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    6366 千代田化工建設 有価証券報告書-第93期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2021年6月23日
    【事業年度】 第93期(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    【会社名】 千代田化工建設株式会社
    【英訳名】 Chiyoda Corporation
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山東 理二
    【本店の所在の場所】 神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目6番2号
    【電話番号】 045(225)7740(ダイヤルイン)
    【事務連絡者氏名】 総務部長 渡邉 眞剛
    【最寄りの連絡場所】 神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目6番2号
    【電話番号】 045(225)7281(ダイヤルイン)
    【事務連絡者氏名】 主計部長 秋山 卓
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 第89期 第90期 第91期 第92期 第93期
    決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
    完成工事高 (百万円) 603,745 510,873 341,952 385,925 315,393
    経常利益又は経常損失(△) (百万円) △3,080 △10,100 △192,998 18,644 8,462
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円) △41,116 6,445 △214,948 12,177 7,993
    包括利益 (百万円) △42,391 3,878 △216,488 14,374 11,847
    純資産 (百万円) 157,125 159,418 △59,154 24,943 36,747
    総資産 (百万円) 461,331 420,337 352,341 385,051 329,583
    1株当たり純資産 (円) 599.83 608.41 △232.13 △182.07 △143.94
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) △158.76 24.89 △830.02 40.94 22.76
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) 15.51 8.20
    自己資本比率 (%) 33.7 37.5 △17.1 6.3 11.0
    自己資本利益率 (%) 4.12 26.28
    株価収益率 (倍) 40.34 5.15 21.01
    営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) △4,375 △34,115 △37,941 △32,217 △20,806
    投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) 10,433 △1,428 778 △7,828 △2,250
    財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) △2,693 △1,468 4,020 89,200 9,478
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 138,889 101,767 68,306 115,932 98,738
    従業員数 (名) 5,367 4,989 5,243 4,662 4,174
    〔外、平均臨時雇用者数〕 〔1,033〕 〔841〕 〔700〕 〔732〕 〔680〕

     (注)1 完成工事高には、消費税等は含まれていません。

    2 第89期及び第91期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載していません。なお、第90期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    3 第89期及び第91期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載していません。なお、第92期の自己資本利益率については、期中平均自己資本がマイナスとなるため記載していません。

    4 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第91期連結会計年度の期首から適用しており、第90期連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっています。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第89期 第90期 第91期 第92期 第93期
    決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
    完成工事高 (百万円) 352,744 286,758 232,977 126,964 136,323
    経常利益又は経常損失(△) (百万円) △5,145 6,968 24,117 29,768 127
    当期純利益 又は当期純損失(△) (百万円) △59,880 12,652 △200,768 36,007 5,436
    資本金 (百万円) 43,396 43,396 43,396 78,396 15,014
    発行済株式総数 (千株) 260,324 260,324 260,324 435,324 435,324
    純資産 (百万円) 99,984 108,473 △92,594 13,584 19,133
    総資産 (百万円) 334,200 312,855 263,911 249,230 247,398
    1株当たり純資産 (円) 386.08 418.87 △357.55 △223.93 △210.61
    1株当たり配当額 (円) 6.00 7.50
    (内1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-)
    1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) (円) △231.22 48.86 △775.26 132.96 12.88
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) 45.87 5.58
    自己資本比率 (%) 29.9 34.7 △35.1 5.5 7.7
    自己資本利益率 (%) 12.14 33.23
    株価収益率 (倍) 20.55 1.59 37.10
    配当性向 (%) 15.4
    従業員数 (名) 1,505 1,495 1,554 1,591 1,591
    〔外、平均臨時雇用者数〕 〔544〕 〔470〕 〔404〕 〔443〕 〔436〕
    株主総利回り (%) 87.8 123.3 33.6 27.2 59.6
    (比較指標:TOPIX(東証株価指数)) (%) (114.7) (132.9) (126.2) (114.2) (162.3)
    最高株価 (円) 933 1,110 1,150 448 531
    最低株価 (円) 611 537 250 192 200

     (注)1 完成工事高には、消費税等は含まれていません。

    2 第89期及び第91期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載していません。なお、第90期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。

    3 第89期及び第91期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載していません。第92期の自己資本利益率は期中平均純資産がマイナスのため、配当性向については、1株当たりの配当額が0のため、記載していません。第93期の配当性向については、1株当たりの配当額が0のため、記載していません。

    4 最高株価及び最低株価は、2019年7月31日までは東京証券取引所市場第一部、2019年8月1日以降は東京証券取引所市場第二部におけるものです。

    2【沿革】

     当社は、1948年1月20日に三菱石油㈱の工事部門が独立して資本金100万円にて創立され、本店事務所を東京都港区に設置しました。当社企業集団の変遷を示せば次のとおりです。

    1950年1月 建設業者登録番号、建設大臣(イ)第1431号として登録。
    1954年8月 横浜市鶴見区に鶴見工場を購入し、化工機製作開始。
    1956年10月 千代田計装㈱を設立。
    1961年10月 東京証券取引所市場第1部に上場。
    1968年9月 本店事務所を横浜市鶴見区に移転。
    1971年2月 千代田シンガポール・プライベート・リミテッドを設立。
    1973年8月 千代田インターナショナル・コーポレーションを設立。
    1973年12月 特定建設業許可番号、建設大臣許可(特-48)第2371号として許可を取得。
    1974年4月 千代田工商㈱を設立。
    1974年6月 千代田マレーシア・センドリアン・ベルハッダを設立。
    1975年6月 千代田ペトロスター・リミテッド(サウジアラビア)を設立。
    1981年1月 アローヘッド・インターナショナル㈱を設立。
    1983年6月 千代田ナイジェリア・リミテッドを設立。
    1986年2月 アローヒューマンリソース㈱(その後㈱アローメイツ)を設立。
    1986年10月 千代田テクノエース㈱、ユーテック・コンサルティング㈱(現・千代田ユーテック㈱)、千代田情報サービス㈱(その後ITエンジニアリング㈱)を設立。
    1989年4月 アロー・ビジネス・コンサルティング㈱を設立。
    1990年3月 千代田タイランド・リミテッドを設立。
    1990年5月 ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシアを設立。
    1994年11月 エル・アンド・ティー・千代田リミテッドを設立。
    1995年2月 シー・アンド・イー・コーポレーション(現・千代田フィリピン・コーポレーション)を設立。
    1997年9月 千代田&パブリック・ワークス・カンパニー・リミテッド(ミャンマー)を設立。
    1999年3月 第三者割当増資を実施。
    2000年11月 新再建計画を策定。
    2001年2月 無償減資を実施。
    2001年3月 第三者割当増資を実施。
    2002年4月 AES事業部を分離独立させ、千代田アドバンスト・ソリューションズ㈱を設立。
    2008年1月 サンライズ・リアルエステート㈱を吸収合併。
    2008年3月 千代田アルマナ・エンジニアリング・エルエルシー(カタール)を設立。
    2008年3月 三菱商事㈱と資本業務提携に関する契約を締結。
    2008年4月 三菱商事㈱を割当先とする第三者割当増資を実施。
    2009年3月 ITエンジニアリング㈱の全株式を取得し、連結子会社化。
    2009年10月 ㈱アローメイツ(その後アローヒューマンリソース㈱)を連結子会社化。
    2010年3月 2011年7月 千代田サラワク・センドリアン・ベルハッダ(マレーシア)を設立。 中鼎工程股份有限公司(台湾)と業務提携。
    2012年9月 2012年10月 本店を横浜市西区に移転。 千代田アドバンスト・ソリューションズ㈱を吸収合併。千代田計装㈱がITエンジニアリング㈱を 吸収合併し、千代田システムテクノロジーズ㈱に商号変更。
    2013年6月 エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)を連結子会社化。
    2014年3月 2014年4月 2018年3月 2018年4月 2019年3月 2019年5月 2019年7月 2019年8月 2020年8月 2020年10月 2021年5月 千代田オセアニア・ピーティーワイ・リミテッド(オーストラリア)を連結子会社化。 千代田ビジネスソリューションズ㈱を設立。 エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)の株式を譲渡し、持分法適用関連会社化。 アローヒューマンリソース㈱が千代田ユーテック㈱及び千代田ビジネスソリューションズ㈱を吸収合併し、千代田ユーテック㈱に商号変更。 エクソダス・グループ・(ホールディングス)・リミテッド(英国)の株式を譲渡し、持分法適用の範囲から除外。 再生計画を策定。 三菱商事㈱を割当先とする第三者割当増資を実施。 東京証券取引所第2部に指定替え。 無償減資を実施。 千代田システムテクノロジーズ㈱のIT事業を、会社分割により新設したTIS千代田システムズ㈱に承継。 再生計画をアップデート。

    3【事業の内容】

    当連結会計年度における当社グループは、当社及び連結子会社19社、持分法適用関連会社5社により構成されています。

    総合エンジニアリング企業グループとして、顧客のニーズを的確に把握し最も効率的な解決方法を提供する機能をビジネスの軸としており、高度先端技術を駆使し、グループ各社の持つ遂行機能を最適に組み合わせ、各社が一体となったオペレーションを展開することにより、時代や社会・地域の要請や顧客のニーズに柔軟に対応しています。なお、事業内容は、「エンジニアリング事業」と「その他の事業」に区分しており、事業の概要は以下のとおりです。また、主要な関係会社は、4〔関係会社の状況〕に記載のとおりです。

    ① エンジニアリング事業(各種プラント、産業用設備のコンサルティング、計画、設計、施工、調達、試運転及び

    メンテナンス等)

    当社は本事業を主要事業としており、各種産業用・民生用設備並びに公害防止・環境改善及び災害防止用設備に関する総合的計画、装置・機器の設計・調達・設置、土木・建築・電気・計装・配管等工事及び試運転等、その他これらに付帯する一切の事業を行っています。

    当社の事業の特殊性は、広範多岐に亘る技術の高度の総合化が要請される近代的産業用設備、とりわけ化学工業設備の建設を、その設計から機器の調達、現場建設、試運転、メンテナンスに至るまで一貫して遂行することにあり、従って、生産方式は受注生産方式をとっています。

    当該事業における各関係会社との関わりは次のとおりです。

    千代田工商㈱(連結子会社)は主に国内のエネルギー・化学関連設備工事及びメンテナンスを、千代田テクノエース㈱(連結子会社)は主に医薬品・研究施設関連工事を行い、当社は施工する工事の一部を上記関係会社へ発注しています。

    千代田システムテクノロジーズ㈱(連結子会社)は主に各種産業用機械設備に関する電気・計装・制御の設計・調達・建設・メンテナンス(含資材供給)及び社会インフラ設備に係る各種事業を行っており、当社は施工する工事の一部を発注しています。

    千代田フィリピン・コーポレーション(連結子会社)、エル・アンド・ティー・千代田リミテッド(持分法適用関連会社)はそれぞれフィリピン、インドにおいて、当社の海外設計拠点として、事業活動を担当しています。

    千代田シンガポール・プライベート・リミテッド(連結子会社)、千代田マレーシア・センドリアン・ベルハッダ(連結子会社)、千代田アルマナ・エンジニアリング・エルエルシー(連結子会社)、千代田タイランド・リミテッド(連結子会社)、ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシア(連結子会社)、千代田&パブリック・ワークス・カンパニー・リミテッド(連結子会社)、千代田サラワク・センドリアン・ベルハッダ(連結子会社)、千代田

    インターナショナル・コーポレーション(連結子会社)、千代田オセアニア・ピーティーワイ・リミテッド(連結子会社)、千代田ペトロスター・リミテッド(持分法適用関連会社)はそれぞれシンガポール、マレーシア、カタール、タイ、インドネシア、ミャンマー、米国、オーストラリア、サウジアラビアにおいて、当社の海外工事遂行拠点として、事業活動を担当しています。

    ② その他の事業

    アロー・ビジネス・コンサルティング㈱(連結子会社)は財務・会計・税務に関するコンサルティングを行っており、当社は経理業務を委託しています。

    千代田ユーテック㈱(連結子会社)はエネルギー・環境全般の技術的コンサルティング事業、人材派遣業、アウトソーシング事業等を行っており、当社は各種コンサルティングを発注し、また技術者及び事務系社員の派遣業務を委託しています。

    ㈱PlantStream(持分法適用関連会社)は空間自動設計システム「PlantStream®」の開発・販売を行っており、当社はライセンスを購入しています。

    TIS千代田システムズ㈱(持分法適用関連会社)は統合ITシステムのコンサルティング・開発・運用等を行っており、当社は主にシステム・ソフトウェアの開発、コンピュータ管理・情報システムの運用・管理業務を委託しています。

     以上述べた関係を事業系統図によって示すと、次のとおりです。

    <事業系統図>

    4【関係会社の状況】

    (1)連結子会社

    会社の名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
    千代田工商株式会社 横浜市 150百万円 エンジニアリング事業 100 当社の国内工事部門及びメンテナンス等を担当しています。当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・有 (注)3
    千代田システムテクノロジーズ 株式会社 横浜市 334百万円 エンジニアリング事業 100 当社の電気・計装関連の設計、工事を担当しています。当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・有 (注)3
    千代田テクノエース株式会社 横浜市 300百万円 エンジニアリング事業 100 当社の医薬品・国内石油施設の土木建築関連工事を担当しています。当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・有 (注)3
    アロー・ビジネス・コンサルティング株式会社 横浜市 50百万円 その他の事業 100 当社の経理業務を担当しています。 役員の兼任・・・無
    千代田ユーテック株式会社 横浜市 66百万円 その他の事業 100 当社のエネルギー・環境全般の技術的コンサルティング事業、人材派遣業、アウトソーシング事業等を担当しています。 役員の兼任・・・無
    千代田シンガポール・プライベート・リミテッド シンガポール 13百万シンガポールドル エンジニアリング事業 100 各種産業用設備の設計、工事を担当しています。また、当社は同社に貸付を実施しています。 役員の兼任・・・無 (注)6
    千代田フィリピン・コーポレーション フィリピン 151百万フィリピンペソ エンジニアリング事業 100 各種産業用設備等の設計業務を担当しています。 役員の兼任・・・無
    千代田インターナショナル・コーポレーション 米国 テキサス州 339百万米ドル エンジニアリング事業 100 米国にて受注した各種産業用設備の設計・工事を担当しています。また、当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・無 (注)6、7、8
    ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシア インドネシア 55百万 米ドル エンジニアリング事業 100 (0.03) 千代田シンガポール・プライベート・リミテッドが0.03%出資しており、受注したインドネシアにおける各種産業用設備の工事を担当しています。また、当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・無 (注)6、7、9
    千代田&パブリック・ワークス・カンパニー・リミテッド ミャンマー 5.5百万 米ドル エンジニアリング事業 60 ミャンマーにて受注した各種産業用設備の工事を担当しています。 役員の兼任・・・無
    会社の名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
    千代田マレーシア・センドリアン・ベルハッダ マレーシア 1百万マレーシア リンギット エンジニアリング事業 100 (79.5) 当連結会計年度において株式取得により当社子会社となったワルガタラフ・センドリアン・ベルハッダが78.5%、千代田シンガポール・プライベート・リミテッドが1%出資しており、マ レーシアにて受注した各種産業用設備の設計、工事を担当しています。 役員の兼任・・・無
    千代田タイランド・リミテッド タイ 4百万タイバーツ エンジニアリング事業 82 (16) 千代田シンガポール・プライベート・リミテッドが16%出資しており、タイにて受注した各種産業用設備の設計、工事を担当しています。 役員の兼任・・・無
    千代田アルマナ・エンジニア リング・エルエルシー カタール 4.5百万カタールリヤル エンジニアリング事業 49 カタールにて各種産業用設備のメンテナンス・改修業務を担当しています。また、当社は同社に債務保証を実施しています。 役員の兼任・・・無 (注)6、10
    千代田サラワク・センドリアン・ベルハッダ マレーシア 118百万 マレーシア リンギット エンジニアリング事業 100 マレーシアにて受注した各種産業用設備の設計、工事を担当しています。 役員の兼任・・・無 (注)7
    千代田オセアニア・ ピーティーワイ・リミテッド オーストラリア 2.5百万豪ドル エンジニアリング事業 100 オーストラリアにて受注した各種産業用設備の設計、工事を担当しています。 役員の兼任・・・無

     他 連結子会社4社

    (注)1  議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で、内数です。

      2  上記連結子会社はいずれも有価証券報告書提出会社ではありません。

      3  キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入し、当社との間で資金の借入れを行っています。

      4  当連結会計年度において、アローヘッド・インターナショナル㈱は清算結了したため、連結の範囲から除外しています。

      5  当連結会計年度において、ピー・ティー・スル・アーディ・エンジニアリングの株式を全部売却したため、連結の範囲から除外しています。

      6  千代田シンガポール・プライベート・リミテッド、千代田インターナショナル・コーポレーション、ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシア及び千代田アルマナ・エンジニアリング・エルエルシーは債務超過の状況にあり、債務超過の額はそれぞれ2,404百万円、34,282百万円、21,364百万円、2,989百万円となっています。

      7  特定子会社に該当しています。

      8  千代田インターナショナル・コーポレーションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

         主要な損益情報等   (1)売上高     108,694百万円

                    (2)経常利益   △10,903百万円

                    (3)当期純利益   △9,411百万円

                    (4)純資産     △34,282百万円

                    (5)総資産     40,696百万円

      9  ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシアについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を越えています。

         主要な損益情報等   (1)売上高      34,481百万円

                    (2)経常利益     14,920百万円

                    (3)当期純利益    12,531百万円

                    (4)純資産     △21,364百万円

                    (5)総資産     14,662百万円

      10  議決権の所有割合は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものです。

    (2)持分法適用関連会社

    会社の名称 住所 資本金 事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
    千代田ペトロスター・リミテッド サウジアラビア 7百万サウジリヤル エンジニアリング事業 49 サウジアラビアにて受注した各種産業用設備の設計、工事を担当しています。 役員の兼任・・・無
    エル・アンド・ティー・千代田リミテッド インド 90百万インドルピー エンジニアリング事業 50 海外の各種産業用設備等の設計業務を担当しています。 役員の兼任・・・無
    株式会社PlantStream 日本 100百万円 その他の事業 50 空間自動設計システム「PlantStream®」の開発、販売を担当しています。 役員の兼任・・・無
    TIS千代田システムズ株式会社 日本 100百万円 その他の事業 34 当社の統合ITシステムのコンサル ティング・開発・運用等を担当しています。 役員の兼任・・・無

     他 持分法適用関連会社1社

    (3)その他の関係会社

    会社の名称 住所 資本金 事業の内容 議決権の 被所有割合(%) 関係内容
    三菱商事株式会社 (注) 東京都千代田区 204,447百万円 天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開。 33.57 資本業務提携関係

    (注) 有価証券報告書を提出しています。

    5【従業員の状況】

    (1) 連結会社の状況

    2021年3月31日現在
    セグメントの名称 従業員数(名) 合計(名)
    エンジニアリング事業 3,479(677) 4,174(680)
    その他の事業 695(3)

      (注) 1 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)です。

        2 従業員数欄の(  )内は、臨時従業員(当社グループにて就業する契約社員、派遣社員、その他業務委託者等の人数。但し、嘱託及び当社グループの建設現場等グループ各社の本社事務所以外で就業する者は除く)の年間平均雇用人員を、外数で記載しています。

    (2) 提出会社の状況

    2021年3月31日現在
    セグメントの名称 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
    エンジニアリング事業 1,591 (436) 41.4 12.9 9,203

      (注) 1 従業員数は、執行役員、顧問・参与・フェロー並びに外国人・期限付嘱託及び当社から他社への出向者を除き、嘱託及び他社から当社への出向者を含む就業人員です。

    2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

    3 従業員数欄の(  )内は、臨時従業員(当社にて就業する契約社員、派遣社員、その他業務委託者等の人数。但し、当社の建設現場等、本社事務所以外で就業する者は除く)の年間平均雇用人員を外数で記載しています。

    4 提出会社において、その他の事業に従事する従業員はおりません。

    (3) 労働組合の状況

     労使関係については、特に記載すべき事項はありません。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

     当社は、2019年5月9日開催の取締役会において、第三者割当による優先株式発行及び資金の借入に関して決議し、三菱商事㈱及び㈱三菱UFJ銀行との間で、同日付で再生支援の枠組みについての基本合意書及び三菱商事㈱との間で株式引受契約書を締結し、財務及び事業基盤の強化を実現するとともに、新たな中期経営計画「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」を策定しました。その後の、脱炭素化社会・水素社会への移行の加速、LNG(液化天然ガス)を含む低炭素エネルギー及び再生可能エネルギーの更なる普及といった当社を取り巻く事業環境の大きな変化や、そのような変化を捉えた重要顧客の戦略見直し及び当社にとっての新たな市場機会の成長を踏まえて、2021年5月7日開催の取締役会においてアップデートをし、既存事業の深化と新規事業探索・深耕の双方を進めることとしています。

     当社グループが遂行中の大型案件については、キャメロンLNGの全系列が商業運転を開始し、タングーLNG案件、米国ヨセミテ・エチレン案件、米国ゴールデンパスLNG案件では、それぞれ完工に向けて建設工事を鋭意遂行中であり、カタール国 North Field East LNG輸出基地案件(NFEプロジェクト)では、設計業務が本格化しています。

     一方、フロンティアビジネス本部では、「クリーンテックをコアとした炭素循環ビジネス」、「分散化・データ時代のユーティリティビジネス」そして「未解決の技術課題へのソリューションをコアとした医薬・ライフサイエンスビジネス」を3つの事業の柱として掲げています。同本部では、主として当社独自技術に基づく水素チェーン事業の商業化、二酸化炭素を有価物資源として有効活用する当社及び他社技術の商業化、分散化した電源と多様化したエネルギー需要を当社知見とデジタル技術で結びつけて最適なエネルギーをサービスとして提供するシステムとビジネスモデルの構築、そして、再生医療発展の鍵となる細胞培養工程に関わる新技術の商業化などを進めています。

     デジタルトランスフォーメーション本部においても、自らAI技術・データ解析への造詣を深め、人財も育成しながら、もともと当社の持つプラントエンジニアリングの技術・知見と融合させる形で、主に石油・ガス業界におけるプラント操業の最適化・自律化に貢献するデジタルプロダクトを創り出しています。また、当社グループ自身のIT基盤も、時代に見合った速度で成長と進化をさせるため、当社子会社の千代田システムテクノロジーズ㈱のIT部門を分社化のうえ、IT大手のTIS㈱との共同事業を開始しました。さらに、プラント空間設計の業務効率化に向けて、当社が持つプラントエンジニアリングの経験、設計思想と、㈱Arentが持つCAD技術、最適化技術とを融合させ、世界中のプ

    ラントオーナーやEPC(設計・調達・建設)コントラクターなどに向けて新たなシステムを提案する新会社

    ㈱PlantStreamを設立し、折半出資での共同運営を開始しました。

     人財の高度化・拡充については、人財開発に係る統一的な指針としての人財開発基本方針を策定し、同方針を基に、業務遂行力と組織経営力を兼ね備えた人財集団を組成し、中長期視点から全体最適での人財開発を実現するための人事制度の改定を進めています。

     また、再生計画の実現に向け、社員一人ひとりの仕事への意識変革を目的に、責任感、社会価値、リスクマネジ

    メントや人財の価値といった、日頃の個々人の行動指針となる新たな基本理念を定めるとともに、多面的なアプローチによりこれを浸透させ、企業文化を内側から変革し、自発的・自律的・永続的な成長の実現を目指しています。

     当社グループを取り巻く環境として、新型コロナウイルス感染症の拡大については、いまだ収束の目処が立っていませんが、当社グループ従業員及び関係先の健康と安全を最優先としつつ、顧客や業務委託先等との面談の制約、調達品の製作及び輸送の遅れ、工事監督者の派遣や現場作業者の動員への制限等、遂行中案件への影響を最小限に抑えるべく、顧客や業務委託先等と協議を行いながら対応を進めています。

    2【事業等のリスク】

     当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項、及びそれらへの対応は以下のとおりです。

     当社グループは、これら事項の発生の可能性を認識したうえで、発生の低減に注力するとともに、発生した場合にはその影響を最小限に抑えるべく可及的速やかな対応に努めています。

     なお、以下記載事項については、当連結会計年度末現在において認識したものです。

    (a)新型コロナウイルス感染症拡大のリスク

     新型コロナウイルス感染症の拡大については、いまだ収束の目途が立たず、人の移動や物流の制約が世界各地で広がっている状況です。

     当社グループ従業員及び関係先の健康と安全を最優先としつつ、顧客や業務委託先等との面談の制約、調達品の製作及び輸送の遅れ、工事監督者の派遣や現場作業員の動員への制限、外国人技術者の国内現場への招聘等、遂行中案件への影響を洗い出し、必要な対応を速やかに取ったうえで、費用増加や納期遅延の負担について、顧客や業務委託先等との間で協議を開始しています。また、同リスクの先行き不透明感により、当社の顧客による投資計画の見直しの動きが幅広く見られるため、当社の受注計画にも少なからず影響が生じることは避けられないとの認識に基づき、状況分析に努めています。加えて、状況の変化に適宜対処するために、社内に専門タスクを設置すると共に、情報共有を実施しています。

    (b)景気動向、経済・社会・政治情勢の変動による影響

     新型コロナウイルス感染症の拡大以外でも、世界的な景気動向や社会・政治情勢の変化、保護貿易・経済制裁・国交の状況、各国のエネルギー政策の転換、原油・LNG・金属資源価格の市場動向等により、顧客の投資計画に中止・延期や内容の変更が発生する、あるいは顧客の財務状況が悪化する等、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。

     当社グループでは、取引にあたり、経済・社会情勢の変動を注視しつつ受注活動を行うとともに、顧客・取引先とのリスクの最適な分担を図っています。さらに、取引先の状況等の調査を十分に行い、取引の可否、取引条件の確認や代替取引先の確保を行う等、これらのリスクの回避・影響の最小化に努めています。

    (c)地震等の自然災害、テロ・紛争等の不可抗力

     地震、地球的気候変動による大規模降雨・洪水等の自然災害やテロ・紛争等の不可抗力の発生により、工事従事者の生命への危険、機器資材の工事現場への搬入遅延、現場工事の中断等、遂行中案件の工事現場あるいは国内外の事業所において直接的又は間接的な損害発生の可能性があります。

