 2,500 1
    その他8銘柄 12,802 3
    206,048 210

    【債券】

    銘柄 券面総額(百万円) 貸借対照表計上額(百万円)
    有価証券 満期保有目的の債券 ソフトバンクグループ株式会社(コマーシャル・ペーパー) 500 499
    500 499
    【有形固定資産等明細表】
    資産の種類 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(百万円) 当期末残高(百万円) 当期末減価償却累計額又は償却累計額(百万円) 当期償却額(百万円) 差引当期末残高(百万円)
    有形固定資産
    建物 2,674 20 2,695 1,588 46 1,106
    構築物 70 70 64 6
    工具、器具及び備品 73 1 2 72 56 4 16
    土地 1,982 1,982 1,982
    リース資産 4 4 2 2
    有形固定資産計 4,805 22 2 4,826 1,712 52 3,113
    無形固定資産
    ソフトウェア 300 224 61 76
    その他 37 37
    無形固定資産計 338 224 61 113
    長期前払費用 20 10 3 10

    (注) 無形固定資産及び長期前払費用の金額が総資産額の1%以下であるため、無形固定資産及び長期前払費用に

    係る記載中の当期首残高、当期増加額及び当期減少額の記載を省略しております。

    【引当金明細表】
    区分 当期首残高(百万円) 当期増加額(百万円) 当期減少額(目的使用)(百万円) 当期減少額(その他)(百万円) 当期末残高(百万円)
    貸倒引当金(注)1 147 15 9 123
    完成工事補償引当金(注)2 1,572 1 1,407 76 90
    工事損失引当金(注)3 3 7 3 7
    賞与引当金 243 245 243 245

    (注) 1 貸倒引当金の当期減少額(その他)は、洗替による取崩額であります。

    2 完成工事補償引当金の当期減少額(その他)は、洗替による取崩額であります。

    3 工事損失引当金の当期減少額(その他)は、工事利益率の改善による取崩であります。

    (2) 【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3) 【その他】

    該当事項はありません。

    第6 【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 大阪市中央区北浜四丁目5番33号
    株主名簿管理人 三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
    取次所
    買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 当社の公告方法は、電子公告としております。ただし事故その他やむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、日本経済新聞に掲載しております。当社の公告掲載URLは次のとおりであります。https://www.nantatsu.co.jp/
    株主に対する特典 なし

    (注) 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。

     会社法第189条第2項各号に掲げる権利

     会社法第166条第1項の規定による請求をする権利

     株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利

    第7 【提出会社の参考情報】

    1 【提出会社の親会社等の情報】

    当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2 【その他の参考情報】

    当事業年度の開始日から本有価証券報告書提出日までの間において、近畿財務局長に提出した金融商品取引法第25条第1項各号に掲げる書類は、次のとおりであります。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書 事業年度(第78期) 自 2020年4月1日至 2021年3月31日 2021年6月25日提出
    (2) 内部統制報告書 事業年度(第78期) 自 2020年4月1日至 2021年3月31日 2021年6月25日提出
    (3) 四半期報告書及び確認書 (第79期第1四半期) 自 2021年4月1日至 2021年6月30日 2021年8月6日提出
    (第79期第2四半期) 自 2021年7月1日至 2021年9月30日 2021年11月9日提出
    (第79期第3四半期) 自 2021年10月1日至 2021年12月31日 2022年2月9日提出
    (4) 臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2021年7月2日提出
    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象の発生)に基づく臨時報告書 2022年3月25日提出

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書

    2022年6月23日

    南海辰村建設株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    大阪事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 近 藤 康 仁
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 北 村 圭 子

    <財務諸表監査>

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている南海辰村建設株式会社の2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、南海辰村建設株式会社及び連結子会社の2022年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

     監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    南海辰村建設株式会社の収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    南海辰村建設株式会社及び連結子会社は、建設事業セグメントにおいて工事サービスを提供している。工事サービスに係る収益のうち、当連結会計年度に南海辰村建設株式会社が一定の期間にわたり充足される履行義務について収益を認識したものは32,386百万円であり、連結売上高の87.1%を占めている。 連結財務諸表注記「(収益認識関係) 2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報」に記載のとおり、一定の期間にわたり充足される履行義務について、履行義務の充足に係る進捗度に基づいて収益を一定の期間にわたって認識している。この進捗度の見積りは、発生した工事原価の累計額が工事原価総額に占める割合として算定される。また、工事原価総額の見積りは、工事着工後の状況の変化に応じて、適時・適切に変更する必要がある。 工事原価総額の見積り変更には、工事契約ごとの状況の変化に応じて、今後追加で発生する作業内容や工数を反映するなど、高い不確実性を伴うため、これらに対する経営者による判断が連結会計年度末における工事原価総額の見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、南海辰村建設株式会社の収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、南海辰村建設株式会社の収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。(1) 内部統制の評価 工事原価総額の見積りに関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、工事着工後の状況の変化を適時・適切に工事原価総額に反映するためのプロセスに特に焦点を当てた。(2) 工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性の評  価工事契約ごとの工事原価総額の見積り変更について、主に以下の手続を実施した。● 稟議書の閲覧により把握した、工期延長等の工事着工後に重要な状況の変化があったと考えられる工事について、最新の工事工程表を入手し、工事責任者に対して工事原価総額の見積り変更要否の判断について質問したほか、回答の基礎となる施主との契約書、外注業者からの見積書等を閲覧した。● 主要な工事契約について、工事現場の視察及び工事責任者からの聴取により工事の進捗状況を把握し、工事原価総額の見積りを変更すべき状況の有無について質問したほか、工事工程表、工事原価の発生状況等との整合性を確認した。● 主要な工事契約について、進捗度と工事原価総額に占める発注済額の関係性を可視化し、標準曲線から乖離する工事契約について、最新の工事工程表を入手し、工事原価総額の見積り変更要否の判断について工事責任者に質問したほか、回答の基礎となる発注履歴、作業記録等を閲覧した。● 工事原価総額の見積り変更が行われた主要な工事契約について、工事責任者に対して変更内容について質問したほか、回答の基礎となる最新の工事工程表、施主との契約書、外注業者からの見積書等を閲覧した。● 工事原価総額の見積り変更が行われた主要な工事契約のうち、当連結会計年度に完成した工事について、原価発生実績と変更後の工事原価総額を比較検討し、工事原価総額の見積り変更の精度を評価した。
       その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見
     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、南海辰村建設株式会社の2022年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
     当監査法人は、南海辰村建設株式会社が2022年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
     
    監査意見の根拠
     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任
     経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
     監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
     なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任
     監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。

    独立監査人の監査報告書

    2022年6月23日

    南海辰村建設株式会社

    取締役会 御中

    有限責任 あずさ監査法人

    大阪事務所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 近 藤 康 仁
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 北 村 圭 子

    監査意見

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている南海辰村建設株式会社の2021年4月1日から2022年3月31日までの第79期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

    当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、南海辰村建設株式会社の2022年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

    監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性
    個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「南海辰村建設株式会社の収益認識における工事原価総額の見積り変更の適時性及び適切性」と実質的に同一の内容である。このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
    その他の記載内容

    その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

     当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。

     財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。

     当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。

     その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    利害関係

    会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。