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    7731 ニコン 四半期報告書-第158期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

    【表紙】
    【提出書類】 四半期報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2021年8月5日
    【四半期会計期間】 第158期第1四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    【会社名】 株式会社ニコン
    【英訳名】 NIKON CORPORATION
    【代表者の役職氏名】 代表取締役 兼 社長執行役員 馬 立 稔 和
    【本店の所在の場所】 東京都港区港南2丁目15番3号
    【電話番号】 03(6433)3600(代表)
    【事務連絡者氏名】 財務・経理本部長 奥 村 徹 也
    【最寄りの連絡場所】 東京都港区港南2丁目15番3号
    【電話番号】 03(6433)3600(代表)
    【事務連絡者氏名】 財務・経理本部長 奥 村 徹 也
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部 【企業情報】

    第1 【企業の概況】

    1 【主要な経営指標等の推移】

    回次 第157期第1四半期連結累計期間 第158期第1四半期連結累計期間 第157期
    会計期間 自  2020年4月1日至  2020年6月30日 自  2021年4月1日至  2021年6月30日 自  2020年4月1日至  2021年3月31日
    売上収益 (百万円) 64,723 132,281 451,223
    税引前四半期(当期)利益又は損失(△) (百万円) △19,275 21,127 △45,342
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益又は損失(△) (百万円) △13,594 15,860 △34,497
    四半期(当期)包括利益 (百万円) △7,201 22,819 4,168
    親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 529,890 556,752 537,585
    資産合計 (百万円) 996,993 991,984 989,737
    基本的1株当たり四半期(当期)利益又は損失(△) (円) △37.03 43.19 △93.96
    希薄化後1株当たり四半期(当期)利益又は損失(△) (円) △37.03 42.98 △93.96
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 53.1 56.1 54.3
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △22,743 949 4,966
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 4,497 △3,798 18,024
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △5,447 △1,811 △4,991
    現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 301,378 347,349 351,798

    (注1)   当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

    (注2)  上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。

    2 【事業の内容】

    当第1四半期連結累計期間において、欧州における映像事業及びヘルスケア事業の子会社を再編し、「Nikon Holdings Europe B.V.」を存続会社として、「Nikon Europe B.V.」「Nikon Instruments Europe B.V.」「Nikon France S.A.S」「Nikon GmbH」等、計6社を吸収合併いたしました。

    存続会社である「Nikon Holdings Europe B.V.」は、2021年4月1日より「Nikon Europe B.V.」と改称しております。

    なお、当第1四半期連結累計期間において、報告セグメントに変更がありました。詳細は、「第4 経理の状況 1要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 5.事業セグメント」をご参照ください。

    第2 【事業の状況】

    1 【事業等のリスク】

    当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

    2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

    当第1四半期連結累計期間より、報告セグメントに変更がありました。詳細は、「第4 経理の状況 1要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 5.事業セグメント」に記載のとおりであります。前第1四半期連結累計期間との比較にあたっては、前第1四半期連結累計期間の数値を変更後のセグメント区分に組替えて行なっております。

    (1) 経営成績の分析

    当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)は、映像事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市況悪化からの回復基調が継続しました。精機事業においては、FPD関連分野は中小型パネル用、大型パネル用、いずれも設備投資は堅調に推移しました。半導体関連分野の設備投資は拡大基調となりました。ヘルスケア事業においては、ライフサイエンスソリューション及びアイケアソリューション分野で、各地域とも新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、総じて回復基調が継続しました。コンポーネント事業においては、デジタルソリューションズ事業では、光学部品・光学コンポーネントやエンコーダ関連市場が堅調に推移しました。カスタムプロダクツ事業では、EUV関連市場が好調に推移しました。

    このような状況の下、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,322億81百万円、前年同期比675億58百万円(104.4%)の増収、営業利益は199億62百万円(前年同期は205億36百万円の営業損失)、税引前四半期利益は211億27百万円(前年同期は192億75百万円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は158億60百万円(前年同期は135億94百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。

    セグメント情報は次のとおりです。

    映像事業では、ミラーレスカメラ用交換レンズのラインナップを拡充させ、ミラーレスカメラを中心にプロ・趣味層向け中高級機の拡販に努めました。これらの結果、新型コロナウイルス感染症拡大の影響があった前年同期に比べ市場が回復したこともあり、増収増益となりました。

    精機事業では、FPD露光装置分野は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う渡航制限の影響がある中でも、据付作業は順調に進み、前年同期は装置販売ができなかったこともあり、大幅に増収増益となりました。半導体露光装置分野では、一部装置販売の繰り延べにより、販売台数は減少しましたが、サービスビジネス等が収益に貢献し、営業利益は増益となりました。この結果、事業全体では大幅な増収増益となりました。