     当社グループでは、人命第一と安全確保を最優先に考えた常なる備えとして、危機管理セクションを設置し情報の収集・分析を行うとともに、刻々と変化する危険地域の状況を把握し、適切な対策を講じるためにセキュリティコンサルタントを雇用するなど、危機管理組織を強化しています。有事の際には緊急対策本部を立ち上げ、顧客等関係先と迅速に情報共有するとともに、適時に適切な対応策を実施することで、これらの危機事象発生に伴う影響を最小限に留めるよう有事対応の手順を定めています。さらに、大規模地震等を想定したBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を策定し、災害発生時には即時の安否確認・スムーズな初動対応・優先業務が立ち上げられるよう、平時から訓練を重ねることで事業継続力の向上に取り組んでいます。

    (d)機器資材費の高騰

     プラント建設では契約見積時と遂行発注時にタイムラグが生じるため、一括請負契約において、機器資材の価格が予想を超えて高騰するリスクに曝されています。特にプラント建設で主要部分を占める鉄鋼製品の価格は原材料である原料炭と鉄鉱石の価格の変動に大きく影響を受けます。さらに、銅・ニッケル・アルミニウム・亜鉛などの市場価格の変動は予想し難いものです。

     当社グループでは、これらのリスクを回避し影響を最小化するために、市場動向の調査に加え、世界各地からの購入先の分散を図るなどの調達先の多様化、競争環境の維持、機器資材の早期発注、有力な業者との協力関係構築などの対策を講じています。

    (e)工事従事者・機器資材の確保困難

     プラント建設では、建設工事に必要な工事従事者などの人的資源の確保、工事に要するインフラ確保や機器資材の調達が計画どおりに進まないことにより、工程遅れが生じ、その回復のために追加費用を投入する場合があります。

     当社グループでは、国内、及び海外においては労働力の逼迫する国や気候の過酷な地域での工事において、想定を超える工事コストの高騰リスクに対し、モジュール工法の採用など建設手法の工夫や有力な工事業者・機器資材供給業者との協力関係を基礎にして、これらのリスクの回避及び顕在化した場合の影響の最小化を図っています。また、新型コロナウイルス感染症以外の世界的な感染症や疫病の影響やストライキ等により工事中断を余儀なくされた場合には、顧客や現地関係機関と連携して適切な対応を取り、影響の最小化を図っています。

    (f)プラント事故

     当社グループが建設中の又は建設したプラントに、何らかの原因によって爆発や火災などの重大事故が発生し、その原因が当社グループの責任と判断された場合は、損害賠償責任の負担等により業績に影響を及ぼす可能性があります。

     当社グループでは、このような不測の事態が発生しないよう、計画時の安全設計、建設現場での無事故・無災害を最優先に品質管理・工事安全管理等について万全を期すことはもとより、適切な保険の付保、損害の負担にかかわる顧客との合理的な分担を定めた契約条件の獲得などによりこれらのリスクの回避・影響の最小化を図っています。なお、当社グループでは工事安全を確保するためのあらゆる取り組みを“C-Safe”(Chiyoda's Safety Culture=安全を見つめる真摯な眼差し)と名付け、その旗印のもと安全文化の醸成に弛まぬ努力を注いでいます。

    (g)為替レートの変動

     海外向け工事では、機器資材調達や下請工事代金の決済が顧客から受領する対価と異なる通貨で行われる場合があるため、為替レートの変動は業績に影響を与える可能性があります。

     当社グループでは、支出を予定する複数の通貨での工事代金受領や、為替予約の手当によって為替レート変動のリスクを回避し、影響を最小化するよう努めています。

    (h)コンプライアンス違反

     国内外でプラント建設を行うにあたり、当社グループの本社・子会社・事務所及び建設施行地が所在する国々・地域の法令・規制に各々従う必要があります。それら法令・諸規制に違反する行為、若しくは疑義を持たれる行為が万が一発生した場合には、プロジェクトの遂行や事業の運営に多大な影響を与える可能性があります。

     当社グループでは、これら違反の防止、疑義を持たれる事の回避のため、集合研修やe-ラーニング等の継続的な社員教育を通じ、人権尊重や贈賄疑念防止を含めて、事業遂行にかかる最新の法令・諸規制やルール等を遵守することの周知徹底を図るとともに、常に国内外の関係当局や顧客をはじめとするステークホルダーの動向をタイム

    リーに把握するよう努めています。加えて、CCO(Chief Compliance Officer:チーフ・コンプライアンス・オフィ

    サー)を委員長とし各本部長を委員とするコンプライアンス委員会、及びCCOを委員長としグループ各社社長を委員とするグループ会社コンプライアンス連絡会を設置し、コンプライアンスへの対応を確実に業務プロセスへ取り

    込んでいます。

    (i)情報セキュリティへの脅威

     当社グループは、事業の遂行に必要な顧客や取引先情報を多数管理しているほか、技術・営業・その他事業に関する秘密情報を保有しています。多くの基幹業務や商取引がITシステムを駆使して世界中の拠点で行われていますので、コンピューターウイルスの感染や外部からの不正アクセス、関係者を騙る標的型詐欺メール、サイバー攻撃などの不測の事態により、システム障害、秘密情報の漏洩、サイバー詐欺被害、重要な事業情報の滅失等が発生して当社の事業へ影響を与える可能性があります。

     当社グループでは、本社はもとより主なグループ会社でISMS認証を取得して、定期的な教育や監査等の情報セ

    キュリティマネジメントを徹底し、これらのリスクの回避・影響の最小化に努めています。

    (j)事業投資にかかわる損失

     当社グループは、新会社の設立や既存の会社の買収等の事業投資を行うことがあります。その事業投資において多額の資本拠出や投資先に対する貸付・保証等の信用供与を行う場合がありますが、事業環境の変化等により、投資先の収益が当初計画どおりに上がらない、業績の停滞等に伴い投資にかかわる損失が発生する、又は投融資の追加が必要となる事態に直面する、などのリスクがあります。

     当社グループでは、社内基準やルールに基づき事前検討を十分に行うことに加えて、損失リスクに相応する当社グループの財務許容力を慎重に見極めたうえで投資の可否を決定しています。さらに実行後は投資先の事業計画の進捗をモニタリングしつつ、必要に応じて要員、資金等の各種支援を行うことにより、損失の回避や軽減に努めています。

    (k)イクシスLNGプロジェクトに関するリスク

     当社グループと日揮ホールディングス㈱(以下「日揮」という)及び米国KBR社(以下「KBR」という)で設立したジョイントベンチャー(以下「JKC」という)は、2012年にIchthys LNG Pty Ltd (以下この項目において「顧客」という)から液化天然ガス等の生産設備にかかわる設計・調達・建設役務(以下「本プロジェクト」という)を受注し、プラント設備の引き渡しを既に完了しています。

     しかしながら、以下に記載のとおり顧客及び一部のサブコントラクターとの間で協議中や仲裁中の事項があり、仮にJKCにとって不利な結果や裁定に至った場合には、工事債権及び立替費用の一部が回収不能になるなど、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

    ① 顧客と協議中又は係争中の事項

     業務範囲の増加等に伴って発生した工事費用に対する契約金額の調整及び精算金額の範囲について、顧客との協議が継続されている事項や仲裁の対象となっている事項があります。

     上記の精算金額のうち、現場工事のサブコントラクト追加費用の一部については、合意に至るまでの暫定措置として、顧客がJKCに資金提供を行う代わりにJKCは現場工事を止めない旨を定めた証書を2016年12月に締結し、資金提供が実行されました。その後JKCは、当該追加費用が契約上精算費用の対象として顧客が負担すべきものであり、証書による資金提供を費用の正式な支払いとして認めることを求める仲裁を提起していましたが、2020年12月初旬に、仲裁廷は、追加費用が契約上の精算費用の対象であるか否かにつき個別具体的な審理を要するため、現時点では精算費用の対象であるとの認定は行えないとする部分判断を下しました。当該部分判断を受け、顧客は証書により提供された資金について一旦全額返却することをJKCに求め、2021年1月中旬には、親会社保証状を提出しているJKCの親会社である当社、日揮及びKBRに対し、当該保証状に基づく支払請求を行いました。これに対しJKCは、証書に定める提供資金の精算手続きに則るよう顧客に求めていましたが、2021年4月中旬、顧客は日揮に対して、親会社保証状の履行による代位弁済を求める旨の訴訟を提起しました。これを受けて2021年6月上旬、被告である日揮より当社に対して本訴訟に係る訴訟告知が行われました。当社は、本訴訟の結果次第では日揮及びKBRとの契約に基づく責任分担割合に従って責任を負う可能性があるという利害関係を有していることから、当該告知を受けて本訴訟に対して補助参加人として訴訟参加します。

    ② サブコントラクターと係争中の事項

     JKCは、本プロジェクトの一部であるコンバインドサイクル発電設備(Combined Cycle Power Plant、以下「CCPP」という)の設計・建設を、General Electric Company、General Electric International, Inc.、並びにUGL Engineering Pty Limited及びCH2M Hill Australia Pty. Limitedの4社で組成されるコンソーシアム(以下「コンソーシアム」という)に固定金額契約で発注しました。

     しかし、コンソーシアムは、当該役務の遂行途中で契約を一方的に破棄し、JKCの許可なく現場から撤退するとともに、撤退前の事象に係る追加費用の支払いも求めて仲裁手続きに入りました。この状況を踏まえ、JKCは顧客に対する履行義務を果たすべく、コンソーシアムに代わるサブコントラクターを起用し、建設費用を立て替えてCCPPの建設を遂行する一方、コンソーシアムに対してJKCが立て替えている当該建設費用の負担を求めて反訴しています。

    3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

     経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。

     文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2021年6月23日)現在において判断したものです。

    <経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容>

     当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりです。

    (1)財政状態及び経営成績の状況

     当連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症の拡大とそれに伴う世界経済の停滞が続いており、持ち直しの動きがみられるものの、先が見通せない状況が今後も続くと見込まれます。

     こうした状況の中、当社グループは、従業員及び関係先の健康と安全を最優先し、顧客と協力して必要な対応を速やかにとりながら手持ちプロジェクトを遂行しています。

     中期経営計画「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」に即して、引き続きプロジェクトの全ステージにおけるリスクマネジメントを徹底するとともに、2020年4月にエネルギープロジェクト事業統括下に建設本部を設立して工事及びコミッショニングの機能の強化を図り、EPC遂行管理力の強化を進めています。財務面では、2020年6月に開催した株主総会において決議された資本金及び資本準備金の額の減少、並びに剰余金の処分により、当社単体の累積損失(2020年3月末現在1,354億94百万円)を解消し、財務体質を改善しました。人財の高度化・拡充については、人財開発に関わる統一的な指針として人財開発基本方針を策定し、業務遂行力と組織経営力を兼ね備えた人財の開発を進めています。

     さらに、2020年4月に健康経営宣言を制定し、従業員の健康保持・増進のための施策を実行するとともに、働き方改革の推進により、生産性の向上を図っています。

     当社は中期経営計画で脱炭素化社会への移行を成長の機会と捉え、その実現に向けた様々な取り組みを経営の重点施策に位置付けてきました。2020年12月に発表された日本政府のグリーン成長戦略により、脱炭素化社会を目指す機運はさらに高まっています。当社はグリーンエネルギーや地球環境分野のビジネス展開及びデジタルトランスフォーメーションを加速し、「エンジニアリング価値の再定義」の取り組みを進めながら、持続的な成長に向けて事業ポートフォリオと収益構造の変革を進めています。

     当連結会計年度における業績は、次のとおりです。

    (受注工事高)

     受注工事高は、前連結会計年度比399.8%増の8,988億34百万円となりました。なお、当連結会計年度末受注残高は1兆1,260億72百万円となりました。受注工事高の概要は、「主たる事業セグメントであるエンジニアリング事業の概況」に記載のとおりです。

    (完成工事高)

     完成工事高は、前連結会計年度比18.3%減の3,153億93百万円となりました。完成工事高の概要は、「主たる事業セグメントであるエンジニアリング事業の概況」に記載のとおりです。

    (完成工事総利益)

     完成工事総利益は、新型コロナウイルス感染病の拡大が想定以上に長引いたこと、新規案件のいくつかで最終投資決定が遅れたこと、進捗が不透明な案件の資産化見積費用を追加償却したこと等により、前連結会計年度の完成工事総利益428億23百万円に対し、完成工事総利益200億61百万円となりました。また、完成工事総利益率は前連結会計年度の11.1%から4.7ポイント減少し6.4%となりました。

    (販売費及び一般管理費)

     販売費及び一般管理費は、中期経営計画「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」に掲げた固定費削減施策の着実な遂行により、前連結会計年度に比べ29億87百万円減少し130億46百万円となりました。また、販売費及び一般管理費比率は前連結会計年度の4.2%から0.1ポイント減少し4.1%となりました。

    (営業利益)

     営業利益は、完成工事総利益と同様の理由により、前連結会計年度に比べ197億74百万円減少し70億15百万円の営業利益となりました。

    (営業外収益・営業外費用)

     営業外収益及び営業外費用は、前連結会計年度の81億44百万円の費用超過に対し、14億47百万円の収益超過となりました。これは、前連結会計年度では101億92百万円の為替差損を計上したのに対し、当連結会計年度は8億20百万円の為替差益を計上したことが主因です。

     また、受取利息・受取配当金から支払利息を差し引いた金融収支は、前連結会計年度の21億23百万円の入金超過に比べ16億40百万円減少し4億83百万円の入金超過となっています。持分法による投資損益は、前連結会計年度の3億61百万円の投資利益に比べ、当連結会計年度は33百万円の投資利益となりました。

    (経常利益)

     経常利益は、営業外収益が収益超過となったものの、完成工事総利益と同様の理由により、前連結会計年度に比べ101億82百万円減少し84億62百万円となりました。

    (特別利益・特別損失)

     特別利益においては、当社グループ関連会社を清算したことに伴う関係会社株式売却益4億13百万円が生じています。特別損失においては、当連結会計年度は計上していません。

    (法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額)

     税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ101億74百万円減少し88億76百万円の利益となりました。

     法人税、住民税及び事業税は、一部の海外子会社において、税制改正による法人税等の還付を見込んだこと等により8億48百万円、法人税等調整額は33百万円となり、前連結会計年度に比べ61億33百万円の減少となりました。

    (親会社株主に帰属する当期純利益)

     親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ41億84百万円減少し79億93百万円の親会社株主に帰属する当期純利益となりました。

    報告セグメントであるエンジニアリング事業の分野別概況は、次のとおりです。

    [エネルギー分野]

    (LNG・その他ガス関係)

     海外では、カタール、米国、インドネシア、ナイジェリアでLNGプラントのEPC(設計・調達・建設)業務を遂行中です。カタールでは年産800万トンのLNGプラント4系列の増設案件であるNFEプロジェクトを受注し、設計業務を開始しました。米国では、キャメロンLNGプロジェクトは全系列において商業生産を開始しています。

    ゴールデンパスLNGプロジェクトではEPC業務を遂行中です。ナイジェリアのLNGプロジェクトではパートナーが実施する設計のレビューなどの技術的なサポート業務を遂行中です。その他ガス分野では、カタールの当社グループ会社がLNG・ガス処理プラントの改造・改修案件に係る複数の業務を遂行中です。

     国内では、当社が建設したLNG受入基地の増強・改造・改修や火力発電所向けガス供給設備の新設、地震・津波災害対策工事等のEPC業務を遂行中です。

     当連結会計年度の受注工事高は7,860億20百万円(前連結会計年度比1014.4%増)となり、完成工事高は1,161億14百万円(同36.9%減)となりました。

    (石油・石油化学・金属分野)

     海外では、米国メキシコ湾岸でエチレン生産プラントのEPC業務、マレーシアで残油流動接触分解装置のEPCC(設計・調達・建設・試運転)業務を遂行中です。

     国内では、石油会社向けに、製油所の競争力強化、設備更新及び船舶燃料硫黄分規制への対策を目的とした既設設備改修工事、耐震補強等の国土強靭化基本法対応の検討業務などを遂行中です。

     金属資源分野においては、国内にてポリプロピレン重合用触媒製造工場のEPC業務を遂行中です。引き続き需要が堅調である金属資源分野における受注拡大に向けて取り組んでいきます。

     当連結会計年度の受注工事高は511億80百万円(同19.6%減)となり、完成工事高は1,237億40百万円(同3.8%減)となりました。

    [地球環境分野]

    (医薬・生化学・一般化学関係)

     医薬・生化学分野では、塩野義製薬㈱向け遺伝子組換えタンパク質によるワクチン原薬製造設備は1ラインを完工しました。引き続き更に1ラインの増設及び付帯設備のEPC業務を遂行中です。さらに、バイオ医薬品原薬製造工場の基本設計業務を遂行中です。医薬品合成原薬製造設備は完工しました。EPC業務以外では、シオノギファーマ㈱と医薬品原薬・中間体の連続生産技術の開発・検討を協力して進めています。

     一般化学分野では、高機能材製造設備及び水素化石油樹脂生産設備を完工しました。また、カーボンリサイクル技術の確立に向けて、産学官連携でCO2の回収・資源化やCO2を原料とするパラキシレン製造についての研究開発に取り組んでいます。さらに、顧客の廃プラスチックのリサイクル事業について基本設計業務を遂行しています。

     植物工場分野では、業界における大手生産・運営事業者であるMIRAI㈱と業務提携による体制強化を図り、商業設備の導入推進に取り組むとともに、カタール大学向けに実証設備納入業務を遂行中です。

     当連結会計年度の受注工事高は501億48百万円(同163.4%増)となり、完成工事高は267億18百万円(同7.2%増)となりました。

    (環境・新エネルギー・インフラ関係)

     環境分野では、インドで環境規制強化により石炭火力発電所への排煙脱硫設備の導入が進む中、当社のCT-121排煙脱硫プロセスが複数の案件に活用されています。

     国内では、火力発電所の燃焼廃ガスからCO2を分離・回収・貯蔵する(CCS)実証設備のEPC業務を完了し運転継続中です。また、石炭火力発電所向けの排煙脱硫設備のEPC業務を遂行中です。

     新エネルギー分野では、世界最大級の蓄電池システム建設、複数の太陽光発電設備(メガソーラー)建設、木質ペレットを燃料とする国内最大級のバイオマス発電所建設に係るEPC業務を遂行するとともに、今後大きな

    マーケットが予測される洋上風力発電分野への参入を検討しています。

     炭素循環社会実現に向けた取り組みを一層強化するため、2020年12月に当社、三菱商事㈱、米国Blue Planet社の3社で協業契約を締結し、排ガス等に含まれるCO2を原料にして、コンクリート原料である骨材を製造する技術の開発とその事業化を推進します。

     「次世代水素サプライチェーンの事業化に向けた実証プロジェクト」は、2020年12月に実証運転を完了し、当社のSPERA水素技術(MCH-LOHC法)の商業規模へのスケールアップが可能であることを実証しました。今後、需要拡大に見合うコスト低減を一層図り、2020年代半ば以降の準商用化や商用化を通して、2050年を目標にしたカーボンニュートラルに貢献していきます。この取り組みの一環として、「中部圏水素利用協議会」に参画、中部圏における水素の需要拡大と安定的な利用のためのサプライチェーン構築を目指し、水素の大規模利用の可能性検討を開始しています。また、シンガポールでは当社技術の安全性が高く評価され、三菱商事㈱と当社はシンガポールの民間5社と当社技術を用いた水素の輸入利用・事業化の検討を継続して推進しています。

     当連結会計年度の受注工事高は65億4百万円(同67.0%減)となり、完成工事高は440億66百万円(同11.1%増)となりました。

    [デジタル技術革新分野]

     デジタルトランスフォーメーション分野では、革新的デジタルプロダクト展開、デジタルEPC推進、業務プロセス革新の3つの取り組みを進めています。

     革新的デジタルプロダクト展開では、エンジニアリングの知見とデジタルAI技術を融合させ、顧客のプラントの資産価値を最大化するための高度デジタルプロダクトを開発し、EFEXIS®ブランドで提供しており、国内外のプラントで導入を進めています。

     デジタルEPC推進では、EPC遂行管理力の進化に向けて、AWP(Advanced Work Packaging)適用のためのシステムを開発し、遂行プロジェクトに順次適用しています。また、当社がエンジニアリング事業で培った知見及びプラント空間設計の基本思想と㈱ArentのCAD技術・最適化技術を融合させて、プラントの基本設計業務のうち空間設計にかかる工程の80%程度を削減し、従来の約5倍の速度で三次元モデルの作成を可能とする革新的な設計システムを開発しました。このシステムをプラントエンジニアリング業界に提案するため、2020年8月に当社及び㈱Arentの共同出資により㈱PlantStreamを設立し、世界中のプラントオーナーやEPCコントラクターなどへの販売を進めています。

     業務プロセス革新では、デジタルAI技術を活用し20%の業務効率改善を目指す活動「Target20」により全社デジタル化を推進しています。また、当社子会社の千代田システムテクノロジーズ㈱のIT部門を分社化のうえ、IT大手のTIS㈱との共同出資会社であるTIS千代田システムズ㈱を2020年10月1日に設立し、当社グループのIT基盤を強化しています。

     経営成績に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項、及び、それらに対する対応については、2.事業等のリスクに記載しています。

     現在は1兆1,260億円程度の受注残高を抱えており、カタール、米国、インドネシアで遂行中のLNG等のプロジェクトのほか、手持ち工事を着実に遂行していきます。

     新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を最小限に抑えるべく顧客や業務委託先等と協議を行いながら対応を進めるとともに、2021年5月に公表した「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」のアップデートでも言及しているとおり、脱炭素社会への移行加速や石油ガス業界の急激な変革進行への対応、再生可能エネルギー分野及び医薬ライフサイエンス分野等の更なる強化、並びにデジタル徹底活用による全社事業変革を強力に押し進めていきます。

     また、当社グループは、従業員が心身ともに健康を保持して能力を最大限に発揮することが、当社グループの経営理念達成や競争力の向上に不可欠であると考え、人財たる従業員を支えるため、健康経営に取り組みます。

    (2) 生産、受注及び販売の実績

     ① 受注実績

    事業部門の名称 前連結会計年度 (自 2019年4月1日   至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日   至 2021年3月31日)
    受注高 受注残高 受注高 受注残高
    金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) <前年同期比> 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%)
    1 エンジニアリング事業 179,056 99.6 811,847 100.0 898,125 99.9 1,126,072 100.0
    (   1,579) < 401.6%増> (△269,216)
    エネルギー 分野 (1) LNGプラント関係 65,196 36.2 435,962 53.7 782,809 87.1 956,187 84.9
    (   6,186) <1,100.7%増> (△159,601)
    (2) その他ガス関係 5,334 3.0 14,181 1.7 3,210 0.3 6,032 0.5
    (    △12) <  39.8%減> (     △84)
    (3) 石油・石油化学   ・金属関係 63,673 35.4 242,946 29.9 51,180 5.7 59,601 5.3
    ( △3,215) <  19.6%減> (△108,929)
    地球環境 分野 (4) 医薬・生化学   ・一般化学関係 19,042 10.6 20,064 2.5 50,148 5.6 43,285 3.9
    (   1,931) < 163.4%増> (    △207)
    (5) 環境・新エネルギー   ・インフラ関係 19,728 11.0 96,583 11.9 6,504 0.7 58,755 5.2
    (   △208) <  67.0%減> (    △266)
    (6) その他 6,079 3.4 2,109 0.3 4,271 0.5 2,209 0.2
    ( △3,101) <  29.7%減> (    △125)
    2 その他の事業 780 0.4 708 0.1
    (   -) <   9.1%減> (    -)
    総 合 計 179,836 100.0 811,847 100.0 898,834 100.0 1,126,072 100.0
    (   1,579) < 399.8%増> (△269,216)

      なお、国内及び海外の受注高並びに受注残高の内訳は、次のとおりです。

    国内外内訳 前連結会計年度 (自 2019年4月1日   至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日   至 2021年3月31日)
    受注高 受注残高 受注高 受注残高
    金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) <前年同期比> 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%)
    国   内 95,834 53.3 179,559 22.1 103,765 11.5 135,190 12.0
    (△720) <  8.3%増> (  △2,049)
    海   外 84,002 46.7 632,288 77.9 795,069 88.5 990,881 88.0
    (2,300) <846.5%増> (△267,167)
    合   計 179,836 100.0 811,847 100.0 898,834 100.0 1,126,072 100.0
    (1,579) <399.8%増> (△269,216)

    (注)  受注残高の( )内の数字は、前連結会計年度以前に受注した工事の契約変更等による減額及び外貨建契約に関する為替換算修正に伴う増減額の合計を加味しています。

     ② 売上実績

    事業部門の名称 前連結会計年度 (自 2019年4月1日   至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日   至 2021年3月31日)
    金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) <前年同期比> 構成比(%)
    1 エンジニアリング事業 385,144 99.8 314,684 99.8
    < 18.3%減>
    エネルギー 分野 (1) LNGプラント関係 179,503 46.5 104,839 33.2
    < 41.6%減>
    (2) その他ガス関係 4,545 1.2 11,274 3.6
    <148.1%増>
    (3) 石油・石油化学   ・金属関係 128,599 33.3 123,740 39.2
    <  3.8%減>
    地球環境 分野 (4) 医薬・生化学   ・一般化学関係 24,922 6.5 26,718 8.5
    <  7.2%増>
    (5) 環境・新エネルギー   ・インフラ関係 39,671 10.3 44,066 14.0
    < 11.1%増>
    (6) その他 7,903 2.0 4,044 1.3
    < 48.8%減>
    2 その他の事業 780 0.2 708 0.2
    <  9.1%減>
    総 合 計 385,925 100.0 315,393 100.0
    < 18.3%減>

      なお、国内及び海外の売上実績の内訳は、次のとおりです。

    国内外内訳 前連結会計年度 (自 2019年4月1日   至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日   至 2021年3月31日)
    金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) <前年同期比> 構成比(%)
    国   内 133,080 34.5 146,084 46.3
    < 9.8%増>
    海   外 252,844 65.5 169,308 53.7
    <33.0%減>
    合   計 385,925 100.0 315,393 100.0
    <18.3%減>

      (注) 1  当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の実績」は記載していません。

           2  主な相手先別の売上実績及び総売上高に対する割合は次のとおりです。

    前連結会計年度 当連結会計年度
    相手先 金額 (百万円) 割合 (%) 相手先 金額 (百万円) 割合 (%)
    キャメロン・エルエヌジー・エルエルシー 79,612 20.6 ガルフ・コースト・グロウス・ベンチャーズ・エルエルシー 55,076 17.5
    ガルフ・コースト・グロウス・ベンチャーズ・エルエルシー 57,378 14.9 ビーピー・ベラウ・エルティーディー 34,058 10.8

