コンテンツにスキップ
    © zaimdoc.com

    9049 京福電気鉄道 有価証券報告書-第115期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    【表紙】

    【提出書類】 有価証券報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
    【提出先】 近畿財務局長
    【提出日】 2021年6月23日
    【事業年度】 第115期(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    【会社名】 京福電気鉄道株式会社
    【英訳名】 Keifuku Electric Railroad Co.,Ltd.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 大塚 憲郎
    【本店の所在の場所】 京都市中京区壬生賀陽御所町3番地の20
    【電話番号】 075(841)9385
    【事務連絡者氏名】 取締役 管理部長 藤木 斉
    【最寄りの連絡場所】 京都市中京区壬生賀陽御所町3番地の20
    【電話番号】 075(841)9385
    【事務連絡者氏名】 取締役 管理部長 藤木 斉
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    (1)連結経営指標等

    回次 第111期 第112期 第113期 第114期 第115期
    決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
    営業収益 (百万円) 11,665 11,446 12,406 12,494 10,448
    経常利益 (百万円) 675 651 872 811 128
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円) 507 491 698 198 △338
    包括利益 (百万円) 576 547 719 245 △306
    純資産額 (百万円) 6,345 6,845 7,520 7,720 7,370
    総資産額 (百万円) 18,867 19,472 20,120 20,740 20,750
    1株当たり純資産額 (円) 2,882.29 3,131.76 3,438.87 3,520.20 3,340.07
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) 254.98 247.17 351.46 99.74 △170.28
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 30.4 32.0 34.0 33.7 32.0
    自己資本利益率 (%) 9.2 8.2 10.7 2.9 △5.0
    株価収益率 (倍) 12.1 11.4 8.2 29.1
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 1,240 1,466 2,016 1,750 1,665
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △1,838 △1,253 △1,599 △1,674 △754
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △161 70 △620 △111 147
    現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 931 1,214 1,011 975 2,034
    従業員数 (人) 885 789 776 792 775
    (外、平均臨時雇用者数) (445) (474) (491) (487) (503)

     (注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。

    2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    3.第115期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

    4.当社は、2017年10月1日付で株式併合(普通株式10株を1株に併合)を実施しており、第111期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しています。

    5.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第113期連結会計年度の期首から適用しており、第112期連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標となっております。

    (2)提出会社の経営指標等

    回次 第111期 第112期 第113期 第114期 第115期
    決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
    営業収益 (百万円) 2,674 2,728 2,860 2,830 2,326
    経常利益 (百万円) 264 335 315 398 148
    当期純利益又は当期純損失(△) (百万円) 261 345 302 5 △265
    資本金 (百万円) 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000
    発行済株式総数 (株) 20,000,000 2,000,000 2,000,000 2,000,000 2,000,000
    純資産額 (百万円) 3,609 3,949 4,159 4,128 3,838
    総資産額 (百万円) 12,891 13,502 13,583 13,737 13,511
    1株当たり純資産額 (円) 1,814.67 1,986.44 2,092.27 2,076.59 1,931.05
    1株当たり配当額 (円) 2.00 20.00 20.00 20.00
    (内1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-)
    1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) (円) 131.70 173.60 152.34 2.59 △133.48
    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
    自己資本比率 (%) 28.0 29.2 30.6 30.1 28.4
    自己資本利益率 (%) 7.5 9.1 7.5 0.1 △6.7
    株価収益率 (倍) 23.4 16.2 19.0 1,118.6
    配当性向 (%) 15.1 11.5 13.1 771.5
    従業員数 (人) 110 113 118 114 119
    (外、平均臨時雇用者数) (127) (121) (112) (106) (121)
    株主総利回り (%) 92.3 84.8 88.0 88.7 90.1
    (比較指標:配当込みTOPIX) (%) (114.7) (132.9) (126.2) (114.2) (162.3)
    最高株価 (円) 340 2,993 3,215 3,130 3,005
    (315)
    最低株価 (円) 253 2,800 2,642 2,750 2,516
    (285)

     (注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。

    2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    3.第115期の株価収益率については、当期純損失であるため記載しておりません。

    4.第115期の配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。

    5.当社は、2017年10月1日付で株式併合(普通株式10株を1株に併合)を実施しており、第111期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。また、株主総利回りについては、第110期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して算定しております。

    6.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第113期会計期間の期首から適用しており、第112期会計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

    7.最高株価及び最低株価は東京証券取引所(市場第二部)におけるものであります。なお、株式併合を実施した第112期の株価については株式併合後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式併合前の最高株価及び最低株価を記載しております。

    2【沿革】

     当社の前身は1888年4月6日に設立された「京都電燈会社」であります。兵庫県北部、京都府、滋賀県、福井県において発電、給配電を主事業としておりました。第2次大戦の国策協力の名のもとに1941年8月30日配電統制令が施行され、発送電部門を「日本発送電株式会社」に、配電部門を「関西配電株式会社」と「北陸配電株式会社」に出資、残る電鉄部門(越前線、嵐山線、叡山線)を継承して、京福電気鉄道株式会社が1942年3月2日に設立されました。

     その主な変遷と当社の関係会社の変遷は次のとおりであります。

    年月 摘要
    1941年6月 丸岡バス㈱設立。〔現:京福バス㈱〕
    1942年3月 京福電気鉄道㈱設立。(資本金12百万円)〔嵐山線、叡山線、架空索道線、越前線〕
    1942年8月 鞍馬電気鉄道㈱、三国芦原電鉄㈱を合併。
    1944年12月 永平寺鉄道㈱、丸岡鉄道㈱を合併。
    1946年8月 京都バス㈱設立。
    1948年11月 福井にて一般乗合自動車運送事業を開始。
    1949年5月 大阪証券取引所市場第1部銘柄及び京都証券取引所市場銘柄へ上場。
    1951年2月 福井にて一般貸切自動車運送事業を開始。
    1952年11月 三国観光産業㈱設立。
    1956年7月 叡山架空索道(四明嶽~比叡山頂)営業開始。
    1958年7月 北野線の一部(北野~白梅町)を廃止。
    1963年8月 福井県乗合自動車㈱を合併。
    1964年3月 福井にて定期観光バス営業開始。
    1968年7月 丸岡線を廃止。
    1969年9月 永平寺線の一部(金津~東古市)を廃止。
    1974年8月 越前本線の一部(勝山~京福大野)を廃止。
    1976年9月 大野交通自動車㈱の乗合バス部門譲受。
    1985年7月 叡山電鉄㈱を設立。
    1986年2月 大阪証券取引所市場第1部銘柄から第2部銘柄へ上場指定替え。
    1986年4月 叡山本線及び鞍馬線の鉄道事業を叡山電鉄㈱へ譲渡。
    1991年11月 叡山電鉄㈱の株式60%を京阪電気鉄道㈱へ譲渡。
    2000年4月 丸岡バス㈱は京福電気鉄道㈱からバス運送事業を譲り受け、商号を京福バス㈱に変更。
    2001年10月 越前線鉄道事業廃止届を国土交通省へ提出。
    2001年12月 比叡産業㈱を合併。
    2002年3月 叡山電鉄㈱の全株式を京阪電気鉄道㈱へ譲渡。
    2002年7月 嵐山線運賃改定実施。(200円均一運賃)
    2002年9月 ㈱レディースホテルを合併。
    2002年10月 越前線鉄道事業について、えちぜん鉄道㈱と営業譲渡契約締結。
    永平寺線(東古市~永平寺)を廃止。
    2003年2月 えちぜん鉄道㈱へ永平寺線を除く越前本線及び三国芦原線の鉄道事業を譲渡。
    2006年5月 KES(環境マネジメントシステム・スタンダード ステップ2)の認証を取得。
    2008年3月 「嵐電天神川」駅を山ノ内~蚕ノ社間に新設。
    2013年7月 2015年4月 2016年4月 2017年3月 2017年4月 2017年10月 ㈱東京証券取引所と㈱大阪証券取引所の現物市場の統合により、大阪証券取引所市場 第2部銘柄から東京証券取引所市場第2部銘柄へ上場指定替え。 嵐山線運賃改定実施。(210円均一運賃) 「撮影所前」駅を帷子ノ辻~常盤間に新設。 「西院」駅嵐山行ホームを新ホームへ移設。 京都バスタクシー㈱がタクシー営業を廃止し会社解散。 嵐山線運賃改定実施。(220円均一運賃) 福井交通㈱が京福タクシー㈱を吸収合併。

    3【事業の内容】

     当社は京阪ホールディングス株式会社の連結子会社であり、当社グループは当社(京福電気鉄道株式会社)および子会社8社で構成されており、運輸業、不動産業、レジャー・サービス業を主たる業務としております。

     当社グループの営んでいる主要な事業内容及びセグメントとの関連は次のとおりであります。

    (1)運輸業(6社)

    事業の内容 会社名
    鉄軌道事業 当社
    バス運送事業 京都バス㈱、京福バス㈱、京福リムジンバス㈱
    タクシー事業 ケイカン交通㈱、福井交通㈱

    (2)不動産業(3社)

    事業の内容 会社名
    不動産販売事業 当社、㈱京福コミュニティサービス
    不動産賃貸事業 当社、三国観光産業㈱、㈱京福コミュニティサービス

    (3)レジャー・サービス業(4社)

    事業の内容 会社名
    物販業 当社、京福商事㈱
    ホテル業 三国観光産業㈱、㈱京福コミュニティサービス
    水族館業 三国観光産業㈱
    広告代理店業 京福商事㈱

     (注)当社は三国観光産業㈱に対し、不動産の賃貸等を行っております。

    4【関係会社の状況】

    名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合又は被所有割合 関係内容
    (親会社)
    京阪ホールディングス㈱ ※2 大阪市中央区 51,466 運輸業 議決権の被所有割合 43.47% 借入金等の 保証予約 役員の兼任
    (連結子会社)
    京都バス㈱※1、3 京都市右京区 100 運輸業 議決権の所有割合 76.92% 役員の兼任
    ケイカン交通㈱ 福井県あわら市 32 運輸業 100% (100%) 役員の兼任
    福井交通㈱ 福井県福井市 40 運輸業 100% 役員の兼任
    京福バス㈱※1、3 福井県福井市 100 運輸業 100% 施設の賃貸 役員の兼任
    三国観光産業㈱※1、3 福井県坂井市 60 不動産業 レジャー・サービス業 85.24% 施設の賃貸 役員の兼任
    京福商事㈱ 福井県福井市 36 レジャー・サービス業 100% 役員の兼任 資金の借入
    ㈱京福コミュニティサービス 福井県福井市 70 不動産業 レジャー・サービス業 100% 施設の賃貸 役員の兼任
    京福リムジンバス㈱ 石川県加賀市 30 運輸業 100% (100%) 資金の貸付

     (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

    2.※1:特定子会社に該当しております。

    3.※2:有価証券報告書を提出しております。

    4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

    5.※3:次の会社については、営業収益(連結子会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。

    主要な損益情報等

    会社名 営業収益 経常利益 当期純利益 純資産額 総資産額
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    京都バス㈱ 2,120 △39 △26 2,030 3,079
    京福バス㈱ 1,683 △196 △54 1,310 2,457
    三国観光産業㈱ 3,980 338 137 1,990 3,272

    5【従業員の状況】

    (1)連結会社の状況

    (2021年3月31日現在)
    セグメントの名称 従業員数(人)
    運輸業 628 (326)
    不動産業 43 (48)
    レジャー・サービス業 81 (124)
    全社(共通) 23 (5)
    合計 775 (503)

     (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を外数( )で記載しております。

    2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している人員であります。

    (2)提出会社の状況

    (2021年3月31日現在)
    従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
    119 (121) 40.3 15.6 4,884
    セグメントの名称 従業員数(人)
    運輸業 83 (69)
    不動産業 5 (2)
    レジャー・サービス業 8 (45)
    全社(共通) 23 (5)
    合計 119 (121)

     (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を外数( )で記載しております。

    2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

    3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している人員であります。

    (3)労働組合の状況

     京福電鉄京都労働組合・京福労働組合は、それぞれ日本私鉄労働組合総連合会に属しております。

     なお、労使間において特記すべき事項はありません。

    第2【事業の状況】

    1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

      文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1) 経営の基本方針

    京福グループでは、以下に掲げる「経営理念」および「経営姿勢」を基本方針に、京都地区では鉄道沿線を福井地区ではバス・タクシーを中心とした交通インフラをそれぞれを核に地域と協働して沿線の魅力を高めることで事業の拡大を図ってまいります。

    <経営理念>

    京福グループは、安全・安心をブランドの礎とし、人と社会に貢献します。

    <経営姿勢>

    ・安全・安心・感動を基礎に、社会と一体となって歩みます。

    ・進取・挑戦の歩みを止めず、日々進化し続けます。

    ・人と自然を敬愛します。

    (2) 中長期的な経営戦略

    京福グループでは、持続的な成長を続けていくために、2016年度に経営ビジョン「沿線深耕~私たちのまちをさらに楽しくにぎやかに~」を策定し、ビジョン達成のための取組みを行ってきました。

    京福グループは、この経営ビジョンのもと、[「沿線深耕」を通じたエリア戦略][沿線のまちづくり][「安全・安心」への継続投資]を基本方針に、中期経営計画で策定した取組みを実践し、エリア屈指のなくてはならない交通事業や住んでよかった・来てよかった沿線の京福ブランドの醸成を目指してきました。

    このような取組みのもと、激変する経営環境においてもさらなる持続的な成長を促進するため、これまでの「沿線」を広く捉え、新たなマーケット創出への「沿線拡大」を成長戦略に加え、経営ビジョン達成に向けた2019年度からの5年間における京福グループ中期経営計画2023(2019~2023年度)を2019年度に策定しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、経営環境が劇的に変化したためこれを打ち切るとともに、「withコロナ、afterコロナ」という新たなライフスタイルに順応すべく、2023年度までの事業の方向性を整理しました。

    京福グループにおける今後の事業の方向性の概略は、次のとおりです。

    基本方針

     今後の事業の方向性は、コンセプトを「adapt + rebuild(順応と再構築)」とし、これまでの中期経営計画は打ち切りますが、継続すべき施策は継続し、新たな経営環境に即して見直すべき施策は見直し、経営基盤の再構築のため、「安全・安心」「構造改革」「SDGs」を柱に持続可能な組織・事業体への変革を実現するための取り組みを行います。

    <経営基盤の再構築>

     これまでの中期経営計画において、主に期間後半での実現可能性を模索していた「大規模投資を前提とした成長戦略」については事業環境が整った時点で再検討することとし、まずは新型コロナウイルス感染拡大によって大きく変化した外部環境に適した組織や事業体への変革を志向した基盤の再整備を優先します。また、成長戦略として掲げた「沿線拡大」への着手についても一旦見合わせ、既存の事業エリアの充実である「沿線深耕」に注力します。一方で、基幹事業である交通事業での安全に対する投資と働き方改革等に対応した人材確保と人材活用は、これまでどおり最優先で進めます。

    1.「安全安心」の取組み:安定かつ継続したヒトとモノへの投資(これまで通り)

    (1)設備更新

    ・「安全あんしん5ヶ年計画」に基づく老朽化設備の更新・バリアフリー化の継続実施

    ・車両やバスロケーションシステムの更新、福井交通事業での車載器のIC化による効率化の実施

    ・保有施設の災害等に備えた投資の継続実施

    (2)人材活用

    ・雇用期間の延長に向けた健康管理(SAS検査、脳ドッグ等)の充実

    ・グループ全体としての有用な人材確保と人材活用への仕組みの充実

    ・安全教育(ヒューマンエラー防止、ドライブレコーダーを活用した事故分析)、接客教育の充実

    (3)危機管理

    ・新型ウイルス、自然災害および情報管理に対する危機管理体制の充実

    2.「構造改革」の取組み:withコロナ、afterコロナ下での安定収益の確保

    「withコロナ、afterコロナ」の新たなライフスタイルに順応しつつ収益を確保していくため、働き方改革に沿った収益構造や組織見直しを図りガバナンス体制の向上も推進します。

    (1)安定した収益構造への転換

    ・福井交通事業のシナジーを最大限に引き上げるための地域交通事業戦略の見直しと推進

    ・福井エリアの北陸新幹線開通に向けた着実な対応

    ・外部環境の変化に対応するための不動産事業利益の拡大ほかポートフォリオの再構築と投資配分の整備

    3.「SDGs」の取組み:持続可能な社会および企業の実現

       当社グループの経営理念・行動憲章と安全・安心や環境保護などの従来からの取組みの多くがSDGsの方向性ときわめて親和性が高く、当社グループが取り組むべきSDGsの重要課題を整理し、持続可能な社会への貢献を目指します。

    (1)重要課題

    ・安全・安心でユニバーサルな事業とまちづくり

    ・人と地球に優しいエコでクリーンな事業推進

    ・笑顔のパートナーシップと学び合いによる事業創出

    4.定量目標

       2023年度収支および財務状況の2018年度並みまでの回復を目指します。

       なお、新型コロナウイルスの影響は、2024年3月(2023年度)までは継続し、インバウンド需要は十分回復しないと見込んでいます。一方で、国内需要については新たな生活様式による消費動向の変化に対応し、2024年3月(2023年度)までに新型コロナウイルス流行前の水準に回復することを見込んでいます。

    (3) 経営環境

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による影響により、訪日外国人の減少だけでなく国内消費が大きく減少しており、特に鉄軌道事業や貸切バス事業などの運輸業やホテル事業などのレジャー・サービス業における経営環境は当面厳しい状況が続くものと想定されます。