    ヘルスケア事業では、ライフサイエンスソリューション及びアイケアソリューション分野で新型コロナウイルス感染症拡大の影響があった前年同期に比べ市況が回復したことにより、事業全体として増収増益となりました。

    コンポーネント事業では、デジタルソリューションズ事業は、光学部品・光学コンポーネントやエンコーダの販売が好調に推移し、増収増益となりました。カスタムプロダクツ事業は、EUV関連コンポーネントの販売が大きく伸び、増収増益となりました。これらの結果、これらの事業を含む事業全体は増収増益となりました。

    (2) 当第1四半期連結会計期間末の財政状態の分析

    当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べて22億47百万円増加し、9,919億84百万円となりました。これは主に、保有する株式の時価上昇等により非流動資産に含まれるその他の金融資産が123億10百万円、有形固定資産、使用権資産、のれん及び無形資産が23億42百万円それぞれ増加した一方、現金及び現金同等物が44億49百万円、繰延税金資産が38億90百万円、棚卸資産が29億73百万円、その他の流動資産が15億42百万円それぞれ減少したためです。

    当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて182億91百万円減少し、4,327億19百万円となりました。これは主に、社債及び借入金が43億48百万円増加した一方、前受金が168億44百万円、仕入債務及びその他の債務が51億80百万円それぞれ減少したためです。

    当第1四半期連結会計期間末における資本の残高は、前連結会計年度末に比べて205億38百万円増加し、5,592億64百万円となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上158億60百万円及び剰余金の配当処分36億72百万円等により利益剰余金が125億90百万円、保有する株式の時価上昇等によりその他の資本の構成要素が65億77百万円、Morf3D Inc.の子会社化等により非支配持分が13億72百万円それぞれ増加したためです。

    (3) キャッシュ・フローの状況

    当第1四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益211億27百万円、減価償却費及び償却費60億62百万円の計上があった一方、前受金の減少、仕入債務及びその他の債務の減少、固定資産売却益の計上、引当金の減少、法人所得税の支払があり、9億49百万円の収入(前年同期は227億43百万円の支出)となりました。

    当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入が36億32百万円あった一方、有形固定資産、無形資産、投資有価証券の取得による支出があり、37億98百万円の支出(前年同期は44億97百万円の収入)となりました。

    当第1四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加が43億58百万円あった一方、リース負債の返済による支出、配当金の支払があり、18億11百万円の支出(前年同期は54億47百万円の支出)となりました。

    また、現金及び現金同等物に係る換算差額は2億10百万円の増加となりました。
     この結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べ44億49百万円減少し、3,473億49百万円となりました。

    (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

    当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

    (5) 研究開発活動

    当社グループは開発投資の一部について資産化を行っており、研究開発投資には無形資産に計上された開発費を含んでおります。無形資産に計上された開発費を含む当第1四半期連結累計期間の研究開発投資は142億17百万円であります。

    3 【経営上の重要な契約等】

    当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

    第3 【提出会社の状況】

    1 【株式等の状況】

    (1) 【株式の総数等】

    ① 【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 1,000,000,000
    1,000,000,000
    ② 【発行済株式】
    種類 第1四半期会計期間末現在発行数(株)(2021年6月30日) 提出日現在発行数(株)(2021年8月5日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 378,336,521 378,336,521 東京証券取引所市場第一部 単元株式数は100株です。
    378,336,521 378,336,521

    (2) 【新株予約権等の状況】

    ① 【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ② 【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金増減額(百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2021年4月1日~2021年6月30日 378,336,521 65,476 80,712

    (5) 【大株主の状況】

    当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

    (6) 【議決権の状況】

    当第1四半期会計期間末現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日である2021年3月31日現在の株主名簿により記載しております。

    ① 【発行済株式】

    2021年3月31日現在

    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式)
    普通株式 10,570,800
    完全議決権株式(その他) 普通株式 367,517,900 3,675,179
    単元未満株式 普通株式 247,821
    発行済株式総数 378,336,521
    総株主の議決権 3,675,179

    (注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、役員報酬BIP信託にかかる信託口が保有する当社株式576,900株が含まれております。

    2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式73株が含まれております。

    ② 【自己株式等】

    2021年3月31日現在

    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式)
    株式会社ニコン 東京都港区港南2丁目15番3号 10,570,800 0 10,570,800 2.8
    10,570,800 0 10,570,800 2.8

