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    6448 ブラザー工業 四半期報告書-第129期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

    【表紙】

    【提出書類】 四半期報告書
    【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
    【提出先】 関東財務局長
    【提出日】 2020年11月12日
    【四半期会計期間】 第129期第2四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
    【会社名】 ブラザー工業株式会社
    【英訳名】 BROTHER INDUSTRIES, LTD.
    【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 佐 々 木 一 郎
    【本店の所在の場所】 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
    【電話番号】 052-824-2102
    【事務連絡者氏名】 執行役員 財務部担当 伊 藤 敏 宏
    【最寄りの連絡場所】 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
    【電話番号】 052-824-2102
    【事務連絡者氏名】 執行役員 財務部担当 伊 藤 敏 宏
    【縦覧に供する場所】 ブラザー工業株式会社 東京支社 (東京都中央区京橋三丁目3番8号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) 株式会社名古屋証券取引所 (愛知県名古屋市中区栄三丁目8番20号)

    第一部【企業情報】

    第1【企業の概況】

    1【主要な経営指標等の推移】

    回次 第128期 第2四半期連結 累計期間 第129期 第2四半期連結 累計期間 第128期
    会計期間 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 自 2020年4月1日 至 2020年9月30日 自 2019年4月1日 至 2020年3月31日
    売上収益 (百万円) 318,487 290,062 637,259
    (第2四半期連結会計期間) (159,255) (156,876)
    税引前四半期利益又は税引前利益 (百万円) 36,368 32,643 67,046
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 (百万円) 27,275 24,697 49,566
    (第2四半期連結会計期間) (14,403) (18,079)
    親会社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 (百万円) 2,801 32,402 19,729
    親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 419,391 453,242 428,520
    総資産額 (百万円) 692,490 767,698 731,472
    基本的1株当たり四半期(当期)利益 (円) 105.00 95.04 190.80
    (第2四半期連結会計期間) (55.45) (69.58)
    希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 (円) 104.68 94.75 190.21
    親会社所有者帰属持分比率 (%) 60.6 59.0 58.6
    営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 31,174 46,813 87,748
    投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △15,298 △11,521 △27,955
    財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △32,087 △2,339 △14,916
    現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円) 107,554 205,973 168,422

    (注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

    2.売上収益には、消費税等は含まれておりません。

    3.上記指標は、国際会計基準(以下、「IFRS」)により作成された要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいております。

    2【事業の内容】

    当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。

    第2【事業の状況】

    1【事業等のリスク】

    当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

    なお、当第2四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の感染拡大による業績等への影響については、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。

    2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    当社グループの財政状態及び経営成績は次の通りです。なお、文中における将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものです。

    なお、当社グループの業績管理は、事業セグメント損益及び営業損益により行われております。事業セグメント損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。

    (1)経営成績の状況

    当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、急速に減速しました。世界経済は、第2四半期に入り緩やかな回復の兆しがあるものの、景気の先行きは依然として不透明な状況です。

    当社グループに関連する事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、プリンティング市場では、在宅勤務、在宅学習用途として、家庭/SOHO*1向けの小型複合機、プリンターの需要は大きく増加しました。一方で、各国のオフィスの閉鎖等による影響や、在宅勤務などへの働き方の変化に伴うオフィスでの印刷需要の減少により、SMB*2向けは、製品本体、消耗品ともに需要は低迷しました。家庭用ミシンは、家で過ごす時間が増えたことによる手作り需要の拡大を受け、普及機を中心に好調に推移しました。マシナリー事業の関連分野では、新規投資への抑制傾向が続き、需要は低迷しました。国内におけるカラオケ市場は、緊急事態宣言によるカラオケ店舗の休業や時間短縮営業の要請を受け、極めて厳しい状況となりました。ドミノ事業の関連分野では、食品・医薬品などの生活必需品の消費・生産の需要の底堅さに支えられ、堅調に推移しました。

    このような状況の中、当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、P&S事業では、SOHO*1向けは在宅勤務の増加により需要は高まりましたが、各国のオフィス閉鎖の影響を受け、SMB*2向けは本体・消耗品ともに減収となりました。P&H事業では、マスクなどの手作り需要の拡大を受け、大幅な増収となりました。マシナリー事業では、産業機器、工業用ミシン、工業用部品ともに需要が低迷し、事業全体で減収となりました。N&C事業では、店舗の休業や時間短縮営業の影響などにより、大幅な減収となりました。ドミノ事業では、第1四半期における各国のロックダウン影響がありましたが、ほぼ前年並みの水準となりました。

    これらの結果、売上収益は、前年同期比8.9%の減収となる290,062百万円、事業セグメント利益は、前年同期比11.6%の減益となる31,985百万円、営業利益は、前年同期比11.0%の減益となる32,518百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比9.5%の減益となる24,697百万円となりました。

    *平均為替レート(連結)は次の通りです。

    当期   米ドル : 106.68円   ユーロ : 121.36円

    前年同期 米ドル : 109.00円   ユーロ : 121.43円

    セグメント別の業績は、次の通りであります。

    1)プリンティング・アンド・ソリューションズ事業

    売上収益  177,948百万円(前年同期比△7.9%)

    〇通信・プリンティング機器 157,212百万円(前年同期比△7.0%)

    レーザー複合機・プリンターでは、SOHO*1向けで、在宅勤務や在宅学習の機会が増加したことにより、製品本体の販売数量は増加しました。一方、SMB*2向けでは、各国のオフィス閉鎖や在宅勤務へのシフトなどにより、オフィスでのプリントボリュームが減少し、製品本体、消耗品ともに減収となりました。インクジェット複合機では、在宅勤務や在宅学習の機会が増加したことにより需要は拡大しましたが、工場の操業が停止していたことによる供給への制約が影響し、製品本体、消耗品ともに販売数量は大幅に減少しました。欧州の一部チャネルでの在庫確保のための消耗品の買い増しもあり、第2四半期は好調に推移したものの、上記の要因に加え、為替のマイナス影響もあり、事業全体で減収となりました。

    〇電子文具 20,736百万円(前年同期比△14.5%)

    各国のオフィス閉鎖などにより落ち込んだ需要は徐々に回復しつつあるものの、営業活動の制約などの影響により、オフィス・業務用途のラベリング、ソリューション分野とも減収となりました。

    事業セグメント利益 28,269百万円(前年同期比△9.5%)