           3  本表の金額には消費税等は含まれていません。

    (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

    ① キャッシュ・フローの状況

    当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は987億38百万円となり、前連結会計年度末残高より171億94百万円減少しました。

    営業活動による資金収支

    税金等調整前当期純利益88億76百万円の計上、及びジョイントベンチャー持分資産の減少による375億95百万円のプラスがあった一方で、運転資金収支(売上債権、未成工事支出金、仕入債務、未成工事受入金の増減額合計)が510億13百万円のマイナス、未収入金の増加による116億70百万円のマイナスなどにより、当連結会計年度における営業活動による資金収支は、208億6百万円のマイナスとなりました。

    投資活動による資金収支

    無形固定資産の売却による収入7億46百万円の一方で、無形固定資産の取得による支出15億41百万円、貸付けによる支出8億69百万円があったことなどにより、当連結会計年度における投資活動による資金収支は、22億50百万円のマイナスとなりました。

    財務活動による資金収支

    長期借入れによる収入100億円などにより、当連結会計年度における財務活動による資金収支は、94億78百万円のプラスとなりました。

    ② 資金需要

     当社グループの資金需要のうち主なものは、当社が受注した国内外のプラント建設に関わる費用、販売費及び一般管理費のほか、今後の成長戦略を支えるための投資です。販売費及び一般管理費のうち主なものは、従業員給与手当等の人件費のほか、業務委託費等です。当社の研究開発費は、研究開発に携わる従業員の人件費が過半を占めています。

    ③ 財務政策

     当社グループは、運転資金及び投資向け資金等の必要資金については、内部資金又は借入により資金調達することとしています。このうち借入に関して、当社は三菱商事㈱の完全子会社である三菱商事フィナンシャルサービス㈱と締結した総額800億円の融資枠を有しています。

     上記融資枠800億円を活用し、2021年5月にアップデートされた中期経営計画「再生計画〜再生と未来に向けたビジョン〜」を確実に遂行するとともに、事業環境の変化を捉えた事業ポートフォリオと収益構造の変革を加速させ、当社グループを安定的に運営する資金を創出していきます。

      (4) 重要な会計方針及び見積り

     当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。一般に公正妥当と認められる連結財務諸表の作成にあたっては、期末日における資産及び負債の報告額や、報告対象期間中の収益及び費用の報告額に影響する判断及び見積りを行うことが要求されます。当社グループの連結財務諸表作成にあたっては、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づいて判断及び見積りを行っていますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合もあります。

     当社グループの見積りや判断を含む重要な会計方針は、連結財務諸表注記の 4 会計方針に関する事項 に記載していますが、特に以下の重要な会計方針の適用において使用される当社の判断と見積りについては、当社グループの連結財務諸表の報告額に重要な影響を及ぼす可能性があると考えています。

    (収益の認識)

     当社及び国内連結子会社は、「工事契約に関する会計基準」(企業会計基準第15号 2007年12月27日)に従い、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を適用、その他の工事については工事完成基準を適用しています。工事進行基準適用工事については、原価比例法を採用し、連結会計年度末における工事進捗度を合理的に見積り、工事進捗度に工事収益総額を乗じて完成工事高を算定しています。

     在外連結子会社は、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」またはASC第606号「顧客との契約から生じる収益」に従い、顧客との契約の識別、契約における履行義務の識別、取引価格の算定、取引価格の履行義務への配分を適切に評価した上で、識別した履行義務の充足に伴い工事収益を認識しています。

     また、上記「工事契約に関する会計基準」においては工事進捗度計算の基礎となる工事原価総額及び、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」並びにASC第606号「顧客との契約から生じる収益」においては識別する履行義務を完全に充足するための工事原価総額には、履行義務に対応する将来生じる工事原価の見積額や新型コロナウイルス感染症の影響額を含む想定リスクに対する見積額などの重要な見積要素が含まれており、機器資材費の高騰や工事従事者・機器資材の確保が困難になるなど、予測不能な前提条件の変化などが生じた場合には、工事原価総額等の見積額の変更に伴い工事進捗度や履行義務の充足に係る進捗度が変動し、翌連結会計年度において、当社グループの連結財務諸表の報告額に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    (工事損失引当金)

     当社グループでは、当連結会計年度末において損失の発生が見込まれる未引渡工事に係る損失に備えるため、合理的に見積もった損失見込額を工事損失引当金として計上しています。当該損失を構成する要素として、履行義務に対応して将来生じる工事原価の見積額や新型コロナウイルス感染症の影響額を含む想定リスクに対する見積額などが含まれており、予測不能な前提条件の変化などが生じた場合には、翌連結会計年度において、追加の工事損失引当金を計上する可能性があります。

    4【経営上の重要な契約等】

    業務提携等

    契約会社名 相手方の名称 国名 契約締結日 契約内容
    千代田化工建設株式会社 (当社) 三菱商事株式会社 日本 2008年3月31日 第三者割当増資による普通株式の発行を含む資本業務提携
    千代田化工建設株式会社 (当社) 三菱商事フィナンシャルサービス株式会社 日本 2019年6月28日 再生支援の枠組みとしての融資契約 (注) 1
    千代田化工建設株式会社 (当社) 三菱商事株式会社 日本 2019年6月27日 再生支援の枠組みとして三菱商事フィ ナンシャルサービス㈱に対する連帯保証の契約
    千代田化工建設株式会社 (当社) 株式会社三菱UFJ銀行 日本 2019年6月28日 再生支援の枠組みとしての融資契約
    千代田化工建設株式会社 (当社) TIS株式会社 日本 2020年2月28日 当社の連結子会社である千代田システムテクノロジーズ㈱の新設分割及び新設会社株式の譲渡に関する契約

    (注) 1 2021年5月21日付で融資契約を更新しています。詳細は、2021月5月21日に公表の「三菱商事フィナンシャルサービス株式会社との融資契約の更新に関するお知らせ」をご参照ください。

    5【研究開発活動】

    (1) エンジニアリング事業

     当社の研究開発活動は、それぞれの時代、或いは、将来の社会・顧客課題の解決、それを通じたビジネスの発掘、受注の促進、付加価値の増大、技術優位性の確立等に寄与する技術・商品の開発を目指し、以下の4つを重点分野として取り組んでいます。

    ①ガス・石油・環境分野

    ②再生可能エネルギー分野

    ③新化学・バイオ・水分野

    ④エンジニアリング力強化

    <ガス・石油・環境分野>

    ・天然ガスをCO2により改質し、GTL、メタノール、オキソアルコールなどの原料となる合成ガス(CO/H2)を製造するCO2改質プロセス(CT-CO2AR®)の商業展開を進めています。本技術はCO2を原料として利用することから、製造プロセスの低炭素化を目指す化学メーカーからも注目され、現在、複数の案件について取り組んでいます。

    ・軽油の超深度脱硫用として開発したハイブリッドチタニア触媒(CT-HBT®)は、国内の商業装置へ6件の納入実績があり、何れも顧客から高い評価を頂いています。国内他社へのセールス活動に加えて、海外へ展開すべく、海外パートナー候補企業との協議を進めています。

    ・既に多くの商業化実績のある排煙脱硫技術では、湿式石灰石石膏法排煙脱硫装置(CT-121®)は、インドL&T社とライセンス契約を締結し、インド市場において複数の案件を受注、更なる拡大を目指しています。触媒酸化法排煙脱硫装置(CASOX PROCESS®)は、システムの簡便性、無排水という利点を生かし、ビジネス化を図っています。

    ・その他CO2の化成品等への有効利用に向けた開発及び実用化について積極的に取り組んでいます。CO2の化成品への有効利用の一例として、ポリエステル繊維やペットボトル用樹脂等の原料となるパラキシレン製造に関する技術開発を開始しており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業として共同研究者である国立大学法人富山大学、日鉄エンジニアリング㈱、日本製鉄㈱、ハイケム㈱、三菱商事㈱と協力して画期的な触媒の改良、量産技術の開発やCO2削減効果を含めた事業性検討などを進めています。また米国Blue Planet社、三菱商事㈱と共に、CO2の炭酸塩化に関する技術開発と事業化を推進しています。

    <再生可能エネルギー分野>

    ・将来の水素エネルギー社会への対応として、有機ケミカルハイドライドを用いた水素輸送/貯蔵システム(SPERA水素®)の開発を実施しており、三菱商事㈱、三井物産㈱、日本郵船㈱と共同で実施していた、ブルネイで調達した水素を日本へ輸送・供給するNEDO実証事業は、予定どおり2020年12月無事に運転を完了し当技術の商業規模へのスケールアップが可能であることを確認しました。同システムについては、シンガポール水素社会実現の鍵となる候補技術としても注目されており、同国政府・関係民間各社との間で覚書を締結し、当社の独自技術を用いた水素の輸入利用・事業化に向けての技術及び商務面での協議・検討を進めています。

    ・CO2を電気還元してオレフィンやアルコールに転換する技術は、NEDOのムーンショット型研究開発事業に採択されました。国立研究開発法人理化学研究所、古河電気工業㈱、宇部興産㈱、清水建設㈱、国立大学法人東京大学及び国立大学法人大阪大学と共同で開発を進めていきます。

    <新化学・バイオ・水分野>

    ・植物工場は、市場拡大と施設大型化が進行する葉物植物工場を対象に、国内大手植物工場事業者であるMIRAI㈱と技術提携し、市場開拓や新技術の検討を遂行しています。

    ・医薬・ライフサイエンス分野では、シオノギファーマ㈱と協力して、医薬品開発のスピードアップと生産時の品質や作業安全性の向上を可能とする医薬品原薬・中間体の連続生産技術の開発・検討を進めています。また、細胞医薬品・再生医療製品の安定・安全な製造工程を実現するiPS細胞の製造品質や自動化に関する技術開発を遂行しています。

    <エンジニアリング力強化>

    ・プラント建設やO&M(オペレーション&メンテナンス)で重要となる3次元解析(FEM解析、熱流動解析等)やダイナミック・シミュレーションを中心とした高度解析技術と高度制御技術の高度化を図っています。また、国土強靭化法に沿った製油所・油槽所を中心とするプラント設備や燃料供給基地の耐震診断や老朽化対応技術を高度化、我が国の要となるエネルギー供給設備の強化事業にも参画し、我が国のエネルギー安全保障に貢献しています。

    ・デジタルイノベーション関連では、一般社団法人環境共創イニシアチブの令和2年度 産業保安高度化推進事業費補助金に採択され、西部石油㈱と共同で「IoTセンサーデータと運転データの融合AIを活用した運転支援システム構築事業」を遂行し、実装後の効果検証を開始しました。

     なお、当社は研究開発センターを含む技術開発部約60名を中心に研究開発業務を遂行しており、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は 1,582百万円です。

    (2) その他の事業

     該当活動はありません。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

     当連結会計年度においては、前期に引き続きIT基盤の整備に注力した結果、エンジニアリング事業としては3,254百万円の設備投資を実施しました。

     その他の事業については特記すべき事項はありません。

    2【主要な設備の状況】

    (1) 提出会社

    2021年3月31日現在
    事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 設備の種類別の帳簿価額(百万円) 従業員数 (名)
    土地 (面積㎡) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具器具及び備品 合計
    本店 (横浜市) エンジニア リング事業 エンジニアリング・営業・調達・管理他 1,295 0 357 1,653 1,431
    子安オフィス・ リサーチパーク (横浜市) エンジニア リング事業 エンジニアリング・営業・研究開発他 4,013 (28,368) 2,360 95 160 6,630 30
    営業所・出張所等 エンジニア リング事業 エンジニアリング・営業・工事・管理他 381 (2,121) 335 0 156 873 130
    その他厚生施設 エンジニア リング事業 厚生施設他 355 (12,885) 1 0 357
    合計 4,750 (43,374) 3,993 95 674 9,514 1,591 (436)

    (2) 国内子会社

    2021年3月31日現在
    会社名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 設備の種類別の帳簿価額(百万円) 従業員数 (名)
    土地 (面積㎡) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具器具及び備品 合計
    千代田工商株式会社 (横浜市) エンジニア リング事業 エンジニア リング他 56 (135) 98 32 188 311 (16)
    千代田システムテクノロジーズ株式会社 (横浜市) エンジニア リング事業 エンジニア リング他 42 (2,353) 60 4 108 288 (160)
    千代田ユーテック株式会社 (横浜市) その他の事業 管理他 2 (20,162) 9 1 13 663 (0)

    (3) 海外子会社

    2021年3月31日現在
    会社名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 設備の種類別の帳簿価額(百万円) 従業員数 (名)
    土地 (面積㎡) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具器具及び備品 合計
    千代田&パブリック・ワークス・ カンパニー・リミ テッド (ミャンマー) エンジニア リング事業 エンジニア リング他 323 44 36 404 98 (0)

    (注)1 従業員数は、就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しています。

    2 「2 主要な設備の状況」に記載した金額には消費税等は含まれていません。

    3 提出会社の建物は賃借中のものであり、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に関連する有形固定資産について記載しています。

    3【設備の新設、除却等の計画】

     当連結会計年度末現在、設備の新設、除却等の計画については、エンジニアリング事業、その他の事業ともに特記すべきものはありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 1,000,000,000
    A種優先株式 175,000,000
    1,175,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末現在 発行数(株) (2021年3月31日) 提出日現在 発行数(株) (2021年6月23日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 260,324,529 260,324,529 東京証券取引所 (市場第二部) 単元株式数 100株
    A種優先株式 175,000,000 175,000,000 非上場 単元株式数 1株
    435,324,529 435,324,529

     (注) 定款に定めたA種優先株式の内容は、次のとおりです。(以下、定款から抜粋)

    第2章の2 A 種 優 先 株 式 (剰余金の配当) 第11条の2 (優先分配金) 本会社は、剰余金の配当を行うときは、当該剰余金の配当に係る基準日(以下「配当基準日」という。)の最終の株主名簿に記載または記録されたA種優先株式を有する株主(以下「A種優先株主」という。)またはA種優先株式の登録株式質権者(以下「A種優先登録株式質権者」という。)に対して、配当基準日の最終の株主名簿に記載または記録された普通株式を有する株主(以下「普通株主」という。)および普通株式の登録株式質権者(以下「普通登録株式質権者」という。)に先立ち、A種優先株式1株につき第2項に定める額の金銭による剰余金の配当(かかる配当により支払われる金銭を、以下「A種優先配当金」という。)を行う。 (優先配当金の額) 2 A種優先株式1株当たりのA種優先配当金の額は、以下の算式に従い算出される金額について、配当基準日の属する事業年度の初日(ただし、配当基準日が2020年3月末日に終了する事業年度に属する場合は、払込期日)(同日を含む。)から配当基準日(同日を含む。)までの期間の実日数につき、1年を365日(ただし、当該事業年度に閏日を含む場合は366日)として日割計算により算出される金額とする。ただし、配当基準日の属する事業年度中の、配当基準日より前の日を基準日としてA種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対し剰余金を配当したときは、A種優先株式1株当たりのA種優先配当金の額は、その各配当におけるA種優先株式1株当たりのA種優先配当金の合計額を控除した金額とする(A種優先配当金は、円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。)。 <算式> A種優先配当金=400円×3.0% (累積条項) 3 本会社は、ある事業年度においてA種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して行う1株当たりの剰余金の配当の総額が、当該事業年度の末日のみを基準日とした場合のA種優先配当金の額に達しないときは、その不足額は翌事業年度以降に累積し、累積した不足額(以下「A種累積未払配当金」という。)
    については、当該翌事業年度以降、A種優先配当金ならびに普通株主および普通登録株式質権者に対する剰余金の配当に先立ち、A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して配当する。 (非参加条項) 4 A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して、A種優先配当金を超えて剰余金の配当を行わない。 (残余財産の分配) 第11条の3 (優先分配金) 本会社は、残余財産を分配するときは、A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して、普通株主および普通登録株式質権者に先立ち、A種優先株式1株当たり、400円にA種累積未払配当金相当額およびA種経過未払配当金相当額を加えた金額を金銭により分配する。「A種経過未払配当金相当額」は、残余財産分配日を剰余金の配当の基準日と仮定し、残余財産分配日の属する事業年度の初日(ただし、残余財産分配日が2020年3月末日に終了する事業年度に属する場合は、払込期日)(同日を含む。)から残余財産分配日(同日を含む。)までの日数を第11条の2第2項の算式に適用して得られる優先配当金の額とする。 (非参加条項) 2 A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して、前項に係るものを超えて、残余財産の分配を行わない。 (議決権) 第11条の4 A種優先株主は、株主総会において議決権を有しない。 (現金対価の取得請求権(償還請求権)) 第11条の5 (償還請求権の内容) A種優先株主は、2021年7月1日以降、いつでも、本会社に対して金銭を対価として、その保有するA種優先株式の全部または一部を取得することを請求(以下「償還請求」という。)することができる。この場合、本会社は、A種優先株式1株を取得するのと引換えに、当該償還請求の日(以下「償還請求日」という。)における会社法第461条第2項に定める分配可能額を限度として、法令上可能な範囲で、当該償還請求の効力が生じる日に、当該A種優先株主に対して、第2項に定める金額の金銭を交付する。なお、償還請求日における分配可能額を超えて償還請求が行われた場合、取得すべきA種優先株式は、償還請求が行われたA種優先株式の数に応じた比例按分の方法により決定する。 (償還価額) 2 A種優先株式1株当たりの償還価額は、下記(a)または(b)のいずれか高い方の金額とする。 (a) 償還請求日に先立つ45取引日目に始まる連続する30取引日の株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」という。)が発表する本会社の普通株式の普通取引の売買加重平均価格(以下「VWAP」という。)の平均値に相当する金額(円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。また上記の期間中に第11条の7第3項に規定する事由が生じた場合、上記のVWAPの平均値は第11条の7第3項に準じて本会社が適当と判断する値に調整される。)に下記に定める基準株式数を乗じた金額 本(a)において、「基準株式数」とは、400円にA種累積未払配当金相当額およびA種経過未払配当金相当額を加えた額を第11条の7第2項および第3項に基づき計算される転換価額で除した数値を意味する。 なお、「取引日」とは、東京証券取引所において本会社の普通株式の普通取引が行われる日をいい、東京証券取引所によりVWAPが発表されない日は含まないものとし、以下同様とする。 (b) 400円にA種累積未払配当金相当額およびA種経過未払配当金相当額を加えた額 なお、本項においては、第11条の3第1項に定めるA種経過未払配当金相当額の計算における「残余財産分配日」を「償還請求日」と読み替えて、A種経過未払配当金相当額を計算する。 (償還請求受付場所) 3 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
    (償還請求の効力発生) 4 償還請求の効力は、償還請求に要する書類が第3項に記載する償還請求受付場所に到達したときまたは当該書類に記載された効力発生希望日のいずれか遅い時点に発生する。   (現金対価の取得条項(強制償還条項)) 第11条の6 (強制償還の内容) 本会社は、2021年7月1日以降、本会社の取締役会が別途定める日(以下「強制償還日」という。)の到来をもって、A種優先株主またはA種優先登録株式質権者の意思にかかわらず、A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して強制償還日から2週間以上前までに通知を行ったうえで、本会社がA種優先株式の全部または一部を取得するのと引換えに、A種優先株式の強制償還日における会社法第461条第2項に定める分配可能額を限度として、A種優先株主またはA種優先登録株式質権者に対して第2項に定める金額の金銭を交付することができる。なお、A種優先株式の一部を取得するときは、取得するA種優先株式は、取得の対象となるA種優先株式の数に応じた比例按分の方法により決定する。   (強制償還価額) 2 A種優先株式1株当たりの強制償還価額は、下記 (a)または(b)のいずれか高い方の金額とする。 (a) 強制償還日に先立つ45取引日目に始まる連続する30取引日のVWAPの平均値に相当する金額(円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。また上記の期間中に第11条の7第3項に規定する事由が生じた場合、上記のVWAPの平均値は第11条の7第3項に準じて本会社が適当と判断する値に調整される。)に下記に定める基準株式数を乗じた金額本(a)において、「基準株式数」とは、400円にA種累積未払配当金相当額およびA種経過未払配当金相当額を加えた額を第11条の7第2項および第3項に基づき計算される転換価額で除した数値を意味する。 (b) 400円にA種累積未払配当金相当額およびA種経過未払配当金相当額を加えた額 なお、本項においては、第11条の3第1項に定めるA種経過未払配当金相当額の計算における「残余財産分配日」を「強制償還日」と読み替えて、A種経過未払配当金相当額を計算する。   (普通株式を対価とする取得請求権(転換権)) 第11条の7 (転換権の内容) A種優先株主は、2019年7月1日以降いつでも、本会社に対し、第4項に定める数の普通株式の交付と引換えに、その保有するA種優先株式の全部または一部を取得することを請求すること(以下「転換請求」という。)ができるものとし、本会社は、当転換請求に係るA種優先株式を取得するのと引換えに、法令上可能な範囲で、第4項に定める数の普通株式を交付するものとする。ただし、A種優先株主は、転換請求に伴い普通株式を取得することに関して必要となる国内外の競争法に基づく手続が適法かつ有効に完了している(待機期間が必要な手続については、当該待機期間が満了していることを含む。)ことを転換請求の条件とする。なお、第6項に従い、転換請求の効力が発生する日を、以下「転換請求権効力発生日」という。   (当初転換価額) 2 当初転換価額は、100円とする。   (転換価額の調整) 3 (a) 以下に掲げる事由が発生した場合には、それぞれ以下のとおり転換価額を調整する。 ① 普通株式につき株式の分割または株式無償割当をする場合、次の算式により転換価額を調整する。なお、株式無償割当の場合には、次の算式における「分割前発行済普通株式数」は「無償割当前発行済普通株式数(ただし、その時点で本会社が保有する普通株式を除く。)」、「分割後発行済普通株式数」は「無償割当後発行済普通株式数(ただし、その時点で本会社が保有する普通株式を除く。)」とそれぞれ読み替える。   調整後転換価額 = 調整前転換価額 × 分割前発行済普通株式数 分割後発行済普通株式数     調整後転換価額は、株式の分割に係る基準日の翌日または株式無償割当の効力が生ずる日(株式無償割当に係る基準日を定めた場合は当該基準日の翌日)以降これを適用する。 調整後転換価額 調整前転換価額 × 分割前発行済普通株式数 分割後発行済普通株式数
    調整後転換価額 調整前転換価額 × 分割前発行済普通株式数
    分割後発行済普通株式数
    ② 普通株式につき株式の併合をする場合、次の算式により転換価額を調整する。   調整後転換価額 = 調整前転換価額 × 併合前発行済普通株式数 併合後発行済普通株式数     調整後転換価額は、株式の併合の効力が生ずる日以降これを適用する。   ③ 下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る払込金額をもって普通株式を発行または本会社が保有する普通株式を処分する場合(株式無償割当の場合、普通株式の交付と引換えに取得される株式もしくは新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む。以下本項において同じ。)の取得による場合、普通株式を目的とする新株予約権の行使による場合または合併、株式交換もしくは会社分割により普通株式を交付する場合を除く。)、次の算式(以下「転換価額調整式」という。)により転換価額を調整する。転換価額調整式における「1株当たりの払込金額」は、金銭以外の財産を出資の目的とする場合には、当該財産の適正な評価額とする。調整後転換価額は、払込期日(払込期間を定めた場合には当該払込期間の最終日)の翌日以降、また株主への割当に係る基準日を定めた場合は当該基準日(以下「株主割当日」という。)の翌日以降これを適用する。なお、本会社が保有する普通株式を処分する場合には、次の算式における「新発行株式数」は「処分株式数」、「自己株式数」は「処分前自己株式数」とそれぞれ読み替える。     調整後転換 価額   =   調整前転換 価額   × (既発行普通株式数 - 自己株式数)   + 新発行株式数 × 1株当たりの 払込金額 時価 (既発行株式数-自己株式数)+新発行株式数   ④ 本会社に取得をさせることによりまたは本会社に取得されることにより、下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る普通株式1株当たりの転換価額をもって普通株式の交付を受けることができる株式を発行または処分する場合(株式無償割当の場合を含む。)、かかる株式の払込期日(払込期間を定めた場合には当該払込期間の最終日。以下本④において同じ。)に、株式無償割当の場合にはその効力が生ずる日(株式無償割当に係る基準日を定めた場合は当該基準日。以下本④において同じ。)に、また株主割当日がある場合はその日に、発行または処分される株式の全てが当初の条件で取得され普通株式が交付されたものとみなし、転換価額調整式において「1株当たりの払込金額」としてかかる価額を使用して計算される額を、調整後転換価額とする。調整後転換価額は、払込期日の翌日以降、株式無償割当の場合にはその効力が生ずる日の翌日以降、また株主割当日がある場合にはその日の翌日以降、これを適用する。上記にかかわらず、取得に際して交付される普通株式の対価が上記の時点で確定していない場合は、調整後転換価額は、当該対価の確定時点において発行または処分される株式の全てが当該対価の確定時点の条件で取得され普通株式が交付されたものとみなして算出するものとし、当該対価が確定した日の翌日以降これを適用する。   ⑤ 行使することによりまたは本会社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払込価額と新株予約権の行使に際して出資される財産(金銭以外の財産を出資の目的とする場合には、当該財産の適正な評価額とする。以下本⑤において同じ。)の合計額が下記(d)に定める普通株式1株当たりの時価を下回る価額をもって普通株式の交付を受けることができる新株予約権を発行する場合(新株予約権無償割当の場合を含む。)、かかる新株予約権の割当日に、新株予約権無償割当の場合にはその効力が生ずる日(新株予約権無償割当に係る基準日を定めた場合は当該基準日。以下本⑤において同じ。)に、また株主割当日がある場合はその日に、発行される新株予約権全てが当初の条件で行使されまたは取得されて普通株式が交付されたものとみなし、転換価額調整式において「1株当たりの払込金額」として普通株式1株当たりの新株予約権の払込価額と新株予約権の行使に際して出資される財産の普通株式1株当たりの価額の合計額を使用して計算される額を、調整後転換価額とする。調整後転換価額は、かかる新株予約権の割当日の翌日以降、新株予約権無償割当の場合にはその効力が生ずる日の翌日以降、また株主割当日がある場合にはその翌日以降、これを適用する。上記にかかわらず、取得または行使に際して交付される普通株式の対価が上記の時点で確定していない場合は、調整後転換価額は、当該対価の確定時点において発行される新株予約権全てが当該対価の確定時点の条件で行使されまたは取得されて普通株式が交付されたものとみなして算出するものとし、当該対価が確定した日の翌日以降これを適用する。 調整後転換価額 調整前転換価額 × 併合前発行済普通株式数 併合後発行済普通株式数 調整後転換 価額 調整前転換 価額 × (既発行普通株式数 - 自己株式数) 新発行株式数 × 1株当たりの 払込金額 時価 (既発行株式数-自己株式数)+新発行株式数
    調整後転換価額 調整前転換価額 × 併合前発行済普通株式数
    併合後発行済普通株式数
    調整後転換 価額 調整前転換 価額 × (既発行普通株式数 - 自己株式数) 新発行株式数 × 1株当たりの 払込金額
    時価
    (既発行株式数-自己株式数)+新発行株式数
    (b) 上記(a)に掲げた事由によるほか、下記①乃至③のいずれかに該当する場合には、本会社はA種優先株主およびA種優先登録株式質権者に対して、あらかじめ書面によりその旨ならびにその事由、調整後転換価額、適用の日およびその他必要な事項を通知したうえ、転換価額の調整を適切に行うものとする。 ① 合併、株式交換、株式交換による他の株式会社の発行済株式の全部の取得、株式移転、吸収分割、吸収分割による他の会社がその事業に関して有する権利義務の全部もしくは一部の承継または新設分割のために転換価額の調整を必要とするとき。   ② 転換価額を調整すべき事由が2つ以上相接して発生し、一方の事由に基づく調整後の転換価額の算出に当たり使用すべき時価につき、他方の事由による影響を考慮する必要があるとき。   ③ その他、発行済普通株式数(ただし、本会社が保有する普通株式の数を除く。)の変更または変更の可能性を生ずる事由の発生によって転換価額の調整を必要とするとき。   (c) 転換価額の調整に際して計算が必要な場合は、円位未満小数第2位まで算出し、その小数第2位を四捨五入する。   (d) 転換価額調整式に使用する普通株式1株当たりの時価は、調整後転換価額を適用する日に先立つ45取引日目に始まる連続する30取引日のVWAPの平均値とする。   (e) 転換価額の調整に際し計算を行った結果、調整後転換価額と調整前転換価額との差額が0.1円未満にとどまるときは、転換価額の調整はこれを行わない。ただし、本(e)により不要とされた調整は繰り越されて、その後の調整の計算において斟酌される。   (取得と引換えに交付すべき普通株式数) 4 取得と引換えに交付 すべき普通株式数 = 転換請求に係るA種 優先株式の数 × (400円+A種累積未払配当金相当額 +A種経過未払配当金相当額)                         転換価額     なお、本項においては、第11条の3第1項に定めるA種経過未払配当金相当額の計算における「残余財産分配日」を「転換請求権効力発生日」と読み替えて、A種経過未払配当金相当額を計算する。   (転換請求受付場所) 5 三菱UFJ信託銀行株式会社  証券代行部   (転換請求の効力発生) 6 転換請求の効力は、転換請求に要する書類が第5項に記載する転換請求受付場所に到達したときまたは当該書類に記載された効力発生希望日のいずれか遅い時点に発生する。   (譲渡制限) 第11条の8 A種優先株式を譲渡により取得するには、本会社の取締役会の承認を受けなければならない。   (株式の併合または分割および株式無償割当) 第11条の9 法令に別段の定めがある場合を除き、A種優先株式について株式の併合または分割は行わない。A種優先株主には、募集株式または募集新株予約権の割当を受ける権利を与えず、株式または新株予約権の無償割当を行わない。 取得と引換えに交付 すべき普通株式数 転換請求に係るA種 優先株式の数 × (400円+A種累積未払配当金相当額 +A種経過未払配当金相当額) 転換価額
    取得と引換えに交付 すべき普通株式数 転換請求に係るA種 優先株式の数 × (400円+A種累積未払配当金相当額 +A種経過未払配当金相当額)
    転換価額