    (注) 上記の自己保有株式のほか、役員報酬BIP信託にかかる信託口が保有する当社株式576,900株を財務諸表上、自己株式として処理しております。

    2 【役員の状況】

    前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。

    第4 【経理の状況】

    1. 要約四半期連結財務諸表の作成方法について

    当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

    1 【要約四半期連結財務諸表】

    ① 【要約四半期連結財政状態計算書】

    (単位:百万円)
    注記番号 前連結会計年度(2021年3月31日) 当第1四半期連結会計期間(2021年6月30日)
    資産
    流動資産
    現金及び現金同等物 351,798 347,349
    売上債権及びその他の債権 72,900 73,528
    棚卸資産 235,760 232,787
    その他の金融資産 11 1,179 956
    その他の流動資産 14,215 12,673
    流動資産合計 675,853 667,294
    非流動資産
    有形固定資産 86,210 85,211
    使用権資産 12,233 13,455
    のれん及び無形資産 44,056 46,175
    退職給付に係る資産 5,984 6,012
    持分法で会計処理されている投資 11,099 11,082
    その他の金融資産 11 91,090 103,401
    繰延税金資産 62,956 59,065
    その他の非流動資産 255 289
    非流動資産合計 313,884 324,690
    資産合計 989,737 991,984
    (単位:百万円)
    注記番号 前連結会計年度(2021年3月31日) 当第1四半期連結会計期間(2021年6月30日)
    負債及び資本
    負債
    流動負債
    仕入債務及びその他の債務 60,615 55,436
    社債及び借入金 29,943 34,307
    未払法人所得税 1,428 4,887
    前受金 163,110 146,266
    引当金 5,458 4,755
    その他の金融負債 11 25,575 24,941
    その他の流動負債 32,176 30,034
    流動負債合計 318,305 300,626
    非流動負債
    社債及び借入金 104,131 104,114
    退職給付に係る負債 9,905 8,022
    引当金 5,048 5,028
    繰延税金負債 3,053 2,999
    その他の金融負債 11 8,258 9,554
    その他の非流動負債 2,310 2,376
    非流動負債合計 132,706 132,093
    負債合計 451,011 432,719
    資本
    資本金 65,476 65,476
    資本剰余金 46,419 46,419
    自己株式 △17,529 △17,530
    その他の資本の構成要素 △14,133 △7,556
    利益剰余金 457,352 469,943
    親会社の所有者に帰属する持分 537,585 556,752
    非支配持分 1,141 2,513
    資本合計 538,726 559,264
    負債及び資本合計 989,737 991,984

    ② 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

    【要約四半期連結損益計算書】
    【第1四半期連結累計期間】
    (単位:百万円)
    注記番号 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    売上収益 64,723 132,281
    売上原価 △43,891 △71,836
    売上総利益 20,832 60,445
    販売費及び一般管理費 △41,643 △43,387
    その他営業収益 877 3,242
    その他営業費用 △603 △339
    営業利益又は損失(△) △20,536 19,962
    金融収益 1,496 1,571
    金融費用 △396 △850
    持分法による投資利益 161 444
    税引前四半期利益又は損失(△) △19,275 21,127
    法人所得税費用 5,666 △5,306
    四半期利益又は損失(△) △13,609 15,821
    四半期利益又は損失(△)の帰属
    親会社の所有者 △13,594 15,860
    非支配持分 △15 △39
    四半期利益又は損失(△) △13,609 15,821
    1株当たり四半期利益又は損失(△)
    基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)(円) 10 △37.03 43.19
    希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)(円) 10 △37.03 42.98
    【要約四半期連結包括利益計算書】
    【第1四半期連結累計期間】
    (単位:百万円)
    注記番号 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    四半期利益又は損失(△) △13,609 15,821
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動 4,058 6,583
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 2 △1
    純損益に振り替えられることのない項目合計 4,060 6,582
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    在外営業活動体の換算差額 2,520 217
    キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分 △189 166
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 17 32
    純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 2,348 415
    税引後その他の包括利益 6,408 6,998
    四半期包括利益 △7,201 22,819
    四半期包括利益の帰属
    親会社の所有者 △7,172 22,839
    非支配持分 △29 △20
    四半期包括利益 △7,201 22,819