    (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    新型コロナウイルス感染症の拡大という未曽有の危機に当たり、公共交通を基幹事業とする当社グループの社会的責任は大きく、事業継続計画(BCP)に基づき、事業を遂行していくことを責務と認識しています。関係官庁や関係先との緊密な連携のもと、行政が主導する感染拡大防止の各施策への協力、役職員の感染防止と事業継続に、グループ一体で全力を傾注していく方針です。加えて、事態収束後の速やかな業績改善に向けての体制作りを進めてまいります。

    「中期経営計画2023」(2019~2023年度)の進捗は、嵐山線では、「安全あんしん5ヶ年計画」に基づき、北野白梅町駅の全面リニューアルをはじめ、駅施設を中心にバリアフリー化や安全性向上のための工事を計画的に実施するとともに、管理・監督職がサービス介助士資格を取得するなど、ソフト面でのバリアフリー化に向けた取り組みを行いました。バス・タクシー事業では、京都地区において老朽化した整備工場の建て替えにより安全運行の基盤を整備したほか、福井市内においては乗合・貸切バスとタクシーの拠点統合を実施することで、よりきめ細やかな地域交通サービスの実現に向けた一体的な運営管理、営業体制のスタートを切りました。また、不動産事業においても、新たな賃貸住宅の建設や土地・戸建の分譲にも取り組むなど、増収を図るとともに沿線エリアの活性化を目指しました。

    しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は甚大で、運輸業およびレジャー・サービス業でこれまでにない営業損失となりました。これに対し、不動産事業の増益により補填を図ったものの、2020年度は減損損失の計上もあり遺憾ながら目標未達となりました。

    「今後の事業の方向性」は、「安全・安心」「構造改革」「SDGs」を3本柱に、経営基盤の再構築により、悪化した経営状況をコロナ以前の水準にまで回復させ、持続可能な組織・事業体への変革を実現するための集中した取り組みを行います。

    「安全・安心」につきましては、嵐山線では、2019年にスタートした「安全あんしん5ヶ年計画」を継続し、バリアフリー化や安全性向上のための工事を計画的に実施するとともに、スタッフのサービス介助士資格取得の推進など、ハード・ソフト両面で安全で安心な事業を目指します。バス・タクシー事業では、福井地区乗合バスでのVisaタッチ決済の運用やタクシーでのオリジナル予約アプリの導入などデジタルトランスフォーメーションの積極的な導入を推進します。加えて新型コロナウイルスや激甚化する自然災害など、あらゆるリスクに対する危機管理体制の充実を図ります。

    「構造改革」につきましては、「働き方改革」や「withコロナ、afterコロナ」などの新たなライフスタイルに順応し収益を確保していくため、収益構造や組織の見直しを図り変化する外部環境に順応した安定的な経営基盤を再構築します。

    「SDGs」につきましては、当社グループの経営理念・行動憲章や公共性の高い事業、安全・安心や環境保護など従来からの取り組みの多くがそのままSDGsに直結します。持続可能な社会を実現して安定的な営業基盤を構築すると同時に、当社グループの企業価値を高め「地域になくてはならない企業」に発展していくためにも、グループ全体でSDGsの実現に取り組みます。

    現状、新型コロナウイルス感染症による影響が見通せない状況下にありますが、公共交通を基幹事業とする当社グループとして、地域における交通インフラの維持と感染収束に向けた社会的責任を果たしながら、業績回復に努めてまいります。

    2【事業等のリスク】

     有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

     なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

    (1)少子高齢化について

     少子高齢化の進行に伴い、今後就業・就学人口の落ち込みが続いていくものと予測されています。この問題は当社グループにおきましては、運輸業である鉄軌道事業およびバス運送事業の輸送人員の減少を招くこととなり業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (2)テロ等の社会不安について

     現下のテロ情勢の中で、公共交通機関の一端を担っている当社は、お客様の安全輸送を確保するため、随時、関係省庁からの情報収集に努めるとともに、自主警備の強化を行っておりますが、不測の事態により業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (3)経済の動向について

     景気の大幅な変動により個人消費や民間設備投資が激変する場合、当社グループが提供する製品需要や電車・バス・タクシー等の輸送旅客の減少や価格競争の激化が進展する可能性があります。このような環境下において、当社グループの営業収益や収益性に影響を及ぼす可能性があります。

    (4)材料・資材価格の高騰について

     今後の経済情勢において材料・資材価格の高騰および材料資材の不足が予測され、当社グループにおきましては単価・内容・発注方法等の見直しなどによる経費軽減を実施しておりますが、価格上昇により業績に影響を及ぼす可能性があります。

      また、バス運送事業、タクシー事業においては、原油価格の不安定な状況が続くことで燃料費の増加が予想され、業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (5)時価の下落について

     当社グループが保有するたな卸資産、有形・無形固定資産および投資有価証券等は今後時価が著しく下落した場合、減損損失または評価損を計上し業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (6)事故について

     当社グループは運輸業を営んでおり、安全輸送については従業員教育や業務管理等のソフト面の他、設備改良等のハード面からも万全の施策を実施しておりますが、想定を大きく上回るような事故が発生した場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (7)市場金利の上昇について

     今後の経済情勢において金利上昇が予測され、当社グループにおきましては金利による負担軽減を図るべく、保有資産の効率性を高め有利子負債の圧縮を目指しておりますが、急激な経済情勢の変動あるいは金融機関等の動向により業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (8)新型コロナウイルス等による異常事態リスクについて

     新型コロナウイルス感染症の感染拡大等によるパンデミックに対し、当社グループにおきましては「危機管理規程」にもとづき社長を委員長とした対策本部組織を立ち上げ、状況に応じた対策を図ることとしております。

     また、事業継続計画(BCP)にて、鉄軌道事業あるいはバス運送事業等運輸業の継続運行のため、あるいは、その他事業の継続のための対応を策定しています。

     しかしながら、予想を上回るパンデミックによる不測の事態においては、経済活動や個人消費が大きな影響を受けることにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

     なお、新型コロナウイルスの世界的感染症拡大による影響は甚大で、特に運輸業およびレジャー・サービス業においては、インバウンド需要のみならず、国内需要が大きく減少しました。今後の見込みについては、新型コロナウイルス収束後には、まず国内需要が回復しその後インバウンド需要が徐々に回復するものと見込んでいます。

     当社グループでは、お客様に安心してご乗車いただくために、駅務員のマスク着用、車内の消毒・除菌作業を始め車内の窓の一部開放や、職員の出勤前の検温の実施等、お客様の感染防止策の徹底を実施するとともに、役職員およびその家族の安全を配慮し、在宅勤務や時差出勤など柔軟な勤務体制を導入するほか、WEB会議を活用し出張や対面での会議等は極力控えるなど事業継続のための感染防止策を実施しています。

    (9)地震や台風等の災害について

     当社グループは、自然災害等の発生に対しては社内体制を整備し、緊急時の対応に備えておりますが、万一、大規模な地震や風水害等が発生した場合、当社グループの営業活動に著しい支障が生じ、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

    (10)電力供給不足への対応について

     原子力発電所の稼働停止により、各電力会社の電力供給能力は大幅に低下し、大規模停電などのトラブルが発生することが予想されます。

     車両運行のため電力を使用する当社にとって、電力供給が不十分となった場合には、車両運行等サービスの安定的な提供が行えず、事業継続に大きな支障が生じる可能性があります。

    3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    (1)経営成績等の状況の概要

    当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

    ①財政状態及び経営成績の状況

    当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による影響を受け、全国規模で経済活動や人の移動が大きく制限を受ける等、かつてない厳しい状況で推移しました。

    当社グループでは、お客様の大幅な減少によりとりわけ運輸業やレジャー・サービス業の収支が大きく悪化しましたが、お客様と従業員等の感染防止を最優先に、安全で安心してご利用いただける輸送とサービスの確保に総力で取り組むとともに、働き方改革関連法の遵守、リモートワークや時差出勤の奨励等、コロナ下での働き方に順応した対応を行ってきました。

    以上の結果、当連結会計年度の営業収益は、10,448百万円(前期比2,045百万円、16.4%減)となりました。営業費は、安全・安心を確保するものを除き、全ての費用について精査し削減を実施しましたが、営業損失は338百万円(前期営業利益832百万円)となりました。これに新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金302百万円などの営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は128百万円(前期比682百万円、84.2%減)となりました。さらに国庫補助金等436百万円などの特別利益および三国観光ホテル他の減損損失594百万円を含む特別損失、ならびに法人税等および非支配株主に帰属する当期純利益を控除した親会社株主に帰属する当期純損失は338百万円(前期親会社株主に帰属する当期純利益198百万円)と、非常に厳しい結果となりました。

      セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

       (運輸業)

    鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業ともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛、沿線施設等の休業や休校、入国規制などにより旅客数が激減し大幅な減収となりました。

    こうした状況ではありましたが、鉄軌道事業におきましては、嵐山線では2020年9月に鳴滝・宇多野・御室仁和寺駅のバリアフリー対応工事を完工するとともに、2020年3月に京都市バスとの結節改善やバリアフリー対応が完了した北野白梅町駅で2021年3月25日に新駅舎の供用を開始するなど、安全・サービスの向上を図りました。また、鹿王院夜間特別拝観の実施や、アニメ「鬼滅の刃」をテーマとする東映太秦映画村・京都鉄道博物館とのイベント共催など、感染予防策を徹底した上で、沿線関係先と連携した利用促進策を実施しました。叡山ケーブルは、叡山電鉄㈱や比叡山内シャトルバスなど、関係事業者との連携による八瀬・比叡山地域への誘客強化を企図、2021年3月20日に車体デザインを一新し、情報発信に努めました。

    バス運送事業におきましては、緊急事態宣言発出に伴い、ダイヤの見直しなど時機に応じた運行を実施したほか、運休・減便などで事業活動が制限されたこの時期を活用し、運転士等への安全教育研修の充実を図りました。京都バス㈱では、京都市バスとの連携による秋の観光ピーク時の臨時バス運行、夏から冬にかけての「比叡山プレミアムナイトバスツアー」の開催、また京福バス㈱では、福井県との連携事業としてJR福井駅と福井県立恐竜博物館を結ぶ初の直通バス「恐竜バス」の運行など、関係先との連携による利用促進とサービス向上に取り組みました。貸切バスの大幅な減収や高速バスの長期間にわたる運休が続き、極めて厳しい経営環境にありますが、2021年3月20日には小松空港連絡バスに北陸地方の公共交通機関で初めてとなるVisaタッチ決済を導入、「非接触」やインバウンド需要など「コロナ後」を見据えた対応もスタートさせました。

    以上の結果、運輸業の営業収益は5,232百万円(前期比2,561百万円、32.9%減)となり、営業損失は1,224百万円(前期営業利益211百万円)となりました。

     (提出会社の鉄軌道事業の運輸成績表)

    種別 単位 当連結会計年度 (2020.4.1~2021.3.31)
    対前期増減率
    営業日数 365 △0.3%
    営業キロ程 キロ 12.8 0.0
    車両走行キロ 千キロ 1,034 △4.2
    輸送 人員 定期 千人 2,332 △18.8
    定期外 3,415 △42.4
    5,747 △34.7
    旅客 運輸 収入 定期 百万円 225 △17.0
    定期外 670 △43.5
    895 △38.6
    運輸雑収 74 △19.1
    運輸収入合計 969 △37.5
    乗車効率 22.3 △33.7

     (業種別営業成績)

    種別 当連結会計年度 (2020.4.1~2021.3.31)
    営業収益 対前期増減率
    百万円
    鉄軌道事業 969 △37.5
    バス運送事業 3,847 △30.0
    タクシー事業 498 △41.1
    消去 △84
    5,232 △32.9

    (不動産業)

    不動産販売事業におきましては、京都、福井それぞれで、安全・安心の住まいを提供する新築分譲住宅「京福の家」の販売に向け、専用ホームページやインターネット広告を活用した営業活動に取り組み、京都市右京区での住宅1戸・土地1区画、福井市での土地4区画を販売しました。

    不動産賃貸事業におきましては、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、新型コロナウイルス感染拡大による観光客の激減と、緊急事態宣言発出中の施設休業により大幅な減収となりましたが、駅ビルの屋上からの景観を楽しむイベントや、館内の空きスペースを活用した嵐電開業110周年やNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんだ展示などを実施、情報発信と集客を図りました。京都地区では新たな賃貸建物「ランフォート天神川テラス」が2021年3月12日に竣工、入居がスタートしました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年2月28日から6月23日までは無観客開催を余儀なくされるなどの影響を受けましたが、レース情報の配信サービス強化や販売促進キャンペーンなどに取り組み、スマートフォンを通じた舟券のインターネット販売をはじめ大幅な増収となりました。

    以上の結果、不動産業の営業収益は4,416百万円(前期比1,082百万円、32.5%増)となり、営業利益は1,098百万円(前期比488百万円、80.2%増)となりました。

     (業種別営業成績)

    種別 当連結会計年度 (2020.4.1~2021.3.31)
    営業収益 対前期増減率
    百万円
    不動産賃貸事業 5,170 28.8
    不動産販売事業 103 112.6
    消去 △857
    4,416 32.5

     (主な相手先別の収益実績及び総営業収益に対する割合)

    相手先 前連結会計年度 (2019.4.1~2020.3.31) 当連結会計年度 (2020.4.1~2021.3.31)
    金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%)
    越前三国競艇企業団 2,165 17.3 3,360 32.16

    (レジャー・サービス業)

    レジャー・サービス業におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛・入国規制により、全ての施設において利用客が激減しました。

    こうした状況下、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」ではアニメ「鬼滅の刃」イベントでの関連商品の販売、三国観光ホテルでは福井県独自の県内需要喚起策「福井deお泊りキャンペーン」を利用した地元客の利用促進、越前松島水族館では修学旅行などの団体が貸切で安心して水族館を楽しめる夜間貸切プランの販売など、様々に工夫をこらし販売増に取り組みました。また、2020年12月1日「映画の日」に、太秦の三吉稲荷神社を映画関係者などと合同で参拝、中期経営計画の基本方針である「沿線深耕」に沿い、映像・映画をコンセプトに太秦地域の活性化を推進、嵐電の利用促進を図るための取り組みを始めました。さらに、2021年3月31日には帷子ノ辻駅ビル2階に、「映画のまちの駄菓子売り場」をコンセプトとする新規直営物販店舗「映菓座(えいがざ)」を開業、太秦地域活性化の拠点として賑わいを創出してまいります。

    以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は1,199百万円(前期比650百万円、35.2%減)となり、営業損失は207百万円(前期営業利益14百万円)となりました。

    (業種別営業成績)

    種別 当連結会計年度 (2020.4.1~2021.3.31)
    営業収益 対前期増減率
    百万円
    ホテル業 365 △45.3
    水族館業 326 △35.5
    物販業 383 △18.4
    広告代理店業 71 △29.4
    その他 65 △56.4
    消去 △12
    1,199 △35.2

    ②キャッシュ・フローの状況

     営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失となったものの、減価償却費や減損損失等の非現金支出項目による資金留保などにより1,665百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ84百万円の収入減となりました。

     投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出などにより754百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ920百万円の支出減となりました。

     財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入などにより147百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ258百万円の増加となりました。

     以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は2,034百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,058百万円の増加となりました。

    ③生産、受注及び販売の実績

     当社グループのサービス・販売等は、必ずしも一様ではないため、セグメント毎に金額あるいは数量での記載は行なっておりません。

     そのため生産、受注及び販売の実績については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各セグメント業績に関連付けて記載しております。

    (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

    経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

    なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

      ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

     当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりであります。

     (経営成績の分析)

      当連結会計年度は、不動産業においては「BOAT RACE(ボートレース)三国」のインターネットによる舟券発売が安定して推移したこと等による増収がありましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により運輸業やレジャー・サービス業において営業収益が期を通じて減収したため、営業収益は10,448百万円(前期比2,045百万円、16.4%減)となり、収支改善のための費用削減に努めたものの、営業損失は338百万円(前期営業利益832百万円)となりました。また、経常損益では雇用調整助成金などの営業外収益が増加したため経常利益は128百万円(前期比682百万円、84.2%減)となりましたが、減損損失等の特別損失を計上したため、税金等調整前当期純損失は129百万円(前期税金等調整前当期純利益595百万円)となりました。これに法人税等および非支配株主に帰属する当期純利益を控除した親会社株主に帰属する当期純損失は338百万円(前期親会社株主に帰属する当期純利益198百万円)となりました。

     (財政状態の分析)

      総資産は、減価償却費や減損損失による有形固定資産の減少がありましたが、現金及び預金の増加のなどにより、前連結会計年度末に比べ10百万円増加し、20,750百万円となりました。

      負債は、長期借入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ360百万円増加し、13,380百万円となりました。

      純資産は親会社株主に帰属する当期純損失による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ350百万円減少し、7,370百万円となりました。

     当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりです。

     経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、当社グループは、「連結営業収益」、「連結ROE」、「連結有利子負債/EBITDA倍率」を重要な指標として位置付けております。各指標は、以下のとおりです。

    経営指標 前連結会計年度 当連結会計年度
    連結営業収益 12,494百万円 10,448百万円
    連結ROE 2.9% △5.0%
    連結有利子負債/EBITDA倍率※ 3.79倍 8.70倍