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

            該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数(株) 発行済株式総数残高(株) 資本金増減額(百万円) 資本金残高(百万円) 資本準備金増減額 (百万円) 資本準備金残高(百万円)
    2020年8月7日(注) 435,324,529 △63,381 15,014 △72,112

    (注) 2020年6月25日開催の定時株主総会において、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分につき、以下のとおり決議されました。

    資本金       15,014百万円(減少額63,381百万円)

    資本準備金     0円(減少額72,112百万円)

    効力発生日     2020年8月7日

    (5)【所有者別状況】

    ①普通株式

    2021年3月31日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満 株式の状況 (株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人 その他
    個人以外 個人
    株主数 (名) 1 21 57 349 173 72 41,125 41,798
    所有株式数 (単元) 5 227,472 100,840 963,509 174,016 1,361 1,135,167 2,602,370 87,529
    所有株式数の割合(%) 0.00 8.73 3.87 37.03 6.69 0.05 43.63 100.00

     (注)1 2021年3月31日現在の自己株式は1,357,723株であり、このうち1,357,700株(13,577単元)は「個人その他」に、23株は「単元未満株式の状況」にそれぞれ含めて記載しています。

        2 2021年3月31日現在の証券保管振替機構名義の株式は1,000株(10単元)であり、「その他の法人」に記載しています。

    ②A種優先株式

    2021年3月31日現在
    区分 株式の状況(1単元の株式数1株) 単元未満 株式の状況 (株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の 法人 外国法人等 個人 その他
    個人以外 個人
    株主数 (名) 1 1
    所有株式数 (単元) 175,000,000 175,000,000
    所有株式数の割合(%) 100.00 100.00

    (6)【大株主の状況】

    2021年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    三菱商事株式会社 東京都千代田区丸の内2丁目3番1号 261,931 60.36
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 9,033 2.08
    三菱UFJ信託銀行株式会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 (東京都港区浜松町2丁目11番3号) 4,274 0.98
    千代田化工建設持株会 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目6-2  千代田化工建設株式会社総務部気付 3,769 0.87
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11番3号 2,502 0.58
    楽天証券株式会社 東京都港区南青山2丁目6番21号 2,500 0.58
    明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区丸の内2丁目1-1 (東京都中央区晴海1丁目8番12号) 2,265 0.52
    千代田共栄会 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目6-2 千代田化工建設株式会社総務部気付 1,926 0.44
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 1,840 0.42
    BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内2丁目7-1 決済事業部) 1,808 0.42
    291,853 67.25

     (注)1 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は小数点以下第3位を四捨五入しています。

        2 2020年10月14日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが2020年10月13日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として当第4四半期会計期間末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。

          なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりです。

    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 株券等保有割合(%)
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー (Silchester InternationalInvestors LLP) 英国ロンドン ダブリュー1ジェイ6ティーエル、ブルトン ストリート1、タイム アンド ライフ ビル5階 11,935 4.58
    11,935 4.58

     なお、所有株式に係る議決権の個数の多い順上位10名は、以下のとおりです。

    2021年3月31日現在
    氏名又は名称 住所 所有議決権数 (個) 総株主の議決権に対する所有議決権数の割合(%)
    三菱商事株式会社 東京都千代田区丸の内2丁目3番1号 869,312 33.57
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 90,339 3.48
    三菱UFJ信託銀行株式会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 (東京都港区浜松町2丁目11番3号) 42,740 1.65
    千代田化工建設持株会 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目6-2 千代田化工建設株式会社総務部気付 37,697 1.45
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11番3号 25,024 0.96
    楽天証券株式会社 東京都港区南青山2丁目6番21号 25,003 0.96
    明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区丸の内2丁目1-1 (東京都中央区晴海1丁目8番12号) 22,659 0.87
    千代田共栄会 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目6-2 千代田化工建設株式会社総務部気付 19,260 0.74
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 18,407 0.71
    BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内2丁目7-1 決済事業部) 18,088 0.69
    1,168,529 45.08

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2021年3月31日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式 A種優先株式 175,000,000 (1)株式の総数等に記載の通り
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 1,357,700
    完全議決権株式(その他) 普通株式 258,879,300 2,588,793
    単元未満株式 普通株式 87,529 1単元(100株)未満の株式
    発行済株式総数 435,324,529
    総株主の議決権 2,588,793

     (注)1 「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,000株含まれています。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数10個が含まれています。

    2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式23株を含めて記載しています。

    ②【自己株式等】
    2021年3月31日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義 所有株式数 (株) 他人名義 所有株式数 (株) 所有株式数 の合計 (株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    千代田化工建設株式会社 横浜市西区みなとみらい 四丁目6番2号 1,357,700 - 1,357,700 0.31
    1,357,700 - 1,357,700 0.31

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

     該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

     該当事項はありません。

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 226 62,612
    当期間における取得自己株式 23 11,723

      (注)  当期間における取得自己株式には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれていません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額 (円) 株式数(株) 処分価額の総額 (円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他  ( ― )
    保有自己株式数 1,357,723 1,357,746

      (注)  当期間における保有自己株式数には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれていません。

    3【配当政策】

     当社は、A種優先株式につきましては、当社定款及び発行要項に従った配当を予定しております。普通株式については、繰越剰余金の水準を考慮し、誠に遺憾ながら当期は無配とさせていただきます。

     今後については、未だ再生計画の途上にあり、次期の期末配当金は未定とさせていただきます。配当予想につきましても、今後の業績動向をふまえ、決定次第、速やかに開示いたします。

     (注) 当社の剰余金の配当は、株主総会の決議によって決定いたします。また、中間配当制度は採用しておりま

    せん。

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

     当社グループのコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、株主、顧客、取引先、債権者、従業員、地域社会等のステークホルダーから信頼と共感を得られる経営を企業活動の基本であると認識し、中長期的な成長の持続を目指して経営基盤の継続的強化、経営の健全性、透明性確保に取り組み、コーポレート・ガバナンスの継続的強化及び内部統制の体制整備・強化を重要課題として掲げ、その実践に努めています。

     有価証券報告書提出日現在における当社のコーポレート・ガバナンスの状況は、以下に記載のとおりです。

    ① 企業統治の体制

    イ.企業統治の体制の概要及び採用する理由

     当社は、2016年6月23日開催の2015年度定時株主総会をもって、従来の監査役会設置会社から、過半数を社外取締役で構成する監査等委員会を置く監査等委員会設置会社に移行しました。これにより、監査等委員である取締役(以下「監査等委員」という)は、取締役会における決議権を持ち、代表取締役の選定や業務執行の意思決定全般(取締役に決定が委任されたものを除く)に関与する体制となりました。

     当社は、監査等委員会設置会社の制度を基礎として、社外取締役4名の選任により、客観的かつ中立的立場に

    立った経営監視機能の確保に努めています。

    <取締役会>

     取締役会(月例開催)は、監査等委員を含めた取締役11名(議長である代表取締役会長CEO兼CWO榊田雅和、山東理二、樽谷宏志、風間常則、石川正男、松永愛一郎、田中伸男、松川良、鳥居真吾、奈良橋美香、伊藤尚志)で構成されています。取締役会では、経営上の重要事項の決定と業務執行の監督を行っており、社外取締役の客観的かつ中立的視点から、適切な意思決定と経営監督が合理的に行えるようにしています。取締役会への付議事項には、経営計画、重要な組織人事、多額の投融資などがあります。

    <経営諮問会議>

     当社は、業務執行に関する意思決定を迅速に行うため、取締役会の決議に基づき当社の業務執行を統括する代表取締役社長の諮問機関として、執行役員を兼務する代表取締役(ただし、会長は陪席とする)、本社在勤の常務執行役員以上の役職者、並びに事業統括、事業本部長及び本部長で構成し、定足数をその過半数の出席と定めた経営諮問会議を設置しています。経営諮問会議は、取締役会に付議する事項の事前審議を行う等取締役会決議により定められた業務執行に関する事項を審議し、業務執行統括者である代表取締役社長に答申します。

    <監査等委員会>

     当社は、監査等委員を3名(うち1名は常勤)で構成する監査等委員会を置いており、監査等委員会が取締役の職務執行全般に関する監査を行っています。監査等委員のうち、2名(奈良橋美香、伊藤尚志)は独立役員であり、1名(監査等委員長 鳥居真吾)は財務会計に関する相当程度の知見を有する監査等委員です。また、監査等委員会監査を支えるために監査等委員を補助する専任職員を置いています。

    ロ.内部統制システムの整備の状況

     当社は、法令等に従い、業務の適正を確保するための内部統制システムを整備・運用しています。内部統制強化のために内部統制運営委員会を設置し、同委員会が社内の調整・意見集約を行い、期末または必要と判断した時点で、代表取締役社長に対して内部統制に関する改善等の提言を行っています。代表取締役社長は経営諮問会議を経てその提言を検討・承認し、取締役会が内部統制システムについて決定を行います。内部統制システムの整備・運用に関して、取締役会にて決定した内容は次のとおりです。(2021年3月31日改定)

    1.法令等遵守体制 (1) 当社は、国内外の法令等を遵守し企業倫理に則った業務遂行を行うことを最優先事項と位置付け、経営理念及び千代田グループ行動規範に従って事業活動を行う。加えて、持続的な成長と中長期的な企業価値に資することを目的とし、当社のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方及び基本方針を定める コーポレートガバナンス・ポリシーを制定し、企業活動の基本とするとともに実践に努める。取締役は自ら率先して範を示し、取締役会は取締役の職務執行の法令等遵守について監督を行う。 (2) 法令等遵守体制の強化を図るために、チーフ・コンプライアンス・オフィサー(CCO)及びコンプライアンス委員会を設置する。また、関連規定及びマニュアルの制定・各種研修の実施・関係情報の提供等を通じて役職員の意識徹底を図るほか、内部通報制度や相談窓口を整備しコンプライアンスの実効性を高める。なお、内部通報においては通報・相談したことを理由とした相談者または通報者に対する不利な取扱いを行わない。 (3) 取締役会は、その意思決定の過程において、法律問題や経営判断手続などについて必要に応じて顧問弁護士等に確認を取り、客観性と透明性を高める。 (4) 内部監査部門は、各部門における法令等の遵守の状況について監査を実施する。 (5) 当社は、反社会的勢力には毅然と対峙し利益供与は行わない。反社会的勢力から不当な要求を受けた場合、警察や顧問弁護士等の外部専門機関とも連携して組織的に対応する。
    2.情報保存管理体制 (1) 当社は、取締役の職務の執行に係る情報の取り扱いに関し、文書管理・秘密情報管理に係る社内規定により対象文書・管理責任者・保存期間など基本的事項を定め、適切に保存及び管理を行う。 (2) 取締役会や経営諮問会議等の重要な会議については、法令及び社内規定に基づいて議事録を作成の上、適切に保存及び管理を行う。
    3.損失危険管理体制 (1) 当社は、全社的リスク管理を所掌する恒常本部の長が社内規定及び各種マニュアルに基づき、リスクの類型に応じ、管掌するチーフ・オフィサー、本部長と協働して管理体制を構築する。 (2) 当社事業の中核であるプロジェクト案件の受注・遂行においては、当社の財務規模及び人員数を念頭に置いた受注戦略の下で、案件の萌芽期から完了に至るまで一気通貫したプロジェクトリスク管理を行う恒常部門を設置し、テイクアップ前の段階からのリスク審議、見積方針及びプロポーザル等の各段階における検討を行う。プロジェクト案件の遂行面については、複線的な報告ラインの整備、事業本部の自律したリスクマネジメントの強化と関係部門との連携強化、損益やリスク状況を頻度高く可視化する仕組みの導入等を通じ、遂行支援と内部牽制の両輪にて経営補佐とプロジェクト支援にあたる。 (3) 全社のリスクのうち危機管理を統括する恒常部門を設置し、各部門に配置するリスクマネジャーが実施する活動を一元的に統括する。当該リスク統括部門は、関連情報の提供や注意喚起などにより恒常的な予防・管理活動を行う一方、危機が発生した場合の事務局機能を担い有事の際の対応にあたる。 4.効率性確保体制 (1) 取締役会は、全社的な経営方針や重要な業務執行に関する意思決定を行い、具体的な経営計画を策定し経営目標の達成にあたる。また、業務執行に関する意思決定を迅速に行うため、法令等に抵触しない範囲でその権限の一部を代表取締役社長に委譲し、職務執行の効率性を確保する。 (2) 経営目標の効率的な達成に資するよう、業務分掌及び職務権限に係る社内規定に基づき、柔軟な組織編成及び職務権限の明確化と委譲を行う。 (3) 全社的な業務効率化を図るため、社内諸規定を体系的に整備するとともにその適正な運用・管理を行い、また情報システムの積極活用による効率的な情報共有・分析を行う。 5.企業集団内部統制体制 (1) 当社グループは、経営理念及び千代田グループ行動規範によりグループの全役職員が共有すべき価値観を明確にし、当社とグループ会社双方が緊密な連携を保ちながら業務を行う。 (2) 当社は、当社グループとしての業務の適正並びに効率性を確保するための社内規定を整備すると共に、グループ会社ごとに主管本部を定め、グループ会社の管理・監督にあたる。また、グループ経営に関する企画・立案・統制・指導を行う恒常部門を設置する。 (3) グループ会社は、当社と統一的な考え方に基づき、当社への適時・適切な情報の報告体制及び内部通報制度を含め、当社と整合的な内部統制体制を構築する。具体的には、法令等遵守に関してはグループ各社からの委員をメンバーとするグループ会社コンプライアンス連絡会を設置してグループとしての情報共有を図る。グループ会社のリスク管理・危機管理についても当社の体制に沿った展開を図る。また、グループ会社の内部監査は当社の内部監査部門が行う。 (4) 主要なグループ会社について、当社の監査等委員が各グループ会社の監査役を兼務し必要に応じて適切な調査が行える体制とする。 6.監査等委員会監査の実効性確保体制(1) 監査等委員会の監査活動の充実を図るため監査等委員会の職務遂行を補助する専任職員を置く。 (2) 当該職員の独立性確保及び当該職員への指示の実効性確保のため、監査等委員会補助職員の人事考課は監査等委員会が行い、その異動については監査等委員会の事前の同意を必要とし、当該職員は当社の業務遂行に係る役職を兼務しない。 7.監査等委員会報告体制 (1) 役職員は、監査等委員会の求めに応じて、内部統制に関係する自らの活動について、定期的にまたは重要事項発生の都度、監査等委員会に報告する。当社は、監査等委員会に報告を行った役職員に対して、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行わない。 (2) 代表取締役は、監査等委員会の監査の実効性を確保するため、監査等委員会と定期的に会合を持ち、役職員から監査等委員会への報告状況等について意見交換を行い、また監査等委員会より経営諮問会議等の重要会議への監査等委員の陪席を求められた場合はこれに応じる。 (3) 監査等委員会は、グループ会社からの報告の実効性を確保するため、主要なグループ会社の監査役と定期的に会合を持ち、企業集団の内部統制体制について意見交換及び情報共有を行う。 (4) 監査等委員会が、独自の外部専門家を監査等委員の監査のために起用することを求めた場合、当社は、当該監査等委員の職務に明らかに必要でないと証明された場合を除き、その費用を負担する。
    8.財務報告の適正性確保体制 (1) 当社は、主要なグループ会社とともに、金融商品取引法で求められる財務報告の適正性を確保するため、業務ルールの文書化等所要の内部統制体制を整備・運用する。新たなリスクが認識された場合や当該体制に不具合や不備が発見された場合には、速やかに改善を図る。 (2) 当社は、日常の業務監査等を通じて各部門における統制活動の実態を把握・検証し、グループ全体に亘る財務報告に係る内部統制機能の実効性を確保するため、独立性の高い内部監査部門を設置する。

     

     ハ 責任限定契約の内容の概要

     当社は、社外取締役である田中伸男、松川良、奈良橋美香及び伊藤尚志の各氏、監査等委員である取締役の鳥居真吾並びに非業務執行取締役である風間常則、石川正男及び松永愛一郎の両氏との間に、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、同法第425条第1項に定める最低責任限度額としています。

     ニ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要

     当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者が業務に起因して損害賠償責任を負った場合における損害を当該保険契約によって填補することとしています(ただし、保険契約上で定められた免責事由に該当するものを除く)。保険料は全額当社が負担しています。

    ② 定款規定の内容

     イ.自己の株式の取得

     当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めています。これは、機動的な資本政策の遂行を目的としています。

     ロ.取締役の定数

     当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の定員を12名以内、監査等委員である取締役の定員を5名以内とする旨を定款で定めています。

     ハ.取締役の選任の決議要件

     当社は、取締役の選任決議について、株主総会において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって決する旨を定款で定めています。また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨も定款で定めています。

     ニ.取締役の責任免除

     当社は、取締役が職務遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役であった者の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議により免除することができる旨を定款に定めています。

     ホ.株主総会の特別決議要件

     当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項の定めによる株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって決する旨を定款で定めています。

