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    9201 日本航空 四半期報告書-第72期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

    【表紙】

    【提出書類】 四半期報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2021年2月2日
    【四半期会計期間】 第72期第3四半期(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
    【会社名】 日本航空株式会社
    【英訳名】 Japan Airlines Co., Ltd.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長執行役員 赤坂 祐二
    【本店の所在の場所】 東京都品川区東品川二丁目4番11号
    【電話番号】 03-5460-3121 (代表)
    【事務連絡者氏名】 財務部長 木藤 祐一郎
    【最寄りの連絡場所】 東京都品川区東品川二丁目4番11号
    【電話番号】 03-5460-3121 (代表)
    【事務連絡者氏名】 財務部長 木藤 祐一郎
    【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    回次 第71期 第3四半期連結 累計期間 第72期 第3四半期連結 累計期間 第71期
    会計期間 自2019年4月1日 至2019年12月31日 自2020年4月1日 至2020年12月31日 自2019年4月1日 至2020年3月31日
    売上収益 (百万円) 1,112,736 356,548 1,385,914
    (第3四半期連結会計期間) (363,812) (161,756)
    財務・法人所得税前利益(△は損失) (百万円) 114,642 △294,179 88,807
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益(△は損失) (百万円) 74,842 △212,722 48,057
    (第3四半期連結会計期間) (20,678) (△51,495)
    四半期(当期)包括利益(△は損失) (百万円) 86,053 △181,328 34,298
    親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 1,076,208 1,017,185 1,014,295
    総資産額 (百万円) 2,073,832 2,136,481 1,982,254
    基本的1株当たり四半期(当期)利益(△は損失) (円) 216.99 △597.38 140.04
    (第3四半期連結会計期間) (60.48) (△133.85)
    希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 (円) - - -
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 51.9 47.6 51.2
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 65,806 △179,893 80,857
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △188,387 △73,043 △233,725
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △73,104 378,994 △38,810
    現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 326,434 454,968 329,149

    (注)1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しており、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

    2.売上収益には、消費税及び地方消費税は含まれておりません。

    3.希薄化後1株当たり四半期(当期)利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    4.上記指標は、国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)により作成された要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。

    2【事業の内容】

    当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び子会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社に異動はありません。

    第2【事業の状況】

    1【事業等のリスク】

    当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

    2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    当社グループは、第1四半期連結会計期間から従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を適用しており、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度の数値もIFRSに組み替えて比較分析を行っております。

    文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)(以下「当第3四半期」という。)の末日現在において判断したものです。

    (1)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況

    ①財政状態

    資産、負債および純資産の状況

    当第3四半期末の総資産は、2兆1,364億円と前連結会計年度末に比べ1,542億円増加しました。流動資産のうち、現金及び現金同等物残高は借入や航空機リース、公募増資など機動的な資金調達の実施などにより、前連結会計年度末に比べ1,258億円積み増した結果4,549億円となった一方、営業債権及びその他の債権は、国際旅客収入の減少等により231億円減少した結果、流動資産は前連結会計年度末に比べ1,017億増加し、6,102億円になりました。非流動資産は航空機の減少と繰延税金資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ524億円増加し、1兆5,262億円となりました。

    負債は、主に十分な手元流動性を確保すべく約2,300億円の資金調達を実施したことなどにより、前連結会計年度末に比べ1,524億円増加し、1兆850億円となりました。

    資本は、親会社の所有者に帰属する四半期損失2,127億円を計上したものの、増資により約1,800億円、並びにその他の包括利益累計額も増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ17億円増加し、1兆514億円となりました。

     当社グループでは、これまで培ってきた強固な財務体質を活かした資金調達を実施し、2020年2月以降、新型コロナウイルス感染拡大が顕在化してからこれまでの間に、新たに約3,000億円の借入れを実施しました。また、11月にはコミットメントラインを1,000億円追加し、3,000億円の未使用のコミットメントラインを確保しております。

     加えて、新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けた財務体質をいち早く改善し、ポストコロナにおいて速やかに成長戦略を遂行すべく、11月に公募増資を実施し、1,829億円の資本増強を行いました。その結果、自己資本比率は47.6%、D/Eレシオは0.5倍となり、航空業界においては世界最高レベルの強固な財務基盤を確立しました。

     また、12月31日時点では7,500億円規模の手元流動性を確保しており、毎月の資金支出(営業キャッシュ・フローと負債の返済額の合計、ただし、一時的要因に起因する資金変動を除く)は、コスト削減の徹底等資金支出の抑制を進めることで、第1四半期には月間450~500億円程度だったものが、第2四半期では月間200億円以下、第3四半期では月間150億円以下にまで圧縮できております。

    引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化したとしても十分耐え得るだけの手元流動性確保に万全を期すとともに、経営の安定化に資する財務政策を遅滞なく実施してまいります。

    詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 (1)要約四半期連結財政状態計算書」をご覧ください。

    ②経営成績

    当第3四半期における売上収益は3,565億円(前年同期比68.0%減少)、営業費用は6,554億円(前年同期比34.8%減少)となり、財務・法人所得税前利益(△は損失)(当社は、四半期利益から法人所得税費用、利息およびその他の財務収益・費用を除いた「財務・法人所得税前利益」をEBITと定義しております。(以下「EBIT」という。))は△2,941億円(前年同期は1,146億円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益(△は損失)は△2,127億円(前年同期は748億円)となりました。

    ③キャッシュ・フローの状況

     当第3四半期末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,258億円増加し、4,549億円となりました。

    1.営業活動によるキャッシュ・フロー

     税引前四半期損失2,995億円に、減価償却費等の非資金項目及び営業活動に係る債権・債務の加減算等を行った結果、営業活動によるキャッシュ・フロー(アウトフロー)は△1,798億円(前年同期は658億円のキャッシュ・インフロー)となりました。

    2.投資活動によるキャッシュ・フロー

     固定資産の取得による支出を主因として、投資活動によるキャッシュ・フロー(アウトフロー)は△730億円(前年同期は△1,883億円のキャッシュ・アウトフロー)となりました。

    3.財務活動によるキャッシュ・フロー

     長期借入れによる収入及び株式の発行による収入を主因として、財務活動によるキャッシュ・フロー(インフロー)3,789億円(前年同期は△731億円のキャッシュ・アウトフロー)となりました。

    世界経済および日本経済は、新型コロナウイルス感染拡大により今もなお甚大な影響を受けており、航空業界においても厳しい状況が続いております。世界的な厳しい出入国制限により、国際旅客需要は一部の帰国者や赴任者等の需要を除きほぼ消失している状態が継続しております。感染拡大が沈静化しつつある一部国・地域においては、一定の条件の下、我が国との間で出入国の緩和が協議・合意されてきているものの感染再拡大が生じている国・地域も多く、国際旅客需要は回復の見通しが立っておりません。国内旅客需要については、10月1日に東京都がGo To トラベル事業の対象に追加されて以降、観光需要を中心に急速に回復しておりましたが、11月中旬以降の感染再拡大および年末年始のGo To トラベル事業全国一斉停止措置の影響を受け、需要の伸びが鈍化するなど、一進一退を繰り返しております。

    航空貨物においては、各社旅客便の減便などの影響から需給が逼迫する状況の中で、旅客機の貨物スペースを利用した貨物便を積極的に運航し、日本国内および海外を結ぶ物流ネットワークを維持すると同時に収入の確保に努めました。

    なお、LCC事業においては、国際線中長距離LCCである株式会社ZIPAIR Tokyo(以下「ZIPAIR」という。)が12月より東京=ホノルル線に就航いたしました。

    当社グループは、このような経営環境の中でも、グループ存立の大前提である「安全」を守り、お客さまと社員の感染防止に努めつつ、国内外の航空ネットワークの維持に努めてまいりました。しかしながら、12月4日、JL904便(那覇空港発羽田空港行)が、左エンジンの損傷により那覇空港へ引き返す事例が発生し、国土交通省より「重大インシデント」と認定されました。今回の事象を重く受け止め、同型エンジンを装備する稼働中のボーイング777型航空機全機のエンジン18台の緊急一斉検査を実施し、併せて視認できない細微な損傷がないかを確認する非破壊検査の頻度を高める等、再発防止に取り組んでおります。

    また、当社グループでは、お客さまと社員の感染防止、航空機利用による感染拡大防止を強化すべく、空港での手続き等における非接触・清潔性を高めた「JAL SMART AIRPORT」を導入するほか、お客さまに安心して国内旅行をお楽しみいただけるよう「旅マエ安心PCR検査」や、海外渡航先で新型コロナウイルスに感染した際に補償やサポートを受けられる「コロナカバー」サービスを開始する等、安全・安心の確保に向けた取り組みを進めております。

    感染再拡大による需要の減少に対しては、機動的に供給調整を行うことで運航費用など変動費の抑制に努めるとともに、委託業務の内製化やITに関わる経費の抑制、役員報酬の減額、社員の賞与減による人件費の削減など、固定費の削減を進め、業績への影響を緩和する取り組みを継続・強化しております。運航に直接携わる業務量が減少する中での人財活用も積極的に推進し、社員教育の充実や、空港における検疫支援業務の受託、グループ外の企業や自治体等への出向・派遣を行い、新型コロナウイルス感染収束後の再飛躍に備え、社員一人ひとりの能力向上を図る取り組みを行っております。加えて、日本政府による着陸料や航空機燃料税等の公租公課の支払い猶予といった航空業界を対象とした支援策や、雇用調整助成金制度の特例措置拡充等、公的なご支援も活用しております。関係の皆さまのご尽力に深く感謝いたします。

    また、旅客機を活用した貨物専用便の積極的な運航、海外旅行を疑似体験いただく羽田・成田発着の周遊チャーター便の運航等の新たなサービス展開による収入の拡大にも努めてまいりました。11月には、地域事業本部を新設し、地域活性化のお手伝いをする「アンバサダー制度」に加え、客室乗務員が乗務しつつ地方創生活動へも参加する「ふるさと応援隊制度」を新たに導入し、地方創生の取り組みを深化させることで、地域発の新規事業の創造にも取り組んでおります。さらに、マイルがたまる「JALふるさと納税」サイトを開設し、地域の持続的な発展により一層貢献すべく努めております。

    当社グループは、安全運航と新型コロナウイルス感染拡大の防止に万全を期し、こうした公的なご支援も受けつつ、費用削減施策を更に追求しこの危機を乗り越え、来るべき反転攻勢に備えてまいります。

    また、2021年以降本格化することが想定される新型コロナウイルスワクチンの国内外における円滑な輸送を実現すべく、必要な体制の構築に取り組んでおります。

    日本国内では、新型コロナウイルス感染再拡大により、1月8日に緊急事態宣言が再度発出されるなど、先を見通すことが困難な状況が続いておりますが、今後も、国内外の感染状況および経済状況の動向と航空旅客需要の動向を慎重に注視しつつ、柔軟な供給調整の実施、旺盛な貨物需要への対応、需要回復に向けた施策の準備等、適切な増収施策と費用削減策を着実に実施していくことで、この未曽有の危機に対応してまいります。

    連結業績は次のとおりです。

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (利益率は ポイント差)
    売上収益 (億円) 11,127 3,565 32.0%
    国際線旅客収入 (億円) 4,013 188 4.7%
    国内線旅客収入 (億円) 4,279 1,369 32.0%
    貨物郵便収入 (億円) 691 909 131.5%
    その他 (億円) 2,142 1,098 51.2%
    営業費用 (億円) 10,055 6,554 65.2%
    航空燃油費 (億円) 1,896 735 38.8%
    航空燃油費以外 (億円) 8,159 5,818 71.3%
    財務・法人所得税前利益(△は損失)(EBIT) (億円) 1,146 △2,941 -
    EBITマージン (%) 10.3 △82.5 △92.8
    親会社の所有者に帰属する四半期利益 (△は損失) (億円) 748 △2,127 -

    (注) 金額については切捨処理、比率については四捨五入処理しております。

    ※当社は、四半期利益から法人所得税費用、利息およびその他の財務収益・費用を除いた「財務・法人所得税前利益」をEBITと定義しております。

    ※EBITマージン=財務・法人所得税前利益(EBIT)/売上収益

    セグメントの経営成績は、次のとおりです。

    <航空運送事業セグメント>

    当第3四半期における航空運送事業セグメントの経営成績については、売上収益は3,194億円(前年同期比68.5%減少)、投資・財務・法人所得税前利益(△は損失)(以下「セグメント利益(△は損失)」という。)は、△2,983億円(前年同期は1,035億円)となりました。(売上収益及びセグメント利益(△は損失)はセグメント間連結消去前数値です。)

    国際旅客収入(フルサービスキャリア)は188億円(前年同期比95.3%減少)、国内旅客収入は1,369億円(前年同期比68.0%減少)、貨物郵便収入は909億円(前年同期比31.5%増加)となりました。

    なお、LCC事業を営むZIPAIRの国際旅客収入は17百万円でした。

    詳細は次のとおりです。

    (国際線 フルサービスキャリア)

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (利用率は ポイント差)
    旅客収入 (百万円) 401,346 18,843 4.7%
    有償旅客数 (人) 7,325,992 246,950 3.4%
    有償旅客キロ (千人・キロ) 36,753,727 1,493,364 4.1%
    有効座席キロ (千席・キロ) 41,463,648 7,295,478 17.6%
    有償座席利用率 (%) 88.6 20.5 △68.2
    貨物収入 (百万円) 44,775 66,673 148.9%
    有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) 1,838,833 1,342,497 73.0%

    (国内線)

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (利用率は ポイント差)
    旅客収入 (百万円) 427,991 136,946 32.0%
    有償旅客数 (人) 29,149,543 9,720,433 33.3%
    有償旅客キロ (千人・キロ) 22,022,522 7,427,622 33.7%
    有効座席キロ (千席・キロ) 27,606,745 15,488,533 56.1%
    有償座席利用率 (%) 79.8 48.0 △31.8
    貨物収入 (百万円) 16,030 16,499 102.9%
    有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) 253,541 182,210 71.9%