    ※連結有利子負債/EBITDA倍率=(社債+借入金)÷(営業利益+減価償却費)

    ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

    (キャッシュ・フローの状況の分析)

     当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。

    (資本の財源及び資金の流動性)

     当社グループの資金需要の主な内容は運転資金及び設備投資資金であり、これらの調達方法につきましては、営業活動により獲得した資金を充当し、不足分を借入金など有利子負債により調達することとしております。

     借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資資金については、長期借入金及び社債の調達を基本としております。

     なお、重要な設備投資の計画につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設等」に記載のとおりです。

    ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

     連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

    4【経営上の重要な契約等】

     該当事項はありません。

    5【研究開発活動】

     該当事項はありません。

    第3【設備の状況】

    1【設備投資等の概要】

     当連結会計年度の設備投資については、輸送の安全確保や旅客サービスの向上による各種設備の維持、向上を図るとともに、増収対策や規制緩和による競争の激化に対処するため、運輸業や不動産業を中心に886百万円の設備投資を実施しました。

     セグメントごとの設備投資を示すと次のとおりであります。

    ① 運輸業については、鉄軌道事業では当社嵐山線で踏切更新工事、北野白梅町駅整備Ⅱ期工事、北野線バリアフリー化工事などの安全対策の強化や利便性の向上を図りました。

      また、バス・タクシー事業については、京福バス㈱、福井交通㈱でバス・タクシー営業所拠点集約化工事を行いました。

     以上の結果、運輸業は703百万円の設備投資を実施しました。

    ② 不動産業については、賃貸マンション「ランフォート天神川テラス」を新築するなど増収を図りました。

      以上の結果、不動産業は153百万円の設備投資を実施しました。

    ③ レジャー・サービス業については、越前松島水族館でペンギン館空調設備更新工事をするなどサービスの向上を図る設備投資を行いました。

     以上の結果、レジャー・サービス業は28百万円の設備投資を実施しました。

    2【主要な設備の状況】

     当社グループ(当社及び連結子会社)の2021年3月31日現在におけるセグメント毎の設備の概要、帳簿価額並びに従業員数は次のとおりであります。

    (1)セグメント別総括表

    セグメントの名称 帳簿価額 従業員数
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) リース資産 建設仮勘定 その他 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    運輸業 3,812 1,190 1,051 (287,994) 894 2 177 7,129 628
    不動産業 5,065 14 2,743 (154,342) 2 124 7,949 43
    レジャー・サービス業 978 60 106 (44,799) 12 1,156 81
    小計 9,856 1,264 3,901 (487,135) 897 2 313 16,235 752
    消去又は全社 △15 △396 (-) △412 23
    合計 9,840 1,264 3,505 (487,135) 897 2 313 15,823 775

     (注)1.帳簿価額「その他」は工具・器具・備品であります。

    2.上記のほかに主な賃借土地として比叡山周辺土地があります。

    (2)提出会社

    ① 総括表

    セグメントの名称 帳簿価額 従業員数
    建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) リース資産 建設仮勘定 その他 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    運輸業 2,783 756 396 (249,275) 0 90 4,028 83
    不動産業 3,427 0 3,336 (149,845) 2 8 6,774 5
    レジャー・サービス業 274 238 (22,690) 1 513 8
    小計 6,485 756 3,971 (421,810) 2 0 100 11,316 96
    全社 - (-) 23
    合計 6,485 756 3,971 (421,810) 2 0 100 11,316 119

    ② 運輸業(従業員数 83人)

    ア.鉄軌道事業

    a 線路及び電路施設

    線名 区間 営業キロ 単線・複線の区別 停車(留)所 変電所数
    km
    嵐山線 11.0 22 1
    嵐山本線 四条大宮~嵐山 7.2 複線 13 1
    北野線 帷子ノ辻~北野白梅町 3.8 単線 (内複線0.3㎞) 9
    鋼索線 ケーブル八瀬~ケーブル比叡 1.3 単線 2
    架空索道 ロープ比叡~比叡山頂 0.5 複線 2
    合計 12.8 26 1

    b 車両

    電動客車 電動貨車 付随客車
    27両 1両 4両 32両

    c 車庫及び工場

    事業所名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額
    百万円 百万円
    西院車庫・修理工場 京都市中京区 45 7,031 0

    ③ 不動産業(従業員数 5人)

    名称 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額
    百万円 百万円
    ランデンプラザ帷子 京都市右京区 316
    嵐山駅はんなり・ほっこり スクエア 411 1,612 685
    ランフォート天神川 84 396 75
    ランフォート天神川テラス 24 184 35
    ランフォート西院 京都市中京区 351 525 0
    ランフォート北野白梅町 京都市北区 96 222 120
    修学院マンション 京都市左京区 19 1,430 296
    修学院第2マンション 14 1,129 192
    コンソラーレ土佐堀 大阪市西区 770 897 467
    大津京町ビル 滋賀県大津市 233 483 79
    日之出ビル 福井県福井市 22 2,531 270
    バス施設 福井県福井市 他 7,697 88
    三国競艇場施設 福井県坂井市 876
    エポカ春江 福井県坂井市 134 1,177 50
    八瀬・比叡山 京都市左京区 0 75,412 464
    その他 福井県福井市 他 71 56,149 509
    3,427 149,844 3,336

    ④ レジャー・サービス業(従業員数 8人)

    名称 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額
    百万円 百万円
    三国観光ホテル 福井県坂井市 173 22,150 106
    ホテル京福 福井駅前 福井県福井市 98 540 131
    その他 京都市中京区 他 2
    274 22,690 238

    (3)国内子会社

    ① 運輸業(従業員数 545人)

    ア.バス運送事業

    会社名 所在地 建物及び 構築物 土地 在籍車両数 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額 乗合 貸切
    百万円 百万円
    京都バス㈱ 京都市右京区 630 16,673 1,003 111 17 128
    京福バス㈱ 福井県福井市 297 16,937 690 157 22 179
    京福リムジンバス㈱ 石川県加賀市 31 1,237 31 8 8 16

    イ.タクシー事業

    会社名 所在地 建物及び 構築物 土地 在籍車両数 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額 乗合バス 貸切バス タクシー
    百万円 百万円
    ケイカン交通㈱ 福井県あわら市 17 3,067 73 6 15 46 67
    福井交通㈱ 福井県福井市 0 805 14 4 16 91 111

    ② 不動産業(従業員数 38人)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額
    百万円 百万円
    三国観光産業㈱ 福井県坂井市 1,411 2,476 64
    ㈱京福コミュニティサービス 福井県福井市 17 2,021 136

    ③ レジャー・サービス業(従業員数 73人)

    会社名 所在地 建物及び構築物 土地 摘要
    帳簿価額 面積 帳簿価額
    百万円 百万円
    三国観光産業㈱ 福井県坂井市 714 22,109 30
    京福商事㈱ 福井県福井市 4
    ㈱京福コミュニティサービス 福井県福井市 1

    3【設備の新設、除却等の計画】

    (1)重要な設備の新設等

      当連結会計年度後1年間の設備投資計画(新設・拡充)は、1,935百万円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりであります。

    セグメントの名称 設備等の主な内容 投資予定額 (百万円) 資金調達方法
    運輸業 蚕ノ社駅、太秦広隆寺駅、有栖川駅、車折神社駅、鹿王院駅のホーム嵩上・スロープ化工事、京福バス収入システム更新等 1,101 自己資金及び借入金
    不動産業 賃貸収益物件取得等 809 同上
    レジャー・サービス業 越前松島水族館テント通路設置工事等 24 同上
    合計 1,935

      (注)金額には消費税等を含めておりません。

    (2)重要な設備の除却等

     該当事項はありません。

    第4【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 8,000,000
    8,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 事業年度末現在発行数(株) (2021年3月31日) 提出日現在発行数(株) (2021年6月23日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 2,000,000 2,000,000 東京証券取引所 (市場第二部) 単元株式数 100株
    2,000,000 2,000,000

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

     該当事項はありません。

    ②【ライツプランの内容】

     該当事項はありません。

    ③【その他の新株予約権等の状況】

          該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

     該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式 総数増減数 (株) 発行済株式 総数残高 (株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金 増減額 (百万円) 資本準備金 残高 (百万円)
    2017年10月1日(注) △18,000,000 2,000,000 1,000 270

     (注) 普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行ったことによるものです。

    (5)【所有者別状況】

    (2021年3月31日現在)
    区分 株式の状況(1単元の株式数100株) 単元未満株式の状況 (株)
    政府及び地方公共団体 金融機関 金融商品取引業者 その他の法人 外国法人等 個人その他
    個人以外 個人
    株主数 (人) 8 5 23 1 1 1,205 1,243
    所有株式数 (単元) 1,866 26 10,283 2 6 7,673 19,856 14,400
    所有株式数の割合(%) 9.40 0.13 51.79 0.01 0.03 38.64 100.00

     (注)自己株式12,058株は「個人その他」に120単元及び「単元未満株式の状況」に58株含めて記載しております。

    (6)【大株主の状況】

    (2021年3月31日現在)
    氏名又は名称 住所 所有株式数(千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    京阪ホールディングス株式会社 大阪市中央区大手前1丁目7番31号 857 43.16
    日本駐車場開発株式会社 大阪市北区小松原町2番4号 117 5.89
    日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 (東京都港区浜松町2丁目11番3号) 93 4.70
    株式会社京三製作所 横浜市鶴見区平安町2丁目29-1 33 1.66
    三井住友信託銀行株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区丸の内1丁目4-1 (東京都中央区晴海1丁目8-12) 20 1.01
    東京海上日動火災保険株式会社 東京都千代田区丸の内1丁目2-1 17 0.88
    京都中央信用金庫 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 15 0.75
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-12 14 0.73
    川井 義男 京都市北区 11 0.55
    株式会社福井銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 福井市順化1丁目1-1 (東京都中央区晴海1丁目8-12) 10 0.50
    1,189 59.83

    (7)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    (2021年3月31日現在)
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 12,000
    完全議決権株式(その他) 普通株式 1,973,600 19,736
    単元未満株式 普通株式 14,400
    発行済株式総数 2,000,000
    総株主の議決権 19,736

     (注)「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式58株が含まれております。

    ②【自己株式等】
    (2021年3月31日現在)
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数(株) 他人名義所有株式数(株) 所有株式数の合計(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    京福電気鉄道株式会社 京都市中京区壬生賀陽御所町3番地の20 12,000 12,000 0.60
    12,000 12,000 0.60

    2【自己株式の取得等の状況】

    【株式の種類等】

    会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

    (1)【株主総会決議による取得の状況】

     該当事項はありません。

    (2)【取締役会決議による取得の状況】

         該当事項はありません。

    (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    区分 株式数(株) 価額の総額(円)
    当事業年度における取得自己株式 39 114,099
    当期間における取得自己株式 103 293,157

     (注) 当期間における取得自己株式には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日(2021年6月23日)までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。

    (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

    区分 当事業年度 当期間
    株式数(株) 処分価額の総額(円) 株式数(株) 処分価額の総額(円)
    引き受ける者の募集を行った取得自己株式
    消却の処分を行った取得自己株式
    合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式
    その他(-)
    保有自己株式数 12,058 12,161

    (注) 当期間における保有自己株式数には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日(2021年6月23日)までの単元未満株式の買取り及び売渡による株式は含まれておりません。

    3【配当政策】

     当社では、株主の皆様に対する利益還元が、企業として最重要課題の一つであることを認識し、内部留保資金の確保や業績等を勘案して安定的かつ継続的に配当を実施することを基本方針としております。

     また、当社は現在、期末配当による年1回の配当を実施しておりますが、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。これらの剰余金の配当決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

     なお、当事業年度の配当につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による業績の悪化や当社の財務状況等を総合的に勘案しました結果、誠に遺憾ながら無配といたしました。

     内部留保資金につきましては、安全輸送の確保や旅客サービスの向上のための設備投資、将来の利益を確保するための沿線価値向上へ向けた事業投資のほか、財務基盤の強化の原資等として有効に活用してまいります。

    4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

    (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

    ① 企業統治の体制

    ・企業統治の体制の概要

     当社は、株主総会、取締役会、監査役会等の機関を企業組織の中心に位置付け、それぞれの構成員はその機関が的確かつ有効に機能するよう、その運営に必要な法令等を理解するとともに遵守し、企業経営全般において適正かつ有用な意思決定を行うよう努めております。また、特に、内部監査機能の強化を図るために、監査室の充実を図っております。

    ・企業統治の体制を採用する理由

     当社は、コーポレート・ガバナンスが、企業の健全性を維持し、企業価値を高める基本問題と位置づけ、経営の意思決定、業務執行、監査、監督等について、これらが充分に機能するよう組織、体制を常に整備し、実効ある運営が行われるよう現行体制を採用しています。

    ・内部統制システムの整備の状況

     当社の取締役会は社外取締役2名、社外監査役2名を含む12名で構成され、法に定める決議事項等重要な業務執行についての意思決定を行っております。また、当社は経営諸課題の組織全般への浸透、ならびに監督強化のために、常勤役員等で構成される常務会を設置し、取締役会の決議事項を始めとした経営上の重要事項について徹底した審議を行っております。また、隔週、常勤役員と職務を執行する幹部職員による定例会議を開催し、業務執行案件についての審議、決定と業務の執行状況の審査・報告を行っております。

     また、会社法第362条にもとづく「業務の適正を確保するための体制の整備」の方針を取締役会にて決定するとともに、それに沿った体制強化と運用を実施しております。

     コーポレートガバナンス・コードへの対応は「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定し、当社グループの方針を示すとともに、当社の取組み状況をコーポレート・ガバナンス報告書にて開示しております。

     情報開示につきましては、四半期決算およびEDINETによる情報開示を実施し、タイムリーかつ正確性を重視した情報開示を徹底することはもとより、適時開示規則を遵守することで株主や投資家の皆様への経営の透明性の向上に取り組んでおります。

     個人情報保護につきましては、個人情報保護法および国土交通省からのガイドラインに基づき、個人情報管理規程を制定するとともに、管理責任者の選任等内部組織を立ち上げ万全を期するとともに、ホームページでプライバシーポリシーを公表し情報の開示に努めております。

     また、内部統制システムとして、社長の直轄組織である監査室が策定した年度計画にもとづき、当社およびグループ各社の内部統制を中心とした業務全般について監査を実施しており、監査結果は社長および監査役に報告されるとともに、各部門、グループ各社に対して業務改善に向け具体的助言および指導を行っております。さらに、当社およびグループ各社に係る法令違反、その他コンプライアンスに抵触する事実を防止または早期発見し是正するため、全役職員を対象とした内部通報制度を整備しております。

    ・リスク管理体制の整備の状況

     顧客ならびに当社および役職員等に関し発生する危機について、これを予防するとともに、発生の際の被害を最小限に止めるための指針およびその他必要な事項を「危機管理規程」に定め、各部署は、必要に応じ、これにもとづいた具体的対処方法を決定しております。

    特に鉄軌道事業部署においては、安全輸送の確保を最優先の命題として、安全に関する取組みの基本方針・組織体制等および運転、施設、車両に関する業務の実施体制、方法を「安全管理規程」に定め実施しております。

    情報セキュリティに関しては、情報管理の基本的な取り扱い事項を「情報セキュリティ基本規程」に定め、それに付随した諸規程の制定とともに、管理部内に担当役員を責任者とした情報セキュリティ管理チームを設け、緊急時の対応やルールの策定等の対策を講じております。また、環境管理の分野に関しては、環境管理責任者を置き、KES・環境マネジメントシステム・スタンダード ステップ2に適合した環境マネジメントシステムを実施しております。

    ・子会社の業務の適正性を確保するための体制整備の状況

    当社は、子会社の業務の適正性を確保するために、子会社に取締役及び監査役を派遣し、取締役は当社グループの経営方針を踏まえて意思決定を行うとともに、子会社の取締役の職務執行を監視・監督し、監査役は子会社の業務執行状況を監査しております。

    また、グループ全体で経営理念、今後の事業の方向性等を共有するとともに、当社およびグループ各社の内部統制制度を適正に構築するため、「グループ会社管理規程」を定め、グループ各社の経営管理目標を明確にするとともに、グループ各社における遵守事項および報告事項を定めております。

    ・責任限定契約の内容の概要

    当社は、社外取締役大柳雅利氏、山口記弘氏および社外監査役山川雄二氏、市田龍氏との間で、各氏が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約にもとづく損害賠償責任の限度額は、5百万円または法令が規定する最低責任限度額のいずれか高い額としています。

    ② 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組み状況

     環境問題について、当社は、特定非営利活動法人KES環境機構が制定するKES・環境マネジメントシステム・スタンダード ステップ2の認証を取得し、2015年5月に認証継続登録を行いました。また、京都バス㈱、京福バス㈱をはじめとする運輸業を営むグループ3社において「グリーン経営」の認証を取得しています。鉄道・バスが地球環境への負荷が少ない乗り物であることに加え、排ガス規制対応バス車両の導入をはじめ、駅、工場、店舗、事務所などでの環境活動を通して、引き続き企業の社会的責任の一環として、地球環境保全に資する施策を積極的に推進してまいります。

     また、鉄軌道事業・バス運送事業を中心として各社が構築した安全管理体制を国土交通省が評価する「運輸安全マネジメント」を取り入れ、運輸事業者の安全風土の構築と安全意識の浸透ならびに運輸のより一層の安全確保を図っています。