    ③ 【要約四半期連結持分変動計算書】

    (単位:百万円)
    注記番号 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 資本剰余金 自己株式 その他の資本の構成要素
    その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    2020年4月1日残高 65,476 46,369 △17,639 1,108 △964
    四半期利益又は損失(△)
    その他の包括利益 4,071 19
    四半期包括利益合計 4,071 19
    剰余金の配当
    自己株式の取得及び処分 △0 0
    株式報酬取引 75 7
    子会社に対する所有者持分の変動
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △1,859
    所有者との取引額等合計 75 7 △1,859
    2020年6月30日残高 65,476 46,443 △17,631 3,319 △945
    2021年4月1日残高 65,476 46,419 △17,529 13,172 △873
    四半期利益又は損失(△)
    その他の包括利益 6,572 32
    四半期包括利益合計 6,572 32
    剰余金の配当
    自己株式の取得及び処分 △0 △0
    株式報酬取引
    企業結合による変動
    子会社に対する所有者持分の変動
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △402
    所有者との取引額等合計 △0 △0 △402
    2021年6月30日残高 65,476 46,419 △17,530 19,342 △841
    (単位:百万円)
    注記番号 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 資本合計
    その他の資本の構成要素 利益剰余金 合計
    在外営業活動体の換算差額 キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分 合計
    2020年4月1日残高 △39,699 53 △39,502 485,948 540,652 1,108 541,760
    四半期利益又は損失(△) △13,594 △13,594 △15 △13,609
    その他の包括利益 2,522 △189 6,422 6,422 △14 6,408
    四半期包括利益合計 2,522 △189 6,422 △13,594 △7,172 △29 △7,201
    剰余金の配当 △3,671 △3,671 △38 △3,709
    自己株式の取得及び処分 △0 △0
    株式報酬取引 82 82
    子会社に対する所有者持分の変動 3 3
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △1,859 1,859
    所有者との取引額等合計 △1,859 △1,812 △3,589 △35 △3,624
    2020年6月30日残高 △37,178 △136 △34,940 470,542 529,890 1,045 530,935
    2021年4月1日残高 △26,204 △228 △14,133 457,352 537,585 1,141 538,726
    四半期利益又は損失(△) 15,860 15,860 △39 15,821
    その他の包括利益 209 166 6,979 6,979 19 6,998
    四半期包括利益合計 209 166 6,979 15,860 22,839 △20 22,819
    剰余金の配当 △3,672 △3,672 △11 △3,683
    自己株式の取得及び処分 △0 △0
    株式報酬取引
    企業結合による変動 1,392 1,392
    子会社に対する所有者持分の変動 11 11
    その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替 △402 402
    所有者との取引額等合計 △402 △3,270 △3,672 1,392 △2,280
    2021年6月30日残高 △25,995 △62 △7,556 469,943 556,752 2,513 559,264

    ④ 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    注記番号 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税引前四半期利益(△は損失) △19,275 21,127
    減価償却費及び償却費 7,417 6,062
    受取利息及び受取配当金 △1,075 △816
    持分法による投資損益(△は益) △161 △444
    固定資産売却損益(△は益) △6 △2,558
    支払利息 379 431
    売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 14,685 820
    棚卸資産の増減額(△は増加) △24,269 2,780
    仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △8,184 △5,739
    前受金の増減額(△は減少) 14,050 △15,708
    引当金の増減額(△は減少) △315 △1,429
    その他 △5,802 △2,639
    小計 △22,557 1,887
    利息及び配当金の受取額 1,090 815
    利息の支払額 △73 △423
    法人所得税の支払額又は還付額(△は支払) △1,203 △1,330
    営業活動によるキャッシュ・フロー △22,743 949
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △2,915 △3,514
    有形固定資産の売却による収入 27 3,632
    無形資産の取得による支出 △990 △1,657
    投資有価証券の取得による支出 △573 △2,535
    投資有価証券の売却による収入 9,096 522
    連結範囲の変更を伴う事業の取得による支出 △378
    その他 △149 133
    投資活動によるキャッシュ・フロー 4,497 △3,798
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) △0 4,358
    長期借入金の返済による支出 △803
    リース負債の返済による支出 △1,831 △1,791
    配当金の支払額 △3,574 △3,573
    非支配持分への配当金の支払額 △38
    自己株式の取得による支出 △0 △0
    その他 △3 △3
    財務活動によるキャッシュ・フロー △5,447 △1,811
    現金及び現金同等物に係る換算差額 1,038 210
    現金及び現金同等物の増減(△は減少) △22,656 △4,449
    現金及び現金同等物の期首残高 324,034 351,798
    現金及び現金同等物の四半期末残高 301,378 347,349

    【要約四半期連結財務諸表注記】

    1.報告企業

    株式会社ニコン(以下、当社)は、日本に所在する株式会社であり、東京証券取引所に株式を上場しております。登記されている本社の所在地は、東京都港区港南2丁目15番3号であります。

      当社、その子会社(以下、当社グループ)並びに持分法を適用した関連会社及び共同支配企業は、映像事業、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、産業機器事業等を行っております。当社グループの主な事業内容は、注記「5.事業セグメント」にて開示されております。

    2.作成の基礎

    (1) IFRSに準拠している旨

    当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

    なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものであります。

    (2) 測定の基礎

    当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定している金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

    (3) 機能通貨及び表示通貨

    当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

    (4) 要約四半期連結財務諸表の承認

    当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2021年8月5日に代表取締役 兼 社長執行役員 馬立稔和及び取締役 兼 専務執行役員 德成旨亮によって承認されております。