    営業利益      28,725百万円(前年同期比△7.7%)

    在宅勤務へのシフトにより、SOHO*1向け製品本体の需要は増加しました。一方で、販管費の減少はあったものの、オフィスでのプリントボリュームが減少したことによる消耗品の落ち込み、工場の操業停止によるインクジェット製品、インクジェット消耗品の供給の遅延に加え、為替のマイナス影響もあり、減益となりました。

    2)パーソナル・アンド・ホーム事業

    売上収益  25,246百万円(前年同期比+27.0%)

    家庭用ミシンは、ロックダウンによる影響や在宅勤務機会の拡大など、自宅で過ごす時間が増えたことで、手作り需要が喚起され、普及機を中心に好調に販売が推移したことで、大幅な増収となりました。

    事業セグメント利益 4,087百万円(前年同期比+337.5%)

    営業利益      3,988百万円(前年同期比+358.3%)

    普及機を中心に、家庭用ミシンの販売が好調に推移したことにより、大幅な増益となりました。

    3)マシナリー事業

    売上収益  33,967百万円(前年同期比△13.6%)

    〇工業用ミシン 10,905百万円(前年同期比△24.1%)

    ガーメントプリンターは需要拡大が続いたものの、工業用ミシンは、縫製工場向けの市場が低調に推移していたところに新型コロナウイルス感染症拡大による影響が重なり事業全体で大幅な減収となりました。

    〇産業機器 15,842百万円(前年同期比△2.1%)

    IT向けは、在宅勤務の増加を受けたノートPC需要の拡大、自動車・一般向けでは、中国での需要回復の効果などにより、ほぼ前年並みの水準となりました。

    〇工業用部品 7,219百万円(前年同期比△17.5%)

    国内向けは製造業全般の生産活動鈍化や設備投資抑制の動きが高まったこと、海外向けは主にアジア向けの需要が低迷したことにより、減収となりました。

    事業セグメント利益 695百万円(前年同期比△18.7%)

    営業利益      503百万円(前年同期比△43.4%)

    販管費の減少があるものの、売上の減収の影響を吸収できず、減益となりました。

    4)ネットワーク・アンド・コンテンツ事業

    売上収益  14,999百万円(前年同期比△40.4%)

    緊急事態宣言を受けた直営店舗の一定期間の全店休業、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けた時間短縮営業要請への対応などにより、店舗事業の売上は大きく落ち込みました。加えて、業務用カラオケ機器の新規需要の落ち込みにより、大幅な減収となりました。

    事業セグメント損失 2,712百万円(前年同期 事業セグメント利益 1,100百万円)

    営業損失      2,222百万円(前年同期 営業利益 1,147百万円)

    事業セグメント利益は、店舗の休業や時間短縮営業による影響、及びカラオケ機器販売の落ち込みによる売上の減収を受け、大幅な赤字となりました。営業利益についても、雇用調整助成金(新型コロナ特例)による効果があったものの、大幅な赤字となりました。

    5)ドミノ事業

    売上収益  32,650百万円(前年同期比△2.6%)

    コーディング・マーキング機器、デジタル印刷機とも、各国のロックダウンを受け、主に欧州を中心とした製品本体の需要減がありましたが、コーディング・マーキング機器製品本体に加え、コーディング・マーキング機器、デジタル印刷機ともに消耗品が堅調に推移し、ほぼ前年度並みの水準となりました。

    事業セグメント利益 1,956百万円(前年同期比+1.7%)

    営業利益      1,439百万円(前年同期比△27.1%)

    事業セグメント利益は、第2四半期における売上の増加、及び販管費の減少により、前年同様の水準を維持しました。営業利益は、為替差損が影響し、減益となりました。

    *1:Small Office Home Office(自宅や小規模なオフィスで働く事業者、事業形態)の略

    *2:Small Medium Business(小規模な事業所や中小企業、複数拠点に分散する企業のオフィスなど)の略

    (2)財政状態の状況

    資産合計は、営業債権及びその他の債権、有形固定資産が減少した一方、現金及び現金同等物が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ36,225百万円増加し、767,698百万円となりました。

    負債合計は、新型コロナウイルス感染症などによる事業リスク等を考慮した手元資金の借入等による社債及び借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ11,522百万円増加し、297,823百万円となりました。

    資本合計は、親会社の所有者に帰属する四半期利益による利益剰余金の増加、在外営業活動体の換算差額の影響などにより、前連結会計年度末に比べ24,703百万円増加し、469,874百万円となりました。

    (3)キャッシュ・フローの状況

    キャッシュ・フローの状況については、現金及び現金同等物(以下「資金」)は、営業活動により46,813百万円増加、投資活動により11,521百万円減少、財務活動により2,339百万円減少等の結果、当第2四半期連結会計期間末は前連結会計年度末と比べ37,550百万円増加し、205,973百万円となりました。

    当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次の通りです。

    1)営業活動によるキャッシュ・フロー

    税引前四半期利益は32,643百万円で、減価償却費及び償却費19,318百万円など、非資金損益の調整などによる資金の増加、営業債権及びその他の債権の減少による資金の増加3,341百万円、営業債務及びその他の債務の増加による資金の増加3,457百万円などがあり、法人所得税の支払額6,429百万円などを差し引いた結果、46,813百万円の資金の増加となりました。

    2)投資活動によるキャッシュ・フロー

    有形固定資産の取得による支出10,378百万円、無形資産の取得による支出2,667百万円などにより、11,521百万円の資金の減少となりました。

    3)財務活動によるキャッシュ・フロー

    新型コロナウイルス感染症などによる事業リスク等を考慮し、手元資金の借入を行ったことによる短期借入による収入9,987百万円による資金の増加がある一方、リース負債の返済による支出4,242百万円、配当金の支払額7,805百万円などによる資金の減少があり、2,339百万円の資金の減少となりました。

    (4)経営方針・経営戦略等

    当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
    ありません。

    (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

    当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変

    更及び新たに生じた課題はありません。

    (6)研究開発活動

    当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、21,113百万円であります。

    なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

    (7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

    当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び、柔軟で効率的な資金の確保を財務活動の重要な方針としております。この方針に従って、当社グループは、グループ会社が保有する資金をグループ内で効率よく活用するキャッシュマネジメントシステムを構築し運用しております。資金の偏在をならし、グループ全体で借入を極力削減する体制を整えております。