    航空運送事業セグメントの部門別売上高は、次のとおりです。

    科目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 構成比(%) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 構成比(%) 対前年 同期比 (%)
    国際線 (フルサービスキャリア) 旅客収入 (百万円) 貨物収入 (百万円) 郵便収入 (百万円) 手荷物収入 (百万円) 401,346 44,775 5,563 622 39.6 4.4 0.5 0.1 18,843 66,673 5,347 224 5.9 20.9 1.7 0.1 4.7 148.9 96.1 36.1
    小計 (百万円) 452,307 44.6 91,089 28.5 20.1
    国内線 旅客収入 (百万円) 貨物収入 (百万円) 郵便収入 (百万円) 手荷物収入 (百万円) 427,991 16,030 2,747 239 42.2 1.6 0.3 0.0 136,946 16,499 2,401 157 42.9 5.2 0.8 0.0 32.0 102.9 87.4 65.9
    小計 (百万円) 447,008 44.1 156,006 48.8 34.9
    国際線・国内線合計 (百万円) 899,316 88.7 247,095 77.3 27.5
    その他 (注) 2 (百万円) 114,789 11.3 72,366 22.7 63.0
    合計 (百万円) 1,014,106 100.0 319,461 100.0 31.5

    (注)1 金額については切捨処理、比率については四捨五入処理しております。

          2 ZIPAIRの国際線旅客収入を含んでおります。

    輸送実績(フルサービスキャリア)は、次のとおりです。

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (利用率は ポイント差)
    国際線 有償旅客数 (人) 有償旅客キロ (千人・キロ) 有効座席キロ (千席・キロ) 有償座席利用率 (%) 有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) 郵便トン・キロ (千トン・キロ) 7,325,992 36,753,727 41,463,648 88.6 1,838,833 138,965 246,950 1,493,364 7,295,478 20.5 1,342,497 115,349 3.4% 4.1% 17.6% △68.2 73.0% 83.0%
    国内線 有償旅客数 (人) 有償旅客キロ (千人・キロ) 有効座席キロ (千席・キロ) 有償座席利用率 (%) 有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) 郵便トン・キロ (千トン・キロ) 29,149,543 22,022,522 27,606,745 79.8 253,541 19,149 9,720,433 7,427,622 15,488,533 48.0 182,210 15,436 33.3% 33.7% 56.1% △31.8 71.9% 80.6%
    合計 有償旅客数 (人) 有償旅客キロ (千人・キロ) 有効座席キロ (千席・キロ) 有償座席利用率 (%) 有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) 郵便トン・キロ (千トン・キロ) 36,475,535 58,776,250 69,070,393 85.1 2,092,375 158,114 9,967,383 8,920,987 22,784,011 39.2 1,524,708 130,786 27.3% 15.2% 33.0% △45.9 72.9% 82.7%

    (注)1. 旅客キロは、各区間有償旅客数(人)に当該区間距離(キロ)を乗じたものであり、座席キロは、

     各区間有効座席数(席)に当該区間距離(キロ)を乗じたものです。輸送量(トン・キロ)は、

     各区間輸送量(トン)に当該区間距離(キロ)を乗じたものです。

    2. 区間距離は、IATA(国際航空運送協会)、ICAO(国際民間航空機構)の統計資料に準じた算出基準

     の大圏距離方式で算出しております。

    3. 国際線:日本航空(株)

     国内線:日本航空(株)、日本トランスオーシャン航空(株)、日本エアコミューター(株)、

    (株)ジェイエア、琉球エアーコミューター(株)、(株)北海道エアシステム

     ただし、前年同期は、

     国際線:日本航空(株)、日本トランスオーシャン航空(株)

     国内線:日本航空(株)、日本トランスオーシャン航空(株)、日本エアコミューター(株)、

    (株)ジェイエア、琉球エアーコミューター(株)、(株)北海道エアシステム

    4. 数字については切捨処理、比率については四捨五入処理しております。

    5. 第1四半期よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用により、特典航空券でご搭乗のお客さまが、有償旅客に含まれます。当該変更により、有償旅客数、有償旅客キロ、ならびに

    有償席利用率には、特典航空券でご搭乗のお客さまが含まれます。

     前第3四半期の数値についても、当該変更を反映しております。

    6. 国際線の各数値は、第1四半期より「他社運航便のうちコードシェアによる自社販売分」を除いて算定しております。

     前第3四半期の数値についても、当該変更を反映しております。

    7. LCC事業であるZIPAIRの輸送実績は上記輸送実績からは除いております。

     なお、当第3四半期の同社の国際線輸送実績は、有償旅客数699(人)、有償旅客キロ2,488

     (千人キロ)、有効座席キロ117,328(千座席キロ)、有償座席利用率は2.1%でした。

    <その他>

     株式会社ジャルパックと株式会社ジャルカードの概況は、次のとおりです。

    株式会社ジャルパック

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (%)
    海外旅行取扱人数 (万人) 14.9 0.0 0.0
    国内旅行取扱人数 (万人) 212.6 99.8 46.9
    売上収益 (億円)(連結消去前) 1,407 447 31.8

    株式会社ジャルカード

    項目 前第3四半期 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 対前年同期比 (%)
    カード会員数 (万人) 369.6 362.8 98.2
    売上収益 (億円)(連結消去前) 150 139 92.5

    (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    新型コロナウイルス感染症は、社会、航空業界に極めて大きな変化を引き起こすことが想定されます。航空需要の観点では、国際線需要の回復には相当の時間を要することが想定されます。特に、ビジネスの移動については、ウェブ会議やリモートワークの浸透により、従来よりも減少することを想定しておく必要があります。社会的な観点では、ニューノーマルや働き方において新たな価値観が生まれてくることが想定されます。また、地方・環境などの社会問題が一層クローズアップされていくものと想定されます。一方で、当社自身は、有利子負債の増加により財務体質が悪化することは避けられません。

    これらの経営環境の変化を踏まえ、今後の当社の経営の目指す方向性を、「財務体質の再構築」、「安全・安心の向上」、「事業構造の見直し」、「社会課題への取り組み加速」と定めました。

    ポストコロナにおいて、当社グループに求められる社会的使命は、重要な社会インフラの担い手としてますます重要なものとなります。観光立国・地方活性化への貢献、さらにはCO2排出抑制・サステナビリティの重要性がますます増していく中で、当社グループはこうした社会的使命を果たす能力を更に強化していくために、下記の経営課題に取り組んでまいります。

    1.財務体質の再構築

    雇用の維持を前提に、徹底したコスト構造改革、収益性の向上、投資の圧縮により、早期に健全な財務体質を再構築し、リスク耐性の維持強化を図ってまいります。

    2.安全・安心の向上

    新しい社会のニーズである高度な清潔性と非接触性を追求したサービスを推進し、安全・安心の向上に努めてまいります。

    3.事業構造の見直し

    ポストコロナにおける航空需要の伸びの一時的な減退や、業務及び観光需要の動向が大きく変化する可能性に備え、需要動向に合わせた国際線の事業規模の見直し、フルサービスキャリア分野とLCC分野のポートフォリオの見直しなど、抜本的な事業構造の見直しを進めてまいります。

    また、航空需要への依存度の低い新たな事業を新たな収益の柱に育成していくとともに、事業の選択と集中を行うことで、リスク耐性を強化してまいります。

    4.社会的課題への取り組み加速

    グローバルなリスクへの関心が高まっている中で、航空会社として環境問題に正面から向き合い、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指してまいります。

    上述したこれからの経営課題への取り組みの詳細については、今後策定する次期中期経営計画においてお示しする予定です。

    なお、当年度は、「2017~2020年度JALグループ中期経営計画」の最終年度に当たりますが、新型コロナウイルス感染拡大により大きく外部環境が変化していることから、上述の通り新たな中期経営計画を策定することといたしました。その中で、新たな経営目標を設定し、お示しする予定です。

    (3)研究開発活動

    「研究開発費等に係る会計基準」に合致する研究開発費を発生させる活動はありません。

    (4)主要な設備

    当第3四半期連結累計期間において主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動があったものは、次のとおりです。

    航空機

     当第3四半期連結累計期間においての異動は、次のとおりです。なお、売却したエアバスA350-900型3機は第3四半期連結累計期間中に賃借航空機に変更しておりますが、要約四半期連結財務諸表上は、IFRSに準拠して、売却および賃借として会計処理せずに、引き続き航空機として認識しております。

    会社名 機種 機数(機) 異動年月・事由
    提出会社 エアバスA350-900型 6 2020年4月購入   2020年4月売却   2020年4月売却   2020年4月売却   2020年11月購入   2020年12月購入
    ボーイング777-200型 2 2020年8月売却   2020年9月売却
    ボーイング767-300型 3 2020年5月売却   2020年12月売却   2020年12月売却
    株式会社北海道エアシステム ATR42-600型 1 2020年12月購入

    3【経営上の重要な契約等】

    当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

    第3【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 700,000,000
    第1種優先株式 12,500,000
    第2種優先株式 12,500,000
    第3種優先株式 12,500,000
    第4種優先株式 12,500,000
    計 750,000,000

    (注)当社定款第6条に次のように規定しております。

    「当会社の発行可能株式総数は、7億5000万株とし、各種類の株式の発行可能種類株式総数は、次のとおりとする。

    普通株式           7億株

    第1種優先株式     1250万株

    第2種優先株式     1250万株

    第3種優先株式     1250万株

    第4種優先株式     1250万株」

    ②【発行済株式】
    種類 第3四半期会計期間末 現在発行数(株) (2020年12月31日) 提出日現在発行数(株) (2021年2月2日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 437,143,500 437,143,500 東京証券取引所 市場第一部 完全議決権株式であり且つ、権利内容に何ら限定のない当社の標準となる株式です。単元株式数は100株です。
    計 437,143,500 437,143,500 - -

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式 総数増減数 (千株) 発行済株式 総数残高 (千株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金 増減額 (百万円) 資本準備金 残高 (百万円)
    2020年11月25日 (注)1 90,869 428,013 83,461 264,813 83,461 257,954
    2020年12月23日 (注)2 9,130 437,143 8,386 273,200 8,386 266,341

    (注)1 有償国内一般募集・海外募集

    発行価格     1,916円

    払込金額    1,836.96円

    資本組入額    918.48円

    (注)2 有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)

    発行価格    1,836.96円

    資本組入額    918.48円

    割当先  大和証券株式会社

    (5)【大株主の状況】

    当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

    (6)【議決権の状況】

    当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記録内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(2020年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。

    ①【発行済株式】
    2020年12月31日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式 - - -
    議決権制限株式(自己株式等) - - -
    議決権制限株式(その他) - - -
    完全議決権株式(自己株式等) (自己保有株式) - -
    普通株式 136,100
    (相互保有株式)
    普通株式 30,600
    完全議決権株式(その他) 普通株式 336,790,900 3,367,909 完全議決権株式であり且つ、権利内容に何ら限定のない当社の標準となる株式であり、単元株式数は100株です。
    単元未満株式 普通株式 185,900 - -
    発行済株式総数 337,143,500 - -
    総株主の議決権 - 3,367,909 -

    (注)1.「単元未満株式」の「株式数(株)」欄には、自己保有株式57株が含まれております。

    2.2020年11月25日を払込期日とする、公募増資により、発行済株式数が90,869,600株増加しておりますが、上記株式数は発行前の数値を記載しております。

    3.2020年12月23日を払込期日とする、オーバーアロットメントによる当社株式の売出しに関連した第三者割当増資により、発行済株式数が9,130,400株増加しておりますが、上記株式数は発行前の数値を記載しております。

    ②【自己株式等】
    2020年12月31日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義所有株式数 (株) 他人名義所有株式数 (株) 所有株式数の合計(株) 発行済 株式総数に対する所有株式数の割合(%)
    (自己保有株式) 日本航空株式会社 東京都品川区東品川2丁目4番11号 136,100 - 136,100 0.04
    (相互保有株式) 株式会社エージーピー 東京都大田区羽田空港1丁目7番1号 30,000 - 30,000 0.01
    (相互保有株式) 岩手県空港ターミナルビル株式会社 岩手県花巻市東宮野目第2地割53番地 600 - 600 0.00
    計 - 166,700 - 166,700 0.05

    2【役員の状況】

     前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第3四半期累計期間における執行役員の職名の一部変更は、次のとおりです。

    ①職名の変更

    役名 新職名 旧職名 氏名 変更年月日
    執行役員 地域事業本部長、路線統括本部 レベニューマネジメント担当 路線統括本部 レベニューマネジメント担当 本田 俊介 2020年11月1日

    第4【経理の状況】

    1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

    (1)当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年 内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定 により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

    (2)連結財務諸表規則等の改正(2009年12月11日内閣府令第73号)に伴い、国際財務報告基準(以下「IFRS」とい う。)による連結財務諸表の作成が認められることとなったため、第1四半期連結会計期間よりIFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表を開示しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

    3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

    当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っております。その内容は次のとおりです。

    (1)会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、 公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構及び監査法人等が主催するセミナー等に参加しております。

    (2)IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の 把握を行っております。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表等を作成するために、IFRSに準拠したグループ 会計方針及び会計指針を作成し、それらに基づいて会計処理を行っております。