    3.重要な会計方針

    当社グループが当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一であります。

    (1)法人所得税

    当第1四半期連結累計期間における法人所得税費用は、見積平均年次実効税率に基づいて算定しております。

    4.見積り及び判断の利用

    要約四半期連結財務諸表の作成において、資産、負債、収益及び費用の報告額は経営者による会計方針の選択や見積りにより影響されます。見積りの算定の基礎となる仮定は、過去の経験及び入手可能な情報を収集し、報告期間の末日現在において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者による最善の判断に基づいております。経済状態や市場、消費動向、また当社各事業の属する産業における需要や供給の変化等を踏まえた一定の仮定を置いたうえで、見積りを行っております。しかし、その性質上、これらの見積りは、将来において、異なる結果となる可能性があります。

    見積りは継続して見直されております。これらの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間及び将来の期間において認識しております。

    当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び見積りを伴う判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

    5.事業セグメント

    (1)報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社グループは経済的特徴の類似性等を考慮したうえで各事業部を集約し、「映像事業」、「精機事業」、「ヘルスケア事業」及び「コンポーネント事業」の4つを報告セグメントとしております。

    「映像事業」はレンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラや交換レンズなど、映像関連製品やその周辺領域の製品・サービスを提供、「精機事業」はFPD露光装置及び半導体露光装置の製品・サービスを提供、「ヘルスケア事業」は生物顕微鏡、細胞培養観察装置などのライフサイエンスソリューション分野、超広角走査型レーザー検眼鏡などのアイケアソリューション分野、細胞受託生産ソリューション分野の製品・サービスを提供、「コンポーネント事業」は光学コンポーネント、光学部品、エンコーダや材料加工などのデジタルソリューションズ事業関連、EUV関連コンポーネントや宇宙関連などのカスタムプロダクツ事業関連、FPDフォトマスク基板などのガラス事業関連の製品・サービスを提供しております。

    (報告セグメントの変更に関する事項)

    当第1四半期連結累計期間より、長期成長領域と定める「デジタルマニュファクチャリング」「ビジョンシステム/ロボット」の事業推進化に向けて、新たな報告セグメントとして「コンポーネント事業」を設定し、従来、「産業機器・その他」に含まれていたデジタルソリューションズ事業、カスタムプロダクツ事業及びガラス事業を移管しております。また、グループ全体の効率的な生産体制の構築を推進することを目的として、「映像事業」「精機事業」「コンポーネント事業」に関連する一部の生産子会社を「産業機器・その他」に移管しております。

    なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを開示しております。

    (2)報告セグメントに関する情報

    報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。セグメント間の売上収益は市場実勢価格に基づいております。

    当社グループのセグメント情報は次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日  至 2020年6月30日) 映像事業 精機事業 ヘルスケア事業 コンポーネント事業 産業機器・その他(注1) 合計 調整額(注2) 連結
    売上収益
    外部顧客からの売上収益 25,119 19,650 10,352 4,612 4,991 64,723 64,723
    セグメント間の売上収益 469 57 37 1,259 19,772 21,594 △21,594
    売上収益合計 25,588 19,707 10,389 5,870 24,763 86,317 △21,594 64,723
    セグメント利益又は損失(△) △8,336 △5,708 △2,435 △342 905 △15,917 △4,620 △20,536
    金融収益 1,496
    金融費用 △396
    持分法による投資利益 161
    税引前四半期利益又は損失(△) △19,275

    (注1)「産業機器・その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

    (注2)セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の「営業利益又は損失(△)」と調整を行っております。セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去△514百万円及び各セグメントに配賦されない全社損益△4,106百万円が含まれております。全社損益は、主に基礎研究に係る費用、本社機能の一般管理費、新規事業創設に係る費用ならびに各セグメントに配賦されないその他営業損益であります。

    (単位:百万円)
    当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日  至 2021年6月30日) 映像事業 精機事業 ヘルスケア事業 コンポーネント事業 産業機器・その他(注1) 合計 調整額(注2) 連結
    売上収益
    外部顧客からの売上収益 50,085 51,834 15,860 7,765 6,737 132,281 132,281
    セグメント間の売上収益 116 36 30 2,542 14,463 17,187 △17,187
    売上収益合計 50,202 51,870 15,890 10,307 21,200 149,468 △17,187 132,281
    セグメント利益又は損失(△) 9,297 10,699 412 2,122 △1,021 21,510 △1,548 19,962
    金融収益 1,571
    金融費用 △850
    持分法による投資利益 444
    税引前四半期利益又は損失(△) 21,127

    (注1)「産業機器・その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

    (注2)セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の「営業利益又は損失(△)」と調整を行っております。セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去620百万円及び各セグメントに配賦されない全社損益△2,168百万円が含まれております。なお、全社損益△2,168百万円には、要約四半期連結損益計算書の「その他営業収益」に計上されている土地の売却益2,352百万円が含まれております。全社損益は、主に基礎研究に係る費用、本社機能の一般管理費、新規事業創設に係る費用ならびに各セグメントに配賦されないその他営業損益であります。

    6.企業結合

    当第1四半期連結累計期間に生じた企業結合は、次のとおりであります。

    (1)企業結合の概要

    当社は、米国の宇宙航空機部品受託加工会社であるMorf3D Inc.(以下、Morf3D社)の株式の過半数(66.65%)を現金により取得し、子会社化しました。

    ① 被取得企業の名称、事業の内容

    名称 :Morf3D Inc.