    流動性管理

    当社グループは、現金及び現金同等物を手元流動性として位置付けております。当第2四半期連結会計期間末現在、当社グループは、売上収益の約4ヶ月分に相当する現金及び現金同等物205,973百万円を保有しております。

    当社グループは、当社及び金融子会社などの資金調達拠点を通じたキャッシュマネジメントシステムの活用により、資金の効率化を図り、流動性を確保しております。

    これにより、季節的な資金需要の変動、1年以内に期限の到来する借入及び償還予定の社債、新型コロナウイルス感染症などによる事業環境リスク等を考慮の上、通年に亘り十分な手元流動性を確保していると考えております。

    資金調達

    運転資金等の短期資金は、原則として期限が1年以内の短期借入金を現地通貨で調達することとし、生産設備等の長期資金は、内部留保資金の他、固定金利の長期借入金及び社債等で調達することを基本方針としております。当第2四半期連結会計期間末現在、短期借入金の残高は40,000百万円で、通貨は日本円であります。1年内返済予定の長期借入金の残高は18,672百万円で、通貨は米ドル、日本円であります。長期借入金の残高は37,303百万円であり、通貨は米ドル、日本円であります。また、1年内償還予定の社債の残高は20,016百万円で、通貨は日本円であります。

    当社は、株式会社格付投資情報センターから格付けを取得しています。当第2四半期連結会計期間末現在、長期債及び発行体格付けがA、コマーシャルペーパーがa-1であります。金融・資本市場へのアクセスを保持するため、一定水準の格付けの維持は重要と考えております。

    当社グループでは、営業活動によりキャッシュ・フローを生み出す能力に加えて、手元流動性、健全な財務体質により、当社グループの成長を維持するために必要な運転資金及び設備投資・研究開発資金等を確保することが可能と考えております。

    資金の需要動向

    中期計画「CS B2021」では、成長のための投資枠として、50,000百万円を設定しており、産業用領域の更なる拡大、新規事業の創出、育成、インクジェット関連の設備補強やM&Aを含めた成長投資を加速します。

    次なる成長に向けた成長基盤の構築のための投資を行う一方で、基本方針に基づき、株主利益還元を実施してまいります。

    これらの資金需要に対応するため、営業キャッシュ・フローの獲得、また、必要に応じて、成長投資のための資金調達を機動的に実施する方針であります。

    (8)設備の新設、除却等の計画

    第1四半期報告書において記載した内容から著しい変更はありません。

    3【経営上の重要な契約等】

     当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

    第3【提出会社の状況】

    1【株式等の状況】

    (1)【株式の総数等】

    ①【株式の総数】
    種類 発行可能株式総数(株)
    普通株式 600,000,000
    600,000,000
    ②【発行済株式】
    種類 第2四半期会計期間末現在発行数(株) (2020年9月30日) 提出日現在 発行数(株) (2020年11月12日) 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 内容
    普通株式 262,220,530 262,220,530 東京、名古屋 各証券 取引所(市場第一部) 単元株式数100株
    262,220,530 262,220,530

    (2)【新株予約権等の状況】

    ①【ストックオプション制度の内容】

    該当事項はありません。

    ②【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。

    (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。

    (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

    年月日 発行済株式総数増減数 (株) 発行済株式総数残高 (株) 資本金増減額 (百万円) 資本金残高 (百万円) 資本準備金増減額 (百万円) 資本準備金残高 (百万円)
    2020年7月1日~ 2020年9月30日 262,220,530 19,209 16,114

    (5)【大株主の状況】

    2020年9月30日現在
    氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町二丁目11番3号 20,537 7.89
    SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA 02111 (東京都中央区日本橋三丁目11番1号) 12,624 4.85
    日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 日本生命証券管理部内 (東京都港区浜松町二丁目11番3号) 11,798 4.53
    株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 11,664 4.48
    株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 6,058 2.33
    株式会社日本カストディ銀行(信託口5) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 5,101 1.96
    住友生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都中央区築地七丁目18番24号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) 4,499 1.73
    ブラザーグループ従業員持株会 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 4,465 1.72
    JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) 3,936 1.51
    株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 3,796 1.46
    84,482 32.47

    (注)1.株式数は、千株未満を切り捨てて表示しております。所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。

    2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT、株式会社日本カストディ銀行(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口5)、及びJP MORGAN CHASE BANK 385781の所有株式は、すべて当該各社の信託業務に係る株式であります。

    (6)【議決権の状況】

    ①【発行済株式】
    2020年9月30日現在
    区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
    無議決権株式
    議決権制限株式(自己株式等)
    議決権制限株式(その他)
    完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 2,020,700 単元株式数100株
    完全議決権株式(その他) 普通株式 260,033,400 2,600,324 同上
    単元未満株式 普通株式 166,430
    発行済株式総数 262,220,530
    総株主の議決権 2,600,324

    (注)1.「完全議決権株式(その他)」欄には、証券保管振替機構名義の株式が2,900株(議決権29個)含まれております。

    2.「完全議決権株式(その他)」欄の株式数には、株主名簿上は当社名義であるものの、実質的に所有していない株式が1,000株含まれておりますが、同欄の議決権の数には、当該株式に係る議決権の数10個は含まれておりません。

    ②【自己株式等】
    2020年9月30日現在
    所有者の氏名又は名称 所有者の住所 自己名義 所有株式数(株) 他人名義 所有株式数(株) 所有株式数 の合計 (株) 発行済株式総数に対する所有 株式数の割合 (%)
    (自己保有株式) ブラザー工業株式会社 愛知県名古屋市瑞穂区 苗代町15番1号 2,020,700 2,020,700 0.77
    2,020,700 2,020,700 0.77