    1【要約四半期連結財務諸表】

    (1)【要約四半期連結財政状態計算書】

    注記 移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期 連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    資産
    流動資産
    現金及び現金同等物 13 522,064 329,149 454,968
    営業債権及びその他の債権 13 144,053 94,071 70,970
    その他の金融資産 13 5,067 1,305 7,053
    棚卸資産 23,682 28,409 26,288
    その他の流動資産 46,442 55,500 50,928
    流動資産合計 741,309 508,435 610,208
    非流動資産
    有形固定資産 6
    航空機 8,14 795,439 894,835 859,192
    航空機建設仮勘定 138,569 102,519 108,920
    その他の有形固定資産 77,495 86,462 87,458
    有形固定資産合計 1,011,504 1,083,817 1,055,570
    無形資産 92,255 95,777 92,350
    持分法で会計処理されている投資 31,697 31,105 24,183
    その他の金融資産 8,13 119,515 120,218 131,800
    繰延税金資産 143,422 122,323 197,268
    退職給付に係る資産 1,178 938 986
    その他の非流動資産 12,765 19,638 24,113
    非流動資産合計 1,412,338 1,473,819 1,526,273
    資産合計 2,153,648 1,982,254 2,136,481
    注記 移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期 連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    負債及び資本
    負債
    流動負債
    営業債務及びその他の債務 13 137,684 125,208 97,740
    有利子負債 7,8,13 38,408 38,618 61,569
    その他の金融負債 13 39,108 51,065 40,007
    未払法人所得税 19,192 2,824 2,422
    契約負債 294,663 251,809 209,292
    引当金 - 1,220 2,432
    その他の流動負債 49,916 30,903 43,516
    流動負債合計 578,972 501,651 456,981
    非流動負債
    有利子負債 7,8,13 185,920 238,811 433,013
    その他の金融負債 13 8,771 13,913 15,125
    繰延税金負債 163 222 125
    引当金 14,594 14,645 16,325
    退職給付に係る負債 256,305 151,330 151,548
    その他の非流動負債 13,243 12,062 11,951
    非流動負債合計 478,999 430,985 628,090
    負債合計 1,057,972 932,637 1,085,071
    資本
    資本金 181,352 181,352 273,200
    資本剰余金 182,437 182,437 273,557
    利益剰余金 666,030 645,408 432,419
    自己株式 △408 △408 △408
    その他の包括利益累計額
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 31,097 28,793 40,082
    キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分 1,837 △23,146 △1,297
    在外営業活動体の外貨換算差額 - △141 △368
    その他の包括利益累計額合計 32,934 5,506 38,416
    親会社の所有者に帰属する持分合計 1,062,345 1,014,295 1,017,185
    非支配持分 33,330 35,321 34,224
    資本合計 1,095,675 1,049,617 1,051,410
    負債及び資本合計 2,153,648 1,982,254 2,136,481

    (2)【要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書】

    【第3四半期連結累計期間】
    注記 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
    百万円 百万円
    売上収益 5,11
    国際線旅客収入 401,346 18,861
    国内線旅客収入 427,991 136,946
    その他の売上収益 283,398 200,740
    売上収益合計 1,112,736 356,548
    その他の収入 4,492 9,433
    営業費用
    人件費 △226,354 △193,123
    航空燃油費 △189,660 △73,578
    減価償却費、償却費及び減損損失 6 △122,441 △138,323
    その他の営業費用 △467,139 △250,459
    営業費用合計 △1,005,595 △655,484
    営業利益(△は損失) 111,633 △289,503
    持分法による投資損益 1,930 △6,336
    投資・財務・法人所得税前利益(△は損失) 5 113,563 △295,839
    投資から生じる収益・費用
    投資収益 2,101 1,890
    投資費用 △1,023 △229
    財務・法人所得税前利益(△は損失) 114,642 △294,179
    財務収益・費用
    財務収益 862 1,108
    財務費用 △1,368 △6,468
    税引前四半期利益(△は損失) 5 114,135 △299,539
    法人所得税費用 △35,405 85,733
    四半期利益(△は損失) 78,730 △213,805
    四半期利益の帰属
    親会社の所有者 74,842 △212,722
    非支配持分 3,888 △1,083
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 6,732 11,028
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 46 40
    純損益に振り替えられることのない項目合計 6,779 11,068
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分 639 20,599
    在外営業活動体の外貨換算差額 △191 △244
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 95 1,052
    純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 544 21,408
    税引後その他の包括利益 7,323 32,477
    四半期包括利益 86,053 △181,328
    注記 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
    百万円 百万円
    四半期包括利益の帰属
    親会社の所有者 82,188 △180,230
    非支配持分 3,865 △1,097
    1株当たり四半期利益
    基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) 12 216.99 △597.38
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 12 - -
    【第3四半期連結会計期間】
    注記 前第3四半期連結会計期間 (自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結会計期間 (自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
    百万円 百万円
    売上収益
    国際線旅客収入 128,430 9,688
    国内線旅客収入 142,187 67,329
    その他の売上収益 93,194 84,738
    売上収益合計 363,812 161,756
    その他の収入 1,582 4,085
    営業費用
    人件費 △75,215 △62,260
    航空燃油費 △61,900 △28,897
    減価償却費、償却費及び減損損失 △41,307 △49,387
    その他の営業費用 △155,666 △95,468
    営業費用合計 △334,089 △236,014
    営業利益(△は損失) 31,306 △70,172
    持分法による投資損益 △154 △252
    投資・財務・法人所得税前利益(△は損失) 31,151 △70,424
    投資から生じる収益・費用
    投資収益 547 317
    投資費用 - △99
    財務・法人所得税前利益(△は損失) 31,698 △70,206
    財務収益・費用
    財務収益 547 362
    財務費用 △358 △1,442
    税引前四半期利益(△は損失) 31,887 △71,286
    法人所得税費用 △10,058 20,219
    四半期利益(△は損失) 21,829 △51,066
    四半期利益の帰属
    親会社の所有者 20,678 △51,495
    非支配持分 1,150 428
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 4,666 7,488
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 74 47
    純損益に振り替えられることのない項目合計 4,740 7,536
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分 7,495 7,443
    在外営業活動体の外貨換算差額 88 △128
    持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 574 291
    純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 8,158 7,607
    税引後その他の包括利益 12,898 15,143
    四半期包括利益 34,728 △35,923
    注記 前第3四半期連結会計期間 (自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結会計期間 (自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
    百万円 百万円
    四半期包括利益の帰属
    親会社の所有者 33,570 △36,333
    非支配持分 1,157 409
    1株当たり四半期利益
    基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) 60.48 △133.85
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -

    (3)【要約四半期連結持分変動計算書】

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

    注記 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益累計額
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2019年4月1日時点の残高 181,352 182,437 666,030 △408 31,097 1,837
    四半期利益(△は損失) - - 74,842 - - -
    その他の包括利益 - - - - 6,751 732
    四半期包括利益合計 - - 74,842 - 6,751 732
    新株の発行 - - - - - -
    配当金 10 - - △38,058 - - -
    ヘッジ対象の非金融資産への振替 - - - - - △267
    自己株式の取得 9 - - - △29,999 - -
    自己株式の消却 9 - - △19,999 19,999 - -
    子会社の支配獲得に伴う変動 - - - - - -
    支配継続子会社に対する持分変動 - - - - - -
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う増減 - △0 - - - -
    利益剰余金への振替 - - △612 - 612 -
    所有者との取引等合計 - △0 △58,670 △9,999 612 △267
    2019年12月31日時点の残高 181,352 182,437 682,201 △10,408 38,461 2,302
    注記 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 合計
    その他の包括利益累計額 合計
    在外営業活動体の外貨換算差額 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2019年4月1日時点の残高 - 32,934 1,062,345 33,330 1,095,675
    四半期利益(△は損失) - - 74,842 3,888 78,730
    その他の包括利益 △137 7,346 7,346 △22 7,323
    四半期包括利益合計 △137 7,346 82,188 3,865 86,053
    新株の発行 - - - - -
    配当金 10 - - △38,058 △2,376 △40,434
    ヘッジ対象の非金融資産への振替 - △267 △267 - △267
    自己株式の取得 9 - - △29,999 - △29,999
    自己株式の消却 9 - - - - -
    子会社の支配獲得に伴う変動 - - - 98 98
    支配継続子会社に対する持分変動 - - - 328 328
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う増減 - - △0 0 -
    利益剰余金への振替 - 612 - - -
    所有者との取引等合計 - 345 △68,325 △1,949 △70,275
    2019年12月31日時点の残高 △137 40,625 1,076,208 35,245 1,111,454

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

    注記 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益累計額
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2020年4月1日時点の残高 181,352 182,437 645,408 △408 28,793 △23,146
    四半期利益(△は損失) - - △212,722 - - -
    その他の包括利益 - - - - 11,022 21,696
    四半期包括利益合計 - - △212,722 - 11,022 21,696
    新株の発行 9 91,848 91,120 - - - -
    配当金 - - - - - -
    ヘッジ対象の非金融資産への振替 - - - - - 152
    自己株式の取得 - - - - - -
    自己株式の消却 - - - - - -
    子会社の支配獲得に伴う変動 - - - - - -
    支配継続子会社に対する持分変動 - - - - - -
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う増減 - - - - - -
    利益剰余金への振替 - - △266 - 266 -
    所有者との取引等合計 91,848 91,120 △266 - 266 152
    2020年12月31日時点の残高 273,200 273,557 432,419 △408 40,082 △1,297
    注記 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 合計
    その他の包括利益累計額 合計
    在外営業活動体の外貨換算差額 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2020年4月1日時点の残高 △141 5,506 1,014,295 35,321 1,049,617
    四半期利益(△は損失) - - △212,722 △1,083 △213,805
    その他の包括利益 △227 32,491 32,491 △14 32,477
    四半期包括利益合計 △227 32,491 △180,230 △1,097 △181,328
    新株の発行 9 - - 182,968 - 182,968
    配当金 - - - - -
    ヘッジ対象の非金融資産への振替 - 152 152 - 152
    自己株式の取得 - - - - -
    自己株式の消却 - - - - -
    子会社の支配獲得に伴う変動 - - - - -
    支配継続子会社に対する持分変動 - - - - -
    持分法適用会社に対する持分変動に伴う増減 - - - - -
    利益剰余金への振替 - 266 - - -
    所有者との取引等合計 - 419 183,121 - 183,121
    2020年12月31日時点の残高 △368 38,416 1,017,185 34,224 1,051,410

    (4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

    注記 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
    百万円 百万円
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税引前四半期利益(△は損失) 114,135 △299,539
    減価償却費、償却費及び減損損失 6 122,441 138,323
    固定資産除売却損益 2,272 1,077
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △88,163 215
    受取利息及び受取配当金 △2,648 △2,047
    支払利息 985 2,109
    為替差損益(△は益) △409 △775
    持分法による投資損益(△は益) △1,930 6,336
    営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 3,008 7,551
    棚卸資産の増減額(△は増加) △2,794 1,781
    営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △11,609 △24,932
    契約負債の増減額(△は減少) 2,310 △42,513
    その他 △33,621 22,290
    小計 103,976 △190,120
    法人所得税の支払額又は還付額(△は支払) △38,170 10,227
    営業活動によるキャッシュ・フロー 65,806 △179,893
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    固定資産の取得による支出 6 △191,039 △73,146
    固定資産の売却による収入 6 1,896 975
    その他の金融資産の取得による支出 13 △4,741 △6,251
    その他の金融資産の売却による収入 13 532 1,427
    貸付けによる支出 △149 △944
    貸付金の回収による収入 633 591
    利息の受取額 703 334
    配当金の受取額 2,251 1,900
    その他 1,525 2,069
    投資活動によるキャッシュ・フロー △188,387 △73,043
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入金の純増減額(△は減少) 20 △58
    長期借入れによる収入 7 2,722 232,269
    長期借入金の返済による支出 △6,883 △13,310
    社債の発行による収入 19,881 -
    株式の発行による収入 9 - 182,745
    自己株式の取得による支出 9 △30,011 -
    利息の支払額 △518 △1,030
    配当金の支払額 10 △37,953 △29
    非支配株主への配当金の支払額 △2,383 -
    リース負債の返済による支出 △18,704 △17,748
    その他 725 △3,843
    財務活動によるキャッシュ・フロー △73,104 378,994
    現金及び現金同等物に係る換算差額 55 △239
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △195,629 125,819
    現金及び現金同等物の期首残高 522,064 329,149
    現金及び現金同等物の四半期末残高 326,434 454,968

    【要約四半期連結財務諸表注記】

    1.報告企業

     日本航空株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社です。その登記されている本社の住所は、東京都品川区東品川二丁目4番11号です。2020年12月31日に終了する9ヶ月間の当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社の関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。

     当社グループの事業内容は、主に航空運送事業です。各事業の内容については注記「11.売上収益」に記載しております。

    2.作成の基礎

    (1)IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

     本要約四半期連結財務諸表の発行は、2021年2月1日に取締役会によって承認されております。

     当社グループは、当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)からIFRSを適用しており、当連結会計年度の年次連結財務諸表がIFRSに従って作成する最初の連結財務諸表となります。IFRSへの移行日は2019年4月1日です。

     当社グループは、IFRSへの移行にあたり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)を適用しております。IFRSへの移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記「17.初度適用」に記載しております。

     早期適用していないIFRS及びIFRS第1号の規定により認められた免除規定を除き、当社グループの会計方針は2020年12月31日において有効なIFRSに準拠しております。

     なお、適用した免除規定については、注記「17.初度適用」に記載しております。

    (2)測定の基礎

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

    (3)機能通貨及び表示通貨

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を切り捨てて表示しております。

    3.重要な会計方針

     当社の要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、当連結会計年度の第1四半期連結会計期間において適用した会計方針と同一です。

    4.重要な会計上の見積り及び判断

     要約四半期連結財務諸表の作成に当たり、経営者は会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす仮定に基づく見積り及び判断を行っております。これらの見積り及び判断は、過去の実績及び報告期間の末日において合理的であると考えられる様々な要因を勘案した、経営者の最善の見積り及び判断に基づいておりますが、将来における実際の結果は、これらと異なる可能性があります。