    ③ 取締役の定足数

     当社の取締役は14名以内とする旨定款に定めております。

    ④ 取締役選任の決議要件

     当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。

    ⑤ 株主総会決議事項のうち取締役会で決議できることとした事項

     当社は、株主への機動的な利益還元を可能とするため、会社法第454条第5項の規定に基づき取締役会の決議によって中間配当をすることができる旨定款で定めております。

    ⑥ 株主総会の特別決議要件

     当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

    (2)【役員の状況】

    ① 役員一覧

    男性12名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    取締役社長 (代表取締役) 大塚 憲郎 1963年8月1日生 1987年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2011年7月 同社事業統括室事業統括担当部長 2015年7月   2019年6月 株式会社樟葉パブリック・ゴルフ・コース代表取締役社長 京阪ホールディングス株式会社執行役員(現在) 2019年6月 当社代表取締役社長(現在) 1987年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2011年7月 同社事業統括室事業統括担当部長 2015年7月   2019年6月 株式会社樟葉パブリック・ゴルフ・コース代表取締役社長 京阪ホールディングス株式会社執行役員(現在) 2019年6月 当社代表取締役社長(現在) (注)3 1,300
    1987年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社
    2011年7月 同社事業統括室事業統括担当部長
    2015年7月   2019年6月 株式会社樟葉パブリック・ゴルフ・コース代表取締役社長 京阪ホールディングス株式会社執行役員(現在)
    2019年6月 当社代表取締役社長(現在)
    常務取締役 グループ事業室長 監査室長 長尾 拡昭 1964年3月16日生 1988年4月 当社入社 2002年8月 当社管理本部部長 2011年6月 2011年6月 2012年3月 2013年4月 2014年7月 2020年6月 当社取締役 当社管理本部部長委嘱 当社管理本部長委嘱 当社管理部長委嘱 当社監査室副室長委嘱 当社監査室長委嘱(現在) 2021年6月 2021年6月 当社常務取締役(現在) 当社グループ事業室長委嘱(現在) 1988年4月 当社入社 2002年8月 当社管理本部部長 2011年6月 2011年6月 2012年3月 2013年4月 2014年7月 2020年6月 当社取締役 当社管理本部部長委嘱 当社管理本部長委嘱 当社管理部長委嘱 当社監査室副室長委嘱 当社監査室長委嘱(現在) 2021年6月 2021年6月 当社常務取締役(現在) 当社グループ事業室長委嘱(現在) (注)3 1,400
    1988年4月 当社入社
    2002年8月 当社管理本部部長
    2011年6月 2011年6月 2012年3月 2013年4月 2014年7月 2020年6月 当社取締役 当社管理本部部長委嘱 当社管理本部長委嘱 当社管理部長委嘱 当社監査室副室長委嘱 当社監査室長委嘱(現在)
    2021年6月 2021年6月 当社常務取締役(現在) 当社グループ事業室長委嘱(現在)
    取締役 鉄道部長 三宅 章夫 1975年2月10日生 1997年4月 当社入社 2006年4月 当社鉄道部運輸課長 2015年7月 2018年6月 当社鉄道部長(現在) 当社取締役(現在) 1997年4月 当社入社 2006年4月 当社鉄道部運輸課長 2015年7月 2018年6月 当社鉄道部長(現在) 当社取締役(現在) (注)3 700
    1997年4月 当社入社
    2006年4月 当社鉄道部運輸課長
    2015年7月 2018年6月 当社鉄道部長(現在) 当社取締役(現在)
    取締役 不動産事業部長 グループ事業室副室長 竹内 康弘 1972年9月16日生 1995年4月 当社入社 2003年7月 当社開発事業部福井事業課長 2013年7月 2019年6月 2019年6月 当社不動産事業部部長 当社取締役(現在) 当社不動産事業部長委嘱(現在) 2021年6月 当社グループ事業室副室長委嘱(現在) 1995年4月 当社入社 2003年7月 当社開発事業部福井事業課長 2013年7月 2019年6月 2019年6月 当社不動産事業部部長 当社取締役(現在) 当社不動産事業部長委嘱(現在) 2021年6月 当社グループ事業室副室長委嘱(現在) (注)3 400
    1995年4月 当社入社
    2003年7月 当社開発事業部福井事業課長
    2013年7月 2019年6月 2019年6月 当社不動産事業部部長 当社取締役(現在) 当社不動産事業部長委嘱(現在)
    2021年6月 当社グループ事業室副室長委嘱(現在)
    取締役 沿線創造事業部長 濱 和彦 1965年8月27日生 1989年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2009年7月 当社事業開発推進室部長 2014年7月     2017年7月   2019年7月 2020年6月 2020年6月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)経営統括室事業推進担当部長 京阪スマイルハート株式会社代表取締役社長 京都バス株式会社常務取締役 当社取締役(現在) 当社沿線創造事業部長委嘱(現在) 1989年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2009年7月 当社事業開発推進室部長 2014年7月     2017年7月   2019年7月 2020年6月 2020年6月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)経営統括室事業推進担当部長 京阪スマイルハート株式会社代表取締役社長 京都バス株式会社常務取締役 当社取締役(現在) 当社沿線創造事業部長委嘱(現在) (注)3 200
    1989年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社
    2009年7月 当社事業開発推進室部長
    2014年7月     2017年7月   2019年7月 2020年6月 2020年6月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)経営統括室事業推進担当部長 京阪スマイルハート株式会社代表取締役社長 京都バス株式会社常務取締役 当社取締役(現在) 当社沿線創造事業部長委嘱(現在)
    取締役 管理部長 監査室副室長 藤木 斉 1969年10月11日生 1993年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2010年7月 同社鉄道営業部管理課課長 2012年7月 2017年7月 2017年7月 2017年7月 2020年7月 2021年6月 同社経営統括室人事担当課長 当社管理部部長(グループ事業担当) 京福バス株式会社取締役 京福リムジンバス株式会社代表取締役社長 当社管理部部長(総務人事担当) 当社取締役(現在) 2021年6月 当社管理部長兼監査室副室長委嘱(現在) 1993年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2010年7月 同社鉄道営業部管理課課長 2012年7月 2017年7月 2017年7月 2017年7月 2020年7月 2021年6月 同社経営統括室人事担当課長 当社管理部部長(グループ事業担当) 京福バス株式会社取締役 京福リムジンバス株式会社代表取締役社長 当社管理部部長(総務人事担当) 当社取締役(現在) 2021年6月 当社管理部長兼監査室副室長委嘱(現在) (注)3
    1993年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社
    2010年7月 同社鉄道営業部管理課課長
    2012年7月 2017年7月 2017年7月 2017年7月 2020年7月 2021年6月 同社経営統括室人事担当課長 当社管理部部長(グループ事業担当) 京福バス株式会社取締役 京福リムジンバス株式会社代表取締役社長 当社管理部部長(総務人事担当) 当社取締役(現在)
    2021年6月 当社管理部長兼監査室副室長委嘱(現在)
    役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (株)
    取締役 石丸 昌宏 1962年2月28日生 1985年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2009年7月 同社経営統括室人事担当部長 2013年6月 同社執行役員 2017年6月 2019年6月 同社取締役常務執行役員 同社代表取締役社長COO執行役員社長(現在) 2019年6月 当社取締役(現在) 1985年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2009年7月 同社経営統括室人事担当部長 2013年6月 同社執行役員 2017年6月 2019年6月 同社取締役常務執行役員 同社代表取締役社長COO執行役員社長(現在) 2019年6月 当社取締役(現在) (注)3
    1985年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社
    2009年7月 同社経営統括室人事担当部長
    2013年6月 同社執行役員
    2017年6月 2019年6月 同社取締役常務執行役員 同社代表取締役社長COO執行役員社長(現在)
    2019年6月 当社取締役(現在)
    取締役 大柳 雅利 1953年3月15日生 1982年4月 第一工業製薬株式会社入社 2000年6月 京都エレックス株式会社代表取締役社長 2004年6月 第一工業製薬株式会社取締役 2007年4月 同社代表取締役社長 2015年6月 同社取締役相談役 2016年6月 同社相談役 2017年6月 当社取締役(現在) 1982年4月 第一工業製薬株式会社入社 2000年6月 京都エレックス株式会社代表取締役社長 2004年6月 第一工業製薬株式会社取締役 2007年4月 同社代表取締役社長 2015年6月 同社取締役相談役 2016年6月 同社相談役 2017年6月 当社取締役(現在) (注)3
    1982年4月 第一工業製薬株式会社入社
    2000年6月 京都エレックス株式会社代表取締役社長
    2004年6月 第一工業製薬株式会社取締役
    2007年4月 同社代表取締役社長
    2015年6月 同社取締役相談役
    2016年6月 同社相談役
    2017年6月 当社取締役(現在)
    取締役 山口 記弘 1960年11月13日生 1984年4月 東映株式会社入社 2017年6月 株式会社東映京都スタジオ代表取締役社長 2020年6月 2021年6月 同社特別顧問(現在) 当社取締役(現在) 1984年4月 東映株式会社入社 2017年6月 株式会社東映京都スタジオ代表取締役社長 2020年6月 2021年6月 同社特別顧問(現在) 当社取締役(現在) (注)3
    1984年4月 東映株式会社入社
    2017年6月 株式会社東映京都スタジオ代表取締役社長
    2020年6月 2021年6月 同社特別顧問(現在) 当社取締役(現在)
    常勤監査役 堀野 和久 1961年4月1日生 1984年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2013年7月 同社経営統括室総務担当部長 2016年6月 同社執行役員 2019年6月 当社監査役(現在) 1984年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社 2013年7月 同社経営統括室総務担当部長 2016年6月 同社執行役員 2019年6月 当社監査役(現在) (注)4 600
    1984年4月 京阪電気鉄道株式会社(現 京阪ホールディングス株式会社)入社
    2013年7月 同社経営統括室総務担当部長
    2016年6月 同社執行役員
    2019年6月 当社監査役(現在)
    監査役 山川 雄二 1947年7月28日生 1970年1月 監査法人朝日会計社(現 有限責任あずさ監査法人)入社 1982年3月 公認会計士登録(現在) 2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)京都事務所事務所長 2009年6月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)退職 2009年7月 山川公認会計士事務所 所長(現在) 2010年6月 当社監査役(現在) 1970年1月 監査法人朝日会計社(現 有限責任あずさ監査法人)入社 1982年3月 公認会計士登録(現在) 2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)京都事務所事務所長 2009年6月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)退職 2009年7月 山川公認会計士事務所 所長(現在) 2010年6月 当社監査役(現在) (注)5
    1970年1月 監査法人朝日会計社(現 有限責任あずさ監査法人)入社
    1982年3月 公認会計士登録(現在)
    2003年6月 朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)京都事務所事務所長
    2009年6月 あずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)退職
    2009年7月 山川公認会計士事務所 所長(現在)
    2010年6月 当社監査役(現在)
    監査役 市田 龍 1952年4月2日生 1981年10月 太田哲三事務所(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 1985年3月 公認会計士登録(現在) 2002年7月 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)代表社員 2004年12月 税理士登録(現在) 2007年9月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人) 西日本ブロック長兼大阪事務所長 2013年6月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)退職 2014年6月 2014年6月 2015年6月 当社監査役(現在) 株式会社ダイセル社外監査役(現在) 株式会社タナベ経営社外取締役(現在) 1981年10月 太田哲三事務所(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 1985年3月 公認会計士登録(現在) 2002年7月 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)代表社員 2004年12月 税理士登録(現在) 2007年9月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人) 西日本ブロック長兼大阪事務所長 2013年6月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)退職 2014年6月 2014年6月 2015年6月 当社監査役(現在) 株式会社ダイセル社外監査役(現在) 株式会社タナベ経営社外取締役(現在) (注)6
    1981年10月 太田哲三事務所(現 EY新日本有限責任監査法人)入所
    1985年3月 公認会計士登録(現在)
    2002年7月 新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)代表社員
    2004年12月 税理士登録(現在)
    2007年9月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人) 西日本ブロック長兼大阪事務所長
    2013年6月 新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)退職
    2014年6月 2014年6月 2015年6月 当社監査役(現在) 株式会社ダイセル社外監査役(現在) 株式会社タナベ経営社外取締役(現在)
    4,600

     (注)1.取締役大柳雅利氏、山口記弘氏は、社外取締役であります

        2.監査役山川雄二氏、市田龍氏は、社外監査役であります。

    3.2021年6月22日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

    4.2019年6月20日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

    5.2018年6月20日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

    6.2020年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から4年間 ② 社外役員の状況

     当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。

     社外取締役と当社との間に特別の利害関係はありません。

     社外監査役と当社との間に特別の利害関係はありません。

     当社は、取締役大柳雅利、山口記弘、監査役山川雄二、市田龍の各氏を、東京証券取引所の定めにもとづく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。

     当社は、社外取締役に大柳雅利氏、山口記弘氏の2名を、社外監査役に山川雄二氏、市田龍氏の2名を選任しております。

     社外取締役大柳雅利氏は、東京証券取引所第1部に上場している京都市に本社を置く第一工業製薬㈱の取締役社長として会社経営に関し豊富な経験および卓越した識見を有しております。社外取締役山口記弘氏は、京都屈指のアミューズメント施設である東映太秦映画村を運営する㈱東映京都スタジオの取締役社長として会社経営に関し豊富な経験および卓越した識見を有しております。よって、社外取締役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、その経験および識見を当社の経営および職務執行の監督に活かしていただくため選任しております。

     社外監査役山川雄二氏は、公認会計士として、市田龍氏は、税理士および公認会計士として、それぞれ企業会計に関する豊富な経験および識見を有しております。よって、各氏の識見に立脚した独立の立場で社外監査役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、その経験および識見を当社の監査に活かしていただくため選任しております。

     なお、当社では、社外取締役ならびに社外監査役を選任する際の独立性に関する基準又は方針を定めておりませんが、選任にあたっては、東京証券取引所の定める独立性に関する基準を参考にして判断しております。

    ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

     監査役による監査、監査室および会計監査の結果の概要並びに内部統制部門による業務の執行状況は、取締役会および監査役会への報告を通じて社外取締役および社外監査役にも提供し、情報共有を図っております。

    (3)【監査の状況】

      ① 監査役監査の状況

     ⅰ)組織・人員および監査役会開催状況

     監査役会は、常勤監査役1名ならびに社外監査役2名の計3名で構成され、各監査役は、監査役会が定めた監査方針・監査計画・職務分担に従い、取締役会その他重要会議への出席、業務の調査等を通じ、取締役の職務執行の監査を行っております。なお、社外監査役山川雄二氏は公認会計士として、社外監査役市田龍氏は税理士および公認会計士として、それぞれ財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。また、監査室に所属する3名の兼務担当者が、監査役の監査業務の補助を行っております。

     当事業年度において監査役会を12回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。

    役 職 氏 名 開催回数 出席回数
    常勤監査役 堀野 和久 12回 12回
    監査役(社外監査役) 山川 雄二 12回 12回
    監査役(社外監査役) 市田 龍(注) 12回 12回

    (注)2020年6月23日に就任しております。

     ⅱ)監査役会における主な検討事項

     監査役会は、内部統制システムの構築と運用状況ならびに子会社の管理状況の監視・検証のほか、運輸安全マネジメントの有効性の確認、コンプライアンス推進体制の検証、会計監査人の監査の検証、企業情報開示の適正性・透明性・信頼性の確保、中期経営計画の進捗確認や今後の事業の方向性における課題の達成状況等に留意して監査を実施しております。

     ⅲ)常勤監査役および社外監査役の活動状況

     常勤監査役は、取締役会その他重要会議に出席し、重要な書類等を閲覧するほか、代表取締役との意見交換、社外取締役との意見交換、取締役・幹部社員・子会社取締役等からの業務執行状況の聴取ならびに現場往査、会計監査人との意見交換、内部監査部門である監査室および子会社監査役との連携等を通じ、内部統制システムの構築運用状況の検証、業務・財産状況の調査、ならびに競業・利益相反取引等の検証を行うとともに、それらの内容を社外監査役に報告して情報の共有を図っております。

     社外監査役は、取締役会に出席し、重要な書類等を閲覧するほか、常勤監査役から各種報告を受け、取締役等からの業務執行状況の聴取などにより業務・財産状況を調査するとともに、取締役会・代表取締役との意見交換・社外取締役との意見交換・会計監査人との意見交換等において、それぞれの専門的知見を活かし、独立的立場から意見を述べております。

    ② 内部監査の状況

     内部監査につきましては、監査室(8名)が年度計画に基づいて各部署および子会社における内部統制を中心とした業務全般について監査を行うとともに、子会社監査役から定期的に監査状況の詳細な説明を受けるなど、グループ全体の監査を重点的に行っております。

     監査室による監査実施状況および会計監査人による会計監査の実施状況は、月次で監査役会に報告されるほか、常勤監査役が監査室の定例会議に同席するなど、相互に連携を図っております。また、内部統制部門は定期的に業務執行状況を監査役に報告するとともに、会計監査人と監査役会の意見交換に同席して情報共有を行っております。

    ③ 会計監査の状況

     ⅰ)監査法人の名称

       EY新日本有限責任監査法人

     ⅱ)継続監査期間

       2006年7月以降

     ⅲ)業務を執行した公認会計士

       守谷 義広(継続関与期間2年)

       髙田 康弘(継続関与期間7年)

     ⅳ)監査業務に係る補助者の構成

       会計監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士8名、会計士試験合格者等8名、その他7名となります。