    (注)1.上記のほか、株主名簿上は当社名義ですが、実質的に所有していない株式が1,000株あります。

    2.所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。

    2【役員の状況】

     前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。

    第4【経理の状況】

    1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

    当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

    2.監査証明について

    当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

    1【要約四半期連結財務諸表】

    (1)【要約四半期連結財政状態計算書】

    (単位:百万円)
    注記 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第2四半期 連結会計期間 (2020年9月30日)
    資産
    流動資産
    現金及び現金同等物 168,422 205,973
    営業債権及びその他の債権 95,067 92,302
    その他の金融資産 14 11,277 9,117
    棚卸資産 117,858 117,904
    その他の流動資産 15,554 16,035
    小計 408,179 441,333
    売却目的で保有する非流動資産 601 101
    流動資産合計 408,780 441,434
    非流動資産
    有形固定資産 104,204 103,031
    使用権資産 25,727 26,406
    投資不動産 8,122 8,167
    のれん及び無形資産 134,409 134,269
    持分法で会計処理されている投資 1,594 1,666
    その他の金融資産 14 27,871 31,837
    繰延税金資産 14,533 14,362
    その他の非流動資産 6,229 6,522
    非流動資産合計 322,692 326,263
    資産合計 731,472 767,698
    (単位:百万円)
    注記 前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第2四半期 連結会計期間 (2020年9月30日)
    負債及び資本
    負債
    流動負債
    営業債務及びその他の債務 51,041 52,567
    社債及び借入金 14 50,361 78,688
    その他の金融負債 14 8,482 10,839
    未払法人所得税 3,455 6,476
    引当金 3,349 3,238
    契約負債 4,413 4,604
    その他の流動負債 48,813 43,878
    流動負債合計 169,918 200,293
    非流動負債
    社債及び借入金 14 56,650 37,303
    その他の金融負債 14 28,540 28,324
    退職給付に係る負債 20,261 20,976
    引当金 2,986 2,976
    繰延税金負債 5,564 5,402
    契約負債 1,189 1,396
    その他の非流動負債 1,188 1,148
    非流動負債合計 116,382 97,529
    負債合計 286,300 297,823
    資本
    資本金 19,209 19,209
    資本剰余金 17,632 17,732
    利益剰余金 491,803 511,466
    自己株式 △2,597 △2,569
    その他の資本の構成要素 △97,526 △92,596
    親会社の所有者に帰属する持分合計 428,520 453,242
    非支配持分 16,650 16,632
    資本合計 445,171 469,874
    負債及び資本合計 731,472 767,698

    (2)【要約四半期連結損益計算書】

    【第2四半期連結累計期間】
    (単位:百万円)
    注記 前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    売上収益 5,9 318,487 290,062
    売上原価 7 △175,942 △160,446
    売上総利益 142,545 129,616
    販売費及び一般管理費 10 △106,380 △97,630
    その他の収益 11 1,588 2,606
    その他の費用 11 △1,226 △2,073
    営業利益 5 36,526 32,518
    金融収益 12 1,879 1,383
    金融費用 12 △2,106 △1,391
    持分法による投資損益 68 131
    税引前四半期利益 36,368 32,643
    法人所得税費用 △9,017 △7,917
    四半期利益 27,351 24,726
    四半期利益の帰属
    親会社の所有者 27,275 24,697
    非支配持分 75 28
    四半期利益 27,351 24,726
    1株当たり四半期利益
    基本的1株当たり四半期利益(円) 16 105.00 95.04
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 16 104.68 94.75
    【第2四半期連結会計期間】
    (単位:百万円)
    注記 前第2四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
    売上収益 159,255 156,876
    売上原価 △88,199 △83,398
    売上総利益 71,056 73,477
    販売費及び一般管理費 △52,532 △50,114
    その他の収益 775 1,715
    その他の費用 △861 △1,823
    営業利益 18,438 23,255
    金融収益 572 762
    金融費用 △715 △919
    持分法による投資損益 43 83
    税引前四半期利益 18,339 23,181
    法人所得税費用 △3,895 △5,085
    四半期利益 14,443 18,095
    四半期利益の帰属
    親会社の所有者 14,403 18,079
    非支配持分 40 15
    四半期利益 14,443 18,095
    1株当たり四半期利益
    基本的1株当たり四半期利益(円) 16 55.45 69.58
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 16 55.27 69.36

    (3)【要約四半期連結包括利益計算書】

    【第2四半期連結累計期間】
    (単位:百万円)
    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    四半期利益 27,351 24,726
    その他の包括利益
    純損益に振替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 287 2,858
    純損益に振替えられることのない項目合計 287 2,858
    純損益に振替えられる可能性のある項目
    在外営業活動体の換算差額 △24,805 4,935
    純損益に振替えられる可能性のある項目合計 △24,805 4,935
    税引後その他の包括利益 △24,518 7,793
    四半期包括利益 2,833 32,519
    四半期包括利益の帰属
    親会社の所有者 2,801 32,402
    非支配持分 32 117
    四半期包括利益 2,833 32,519
    【第2四半期連結会計期間】
    (単位:百万円)
    前第2四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
    四半期利益 14,443 18,095
    その他の包括利益
    純損益に振替えられることのない項目
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 211 1,452
    純損益に振替えられることのない項目合計 211 1,452
    純損益に振替えられる可能性のある項目
    在外営業活動体の換算差額 △8,915 3,993
    純損益に振替えられる可能性のある項目合計 △8,915 3,993
    税引後その他の包括利益 △8,704 5,445
    四半期包括利益 5,739 23,541
    四半期包括利益の帰属
    親会社の所有者 5,726 23,462
    非支配持分 13 79
    四半期包括利益 5,739 23,541

    (4)【要約四半期連結持分変動計算書】

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    注記 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の資本の構成要素
    在外営業活動体の換算差額
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2019年3月31日時点の残高 19,209 17,577 462,244 △2,694 △71,577
    新会計基準適用による 累積的影響額 △494
    2019年4月1日時点の残高 19,209 17,577 461,749 △2,694 △71,577
    四半期利益 27,275
    その他の包括利益 △24,777
    四半期包括利益合計 27,275 △24,777
    自己株式の取得 △2
    自己株式の処分(ストック・オプションの行使に よる処分を含む) △19 △8 28
    配当金 13 △7,803
    株式に基づく報酬取引 131
    その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 302
    所有者との取引額等合計 111 △7,509 25
    2019年9月30日時点の残高 19,209 17,689 481,515 △2,668 △96,355
    注記 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 合計
    その他の資本の構成要素 合計
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2019年3月31日時点の残高 △71,577 424,759 16,833 441,593
    新会計基準適用による 累積的影響額 △494 △8 △503
    2019年4月1日時点の残高 △71,577 424,264 16,825 441,090
    四半期利益 27,275 75 27,351
    その他の包括利益 302 △24,474 △24,474 △43 △24,518
    四半期包括利益合計 302 △24,474 2,801 32 2,833
    自己株式の取得 △2 △2
    自己株式の処分(ストック・オプションの行使に よる処分を含む) 0 0
    配当金 13 △7,803 △135 △7,938
    株式に基づく報酬取引 131 131
    その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 △302 △302
    所有者との取引額等合計 △302 △302 △7,674 △135 △7,809
    2019年9月30日時点の残高 △96,355 419,391 16,722 436,113