     見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

     経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、「(1)見積り ②航空機等の減価償却費」における会計上の見積りの変更を除き、当連結会計年度の第1四半期連結会計期間に係る要約四半期連結財務諸表と同一です。

      なお、当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、過去に航空業界が経験したことがない状況が2021年3月期の一定期間継続するとの仮定のもと、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。

     新型コロナウイルス感染拡大による影響は不確定要素が多く、今後の当社グループの財政状態、経営成績に影

    響を及ぼす可能性があります。

    (1)見積り

     経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積りは次のとおりです。

    ①収益認識

      航空輸送に係る収益は、対価の受領時等において契約負債として認識し、航空輸送役務の完了時に収益計上しております。

      航空輸送に使用される予定のない航空券販売(失効見込みの未使用航空券)は、航空券の条件や過去の傾向に基づき適切な認識のタイミングを見積り、収益認識しております。

      また、当社グループは会員顧客向けのマイレージプログラム「JALマイレージバンク」を運営しており、旅客輸送サービス等の利用に応じて付与するマイレージは、将来当社グループおよび提携他社によるサービスを受けるために利用することができます。

      付与したマイレージ分を履行義務として認識し、契約負債に計上しております。取引価格は、失効見込み

     分も考慮した上で、独立販売価格の比率に基づいて各履行義務に配分しております。

      当第3四半期連結会計期間末における契約負債の金額は、209,292百万円です。

    ②航空機等の減価償却費

      航空機、航空機エンジン部品および客室関連資産等の各構成要素の耐用年数決定にあたり、将来の経済的使用可能予測期間を考慮して、減価償却費を算定しております。

     (会計上の見積りの変更)

      退役を予定している一部の航空機、航空機エンジン部品及び客室関連資産等について、将来の経済的使用可能予測期間の見直しを行い、当第3四半期連結累計期間において耐用年数を変更しております。

      この変更により、当第3四半期連結累計期間の営業損失、投資・財務・法人所得税前損失、財務・法人所得税前損失、税引前四半期損失はそれぞれ8,103百万円増加しております。

      なお、セグメントに与える影響については「5.セグメント情報」に記載しております。

    ③繰延税金資産の認識

      当社グループは、将来減算一時差異および繰越欠損金のうち、将来加算一時差異および将来課税所得に対して利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で繰延税金資産を認識しております。

      当第3四半期連結会計期間末における繰延税金資産及び繰延税金負債の金額は、それぞれ197,268百万円及び125百万円です。

    (2)判断

          ①連結の範囲

       当社グループがある企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、

      かつ、当該企業に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループ

      は当該企業を支配していると判断しております。

    5.セグメント情報

    (1)報告セグメントの概要

     当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

     当社グループは、主として国際線及び国内線の定期並びに不定期航空運送事業を行っております。

     したがって、当社グループは、「航空運送事業」を報告セグメントとしております。

    (2)報告セグメントに関する情報

     当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は次のとおりです。

     なお、セグメント間の売上収益は、市場実勢価格に基づいております。

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

    報告セグメント その他 (注)1 計 調整額 (注)2 連結 (注)3
    航空運送事業
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 936,296 176,440 1,112,736 - 1,112,736
    セグメント間収益 77,810 19,617 97,428 △97,428 -
    合計 1,014,106 196,057 1,210,164 △97,428 1,112,736
    投資・財務・法 人所得税前利益(△は損失) 103,543 10,089 113,633 △70 113,563
    投資収益 - - - - 2,101
    投資費用 - - - - △1,023
    財務収益 - - - - 862
    財務費用 - - - - △1,368
    税引前四半期利益(△は損失) - - - - 114,135

          (注)1 その他には、旅行企画販売事業等を含んでおります。

             2 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去です。

             3 セグメント利益は、要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の投資・財務・法人所得税

               前利益(△は損失)と調整を行っております。

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

    報告セグメント その他 (注)1 計 調整額 (注)2 連結 (注)3
    航空運送事業
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 289,978 66,569 356,548 - 356,548
    セグメント間収益 29,482 16,168 45,651 △45,651 -
    合計 319,461 82,737 402,199 △45,651 356,548
    投資・財務・法 人所得税前利益(△は損失) △298,342 2,494 △295,848 9 △295,839
    投資収益 - - - - 1,890
    投資費用 - - - - △229
    財務収益 - - - - 1,108
    財務費用 - - - - △6,468
    税引前四半期利益(△は損失) - - - - △299,539

          (注)1 その他には、旅行企画販売事業等を含んでおります。

             2 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去です。

             3 セグメント利益は、要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の投資・財務・法人所得税

               前利益(△は損失)と調整を行っております。

    4 「4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおり、退役を予定している一部の航空機、航

      空機エンジン部品及び客室関連資産等について、将来の経済的使用可能予測期間の見直しを行

      い、当第3四半期連結累計期間において耐用年数を変更しております。この変更により、当第3

      四半期連結累計期間の投資・財務・法人所得税前損失が航空運送事業で8,103百万円増加してお

      ります。

    6.有形固定資産

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

     有形固定資産の取得及び処分の金額は、それぞれ164,458百万円、3,889百万円です。

     また、有形固定資産に係る減損損失632百万円を要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の「減価償却費、償却費及び減損損失」に計上しています。

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

     有形固定資産の取得及び処分の金額は、それぞれ69,842百万円、1,669百万円です。

     また、有形固定資産に係る減損損失2,449百万円を要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の「減価償却費、償却費及び減損損失」に計上しています。

    7.有利子負債

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

     普通社債10,000百万円(年利0.13%、償還期限2024年12月)及び普通社債10,000百万円(年利0.28%、償

    還期限2029年12月)を発行しております。なお、社債の償還はありません。

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

     当社は、2020年4月22日の取締役会決議に基づき、次のとおり資金の借入を実行するとともに、コミットメントライン契約を締結しました。

    (資金の借入の概要)

    (1)資金の使途 運転資金および設備投資資金
    (2)借入金額 188,479百万円
    (3)借入金利 基準金利+スプレッド
    (4)借入実行日 2020年6月
    (5)借入期間 長期
    (6)担保提供資産 有り

    (コミットメントライン契約の概要)

    (1)資金の使途 運転資金および設備投資資金
    (2)契約金額 150,000百万円
    (3)借入実行残高 -
    (4)契約締結日 2020年6月
    (5)担保提供資産 有り

         (コミットメントライン契約の概要)

    (1)資金の使途 運転資金および設備投資資金
    (2)契約金額 100,000百万円
    (3)借入実行残高 -
    (4)契約締結日 2020年11月
    (5)担保提供資産 無し

    なお、当社が定期で契約を更新している50,000百万円のコミットメントラインを含め合計300,000百万円のコミットメントラインの未使用枠残高を有しております。

    8.担保資産

     担保資産及び担保付き債務

     担保に供されている資産は次のとおりです。

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    航空機 152,492 156,002 427,824
    その他 10,245 13,176 15,927
    合計 162,738 169,178 443,752

     担保付き債務は次のとおりです。

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    1年内返済予定の長期借入金 13,160 13,395 22,179
    長期借入金 73,460 82,128 250,670
    合計 86,620 95,524 272,849

     担保提供資産は、返済期限の到来した債務の元本及び利息の返済がなされず債務不履行となった場合等に、当該担保を処分し、債務返済額に充当又は相殺する権利を、金融機関が有することを約定されております。

     なお、担保提供資産は、以下の3社が金融機関との間で締結した、同社設立の目的となる事業に係るシンジケート・ローン契約に基づく同社の債務を担保するために根質権を設定した資産を含んでおります。

    ・関連会社である東京国際空港ターミナル株式会社

    ・熊本国際空港株式会社

    ・北海道エアポート株式会社

    9.資本及びその他の資本項目

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

     当社は、2019年4月26日開催の取締役会決議に基づき、自己株式5,818,100株の取得を行いました。

     さらに、2019年10月31日開催の取締役会決議に基づき、自己株式2,964,100株の取得を行いました。

     これらの取得により、当第3四半期連結累計期間において自己株式が29,999百万円増加しております。

     また、2019年10月23日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の消却を決議し、2019年11月8日に自己株式

    5,818,100株の消却を行いました。この消却により、当第3四半期連結累計期間において利益剰余金が

    19,999百万円、自己株式が19,999百万円それぞれ減少しております。

     この結果、当第3四半期連結会計期間末において、利益剰余金は682,201百万円、自己株式が10,408百万円

    となっております。

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

     当社は、2020年11月6日開催の取締役会決議に基づき、2020年11月25日を払込期日とする公募増資および2020年12月23日を払込期日とする第三者割当増資を行い、新たに90,869,600株および9,130,400株を発行しました。これにより、当第3四半期連結累計期間において資本金が91,848百万円、資本剰余金が91,120百万円それぞれ増加しております。

     この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金は273,200百万円、資本剰余金は273,557百万円となっております。

    10.配当金

    配当金の支払額

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

    決議日 配当金の総額 1株当たり配当額 基準日 効力発生日
    (百万円) (円)
    2019年6月18日 定時株主総会 19,189 55.00 2019年3月31日 2019年6月19日
    2019年10月31日 取締役会 18,869 55.00 2019年9月30日 2019年12月3日

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

    該当事項はありません。

    11.売上収益

    (1)売上収益の分解

     売上収益とセグメント収益の関連

     前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

    セグメント
    航空運送事業 その他 計 内部取引調整 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    国際線
    旅客収入 401,346 - 401,346 - -
    貨物郵便収入 50,339 - 50,339 - -
    手荷物収入 622 - 622 - -
    小計 452,307 - 452,307 - -
    国内線
    旅客収入 427,991 - 427,991 - -
    貨物郵便収入 18,778 - 18,778 - -
    手荷物収入 239 - 239 - -
    小計 447,008 - 447,008 - -
    国際線・国内線合計 899,316 - 899,316 - -
    旅行収入 - 147,200 147,200 - -
    その他 114,789 48,856 163,646 - -
    合計 1,014,106 196,057 1,210,164 △97,428 1,112,736

    (注)セグメントの金額はセグメント間連結消去前の金額です。

    当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

    セグメント
    航空運送事業 その他 計 内部取引調整 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    国際線
    旅客収入 18,861 - 18,861 - -
    貨物郵便収入 72,021 - 72,021 - -
    手荷物収入 224 - 224 - -
    小計 91,107 - 91,107 - -
    国内線
    旅客収入 136,946 - 136,946 - -
    貨物郵便収入 18,901 - 18,901 - -
    手荷物収入 157 - 157 - -
    小計 156,006 - 156,006 - -
    国際線・国内線合計 247,113 - 247,113 - -
    旅行収入 - 45,762 45,762 - -
    その他 72,348 36,975 109,323 - -
    合計 319,461 82,737 402,199 △45,651 356,548

    (注)セグメントの金額はセグメント間連結消去前の金額です。

     当社グループは、国際線および国内線に関する旅客・貨物・郵便及び手荷物の輸送業務を中心とした「航空運送事業」及び「その他」を営んでおります。

     これらの事業から生じる収益は主としては顧客との契約に従い計上しており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。また、顧客との契約からの対価の中に、取引価格に含まれていないものはありません。

     なお、当社グループは会員顧客向けのマイレージプログラム「JALマイレージバンク」を運営しており、旅客輸送サービス等の利用に応じて付与するマイレージは、将来当社グループおよび提携他社によるサービスを受けるために利用することができます。付与したマイレージ分を履行義務として認識し、契約負債に計上しております。取引価格は、失効見込み分も考慮した上で、独立販売価格の比率に基づいて各履行義務に配分しております。マイレージプログラムの履行義務に配分された取引価格は要約四半期連結財政状態計算書の「契約負債」として繰延べ、マイレージの利用に従い収益を認識しております。

    航空運送事業

     航空運送事業セグメントにおいては、国際線および国内線の航空機による「旅客」、「貨物郵便」、「手荷物」の輸送に関連するサービス等を提供しており、主な収益を下記の履行義務の充足時に認識しております。

    旅客収入

     主に航空機による旅客輸送サービスから得られる収入であり、当社グループは運送約款等に基づき、顧客に対して国際線および国内線の航空輸送サービスの提供を行う義務を負っております。当該履行義務は旅客の航空輸送役務の完了をもって充足されます。販売に当たっては、売上値引きの実施や販売実績に応じた割戻の支払いを行うことがあるため、取引の対価には変動が生じる可能性があります。また取引の対価は、通常、履行義務の充足前の一定時点に前もって受領しております。

    貨物郵便収入

     主に航空貨物及び航空郵便の輸送業務により得られる収入であり、当社グループは国際線および国内線に係る貨物及び郵便の輸送サービスを行う義務を負っております。当該履行義務は貨物及び郵便の航空輸送役務の完了をもって充足されます。なお、売上収益に含まれる変動対価の額に重要性はありません。また取引の対価は、通常、貨物及び郵便の航空輸送役務の完了後に受領しております。

    手荷物収入

     主に航空機による旅客輸送に付随して行う手荷物輸送サービスから得られる収入であり、当社グループは顧客に対して国際線および国内線手荷物の航空輸送サービスの提供を行う義務を負っております。当該履行義務は手荷物の航空輸送役務の完了をもって充足されます。なお、売上収益に含まれる変動対価の額に重要性はありません。また取引の対価は、通常、手荷物輸送当日において受領しております。

    その他

     その他の事業においては、主に一定期間に収益を認識する航空輸送を利用した旅行の企画販売や、クレジットカード事業等を行っております。

    12.1株当たり利益

     基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎は次のとおりです。

    前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
    親会社の所有者に帰属する四半期利益(△は損失)(百万円) 74,842 △212,722
    親会社の普通株式に帰属しない四半期利益(百万円) - -
    基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)(百万円) 74,842 △212,722
    期中平均普通株式数(千株) 344,903 356,094
    基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) 216.99 △597.38