     ヘ.株主総会の特別決議要件

     当社は、種類株式発行会社であって、株式ごとに異なる数の単元株式数を定めており、普通株式の単元株式数は100株としていますが、A種優先株式の単元株式数は1株としています。また、普通株式は、株主として権利内容に制限のない株式でありますが、A種優先株式は法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会において議決権を有していません。なお、A種優先株式は配当金や残余財産の分配について優先権を有しています。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性10名 女性1名 (役員のうち女性の比率 9.09%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    代表取締役会長 CEO 兼 CWO 榊田 雅和 1958年11月11日生 1981年4月 三菱商事㈱入社(重機部) 2001年2月 米国三菱商事会社(ニューヨーク) 2006年4月 三菱商事㈱プラント・産業機械事業本部 重機ユニットマネージャー 2012年4月 同社 機械グループCEOオフィス(経営計画担当) 兼機械グループCIO 2013年4月 同社 執行役員 インド三菱商事会社社長兼 アジア・大洋州統括補佐(南西アジア)(ニューデリー) 2017年4月 同社常務執行役員 コーポレート担当役員チーフ・コンプライアンス・オフィ サー、緊急危機対策本部長 2017年6月 同社代表取締役常務執行役員 コーポレート担当役員 チーフ・コンプライアンス・オフィサー、緊急危機対策本部長 2021年4月 同社取締役 2021年6月 当社代表取締役会長 CEO 兼 CWO(現任) 1981年4月 三菱商事㈱入社(重機部) 2001年2月 米国三菱商事会社(ニューヨーク) 2006年4月 三菱商事㈱プラント・産業機械事業本部 重機ユニットマネージャー 2012年4月 同社 機械グループCEOオフィス(経営計画担当) 兼機械グループCIO 2013年4月 同社 執行役員 インド三菱商事会社社長兼 アジア・大洋州統括補佐(南西アジア)(ニューデリー) 2017年4月 同社常務執行役員 コーポレート担当役員チーフ・コンプライアンス・オフィ サー、緊急危機対策本部長 2017年6月 同社代表取締役常務執行役員 コーポレート担当役員 チーフ・コンプライアンス・オフィサー、緊急危機対策本部長 2021年4月 同社取締役 2021年6月 当社代表取締役会長 CEO 兼 CWO(現任) (注)3 普通株式-
    1981年4月 三菱商事㈱入社(重機部)
    2001年2月 米国三菱商事会社(ニューヨーク)
    2006年4月 三菱商事㈱プラント・産業機械事業本部 重機ユニットマネージャー
    2012年4月 同社 機械グループCEOオフィス(経営計画担当) 兼機械グループCIO
    2013年4月 同社 執行役員 インド三菱商事会社社長兼 アジア・大洋州統括補佐(南西アジア)(ニューデリー)
    2017年4月 同社常務執行役員 コーポレート担当役員チーフ・コンプライアンス・オフィ サー、緊急危機対策本部長
    2017年6月 同社代表取締役常務執行役員 コーポレート担当役員 チーフ・コンプライアンス・オフィサー、緊急危機対策本部長
    2021年4月 同社取締役
    2021年6月 当社代表取締役会長 CEO 兼 CWO(現任)
    代表取締役社長 COO 兼 CSO 山東 理二 1957年10月21日生 1981年4月 三菱商事㈱入社 2009年4月 智利三菱商事会社社長 2012年4月 三菱商事㈱執行役員、智利三菱商事会社社長 2012年7月 三菱商事㈱執行役員、環境・インフラ事業本部長 2013年6月 当社取締役 2013年7月 三菱商事㈱執行役員 インフラ事業本部長兼環境事業本部長 2015年4月 同社執行役員、インフラ事業本部長 2016年4月 同社執行役員、中南米統括 2017年4月 当社副社長執行役員 2017年6月 当社代表取締役社長 2019年6月 当社代表取締役社長 COO 兼 CSO(現任) 1981年4月 三菱商事㈱入社 2009年4月 智利三菱商事会社社長 2012年4月 三菱商事㈱執行役員、智利三菱商事会社社長 2012年7月 三菱商事㈱執行役員、環境・インフラ事業本部長 2013年6月 当社取締役 2013年7月 三菱商事㈱執行役員 インフラ事業本部長兼環境事業本部長 2015年4月 同社執行役員、インフラ事業本部長 2016年4月 同社執行役員、中南米統括 2017年4月 当社副社長執行役員 2017年6月 当社代表取締役社長 2019年6月 当社代表取締役社長 COO 兼 CSO(現任) (注)3 普通株式102
    1981年4月 三菱商事㈱入社
    2009年4月 智利三菱商事会社社長
    2012年4月 三菱商事㈱執行役員、智利三菱商事会社社長
    2012年7月 三菱商事㈱執行役員、環境・インフラ事業本部長
    2013年6月 当社取締役
    2013年7月 三菱商事㈱執行役員 インフラ事業本部長兼環境事業本部長
    2015年4月 同社執行役員、インフラ事業本部長
    2016年4月 同社執行役員、中南米統括
    2017年4月 当社副社長執行役員
    2017年6月 当社代表取締役社長
    2019年6月 当社代表取締役社長 COO 兼 CSO(現任)
    代表取締役専務執行役員 CFO 兼 財務本部長 樽谷 宏志 1962年5月13日生 1986年4月 ㈱三菱銀行入行 2012年12月 ㈱三菱東京UFJ銀行法人リスク統括部長 兼 コンプライアンス統括部部長(特命担当) 2014年5月 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長 2016年4月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ監査部部長(特命担当) 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長 2016年9月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ法務部長 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行法務部長 2019年6月 当社顧問 2019年6月 当社代表取締役専務執行役員 CFO 2019年7月 当社代表取締役専務執行役員 CFO 兼 財務本部長(現任) 1986年4月 ㈱三菱銀行入行 2012年12月 ㈱三菱東京UFJ銀行法人リスク統括部長 兼 コンプライアンス統括部部長(特命担当) 2014年5月 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長 2016年4月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ監査部部長(特命担当) 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長 2016年9月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ法務部長 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行法務部長 2019年6月 当社顧問 2019年6月 当社代表取締役専務執行役員 CFO 2019年7月 当社代表取締役専務執行役員 CFO 兼 財務本部長(現任) (注)3 普通株式31
    1986年4月 ㈱三菱銀行入行
    2012年12月 ㈱三菱東京UFJ銀行法人リスク統括部長 兼 コンプライアンス統括部部長(特命担当)
    2014年5月 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長
    2016年4月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ監査部部長(特命担当) 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行監査部与信監査室長
    2016年9月 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ法務部長 兼 ㈱三菱東京UFJ銀行法務部長
    2019年6月 当社顧問
    2019年6月 当社代表取締役専務執行役員 CFO
    2019年7月 当社代表取締役専務執行役員 CFO 兼 財務本部長(現任)
    取締役 風間 常則 1951年2月28日生 1976年4月 当社入社 2005年9月 当社RGX6 Project Manager 2014年3月 当社Jangkrik FPU Project Project Sponsor 2016年9月 当社Yamal LNG Project Project Sponsor 2018年5月 当社Tangguh LNG Project Project Director 2019年1月 当社エネルギープロジェクト事業本部 特別推進部 2019年6月 当社取締役(現任) 1976年4月 当社入社 2005年9月 当社RGX6 Project Manager 2014年3月 当社Jangkrik FPU Project Project Sponsor 2016年9月 当社Yamal LNG Project Project Sponsor 2018年5月 当社Tangguh LNG Project Project Director 2019年1月 当社エネルギープロジェクト事業本部 特別推進部 2019年6月 当社取締役(現任) (注)3 普通株式15
    1976年4月 当社入社
    2005年9月 当社RGX6 Project Manager
    2014年3月 当社Jangkrik FPU Project Project Sponsor
    2016年9月 当社Yamal LNG Project Project Sponsor
    2018年5月 当社Tangguh LNG Project Project Director
    2019年1月 当社エネルギープロジェクト事業本部 特別推進部
    2019年6月 当社取締役(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    取締役 石川 正男 1956年8月21日生 1980年4月 当社入社 2011年4月 当社ガス・LNGプロセス設計本部長 2013年4月 当社執行役員 技術本部長代行 2015年4月 当社常務執行役員 技術本部長 2020年4月 当社専務執行役員 技術本部長 2021年4月 当社顧問 2021年6月 当社取締役(現任) 1980年4月 当社入社 2011年4月 当社ガス・LNGプロセス設計本部長 2013年4月 当社執行役員 技術本部長代行 2015年4月 当社常務執行役員 技術本部長 2020年4月 当社専務執行役員 技術本部長 2021年4月 当社顧問 2021年6月 当社取締役(現任) (注)3 普通株式67
    1980年4月 当社入社
    2011年4月 当社ガス・LNGプロセス設計本部長
    2013年4月 当社執行役員 技術本部長代行
    2015年4月 当社常務執行役員 技術本部長
    2020年4月 当社専務執行役員 技術本部長
    2021年4月 当社顧問
    2021年6月 当社取締役(現任)
    取締役 松永 愛一郎 1963年3月14日生 1986年4月 三菱商事㈱入社 2013年5月 同社新エネルギー・電力事業本部 重電機輸出部長 2014年4月 伯国三菱商事会社社長(サンパウロ) 兼 三菱商事㈱中南米統括補佐 2017年4月 同社理事、中南米統括(サンパウロ) 兼 伯国三菱商事会社社長 2018年4月 三菱商事㈱執行役員 中南米統括 兼 伯国三菱商事会社社長 2019年4月 三菱商事㈱常務執行役員 産業インフラグループCEO(現任) 2019年6月 当社取締役(現任) 1986年4月 三菱商事㈱入社 2013年5月 同社新エネルギー・電力事業本部 重電機輸出部長 2014年4月 伯国三菱商事会社社長(サンパウロ) 兼 三菱商事㈱中南米統括補佐 2017年4月 同社理事、中南米統括(サンパウロ) 兼 伯国三菱商事会社社長 2018年4月 三菱商事㈱執行役員 中南米統括 兼 伯国三菱商事会社社長 2019年4月 三菱商事㈱常務執行役員 産業インフラグループCEO(現任) 2019年6月 当社取締役(現任) (注)3 普通株式-
    1986年4月 三菱商事㈱入社
    2013年5月 同社新エネルギー・電力事業本部 重電機輸出部長
    2014年4月 伯国三菱商事会社社長(サンパウロ) 兼 三菱商事㈱中南米統括補佐
    2017年4月 同社理事、中南米統括(サンパウロ) 兼 伯国三菱商事会社社長
    2018年4月 三菱商事㈱執行役員 中南米統括 兼 伯国三菱商事会社社長
    2019年4月 三菱商事㈱常務執行役員 産業インフラグループCEO(現任)
    2019年6月 当社取締役(現任)
    取締役 田中 伸男 1950年3月3日生 1973年4月 通商産業省(現経済産業省)入省 1991年10月 経済協力開発機構 科学技術工業局長 1995年6月 通商産業省産業政策局 産業資金課長 1998年6月 外務省 在アメリカ合衆国日本大使館公使 2000年6月 独立行政法人経済産業研究所 副所長 2002年1月 経済産業省通商政策局 通商機構部長 2004年7月 経済協力開発機構 科学技術産業局長 2007年9月 国際エネルギー機関 事務局長 2012年6月 帝人㈱ 社外監査役 2013年6月 イノテック㈱ 社外監査役(現任) 2015年4月 公益財団法人笹川平和財団 理事長 2015年6月 当社取締役(現任) 2016年12月 公益財団法人笹川平和財団 会長 1973年4月 通商産業省(現経済産業省)入省 1991年10月 経済協力開発機構 科学技術工業局長 1995年6月 通商産業省産業政策局 産業資金課長 1998年6月 外務省 在アメリカ合衆国日本大使館公使 2000年6月 独立行政法人経済産業研究所 副所長 2002年1月 経済産業省通商政策局 通商機構部長 2004年7月 経済協力開発機構 科学技術産業局長 2007年9月 国際エネルギー機関 事務局長 2012年6月 帝人㈱ 社外監査役 2013年6月 イノテック㈱ 社外監査役(現任) 2015年4月 公益財団法人笹川平和財団 理事長 2015年6月 当社取締役(現任) 2016年12月 公益財団法人笹川平和財団 会長 (注)3 普通株式-
    1973年4月 通商産業省(現経済産業省)入省
    1991年10月 経済協力開発機構 科学技術工業局長
    1995年6月 通商産業省産業政策局 産業資金課長
    1998年6月 外務省 在アメリカ合衆国日本大使館公使
    2000年6月 独立行政法人経済産業研究所 副所長
    2002年1月 経済産業省通商政策局 通商機構部長
    2004年7月 経済協力開発機構 科学技術産業局長
    2007年9月 国際エネルギー機関 事務局長
    2012年6月 帝人㈱ 社外監査役
    2013年6月 イノテック㈱ 社外監査役(現任)
    2015年4月 公益財団法人笹川平和財団 理事長
    2015年6月 当社取締役(現任)
    2016年12月 公益財団法人笹川平和財団 会長
    取締役 松川 良 1955年2月23日生 1979年4月 東京芝浦電気㈱(現㈱東芝)入社 2007年4月 同社電力システム社 技術管理部 部長 2011年1月 ㈱東芝 府中事業所 所長 2013年6月 同社電力システム社 経営変革統括責任者 2014年6月 東芝プラントシステム㈱ 代表取締役社長 2021年6月 当社取締役(現任) 1979年4月 東京芝浦電気㈱(現㈱東芝)入社 2007年4月 同社電力システム社 技術管理部 部長 2011年1月 ㈱東芝 府中事業所 所長 2013年6月 同社電力システム社 経営変革統括責任者 2014年6月 東芝プラントシステム㈱ 代表取締役社長 2021年6月 当社取締役(現任) (注)3 普通株式10
    1979年4月 東京芝浦電気㈱(現㈱東芝)入社
    2007年4月 同社電力システム社 技術管理部 部長
    2011年1月 ㈱東芝 府中事業所 所長
    2013年6月 同社電力システム社 経営変革統括責任者
    2014年6月 東芝プラントシステム㈱ 代表取締役社長
    2021年6月 当社取締役(現任)
    取締役 (常勤監査等委員) 鳥居 真吾 1967年6月3日生 1990年4月 三菱商事㈱入社 2012年6月 ㈱メタルワン コーポレート経理部長 2016年4月 三菱商事㈱ 化学品グループ管理部長 2019年4月 同社総合素材・石油・化学管理部長 2021年4月 当社顧問 2021年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現任) 1990年4月 三菱商事㈱入社 2012年6月 ㈱メタルワン コーポレート経理部長 2016年4月 三菱商事㈱ 化学品グループ管理部長 2019年4月 同社総合素材・石油・化学管理部長 2021年4月 当社顧問 2021年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現任) (注)4 普通株式-
    1990年4月 三菱商事㈱入社
    2012年6月 ㈱メタルワン コーポレート経理部長
    2016年4月 三菱商事㈱ 化学品グループ管理部長
    2019年4月 同社総合素材・石油・化学管理部長
    2021年4月 当社顧問
    2021年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現任)
    取締役 (監査等委員) 奈良橋 美香 1972年6月3日生 2000年10月 弁護士登録(東京弁護士会) 2003年8月 アンダーソン毛利友常法律事務所入所 2007年1月 ドイツ証券㈱ 投資銀行本部入社 2009年8月 アメリカンライフインシュアランスカンパニー(現メットライフ生命保険㈱)入社、同社法務部 シニアマネジャー 2015年1月 AIGアメリカンホーム医療・損害保険㈱入社、同社法務室 室長 2017年4月 TH総合法律事務所 シニアパートナー弁護士(現任) 2018年6月 当社取締役(監査等委員)(現任) 2000年10月 弁護士登録(東京弁護士会) 2003年8月 アンダーソン毛利友常法律事務所入所 2007年1月 ドイツ証券㈱ 投資銀行本部入社 2009年8月 アメリカンライフインシュアランスカンパニー(現メットライフ生命保険㈱)入社、同社法務部 シニアマネジャー 2015年1月 AIGアメリカンホーム医療・損害保険㈱入社、同社法務室 室長 2017年4月 TH総合法律事務所 シニアパートナー弁護士(現任) 2018年6月 当社取締役(監査等委員)(現任) (注)5 普通株式-
    2000年10月 弁護士登録(東京弁護士会)
    2003年8月 アンダーソン毛利友常法律事務所入所
    2007年1月 ドイツ証券㈱ 投資銀行本部入社
    2009年8月 アメリカンライフインシュアランスカンパニー(現メットライフ生命保険㈱)入社、同社法務部 シニアマネジャー
    2015年1月 AIGアメリカンホーム医療・損害保険㈱入社、同社法務室 室長
    2017年4月 TH総合法律事務所 シニアパートナー弁護士(現任)
    2018年6月 当社取締役(監査等委員)(現任)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株)
    取締役 (監査等委員) 伊藤 尚志 1959年4月8日生 1983年4月 三菱信託銀行㈱入社 2005年8月 同社総合資金部長 2010年5月 三菱UFJ信託銀行㈱ロンドン支店長 2010年6月 同社執行役員ロンドン支店長 2012年6月 同社常務執行役員 2013年6月 同社常務取締役 2015年6月 同社専務取締役 CIO 2016年6月 同社取締役 専務執行役員 CIO 2017年6月 日本マスタートラスト信託銀行㈱代表取締役社長 2019年4月 三菱UFJトラストシステム㈱代表取締役会長(現任) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現任) 1983年4月 三菱信託銀行㈱入社 2005年8月 同社総合資金部長 2010年5月 三菱UFJ信託銀行㈱ロンドン支店長 2010年6月 同社執行役員ロンドン支店長 2012年6月 同社常務執行役員 2013年6月 同社常務取締役 2015年6月 同社専務取締役 CIO 2016年6月 同社取締役 専務執行役員 CIO 2017年6月 日本マスタートラスト信託銀行㈱代表取締役社長 2019年4月 三菱UFJトラストシステム㈱代表取締役会長(現任) 2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現任) (注)5 普通株式-
    1983年4月 三菱信託銀行㈱入社
    2005年8月 同社総合資金部長
    2010年5月 三菱UFJ信託銀行㈱ロンドン支店長
    2010年6月 同社執行役員ロンドン支店長
    2012年6月 同社常務執行役員
    2013年6月 同社常務取締役
    2015年6月 同社専務取締役 CIO
    2016年6月 同社取締役 専務執行役員 CIO
    2017年6月 日本マスタートラスト信託銀行㈱代表取締役社長
    2019年4月 三菱UFJトラストシステム㈱代表取締役会長(現任)
    2020年6月 当社取締役(監査等委員)(現任)
    普通株式226

      (注) 1 取締役の田中伸男、松川良、奈良橋美香、伊藤尚志の各氏は社外取締役です。

        2 「所有株式数」の欄には、当社役員持株会名義の株式が含まれていますが、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの買付による株式は含まれていません。

     3 2021年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から1年

     4 2021年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から2年

     5 2020年6月25日開催の定時株主総会の終結の時から2年

     6 CEO ・・・Chief Executive Officer

       CWO ・・・Chief Wellness Officer

       COO ・・・Chief Operating Officer

       CSO ・・・Chief Sustainability Officer

       CFO ・・・Chief Financial Officer

       CIO ・・・Chief Information Officer  ② 社外役員の状況

     当社の社外取締役は4名であります。

    社外取締役の氏名及び選任している理由(㈱東京証券取引所に独立役員として届け出ている、田中伸男、松川良、奈良橋美香及び伊藤尚志の各氏については、独立役員と考える理由を含む。)は、次のとおりです。

    氏 名 当該社外取締役を選任している理由
    田中 伸男 国際エネルギー機関等の国際機関での豊富な経験及び知見を活かして社外取締役としての職務を適切に遂行していただくため。 <独立役員指定理由> 一般株主と利益相反のおそれがあるとされる事項への該当もなく、一般株主と利益相反のおそれがない社外取締役と認められるため。
    松川 良 エネルギー業界での豊富な知見と東芝プラントシステム㈱代表取締役社長を務められた経験を活かして社外取締役としての職務を適切に遂行していただくため。 <独立役員指定理由> 一般株主と利益相反のおそれがあるとされる事項への該当もなく、一般株主と利益相反のおそれがない社外取締役と認められるため。
    奈良橋 美香 弁護士であり企業の法務に関する専門家として、専門的・客観的立場からの監査により、当社経営の健全性確保に貢献いただくため。 <独立役員指定理由> 一般株主と利益相反のおそれがあるとされる事項への該当もなく、一般株主と利益相反のおそれがない社外取締役と認められるため。
    伊藤 尚志 三菱UFJ信託銀行㈱取締役専務執行役員を経て、日本マスタートラスト信託銀行㈱代表取締役社長及び三菱UFJトラストシステム㈱代表取締役会長を歴任されている経験を、当社経営の監査等に活用していただくため。 <独立役員指定理由> 一般株主と利益相反のおそれがあるとされる事項への該当もなく、一般株主と利益相反のおそれがない社外取締役と認められるため。

     当社は社外取締役との間に、特別の利害関係はありません。なお、社外取締役 伊藤尚志氏が在籍していた三菱UFJ信託銀行㈱は当社の普通株式の1.65%を保有しています。

    (注)持株比率は、自己株式を控除して計算しています。

     当社は、多様な視点から、取締役会の適切な意思決定と経営監督の実現を図るため、高い見識に基づく客観的かつ専門的な視点を持つ者から社外取締役を選任します。この社外取締役の独立性について、当社は、㈱東京証券取引所の定める独立性に関する判断要素を基礎として、以下のいずれの項目にも該当しない場合には独立性を有すると判断することにしています。

     1.主要な取引先

      (1)当社を主要な取引先とする者(注1)又はその業務執行者

      (2)当社の主要な取引先(注2)又はその業務執行者

     2.専門家

       当社から役員報酬以外に年間1,000万円以上の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、

       会計専門家、法律専門家又はその団体に属している者

     3.主要株主

       当社の主要株主(直接・間接に10%以上の議決権を保有する者)又はその業務執行者

     4.寄付先

       当社が年間1,000万円を超える寄付を行っている先又はその業務執行者

     5.過去要件

       過去10年間において、上記1から4のいずれかに該当していた者

     6.近親者

       次に掲げる者の配偶者又は二親等以内の親族

      (1)上記1から5のいずれかに該当する者

      (2)当社又はその子会社の取締役、執行役員又は重要な使用人(注3)

     7.前各号のほか、当社と利益相反関係が生じるなど、独立性を有する社外取締役としての職務を果たすことができない特段の事情を有している者

     (注)1 「当社を主要な取引先とする者」とは、直近事業年度におけるその者の年間連結売上高の2%相当額又は

         1億円以上のいずれか高い方の支払を当社から受けた者をいう。

       2 「当社の主要な取引先」とは、直近事業年度における当社の年間連結売上高の2%相当額以上の取引の

         あった者又は直近事業年度における当社の連結総資産の2%相当額以上を当社に融資している者をいう。

       3 「重要な使用人」とは、本部長以上の使用人をいう。

    ③ 社外取締役又は社外監査等委員による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

     社外取締役(監査等委員である取締役を除く。)は当事業年度開催の取締役会(全18回)の全回に出席し、それぞれの専門分野における経験及び知見等を活かして、必要な発言を適宜行うとともに内部監査、監査等委員会監査及び会計監査の結果も含めた業務執行状況に関する報告を受け、当社の経営全般にわたり監督を行っています。

     社外監査等委員は、監査等委員会や取締役会への出席及び会計監査人からの報告等を通じ、直接又は間接に、会計監査及び内部監査の報告を受け、必要に応じて意見を述べることにより、監査の実効性を高めています。そのうえで、監査等委員会の監査報告につなげています。また、取締役会において内部統制部門の報告に対して意見を述べ、適正な業務執行の確保を図っています。

    (3)【監査の状況】

     ① 監査等委員会監査及び内部監査の状況等

     イ.監査等委員会監査

     監査等委員は、監査等委員会(月例開催)を構成するとともに、取締役会・経営諮問会議・内部統制運営委員会・コンプライアンス委員会・懲罰委員会等の重要会議に出席ないし陪席し、取締役の職務執行について不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実がないか、経営判断が善管注意義務に反していないか等の監査の視点から必要に応じ意見を表明します。また、国内主要子会社3社の監査役を兼任するとともに、グループ監査役連絡会(年2回開催)により、グループ会社間における監査役との連携をとります。

     ロ.内部監査

     内部監査部門として、業務監査部(9名)を設置し、連結子会社も含めた内部監査を実施します。

     ハ.内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

     監査等委員会監査の実効性を確保するため、監査等委員が社内各本部の業務執行状況を聴取すると共に、監査等委員会と業務監査部及び会計監査人のそれぞれの間で、定期的ミーティングによる情報交換を行い、相互の連携を図ります。また、監査等委員会、業務監査部及び会計監査人による三様監査連絡会を定期的に開催します。

     監査等委員会と会計監査人の連携は、緊密に行い、監査等委員会あての会計監査人定例報告会として、年間監査計画報告会、四半期レビュー報告会及び期末監査報告会などを開催します。

     ② 会計監査の状況

     イ.監査公認会計士等

     当社は、有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結しており(継続監査期間51年間)、監査業務を執行する社員は以下のとおりです。

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 小林永明氏

    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 吉原一貴氏

    (注)公認会計士 小林永明氏は2年間、公認会計士 吉原一貴氏は7年間、当社の会計監査業務を執行しています。期末決算時の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他7名の計13名で構成されています。

     ロ.監査公認会計士等を選任した理由(含む解任又は不再任の決定の方針)

     監査等委員会は、会計監査人候補を検討するにあたり、当該候補の事業規模・監査実績等を把握の上、その独立性、専門性及び監査品質の確保体制等を確認するとともに、監査計画・同遂行体制の概要及び監査報酬の見積等を聴取し、併せて経営執行部の当該候補に対する意見も勘案の上、候補選定議案を決定します。

     また、監査等委員会は、その決議により、「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」に則り、会計監査人の監査品質、監査実施の有効性及び効率性等、監査等委員会との連携の状況、並びに経営執行部の会計監査人の監査活動に対する評価を踏まえ、再任の可否等を決定します。

     ハ.監査公認会計士等の異動

     該当事項はありません。

     ニ.監査公認会計士等の評価

     監査等委員会は「会計監査人の再任の可否」につき審議を行い、以下の内容を確認し、現会計監査人を再任することを決定しました。

    ・会社法第340条第1項及び第5項に該当する事実の有無

    ・会計監査人の監査品質、監査実施の有効性、及び効率性等

    ・会計監査人の独立性に関する事項、その他職務の遂行に関する事項(会社計算規則第131条)

    ・監査等委員会との連携状況

    ・会計監査人の監査活動の適切性・妥当性等に関する経営執行部の意見

    ③監査報酬の内容等

     イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円) 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円)
    提出会社 151 165 4
    連結子会社 23 24
    174 189 4

     ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(イ.を除く)

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円) 監査証明業務に基づく報酬 (百万円) 非監査業務に基づく報酬 (百万円)
    提出会社
    連結子会社 81 26 85 8
    81 26 85 8

     ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

     該当事項はありません。

     ニ.監査公認会計士等の提出会社及び連結子会社に対する非監査業務の内容

    (前連結会計年度)

     該当事項はありません。

    (当連結会計年度)

     当社が監査公認会計等に対して支払っている非監査業務の内容としましては、主に新収益認識基準適用にあたっての支援サービスについての対価を支払っております。

     また、連結子会社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務はありません。

     ホ.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織の提出会社及び連結子会社に対する非監査業務の内容

    (前連結会計年度)

     当社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務はありま

    せん。

     また、連結子会社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務の内容としましては、海外居住者の個人所得税の申告支援業務、及び新収益認識基準適用にあたっての支援サービスについての対価を支払っています。

    (当連結会計年度)

     当社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務はありま

    せん。

     また、連結子会社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務の内容としましては、海外居住者の個人所得税の申告支援業務、及び新収益認識基準適用にあたっての支援サービスについての対価を支払っています。

     ヘ.監査公認会計士等に対する報酬の決定方針

     当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、事前に見積書の提示を受け、監査日数、監査内容及び当社の規模等を総合的に勘案し、監査等委員会の同意を得た後に決定することとしています。

     ト.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

     監査等委員会は以下の検証項目を審議の上、報酬について経営執行部による提案につき同意することを決定しました。

    ・監査対象が会社のリスクに対応して適切に選択されているか

    ・監査手続きが適切なものか

    ・監査の効率化に向けた取り組みが認められ、かつ監査時間に過不足はないか

    ・今年度特有の事項や重点項目が監査計画に適切に反映されているか

    ・監査等委員会の指摘事項や要望事項が適切に反映されているか

    ・監査担当チームの職掌ランク別の監査時間及び報酬単価は合理的な範囲内にとどまり、かつそれらの監査人員の

    配分は適切か

    ・過去の計画時間及び実績時間の推移に照らし不合理な点はないか

    ・金額水準は妥当なものか

    ・非監査業務の内容・金額は妥当なものか

    ・同業他社・同規模会社等の情報と比較して判断しているか

    (4)【役員の報酬等】

    ①  役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

    イ.決定方針

    役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関し、当社は、業績との連動強化、株主との価値共有、業績向上に対する意欲や士気向上を図ることを狙いとし、役員の報酬制度を基本報酬(職責に対応)、業績連動報酬(毎期の成果に対応)、及び自社株式取得目的報酬(長期的な企業価値向上に連動)で構成しています。

    取締役個々に対する報酬は、株主総会で決議された報酬総額の枠内において、毎年取締役会で決議される報酬基準を基に、経営内容や経済情勢および各人の年度評価についての代表取締役間の協議を経て、取締役会が決定します。なお、決定過程において、独立社外取締役および常勤監査等委員が協議に加わり、その意見を聴取することにより客観性、透明性を高め、妥当性を確保しています。また、報酬制度の制度設計については取締役会にて必要に応じて見直しを行うこととしています。

    ロ.固定報酬及び業績連動報酬の内容等

    当社の役員報酬は、業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等により構成されており、長期的な業績向上に対するインセンティブを与えるべく、株価を指標とする自社株式取得目的報酬を採用するとともに、短期的な業績向上に対するインセンティブを同時に与えるべく、親会社株主に帰属する当期純利益や配当金の水準、経営目標の達成度などの短期業績指標を採用しています。

    加えて、当社の役員報酬制度は、業績との連動強化、株主の皆様との価値共有、業績向上に対する意欲や士気向上を図ることを狙いとし、2016年6月23日開催の2015年度定時株主総会決議により、以下下記1のとおりご承認をいただいています。(当該総会にて選任された取締役:取締役(監査等委員である取締役を除く。)10名、監査等委員である取締役3名)

    また、2020年3月25日開催の取締役会において、下記1記載の事項及び下記2記載の事項を除く取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する方針について決議し、2021年2月24日開催の取締役会において下記2記載の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針を決議しています。なお、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることから、当該決定方針に沿うものであると判断しています。

    1.取締役の報酬内容

    区分(名称) 報酬の考え方 報酬制度の概要
    取締役 (監査等委員である取締役を除く。) 基本報酬 職責に対応 年額3億円以内とします。
    業績連動報酬 毎期の成果に 対応 親会社株主に帰属する当期純利益や配当金の水準と いった定量的な要素に加え、経営目標の達成度などの定性的な要素を考慮し、年額2億円以内かつ親会社株主に帰属する当期純利益の額の1%以内として運用しています。また、業績連動報酬等に係る業績指標は、親会社株主に帰属する当期純利益や配当金の水準と いった定量的な要素に加え、経営目標の達成度などの定性的な要素とします。当該指標を選択した理由は、業績との連動を強化し業績向上に対する意欲や士気向上を図るためであります。当社の業績連動報酬は、職位別の基準額に対して、上述の定量的・定性的要素を反映した係数を乗じたもので算定されています。
    自社株式取得 目的報酬 長期的な業績 向上に連動 年額9千万円以内。監査等委員以外の取締役(社外取締役を除く)は役員持株会を通じて自社株式を取得します。
    監査等委員である 取締役 基本報酬 職責に対応 年額84百万円以内とします。