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    注記 親会社の所有者に帰属する持分
    資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の資本の構成要素
    在外営業活動体の換算差額
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2020年4月1日時点の残高 19,209 17,632 491,803 △2,597 △97,526
    四半期利益 24,697
    その他の包括利益 4,929
    四半期包括利益合計 24,697 4,929
    自己株式の取得 △2
    自己株式の処分(ストック・オプションの行使に よる処分を含む) △20 △4 30
    配当金 13 △7,805
    株式に基づく報酬取引 120
    その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 2,775
    所有者との取引額等合計 100 △5,034 28
    2020年9月30日時点の残高 19,209 17,732 511,466 △2,569 △92,596
    注記 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 合計
    その他の資本の構成要素 合計
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    2020年4月1日時点の残高 △97,526 428,520 16,650 445,171
    四半期利益 24,697 28 24,726
    その他の包括利益 2,775 7,704 7,704 88 7,793
    四半期包括利益合計 2,775 7,704 32,402 117 32,519
    自己株式の取得 △2 △2
    自己株式の処分(ストック・オプションの行使に よる処分を含む) 6 6
    配当金 13 △7,805 △135 △7,940
    株式に基づく報酬取引 120 120
    その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替 △2,775 △2,775
    所有者との取引額等合計 △2,775 △2,775 △7,680 △135 △7,816
    2020年9月30日時点の残高 △92,596 453,242 16,632 469,874

    (5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

    (単位:百万円)
    注記 前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー
    税引前四半期利益 36,368 32,643
    減価償却費及び償却費 20,312 19,318
    金融収益及び金融費用(△は益) 226 7
    持分法による投資損益(△は益) △68 △131
    固定資産除売却損益(△は益) 398 △216
    営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △1,812 3,341
    棚卸資産の増減額(△は増加) △6,498 197
    営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △5,745 3,457
    退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △4 △97
    退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 293 416
    その他 316 △5,647
    小計 43,786 53,288
    利息の受取額 493 354
    配当金の受取額 226 191
    利息の支払額 △625 △591
    法人所得税の支払額 △12,706 △6,429
    営業活動によるキャッシュ・フロー 31,174 46,813
    投資活動によるキャッシュ・フロー
    有形固定資産の取得による支出 △8,644 △10,378
    有形固定資産の売却による収入 506 1,194
    無形資産の取得による支出 △4,798 △2,667
    資本性金融商品の取得による支出 △147 △60
    資本性金融商品の売却による収入 90
    負債性金融商品の取得による支出 △3,546 △3,932
    負債性金融商品の売却又は償還による収入 3,678 5,005
    事業の取得による支出 △1,737
    その他 △699 △681
    投資活動によるキャッシュ・フロー △15,298 △11,521
    財務活動によるキャッシュ・フロー
    短期借入による収入 15 111 9,987
    長期借入による収入 15 200 200
    長期借入金の返済による支出 15 △20,197 △200
    社債の償還による支出 15 △140
    リース負債の返済による支出 15 △4,261 △4,242
    配当金の支払額 13 △7,803 △7,805
    非支配持分への配当金の支払額 △135 △135
    その他 △1 △1
    財務活動によるキャッシュ・フロー △32,087 △2,339
    現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 △7,386 4,598
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △23,597 37,550
    現金及び現金同等物の期首残高 131,152 168,422
    現金及び現金同等物の四半期末残高 107,554 205,973

    【要約四半期連結財務諸表注記】

    1.報告企業

    ブラザー工業株式会社(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。

    当社グループが営む主な事業内容は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、パーソナル・アンド・ホーム事業、マシナリー事業、ネットワーク・アンド・コンテンツ事業、ドミノ事業及びその他事業の6事業であります。各事業の内容については注記「5.セグメント情報」に記載しております。

    2.作成の基礎

    (1)IFRSに準拠している旨

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

     要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

     本要約四半期連結財務諸表は、2020年11月11日に代表取締役社長 佐々木一郎によって承認されております。

    (2)測定の基礎

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、要約四半期連結財政状態計算書における以下の重要な項目を除き、取得原価を基礎として作成しております。

    ・デリバティブ金融商品は、公正価値で測定しております。

    ・公正価値で測定される非デリバティブ金融資産は、公正価値で測定しております。

    ・確定給付型年金制度に係る資産又は負債は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して測定しております。

    ・他の当事者が確定給付制度債務の決済のために必要とされる一部又はすべての支出を補填することがほぼ確実な場合には、当該補填の権利を資産として認識し、公正価値で測定しております。

    (3)機能通貨及び表示通貨

     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を切り捨てて表示しております。

    3.重要な会計方針

    本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

    なお、要約四半期連結財務諸表における法人所得税費用は、税引前四半期利益に対して、見積平均年次実効税率を用いて算定しております。

    (会計方針の変更)

    当社グループは、第1四半期連結会計期間より、IFRS第16号「リース」第46A項の実務上の便法を早期適用しております。

    新型コロナウイルス感染症の直接の結果として生じる賃料減免で、かつ、下記の条件のすべてが満たされる場合、当該賃料減免につきリースの条件変更として取り扱わず、変動リース料として処理しております。

    ・リース料の変更により生じる当該リース改訂後の対価が、当該変更の直前のリースの対価とほぼ同額であるか又はそれを下回ること

    ・リース料の減額が、当初の期限が2021年6月30日以前に到来する支払にのみ影響を与えること

    ・当該リース料の他の契約条件に実質的な変更がないこと

    なお、リースの条件変更として取り扱わず変動リース料として純損益に認識した金額が要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。

    4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

    IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

    見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

    経営者が行った本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

    新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の広がり方や収束時期等を予測することは困難でありますが、世界的な流行により、世界全体のGDPがマイナス予測となるなど、当社グループの将来における事業活動に関して、不確実な状況となっております。

    当社グループは、このような状況が当連結会計年度末(2021年3月末)まで影響を及ぼすとの見積り及び見積りを伴う判断の仮定を置いておりますが、実際の結果によっては、当連結会計年度以降の連結財務諸表(特に、有形固定資産、使用権資産、無形資産(のれんを含む)及び投資不動産の減損)に重要な影響を与える可能性があります。