    (注)希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

    13.金融商品

    金融商品の公正価値

     公正価値を測定するために用いる評価技法へのインプットは、市場における観察可能性に応じて以下のいずれかに分類されます。

    レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)

    レベル2:レベル1以外の、直接又は間接的に観察可能な価格で構成されたインプット

    レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

    ① 公正価値の算定方法

     金融商品の公正価値の算定方法は次のとおりです。

    (現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務、流動の有利子負債)

     短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

    (その他の金融資産、その他の金融負債)

     活発な市場のある資本性金融商品の公正価値については、期末日の市場価格によって算定しております。活発な市場のない資本性金融商品等の公正価値については、類似会社の市場価格に基づく評価技法等により算定しております。投資事業有限責任組合への出資については、組合財産に対する持分相当額により算定しております。

     デリバティブの公正価値については、取引先金融機関から提示された為替相場等の観察可能なインプットに基づき算定しております。

    (非流動の有利子負債)

     将来キャッシュ・フローを、新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

    ② 償却原価で測定される金融商品

     償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値は次のとおりです。

     なお、公正価値で測定する金融商品及び帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については、次表に含めておりません。

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    償却原価で測定する金融負債
    非流動
    社債 49,716 50,568 89,509 87,075 79,581 75,069
    長期借入金 71,568 73,524 97,461 99,452 305,459 311,355
    長期割賦未払金 312 312 113 113 13 13
    合計 121,596 124,404 187,084 186,641 385,053 386,437

    (注) 社債の公正価値はレベル2に、他の非流動の有利子負債の公正価値はレベル3にそれぞれ分類しております。

    ③ 公正価値で測定される金融商品

     公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは次のとおりです。

    移行日(2019年4月1日)

    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    株式等 44,036 - 34,607 78,643
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    投資事業有限責任組合への出資 - - 2,516 2,516
    ヘッジに指定されたデリバティブ資産 - 5,459 - 5,459
    ヘッジに指定されないデリバティブ資産 - - - -
    その他 - - 1,027 1,027
    合計 44,036 5,459 38,151 87,648
    負債:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    ヘッジに指定されたデリバティブ負債 - 3,047 - 3,047
    ヘッジに指定されないデリバティブ負債 - 12 - 12
    合計 - 3,060 - 3,060

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    株式等 40,584 - 35,866 76,450
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    投資事業有限責任組合への出資 - - 4,687 4,687
    ヘッジに指定されたデリバティブ資産 - 1,013 - 1,013
    ヘッジに指定されないデリバティブ資産 - 18 - 18
    合計 40,584 1,032 40,554 82,171
    負債:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    ヘッジに指定されたデリバティブ負債 - 29,573 - 29,573
    ヘッジに指定されないデリバティブ負債 - 18 - 18
    合計 - 29,591 - 29,591

    当第3四半期連結会計期間(2020年12月31日)

    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 53,398 - 40,758 94,157
    株式等
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    投資事業有限責任組合への出資 - - 4,648 4,648
    ヘッジに指定されたデリバティブ資産 - 4,421 - 4,421
    ヘッジに指定されないデリバティブ資産 - - - -
    合計 53,398 4,421 45,407 103,227
    負債:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    ヘッジに指定されたデリバティブ負債 - 5,564 - 5,564
    ヘッジに指定されないデリバティブ負債 - 67 - 67
    合計 - 5,631 - 5,631

     公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。各年度において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。

    ④ 評価プロセス

     レベル3に分類される金融商品は活発な市場のない資本性金融商品等であり、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針及び手続に従い、評価者が各銘柄の評価方法を決定し、公正価値を算定しております。その結果は適切な権限者がレビュー及び承認しております。

    ⑤ レベル3に分類された金融商品の評価技法及びインプット

     レベル3に分類した活発な市場のない資本性金融商品等について、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法等を用いて算定しております。移行日、前連結会計年度及び当第3四半期連結会計期間において、株価純資産倍率は0.9倍~1.3倍です。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。株価純資産倍率が上昇した場合は、公正価値は増加いたします。

    ⑥ レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

     レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高までの変動は次のとおりです。

    (単位:百万円)
    前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
    期首残高 38,151 40,554
    利得及び損失
    純損益(注)1 1 △229
    その他の包括利益(注)2 3,002 2,829
    購入等による増加 3,475 2,334
    売却等による減少 △368 △81
    期末残高 44,262 45,407
    報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)1 1 △229

    (注)1 要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の「投資収益」及び「投資費用」に含まれております。

    2 要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。

    14.コミットメント

     期末日以降の支出に関するコミットメントは次のとおりです。なお、下記のコミットメント金額は、カタログ上、または計画上の金額であり、実際の購入価格と異なる場合があります。

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    航空機の取得 1,302,556 1,034,322 933,331
    15.偶発債務

        保証債務の内訳は、次のとおりです。

    (銀行借入金に対する保証)

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    ジェットスター・ジャパン株式会社 その他 - 81 - 60 9,000 47

     なお、ジェットスター・ジャパン株式会社に対する保証債務残高のうち4,500百万円については、他社から再保証を受けております。

    (リース負債に対する保証)

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    ジェットスター・ジャパン株式会社 3,680 3,315 3,040

     このほか、提出会社が出資している福岡エアポートホールディングス株式会社(譲渡人)が、国土交通省航空局(譲受人)と締結した株式譲渡予約契約に関し、当該契約上の義務または表明もしくは保証に違反した場合の損害について、譲受人に対し、次の金額を上限として保証しております。

    移行日 (2019年4月1日) 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第3四半期連結会計期間 (2020年12月31日)
    百万円 百万円 百万円
    福岡エアポートホールディングス 株式会社 7,867 7,867 7,867
    16.後発事象

     該当事項はありません。

    17.初度適用

     当社グループは、第1四半期連結会計期間からIFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表を開示しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2020年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2019年4月1日です。

    (1)IFRS第1号の免除規定

     IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下「初度適用企業」という。)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に免除規定を適用しなければならないものと任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金、またはその他の包括利益累計額で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した主な免除規定は次のとおりです。

    ・企業結合

     初度適用企業は、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下「IFRS第3号」という。)を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。

    ・みなし原価

     IFRS第1号では、特定事象を契機とする公正価値測定を測定日現在におけるIFRSのためのみなし原価として使用することが認められています。当社グループは、一部の有形固定資産について、当該公正価値をIFRS上のみなし原価として使用しております。

    ・在外営業活動体の外貨換算差額

     IFRS第1号では、IFRS移行日現在の在外営業活動体の外貨換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の外貨換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。

    ・リース

     IFRS第1号では、初度適用企業は、契約にリースが含まれているか否かの評価をIFRS移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているかを判断しております。

     IFRS第1号では、リース負債及び使用権資産をIFRS移行日現在で測定することが認められています。当社グループは、当該免除規定を適用し、リース負債及び使用権資産をIFRS移行日現在で測定しております。

     IFRS第1号では、IFRS第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という。)に従って遡及適用する際に、実務上の便法を適用することが認められております。リースが含まれていると判断した取引について、IFRS第16号に従って遡及適用する際に、以下の実務上の便法を適用しております。

     特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用しております。

     IFRS移行日から12か月以内にリース期間が終了するリースについて、使用権資産を認識する要求事項を適用しておりません。

     原資産が少額資産のリースの免除規定の適用要件を満たすリースについては、免除規定を適用しております。

     IFRS移行日の連結財政状態計算書に計上しているリース負債については、残リース料を移行日現在の借手の追加借入利率で割り引いた現在価値としております。

    ・収益

     IFRS第1号では、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(以下「IFRS第15号」という。)のC5項の経過措置を適用することができます。当社グループは、IFRS第15号C5項(d)の実務上の便法を用いてIFRS第15号を遡及的に適用し、最初のIFRS報告期間(当連結会計年度)の期首より前の表示するすべての報告期間について、残存履行義務に配分した対価の金額及び当社が当該金額をいつ収益として認識すると見込んでいるかの説明を開示しておりません。

    ・以前に認識した金融商品の指定

     IFRS第1号では、移行日時点に存在する事実及び状況に基づき資本性金融資産の公正価値の変動をその他の包括利益を通じて測定する金融資産として指定することが認められております。

     当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、資本性金融資産についてその他の包括利益を通じて測定する金融資産として指定しております。

    (2)IFRS第1号の強制的な例外規定

     IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社はこれらの項目について移行日より将来に向かって適用しております。

    (3)調整表

     IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は次のとおりです。

     なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。

    2019年4月1日(IFRS移行日)現在の資本に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産の部 資産
    流動資産 流動資産
    現金及び預金 462,064 60,000 - 522,064 (A) 現金及び現金同等物
    受取手形及び営業未収入金 153,112 12,994 △22,052 144,053 (B),(a) 営業債権及びその他の債権
    有価証券 60,000 △60,000 - -
    - 5,067 - 5,067 (C) その他の金融資産
    貯蔵品 21,929 1,779 △26 23,682 (D) 棚卸資産
    その他 65,095 △20,502 1,849 46,442 その他の流動資産
    貸倒引当金 △661 661 - -
    流動資産合計 761,539 - △20,229 741,309 流動資産合計
    固定資産 非流動資産
    有形固定資産 有形固定資産
    建物及び構築物 31,385 △31,385 - -
    機械装置及び運搬具 11,800 △11,800 - -
    航空機 733,961 - 61,478 795,439 (b) 航空機
    土地 861 △861 - -
    建設仮勘定 141,776 △3,206 - 138,569 (E) 航空機建設仮勘定
    その他 9,431 47,253 20,810 77,495 (b) その他の有形固定資産
    有形固定資産合計 929,216 - 82,288 1,011,504 有形固定資産合計
    無形固定資産 92,255 - - 92,255 無形資産
    - 31,570 126 31,697 (F) 持分法で会計処理されている投資
    投資有価証券 101,289 2,425 15,799 119,515 (C),(c) その他の金融資産
    長期貸付金 7,240 △7,240 - -
    繰延税金資産 96,625 - 46,797 143,422 (d) 繰延税金資産
    退職給付に係る資産 2,486 - △1,308 1,178 (e) 退職給付に係る資産
    その他 39,950 △27,031 △154 12,765 その他の非流動資産
    貸倒引当金 △275 275 - -
    固定資産合計 1,268,788 - 143,550 1,412,338 非流動資産合計
    資産合計 2,030,328 - 123,320 2,153,648 資産合計
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    負債及び資本
    負債の部 負債
    流動負債 流動負債
    営業未払金 185,650 9,169 △57,136 137,684 (G),(a) 営業債務及びその他の債務
    短期借入金 65 15,939 22,403 38,408 (H),(b), (f) 有利子負債
    1年内返済予定の長期借入金 13,287 △13,287 - -
    リース債務 2,461 △2,461 - -
    割賦未払金 190 △190 - -
    - 39,108 - 39,108 (I) その他の金融負債
    未払法人税等 21,738 △2,546 - 19,192 (J) 未払法人所得税
    前受金 129,108 8,820 156,734 294,663 (I),(a) 契約負債
    その他 101,896 △54,552 2,571 49,916 その他の流動負債
    流動負債合計 454,399 - 124,573 578,972 流動負債合計
    固定負債 非流動負債
    社債 50,000 76,341 59,579 185,920 (H),(b), (f) 有利子負債
    長期借入金 73,524 △73,524 - -
    リース債務 2,504 △2,504 - -
    長期割賦未払金 312 △312 - -
    - 8,771 - 8,771 (I) その他の金融負債
    繰延税金負債 169 - △6 163 (d) 繰延税金負債
    独禁法関連引当金 5,936 8,657 - 14,594 (K) 引当金
    退職給付に係る負債 212,672 - 43,632 256,305 (e) 退職給付に係る負債
    資産除去債務 8,657 △8,657 - -
    その他 22,015 △8,771 - 13,243 その他の非流動負債
    固定負債合計 375,793 - 103,206 478,999 非流動負債合計
    負債合計 830,192 - 227,779 1,057,972 負債合計
    純資産の部 資本
    資本金 181,352 - - 181,352 資本金
    資本剰余金 183,050 - △612 182,437 資本剰余金
    利益剰余金 822,554 - △156,524 666,030 (g) 利益剰余金
    自己株式 △535 - 126 △408 自己株式
    その他の包括利益累計額 その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 20,371 - 10,725 31,097 (c) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    繰延ヘッジ損益 1,837 - - 1,837 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    為替換算調整勘定 99 - △99 - (h) 在外営業活動体の外貨換算差額
    退職給付に係る調整累計額 △43,596 - 43,596 - (i) 確定給付制度の再測定
    その他の包括利益累計額合計 △21,287 - 54,222 32,934 その他の包括利益累計額合計
    1,165,133 - △102,787 1,062,345 親会社の所有者に帰属する持分合計
    非支配株主持分 35,001 - △1,671 33,330 (a) 非支配持分
    純資産合計 1,200,135 - △104,459 1,095,675 資本合計
    負債純資産合計 2,030,328 - 123,320 2,153,648 負債及び資本合計

    移行日(2019年4月1日)現在の資本に対する調整に関する注記

    a 表示組替

    (A)現金及び現金同等物

     日本基準において区分掲記している「有価証券」に含めていた取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する有価証券については、IFRSでは「現金及び現金同等物」として表示しております。

    (B)営業債権及びその他の債権

     日本基準において区分掲記している「受取手形及び営業未収入金」、流動資産の「貸倒引当金」及び流動資産の「その他」に含まれる立替金等を、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」として表示しております。