    事業内容 :宇宙航空機産業向け金属部品の受託加工(アディティブマニュファクチャリング(AM))

    ② 企業結合を行った主な理由

    Morf3D社は、米国カリフォルニア州に拠点を持ち、一般に「3Dプリンティング」と呼ばれる金属を積層する加工方法“アディティブマニュファクチャリング(AM)”を行う専業会社で、特に、宇宙航空機関連部品の受託生産においては全米トップクラスに位置付けられています。
     当社は、中期経営計画において注力する成長領域の一つとして「材料加工事業」を掲げております。Morf3D社は、欧米の主要な宇宙航空機メーカーの多くを顧客として持ち、必要な宇宙航空機関連の認証も取得しています。当社は、Morf3D社株式の過半数取得後、同社が保有する事業基盤を活用し、「材料加工事業」の拡大を目指します。
     具体的には、インターネット接続や地球観測画像の取得・分析の需要等から市場が急拡大している中小型衛星向けに、Morf3D社が持つ顧客基盤と当社の光加工機をはじめとする精密加工技術を組み合わせた受託加工ビジネスの展開を行っていく計画です。

    ③ 被取得企業の支配を獲得した方法

    現金を対価とする株式の取得及び第三者割当増資の引受

    ④ 支配獲得日

    2021年4月2日

    (2)取得対価及びその内訳

                           (単位:百万円)

    項目 金額
    現金 4,270
    取得対価の合計 4,270

    (3)取得関連コスト

    当該企業結合に係る取得関連コストは177百万円であり、2021年3月31日に終了した前連結会計年度において、

    連結損益計算書上の「販売費及び一般管理費」に計上しております。

    (4)支配獲得日における資産・負債の公正価値、非支配持分及びのれん
                           (単位:百万円)

    項目 金額
    流動資産 4,146
    非流動資産(注1) 2,010
    資産合計 6,156
    流動負債 1,638
    非流動負債 345
    負債合計 1,983
    純資産 4,173
    非支配持分(注2) 1,392
    取得により生じたのれん(注3) 1,489

    (注1)識別可能な無形資産807百万円が含まれており、顧客関連資産が695百万円、技術関連資産が112百万

            円となります。

    (注2)非支配持分は被取得企業の識別可能な純資産に対する非支配株主の持分割合で測定しております。

    (注3)のれんは、今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。また、認識された

            のれんのうち、税務上損金算入が見込まれるものはありません。

    (5)子会社の支配獲得による支出

    Morf3D社株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。
                          (単位:百万円)

    項目 金額
    Morf3D社株式の取得対価 4,270
    Morf3D社現金及び現金同等物(注) △3,892
    差引:Morf3D社取得のための支出 378

         (注)Morf3D社現金及び現金同等物には、第三者割当増資による払込金額3,703百万円が含まれております。

    (6)企業結合が期首に完了したと仮定した場合の、連結売上収益及び連結純利益

    当該企業結合が期首に完了したと仮定した場合の連結売上収益及び連結純利益は、当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書に与える影響額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
     なお、当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の連結売上収益及び連結純利益は、監査法人の四半期レビューを受けておりません。

    7.配当金

    (1) 配当金支払額

    配当の総額は次のとおりであります。

    決議 株式の種類 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
    2020年6月26日 定時株主総会 普通株式 3,677 10.00 2020年3月31日 2020年6月29日
    当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    2021年6月29日 定時株主総会 普通株式 3,678 10.00 2021年3月31日 2021年6月30日

    (注1)2020年6月26日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する自社の株式に対する配当金6百万円が含まれております。

    (注2)2021年6月29日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する自社の株式に対する配当金6百万円が含まれております。

    8.売上収益

    当社グループは経済的特徴の類似性等を考慮したうえで各事業部を集約し、「映像事業」、「精機事業」、「ヘルスケア事業」及び「コンポーネント事業」の4つを報告セグメントとしております。当該報告セグメントは、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。顧客の所在地に基づく地域別に分解した売上収益及びセグメント売上収益の関連は、次のとおりであります。
     なお、当第1四半期連結累計期間において、報告セグメントに変更がありました。当該変更に伴い、前第1四半期連結累計期間のセグメント売上収益は、変更後の区分方法に基づき作成したものを開示しております。詳細は、注記「5.事業セグメント」をご参照ください。

                                                                                            (単位:百万円)