    2.取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針の概略

    取締役の報酬は、基本報酬(月額固定報酬)と業績連動報酬と自社株式取得目的報酬をもって構成され、基本報酬(月額固定報酬)と業績連動報酬と自社株式取得目的報酬の割合は、業務執行に関わる各取締役が企業価値の向上を図るインセンティブとして適切に機能すると共に、企業価値向上への貢献度を適切に反映し得るように機能する、と判断される割合をもって設定します。

    ②  役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    人数(名) 基本報酬 (百万円) 業績連動報酬 (百万円) 自社株式取得 目的報酬 (百万円)
    取締役(監査等委員を除く。) 6 121 8 18
    監査等委員である取締役 4 42 (非該当) (非該当)

    (注)  1 取締役(監査等委員を除く。)の報酬額合計は121百万円、監査等委員である取締役の報酬額合計42百万円、社外役員(社外取締役2名及び社外監査等委員3名)の報酬額合計は38百万円です。

    2 上記の人数には、2020年6月25日開催の第92回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員である取締役を含む。)1名を含め、当事業年度に係る報酬があった役員の人数を示しています。

    ③ 2021年度以降の報酬

     2021年度以降の当社の役員報酬制度については、現行の報酬制度で定めている基本報酬の考え方を、職責に対応する固定報酬のみならず、基本報酬の一部に個人の評価を反映させるものとし、自社株式取得目的報酬については、より中長期の業績の向上に連動させるべく業績連動型株式報酬に変更することとします。業績連動型株式報酬は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用し、役位や業績目標の達成度等に応じて当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭を交付および給付する信託型株式報酬制度(以下「本株式報酬制度」といいます。)となります。本株式報酬制度の導入については2021年6月23日開催の第93回定時株主総会決議により承認されました。

     2021年度以降の当社の役員報酬制度については以下のとおりとなります。なお、社外取締役は職責に対応する固定報酬のみとします。

    区分(名称) 報酬の考え方 報酬制度の概要
    取締役 (監査等委員である取締役を除く。) 基本報酬 職責に対応及び 個人の評価に連動 年額2億90百万円以内とします。 (うち社外取締役分は年額30百万円以内)
    業績連動報酬 親会社株主に帰属する当期純利益や配当金の水準といった定量的な要素をもって、毎年の成果に対応
    業績連動型 株式報酬 中長期の業績向上に連動 ・当社が拠出する金員の上限は年額70百万円以内とします。 ・取締役に対して交付およびその売却代金が給付される株式数の上限は年240,000株以内とします ※当初の対象期間は、2022年3月31日で終了する事業年度から2024年3月31日で終了する事業年度までの3事業年度
    監査等委員である 取締役 基本報酬 職責に対応 年額60百万円以内とします。

    注 取締役の基本報酬、業績連動報酬及び業績連動型株式報酬の報酬上限額(業績連動型株式報酬については交付する株式数の上限)は2021年6月23日開催の第93回定時株主総会決議により承認されました。

    (5)【株式の保有状況】

     イ.投資株式の区分の基準及び考え方並びに保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

     当社は、純投資目的以外の上場株式(政策保有株式)の保有は、その保有を通じた「取引関係の維持・強化」が当社の事業に資する場合に限ることを原則的な方針とします。また、政策保有株式に係る議決権の行使にあたっては、当社と投資先企業双方の持続的成長と中長期的な企業価値の向上の観点からその行使について判断します。

     ロ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(百万円)
    非上場株式 24 1,147
    非上場株式以外の株式 3 263

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式 - - -
    非上場株式以外の株式 - - -

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円)
    非上場株式 1 -
    非上場株式以外の株式 - -

    (注)非上場株式1銘柄の減少は、子会社株式への振替えによるものです。

     ハ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的

    特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    日揮ホールディングス㈱ 1,000 1,000 参考情報取得のため
    1 1
    ㈱ユーグレナ 260,400 260,400 取引関係強化のため
    262 177
    東洋エンジニアリング㈱ 200 200 参考情報取得のため
    0 0

     ニ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額

     記載すべき事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に準拠して作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて記載しております。

    (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第2条の規定に基づき、同規則及び「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)により作成しております。

    2 監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる監査を受けております。

    3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金預金 124,404 106,988
    受取手形・完成工事未収入金 61,182 48,527
    未成工事支出金 ※4 5,261 ※4 8,767
    未収入金 68,712 77,261
    ジョイントベンチャー持分資産 ※5 96,028 ※5 56,845
    その他 6,041 8,906
    貸倒引当金 △1,243 △1,405
    流動資産合計 360,387 305,891
    固定資産
    有形固定資産
    建物・構築物 15,035 14,105
    減価償却累計額 △8,857 △8,849
    建物・構築物(純額) ※3 6,177 ※2,※3 5,255
    機械・運搬具 748 1,295
    減価償却累計額 △478 △913
    機械・運搬具(純額) 270 382
    工具器具・備品 6,073 5,948
    減価償却累計額 △5,291 △5,119
    工具器具・備品(純額) ※3 782 ※3 829
    土地 ※3 5,085 ※2,※3 4,853
    建設仮勘定 137 106
    有形固定資産合計 12,454 11,426
    無形固定資産 4,912 4,371
    投資その他の資産
    投資有価証券 ※1 5,598 ※1,※2 5,701
    退職給付に係る資産 566
    繰延税金資産 599 394
    その他 1,271 1,395
    貸倒引当金 △172 △164
    投資その他の資産合計 7,296 7,894
    固定資産合計 24,663 23,692
    資産合計 385,051 329,583
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形・工事未払金 137,546 115,187
    1年内返済予定の長期借入金 ※3 122 ※3 747
    未払法人税等 1,212 638
    未成工事受入金 119,911 74,784
    完成工事補償引当金 860 823
    工事損失引当金 34,871 34,443
    賞与引当金 4,150 3,834
    事業構造改善引当金 401 17
    その他 20,802 14,178
    流動負債合計 319,878 244,657
    固定負債
    長期借入金 ※3 35,747 ※2 45,000
    PCB処理引当金 239 239
    退職給付に係る負債 1,986 761
    その他 2,255 2,178
    固定負債合計 40,229 48,178
    負債合計 360,107 292,836
    純資産の部
    株主資本
    資本金 78,396 15,014
    資本剰余金 72,128 142
    利益剰余金 △127,778 15,708
    自己株式 △1,435 △1,435
    株主資本合計 21,310 29,430
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 58 203
    繰延ヘッジ損益 6 30
    為替換算調整勘定 3,033 5,300
    退職給付に係る調整累計額 13 1,434
    その他の包括利益累計額合計 3,112 6,969
    非支配株主持分 519 348
    純資産合計 24,943 36,747
    負債純資産合計 385,051 329,583
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    完成工事高 385,925 315,393
    完成工事原価 ※1 343,101 ※1 295,332
    完成工事総利益 42,823 20,061
    販売費及び一般管理費 ※2,※3 16,033 ※2,※3 13,046
    営業利益 26,789 7,015
    営業外収益
    受取利息 2,649 984
    受取配当金 201 388
    持分法による投資利益 361 33
    為替差益 820
    その他 289 266
    営業外収益合計 3,502 2,492
    営業外費用
    支払利息 727 889
    為替差損 10,192
    その他 727 155
    営業外費用合計 11,647 1,045
    経常利益 18,644 8,462
    特別利益
    関係会社株式売却益 363 ※4 413
    事業構造改善引当金戻入額 ※5 232
    特別利益合計 595 413
    特別損失
    投資有価証券評価損 122
    減損損失 ※6 67
    特別損失合計 190
    税金等調整前当期純利益 19,050 8,876
    法人税、住民税及び事業税 7,120 848
    法人税等調整額 △105 33
    法人税等合計 7,015 882
    当期純利益 12,034 7,993
    非支配株主に帰属する当期純利益又は 非支配株主に帰属する当期純損失(△) △142 0
    親会社株主に帰属する当期純利益 12,177 7,993
    【連結包括利益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    当期純利益 12,034 7,993
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 64 144
    繰延ヘッジ損益 56 24
    為替換算調整勘定 3,197 2,324
    退職給付に係る調整額 △912 1,420
    持分法適用会社に対する持分相当額 △66 △60
    その他の包括利益合計 ※1 2,339 ※1 3,854
    包括利益 14,374 11,847
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 14,522 11,849
    非支配株主に係る包括利益 △148 △1
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 43,396 37,112 △139,956 △1,435 △60,882
    当期変動額
    新株の発行 35,000 35,000 70,000
    親会社株主に帰属する当期純利益 12,177 12,177
    自己株式の取得 △0 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 15 15
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 35,000 35,015 12,177 △0 82,193
    当期末残高 78,396 72,128 △127,778 △1,435 21,310
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 △5 △50 △102 926 767 960 △59,154
    当期変動額
    新株の発行 70,000
    親会社株主に帰属する当期純利益 12,177
    自己株式の取得 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 15
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 64 56 3,136 △912 2,344 △440 1,904
    当期変動額合計 64 56 3,136 △912 2,344 △440 84,097
    当期末残高 58 6 3,033 13 3,112 519 24,943

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 78,396 72,128 △127,778 △1,435 21,310
    当期変動額
    減資 △63,381 63,381
    欠損填補 △135,494 135,494
    親会社株主に帰属する当期純利益 7,993 7,993
    自己株式の取得 △0 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 126 126
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △63,381 △71,986 143,487 △0 8,119
    当期末残高 15,014 142 15,708 △1,435 29,430
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計
    当期首残高 58 6 3,033 13 3,112 519 24,943
    当期変動額
    減資
    欠損填補
    親会社株主に帰属する当期純利益 7,993
    自己株式の取得 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 126
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 144 24 2,266 1,420 3,856 △171 3,684
    当期変動額合計 144 24 2,266 1,420 3,856 △171 11,804
    当期末残高 203 30 5,300 1,434 6,969 348 36,747
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益 19,050 8,876
    減価償却費 3,174 3,281
    減損損失 67
    のれん償却額 40 33
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △10 162
    完成工事補償引当金の増減額(△は減少) 491 △15
    工事損失引当金の増減額(△は減少) △31,906 902
    賞与引当金の増減額(△は減少) 1,139 △148
    事業構造改善引当金の増減額(△は減少) △1,290 △383
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △146 398
    受取利息及び受取配当金 △2,851 △1,372
    支払利息 727 889
    為替差損益(△は益) △59 △225
    持分法による投資損益(△は益) △361 △33
    投資有価証券評価損益(△は益) 122
    関係会社株式売却損益(△は益) △363 △413
    売上債権の増減額(△は増加) 7,291 12,377
    未成工事支出金の増減額(△は増加) 2,194 △3,809
    仕入債務の増減額(△は減少) △34,702 △19,115
    未成工事受入金の増減額(△は減少) △1,285 △40,465
    未収入金の増減額(△は増加) △3,960 △11,670
    ジョイントベンチャー持分資産の増減額(△は増加) 14,830 37,595
    その他 △1,286 △10,800
    小計 △29,094 △23,937
    利息及び配当金の受取額 1,439 1,450
    利息の支払額 △719 △823
    法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △3,841 2,504
    営業活動によるキャッシュ・フロー △32,217 △20,806
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の純増減額(△は増加) △7,358 348
    有形固定資産の取得による支出 △560 △608
    有形固定資産の売却による収入 91 563
    無形固定資産の取得による支出 △1,702 △1,541
    無形固定資産の売却による収入 17 746
    投資有価証券の取得による支出 △9 △659
    関係会社株式の売却による収入 1,116 14
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △18
    連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 ※2 △236
    貸付けによる支出 △7 △869
    貸付金の回収による収入 604 13
    その他 △19 △3
    投資活動によるキャッシュ・フロー △7,828 △2,250
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    長期借入れによる収入 20,000 10,000
    長期借入金の返済による支出 △118 △122
    株式の発行による収入 70,000
    配当金の支払額 △0 △0
    その他 △680 △398
    財務活動によるキャッシュ・フロー 89,200 9,478
    現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,528 △3,616
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 47,626 △17,194
    現金及び現金同等物の期首残高 68,306 115,932
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 115,932 ※1 98,738
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1 連結の範囲に関する事項

    (1) 連結子会社の数 19社

    主要な連結子会社名は、「第1 企業の概況 4関係会社の状況」に記載しているため省略しております。

    当連結会計年度において、ピー・ティー・スル・アーディ・エンジニアリングの株式を全部売却したため、連結の範囲から除外しております。

    当連結会計年度において、アローヘッド・インターナショナル㈱は清算結了したため、連結の範囲から除外しております。

    当連結会計年度において、千代田フランス S.A.Sを新たに設立したため、連結の範囲に含めております。 

    (2) 主要な非連結子会社の名称等

    主要な非連結子会社

    イーアイエンジニアリング㈱

    (連結の範囲から除いた理由)

    非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

    2 持分法の適用に関する事項

    (1) 持分法適用の関連会社数 5社

    主要な会社名

    エル・アンド・ティー・千代田リミテッド

    千代田ペトロスター・リミテッド

    TIS千代田システムズ㈱

    当連結会計年度において、㈱PlantStreamを新たに設立したため、持分法適用の範囲に含めております。

    当連結会計年度において、当社の連結子会社である千代田システムテクノロジーズ㈱のIT事業を会社分割により新設したTIS千代田システムズ㈱に承継し、同社を持分法適用の範囲に含めております。 

    (2) 持分法を適用していない非連結子会社(イーアイエンジニアリング㈱ 他)及び関連会社(カフコジャパン投資㈱ 他)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、且つ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

    (3) 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度にかかる財務諸表を使用しております。

    3 連結子会社の事業年度等に関する事項

    連結子会社のうち以下の会社の決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

    千代田シンガポール・プライベート・リミテッド

    千代田インターナショナル・コーポレーション

    ピー・ティー・千代田インターナショナル・インドネシア

    千代田タイランド・リミテッド

    千代田フィリピン・コーポレーション

    千代田マレーシア・センドリアン・ベルハッダ

    千代田サラワク・センドリアン・ベルハッダ

    千代田オセアニア・ピーティーワイ・リミテッド

    他 3社

    4 会計方針に関する事項

    (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ① 有価証券

    その他有価証券

    時価のあるもの

    連結決算日前1ヶ月の市場価格の平均に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

    時価のないもの

    移動平均法による原価法又は償却原価法(定額法)

    ② デリバティブ

    時価法

    ③ たな卸資産

    未成工事支出金

    個別法による原価法

    (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

    ① 有形固定資産

    主として定率法を採用しております。

    ただし、当社の建物及び2016年4月1日以降に取得した構築物については定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    建物・構築物 8~57年
    機械・運搬具 4~17年
    工具器具・備品 4~15年

    ② 無形固定資産

    定額法を採用しております。

    なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における見込利用可能期間(最長5年)に基づいております。

    (3) 重要な繰延資産の処理方法

    株式交付費は、支出時に全額費用処理しております。

    (4) 重要な引当金の計上基準

    ① 貸倒引当金

    債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    ② 完成工事補償引当金

    完成工事に係る瑕疵担保等の費用に備えるため、主として、過去の経験割合に基づく一定の算定基準により計上しております。

    ③ 工事損失引当金

    受注工事に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における未引渡工事のうち損失の発生が見込まれ、且つ、その金額を合理的に見積もることができる工事について、損失見込額を計上しております。

    ④ 賞与引当金

    従業員に支給すべき賞与の支払に備えるため、当連結会計年度に対応する支給見込額を計上しております。

    ⑤ 事業構造改善引当金

    事業構造改善のため、翌連結会計年度に発生が見込まれる損失について、合理的に見積もることができる金額を計上しております。

    ⑥ PCB処理引当金

    PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の処理費用の支出に備えるため、処理費用及び収集運搬費用の見積額を計上しております。

    (5) 退職給付に係る会計処理の方法

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異の費用処理方法

    数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

    ③ 未認識数理計算上の差異の会計処理方法

    未認識数理計算上の差異については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

    ④ 小規模企業等における簡便法の採用

    一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、簡便法を適用しております。

    (6) 重要な収益及び費用の計上基準

    完成工事高及び完成工事原価の計上基準

    ① 当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事

    工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)

    ② その他の工事

    工事完成基準

    なお、工事進行基準による完成工事高は、279,241百万円であります。

    (7) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

    外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

    なお、在外子会社等の資産、負債、収益及び費用は、在外子会社等の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。

    (8) 重要なヘッジ会計の方法

    ① ヘッジ会計の方法

    繰延ヘッジ処理によっております。

    なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については振当処理を採用しております。

    ② ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段

    為替予約及び外貨預金

    ヘッジ対象

    外貨建資産負債及び外貨建予定取引

    ③ ヘッジ方針

    外貨建資産負債及び外貨建予定取引は、為替リスク管理方針に関する社内規定及び運用細則に基づき、

    キャッシュ・フローの円貨を固定するため及び為替変動リスクを軽減するために、為替予約及び外貨預金を利用してヘッジを行っております。

    ④ ヘッジ有効性評価の方法

    ヘッジ有効性評価は、原則として四半期連結決算時及び連結決算時にヘッジ対象とヘッジ手段双方の相場変動の累計額を基礎に行っております。

    ただし、ヘッジ手段とヘッジ対象の資産・負債又は予定取引に関する重要な条件が同一である場合には、

    ヘッジ有効性評価を省略しております。

    (「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」を適用しているヘッジ関係)

    上記のヘッジ関係のうち、「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号 2020年9月29日)の適用範囲に含まれるヘッジ関係のすべてに、当該実務対応報告に定められている特例的な取扱いを適用しております。当該実務対応報告を適用しているヘッジ関係の内容は、以下のとおりであります。

    ヘッジ会計の方法  繰延ヘッジ処理によっております。なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については振当処理を採用しております。

    ヘッジ手段     為替予約

    ヘッジ対象     外貨建予定取引

    ヘッジ取引の種類  キャッシュ・フローの円貨を固定するもの

    (9) のれんの償却方法及び償却期間

    のれんの償却については、20年間の定額法により償却を行っております。

    (10) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、且つ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (11) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

    ① 関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続

    (共同支配を有する事業の取り込み方法)

    共同支配を前提とする法人格を有しない組合については、資産負債に対する権利義務が共同支配者に帰属することが契約上規定されている場合において、当社グループ持分相当額の資産、負債、収益及び費用を取り込んでおります。

    共同支配を前提とする企業については、資産負債に対する権利義務が共同支配者に帰属することが契約上規定されており、名目上の資本金額しか保有していないことや事業の終了と共に解散することが予め定められている等、実態として法人格を有しない組合と同一と見做せる場合において、当社グループ持分相当額の資産、負債、収益及び費用を取り込んでおります。

    (追加情報)

    「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続を新たに開示しております。

    ② 消費税等の会計処理

    消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

    ③ 連結納税制度の適用

    連結納税制度を適用しております。

    ④ 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用

    当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。

    (重要な会計上の見積り)

    1 収益の認識

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    完成工事高   279,241百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    当社及び国内連結子会社は、「工事契約に関する会計基準」(企業会計基準第15号 2007年12月27日)に従い、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を適用、その他の工事については工事完成基準を適用しております。工事進行基準適用工事については、原価比例法を採用し、連結会計年度末における工事進捗度を合理的に見積り、工事進捗度に工事収益総額を乗じて完成工事高を算定しております。

    在外連結子会社は、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」またはASC第606号「顧客との契約から生じる収益」に従い、顧客との契約の識別、契約における履行義務の識別、取引価格の算定、取引価格の履行義務への配分を適切に評価した上で、識別した履行義務の充足に伴い工事収益を認識しております。

    工事収益総額の見積りには、マイルストーン達成によるインセンティブボーナスや契約納期の未達による遅延賠償金などの将来の未確定事象に係る見積要素が含まれております。

    また、上記「工事契約に関する会計基準」においては工事進捗度計算の基礎となる工事原価総額及び、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」並びにASC第606号「顧客との契約から生じる収益」においては識別する履行義務を完全に充足するための工事原価総額には、履行義務に対応する将来生じる工事原価の見積額や新型コロナウイルス感染症の影響額を含む想定リスクに対する見積額などの重要な見積要素が含まれており、機器資材費の高騰や工事従事者・機器資材の確保が困難になるなど、予測不能な前提条件の変化などが生じた場合には、工事原価総額等の見積額の変更に伴い工事進捗度や履行義務の充足に係る進捗度が変動し、翌連結会計年度において、当社グループの連結財務諸表の報告額に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    2 工事損失引当金

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    工事損失引当金 34,443百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    当社グループでは、当連結会計年度末において損失の発生が見込まれる未引渡工事に係る損失に備えるため、合理的に見積もった損失見込額を工事損失引当金として計上しております。当該損失を構成する要素として、履行義務に対応して将来生じる工事原価の見積額や新型コロナウイルス感染症の影響額を含む想定リスクに対する見積額などが含まれており、予測不能な前提条件の変化などが生じた場合には、翌連結会計年度において、追加の工事損失引当金を計上する可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    (収益認識に関する会計基準)

    ・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    ・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    (1)概要

    収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

    ステップ1:顧客との契約を識別する。

    ステップ2:契約における履行義務を識別する。

    ステップ3:取引価格を算定する。

    ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

    ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

    (2)適用予定日

    2022年3月期の期首より適用予定であります。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (時価の算定に関する会計基準)

    ・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    (1)概要

    国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。

     ・「金融商品に関する会計基準」における金融商品

     ・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産

      また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められました。

    (2)適用予定日

    2022年3月期の期首より適用予定であります。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「時価の算定に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

    (表示方法の変更)

    (連結キャッシュ・フロー計算書)

    前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めておりました「無形固定資産の売却による収入」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フローにおいて、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△2百万円は、「無形固定資産の売却による収入」17百万円、「その他」△19百万円として組み替えております。

    (「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

    「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

    ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載しておりません。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    投資有価証券 (株式) 4,058百万円 3,981百万円

    ※2 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    建物・構築物 -百万円 2,029百万円
    土地 4,013
    投資有価証券 37
    6,080

    担保付債務は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    長期借入金 -百万円 10,000百万円

    (注)上記の担保に供している資産の他、決算処理において相殺消去されているプロジェクト遂行を目的とするSPCの出資相当額55,881百万円を担保に供しております。

    ※3 金融取引として会計処理した資産及び負債は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    建物・構築物 341百万円 311百万円
    工具器具・備品 0 0
    土地 381 381
    1年内返済予定の長期借入金 122 747
    長期借入金 747

    ※4 損失が見込まれる工事契約に係る未成工事支出金と工事損失引当金は、相殺表示しております。相殺表示した未成工事支出金に対応する工事損失引当金の額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    2百万円 0百万円

    ※5 請負工事に係るジョイントベンチャーの保有する現金預金等のうち、当社及び連結子会社の持分相当額であります。

    (連結損益計算書関係)

    ※1 完成工事原価に含まれている工事損失引当金繰入額

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    15,091百万円 39,165百万円

    ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    従業員給与手当 4,493百万円 4,002百万円
    賞与引当金繰入額 590 594
    退職給付費用 215 149
    研究開発費 1,620 1,582
    貸倒引当金繰入額 0 151

    ※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    1,620百万円 1,582百万円

    ※4 当社の東南アジア子会社が保有するピー・ティー・スル・アーディ・エンジニアリングの株式を全部売却及び当社が保有するTIS千代田システムズ㈱の株式を一部売却したことにより、関係会社株式売却益413百万円を計上しております。

    ※5 子会社再編を含む当社グループの事業構造改革の中で、東南アジア子会社において翌連結会計年度に発生が見込まれる事業再編に伴う損失に備え計上していた引当金について、事業再編の進捗に伴う引当金の取崩し 232百万円を事業構造改善引当金戻入額として計上しております。

    ※6 減損損失

     前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (1)減損損失を認識した資産及び減損損失の金額

    場所 用途 種類 減損損失の金額
    日本 のれん 67百万円

    (2)減損損失を認識するに至った経緯

     国内子会社の株式取得時に発生したのれんについて、同社の事業分離に伴い新設会社に承継することとし、当新設会社の株式を当社グループ外会社に譲渡することが決定されていることから、のれん計上時の想定より早期に売却するという減損の兆候があり、譲渡による回収可能予想額が簿価を上回らないため、減損損失を認識しております。回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、その額は譲渡予定価額により算定しております。

     当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

     該当事項はありません。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 △66百万円 170百万円
    組替調整額 115 △0
    税効果調整前 49 170
    税効果額 14 △26
    その他有価証券評価差額金 64 144
    繰延ヘッジ損益:
    当期発生額 43 28
    組替調整額 13 7
    資産の取得原価調整額 1 △1
    税効果調整前 59 35
    税効果額 △2 △10
    繰延ヘッジ損益 56 24
    為替換算調整勘定:
    当期発生額 3,197 2,634
    組替調整額 △310
    為替換算調整勘定 3,197 2,324
    退職給付に係る調整額:
    当期発生額 △576 1,624
    組替調整額 △338 △47
    税効果調整前 △914 1,576
    税効果額 1 △155
    退職給付に係る調整額 △912 1,420
    持分法適用会社に対する持分相当額:
    当期発生額 △66 △60
    持分法適用会社に対する持分相当額 △66 △60
    その他の包括利益合計 2,339 3,854
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式 (千株) 260,324 260,324
    A種優先株式 (千株) 175,000 175,000

    (注) A種優先株式の発行済株式総数の増加175,000千株は、三菱商事㈱が当社の行った第三者割当増資を引き受けたことに伴う新株の発行によるものであります。

    2 自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式 (千株) 1,357 0 1,357

    (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

    3 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    該当事項はありません。

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    該当事項はありません。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1 発行済株式の種類及び総数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式 (千株) 260,324 260,324
    A種優先株式 (千株) 175,000 175,000

    2 自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
    普通株式 (千株) 1,357 0 1,357

    (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

    3 配当に関する事項

    (1) 配当金支払額

    該当事項はありません。

    (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2021年6月23日 定時株主総会 A種優先株式 3,636 利益剰余金 20.78 2021年3月31日 2021年6月24日
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

    ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度 (自  2019年4月1日   至  2020年3月31日) 当連結会計年度 (自  2020年4月1日   至  2021年3月31日)
    現金預金勘定 124,404 百万円 106,988 百万円
    預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △8,471 △8,250
    現金及び現金同等物 115,932 98,738

    ※2 現金及び現金同等物を対価とする事業分離にかかる資産及び負債の主な内訳

    当社の連結子会社である千代田システムテクノロジーズ㈱のIT事業を、新設分割により新設会社に承継させ、さらに、本新設会社の株式の過半を譲渡したことに伴う譲渡時の資産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。

    流動資産 897百万円
    固定資産 26
    流動負債 固定負債 △372 -
    株式売却後の投資勘定 △187
    株式売却益 27
    株式の売却価額 391
    現金及び現金同等物 △619
    差引:売却による支出 △227
    (リース取引関係)

    (借主側)

       オペレーティング・リース取引

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    1年内 139 84
    1年超 116 39
    合計 256 124
    (金融商品関係)

    1 金融商品の状況に関する事項

    (1) 金融商品に対する取組方針

    当社は、短期余剰資金は通知預金等の安全性の高い金融資産で運用し、また、運転資金を銀行借入等により調達しております。デリバティブは、後述する為替及び金利の変動リスクを回避するために先物為替予約を利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

    (2) 金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権である受取手形及び完成工事未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、原則として外貨建ての営業債務をネットしたポジションについて先物為替予約を利用して当該リスクをヘッジしております。

    投資有価証券は業務上の関係を有する企業の株式であり、このうち上場株式に関しては市場価格の変動リスクに晒されております。

    営業債務である支払手形及び工事未払金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。また、外貨建ての営業債務は、為替の変動リスクに晒されておりますが、原則として外貨建ての営業債権をネットしたポジ

    ションについて先物為替予約を利用して当該リスクをヘッジしております。

    デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性評価の方法については前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (8)重要な

    ヘッジ会計の方法」」をご参照下さい。

    (3) 金融商品に係るリスク管理体制

    ① 信用リスク(取引先の契約不履行に係るリスク)の管理

    当社及び主要な連結子会社は経理規定に従い、主要取引先の財政状態を定期的にモニタリングし、回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

    先物為替予約の利用にあたっては、カウンターパーティ・リスクを軽減するために、格付けの高い金融機関とのみ取引を行っております。

    ② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

    当社は外貨建ての債権債務について、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、原則として先物為替予約を利用してヘッジしております。

    先物為替予約取引については、当社の為替リスク管理方針に基づき個別の工事案件毎に為替ポジションを把握し、為替予約残高の見直しを行っております。なお、為替予約の設定・解約についても同方針に基づき実行・記帳し、契約先と残高照合を行っております。

    市場価格のある投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財政状態を把握し、市場リスクを定量的に管理しております。

    ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

    当社は適時に資金計画を作成・更新し手許流動性を適宜維持すること等により、流動性リスクを管理しております。

    (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価には、市場価格に基づく時価のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価格が含まれております。また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

    2 金融商品の時価等に関する事項

    連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

    なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含めておりません((注2)参照)。

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (百万円) 時価 (百万円) 差額 (百万円)
    (1) 現金預金 124,404 124,404
    (2) 受取手形・完成工事未収入金 61,182 61,182
    貸倒引当金 (*1) △1,222 △1,222
    59,960 59,960
    (3) 未収入金 68,712 68,712
    貸倒引当金 (*1) △20 △20
    68,691 68,691
    (4) ジョイントベンチャー持分資産 96,028 96,028
    (5) 投資有価証券 390 390
    資産計 349,475 349,475
    (1) 支払手形・工事未払金 137,546 137,546
    (2) 1年内返済予定の長期借入金 122 122
    (3) 未払法人税等 1,212 1,212
    (4) 長期借入金 35,747 35,692 △55
    負債計 174,629 174,573 △55
    デリバティブ取引 (*2) (369) (369)

    (*1) 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

    (*2) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (百万円) 時価 (百万円) 差額 (百万円)
    (1) 現金預金 106,988 106,988
    (2) 受取手形・完成工事未収入金 48,527 48,527
    貸倒引当金 (*1) △1,222 △1,222
    47,305 47,305
    (3) 未収入金 77,261 77,261
    貸倒引当金 (*1) △21 △21
    77,239 77,239
    (4) ジョイントベンチャー持分資産 56,845 56,845
    (5) 投資有価証券 569 569
    資産計 288,948 288,948
    (1) 支払手形・工事未払金 115,187 115,187
    (2) 1年内返済予定の長期借入金 747 747
    (3) 未払法人税等 638 638
    (4) 長期借入金 45,000 44,942 △57
    負債計 161,574 161,516 △57
    デリバティブ取引 (*2) (18) (18)

    (*1) 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

    (*2) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

    (注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

    資 産

    (1) 現金預金、(2) 受取手形・完成工事未収入金、(3) 未収入金

     これらはほとんどが短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

    (4) ジョイントベンチャー持分資産

     ジョイントベンチャー持分資産は、請負工事に係るジョイントベンチャーの保有する現金預金等のうち、当社及び連結子会社の持分相当額であり、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

    (5) 投資有価証券

     投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。

    負 債

    (1) 支払手形・工事未払金、(3) 未払法人税等

     これらはほとんどが短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

    (2) 1年内返済予定の長期借入金、(4) 長期借入金

     長期借入金の時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

    デリバティブ取引

    注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。

    (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

    (単位:百万円)
    区分 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    非上場株式 5,204 5,130
    出資証券 2 2

    これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「資産(5) 投資有価証券」には含めておりません。

    (注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 5年以内 (百万円) 5年超 10年以内 (百万円)
    現金預金 124,375
    受取手形・完成工事未収入金 (*) 56,309 3,650
    未収入金 (*) 68,691
    ジョイントベンチャー持分資産 96,028
    合計 345,405 3,650

    (*) 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 5年以内 (百万円) 5年超 10年以内 (百万円)
    現金預金 106,960
    受取手形・完成工事未収入金 (*) 46,586 718
    未収入金 (*) 77,239
    ジョイントベンチャー持分資産 56,845
    合計 287,632 718

    (*) 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

    (注4) 長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 2年以内 (百万円) 2年超 3年以内 (百万円) 3年超 4年以内 (百万円) 4年超 5年以内 (百万円) 5年超 (百万円)
    長期借入金 122 747 10,000 5,000 20,000

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 2年以内 (百万円) 2年超 3年以内 (百万円) 3年超 4年以内 (百万円) 4年超 5年以内 (百万円) 5年超 (百万円)
    長期借入金 747 10,000 15,000 20,000
    (有価証券関係)

    1 その他有価証券

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    種類 連結貸借対照表 計上額 (百万円) 取得原価   (百万円) 差額   (百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 170 57 112
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 220 240 △19
    合計 390 297 93

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    種類 連結貸借対照表 計上額 (百万円) 取得原価   (百万円) 差額   (百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式 530 243 286
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式 39 64 △25
    合計 569 307 261

    2 減損処理を行った有価証券

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    前連結会計年度において、有価証券について122百万円減損処理を行っております。

    なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    該当事項はありません。

    (デリバティブ取引関係)

    1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

    通貨関連

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    区分 取引の種類 契約額等   (百万円) 契約額等の うち1年超 (百万円) 時価   (百万円) 評価損益   (百万円)
    市場取引以外の 取引 為替予約取引
    米ドル売 円買 32,165 △28 △28
    ユーロ売 円買 5,685 △13 △13
    豪ドル売 円買 43,251 △341 △341
    合計 81,102 △383 △383

     (注) 時価の算定方法は、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    区分 取引の種類 契約額等   (百万円) 契約額等の うち1年超 (百万円) 時価   (百万円) 評価損益   (百万円)
    市場取引以外の 取引 為替予約取引
    米ドル売 円買 30,379 △24 △24
    ユーロ売 円買 8,784 △6 △6
    豪ドル売 円買 53,633 △25 △25
    合計 92,797 △57 △57

     (注) 時価の算定方法は、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。

    2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

    通貨関連

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等   (百万円) 契約額等の うち1年超 (百万円) 時価   (百万円)
    原則的処理方法 為替予約取引
    米ドル売 円買 外貨建予定取引 138 17 △6
    米ドル買 円売 1,076 489 20
    為替予約等の 振当処理 為替予約取引 (注) 2
    米ドル売 円買 工事未払金 141
    米ドル買 円売 376
    合計 1,733 506 13

     (注) 1 時価の算定方法は、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。

      2 為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている工事未払金と一体として処理されているため、その時価は、当該工事未払金の時価に含めて記載しております。

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等   (百万円) 契約額等の うち1年超 (百万円) 時価   (百万円)
    原則的処理方法 為替予約取引
    米ドル売 円買 外貨建予定取引 196 △3
    米ドル買 円売 824 41
    ユーロ買 円売 70 1
    為替予約等の 振当処理 為替予約取引 (注) 2
    米ドル買 円売 工事未払金 447
    合計 1,539 38

     (注) 1 時価の算定方法は、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。

      2 為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている工事未払金と一体として処理されているため、その時価は、当該工事未払金の時価に含めて記載しております。

    (退職給付関係)

    1 採用している退職給付制度の概要

    当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

    確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、主として勤続年数、資格、業績評価に応じ付与されるポイントの累積数に基づいた一時金又は年金を支給します。退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。

    なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2 確定給付制度

    (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    退職給付債務の期首残高 20,896百万円 19,809百万円
    勤務費用 1,087 995
    利息費用 151 175
    数理計算上の差異の発生額 △212 △427
    退職給付の支払額 △2,116 △1,663
    その他 3 △42
    退職給付債務の期末残高 19,809 18,847

    (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    年金資産の期首残高 19,669百万円 18,204百万円
    期待運用収益 354 351
    数理計算上の差異の発生額 △868 1,198
    事業主からの拠出額 712 759
    退職給付の支払額 △1,669 △1,661
    その他 6 41
    年金資産の期末残高 18,204 18,893

    (3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    退職給付に係る負債の期首残高 313百万円 381百万円
    退職給付費用 206 △14
    退職給付の支払額 △66 △36
    制度への拠出額 △68 △92
    その他 △2 1
    退職給付に係る負債の期末残高 381 239

    (4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    積立型制度の退職給付債務 20,948百万円 20,021百万円
    年金資産 △19,293 △20,175
    1,654 △153
    非積立型制度の退職給付債務 332 348
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,986 194
    退職給付に係る負債 1,986 761
    退職給付に係る資産 △566
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,986 194

    (5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    勤務費用 1,087百万円 995百万円
    利息費用 151 175
    期待運用収益 △354 △351
    数理計算上の差異の費用処理額 △338 △100
    簡便法で計算した退職給付費用 206 △14
    その他 3
    確定給付制度に係る退職給付費用 752 708

    (6)退職給付に係る調整額

     退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    数理計算上の差異 △914百万円 1,576百万円
    合 計 △914 1,576

    (7) 退職給付に係る調整累計額

     退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    未認識数理計算上の差異 △2百万円 △1,579百万円
    合 計 △2 △1,579

    (8) 年金資産に関する事項

    ① 年金資産の主な内訳

     年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    債券 36% 34%
    株式 23 27
    一般勘定 26 24
    その他 15 15
    合 計 100 100

    ② 長期期待運用収益率の設定方法

    年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

    (9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    割引率 主として0.7% 主として0.7%
    長期期待運用収益率 主として1.8% 主として1.8%

    3 確定拠出制度

    当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度400百万円、当連結会計年度337百万円であります。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    繰延税金資産
    繰越欠損金 (注)3 49,172百万円 48,753百万円
    未払工事原価 3,815 6,057
    工事損失引当金 3,579 5,952
    投資有価証券評価損 4,809 4,809
    海外工事進行基準調整 5,218 2,424
    完成工事未収入金 895 2,290
    長期未収入金 1,824 1,824
    未成工事受入金 2,471 1,695
    長期貸付金 1,643 1,643
    賞与引当金 1,247 1,150
    預り金 16 844
    未成工事支出金 822 547
    退職給付に係る負債 581 520
    その他 3,879 2,323
    繰延税金資産小計 79,977 80,836
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)3 △49,138 △48,719
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △29,725 △30,992
    評価性引当額小計 (注)2 △78,864 △79,711
    繰延税金資産合計 1,112 1,125
    繰延税金負債
    資産除去債務見合い固定資産 △291 △250
    ジョイントベンチャー持分損益 △161 △202
    その他 △65 △277
    繰延税金負債合計 △518 △730
    繰延税金資産の純額 594 394

    (注) 1  前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    固定資産-繰延税金資産 599百万円 394百万円
    固定負債-その他 △5

     2  評価性引当額の変動の主な内容は、工事損失引当金に係る評価性引当額の減少であります。

     3  税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

    前連結会計年度 (2020年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 2年以内 (百万円) 2年超 3年以内 (百万円) 3年超 4年以内 (百万円) 4年超 5年以内 (百万円) 5年超 (百万円) 合計 (百万円)
    税務上の繰越欠 損金(*) 653 291 161 3,482 65 44,518 49,172
    評価性引当額 △653 △291 △161 △3,448 △65 △44,518 △49,138
    繰延税金資産 33 33

    (*) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    当連結会計年度 (2021年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超 2年以内 (百万円) 2年超 3年以内 (百万円) 3年超 4年以内 (百万円) 4年超 5年以内 (百万円) 5年超 (百万円) 合計 (百万円)
    税務上の繰越欠 損金(*) 376 13 3,640 236 2,242 42,244 48,753
    評価性引当額 △376 △13 △3,605 △236 △2,242 △42,244 △48,719
    繰延税金資産 34 34

    (*) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    法定実効税率 30.5% 30.5%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 1.1 7.6
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △2.0 △2.0
    ジョイントベンチャー持分損益 14.1 △16.4
    連結子会社との税率差異 △6.7 5.7
    過年度法人税等 4.6 △18.2
    その他 △4.9 2.6
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 36.8 9.9
    (企業結合等関係)

    事業分離

    当社は、2020年10月1日付で当社の連結子会社である千代田システムテクノロジーズ株式会社(以下「CST社」)のIT事業(以下「対象事業」)を、新設分割により新設会社(以下「本新設会社」)に承継させ、さらに、本新設会社の株式の過半をTIS株式会社(以下「TIS社」)に譲渡(以下株式譲渡と新設分割を総称して「本取引」)いたしました。

    1. 事業分離の概要

    (1)会社分割による事業分離先企業の名称及び株式譲渡先企業の名称

    ① 会社分割による事業分離先企業の名称

    TIS千代田システムズ株式会社

    ② 株式譲渡先企業の名称

    TIS株式会社

    (2)分離した事業の名称及びその事業の内容

    ① 事業の名称

    IT事業

    ② 事業の内容

    顧客の経営課題に合わせた業務改善、製造プラントの操業に関わるプロジェクトマネジメント・生産管理・
    製造管理・運転管理等に関するITソリューションの提供

    (3)事業分離を行った主な理由

    当社グループの経営理念「エネルギーと環境の調和を目指して」のもと、CST社は、計装・電気事業、及び対象事業の2つの事業を推進してまいりました。この度、社内外のデジタライゼーションによる価値創造を推進していくために、ITサービス提供の中核を担う対象事業においてさらなる経営基盤強化・人材の高度化が必要と考え、国内トップクラスの総合IT企業であるTIS社とともに事業戦略を展開していくことが望ましいと判断し、本取引を実施することといたしました。

    (4)会社分割日及び株式譲渡日

    2020年10月1日

    (5)法的形式を含むその他取引の概要に関する事項

    ① 会社分割

    CST社を分割会社とし、本新設会社に対して対象事業に関する権利・義務を承継させる新設分割(簡易分割)

    ② 株式譲渡

    受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡

    2. 実施した会計処理の概要

    (1)移転損益の金額

    関係会社株式売却益 27百万円

    (2)移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳

    流動資産 897百万円
    固定資産 26
    資産合計 923
    流動負債 固定負債 372 -
    負債合計 372

    (3)会計処理

    「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 2013年9月13日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、処理しております。

    3. 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称

    エンジニアリング事業

    4. 当連結会計年度に係る連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額

    完成工事高    585百万円

    営業利益     166百万円

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1  報告セグメントの概要

    当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営諮問会議及び取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社グループは、総合エンジニアリング企業として、各種プラント、産業設備のコンサルティング、計画、設計、施工、調達、試運転及びメンテナンスなどの「エンジニアリング事業」をグローバルに展開しており、グループ各社の持つ遂行機能を最適に組み合わせ、各社が一体となったオペレーションを行っております。

    2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

    報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。

    3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日  至 2020年3月31日)

      当社グループの報告セグメントはエンジニアリング事業のみであり、また、前連結会計年度において、アローヘッド・インターナショナル㈱が旅行業を他社に事業移管したことにより、他の事業セグメントの重要性が低下したため、記載を省略しております。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日  至 2021年3月31日)

      当社グループの報告セグメントはエンジニアリング事業のみであり、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    【関連情報】

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    (単位:百万円)

    米国 日本 その他 合計
    192,057 133,080 60,787 385,925

      (注) 売上高は工事の施工地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2) 有形固定資産

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    10,160 1,974 319 12,454

    3  主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の名称 売上高 関連するセグメント名
    キャメロン・エルエヌジー・エルエルシー 79,612 エンジニアリング事業
    ガルフ・コースト・グロウス・ベンチャーズ・エルエルシー 57,378 エンジニアリング事業

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1  製品及びサービスごとの情報

    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 

    2  地域ごとの情報

    (1) 売上高

    (単位:百万円)

    日本 米国 インドネシア その他 合計
    146,084 120,001 38,296 11,010 315,393

      (注) 売上高は工事の施工地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

    (2) 有形固定資産

    (単位:百万円)

    日本 アジア その他 合計
    9,955 1,364 105 11,426

    3  主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の名称 売上高 関連するセグメント名
    ガルフ・コースト・グロウス・ベンチャーズ・エルエルシー 55,076 エンジニアリング事業
    ビーピー・ベラウ・エルティーディー 34,058 エンジニアリング事業

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

      当社グループの報告セグメントはエンジニアリング事業のみであり、他の事業セグメントの重要性が乏しく、かつ、報告セグメントに配分されていない減損損失はないため、記載を省略しております。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

      該当事項はありません。

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    当社グループの報告セグメントはエンジニアリング事業のみであり、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。なお、報告セグメントに配分されていないのれんの償却額及び未償却残高は、29百万円及び284百万円であります。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    当社グループの報告セグメントはエンジニアリング事業のみであり、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。なお、報告セグメントに配分されていないのれんの償却額及び未償却残高は、29百万円及び254百万円であります。

    【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    関連当事者との取引

    連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

    連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日  至 2020年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    その他の関係会社 三菱商事㈱ 東京都 千代田区 204,447 総合商社 (被所有)直接 33.57% 工事の仲介等 増資の引受 (注1) 70,000
    その他の関係会社の子会社 三菱商事フィナンシャサービス㈱ 東京都 千代田区 2,680 金融業 資金貸借取引等 資金の貸付 (注2) 35,000 短期貸付金
    資金の借入 (注3) 30,000 短期借入金

    取引条件及び取引条件の決定方針等

    (注) 1  三菱商事㈱が当社の行った第三者割当を引き受けたものであります。

     2  資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

     3  資金の借入については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

    当連結会計年度 (自 2020年4月1日  至 2021年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 (百万円) 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 (百万円) 科目 期末残高 (百万円)
    その他の関係会社 三菱商事㈱ 東京都 千代田区 204,447 総合商社 (被所有)直接 33.57% 債務被保証及び担保の提供等 当社借入に対する債務保証及び担保の提供(注1) 10,000
    その他の関係会社の子会社 三菱商事フィナンシャサービス㈱ 東京都 千代田区 2,680 金融業 資金貸借取引等 資金の借入 (注2) 10,000 長期借入金 10,000

    取引条件及び取引条件の決定方針等

    (注) 1  当社の三菱商事フィナンシャルサービス㈱からの借入金に対し、債務保証を受けております。また、当該債務保証に対して保証料を支払っており、当社が保有する建物・構築物、土地及び投資有価証券等を担保に供しております。なお、取引金額は期末現在の担保資産に対応する債務残高であります。

     2  資金の借入については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    1株当たり純資産額 △182.07円 △143.94円
    1株当たり当期純利益 40.94円 22.76円
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 15.51円 8.20円

      (注) 1 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    純資産の部の合計額 (百万円) 24,943 36,747
    純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) 72,094 74,023
    (うちA種優先株式の払込額) (百万円) (70,000) (70,000)
    (うち累積未払優先配当額) (百万円) (1,575) (3,675)
    (うち非支配株主持分) (百万円) (519) (348)
    普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) △47,151 △37,275
    1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 (千株) 258,967 258,966

        2 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (自  2019年4月1日 至  2020年3月31日) 当連結会計年度 (自  2020年4月1日 至  2021年3月31日)
    1株当たり当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 12,177 7,993
    普通株主に帰属しない金額 (百万円) 1,575 2,100
    (うちA種優先株式配当額) (百万円) (1,575) (2,100)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 10,602 5,893
    普通株式の期中平均株式数 (千株) 258,967 258,966
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益
    親会社株主に帰属する当期純利益調整額 (百万円) 1,575 2,100
    (うちA種優先株式配当額) (百万円) (1,575) (2,100)
    普通株式増加数 (千株) 525,956 715,750
    (うちA種優先株式数) (千株) (525,956) (715,750)
    希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
    (重要な後発事象)

    (取締役等に対する業績連動型株式報酬制度の導入)

    当社は、2021年5月7日開催の取締役会において、当社の取締役及び執行役員(非業務執行取締役及び国内非居住者を除く。取締役と併せて、以下「取締役等」という)に対する新たな業績連動型株式報酬制度(以下「本制度」という)を導入することを決議いたしました。なお、本制度の導入に関する議案については、2021年6月23日開催予定の第93回定時株主総会に付議する予定であります。

    1. 本制度の導入

    本制度は、取締役等の中長期的な業績の向上と企業価値増大への貢献意識を高めることを目的としております。

    2. 本制度の概要

    本制度は、2022年3月31日で終了する連結会計年度から2024年3月31日で終了する連結会計年度までの3連結会計年度を対象として、役位および業績目標の達成度等に応じて予め定められたポイントの付与を行い、ポイントに相当する数の当社株式等の交付等を行う制度であります。なお、取締役等が当社株式等の給付を受ける時期は、取締役等の退任時であり、一定の受益者要件を充足していることを条件としております。本制度の詳細は以下のとおりであります。

    (信託契約の内容)

    ・信託の種類          特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)

    ・信託の目的          取締役等に対するインセンティブの付与

    ・委託者              当社

    ・受託者              三菱UFJ信託銀行株式会社(予定)

    (共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(予定))

    ・受益者              取締役等のうち受益者要件を充足する者

    ・信託管理人          当社と利害関係のない第三者(公認会計士)

    ・信託契約日          2021年9月(予定)

    ・信託の期間          2021年9月~2024年9月(予定)

    ・制度開始日          2021年9月1日(予定)

    ・議決権行使          行使しないものといたします。

    ・取得株式の種類      当社普通株式

    ・信託金の上限額      615百万円(信託報酬・信託費用を含む。)

    ※取締役と執行役員の信託金の合算した拠出額

    ・株式の取得方法      株式市場または当社(自己株式処分)から取得

    ・帰属権利者          当社

    ・残余財産       帰属権利者である当社が受領できる残余財産は、信託金から株式取得資金を控除した信

    託費用準備金の範囲内といたします。

    (当社ジョイントベンチャーパートナーに対する訴訟の提起)

    当社ジョイントベンチャーパートナーである日揮ホールディングス㈱(以下「日揮」)に対して、横浜地方裁判所へ訴訟の提起がなされました。なお、2021年6月上旬、被告である日揮より当社に対して本訴訟に係る訴訟告知が行われました。当社は、本訴訟の結果次第では日揮及び米国KBR社(以下、「KBR」)と締結した契約に基づく責任分担割合に従って責任を負う可能性があるという利害関係を有していることから、当該告知を受けて本訴訟に対して補助参加人として訴訟参加致します。

    1. 当該訴訟が提起された日

    2021年4月16日

    2. 訴訟提起者の概要

    名称                 Ichthys LNG Pty Ltd.(以下「原告」)

    所在地               オーストラリア連邦西オーストラリア州パース市

    セント・ジョージス・テラス100 22階

    代表者の役職・氏名   代表取締役 村山 徹博

    3. 訴訟の原因及び提起されるに至った経緯

    「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (k)イクシスLNGプロジェクトに関するリスク」の ①に記載のとおり、イクシスLNGプロジェクト遂行の過程で生じた下請業者からの追加費用請求に関して、原告がJVに対して金7億5,772万7,884.46豪ドルの資金提供を行う証書(以下「証書」)が合意され、実行されました。その後、この資金の精算手続きに係る争いが生じ、現在、シンガポールで仲裁が行われております。この仲裁が進行する中、原告はJVに対して2020年12月末時点で提供資金の全額返還を求めましたが、証書に基づく正しい精算手続きが行われておらず、仲裁判断もなされていない状況下、JVは、支払義務はないとの理由により、支払を行っておりません。

    これを受けて原告は、JVの親会社である日揮、KBR、及び当社(以下「親会社各社」)が本プロジェクト遂行に関して提出している親会社保証状に基づき、2021年1月15日付書簡にて親会社各社に対して同額の返金を求めましたが、上記同様の理由により親会社各社は支払を行っておりません。

    4. 訴訟の内容及び請求金額

    証書に基づき原告からJVに提供された資金(金7億5,772万7,884.46豪ドル)全額について、日揮に対して親会社保証状の履行による代位弁済を求めております。なお、合弁契約に基づく当社責任分担割合は30%であります。

    5. 今後の見通し

    当社は、上記JVの判断を踏まえながら、日揮及びKBRと共に提訴の内容を精査した上で、適切に対応する予定であります。

    (多額な資金の借入)

    当社は、2021年5月21日開催の取締役会において、三菱商事フィナンシャルサービス株式会社との間で締結し、

    2021年6月30日まで借入実行期限延長済みの融資契約につき、下記のとおり更新することを決議し、2021年5月

    21日付で契約を締結しております。

    借入先 三菱商事フィナンシャルサービス株式会社
    借入金額 30,000百万円
    借入金利 1.15%水準(保証料を含む)
    借入実行日 2024年3月末日まで
    借入期間 最長2024年3月末日まで
    担保の有無 あり
    劣後条項 なし
    借入先 三菱商事フィナンシャルサービス株式会社
    借入金額 50,000百万円
    借入金利 1.50%水準(保証料を含む)
    借入実行日 2024年3月末日まで
    借入期間 最長2024年3月末日まで
    担保の有無 なし
    劣後条項 なし
    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】