    5.セグメント情報

    (1)報告セグメントの概要

    当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

    当社グループは報告セグメントを事業別とし、「プリンティング・アンド・ソリューションズ事業」、「パーソナル・アンド・ホーム事業」、「マシナリー事業」、「ネットワーク・アンド・コンテンツ事業」、「ドミノ事業」、「その他事業」の6つにおいて、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し事業活動を展開しております。

    「プリンティング・アンド・ソリューションズ事業」は、プリンターや複合機といった通信・プリンティング機器及び電子文具等の製造・販売を行っております。「パーソナル・アンド・ホーム事業」は、家庭用ミシン等の製造・販売を行っております。「マシナリー事業」は、工業用ミシン、ガーメントプリンター、工作機械、減速機及び歯車等の製造・販売を行っております。「ネットワーク・アンド・コンテンツ事業」は、業務用カラオケ機器の製造・販売・サービスの提供及びコンテンツ配信サービス等を行っております。「ドミノ事業」は、産業用プリンティング機器の製造、販売等を行っております。

    報告セグメントの損益は、営業損益をベースとしております。また、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した事業セグメント損益についても、報告セグメントごとに開示しております。

    (2)セグメント収益及び業績

     当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下の通りであります。

     なお、セグメント間の売上収益は、市場実勢価格に基づいております。

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結
    プリンティ ング・アン ド・ソリュ ーションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 193,246 19,881 39,314 25,186 33,515 7,343 318,487 318,487
    セグメント間収益 345 5,308 5,654 △5,654
    収益合計 193,246 19,881 39,314 25,186 33,861 12,652 324,142 △5,654 318,487
    事業セグメント 利益 31,229 934 855 1,100 1,923 323 36,367 △203 36,164
    その他の収益及びその他の費用 △121 △64 33 46 51 416 362 362
    営業利益 31,108 870 889 1,147 1,974 739 36,730 △203 36,526
    金融収益及び 金融費用 △226
    持分法による 投資損益 68
    税引前四半期利益 36,368

    その他の項目

    報告セグメント 合計 調整額 連結
    プリンティング・アンド・ソリューションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    減損損失 162 0 162 162

    (注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。

    2.セグメント損益(営業損益)の調整額△203百万円はセグメント間取引消去であります。

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結
    プリンティ ング・アン ド・ソリュ ーションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 177,948 25,246 33,967 14,999 32,650 5,249 290,062 290,062
    セグメント間収益 252 5,697 5,950 △5,950
    収益合計 177,948 25,246 33,967 14,999 32,903 10,947 296,013 △5,950 290,062
    事業セグメント利 益又は事業セグメ ント損失(△) 28,269 4,087 695 △2,712 1,956 △242 32,055 △69 31,985
    その他の収益及びその他の費用 456 △98 △192 489 △516 395 533 533
    営業利益又は 営業損失(△) 28,725 3,988 503 △2,222 1,439 153 32,588 △69 32,518
    金融収益及び 金融費用 △7
    持分法による 投資損益 131
    税引前四半期利益 32,643

    その他の項目

    報告セグメント 合計 調整額 連結
    プリンティング・アンド・ソリューションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    減損損失 19 23 43 43

    (注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。

    2.セグメント損益(営業損益)の調整額△69百万円はセグメント間取引消去であります。

    前第2四半期連結会計期間(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日)

    報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結
    プリンティ ング・アン ド・ソリュ ーションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 95,052 10,997 18,773 13,867 16,662 3,902 159,255 159,255
    セグメント間収益 171 2,770 2,941 △2,941
    収益合計 95,052 10,997 18,773 13,867 16,834 6,672 162,197 △2,941 159,255
    事業セグメント 利益 14,789 788 319 1,691 819 121 18,529 △6 18,523
    その他の収益及びその他の費用 △307 △22 0 △5 44 205 △85 △85
    営業利益 14,482 765 319 1,685 863 327 18,444 △6 18,438
    金融収益及び 金融費用 △142
    持分法による 投資損益 43
    税引前四半期利益 18,339

    その他の項目

    報告セグメント 合計 調整額 連結
    プリンティング・アンド・ソリューションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    減損損失 0 0 0 0

    (注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。

    2.セグメント損益(営業損益)の調整額△6百万円はセグメント間取引消去であります。

    当第2四半期連結会計期間(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)

    報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結
    プリンティ ング・アン ド・ソリュ ーションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    売上収益
    外部収益 95,028 14,385 18,919 8,840 17,274 2,429 156,876 156,876
    セグメント間収益 120 3,626 3,747 △3,747
    収益合計 95,028 14,385 18,919 8,840 17,394 6,055 160,623 △3,747 156,876
    事業セグメント利 益又は事業セグメ ント損失(△) 18,911 2,702 845 △447 1,598 △219 23,391 △27 23,363
    その他の収益及びその他の費用 △278 △97 27 491 △393 142 △107 △107
    営業利益又は 営業損失(△) 18,632 2,605 873 43 1,204 △76 23,283 △27 23,255
    金融収益及び 金融費用 △156
    持分法による 投資損益 83
    税引前四半期利益 23,181

    その他の項目

    報告セグメント 合計 調整額 連結
    プリンティング・アンド・ソリューションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他 (注)1
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    減損損失 17 17 17

    (注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。

    2.セグメント損益(営業損益)の調整額△27百万円はセグメント間取引消去であります。

    6.企業結合

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    重要性が乏しいため、記載を省略しております。

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    該当事項はありません。

    7.棚卸資産

     期中に売上原価に含めて費用として認識された棚卸資産の評価減の金額は、以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    評価減の金額 4,106 4,044

    8.有形固定資産

    有形固定資産の取得の金額(企業結合による取得を含む)は、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、それぞれ6,615百万円、8,736百万円です。

    有形固定資産の売却又は処分の金額は、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、それぞれ462百万円、319百万円です。

    9.売上収益

    主たる地域市場と報告セグメントとの関連は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    報告セグメント 合計
    プリンティング・アンド・ソリュー ションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    国内(日本) 16,145 1,431 12,347 24,773 1 7,306 62,005
    米州 74,153 11,488 6,078 33 8,520 0 100,273
    欧州 59,983 4,646 4,241 13,563 82,435
    アジア他 24,221 1,814 8,965 108 7,913 0 43,024
    中国 18,742 500 7,681 271 3,517 36 30,749
    収益合計 193,246 19,881 39,314 25,186 33,515 7,343 318,487
    リース 24 1 69 4,309 823 793 6,021
    IFRS第15号 売上収益 193,222 19,879 39,244 20,877 32,692 6,550 312,466