    (C)その他の金融資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれるデリバティブ資産及び貸付金を、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。また、日本基準において区分掲記している「投資有価証券」のうち「持分法で会計処理されている投資」に該当しないもの、「長期貸付金」、「貸倒引当金」及び固定資産の「その他」に含まれる保証金等を、IFRSでは非流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。

    (D)棚卸資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれる商品を、IFRSでは「棚卸資産」として表示しております。

    (E)航空機建設仮勘定

     日本基準において「建設仮勘定」に含まれる航空機以外に係る建設仮勘定を、IFRSでは「その他の有形固定資産」に含めて表示し、航空機に係る建設仮勘定を「航空機建設仮勘定」として表示しております。

    (F)持分法で会計処理されている投資

     日本基準において「投資有価証券」に含まれる「持分法で会計処理されている投資」を、IFRSでは区分掲記しております。

    (G)営業債務及びその他の債務

     日本基準において区分掲記している「営業未払金」、流動負債の「その他」に含まれる未払金を、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」として表示しております。

    (H)有利子負債

     日本基準において区分掲記している「短期借入金」、「1年内返済予定の長期借入金」、流動負債の「リース債務」及び「割賦未払金」を、IFRSでは流動負債の「有利子負債」として表示しております。また、日本基準において区分掲記している「社債」、「長期借入金」、固定負債の「リース債務」及び「長期割賦未払金」を、IFRSでは非流動負債の「有利子負債」として表示しております。

    (I)その他の金融負債、契約負債

     日本基準において「前受金」並びに流動負債及び固定負債の「その他」に含まれる預り金及びデリバティブ負債等を、IFRSでは「契約負債」またはそれぞれ流動負債及び非流動負債の「その他の金融負債」として表示しております。

    (J)未払法人所得税

     日本基準において「未払法人税等」に含めていた未払事業税(外形標準事業税の資本割及び付加価値割)を、IFRSでは「その他の流動負債」に含めて表示しております。

    (K)引当金

     日本基準において区分掲記している「資産除去債務」及び「独禁法関連引当金」を、IFRSでは非流動負債の「引当金」として表示しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a)IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

     日本基準においては、顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「営業未払金」に計上していました。IFRSでは、マイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客がマイレージを利用するまで、「契約負債」として認識しています。

     また、日本基準においては、一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しており、「契約負債」を調整しております。

     なお、日本基準においては、営業債務と総額表示していた一部の営業債権について、IFRSでは純額表示しております。

    (b)IFRS第16号「リース」

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについて、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産及びリース負債を認識しております。

    (c)金融商品の測定

     活発な市場のない資本性金融商品等について、日本基準においては時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品として取得原価で認識していましたが、IFRSでは適切な評価技法により公正価値を算定しております。

    (d)税効果

     繰延税金の変動はIFRSへの移行に必要な調整にかかる繰延税金への影響額を表しております。なお、日本基準では、未実現利益の消去に伴う税効果について売却会社の実効税率を用いて計算しておりますが、IFRSでは購入会社の実効税率を用いて計算しております。

    (e)退職給付に係る資産・負債

     確定給付制度を採用している当社及び国内連結子会社において、日本基準とIFRSの間で死亡率や割引率の数理計算上の仮定の相違等が存在するため、IFRSでは退職給付に係る負債が増加(退職給付に係る資産が減少)しております。

    (f)有利子負債

     当初認識後に償却原価で測定する有利子負債の発行に直接起因する取引コストについて、日本基準においては発生時に費用処理していましたが、IFRSでは有利子負債の当初測定額から減算しております。

    (g)利益剰余金に対する調整

    移行日 (2019年4月1日)
    百万円
    契約負債等に関する調整 △83,626
    退職給付会計に関する調整 △74,863
    その他 1,965
    合計 △156,524

    (h)在外子会社に係る累積換算差額の振替

     初度適用に際して、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、移行日における累積換算差額を全て利益剰余金に振替えております。

    (i)退職後給付制度の再測定

     日本基準においては、数理計算上の差異について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    前第3四半期連結会計期間(2019年12月31日)の資本に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産の部 資産
    流動資産 流動資産
    現金及び預金 296,434 30,000 - 326,434 (A) 現金及び現金同等物
    受取手形及び営業未収入金 155,190 23,232 △38,178 140,244 (B),(a) 営業債権及びその他の債権
    有価証券 30,000 △30,000 - -
    - 4,842 - 4,842 (C) その他の金融資産
    貯蔵品 24,478 1,990 △38 26,431 (D) 棚卸資産
    その他 103,728 △30,716 1,806 74,818 その他の流動資産
    貸倒引当金 △651 651 - -
    流動資産合計 609,180 - △36,410 572,770 流動資産合計
    固定資産 非流動資産
    有形固定資産 有形固定資産
    航空機 821,469 - 53,904 875,373 (b) 航空機
    - 121,937 - 121,937 (E) 航空機建設仮勘定
    その他 183,252 △121,937 19,715 81,030 (b) その他の有形固定資産
    有形固定資産合計 1,004,722 - 73,620 1,078,342 有形固定資産合計
    無形固定資産 94,101 - - 94,101 無形資産
    投資その他の資産 233,725 △233,725 - -
    - 33,132 126 33,259 (F) 持分法で会計処理されている投資
    - 113,574 20,210 133,785 (C),(c) その他の金融資産
    - 63,834 75,954 139,788 (G),(d) 繰延税金資産
    - 2,605 △1,308 1,297 (H),(e) 退職給付に係る資産
    - 20,578 △89 20,488 その他の非流動資産
    固定資産合計 1,332,549 - 168,513 1,501,062 非流動資産合計
    資産合計 1,941,730 - 132,102 2,073,832 資産合計
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    負債及び資本
    負債の部 負債
    流動負債 流動負債
    営業未払金 175,360 8,978 △56,910 127,428 (I),(a) 営業債務及びその他の債務
    短期借入金 85 13,025 23,039 36,151 (J),(b),(f) 有利子負債
    1年以内返済予定の長期借入金 11,733 △11,733 - -
    リース債務 1,097 △1,097 - -
    割賦未払金 194 △194 - -
    - 44,116 - 44,116 (K) その他の金融負債
    - 2,787 13,674 16,462 (L) 未払法人所得税
    - 134,642 162,451 297,093 (K),(a) 契約負債
    - - 779 779 (g) 引当金
    その他 231,365 △190,524 574 41,415 その他の流動負債
    流動負債合計 419,837 - 143,610 563,447 流動負債合計
    固定負債 非流動負債
    社債 70,000 73,103 50,941 194,044 (J),(b),(f) 有利子負債
    長期借入金 70,916 △70,916 - -
    リース債務 2,023 △2,023 - -
    長期割賦未払金 163 △163 - -
    - 8,887 - 8,887 (K) その他の金融負債
    - 246 △72 174 (G),(d) 繰延税金負債
    引当金 5,959 9,031 - 14,991 (M) 引当金
    退職給付に係る負債 122,469 - 45,670 168,140 (e) 退職給付に係る負債
    その他 30,858 △18,165 - 12,692 その他の非流動負債
    固定負債合計 302,391 - 96,540 398,931 非流動負債合計
    負債合計 722,228 - 240,150 962,378 負債合計
    純資産の部 資本
    資本金 181,352 - - 181,352 資本金
    資本剰余金 183,049 - △612 182,437 資本剰余金
    利益剰余金 840,819 - △158,617 682,201 (h) 利益剰余金
    自己株式 △10,534 - 126 △10,408 自己株式
    その他の包括利益累計額 その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 24,989 - 13,471 38,461 (c) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    繰延ヘッジ損益 2,302 - - 2,302 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    為替換算調整勘定 △29 - △108 △137 (i) 在外営業活動体の外貨換算差額
    退職給付に係る調整累計額 △39,358 - 39,358 - (j) 確定給付制度の再測定
    その他の包括利益累計額合計 △12,095 - 52,721 40,625 その他の包括利益累計額合計
    1,182,590 - △106,381 1,076,208 親会社の所有者に帰属する持分合計
    非支配株主持分 36,910 - △1,665 35,245 (a) 非支配持分
    純資産合計 1,219,501 - △108,047 1,111,454 資本合計
    負債純資産合計 1,941,730 - 132,102 2,073,832 負債及び資本合計

    前第3四半期連結会計期間(2019年12月31日)の資本に対する調整に関する注記

    a 表示組替

    (A)現金及び現金同等物

     日本基準において区分掲記している「有価証券」に含めていた取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する有価証券については、IFRSでは「現金及び現金同等物」として表示しております。

    (B)営業債権及びその他の債権

     日本基準において区分掲記している「受取手形及び営業未収入金」、流動資産の「貸倒引当金」及び流動資産の「その他」に含まれる未収入金等を、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」として表示しております。

    (C)その他の金融資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれるデリバティブ資産及び貸付金等を、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。また、日本基準において固定資産の「投資その他の資産」に含まれる投資有価証券(「持分法で会計処理されている投資」を除く)、長期貸付金、貸倒引当金及びデリバティブ資産等を、IFRSでは非流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。

    (D)棚卸資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれる商品を、IFRSでは「棚卸資産」として表示しております。

    (E)航空機建設仮勘定

     日本基準において有形固定資産の「その他」に含まれる航空機建設仮勘定を、IFRSでは区分掲記しております。

    (F)持分法で会計処理されている投資

     日本基準において固定資産の「投資その他の資産」に含まれる「持分法で会計処理されている投資」を、IFRSでは区分掲記しております。

    (G)繰延税金資産、繰延税金負債

     日本基準において固定資産の「投資その他の資産」に含まれる繰延税金資産を、IFRSでは区分掲記しております。また、日本基準において固定負債の「その他」に含まれる繰延税金負債を、IFRSでは区分掲記しております。

    (H)退職給付に係る資産

     日本基準において固定資産の「投資その他の資産」に含まれる「退職給付に係る資産」を、IFRSでは区分掲記しております。

    (I)営業債務及びその他の債務

     日本基準において区分掲記している「営業未払金」、流動負債の「その他」に含まれる未払金等を、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」として表示しております。

    (J)有利子負債

     日本基準において区分掲記している「短期借入金」、「1年内返済予定の長期借入金」、流動負債の「リース債務」及び「割賦未払金」を、IFRSでは流動負債の「有利子負債」として表示しております。また、日本基準において区分掲記している「社債」、「長期借入金」、固定負債の「リース債務」及び「長期割賦未払金」を、IFRSでは非流動負債の「有利子負債」として表示しております。

    (K)その他の金融負債、契約負債

     日本基準において流動負債及び固定負債の「その他」に含まれる前受金、預り金及びデリバティブ負債等を、IFRSでは「契約負債」またはそれぞれ流動負債及び非流動負債の「その他の金融負債」として表示しております。

    (L)未払法人所得税

     日本基準において流動負債の「その他」に含まれる未払法人税等のうち、未払事業税(外形標準事業税の資本割及び付加価値割)以外を、IFRSでは「未払法人所得税」として表示しております。なお、IFRSでは、

    未払事業税(外形標準事業税の資本割及び付加価値割)を、「その他の流動負債」として表示しております。

    (M)引当金

     日本基準において区分掲記している固定負債の「引当金」及び「その他」に含まれる資産除去債務を、IFRSでは非流動負債の「引当金」として表示しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a)IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

     日本基準において顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「営業未払金」に計上していました。IFRSではマイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客がマイレージを利用するまで、「契約負債」として認識しています。

     また、日本基準では一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しており、「契約負債」を調整しております。

     なお、日本基準において営業債務と総額表示をしていた一部の営業債権について、IFRSでは純額表示しております。

    (b)IFRS第16号「リース」

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについては、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産及びリース負債を認識しております。

    (c)金融商品の測定

     活発な市場のない資本性金融商品等について、日本基準においては時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品として取得原価で認識していましたが、IFRSでは適切な評価技法により公正価値を算定しております。

    (d)税効果

     繰延税金の変動はIFRSへの移行に必要な調整にかかる繰延税金への影響額を表しております。なお、日本基準では、未実現利益の消去に伴う税効果について売却会社の実効税率を用いて計算しておりますが、IFRSでは購入会社の実効税率を用いて計算しております。

    (e)退職給付に係る資産、退職給付に係る負債

     確定給付制度を採用している当社及び国内連結子会社において、日本基準とIFRSの間で死亡率や割引率の数理計算上の仮定の相違等が存在するため、IFRSでは退職給付に係る負債が増加(退職給付に係る資産が減少)しております。

    (f)有利子負債

     当初認識後に償却原価で測定する有利子負債の発行に直接起因する取引コストについて、日本基準においては発生時に費用処理していましたが、IFRSでは有利子負債の当初測定額から減算しております。

    (g)引当金

     返却が決定した賃借航空機(オペレーティング・リース)の返却に伴う原状回復等の契約上の義務によるキャッシュアウトの見積りについて、日本基準においては資産除去債務会計の対象外とする一方で、IFRSでは資産除去債務として認識しております。

    (h)利益剰余金に対する調整

    前第3四半期連結会計期間 (2019年12月31日)
    百万円
    契約負債等に関する調整 △90,297
    退職給付会計に関する調整 △72,096
    その他 3,775
    合計 △158,617

    (i)在外子会社に係る累積換算差額の振替

     初度適用に際して、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、移行日における累積換算差額を全て利益剰余金に振替えております。