    前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 映像事業 精機事業 ヘルスケア事業 コンポーネント事業 産業機器・その他(注1) 合計
    日本 2,961 3,294 1,474 2,965 1,928 12,622
    米国 6,423 9,349 4,010 748 1,118 21,648
    欧州(注2) 6,304 1,697 1,931 203 474 10,608
    中国 5,462 2,423 1,811 169 491 10,356
    その他(注2) 3,969 2,887 1,126 526 980 9,489
    合計 25,119 19,650 10,352 4,612 4,991 64,723

    (注1)「産業機器・その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

    (注2)日本、米国及び中国以外の区分に属する主な国又は地域は、次のとおりであります。
        ① 欧州:英国、フランス、ドイツ
        ② その他:カナダ、アジア、中東、オセアニア、中南米

                                                                                            (単位:百万円)

    当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日) 映像事業 精機事業 ヘルスケア事業 コンポーネント事業 産業機器・その他(注1) 合計
    日本 4,129 3,947 2,074 5,482 2,613 18,246
    米国 13,903 3,892 7,005 1,107 1,012 26,918
    欧州(注2) 11,880 2,821 2,803 172 896 18,572
    中国 8,838 33,085 1,754 433 985 45,095
    その他(注2) 11,336 8,088 2,223 571 1,231 23,450
    合計 50,085 51,834 15,860 7,765 6,737 132,281

    (注1)「産業機器・その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

    (注2)日本、米国及び中国以外の区分に属する主な国又は地域は、次のとおりであります。
        ① 欧州:英国、フランス、ドイツ
        ② その他:カナダ、アジア、中東、オセアニア、中南米

    9.その他営業収益

    当第1四半期連結累計期間(自  2021年4月1日  至  2021年6月30日)

    当社において、東京都品川区の遊休地を売却したことに伴う土地売却益2,352百万円を「その他営業収益」に含めております。

    10.1株当たり四半期利益

    親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)及び希薄化後1株当たり四半期利益

    又は損失(△)の算定基礎は次のとおりであります。

    前第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 当第1四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)の算定基礎
    親会社の所有者に帰属する四半期利益 又は損失(△)(百万円) △13,594 15,860
    親会社の普通株主に帰属しない四半期利益 又は損失(△)(百万円)
    基本的1株当たり四半期利益又は損失(△) の計算に使用する四半期利益又は損失(△) (百万円) △13,594 15,860
    普通株式の期中平均株式数(千株) 367,123 367,189
    基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)(円) △37円03銭 43円19銭
    希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)の算定基礎
    基本的1株当たり四半期利益又は損失(△) の計算に使用する四半期利益又は損失(△) (百万円) △13,594 15,860
    四半期利益調整額(百万円)
    希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△) の計算に使用する四半期利益又は損失(△) (百万円) △13,594 15,860
    普通株式の期中平均株式数(千株) 367,123 367,189
    ストックオプションによる普通株式増加数 (千株) 1,853
    希薄化後の期中平均株式数(千株) 367,123 369,041
    希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)(円) △37円03銭 42円98銭
    希薄化効果を有しないため、希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)の算定に含まれなかった潜在株式

    (注1)基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)及び希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)の算定上、

          以下の株式数の役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に

       含めております。
       前第1四半期連結累計期間 576,900株、当第1四半期連結累計期間 576,900株

    (注2)前第1四半期連結累計期間においては、ストックオプションによる普通株式増加数が1株当たり四半期損失を

       減少させるため、潜在株式は希薄化効果を有しておりません。

    11.金融商品

    (1) 金融商品の分類

    金融商品の分類は次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2021年3月31日) 当第1四半期連結会計期間(2021年6月30日)
    <金融資産>
    現金及び現金同等物 351,798 347,349
    償却原価で測定する金融資産
    売上債権及びその他の債権 72,900 73,528
    その他の金融資産 3,847 3,960
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 19,658 20,612
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 68,764 79,785
    合計 516,968 525,234
    <金融負債>
    償却原価で測定する金融負債
    仕入債務及びその他の債務 60,615 55,436
    社債及び借入金 134,073 138,421
    その他の金融負債 32,757 33,934
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    その他の金融負債 701 391
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債
    その他の金融負債 376 170
    合計 228,522 228,351

    (2) 金融商品の公正価値等に関する事項

    ① 公正価値のヒエラルキーのレベル別分類

     公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2021年3月31日) レベル1 レベル2 レベル3 合計
    デリバティブ 1,894 1,894
    株式 64,330 4,917 69,247
    その他 857 16,424 17,281
    資産合計 64,330 2,751 21,341 88,422
    デリバティブ 1,076 1,076
    負債合計 1,076 1,076
    (単位:百万円)
    当第1四半期連結会計期間(2021年6月30日) レベル1 レベル2 レベル3 合計
    デリバティブ 1,803 1,803
    株式 73,370 6,859 80,229
    その他 933 17,433 18,365
    資産合計 73,370 2,736 24,292 100,397
    デリバティブ 560 560
    負債合計 560 560