     ⅴ)監査法人の選定方針と理由

       当社は、会計監査人の選定及び評価に際しては、当社の広範な業務内容に対応して効率的な監査業務を実施することができる一定の規模と世界的なネットワークを持つこと、審査体制が整備されていること、監査日数、監査期間及び具体的な監査実施要領並びに監査費用が合理的かつ妥当であること、さらに監査実績などにより総合的に判断いたします。また、日本公認会計士協会の定める「独立性に関する指針」に基づき独立性を有することを確認するとともに、必要な専門性を有することについて検証し、確認いたします。

     ⅵ)監査役及び監査役会による監査法人の評価

       当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査報告や定期的な意見交換などを通じて監査法人の活動に対して評価を行っており、同法人による会計監査は、従前から適正に行われていることを確認しております。

       また、監査役及び監査役会は会計監査人の再任に関する確認決議をしており、その際には日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、総合的に評価しております。

    ④ 監査報酬の内容等

     ⅰ)監査公認会計士等に対する報酬

    区分 前連結会計年度 当連結会計年度
    監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円) 監査証明業務に基づく報酬(百万円) 非監査業務に基づく報酬(百万円)
    提出会社 29 29
    連結子会社
    29 29

     当社及び当社連結子会社における非監査業務に基づく報酬につきましては、前連結会計年度、当連結会計年度ともに該当事項はありません。

     ⅱ)監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst&Young)に対する報酬(ⅰ)を除く)

     該当事項はありません。

     ⅲ)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

     該当事項はありません。

     ⅳ)監査報酬の決定方針

     会計監査人に対する報酬の額の決定に関する方針は、監査計画、監査日数等を総合的に勘案し監査役会の同意を得て決定しております。

     ⅴ)監査役及び監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

     前年度の監査内容及び当年度の監査方針等について確認を行い、監査日数及び監査報酬の見積りの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等が相当であると判断し、会社法第399条第1項及び第2項に基づく同意を行っております。

    (4)【役員の報酬等】

      ①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

     役員報酬は、株主総会で決議された役員報酬額の範囲内で、内規の定めに従い、代表取締役および社外役員との個別面談を行い、社外役員の助言のもと代表取締役の評価による審査に応じ取締役会で決定します。

    社外取締役を除く取締役の報酬は、固定報酬と業績連動報酬で構成されており、その他の役員は固定報酬で構成されております。

    社外取締役を除く取締役の固定報酬については、個別決算および連結決算の経常利益や当期純利益等の全社業績評価と各人の定量・定性的な目標の達成による個人業績評価に基づき年俸テーブルのランクを決定し、当該ランクに応じた報酬を決定しております。その他の役員の固定報酬はその役割と責務に相応しい水準となるよう決定しております。

    業績連動報酬に係る指標は営業利益であり、業績向上へのインセンティブを高めるために当該指標を選択しております。業績連動報酬の額の決定方法は、当該指標の目標達成状況等を総合的に勘案し決定しております。なお、当年度につきましては、損失を計上し実施要件を満たさなかったことから業績連動報酬の支給はしておりません。

    また、中長期的な業績向上と連動する報酬制度については、社外取締役を除く取締役に対し、中長期的な企業価値向上への士気を高めることを目的に各人別の報酬額に応じ株式累積投資制度を活用し自社株式を継続的に取得しております。

    なお、当社の取締役の報酬限度額は2015年6月18日開催の第109回定時株主総会において年額160百万円以内(うち社外取締役分10百万円以内)、監査役の報酬限度額は年額24百万円以内と決議されております。

    当事業年度における当社の役員の報酬等の額の決定過程における取締役会の活動は、2020年6月23日の取締役会において各役員の固定報酬を決議しております。

      ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

    役員区分 報酬等の総額 (百万円) 報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる 役員の員数 (人)
    固定報酬 業績連動報酬 退職慰労金
    取締役 (社外取締役を除く。) 74 61 12 7
    監査役 (社外監査役を除く。) 12 12 1
    社外役員 16 16 4

    (注)連結報酬等の総額が1億円以上である者は存在いたしません。

    (5)【株式の保有状況】

    ① 投資株式の区分の基準及び考え方

      当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動または配当金の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。

    ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

      a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

    当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、安全輸送の確保、業務提携、資金調達、地域社会との協働等、経営戦略の一環として、必要と判断する企業の株式を政策保有株式として保有しております。

    当社は、保有意義・経済合理性を経営戦略や資本政策の観点から検証し、保有の妥当性が認められない場合は、縮減を検討します。

    当社は、取締役会で毎年、個別の政策保有株式について、それぞれの保有目的が適切か、配当等が資本コストに見合っているか等、政策保有に関する方針に則った観点から検証をおこなっております。

      b.銘柄数及び貸借対照表計上額

    銘柄数 (銘柄) 貸借対照表計上額の 合計額(百万円)
    非上場株式 11 36
    非上場株式以外の株式 5 153

    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) 株式数の増加の理由
    非上場株式
    非上場株式以外の株式

    (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

    銘柄数 (銘柄) 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円)
    非上場株式
    非上場株式以外の株式

      c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

         特定投資株式

    銘柄 当事業年度 前事業年度 保有目的、定量的な保有効果(注) 及び株式数が増加した理由 当社の株式の 保有の有無
    株式数(株) 株式数(株)
    貸借対照表計上額 (百万円) 貸借対照表計上額 (百万円)
    ㈱京三製作所 193,190 193,190 安全輸送設備に関する取引会社である同社との関係を維持するため
    79 90
    ㈱京都銀行 6,845 6,845 地域経済との関連性が深い同社との関係を維持するため
    46 23
    ㈱福井銀行 7,000 7,000 地域経済との関連性が深い同社との関係を維持するため
    13 10
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 19,400 19,400 同社との安定的な取引関係を維持するため
    11 7
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 481 481 同社との安定的な取引関係を維持するため
    1 1

    (注) 特定投資株式における定量的な保有効果は個別の取引条件を開示できないため記載が困難であります。

    なお、政策保有株式について保有目的の適切性等を検証した結果、現状保有する政策保有株式はいずれも保有方針に則った目的で保有していることを確認しております。

    ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

      該当事項はありません。

    第5【経理の状況】

    1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

    (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

    (2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)第2条の規定に基づき、同規則並びに「鉄道事業会計規則」(昭和62年運輸省令7号)により作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けております。

    3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、または会計基準等の変更等について的確に対応する事ができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構への加入、監査法人等が主催するセミナー等への参加、会計専門誌の購読等を行っております。

    1【連結財務諸表等】

    (1)【連結財務諸表】

    ①【連結貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 994 2,054
    受取手形及び売掛金 1,019 998
    販売土地及び建物 102 194
    商品及び製品 23 24
    仕掛品 221 69
    原材料及び貯蔵品 50 47
    前払費用 38 35
    その他 591 666
    貸倒引当金 △7 △8
    流動資産合計 3,034 4,081
    固定資産
    有形固定資産
    建物及び構築物(純額) ※2,※3,※4 10,073 ※2,※3,※4 9,840
    機械装置及び運搬具(純額) ※2,※3,※4 1,487 ※2,※3,※4 1,264
    土地 ※2 3,858 ※2 3,505
    リース資産(純額) 1,043 897
    建設仮勘定 101 2
    その他(純額) ※2,※3,※4 357 ※2,※3,※4 313
    有形固定資産合計 ※1 16,922 ※1 15,823
    無形固定資産 159 179
    投資その他の資産
    投資有価証券 247 275
    繰延税金資産 119 114
    その他 259 280
    貸倒引当金 △2 △4
    投資その他の資産合計 624 666
    固定資産合計 17,705 16,669
    繰延資産
    社債発行費 0
    繰延資産合計 0
    資産合計 20,740 20,750
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    支払手形及び買掛金 44 32
    短期借入金 ※2 3,544 ※2 3,564
    1年以内償還社債 19
    リース債務 173 149
    未払金 ※3 1,408 ※3 1,300
    未払法人税等 116 175
    未払消費税等 91 219
    賞与引当金 215 182
    その他 450 555
    流動負債合計 6,065 6,179
    固定負債
    長期借入金 ※2 4,476 ※2 4,905
    リース債務 911 794
    長期未払金 ※3 276 ※3 191
    繰延税金負債 652 713
    役員退職慰労引当金 48 29
    退職給付に係る負債 235 247
    その他 352 318
    固定負債合計 6,954 7,201
    負債合計 13,019 13,380
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,000 1,000
    資本剰余金 295 295
    利益剰余金 5,669 5,291
    自己株式 △20 △20
    株主資本合計 6,945 6,566
    その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 52 72
    その他の包括利益累計額合計 52 72
    非支配株主持分 722 730
    純資産合計 7,720 7,370
    負債純資産合計 20,740 20,750
    ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
    【連結損益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    営業収益 12,494 10,448
    営業費
    運輸業等営業費及び売上原価 11,556 10,602
    販売費及び一般管理費 ※1 105 ※1 185
    営業費合計 ※2 11,661 ※2 10,787
    営業利益又は営業損失(△) 832 △338
    営業外収益
    受取利息 1 0
    受取配当金 8 9
    助成金収入 7 ※3 445
    違約金収入 36
    役員退職慰労引当金戻入額 14
    雑収入 24 24
    営業外収益合計 41 530
    営業外費用
    支払利息 50 54
    社債発行費償却 0 0
    貸倒引当金繰入額 0
    雑支出 10 8
    営業外費用合計 63 63
    経常利益 811 128
    特別利益
    補助金収入 286 436
    固定資産売却益 ※4 8 ※4 0
    受取保険金 39
    特別利益合計 333 437
    特別損失
    減損損失 ※5 434 ※5 594
    固定資産除却損 114 71
    新型コロナウイルス感染症による損失 ※6 29
    特別損失合計 549 695
    税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) 595 △129
    法人税、住民税及び事業税 268 138
    法人税等調整額 80 59
    法人税等合計 349 197
    当期純利益又は当期純損失(△) 246 △327
    非支配株主に帰属する当期純利益 48 10
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 198 △338
    【連結包括利益計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    当期純利益又は当期純損失(△) 246 △327
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 △1 20
    その他の包括利益合計 ※1 △1 ※1 20
    包括利益 245 △306
    (内訳)
    親会社株主に係る包括利益 197 △318
    非支配株主に係る包括利益 47 11
    ③【連結株主資本等変動計算書】

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,000 291 5,511 △19 6,783
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 198 198
    自己株式の取得 △0 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 3 3
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 3 158 △0 161
    当期末残高 1,000 295 5,669 △20 6,945
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 その他の包括利益 累計額合計
    当期首残高 53 53 683 7,520
    当期変動額
    剰余金の配当 △39
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 198
    自己株式の取得 △0
    連結子会社株式の取得による持分の増減 3
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △0 △0 38 38
    当期変動額合計 △0 △0 38 199
    当期末残高 52 52 722 7,720

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
    当期首残高 1,000 295 5,669 △20 6,945
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) △338 △338
    自己株式の取得 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 △378 △0 △378
    当期末残高 1,000 295 5,291 △20 6,566
    その他の包括利益累計額 非支配株主持分 純資産合計
    その他有価証券 評価差額金 その他の包括利益 累計額合計
    当期首残高 52 52 722 7,720
    当期変動額
    剰余金の配当 △39
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) △338
    自己株式の取得 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 20 20 7 28
    当期変動額合計 20 20 7 △350
    当期末残高 72 72 730 7,370
    ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) 595 △129
    減価償却費 1,289 1,300
    減損損失 434 594
    賞与引当金の増減額(△は減少) △0 △33
    役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △4 △18
    貸倒引当金の増減額(△は減少) △3 2
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △2 11
    受取利息及び受取配当金 △9 △9
    支払利息 50 54
    助成金収入 △445
    固定資産売却損益(△は益) △8 △0
    固定資産のための補助金 △179 △297
    固定資産除却損 114 71
    新型コロナウイルス感染症による損失 11
    売上債権の増減額(△は増加) 216 21
    たな卸資産の増減額(△は増加) △235 75
    前払費用の増減額(△は増加) △0 2
    仕入債務の増減額(△は減少) △6 △12
    未払金の増減額(△は減少) △52 151
    未払費用の増減額(△は減少) △0 △19
    未払消費税等の増減額(△は減少) 12 127
    その他 7 △31
    小計 2,218 1,429
    利息及び配当金の受取額 9 9
    利息の支払額 △51 △54
    助成金の受取額 401
    法人税等の支払額 △426 △120
    営業活動によるキャッシュ・フロー 1,750 1,665
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    定期預金の預入による支出 △15 △16
    定期預金の払戻による収入 13 15
    短期貸付金の純増減額(△は増加) △183 116
    投資有価証券の取得による支出 △0 △0
    有形固定資産の取得による支出 △1,670 △1,012
    有形固定資産の売却による収入 8 0
    無形固定資産の取得による支出 △29 △66
    固定資産のための補助金収入 290 271
    その他 △88 △61
    投資活動によるキャッシュ・フロー △1,674 △754
    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 55 △190
    長期借入れによる収入 1,790 2,300
    長期借入金の返済による支出 △1,643 △1,661
    社債の償還による支出 △45 △19
    配当金の支払額 △39 △39
    ファイナンス・リース債務の返済による支出 △171 △179
    自己株式の取得による支出 △0 △0
    非支配株主への配当金の支払額 △4 △3
    その他 △50 △58
    財務活動によるキャッシュ・フロー △111 147
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △35 1,058
    現金及び現金同等物の期首残高 1,011 975
    現金及び現金同等物の期末残高 ※1 975 ※1 2,034
    【注記事項】
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

    1.連結の範囲に関する事項

    (1)連結子会社の数 8社

      主要な連結子会社の名称

       「第1 企業の概況 4.関係会社の状況」に記載しているため、省略しております。

    (2)非連結子会社はありません。

    2.持分法の適用に関する事項

    (1)持分法適用の関連会社はありません。

    (2)持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社はありません。

    3.連結子会社の事業年度等に関する事項

      すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

    4.会計方針に関する事項

    (1)重要な資産の評価基準及び評価方法

    イ 販売土地及び建物、仕掛品

     個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)により評価しております。

    ロ その他有価証券

    時価のあるもの

     決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

    時価のないもの

     移動平均法による原価法を採用しております。

    (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

    イ 有形固定資産(リース資産を除く)

     主として定率法を採用しております。

     ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

     なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

      建物及び構築物   2~60年

      機械装置及び運搬具 2~20年

    ロ 無形固定資産(リース資産を除く)

     定額法を採用しております。

     なお、ソフトウェア(自社利用)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法を採用しております。

    ハ リース資産

     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産は、リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    (3)重要な引当金の計上基準

    イ 貸倒引当金

     売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    ロ 賞与引当金

     従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

    ハ 役員退職慰労引当金

     連結子会社の一部において、役員の退職慰労金の支出に備えて、内規に基づく期末要支給額を計上しております。

    (4)退職給付に係る会計処理の方法

      連結子会社の一部は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

    (5)重要な収益及び費用の計上基準

    完成工事高及び完成工事原価の計上基準

    イ 当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事

     工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)

    ロ その他の工事

     工事完成基準

    (6)重要なヘッジ会計の方法

    イ ヘッジ会計の方法

     繰延ヘッジ処理によっております。なお、金利スワップについては、特例処理の要件を満たしているため特例処理を採用しております。

    ロ ヘッジ手段とヘッジ対象

    (ヘッジ手段)

     金利スワップ

    (ヘッジ対象)

     長期借入金

    ハ ヘッジ方針

     借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    ニ ヘッジ有効性評価の方法

     金利スワップの想定元本、利息の受払条件(利子率、利息の受払日等)及び契約期間がほぼ同一であり、金利スワップの特例処理の要件を満たしているため有効性の評価を省略しております。

    (「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」を適用しているヘッジ関係)

    上記のヘッジ関係は、「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号  2020年9月29日)の適用範囲に含まれるヘッジ関係であり、当該実務対応報告に定められる特例的な取扱いを適用しております。当該実務対応報告を適用しているヘッジ関係の内容は、以下のとおりであります。

    ヘッジ会計の方法…繰延ヘッジ処理によっております。なお、金利スワップについては、特例処理の要件を満たしているため特例処理を採用しております。

    ヘッジ手段…金利スワップ

    ヘッジ対象…長期借入金

    ヘッジ取引の種類…キャッシュ・フローを固定するもの

    (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

     手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

    (8)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    イ 消費税等の処理方法

     税抜方式によっております。

    ロ 国庫補助金等の処理方法

     鉄軌道事業において地方公共団体等により工事費の一部として国庫補助金等を受けており、国庫補助金等相当額は直接減額せず、工事完成時に取得原価で計上しております。

     また、バス運送事業において設備購入補助のための国庫補助金等を受けておりますが、国庫補助金等相当額は直接減額せず、国庫補助金等により取得した資産を取得原価で固定資産に計上しております。

    ハ 繰延資産の処理方法

    社債発行費

     償還までの期間にわたり定額法により償却しております。

    (重要な会計上の見積り)

    固定資産の減損

    (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

    (単位:百万円)
    当連結会計年度
    減損損失 594

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    算出方法

    減損の兆候がある資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すべきであると判定した場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上しております。

    ホテル事業用資産の回収可能価額は正味売却価額と使用価値を比較した結果、正味売却価額の方が高いことから、正味売却価額により測定しております。正味売却価額は、不動産鑑定士による不動産鑑定評価額を基礎として算定しております。使用価値は、事業計画等に基づく将来キャッシュ・フローの割引現在価値で算定しております。