    該当事項はありません。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 平均利率 (%) 返済期限
    1年以内に返済予定の長期借入金 122 747 3.35
    1年以内に返済予定のリース債務 419 453 6.46
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 35,747 45,000 1.86 2023年~2024年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 710 612 7.60 2022年~2043年
    合計 37,000 46,814

      (注) 1 「平均利率」については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

     2 金融取引として会計処理した借入金を含めております。

     3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後の返済予定額は以下のとおりであります。

    1年超2年以内 (百万円) 2年超3年以内 (百万円) 3年超4年以内 (百万円) 4年超5年以内 (百万円) 5年超 (百万円)
    長期借入金 10,000 15,000 20,000
    リース債務 175 206 194 2 32
    【資産除去債務明細表】

    当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

    (2)【その他】

    1 当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    完成工事高 (百万円) 65,537 161,545 242,976 315,393
    税金等調整前四半期(当期)純利益 (百万円) 4,843 5,156 6,622 8,876
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 (百万円) 4,475 5,795 6,467 7,993
    1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 15.26 18.32 18.89 22.76
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益 (円) 15.26 3.07 0.57 3.87

    2 重要な訴訟事件等

     「第2 事業の状況 2 事業等のリスク(k)イクシスLNGプロジェクトに関するリスク」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 (重要な後発事象)」をご参照ください。

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金預金 59,766 80,371
    受取手形 630
    完成工事未収入金 ※1 42,841 ※1 41,647
    未成工事支出金 3,086 7,253
    未収入金 60,579 70,167
    ジョイントベンチャー持分資産 ※5 66,864 ※5 39,647
    その他 3,988 5,122
    貸倒引当金 △12,026 △21,755
    流動資産合計 225,732 222,453
    固定資産
    有形固定資産
    建物 9,876 10,095
    減価償却累計額 △6,051 △6,435
    建物(純額) ※3 3,825 ※2,※3 3,659
    構築物 838 838
    減価償却累計額 △484 △505
    構築物(純額) ※3 354 ※3 333
    機械及び装置 408 408
    減価償却累計額 △224 △313
    機械及び装置(純額) 183 95
    車両運搬具 12 12
    減価償却累計額 △11 △12
    車両運搬具(純額) 1 0
    工具器具・備品 3,995 4,158
    減価償却累計額 △3,438 △3,483
    工具器具・備品(純額) ※3 557 ※3 674
    土地 ※3 4,750 ※2,※3 4,750
    建設仮勘定 94 103
    有形固定資産合計 9,767 9,617
    無形固定資産
    ソフトウエア 4,826 4,376
    その他 41 40
    無形固定資産合計 4,867 4,417
    投資その他の資産
    投資有価証券 1,326 ※2 1,413
    関係会社株式 6,709 8,648
    長期貸付金 19
    従業員に対する長期貸付金 28 37
    関係会社長期貸付金 1,852 1,572
    繰延税金資産 106
    その他 689 810
    貸倒引当金 △1,870 △1,573
    投資その他の資産合計 8,862 10,909
    固定資産合計 23,497 24,944
    資産合計 249,230 247,398
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形 3,383 3,388
    工事未払金 60,905 58,338
    関係会社短期借入金 13,678 19,116
    1年内返済予定の長期借入金 ※3 122 ※3 747
    未払法人税等 778 32
    未成工事受入金 21,489 31,789
    預り金 6,088 3,881
    完成工事補償引当金 16 39
    工事損失引当金 3,406 5,408
    賞与引当金 2,829 2,505
    その他 15,852 11,841
    流動負債合計 128,549 137,089
    固定負債
    長期借入金 ※3 35,747 ※2 45,000
    繰延税金負債 0
    退職給付引当金 1,107 1,081
    PCB処理引当金 239 239
    関係会社事業損失引当金 68,495 43,327
    その他 1,505 1,525
    固定負債合計 107,096 91,175
    負債合計 235,646 228,265
    純資産の部
    株主資本
    資本金 78,396 15,014
    資本剰余金
    資本準備金 72,112
    資本剰余金合計 72,112
    利益剰余金
    その他利益剰余金
    繰越利益剰余金 △135,494 5,436
    利益剰余金合計 △135,494 5,436
    自己株式 △1,435 △1,435
    株主資本合計 13,579 19,016
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 △1 85
    繰延ヘッジ損益 6 30
    評価・換算差額等合計 4 116
    純資産合計 13,584 19,133
    負債純資産合計 249,230 247,398
    ②【損益計算書】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    完成工事高 126,964 136,323
    完成工事原価 ※2 105,772 ※2 133,713
    完成工事総利益 21,191 2,610
    販売費及び一般管理費 ※1 10,729 ※1 8,408
    営業利益又は営業損失(△) 10,461 △5,798
    営業外収益
    受取利息 3,930 251
    受取配当金 ※2 23,450 ※2 4,515
    為替差益 924
    不動産賃貸料 392 395
    受取保証料 ※2 1,074 ※2 883
    その他 69 101
    営業外収益合計 28,917 7,072
    営業外費用
    支払利息 699 792
    為替差損 8,171
    不動産賃貸費用 261 255
    株式交付費 252
    その他 225 98
    営業外費用合計 9,610 1,146
    経常利益 29,768 127
    特別利益
    関係会社事業損失引当金戻入額 10,262 ※3 13,228
    関係会社株式売却益 355 ※4 257
    関係会社清算益 61
    特別利益合計 10,617 13,547
    特別損失
    関係会社貸倒引当金繰入額 451 ※3 9,353
    関係会社株式評価損 223
    投資有価証券評価損 122
    特別損失合計 798 9,353
    税引前当期純利益 39,588 4,321
    法人税、住民税及び事業税 3,629 △1,233
    法人税等調整額 △49 117
    法人税等合計 3,580 △1,115
    当期純利益 36,007 5,436

    【完成工事原価報告書】

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    区分 注記 番号 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
    Ⅰ 材料費 21,267 20.11 20,952 15.67
    Ⅱ 労務費 11,013 10.41 11,875 8.88
    (うち労務外注費) (11,013) (10.41) (11,875) (8.88)
    Ⅲ 外注費 34,737 32.84 67,074 50.16
    Ⅳ 経費 38,754 36.64 33,811 25.29
    (うち人件費) (17,391) (16.44) (17,841) (13.34)
    合計 105,772 100 133,713 100

     (注) 原価計算の方法は、工事毎に実際原価を集計する個別原価計算によっております。

    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他利益剰余金
    繰越利益剰余金
    当期首残高 43,396 37,112 △171,502 △1,435 △92,428
    当期変動額
    新株の発行 35,000 35,000 70,000
    当期純利益 36,007 36,007
    自己株式の取得 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 35,000 35,000 36,007 △0 106,007
    当期末残高 78,396 72,112 △135,494 △1,435 13,579
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △115 △50 △165 △92,594
    当期変動額
    新株の発行 70,000
    当期純利益 36,007
    自己株式の取得 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 114 56 170 170
    当期変動額合計 114 56 170 106,178
    当期末残高 △1 6 4 13,584

    当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 その他利益剰余金
    繰越利益剰余金
    当期首残高 78,396 72,112 72,112 △135,494 △1,435 13,579
    当期変動額
    減資 △63,381 △72,112 135,494 63,381
    欠損填補 △135,494 △135,494 135,494
    当期純利益 5,436 5,436
    自己株式の取得 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △63,381 △72,112 △72,112 140,930 △0 5,436
    当期末残高 15,014 5,436 △1,435 19,016
    評価・換算差額等 純資産合計
    その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計
    当期首残高 △1 6 4 13,584
    当期変動額
    減資
    欠損填補
    当期純利益 5,436
    自己株式の取得 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 87 24 112 112
    当期変動額合計 87 24 112 5,548
    当期末残高 85 30 116 19,133
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1 有価証券の評価基準及び評価方法

    (1) 子会社株式及び関連会社株式

    移動平均法による原価法

    (2) その他有価証券

     時価のあるもの

    決算日前1ヶ月の市場価格の平均に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

    時価のないもの

    移動平均法による原価法又は償却原価法(定額法)

    2 デリバティブの評価基準及び評価方法

    時価法

    3 たな卸資産の評価基準及び評価方法

    未成工事支出金

    個別法による原価法

    4 固定資産の減価償却の方法

    (1) 有形固定資産

    定率法を採用しております。

    ただし、建物及び2016年4月1日以降に取得した構築物については定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    建物・構築物 8~57年
    機械・運搬具 4~17年
    工具器具・備品 4~15年

    (2) 無形固定資産

    定額法を採用しております。

    なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における見込利用可能期間(最長5年)に基づいております。

    5 繰延資産の処理方法

    株式交付費は、支出時に全額費用処理しております。

    6 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

    外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

    7 引当金の計上基準

    (1) 貸倒引当金

    債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 完成工事補償引当金

    完成工事に係る瑕疵担保等の費用に備えるため、過去の経験割合に基づく一定の算定基準により計上しております。

    (3) 工事損失引当金

    受注工事に係る将来の損失に備えるため、当事業年度末における未引渡工事のうち損失の発生が見込まれ、且つ、その金額を合理的に見積もることができる工事について、損失見込額を計上しております。

    (4) 賞与引当金

    従業員に支給すべき賞与の支払に備えるため、当事業年度に対応する支給見込額を計上しております。

    (5) 退職給付引当金

    従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

    ① 退職給付見込額の期間帰属方法

    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

    ② 数理計算上の差異の費用処理方法

    数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。

    (6) PCB処理引当金

    PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の処理費用の支出に備えるため、処理費用及び収集運搬費用の見積額を計上しております。

    (7) 関係会社事業損失引当金

    関係会社の事業の損失に備えるため、当該関係会社の財政状態等を勘案し、当事業年度末における損失負担見込額を計上しております。

    8 収益及び費用の計上基準

    完成工事高及び完成工事原価の計上基準

    ① 当事業年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事

      工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)

    ② その他の工事

      工事完成基準

      なお、工事進行基準による完成工事高は、130,998百万円であります。

    9 ヘッジ会計の方法

    (1) ヘッジ会計の方法

    繰延ヘッジ処理によっております。

    なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については振当処理を採用しております。

    (2) ヘッジ手段とヘッジ対象

    ヘッジ手段

    為替予約及び外貨預金

    ヘッジ対象

    外貨建資産負債及び外貨建予定取引

    (3) ヘッジ方針

    外貨建資産負債及び外貨建予定取引は、為替リスク管理方針に関する社内規定及び運用細則に基づき、キャッシュ・フローの円貨を固定するため及び為替変動リスクを軽減するために、為替予約及び外貨預金を利用して

    ヘッジを行っております。

    (4) ヘッジ有効性評価の方法

    ヘッジ有効性評価は、原則として四半期決算時及び決算時にヘッジ対象とヘッジ手段双方の相場変動の累計額を基礎に行っております。

    ただし、ヘッジ手段とヘッジ対象の資産・負債又は予定取引に関する重要な条件が同一である場合には、ヘッジ有効性評価を省略しております。

    10 その他財務諸表作成のための基礎となる事項

    (1) 関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続

    (共同支配を有する事業の取り込み方法)

    共同支配を前提とする法人格を有しない組合については、資産負債に対する権利義務が共同支配者に帰属することが契約上規定されている場合において、当社持分相当額の資産、負債、収益及び費用を取り込んでおります。

    共同支配を前提とする企業については、資産負債に対する権利義務が共同支配者に帰属することが契約上規定されており、名目上の資本金額しか保有していないことや事業の終了と共に解散することが予め定められている等、実態として法人格を有しない組合と同一と見做せる場合において、当社持分相当額の資産、負債、収益及び費用を取り込んでおります。

    (追加情報)

    「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続を新たに開示しております。

    (2) 退職給付に係る会計処理

    退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

    (3) 消費税等の会計処理

    消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

    (4) 連結納税制度の適用

    連結納税制度を適用しております。

    (5) 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用

    当社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。

    (重要な会計上の見積り)

    1 収益認識

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    完成工事高   130,998百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     (1)の金額の算出方法は、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)1 収益の認識」の内容と同一であります。

    2 工事損失引当金

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    工事損失引当金 5,408百万円

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

     (1)の金額の算出方法は、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)2 工事損失引当金」の内容と同一であります。

    (表示方法の変更)

    (損益計算書)

    前事業年度において、「営業外収益」の「その他」に含めておりました「受取保証料」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

    この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた1,144百万円は、「受取保証料」1,074百万円、「その他」69百万円として組み替えております。

    (「会計上の見積り開示に関する会計基準」の適用)

    「会計上の見積り開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

    ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る内容については記載しておりません。

    (貸借対照表関係)

    ※1 関係会社に対するものは次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    完成工事未収入金 8,464百万円 14,348百万円

    ※2 担保資産及び担保付債務

    担保に供している資産は、次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    建物 -百万円 2,029百万円
    土地 4,013
    投資有価証券 37
    6,080

    担保付債務は、次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    長期借入金 -百万円 10,000百万円

    (注)上記の担保に供している資産の他、決算処理において相殺消去されているプロジェクト遂行を目的とするSPCの出資相当額55,881百万円を担保に供しております。

    ※3 金融取引として会計処理した資産及び負債は次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    建物 338百万円 309百万円
    構築物 3 1
    工具器具・備品 0 0
    土地 381 381
    1年内返済予定の長期借入金 122 747
    長期借入金 747

     4 債務保証をしているものは次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    関係会社 関係会社
    ① 工事に関するボンド等に対する保証 ① 工事に関するボンド等に対する保証
    千代田インターナショナル・コー 62,308百万円 千代田インターナショナル・コー 33,436百万円
    ポレーション ポレーション
    ピー・ティー・千代田インターナ 10,778 ピー・ティー・千代田インターナ 10,688
    ショナル・インドネシア ショナル・インドネシア
    その他(4社) 2,685 その他(1社) 1,475
    小計 75,772 小計 45,600
    ② 電子記録債務に対する保証 ② 電子記録債務に対する保証
    千代田工商(株) 1,372 千代田工商(株) 477
    千代田テクノエース(株) 115 千代田テクノエース(株) 75
    千代田システムテクノロジーズ(株) 221 千代田システムテクノロジーズ(株) 392
    小計 1,708 小計 946
    関係会社合計 77,481 関係会社合計 46,546
    債務保証合計 77,481 債務保証合計 46,546

    ※5 請負工事に係るジョイントベンチャーの保有する現金預金等のうち、当社の持分相当額であります。

    (損益計算書関係)

    ※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    従業員給与手当 1,655百万円 1,593百万円
    賞与引当金繰入額 384 349
    退職給付費用 61 78
    業務委託費 1,389 1,157
    研究開発費 1,630 1,669
    減価償却費 892 740
    販売費に属する費用のおおよその割合 20.1% 19.9%
    一般管理費に属する費用のおおよその割合 79.9 80.1

    ※2 関係会社との取引に係るものは次のとおりであります。

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    仕入高 36,954百万円 52,138百万円
    受取配当金 23,432 4,484
    受取保証料 1,074 883

    ※3 米国子会社及び東南アジア子会社において遂行中の工事で多額の損失を計上したこと等を受け計上していた引当金について、再度回収可能性等を見直した結果、関係会社事業損失引当金戻入額13,228百万円、関係会社貸倒引当金繰入額9,353百万円を計上しております。

    ※4 当社が保有するTIS千代田システムズ㈱の株式を一部売却したことにより、関係会社株式売却益257百万円を計上しております。

    (有価証券関係)

    子会社株式及び関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式6,146百万円、関連会社株式2,502百万円、前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式4,916百万円、関連会社株式1,793百万円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。

    なお、前事業年度において減損処理を行い、関係会社株式評価損223百万円を計上しております。

    (税効果会計関係)

    1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    繰延税金資産
    繰越欠損金 15,412百万円 17,563百万円
    関係会社株式評価損 11,792 15,413
    関係会社事業損失引当金 20,946 13,249
    貸倒引当金 4,249 7,133
    投資有価証券評価損 4,809 4,809
    未払工事原価 2,908 4,702
    完成工事未収入金 895 2,290
    長期未収入金 1,824 1,824
    未成工事受入金 2,471 1,695
    工事損失引当金 1,041 1,653
    長期貸付金 1,643 1,643
    預り金 16 844
    賞与引当金 865 766
    未成工事支出金 821 544
    その他 2,927 2,107
    繰延税金資産小計 72,624 76,241
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 △15,412 △17,563
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △56,646 △58,079
    評価性引当額小計 △72,058 △75,642
    繰延税金資産合計 565 598
    繰延税金負債
    資産除去債務見合い固定資産 △291 △250
    ジョイントベンチャー持分損益 △161 △202
    その他 △5 △147
    繰延税金負債合計 △459 △599
    繰延税金資産(△は負債)の純額 106 △0

    (注) 前事業年度及び当事業年度における繰延税金資産及び繰延税金負債の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    固定資産-繰延税金資産 106百万円 -百万円
    固定負債-繰延税金負債 △0

    2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    法定実効税率 30.5% 30.5%
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 67.9 1.7
    受取配当等永久に益金に算入されない項目 △17.9 △32.8
    ジョイントベンチャー持分損益 6.7 △33.7
    評価性引当額の増減 △78.7 14.9
    過年度法人税等 △0.0 △5.7
    その他 0.3 △0.6
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 9.0 △25.8
    (重要な後発事象)

    (取締役等に対する業績連動型株式報酬制度の導入)

    「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な後発事象)」に記載しております。

    (当社ジョイントベンチャーパートナーに対する訴訟の提起)

    「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な後発事象)」に記載しております。

    (多額な資金の借入)

    「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な後発事象)」に記載しております。

    ④【附属明細表】
    【有価証券明細表】

    当事業年度末における投資有価証券の貸借対照表計上額が、資産の総額の100分の1以下であるため、財務諸表等規則第124条の規定により記載を省略しております。

    【有形固定資産等明細表】
    資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期末減価償却累計額又は償却累計額 当期償却額 差引当期末残高
    (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
    有形固定資産
    建物 9,876 275 56 10,095 6,435 440 3,659
    構築物 838 838 505 20 333
    機械及び装置 408 0 0 408 313 88 95
    車両運搬具 12 12 12 1 0
    工具器具・備品 3,995 384 221 4,158 3,483 250 674
    土地 4,750 4,750 4,750
    建設仮勘定 94 668 659 103 103
    有形固定資産計 19,977 1,328 938 20,367 10,750 801 9,617
    無形固定資産
    ソフトウエア 20,662 1,651 773 21,540 17,163 1,489 4,376
    その他 86 86 45 0 40
    無形固定資産計 20,748 1,651 773 21,626 17,209 1,490 4,417
    長期前払費用 62 234 144 152 152
    【引当金明細表】
    区分 当期首残高 (百万円) 当期増加額 (百万円) 当期減少額 (目的使用) (百万円) 当期減少額 (その他) (百万円) 当期末残高 (百万円)
    貸倒引当金 13,896 10,098 665 23,328
    完成工事補償引当金 16 39 16 39
    工事損失引当金 3,406 12,004 9,708 293 5,408
    賞与引当金 2,829 2,505 2,829 2,505
    PCB処理引当金 239 239
    関係会社事業損失引当金 68,495 5,124 11,939 18,353 43,327

    (注) 1  貸倒引当金の「当期減少額(その他)」は、債権回収等による取崩額及び見積の変更による戻入額であります。

       2  工事損失引当金の「当期減少額(その他)」は、見積の変更による戻入額であります。

       3  関係会社事業損失引当金の「当期減少額(その他)」は、見積の変更による戻入額であります。

    (2)【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3)【その他】

    重要な訴訟事件等

     「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (k)イクシスLNGプロジェクトに関するリスク」をご参照ください。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 3月31日
    1単元の株式数 普通株式 100株、A種優先株式 1株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
    取次所 ――――
    買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
    公告掲載方法 電子公告により行います。但し電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行います。 公告掲載URL https://www.chiyodacorp.com/
    株主に対する特典 該当事項はありません。

      (注) 当社定款の定めにより、単元未満株主は、単元未満株式を買い取ることを請求する権利、残余財産の分配を受ける権利、剰余金の配当の交付を受ける権利など会社法第189条第2項各号で定める権利以外の権利を行使することはできません。

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

     当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

     当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

    (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

    事業年度 (第92期)  (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 2020年6月25日関東財務局長に提出。

    (2) 内部統制報告書及びその添付書類

    2020年6月25日関東財務局長に提出。

    (3) 四半期報告書及び確認書

     (第93期第1四半期)  (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 2020年8月13日関東財務局長に提出。

     (第93期第2四半期)  (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) 2020年11月13日関東財務局長に提出。

     (第93期第3四半期)  (自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) 2021年2月10日関東財務局長に提出。

    (4) 臨時報告書

    2020年6月29日関東財務局長に提出。

    金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2に基づく臨時報告書であります。

    2021年2月9日関東財務局長に提出。

    金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第6号及び第14号に基づく臨時報告書であります。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
    2021年6月23日
    千代田化工建設株式会社
    取 締 役 会  御中
    有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 小 林 永 明 ㊞
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 吉 原 一 貴 ㊞

    <財務諸表監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている千代田化工建設株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、千代田化工建設株式会社及び連結子会社の2021年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    工事進行基準の適用における工事収益総額及び工事原価総額の見積り ((1)【連結財務諸表】【注記事項】(重要な会計上の見積り)1 収益の認識)
    監査上の主要な検討事項の 内容及び決定理由 監査上の対応
    会社及び連結子会社は、完成工事高及び完成工事原価の計上基準として、当期末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗度の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用し、当連結会計年度に係る完成工事高315,393百万円のうち279,241百万円を工事進行基準の適用により収益認識している。  工事進行基準の適用にあたっては、工事原価総額を基礎として期末までの実際発生原価額に応じた工事進捗度に工事収益総額を乗じて完成工事高を算定している。工事収益総額及び工事原価総額の見積りには、事業環境の状況も踏まえた経営者の重要な予測・判断が必要であり、以下のような会計上の見積りの不確実性の要素が存在する。 ① 工事収益総額の見積りには、マイルストーン達成によるインセンティブボーナスや契約納期の未達による遅延賠償金などの将来の未確定事象に係る経営者の予測・判断が含まれている。また、工事の進行途上において施工方法や施工範囲の変更に関する合意がなされたにもかかわらず、その対価変更の合意が必ずしも契約書等によって適時に確定しないことがあり、案件の規模や性質によっては、工事収益総額の見積りにあたり高い不確実性を伴う。 ② 工事原価総額の見積りには、プラント建設工事に必要な工事従事者などの人的資源の確保、工事に要する インフラ確保や機器資材の輸送が計画どおりに進まない場合の、工程遅れの回復に必要な追加費用が含まれている。また、契約から工事遂行に至るまでに数年を要することがあり、一括請負契約において、機器資材の価格や人件費が当初の見積りを超えて高騰する場合がある。案件の規模や性質によっては、このような想定外の事象に係る追加費用の見積りは不確実性が高く、また、見直しに時間を要する場合がある。  特に、海外における大型化及び工事期間が長期化しているプラント建設工事については、見積りの不確実性が高く、連結財務諸表全体に及ぼす影響が大きい。  従って、当監査法人は、海外における大型化及び工事期間が長期化しているプラント建設工事に関する工事進行基準の適用における工事収益総額及び工事原価総額の見積りについて、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、海外における大型化及び工事期間が長期化しているプラント建設工事に関する工事収益総額及び工事原価総額の見積りの適切性を評価するために、以下の監査手続を実施した。 ① 会社及び業界を取り巻く事業環境を理解した上で、工事進行基準における工事収益総額及び工事原価総額の見積りに関する内部統制、すなわち、戦略・リスク統合本部が遂行プロジェクトの損益及び工程のモニタ リング・分析・評価するコスト・レビュー及びプロ ジェクトの現況、工事損益などを報告・審議する損益会議などの整備及び運用状況の評価手続を実施した。 ② 戦略・リスク統合本部によるコスト・レビューについて、各プロジェクトの実行予算が定量的かつ多角的に分析・評価されているか、工事原価総額の見積りの適切性を検証した。 ③ 損益会議における審議について、プロジェクト責任者からの報告資料を査閲し、工事契約の進捗に伴い、適時・適切かつ網羅的に実行予算の見直しを行っていることを検証するとともに、工事原価総額の事前の見積額とその確定額又は再見積額を比較して、工事原価総額の見積りの適切性を検証した。 ④ プロジェクト責任者への質問及び根拠証憑の査閲を実施し、顧客との協議状況及び工事の進捗状況を把握し、契約納期の遅延に伴う工事遅延損害金やサブコントラクターに対する追加工事費用の発生リスクなど、工事収益総額及び工事原価総額の見積りに含まれる重要な不確実な要素を特定し、その見積りに関する仮定の合理性及び実現可能性を評価するため、構成単位の監査人と連携して、ネットワーク・ファームの評価専門家を関与させ、工事原価総額の見積りに関する適切性を検証した。 ⑤ 工事収益総額及び工事原価総額の見積りについて、顧客との間で交わした契約書や覚書、サブコントラク ター又は機器資材ベンダーからの見積書や請求書など見積りの根拠となる証憑との照合を実施した。

    連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、千代田化工建設株式会社の2021年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

     当監査法人は、千代田化工建設株式会社が2021年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

     監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

     なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

     会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
    独立監査人の監査報告書
    2021年6月23日
    千代田化工建設株式会社
    取 締 役 会  御中
    有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 小 林 永 明 ㊞
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 吉 原 一 貴 ㊞

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている千代田化工建設株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの第93期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、千代田化工建設株式会社の2021年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    工事進行基準の適用における工事収益総額及び工事原価総額の見積り ((1)【財務諸表】【注記事項】(重要な会計上の見積り)1 収益の認識)
    会社は、完成工事高及び完成工事原価の計上基準として、当期末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗度の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用し、当事業年度に係る完成工事高136,323百万円のうち130,998百万円を工事進行基準の適用により収益認識している。 監査上の主要な検討事項の内容、決定理由及び監査上の対応については、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(工事進行基準の適用における工事収益総額及び工事原価総額の見積り)と同一内容であるため、記載を省略している。

    財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

     監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    利害関係

     会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    ※1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。