    (注)売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    報告セグメント 合計
    プリンティング・アンド・ソリュー ションズ パーソナル ・アンド・ ホーム マシナリー ネット ワーク・ アンド・ コンテンツ ドミノ その他
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    国内(日本) 14,322 2,400 8,060 14,851 2 5,192 44,828
    米州 66,452 12,536 6,520 9 9,132 94,652
    欧州 56,222 7,657 2,882 12,297 79,059
    アジア他 21,174 2,227 4,760 33 7,400 56 35,652
    中国 19,776 424 11,744 103 3,818 0 35,868
    収益合計 177,948 25,246 33,967 14,999 32,650 5,249 290,062
    リース 23 69 2,896 833 724 4,547
    IFRS第15号 売上収益 177,925 25,246 33,898 12,102 31,816 4,525 285,515

    (注)売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。

    10.販売費及び一般管理費

     販売費及び一般管理費の内訳は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    従業員給付費用 46,892 45,597
    減価償却費及び償却費 8,386 8,597
    荷造運搬費 9,304 8,484
    広告宣伝費 6,186 3,209
    その他 35,609 31,741
    合計 106,380 97,630

    11.その他の収益及び費用

     その他の収益の内訳は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    固定資産売却益 29 671
    純損益を通じて公正価値で測定する金融商品の公正価値の純変動
    デリバティブ 150
    その他 218 485
    為替差益 0
    補助金収入 760 1,078
    その他 429 370
    合計 1,588 2,606

     その他の費用の内訳は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    固定資産除売却損 427 454
    減損損失 162 43
    純損益を通じて公正価値で測定する金融商品の公正価値の純変動
    デリバティブ 739
    為替差損 174
    災害による損失 96
    信用損失 167 235
    構造改革費用(注) 186 160
    その他 107 342
    合計 1,226 2,073

    (注)前第2四半期連結累計期間における構造改革費用は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業の一部の連結子会社における特別退職金等であります。

    当第2四半期連結累計期間における構造改革費用は、マシナリー事業の一部の連結子会社における特別退職金等であります。

    12.金融収益及び金融費用

    金融収益の内訳は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    受取利息
    償却原価で測定する金融資産 475 347
    受取配当金 164 125
    為替差益(注) 1,237 898
    その他 2 12
    合計 1,879 1,383

    金融費用の内訳は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    百万円 百万円
    支払利息
    償却原価で測定する金融負債 777 389
    リース負債に係る利息費用 430 381
    確定給付制度の純利息 113 116
    純損益を通じて公正価値で測定する金融商品の公正価値の純変動
    デリバティブ(注) 758 491
    その他 25 12
    合計 2,106 1,391

    (注)為替差益及び為替差損は、主に外貨建ての社債及び借入金から生じたものであります。外貨建借入金の為替換算レートの変動による損益への影響を回避するため、当社では、通貨金利スワップ契約を締結しており、その評価差額を金融収益及び金融費用として計上しております。

    13.配当金

     当社は、剰余金の配当について、会社法の規定に基づいて算定される分配可能額の範囲内で行っております。分配可能額は、日本基準に準拠して作成された当社の会計帳簿における利益剰余金の金額に基づいて算定されております。

     配当金の支払額は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    決議日 配当金の総額 1株当たり配当額 基準日 効力発生日
    百万円
    2019年5月31日 取締役会 7,803 30.00 2019年3月31日 2019年6月4日

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    決議日 配当金の総額 1株当たり配当額 基準日 効力発生日
    百万円
    2020年5月28日 取締役会 7,805 30.00 2020年3月31日 2020年6月9日

     また、基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計

    期間の末日後となるものは以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    決議日 配当金の総額 1株当たり配当額 基準日 効力発生日
    百万円
    2019年11月5日 取締役会 7,803 30.00 2019年9月30日 2019年11月29日

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    決議日 配当金の総額 1株当たり配当額 基準日 効力発生日
    百万円
    2020年11月9日 取締役会 7,025 27.00 2020年9月30日 2020年11月30日

    14.金融商品の公正価値

    (1)期末におけるクラス別帳簿価額及び公正価値

     金融商品の帳簿価額と公正価値は以下の通りであります。

     なお、公正価値で測定する金融商品及び帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については含めておりません。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第2四半期 連結会計期間 (2020年9月30日)
    帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    その他の金融資産 21,965 21,944 20,454 20,447
    負債:
    社債及び借入金 107,012 107,117 115,992 115,982
    その他の金融負債 32,271 32,271 32,930 32,930

    (2)公正価値の算定方法

     金融商品の公正価値の算定方法は以下の通りであります。

    (その他の金融資産、その他の金融負債)

     上場株式及び社債の公正価値については、期末日の市場価格によって算定し、公正価値の測定では活発な市場が存在するか否かによりレベル1又はレベル2に分類しております。非上場株式等の公正価値については、主としてマルチプル法又は時価純資産法により算定し、公正価値の測定ではレベル3に分類しております。非上場株式の公正価値測定にあたっては、評価倍率等の観察可能でないインプットを用いております。レベル3の金融商品に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。公正価値の測定に際しては、対象となる金融商品の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプットを用いております。また、公正価値の測定結果については上位役職者のレビューを受けております。経常的に公正価値で測定されるレベル3に分類される金融商品の公正価値の測定に関する重要な観察可能でないインプットは、EBIT倍率及び純資産倍率であります。当第2四半期連結会計期間の公正価値の測定に用いられたEBIT倍率は5.1倍~18.1倍であり、純資産倍率は0.8倍~2.7倍であります。公正価値はEBIT倍率又は純資産倍率の上昇(低下)により増加(減少)します。

     レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。

     デリバティブ等は、取引先金融機関等から提示された金利及び為替等の観察可能な市場データに基づいて算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算出しているため、公正価値の測定ではレベル2に分類しております。

    (3)公正価値ヒエラルキー

     公正価値で測定される金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。

    レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格

    レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

    レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

     公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。

     経常的に公正価値で測定されている金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下の通りであります。

    前連結会計年度(2020年3月31日)