    主要な仮定

    ホテル事業用資産の使用価値の見積りにおける重要な仮定は、事業計画の基礎となる売上成長率であり、以下の考え方に基づいております。

    ・売上成長率は、売上高が2021年度から2023年度にかけて新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで回復し、2024年度以降は同水準で推移すると仮定

    翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

    新型コロナウイルス感染症の影響により、さらなる需要の悪化あるいは回復の遅れが生じた場合には、固定資産の減損処理が必要となる可能性があります。

    (未適用の会計基準等)

    ・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    ・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    (1)概要

    国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。

    企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。

    (2)適用予定日

    2022年3月期の期首から適用します。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額は、現時点で評価中であります。

    ・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

    ・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

    (1)概要

    国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)が、公正価値測定についてほぼ同じ内容の詳細なガイダンス(国際財務報告基準(IFRS)においてはIFRS第13号「公正価値測定」、米国会計基準においてはAccounting Standards CodificationのTopic 820「公正価値測定」)を定めている状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、主に金融商品の時価に関するガイダンス及び開示に関して、日本基準を国際的な会計基準との整合性を図る取組みが行われ、「時価の算定に関する会計基準」等が公表されたものです。

    企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算定方法を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS第13号の定めを基本的にすべて取り入れることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、財務諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとされております。

    (2)適用予定日

    2022年3月期の期首から適用します。

    (3)当該会計基準等の適用による影響

    「時価の算定に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で未定であります。

    (表示方法の変更)

    (「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

    「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

    ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載しておりません。

    (追加情報)

    (会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)

     新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の広がり方や収束時期等を予測することは困難な状況でありますが、今後緩やかに回復していくものと仮定し、固定資産の減損処理、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。このため、想定よりも回復が遅れ将来キャッシュ・フローの見積りが低下した場合、固定資産の減損処理や繰延税金資産の取崩し等が必要となる可能性があります。

    (連結貸借対照表関係)

    ※1  有形固定資産から直接控除した減価償却累計額は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    減価償却累計額 17,923百万円 18,997百万円

    ※2  担保に供している資産は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    建物及び構築物 2,543百万円 ( 2,543百万円) 2,762百万円 ( 2,762百万円)
    機械装置及び運搬具 506 (   506      ) 551 (   551      )
    土地 105 (   105      ) 291 (   291      )
    その他 108 (   108      ) 82 (    82      )
    3,264 (3,264      ) 3,687 (3,687      )

         担保付債務は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    短期借入金 279百万円 ( 279百万円) 435百万円 ( 435百万円)
    長期借入金 1,151 (1,151      ) 1,516 (1,516      )
    1,431 (1,431      ) 1,951 (1,951      )

        上記のうち、( )内書は財団抵当並びに当該債務を示しております。

    ※3  割賦払いにより所有権が留保されている資産は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    建物及び構築物 435百万円 415百万円
    機械装置及び運搬具 5 3
    その他 0 0
    441 418

         対応する債務は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    未払金 53百万円 53百万円
    長期未払金 148 94
    201 148

    ※4  国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から直接控除している圧縮記帳額は、次のとおりであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    建物及び構築物 1,377百万円 1,377百万円
    機械装置及び運搬具 789 756
    その他 1 1
    2,168 2,134
    (連結損益計算書関係)

    ※1 「販売費及び一般管理費」は、不動産分譲事業及び物販業等に係るものであり、その主な内訳は次のとおりであ

        ります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    人件費 73百万円 86百万円

    ※2 営業費のうち引当金繰入額等は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    賞与引当金繰入額 215百万円 182百万円
    退職給付費用 107 113
    役員退職慰労引当金繰入額 0 0

    ※3 助成金収入

    助成金収入の主な内容は新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金302百万円等であります。

    ※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    機械装置及び運搬具 8 0
    8 0

    ※5 減損損失

     当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    用途 種類 場所 減損損失(百万円)
    事業用資産 土地、建物 福井県坂井市 390
    事業用資産 土地 京都府京都市 44

    (減損損失の内訳)

     事業用資産(福井県坂井市)   390百万円(土地197百万円、建物192百万円)

      事業用資産(京都府京都市)    44百万円(土地)

    (資産をグループ化した方法)

      当社グループは、管理会計上の区分を基準に事業毎又は物件毎に資産のグルーピングを行っております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

      収益性の低下により、事業用資産の回収可能性が認められなくなった固定資産グループ等について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

    (回収可能価額の算定方法)

      資産グループの回収可能価額は正味売却価額または使用価値により測定しております。事業用資産(京都府京都市)については、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額などに合理的な調整を行って算定しております。事業用資産(福井県坂井市)については、回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを1.54%で割り引いて算定しております。

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    用途 種類 場所 減損損失(百万円)
    事業用資産 土地、建物、工具器具備品 他 福井県坂井市 581
    事業用資産 構築物、工具器具備品 他 京都府京都市 12

    (減損損失の内訳)

     事業用資産(福井県坂井市)   581百万円(土地378百万円、建物183百万円、工具器具備品7百万円 他)

      事業用資産(京都府京都市)    12百万円(構築物6百万円、工具器具備品3百万円、土地2百万円 他)

    (資産をグループ化した方法)

      当社グループは、管理会計上の区分を基準に事業毎又は物件毎に資産のグルーピングを行っております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

      収益性の低下により、事業用資産の回収可能性が認められなくなった固定資産グループ等について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

    (回収可能価額の算定方法)

      資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額などに合理的な調整を行って算定しております。

    ※6 新型コロナウイルス感染症による損失

     新型コロナウイルス感染症拡大による政府及び各自治体からの緊急事態宣言や営業自粛要請を受け、店舗等の臨時休業を実施したことなどにより発生した固定費(人件費・賃借料・減価償却費)を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失に計上しております。

    (連結包括利益計算書関係)

    ※1  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    その他有価証券評価差額金:
    当期発生額 △0百万円 27百万円
    組替調整額
    税効果調整前 △0 27
    税効果額 △1 △6
    その他有価証券評価差額金 △1 20
    その他の包括利益合計 △1 20
    (連結株主資本等変動計算書関係)

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首株式数(千株) 当連結会計年度増加株式数(千株) 当連結会計年度減少株式数(千株) 当連結会計年度末株式数(千株)
    発行済株式
    普通株式 2,000 2,000
    合計 2,000 2,000
    自己株式
    普通株式(注) 11 0 12
    合計 11 0 12

     (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

    2.配当に関する事項

     (1)配当金支払額

    決議年月日 株式の種類 配当金の総額(百万円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2019年6月20日 定時株主総会 普通株式 39 利益剰余金 20.00 2019年3月31日 2019年6月21日

     (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

    決議年月日 株式の種類 配当金の総額(百万円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2020年6月23日 定時株主総会 普通株式 39 利益剰余金 20.00 2020年3月31日 2020年6月24日

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    株式の種類 当連結会計年度期首株式数(千株) 当連結会計年度増加株式数(千株) 当連結会計年度減少株式数(千株) 当連結会計年度末株式数(千株)
    発行済株式
    普通株式 2,000 2,000
    合計 2,000 2,000
    自己株式
    普通株式(注) 12 0 12
    合計 12 0 12

     (注) 普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

    2.配当に関する事項

     (1)配当金支払額

    決議年月日 株式の種類 配当金の総額(百万円) 配当の原資 1株当たり配当額(円) 基準日 効力発生日
    2020年6月23日 定時株主総会 普通株式 39 利益剰余金 20.00 2020年3月31日 2020年6月24日

     (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

      該当事項はありません。

    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

        ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    前連結会計年度 (自  2019年4月1日 至  2020年3月31日) 当連結会計年度 (自  2020年4月1日 至  2021年3月31日)
    現金及び預金勘定 994 百万円 2,054 百万円
    預入期間が3か月を超える定期預金 △18 △20
    現金及び現金同等物 975 2,034
    (リース取引関係)

    ファイナンス・リース取引

    (借主側)

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    ① リース資産の内容

    (ア)有形固定資産

    主として、運輸業におけるバス車両(機械装置及び運搬具)であります。

    (イ)無形固定資産

    ソフトウエアであります。

    ② リース資産の減価償却の方法

    連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項  (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

    (金融商品関係)

    1.金融商品の状況に関する事項

    (1)金融商品に対する取組方針

     当社グループは、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

    (2)金融商品の内容及びそのリスク

     営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。

     投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

     借入金及び社債は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、このうち一部は、金利の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。

     なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性評価の方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。

    (3)金融商品に係るリスク管理体制

    ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

     当社は、各事業部門における経理管理部署が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

      デリバティブ取引については、取引相手先を高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。

    ② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

     借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。

     投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

    ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

     当社は、担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

    (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

     金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

    2.金融商品の時価等に関する事項

     連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1)現金及び預金 994 994
    (2)受取手形及び売掛金 1,019 1,019
    (3)投資有価証券 191 191
    資産計 2,205 2,205
    (1)短期借入金 1,990 1,990
    (2) 1年以内償還社債 19 19
    (3)未払金 1,408 1,408
    (4) 長期借入金 (1年以内返済予定額を含む) 6,031 6,053 21
    負債計 9,449 9,470 21
    デリバティブ取引

    当連結会計年度(2021年3月31日)

    連結貸借対照表計上額 (百万円) 時価(百万円) 差額(百万円)
    (1)現金及び預金 2,054 2,054
    (2)受取手形及び売掛金 998 998
    (3)投資有価証券 219 219
    資産計 3,272 3,272
    (1)短期借入金 1,800 1,800
    (2) 1年以内償還社債
    (3)未払金 1,300 1,300
    (4) 長期借入金 (1年以内返済予定額を含む) 6,669 6,677 7
    負債計 9,770 9,778 7
    デリバティブ取引

     (注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

    資 産

    (1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金

     これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

    (3)投資有価証券

     投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。

    負 債

    (1)短期借入金、(3)未払金

     これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。

    (2)1年以内償還社債

     社債の時価については、変動金利により短期間で市場金利を反映し、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。

    (4)長期借入金

     長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借り入れを行った場合に想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。

    デリバティブ取引

     注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。

    2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

    (単位:百万円)
    区分 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    非上場株式 56 56

     これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。

    3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超5年以内 (百万円) 5年超10年以内 (百万円) 10年超 (百万円)
    預金 962
    受取手形及び売掛金 1,019
    合計 1,982

    当連結会計年度(2021年3月31日)

    1年以内 (百万円) 1年超5年以内 (百万円) 5年超10年以内 (百万円) 10年超 (百万円)
    預金 2,018
    受取手形及び売掛金 998
    合計 3,016

    4. 社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    区分 1年以内 (百万円) 1年超2年以内 (百万円) 2年超3年以内 (百万円) 3年超4年以内 (百万円) 4年超5年以内 (百万円) 5年超 (百万円)
    社債 19
    長期借入金 1,554 1,373 1,177 780 423 721

    当連結会計年度(2021年3月31日)

    区分 1年以内 (百万円) 1年超2年以内 (百万円) 2年超3年以内 (百万円) 3年超4年以内 (百万円) 4年超5年以内 (百万円) 5年超 (百万円)
    社債
    長期借入金 1,764 1,619 1,240 883 466 695
    (有価証券関係)

    1.その他有価証券

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 180 92 88
    (2)債券
    (3)その他
    小計 180 92 88
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式 10 18 △8
    (2)債券
    (3)その他
    小計 10 18 △8
    合計 191 111 80

    当連結会計年度(2021年3月31日)

    種類 連結貸借対照表計上額(百万円) 取得原価(百万円) 差額(百万円)
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの (1)株式 205 93 112
    (2)債券
    (3)その他
    小計 205 93 112
    連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの (1)株式 13 18 △4
    (2)債券
    (3)その他
    小計 13 18 △4
    合計 219 111 107

    2.売却したその他有価証券

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

     該当事項はありません。

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

     該当事項はありません。

    (デリバティブ取引関係)

    1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

      該当事項はありません。

    2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

               金利関連

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等 (百万円) 契約額等のうち 1年超(百万円) 時価 (百万円)
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引 長期借入金 390 260 (注)
    変動受取・固定支払

    (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

    当連結会計年度(2021年3月31日)

    ヘッジ会計の方法 取引の種類 主なヘッジ対象 契約額等 (百万円) 契約額等のうち 1年超(百万円) 時価 (百万円)
    金利スワップの特例処理 金利スワップ取引 長期借入金 260 130 (注)
    変動受取・固定支払

    (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。なお、上記のヘッジ関係に「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号  2020年9月29日)を適用しております。

    (退職給付関係)

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    1.採用している退職給付制度の概要

     当社及び一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度及び確定拠出年金制度を採用しております。また、一部の連結子会社においては、確定給付型の制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。なお、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    退職給付に係る負債の期首残高 237百万円
    退職給付費用 53
    退職給付の支払額 △29
    制度への拠出額 △27
    退職給付に係る負債の期末残高 235

    (2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    積立型制度の退職給付債務 475百万円
    年金資産 △252
    223
    非積立型制度の退職給付債務 12
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 235
    退職給付に係る負債 235
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 235

    (3)退職給付費用及びその内訳項目の金額

    簡便法で計算した退職給付費用 53百万円
    退職給付費用 53

    3.確定拠出制度

    当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は53百万円であります。

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    1.採用している退職給付制度の概要

     当社及び一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度及び確定拠出年金制度を採用しております。また、一部の連結子会社においては、確定給付型の制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。なお、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

    2.確定給付制度

    (1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

    退職給付に係る負債の期首残高 235百万円
    退職給付費用 58
    退職給付の支払額 △17
    制度への拠出額 △28
    退職給付に係る負債の期末残高 247

    (2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

    積立型制度の退職給付債務 494百万円
    年金資産 △259
    234
    非積立型制度の退職給付債務 12
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 247
    退職給付に係る負債 247
    連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 247

    (3)退職給付費用及びその内訳項目の金額

    簡便法で計算した退職給付費用 58百万円
    退職給付費用 58

    3.確定拠出制度

    当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は55百万円であります。
    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    繰延税金資産 (百万円) (百万円)
    賞与引当金 72 61
    退職給付に係る負債 81 85
    役員退職慰労引当金 23 12
    長期未払金 30 24
    未実現利益の消去 269 277
    税務上の繰越欠損金 18 71
    投資有価証券評価損 29 29
    減損損失 173 377
    その他 125 91
    小計 825 1,033
    評価性引当額(注) △337 △587
    繰延税金資産計 487 445
    繰延税金負債
    固定資産圧縮積立金 △773 △790
    その他有価証券評価差額金 △26 △33
    合併差益 △207 △207
    その他 △13 △12
    繰延税金負債計 △1,020 △1,044
    繰延税金資産(負債)の純額 △533 △598

    (注)評価性引当額の変動の主な内容は、減損損失に係る評価性引当額の増加であります。

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当連結会計年度 (2021年3月31日)
    (%) (%)
    法定実効税率 31.0
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 1.2
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.0
    住民税均等割 1.6
    評価性引当額 18.4
    中小法人軽減税額 3.8
    子会社との実効税率の差異 その他 2.7 △0.1 - -
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 58.6

    (注)当連結会計年度は、税金等調整前当期純損失のため、記載しておりません。

    (資産除去債務関係)

    資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

    イ  当該資産除去債務の概要

     飲食業の店舗やバス運送事業の案内所等に係る不動産賃貸借契約のうち賃貸借期間終了時に原状回復義務があるものについて資産除去債務を計上しております。

    ロ  当該資産除去債務の金額の算定方法

     資産除去債務の見積りに当たり、使用見込期間は賃貸借契約期間及び賃借物件に対する投資資産の耐用年数を勘案した期間を、割引率は当該契約期間に見合う国債利子率を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

    ハ  当該資産除去債務の総額の増減

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    期首残高 8百万円 8百万円
    時の経過による調整額 0 0
    資産除去債務の履行による減少額
    期末残高 8 8
    (賃貸等不動産関係)

    当社及び一部の連結子会社では、京都市その他の地域において賃貸等不動産(土地を含む)を有しております。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は779百万円(賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費用に計上)であります。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は1,253百万円(賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費用に計上)であります。

    また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び期末時価は、次のとおりであります。

    (単位:百万円)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    連結貸借対照表計上額
    期首残高 7,149 7,425
    期中増減額 275 △182
    期末残高 7,425 7,242
    期末時価 11,329 14,429

     (注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

    2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は不動産取得(556百万円)であり、主な減少額は減価償却費(311百万円)であります。当連結会計年度の主な増加額は不動産取得(161百万円)であり、主な減少額は減価償却費(322百万円)であります。

    3.期末時価は、主として「固定資産税評価額」等に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)であります。

    (セグメント情報等)

    【セグメント情報】

    1.報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象としているものであります。当社グループは、グループ経営を統括する当社の他、京都バス㈱、京福バス㈱、三国観光産業㈱を基幹企業として、鉄軌道事業、バス運送事業、不動産賃貸事業、ホテル業、水族館業などの事業を展開しております。

    したがって、当社グループは事業区分を基礎としたサービス別セグメントから構成されており、「運輸業」、「不動産業」、「レジャー・サービス業」の3つを報告セグメントとしております。