    (j)退職給付制度の再測定

     日本基準では数理計算上の差異等について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    2020年3月31日(直近の日本基準の連結財務諸表作成日)現在の資本に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産の部 資産
    流動資産 流動資産
    現金及び預金 329,149 - - 329,149 現金及び現金同等物
    受取手形及び営業未収入金 88,871 24,503 △19,303 94,071 (A),(a) 営業債権及びその他の債権
    - 1,305 - 1,305 (B) その他の金融資産
    貯蔵品 26,491 1,953 △36 28,409 (C) 棚卸資産
    その他 82,432 △28,711 1,779 55,500 その他の流動資産
    貸倒引当金 △950 950 - -
    流動資産合計 525,995 - △17,560 508,435 流動資産合計
    固定資産 非流動資産
    有形固定資産 有形固定資産
    建物及び構築物 33,364 △33,364 - -
    機械装置及び運搬具 14,177 △14,177 - -
    航空機 827,937 - 66,898 894,835 (b) 航空機
    土地 853 △853 - -
    建設仮勘定 110,050 △7,531 - 102,519 (D) 航空機建設仮勘定
    その他 11,425 55,926 19,111 86,462 (b) その他の有形固定資産
    有形固定資産合計 997,807 - 86,009 1,083,817 有形固定資産合計
    無形固定資産 95,777 - - 95,777 無形資産
    - 30,979 126 31,105 (E) 持分法で会計処理されている投資
    投資有価証券 100,117 3,407 16,693 120,218 (B),(c) その他の金融資産
    長期貸付金 6,691 △6,691 - -
    繰延税金資産 84,632 - 37,691 122,323 (d) 繰延税金資産
    退職給付に係る資産 938 - - 938 退職給付に係る資産
    その他 48,651 △28,943 △68 19,638 その他の非流動資産
    貸倒引当金 △1,248 1,248 - -
    固定資産合計 1,333,367 - 140,452 1,473,819 非流動資産合計
    資産合計 1,859,362 - 122,891 1,982,254 資産合計
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    負債及び資本
    負債の部 負債
    流動負債 流動負債
    営業未払金 166,327 13,526 △54,645 125,208 (F),(a) 営業債務及びその他の債務
    短期借入金 87 14,819 23,711 38,618 (G),(b), (e) 有利子負債
    1年内返済予定の長期借入金 13,556 △13,556 - -
    リース債務 1,067 △1,067 - -
    割賦未払金 195 △195 - -
    - 51,065 - 51,065 (H) その他の金融負債
    未払法人税等 4,083 △1,258 - 2,824 (I) 未払法人所得税
    前受金 72,423 9,694 169,691 251,809 (H),(a) 契約負債
    資産除去債務 255 - 964 1,220 (f) 引当金
    その他 100,463 △73,028 3,469 30,903 その他の流動負債
    流動負債合計 358,460 - 143,190 501,651 流動負債合計
    固定負債 非流動負債
    社債 90,000 86,872 61,939 238,811 (G),(b), (e) 有利子負債
    長期借入金 84,770 △84,770 - -
    リース債務 1,988 △1,988 - -
    長期割賦未払金 113 △113 - -
    - 13,913 - 13,913 (H) その他の金融負債
    繰延税金負債 241 - △19 222 (d) 繰延税金負債
    独禁法関連引当金 5,816 8,829 - 14,645 (J) 引当金
    退職給付に係る負債 151,330 - - 151,330 退職給付に係る負債
    資産除去債務 8,829 △8,829 - -
    その他 25,975 △13,913 - 12,062 その他の非流動負債
    固定負債合計 369,065 - 61,920 430,985 非流動負債合計
    負債合計 727,525 - 205,111 932,637 負債合計
    純資産の部 資本
    資本金 181,352 - - 181,352 資本金
    資本剰余金 183,049 - △612 182,437 資本剰余金
    利益剰余金 797,911 - △152,503 645,408 (g) 利益剰余金
    自己株式 △534 - 126 △408 自己株式
    その他の包括利益累計額 その他の包括利益累計額
    その他有価証券評価差額金 17,676 - 11,116 28,793 (c) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    繰延ヘッジ損益 △23,146 - - △23,146 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    為替換算調整勘定 △28 - △112 △141 (h) 在外営業活動体の外貨換算差額
    退職給付に係る調整累計額 △61,467 - 61,467 - (i) 確定給付制度の再測定
    その他の包括利益累計額合計 △66,965 - 72,471 5,506 その他の包括利益累計額合計
    1,094,812 - △80,517 1,014,295 親会社の所有者に帰属する持分合計
    非支配株主持分 37,023 - △1,702 35,321 (a) 非支配持分
    純資産合計 1,131,836 - △82,219 1,049,617 資本合計
    負債純資産合計 1,859,362 - 122,891 1,982,254 負債及び資本合計

    前連結会計年度末(2020年3月31日)現在の資本に対する調整に関する注記

    a 表示組替

    (A)営業債権及びその他の債権

     日本基準において区分掲記している「受取手形及び営業未収入金」、流動資産の「貸倒引当金」及び流動資産の「その他」に含まれる未収入金等を、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」として表示しております。

    (B)その他の金融資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれるデリバティブ資産及び貸付金を、IFRSでは流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。また、日本基準において区分掲記している「投資有価証券」のうち「持分法で会計処理されている投資」に該当しないもの、「長期貸付金」、「貸倒引当金」及び固定資産の「その他」に含まれる保証金等を、IFRSでは非流動資産の「その他の金融資産」として表示しております。

    (C)棚卸資産

     日本基準において流動資産の「その他」に含まれる商品を、IFRSでは「棚卸資産」として表示しております。

    (D)航空機建設仮勘定

     日本基準において「建設仮勘定」に含まれる航空機以外に係る建設仮勘定を、IFRSでは「その他の有形固定資産」に含めて表示し、航空機に係る建設仮勘定を「航空機建設仮勘定」として表示しております。

    (E)持分法で会計処理されている投資

     日本基準において「投資有価証券」に含まれる「持分法で会計処理されている投資」を、IFRSでは区分掲記しております。

    (F)営業債務及びその他の債務

     日本基準において区分掲記している「営業未払金」、流動負債の「その他」に含まれる未払金を、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」として表示しております。

    (G)有利子負債

     日本基準において区分掲記している「短期借入金」、「1年内返済予定の長期借入金」、流動負債の「リース債務」及び「割賦未払金」を、IFRSでは流動負債の「有利子負債」として表示しております。また、日本基準において区分掲記している「社債」、「長期借入金」、固定負債の「リース債務」及び「長期割賦未払金」を、IFRSでは非流動負債の「有利子負債」として表示しております。

    (H)その他の金融負債、契約負債

     日本基準において「前受金」並びに流動負債及び固定負債の「その他」に含まれる預り金及びデリバティブ負債等を、IFRSでは「契約負債」またはそれぞれ流動負債及び非流動負債の「その他の金融負債」として表示しております。

    (I)未払法人所得税

     日本基準において「未払法人税等」に含めていた未払事業税(外形標準事業税の資本割及び付加価値割)を、IFRSでは「その他の流動負債」に含めて表示しております。

    (J)引当金

     日本基準において区分掲記している固定負債の「資産除去債務」及び「独禁法関連引当金」を、IFRSでは非流動負債の「引当金」として表示しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a)IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

     日本基準においては、顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「営業未払金」に計上していました。IFRSでは、マイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客がマイレージを利用するまで、「契約負債」として認識しています。

     また、日本基準においては、一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しており、「契約負債」を調整しております。

     なお、日本基準においては、営業債務と総額表示していた一部の営業債権について、IFRSでは純額表示しております。

    (b)IFRS第16号「リース」

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについては、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産及びリース負債を認識しております。

     また、日本基準において売却処理をしていた航空機のセール・アンド・リースバック取引のうち、IFRS第15号の要求事項を満たさず、資産の譲渡を売却として会計処理しないものについては、IFRSでは航空機を引き続き認識し、売却収入と同額の借入金を認識しております。

    (c)金融商品の測定

     活発な市場のない資本性金融商品等について、日本基準においては時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品として取得原価で認識していましたが、IFRSでは適切な評価技法により公正価値を算定しております。

    (d)税効果

     繰延税金の変動はIFRSへの移行に必要な調整にかかる繰延税金への影響額を表しております。なお、日本基準では、未実現利益の消去に伴う税効果について売却会社の実効税率を用いて計算しておりますが、IFRSでは購入会社の実効税率を用いて計算しております。

    (e)有利子負債

     当初認識後に償却原価で測定する有利子負債の発行に直接起因する取引コストについて、日本基準においては発生時に費用処理していましたが、IFRSでは有利子負債の当初測定額から減算しております。

    (f)引当金

     返却が決定した賃借航空機(オペレーティング・リース)の返却に伴う原状回復等の契約上の義務によるキャッシュアウトの見積りについて、日本基準においては資産除去債務会計の対象外とする一方で、IFRSでは資産除去債務として認識しております。

    (g)利益剰余金に対する調整

    前連結会計年度 (2020年3月31日)
    百万円
    契約負債等に関する調整 △93,432
    退職給付会計に関する調整 △61,467
    その他 2,396
    合計 △152,503

    (h)在外子会社に係る累積換算差額の振替

     初度適用に際して、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、移行日における累積換算差額を全て利益剰余金に振替えております。

    (i)退職後給付制度の再測定

     日本基準では数理計算上の差異等について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    営業収益 1,130,872 △1,130,872 - - 売上収益
    - 392,171 9,174 401,346 国際線旅客収入
    - 415,442 12,548 427,991 国内線旅客収入
    - 320,373 △36,974 283,398 その他の売上収益
    - 1,127,987 △15,251 1,112,736 (a) 売上収益合計
    - 5,534 △1,041 4,492 その他の収入
    事業費 △833,037 833,037 - -
    販売費及び一般管理費 △177,667 177,667 - - 営業費用
    - △231,058 4,704 △226,354 (b) 人件費
    - △189,660 - △189,660 航空燃油費
    - △104,407 △18,034 △122,441 (c) 減価償却費、償却費及び減損損失
    - △494,012 26,873 △467,139 (a),(c) その他の営業費用
    - △1,019,138 13,543 △1,005,595 営業費用合計
    - 114,383 △2,750 111,633 営業利益
    - 1,921 8 1,930 持分法による投資損益
    - 116,304 △2,741 113,563 投資・財務・法人所得税前利益
    - 2,359 △257 2,101 (d) 投資収益
    - △2,157 1,134 △1,023 (d) 投資費用
    - 116,506 △1,864 114,642 財務・法人所得税前利益
    - 566 295 862 (e) 財務収益
    - △151 △1,217 △1,368 (f) 財務費用
    営業外収益 6,439 △6,439 - -
    営業外費用 △4,763 4,763 - -
    特別利益 1,203 △1,203 - -
    特別損失 △6,091 6,091 - -
    税金等調整前四半期純利益 116,955 △34 △2,786 114,135 税引前四半期利益
    法人税等 △36,746 34 1,306 △35,405 法人所得税費用
    四半期純利益 80,209 - △1,479 78,730 四半期利益
    (内訳) 四半期利益の帰属
    親会社株主に帰属する四半期純利益 76,315 - △1,473 74,842 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する四半期純利益 3,893 - △5 3,888 非支配持分
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 4,573 △4,573 - -
    繰延ヘッジ損益 372 △372 - -
    為替換算調整勘定 △179 179 - -
    退職給付に係る調整額 4,244 △4,244 - -
    持分法適用会社に対する持分相当額 146 △146 - -
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    - 4,573 2,158 6,732 (d) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    - 4,244 △4,244 - (b) 確定給付制度の再測定
    - 52 △5 46 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - 8,870 △2,090 6,779 純損益に振り替えられることのない項目合計
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    - 372 267 639 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    - △179 △12 △191 在外営業活動体の外貨換算差額
    - 94 1 95 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - 287 256 544 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
    その他の包括利益合計 9,157 - △1,834 7,323 税引後その他の包括利益
    四半期包括利益 89,367 - △3,313 86,053 四半期包括利益
    (内訳) 四半期包括利益の帰属
    親会社株主に帰属する四半期包括利益 85,507 - △3,319 82,188 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する四半期包括利益 3,859 - 6 3,865 非支配持分

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整に関する注記

    a 表示組替

     日本基準においては、発生した費用に関して費用機能法に基づき、売上原価・販売費及び一般管理費・営業外費用・特別損失等に分類して表示しておりましたが、IFRSでは費用性質法による表示に変更しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a) 売上収益及び営業費用に係る調整

     日本基準においては、顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「販売費及び一般管理費」として計上していました。IFRSではマイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客のマイレージ利用に従い収益を認識しています。

     日本基準においては、一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しております。

    (b) 人件費に係る調整

     当社グループは、日本基準では退職給付制度の数理計算上の差異等について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    (c) 減価償却費、償却費及び減損損失に係る調整

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについては、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産を計上の上、減価償却費として認識しております。

    (d) 投資収益及び投資費用に係る調整

     日本基準においては投資有価証券に係る売却等による損益を純損益に計上していましたが、IFRSでは資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められてお

    り、当該指定の資本性金融商品の売却等による損益を「その他の包括利益」として認識しております。

    (e) 財務収益に係る調整

     日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、リース負債に係る為替差益を財務収益として認識しております。

    (f) 財務費用に係る調整

     日本基準においては、退職給付債務に割引率を乗じて算定した利息費用と、年金資産に長期期待運用収益率を乗じて算定した期待運用収益を使用しておりましたが、IFRSでは確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した金額に割引率を乗じて算定した利息純額を使用し、財務費用として認識しております。

     日本基準においては、重要な影響の有無の判断によって見直す必要がなかった確定給付制度債務の計算に使用する割引率について、IFRSでは期末日の割引率に見直しを行い、財務費用を調整しております。

     また、日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、リース負債に係る利息を財務費用として認識しております。

     さらに、日本基準においては、有利子負債の調達取引コストを費用処理していましたが、IFRSでは調達取引コスト発生時に有利子負債残高を減額し、当該有利子負債の返済期間にわたって財務費用として認識しております。