    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 1,053 3,011 4,065
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 11,085 2,032 13,118
    合計 11,085 1,053 5,044 17,184
    負債:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    その他の金融負債 4,751 4,751
    合計 4,751 4,751

    当第2四半期連結会計期間(2020年9月30日)

    レベル1 レベル2 レベル3 合計
    百万円 百万円 百万円 百万円
    資産:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 132 3,127 3,259
    その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
    その他の金融資産 15,115 2,125 17,241
    合計 15,115 132 5,253 20,500
    負債:
    純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
    その他の金融負債 6,234 6,234
    合計 6,234 6,234

    (4)レベル3に分類された金融商品の変動

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    報告期末日時点での公正価値測定
    純損益を通じて 公正価値で測定する 金融資産 その他の包括利益を 通じて公正価値で 測定する金融資産 合計
    百万円 百万円 百万円
    期首残高 2,817 1,459 4,276
    利得及び損失合計 217 206 423
    損益(注)1 217 217
    その他の包括利益(注)2 206 206
    購入 128 128
    売却等 △90 △90
    外貨換算差額 △17 △0 △17
    その他 △4 △4
    期末残高 3,140 1,575 4,716

    (注)1.前第2四半期連結累計期間の損益に含まれている利得及び損失は、決算日時点の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれております。これらの利得及び損失のうち、前第2四半期連結会計期間末において保有する金融資産に係るものは、217百万円であります。

    (注)2.前第2四半期連結累計期間のその他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品」に含まれております。

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    報告期末日時点での公正価値測定
    純損益を通じて 公正価値で測定する 金融資産 その他の包括利益を 通じて公正価値で 測定する金融資産 合計
    百万円 百万円 百万円
    期首残高 3,011 2,032 5,044
    利得及び損失合計 116 92 209
    損益(注)1 116 116
    その他の包括利益(注)2 92 92
    購入 49 49
    外貨換算差額 △11 0 △11
    その他 △39 △39
    期末残高 3,127 2,125 5,253

    (注)1.当第2四半期連結累計期間の損益に含まれている利得及び損失は、決算日時点の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれております。これらの利得及び損失のうち、当第2四半期連結会計期間末において保有する金融資産に係るものは、116百万円であります。

    (注)2.当第2四半期連結累計期間のその他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品」に含まれております。

    15.財務活動に係る負債

    財務活動に係る負債の変動は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

    2019年4月1日 キャッシュ・フローを伴う変動 キャッシュ・フローを伴わない変動 2019年9月30日
    外貨換算差額 公正価値変動 新規リース契約 償却原価法による変動 企業結合による変動
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    短期借入金 122 111 △19 214
    長期借入金 (注)1
    長期借入金 76,432 △18,700 △1,218 43 56,557
    デリバティブ 4,411 △1,296 1,289 4,404
    小計 80,844 △19,997 △1,218 1,289 43 60,961
    社債 20,237 △21 8 20,225
    リース負債 (注)2 4,004 △4,261 △832 33,200 40 32,151
    合計 105,209 △24,147 △2,091 1,289 33,200 52 40 113,552

    (注)1.要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の長期借入金の返済による支出には、デリバティブの受払額を含めております。

    2.IFRS第16号適用開始時点のリース負債の変動額は、新規リース契約に含めております。

    当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

    2020年4月1日 キャッシュ・フローを伴う変動 キャッシュ・フローを伴わない変動 2020年9月30日
    外貨換算差額 公正価値変動 新規リース契約 償却原価法による変動 その他
    百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
    短期借入金 30,012 9,987 △0 40,000
    長期借入金
    長期借入金 56,850 △902 27 55,976
    デリバティブ 4,062 664 4,726
    小計 60,913 △902 664 27 60,702
    社債 20,148 △140 △0 8 20,016
    リース負債 29,989 △4,242 24 5,123 △200 30,694
    合計 141,064 5,603 △878 664 5,123 36 △200 151,413

    16.1株当たり利益

     基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益は以下の通りであります。

    前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益 (百万円) 27,275 24,697
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円) 27,275 24,697
    期中平均普通株式数(株) 259,773,102 259,851,411
    普通株式増加数
    新株予約権(株) 795,466 795,776
    希薄化後の期中平均普通株式数(株) 260,568,568 260,647,187
    基本的1株当たり四半期利益(円) 105.00 95.04
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 104.68 94.75
    前第2四半期連結会計期間 (自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) 当第2四半期連結会計期間 (自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
    親会社の普通株主に帰属する四半期利益 (百万円) 14,403 18,079
    希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円) 14,403 18,079
    期中平均普通株式数(株) 259,775,821 259,854,279
    普通株式増加数
    新株予約権(株) 824,383 823,532
    希薄化後の期中平均普通株式数(株) 260,600,204 260,677,811
    基本的1株当たり四半期利益(円) 55.45 69.58
    希薄化後1株当たり四半期利益(円) 55.27 69.36

    17.コミットメント

     決算日後の支出に関するコミットメントは以下の通りであります。

    前連結会計年度 (2020年3月31日) 当第2四半期 連結会計期間 (2020年9月30日)
    百万円 百万円
    有形固定資産の取得 5,796 5,157
    無形資産の取得 350 546
    合計 6,147 5,704

    18.後発事象

    2020年11月11日までの期間において後発事象の評価を行った結果、該当事項はありません。

    2【その他】

    2020年11月9日開催の取締役会において、次の通り剰余金の配当を行うことを決議いたしました。

    (イ)配当金の総額………………………………………7,025百万円

    (ロ)1株当たりの金額…………………………………27円00銭

    (ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2020年11月30日

    (注)2020年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行います。

    第二部【提出会社の保証会社等の情報】

     該当事項はありません。

    独立監査人の四半期レビュー報告書
    2020年11月11日
    ブ ラ ザ ー 工 業 株 式 会 社
    取 締 役 会   御 中
    有限責任監査法人 ト ー マ ツ
    名 古 屋 事 務 所
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 河 嶋 聡 史 ㊞
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 増 見 彰 則 ㊞
    指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 北 岡 宏 仁 ㊞

    監査人の結論

    当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているブラザー工業株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。

    当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、ブラザー工業株式会社及び連結子会社の2020年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。

    監査人の結論の根拠

    当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。

    要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

    経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。

    要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

    監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。

    要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

    監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。

    監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

    ・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。

    ・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。

    ・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。

    ・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。

    監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。

    利害関係

    会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以 上

    (注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。