    各報告セグメントの主な事業内容は以下のとおりです。

     運輸業:鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業

     不動産業:不動産販売事業、不動産賃貸事業等

     レジャー・サービス業:物販業、ホテル業、水族館業等

    2.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

     報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

     報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

     セグメント間の内部営業収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 

    3.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2
    運輸業 不動産業 レジャー・サービス業
    営業収益
    (1)外部顧客への営業収益 7,774 3,124 1,594 12,494 12,494
    (2)セグメント間の内部営業収益又は振替高 19 208 255 483 △483
    7,793 3,333 1,850 12,978 △483 12,494
    セグメント利益 211 609 14 836 △3 832
    セグメント資産 9,884 9,249 1,751 20,885 △145 20,740
    その他の項目
    減価償却費 770 409 111 1,290 △1 1,289
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,641 693 86 2,421 △6 2,414

    (注)1.調整額は以下のとおりです。

      (1)セグメント利益の調整額△3百万円、減価償却費の調整額△1百万円はセグメント間取引消去額です。

      (2)セグメント資産の調整額△145百万円のうち、531百万円は全社資産であり、△677百万円はセグメント間取引消去額です。

    2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    報告セグメント 調整額(注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2
    運輸業 不動産業 レジャー・サービス業
    営業収益
    (1)外部顧客への営業収益 5,207 4,233 1,007 10,448 10,448
    (2)セグメント間の内部営業収益又は振替高 24 182 192 399 △399
    5,232 4,416 1,199 10,848 △399 10,448
    セグメント利益又は損失(△) △1,224 1,098 △207 △332 △5 △338
    セグメント資産 9,643 8,957 1,451 20,053 697 20,750
    その他の項目
    減価償却費 803 408 89 1,301 △1 1,300
    有形固定資産及び無形固定資産の増加額 703 153 28 886 886

    (注)1.調整額は以下のとおりです。

      (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△5百万円、減価償却費の調整額△1百万円はセグメント間取引消去額です。

      (2)セグメント資産の調整額697百万円のうち、1,250百万円は全社資産であり、△552百万円はセグメント間取引消去額です。

      2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。 

        【関連情報】

    前連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)営業収益

     本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2)有形固定資産

     本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3.主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の氏名又は名称 営業収益 関連するセグメント名
    越前三国競艇企業団 2,165 不動産業

    当連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

    1.製品及びサービスごとの情報

     セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

    2.地域ごとの情報

    (1)営業収益

     本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2)有形固定資産

     本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3.主要な顧客ごとの情報

    (単位:百万円)

    顧客の氏名又は名称 営業収益 関連するセグメント名
    越前三国競艇企業団 3,360 不動産業

    【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

    前連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    運輸業 不動産業 レジャー・サービス業 合計
    減損損失 44 390 434

    当連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    運輸業 不動産業 レジャー・サービス業 合計
    減損損失 12 581 594

    【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

    前連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

    該当事項はありません。

    当連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

    該当事項はありません。

    【関連当事者情報】

    1.関連当事者との取引

        連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

        親会社及び法人主要株主等(会社等の場合に限る。)

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 科目 期末残高
    百万円 百万円 百万円
    親会社 京阪ホールディングス㈱ 大阪市 中央区 51,466 運輸業 直接 (43.48) 借入金の保証予約 債務保証 (予約) (注) 815

    当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 事業の内容又は職業 議決権等の所有(被所有)割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 科目 期末残高
    百万円 百万円 百万円
    親会社 京阪ホールディングス㈱ 大阪市 中央区 51,466 運輸業 直接 (43.47) 借入金の保証予約 債務保証 (予約) (注) 929

     取引条件及び取引条件の決定方針等

     (注) 当社は、銀行借入の一部に対して京阪ホールディングス㈱より債務保証(予約)を受けております。

           なお、保証料の授受は行っておりません。

    2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

       親会社情報

           京阪ホールディングス株式会社(東京証券取引所に上場)

    (1株当たり情報)
    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    1株当たり純資産額 3,520.20円 1株当たり当期純利益 99.74円 1株当たり純資産額 3,520.20円 1株当たり当期純利益 99.74円 1株当たり純資産額 3,340.07円 1株当たり当期純損失(△) △170.28円 1株当たり純資産額 3,340.07円 1株当たり当期純損失(△) △170.28円
    1株当たり純資産額 3,520.20円
    1株当たり当期純利益 99.74円
    1株当たり純資産額 3,340.07円
    1株当たり当期純損失(△) △170.28円

     (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

    前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円) 198 △338
    普通株主に帰属しない金額(百万円)
    普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円) 198 △338
    普通株式の期中平均株式数(千株) 1,988 1,987
    (重要な後発事象)

        該当事項はありません。

    ⑤【連結附属明細表】
    【社債明細表】
    会社名 銘柄 発行年月日 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 利率 (%) 担保 償還期限
    京福電気鉄道 株式会社 第9回 無担保社債 2010年 9月30日 19 (19) - (-) 0.226 無担保 社債 2020年 9月30日
    合 計 19 (19) - (-)

     (注)( )内書は、1年以内の償還予定額であります。

    【借入金等明細表】
    区分 当期首残高 (百万円) 当期末残高 (百万円) 平均利率 (%) 返済期限
    短期借入金 1,990 1,800 0.50
    1年以内に返済予定の長期借入金 1,554 1,764 0.64
    1年以内に返済予定のリース債務 173 149
    長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 4,476 4,905 0.63 2022年~2040年
    リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 911 794 2022年~2031年
    その他有利子負債
    未払金(1年以内返済) 53 53 0.42
    長期未払金(1年超) 148 94 0.42 2022年~2023年
    合計 9,308 9,562

     (注)1.平均利率については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

    2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
      連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。

    3.長期借入金、リース債務(1年以内に返済予定のものを除く)及びその他の有利子負債(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年毎の返済予定額は以下のとおりであります。

    区分 1年超2年以内 (百万円) 2年超3年以内 (百万円) 3年超4年以内 (百万円) 4年超5年以内 (百万円)
    長期借入金 1,619 1,240 883 466
    リース債務 129 124 113 120
    その他有利子負債 53 40
    【資産除去債務明細表】

     当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

    (2)【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等

    (累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
    営業収益(百万円) 2,146 4,975 7,794 10,448
    税金等調整前四半期(当期)純利益又は 税金等調整前四半期(当期)純損失(△)(百万円) △409 △118 130 △129
    親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は 親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△)(百万円) △285 △116 35 △338
    1株当たり四半期(当期)純利益又は 1株当たり四半期(当期)純損失(△)(円) △143.54 △58.71 17.70 △170.28
    (会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
    1株当たり四半期純利益又は 1株当たり四半期純損失(△)(円) △143.54 84.84 76.41 △187.98

    2【財務諸表等】

    (1)【財務諸表】

    ①【貸借対照表】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    資産の部
    流動資産
    現金及び預金 251 377
    未収運賃 41 40
    未収金 121 195
    未収収益 27 83
    短期貸付金 50
    販売土地及び建物 10 86
    仕掛品 148 58
    貯蔵品 20 19
    前払費用 7 8
    その他の流動資産 19 20
    貸倒引当金 △4
    流動資産合計 648 937
    固定資産
    鉄軌道事業固定資産
    有形固定資産 9,127 9,501
    減価償却累計額 △5,557 △5,779
    有形固定資産(純額) 3,569 3,722
    無形固定資産 10 53
    鉄軌道事業固定資産合計 ※1,※2 3,579 ※1,※2 3,775
    兼業固定資産
    有形固定資産 12,002 11,527
    減価償却累計額 △3,784 △4,003
    有形固定資産(純額) 8,218 7,523
    無形固定資産 40 39
    兼業固定資産合計 ※2 8,258 ※2 7,563
    各事業関連固定資産
    有形固定資産 124 124
    減価償却累計額 △51 △53
    有形固定資産(純額) 72 70
    無形固定資産 0 0
    各事業関連固定資産合計 73 70
    建設仮勘定
    鉄軌道事業 5 0
    兼業 38
    建設仮勘定合計 44 0
    投資その他の資産
    投資有価証券 169 189
    関係会社株式 827 827
    出資金 1 1
    長期前払費用 1 12
    その他 133 136
    貸倒引当金 △2
    投資その他の資産合計 1,132 1,164
    固定資産合計 13,088 12,574
    繰延資産
    社債発行費 0
    繰延資産合計 0
    資産合計 13,737 13,511
    (単位:百万円)
    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    負債の部
    流動負債
    短期借入金 ※1 1,750 ※1 1,750
    関係会社短期借入金 192 100
    1年内返済予定の長期借入金 ※1 1,343 ※1 1,483
    1年以内償還社債 19
    リース債務 0 0
    未払金 687 664
    未払費用 70 40
    未払法人税等 70 61
    未払消費税等 4 15
    預り連絡運賃 0 0
    預り金 43 39
    前受運賃 28 26
    前受収益 52 50
    賞与引当金 29 21
    その他の流動負債 3 3
    流動負債合計 4,296 4,256
    固定負債
    長期借入金 ※1 4,107 ※1 4,204
    長期未払金 82 56
    リース債務 2 1
    繰延税金負債 889 926
    資産除去債務 5 5
    長期預り金 40 37
    長期預り保証金 183 184
    固定負債合計 5,312 5,416
    負債合計 9,609 9,673
    純資産の部
    株主資本
    資本金 1,000 1,000
    資本剰余金
    資本準備金 270 270
    資本剰余金合計 270 270
    利益剰余金
    利益準備金 46 46
    その他利益剰余金
    固定資産圧縮積立金 1,589 1,637
    繰越利益剰余金 1,209 856
    利益剰余金合計 2,845 2,540
    自己株式 △20 △20
    株主資本合計 4,095 3,790
    評価・換算差額等
    その他有価証券評価差額金 32 48
    評価・換算差額等合計 32 48
    純資産合計 4,128 3,838
    負債純資産合計 13,737 13,511
    ②【損益計算書】
    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    鉄軌道事業営業利益
    営業収益
    旅客運輸収入 1,458 895
    運輸雑収 91 74
    鉄軌道事業営業収益合計 ※1 1,550 ※1 969
    営業費
    運送営業費 1,065 890
    一般管理費 228 202
    諸税 113 108
    減価償却費 247 273
    鉄軌道事業営業費合計 1,654 1,476
    鉄軌道事業営業損失(△) △104 △506
    兼業営業利益
    営業収益
    賃貸収入 1,131 1,216
    不動産販売事業収入 75
    その他の事業収入 149 65
    兼業営業収益合計 ※1 1,280 ※1 1,356
    営業費
    売上原価 55 91
    販売費及び一般管理費 384 358
    諸税 87 85
    減価償却費 246 241
    兼業営業費合計 773 777
    兼業営業利益 507 579
    全事業営業利益 402 72
    営業外収益
    受取利息 0 0
    受取配当金 ※1 39 ※1 25
    助成金収入 ※2 70
    違約金収入 36
    雑収入 7 11
    営業外収益合計 46 144
    営業外費用
    支払利息 47 49
    社債利息 0 0
    社債発行費償却 0 0
    貸倒引当金繰入額 7
    雑支出 2 10
    営業外費用合計 51 68
    経常利益 398 148
    (単位:百万円)
    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    特別利益
    補助金収入 156 228
    受取保険金 34
    特別利益合計 190 228
    特別損失
    減損損失 ※3 371 ※3 519
    固定資産除却損 57 36
    新型コロナウイルス感染症による損失 ※4 4
    その他 1
    特別損失合計 431 561
    税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 158 △184
    法人税、住民税及び事業税 129 48
    法人税等調整額 23 32
    法人税等合計 153 81
    当期純利益又は当期純損失(△) 5 △265

    【営業費明細表】

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    区分 注記 番号 金額(百万円) 金額(百万円)
    Ⅰ 鉄軌道事業営業費 ※1
    1.運送営業費
    人件費 658 603
    経費 406 1,065 286 890
    2.一般管理費
    人件費 160 146
    経費 67 228 56 202
    3.諸税 113 108
    4.減価償却費 247 273
    鉄軌道事業営業費 1,654 1,476
    Ⅱ 兼業営業費 ※2
    1.売上原価
    土地建物売上原価 63
    その他の事業売上原価 55 55 27 91
    2.販売費及び一般管理費
    人件費 146 129
    経費 237 384 229 358
    3.諸税 87 85
    4.減価償却費 246 241
    兼業営業費合計 773 777
    全事業営業費合計 2,428 2,254
    前事業年度 当事業年度
    事業別営業費合計の100分の5を超える主な費用並びに営業費(全事業)に含まれている引当金繰入額は次のとおりであります。 事業別営業費合計の100分の5を超える主な費用並びに営業費(全事業)に含まれている引当金繰入額は次のとおりであります。
    (百万円) ※1 鉄軌道事業営業費   運送営業費   給与 464 その他人件費 83 修繕費 188 諸税   固定資産税 77 ※2 兼業営業費   販売費及び一般管理費    給与 46  その他人件費 55  修繕費 61  業務委託料 46  賃借料 49 諸税   固定資産税 63  3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額 賞与引当金 29 (百万円) ※1 鉄軌道事業営業費 運送営業費 給与 464 その他人件費 83 修繕費 188 諸税 固定資産税 77 ※2 兼業営業費 販売費及び一般管理費 給与 46 その他人件費 55 修繕費 61 業務委託料 46 賃借料 49 諸税 固定資産税 63 3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額 賞与引当金 29 (百万円) ※1 鉄軌道事業営業費   運送営業費   給与 410 その他人件費 82 修繕費 105 諸税   固定資産税 78 ※2 兼業営業費   販売費及び一般管理費    給与 46  その他人件費 40  修繕費 48  業務委託料 48  賃借料 54 諸税   固定資産税 65  3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額 賞与引当金 21 (百万円) ※1 鉄軌道事業営業費 運送営業費 給与 410 その他人件費 82 修繕費 105 諸税 固定資産税 78 ※2 兼業営業費 販売費及び一般管理費 給与 46 その他人件費 40 修繕費 48 業務委託料 48 賃借料 54 諸税 固定資産税 65 3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額 賞与引当金 21
    (百万円)
    ※1 鉄軌道事業営業費
    運送営業費
    給与 464
    その他人件費 83
    修繕費 188
    諸税
    固定資産税 77
    ※2 兼業営業費
    販売費及び一般管理費
    給与 46
    その他人件費 55
    修繕費 61
    業務委託料 46
    賃借料 49
    諸税
    固定資産税 63
    3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額
    賞与引当金 29
    (百万円)
    ※1 鉄軌道事業営業費
    運送営業費
    給与 410
    その他人件費 82
    修繕費 105
    諸税
    固定資産税 78
    ※2 兼業営業費
    販売費及び一般管理費
    給与 46
    その他人件費 40
    修繕費 48
    業務委託料 48
    賃借料 54
    諸税
    固定資産税 65
    3 営業費(全事業)に含まれる引当金繰入額
    賞与引当金 21
    ③【株主資本等変動計算書】

    前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金 合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 1,000 270 270 46 1,556 1,277 2,879
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    当期純利益又は当期純損失(△) 5 5
    固定資産圧縮積立金の積立 99 △99
    固定資産圧縮積立金の取崩 △66 66
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 33 △67 △34
    当期末残高 1,000 270 270 46 1,589 1,209 2,845
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券 評価差額金 評価・換算差額等 合計
    当期首残高 △19 4,131 28 28 4,159
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    当期純利益又は当期純損失(△) 5 5
    固定資産圧縮積立金の積立
    固定資産圧縮積立金の取崩
    自己株式の取得 △0 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 3 3 3
    当期変動額合計 △0 △35 3 3 △31
    当期末残高 △20 4,095 32 32 4,128

    当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    (単位:百万円)
    株主資本
    資本金 資本剰余金 利益剰余金
    資本準備金 資本剰余金 合計 利益準備金 その他利益剰余金 利益剰余金 合計
    固定資産 圧縮積立金 繰越利益 剰余金
    当期首残高 1,000 270 270 46 1,589 1,209 2,845
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    当期純利益又は当期純損失(△) △265 △265
    固定資産圧縮積立金の積立 118 △118
    固定資産圧縮積立金の取崩 △71 71
    自己株式の取得
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
    当期変動額合計 47 △352 △305
    当期末残高 1,000 270 270 46 1,637 856 2,540
    株主資本 評価・換算差額等 純資産合計
    自己株式 株主資本合計 その他有価証券 評価差額金 評価・換算差額等 合計
    当期首残高 △20 4,095 32 32 4,128
    当期変動額
    剰余金の配当 △39 △39
    当期純利益又は当期純損失(△) △265 △265
    固定資産圧縮積立金の積立
    固定資産圧縮積立金の取崩
    自己株式の取得 △0 △0 △0
    株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 15 15 15
    当期変動額合計 △0 △305 15 15 △289
    当期末残高 △20 3,790 48 48 3,838
    【注記事項】
    (重要な会計方針)

    1.有価証券の評価基準及び評価方法

    (1)子会社株式

          移動平均法による原価法を採用しております。

    (2)その他有価証券

       時価のあるもの

     決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

       時価のないもの

         移動平均法による原価法を採用しております。

    2.たな卸資産の評価基準及び評価方法

    (1)販売土地及び建物、仕掛品

     個別法による原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用しております。

    (2)貯蔵品

     移動平均法による原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用しております。

    3.固定資産の減価償却の方法

    (1)有形固定資産(リース資産を除く)

      鉄軌道事業における有形固定資産

     定率法(ただし、鉄軌道事業における取替資産については定率法による取替法)

     1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

      その他の有形固定資産

     定額法

      なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

      建物及び構築物 6~60年

      機械装置    9~17年

    (2)無形固定資産(リース資産を除く)