    公正価値で測定する主な金融商品の測定方法は、以下のとおりであります。

    (ⅰ)デリバティブ

    デリバティブ資産及びデリバティブ負債のうち為替予約、金利スワップ、通貨スワップ及び通貨オプションの公正価値については、契約を締結している金融機関等による提示価格や、利用可能な情報に基づく適切な評価方法により算定しており、レベル2に分類しております。

    (ⅱ)株式

    活発な市場が存在する株式の公正価値は、取引所の価格を公正価値としてレベル1に分類しております。活発な市場が存在しない株式の公正価値は、観察可能なインプットを用いて算定している場合にはレベル2に分類し、観察不能なインプットを用いてマーケット・アプローチや将来キャッシュ・フローを割引く方法により公正価値を算定している場合には、レベル3に分類しております。

    (ⅲ)その他

     その他のうち活発な市場が存在しない銘柄の公正価値は、観察可能なインプットを用いて算定している場合にはレベル2に分類し、観察不能なインプットを用いてマーケット・アプローチや将来キャッシュ・フローを割引く方法により公正価値を算定している場合には、レベル3に分類しております。

    経常的にレベル3で測定する金融商品の期首から四半期末までの変動は次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
    期首残高 28,048 21,341
    利得又は損失合計
    純損益(注1) 1 409
    その他の包括利益(注2) △164 354
    取得 573 2,538
    売却・決済 △3
    在外営業活動体の換算差額 △8 △0
    レベル3から他の分類への振替(注3) △350
    四半期末残高 28,447 24,292

    (注1) 純損益に含まれている利得及び損失は、各報告期間の末日時点の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。

    (注2) その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、各報告期間の末日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。

    (注3) 当第1四半期連結累計期間におけるレベル3から他の分類への振替は、投資先が取引所に上場したことによるものであり、レベル1への振替であります。

    ② 償却原価で測定する金融商品

    償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度(2021年3月31日) 当第1四半期連結会計期間(2021年6月30日)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
    金融負債
    社債 39,874 40,170 39,881 40,177
    長期借入金 84,249 84,738 84,226 84,588
    合計 124,123 124,908 124,107 124,765

    (注) 1年以内に返済予定又は償還予定の残高を含んでおります。

     償却原価で測定する主な金融商品に係る公正価値の測定方法は、以下のとおりであります。

    社債の公正価値については、市場価格に基づき算定しており、公正価値ヒエラルキーをレベル1に分類しております。長期借入金の公正価値については、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いて算定しており、公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しております。
     社債及び長期借入金以外の償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。

    12.偶発負債

     (訴訟関連)
      当第1四半期連結累計期間(自  2021年4月1日  至  2021年6月30日)
     当社及び当社グループ会社が事業展開する中で、国内外において、係争案件へ発展すること、訴訟の被告になることや政府機関による調査を受けることがあります。当社及び当社グループ会社では、係争案件や訴訟に関連した債務に関し、当該債務を決済するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性や、その影響額について信頼性のある見積りができるかを勘案のうえ、引当金の認識を検討しております。
      当社のインド子会社は、当社デジタルカメラ製品の輸入に関連して、インド税当局から調査を受け、2016年10月、同製品について関税、延滞税及び加算税の支払決定を受けておりました。これに対し、当社インド子会社は、2017年1月、同国間接税租税審判所(CESTAT:Customs, Excise and Service Tax Appellate Tribunal)へ不服申立を行いましたが、2017年12月、当該申立は棄却されました。当社インド子会社はこれを不服とし、2018年1月、同国最高裁判所(以下「最高裁」)に対して上告し、2021年3月に最高裁は当社インド子会社に対する関税、延滞税及び加算税の支払決定を取り消す判決を下しました。なお、インド税当局は2021年4月に最高裁判決に対する再審請求を申立てています。現時点において同請求に対する最高裁の決定を予想することは不可能であるため、上記会計方針に則り、引当金は認識しておりません。
      その他の案件においては、現時点において、当社連結の業績や財政状態へ重要な影響を与えるものはないと考えております。

    13.重要な後発事象

        該当事項はありません。

    2 【その他】

    該当事項はありません。

    第二部 【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の四半期レビュー報告書

    2021年8月5日

    株 式 会 社 ニ コ ン

    取 締 役 会  御中

    有限責任監査法人 ト ー マ ツ 東 京 事 務 所

    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 鈴 木 登 樹 男
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 宇 治 川 雄 士
    指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 吉 崎 肇

    監査人の結論

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ニコンの2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。

    当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、株式会社ニコン及び連結子会社の2021年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。

    監査人の結論の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。

    要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

    経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。

    ・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。

    ・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。

    監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。

    監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。