    前第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    営業収益 371,028 △371,028 - - 売上収益
    - 126,119 2,310 128,430 国際線旅客収入
    - 138,597 3,589 142,187 国内線旅客収入
    - 105,291 △12,096 93,194 その他の売上収益
    - 370,009 △6,196 363,812 (a) 売上収益合計
    - 1,587 △4 1,582 その他の収入
    事業費 △275,041 275,041 - -
    販売費及び一般管理費 △57,135 57,135 - - 営業費用
    - △76,796 1,581 △75,215 (b) 人件費
    - △61,900 - △61,900 航空燃油費
    - △35,162 △6,144 △41,307 (c) 減価償却費、償却費及び減損損失
    - △160,805 5,139 △155,666 (a),(c) その他の営業費用
    - △334,665 576 △334,089 営業費用合計
    - 36,931 △5,625 31,306 営業利益
    - △157 2 △154 持分法による投資損益
    - 36,774 △5,622 31,151 投資・財務・法人所得税前利益
    - 489 57 547 (d) 投資収益
    - △2 2 - (d) 投資費用
    - 37,260 △5,562 31,698 財務・法人所得税前利益
    - 451 95 547 (e) 財務収益
    - 427 △786 △358 (f) 財務費用
    営業外収益 1,115 △1,115 - -
    営業外費用 △672 672 - -
    特別利益 △16 16 - -
    特別損失 △1,125 1,125 - -
    税金等調整前四半期純利益 38,151 △11 △6,252 31,887 税引前四半期利益
    法人税等 △11,930 11 1,860 △10,058 法人所得税費用
    四半期純利益 26,221 - △4,392 21,829 四半期利益
    (内訳) 四半期利益の帰属
    親会社株主に帰属する四半期純利益 25,112 - △4,433 20,678 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する四半期純利益 1,109 - 41 1,150 非支配持分
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 4,685 △4,685 - -
    繰延ヘッジ損益 7,176 △7,176 - -
    為替換算調整勘定 85 △85 - -
    退職給付に係る調整額 1,403 △1,403 - -
    持分法適用会社に対する持分相当額 647 △647 - -
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    - 4,685 △19 4,666 (d) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    - 1,403 △1,403 - (b) 確定給付制度の再測定
    - 76 △2 74 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - 6,165 △1,425 4,740 純損益に振り替えられることのない項目合計
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    - 7,176 319 7,495 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    - 85 3 88 在外営業活動体の外貨換算差額
    - 571 3 574 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - 7,833 325 8,158 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
    その他の包括利益合計 13,998 - △1,100 12,898 税引後その他の包括利益
    四半期包括利益 40,220 - △5,492 34,728 四半期包括利益
    (内訳) 四半期包括利益の帰属
    親会社株主に帰属する四半期包括利益 39,100 - △5,529 33,570 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する四半期包括利益 1,120 - 37 1,157 非支配持分

    前第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整に関する注記

    a 表示組替

     日本基準においては、発生した費用に関して費用機能法に基づき、売上原価・販売費及び一般管理費・営業外費用・特別損失等に分類して表示しておりましたが、IFRSでは費用性質法による表示に変更しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a) 売上収益及び営業費用に係る調整

     日本基準においては、顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「販売費及び一般管理費」として計上していました。IFRSではマイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客のマイレージ利用に従い収益を認識しています。

     日本基準においては、一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しております。

    (b) 人件費に係る調整

     当社グループは、日本基準では退職給付制度の数理計算上の差異等について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    (c) 減価償却費、償却費及び減損損失に係る調整

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについては、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産を計上の上、減価償却費として認識しております。

    (d) 投資収益及び投資費用に係る調整

     日本基準においては投資有価証券に係る売却等による損益を純損益に計上していましたが、IFRSでは資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められており、当該指定の資本性金融商品の売却等による損益を「その他の包括利益」として認識しております。

    (e) 財務収益に係る調整
       日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、

      リース負債に係る為替差益を財務収益として認識しております。

    (f) 財務費用に係る調整

     日本基準においては、退職給付債務に割引率を乗じて算定した利息費用と、年金資産に長期期待運用収益率を乗じて算定した期待運用収益を使用しておりましたが、IFRSでは確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した金額に割引率を乗じて算定した利息純額を使用し、財務費用として認識しております。

     日本基準においては、重要な影響の有無の判断によって見直す必要がなかった確定給付制度債務の計算に使用する割引率について、IFRSでは期末日の割引率に見直しを行い、財務費用を調整しております。

     また、日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、リース負債に係る利息及び為替差損を財務費用として認識しております。

     さらに、日本基準においては、有利子負債の調達取引コストを費用処理していましたが、IFRSでは調達取引コスト発生時に有利子負債残高を減額し、当該有利子負債の返済期間にわたって財務費用として認識しております。

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係る損益及びその他の包括利益に対する調整

    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    営業収益 1,411,230 △1,411,230 - - 売上収益
    - 476,230 9,987 486,217 国際線旅客収入
    - 514,619 15,088 529,707 国内線旅客収入
    - 416,628 △46,639 369,989 その他の売上収益
    - 1,407,478 △21,563 1,385,914 (a) 売上収益合計
    - 11,517 △2,448 9,069 (b) その他の収入
    事業費 △1,076,148 1,076,148 - -
    販売費及び一般管理費 △234,449 234,449 - - 営業費用
    - △297,610 6,293 △291,317 (c) 人件費
    - △243,420 - △243,420 航空燃油費
    - △139,997 △24,385 △164,383 (d) 減価償却費、償却費及び減損損失
    - △643,591 33,831 △609,759 (a),(b), (d) その他の営業費用
    - △1,324,620 15,739 △1,308,881 営業費用合計
    - 94,376 △8,272 86,103 営業利益
    - 1,381 15 1,396 持分法による投資損益
    - 95,757 △8,257 87,500 投資・財務・法人所得税前利益
    - 3,227 △828 2,399 (e) 投資収益
    - △2,608 1,517 △1,091 (e) 投資費用
    - 96,376 △7,568 88,807 財務・法人所得税前利益
    - 708 394 1,102 (f) 財務収益
    - △617 △1,143 △1,760 (g) 財務費用
    営業外収益 10,105 △10,105 - -
    営業外費用 △8,166 8,166 - -
    特別利益 3,220 △3,220 - -
    特別損失 △9,278 9,278 - -
    税金等調整前当期純利益 96,513 △46 △8,317 88,149 税引前当期利益
    法人税等 △39,072 46 2,888 △36,137 法人所得税費用
    当期純利益 57,441 - △5,428 52,012 当期利益
    (内訳) 当期利益の帰属
    親会社株主に帰属する当期純利益 53,407 - △5,350 48,057 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する当期純利益 4,034 - △78 3,955 非支配持分
    その他の包括利益
    その他有価証券評価差額金 △2,545 2,545 - -
    繰延ヘッジ損益 △23,672 23,672 - -
    為替換算調整勘定 △151 151 - -
    退職給付に係る調整額 △17,976 17,976 - -
    持分法適用会社に対する持分相当額 △1,466 1,466 - -
    日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS表示科目
    百万円 百万円 百万円 百万円
    その他の包括利益
    純損益に振り替えられることのない項目
    - △2,545 △157 △2,702 (e) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    - △17,976 27,852 9,875 (c) 確定給付制度の再測定
    - △165 △6 △171 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - △20,687 27,688 7,001 純損益に振り替えられることのない項目合計
    純損益に振り替えられる可能性のある項目
    - △23,672 422 △23,250 キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分
    - △151 △11 △162 在外営業活動体の外貨換算差額
    - △1,300 △1 △1,302 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
    - △25,124 410 △24,714 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
    その他の包括利益合計 △45,812 - 28,098 △17,713 税引後その他の包括利益
    包括利益 11,628 - 22,670 34,298 当期包括利益
    (内訳) 包括利益の帰属
    親会社株主に帰属する包括利益 7,729 - 22,700 30,430 親会社の所有者
    非支配株主に帰属する包括利益 3,898 - △30 3,868 非支配持分

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)の損益及びその他の包括利益に対する調整に関する注記

    a 表示組替

     日本基準では発生した費用に関して費用機能法に基づき、売上原価・販売費及び一般管理費・営業外費用等に分類して表示しておりましたが、IFRSでは費用性質法による表示に変更しております。

    b 認識及び測定の差異

    (a)売上収益及び営業費用に係る調整

     日本基準においては、顧客へ付与したマイレージの利用による将来の費用負担額を「販売費及び一般管理費」として計上しておりました。IFRSではマイレージプログラムを将来引き渡される物品またはサービスとして個別に認識し、マイレージと交換される特典の履行義務に配分された取引価格を収益から繰延べ、顧客のマイレージ利用に従い収益を認識しております。

     また、日本基準では一時点で収益認識していた取引の一部について、IFRSでは役務提供の進捗に応じて一定期間にわたり収益認識しております。

    (b)その他の収入に係る調整

     日本基準においては、資産に関する政府補助金について、補助金収入及び固定資産圧縮損をそれぞれ特別利益及び特別損失にて総額で認識しておりましたが、IFRSでは純額で認識しております。

    (c)人件費に係る調整

     当社グループは、日本基準では退職後給付制度の数理計算上の差異等について、発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数により按分した額を発生の翌年度から費用処理しておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益に認識し、直ちに利益剰余金に振替えております。

    (d)減価償却費、償却費及び減損損失に係る調整

     日本基準において賃貸借処理をしていた航空機及び各種設備等の賃貸借契約のうち、特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転するものについては、IFRSではリースである又はリースを含んだものであると判断し、使用権資産を計上の上、減価償却費として認識しております。

    (e)投資収益及び投資費用に係る調整

     日本基準においては投資有価証券に係る売却等による損益を純損益に計上していましたが、IFRSでは資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められており、当該指定の資本性金融商品の売却等による損益を「その他の包括利益」として認識しております。

    (f)財務収益に係る調整

     日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、リース負債に係る為替差益を財務収益として認識しております。

    (g)財務費用に係る調整

     日本基準においては、退職給付債務に割引率を乗じて算定した利息費用と、年金資産に長期期待運用収益率を乗じて算定した期待運用収益を使用しておりましたが、IFRSでは確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した金額に割引率を乗じて算定した利息純額を使用し、財務費用として認識しております。

     日本基準においては、重要な影響の有無の判断によって見直す必要がなかった確定給付制度債務の計算に使用する割引率について、IFRSでは期末日の割引率に見直しを行い、財務費用を調整しております。

     また、日本基準において資産・負債計上していなかったリース取引について、IFRSでは資産・負債を計上の上、リース負債に係る利息を財務費用として認識しております。

     さらに、日本基準においては、有利子負債の調達取引コストを費用処理していましたが、IFRSでは調達取引コスト発生時に有利子負債残高を減額し、当該有利子負債の返済期間にわたって財務費用として認識しております。

    前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)のキャッシュ・フローに対する調整

    表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記
    百万円 百万円 百万円
    (要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書)
    営業活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) 51,035 14,770 65,806 (a),(b)
    投資活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) △191,481 3,094 △188,387 (b)
    財務活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) △55,238 △17,866 △73,104 (a),(b)

    キャッシュ・フローに対する調整に関する注記

    a 表示組替

    (a)オペレーティング・リースに係る組替

     日本基準においてはオペレーティング・リースについて賃貸借処理を行っていたため、そのリース料支払額は営業活動によるキャッシュ・フローに区分しておりましたが、IFRSにおいてはその一部が使用権資産とともに認識したリース負債の返済に該当するため、財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

    (b)受取利息・配当金及び支払利息に係る組替

     日本基準では利息の受取額、受取配当金の受取額、利息の支払額について営業活動によるキャッシュ・フローに区分しておりましたが、IFRSではより実態に即した区分計上の観点から利息の受取額、受取配当金の受取額については投資活動によるキャッシュ・フローに、利息の支払額については財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

    前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)のキャッシュ・フローに対する調整

    表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記
    百万円 百万円 百万円
    (連結キャッシュ・フロー計算書)
    営業活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) 60,030 20,827 80,857 (a),(c)
    投資活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) △221,573 △12,152 △233,725 (b),(c)
    財務活動によるキャッシュ・フロー(△は減少) △30,135 △8,674 △38,810 (a),(b),(c)

    キャッシュ・フローに対する調整に関する注記

    a 表示組替

    (a)オペレーティング・リースに係る組替

     日本基準においてはオペレーティング・リースについて賃貸借処理を行っていたため、そのリース料支払額は営業活動によるキャッシュ・フローに区分しておりましたが、IFRSにおいてはその一部が使用権資産とともに認識したリース負債の返済に該当するため、財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

    (b)セール・アンド・リースバック取引の売却収入に係る組替

     日本基準において売却処理をしていた航空機のセール・アンド・リースバック取引のうち、IFRS第15号の要求事項を満たさず、資産の譲渡を売却として会計処理しないものについて、日本基準では売却収入を投資活動によるキャッシュ・フローに区分しておりましたが、IFRSでは航空機を引き続き認識し、売却収入と同額の借入金を認識していることから、売却収入を財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

    (c)受取利息・配当金及び支払利息に係る組替

     日本基準では利息の受取額、受取配当金の受取額、利息の支払額について営業活動によるキャッシュ・フローに区分しておりましたが、IFRSではより実態に即した区分計上の観点から利息の受取額、受取配当金の受取額については投資活動によるキャッシュ・フローに、利息の支払額については財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

    2【その他】

    該当事項はありません。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

    該当事項はありません。

    独立監査人の四半期レビュー報告書
    2021年2月2日
    日本航空株式会社
    取締役会 御中
    有限責任 あずさ監査法人
    東京事務所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 大塚 敏弘 印
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 井上 智由 印
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 有吉 真哉 印

    監査人の結論

     当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日本航空株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益及びその他の包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。

     当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、日本航空株式会社及び連結子会社の2020年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。

    監査人の結論の根拠

     当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。

    要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

     経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

     要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

     監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

     監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。

     監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。

    ・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。

    ・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。

     監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

     会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    (注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。