     定額法

     なお、ソフトウェア(自社利用)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法を採用しております。

    (3)リース資産

     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

    4.引当金の計上基準

    (1)貸倒引当金

     未収金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    (2)賞与引当金

     従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

    5.ヘッジ会計の方法

    (1)ヘッジ会計の方法

     金利スワップについては、特例処理の要件を満たしているため特例処理を採用しております。

    (2)ヘッジ手段とヘッジ対象

    (ヘッジ手段)

     金利スワップ

    (ヘッジ対象)

     長期借入金

    (3)ヘッジ方針

     借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

    (4)ヘッジ有効性評価の方法

     金利スワップの想定元本、利息の受払条件(利子率、利息の受払日等)及び契約期間がほぼ同一であり、金利スワップの特例処理の要件を満たしているため有効性の評価を省略しております。

    6.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

    (1)消費税等の会計処理

     税抜方式によっております。

     ただし、資産に係る控除対象外消費税等は発生事業年度の期間費用としております。

    (2)国庫補助金等の圧縮記帳処理の方法

     鉄軌道事業において地方公共団体等より工事費の一部として国庫補助金等を受けておりますが、国庫補助金等相当額は直接減額せず、工事完成時に取得原価で計上しております。

    (3)繰延資産の処理方法

    社債発行費

     償還までの期間にわたり定額法により償却しております。

    (重要な会計上の見積り)

    固定資産の減損

    (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

    (単位:百万円)
    当事業年度
    減損損失 519

    (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

    (1)の金額の算出方法は、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)固定資産の減損損失」の内容と同一であります。

    (表示方法の変更)

    (「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

    「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

    ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る内容については記載しておりません。

    (追加情報)

    (会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)

     新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の広がり方や収束時期等を予測することは困難な状況でありますが、今後緩やかに回復していくものと仮定し、固定資産の減損処理、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。このため、想定よりも回復が遅れ将来キャッシュ・フローの見積りが低下した場合、固定資産の減損処理や繰延税金資産の取崩し等が必要となる可能性があります。

    (貸借対照表関係)

     ※1  担保に供している資産は、次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    鉄軌道事業固定資産 3,264百万円 (3,264百万円) 3,449百万円 (3,449百万円)

          担保付債務は、次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    短期借入金 279百万円 (  279百万円) 320百万円 (  320百万円)
    長期借入金 1,151 (1,151      ) 1,281 (1,281      )
    1,431 (1,431      ) 1,601 (1,601      )

        上記のうち、( )内書は鉄軌道財団抵当並びに当該債務を示しております。

     ※2  国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から直接控除している圧縮記帳額は、次のとおりであります。

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    鉄軌道事業固定資産 963百万円 929百万円
    兼業固定資産 968 968
    1,931 1,897
    (損益計算書関係)

    ※1 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。

    前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
    関係会社への営業収益 495百万円 620百万円
    関係会社からの受取配当金 33百万円 19百万円

    ※2 助成金収入

       助成金収入の主な内容は新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金27百万円等であります。

    ※3 減損損失

       当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

    前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    用途 種類 場所 減損損失(百万円)
    事業用資産 土地、建物 福井県坂井市 327
    事業用資産 土地 京都府京都市 44

    (減損損失の内訳)

     事業用資産(福井県坂井市)  327百万円(土地185百万円、建物141百万円)

      事業用資産(京都府京都市)   44百万円(土地)

    (資産をグループ化した方法)

      当社は、管理会計上の区分を基準に事業毎又は物件毎に資産のグルーピングを行っております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

      収益性の低下により、事業用資産の回収可能性が認められなくなった固定資産グループ等について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

    (回収可能価額の算定方法)

      資産グループの回収可能価額は正味売却価額または使用価値により測定しております。事業用資産(京都府京都市)については、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額などに合理的な調整を行って算定しております。事業用資産(福井県坂井市)については回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを1.54%で割り引いて算定しております。

    当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

    用途 種類 場所 減損損失(百万円)
    事業用資産 土地、建物 福井県坂井市 506
    事業用資産 構築物、工具器具備品 他 京都府京都市 12

    (減損損失の内訳)

     事業用資産(福井県坂井市)  506百万円(土地354百万円、建物152百万円)

      事業用資産(京都府京都市)   12百万円(構築物6百万円、工具器具備品3百万円、土地2百万円、建物0百万円)

    (資産をグループ化した方法)

      当社は、管理会計上の区分を基準に事業毎又は物件毎に資産のグルーピングを行っております。

    (減損損失を認識するに至った経緯)

      収益性の低下により、事業用資産の回収可能性が認められなくなった固定資産グループ等について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

    (回収可能価額の算定方法)

      資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額などに合理的な調整を行って算定しております。

    ※4 新型コロナウイルス感染症による損失

      新型コロナウイルス感染症拡大による政府及び各自治体からの緊急事態宣言や営業自粛要請を受け、店舗等の臨時休業を実施したことなどにより発生した固定費(人件費・賃借料・減価償却費)を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失に計上しております。

    (有価証券関係)

     子会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額は827百万円、前事業年度の貸借対照表計上額は827百万円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。

    (税効果会計関係)

    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    (百万円) (百万円)
    繰延税金資産
    賞与引当金 9 6
    長期未払金 24 16
    投資有価証券評価損 20 20
    減損損失 166 325
    その他 52 34
    小計 272 403
    評価性引当額(注) △222 △364
    繰延税金資産合計 50 38
    繰延税金負債
    固定資産圧縮積立金 △714 △735
    その他有価証券評価差額金 △16 △20
    合併差益 △207 △207
    その他 △1 △1
    繰延税金負債合計 △939 △964
    繰延税金資産(負債)の純額 △889 △926

    (注)評価性引当額の変動の主な内容は、減損損失に係る評価性引当額の増加であります。

    2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

    前事業年度 (2020年3月31日) 当事業年度 (2021年3月31日)
    (%) (%)
    法定実効税率 31.0
    (調整)
    交際費等永久に損金に算入されない項目 1.7
    受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △6.5
    住民税均等割等 3.1
    評価性引当額 68.0
    その他 △0.5
    税効果会計適用後の法人税等の負担率 96.7

    (注)当事業年度は、税引前当期純損失のため、記載しておりません。

    (重要な後発事象)

     該当事項はありません。

    ④【附属明細表】
    【有価証券明細表】

    【株式】

    銘柄 株式数(株) 貸借対照表計上額 (百万円)
    投資有価証券 その他 有価証券 ㈱京三製作所 193,190 79
    ㈱京都銀行 6,845 46
    ㈱福井銀行 7,000 13
    ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ 19,400 11
    奥比叡参詣自動車道㈱ 20,000 10
    ㈱京都新聞ホールディングス 184,674 8
    嵐山温泉開発㈱ 600 6
    京都ステーションセンター㈱ 500 5
    福井放送㈱ 5,340 2
    三井住友トラスト・ホールディングス㈱ 481 1
    その他6銘柄 56,271 3
    494,301 189

    【債券】

     該当事項はありません。

    【その他】

      該当事項はありません。

    【有形固定資産等明細表】
    資産の種類 当期首残高 (百万円) 当期増加額 (百万円) 当期減少額 (百万円) 当期末残高 (百万円) 当期末減価償却累計額又は償却累計額 (百万円) 当期償却額 (百万円) 差引当期末残高(百万円)
    有形固定資産
    土地 4,300 37 369 (356) 3,971 3,971
    建物 9,084 101 167 (152) 9,019 4,750 267 4,269
    構築物 4,389 238 27 (6) 4,600 2,384 99 2,216
    車両 2,162 122 34 2,251 1,723 76 527
    機械装置 790 790 561 31 228
    工具器具備品 522 11 18 (3) 516 415 38 100
    リース資産 3 3 1 0 2
    建設仮勘定 44 646 690 0 0
    有形固定資産計 21,298 1,158 1,307 (519) 21,153 9,837 514 11,316
    無形固定資産
    水道施設利用権他 11 11 11
    借地権他 40 40 0 0 39
    ソフトウェア 32 77 24 4 53
    無形固定資産計 84 130 36 4 93
    長期前払費用 1 11 0 12 12

     (注)1.当期増加額の主なものは次のとおりであります。

    土地 ランフォート天神川テラス土地 35百万円
    建物 嵐山線 北野白梅町駅改修工事 62百万円
    ランフォート天神川テラス建物 22百万円
    構築物 踏切更新工事 108百万円
    北野線3駅バリアフリー化工事 76百万円
    電柱コンクリート化工事 16百万円
    器具函更新工事 12百万円
    併用軌道舗装維持修繕工事 9百万円
    車両 台車更新工事 54百万円
    車両制御器更新工事 41百万円
    車両補助電源装置更新工事 9百万円
    無形固定資産 運輸収入管理システム改修 46百万円

    2.当期減少額の主なものは次のとおりであります。

    土地 嵐すも賃貸用土地 12百万円
    建物 浄土寺建物 8百万円

    3.「当期減少額」欄の( )内は内書きで、減損損失の計上額であります。

    4.建設仮勘定の減少額は、主に本勘定への振替によるものであります。

    5.無形固定資産の金額が資産の総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しております。

    【引当金明細表】
    区分 当期首残高 (百万円) 当期増加額 (百万円) 当期減少額 (目的使用) (百万円) 当期減少額 (その他) (百万円) 当期末残高 (百万円)
    貸倒引当金 7 7
    賞与引当金 29 21 29 21

    (2)【主な資産及び負債の内容】

     連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

    (3)【その他】

     該当事項はありません。

    第6【提出会社の株式事務の概要】

    事業年度 4月1日から3月31日まで
    定時株主総会 6月中
    基準日 3月31日
    剰余金の配当の基準日 9月30日 3月31日
    1単元の株式数 100株
    単元未満株式の買取り
    取扱場所 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
    株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
    取次所
    買取手数料 無料
    公告掲載方法 電子公告。ただし、事故その他やむを得ない事由で電子公告による公告ができない場合は、京都市において発行する京都新聞に掲載する。 当社の公告掲載URLは次のとおり。https://www.keifuku.co.jp/
    株主に対する特典 590株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚 960株以上 京福バス回数乗車券70枚 1,200株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚、京福バス回数乗車券70枚。または京福バス全線優待乗車証1枚(ご希望によりいずれか選択) 1,920株以上 嵐山線・鋼索線・京福バス全線共通優待乗車証1枚 (いずれの乗車証・回数券とも高速バスおよび特定路線を除く) 590株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚 960株以上 京福バス回数乗車券70枚 1,200株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚、京福バス回数乗車券70枚。または京福バス全線優待乗車証1枚(ご希望によりいずれか選択) 1,920株以上 嵐山線・鋼索線・京福バス全線共通優待乗車証1枚 (いずれの乗車証・回数券とも高速バスおよび特定路線を除く)
    590株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚
    960株以上 京福バス回数乗車券70枚
    1,200株以上 嵐山線・鋼索線優待乗車証1枚、京福バス回数乗車券70枚。または京福バス全線優待乗車証1枚(ご希望によりいずれか選択)
    1,920株以上 嵐山線・鋼索線・京福バス全線共通優待乗車証1枚
    (いずれの乗車証・回数券とも高速バスおよび特定路線を除く)

    第7【提出会社の参考情報】

    1【提出会社の親会社等の情報】

     当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。

    2【その他の参考情報】

     当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。

    (1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

     事業年度  (第114期)(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

    2020年6月24日近畿財務局長に提出

    (2)内部統制報告書及びその添付書類

        2020年6月24日近畿財務局長に提出

    (3)四半期報告書及び確認書

         (第115期第1四半期)(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

                                 2020年8月12日近畿財務局長に提出

         (第115期第2四半期)(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)

                                 2020年11月12日近畿財務局長に提出

         (第115期第3四半期)(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)

                                 2021年2月10日近畿財務局長に提出

    (4)臨時報告書

    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書

                             2020年6月25日近畿財務局長に提出

    企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号(提出会社の財政状態及び経営成績に著しい影響を与える事象の発生)及び第19号(連結会社の提出会社の財政状態及び経営成績に著しい影響を与える事象の発生)の規定に基づく臨時報告書

                             2021年6月18日近畿財務局長に提出

    (5)臨時報告書の訂正報告書

    2020年6月25日提出の臨時報告書に係る訂正報告書

                             2020年10月7日近畿財務局長に提出

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
    2021年6月23日
    京福電気鉄道株式会社
    取締役会 御中
    EY新日本有限責任監査法人
    大阪事務所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 守谷 義広 印
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 髙田 康弘 印

    <財務諸表監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている京福電気鉄道株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、京福電気鉄道株式会社及び連結子会社の2021年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    固定資産の減損
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    注記事項(連結損益計算書関係)に記載されているとおり、会社は、当連結会計年度において、有形固定資産15,823百万円のうち福井県坂井市のホテル事業用資産について、事業環境の変化に伴い収益性が低下したことにより、減損損失を581百万円計上している。  会社は、減損の兆候がある資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すべきであると判定した場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上している。会社は、福井県坂井市のホテル事業用資産の減損損失の金額を検討するにあたり、正味売却価額と使用価値を比較した結果、正味売却価額の方が高いことから、その資産グループにおける回収可能価額を正味売却価額により測定している。正味売却価額は、不動産鑑定士による不動産鑑定評価額を基礎として算定している。使用価値は、将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、資産グループの継続的使用によって生ずる将来キャッシュ・フローは経営者によって承認された予算に基づく事業計画等を基礎として算定している。  使用価値の見積りにおける重要な仮定は、事業計画の基礎となる売上成長率である。なお、会社は、事業計画の基礎となる売上成長率について、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載している。  回収可能価額の見積りにおける、不動産鑑定評価の算定は専門性が伴うために複雑であり、職業的専門家としての知識や判断を要すること、使用価値の見積りにおける重要な仮定は不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。 当監査法人は、福井県坂井市のホテル事業用資産の減損について、主として、以下の監査手続を実施した。 ・ 正味売却価額の基礎となる不動産鑑定評価の検討において、当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。 ・ 将来キャッシュ・フローの見積期間について、主要な資産の経済的残存使用年数と比較した。 ・ 将来キャッシュ・フローについて、経営者によって承認された予算との整合性を検討した。 ・ 経営者の事業計画策定の見積りプロセスの有効性を評価するために、過年度における予算と実績を比較した。 ・ 事業計画の基礎となる重要な仮定の売上成長率については、経営管理者と協議を行うとともに、過去実績からの趨勢分析を実施した結果と比較した。さらに、事業計画の見積りの不確実性に関する経営者の評価について検討した。 ・ 使用価値の割引率の算定に使用されたインプット情報と外部情報との整合性について検討した。

    連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    連結財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

    ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    <内部統制監査>

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、京福電気鉄道株式会社の2021年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。

     当監査法人は、京福電気鉄道株式会社が2021年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。

     監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。

     なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。

    内部統制監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。

    ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。

    ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

     会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
    独立監査人の監査報告書
    2021年6月23日
    京福電気鉄道株式会社
    取締役会 御中
    EY新日本有限責任監査法人
    大阪事務所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 守谷 義広 印
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 髙田 康弘 印

    監査意見

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている京福電気鉄道株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの第115期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。

     当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、京福電気鉄道株式会社の2021年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。

    監査意見の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。

    監査上の主要な検討事項

     監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

    固定資産の減損
    監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応
    注記事項(損益計算書関係)に記載されているとおり、会社は、当事業年度において、兼業有形固定資産7,523百万円のうち福井県坂井市のホテル事業用資産について、事業環境の変化に伴い収益性が低下したことによ り、減損損失を506百万円計上している。  会社は、減損の兆候がある資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すべきであると判定した場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上している。会社は、福井県坂井市のホテル事業用資産の減損損失の金額を検討するにあたり、正味売却価額と使用価値を比較した結果、正味売却価額の方が高いことから、その資産グループにおける回収可能価額を正味売却価額により測定している。正味売却価額は、不動産鑑定士による不動産鑑定評価額を基礎として算定している。使用価値は、将来キャッシュ・フローの割引現在価 値として算定しており、資産グループの継続的使用によって生ずる将来キャッシュ・フローは経営者によって承認された予算に基づく事業計画等を基礎として算定している。  使用価値の見積りにおける重要な仮定は、事業計画の基礎となる売上成長率である。なお、会社は、事業計画の基礎となる売上成長率について、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載している。  回収可能価額の見積りにおける、不動産鑑定評価の算定は専門性が伴うために複雑であり、職業的専門家としての知識や判断を要すること、使用価値の見積りにおける重要な仮定は不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。 当監査法人は、福井県坂井市のホテル事業用資産の減損について、主として、以下の監査手続を実施した。 ・ 正味売却価額の基礎となる不動産鑑定評価の検討において、当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。 ・ 将来キャッシュ・フローの見積期間について、主要な資産の経済的残存使用年数と比較した。 ・ 将来キャッシュ・フローについて、経営者によって承認された予算との整合性を検討した。 ・ 経営者の事業計画策定の見積りプロセスの有効性を評価するために、過年度における予算とその後の実績を比較した。 ・ 事業計画の基礎となる重要な仮定の売上成長率については、経営管理者と協議を行うとともに、過去実績からの趨勢分析を実施した結果と比較した。さらに、事業計画の見積りの不確実性に関する経営者の評価について検討した。 ・ 使用価値の割引率の算定に使用されたインプット情報と外部情報との整合性について検討した。

    財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    財務諸表監査における監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

    ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。

    ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

    ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。

    利害関係

     会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。